JP3983921B2

JP3983921B2 - Combustion equipment with exhaust hood

Info

Publication number: JP3983921B2
Application number: JP10523499A
Authority: JP
Inventors: 哲生上田; 晴雄櫻橋; 享和泉沢; 達男木村; 浩司川北; 俊二岡田; 大介越水; 正明稲垣; 治男岩崎
Original assignee: Osaka Gas Co Ltd; Tokyo Gas Co Ltd; Tosetz Co Ltd; Toho Gas Co Ltd
Current assignee: Osaka Gas Co Ltd; Tokyo Gas Co Ltd; Tosetz Co Ltd; Toho Gas Co Ltd
Priority date: 1999-04-13
Filing date: 1999-04-13
Publication date: 2007-09-26
Anticipated expiration: 2019-04-13
Also published as: JP2000297931A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はビルや地下街に設けられた排気外部排出用のメインダクト通路に接続して用いられる排気ダクト付き燃焼機器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図２には燃焼機器である給湯器の一例がモデル図により示されている。この給湯器１（器具）は器具ケース４０内にバーナ４１を有し、このバーナ４１にはバーナ４１に燃料を供給する燃料供給通路４２が接続され、この燃料供給通路４２にはバーナ４１への燃料供給・停止を制御するための閉閉弁４３と、バーナ４１への供給燃料量を弁開度でもって制御することができる比例弁４４とが介設されている。
【０００３】
また、上記バーナ４１の上側には熱交換器４５が設けられ、この熱交換器４５の入側には該熱交換器４５に水供給源から水を導くための給水通路４６が接続され、熱交換器４５の出側には給湯通路４７が接続されており、熱交換器４５は給水通路４６から供給された水をバーナ燃焼火炎の熱によって加熱して湯を作り出し、該湯を給湯通路４７を通して所望の給湯場所に給湯するものである。
【０００４】
さらに、給水通路４６には熱交換器４５へ流れ込む水の温度を検出することができる入水サーミスタ４８と、熱交換器４５へ流れ込む水の流量を検出することができる水量センサ５０とが設けられており、また、給湯通路４７には熱交換器４５から流れ出る湯の温度を検出することができる出湯サーミスタ５１と、熱交換器４５を流れる湯水の流量を可変制御できる流量制御手段５２とが設けられている。
【０００５】
さらに、バーナ４１の燃焼領域に空気風を供給する燃焼ファン５５が設けられ、また、器具ケース４０にはバーナ燃焼により発生した排気を器具の外に排出するための排気出口１ａが設けられている。
【０００６】
さらに、この給湯器１には該給湯器１の運転動作を制御するための制御装置２０が内蔵されており、この制御装置２０にはリモコン５３が信号接続されている。リモコン５３には予め定めた給湯温度範囲内（流体温度範囲内）で湯の利用者が給湯温度を設定するための流体温度設定手段である給湯温度設定手段５４が設けられている。
【０００７】
さらにまた、上記制御装置２０には前記水量センサ５０等の様々なセンサ出力やリモコン５３の情報等を取り込んでバーナ４１の燃焼制御を行う燃焼制御部２１が設けられている。燃焼制御部２１は、例えば、給湯通路４７の先端側に設けられた給湯栓（図示せず）が開栓され、熱交換器４５への水の流れが水量センサ５０によって検出されると、燃焼制御部２１は燃焼ファン５５を回転駆動し、開閉弁４３を開弁してバーナ４１へ燃料の供給を開始させてバーナ燃焼を開始させる。
【０００８】
そして、燃焼制御部２１は、リモコン５３の給湯温度設定手段５４に設定されている給湯設定温度と、入水サーミスタ４８により検出される入水温と、出湯サーミスタ５１によって検出される出湯温と、水量センサ５０によって検出される熱交換器４５の通水流量との情報に基づき、上記給湯設定温度の湯を供給することができるように、比例弁４４の弁開度を制御することでバーナの燃焼熱量を制御し、給湯設定温度の湯を供給する。給湯栓が閉栓され、水量センサ５０によって通水停止が検出されると、燃焼制御部２１は開閉弁４３を閉弁してバーナ４１の燃焼を停止させ、然る後に、燃焼ファン５５を停止する。
【０００９】
ところで、上記のような給湯器１がビルや地下街等の室内に設けられる場合には、図４に示すように、ビルや地下街等に予め設けられている排気外部排出用のメインダクト通路３に、排気フード５を介して給湯器１の排気側を接続し、バーナ４１の燃焼により発生した排気を、上記メインダクト通路３を通して外部に排出することになる。上記メインダクト通路３内にはファン４が設置され、このファン４の回転駆動によってメインダクト通路３内に給湯器１やガスレンジ２の排気が吸い込まれ外部に排出される構造となっている。
【００１０】
なお、大きな燃焼熱量でもって燃焼を行う給湯器１等の燃焼機器は約２００℃というような高温の排気を排出する（言い換えれば、燃焼機器の排気温度は約２００℃にも達する）。このような高温の排気がメインダクト通路３内に直接流れ込むと、その排気の熱によってメインダクト通路３内の油脂等が引火して、排気ダクト火災が発生する虞がある。そこで、給湯器１の排気側に、燃焼機器の排気（機器排気）と外部の空気とを混合する排気フード５を接続し、給湯器１等から排気される高温の排気の温度を下げてメインダクト通路３に導くことにより、上記排気ダクト火災発生を防止するようにしている。
【００１１】
図３には、排気フード付き給湯器１の一例が斜視図により示されている。同図に示す排気フード５は箱状の枠体６を有し、この枠体６の上面側にはメインダクト通路３に連通接続するためのダクト接続口６ａが形成されている。また、枠体６の底面は開口部６ｂと成しており、この開口縁部から開口部６ｂの中央領域に向けて支持体６ｃが伸長形成され、支持体６ｃの伸長先端側には器具接続口部６ｄが接続されている。上記器具接続口部６ｄは給湯器１の排気出口１ａと連接して給湯器１の排気出口１ａから排出された排気を枠体６の内部空間に導入するためのものである。
【００１２】
また、上記枠体６の側面には外部の空気を枠体６の内部空間に取り込むための給気取り込み口８が設けられている。また、前記枠体６の底面の開口部６ｂも外部の空気を枠体６の内部空間に取り込むための給気取り込み口として機能するものである。図５の（ａ）に示すように、メインダクト通路３のファン４の回転駆動によって、開口部６ｂおよび給気取り込み口８から枠体６の内部空間に空気が流れ込み、この外部の空気が排気に混入されることで混合排気となる。そうすると、例えば、給湯器１から排出された直後の同図に示す点Ａの給湯器１の排気温度（機器排気温度）が例えば、２００℃程度あっても、同図に示す点Ｂにおける排気温度（混合排気温度）を例えば４５℃程度まで低下させることができ、給湯器１の排気熱に起因した排気ダクト火災発生を防止することが可能である。
【００１３】
さらに、この排気フード５にはメインダクト通路３に流入する混合排気の温度を検出することができる排気温度検出手段１０が図３に示すように設けられており、排気温度検出手段１０により検出される混合排気の温度が排気ダクト火災防止用の予め定めた温度（例えば、５０℃）よりも高くなったときには給湯器１の燃焼を停止させる構成が形成されている。
【００１４】
例えば、メインダクト通路３の排気吸い込み力が低下しているときには、前記開口部６ｂと給気取り込み口８から枠体６の内部空間に取り込まれる空気量が減少して給湯器１から排出された排気の温度を十分に低下させることができず、例えば、図５の（ｂ）に示す点Ｃの排気温度は約７０℃と高温になってしまい、このような高温の排気が継続的にメインダクト通路３内に流入すると、前述したように排気ダクト火災発生の虞が出てくるが、上記の如く、排気温度検出手段１０の検出排気温度に基づき給湯器１の燃焼を強制的に停止させることで、メインダクト通路３への高温排気流入は停止し、排気ダクト火災発生を防止することができる。
【００１５】
さらに、排気フード５には前記給気取り込み口８を出入りする気体の温度を検出することができる排気あふれ温度検出手段１１が図３に示すように設けられており、この排気あふれ温度検出手段１１によって検出される気体の温度が一酸化炭素中毒回避用の予め定めた温度（例えば、５０℃）よりも高くなったときには給湯器１の燃焼を強制的に停止させる構成が形成されている。
【００１６】
メインダクト通路３の排気吸い込み力が非常に低下している場合や、メインダクト通路３から排気フード５へ排気が逆流している場合には、図５の（ｃ）に示すように、給湯器１から排出された排気は、開口部６ｂや給気取り込み口８から室内にあふれ漏れ出てしまい、このような室内への排気漏れが継続されると、室内に排気が充満して室内の人に一酸化炭素中毒を引き起こしてしまうという重大な問題が発生してしまう虞があるが、給湯器１の排気が持つ高温が排気あふれ温度検出手段１１によって検出されたときに、上記の如く、給湯器１の燃焼を強制的に停止させることで、室内への排気漏れは停止し上記一酸化炭素中毒発生という重大な問題を回避することができる。
【００１７】
さらにまた、図３に示すように、枠体６の内部空間にはメインダクト通路３内の油滴を受けるための油受け部１２が設けられており、排気フード５はメインダクト通路３内の油滴を給湯器１内に落下させない構造を有している。
【００１８】
なお、図４に示す１３はメインダクト通路３内に設けられた防火ダンパーであり、例えば、排気ダクト火災が発生してしまったときに、その火災熱によって温度ヒューズ１４が切れて上記防火ダンパー１３がメインダクト通路３を閉じ、ダクト火災を防火区画壁１５よりも外側に広がるのを阻止する構成となっている。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような排気フード付き給湯器１において、排気フードから前記メインダクト通路３へ導出される混合排気の温度は、この混合排気の流量（ダクト風量）に依存するため、このダクト風量が予め定められた基準風量（規定風量）以上でないと、混合排気の温度が高くなってしまい、排気フード５が上記のような排気ダクト火災防止機能を十分に果たせなくなる。そうなると、非常に危険であり、給湯器１を停止せざるを得なくなってしまうので、給湯器１の施工時に、ダクト風量が前記基準風量以上あるかどうかを確認してから給湯器１を施工する必要がある。
【００２０】
しかしながら、給湯器１などを施工する施工業者は、通常、ダクト風量を測定するための風速計などを持っていない場合が多く、したがって、ダクト風量を正確に測定し、ダクト風量が規定風量以上となることを確認してから排気フード付き給湯器１をメインダクト通路３に取り付けるといったことができなかった。
【００２１】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、機器自体がダクト風量を判定することができ、願わくは、判定したダクト風量が規定風量以上かどうかの判断も行なうことができる排気フード付き燃焼機器を提供することにある。
【００２２】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第１の発明は、燃焼機器の排気側に排気フードが接続され、該排気フードには排気フード内に空気を取り込むための給気取り込み口が設けられ、該給気取り込み口から取り込まれた空気と燃焼機器から排気される排気とを前記排気フードで混合して該混合排気を排気外部排出用のメインダクト通路へ導出する排気フード付き燃焼機器であって、前記給気取り込み口を出入りする気体の温度を検出する排気あふれ温度検出手段と；前記排気フードから前記メインダクト通路へ導出される混合排気の温度を検出する排気温度検出手段と；少なくとも燃焼機器の燃焼熱量を含む燃焼運転パラメータと、該燃焼運転パラメータに基づいて燃焼機器の排気温度を判定する予め与えられた機器排気温度判定データとから、燃焼機器の排気温度を判定する機器排気温度判定手段と；少なくとも燃焼機器の燃焼熱量を含む燃焼運転パラメータと、該燃焼運転パラメータに基づいて燃焼機器の排気流量を判定する予め与えられた機器排気流量判定データとから、燃焼機器の排気流量を判定する機器排気流量判定手段と；該機器排気流量判定手段で判定した機器排気流量と、前記機器排気温度判定手段により判定した機器排気温度と、前記排気温度検出手段により検出される混合排気温度と、前記排気あふれ温度検出手段により検出される気体温度と、予め与えられたダクト風量判定データとに基づいて前記排気フードから前記メインダクト通路へ導出される混合排気の流量をダクト風量として求めるダクト風量判定手段と；が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
【００２３】
また、第２の発明は、上記第１の発明の構成に加え、前記ダクト風量判定手段により求めたダクト風量を表示する表示部が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
【００２４】
さらに、第３の発明は、上記第１または第２の発明の構成に加え、前記ダクト風量判定手段により求めたダクト風量を予め与えられた基準風量と比較するダクト風量比較判断部が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
【００２５】
さらに、第４の発明は、上記第３の発明の構成に加え、前記ダクト風量比較判断部はダクト風量が基準風量よりも小さいときにはダクト風量不適当信号を出力する構成とした構成をもって課題を解決する手段としている。
【００２６】
さらに、第５の発明は、上記第４の発明の構成に加え、前記ダクト風量比較判断部からダクト風量不適当信号が出力されたときにダクト風量不適当を報知する報知手段が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
【００２７】
上記構成の本発明において、排気フードの給気取り込み口から取り込まれた空気と燃焼機器から排気される排気とが、排気フードで混合されて、この混合排気が排気外部排出用のメインダクト通路へ導出される。
【００２８】
この燃焼機器において、前記給気取り込み口を出入りする気体の温度が排気あふれ温度検出手段により検出され、排気フードから前記メインダクト通路へ導出される混合排気の温度が排気温度検出手段により検出される。また、少なくとも燃焼機器の燃焼熱量を含む燃焼運転パラメータと、該燃焼運転パラメータに基づいて燃焼機器の排気温度を判定する予め与えられた機器排気温度判定データとから、燃焼機器の排気温度が機器排気温度判定手段により判定され、少なくとも燃焼機器の燃焼熱量を含む燃焼運転パラメータと、該燃焼運転パラメータに基づいて燃焼機器の排気流量を判定する予め与えられた機器排気流量判定データとから、燃焼機器の排気流量が機器排気流量判定手段により判定される。
【００２９】
そして、機器排気流量判定手段で判定した機器排気流量と、前記機器排気温度判定手段により判定した機器排気温度と、前記排気温度検出手段により検出される混合排気温度と、前記排気あふれ温度検出手段により検出される気体温度と、予め与えられたダクト風量判定データとに基づいて、前記排気フードから前記メインダクト通路へ導出される混合排気の流量がダクト風量として、ダクト風量判定手段によって求められる。
【００３０】
このように、本発明においては、ダクト風量判定手段によってダクト風量を求めることができるために、燃焼機器を施工する施工業者等がダクト風量を測定するための風速計などを持っていなくとも、機器自体がダクト風量を正確に測定することができる。そのため、前記施工業者は、ダクト風量判定手段によって求めたダクト風量が規定風量以上となることを確認してから、排気フード付き燃焼機器をメインダクト通路に取り付けることが可能となり、上記課題が解決される。
【００３１】
特に、ダクト風量判定手段により求めたダクト風量を予め与えられた基準風量と比較しするダクト風量比較判断部が設けられている本発明においては、ダクト風量判定手段によって判定したダクト風量が規定風量以上かどうかの判断を行なうことも可能となる。そして、前記判断結果に基づいて、例えばダクト風量が基準風量以上のときに排気フード付き燃焼機器をメインダクト通路に取り付けるようにすることもできる。
【００３２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。本実施形態例の排気フード付き燃焼機器は、図３に示したような排気フード付き給湯器であり、排気フード５を介してメインダクト通路３に連通接続して設置される。給湯器１は、図２に示した給湯器１とほぼ同様なシステム構成を有している。
【００３３】
本実施形態例の特徴的なことは、図１に示す本実施形態例の特有な制御構成を有し、この制御構成により、ダクト風量を給湯器１が判定し、かつ、判定されたダクト風量が規定風量等の基準風量以上かどうかを自己判断する機能を有することである。
【００３４】
同図に示すように、本実施形態例の給湯器１は、燃焼制御部２１、機器排気温度判定手段２２、機器排気流量判定手段２３、ダクト風量判定手段２４、メモリ部２５、ダクト風量比較判断２６を制御装置２０内に備え、表示部２７をリモコン５３内に備えている。
【００３５】
燃焼制御部２１は、前記と同様に、入水サーミスタ４８、水量センサ５０、出湯サーミスタ５１の各検出信号に基づいて、給湯器１から出湯される出湯温度がリモコン５３の給湯温度設定手段５４に設定される給湯設定温度となるように、バーナに供給される比例弁４４の開弁量を調整し、給湯器１の燃焼制御を行なう。
【００３６】
機器排気温度判定手段２２は、少なくとも燃焼機器の燃焼熱量を含む燃焼運転パラメータと、この燃焼運転パラメータに基づいて燃焼機器の排気温度を判定する予め与えられた機器排気温度判定データとから、燃焼機器の排気温度を判定するものである。機器排気温度判定データは、演算式やテーブルデータやグラフなどの適宜のデータにより、メモリ部２５に予め与えられており、機器排気温度判定手段２２は、燃焼制御部２１の制御信号を時々刻々と取り込むことにより、前記燃焼運転パラメータの情報を得て、この燃焼運転パラメータと上記機器排気温度判定データとから給湯器１の排気温度を判定する。
【００３７】
給湯器１の排気温度は、例えば以下のようにして求められる。すなわち、比例弁４４の開弁量に基づいて給湯器１の燃焼熱量が３００００ｋｃａｌ／ｈであると判断されるときに、出湯サーミスタ５１で検出される出湯温度と水流センサ５０で検出される出湯量から、出湯に用いられている熱量が２４０００ｋｃａｌ／ｈであると判断されるとき、余分な熱量は、３００００−２４０００＝６０００ｋｃａｌ／ｈと判断する。そこで、この余分な熱量を燃焼ファン５５の回転数で割り算すると、給湯器１の排気温度（機器排気温度）が算出される。
【００３８】
なお、このようにして給湯器１の排気温度を算出する代わりに、給湯器１の燃焼熱量が号数に換算して１６号のときには、その時の熱効率が８０％であり、排気温度は２３０℃となり、給湯器１の燃焼熱量が号数に換算して４．３号のときには、その時の熱効率が８３％であり、排気温度は１９０℃となるといったように、燃焼熱量のみを燃焼運転パラメータとし、燃焼熱量をパラメータとして排気温度を判定する判定データを機器排気温度判定データとして、このデータと燃焼熱量とから給湯器１の排気温度を求めるようにしてもよい。このようにしても、給湯器１の排気温度を概ね判定することができる。
【００３９】
機器排気流量判定手段２３は、少なくとも燃焼機器の燃焼熱量を含む燃焼運転パラメータと、燃焼運転パラメータに基づいて燃焼機器の排気流量を判定する予め与えられた機器排気流量判定データとから燃焼機器の排気流量を判定するものである。機器排気流量判定データは、演算式やテーブルデータやグラフなどの適宜のデータにより、メモリ部２５に予め与えられており、機器排気流量判定手段２３は、燃焼制御部２１の制御信号を時々刻々と取り込むことにより、前記燃焼運転パラメータの情報を得て、この燃焼運転パラメータと上記機器排気流量判定データとから給湯器１の排気流量を判定する。
【００４０】
例えば、機器排気流量判定データとして、燃焼熱量とファン回転数との関係データおよび、ファン回転数とファン風量との関係データを与えておけば、機器排気流量判定手段２３は、燃焼熱量からファン風量を求めることができ、この値を機器排気流量として判定することができる。
【００４１】
なお、機器排気流量判定手段２３による排気流量判定に用いる燃焼運転パラメータと、前記機器排気温度判定手段２２による排気温度判定に用いられる燃焼運転パラメータとは、それぞれ、必要に応じて決定されるものであり、両燃焼運転パラメータが同じ場合もあるし、異なる場合もある。
【００４２】
ダクト風量判定手段２４は、機器排気流量判定手段２３で判定した機器排気流量と、機器排気温度判定手段２２により判定した機器排気温度と、前記排気温度検出手段１０により検出される混合排気温度と、前記排気あふれ温度検出手段１１により検出される気体温度と、予め与えられたダクト風量判定データとに基づいて、排気フード５からメインダクト通路３へ導出される混合排気の流量をダクト風量として求めるものである。ダクト風量判定データは、演算データやテーブルデータ、グラフデータなどの適宜のデータにより与えられるものであり、本実施形態例では、メモリ部２５に予め与えられている。
【００４３】
ダクト風量判定手段２４は、例えば、機器排気流量判定手段２３で判定した機器排気流量をＶHexとして取り込み、機器排気温度判定手段２２で判定した機器排気温度をＴHexとして取り込み、排気温度検出手段１０により検出される混合排気温度をＴMixとして取り込み、排気あふれ温度検出手段１１により検出される気体温度をＴAirとして取り込む。そして、予め与えられたダクト風量判定データとしての次式（１）、（２）に基づいて、排気フード５からメインダクト通路３へ導出される混合排気の流量ＶMixをダクト風量として求め、表示部２７と、ダクト風量比較判断部２６に加える。
【００４４】
ＴMix×ＶMix＝ＴAir×ＶAir＋ＴHex×ＶHex・・・・・（１）
【００４５】
ＶMix＝ＶAir＋ＶHex・・・・・（２）
【００４６】
なお、上記式（１）、（２）において、ＶAirは、給気取り込み口８から排気フード５に取り込まれる気体（空気）の流量を示す。また、ダクト風量は、上記式（１）、（２）から求めた値を、周知の気体法則（気体の体積と圧力と温度との関係）により、予め定められた基準温度における流量に温度補正してもよい。
【００４７】
表示部２７は、ダクト風量判定手段２４により求めたダクト風量をするものであり、例えばダクト風量判定手段２４が求めたダクト風量を時々刻々と取り込み、表示する。
【００４８】
ダクト風量比較判断部２６は、ダクト風量判定手段２４により求めたダクト風量を予め与えられた基準風量（例えば前記規定風量）と比較する。そして、ダクト風量比較判断部２６は、例えば基準風量よりもダクト風量が小さいときにはダクト風量不適当信号を出力する。本実施形態例では、ダクト風量比較判断部２６は、ダクト風量不適当信号を表示部２７と警報ブザー１７とに加える。
【００４９】
前記表示部２７は、ダクト風量比較判断部２６からダクト風量不適当信号が加えられたときには、ダクト風量不適当情報を表示する。
【００５０】
警報ブザー１７は、本実施形態例では、ダクト風量比較判断部２６からダクト風量不適当信号が出力されたときにブザーを鳴らすもので、ダクト風量不適当を報知する報知手段として機能する。
【００５１】
本実施形態例は以上のように構成されており、本実施形態例の給湯器１を動作させると、従来例と同様に、燃焼運転動作が行われ、かつ、排気フード５による排気ダクト火災防止動作が行われることになるが、本実施形態例の給湯器１をメインダクト通路３に取り付ける際に、以下のような、ダクト風量判定動作およびダクト風量の自己判断動作が行なわれる。なお、給湯器１にこの動作を行なわせるときに、例えば給湯器１を最大燃焼能力に設定して燃焼運転動作させながら行なう。
【００５２】
給湯器１が燃焼制御部２１の制御に基づいて燃焼運転動作を行なうと、機器排気温度判定手段２２によって、前記燃焼運転パラメータと前記機器排気温度判定データとから、前記のようにして、給湯器１の排気温度が判定され、機器排気流量判定手段２３により、前記燃焼運転パラメータと前記機器排気流量判定データとから、前記のようにして、給湯器１の排気流量が判定される。また、排気フード５の前記給気取り込み口８を出入りする気体の温度が排気あふれ温度検出手段１１により検出され、排気フード５からメインダクト通路３へ導出される混合排気の温度が排気温度検出手段１０により検出される。
【００５３】
そして、機器排気流量判定手段２３で判定した機器排気流量と、前記機器排気温度判定手段２２により判定した機器排気温度と、前記排気温度検出手段１０により検出される混合排気温度と、前記排気あふれ温度検出手段１１により検出される気体温度と、予め与えられたダクト風量判定データとに基づいて、ダクト風量判定手段２４によって、排気フード５からメインダクト通路３へ導出される混合排気の流量がダクト風量として求められる。
【００５４】
このダクト風量の値は、リモコン５３の表示部２７に表示されると共に、ダクト風量比較判断部２６に加えられ、ダクト風量比較判断部２６によって、ダクト風量判定手段２４により求めたダクト風量が予め与えられた基準風量と比較され、基準風量よりも前記ダクト風量が小さいときには、ダクト風量不適当信号が出力されて、ダクト風量不適当情報が表示部２７に表示されると共に、警報ブザー１７が鳴って、ダクト風量不適当が報知される。
【００５５】
本実施形態例によれば、上記のように、ダクト風量をダクト風量判定手段２４によって自ら求めることができるために、給湯器１を施工する施工業者がダクト風量を測定するための風速計などを持っていなくとも、給湯器１自体がダクト風量を正確に測定することができる。そのため、施工業者は、ダクト風量判定手段２４によって求めたダクト風量が規定風量以上となることを確認できる。
【００５６】
また、本実施形態例によれば、ダクト風量比較判断部２６を設けることにより、ダクト風量判定手段２４によって判定したダクト風量が規定風量以上かどうかの判断も給湯器１自体で行なうことができるために、たとえ前記施工業者が規定風量を認識していなくとも、表示部２７の表示情報や警報ブザー１７のブザーによって、ダクト風量が規定風量以上か否かを知ることができる。したがって、ダクト風量が規定風量以上となるときにのみ、施工業者によって、給湯器１をメインダクト通路３に取り付けるようにし、ダクト風量が規定風量に達しないときには、ダクト風量が規定風量以上となるように、対処を促すことも可能となる。
【００５７】
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、ダクト風量判定手段２４により求めたダクト風量が予め与えられた規定風量などの基準風量よりも小さいときには、ダクト風量不適当情報が表示部２７に表示されると共に、警報ブザー１７が鳴って、ダクト風量不適当が報知されるようにしたが、ダクト風量が予め与えられた基準風量よりも小さいときに、表示部２７にダクト風量不適当情報を表示するのと警報ブザー１７を鳴らすのとの一方のみを行なうようにしてもよい。
【００５８】
また、表示部２７にダクト風量不適当情報を表示したり、警報ブザー１７を鳴らしたりする以外の方法により、ダクト風量が前記基準風量よりも小さいことを報知してもよい。例えば、図３の鎖線に示すように、給湯器１の器具ケース４０に警報ランプ１６を設け、この警報ランプ１６を点灯又は点滅させて視覚的にダクト風量が基準風量以下であることを報知してもよい。もちろん、警報ランプ１６と警報ブザー１７の両方を設けて警報ランプ１６と警報ブザー１７の両方でダクト風量が基準流用よりも小さいことを報知するようにしてもよいし、このような報知の仕方は適宜設定されるものである。
【００５９】
さらに、上記実施形態例では、機器排気温度判定手段２２と機器排気流量判定手段２３は、燃焼制御部２１の制御情報を取り込むことにより、給湯器１の燃焼熱量などの燃焼運転パラメータを得たが、例えば水流センサ５０や入水サーミスタ４８などのセンサ情報を直接取り込んで、燃焼運転パラメータを得るようにしてもよい。
【００６０】
さらに、上記実施形態例では、ダクト風量の自己判断が行なえるように、給湯器１にダクト風量比較判断部２６を設けたが、ダクト風量比較判断部２６は省略することもできる。このように、ダクト風量比較判断部２６を省略した場合も、ダクト風量判定手段２４によりダクト風量を判定するようにすれば、給湯器１を施工する施工業者は、ダクト風量を測定するための風速計などを持っていなくとも、ダクト風量判定手段２４によって求めたダクト風量を確認し、この風量が規定風量等以上となることを確認してから給湯器１をメインダクト通路に取り付けることが可能となる。
【００６１】
さらに、上記実施形態例では、ダクト風量判定動作を行なう際に、給湯器１を最大燃焼運転動作させたが、ダクト風量判定動作を行なう際の給湯器１の運転能力は、特に限定されるものではなく、適宜設定されるものである。
【００６２】
さらに、上記実施形態例では、給湯器１を施工する際に、ダクト風量を判定するようにしたが、給湯器１を施工する際はもちろんのこと、施工後に、例えば給湯運転動作を行なう毎にダクト風量を判定したり、予め定められた運転回数ごとにダクト風量を判定したり、予め定められた期間ごとにダクト風量を判定したりしてもよい。このようにすると、給湯器１の施工後に、例えば排気フード５の給気取り込み口８の目詰まりなどのトラブルにより、ダクト風量が規定風量などの基準風量よりも低下したときに、ダクト風量の低下を迅速に判定することができ、このことに対する対処を促すことができる。
【００６３】
さらに、上記実施形態例では、給湯器１にダクト風量判定手段２４を設けて、ダクト風量を自己判定可能としたが、例えば図１の破線に示すように、排気温度検出手段１０の検出温度と、排気あふれ温度検出手段１１の検出温度と、機器排気温度判定手段２２の判定温度と、機器排気流量判定手段２３の判定流量とを表示部２７等に表示するようにし、これらの値と、予め与えられたダクト風量判定データとに基づいて、給湯器１の施工業者などがダクト風量を判定できるようにしてもよい。このようにした場合も、施工業者がダクト風量を測定するための風速計などを持っていなくとも、ダクト風量が規定風量以上となることを確認してから給湯器１をメインダクト通路に取り付けることが可能となる。
【００６４】
さらに、本発明の排気フード付き燃焼機器に適用される排気フードの形状や大きさなどは特に限定されるものではなく、適宜設定されるものである。
【００６５】
さらに、上記実施形態例では、燃焼機器として給湯器を例にして説明したが、この発明は給湯器以外の例えば蒸気発生機器や暖房機等の室内設置可能型の燃焼機器にも適用することができる。
【００６６】
【発明の効果】
本発明によれば、ダクト風量判定手段によってダクト風量を求めることができるために、燃焼機器を施工する施工業者等がダクト風量を測定するための風速計などを持っていなくとも、機器自体がダクト風量を正確に測定することができる。そのため、ダクト風量が規定風量以上となることを前記施工業者により確認できるようにすることができ、その確認後に、排気フード付き燃焼機器をメインダクト通路に取り付けられるようにすることができる。
【００６７】
また、ダクト風量判定手段により求めたダクト風量を表示する表示部が設けられている本発明によれば、表示部による表示により、ダクト風量判定手段により求めたダクト風量を容易に、かつ、確実に把握できるようにすることができる。
【００６８】
さらに、ダクト風量判定手段により求めたダクト風量を予め与えられた基準風量と比較するダクト風量比較判断部が設けられている本発明によれば、ダクト風量判定手段によって判定したダクト風量が規定風量等の基準風量以上かどうかの判断も燃焼機器自体で行なうことができる。そのため、この判断結果に基づいて、排気フード付き燃焼機器をメインダクト通路に取り付けることにより、例えばダクト風量が基準風量に達していないときに燃焼機器をメインダクト通路に取り付けるといった誤りを、回避することができ、排気フード付き燃焼機器の取り付けを非常に適切に行なえるようにすることができる。
【００６９】
さらに、ダクト風量比較判断部は、ダクト風量が基準風量よりも小さいときにはダクト風量不適当信号を出力する構成とした本発明によれば、ダクト風路湯不適当信号を利用して、容易に、上記のように排気フード付き燃焼機器の取り付けを非常に適切に行なえるようにすることができる。
【００７０】
さらに、ダクト風量比較判断部からダクト風量不適当信号が出力されたときにダクト風量不適当を報知する報知手段が設けられている本発明によれば、ダクト風量が基準風量に達していないときに燃焼機器をメインダクト通路に取り付けるといった誤りを、より一層確実に回避することができ、排気フード付き燃焼機器の取り付けを非常に適切に行なえるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る排気フード付き燃焼機器の一実施形態例の要部制御構成を示すブロック図である。
【図２】給湯器のシステム構成の一例を示すモデル図である。
【図３】排気フード付き給湯器の斜視構成を示すモデル図である。
【図４】排気フード付き給湯器とメインダクト通路の接続形態例を示すモデル図である。
【図５】排気フードの機能を示す説明図である。
【符号の説明】
１給湯器
３メインダクト通路
５排気フード
１０排気温度検出手段
１１排気あふれ温度検出手段
２０制御装置
２２機器排気温度判定手段
２３機器排気流用判定手段
２４ダクト風量判定手段
２６ダクト風量比較判断部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combustion apparatus with an exhaust duct that is used by being connected to a main duct passage for exhaust outside exhaust provided in a building or an underground mall.
[0002]
[Prior art]
FIG. 2 shows a model diagram of an example of a water heater that is a combustion device. The water heater 1 (apparatus) has a burner 41 in an appliance case 40, and a fuel supply passage 42 for supplying fuel to the burner 41 is connected to the burner 41, and the fuel supply passage 42 is connected to the burner 41. A closing valve 43 for controlling fuel supply / stop and a proportional valve 44 for controlling the amount of fuel supplied to the burner 41 with the valve opening are provided.
[0003]
A heat exchanger 45 is provided on the upper side of the burner 41, and a water supply passage 46 for introducing water from a water supply source to the heat exchanger 45 is connected to the inlet side of the heat exchanger 45 to A hot water supply passage 47 is connected to the outlet side of the exchanger 45, and the heat exchanger 45 heats the water supplied from the water supply passage 46 by the heat of the burner combustion flame to produce hot water, and the hot water is supplied to the hot water supply passage 47. Hot water is supplied to a desired hot water supply location.
[0004]
Further, the water supply passage 46 is provided with an incoming thermistor 48 that can detect the temperature of water flowing into the heat exchanger 45 and a water amount sensor 50 that can detect the flow rate of water flowing into the heat exchanger 45. The hot water supply passage 47 is provided with a hot water thermistor 51 that can detect the temperature of hot water flowing out from the heat exchanger 45 and a flow rate control means 52 that can variably control the flow rate of hot water flowing through the heat exchanger 45. ing.
[0005]
Further, a combustion fan 55 for supplying air wind to the combustion region of the burner 41 is provided, and the exhaust case 1a for exhausting the exhaust generated by the burner combustion out of the instrument is provided in the instrument case 40. .
[0006]
Further, the water heater 1 incorporates a control device 20 for controlling the operation of the water heater 1, and a remote controller 53 is signal-connected to the control device 20. The remote controller 53 is provided with a hot water supply temperature setting means 54 which is a fluid temperature setting means for a hot water user to set a hot water supply temperature within a predetermined hot water supply temperature range (within a fluid temperature range).
[0007]
Furthermore, the control device 20 is provided with a combustion control unit 21 that takes in various sensor outputs from the water amount sensor 50, information from the remote controller 53, and the like and controls the combustion of the burner 41. For example, when the hot water tap (not shown) provided on the front end side of the hot water supply passage 47 is opened and the flow of water to the heat exchanger 45 is detected by the water amount sensor 50, the combustion control unit 21 The control unit 21 rotationally drives the combustion fan 55, opens the on-off valve 43, starts supply of fuel to the burner 41, and starts burner combustion.
[0008]
The combustion control unit 21 then sets the hot water supply temperature set in the hot water supply temperature setting means 54 of the remote controller 53, the incoming water temperature detected by the incoming water thermistor 48, the outgoing hot water temperature detected by the hot water thermistor 51, and a water amount sensor. The amount of combustion heat of the burner is controlled by controlling the valve opening of the proportional valve 44 so that hot water at the hot water supply set temperature can be supplied on the basis of the information on the flow rate of the heat exchanger 45 detected by the heat exchanger 45. To supply hot water at a set temperature. When the hot-water tap is closed and the stoppage of water flow is detected by the water amount sensor 50, the combustion control unit 21 closes the on-off valve 43 to stop the combustion of the burner 41, and then stops the combustion fan 55. .
[0009]
By the way, when the water heater 1 as described above is provided in a room such as a building or an underground mall, as shown in FIG. 4, the main duct passage 3 for exhaust external discharge provided in advance in the building or the underground mall is provided. The exhaust side of the water heater 1 is connected via the exhaust hood 5, and the exhaust generated by the combustion of the burner 41 is discharged to the outside through the main duct passage 3. A fan 4 is installed in the main duct passage 3, and the exhaust of the hot water heater 1 and the gas range 2 is sucked into the main duct passage 3 by the rotational drive of the fan 4 and discharged to the outside.
[0010]
Note that a combustion device such as the water heater 1 that performs combustion with a large amount of heat of combustion discharges exhaust gas having a high temperature of about 200 ° C. (in other words, the exhaust temperature of the combustion device reaches about 200 ° C.). When such high-temperature exhaust gas flows directly into the main duct passage 3, the heat and oil of the exhaust gas may ignite oil and the like in the main duct passage 3 to cause an exhaust duct fire. Therefore, an exhaust hood 5 that mixes the exhaust of the combustion equipment (exhaust exhaust) and external air is connected to the exhaust side of the water heater 1 to lower the temperature of the hot exhaust exhausted from the water heater 1 etc. The exhaust duct fire is prevented by being guided to the duct passage 3.
[0011]
FIG. 3 is a perspective view showing an example of a water heater 1 with an exhaust hood. The exhaust hood 5 shown in the figure has a box-shaped frame 6, and a duct connection port 6 a for communicating with the main duct passage 3 is formed on the upper surface side of the frame 6. The bottom surface of the frame 6 is formed with an opening 6b. A support 6c extends from the edge of the opening toward the central region of the opening 6b, and an instrument is connected to the distal end of the support 6c. The mouth portion 6d is connected. The appliance connection port 6 d is connected to the exhaust outlet 1 a of the water heater 1 to introduce the exhaust discharged from the exhaust outlet 1 a of the water heater 1 into the internal space of the frame body 6.
[0012]
In addition, an air supply intake port 8 for taking outside air into the internal space of the frame body 6 is provided on the side surface of the frame body 6. The opening 6 b on the bottom surface of the frame body 6 also functions as an air supply intake port for taking outside air into the internal space of the frame body 6. As shown in FIG. 5 (a), by the rotational drive of the fan 4 in the main duct passage 3, air flows into the internal space of the frame 6 from the opening 6b and the air intake port 8, and this external air is exhausted. It becomes mixed exhaust by being mixed in. Then, for example, even if the exhaust temperature (equipment exhaust temperature) of the hot water heater 1 at the point A shown in the figure immediately after being discharged from the hot water heater 1 is about 200 ° C., for example, the exhaust temperature at the point B shown in the figure The (mixed exhaust temperature) can be reduced to, for example, about 45 ° C., and the occurrence of an exhaust duct fire caused by the exhaust heat of the water heater 1 can be prevented.
[0013]
Further, the exhaust hood 5 is provided with exhaust temperature detecting means 10 capable of detecting the temperature of the mixed exhaust gas flowing into the main duct passage 3 as shown in FIG. When the temperature of the mixed exhaust gas becomes higher than a predetermined temperature (for example, 50 ° C.) for preventing an exhaust duct fire, a configuration in which combustion of the water heater 1 is stopped is formed.
[0014]
For example, when the exhaust suction force of the main duct passage 3 is reduced, the amount of air taken into the internal space of the frame 6 from the opening 6b and the air supply intake port 8 is reduced and discharged from the water heater 1. The exhaust temperature cannot be lowered sufficiently. For example, the exhaust temperature at the point C shown in FIG. 5B is as high as about 70 ° C. When the air flows into the duct passage 3, there is a risk that an exhaust duct fire may occur as described above, but as described above, the combustion of the water heater 1 is forcibly stopped based on the detected exhaust temperature of the exhaust temperature detecting means 10. Thus, the high-temperature exhaust inflow into the main duct passage 3 is stopped, and the occurrence of an exhaust duct fire can be prevented.
[0015]
Further, the exhaust hood 5 is provided with an exhaust overflow temperature detecting means 11 capable of detecting the temperature of the gas entering and exiting the supply air intake port 8 as shown in FIG. Is configured to forcibly stop the combustion of the water heater 1 when the temperature of the gas detected by the above becomes higher than a predetermined temperature (for example, 50 ° C.) for avoiding carbon monoxide poisoning.
[0016]
When the exhaust suction force of the main duct passage 3 is very low, or when the exhaust gas is flowing backward from the main duct passage 3 to the exhaust hood 5, as shown in FIG. The exhaust discharged from 1 overflows into the room from the opening 6b and the air intake port 8, and when such exhaust leakage continues into the room, the room is filled with the exhaust and the indoor person However, when the high temperature of the exhaust gas from the water heater 1 is detected by the exhaust gas overflow temperature detecting means 11, the hot water supply as described above may occur. By forcibly stopping the combustion of the vessel 1, exhaust leakage into the room is stopped and the serious problem of carbon monoxide poisoning can be avoided.
[0017]
Furthermore, as shown in FIG. 3, an oil receiving portion 12 for receiving oil droplets in the main duct passage 3 is provided in the internal space of the frame body 6, and the exhaust hood 5 is disposed in the main duct passage 3. It has a structure that prevents oil droplets from dropping into the water heater 1.
[0018]
Note that reference numeral 13 shown in FIG. 4 denotes a fireproof damper provided in the main duct passage 3. For example, when an exhaust duct fire occurs, the thermal fuse 14 is blown by the fire heat and the fireproof damper 13 is fired. However, the main duct passage 3 is closed to prevent the duct fire from spreading outside the fire protection section wall 15.
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the water heater 1 with the exhaust hood as described above, the temperature of the mixed exhaust led from the exhaust hood to the main duct passage 3 depends on the flow rate (duct air volume) of the mixed exhaust. If the air flow is not equal to or higher than a predetermined reference air flow (specified air flow), the temperature of the mixed exhaust gas becomes high, and the exhaust hood 5 cannot sufficiently perform the exhaust duct fire prevention function as described above. If it becomes so, it will be very dangerous and will have to stop the water heater 1, so when the water heater 1 is constructed, the water heater 1 is constructed after confirming whether the duct air volume is greater than the reference air volume. There is a need.
[0020]
However, the contractor who installs the water heater 1 or the like usually does not have an anemometer or the like for measuring the duct air volume. Therefore, the duct air volume is accurately measured, and the duct air volume exceeds the specified air volume. After confirming that, the water heater 1 with the exhaust hood could not be attached to the main duct passage 3.
[0021]
The present invention has been made in order to solve the above-described conventional problems, and the object of the present invention is to enable the device itself to determine the duct air volume, and preferably to determine whether the determined duct air volume is equal to or greater than the specified air volume. An object of the present invention is to provide a combustion device with an exhaust hood that can be used.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration as means for solving the problems. That is, according to the first aspect of the present invention, an exhaust hood is connected to the exhaust side of the combustion equipment, and the exhaust hood is provided with an intake air intake port for taking air into the exhaust hood, and is taken in from the intake air intake port. Combustion equipment with an exhaust hood that mixes the exhausted air and exhaust exhausted from the combustion equipment with the exhaust hood and leads the mixed exhaust to a main duct passage for exhaust external exhaust, and enters and exits the intake air intake port Exhaust gas temperature detection means for detecting the temperature of the gas to be discharged; exhaust gas temperature detection means for detecting the temperature of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood to the main duct passage; and combustion operation parameters including at least the amount of combustion heat of the combustion equipment And the exhaust gas temperature determination data given in advance for determining the exhaust gas temperature of the combustion device based on the combustion operation parameters, Combustion from a device exhaust temperature determination means to be determined; combustion operation parameters including at least the combustion heat quantity of the combustion device, and device exhaust flow determination data given in advance for determining an exhaust flow rate of the combustion device based on the combustion operation parameters Equipment exhaust flow rate judging means for judging the exhaust flow rate of equipment; equipment exhaust flow rate judged by the equipment exhaust flow rate judging means; equipment exhaust temperature judged by the equipment exhaust temperature judging means; and detected by the exhaust temperature detecting means. The flow rate of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood to the main duct passage is ducted based on the mixed exhaust gas temperature, the gas temperature detected by the exhaust gas overflow temperature detecting means, and the duct air volume determination data given in advance. A duct air volume determination means to be obtained as an air volume is provided as means for solving the problem.
[0023]
In addition to the configuration of the first invention, the second invention is a means for solving the problem with a configuration in which a display unit for displaying the duct air volume obtained by the duct air volume determining means is provided.
[0024]
Furthermore, in addition to the configuration of the first or second invention, the third invention is provided with a duct air volume comparison / determination unit that compares the duct air volume obtained by the duct air volume determining means with a predetermined reference air volume. It is a means to solve the problem with the configuration.
[0025]
Furthermore, the fourth invention solves the problem with a configuration in which, in addition to the configuration of the third invention, the duct air volume comparison / determination unit outputs a duct air volume inappropriate signal when the duct air volume is smaller than the reference air volume. As a means to do.
[0026]
Further, the fifth aspect of the invention is provided with notifying means for notifying that the duct air volume is inappropriate when a duct air volume inappropriate signal is output from the duct air volume comparison / determination unit in addition to the configuration of the fourth invention. The structure is a means to solve the problem.
[0027]
In the present invention configured as described above, the air taken in from the intake intake port of the exhaust hood and the exhaust exhausted from the combustion device are mixed in the exhaust hood, and this mixed exhaust is supplied to the main duct passage for exhaust external exhaust. Derived.
[0028]
In this combustion apparatus, the temperature of the gas entering and exiting the supply air intake port is detected by the exhaust overflow temperature detecting means, and the temperature of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood to the main duct passage is detected by the exhaust temperature detecting means. . Further, the exhaust temperature of the combustion device is determined from the combustion operation parameter including at least the combustion heat quantity of the combustion device and the device exhaust temperature determination data given in advance for determining the exhaust temperature of the combustion device based on the combustion operation parameter. From the combustion operation parameter determined by the temperature determination means and including at least the combustion heat quantity of the combustion device, and the device exhaust flow rate determination data given in advance for determining the exhaust flow rate of the combustion device based on the combustion operation parameter, the combustion device The exhaust flow rate is determined by the equipment exhaust flow rate determination means.
[0029]
Then, the equipment exhaust flow rate determined by the equipment exhaust flow rate judging means, the equipment exhaust temperature judged by the equipment exhaust temperature judging means, the mixed exhaust temperature detected by the exhaust temperature detecting means, and the exhaust overflow temperature detecting means Based on the detected gas temperature and the duct air volume determination data given in advance, the flow rate of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood to the main duct passage is obtained as the duct air volume by the duct air volume determining means.
[0030]
In this way, in the present invention, the duct air volume can be determined by the duct air volume determining means, so even if the contractor who constructs the combustion equipment does not have an anemometer for measuring the duct air volume, etc. It can measure the duct airflow accurately. Therefore, after confirming that the duct air volume determined by the duct air volume determination means is equal to or greater than the specified air volume, the contractor can attach the combustion equipment with the exhaust hood to the main duct passage, and the above problem is solved. The
[0031]
In particular, in the present invention provided with a duct air volume comparison / determination unit that compares the duct air volume obtained by the duct air volume determining means with a reference air volume given in advance, the duct air volume determined by the duct air volume determining means is equal to or greater than a specified air volume. It is also possible to determine whether or not. Based on the determination result, for example, when the duct air volume is equal to or higher than the reference air volume, the combustion device with the exhaust hood can be attached to the main duct passage.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the description of the present embodiment, the same reference numerals are assigned to the same name portions as in the conventional example, and the duplicate description thereof is omitted. The combustion device with an exhaust hood of the present embodiment is a water heater with an exhaust hood as shown in FIG. 3, and is installed in communication with the main duct passage 3 via the exhaust hood 5. The water heater 1 has almost the same system configuration as the water heater 1 shown in FIG.
[0033]
What is characteristic of the present embodiment is that it has the unique control configuration of the present embodiment shown in FIG. 1, and with this control configuration, the hot water heater 1 determines the duct air volume, and the determined duct air volume. Has a function of self-determining whether or not the airflow is equal to or higher than a reference airflow such as a specified airflow.
[0034]
As shown in the figure, the water heater 1 of the present embodiment includes a combustion control unit 21, an equipment exhaust temperature judgment means 22, an equipment exhaust flow rate judgment means 23, a duct air volume judgment means 24, a memory section 25, a duct air volume comparison judgment. 26 is provided in the control device 20, and a display unit 27 is provided in the remote controller 53.
[0035]
The combustion control unit 21 sets the hot water temperature discharged from the water heater 1 in the hot water supply temperature setting means 54 of the remote controller 53 based on the detection signals of the incoming water thermistor 48, the water amount sensor 50, and the hot water thermistor 51, as described above. The amount of opening of the proportional valve 44 supplied to the burner is adjusted so that the hot water supply set temperature is reached, and combustion control of the water heater 1 is performed.
[0036]
The equipment exhaust temperature determination means 22 is a combustion equipment from combustion operation parameters including at least the combustion heat quantity of the combustion equipment and equipment exhaust temperature judgment data given in advance for judging the exhaust temperature of the combustion equipment based on the combustion operation parameters. Is determined. The equipment exhaust temperature determination data is given in advance to the memory unit 25 by appropriate data such as arithmetic expressions, table data, and graphs, and the equipment exhaust temperature determination means 22 sends the control signal of the combustion control unit 21 every moment. By taking in, information on the combustion operation parameter is obtained, and the exhaust temperature of the water heater 1 is determined from the combustion operation parameter and the equipment exhaust temperature determination data.
[0037]
The exhaust temperature of the water heater 1 is determined as follows, for example. That is, when it is determined that the combustion heat amount of the water heater 1 is 30000 kcal / h based on the valve opening amount of the proportional valve 44, the hot water temperature detected by the hot water thermistor 51 and the hot water amount detected by the water flow sensor 50. Therefore, when it is determined that the amount of heat used for tapping is 24000 kcal / h, the excess amount of heat is determined to be 30000-24000 = 6000 kcal / h. Therefore, when the excess amount of heat is divided by the number of revolutions of the combustion fan 55, the exhaust temperature (equipment exhaust temperature) of the water heater 1 is calculated.
[0038]
Instead of calculating the exhaust temperature of the water heater 1 in this way, when the combustion heat amount of the water heater 1 is converted to a number, the thermal efficiency at that time is 80%, and the exhaust temperature is 230 ° C. Thus, when the amount of combustion heat of the water heater 1 is converted to a number of 4.3, the heat efficiency at that time is 83%, and the exhaust gas temperature is 190 ° C. The exhaust temperature of the hot water heater 1 may be obtained from this data and the amount of combustion heat as determination data for determining the exhaust temperature using the combustion heat amount as a parameter. Even in this way, the exhaust temperature of the water heater 1 can be roughly determined.
[0039]
The equipment exhaust flow rate judging means 23 is configured to exhaust the combustion equipment from the combustion operation parameters including at least the combustion heat quantity of the combustion equipment and the equipment exhaust flow judgment data given in advance for judging the exhaust flow rate of the combustion equipment based on the combustion operation parameters. The flow rate is determined. The equipment exhaust flow rate determination data is given in advance to the memory unit 25 by appropriate data such as arithmetic expressions, table data, graphs, etc., and the equipment exhaust flow rate determination means 23 sends the control signal of the combustion control unit 21 every moment. By taking in, information on the combustion operation parameter is obtained, and the exhaust flow rate of the hot water heater 1 is determined from the combustion operation parameter and the equipment exhaust flow rate determination data.
[0040]
For example, if the relationship data between the combustion heat quantity and the fan rotation speed and the relationship data between the fan rotation speed and the fan air volume are given as the apparatus exhaust flow volume determination data, the apparatus exhaust gas flow rate determining means 23 can calculate the fan air volume from the combustion heat volume. And this value can be determined as the equipment exhaust flow rate.
[0041]
Note that the combustion operation parameters used for the exhaust gas flow rate determination by the equipment exhaust flow rate determination means 23 and the combustion operation parameters used for the exhaust gas temperature determination by the equipment exhaust gas temperature determination means 22 are respectively determined as necessary. Yes, both combustion operating parameters may be the same or different.
[0042]
The duct air volume determination means 24 includes an equipment exhaust flow rate determined by the equipment exhaust flow rate determination means 23, an equipment exhaust temperature determined by the equipment exhaust temperature determination means 22, and a mixed exhaust temperature detected by the exhaust temperature detection means 10. Based on the gas temperature detected by the exhaust overflow temperature detecting means 11 and the duct air volume determination data given in advance, the flow rate of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood 5 to the main duct passage 3 is obtained as the duct air volume. It is. The duct air volume determination data is given by appropriate data such as calculation data, table data, and graph data, and is given in advance to the memory unit 25 in this embodiment.
[0043]
For example, the duct air volume determination means 24 takes in the equipment exhaust flow rate determined by the equipment exhaust flow rate judgment means 23 as VHex, takes in the equipment exhaust temperature judged by the equipment exhaust temperature judgment means 22 as THex, and detects it by the exhaust temperature detection means 10. The mixed exhaust gas temperature is taken in as TMix, and the gas temperature detected by the exhaust gas overflow temperature detecting means 11 is taken in as TAir. Then, based on the following formulas (1) and (2) as duct air volume determination data given in advance, the flow rate VMix of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood 5 to the main duct passage 3 is obtained as the duct air volume, and the display unit 27 and the duct air volume comparison / determination unit 26.
[0044]
TMix x VMix = TAir x VAir + THex x VHex (1)
[0045]
VMix = VAir + VHex (2)
[0046]
In the above formulas (1) and (2), VAir represents the flow rate of gas (air) taken into the exhaust hood 5 from the supply air intake port 8. Further, the duct air volume is temperature-corrected from the values obtained from the above equations (1) and (2) to a flow rate at a predetermined reference temperature according to a well-known gas law (relationship between gas volume, pressure and temperature). May be.
[0047]
The display unit 27 performs the duct air volume determined by the duct air volume determining unit 24. For example, the display unit 27 captures and displays the duct air volume determined by the duct air volume determining unit 24 every moment.
[0048]
The duct air volume comparison / determination unit 26 compares the duct air volume obtained by the duct air volume determining unit 24 with a reference air volume given in advance (for example, the specified air volume). The duct air volume comparison / determination unit 26 outputs a duct air volume inappropriate signal when, for example, the duct air volume is smaller than the reference air volume. In this embodiment, the duct air volume comparison / determination unit 26 adds a duct air volume inappropriate signal to the display unit 27 and the alarm buzzer 17.
[0049]
The display unit 27 displays the duct air volume inappropriate information when the duct air volume inappropriate signal is added from the duct air volume comparison / determination unit 26.
[0050]
In this embodiment, the alarm buzzer 17 sounds a buzzer when a duct air volume inappropriate signal is output from the duct air volume comparison / determination unit 26, and functions as an informing means for notifying the duct air volume inappropriate.
[0051]
The present embodiment is configured as described above. When the water heater 1 of the present embodiment is operated, the combustion operation is performed as in the conventional example, and the exhaust hood 5 prevents the exhaust duct fire. Although the operation is performed, when the water heater 1 of the present embodiment is attached to the main duct passage 3, the following duct air volume determination operation and duct air volume self-determination operation are performed. In addition, when making the water heater 1 perform this operation, for example, it is performed while the water heater 1 is set to the maximum combustion capacity and the combustion operation is performed.
[0052]
When the water heater 1 performs a combustion operation based on the control of the combustion control unit 21, the appliance exhaust temperature determination means 22 uses the combustion operation parameter and the appliance exhaust temperature determination data as described above to determine the water heater. 1 is determined, and the exhaust flow rate of the hot water heater 1 is determined by the equipment exhaust flow rate judging means 23 from the combustion operation parameters and the equipment exhaust flow rate judgment data as described above. The temperature of the gas entering and exiting the supply air intake port 8 of the exhaust hood 5 is detected by the exhaust overflow temperature detecting means 11, and the temperature of the mixed exhaust led out from the exhaust hood 5 to the main duct passage 3 is the exhaust temperature detecting means. 10 is detected.
[0053]
Then, the equipment exhaust flow rate determined by the equipment exhaust flow rate judging means 23, the equipment exhaust temperature judged by the equipment exhaust temperature judging means 22, the mixed exhaust temperature detected by the exhaust temperature detecting means 10, and the exhaust overflow temperature Based on the gas temperature detected by the detection means 11 and the duct air volume determination data given in advance, the flow rate of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood 5 to the main duct passage 3 by the duct air volume determination means 24 is determined as the duct air volume. As required.
[0054]
The value of the duct air volume is displayed on the display unit 27 of the remote controller 53, and is added to the duct air volume comparison / determination unit 26. The duct air volume obtained by the duct air volume determination unit 24 is given in advance by the duct air volume comparison / determination unit 26. When the duct air volume is smaller than the reference air volume, a duct air volume inappropriate signal is output, duct air volume inappropriate information is displayed on the display unit 27, and an alarm buzzer 17 sounds. Inadequate duct air volume is reported.
[0055]
According to this embodiment, as described above, since the duct air volume can be determined by the duct air volume determining means 24, an anemometer or the like for the contractor who constructs the water heater 1 measures the duct air volume. Even if it does not have it, the water heater 1 itself can accurately measure the duct air volume. Therefore, the contractor can confirm that the duct air volume obtained by the duct air volume determining means 24 is equal to or greater than the specified air volume.
[0056]
Further, according to the present embodiment example, by providing the duct air volume comparison / determination unit 26, it is possible to determine whether or not the duct air volume determined by the duct air volume determining means 24 is equal to or greater than the specified air volume in the water heater 1 itself. Even if the contractor does not recognize the specified air volume, it can be determined whether the duct air volume is equal to or higher than the specified air volume by the display information on the display unit 27 and the buzzer of the alarm buzzer 17. Therefore, the water heater 1 is attached to the main duct passage 3 by the contractor only when the duct air volume is equal to or higher than the specified air volume. When the duct air volume does not reach the specified air volume, the duct air volume is equal to or higher than the specified air volume. In addition, it is possible to prompt the countermeasure.
[0057]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment example, Various aspects can be taken. For example, in the above embodiment, when the duct air volume obtained by the duct air volume determining means 24 is smaller than a reference air volume such as a predetermined air volume given in advance, the duct air volume inappropriate information is displayed on the display unit 27 and an alarm is issued. The buzzer 17 sounds to notify that the duct air volume is inappropriate. However, when the duct air volume is smaller than the reference air volume given in advance, the alarm buzzer indicates that the duct air volume inappropriate information is displayed on the display unit 27. Only one of ringing 17 may be performed.
[0058]
Further, it may be notified that the duct air volume is smaller than the reference air volume by a method other than displaying the duct air volume inappropriate information on the display unit 27 or sounding the alarm buzzer 17. For example, as shown by a chain line in FIG. 3, an alarm lamp 16 is provided in the appliance case 40 of the water heater 1, and the alarm lamp 16 is lit or blinked to visually notify that the duct air volume is below the reference air volume. May be. Of course, both the warning lamp 16 and the warning buzzer 17 may be provided so that both the warning lamp 16 and the warning buzzer 17 notify that the duct air volume is smaller than the reference diversion. It is set appropriately.
[0059]
Furthermore, in the above embodiment, the equipment exhaust temperature judgment means 22 and the equipment exhaust flow rate judgment means 23 obtain the combustion operation parameters such as the amount of combustion heat of the water heater 1 by taking in the control information of the combustion control unit 21. For example, the sensor information such as the water flow sensor 50 and the incoming water thermistor 48 may be directly taken in to obtain the combustion operation parameters.
[0060]
Furthermore, in the above-described embodiment, the duct air volume comparison / determination unit 26 is provided in the water heater 1 so that the duct air volume self-determination can be performed, but the duct air volume comparison / determination unit 26 may be omitted. Thus, even when the duct air volume comparison / determination unit 26 is omitted, if the duct air volume determining means 24 determines the duct air volume, the contractor who constructs the water heater 1 can use the wind speed for measuring the duct air volume. It is possible to attach the water heater 1 to the main duct passage after confirming the duct air volume obtained by the duct air volume judging means 24 and confirming that the air volume is not less than the specified air volume, etc. Become.
[0061]
Furthermore, in the above embodiment, the hot water heater 1 is operated at the maximum combustion operation when performing the duct air volume determination operation. However, the operation capacity of the water heater 1 when performing the duct air volume determination operation is particularly limited. Rather, it is set appropriately.
[0062]
Furthermore, in the above embodiment, the duct air volume is determined when constructing the water heater 1, but when constructing the water heater 1, for example, every time a hot water operation operation is performed after construction. The duct air volume may be determined, the duct air volume may be determined for each predetermined number of operations, or the duct air volume may be determined for each predetermined period. In this way, after the construction of the water heater 1, when the duct air volume is lower than the reference air volume such as the specified air volume due to, for example, clogging of the air intake port 8 of the exhaust hood 5, the duct air volume decreases. Can be promptly determined, and a response to this can be promoted.
[0063]
Furthermore, in the above embodiment, the duct air volume determination means 24 is provided in the water heater 1 so that the duct air volume can be determined by itself. For example, as shown by the broken line in FIG. The detected temperature of the exhaust overflow temperature detecting means 11, the determined temperature of the equipment exhaust temperature determining means 22, and the determined flow rate of the equipment exhaust flow rate determining means 23 are displayed on the display unit 27, etc. Based on the given duct air volume determination data, a contractor of the water heater 1 may determine the duct air volume. Even in such a case, the water heater 1 is attached to the main duct passage after confirming that the duct air volume is equal to or higher than the specified air volume, even if the contractor does not have an anemometer for measuring the duct air volume. Is possible.
[0064]
Furthermore, the shape and size of the exhaust hood applied to the combustion equipment with the exhaust hood of the present invention are not particularly limited, and are set as appropriate.
[0065]
Furthermore, in the above embodiment, the hot water heater has been described as an example of the combustion device, but the present invention can be applied to indoor installation type combustion devices other than the hot water heater, such as a steam generator and a heater. it can.
[0066]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the duct air volume can be obtained by the duct air volume determining means, the equipment itself is ducted even if the contractor who constructs the combustion equipment does not have an anemometer or the like for measuring the duct air volume. The air volume can be measured accurately. Therefore, it can be confirmed by the contractor that the duct air volume is equal to or higher than the specified air volume, and the combustion equipment with the exhaust hood can be attached to the main duct passage after the confirmation.
[0067]
Further, according to the present invention in which the display unit for displaying the duct air volume obtained by the duct air volume judging means is provided, the duct air quantity obtained by the duct air volume judging means can be easily and reliably displayed by the display unit. To be able to grasp.
[0068]
Furthermore, according to the present invention in which the duct air volume comparison / determination unit for comparing the duct air volume obtained by the duct air volume determining means with a reference air volume given in advance is provided, the duct air volume determined by the duct air volume determining means is the specified air volume or the like. Whether the air volume exceeds the reference air volume can be determined by the combustion equipment itself. Therefore, based on this judgment result, by attaching the combustion equipment with the exhaust hood to the main duct passage, for example, avoiding the error of attaching the combustion equipment to the main duct passage when the duct air volume does not reach the reference air volume. It is possible to attach the combustion equipment with the exhaust hood very appropriately.
[0069]
Furthermore, according to the present invention configured to output a duct air volume inappropriate signal when the duct air volume is smaller than the reference air volume, the duct air volume comparison and determination unit can easily use the duct air channel hot water inappropriate signal, As described above, the combustion equipment with the exhaust hood can be attached very appropriately.
[0070]
Furthermore, according to the present invention in which the notification means for notifying the duct air volume inappropriateness is provided when the duct air volume inappropriate signal is output from the duct air volume comparison / determination unit, the duct air volume does not reach the reference air volume. An error such as attaching the combustion equipment to the main duct passage can be avoided more reliably, and the combustion equipment with the exhaust hood can be attached very appropriately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a main part control configuration of an embodiment of a combustion apparatus with an exhaust hood according to the present invention.
FIG. 2 is a model diagram showing an example of a system configuration of a water heater.
FIG. 3 is a model diagram showing a perspective configuration of a water heater with an exhaust hood.
FIG. 4 is a model diagram showing an example of a connection form of a water heater with an exhaust hood and a main duct passage.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing functions of an exhaust hood.
[Explanation of symbols]
1 Water heater
3 Main duct passage
5 Exhaust hood
10 Exhaust temperature detection means
11 Exhaust overflow temperature detection means
20 Control device
22 Equipment exhaust temperature judgment means
23 Equipment exhaust flow judgment means
24 Duct air volume judgment means
26 Duct air volume comparison and judgment section

Claims

An exhaust hood is connected to the exhaust side of the combustion equipment, and the exhaust hood is provided with a supply air intake port for taking air into the exhaust hood, and the air taken in from the supply air intake port is exhausted from the combustion equipment. A combustion device with an exhaust hood that mixes exhaust gas with the exhaust hood and leads the mixed exhaust gas to a main duct passage for exhaust outside exhaust, and detects the temperature of the gas entering and exiting the supply air intake port An overflow temperature detection means; an exhaust temperature detection means for detecting the temperature of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood to the main duct passage; a combustion operation parameter including at least a combustion heat quantity of the combustion equipment; and the combustion operation parameter Exhaust temperature judgment of combustion equipment Judgment of exhaust temperature of combustion equipment from pre-given equipment exhaust temperature judgment data Determining the exhaust flow rate of the combustion device from the combustion operation parameter including at least the combustion heat quantity of the combustion device and the device exhaust flow rate determination data given in advance for determining the exhaust flow rate of the combustion device based on the combustion operation parameter A device exhaust flow rate determining means; an equipment exhaust flow rate determined by the device exhaust flow rate determining means; a device exhaust temperature determined by the device exhaust temperature determining means; a mixed exhaust temperature detected by the exhaust temperature detecting means; Duct air volume determination for determining the flow rate of the mixed exhaust gas led out from the exhaust hood to the main duct passage as the duct air volume based on the gas temperature detected by the exhaust overflow temperature detecting means and the duct air volume determination data given in advance. And a combustion apparatus with an exhaust hood.

The combustion device with an exhaust hood according to claim 1, further comprising a display unit for displaying the duct air volume obtained by the duct air volume determining means.

The combustion apparatus with an exhaust hood according to claim 1 or 2, further comprising a duct air volume comparison / determination unit for comparing the duct air volume obtained by the duct air volume determining means with a reference air volume given in advance.

The combustion apparatus with an exhaust hood according to claim 3, wherein the duct air volume comparison / determination unit outputs a duct air volume inappropriate signal when the duct air volume is smaller than the reference air volume.

5. A combustion apparatus with an exhaust hood according to claim 4, further comprising an informing means for informing of an inappropriate duct air volume when a duct air volume inappropriate signal is output from the duct air volume comparison / determination unit.