JP3988370B2 - Saver saw - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は住宅やビルの建築、設備、改装、解体工事等において木材、鋼材、パイプ等を切断するセーバソーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動モータにより駆動される往復動形式の切断工具としてセーバソーがある。セーバソーは、周知の如く、一般に直線のこ刃(以下ブレードという)を装着した往復動軸(以下プランジャという)を往復駆動させブレードによって切断するものである。
【0003】
セーバソーにおいては、プランジャを単純に直線往復駆動して切断するものと、プランジャを往復駆動すると同時に上下方向の揺動動作を付与し、ブレードを被切断材に勢いよく食い込ませることにより切断能率の向上を図るようにしたものとがある。このように往復運動及び揺動運動の複合動作によってブレード27を駆動して切断する形態をオービタル切断という。上記のようなオービタル切断機構を備えたセーバソーの従来例としては、米国特許第3945120(特開昭51−130983)号、同第3461732号等があり、特に木材等の比較的柔らかい材料の切断作業において切断能率を向上させるために有効である。
【0004】
またセーバソーにおいては、往復運動するプランジャおよびブレードにより発生するプランジャ軸方向の振動を抑制するために、プランジャの往復運動と逆位相に往復運動するバランスウェイトを設けたものがある。上記のような低振動機構を備えたセーバソーの従来例としては、米国特許第5025562(日本特許第2860173)号等がある。なお前記オービタル切断機構と低振動機構を備えたセーバソーとして米国特許第5555626号等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
セーバソーは、図1に示す如くブレード27を下向きに装着して使用するのが一般的であるが、壁際や床際等の狭所における切断作業時には、図2に示す如くブレード27を上向きに装着して使用することが頻繁にある。このようにブレードを上向きに装着して使用した場合、前記米国特許第3945120号、第3461732号、同第5555626号等の従来例ではオービタル切断ができないという問題があった。
【0006】
上記した、ブレードの装着方向にかかわらずオービタル切断動作を付与できるようにしたセーバソーを特願平11−67109号で提案し製品化した。更に国際特許公開WO98/7544号において、低振動機構を備えると共にブレードの装着方向にかかわらずオービタル切断動作を付与できるようにしたセーバソーが提案されているが、製品化はされていない。
【0007】
本発明の目的は、ブレードの装着方向の如何にかかわらずオービタル切断が可能であると共に低振動機構を備えた製品化可能なセーバソーを提供することである。
【0008】
【課題を解決する手段】
上記目的は、プランジャの往復運動方向と直角の方向の運動軌跡を制御する軌道面をプランジャと逆位相で往復運動するバランスウェイトに設けることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下一実施形態を示した図3〜図18を参照して本発明を説明する。
(モータ部)
電動モータ1は樹脂製のモータハウジング2に内蔵され、モータハウジング2の後方にはハンドル3が接続されている。ハンドル3には電動モータ1への電力供給を制御するスイッチ4が内蔵されている。
(減速部)
モータハウジング2の前方には以下に述べる動力伝達手段を内蔵するアルミニウム製のインナーカバー5及びギヤカバー6が接続されている。モータ軸7の先端には駆動歯車8が形成され、モータ軸7と平行に設けられたセカンドシャフト9には従動歯車10が取付けられ、これら一対の減速歯車8、10により電動モータ1はセカンドシャフト9を回転駆動する。セカンドシャフト9には、プランジャ20及びバランスウェイト31を反転運動(位相が180°異なる運動)させることができるよう、従動歯車10の軸心に対し反対位相で各々所定の角度を有する第1傾斜軸部9aと第2傾斜軸部9bが形成されており、また先端には従動歯車10の軸心と同心のサブシャフト11が取付けられている。モータハウジング2、インナーカバー5、ギヤカバー6は本発明ハウジングを構成する。
(往復動軸保持部)
ギヤカバー6の前方には2個の軸ボルト12が取付けられ、軸ボルト12の先端部にはガイドスリーブ13が軸ボルト12の軸心を中心として揺動可能に取付けられている(図4)。ガイドスリーブ13の電動モータ1側の後端部には方形貫通穴部14が形成され、インナーカバー5を貫通して回動可能に取付けられたチェンジシャフト15がガイドスリーブ13の方形貫通穴部14を貫通している(図5)。チェンジシャフト15の中央部にはガイドスリーブ13の直径より大きい範囲で対称な平面部15aが形成され、チェンジレバー16によってチェンジシャフト15を回転させることにより、ガイドスリーブ13の揺動を選択的に許容または抑止することができる。図5はガイドスリーブ13の揺動を許容した状態を示している。
(プランジャの回転−往復動変換部)
セカンドシャフト9の第1傾斜軸部9aには、2個のベアリング17を介して揺動軸部18aを有する第1レシプロプレート18が取付けられている。揺動軸部18aの先端には球状部18bが形成されている。ガイドスリーブ13の前方内部には軸受メタル19が圧入されており、軸受メタル19を貫通してプランジャ20が往復動可能に取付けられている。プランジャ20の後方にはガイドスリーブ13の内周にわずかな隙間で摺動する太径部20aが設けられ、太径部20aには軸方向と直角に穴部20bが設けられている。第1レシプロプレート18の揺動軸部18aはプランジャ20を貫通して先端の球状部18bが穴部20bの内部にわずかな隙間で転動可能に係合しており、セカンドシャフト9の回転運動をプランジャ20の往復運動に変換する。
(バランスウェイト保持部)
バランスウェイト31は、2本のガイドシャフト33によりプランジャ20と同方向に往復動可能に支持されている。ガイドシャフト33は両端が各々インナーカバー5とギヤカバー6に固定されている。バランスウェイト31はガイドスリーブ13を内包し、その重心がプランジャ20の重心とほぼ一致するような断面形状に形成されている(図5、図6)。
(バランスウェイトの回転−往復動変換部)
セカンドシャフト9の傾斜軸部9bには、ベアリング17を介して揺動軸部32aを有する第2レシプロプレート32が取付けられている。揺動軸部32aの先端には球状部32bが形成されている(図3)。第1レシプロプレート18と第2レシプロプレート32は、各々の球状部18b、32bが干渉しないようにオフセット角α°の角度でセカンドシャフト9に取付けられている。セカンドシャフト9の第1傾斜軸部9aと第2傾斜軸部9bの傾斜角度は、プランジャ20とバランスウェイト31を反転運動(位相が180°異なる運動)させることができるよう、オフセット角α°を考慮して決定されている。すなわち、従動歯車10の軸心に対する各々の傾斜角度がオフセット角α°の位置で最大になるよう設定されている。バランスウェイト31には穴部31cが設けられており、第2レシプロプレート32の球状部32bが穴部31cの内部にわずかな隙間で転動可能に係合しており、セカンドシャフト9の回転運動をバランスウェイト31の往復運動に変換する(図7)。
【0010】
プランジャ20の軸方向の振動を概ね消去するためには、バランスウェイト31の質量と往復運動量(以下バランスウェイトストローク量という)の積を、プランジャ20の質量と往復運動量(以下プランジャストローク量という)の積に等しくすることにより達成される。
(ブレード保持部)
プランジャ20前方のブレード取付け端部20cにはブレード27を挿入するスリット20dと段付きブレード係止ピン30が設けられており、ブレード取付け端部20cの外周を内包するようにブレードホルダ28、29が設けられている。ブレード27の装着は、ブレードホルダ28を回転後退させることにより段付きブレード係止ピン30が開放位置に移動しブレード27をスリット20dに差し込むことができ、ブレードホルダ28を反対方向に回転前進させることにより、段付きブレード係止ピン30がブレード27に係合しブレード27の固定が行われる。また、ブレード27は上下反対に装着することができる構造となっている。かかるブレード保持部の構成は本出願人の出願(特願平11−242508号)に記載されており、また本発明には直接関係ないので、詳細な説明を省略する。
(本体前方保持部)
インナーカバー5、ギヤカバー6及びハウジング1の一部の外側に、樹脂製のフロントカバー24が設けられている。ギヤカバー6の先端部には切断作業時にセーバソー本体を被切断材料36に対して安定させるベース25が固定レバー26により進退可能に取付けられている。
(揺動切断機構部)
ガイドスリーブ13の軸方向に延びた長穴部13aとプランジャ20を貫通したローラシャフト21の両端にはスイングローラ22が回動可能に取付けられ、ローラシャフト21とスイングローラ22は長穴部13aをガイドとしてプランジャ20と一体に往復運動できるよう設けられている。長穴部13aの高さはローラシャフト21の軸径より僅かに大きく形成されており、プランジャ20の周方向の回転を、ローラシャフト21を介してガイドスリーブ13により抑制し、ブレード27の倒れを防止するようにしている。
【0011】
スイングローラ22の上下には、プランジャ20の軸方向にプランジャストローク量とバランスウェイトストローク量の和より長い長さを有する軌道面31a、31bが、バランスウェイト31の内側に一対の長溝形状の一部として形成されている(図7、図8)。軌道面31a、31bは図8に示すようにわずかな傾斜角度を設けているが、これはプランジャ20の揺動運動量を調節するためであり本発明の必須要件ではない。
【0012】
図8は、チェンジシャフト15がガイドスリーブ13の揺動を許容し、プランジャ20が揺動運動可能な状態を示している。この状態において、ガイドスリーブ13は、スイングローラ22が軌道面31aまたは31bに当接する範囲で揺動運動が可能となっている。すなわち、バランスウェイト31はプランジャ20の軸方向の振動を消去する役割と、プランジャ20を含むガイドスリーブ13の揺動運動を支える役割を果たす。ガイドスリーブ13は、図9に示すように上下に約1.54°の範囲で揺動運動するように設定されているが、バランスウェイト31とはスイングローラ22を介して間接的に係合しており直接干渉することはない。なお図9はガイドスリ−ブ13の後方部が上方(実線)または下方(破線)に揺動した状態を示し、いずれの状態でもガイドスリ−ブ13がバランスウェイト31に接触することすなわち干渉することがないことを示している。
(直線往復運動による切断動作の説明)
図10〜図12は、チェンジシャフト15がガイドスリーブ13の揺動運動を抑止している状態を示している。切断作業時には作業者によって押付け力F1が加えられるが、ガイドスリーブ13の揺動運動は抑止されているので、図から明らかなようにスイングローラ22はバランスウェイト31の軌道面31aまたは31bに接触することはない。従って、ブレード27は図中の矢印で示すように単純な直線往復運動を行う。このような単純な直線往復運動による切断形態は、鋼材等のように硬くて切断反力の大きい材料の切断に適している。
(ブレード下向き装着時のオービタル切断動作の説明)
図13〜図15は、チェンジシャフト15がガイドスリーブ13の揺動運動を解放しており、ブレード27を下向きに装着してオービタル切断を行った状態を示している。切断作業時には作業者によってブレード27に押付け力F1が加えられる。すると、プランジャ20はブレード27を介して軸ボルト12の軸心を中心としてガイドスリーブ13の後端部を押し下げる。これによってスイングローラ22はバランスウェイト31の軌道面31aに押し付けられ、転動しながら往復運動を行うので、ガイドスリーブ13は図に示すように0.44°〜1.54°の角度で揺動運動しながら往復運動を行い、その結果ブレード27は図中の矢印で示すような円弧状の軌跡を描きオービタル切断が行われる。この間、バランスウェイト31はプランジャ20と逆位相で往復運動しており、プランジャ20の軸方向の振動を概ね消去している。
(ブレード上向き装着時のオービタル切断動作の説明)
図16〜図18は、チェンジシャフト15がガイドスリーブ13の揺動運動を解放しており、ブレード27を上向きに装着して図2に示したようにセーバソー本体を反転させてオービタル切断を行った状態を示している。切断作業時には作業者によって押付け力F2が加えられる。すると、プランジャ20はブレード27を介して軸ボルト12の軸心を中心としてガイドスリーブ13の後端部を図13〜図15の場合とは反対方向に押し上げる。これによってスイングローラ22はバランスウェイト31の軌道面31bに押し付けられ、転動しながら往復運動を行うので、ガイドスリーブ13は図に示すように0.44°〜1.54°の角度で揺動運動しながら往復運動を行い、その結果ブレード27は図中の矢印で示すような円弧状の軌跡を描きオービタル切断が行われる。この間においても、バランスウェイト31はプランジャ20と逆位相で往復運動しており、プランジャ20の軸方向の振動を概ね消去する。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、バランスウェイトに設けられた軌道面に沿ってプランジャすなわちブレードを往復運動させるようにしたので、ブレードの装着方向に関係なくオービタル切断が可能であると共に低振動となり、製品化が可能なセーバソーを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セーバソーの切断形態を示す説明用側面図。
【図2】セーバソーの切断形態を示す説明用側面図。
【図3】本発明切断機構を採用したセーバソーの一実施形態を示す一部断面側面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【図6】本発明切断機構の要部を示す側面図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【図8】図7のD−D線断面図。
【図9】図7のE−E線断面図。
【図10】本発明切断機構の直線切断軌跡を示し、ブレードが最も前方に突出している状態を示す説明用側面図。
【図11】図10からブレードが後退した状態を示す説明用側面図。
【図12】図11からブレードが更に後退した状態を示す説明用側面図。
【図13】本発明切断機構のオービタル切断軌跡を示し、ブレードが最も前方に突出している状態を示す説明用側面図。
【図14】図13からブレードが後退した状態を示す説明用側面図。
【図15】図14からブレードが更に後退した状態を示す説明用側面図。
【図16】本発明切断機構のオービタル切断軌跡を示し、ブレードが最も前方に突出している状態を示す説明用側面図。
【図17】図16からブレードが後退した状態を示す説明用側面図。
【図18】図17からブレードが更に後退した状態を示す説明用側面図。
【符号の説明】
1は電動モータ、2はハウジング、3はハンドル、4はスイッチ、5はインナーカバー、6はギヤカバー、7はモータ軸、8は駆動歯車、9はセカンドシャフト、9aは第1傾斜軸部、9bは第2傾斜軸部、10は従動歯車、11はサブシャフト、12は軸ボルト、13はガイドスリーブ、13aは長穴部、14は方形貫通穴、15はチェンジシャフト、15aは平面部、17はベアリング、18は第1レシプロプレート、18aは揺動軸部、18bは球状部、19は軸受メタル、20はプランジャ、21はローラシャフト、22はスイングローラ、24はフロントカバー、25はベース、26は固定レバー、27はブレード、28はブレードホルダ、29はブレードホルダ、30はブレード係止ピン、31はバランスウェイト、31a、31bは軌道面、32は第2レシプロプレート、32aは揺動軸部、32bは球状部、33はガイドシャフト、36は被切断材である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a saver saw that cuts wood, steel, pipes, etc. in the construction, equipment, renovation, demolition work, etc. of houses and buildings.
[0002]
[Prior art]
There is a saver saw as a reciprocating type cutting tool driven by an electric motor. As is well known, a saver saw is generally cut by a blade by reciprocating a reciprocating shaft (hereinafter referred to as a plunger) equipped with a linear saw blade (hereinafter referred to as a blade).
[0003]
In saver saws, the plunger is simply driven to reciprocate linearly, and the plunger is reciprocally driven, and at the same time the vertical swinging action is applied, and the blade is vigorously bitten into the material to be cut to improve cutting efficiency. There are things that try to plan. Such a form in which the
[0004]
Some saver saws are provided with a balance weight that reciprocates in the opposite phase to the reciprocating motion of the plunger in order to suppress vibration in the plunger axis direction generated by the reciprocating plunger and blade. US Pat. No. 5,025,562 (Japanese Patent No. 2,860,173) or the like is a conventional example of a saver saw equipped with the low vibration mechanism as described above. US Pat. No. 5,555,626 discloses a saver saw equipped with the orbital cutting mechanism and the low vibration mechanism.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The saver saw is generally used with the
[0006]
Japanese Patent Application No. 11-67109 proposed and commercialized a saver saw that can be given an orbital cutting action regardless of the blade mounting direction. Further, International Patent Publication No. WO 98/7544 proposes a saver saw that has a low vibration mechanism and that can be given an orbital cutting operation regardless of the blade mounting direction, but has not been commercialized.
[0007]
An object of the present invention is to provide a saver saw that can be orbital cut regardless of the mounting direction of the blade and that can be commercialized with a low vibration mechanism.
[0008]
[Means for solving the problems]
The above-described object is achieved by providing a balance weight that reciprocates in a phase opposite to that of the plunger with a raceway surface that controls a movement trajectory in a direction perpendicular to the reciprocating direction of the plunger.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to FIGS. 3 to 18 showing an embodiment.
(Motor part)
The electric motor 1 is built in a
(Decelerator)
An aluminum inner cover 5 and a
(Reciprocating shaft holder)
Two
(Plunger rotation-reciprocation converter)
A first
(Balance weight holder)
The
(Rotation of balance weight-reciprocating motion converter)
A
[0010]
In order to substantially eliminate the vibration of the
(Blade holder)
A blade mounting end 20c in front of the
(Main body holding part)
A
(Oscillating cutting mechanism)
[0011]
On the top and bottom of the
[0012]
FIG. 8 shows a state where the
(Explanation of cutting operation by linear reciprocating motion)
10 to 12 show a state in which the
(Description of orbital cutting operation when the blade is mounted downward)
13 to 15 show a state in which the
(Description of orbital cutting operation when the blade is mounted upward)
16 to 18, the
[0013]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the plunger, that is, the blade is reciprocated along the raceway surface provided on the balance weight, it is possible to perform orbital cutting regardless of the mounting direction of the blade and low vibration. It becomes possible to provide a saver that can be commercialized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory side view showing a cutting form of a saver saw.
FIG. 2 is an explanatory side view showing a cutting form of a saver saw.
FIG. 3 is a partial sectional side view showing an embodiment of a saver saw employing the cutting mechanism of the present invention.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 6 is a side view showing the main part of the cutting mechanism of the present invention.
7 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
8 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG.
9 is a sectional view taken along line EE in FIG.
FIG. 10 is an explanatory side view showing a straight cutting trajectory of the cutting mechanism of the present invention and showing a state in which the blade protrudes most forward.
FIG. 11 is an explanatory side view showing a state where the blade is retracted from FIG. 10;
12 is an explanatory side view showing a state where the blade is further retracted from FIG. 11. FIG.
FIG. 13 is an explanatory side view showing an orbital cutting locus of the cutting mechanism of the present invention and showing a state in which the blade protrudes most forward.
FIG. 14 is an explanatory side view showing a state where the blade is retracted from FIG. 13;
FIG. 15 is an explanatory side view showing a state where the blade is further retracted from FIG. 14;
FIG. 16 is an explanatory side view showing an orbital cutting locus of the cutting mechanism of the present invention and showing a state in which the blade protrudes most forward.
17 is an explanatory side view showing a state in which the blade is retracted from FIG. 16. FIG.
FIG. 18 is an explanatory side view showing a state where the blade is further retracted from FIG. 17;
[Explanation of symbols]
1 is an electric motor, 2 is a housing, 3 is a handle, 4 is a switch, 5 is an inner cover, 6 is a gear cover, 7 is a motor shaft, 8 is a drive gear, 9 is a second shaft, 9a is a first inclined shaft portion, 9b Is a second inclined shaft portion, 10 is a driven gear, 11 is a sub shaft, 12 is a shaft bolt, 13 is a guide sleeve, 13a is a long hole portion, 14 is a rectangular through hole, 15 is a change shaft, 15a is a flat portion, 17 Is a bearing, 18 is a first reciprocating plate, 18a is a rocking shaft portion, 18b is a spherical portion, 19 is a bearing metal, 20 is a plunger, 21 is a roller shaft, 22 is a swing roller, 24 is a front cover, 25 is a base, 26 is a fixing lever, 27 is a blade, 28 is a blade holder, 29 is a blade holder, 30 is a blade locking pin, 31 is a balance weight, 31a, 3 b is the track surface, 32 second reciprocating plate, 32a is the pivot shaft portion, 32b is spherical portion, 33 the guide shaft, 36 is a workpiece.
Claims (7)
前記バランスウェイトを前記ハウジングに往復動可能に支持すると共に、前記バランスウェイトに往復動方向に延び、前記プランジャが往復動作中に上下方向に揺動することにより当接可能な軌道面を設け、前記プランジャが前記軌道面に沿って往復動することで前記プランジャが往復動作中に上下方向の揺動動作が付与されるようにしたことを特徴とするセーバソー。A housing containing a motor, a second shaft rotatably attached to the housing and driven to rotate by the motor, a plunger attached to the housing so as to be able to reciprocate and having a blade attached to the tip, a second shaft and a plunger; Between the second shaft and the balance weight, the first motion converting means for converting the rotational motion of the second shaft into the reciprocating motion of the plunger, the balance weight attached to the housing so as to be able to reciprocate, And a second motion converting means for converting the rotational motion of the second shaft into the reciprocating motion of the balance weight, and a saver saw configured to reversely move the balance weight and the plunger .
The balance weight is supported on the housing so as to be reciprocally movable, and provided with a raceway surface that extends in a reciprocating direction on the balance weight and can be contacted by swinging the plunger in a vertical direction during the reciprocating operation. A saver saw characterized in that a vertical reciprocating motion is imparted during reciprocation of the plunger by reciprocating the plunger along the track surface.
前記バランスウェイトを前記ハウジングに往復動可能に支持すると共に、前記バランスウェイトに往復動方向に延びる軌道面を設け、
更に、前記プランジャの後方にプランジャの往復動方向と直交する方向に延び、プランジャ及びプランジャの往復動方向に沿って延びたガイドスリーブの長穴を貫通するローラシャフトと、ローラシャフトの両端に取付けられ、前記ガイドスリーブ及び前記プランジャが往復動作中に上下方向に揺動することにより前記バランスウェイトの軌道面に当接可能なスイングローラとを設け、
前記スイングローラが前記軌道面に沿って往復動することで前記プランジャが往復動作中に上下方向の揺動動作が付与されるようにしたことを特徴とするセーバソー。A housing with a built-in motor, a second shaft that is rotatably attached to the housing and is driven to rotate by the motor, a plunger that is attached to the housing so as to be able to reciprocate and a blade is attached to the tip, and a plunger that can reciprocate The first motion conversion means, which is provided between the second sleeve and the plunger, which is held between the guide sleeve and attached to the housing so as to be swingable, and converts the rotational motion of the second shaft into the reciprocating motion of the plunger, and the housing comprising a balance weight mounted as possible reciprocating, provided between the second shaft and the balance weight, and a second motion converting means for converting the rotational motion of the second shaft into reciprocating motion of the balance weight in the balance A structure in which the weight and the plunger are reversed. In the saber saw,
The balance weight is supported by the housing so as to be reciprocally movable, and a raceway surface extending in the reciprocating direction is provided on the balance weight,
Furthermore, a roller shaft extending in a direction orthogonal to the reciprocating direction of the plunger behind the plunger and penetrating through a long hole of the guide sleeve extending along the reciprocating direction of the plunger and the plunger is attached to both ends of the roller shaft. A swing roller capable of contacting the raceway surface of the balance weight by swinging the guide sleeve and the plunger in a vertical direction during a reciprocating operation ;
A saver saw, wherein the swing roller is reciprocated along the raceway surface so that the plunger swings in a vertical direction during the reciprocating operation .
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