JP3983716B2 - 課金記録情報収集装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動パケット通信サービスにおいてパケット通信料を課金するための基礎データである課金データ情報を収集する課金記録情報収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
第2.5世代や第3世代とよばれる種類の携帯電話システムにおいて、パケット通信サービスが行われている。このような移動パケット通信サービスにおいては、回線接続時間に対して課金を行う回線交換の場合とは異なり、データ伝送量に応じた課金方式(従量課金)が採用されている。
【0003】
第3世代の携帯電話システムにおけるパケット通信サービスについて、図9を参照して説明する。
この図において、51は移動通信端末(MS)、52は無線ネットワーク制御システム(RNS:Radio Network Subsystem)、53はGPRS(General Packet Radio Service)網などのコアネットワーク、54は前記RNS53とコアネットワーク53とのゲートウエイであるSGSN(Serving GPRS Support Node,加入者交換機)、55はコアネットワーク53とIPネットワーク57とのゲートウエイであるGGSN(Gateway GPRS Support Node,関門交換機)、56はトランスポート層の最適化を行うTCPR(TCP Router)、57はインターネットなどのIPネットワーク、58,59はIPネットワーク57に接続され、各種サービスを提供するアプリケーションサービスノードであり、58はメールサーバー、59はウェブサーバーである。
【0004】
このように構成されたパケット通信システムにおいて、移動通信端末51からのユーザーデータ(IPパケット)あるいは移動通信端末51へのユーザーデータ(IPパケット)は、RNS52,SGSN54,GGSN55間でGTP(GPRS Tunneling Protocol)プロトコルを用いてトンネリングされる。すなわち、図中に示すように、移動通信端末51からのIPパケットは、RNS52において、GTPヘッダ、UDPヘッダ及びIPヘッダからなるGPRSヘッダ(あて先SGSN54、発信元RNS52)が付加されてカプセル化され、SGSN54に転送される。さらに、SGSN54において、あて先をGGSN55、発信元をSGSN54とするGPRSヘッダに変更されて、GGSN55に転送される。そして、GGSN55において、GPRSヘッダが除去され、該カプセルから解放されたユーザーのIPパケットがTCPR56を経てIPネットワーク57に転送される。一方、移動通信端末51へのIPパケットの場合には、上記とは逆方向にカプセル化されて移動通信端末51に転送される。
【0005】
ここで、パケットに対して従量課金を行うために、SGSN54とGGSN55の双方で課金記録情報(CDR:Charging Data Record / Call Detail Record)を収集するようにしている。すなわち、GGSN55で上り(MS51→IPネットワーク57)分、SGSN54で下り(IPネットワーク57→MS51)分のCDRを収集するようにしている。
また、第2.5世代の移動パケット通信システムにおいては、パケット交換機(SGSN,GGSN)においてあて先IPアドレスに応じてパケット通信料の課金/非課金を判別し、CDRを作成するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
第2.5世代の移動パケット網を利用する場合と第3世代の移動パケット網を使用する場合とで、異なる料金体系となることは望ましいことではなく、第3世代の移動パケット通信サービスにおいても、第2.5世代の移動パケット通信サービスと同様のパケット課金ポリシーが継続されることが求められている。
しかしながら、図9に示したような、GTPが適用されたIPトンネリングを行う3Gベアラネットワークにおいては、ユーザーパケットがカプセル化されているため、パケット交換機(SGSN54,GGSN55)ではユーザーパケットの内容が不明であり、あて先IPアドレスなどをもとにした課金/非課金の判別を行うことができない。また、IPヘッダを含めたIPパケット(カプセル化されたデータ部分)が課金対象となっていた。
そこで本発明は、柔軟な通信料課金を実現することができる課金記録情報収集装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の課金記録情報収集装置は、移動パケット通信システムにおける課金データ情報を収集する課金記録情報収集装置であって、コアネットワークとIPネットワークとを結ぶ伝送路に挿入された分岐装置と、該分岐装置により分岐されたIPパケットを分析して、各プロトコルのアプリケーションセッション単位に、少なくとも、開始時刻、終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、加入者IPアドレス、上りのデータ伝送量及び下りのデータ伝送量を含むパケットログを生成するパケット情報生成手段と、前記コアネットワークのパケット交換機からの情報に基づいて、各RADIUSセッションごとに、少なくとも、開始時刻、終了時刻、加入者電話番号及び加入者IPアドレスを含むセッションログを生成するセッション情報生成手段と、前記パケットログと前記セッションログとの関連付けを行い、各RADIUSセッションごとに、データ伝送量を予め設定したクラスごとに集計した課金記録情報を生成するCDR生成手段とを有するものである。
さらに、前記伝送路に現用系と待機系の2個の前記分岐装置が挿入されており、該2個の分岐装置の間に該伝送路上を伝送される信号を増幅する手段が設けられているものである。
【0008】
さらにまた、前記クラスは、接続先のサーバーのIPアドレス、接続先のサーバーのIPアドレスとポート番号の組み合わせ、又は、利用しているプロトコル種別に応じて設定されているものである。
さらにまた、前記パケットログには、HTTPリクエストに含まれているURL又はMIMEタイプも記録されており、前記クラスは、URL又はMIMEタイプに応じて設定されているものである。
さらにまた、前記パケットログには、前記上りのデータ伝送量及び前記下りのデータ伝送量が各レイヤーごとに集計されており、前記CDR生成手段により生成される課金記録情報にどのレイヤーにおけるデータ伝送量を含ませるのかを選択することができるようになされているものである。
さらにまた、前記パケットログには、上りの再送パケットのデータ伝送量と下りの再送パケットのデータ伝送量も集計するようになされており、前記CDR生成手段による生成される課金記録情報に再送パケットのデータ伝送量を減算したデータ伝送量を含ませるか否かを選択することができるようになされているものである。
さらにまた、前記CDR生成手段は、当該RADIUSセッションがあらかじめ設定された時刻をまたぐものであるとき、その課金記録情報を該設定された時刻により分割して出力することができるようになされているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の課金記録情報収集装置の一実施の形態について、図1を参照して説明する。
図1において、1は移動通信端末(MS)、2はGPRS(General Packet Radio Service)網などのコアネットワーク、3は前述したSGSN、4は前述したGGSN、5はユーザーの認証を行なうRADIUSサーバ(Authentication)、6は本発明の課金記録情報収集装置(PCN:Packet Charging Node)、7は前記GGSN4とTCPR8とを接続する伝送路(具体的には、1000Base-SXなど)、8はTCPルーター(TCPR)、9はインターネットなどのIPネットワーク、10はメールサーバー、11はウェブサーバー、12は課金処理システムである。
ここで、前記課金記録情報収集装置(PCN)6は、前記GGSN4とTCPR8とを結ぶ伝送路7に挿入された分岐装置(TAP)21と、該分岐装置21からのIPパケットを集計してパケットログを生成するパケット情報生成手段22と、前記RADIUSサーバー5に接続され、RADIUSサーバー(Accounting)機能を有するとともに、セッションログを生成するセッション情報生成手段23と、前記パケット情報生成手段22で生成されたパケットログと前記セッション情報生成手段23で生成されたセッションログとの関連付けを行い、課金記録情報(一次CDR)を生成する一次CDR生成手段24と、該一次CDRを圧縮し、複数の一次CDRをまとめたCDRファイルを生成して、前記課金処理システム12からのポーリングに応じて出力するCDRファイル出力手段25とを有している。ここで、前記パケット情報生成手段22、セッション情報生成手段23、一次CDR生成手段24及びCDRファイル出力手段25は、NTP(Network Time Protocol)サーバーを用いてシステム標準時刻との同期がとられており、それぞれにおいて使用するタイムスタンプにこの時刻を適用するようになされている。
【0010】
このように構成された本発明の課金記録情報収集装置の動作について詳細に説明する。
本発明においては、ユーザーの認証等の処理を行なうためにRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service、RFC2138,2139)を用いている。RADIUSは、ダイヤルアップユーザーの認証システムの一つであり、RADIUSクライアントからのユーザーの認証要求に対して、RADIUSユーザー情報管理データベースを参照して認証処理(Authentication)を行なうとともに、認証されネットワークへの接続が許可されると、ユーザーごとにその接続時間を算出して課金処理(Accounting)を行うことができるものである。
本発明においては、前記GGSN4がRADIUSクライアント機能を有しており、前記RADIUSサーバ5が、認証用のRADIUS Authenticationサーバーとして動作するとともに、課金用のRADIUS Accountingプロトコルのデータを前記PCN6中に設けられたRADIUSサーバー(Accounting)機能を有するセッション情報生成手段23に振り分ける動作を行う。
【0011】
移動通信端末1のユーザーからアクセスがあったとき、RADIUSクライアント機能を有するGGSN4は、そのユーザーのユーザーIDとパスワードを含むAuthorization Requestを認証サーバーであるRADIUSサーバー(Authentication)5に送信する。このAuthorization Requestを受信したRADIUSサーバー5は、ユーザーの接続を許可するために必要な情報が格納されているデータベースを検索してそのユーザーの正当性を検査し、正当性が認められたときは、そのユーザーの接続パラメータに関する情報を含むAuthentication Ack応答をGGSN4に返す。GGSN4は、受信した接続パラメータに基づいて設定を行い、そのユーザーをIPネットワーク9に接続する(RADIUS Authenticationプロトコル)。
【0012】
GGSN4は、ユーザーの認証に成功し、パラメータの設定が終了した時点(RADIUSセッションが確立した時点)で、RADIUS Accounting Request(Acct-Status-Type=Accounting-start)を作成し、アカウンティングサーバーに送信する。本発明においては、該RADIUS Accounting Request(Acct-Status-Type=Accounting-start)は、RADIUSサーバー5によりPCN6内のセッション情報生成手段23に振り分けられ、セッション情報生成手段23は、その内容(加入者電話番号MSISDNとIPアドレスの対応)をタイプスタンプ(RADIUSセッション開始時刻)とともにファイルに記録して、Accounting Response応答を返す。
また、RADIUSセッション終了の際には、GGSN4よりRADIUS Accounting Request要求(Acct-Status-Type=Accounting-stop)を発信し、これを受け取ったセッション情報生成手段23は、タイムスタンプ(RADIUSセッション終了時刻)を付すとともに、加入者のMSIDSDNとIPアドレスの対応を解放し、RADIUS Accounting ResponseをGGSN4に対して返送する(RADIUS Accountingプロトコル)。
このように、セッション情報生成手段23において、ユーザーのRADIUSセッションごとに、MSISDN(加入者電話番号)、加入者IPアドレス及びRADIUSセッションの有効期間(開始時刻〜終了時刻)の情報を記録したセッションログが生成される。
【0013】
上述のようにしてユーザーの認証に成功し、RADIUSセッションが開始された後、前記伝送路7にはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やHTTP(Hypertext Transfer Protocol)などのユーザートラヒック(IPパケット)が通過する。前記分岐装置(TAP)21はこれらのIPパケットを分岐して前記パケット情報生成手段22に出力する。ここで、前記伝送路7は例えば1000Base-SXなどのギガビットイーサネット(TM)であり、伝送路7が1000Base-SXの場合には、分岐装置21として例えばビームスプリッタが用いられる。
【0014】
前記パケット情報生成手段22では、前記分岐装置21を介して収集されるウェブやメールなどのIPパケットを分析し、各ウェブやメールなどの各プロトコルのアプリケーションセッション単位に、その開始時刻、終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、加入者IPアドレス、データ伝送量などのCDR生成に必要な情報(パケットログ)を生成する。
【0015】
まず、TCP(Transmission Control Protocol)又はUDP(User Data Protocol)を利用してデータを送信するときのプロトコル・スタックとデータのカプセル化について、図2を参照して説明する。
よく知られているように、送信されるユーザーデータは、図2のプロトコルスタックを下層に向かって転送され、各層において、データが相手先に届くように、各種のヘッダが追加される。アプリケーションによりアプリケーションヘッダが付加されたユーザーデータは、トランスポート層プロトコル(TCP又はUDP)に送られ、TCP又はUDPヘッダが付加される。このTCPヘッダ又はUDPヘッダには、送り手と受け手のアプリケーションを識別するために、発信元とあて先のポート番号が含まれている。TCP又はUDPヘッダが付加されたデータは、ネットワーク層のIPプロトコルによりIPヘッダが付加される。IPヘッダには発信元のIPアドレス、あて先のIPアドレス、そのデータが所属する層を示すプロトコルフィールド(「6」がTCP、「17」がUDPを示す。)などが含まれている。IPヘッダが付加されたIPデータグラムは、Ethernet(TM)ドライバにより、Ethernetヘッダ及びEthernetトレーラが付加されて、前記伝送路7上を転送される。
なお、受信側では、上記プロトコルスタックを上昇し、それぞれ対応する階層で個々のヘッダが取り除かれていくこととなる。
【0016】
前記パケット情報生成手段22では、前記分岐装置21を介して収集したデータリンク層のパケットから、Ethernet(TM)ヘッダとEthernet(TM)トレーラーを取り除き、IPデータグラム(IPヘッダ、TCP又はUDPヘッダ、アプリケーションデータ)を分析し、パケットログを生成する。なお、前記分岐装置21からパケットを受け取ったときに、その時刻を示すタイムスタンプを付与しておく。
【0017】
図3は、前記パケット情報生成手段22において前記IPパケットを分析することにより生成されるパケットログの一構成例を示す図である。
この図に示すように、パケットログには、ウェブやメールなどの各プロトコルのアプリケーションセッションごとに、そのセッションの開始時刻と終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、クライアントのIPアドレスとポート番号、セッションがHTTPであるときは、MIMEタイプ、URLのホスト、URLパス、レイヤー3〜レイヤー5のそれぞれについて、上り(クライアント→サーバー)と下り(サーバー→クライアント)の転送バイト数、同じく再送パケットによる転送バイト数、プロトコル(TCP/UDPの別)などが記録されたものである。
【0018】
IPパケットの分析はつぎのように行なわれる。
まず、そのパケット(IPデータグラム)のIPヘッダ部に含まれているプロトコル・フィールドの値を参照し、その値が「06」であればTCP、「17」であればUDPであると判断する。その結果、UDPであるときには、そのUDPセッションが終了した後に、そのUDPセッションのパケットログの開始時刻フィールドにそのUDPセッション内の最初のパケットの受信タイムスタンプを、終了時刻フィールドにそのセッションの最後のパケットの受信タイムスタンプを、そのセッションのサーバーIPアドレスとポート番号、クライアントIPアドレスとポート番号の各フィールドにそれぞれ対応するデータを書き込み、さらに、それぞれのネットワークレイヤーに対応したバイト数のフィールドにそれぞれの転送バイト数の計数値を上り/下り別々に記録する。すなわち、図2に示すように、レイヤー3(L3)についてはイーサネットペイロード部(IPヘッダ部+TCP/UDPヘッダ部+アプリケーションデータ部)のバイト数、レイヤー4(L4)についてはIPペイロード部(TCP/UDPヘッダ部+アプリケーションデータ部)のバイト数、レイヤー5(L5)についてはTCP/UDPペイロード部(アプリケーションデータ部)のバイト数を上り/下り別々に集計する。
【0019】
また、TCPの場合には、そのTCPヘッダに含まれているポート番号を分析し、該ポート番号により、そのTCPセッションがHTTPセッションを含むか否かを判断する。例えば、ポート番号が「80」、「443」などのときはHTTPであると判定する。
そして、HTTPセッションを含まない場合には、そのTCPセッションが終了してから(FINフラグとACKを検出してから)、UDPの場合と同様に、そのTCPセッションの開始時刻、終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、クライアントのIPアドレスとポート番号、各レイヤーの上り/下りの転送バイト数をそれぞれ対応するフィールドに記録する。さらに、TCPヘッダに含まれているシーケンス番号が同一であるパケットが存在する場合には、そのパケットを再送パケットであるとみなし、各ネットワークレイヤーに対応した再送バイト数のフィールドにシーケンス番号が重複したパケットに対応するバイト数を上り/下り別々に出力する。
【0020】
一方、HTTPセッションを含む場合には、前記HTTPセッションを含まない場合と同様に、そのTCPセッションの開始時刻、終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、クライアントのIPアドレスとポート番号、各レイヤーの上り/下り別々の転送バイト数、各レイヤーの上り/下り別々の再送バイト数をそれぞれに対応するフィールドに出力するとともに、そのHTTPリクエストのデータの中から、「URL_HOST」,「URL_PATH」,「MIME_TYPE」,「MIME_SUBTYPE」に対応する情報を検索し、それぞれに対応するフィールドへ出力する。なお、HTTP/1.1の持続的接続などにより、単一のTCPコネクション上で複数のHTTPリクエストが送信される場合には、各HTTPセッションごとに上記パケットログを作成する。
また、UDPでもTCPでもないときには、解読することのできる情報を含む情報をそのパケットのパケットログとして作成する。
【0021】
このようにして作成されたパケットログは、そのセッションの開始時刻と終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、クライアントのIPアドレス(MSIPアドレス)とポート番号、レイヤー3〜レイヤー5の各レイヤーごとの上りと下りの転送バイト数を含んでいる。また、TCPセッションのパケットに対応するパケットログは、さらに、レイヤー3〜レイヤー5の各レイヤーごとの上りと下りの再送パケット数を含んでおり、HTTPセッションのパケットに対応するパケットログには、さらにまた、そのHTTPリクエストに含まれているURLホストとパス、及び、MIMEタイプとサブタイプの情報が含まれている。
【0022】
さて、前述のように、前記伝送路7上を流れるIPパケットには加入者電話番号(MSISDN)は含まれていない。
そこで、前記一次CDR生成手段24において、前記パケット情報生成手段22において各プロトコルのアプリケーションセッションごとに生成されたパケットログと、前記セッション情報生成手段23においてRADIUSセッションごとに生成されたセッションログとを照合して、各加入者ごとのアプリケーションサービス単位の伝送データ量を含む一次CDRを生成する。この一次CDRは、各RADIUSセッションを単位とし、そのRADIUSセッションにおけるウェブやメールなどの各アプリケーションサービスの利用の詳細を示す情報を記述したものであり、RADIUSセッションの情報を示すセッションCDRと、ウェブやメールの各トラヒック情報を示すパケットCDRの2種類に分けて生成される。このパケットCDRは利用サービスに応じたクラス分けを行なって、クラスとそれに該当する伝送データ量の合計を上り/下り別に記述したものである。なお、このクラスに応じて課金単価を決定することができる。
【0023】
図4を参照して、一次CDRの作成の例について説明する。
この図に示す例は、MSISDNが09012345678であるユーザーAがRADIUSセッションを10:00:00に開始し、10:10:00に終了した場合を示している。このRADIUSセッションのセッションログと前記パケットログとを照合して、パケットログのセッション開始/終了時刻がRADIUSセッションの有効時間(開始時刻〜終了時刻)内であり、かつ加入者IPアドレスが等しいパケットログを該RADIUSセッションログと関連付ける。その結果、利用サービス詳細に示すように、ウェブページAの閲覧(上り200バイト/下り800バイト)、メールの送信(上り400バイト/下り100バイト)、ウェブページBの閲覧(上り250バイト/下り1000バイト)及びウェブページCの閲覧(上り300バイト/下り500バイト)に対応するパケットログが関連付けられたものとする。
ここで、各サービスに応じてクラス分けが行なわれ、ウェブページAの閲覧とウェブページBの閲覧がともにクラス1、ウェブページCの閲覧がクラス2、メールがクラス3と設定されていたとする。
このとき、一次CDR生成部24では、図示するように、ユーザーのMSISDNをキーとし、RADIUSセッションのスタート時刻と有効時間とを記録したセッションCDRと、利用したサービスをクラスごとに集約した3つのパケットCDRからなる一次CDRを作成する。このパケットCDRは、MSISDNをキーとして各クラスごとに作成され、各クラスごとの上りの転送バイト数と下りの転送バイト数の集計値を記録したものである。
【0024】
以下、一次CDR作成処理について詳細に説明する。
前述のように、前記パケット情報生成手段22において、サーバーのIPアドレスとポート番号、レイヤーごとの転送バイト数及び再送バイト数、URL情報及びMIMEタイプなど各種の情報を記録したパケットログを生成している。したがって、この一次CDR生成手段24において一次CDRを生成するにあたり、データ量の計数の対象とするレイヤーの選択や再送パケットのデータ量を伝送データ量から減算するか否かの選択を任意に行なうことができるようになされている。
また、各クラスを、ソケット(IPアドレスとポート番号)を判別し、接続先のサーバーや利用しているプロトコル種別に応じて設定すること、あるいは、HTTPリクエストのURLやMIMEタイプを判別して、URLやMIMEタイプに応じて設定することができるようにしている。
さらにまた、予め設定された時刻となったときに、その時刻によりCDR情報を分割して出力することができる機能を持たせ、予め設定された期間に応じて適用する料金を変更したり、時間帯別に料金を変更すること(期間適用)ができるようにしている。
【0025】
一次CDR生成手段24では、まず、前記パケット情報生成手段22において生成されたパケットログ(図3)について、そのパケットログのアプリケーションセッション開始時刻からセッション終了時刻が、前記予め設定された時刻(規定時刻)に跨がっていないか否かを判定する。
その結果、規定時刻を跨がっているときには、そのパケットログを開始時刻から規定時刻、規定時刻から終了時刻の2つのパケットログに分割し、厳密に期間適用を行うことができるようにしている。この機能を、「パーシャルアウトプット機能」とよぶ。
【0026】
このパーシャルアウトプット機能について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、時刻t1に開始し、時刻t5に終了するRADIUSセッションがあり、その中に時刻t2に開始し、時刻t4に終了するTCPセッションがあった場合に、規定時刻t3が設定されており、t2<t3<t4であったとする。
このときは、そのTCPセッションのパケットログを時刻t2を開始時刻とし時刻t3を終了時刻とする第1のパケットログ(a)と、時刻t3を開始時刻とし時刻t4を終了時刻とする第2のパケットログ(b)とに分割する。このとき、分割前のパケットログ中に含まれていた転送バイト数のデータは、(t3−t2)と(t4−t3)とで比例配分して、それぞれのパケットログ中に記録する。
このように規定時刻を跨がったTCPセッションについては、パケットログを分割することにより、期間適用を厳密に行うことが可能となる。
【0027】
次に、前記パケットログから選択されているレイヤーのデータのみを選択し、さらに、再送パケットを減算して課金の対象からはずすことが設定されている場合には、前記選択されたレイヤーのデータからそのレイヤーの再送パケットのデータを減算して新たなデータとする処理(アップリンク/ダウンリンクバイト計算処理)を行なう。
すなわち、必要に応じてパーシャルアウトプットされた各パケットログにおいて、レイヤー選択により設定されたレイヤーにおける上り/下りのデータ量が選択される。そして、再送パケットの減算を行なうと設定されているときには、前記選択されたレイヤーにおける上り/下りのデータ量からそのレイヤーの上り/下りにおける再送パケットのデータ量を減算して、その結果のデータ量を選択されたレイヤーのデータ量とする。
【0028】
次に、このようにして修正したパケットログと、前記セッション情報生成手段23において生成されたRADIUSセッションログとの関連付けを行なう。すなわち、パケットログに含まれているアプリケーションセッションの開始時刻,終了時刻及びMSIPアドレス(加入者IPアドレス)と、前記RADIUSセッションログに含まれているRADIUSセッションの開始時刻,終了時刻、MSISDN(加入者電話番号)及びMSIPアドレスとを比較し、パケットログがどのRADIUSセッションに含まれるものであるかを決定する。
【0029】
そして、そのパケットログに含まれているソケット(サーバーIPアドレスとポート番号の組み合わせ)及びURL(MIMEタイプ)に応じて、クラスを決定する。
クラスの決定の一例について、図6を参照して説明する。
まず、パケットログに含まれているソケットが、どの分類に属しているかが判定される(ソケットフィルタ処理)。すなわち、前記パケットログに含まれているソケット(サーバーIPアドレスとポート番号の組み合わせ)を予め定義され設定されている(a)〜(h)の各クラスに対応するソケットと比較して、そのいずれに属するかを判定する。なお、この比較において、IPアドレスについては、完全一致、前方一致あるいはドントケアの判定を行ない、ポート番号については、完全一致、範囲指定あるいはドントケアの判定を行なうことができるようになされている。なお、対象外のソケットはN/A(Not Applicable)とされる。なお、この例では、クラスは、ソケットクラス+詳細クラスで定義されており、各クラスに対応してタリフ(課金単価)が決定されている。
【0030】
ソケットフィルタ処理の結果、(a)メール系(無料:例えばダイジェスト受信)に属する場合には、ソケットクラス01、詳細クラス00とされ、(b)メール系(有料)の場合には、ソケットクラス01、詳細クラス01とされる。
また、ソケットのみでマッチする(c)ウェブ系(無料)、(d)ウェブ系(JAVA(TM))あるいは(e)ウェブ系(動画)の場合には、ソケットクラスが02とされ、詳細クラスが順に00,01,02とされる。
さらに、URLを参照する(f)ウェブ系(ページ)の場合には、HTTPリクエスト中に含まれていたURLホスト,URLパス及びMIMEタイプ/サブタイプを予め設定されているURLホスト/パス及びMIMEタイプ/サブタイプと比較するURLフィルタ処理を行ない、その属するアプリケーションクラスを決定する。すなわち、前記(f)ウェブ系(ページ)であるとの判定により、ソケットクラスは03とされるが、詳細クラスは、URLフィルタ処理の結果により決定される。ここで、この比較において、完全一致、前方一致、拡張子完全一致及びドントケアの判定を行うことができるようになされている。
このURLフィルタ処理の結果、詳細クラスは、(i)ウェブ系(無料)の場合には00、(j)ウェブ系(有料A)の場合には01、前記(j)とは単価が異なる(k)ウェブ系(有料B)の場合には02というように、それぞれ決定される。
さらにまた、メールやウェブ以外のアプリケーションである(g)その他(無料)又は(h)その他(有料A)の場合には、ソケットクラスが04とされ、詳細クラスが00又は01とされる。
このようにして、各パケットログに含まれているアプリケーションセッションがどのクラス(ソケットクラス+詳細クラス)に属するかが決定される。
なお、このクラス体系は一例にすぎず、他の体系とすることは任意である。
【0031】
次に、同一のRADIUSセッションに含まれているパケットログについて、同一のクラスに属するパケットログのデータ量(上り/下り)を集計して、前記図4に示したようなクラス単位のパケットCDRを作成する。また、前記RADIUSセッションに対応するセッションCDRを作成する。これにより、そのRADIUSセッションに対応する一次CDR(=セッションCDR+1又は複数のパケットCDR)が作成された。
【0032】
このようにして生成された一次CDRはCDRファイル出力手段25に出力され、該CDRファイル出力手段25において、複数の一次CDRがまとめられたCDRファイルが作成される。
図7は、CDRファイルの構成を示す図である。
この図に示すように、CDRファイルは、CDR1,CDR2,…で示す複数の一次CDRをまとめたものであり、このようなCDRファイルは、レコード数(一次CDR数)が一定値に達したとき、又は一定時間間隔で作成される。
そして、作成されたCDRファイルは、圧縮された後、前記CDRファイル出力手段25における記録装置にCDRファイル格納ディレクトリに格納される。そして、前記課金処理システム12から例えば所定時間間隔で発せられるポーリングに応じて、前記CDRファイル格納ディレクトリに格納されているCDRファイル1,…,CDRファイルnが読み出され、前記課金処理システム12に転送されることとなる。課金処理システム12では、このようにして収集したCDRに基づいて各ユーザーに対する課金処理を行う。なお、このときに、前記クラスに応じて対応する単価が適用されることとなる。
【0033】
次に、信頼性を向上させた本発明の課金処理装置の実施の形態について図8を参照して説明する。
図8において、前記図1と同一の構成要素には同一の番号を付して説明を省略する。一般に、移動パケット通信システムにおいては、信頼性を向上させるために系が2重化されている。すなわち、図8に示すように、前記コアネットワーク2とインターネットなどのIPネットワーク9とを結ぶ伝送路は2重化されており、7−1(現用系)と7−2(待機系)の2系統設けられている。そして、前記GGSN4と経路7−1,7−2とをレイヤー2スイッチ(L2SW)31,32により切り換えて接続することができるようになされている。
そこで、この実施の形態においては、2重化されている伝送路7−1,7−2に分岐装置を挿入するとともに、該分岐装置及びパケット情報生成手段なども2重化構成として課金記録情報収集装置6の信頼性を向上させるようにしている。
【0034】
図8において、21−1と21−2はともに前記現用系の伝送路7−1に挿入された分岐装置、21−3と21−4はともに前記待機系の伝送路7−2に挿入された分岐装置である。そして、分岐装置21−1と21−3の出力はともに第1のパケット情報生成手段22−1に選択的に入力され、分岐装置21−2と21−4の出力はともに第2のパケット情報生成手段22−2に選択的に入力されるようになされている。なお、図示していないが、各パケット情報生成手段22−1及び22−2の後段には、それぞれ、一次CDR生成手段24−1,24−2、セッション情報生成手段23−1,23−2及びCDRファイル出力手段25−1,25−2が設けられており、課金記録情報収集装置6は完全2重系とされている。これにより、万が一、分岐装置やパケット情報生成手段などに障害が発生しても、課金記録情報の収集を継続して行うことができる。
なお、このように一つの伝送路(7−1/7−2)に2つの分岐装置(21−1と21−2/21−3と21−4)を挿入することにより、信号強度が低下することが考えられる。そこで、この実施の形態においては、分岐装置21−1と21−2との間にレイヤー2スイッチ(L2SW)33を挿入し、分岐装置21−3と21−4との間にL2SW34を挿入している。L2SWは信号(伝送路が1000BASE-SXである場合には光信号)を再生中継する機能を有しているため、減衰した信号を増幅し、分岐装置を挿入したことによる信号強度の低下を補償することが可能となる。
なお、この実施の形態においては、L2SWを用いて信号強度の低下を補償するようにしたが、これに限られることはなく、光増幅器など信号を増幅あるいは再生することができるものを使用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の課金記録情報収集装置によれば、IPアドレス別の課金、URL別の課金、TCP再送パケット非課金、利用サービス(ウェブ/メール)別課金、時間帯別課金、課金対象レイヤーの変更などの機能を実現することができる。
また、分岐装置を挿入して分岐したIPパケットに基づいて課金に必要な情報を取得するようにしたために、PCN装置が故障したとしても、ユーザーサービスに影響を与えることがない。
さらにまた、分岐装置を冗長構成とするとともに、分岐装置間に信号を増幅する手段を設けた本発明によれば、分岐装置を挿入したことによる信号強度の低下を補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の課金記録情報収集装置の一実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 TCP又はUDPを利用してデータを送信するときのプロトコル・スタックとデータのカプセル化について説明するための図である。
【図3】 パケットログの構成例を示す図である。
【図4】 CDRについて説明するための図である。
【図5】 パーシャルアウトプット機能について説明するための図である。
【図6】 アプリケーションクラスについて説明するための図である。
【図7】 複数の一次CDRがまとめられたCDRファイルの構成を説明するための図である。
【図8】 本発明の課金記録情報収集装置の他の実施の形態の要部構成を示す図である。
【図9】 第3世代携帯電話システムにおけるパケット通信サービスについて説明するための図である。
【符号の説明】
1:移動通信端末、2コアネットワーク、3:SGSN、4:GGSN、5:RADIUSサーバー、6:課金記録情報収集装置(PCN)、7:伝送路、8:TCPルーター、9:IPネットワーク、10:メールサーバー、11:ウェブサーバー、12:課金処理システム、21:分岐装置、22:パケット情報生成手段、23:セッション情報生成手段、24:一次CDR生成手段、25:CDRファイル出力手段

Claims (8)

  1. 移動パケット通信システムにおける課金データ情報を収集する課金記録情報収集装置であって、
    コアネットワークとIPネットワークとを結ぶ伝送路に挿入された分岐装置と、
    該分岐装置により分岐されたIPパケットを分析して、各プロトコルのアプリケーションセッション単位に、少なくとも、開始時刻、終了時刻、サーバーのIPアドレスとポート番号、加入者IPアドレス、上りのデータ伝送量及び下りのデータ伝送量を含むパケットログを生成するパケット情報生成手段と、
    前記コアネットワークのパケット交換機からの情報に基づいて、各RADIUSセッションごとに、少なくとも、開始時刻、終了時刻、加入者電話番号及び加入者IPアドレスを含むセッションログを生成するセッション情報生成手段と、前記パケットログと前記セッションログとの関連付けを行い、各RADIUSセッションごとに、データ伝送量を予め設定したクラスごとに集計した課金記録情報を生成するCDR生成手段と
    を有することを特徴とする課金記録情報収集装置。
  2. 前記CDR生成手段で生成した課金記録情報を圧縮し、該圧縮した複数の課金記録情報をまとめた課金記録情報ファイルを作成する手段と、課金処理システムからの要求に応じて、前記課金記録情報ファイルを該課金処理システムに送出する手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の課金記録情報収集装置。
  3. 前記伝送路に現用系と待機系の2個の前記分岐装置が挿入されており、
    該2個の分岐装置の間に該伝送路上を伝送される信号を増幅する手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の課金記録情報収集装置。
  4. 前記クラスは、接続先のサーバーのIPアドレス、接続先のサーバーのIPアドレスとポート番号の組み合わせ、又は、利用しているプロトコル種別に応じて設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の課金記録情報収集装置。
  5. 前記パケットログには、HTTPリクエストに含まれているURL又はMIMEタイプも記録されており、
    前記クラスは、URL又はMIMEタイプに応じて設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の課金記録情報収集装置。
  6. 前記パケットログには、前記上りのデータ伝送量及び前記下りのデータ伝送量が各レイヤーごとに集計されており、
    前記CDR生成手段により生成される課金記録情報にどのレイヤーにおけるデータ伝送量を含ませるのかを選択することができるようになされていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の課金記録情報収集装置。
  7. 前記パケットログには、上りの再送パケットのデータ伝送量と下りの再送パケットのデータ伝送量も集計するようになされており、
    前記CDR生成手段による生成される課金記録情報に再送パケットのデータ伝送量を減算したデータ伝送量を含ませるか否かを選択することができるようになされていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の課金記録情報収集装置。
  8. 前記CDR生成手段は、当該RADIUSセッションがあらかじめ設定された時刻をまたぐものであるとき、その課金記録情報を該設定された時刻により分割して出力することができるようになされていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の課金記録情報収集装置。
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