JP3985404B2 - Lighting control system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台の照明器具を信号線により接続し、該信号線を通して各照明器具間で種々の情報を授受して成る照明制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数台の照明器具を信号線で接続して成る照明制御システムとして、図12又は図13に示すような構成を有するものがある。図12に示すシステムでは、それぞれ固有のアドレスが設定された複数台の照明器具10を信号線11によって集中制御盤12に接続し、集中制御盤12がアドレスによって個々の照明器具10を指定して照明負荷の光出力を可変する制御を行うとともに、各照明器具10の動作状態(照明負荷の点灯・消灯など)や設定情報等を一元的に保持して管理している(いわゆる集中型)。
【0003】
このような集中型の照明制御システムにおいては、複数台の照明器具にそれぞれ固有にアドレスが必要であり、各照明器具にアドレスを付与する作業に非常に手間がかかるという問題や、アドレスとオフィス等の照明空間内における各照明器具の設置場所との対応関係を知るには図面等を参照しなければならない場合が多く、管理が難しいといった問題、さらに、照明器具の台数が増えるに従ってアドレスや動作状態等を一元的に管理する集中制御盤12の負担が増大し、コストアップや大型化してしまうという問題があった。
【0004】
これに対して図13に示すシステムでは、信号線21で接続された複数台の照明器具20は各自が保持している設定情報などに基づいて自己の動作を自ら制御するとともに、信号線21を通して他の照明器具20との間で授受する情報に基づいて複数台の照明器具20が連動制御を行う(いわゆる分散型)。このシステムでは複数台の照明器具に固有のアドレスを設定する必要はなく、例えば共通のグループ番号が設定された照明器具間で信号線21を介して情報を授受することにより、グループ毎に連動制御を行うことも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記後者のシステム(分散型システム)においては、固有のアドレスを有しないために特定の照明器具を信号線を通してアドレス指定するようなことができず、特定の照明器具に対して設定情報の変更等を行う場合、当該照明器具の間近で発信器から送信されるワイヤレスのリモコン信号等を使って行わなければならないから各照明器具の動作状態等を一括して取得することができず、一元的な管理には不向きであった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、固有のアドレスを有しない複数台の照明器具の動作状態に関する情報を一括して取得することが可能な照明制御システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、複数台の照明器具を信号線により接続し、該信号線を通して各照明器具間で種々の情報を授受して成る照明制御システムであって、前記照明器具は、調光レベルが可変な照明負荷と、周囲の状況を検出する検出手段と、前記信号線を介して種々の情報を授受する通信手段と、前記照明負荷の調光レベルを記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記照明負荷を制御する制御手段とを備えて成り、前記制御手段は、外部から指令が与えられると、前記照明負荷の調光レベルを、前記記憶手段に記憶している前記照明負荷の調光レベルが所定の範囲に入るか否かに応じた所定の調光レベルとするように前記照明負荷を制御することを特徴とし、外部から適当な指令を与えた場合の照明負荷の状態から各照明器具における照明負荷の調光レベルが所定の範囲に入るか否かを知ることができ、固有のアドレスを有しない複数台の照明器具の動作状態に関する情報を一括して取得することができる。
【0019】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数台の照明器具を複数のグループにグループ分けするとともに属するグループの情報を前記記憶手段に記憶し、前記制御手段は、各グループに属する他の照明器具と連動して前記照明負荷を制御することを特徴とし、請求項1の発明の作用に加えて、特定のグループに属する照明器具毎に周囲状況に関する情報を一括して取得することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について説明する前に、本発明に関連した参考例について説明する。
参考例1)
参考例における照明器具X11…は、図1に示すように、CPUを主構成要素とする制御部1と、蛍光灯や白熱灯などの光源及び光源への供給電力を調節して光源の光出力が可変である照明負荷2と、周囲の状況として検知エリア内の人の存否を検出する人感センサ部3と、後述するように種々の情報(データ)を格納する記憶部4と、リモコン発信器Rとの間で赤外線によるリモコン信号の送受信を行うリモコン信号送受信部5と、信号線Lsを通して他の照明器具Xmnとの間で情報の授受(データ通信)を行う通信部6と、各部に動作用の電源を供給する電源部7とを備え、照明空間の天井に配設されるものである。
【0028】
人感センサ部3は人体から放射される熱線を検知する焦電素子を具備し、人の動きに応じた熱線量の変化から検知エリア内の人の存否を検出して、人が存在する場合に人体検出信号を制御部1に対して出力する。但し、人感センサ部3の構成はこれに限定する趣旨ではなく、他の方式、例えば超音波センサや振動センサを利用したものであっても良い。
【0029】
記憶部4はEEPROMからなり、電源オフ時にも記憶内容が保持される。また、制御部1はCPUで実行するプログラムに従って動作し、人感センサ部3からの人体検出信号に応じて照明負荷2の光出力を可変する動作モード(以下、「センサモード」という)と、人感センサ部3の検出結果に関係なく照明負荷を定格点灯させる動作モード(以下、「連続モード」という)とを有する。
【0030】
また、上記センサモードには、人感センサ部3から人体検出信号の入力があると所定の保持時間だけ照明負荷2を高い調光レベル(定格点灯時の光出力を100%としたときの百分率で表す)で調光点灯する動作モード(以下、「センサAモード」という)と、人感センサ部3から人体検出信号の入力がない場合に照明負荷2を低い調光レベルで調光点灯する動作モード(以下、「センサBモード」という)とがある。ここで、センサモードと連続モードの切換は図示しないスイッチあるいはリモコン発信器Rを使って行うようにすればよい。なお、センサAモード及びセンサBモードにおける調光レベルは上記数値に限定されるものではなく、照明空間に応じて適当な値に設定すればよい。また、調光レベルの設定値や上記保持時間の設定値は随時動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶される。
【0031】
図2は本参考例のシステム構成例を示しており、複数台の照明器具Xij(i=1,2,3,、j=1,2,3,4,5,)を照明空間にマトリクス状に配設し、全ての照明器具Xijを信号線(図示せず)により接続してある。
【0032】
ここで、照明器具X11…のセンサモードの動作を説明する。例えば照明器具X11が具備する人感センサ部3で人の存在が検出されず、人感センサ部3から制御部1に人体検出信号が入力されていなければ、制御部1はセンサBモードで動作し記憶部4に記憶されている低い調光レベル(例えば、30%)で照明負荷2を点灯させる。
【0033】
一方、照明器具X11が具備する人感センサ部3で人の存在を検出して人感センサ部3から制御部1に人体検出信号が入力されると、制御部1はセンサBモードからセンサAモードに動作モードを移行し記憶部4に記憶されている高い調光レベル(例えば、100%)で照明負荷2を点灯(定格点灯)させるとともに、記憶部4に記憶されている所定の保持時間(例えば、数分)のカウントを開始し、保持時間のカウントが終了したらセンサBモードに移行して30%の調光レベルで照明負荷2を点灯させる。なお、保持時間のカウント中に人感センサ部3から人体検出信号が入力されれば、制御部1はカウント値を初期化して再度保持時間のカウントを行う。すなわちセンサモードにおいては、検知エリア内に人が居れば照明負荷2の光出力を大きくして作業に適した照明環境が得られ、検知エリア内に人が居なければ照明負荷2の光出力を必要最低限とすることで省エネルギを図ることができる。
【0034】
次に照明器具X11…の連続モードの動作を説明する。例えばリモコン発信器Rを操作して動作モードを連続モードに切り換えるリモコン信号を照明器具X11に送信すれば、照明器具X11ではリモコン信号送受信部5で上記リモコン信号を受信し制御部1にて動作モードがセンサモードから連続モードに切り換えられる。連続モードにおいては、制御部1が人感センサ部3から人体検出信号が入力されるか否かに関係なく調光レベルを100%として照明負荷2を定格点灯させる。
【0035】
ところで、従来技術で説明したように集中型のシステムでは複数台の照明器具20に各々固有のアドレスが設定されているため、集中制御盤12が固有アドレスを指定して各照明器具20と通信することにより、個々の照明器具20が何れの動作モード(例えば、連続モードとセンサモード)に設定されているかといった情報を一括して取得することができる。これに対して、本参考例における照明器具X11…には固有のアドレスが設定されていないから、上記集中型のシステムのように集中制御盤12によって動作モードの情報を一括して取得することはできない。
【0036】
そこで本発明の照明制御システムにおいては、各照明器具X11…の制御部1が外部(例えばリモコン発信器R)から指令が与えられると記憶部4に記憶している動的に変更され得る情報(例えば動作モード)に対応した所定の状態となるように照明負荷2を制御することにより、各照明器具X11が現在何れの動作モードに設定されているかという情報を一括して取得することができる。以下、具体的な事例によって詳しく説明する。
【0037】
図2にハッチングで示すように3台の照明器具X22,X23,X33が誰かによって連続モードに設定されたままセンサモードに戻されていないとする。このとき検知エリア内に人が居なくても上記3台の照明器具X22,X23,X33が定格点灯し続けるから、無駄な電力を消費することになり好ましくない。よって、本システムの管理を行う管理者等が上記3台の照明器具X22,X23,X33の動作モードをセンサモードに戻して省エネルギを図りたいと考え、リモコン発信器Rを使って動作モードをセンサモードに切り換える場合を考える。このとき、図2に示すような場所に人Hが居たとすると、人Hのいる場所を検知エリア内に含む3台の照明器具X21,X31,X32がセンサAモードで動作して照明負荷2を定格点灯させる。なお、連続モードに設定されている上記3台の照明器具X22,X23,X33及びセンサAモードで動作している上記3台の照明器具X21,X31,X32を除く他の照明器具X11…はセンサモードに設定されており、検知エリア内に人が存在しないことからセンサBモードで動作している。
【0038】
而して、センサAモードの調光レベルが100%に設定されているため、照明負荷2の点灯状態を見ただけでは定格点灯している上記6台の照明器具X21,X31,X32,X22,X23,X33のうちから連続モードで動作している3台の照明器具X22,X23,X33を区別することができない。
【0039】
そこで、何れの照明器具Xijが連続モードに設定されているかを知るために、リモコン発信器Rを使って図3に示すようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。この指令は、指定する動作モードを示すモードデータMDと、モードデータMDで指定した動作モードに設定されている場合に行うべき動作を示す第1の動作データFDと、モードデータMDで指定した以外の動作モードに設定されている場合に行うべき動作を示す第2の動作データKDとを少なくとも含み、上記事例ではモードデータMDに連続モードを設定し、第1の動作データFDには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データKDには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0040】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、モードデータMDが現在の動作モードに一致する場合は第1の動作データFDに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、一致しない場合は第2の動作データKDに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、連続モードに設定されている3台の照明器具X22,X23,X33は継続して照明負荷2を定格点灯させ、センサモードに設定されているその他の照明器具X11…は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0041】
而して、連続モードに設定されている3台の照明器具X22,X23,X33のみが定格点灯し、それ以外の照明器具X11…が全て30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで連続モードに設定されている照明器具X22,X23,X33を容易に判別することができる。
【0042】
上述のように本参考例では、外部から適当な指令を与えた場合の照明負荷2の状態から各照明器具Xijにおける動的に変更され得る情報(動作モードなど)の内容を知ることができ、固有のアドレスを有しない複数台の照明器具Xijの動作状態に関する情報を一括して取得することができる。
【0043】
参考例2)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。本参考例では、例えばオフィスビルの1フロアのような照明空間を会議室や廊下あるいは居室といったゾーンに分け、各ゾーンを照明する複数台の照明器具Xij(照明器具群)毎にグループ番号を付与している。このグループ番号は動作中に動的に変更されない情報として各照明器具Xijの記憶部4に記憶される。
【0044】
参考例の基本的な動作について説明する。例えばセンサモードにおいては、同一のグループ番号を有する照明器具Xijの内の少なくとも何れか1台の照明器具(例えば、X11)が具備する人感センサ部3で人の存在を検知した場合、人感センサ部3から人体検出信号が入力された制御部1は、人体検出信号が入力されたことを示す情報(データ)を記憶部4に記憶されているグループ番号とともに通信部6から信号線Lsに送出させ、センサBモードからセンサAモードに動作モードを移行し記憶部4に記憶されている調光レベル(例えば、100%)で照明負荷2を点灯させる。
【0045】
一方、信号線Lsに送出された上記データを受信した他の照明器具X12…では、上記データに含まれるグループ番号が記憶部4に記憶されているグループ番号と一致するか否かを判断し、一致しなければ受信したデータの内容を破棄し、一致した場合には制御部1がセンサBモードからセンサAモードに動作モードを移行し記憶部4に記憶されている調光レベル(例えば、100%)で照明負荷2を点灯させる。すなわち、同一グループに属する複数台の照明器具Xijは信号線Lsを介して授受する情報に応じて互いに連動して動作する。
【0046】
また、リモコン発信器Rを使ってグループ内の何れかの照明器具が連続モードに設定された場合、動作モードを連続モードに切り換えるためのデータ(コマンド)がリモコン信号を受信した照明器具から信号線Lsを通して他の照明器具に送信され、同一グループの複数台の照明器具が一斉に連続モードに切り換えられる。
【0047】
ここで、参考例1で説明した状況(図2参照)において、複数台の照明器具Xij(i=1〜3,j=1〜5)に同一のグループ番号が設定されているとする。この場合、図4に示すようにリモコン発信器Rから送信するコマンドの先頭にグループ番号を指定するグループデータGDを追加する。
【0048】
而して、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具(例えば、X11)では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、図示しない照明器具を含めて全ての照明器具において制御部1が受信したコマンドを解釈し、グループデータGDが記憶部4に記憶されているグループデータに一致しない場合には受信したコマンドを破棄する。一方、グループデータGDとグループ番号が一致した場合には、制御部1はコマンドに含まれるモードデータMDが現在の動作モードに一致するか否かを判断し、一致した場合は第1の動作データFDに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、一致しない場合は第2の動作データKDに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。その結果、参考例1で説明したように連続モードに設定されている3台の照明器具X22,X23,X33のみが定格点灯し、それ以外の照明器具X11…が全て30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで連続モードに設定されている照明器具X22,X23,X33を容易に判別することができる。
【0049】
而して本参考例では、調べたい場所(一つのゾーン)に配設された各照明器具Xij(同一のグループ番号が付与された照明器具)における動的に変更され得る情報(動作モードなど)を一括して取得することができ、他の場所(他のグループ番号が付与されたゾーン)においては照明状態が維持される。このため、他の場所での人の作業を中断させる必要が無く、使い勝手が良くなるものである。
【0050】
参考例3)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0051】
各照明器具Xijの記憶部4には、動的に変更され得る情報としてパラメータ、例えば上記保持時間の値が記憶される。そこで、各照明器具Xijの保持時間が正しく設定されているか否かを知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。このコマンドは、保持時間の値を指定するパラメータデータと、パラメータデータの値と記憶部4に記憶されている保持時間の値が一致した場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、パラメータデータの値と記憶部4に記憶されている保持時間の値が一致しない場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、パラメータデータに保持時間の値として「5分」を設定し、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0052】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、パラメータデータの値が記憶部4に記憶されている保持時間の値に一致する場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、一致しない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、保持時間が「5分」に設定されている照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、保持時間が「5分」に設定されていない照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0053】
而して、保持時間が所望の値(上記例では「5分」)に設定されている照明器具のみが定格点灯し、保持時間の設定が誤っている照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで保持時間が誤った値に設定されている照明器具を目視で容易に見出すことができる。なお、参考例2と同様に上記コマンドの先頭にグループデータを追加すれば、参考例2と同様に、ゾーン内における各照明器具間のパラメータの一致性を容易に確認することができる。
【0054】
参考例4)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0055】
参考例1においては各照明器具Xijにおける動作モードを点灯状態(調光レベル)の違いで判別するだけであったが、例えば「連続モードに設定されている場合には動作モードをセンサモードに切り換える」という内容の指令(コマンド)を送信し、各照明器具Xijの制御部1が受信したコマンドを解釈して動作モードが連続モードに設定されている場合はセンサモードに切り換えるようにしても良い。このようにすれば、参考例1で説明したように連続モードに設定されている照明器具を確認した後にそれらの照明器具の動作モードをセンサモードに切り換える作業が省略できるという利点がある。
【0056】
なお、本参考例の場合、全ての照明器具Xijに対して「動作モードをセンサモードに切り換える」という内容のコマンドを送信しても結果的には同じであるが、例えばセンサモード以外の動作モード(例えば、各照明器具Xijの調光レベルを個別に設定し一斉に設定された調光レベルに切り換える、いわゆるシーンモード)があった場合に、上記シーンモードに設定されている照明器具の設定内容は変えずに、連続モードのみをセンサモードに変更したい場合などに本参考例が有効である。
【0057】
参考例5)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。本参考例では、図5に示すように複数台の照明器具Xij(i=1,2,3,、j=1,2,3,4,5,)を照明空間にマトリクス状に配設し、全ての照明器具Xijを信号線(図示せず)により接続して参考例1と同様のシステム構成とし、各照明器具Xijの制御部1が、センサモードにおいてセンサBモード(人が居ないとき)からセンサAモード(人が居るとき)に遷移した回数を動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶させている。
【0058】
ここで、各照明器具Xijにおける上記遷移回数を知るために、リモコン発信器Rを使って図6に示すようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。この指令は、指定する情報(遷移回数)を示す指定データSDと、遷移回数に応じて行うべき動作を示す動作データXDとを少なくとも含む。なお、本参考例の場合、動作データXDは各照明器具Xijの記憶部4に予め記憶されているテーブルを参照することを示すデータである。このテーブルは、例えば図7に示すように遷移回数が0〜5の場合には消灯(0%の調光レベル)、6〜10の場合には20%の調光レベルで点灯、といったように遷移回数に応じて照明負荷2の点灯状態(調光レベル)を変えるように指定されている。
【0059】
而して、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信すると、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶しているテーブルを参照し遷移回数に応じた調光レベルで照明負荷2を点灯あるいは消灯させる。すなわち、例えば、遷移回数が2回の照明器具X25,X35は照明負荷2を消灯させ、遷移回数が6回の照明器具X23,X24,X33,X34は照明負荷2を20%の調光レベルで点灯させ、遷移回数が15回の照明器具X11〜X15は照明負荷2を40%の調光レベルで点灯させ、遷移回数が30回の照明器具X21,X22,X31,X32は照明負荷2を定格点灯させる。
【0060】
而して、各照明器具Xijの点灯状態からセンサモードの遷移回数を全体的に把握することができる。しかも、調光レベルの高い照明器具が配設されている場所では人の出入りが煩雑であるとか、調光レベルが低いあるいは消灯している照明器具の配設されている場所では人が滞在している可能性が高い等といった間接的な情報も取得することができる。
【0061】
参考例6)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0062】
各照明器具Xijの制御部1では、動的に変更され得る情報として、センサモードにおいてセンサAモードからセンサBモードへ遷移した後に再びセンサAモードに遷移するまでの時間、つまりセンサBモードでの経過時間を記憶部4に記憶させている。但し、上記経過時間は多数の値が得られるから、単位時間当たりの経過時間の平均値(これを「消灯間隔」と呼ぶ)を記憶部4に記憶させておく。そして、各照明器具Xijの消灯間隔を知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。このコマンドは、消灯間隔の範囲を指定するパラメータデータと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている消灯間隔の値が入る場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている消灯間隔の値が入らない場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、パラメータデータに消灯間隔の範囲として「2秒以下」を設定し、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0063】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶されている消灯間隔の値がパラメータデータの範囲に入る場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、入らない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、消灯間隔が2秒以下の照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、消灯間隔が2秒を超える照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0064】
而して、消灯間隔が所定の範囲(上記例では「2秒以下」)である照明器具のみが定格点灯し、消灯間隔が上記範囲を外れる照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具の消灯間隔を全体に把握することができる。その結果、消灯間隔が短いということは人を検出した場合の保持時間の設定が適切でないという判断の目安となり、この場合には消灯間隔の短い照明器具に対して保持時間を長くするように設定値を変更した方が良いことが判る。
【0065】
同様に、動的に変更され得る情報として、センサモードにおいてセンサBモードからセンサAモードへ遷移した後に再びセンサBモードに遷移するまでの時間、つまりセンサAモードでの経過時間の平均値(これを「点灯間隔」と呼ぶ)を記憶部4に記憶させても良い。そして、上記点灯間隔の値が所定値よりも小さいか大きいかに応じて調光レベルを変えて点灯させるコマンドをリモコン発信器Rから送信すれば、上述と同様にして照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具の点灯間隔を全体に把握することができる。その結果、点灯間隔が短いということは人を検出している時間が短い、すなわち、その照明器具が配設されている場所を人が通過しているという判断の目安となり、この場合には点灯間隔の短い照明器具に対して保持時間を短くするように設定値を変更した方が良いことが判る。
【0066】
参考例7)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。本参考例では、図8に示すように複数台の照明器具Xij(i=1,2,3,、j=1,2,3,4,5,)を照明空間にマトリクス状に配設し、全ての照明器具Xijを信号線(図示せず)により接続して参考例1と同様のシステム構成とし、各照明器具Xijの制御部1が参考例5の遷移回数以外に、センサモードにおいて人感センサ部3から人体検出信号が入力された回数(人の存在を検出した検出回数)を動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶させている(各照明器具Xijにおける検出回数の例を図8中に表記する)。
【0067】
ここで、各照明器具Xijにおける上記検出回数を知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。この指令は、指定する情報(検出回数)を示す指定データと、検出回数に応じて行うべき動作を示す動作データとを少なくとも含む。なお、本参考例の場合、動作データは各照明器具Xijの記憶部4に予め記憶されているテーブルを参照することを示すデータである。このテーブルは、例えば図9に示すように検出回数が0〜20の場合には消灯(0%の調光レベル)、21〜30の場合には20%の調光レベルで点灯、といったように検出回数に応じて照明負荷2の点灯状態(調光レベル)を変えるように指定されている。
【0068】
而して、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信すると、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶しているテーブルを参照し検出回数に応じた調光レベルで照明負荷2を点灯あるいは消灯させる。例えば、検出回数が20回未満の照明器具X25,X35は照明負荷2を消灯させ、検出回数が21〜30回の照明器具X11〜X15は照明負荷2を20%の調光レベルで点灯させ、遷移回数が51〜60回の照明器具X23,X24,X33,X34は照明負荷2を80%の調光レベルで点灯させ、遷移回数が60回を超える照明器具X21,X22,X31,X32は照明負荷2を定格点灯(100%の調光レベル)させる。
【0069】
従って、各照明器具Xijの点灯状態から人感センサ部3の検出回数を全体的に把握することができる。しかも、調光レベルの高い照明器具が配設されている場所では人の出入りが煩雑であるとか、調光レベルが低いあるいは消灯している照明器具の配設されている場所では人が滞在している可能性が高い等といった間接的な情報も取得することができる。
【0070】
また、参考例5で説明した遷移回数の情報を併用することにより、遷移回数が多く且つ検出回数が少なく場合は当該照明器具の設置場所が通路などであり、遷移回数が多く且つ検出回数も多い場合は検出漏れ等の発生があり、遷移回数が少なく且つ検出回数も少ない場合は当該照明器具の設置場所に人がほとんど居なく、遷移回数が少なく且つ検出回数が多い場合は当該照明器具の設置場所に人が滞在している、というように更に詳しい情報を一括して取得することができ、各状況に応じたパラメータ(保持時間など)の設定を行うことでより一層の省エネルギが図れる。特に、遷移回数と検出回数がともに多い場合の検出漏れとは、人が静止している場合には検出することができないという焦電型の人感センサ部3の特徴であり、このような場合には保持時間を適切に設定する必要がある。本参考例ではこのような人感センサ部3の検出漏れの発生等も容易に知ることができる。
【0071】
参考例8)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0072】
各照明器具Xijの制御部1では、動的に変更され得る情報として、センサモードにおいてセンサAモードで動作している時間、すなわち照明負荷2が定格点灯している延べ時間(以下、「点灯時間」と呼ぶ)を記憶部4に記憶させている。そして、各照明器具Xijの点灯時間を知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。このコマンドは、点灯時間の範囲を指定するパラメータデータと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている点灯時間の値が入る場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている点灯時間の値が入らない場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、パラメータデータに点灯時間の範囲として「200時間以上」を設定し、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0073】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶されている点灯時間の値がパラメータデータの範囲に入る場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、入らない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、点灯時間が200時間以上の照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、点灯時間が200時間未満の照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0074】
而して、点灯時間が所定の範囲(上記例では「200時間以上」)である照明器具のみが定格点灯し、点灯時間が上記範囲を外れる照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具の点灯時間を全体に把握することができる。さらに、参考例7で説明した検出回数を参照すれば、人が居ないにもかかわらず長時間点灯しているというようなことも判るので、そのような情報に基づいて保持時間等のパラメータの調整を行うことができる。
【0075】
同様に、動的に変更され得る情報として、センサモードにおいてセンサBモードで動作している時間、すなわち照明負荷2が30%の調光レベルで点灯している延べ時間を記憶部4に記憶させても良く、上記時間が所定値よりも小さいか大きいかに応じて調光レベルを変えて点灯させるコマンドをリモコン発信器Rから送信すれば、上述と同様にして照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具がどれだけ省エネルギの動作を行ったかということが概略で把握できる。
【0076】
また、点灯時間の代わりに制御部1に照明負荷2における消費電力を計測する機能を持たせ、この消費電力の値を動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶させておき、上述の点灯時間の場合と同様に各照明器具の消費電力の情報を一括して取得するようにすれば、よりきめ細かく動作状態を把握することができる。なお、消費電力の計測は従来周知の技術を用いて実現可能であるから詳しい説明は省略する。
【0077】
参考例9)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0078】
各照明器具Xijの制御部1では、動的に変更され得る情報として、過去何分間における人の検出の有無(人感センサ部3から制御部1に人体検出信号が入力されたか否か)を記憶部4に記憶させている。そして、各照明器具Xijの上記情報を知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。このコマンドは、過去何分間に人を検出したことを指定するパラメータデータと、過去何分間に人を検出している場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、過去何分間に人を検出していない場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、パラメータデータに「過去5分間」を設定し、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0079】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、過去5分間に人が検出されたことが記憶部4に記憶されている場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、記憶されていない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、過去5分間に人が検出された照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、検出されていない照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0080】
而して、過去5分間に人が検出された照明器具のみが定格点灯し、検出されなかった照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具における過去5分間の人の検出状況を全体に把握することができる。この情報から、照明器具が設置されている場所の人の出入り状況を把握することができる。
【0081】
参考例10)
参考例における照明器具Xijの構成は参考例1と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0082】
参考例では、各照明器具Xijの制御部1が動的に変更され得る情報として、参考例9と同様に過去何分間における人の検出の有無を記憶部4に記憶させるとともに、参考例2と同様に動作中に動的に変更されない情報として、各ゾーンに対応するグループ番号を記憶部4に記憶させている。
【0083】
そして、各照明器具Xijの上記情報を知るために、リモコン発信器Rを使って参考例9で説明したフォーマットの指令(コマンド)を何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信すると、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、参考例9と同様に全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、過去5分間に人が検出されたことが記憶部4に記憶されている場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、記憶されていない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。さらに、過去5分間に人が検出された照明器具X12…では制御部1が記憶部4に記憶されているグループ番号を通信部6から信号線Lsに送出する。このとき通信部6では信号線Lsを監視し、複数台の照明器具X12…からの送信が衝突しないように信号線Ls上に信号が伝送されていないときに通信を行う。
【0084】
また、リモコン信号を受信した照明器具X11の制御部1は、信号線Lsを通して他の照明器具X12…から送信されてくるグループ番号を受信すると、受信したグループ番号のデータをリモコン信号送受信部5より赤外線のリモコン信号としてリモコン発信器Rに随時送信する。
【0085】
一方、照明器具X11から送信されたリモコン信号を受信したリモコン発信器Rでは、液晶ディスプレイ等からなる表示部(図示せず)にリモコン信号に含まれているグループ番号を一覧で表示する。これにより、ゾーン単位での人の出入りに関する情報がリモコン発信器Rを使って手元で確認することができ、非常に使い勝手の良いものである。
【0086】
(実施形態
本実施形態における照明器具X11…は、図10に示すように人感センサ部3の代わりに周囲の明るさ(周囲照度)を検出する照度センサ部8を備えた点に特徴があり、それ以外の基本的な構成は参考例1と同一であるから説明を省略する。なお、照度センサ部8はCdSのような光電変換素子を具備し、周囲の明るさに応じたレベルの電圧信号を制御部1に対して出力するものである。また、制御部1はCPUで実行するプログラムに従って動作し、照度センサ部8から出力される電圧信号のレベル(以下、「検出レベル」という)に応じて照明負荷2の調光レベルを可変する動作モードを有している。例えば、調光レベルを50%から100%の間で数段階に分け、検出レベルが最も低い(周囲が暗い)ときには調光レベルを100%とし、検出レベルが最も高い(周囲が明るい)ときには調光レベルを50%とし、検出レベルがその間の値であるときは調光レベルを50%〜100%の間の何れかの段階の値とする。これにより、周囲が明るいときに照明負荷2の光出力を低下させることで省エネルギを図っている。
【0087】
ここで、制御部1は現在の調光レベルを動的に変化され得る情報として記憶部4に記憶させており、各照明器具Xijの現在の調光レベルを知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。このコマンドは、調光レベルの範囲を指定するパラメータデータと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている現在の調光レベルの値が入る場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている現在の調光レベルの値が入らない場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、パラメータデータに調光レベルの範囲として「50%以下」を設定し、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0088】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶されている現在の調光レベルの値がパラメータデータの範囲に入る場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、入らない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、現在の調光レベルが50%以下の照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、50%を超える照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0089】
而して、現在の調光レベルが所定の範囲(上記例では「50%以下」)である照明器具のみが定格点灯し、調光レベルが上記範囲を外れる照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具における調光レベルを全体に把握することができる。その結果、調光レベルが小さい照明器具、すなわち省エネルギにより貢献している照明器具を容易に判別することができる。
【0090】
(実施形態
本実施形態における照明器具Xijの構成は実施形態と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0091】
本実施形態では、リモコン発信器Rから送信される検出レベル確認コマンドを受信すると、各照明器具Xijの制御部1が照明負荷2を消灯させたときの照度センサ部8の検出レベル(電圧レベル)を動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶させる。
【0092】
ここで上記検出レベル確認コマンドは、上述のような手順で消灯時の検出レベルを記憶部4に記憶させる内容のコマンドデータと、記憶部4に記憶させた消灯時の検出レベルに応じて行うべき動作を示す動作データとを少なくとも含む。なお、本実施形態の場合、動作データは各照明器具Xijの記憶部4に予め記憶されているテーブルを参照することを示すデータである。このテーブルは、例えば図11に示すように検出レベル(単位ボルト)が0〜1の場合には消灯(0%の調光レベル)、1〜2の場合には20%の調光レベルで点灯、といったように検出レベルに応じて照明負荷2の点灯状態(調光レベル)を変えるように指定されている。
【0093】
而して、このように設定された検出レベル確認コマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信すると、リモコン信号により上記検出レベル確認コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信した検出レベル確認コマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信した検出レベル確認コマンドを解釈して上述の手順で消灯時の検出レベルを記憶部4に記憶させるとともに、記憶部4に記憶しているテーブルを参照し上記消灯時の検出レベルに応じた調光レベルで照明負荷2を点灯あるいは消灯させる。
【0094】
従って、各照明器具Xijの点灯状態から、照明負荷2以外の光(太陽光の反射や他の建物が発する光など)がどの程度、どの位置まで進入しているかの概略を把握することができ、各照明器具Xijにおける調光レベルの調整に反映させることができる。
【0095】
(実施形態
本実施形態における照明器具Xijの構成は実施形態と同一であるから図示並びに説明は省略する。本実施形態では、各照明器具Xijの制御部1が、リモコン発信器Rからリモコン信号を受信した回数(受信回数)を動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶させている。なお、受信回数としてカウントするリモコン信号の内容は、照度センサ部8の検出レベルに応じた調光レベルの設定等のためのコマンドであって、施工者や管理者のみが使用するような設定情報を含むコマンドではない。
【0096】
ここで、各照明器具Xijにおける上記受信回数を知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。この指令は、上記受信回数の範囲を指定するパラメータデータと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている受信回数の値が入る場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、パラメータデータの範囲に記憶部4に記憶されている受信回数の値が入らない場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、パラメータデータに受信回数の範囲として「5回以上」を設定し、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0097】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶されている受信回数の値がパラメータデータの範囲に入る場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、入らない場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、受信回数が5回以上の照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、受信回数が5回未満の照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0098】
而して、受信回数が所定の範囲(上記例では「5回以上」)である照明器具のみが定格点灯し、点灯時間が上記範囲を外れる照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具のリモコン信号の受信回数を全体に把握することができる。ここで、リモコン信号の受信回数が多いということは、使用者が煩雑に動作の変更を行っていることを示しており、某かのパラメータの設定値が使用状況に適していない可能性があると判断できる。その結果、リモコン信号の受信回数を把握することによってパラメータの見直しの必要性を判断することができる。
【0099】
(実施形態
本実施形態における照明器具Xijの構成は実施形態と同一であるから図示並びに説明は省略する。
【0100】
本実施形態では、各照明器具Xijの制御部1が異常(例えば、照度センサ部8の検出レベルが常時ゼロとなるような状態)の有無を動的に変更され得る情報として記憶部4に記憶させる。
【0101】
ここで、各照明器具Xijにおける上記異常の有無を知るために、リモコン発信器Rを使って以下のようなフォーマットの指令(コマンド)を照明器具Xijに送信する。この指令は、異常が発生していない場合に行うべき動作を示す第1の動作データと、異常が発生している場合に行うべき動作を示す第2の動作データとを少なくとも含み、例えば、第1の動作データには調光レベルを100%とする命令を設定するとともに第2の動作データには調光レベルを30%とする命令を設定する。そして、このように設定されたコマンドを何れかの照明器具(例えばX11)に対してリモコン発信器Rから送信する。
【0102】
一方、リモコン信号により上記コマンドを受信した照明器具X11では、制御部1が受信したコマンドをそのまま通信部6を介して信号線Lsに送出して他の全ての照明器具X12…に回送する。そして、全ての照明器具Xijにおいて制御部1が受信したコマンドを解釈し、記憶部4に記憶されているデータが異常の無しの場合は第1の動作データに基づいて照明負荷2を定格点灯させ、異常有りの場合は第2の動作データに基づいて照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。すなわち、照明器具Xijに照度センサ部8の動作不良等の異常が発生していない照明器具は照明負荷2を定格点灯させ、異常が発生している照明器具は照明負荷2を30%の調光レベルで点灯させる。
【0103】
而して、異常発生無しの照明器具のみが定格点灯し、異常発生有りの照明器具が30%の調光レベルで点灯することになるから、照明負荷2の明るさを見ただけで各照明器具における異常発生の有無を全体に把握することができ、異常発生に対して迅速な対応をとることができる。なお、異常の内容は照度センサ部8の異常に限定されるものではなく、例えば記憶部4に記憶されている種々の情報の異常であっても同様の効果を奏する。
【0104】
【発明の効果】
請求項1の発明は上述のように、複数台の照明器具を信号線により接続し、該信号線を通して各照明器具間で種々の情報を授受して成る照明制御システムであって、前記照明器具は、調光レベルが可変な照明負荷と、周囲の状況を検出する検出手段と、前記信号線を介して種々の情報を授受する通信手段と、前記照明負荷の調光レベルを記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記照明負荷を制御する制御手段とを備えて成り、前記制御手段は、外部から指令が与えられると、前記照明負荷の調光レベルを、前記記憶手段に記憶している前記照明負荷の調光レベルが所定の範囲に入るか否かに応じた所定の調光レベルとするように前記照明負荷を制御するので、外部から適当な指令を与えた場合の照明負荷の状態から照明負荷の調光レベルが所定の範囲に入るか否かを知ることができ、固有のアドレスを有しない複数台の照明器具の動作状態に関する情報を一括して取得することができるという効果がある。
【0122】
請求項の発明は、請求項1の発明において、複数台の照明器具を複数のグループにグループ分けするとともに属するグループの情報を前記記憶手段に記憶し、前記制御手段は、各グループに属する他の照明器具と連動して前記照明負荷を制御するので、請求項1の発明の効果に加えて、特定のグループに属する照明器具毎に照明負荷の調光レベルに関する情報を一括して取得することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1を示すブロック図である。
【図2】 同上のシステム構成図である。
【図3】 同上におけるコマンドの説明図である。
【図4】 参考例2におけるコマンドの説明図である。
【図5】 参考例5のシステム構成図である。
【図6】 同上におけるコマンドの説明図である。
【図7】 同上の動作説明図である。
【図8】 参考例7のシステム構成図である。
【図9】 同上の動作説明図である。
【図10】 実施形態を示すブロック図である。
【図11】 実施形態の動作説明図である。
【図12】 従来例のシステム構成図である。
【図13】 他の従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
Xij 照明器具
1 制御部
2 照明負荷
3 人感センサ部
4 記憶部
5 リモコン信号送受信部
6 通信部
Ls 信号線
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lighting control system in which a plurality of lighting fixtures are connected by a signal line, and various information is exchanged between the lighting fixtures through the signal line.
[0002]
[Prior art]
There is a lighting control system having a configuration as shown in FIG. 12 or FIG. 13 as a lighting control system in which a plurality of lighting fixtures are connected by signal lines. In the system shown in FIG. 12, a plurality of lighting fixtures 10 each having a unique address are connected to a centralized control panel 12 by a signal line 11, and the centralized control panel 12 designates each lighting fixture 10 by an address. In addition to performing control to vary the light output of the lighting load, the operation state (lighting on / off of the lighting load, etc.) and setting information of each lighting fixture 10 are centrally held and managed (so-called centralized type).
[0003]
In such a centralized lighting control system, a plurality of lighting fixtures must have unique addresses, and it takes a lot of work to assign addresses to each lighting fixture. In order to know the correspondence with the installation location of each lighting fixture in the lighting space, it is often necessary to refer to drawings, etc., which is difficult to manage, and addresses and operating conditions as the number of lighting fixtures increases There is a problem that the burden on the centralized control panel 12 that manages the above and the like is increased, resulting in an increase in cost and size.
[0004]
On the other hand, in the system shown in FIG. 13, the plurality of lighting fixtures 20 connected by the signal line 21 controls their own operation based on setting information and the like held by each of the lighting apparatuses 20 and passes through the signal line 21. A plurality of lighting fixtures 20 perform interlock control based on information exchanged with other lighting fixtures 20 (so-called distributed type). In this system, there is no need to set a unique address for a plurality of lighting fixtures. For example, information is exchanged between the lighting fixtures set with a common group number via the signal line 21, and linked control is performed for each group. It is also possible to perform.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the latter system (distributed system) does not have a unique address, it is not possible to address a specific lighting fixture through a signal line. When making changes, etc., it must be done using a wireless remote control signal transmitted from the transmitter in the immediate vicinity of the luminaire, so the operating status of each luminaire cannot be obtained in a batch. It was not suitable for general management.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide lighting control that can collectively acquire information on the operating states of a plurality of lighting fixtures that do not have unique addresses. To provide a system.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the invention of claim 1 is an illumination control system in which a plurality of luminaires are connected by signal lines, and various information is exchanged between the luminaires through the signal lines. The lighting fixture is:Dimming level is variableIllumination load, detection means for detecting surrounding conditions, communication means for transmitting and receiving various information via the signal line, storage means for storing the dimming level of the illumination load, and detection results of the detection means On the basis of theSaidControl means for controlling the lighting load, the control means when a command is given from the outside, The dimming level of the lighting load,Dimming level of the lighting load stored in the storage meansDepending on whether is within the prescribed rangePredeterminedSet the light control levellikeSaidIt is characterized by controlling the lighting load, and the dimming level of the lighting load in each lighting fixture from the state of the lighting load when an appropriate command is given from the outsideWhether is within the specified rangeIt is possible to know information about the operating states of a plurality of lighting fixtures that do not have a unique address.
[0019]
  According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, a plurality of lighting fixtures are grouped into a plurality of groups and information on the groups belonging to the group is stored in the storage means. Control the lighting load in conjunction with other lighting fixturesDoIn addition to the operation of the invention of claim 1, it is possible to collectively obtain information on the surrounding situation for each lighting fixture belonging to a specific group.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Before describing embodiments of the present invention, reference examples related to the present invention will be described.
  (Reference example1)
  BookReference exampleLuminaire X11As shown in FIG. 1, a control unit 1 having a CPU as a main component, a light source such as a fluorescent lamp and an incandescent lamp, and an illumination load whose light output is variable by adjusting power supplied to the light source 2, a human sensor 3 that detects the presence or absence of a person in the detection area as a surrounding situation, a storage 4 that stores various information (data) as will be described later, and a remote control transmitter R A remote control signal transmitter / receiver 5 for transmitting / receiving a remote control signal by infrared rays and another lighting fixture X through a signal line LsmnAnd a communication unit 6 that exchanges information with each other (data communication), and a power supply unit 7 that supplies power for operation to each unit, and is disposed on the ceiling of the illumination space.
[0028]
The human sensor unit 3 includes a pyroelectric element that detects heat rays radiated from the human body, and detects the presence or absence of a person in the detection area from a change in heat dose according to the movement of the person. The human body detection signal is output to the control unit 1. However, the configuration of the human sensor unit 3 is not limited to this, and other methods such as an ultrasonic sensor or a vibration sensor may be used.
[0029]
The storage unit 4 is composed of an EEPROM, and the stored contents are retained even when the power is turned off. Further, the control unit 1 operates according to a program executed by the CPU, and an operation mode (hereinafter referred to as “sensor mode”) in which the light output of the illumination load 2 is changed according to a human body detection signal from the human sensor unit 3; It has an operation mode (hereinafter referred to as “continuous mode”) for lighting the illumination load at a rated level regardless of the detection result of the human sensor unit 3.
[0030]
In the sensor mode, when a human body detection signal is input from the human sensor unit 3, the lighting load 2 is set to a high dimming level for a predetermined holding time (percentage when the light output at rated lighting is 100%). The lighting load 2 is dimmed at a low dimming level when there is no input of a human body detection signal from the operation sensor mode (hereinafter referred to as “sensor A mode”). There is an operation mode (hereinafter referred to as “sensor B mode”). Here, switching between the sensor mode and the continuous mode may be performed using a switch (not shown) or a remote control transmitter R. The dimming levels in the sensor A mode and the sensor B mode are not limited to the above values, and may be set to appropriate values according to the illumination space. The setting value of the light control level and the setting value of the holding time are stored in the storage unit 4 as information that can be dynamically changed at any time.
[0031]
  Figure 2 shows a bookReference exampleA system configuration example is shown, with multiple lighting fixtures Xij (i = 1,2,3, j = 1,2,3,4,5) arranged in a matrix in the lighting space, all The lighting fixture Xij is connected by a signal line (not shown).
[0032]
Here, lighting fixture X11The operation in the sensor mode will be described. For example, lighting fixture X11If the presence sensor is not detected by the human sensor unit 3 and no human body detection signal is input from the human sensor unit 3 to the control unit 1, the control unit 1 operates in the sensor B mode and the storage unit 4 operates. The lighting load 2 is turned on at a low dimming level (for example, 30%) stored in
[0033]
Meanwhile, lighting fixture X11When the presence sensor is detected by the human sensor unit 3 and a human body detection signal is input from the human sensor unit 3 to the control unit 1, the control unit 1 changes the operation mode from the sensor B mode to the sensor A mode. The lighting load 2 is turned on (rated lighting) at a high dimming level (for example, 100%) that has been transferred and stored in the storage unit 4, and a predetermined holding time (for example, several minutes) stored in the storage unit 4 ) Is started, and when the holding time is counted, the sensor B mode is entered, and the illumination load 2 is turned on at a dimming level of 30%. If a human body detection signal is input from the human sensor 3 during the holding time counting, the control unit 1 initializes the count value and counts the holding time again. That is, in the sensor mode, if there is a person in the detection area, the light output of the lighting load 2 is increased to obtain a lighting environment suitable for the work. If there is no person in the detection area, the light output of the lighting load 2 is obtained. Energy saving can be achieved by making it the minimum necessary.
[0034]
Next, lighting fixture X11The operation in the continuous mode will be described. For example, a remote control signal for switching the operation mode to the continuous mode by operating the remote control transmitter R is used for the lighting fixture X.11If you send it to the lighting fixture X11Then, the remote control signal transmission / reception unit 5 receives the remote control signal, and the control unit 1 switches the operation mode from the sensor mode to the continuous mode. In the continuous mode, the control unit 1 turns on the illumination load 2 at a rated light level of 100% regardless of whether or not a human body detection signal is input from the human sensor unit 3.
[0035]
  By the way, as described in the prior art, in the centralized system, since a unique address is set for each of the plurality of lighting fixtures 20, the centralized control panel 12 designates a unique address to communicate with each lighting fixture 20. Thereby, it is possible to collectively acquire information such as which operation mode (for example, continuous mode and sensor mode) the individual lighting fixtures 20 are set to. In contrast, the bookReference exampleLuminaire X11Since a unique address is not set in ..., the operation mode information cannot be obtained by the centralized control panel 12 as in the centralized system.
[0036]
Therefore, in the lighting control system of the present invention, each lighting fixture X11When the control unit 1 is given a command from the outside (for example, the remote control transmitter R), a predetermined state corresponding to information (for example, operation mode) that can be dynamically changed and stored in the storage unit 4 is set. By controlling the lighting load 2, each lighting fixture X11Can be acquired collectively as to which operation mode is currently set. Hereinafter, detailed description will be given with specific examples.
[0037]
3 lighting fixtures X as shown by hatching in FIG.twenty two, Xtwenty three, X33Is set to continuous mode by someone and has not been returned to sensor mode. At this time, even if there are no people in the detection area, the above three lighting fixtures Xtwenty two, Xtwenty three, X33However, it is not preferable because it consumes unnecessary power. Therefore, an administrator who manages the system can manage the three lighting fixtures X.twenty two, Xtwenty three, X33Consider the case where the operation mode is switched back to the sensor mode to save energy, and the remote control transmitter R is used to switch the operation mode to the sensor mode. At this time, if there is a person H in a place as shown in FIG. 2, three lighting fixtures X including the place where the person H is in the detection area.twenty one, X31, X32Operates in the sensor A mode to light up the illumination load 2 at rated power. The three lighting fixtures X set to the continuous modetwenty two, Xtwenty three, X33And the above three lighting fixtures X operating in the sensor A modetwenty one, X31, X32Other lighting fixtures except for X11... is set to the sensor mode, and since there is no person in the detection area, it operates in the sensor B mode.
[0038]
Thus, since the dimming level of the sensor A mode is set to 100%, the above six lighting fixtures X that are lit at a rated level only by looking at the lighting state of the lighting load 2 are used.twenty one, X31, X32, Xtwenty two, Xtwenty three, X333 lighting fixtures X operating in continuous modetwenty two, Xtwenty three, X33Cannot be distinguished.
[0039]
Therefore, in order to know which lighting fixture Xij is set to the continuous mode, a command (command) in a format as shown in FIG. 3 is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes the mode data MD indicating the operation mode to be specified, the first operation data FD indicating the operation to be performed when the operation mode specified by the mode data MD is set, and the mode data MD. Including at least second operation data KD indicating an operation to be performed when the operation mode is set. In the above example, the continuous mode is set in the mode data MD, and the dimming level is set in the first operation data FD. Is set to 100%, and the second operation data KD is set to a command for setting the dimming level to 30%. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0040]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all lighting fixtures Xij interprets, and when mode data MD corresponds to the present operation mode, lighting load 2 is rated-lit based on the 1st operation data FD, and it matches. If not, the illumination load 2 is turned on at a dimming level of 30% based on the second operation data KD. That is, three lighting fixtures X set to the continuous modetwenty two, Xtwenty three, X33Continue lighting the lighting load 2 at rated power, and other lighting fixtures X set to sensor mode11... lights the illumination load 2 at a dimming level of 30%.
[0041]
Thus, the three lighting fixtures X set to the continuous modetwenty two, Xtwenty three, X33Only the rated lighting, other lighting fixtures X11... will be lit at a dimming level of 30%, so lighting fixture X that is set to continuous mode just by looking at the brightness of lighting load 2twenty two, Xtwenty three, X33Can be easily determined.
[0042]
  Book as aboveReference exampleThen, it is possible to know the contents of information (operation mode, etc.) that can be dynamically changed in each lighting fixture Xij from the state of the lighting load 2 when an appropriate command is given from the outside, and a plurality of information having no unique address. Information regarding the operating state of the lighting fixtures Xij can be acquired collectively.
[0043]
  (Reference example2)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted. BookReference exampleThen, for example, an illumination space such as one floor of an office building is divided into zones such as a conference room, a hallway, or a living room, and a group number is assigned to each of a plurality of lighting fixtures Xij (lighting fixture group) that illuminate each zone. . This group number is stored in the storage unit 4 of each luminaire Xij as information that is not dynamically changed during operation.
[0044]
  BookReference exampleThe basic operation will be described. For example, in the sensor mode, at least one of the lighting fixtures Xij having the same group number (for example, X11When the presence sensor is detected by the human sensor unit 3 included in the control unit 1, the control unit 1 to which the human body detection signal is input from the human sensor unit 3 is information (data) indicating that the human body detection signal is input. Together with the group number stored in the storage unit 4 from the communication unit 6 to the signal line Ls, the operation mode is changed from the sensor B mode to the sensor A mode, and the dimming level stored in the storage unit 4 (for example, 100%), the lighting load 2 is turned on.
[0045]
On the other hand, other lighting fixtures X that have received the data sent to the signal line Ls12In, it is determined whether or not the group number included in the data matches the group number stored in the storage unit 4. If the group number does not match, the content of the received data is discarded. The unit 1 shifts the operation mode from the sensor B mode to the sensor A mode, and turns on the illumination load 2 at a dimming level (for example, 100%) stored in the storage unit 4. That is, a plurality of lighting fixtures Xij belonging to the same group operate in conjunction with each other according to information exchanged via the signal line Ls.
[0046]
When any lighting fixture in the group is set to the continuous mode using the remote control transmitter R, the data (command) for switching the operation mode to the continuous mode is a signal line from the lighting fixture that has received the remote control signal. Ls is transmitted to other lighting fixtures, and a plurality of lighting fixtures in the same group are simultaneously switched to the continuous mode.
[0047]
  here,Reference exampleIn the situation described in FIG. 1 (see FIG. 2), it is assumed that the same group number is set for a plurality of lighting fixtures Xij (i = 1 to 3, j = 1 to 5). In this case, as shown in FIG. 4, group data GD specifying a group number is added to the head of the command transmitted from the remote control transmitter R.
[0048]
  Thus, a lighting fixture (for example, X11), The command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6, and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all the lighting fixtures including the lighting fixture which is not illustrated is interpreted, and when the group data GD does not correspond to the group data memorized by storage part 4, the received command is discarded. To do. On the other hand, when the group data GD matches the group number, the control unit 1 determines whether or not the mode data MD included in the command matches the current operation mode. Based on the FD, the lighting load 2 is lit at a rated level, and when they do not match, the lighting load 2 is lit at a dimming level of 30% based on the second operation data KD. as a result,Reference example3 lighting fixtures X set to continuous mode as explained in 122, X23, X33Only the rated lighting, other lighting fixtures X11... will be lit at a dimming level of 30%, so lighting fixture X that is set to continuous mode just by looking at the brightness of lighting load 222, X23, X33Can be easily determined.
[0049]
  BookReference exampleThen, information (operation mode etc.) that can be dynamically changed in each lighting fixture Xij (lighting fixture with the same group number) arranged in the place (one zone) to be examined is acquired in a lump. In other places (zones with other group numbers), the lighting conditions are maintained. For this reason, it is not necessary to interrupt a person's work in another place, and the usability is improved.
[0050]
  (Reference example3)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted.
[0051]
The storage unit 4 of each lighting fixture Xij stores a parameter, for example, the value of the holding time, as information that can be dynamically changed. Therefore, in order to know whether or not the holding time of each lighting fixture Xij is set correctly, a command (command) of the following format is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes parameter data for specifying a holding time value, first operation data indicating an operation to be performed when the value of the parameter data matches the holding time value stored in the storage unit 4, and the parameter At least second operation data indicating an operation to be performed when the value of the data and the value of the holding time stored in the storage unit 4 do not match, for example, “5 minutes” as the value of the holding time in the parameter data And a command for setting the dimming level to 100% is set for the first operation data, and a command for setting the dimming level to 30% is set for the second operation data. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0052]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. Then, the command received by the control unit 1 in all the lighting fixtures Xij is interpreted, and if the value of the parameter data matches the value of the holding time stored in the storage unit 4, illumination is performed based on the first operation data. The load 2 is lit at a rated power, and if the values do not match, the lighting load 2 is lit at a dimming level of 30% based on the second operation data. In other words, lighting fixtures whose holding time is set to “5 minutes” cause the lighting load 2 to be rated-lit, and lighting fixtures whose holding time is not set to “5 minutes” have the lighting load 2 set to a dimming level of 30%. Turn on with.
[0053]
  Thus, only lighting fixtures whose holding time is set to a desired value (“5 minutes” in the above example) are lit at rated power, and lighting fixtures with incorrect holding time settings are at a dimming level of 30%. Since the lighting is performed, it is possible to easily find a lighting fixture whose holding time is set to an incorrect value just by looking at the brightness of the lighting load 2. In addition,Reference exampleIf group data is added to the head of the above command as in 2,Reference exampleSimilar to 2, it is possible to easily confirm the consistency of parameters between the respective lighting fixtures in the zone.
[0054]
  (Reference example4)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted.
[0055]
  Reference exampleIn 1, the operation mode in each lighting fixture Xij was only determined by the difference in lighting state (dimming level). For example, “when the continuous mode is set, the operation mode is switched to the sensor mode”. When the operation mode is set to the continuous mode by transmitting a command (command) of the contents and interpreting the command received by the control unit 1 of each lighting fixture Xij, the mode may be switched to the sensor mode. This way,Reference exampleAs described in 1 above, there is an advantage that the operation of switching the operation mode of the lighting fixtures to the sensor mode after confirming the lighting fixtures set to the continuous mode can be omitted.
[0056]
  BookReference exampleIn this case, even if a command with the content “switch the operation mode to the sensor mode” is transmitted to all the lighting fixtures Xij, the result is the same. For example, an operation mode other than the sensor mode (for example, each illumination mode) When there is a so-called scene mode) in which the dimming levels of the fixtures Xij are individually set and switched to the dimming level set all at once, without changing the settings of the lighting fixtures set in the scene mode, This is useful when you want to change only the continuous mode to the sensor mode.Reference exampleIs effective.
[0057]
  (Reference example5)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted. BookReference exampleThen, as shown in FIG. 5, a plurality of lighting fixtures Xij (i = 1,2,3, j = 1,2,3,4,5) are arranged in a matrix in the lighting space, Connect the lighting fixture Xij with a signal line (not shown)Reference exampleThe system configuration is the same as in FIG. 1, and the number of times that the control unit 1 of each lighting fixture Xij transitions from the sensor B mode (when there is no person) to the sensor A mode (when there is a person) in the sensor mode is dynamically changed. The information is stored in the storage unit 4 as possible information.
[0058]
  Here, in order to know the number of transitions in each lighting fixture Xij, a command (command) in a format as shown in FIG. 6 is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes at least specification data SD indicating information to be specified (number of transitions) and operation data XD indicating an operation to be performed according to the number of transitions. BookReference exampleIn this case, the operation data XD is data indicating that a table stored in advance in the storage unit 4 of each lighting fixture Xij is referred to. For example, as shown in FIG. 7, when the number of transitions is 0 to 5, the table is turned off (0% dimming level), and when 6 to 10 is turned on, the lighting is 20% dimming level. It is specified to change the lighting state (dimming level) of the lighting load 2 according to the number of transitions.
[0059]
Thus, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) For the lighting fixture X that has received the above command by the remote control signal.11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all lighting fixtures Xij interprets the command, refers to the table memorized by storage part 4, and turns on or turns off lighting load 2 with the dimming level according to the number of transitions. That is, for example, the lighting fixture X having two transitionstwenty five, X35Turns off the lighting load 2, and the lighting fixture X has 6 transitions.twenty three, Xtwenty four, X33, X34Turns on the lighting load 2 at a dimming level of 20%, and the lighting fixture X has 15 transitions.11~ X15Turns on the lighting load 2 at a dimming level of 40%, and the lighting fixture X has 30 transitions.twenty one, Xtwenty two, X31, X32Turns on the lighting load 2 at rated power.
[0060]
Thus, the number of transitions of the sensor mode can be grasped as a whole from the lighting state of each lighting fixture Xij. Moreover, it is difficult for people to go in and out of places where lighting equipment with a high dimming level is installed, or people stay in places where lighting equipment with low or low lighting control levels is installed. It is also possible to acquire indirect information such as that there is a high possibility that
[0061]
  (Reference example6)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted.
[0062]
In the control unit 1 of each lighting fixture Xij, as information that can be dynamically changed, the time until the transition to the sensor A mode after the transition from the sensor A mode to the sensor B mode in the sensor mode, that is, the sensor B mode is performed. The elapsed time is stored in the storage unit 4. However, since a large number of values can be obtained for the elapsed time, an average value of the elapsed time per unit time (referred to as “lighting-off interval”) is stored in the storage unit 4. Then, in order to know the turn-off interval of each lighting fixture Xij, a command (command) in the following format is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes parameter data for specifying the range of the extinction interval, first operation data indicating the operation to be performed when the extinction interval value stored in the storage unit 4 is included in the parameter data range, and parameter data And at least second operation data indicating an operation to be performed when the value of the extinction interval stored in the storage unit 4 is not included in the range of, for example, “2 seconds or less” as the extinction interval range in the parameter data And a command for setting the dimming level to 100% is set for the first operation data, and a command for setting the dimming level to 30% is set for the second operation data. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0063]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all the lighting fixtures Xij interprets, and when the value of the extinction interval memorized by storage part 4 is in the range of parameter data, lighting load based on the 1st operation data 2 is turned on at rated power, and if not, the lighting load 2 is turned on at a dimming level of 30% based on the second operation data. That is, lighting fixtures with a turn-off interval of 2 seconds or less turn on the lighting load 2 at a rated level, and lighting fixtures with a turn-off interval exceeding 2 seconds turn on the lighting load 2 at a dimming level of 30%.
[0064]
Thus, only lighting fixtures whose turn-off interval is within a predetermined range ("2 seconds or less" in the above example) are lit at rated power, and lighting fixtures whose turn-off interval is outside the above range are turned on at a dimming level of 30%. Therefore, the turn-off interval of each lighting fixture can be grasped as a whole only by looking at the brightness of the lighting load 2. As a result, a short turn-off interval is a guideline for determining that the hold time setting is not appropriate when a person is detected. In this case, set a longer hold time for a lighting fixture with a short turn-off interval. It turns out that it is better to change the value.
[0065]
Similarly, as information that can be dynamically changed, in the sensor mode, the time from the transition from the sensor B mode to the sensor A mode to the transition to the sensor B mode again, that is, the average value of the elapsed time in the sensor A mode (this May be stored in the storage unit 4. Then, if the remote control transmitter R transmits a command for changing the dimming level depending on whether the value of the lighting interval is smaller or larger than a predetermined value, the brightness of the lighting load 2 is adjusted in the same manner as described above. It is possible to grasp the lighting interval of each lighting fixture as a whole just by looking. As a result, if the lighting interval is short, the time during which the person is detected is short, that is, it is a guideline for judging that the person is passing the place where the lighting equipment is installed. It can be seen that it is better to change the set value so as to shorten the holding time for a lighting apparatus having a short interval.
[0066]
  (Reference example7)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted. BookReference exampleThen, as shown in FIG. 8, a plurality of lighting fixtures Xij (i = 1, 2, 3, j = 1, 2, 3, 4, 5) are arranged in a matrix in the lighting space, Connect the lighting fixture Xij with a signal line (not shown)Reference example1 and the controller 1 of each lighting fixture XijReference exampleIn addition to the number of transitions 5, the number of times that the human body detection signal is input from the human sensor unit 3 in the sensor mode (the number of detections that detected the presence of a person) is stored in the storage unit 4 as information that can be dynamically changed. (An example of the number of times of detection in each lighting fixture Xij is shown in FIG. 8).
[0067]
  Here, in order to know the number of times of detection in each lighting fixture Xij, a command (command) in the following format is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes at least specification data indicating information to be specified (detection count) and operation data indicating an operation to be performed according to the detection count. BookReference exampleIn this case, the operation data is data indicating that a table stored in advance in the storage unit 4 of each lighting fixture Xij is referred to. For example, as shown in FIG. 9, when the number of detections is 0 to 20, the table is turned off (0% dimming level), and when 21 to 30, the table is turned on at 20% dimming level. It is specified to change the lighting state (dimming level) of the illumination load 2 according to the number of detections.
[0068]
Thus, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) For the lighting fixture X that has received the above command by the remote control signal.11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all lighting fixtures Xij interprets the command, refers to the table memorized by storage part 4, and turns on or off lighting load 2 with the dimming level according to the number of times of detection. For example, a lighting fixture X with a detection count of less than 20twenty five, X35Turns off the lighting load 2, and the lighting fixture X has 21 to 30 detections.11~ X15Lights the lighting load 2 at a dimming level of 20%, and the lighting fixture X has 51 to 60 transitions.twenty three, Xtwenty four, X33, X34Turns on the lighting load 2 at a dimming level of 80%, and the lighting fixture X has more than 60 transitions.twenty one, Xtwenty two, X31, X32Turns on the lighting load 2 at a rated lighting level (100% dimming level).
[0069]
Therefore, the number of detections of the human sensor unit 3 can be grasped as a whole from the lighting state of each lighting fixture Xij. Moreover, it is difficult for people to go in and out of places where lighting equipment with a high dimming level is installed, or people stay in places where lighting equipment with low or low lighting control levels is installed. It is also possible to acquire indirect information such as that there is a high possibility that
[0070]
  Also,Reference exampleBy using the information on the number of transitions described in 5 together, if the number of transitions is large and the number of detections is small, the installation location of the lighting equipment is a passage, etc. When there are few transitions and few detections, there are few people at the installation location of the lighting fixtures. When there are few transitions and many detections, there are people at the installation location of the lighting fixtures. More detailed information such as staying can be acquired all at once, and further energy saving can be achieved by setting parameters (such as holding time) according to each situation. In particular, the detection omission when both the number of transitions and the number of detections are large is a characteristic of the pyroelectric human sensor unit 3 that cannot be detected when the person is stationary. It is necessary to set the retention time appropriately. BookReference exampleThen, the occurrence of such a detection omission of the human sensor unit 3 can be easily known.
[0071]
  (Reference example8)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted.
[0072]
In the control unit 1 of each lighting fixture Xij, as information that can be dynamically changed, the time during which the sensor A mode operates in the sensor mode, that is, the total time during which the lighting load 2 is lit at rated power (hereinafter referred to as “lighting time”). Is stored in the storage unit 4. And in order to know the lighting time of each lighting fixture Xij, the command (command) of the following formats is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes parameter data for specifying a lighting time range, first operation data indicating an operation to be performed when a lighting time value stored in the storage unit 4 is included in the parameter data range, and parameter data. And at least second operation data indicating an operation to be performed when the value of the lighting time stored in the storage unit 4 is not included in the range of, for example, “200 hours or more” as the lighting time range in the parameter data And a command for setting the dimming level to 100% is set for the first operation data, and a command for setting the dimming level to 30% is set for the second operation data. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0073]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all lighting fixtures Xij interprets the lighting load value based on the 1st operation data when the value of lighting time memorized by storage part 4 is in the range of parameter data. 2 is turned on at rated power, and if not, the lighting load 2 is turned on at a dimming level of 30% based on the second operation data. That is, a lighting fixture with a lighting time of 200 hours or more turns on the lighting load 2 at a rated level, and a lighting fixture with a lighting time of less than 200 hours turns on the lighting load 2 at a dimming level of 30%.
[0074]
  Thus, only lighting fixtures whose lighting time is in a predetermined range (“200 hours or more” in the above example) are rated to be lit, and lighting fixtures whose lighting time is outside the above range are lit at a dimming level of 30%. Therefore, the lighting time of each lighting fixture can be grasped as a whole only by looking at the brightness of the lighting load 2. further,Reference exampleIf the number of detections described in 7 is referred to, it can be seen that the light is on for a long time even when there is no person, so parameters such as holding time should be adjusted based on such information. Can do.
[0075]
Similarly, as information that can be dynamically changed, the time during which the sensor B mode operates in the sensor mode, that is, the total time during which the illumination load 2 is lit at the dimming level of 30% is stored in the storage unit 4. If the remote control transmitter R transmits a command to change the dimming level depending on whether the time is smaller or larger than a predetermined value, the brightness of the illumination load 2 can be observed in the same manner as described above. It is possible to roughly grasp how much energy saving operation each lighting apparatus has performed.
[0076]
In addition, instead of the lighting time, the control unit 1 has a function of measuring the power consumption in the lighting load 2, and the value of the power consumption is stored in the storage unit 4 as information that can be dynamically changed. As in the case of the lighting time, if the information on the power consumption of each luminaire is acquired collectively, the operation state can be grasped more finely. Note that the measurement of power consumption can be realized by using a conventionally known technique, and thus detailed description thereof is omitted.
[0077]
  (Reference example9)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted.
[0078]
In the control unit 1 of each lighting fixture Xij, as information that can be dynamically changed, whether or not a person has been detected in the past minutes (whether or not a human body detection signal has been input from the human sensor unit 3 to the control unit 1). It is stored in the storage unit 4. And in order to know the said information of each lighting fixture Xij, the command (command) of the following formats is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes parameter data specifying that a person has been detected in the past how many minutes, first action data indicating an action to be performed when a person has been detected in the past how many minutes, And at least second operation data indicating an operation to be performed when not detected. For example, “past 5 minutes” is set in the parameter data, and the dimming level is set to 100% in the first operation data. An instruction is set, and an instruction for setting the dimming level to 30% is set in the second operation data. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0079]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. Then, in all lighting fixtures Xij, the command received by the control unit 1 is interpreted, and when the storage unit 4 stores that a person has been detected in the past 5 minutes, the lighting load is based on the first operation data. 2 is turned on at rated power, and if not stored, the lighting load 2 is turned on at a dimming level of 30% based on the second operation data. That is, the lighting fixture in which a person has been detected in the past 5 minutes turns on the lighting load 2 at a rated level, and the lighting fixture not detected turns on the lighting load 2 at a dimming level of 30%.
[0080]
Thus, only the lighting fixtures that have been detected in the past 5 minutes will be lit at the rated level, and those that have not been detected will be lit at a dimming level of 30%. It is possible to grasp the entire human detection status in the past 5 minutes in each lighting fixture. From this information, it is possible to grasp the entrance / exit situation of the person where the lighting apparatus is installed.
[0081]
  (Reference example10)
  BookReference exampleThe construction of the lighting fixture Xij inReference exampleSince it is the same as 1, illustration and description are omitted.
[0082]
  BookReference exampleThen, as information that can be dynamically changed by the control unit 1 of each lighting fixture Xij,Reference exampleIn the same manner as 9, the presence or absence of human detection in the past minutes is stored in the storage unit 4,Reference exampleSimilar to 2, the group number corresponding to each zone is stored in the storage unit 4 as information that is not dynamically changed during operation.
[0083]
  And in order to know the above information of each lighting fixture Xij, using the remote control transmitter RReference exampleThe command (command) of the format described in 9 is applied to any lighting fixture (for example, X11) For the lighting fixture X that has received the above command by the remote control signal.11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. AndReference example9, the command received by the control unit 1 is interpreted in all the lighting fixtures Xij, and when the storage unit 4 stores that a person has been detected in the past 5 minutes, it is based on the first operation data. The lighting load 2 is lit at a rated level, and if not stored, the lighting load 2 is lit at a dimming level of 30% based on the second operation data. Furthermore, the lighting fixture X in which a person has been detected in the past 5 minutes12..., the control unit 1 sends the group number stored in the storage unit 4 from the communication unit 6 to the signal line Ls. At this time, the communication unit 6 monitors the signal line Ls, and a plurality of lighting fixtures X12Communication is performed when a signal is not transmitted on the signal line Ls so that transmission from ... does not collide.
[0084]
Moreover, the lighting fixture X which received the remote control signal11The control unit 1 of the other lighting fixture X through the signal line Ls12When the group number transmitted from... Is received, the data of the received group number is transmitted from the remote control signal transmitting / receiving unit 5 to the remote control transmitter R as an infrared remote control signal at any time.
[0085]
Meanwhile, lighting fixture X11In the remote control transmitter R that has received the remote control signal transmitted from, the group numbers included in the remote control signal are displayed in a list on a display unit (not shown) composed of a liquid crystal display or the like. As a result, information regarding the person's entry and exit in units of zones can be confirmed at hand using the remote control transmitter R, which is very convenient.
[0086]
  (Embodiment1)
  Lighting fixture X in this embodiment1110 is characterized in that it includes an illuminance sensor unit 8 that detects ambient brightness (ambient illuminance) instead of the human sensor unit 3, as shown in FIG.Reference exampleThe description is omitted because it is the same as 1. The illuminance sensor unit 8 includes a photoelectric conversion element such as CdS, and outputs a voltage signal of a level corresponding to the ambient brightness to the control unit 1. The control unit 1 operates according to a program executed by the CPU, and varies the dimming level of the illumination load 2 in accordance with the level of the voltage signal output from the illuminance sensor unit 8 (hereinafter referred to as “detection level”). Has a mode. For example, the dimming level is divided into several stages between 50% and 100%. The dimming level is set to 100% when the detection level is the lowest (the surroundings are dark), and the dimming level is adjusted when the detection level is the highest (the surroundings are bright). When the light level is 50% and the detection level is a value in between, the light control level is a value at any stage between 50% and 100%. Thus, energy is saved by reducing the light output of the illumination load 2 when the surroundings are bright.
[0087]
Here, the control unit 1 stores the current dimming level in the storage unit 4 as information that can be dynamically changed, and in order to know the current dimming level of each lighting fixture Xij, the remote control transmitter R is used. The command (command) in the following format is transmitted to the lighting fixture Xij. This command includes parameter data for specifying a dimming level range, and first operation data indicating an operation to be performed when the current dimming level value stored in the storage unit 4 is included in the parameter data range. And at least second operation data indicating an operation to be performed when the current dimming level value stored in the storage unit 4 does not fall within the parameter data range. For example, the dimming level is included in the parameter data. "50% or less" is set as the range, and a command for setting the dimming level to 100% is set for the first operation data, and a command for setting the dimming level to 30% is set for the second operation data To do. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0088]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. Then, the command received by the control unit 1 in all the lighting fixtures Xij is interpreted, and when the current dimming level value stored in the storage unit 4 falls within the parameter data range, it is based on the first operation data. The lighting load 2 is lit at a rated level, and if not, the lighting load 2 is lit at a dimming level of 30% based on the second operation data. In other words, lighting fixtures with a current dimming level of 50% or less light the lighting load 2 at a rated level, and lighting fixtures exceeding 50% turn on the lighting load 2 at a dimming level of 30%.
[0089]
Thus, only lighting fixtures whose current dimming level is in a predetermined range (“50% or less” in the above example) are lit at rated power, and those whose lighting control level is outside the above range are 30%. Therefore, the dimming level of each lighting fixture can be grasped as a whole only by looking at the brightness of the lighting load 2. As a result, it is possible to easily determine a lighting fixture having a low dimming level, that is, a lighting fixture contributing to energy saving.
[0090]
  (Embodiment2)
  The configuration of the lighting fixture Xij in this embodiment is an embodiment.1Since they are the same as those described above, illustration and description thereof will be omitted.
[0091]
In this embodiment, when the detection level confirmation command transmitted from the remote control transmitter R is received, the detection level (voltage level) of the illuminance sensor unit 8 when the control unit 1 of each lighting fixture Xij turns off the lighting load 2. Is stored in the storage unit 4 as information that can be dynamically changed.
[0092]
Here, the detection level confirmation command should be performed according to the command data of the content stored in the storage unit 4 in the storage unit 4 and the detection level at the time of extinction stored in the storage unit 4 according to the procedure described above. And at least operation data indicating the operation. In the case of the present embodiment, the operation data is data indicating that a table stored in advance in the storage unit 4 of each lighting fixture Xij is referred to. For example, as shown in FIG. 11, this table is turned off (0% dimming level) when the detection level (unit volt) is 0 to 1, and is lit at 20% dimming level when it is 1 to 2. The lighting state (dimming level) of the illumination load 2 is specified to be changed according to the detection level.
[0093]
Thus, the detection level confirmation command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R, the lighting fixture X that has received the detection level confirmation command by the remote control signal11Then, the detection level confirmation command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6, and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. Then, in all the lighting fixtures Xij, the detection level confirmation command received by the control unit 1 is interpreted, and the detection level at the time of extinction is stored in the storage unit 4 according to the above-described procedure, and the table stored in the storage unit 4 is stored. The lighting load 2 is turned on or off at a dimming level corresponding to the detection level when the light is turned off.
[0094]
Therefore, from the lighting state of each lighting fixture Xij, it is possible to grasp an outline of how much light other than the lighting load 2 (reflection of sunlight, light emitted by other buildings, etc.) and to which position has entered. This can be reflected in the adjustment of the dimming level in each lighting fixture Xij.
[0095]
  (Embodiment3)
  The configuration of the lighting fixture Xij in this embodiment is an embodiment.1Since they are the same as those described above, illustration and description thereof will be omitted. In this embodiment, the control part 1 of each lighting fixture Xij has memorize | stored in the memory | storage part 4 as information which can change dynamically the frequency | count (reception frequency) which received the remote control signal from the remote control transmitter R. The content of the remote control signal that is counted as the number of receptions is a command for setting the light control level according to the detection level of the illuminance sensor unit 8, and the setting information that is used only by the installer or administrator It is not a command that contains.
[0096]
Here, in order to know the number of receptions at each lighting fixture Xij, a command (command) in the following format is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. The command includes parameter data for specifying the range of the number of receptions, first operation data indicating an operation to be performed when the value of the number of receptions stored in the storage unit 4 is included in the parameter data range, Including at least second operation data indicating an operation to be performed when the value of the number of receptions stored in the storage unit 4 is not included in the data range. For example, the range of the number of receptions in the parameter data is “5 times or more. And a command for setting the dimming level to 100% is set for the first operation data, and a command for setting the dimming level to 30% is set for the second operation data. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0097]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all the lighting fixtures Xij interprets, and when the value of the number of times of reception memorized by storage part 4 is in the range of parameter data, lighting load based on the 1st operation data 2 is turned on at rated power, and if not, the lighting load 2 is turned on at a dimming level of 30% based on the second operation data. That is, lighting fixtures with 5 or more receptions turn on the lighting load 2, and lighting fixtures with less than 5 receptions turn on the lighting load 2 at a dimming level of 30%.
[0098]
Thus, only lighting fixtures whose number of receptions is within a predetermined range (“5 times or more” in the above example) are lit at rated power, and lighting fixtures whose lighting time is outside the above range are lit at a dimming level of 30%. Therefore, the number of reception of the remote control signal of each lighting fixture can be grasped as a whole only by looking at the brightness of the lighting load 2. Here, a large number of remote control signal receptions indicates that the user is changing the operation in a complicated manner, and there is a possibility that the setting values of some parameters are not suitable for the usage situation. It can be judged. As a result, the necessity of reviewing the parameters can be determined by grasping the number of times the remote control signal is received.
[0099]
  (Embodiment4)
  The configuration of the lighting fixture Xij in this embodiment is an embodiment.1Since they are the same as those described above, illustration and description thereof will be omitted.
[0100]
In the present embodiment, the control unit 1 of each lighting fixture Xij stores the presence or absence of abnormality (for example, a state in which the detection level of the illuminance sensor unit 8 is always zero) in the storage unit 4 as information that can be dynamically changed. Let
[0101]
Here, in order to know the presence or absence of the abnormality in each lighting fixture Xij, a command (command) in the following format is transmitted to the lighting fixture Xij using the remote control transmitter R. This command includes at least first operation data indicating an operation to be performed when no abnormality has occurred and second operation data indicating an operation to be performed when an abnormality has occurred. An instruction for setting the dimming level to 100% is set for the first operation data, and an instruction for setting the dimming level to 30% is set for the second operation data. Then, the command set in this way is applied to any lighting fixture (for example, X11) From the remote control transmitter R.
[0102]
On the other hand, the lighting fixture X that has received the above command by a remote control signal11Then, the command received by the control unit 1 is sent as it is to the signal line Ls via the communication unit 6 and all other lighting fixtures X are sent.12Forward to…. And the command which control part 1 received in all the lighting fixtures Xij interprets, and when the data memorized by storage part 4 has no abnormality, lighting load 2 is rated-lit based on the 1st operation data. If there is an abnormality, the lighting load 2 is turned on at a dimming level of 30% based on the second operation data. In other words, lighting fixtures in which no abnormality such as malfunction of the illuminance sensor unit 8 has occurred in the lighting fixture Xij are lighted at the rated load of the lighting load 2, and lighting fixtures in which an abnormality has occurred are dimmed by 30%. Light at level.
[0103]
Thus, only lighting fixtures with no abnormalities are lit at rated power, and lighting fixtures with abnormalities are lit at a dimming level of 30%. Whether or not an abnormality has occurred in the appliance can be grasped as a whole, and a quick response to the occurrence of the abnormality can be taken. Note that the content of the abnormality is not limited to the abnormality of the illuminance sensor unit 8. For example, the same effect can be obtained even if the abnormality is various information stored in the storage unit 4.
[0104]
【The invention's effect】
  As described above, the invention of claim 1 is a lighting control system in which a plurality of lighting fixtures are connected by a signal line, and various kinds of information are exchanged between the lighting fixtures through the signal line. IsDimming level is variableIllumination load, detection means for detecting surrounding conditions, communication means for transmitting and receiving various information via the signal line, storage means for storing the dimming level of the illumination load, and detection results of the detection means On the basis of theSaidControl means for controlling the lighting load, the control means when a command is given from the outside, The dimming level of the lighting load,Dimming level of the lighting load stored in the storage meansDepending on whether is within the prescribed rangePredeterminedSet the light control levellikeSaidSince the lighting load is controlled, the dimming level of the lighting load from the state of the lighting load when an appropriate command is given from the outsideWhether is within the specified rangeThere is an effect that information regarding the operating state of a plurality of lighting fixtures having no unique address can be acquired in a lump.
[0122]
  Claim2The invention of claim 1 is the invention of claim 1,Since a plurality of lighting fixtures are grouped into a plurality of groups and group information is stored in the storage means, and the control means controls the lighting load in conjunction with other lighting fixtures belonging to each group. In addition to the effects of the invention of claim 1, information related to the dimming level of the lighting load is collectively obtained for each lighting fixture belonging to the specific group.There is an effect that can be.
[Brief description of the drawings]
[Figure 1]Reference example1 is a block diagram showing 1. FIG.
FIG. 2 is a system configuration diagram of the above.
FIG. 3 is an explanatory diagram of commands in the same as above.
[Fig. 4]Reference example2 is an explanatory diagram of commands in FIG.
[Figure 5]Reference example5 is a system configuration diagram of FIG.
FIG. 6 is an explanatory diagram of commands in the same as above.
FIG. 7 is an operation explanatory diagram of the above.
[Fig. 8]Reference example7 is a system configuration diagram of FIG.
FIG. 9 is an operation explanatory diagram of the above.
FIG. 10 is an embodiment.1FIG.
FIG. 11 Embodiment2FIG.
FIG. 12 is a system configuration diagram of a conventional example.
FIG. 13 is a system configuration diagram of another conventional example.
[Explanation of symbols]
  Xij lighting equipment
  1 Control unit
  2 Lighting load
  3 Human sensor
  4 storage
  5 Remote control signal transmitter / receiver
  6 Communication Department
  Ls signal line

Claims (2)

複数台の照明器具を信号線により接続し、該信号線を通して各照明器具間で種々の情報を授受して成る照明制御システムであって、前記照明器具は、調光レベルが可変な照明負荷と、周囲の状況を検出する検出手段と、前記信号線を介して種々の情報を授受する通信手段と、前記照明負荷の調光レベルを記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記照明負荷を制御する制御手段とを備えて成り、前記制御手段は、外部から指令が与えられると、前記照明負荷の調光レベルを、前記記憶手段に記憶している前記照明負荷の調光レベルが所定の範囲に入るか否かに応じた所定の調光レベルとするように前記照明負荷を制御することを特徴とする照明制御システム。A lighting control system in which a plurality of lighting fixtures are connected by signal lines, and various information is exchanged between the respective lighting fixtures through the signal lines, and the lighting fixture includes an illumination load having a variable dimming level. Based on detection results of the detection means, detection means for detecting surrounding conditions, communication means for transmitting and receiving various information via the signal line, storage means for storing the dimming level of the illumination load, and detection results of the detection means and control means for controlling the lighting load, wherein the control means, when a command is given from the outside, the dimming level of the lighting load, said storage means in the storage to which the lighting load dimmer The illumination control system characterized by controlling the said illumination load so that it may become the predetermined | prescribed light control level according to whether a level enters into the predetermined range . 複数台の照明器具を複数のグループにグループ分けするとともに属するグループの情報を前記記憶手段に記憶し、前記制御手段は、各グループに属する他の照明器具と連動して前記照明負荷を制御することを特徴とする請求項1記載の照明制御システム A plurality of lighting fixtures are grouped into a plurality of groups and group information is stored in the storage means, and the control means controls the lighting load in conjunction with other lighting fixtures belonging to each group. The lighting control system according to claim 1 .
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