JP3985929B2 - Nozzle cock automatic opening and closing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブーム部材の相対的な伸縮作動に同期して、噴霧ノズルからの噴霧を自動的に制御する、ノズルコック自動開閉装置に関するものである。本発明はまた、該ノズルコック自動開閉装置に用いて好適な、ノズルコック自動開閉ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、畑等の防除作業に用いられるブームスプレーヤにおいて、移動時の便宜や散布幅調整のために、複数本のブーム部材をその長さ方向に沿って相対伸縮自在に結合せしめた伸縮ブーム装置(いわゆるスライドブーム)を有するものがある。前記各ブーム部材には、その長さ方向に沿って、所定間隔で噴霧ノズルが配設されている。前記伸縮ブーム装置において、噴霧作業中に障害物を避けるために一時的にブームを縮める場合や、変形圃場の周辺形状に合わせて散布幅を調整する場合には、均一散布の観点から、そのブームの伸縮作動に同期して、ブーム部材同志で重複する部分の個々の噴霧ノズルからの薬液散布が自動的に制御される必要がある。
【0003】
この目的で、従来、種種の構成のノズルコック自動開閉装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成のものでは、作動が不確実であったり、構成が複雑であったりして、実用性に欠ける等の問題がある。
【0005】
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたもので、作動が確実で、且つ、簡易な構成の、実用性に優れたノズルコック自動開閉装置、および該ノズル自動開閉装置に用いて好適なノズルコック自動開閉ユニットを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るノズルコック自動開閉装置は、長さ方向に沿って相対的に伸縮する一組のブーム部材と、該一組のブーム部材のそれぞれに長さ方向に沿って所定間隔で配設された噴霧ノズルと、前記一方のブーム部材側の前記噴霧ノズルにそれぞれ配設されたノズル開閉コックと、該ノズル開閉コックを開閉操作するためのコック開閉軸と、該コック開閉軸と互いに一体的に回動する一体回動部材と、該一体回動部材に枢支ピンにより上端が枢支されて回動可能な自由回動部材と、前記他方のブーム部材側に配設されて前記一組のブーム部材の相対的な伸縮作動によって前記自由回動部材と互いに当接するカムと、を備え、前記自由回動部材は、前記カムとの相互当接が解除されることによりその自重で垂れ下がって前記カムとの相互当接可能領域に位置し、前記一体回動部材と前記自由回動部材との間に、前記カムとの相互当接による前記自由回動部材の回動時に前記コック開閉軸がコック開放角度位置とコック閉止角度位置となるように前記一体回動部材を回動せしめるコック開放用当接部とコック閉止用当接部とをそれぞれ対にして備え、前記一体回動部材が、該一体回動部材側の前記コック開放用当接部と前記コック閉止用当接部とを構成する二本の腕を備えたものである(請求項1)。
【0007】
本発明によれば、前記一組のブーム部材が相対的に伸縮し始めると、まず、前記他方のブーム部材側に配設された前記カムと、前記一方のブーム部材側の前記各噴霧ノズルについてそれぞれ配設された前記自由回動部材と、が互いに当接して、それまで自重で垂れ下がって前記カムとの相互当接可能領域に位置していた前記自由回動部材が回動せしめられる。すると、該自由回動部材と前記一体回動部材との間にそれぞれ対にして設けられた前記コック開放用当接部または前記コック閉止用当接部との相互当接により、前記一体回動部材も回動せしめられ、前記コック開閉軸がコック開放角度位置またはコック閉止角度位置へと回動する。
【0008】
次に、前記一組のブーム部材の相対的な伸縮作動によって、前記カムと前記自由回動部材との相互当接が解除されると、該自由回動部材は、自重で垂れ下がって、前記カムとの相互当接可能領域に位置する状態へと復帰する。したがって、例えば、前記ノズル開閉コックのシール材の捩れ変形等により、前記コック開放角度位置または前記コック閉止角度位置まで回動した前記コック開閉軸が若干戻ってしまい、これに応じて前記一体回動部材が若干戻るようなことがあったとしても、次行程での誤作動が生ずることはない。
【0009】
しかも、前記自由回動部材は、前記カムとの相互当接が解除されることにより、その自重で垂れ下がって、常に前記カムとの相互当接可能領域に位置するので、例えば、前記自由回動部材を前記カムとの相互当接可能領域に意図的に戻すための付勢手段等を特別に設ける必要もない。このため、構成が簡易となり、伸縮ブーム装置全体の軽量化および省コスト化にも資することができるほか、伸縮ブーム装置を小型化したい場合に、特に有効となる。
【0010】
さらに、本発明によれば、前記自由回動部材の上端が前記枢支ピンで前記一体回動部材に取り付けられるので、前記一体回動部材と前記自由回動部材とを予め互いに一体化して前記コック開閉軸に対して結合させることができる。よって、各ノズルコックへの取付作業が容易且つ迅速に行える。
【0011】
本発明の実施の一形態として、前記一体回動部材と前記自由回動部材とを互いに重ね合わせて配置し、該自由回動部材側に、前記一体回動部材側へと突出する突出部を形成し、該突出部を、前記自由回動部材側の前記コック開放用当接部および前記コック閉止用当接部とせしめることもできる(請求項2)。
【0012】
一方、本発明に係るノズルコック自動開閉ユニットは、コック開閉軸と互いに一体的に回動するように該コック開閉軸へ取り付けるための取付部を有する一体回動部材と、該一体回動部材に枢支ピンにより上端が枢支されて自重で垂れ下がるとともに前記枢支ピンを中心として回動可能な自由回動部材と、を備え、前記一体回動部材と前記自由回動部材との間に、該自由回動部材の回動時に前記コック開閉軸がコック開放角度位置とコック閉止角度位置となるように前記一体回動部材を回動せしめるコック開放用当接部とコック閉止用当接部とをそれぞれ対にして備え、前記一体回動部材が、該一体回動部材側の前記コック開放用当接部と前記コック閉止用当接部とを構成する二本の腕を備えたものである(請求項3)。
【0013】
前記ノズルコック自動開閉ユニットの好適な実施の一形態として、前記一体回動部材と前記自由回動部材とを互いに重ね合わせて配置し、該自由回動部材側に、前記一体回動部材側へと突出する突出部を形成し、該突出部を、前記自由回動部材側の前記コック開放用当接部および前記コック閉止用当接部とせしめることもできる(請求項4)。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な一実施の形態について説明する。本実施の形態は、トラクタ搭載形の農用ブームスプレーヤについて、本発明を適用したものである。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係るノズルコック自動開閉装置を備えた液体散布装置としてのブームスプレーヤ1を、右斜め後方から見た斜視図である。
【0016】
図1に示すブームスプレーヤ1は、走行機体としての乗用式トラクタ2の後部に、本実施の形態に係るノズルコック自動開閉装置を有する伸縮ブーム装置3を備えている。該ブーム装置3のブーム4は、一例として二分割式のものであり、固定側部材となる元ブーム部材5と、該元ブーム部材5の長さ方向に沿って相対的に伸縮する、移動側部材となる先ブーム部材6と、を組にして備えている。
【0017】
前記一組のブーム部材5,6の内の一方の前記元ブーム部材5は、前記トラクタ2に直装されて薬液タンク7等を載荷したマウントフレーム8に、適当な形式の折り畳み機構9を介して搭載され、前記トラクタ2の左右方向の外方へ延びた散布時展張位置と、前記トラクタ2の左右いずれか一側に沿うように折り畳んで収納された収納時位置(図1に示す位置)と、の間を揺動操作自在とされている。
【0018】
また、前記元ブーム部材5は、その基端部5a側を中心としてその先端部5b側が上下揺動操作自在とされている。これは、前記ブーム4が前記散布時展張位置にある時に、前記ブーム4が障害物や作物に衝突するのを防止できるようにするためである。
【0019】
他方の前記先ブーム部材6は、いわゆるスライドブームとして、前記元ブーム部材5の長さ方向に沿って移動自在であり、これにより、前記ブーム4は、全体として相対伸縮自在となっている。
【0020】
次に、図2および図3を参照して説明する。図2は、図1における前記伸縮ブーム装置3の長さ方向に直角な断面図、図3は、図2のIII−III矢視断面図である。
【0021】
図2において、前記各ブーム部材5,6は、例えば、軽量なアルミニウム合金等からなる中空のものであり、その長さ方向に沿って、噴霧液管10がそれぞれ取り付けられている。該各噴霧液管10の下面には、その長さ方向に適当な所定間隔をおいて、噴霧液吐出孔11が多数形成されていて、該各噴霧液吐出孔11に対応せしめて、噴霧ノズル12,13がそれぞれ配設されている。前記タンク7から前記各噴霧液管11へと圧送される薬液等の噴霧液は、前記各噴霧液吐出孔11を通って前記各噴霧ノズル12,13へと至り、前記先ブーム部材6が一杯に伸び出している状態では、前記元ブーム部材5側の全ての前記噴霧ノズル12と、前記先ブーム部材6側の全ての前記噴霧ノズル13とから、栽培植物等へ向けて噴出する。
【0022】
前記ブームスプレーヤ1においては、前記先ブーム部材6が、前記元ブーム部材5に対して一杯に縮められている時には、前記先ブーム部材6の前記噴霧ノズル13のみから薬液噴霧が行われる。そして、散布幅を拡大するために前記先ブーム部材6を伸ばして行くと、前記元ブーム部材5の根元側の噴霧ノズル12から先側の噴霧ノズル12へと順に、薬液噴霧が開始される。一方、散布幅を縮小するために前記先ブーム部材6を縮めて行くと、前記元ブーム部材5の先側の噴霧ノズル12から元側の噴霧ノズル12へと順に、薬液噴霧が停止される。このように、前記ブーム4の伸縮に応じて、前記両ブーム部材5,6で重複する部分の前記一方のブーム部材5の前記噴霧ノズル12が自動的に開閉されるので、散布幅の変更にかかわらず、常に均一な散布が行われる。
【0023】
前記元ブーム部材5側の前記噴霧ノズル12のそれぞれには、ボールバルブ等の開閉弁14を有するノズル開閉コック15が配設されている。該ノズル開閉コック15を開閉操作するためのコック開閉軸16は、前記先ブーム6側へ向けて水平に突出していて、その外端部には、前記コック開閉軸16と一体的に回動する一体回動部材としてのコックレバー17が固着されている。
【0024】
該コックレバー17は、ステンレス鋼や、耐薬品性および耐摩耗性の良好なプラスチック等からなる板状の部材であり、図3に示すように、その上部に形成された前記コック開閉軸16への取付部18には、扁平な回り止め形状のコック開閉軸挿通孔19を備えている。また、前記コックレバー17は、前記取付部18の下部に、コック開放用当接部及びコック閉止用当接部を構成する、互いに対称な形状のコック開放用レバー腕20とコック閉止用レバー腕21とを二股状に有している。これらのレバー腕20,21は、前記コックレバー17の外周の一部に、後述するフリーレバー枢支ピン23を中心とする円弧に沿った形状の切欠部17aを設けることにより、該切欠部17aの左右両側に形成されている。
【0025】
前記コックレバー17には、前記コック開閉軸16から独立して回動可能な自由回動部材として、フリーレバー22が取着されている。該フリーレバー22は、縦長の細長い板状の部材であり、前記コックレバー17と同様に、ステンレス鋼や、耐薬品性および耐摩耗性の良好なプラスチック等で形成されている。
【0026】
図3に示すように、前記フリーレバー22は、その上端部22aを、前記コックレバー17の前記二つのレバー腕20,21の根元部分の中央部に重ね合わせて、前記コックレバー17に対して前記フリーレバー枢支ピン23で枢支され、該枢支ピン23を中心として、前記コックレバー17から独立して左右へ回動可能となっている。前記フリーレバー22は、通常時は自重で垂れ下がっていて、その下半部22bは、前記コックレバー17の輪郭を越えて下方へ延び出している。
【0027】
なお、前記フリーレバー22は、前記コック開閉軸16から独立して回動可能となるように、該コック開閉軸16に対して取着することもできるが、本実施の形態の如く、前記コックレバー17に対して回動可能に枢支してユニット化すれば、組立作業が容易となり、一層好適である。
【0028】
一方、前記先ブーム部材6には、丸棒状のカム24が配設されている。該カム24は、前記先ブーム部材6の前記元ブーム部材5に対する伸張作動時に、該元ブーム部材5の最も根元(内方)側の噴霧ノズル12から先側(外方)の噴霧ノズル12へと順に、前記各フリーレバー22に当接する。逆に、前記先ブーム部材6が、前記元ブーム5部材に対して収縮作動する時には、前記カム24は、該元ブーム部材5の最も先側(外方)の噴霧ノズル12から根元側(内方)の噴霧ノズル12へと順に、前記各フリーレバー22に当接する。したがって、前記カム24は、前記先ブーム部材6を前記元ブーム部材5に対して一杯に縮めた状態で、該元ブーム部材5側の最も根元側の前記噴霧ノズル12よりさらに根元側に位置し、前記先ブーム部材6を前記元ブーム部材5に対して一杯に伸ばした状態で、該元ブーム部材5側の最も先側の前記噴霧ノズル12よりさらに先側に位置することになる。
【0029】
本実施の形態では、図2に示すように、前記先ブーム部材6の最も根元側の噴霧ノズル13とともに、前記先ブーム部材6に対してカム支持腕25を固着し、丸棒状の前記カム24を、前記元ブーム部材5側へと水平に延びるように、前記カム支持腕25の下端部25aに対して固着している。前記カム24は、前記先ブーム部材6の移動に伴って所定の移動経路R(図3参照)に沿って移動し、その過程で前記フリーレバー22の前記下半部22bに当接する。
【0030】
前記コックレバー17と前記フリーレバー22との間には、前記カム24との相互当接による前記フリーレバー22の回動時に、前記コック開閉軸16がコック開放角度位置Oとコック閉止角度位置Cとなるように前記コックレバー17を回動せしめる、コック開放用当接部とコック閉止用当接部とが、それぞれ対にして設けられている。本実施の形態では、図2および図3に示すように、前記コックレバー17に重ね合わされた前記フリーレバー22に、前記コックレバー17側への突出部となるコックレバー駆動ピン26を固着し、該コックレバー駆動ピン26を、前記フリーレバー22側のコック開放用当接部およびコック閉止用当接部とせしめている。一方、前記コックレバー17の前記コック開放用レバー腕20と前記コック閉止用レバー腕21とを、前記コックレバー17側のコック開放用当接部およびコック閉止用当接部とせしめている。
【0032】
次に、以上の如く構成される本実施の形態に係るノズルコック自動開閉装置の動作について、図3乃至図6を参照して説明する。
【0033】
図3及び図4は、前記ブーム4が実質的に水平に延びている時の、前記ノズルコック自動開閉装置の動作の説明図であり、図3は、前記先ブーム部材6の伸張作動時の動作説明図、図4は、前記先ブーム部材6の収縮作動時の動作説明図である。
【0034】
図3に示すように、前記カム24が前記フリーレバー22に当接する前の状態においては、前記コック開閉軸16がコック閉止角度位置Cにあり、これに対応して、前記コックレバー17も、図3に実線で示すコック閉止角度位置Cにある。この時、前記フリーレバー22は、前記フリーレバー枢支ピン23を支点として自重で垂れ下がり、前記コックレバー駆動ピン26が前記コック開放用レバー腕20に左側から当接することにより、前記フリーレバー22の前記下半部22bが、前記カム24との相互当接可能領域、すなわち、前記カム24の前記移動経路R内に位置するように、静止されている。
【0035】
その全噴霧ノズル13から噴霧させた状態で前記先ブーム部材6を外方へ移動させて前記ブーム4を伸ばすと、前記カム24が図3の右方へ移動し、前記フリーレバー22の前記下半部22bに当接して、前記フリーレバー22を反時計回り方向へと回動せしめる。この時、前記フリーレバー22の前記コックレバー駆動ピン26が、前記コックレバー17の前記コック開放用レバー腕20に左側から当接しているので、前記コックレバー17も、前記フリーレバー22とともに反時計回り方向へと回動せしめられる。前記コックレバー17が、図3に仮想線で示すコック開放角度位置Oまで回動し、これに対応して、前記コック開閉軸16も、コック開放角度位置Oまで回動したところで、前記カム24が前記フリーレバー22の下側を通過する。
【0036】
その結果、該フリーレバー22が、前記フリーレバー枢支ピン23を支点として自重で垂れ下がり、図4に実線で示すように、前記コックレバー駆動ピン26が前記コック閉止用レバー腕21に右側から当接することにより、前記フリーレバー22の前記下半部22bが、前記カム24との相互当接可能領域、すなわち、前記カム24の前記移動経路R内に位置するように静止される。
【0037】
以上の動作が、前記元ブーム部材5の根元側の噴霧ノズル12から先側の噴霧ノズル12へ向けて順次繰り返され、前記先ブーム部材6の伸張作動に同期して、前記元ブーム部材5の前記根元側の噴霧ノズル12から順に噴霧が開始される。
【0038】
一方、圃場内の障害物を回避したり、圃場の周辺形状に合わせて一時的に前記ブーム4を縮める必要のある場合には、前記先ブーム部材6を内方へ移動させて前記ブーム4を縮めて行くと、前記カム24が図4の左方へ移動し、前記フリーレバー22に当接して、該フリーレバー22を時計回り方向へと回動せしめる。この時、前記フリーレバー22の前記コックレバー駆動ピン26が、前記コックレバー17の前記コック閉止用レバー腕21に右側から当接しているので、前記コックレバー17も、前記フリーレバー22とともに時計回り方向へと回動せしめられる。前記コックレバー17が、図4に仮想線で示すコック閉止角度位置Cまで回動し、これに対応して、前記コック開閉軸16もコック閉止角度位置Cまで回動したところで、前記カム24が前記フリーレバー22の下側を通過する。
【0039】
その結果、該フリーレバー22が、前記フリーレバー枢支ピン23を支点として自重で垂れ下がり、図3に実線で示した前記状態に復帰する。
【0040】
以上の動作が、前記元ブーム部材5の先側の噴霧ノズル12から根元側の噴霧ノズル12へ向けて順次繰り返され、前記先ブーム部材6の収縮作動に同期して、前記元ブーム部材5の前記先側の噴霧ノズル12から順に噴霧が停止される。
【0041】
次に、図5及び図6は、前記ブーム4が斜め上向きに延びている時の、前記ノズルコック自動開閉装置の動作の説明図であり、図5は、前記先ブーム部材6の伸張作動時の動作説明図、図6は、前記先ブーム部材6の収縮作動時の動作説明図である。
【0042】
図5に示すように、前記カム24が前記フリーレバー22に当接する前の状態においては、前記コック開閉軸16がコック閉止角度位置Cにあり、これに対応して、前記コックレバー17も、図5に実線で示すコック閉止角度位置Cにある。この時、前記フリーレバー22は、前記フリーレバー枢支ピン23を支点として自重で垂れ下がり、前記フリーレバー22の前記下半部22bが、前記カム24の前記移動経路R内に位置している。
【0043】
前記先ブーム部材6を外方へ移動させて前記ブーム4を伸ばすと、前記カム24が図5の右方へ移動し、前記フリーレバー22の前記下半部22bに当接して、前記フリーレバー22を反時計回り方向へと回動せしめる。この時、前記フリーレバー22の前記コックレバー駆動ピン26が、前記コックレバー17の前記コック開放用レバー腕に左側から当接するので、前記コックレバー17も、前記フリーレバー22とともに反時計回り方向へと回動せしめられる。前記コックレバー17が、図5に仮想線で示すコック開放角度位置Oまで回動し、これに対応して、前記コック開閉軸16も、コック開放角度位置Cまで回動したところで、前記カム24が前記フリーレバー22の下側を通過する。
【0044】
その結果、該フリーレバー22が、前記フリーレバー枢支ピン23を支点として自重で垂れ下がり、図6に実線で示すように、前記コックレバー駆動ピン26が前記コック閉止用レバー腕21に右側から当接することにより、前記フリーレバー22の前記下半部22bが、前記カム24の前記移動経路R内に位置するように静止される。
【0045】
以上の動作が、前記元ブーム部材5の根元側の噴霧ノズル12から先側の噴霧ノズル12へ向けて順次繰り返され、前記先ブーム部材6の伸張作動に同期して、前記元ブーム部材5の前記根元側の噴霧ノズル12から順に噴霧が開始される。
【0046】
一方、一時的に前記ブーム4を縮める必要のある場合等に、前記先ブーム部材6を収縮方向へと移動させると、前記カム24が図6の左方へ移動し、前記フリーレバー22の前記下半部22bに当接して、該フリーレバー22を時計回り方向へと回動せしめる。この時、前記フリーレバー22の前記コックレバー駆動ピン26が、前記コックレバー17の前記コック閉止用レバー腕21に右側から当接しているので、前記コックレバー17も、前記フリーレバー22とともに時計回り方向へと回動せしめられる。前記コックレバー17が、図6に仮想線で示すコック閉止角度位置Cまで回動し、これに対応して、前記コック開閉軸16もコック閉止角度位置Cまで回動したところで、前記カム24が前記フリーレバー22の下側を通過する。
【0047】
その結果、該フリーレバー22が、前記フリーレバー枢支ピン23を支点として自重で垂れ下がり、図5に実線で示した前記状態に復帰する。
【0048】
以上の動作が、前記元ブーム部材5の先側の噴霧ノズル12から根元側の噴霧ノズル12へ向けて順次繰り返され、前記先ブーム部材6の収縮作動に同期して、前記元ブーム部材5の前記先側の噴霧ノズル12から順に噴霧が停止される。
【0049】
以上のように、本実施の形態に係るノズルコック自動開閉装置によれば、前記カム24の移動により、前記コックレバー17がコック開放角度位置Oとコック閉止角度位置Cとに回動せしめられた後には、前記フリーレバー22が自重で垂れ下がって前記カム24の前記移動経路R内に確実に復帰するので、たとえ前記コックレバー17が捩り戻されたりしても、次行程で誤作動が生ずる余地がなく、作動が確実となる。
【0050】
また、前記フリーレバー22は、自重で垂れ下がって前記カム24の前記移動経路R内に復帰するので、前記フリーレバー22を前記カム24の前記移動経路R内に意図的に戻すための付勢手段等を特別に設ける必要もない。このため、構成が簡易となり、伸縮ブーム装置全体の軽量化および省コスト化にも資することができるほか、伸縮ブーム装置を小型化したい場合に、特に有効となる。
【0051】
なお、以上の説明は、相互に伸縮する、いわゆる一段スライドブームに係わるものであるが、同様にして複数段のスライドブームにも適用できることは、いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るノズルコック自動開閉装置を備えたブームスプレーヤを、右斜め後方から見た斜視図である。
【図2】 図1における前記伸縮ブーム装置の長さ方向に直角な断面図である。
【図3】 図2のIII−III矢視断面図、且つ、ブームが実質的に水平に延びている場合における、先ブーム部材の伸張作動時のノズルコック自動開閉装置の動作説明図である。
【図4】 ブームが実質的に水平に延びている場合における、先ブーム部材の収縮作動時のノズルコック自動開閉装置の動作説明図である。
【図5】 ブームが斜め上向きに延びている場合における、先ブーム部材の伸張作動時のノズルコック自動開閉装置の動作説明図である。
【図6】 ブームが斜め上向きに延びている場合における、先ブーム部材の収縮作動時のノズルコック自動開閉装置の動作説明図である。
【符号の説明】
5,6 一組のブーム部材(元ブーム部材、先ブーム部材)
12,13 噴霧ノズル
15 ノズル開閉コック
16 コック開閉軸
17 一体回動部材(コックレバー)
18 取付部
20 コック開放用当接部(コック開放用レバー腕)
21 コック閉止用当接部(コック閉止用レバー腕)
22 自由回動部材(フリーレバー)
23 枢支ピン
24 カム
26 コック開放用当接部、コック閉止用当接部
(突出部、コックレバー駆動ピン)
R 相互当接可能領域(カムの移動経路)
C コック閉止角度位置
O コック開放角度位置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a nozzle cock automatic opening / closing device that automatically controls spray from a spray nozzle in synchronization with a relative expansion and contraction operation of a boom member. The present invention also relates to a nozzle cock automatic opening / closing unit suitable for use in the nozzle cock automatic opening / closing device.
[0002]
[Prior art]
For example, in a boom sprayer used for control work in a field or the like, a telescopic boom device (in which a plurality of boom members are coupled in a relatively telescopic manner along their length direction for convenience during movement and adjustment of the spreading width) Some have a so-called slide boom. Each boom member is provided with spray nozzles at predetermined intervals along the length direction thereof. In the telescopic boom device, when the boom is temporarily contracted in order to avoid obstacles during the spraying operation, or when the spreading width is adjusted in accordance with the peripheral shape of the deformed field, the boom is used from the viewpoint of uniform spreading. In synchronism with the expansion / contraction operation, the spraying of the chemical solution from the individual spray nozzles in the overlapping portion between the boom members must be controlled automatically.
[0003]
For this purpose, various types of nozzle cock automatic opening / closing devices have been proposed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional configuration has problems such as unsatisfactory operation and complicated configuration and lack of practicality.
[0005]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and has a reliable operation and a simple configuration, and has an excellent utility and a nozzle cock automatic opening / closing device, and a nozzle cock suitable for use in the nozzle automatic opening / closing device. An automatic opening / closing unit is to be provided.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a nozzle cock automatic opening and closing device according to the present invention includes a pair of boom members that relatively expand and contract along the length direction, and the pair of boom members along the length direction. Spray nozzles disposed at predetermined intervals, nozzle opening / closing cocks respectively disposed on the spray nozzles on the one boom member side, cock opening / closing shafts for opening / closing the nozzle opening / closing cocks, and the cocks An integral rotation member that rotates integrally with the opening / closing shaft, a free rotation member that is pivotable with an upper end pivotally supported by a pivot pin on the integral rotation member, and the other boom member side. And a cam that contacts the free rotating member by relative expansion and contraction of the pair of boom members, and the free rotating member is released from mutual contact with the cam. Because of its own weight The cock opening and closing shaft is located in a region where mutual contact with the cam is possible, and the free rotation member is rotated between the integral rotation member and the free rotation member by mutual contact with the cam. There provided in the respective pair and cock open angular position and a cock open for abutment and which can be rotated the integrally rotating member such that the cock closed angular position and cock closed for abutting portion, the integrally rotating member , those having the two arms constituting the said cock open for abutment the cock closed a contact portion of said integrally rotating member side (claim 1).
[0007]
According to the present invention, when the pair of boom members starts to expand and contract relatively, first, the cams disposed on the other boom member side and the spray nozzles on the one boom member side The freely rotating members disposed respectively come into contact with each other, and the freely rotating members that have been suspended by their own weight and located in the region where they can contact each other are rotated. Then, the integral rotation is performed by mutual contact with the cock opening contact portion or the cock closing contact portion provided in pairs between the free rotation member and the integral rotation member, respectively. The member is also rotated, and the cock opening / closing shaft rotates to the cock opening angle position or the cock closing angle position.
[0008]
Next, when the mutual contact between the cam and the free rotating member is released by the relative expansion and contraction operation of the pair of boom members, the free rotating member hangs down under its own weight, and the cam It returns to the state located in the region where mutual contact is possible. Therefore, for example, due to torsional deformation of the sealing material of the nozzle opening / closing cock, the cock opening / closing axis rotated to the cock opening angle position or the cock closing angle position slightly returns, and the integral rotation is accordingly performed. Even if the member may return slightly, there will be no malfunction in the next stroke.
[0009]
In addition, since the free rotation member is released from the mutual contact with the cam, the free rotation member hangs down by its own weight and is always located in a region where mutual contact with the cam is possible. There is no need to provide a biasing means or the like for intentionally returning the member to the region where the member can come into contact with the cam. For this reason, the configuration becomes simple, which can contribute to weight reduction and cost saving of the entire telescopic boom device, and is particularly effective when it is desired to reduce the size of the telescopic boom device.
[0010]
Further, according to the present invention, since the upper end of the free rotation member is attached to the integral rotation member by the pivot pin, the integral rotation member and the free rotation member are integrated with each other in advance. It can be coupled to the cock opening / closing shaft. Therefore, the attachment work to each nozzle cock can be performed easily and quickly.
[0011]
As an embodiment of the present invention, the integral rotation member and the free rotation member are arranged so as to overlap each other, and a protrusion projecting toward the integral rotation member is provided on the free rotation member side. formed, the projecting portion may be allowed to the said cock open for abutment and the cock closed a contact portion of the free rotation member side (claim 2).
[0012]
On the other hand, the nozzle cock automatic opening / closing unit according to the present invention includes an integral rotation member having an attachment portion for attaching to the cock opening / closing shaft so as to rotate integrally with the cock opening / closing shaft, and the integral rotation member. A free rotation member that is pivotally supported by the pivot pin and is suspended by its own weight while being suspended by its own weight, and between the integral rotation member and the free rotation member, A cock opening contact portion and a cock closing contact portion for rotating the integral rotation member so that the cock opening / closing shaft is at a cock opening angle position and a cock closing angle position when the free rotation member is rotated; And the integral rotating member includes two arms constituting the cock opening contact portion and the cock closing contact portion on the integral rotation member side. (Claim 3).
[0013]
As a preferred embodiment of the nozzle cock automatic opening / closing unit, the integral rotation member and the free rotation member are arranged so as to overlap each other, and on the free rotation member side, toward the integral rotation member side. It is also possible to form a projecting portion that projects, and the projecting portion can be used as the cock opening contact portion and the cock closing contact portion on the free rotating member side (Claim 4).
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a preferred embodiment of the invention will be described with reference to the accompanying drawings. In the present embodiment, the present invention is applied to a tractor-mounted agricultural boom sprayer.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view of a boom sprayer 1 as a liquid spraying device provided with a nozzle cock automatic opening / closing device according to an embodiment of the present invention, viewed from the right rear side.
[0016]
A boom sprayer 1 shown in FIG. 1 includes a
[0017]
The former boom member 5 of the pair of
[0018]
Further, the former boom member 5 is configured such that its distal end 5b side can be swung up and down around its proximal end 5a side. This is to prevent the boom 4 from colliding with an obstacle or a crop when the boom 4 is in the extended position during spraying.
[0019]
The other
[0020]
Next, a description will be given with reference to FIGS. 2 is a cross-sectional view perpendicular to the length direction of the
[0021]
In FIG. 2, each of the
[0022]
In the boom sprayer 1, when the
[0023]
A nozzle opening / closing
[0024]
The
[0025]
A
[0026]
As shown in FIG. 3, the
[0027]
The
[0028]
On the other hand, the
[0029]
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, together with the
[0030]
Between the
[0032]
Next, the operation of the nozzle cock automatic opening / closing device according to the present embodiment configured as described above will be described with reference to FIGS.
[0033]
3 and 4 are explanatory views of the operation of the automatic nozzle cock opening / closing device when the boom 4 extends substantially horizontally. FIG. FIG. 4 is an operation explanatory diagram, and FIG. 4 is an operation explanatory diagram when the
[0034]
As shown in FIG. 3, in the state before the
[0035]
When the
[0036]
As a result, the
[0037]
The above operations are sequentially repeated from the
[0038]
On the other hand, when it is necessary to avoid the obstacle in the field or to temporarily contract the boom 4 according to the peripheral shape of the field, the boom 4 is moved by moving the
[0039]
As a result, the
[0040]
The above operations are sequentially repeated from the
[0041]
Next, FIGS. 5 and 6 are explanatory views of the operation of the automatic nozzle cock opening / closing device when the boom 4 extends obliquely upward, and FIG. FIG. 6 is an operation explanatory view of the
[0042]
As shown in FIG. 5, in the state before the
[0043]
When the
[0044]
As a result, the
[0045]
The above operations are sequentially repeated from the
[0046]
On the other hand, when the boom 4 needs to be temporarily contracted, the
[0047]
As a result, the
[0048]
The above operations are sequentially repeated from the
[0049]
As described above, according to the nozzle cock automatic opening / closing device according to the present embodiment, the
[0050]
Further, since the
[0051]
The above description relates to a so-called single-stage slide boom that expands and contracts to each other, but it goes without saying that it can be similarly applied to a multi-stage slide boom.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a boom sprayer provided with a nozzle cock automatic opening / closing device according to an embodiment of the present invention, as viewed obliquely from the rear right.
2 is a cross-sectional view perpendicular to the length direction of the telescopic boom device in FIG. 1. FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. 2 and an operation explanatory diagram of the nozzle cock automatic opening / closing device during the extension operation of the tip boom member when the boom extends substantially horizontally.
FIG. 4 is an operation explanatory view of the nozzle cock automatic opening / closing device when the boom is retracted when the boom extends substantially horizontally.
FIG. 5 is an operation explanatory diagram of the nozzle cock automatic opening / closing device during the extension operation of the tip boom member when the boom extends obliquely upward.
FIG. 6 is an operation explanatory diagram of the nozzle cock automatic opening / closing device during the contraction operation of the tip boom member when the boom extends obliquely upward.
[Explanation of symbols]
5, 6 A set of boom members (original boom member, forward boom member)
12, 13
18 Mounting
21 Cock closing contact (cock closing lever arm)
22 Free rotation member (free lever)
23
(Protrusion, cock lever drive pin)
R Mutual contactable area (cam travel path)
C Cock closing angle position O Cock opening angle position
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