JP3988390B2

JP3988390B2 - Key switch

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Publication number: JP3988390B2
Application number: JP2001012133A
Authority: JP
Inventors: 明弘荒瀧; 恭司山口; 良和大西; 宏可世木
Original assignee: Omron Corp
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 2001-01-19
Filing date: 2001-01-19
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2021-01-19
Also published as: JP2002216592A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械等の設備の保護フエンス（安全柵）のドア等の安全ドアスイッチ等に使用されるキースイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、キースイッチは、工作機械等の設備の保護フエンス（安全柵）の出入口に取り付けてあり、この出入口を開閉するドアにはキースイッチを作動させる操作キ−が取り付けてある。
【０００３】
そして、キースイッチとして、図１０の（１）〜（３）に示すソレノイドロックタイプがある。このソレノイドロックタイプのキースイッチでは、操作キ−Ｓの差し込みによりカム部材４１のロックを解除すると共に、カム部材４１を回転して、第１、第２のプランジャ４２、４３が復帰ばね４４の付勢力よりヘッド４５側に移動して、この第２のプランジャ４３の端部の当接面４３Ａがプランジャ案内部４６より案内壁部４７内に引っ込む。
【０００４】
このように、第２のプランジャ４３が最大に移動した状態になって、スイッチ部４８においては、第１のスイッチ部４９がオン作動状態になり、また、第２のスイッチ部５０がオフ作動状態になり、スイッチ部４８が作動したことが確認される。この場合、第３のプランジャ５１はロック解除用ばね５８の付勢力により後退（右方向に移動）して、スイッチ部４８がオン作動状態ではロックしていない。
【０００５】
そして、図１０の（３）に示すようにソレノイド５９に通電して第４のプランジャ５４を押し出し、レバ−５５をその回動中心Ｐで回転させて第３のプランジャ５１をロック解除用ばね５８に抗して移動させることにより、この第３のプランジャ５１が第２のプランジャ４３の端部の当接面４３Ａに当接して、スイッチ部４８をオン作動状態でロックする。
【０００６】
この場合、第４のプランジャ５４の移動により、検出スイッチ部５６がスイッチオンの状態になる。したがって、この検出スイッチ部５６でソレノイド５９によるロックを検出する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
工作機械等の設備の保護フエンスのドアを、未熟な作業者が強引に引き開けようとする場合がある。
【０００８】
このような場合、上記した従来のキースイッチにあっては、操作キーＳの引抜き方向への力がカム部材４１に加わり、このカム部材４１が回転しようとして第１のプランジャ４２に無理な力が作用し、この第１のプランジャ４２が折損し、また、カム部材４１の回転力が、第１のプランジャ４２を介して第２のプランジャ４３を無理に押し下げようとし、この第２のプランジャ４３の端部の当接面４３Ａが第３のプランジャ５１に押し付けられて、第２のプランジャ４３の端部が破損し、キースイッチが故障して安全性を損なうという問題点があった。
【０００９】
また、上記した従来のキースイッチにおいて、第１、第２のプランジャ４２、４３の直径を大きくして、無理な力に耐えるようにすることが考えられるが、第１、第２のプランジャ４２、４３の直径を大きくすると他の部品、例えばガイド部品などを改良する、また材質などを変更するといった大幅な変更が必要であり、キースイッチ全体を改良することにもつながり、不経済になるという問題点があった。
【００１０】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、回動体（カム部材）と作動体（プランジャ）とをそれぞれ複数に構成して、作動体（プランジャ）に加わる無理な力を分散して作動体（プランジャ）の折損事故を防止して安全性を確保することができるキースイッチを提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係るキースイッチは、操作キーに形成したキー部の差込みにより回動体を回転させ作動体を移動させてスイッチ部が作動するように構成し、且つロック・アンロック作動手段によりロック手段を作動させて作動体の移動をロックするように構成したキースイッチであって、回動体と作動体とをそれぞれ複数構成にすると共に、操作キーに形成するキー部を複数の回動体に対応して複数個形成し、作動体がロックされた際に、操作キーに加わった引き抜き方向の力が各キー部を介して複数の回動体にそれぞれ加わったときに、操作キーによる引き抜き方向の力が各作動体に分散されるように構成したものである。
【００１５】
かかる構成により、工作機械等の設備の保護フエンスのドアを、未熟な作業者が強引に引き開けようとした場合、操作キーの引抜き方向への力が回動体に加わり、この回動体が回転しようとして作動体に無理な力が作用するが、回動体と作動体とをそれぞれ複数に構成してあるために、作動体に加わる無理な力が分散される。このために、この作動体が折損することはなく、キースイッチが故障して安全性を損なうという問題点を解消することができる。
【００１６】
また、作動体の直径を大きくして、無理な力に耐えるようにする必要がなく、例えばガイド部品などを改良する必要がなく、キースイッチ全体を改良することもなく、不経済になることもない。なお、回動体はカム部材が該当し、作動体はカム部材に外接する第１プランジャとこの第１プランジャに連結された第２のプランジャとが該当する。また、ロック手段は第２のプランジャの端部に接する第３のプランジャが該当する。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００２４】
（実施の形態１）
図１は本発明に係るキースイッチの実施の形態１の構成の詳細説明図、図２は同キースイッチの縦断面図、図３は同キースイッチの概略的な構成説明図、図４は図１のＸ線方向からの矢視図である。
【００２５】
本発明に係るソレノイドロックタイプのキースイッチは、スイッチ本体Ａと、第１、第２のヘッドＨ１、Ｈ２とを備えている。
【００２６】
そして、スイッチ本体Ａは、スイッチ部２Ａ、２Ｂと、スイッチ部２Ａ、２Ｂをオン作動状態でロックするロック手段であるロック機構部３と、アクチュエータである押し込み作動タイプのソレノイド４の動作でロック機構部３を作動するロック・アンロック作動手段と、ソレノイド４によるロック解除を検出する検出スイッチ部６とを有している。
【００２７】
第１のヘッドＨ１はヘッドケース７−１を有しており、このヘッドケース７−１の正面部および上面部にはキー挿入口８−１が設けてある。そして、ヘッドケース７−１内には、回動体であるカム部材１０−１が支軸９−１により回転可能に軸支された状態で収容してある。
【００２８】
第２のヘッドＨ２はヘッドケース７−２を有しており、このヘッドケース７−２の正面部および上面部にはキー挿入口８−２が設けてある。そして、ヘッドケース７−２内には、回動体であるカム部材１０−２が支軸９−２により回転可能に軸支された状態で収容してある。
【００２９】
一方の作動体は、第１のプランジャ１１−１と、この第１のプランジャ１１−１に連結された第２のプランジャ１２−１と、第１、第２のプランジャ１１−１、１２−１を押し上げて第１のプランジャ１１−１をカム部材１０−１に外接させる復帰ばね１３−１とを有しており、スイッチ部２Ａは、常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１と常閉接点部Ｔ２３−１、Ｔ２４−１とを有している。
【００３０】
そして、常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１は、固定接点ｂ１と可動接点ａ１とを有しており、常閉接点部Ｔ２３−１、Ｔ２４−１は固定接点ｂ２と可動接点ａ２とを有している。
【００３１】
他方の作動体は、第１のプランジャ１１−２と、この第１のプランジャ１１−２に連結された第２のプランジャ１２−２と、第１、第２のプランジャ１１−２、１２−２を押し上げて第１のプランジャ１１−２をカム部材１０−２に外接させる復帰ばね１３−２とを有しており、スイッチ部２Ｂは、常開接点部Ｔ１１−２、Ｔ１２−２と常閉接点部Ｔ２３−２、Ｔ２４−２とを有している。
【００３２】
そして、常開接点部Ｔ１１−２、Ｔ１２−２は、固定接点ｂ１と可動接点ａ１を有しており、常閉接点部Ｔ２３−２、Ｔ２４−２は固定接点ｂ２と可動接点ａ２を有している。
【００３３】
ロック機構部３は、スイッチ本体Ａに設けられたプランジャ案内部１６を有しており、このプランジャ案内部１６の案内壁部１７には、第２のプランジャ１２−１、１２−２の端部１２Ａ−１、１２Ａ−２が挿入される挿入部１８−１、１８−２が設けてある。
【００３４】
そして、プランジャ案内部１６には第３のプランジャ１９が移動可能に設けてあり、この第３のプランジャ１９には、図１および図３、図４に示すように第１、第２のロック部１９Ａ、１９Ｂとばね受部２０とが形成してある。そして、このばね受部２０とプランジャ案内部１６に形成したばね受部１６Ａとの間にロック解除用ばね２１が介装してある。
【００３５】
スイッチ本体Ａには、レバ−２２が、その屈曲部を支軸２３に回転可能に支承されて設けてあり、このレバ−２２の一端部はピン２４により第３のプランジャ１９に連結してある。
【００３６】
検出スイッチ部６は、スイッチ本体Ａに移動可能に設けられた第４のプランジャ２５と、常開接点部Ｔ３１、Ｔ３２とを有している。そして、第４のプランジャ２５はレバ−２２の他端部にピン２４Ａにより連結されている。常開接点部Ｔ３１、Ｔ３２は固定接点ｂ３と可動接点ａ３を有している。
【００３７】
ソレノイド４は押し込み作動タイプ（プル型）のソレノイドであって、このソレノイド４が励磁されることにより押し出される可動連結部２７を備えており、この可動連結部２７は、ソレノイド４のコア（図示せず）に連結された軸部２８で構成してあり、この軸部２８は第４のプランジャ２５に連結してある。
【００３８】
そして、図５に示すようにスイッチ部２Ａの常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１と、検出スイッチ部６の常開接点部Ｔ３１、Ｔ３２とは安全回路Ｍに直列に接続してあり、スイッチ部２Ｂの常閉接点部Ｔ２３−１、Ｔ２４−１は表示灯端子Ｅ３に接続してあり、また、常閉接点部Ｔ２４−１は予備回路Ｎに接続してある。
【００３９】
また、スイッチ部２Ｂの常開接点部Ｔ１１−２、Ｔ１２−２及び常閉接点部Ｔ２３−２、２４−２は配線されていない。しかし、スイッチ部２Ａを作動する作動体（第１のプランジャ１１−１と第２のプランジャ１２−１）及びスイッチ部２Ｂを作動する作動体（第１のプランジャ１１−２と第２のプランジャ１２−２）は共に、ロック機構部３によりロックされるものである。
【００４０】
上記の構成を有するキースイッチを工作機械を外囲した保護フェンスのドアにおける安全スイッチとして使用した場合、ドアには図６に示す操作キ−３０が使用される。この場合、スイッチ部２Ａは電源回路開閉用に使用される。
【００４１】
操作キ−３０はキー本体３１を備えており、このキー本体３１の後部は直角に屈曲されていて、この屈曲部３１Ａには３個の孔部３４が幅方向に並べて設けてあり、また、キー本体３１の先側には互いに並列するキー部３２、３３が形成してある。
【００４２】
そして、操作キ−３０のドア４０への取付けは、図７に示すように側面Ｌ字形状の取付用ブラケット３９と取付用ボルト３５とナット３６とばね部材３７、３８とにより行われる。
【００４３】
すなわち、取付用ブラケット３９の一方の取付片部３９Ａには、この一方の取付片部３９Ａにその幅方向に並べて設けた３個の孔部３９ａに重ねてナット３６が固着してある。
【００４４】
そして、取付用ボルト３５にばね部材３８を取り付け、この取付用ボルト３５を操作キ−３０の屈曲部３１Ａの孔部３４に挿通し、さらに、取付用ボルト３５にばね部材３７を取り付けて、この取付用ボルト３５をナット３６に螺合することで、取付用ボルト３５に、操作キ−３０の屈曲部３１Ａを中にしてばね部材３７、３８を配置し、これらのばね部材３７、３８により操作キ−３０が保持されている。
【００４５】
そして、操作キ−３０の一方のキー部３２は第１のヘッドＨ１のキー挿入口８−１に、他方のキー部３３は第２のヘッドＨ２のキー挿入口８−２に、それぞれ挿入されることになるが、この場合、操作キ−３０がばね部材３７、３８により保持されているために、操作キ−３０側、すなわち保護フェンスのドア４０側に発生する衝撃はばね部材３７、３８により吸収され、ヘッドＨ１、Ｈ２側には衝撃は伝わらない。
【００４６】
また、操作キ−３０がばね部材３７、３８により保持されているために、一方および他方のキー部３２、３３の第１、第２のヘッドＨ１、Ｈ２のキー挿入口８−１，８−２への挿入時のがたつき吸収が可能になる。
【００４７】
また、取付用ボルト３５の頭部３５Ａは、この取付用ボルト３５に規定値以上の力が作用すると破壊するようにしてある。
【００４８】
次に、上記のように構成されたキースイッチの作動を、このキースイッチを工作機械を外囲した保護フェンスのドアにおける安全スイッチとして使用した場合について説明する。
【００４９】
まず、ドア４０を開放している状態においては、操作キ−３０は引き抜かれている。この状態においては、第１、第２のヘッドＨ１、Ｈ２では、カム部材１０−１、１０−２の外形によって、第１、第２のプランジャ１１−１、１２−１、１１−２、１２−２の上方へ移動が制限されており、図３に示されるように、スイッチ部２Ａ、２Ｂの常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１，Ｔ１１−２、Ｔ１２−２の各可動接点ａ１は各固定接点ｂ１から離間しており、さらに、検出スイッチ部６の可動接点ａ３も固定接点ｂ３から離間している。したがって、ドア４０の開放状態においては、工作機械等が駆動されることがない。
【００５０】
次に、ドア４０を閉じると、操作キ−３０の一方のキー部３２は第１のヘッドＨ１のキー挿入口８−１に、他方のキー部３３は第２のヘッドＨ２のキー挿入口８−２に、それぞれ挿入されることになる。
【００５１】
第１のヘッドＨ１においては、キ−部３２の挿入によってカム部材１０−１が、図８の（１）、（２）に示されるように回動し、キ−部３２の係合孔３２Ａにカム部材１０−１のカム外形の一部１０Ａが係合し、このカム部材１０−１の回動によってこのカム部材１０−１のロックを解除すると共に、カム部材１０−１を回転して、このカム部材１０−１に外接する第１のプランジャ１１−１に連結されている第２のプランジャ１２−１が復帰ばね１３−１の付勢力よりヘッドＨ１側に移動して、この第２のプランジャ１２−１の端部１２Ａ−１がプランジャ案内部１６より案内壁部１７内に引っ込む。
【００５２】
このように、第２のプランジャ１２−１が最大に移動した状態になって、スイッチ部２Ａにおいては、常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１がオン作動状態になり、また、常閉接点部Ｔ２３−１、Ｔ２４−１がオフ作動状態になり、後述のように検出スイッチ部６の接点ａ３、ｂ３も接触して工作機械等の電源回路がオンして工作機械が駆動可能状態となる。
【００５３】
また、第２のヘッドＨ２においては、キ−部３３の挿入によってカム部材１０−２が、図８の（１）、（２）に示されるように回動し、キ−部３３の係合孔３３Ａにカム部材１０−２のカム外形の一部１０Ａが係合し、このカム部材１０−２の回動によってこのカム部材１０−２のロックを解除すると共に、カム部材１０−２を回転して、このカム部材１０−２に外接する第１のプランジャ１１−２に連結されている第２のプランジャ１２−２が復帰ばね１３−２の付勢力よりヘッドＨ２側に移動して、この第２のプランジャ１２−２の端部１２Ａ−２がプランジャ案内部１６より案内壁部１７内に引っ込む。
【００５４】
この場合、第３のプランジャ１９はロック解除用ばね２１の付勢力により後退（右方向に移動）して、スイッチ部２Ａの常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１がオン作動状態ではロックしていない。
【００５５】
そして、ソレノイド４に通電して可動連結部２７を押し込み、この可動連結部２７で構成される軸部２８および第４のプランジャ２５を介してレバ−２２をその回動中心Ｐで時計回り方向に回転させて第３のプランジャ１９をロック解除用ばね２１に抗して移動させることにより、第２のプランジャ１２−１、１２−２の端部１２Ａ−１、１２Ａ−２に第３のプランジャ１９の第１、第２のロック部１９Ａ、１９Ｂを当接させ、スイッチ部２Ａの常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１がオン作動状態でロックすると共に、作動体（第１のプランジャ１１−２と第２のプランジャ１２−２）がロックされる。
【００５６】
この場合、第４のプランジャ２５の移動により、検出スイッチ部６がスイッチオンの状態になる。したがって、この検出スイッチ部６でソレノイド４によるロックを検出する。
【００５７】
また、スイッチ部２Ａの常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１をオフ作動させるには、ソレノイド４によるロックの解除と、前記操作キ−３０を引き抜くことにより行われ、スイッチ部２Ｂを作動する作動体（第１のプランジャ１１−２と第２のプランジャ１２−２）のロックの解除は、前記操作キ−３０を引き抜くことにより行われる。
【００５８】
すなわち、ソレノイド４への通電を停めることにより、ソレノイド４の励磁による可動連結部２７の押し込みを解除し、ロック解除用ばね２１のばね力でレバ−２２をその回動中心Ｐで反時計回り方向に回転させて第３のプランジャ１９を移動させることにより、第２のプランジャ１２−１、１２−２の端部１２Ａ−１、１２Ａ−２より第３のプランジャ１９の第１、第２のロック部１９Ａ、１９Ｂを外す。
【００５９】
そして、ドア４０を開くことにより、操作キ−３０の一方のキー部３２を第１のヘッドＨ１より引き抜き、他方のキー部３３を第２のヘッドＨ２より引き抜くことにより、キ−部３２、３３の横材３２Ｂ、３３Ｂでカム部材１０−１、１０−２を引き倒して、このカム部材１０−１、１０−２を逆回転させる。
【００６０】
これらのカム部材１０−１、１０−２の逆回転により、これらのカム部材１０−１、１０−２に摺接している第１のプランジャ１１−１、１１−２に連結されている第２のプランジャ１２−１、１２−２が復帰ばね１３−１、１３−２に抗して第１、第２のヘッドＨ１、Ｈ２側とは反対側に移動して、これらの第２のプランジャ１２−１、１２−２の端部１２Ａ−１、１２Ａ−２をプランジャ案内部１６に突出させる。
【００６１】
このためには、スイッチ部２Ａにおいては、常開接点部Ｔ１１−１、Ｔ１２−１がオフ作動状態になり、また、常閉接点部Ｔ２３−１、Ｔ２４−１がオン作動状態になる。
【００６２】
上記した本発明の実施の形態１によれば、工作機械等の設備の保護フエンスのドア４０を、未熟な作業者が強引に引き開けようとした場合、操作キー３０の引抜き方向への力がカム部材１０−１、１０−２に加わり、このカム部材１０−１、１０−２が回転しようとして第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２に無理な力が作用するが、カム部材１０−１、１０−２と第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２とをそれぞれ２重構成にしてあるために、第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２に加わる無理な力が分散される。このために、第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２が折損することはなく、キースイッチが故障して安全性を損なうという問題点を解消することができる。
【００６３】
また、プランジャの直径を大きくして、無理な力に耐えるようにする必要がなく、例えばガイド部品などを改良する必要がなく、キースイッチ全体を改良することにもなく、不経済になることもない。
【００６４】
なお、上記した本発明の実施の形態１では、ロック・アンロック作動手段を、押込み作動タイプのアクチュエータであるソレノイド４の押込み動作でスイッチ部２Ａ、２Ｂを作動状態でロックするアクチュエータロックタイプで構成したが、ロック・アンロック作動手段を、スイッチ部２Ａ、２Ｂを作動状態でロックし且つ引込み作動タイプのアクチュエータであるソレノイドの引き込み動作でロック解除を行うメカニカルロックタイプであってもよい。
【００６５】
また、上記した本発明の実施の形態１では、カム部材１０−１、１０−２と第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２とをそれぞれ２重構成にしたが、カム部材１０−１、１０−２と第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２とをそれぞれ２以外の複数構成にすることも可能である。
【００６６】
（実施の形態２）
本発明に係るキースイッチの実施の形態２を図９に示す。
【００６７】
本発明に係るキースイッチの実施の形態２では、回動体であるカム部材と、操作体である第１、第２のプランジャと、スイッチ部と、ロック手段と、ロック・アンロック作動手段とでスイッチ本体Ｆを構成し、他の回動体であるカム部材と他の操作体である第１、第２のプランジャとをユニット化してヘッドユニットＧを構成し、スイッチ本体ＦにヘッドユニットＧを連設するようにしたものである。
【００６８】
すなわち、スイッチ本体Ｆは、スイッチ部２Ａと、スイッチ部２Ａをオン作動状態でロックするロック手段であるロック機構部３Ａと、アクチュエータである押し込み作動タイプのソレノイド４の動作でロック機構部３Ａを作動するロック・アンロック作動手段と、ヘッド５Ａと、ソレノイド４によるロック解除を検出する検出スイッチ部６とを有する。
【００６９】
この場合、ロック機構部３Ａは、スイッチ本体Ｆに設けられたプランジャ案内部１６−１を有しており、このプランジャ案内部１６−１の案内壁部１７には、スイッチ部２Ａの第２のプランジャ１２−１の端部１２Ａ−１が挿入される挿入部１８−１が設けてある。
【００７０】
そして、プランジャ案内部１６−１には第３のプランジャ１９が移動可能に設けられており、この第３のプランジャ１９には、第１、第２のロック部１９Ａ、１９Ｂとばね受部２０とが形成してある。そして、このばね受部２０とプランジャ案内部１６に形成したばね受部１６Ａとの間にロック解除用ばね２１が介装してある。
【００７１】
また、スイッチ本体Ｆとは別体のヘッドユニットＧは、ヘッド５Ｂとスイッチ部２Ｂとロック機構部３Ｂとで構成してある。ヘッド５Ｂはヘッドケース７−２を有しており、このヘッドケース７−２の正面部および上面部にはキー挿入ロ８−２が設けてある。そして、ヘッドケース７−２内にはカム部材１０−２が支軸９−２により回転可能に軸支された状態で収容してある。
【００７２】
ロック機構部３Ｂは、ケースＧ−１に設けられたプランジャ案内部１６−２を有しており、このプランジャ案内部１６−２の案内壁部１７には、スイッチ部２Ｂの第２のプランジャ１２−２の端部１２Ａ−２が挿入される挿入部１８−２が設けてある。
【００７３】
そして、スイッチ本体ＦにヘッドユニットＧが連設（付加）してあって、第３のプランジャ１９がヘッドユニットＧのプランジャ案内部１６−２に移動可能に挿入してある。
【００７４】
そして、他の構成は、上記した本発明の実施の形態１の場合と同様であるために、同じ符号を付して説明を省略する。また、動作は、本発明の実施の形態１の場合と同様であるために説明を省略する。
【００７５】
上記した本発明の実施の形態２によれば、ヘッドユニットＧをスイッチ本体Ｆに連設（付加）することで、カム部材１０−１、１０−２と第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２とをそれぞれ２重構成にすることができる。
【００７６】
したがって、工作機械等の設備の保護フエンスのドア４０を、未熟な作業者が強引に引き開けようとした場合、操作キー３０の引抜き方向への力がカム部材１０−１、１０−２に加わり、このカム部材１０−１、１０−２が回転しようとして第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２に無理な力が作用するが、第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２に加わる無理な力が分散される。このために、第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２が折損することはなく、キースイッチが故障して安全性を損なうという問題点を解消することができる。
【００７７】
また、プランジャの直径を大きくして、無理な力に耐えるようにする必要がなく、例えばガイド部品などを改良する必要がなく、キースイッチ全体を改良することにもなく、不経済になることもない。
【００７８】
なお、上記した本発明の実施の形態２では、ロック・アンロック作動手段を、押込み作動タイプのアクチュエータであるソレノイド４の押込み動作でスイッチ部２Ａ、２Ｂを作動状態でロックするアクチュエータロックタイプで構成したが、ロック・アンロック作動手段を、スイッチ部２Ａ、２Ｂを作動状態でロックし且つ引込み作動タイプのアクチュエータであるソレノイドの引き込み動作でロック解除を行うメカニカルロックタイプであってもよい。
【００７９】
また、上記した本発明の実施の形態２では、カム部材１０−１、１０−２と第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２とをそれぞれ２重構成にしたが、複数のヘッドユニットＧをスイッチ本体Ｆに連設（付加）することで、カム部材１０−１、１０−２と第１、第２のプランジャ１１−１、１１−２、１２−１、１２−２とをそれぞれ２以外の複数構成にすることも可能である。
【００８０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るキースイッチによれば、工作機械等の設備の、未熟な作業者が、保護フエンスのドアを強引に引き開けようとした場合、操作キーの引抜き方向への力が回動体（カム部材）に加わり、この回動体（カム部材）が回転しようとして作動体（プランジャ）に無理な力が作用するが、回動体（カム部材）と作動体（プランジャ）とをそれぞれ複数構成にしてあるために、作動体（プランジャ）に加わる無理な力が分散される。このために、この作動体（プランジャ）が折損することはなく、キースイッチが故障して安全性を損なうという問題点を解消することができる。
【００８１】
また、作動体（プランジャ）の直径を大きくして、無理な力に耐えるようにする必要がなく、例えばガイド部品などを改良する必要がなく、キースイッチ全体を改良することにもなく、不経済になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るキースイッチの実施の形態１の構成（キーを挿入しない状態）の詳細説明図である。
【図２】同キースイッチの縦断面図である。
【図３】同キースイッチの概略的な構成明図である。
【図４】図１のＸ線方向からの矢視図である。
【図５】同キースイッチの、キーを挿入した状態の回路図である。
【図６】操作キーの組立状態の斜視図である。
【図７】同操作キーの組立状態の側面図である。
【図８】（１）、（２）は同キースイッチの作動説明図である。
【図９】本発明に係るキースイッチの実施の形態２の概略的な構成説明図である。
【図１０】（１）〜（３）は従来のキースイッチの作動説明図である。
【符号の説明】
Ａスイッチ本体
Ｆスイッチ本体
Ｇヘッドユニット
Ｈ１第１のヘッド
Ｈ２第２のヘッド
Ｔ１１−１常開接点部
Ｔ１２−１常開接点部
Ｔ１１−２常開接点部
Ｔ１２−２常開接点部
Ｔ２３−１常閉接点部
Ｔ２３−２常閉接点部
Ｔ２４−１常閉接点部
Ｔ２４−２常閉接点部
Ｔ３１常開接点部
Ｔ３２常開接点部
２Ａスイッチ部
２Ｂスイッチ部
３ロック機構部（ロック手段）
３Ａロック機構部（ロック手段）
３Ｂロック機構部（ロック手段）
４ソレノイド（ロック・アンロック作動手段）
７−１ヘッドケース
７−２ヘッドケース
８−１キー挿入口
８−２キー挿入口
９−１支軸
９−２支軸
１０−１カム部材（回動体）
１０−２カム部材（回動体）
１１−１第１のプランジャ（作動体）
１１−２第２のプランジャ（作動体）
１２−１第１のプランジャ（作動体）
１２−２第２のプランジャ（作動体）
１３−１復帰ばね
１３−２復帰ばね
１６プランジャ案内部
１６−１プランジャ案内部
１６−２プランジャ案内部
１６Ａばね受部
１７案内壁部
１８−１挿入部
１８−２挿入部
１９第３のプランジャ
１９Ａロック部
１９Ｂロック部
２０ばね受部
２１ロック解除用ばね
２２レバ−
２３支軸
２４ピン
２４Ａピン
２５第４のプランジャ
２７可動連結部
２８軸部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a key switch used for a safety door switch such as a door of a protection fence (safety fence) of equipment such as a machine tool. In It is related.
[0002]
[Prior art]
Generally, a key switch is attached to an entrance / exit of a protection fence (safety fence) of equipment such as a machine tool, and an operation key for operating the key switch is attached to a door that opens and closes the entrance / exit.
[0003]
And as a key switch, there exists a solenoid lock type shown to (1)-(3) of FIG. In this solenoid lock type key switch, the lock of the cam member 41 is released by inserting the operation key S, and the cam member 41 is rotated so that the first and second plungers 42 and 43 are attached to the return spring 44. Moving to the head 45 side from the force, the contact surface 43A at the end of the second plunger 43 is retracted into the guide wall 47 from the plunger guide 46.
[0004]
In this way, the second plunger 43 is moved to the maximum, and in the switch unit 48, the first switch unit 49 is turned on, and the second switch unit 50 is turned off. Thus, it is confirmed that the switch unit 48 is activated. In this case, the third plunger 51 is retracted (moved in the right direction) by the urging force of the unlocking spring 58, and is not locked when the switch portion 48 is in the ON operation state.
[0005]
Then, as shown in (3) of FIG. 10, the solenoid 59 is energized to push out the fourth plunger 54, and the lever 55 is rotated about its rotation center P, so that the third plunger 51 is unlocked. As a result, the third plunger 51 comes into contact with the contact surface 43A at the end of the second plunger 43, and the switch portion 48 is locked in the on-operation state.
[0006]
In this case, the detection switch unit 56 is switched on by the movement of the fourth plunger 54. Therefore, the detection switch 56 detects the lock by the solenoid 59.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
There are cases where an unskilled worker tries to forcefully open a door of a protective fence of equipment such as a machine tool.
[0008]
In such a case, in the conventional key switch described above, a force in the pulling direction of the operation key S is applied to the cam member 41, and an excessive force is applied to the first plunger 42 as the cam member 41 tries to rotate. The first plunger 42 is broken, and the rotational force of the cam member 41 tries to force the second plunger 43 to be pushed down via the first plunger 42. The end contact surface 43A is pressed against the third plunger 51, the end of the second plunger 43 is damaged, and the key switch breaks down, which impairs safety.
[0009]
In the conventional key switch described above, it is conceivable to increase the diameters of the first and second plungers 42 and 43 so as to withstand an excessive force. Increasing the diameter of 43 requires other major changes such as improving other parts, such as guide parts, and changing the material, etc., leading to improvement of the entire key switch, which is uneconomical. There was a point.
[0010]
The present invention has been made paying attention to the above problems, and its Eye The target is to configure a plurality of rotating bodies (cam members) and actuating bodies (plungers) to distribute the excessive force applied to the actuating bodies (plungers) to prevent the actuating body (plunger) from being broken. An object of the present invention is to provide a key switch that can prevent and secure safety.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
above Eye In order to achieve the target, the key switch according to the present invention includes an operation key. Key part formed in Rotate the rotating body by inserting Product Move moving object Let Switch section But Operation Configure to And actuating body by actuating the locking means by the locking / unlocking actuation means Move To lock Constitution The key switch has a plurality of rotating bodies and actuating bodies. In addition, a plurality of key portions formed on the operation keys are formed corresponding to the plurality of rotating bodies, and when the operating body is locked, the force in the pulling direction applied to the operation keys is set via the key portions. Configured so that the force in the pull-out direction by the operation key is distributed to each operating body when it is applied to each rotating body It is a thing.
[0015]
With this configuration, when an inexperienced operator tries to forcefully open the door of the protective fence of equipment such as a machine tool, force in the pulling direction of the operation key is applied to the rotating body, and this rotating body will rotate. As described above, an unreasonable force acts on the actuating body. However, since the rotating body and the actuating body are configured in plural, the unreasonable force applied to the actuating body is dispersed. For this reason, the operating body is not broken, and the problem that the key switch breaks down and the safety is impaired can be solved.
[0016]
Also, it is not necessary to increase the diameter of the operating body to withstand excessive force, for example, there is no need to improve the guide parts, etc. Absent. The rotating body corresponds to a cam member, and the operating body corresponds to a first plunger circumscribing the cam member and a second plunger connected to the first plunger. The locking means corresponds to a third plunger that contacts the end of the second plunger.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0024]
(Embodiment 1)
1 is a detailed explanatory diagram of the configuration of the first embodiment of the key switch according to the present invention, FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the key switch, FIG. 3 is a schematic configuration explanatory diagram of the key switch, and FIG. It is an arrow view from the X-ray direction of 1.
[0025]
The solenoid lock type key switch according to the present invention includes a switch main body A and first and second heads H1 and H2.
[0026]
The switch main body A includes a switch mechanism 2A, 2B, a lock mechanism unit 3 that is a lock unit that locks the switch units 2A, 2B in an on-operation state, and a push-action type solenoid 4 that is an actuator. It has a lock / unlock actuating means for actuating the part 3 and a detection switch part 6 for detecting unlocking by the solenoid 4.
[0027]
The first head H1 has a head case 7-1, and a key insertion port 8-1 is provided on the front and top surfaces of the head case 7-1. In the head case 7-1, a cam member 10-1, which is a rotating body, is accommodated while being rotatably supported by a support shaft 9-1.
[0028]
The second head H2 has a head case 7-2, and a key insertion slot 8-2 is provided on the front and top surfaces of the head case 7-2. In the head case 7-2, a cam member 10-2, which is a rotating body, is housed in a state of being rotatably supported by a support shaft 9-2.
[0029]
One operating body includes a first plunger 11-1, a second plunger 12-1 connected to the first plunger 11-1, and first and second plungers 11-1, 12-1. And a return spring 13-1 for circumscribing the first plunger 11-1 to the cam member 10-1, and the switch portion 2A is normally closed with the normally open contact portions T11-1, T12-1. It has contact portions T23-1 and T24-1.
[0030]
The normally open contact portions T11-1 and T12-1 have a fixed contact b1 and a movable contact a1, and the normally closed contact portions T23-1 and T24-1 have a fixed contact b2 and a movable contact a2. Have.
[0031]
The other operating body includes a first plunger 11-2, a second plunger 12-2 connected to the first plunger 11-2, and first and second plungers 11-2 and 12-2. And a return spring 13-2 that circumscribes the first plunger 11-2 to the cam member 10-2, and the switch portion 2B is normally closed with the normally open contact portions T11-2 and T12-2. It has contact portions T23-2 and T24-2.
[0032]
The normally open contact portions T11-2 and T12-2 have a fixed contact b1 and a movable contact a1, and the normally closed contact portions T23-2 and T24-2 have a fixed contact b2 and a movable contact a2. ing.
[0033]
The lock mechanism 3 has a plunger guide 16 provided in the switch body A. The guide wall 17 of the plunger guide 16 has end portions of the second plungers 12-1 and 12-2. Insertion portions 18-1 and 18-2 into which 12A-1 and 12A-2 are inserted are provided.
[0034]
A third plunger 19 is movably provided in the plunger guide portion 16, and the third plunger 19 includes first and second lock portions as shown in FIGS. 1, 3, and 4. 19A and 19B and the spring receiving part 20 are formed. An unlocking spring 21 is interposed between the spring receiving portion 20 and a spring receiving portion 16 A formed on the plunger guide portion 16.
[0035]
The switch body A is provided with a lever 22 having a bent portion rotatably supported by a support shaft 23, and one end portion of the lever 22 is connected to the third plunger 19 by a pin 24. .
[0036]
The detection switch unit 6 includes a fourth plunger 25 movably provided on the switch body A, and normally open contact portions T31 and T32. The fourth plunger 25 is connected to the other end of the lever 22 by a pin 24A. The normally open contact portions T31 and T32 have a fixed contact b3 and a movable contact a3.
[0037]
The solenoid 4 is a push-acting type (pull type) solenoid, and includes a movable connecting portion 27 that is pushed out when the solenoid 4 is excited. The movable connecting portion 27 is a core of the solenoid 4 (not shown). The shaft portion 28 is connected to the fourth plunger 25.
[0038]
As shown in FIG. 5, the normally open contact portions T11-1 and T12-1 of the switch portion 2A and the normally open contact portions T31 and T32 of the detection switch portion 6 are connected in series to the safety circuit M. The normally closed contact portions T23-1 and T24-1 of the switch portion 2B are connected to the indicator lamp terminal E3, and the normally closed contact portion T24-1 is connected to the spare circuit N.
[0039]
Further, the normally open contact portions T11-2 and T12-2 and the normally closed contact portions T23-2 and 24-2 of the switch portion 2B are not wired. However, the operating body (the first plunger 11-1 and the second plunger 12-1) that operates the switch unit 2A and the operating body (the first plunger 11-2 and the second plunger 12) that operate the switch unit 2B. -2) are both locked by the lock mechanism 3.
[0040]
When the key switch having the above configuration is used as a safety switch in a door of a protective fence surrounding a machine tool, an operation key 30 shown in FIG. 6 is used for the door. In this case, the switch unit 2A is used for opening and closing the power supply circuit.
[0041]
The operation key 30 includes a key body 31. The rear portion of the key body 31 is bent at a right angle, and three holes 34 are arranged in the width direction in the bent portion 31A. Key portions 32 and 33 are formed in parallel with each other on the front side of the key body 31.
[0042]
Then, the operation key 30 is attached to the door 40 by means of an L-shaped attachment bracket 39, attachment bolts 35, nuts 36, and spring members 37, 38 as shown in FIG.
[0043]
That is, the nut 36 is fixed to one mounting piece portion 39A of the mounting bracket 39 so as to overlap the three hole portions 39a provided on the one mounting piece portion 39A in the width direction.
[0044]
Then, the spring member 38 is attached to the mounting bolt 35, the mounting bolt 35 is inserted into the hole 34 of the bent portion 31A of the operation key 30, and the spring member 37 is attached to the mounting bolt 35. By screwing the mounting bolt 35 into the nut 36, spring members 37, 38 are arranged on the mounting bolt 35 with the bent portion 31 A of the operation key 30 inside, and the spring members 37, 38 can be operated by these spring members 37, 38. The key 30 is held.
[0045]
One key portion 32 of the operation key 30 is inserted into the key insertion port 8-1 of the first head H1, and the other key portion 33 is inserted into the key insertion port 8-2 of the second head H2. However, in this case, since the operation key 30 is held by the spring members 37 and 38, the impact generated on the operation key 30 side, that is, the door 40 side of the protective fence, is spring members 37 and 38. And no impact is transmitted to the heads H1 and H2.
[0046]
Since the operation key 30 is held by the spring members 37 and 38, the key insertion ports 8-1 and 8- of the first and second heads H1 and H2 of the one and the other key portions 32 and 33 are provided. The rattling absorption at the time of insertion in 2 becomes possible.
[0047]
Further, the head portion 35A of the mounting bolt 35 is destroyed when a force exceeding a specified value is applied to the mounting bolt 35.
[0048]
Next, the operation of the key switch configured as described above will be described in the case where this key switch is used as a safety switch in a door of a protective fence surrounding a machine tool.
[0049]
First, in a state where the door 40 is opened, the operation key 30 is pulled out. In this state, in the first and second heads H1 and H2, the first and second plungers 11-1, 12-1, 11-2, and 12 are formed according to the outer shape of the cam members 10-1 and 10-2. -2 is restricted to move upward, and as shown in FIG. 3, each of the movable contacts a1 of the normally open contact portions T11-1, T12-1, T11-2, and T12-2 of the switch portions 2A and 2B. Is separated from each fixed contact b1, and the movable contact a3 of the detection switch unit 6 is also separated from the fixed contact b3. Therefore, the machine tool or the like is not driven when the door 40 is open.
[0050]
Next, when the door 40 is closed, one key portion 32 of the operation key 30 is placed in the key insertion port 8-1 of the first head H1, and the other key portion 33 is placed in the key insertion port 8 of the second head H2. -2 will be inserted respectively.
[0051]
In the first head H1, insertion of the key portion 32 causes the cam member 10-1 to rotate as shown in (1) and (2) of FIG. 10A of the cam outer shape of the cam member 10-1 is engaged with the cam member 10-1. The cam member 10-1 is unlocked by rotating the cam member 10-1, and the cam member 10-1 is rotated. The second plunger 12-1 connected to the first plunger 11-1 circumscribing the cam member 10-1 moves to the head H1 side by the biasing force of the return spring 13-1, and this second The end portion 12 A- 1 of the plunger 12-1 is retracted into the guide wall portion 17 from the plunger guide portion 16.
[0052]
In this way, the second plunger 12-1 is moved to the maximum, the normally open contact portions T11-1 and T12-1 are turned on in the switch portion 2A, and the normally closed contact is also provided. The parts T23-1 and T24-1 are turned off, the contacts a3 and b3 of the detection switch part 6 are also contacted as described later, and the power supply circuit such as a machine tool is turned on so that the machine tool can be driven. .
[0053]
Further, in the second head H2, the cam member 10-2 is rotated as shown in (1) and (2) of FIG. A part 10A of the cam outer shape of the cam member 10-2 is engaged with the hole 33A, and the cam member 10-2 is unlocked and rotated by rotating the cam member 10-2. Then, the second plunger 12-2 connected to the first plunger 11-2 circumscribing the cam member 10-2 moves to the head H2 side by the urging force of the return spring 13-2, and this The end portion 12 A- 2 of the second plunger 12-2 is retracted into the guide wall portion 17 from the plunger guide portion 16.
[0054]
In this case, the third plunger 19 is retracted (moved in the right direction) by the urging force of the unlocking spring 21 and is locked when the normally open contact portions T11-1 and T12-1 of the switch portion 2A are in the ON operation state. Not.
[0055]
Then, the solenoid 4 is energized to push in the movable connecting portion 27, and the lever 22 is rotated in the clockwise direction at the rotation center P through the shaft portion 28 constituted by the movable connecting portion 27 and the fourth plunger 25. The third plunger 19 is moved to the end portions 12A-1 and 12A-2 of the second plungers 12-1 and 12-2 by rotating and moving the third plunger 19 against the unlocking spring 21. The first and second lock portions 19A and 19B are brought into contact with each other, and the normally open contact portions T11-1 and T12-1 of the switch portion 2A are locked in the ON operation state, and the operating body (first plunger 11- 2 and the second plunger 12-2) are locked.
[0056]
In this case, the detection switch unit 6 is switched on by the movement of the fourth plunger 25. Therefore, the detection switch unit 6 detects the lock by the solenoid 4.
[0057]
Further, the normally open contact portions T11-1 and T12-1 of the switch unit 2A are turned off by releasing the lock by the solenoid 4 and pulling out the operation key 30 to operate the switch unit 2B. The unlocking of the operating bodies (the first plunger 11-2 and the second plunger 12-2) is performed by pulling out the operation key 30.
[0058]
That is, by de-energizing the solenoid 4, the pushing of the movable connecting portion 27 due to the excitation of the solenoid 4 is released, and the lever 22 is rotated counterclockwise at the rotation center P by the spring force of the lock release spring 21. And the third plunger 19 is moved to move the first and second locks of the third plunger 19 from the end portions 12A-1 and 12A-2 of the second plungers 12-1 and 12-2. Remove parts 19A and 19B.
[0059]
Then, by opening the door 40, one key portion 32 of the operation key 30 is pulled out from the first head H1, and the other key portion 33 is pulled out from the second head H2, so that the key portions 32, 33 are pulled out. The cam members 10-1 and 10-2 are pulled down by the cross members 32B and 33B, and the cam members 10-1 and 10-2 are reversely rotated.
[0060]
Due to the reverse rotation of these cam members 10-1 and 10-2, the second plungers 11-1 and 11-2 are connected to the first plungers 11-1 and 11-2 which are in sliding contact with these cam members 10-1 and 10-2. The plungers 12-1 and 12-2 move to the opposite side of the first and second heads H 1 and H 2 against the return springs 13-1 and 13-2, and these second plungers 12 are moved. 1 and 12-2 project the plunger guide 16 at the end portions 12A-1 and 12A-2.
[0061]
For this purpose, in the switch portion 2A, the normally open contact portions T11-1 and T12-1 are turned off, and the normally closed contact portions T23-1 and T24-1 are turned on.
[0062]
According to the first embodiment of the present invention described above, when an inexperienced operator tries to forcibly open the door 40 of the protective fenance of equipment such as a machine tool, the force in the pulling direction of the operation key 30 is reduced. The cam members 10-1 and 10-2 are joined, and the cam members 10-1 and 10-2 try to rotate, making the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1 and 12-2 impossible. However, the cam members 10-1 and 10-2 and the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, and 12-2 are each configured in a double configuration. Unreasonable force applied to the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, and 12-2 is dispersed. For this reason, the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, 12-2 are not broken, and the problem that the key switch breaks and the safety is lost is solved. Can do.
[0063]
Also, it is not necessary to increase the plunger diameter to withstand excessive force, for example, there is no need to improve the guide parts, etc. Absent.
[0064]
In the first embodiment of the present invention described above, the lock / unlock actuating means is constituted by an actuator lock type that locks the switch portions 2A, 2B in an actuated state by the push-in action of the solenoid 4, which is a push-in type actuator. However, the lock / unlock actuating means may be a mechanical lock type that locks the switch portions 2A and 2B in an actuated state and releases the lock by a retracting operation of a solenoid that is a retracting type actuator.
[0065]
In the first embodiment of the present invention described above, the cam members 10-1, 10-2 and the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, 12-2 are each doubled. Although it was configured, the cam members 10-1 and 10-2 and the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, and 12-2 can be configured in a plurality of configurations other than 2, respectively. It is.
[0066]
(Embodiment 2)
Embodiment 2 of the key switch according to the present invention is shown in FIG.
[0067]
In the second embodiment of the key switch according to the present invention, the cam member that is the rotating body, the first and second plungers that are the operating body, the switch portion, the lock means, and the lock / unlock operation means. A switch body F is configured, and a cam member that is another rotating body and first and second plungers that are other operating bodies are unitized to form a head unit G. The head unit G is connected to the switch body F. It is intended to be installed.
[0068]
That is, the switch main body F operates the lock mechanism portion 3A by the operation of the switch portion 2A, the lock mechanism portion 3A that is a lock means for locking the switch portion 2A in the ON operation state, and the push-acting solenoid 4 that is an actuator. Locking / unlocking operation means, a head 5A, and a detection switch section 6 for detecting unlocking by the solenoid 4.
[0069]
In this case, the lock mechanism portion 3A has a plunger guide portion 16-1 provided in the switch body F, and the guide wall portion 17 of the plunger guide portion 16-1 has a second portion of the switch portion 2A. An insertion portion 18-1 into which the end portion 12A-1 of the plunger 12-1 is inserted is provided.
[0070]
A third plunger 19 is movably provided in the plunger guide portion 16-1. The third plunger 19 includes first and second lock portions 19A and 19B, a spring receiving portion 20, and the like. Is formed. An unlocking spring 21 is interposed between the spring receiving portion 20 and a spring receiving portion 16 A formed on the plunger guide portion 16.
[0071]
The head unit G, which is separate from the switch main body F, includes a head 5B, a switch unit 2B, and a lock mechanism unit 3B. The head 5B has a head case 7-2, and a key insertion rod 8-2 is provided on the front and top surfaces of the head case 7-2. And in the head case 7-2, the cam member 10-2 is accommodated in the state rotatably supported by the support shaft 9-2.
[0072]
The lock mechanism portion 3B has a plunger guide portion 16-2 provided in the case G-1, and the guide wall portion 17 of the plunger guide portion 16-2 has a second plunger 12 of the switch portion 2B. -2 end portion 12A-2 is inserted.
[0073]
A head unit G is connected (added) to the switch body F, and the third plunger 19 is movably inserted into the plunger guide portion 16-2 of the head unit G.
[0074]
Since the other configuration is the same as that of the first embodiment of the present invention, the same reference numerals are given and the description thereof is omitted. Further, since the operation is the same as that of the first embodiment of the present invention, description thereof is omitted.
[0075]
According to the second embodiment of the present invention described above, the head unit G is connected (added) to the switch body F, so that the cam members 10-1, 10-2 and the first and second plungers 11-1 are provided. 11-2, 12-1, and 12-2 can each have a double configuration.
[0076]
Therefore, when an unskilled worker tries to forcefully open the door 40 of the protection fenance of equipment such as a machine tool, a force in the pulling direction of the operation key 30 is applied to the cam members 10-1 and 10-2. An unreasonable force acts on the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, and 12-2 as the cam members 10-1 and 10-2 try to rotate. Unreasonable force applied to the two plungers 11-1, 11-2, 12-1, and 12-2 is dispersed. For this reason, the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, 12-2 are not broken, and the problem that the key switch breaks and the safety is lost is solved. Can do.
[0077]
Also, it is not necessary to increase the plunger diameter to withstand excessive force, for example, there is no need to improve the guide parts, etc. Absent.
[0078]
In the second embodiment of the present invention described above, the lock / unlock actuating means is constituted by an actuator lock type that locks the switch portions 2A and 2B in an actuated state by pushing the solenoid 4 as a push actuating type actuator. However, the lock / unlock actuating means may be a mechanical lock type that locks the switch portions 2A and 2B in an actuated state and releases the lock by a retracting operation of a solenoid that is a retracting type actuator.
[0079]
In the second embodiment of the present invention described above, the cam members 10-1, 10-2 and the first and second plungers 11-1, 11-2, 12-1, 12-2 are each doubled. Although it was configured, by connecting (adding) a plurality of head units G to the switch body F, the cam members 10-1, 10-2 and the first and second plungers 11-1, 11-2, 12 are provided. -1, 12-2 can be configured in plural other than two.
[0080]
【The invention's effect】
As described above, according to the key switch of the present invention, when an unskilled operator of a machine tool or the like attempts to forcibly open the door of the protective fuse, the operation key is pulled in the direction of pulling out. A force is applied to the rotating body (cam member), and an unreasonable force acts on the operating body (plunger) as the rotating body (cam member) tries to rotate, but the rotating body (cam member) and the operating body (plunger) Since each has a plurality of configurations, excessive force applied to the operating body (plunger) is dispersed. For this reason, this operation body (plunger) is not broken, and the problem that the key switch breaks down and the safety is impaired can be solved.
[0081]
In addition, it is not necessary to increase the diameter of the actuator (plunger) to withstand excessive force, for example, to improve the guide parts, etc. It will never be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a detailed explanatory diagram of a configuration (a state in which no key is inserted) of a key switch according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the key switch.
FIG. 3 is a schematic diagram of the configuration of the key switch.
4 is an arrow view from the X-ray direction of FIG. 1;
FIG. 5 is a circuit diagram of the key switch with a key inserted.
FIG. 6 is a perspective view of an assembled state of operation keys.
FIG. 7 is a side view showing the assembled state of the operation keys.
FIGS. 8A and 8B are operation explanatory views of the key switch.
FIG. 9 is a schematic configuration explanatory diagram of Embodiment 2 of a key switch according to the present invention.
FIGS. 10A to 10C are operation explanatory views of a conventional key switch.
[Explanation of symbols]
A Switch body
F Switch body
G Head unit
H1 first head
H2 second head
T11-1 Normally open contact
T12-1 Normally open contact
T11-2 Normally open contact
T12-2 Normally open contact
T23-1 normally closed contact
T23-2 Normally closed contact
T24-1 Normally closed contact
T24-2 Normally closed contact
T31 normally open contact
T32 normally open contact
2A switch
2B Switch part
3 Locking mechanism (locking means)
3A Locking mechanism (locking means)
3B Lock mechanism (locking means)
4 Solenoid (lock / unlock operation means)
7-1 Head case
7-2 Head case
8-1 Key insertion slot
8-2 Key insertion slot
9-1 Spindle
9-2 Spindle
10-1 Cam member (rotating body)
10-2 Cam member (rotating body)
11-1 First plunger (actuator)
11-2 Second plunger (actuator)
12-1 First plunger (actuator)
12-2 Second plunger (actuator)
13-1 Return spring
13-2 Return spring
16 Plunger guide
16-1 Plunger guide
16-2 Plunger guide
16A Spring receiving part
17 Guide wall
18-1 Insertion section
18-2 Insertion section
19 Third plunger
19A Lock part
19B Lock part
20 Spring receiving part
21 Unlocking spring
22 Lever
23 Spindle
24 pin
24A pin
25 Fourth plunger
27 Movable connecting part
28 Shaft

Claims

Operation key to move the rotate operation body of the rotating body by insertion of the formed key portions configured to switch unit is operated, and moves by operating the locking means of the actuating member by locking and unlocking the actuating means A key switch configured to lock
A plurality of the rotating body and the operating body are respectively configured, and a plurality of the key portions formed on the operation key are formed corresponding to the plurality of rotating bodies, and when the operating body is locked, The pull-out direction force applied to the operation key is distributed to the operating bodies when the pull-out direction force applied to the operation key is applied to the plurality of rotating bodies via the key portions. A key switch characterized by that.