JP3982747B2 - Wiper drive device and wiper drive control method for construction machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設機械のワイパ駆動装置及びワイパ駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
作業機を有する建設機械のキャブ前面窓は一般的に、作業機の移動範囲を視認可能とするような広さ及び形状に形成されており、例えば油圧ショベルのキャブ前面窓においては、作業機の横方向移動範囲を見渡せるようにキャブを作業機と共に旋回可能に配設し、また作業機の上下方向移動範囲を見渡せるように上下に細長い略長方形のキャブ前面窓としている。
【0003】
また、キャブ前面窓には雨天時に備えてワイパを配設しているが、上下に長い略長方形の窓に1個のワイパを配設した場合には拭き残しが生じる。その結果、雨天時の作業において、オペレータは窓に顔を近づけた状態で作業機の移動範囲を注意深く視認する状況となり、疲労が増大する。
【0004】
上記の問題を解決する手段として、複数のワイパで構成するワイパ駆動装置が考えられており、例えば特開2001−247014号公報には、2個のワイパを夫々のワイパ軸が窓枠の相対する辺部に位置するように配設した建設機械のワイパ駆動装置が開示されている。
【0005】
図20〜図21は上記特開2001−247014号公報に記載されたワイパ駆動装置を示しており、同図を基に、従来技術による建設機械のワイパ駆動装置の例を説明する。図20は従来技術によるワイパ駆動装置の正面図、図21は同ワイパ駆動装置の全体構成を説明する模式図である。
【0006】
図20において、キャブ66の前窓67の窓枠68の上辺部には上ワイパ80Aのワイパ軸72Aが、同窓枠68の下辺部には下ワイパ80Bのワイパ軸72Aがそれぞれ配設されており、上下ワイパ軸72A,72Aにはそれぞれ平行リンク式ワイパアーム72,72が取付けてある。そして、このワイパアーム72,72に取着された上ワイパブレード81Aと下ワイパブレード81Bの夫々の軌跡83A,83Bが互いに中央部で重なり合うようにして拭き残しが無いように構成されている。
【0007】
図21において、上ワイパ80Aのワイパ軸72Aの窓枠68(図20参照)内面側他端にアーム72Bが取着され、同アーム72Bは、コントローラ90からの回路91Aによって矢印n方向に回転するモータ71の図示しないクランクアームとリンク74とによって左右に繰返し揺動するように構成されている。また、アーム72Bの左右のストロークエンドを検出するリミットスイッチ92A,92Cが配設されており、同リミットスイッチ92A,92Cの検出信号はそれぞれ回路93A,93Cを経由してコントローラ90に入力されている。
【0008】
また、下ワイパ80Bについても同様にして駆動され、アーム72Bの左右のストロークエンドを検出するリミットスイッチ92B,92Dが配設されており、リミットスイッチ92B,92Dの検出信号はそれぞれ回路93B,93Dを経由してコントローラ90に入力されている。さらに、ワイパ駆動装置の作動、非作動を指令するワイパスイッチ75がコントローラ90に接続されている。
【0009】
以上の構成において、ワイパスイッチ75をONにすると、上、下ワイパ80A,80Bのいずれか一方のワイパアーム72から駆動を始めて同ワイパアーム72が左右いずれか一方のストロークエンドに達すると、これを検出したリミットスイッチの検出信号によって同ワイパアーム72を停止させ、他方のワイパアーム72の駆動を開始するようにしている。これによって、上下ワイパ80A,80Bが片道(以下、1/2サイクルと言う)毎に交互に駆動されるから、相互に干渉することが無い。
【0010】
また、選択スイッチ78によってリミットスイッチ92Aと92Bの信号のみを選択的に使用することによって、上、下ワイパ80A,80Bを1往復(以下、1サイクルと言う。)毎の交互駆動することが可能であるとしている。
【0011】
図20〜図21における上記構成において、上下ワイパ80A,80Bそれぞれの拭き面部分の軌跡83A,83Bを互いに重ね合せることが可能となるから、簡便さを維持しながら拭き残しを無くし良好な視界を確保した建設機械のワイパ駆動装置を提供できるとしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図20〜図21における上記構成において、ワイパ駆動装置は、常に上、下ワイパ80A,80Bの双方で窓67を拭くことを前提にして構成されており、その結果視界性に問題が残っている。以下に図22を参照して同問題を詳述する。
図22は、上記従来技術によるワイパ駆動装置におけるワイパの動きを時間軸で表した図である。なお、図20〜図21と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略する。
【0013】
図22において、右側のタイムチャートには、上、下ワイパ80A,80B夫々のワイパブレード81A,81Bの各先端部82A,82Bの動きを時間軸上で夫々曲線82C,82Dで示している。ここで上、下ワイパ80A、80Bは、互いに一方の駆動時間が他方の待ち時間Rとなるような間欠駆動を行っている。この結果、降りしきる雨の中でもワイパを間欠駆動しなければならないので、その場合には従来のように雨粒が拭い去られるまでの間、オペレータは目を凝らして前方を注視しなければならないから疲労が大きくなる。
【0014】
また図22において、仮に上ワイパ80Aのみを単独で連続駆動した場合には、上ワイパ80Aの拭き面部分の軌跡83Aよりも下方の比較的大きい面積が拭き残しとなるから、この状態では作業機の移動範囲を見渡して確認するための窓67からの視界は十分ではなく、オペレータは窓67に顔を近づける姿勢が必要となって疲労が大きくなる。
なお、この問題は中小型の機械においてキャブ幅が制約されて窓67がより細長い形状の場合には更に顕著となる。
【0015】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、隣接する拭き面が一部重複する重複領域を有する少なくとも2つのワイパの相互の待ち時間を短くし、ワイパの駆動頻度を多くして窓の視界を向上し、また、一方のワイパの拭き面を広く設定して一方のワイパの単独駆動でも作業機の移動範囲を見渡せる視界を確保できる建設機械のワイパ駆動装置及びワイパ駆動制御方法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、建設機械のワイパ駆動制御方法において、キャブの窓部に設けた複数のワイパの内、隣接する2つの拭き面が一部重なり合う重複領域を有する2つのワイパのいずれか一方のワイパが前記重複領域を離脱したときに、他方のワイパを駆動するようにし、前記一方のワイパは、前記重複領域から離脱した後に次のストロークエンドで継続駆動して通過させ、再度前記重複領域に向けて駆動し、前記他方のワイパは、一方のワイパが再度重複領域に達するまでの間に、重複領域を離脱して次のストロークエンドで停止させるようにした方法としている。
【0017】
第1発明によると、一方のワイパが停止のためのストロークエンドに到達するのを待たずに、重複領域から離脱したときに、他方のワイパを駆動するから、一方と他方の各ワイパ相互の待ち時間を短縮することができる。このため、ワイパ駆動回数が増えて、窓からの視界性を向上できる。また、他方のワイパが停止するのを待たずに、見込みで一方のワイパを連続的に駆動できるから、一方のワイパは待ち時間がなく、これにより他方のワイパの待ち時間がさらに短くなるので、ワイパの駆動回数を多くでき、さらに拭き面の視界性を向上できる。
【0020】
第2発明は、第1発明の建設機械のワイパ駆動制御方法において、前記一方のワイパが前記重複領域の所定距離手前に近付いたときに、前記他方のワイパが重複領域を離脱しているときのみ、一方のワイパを継続駆動する方法としている。
【0021】
第2発明によると、両ワイパの重複領域での干渉を確実に防止できる。
【0022】
第3発明は、第2発明の建設機械のワイパ駆動制御方法において、前記一方のワイパが前記重複領域の所定距離手前に近付いたときに、前記他方のワイパが重複領域を離脱していない場合には、一方のワイパを一時停止させ、この後他方のワイパが重複領域を離脱したら、一方のワイパを再度駆動する方法としている。
【0023】
第3発明によると、他方のワイパが重複領域を離脱していないときに、見込みで一方のワイパの駆動を開始することができると共に、一方のワイパが重複領域の所定距離手前に近付いたときに他方のワイパが重複領域を離脱していないときでも、離脱するまで一方のワイパを一時停止した後に再度駆動するから、両ワイパの干渉を確実に避けつつロスタイムの無いワイパ制御を行うことができる。これによって、ワイパの待ち時間を更に短縮することができる。
【0031】
以上の結果によって、一方のワイパの拭き面を広く設定して一方のワイパの単独駆動でも作業機の移動範囲を見渡せる視界性を確保し、深溝掘削等下方作業時の視界性を確保するための他方のワイパとの両方駆動において、両ワイパの待ち時間を短くして、オペレータの疲労を軽減する建設機械のワイパ駆動装置及びワイパ駆動制御方法を提供することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に油圧ショベルを例にして、本発明の第1実施形態〜第5実施形態について、図1〜図19を参照して詳述する。
【0033】
先ず、図1〜図6により、第1実施形態を説明する。
図1は本発明の適用機例の油圧ショベルの側面図であり、図2は本発明に係るワイパ駆動装置の正面図で、図1のE視図であり、また図3は図2のF部詳細図で、図3(A)はその正面図、図3(B)はその下面図である。
【0034】
図1において、油圧ショベル1は走行装置2の上に旋回フレーム4を旋回自在に備え、旋回フレーム4上には、前部略中央に作業機5を、前部左寄りにベッドフレーム6を介してキャブ7を夫々配設している。
【0035】
図2において、キャブ7の前面窓8の窓枠7aの左右一側(ここでは、左側)に上ワイパ10のワイパ軸22を設けており、同ワイパ軸22に取着したワイパアーム11を上下に揺動するようにして、広い拭き面10aを実現している。
【0036】
また、上ワイパ10の拭き面10aを広くしたことによって、同拭き面10aの下部で拭き面重複領域19を共有する拭き面20aを有する下ワイパ20のワイパ軸22の設置位置は窓枠7aよりも下方に位置する前記ベッドフレーム6の側面部となるが、ベッドフレーム6とキャブ7との間には防振装置(例えばオイル封入式マウント)9による相対変位が発生するので、下ワイパ20のワイパ軸22はブラケット29を介してキャブ7側に係止(詳細は図3により後述)している。
【0037】
図3において、ブラケット29をキャブ7のフロア7b下面にネジ29bで締結しており、同ブラケット29に配設したボス29aには一端部にレバー23を取付けワイパ軸22を回動自在に挿通し、更に前記レバー23を、同ブラケット29に取着した減速機付モータ26のクランクアーム25a又はクランク円盤25bにリンク24で連結しており、これによって、減速機付モータ26の回転によりレバー23及びワイパ軸22が左右方向に往復揺動する。
【0038】
更に、ワイパ軸22の他端部22aとワイパアーム21(図2参照)の図示しない取付穴部とには縦溝加工(以下、ローレット加工と言う)が施されており、ワイパアーム21はレバー23に対して所定の位相角でワイパ軸22に固着されて揺動する。なお、上ワイパ10も同様にして駆動されるので、その駆動部の詳細説明は省略する。
【0039】
図4は、第1実施形態のワイパ駆動装置の全体構成を説明する模式図である。図4のワイパ駆動装置41において、上ワイパ10のワイパ軸22には一端部にワイパアーム11が、他端部にアーム23が両者間に所定の位相角を有して固着されている。同様に、下ワイパ20のワイパ軸22には一端部にワイパアーム21が、他端部にアーム23が相互間に所定の位相角を有して固着されている。また、上ワイパ10にはアーム23の上側ストロークエンドを検出するリミットスイッチ31が、下ワイパ20にはアーム23の左右いずれか一方のストロークエンドを検出するリミットスイッチ32がそれぞれ配設されている。
【0040】
更に、上ワイパ10のモータ26は回路26aで、リミットスイッチ31は信号回路31aで、下ワイパ20のモータ26は回路26bで、リミットスイッチ32は信号回路32aでそれぞれコントローラ50に接続されている。また、コントローラ50にはワイパスイッチ58が接続されており、ワイパスイッチ58によって上ワイパ10及び下ワイパ20の、いずれか一方のみの単独駆動、両方駆動、又は両方停止(ワイパ駆動オフ)を選択可能としている。
【0041】
次に図5〜図6により、第1実施形態の制御方法を説明する。
図5は第1実施形態の制御方法を表すフローチャートであり、図6は第1実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。なお、図1〜図4と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略する。
【0042】
図6には、図5で示すフローチャートの制御方法51によって駆動される上、下ワイパ10,20夫々の先端P,Qの動きを時間軸上で夫々曲線P1,Q1で示しており、縦軸は先端P,Qの上下方向位置を表す。また、図6には、同曲線P1,Q1上の相当位置に上記制御方法51のフローチャートの各ステップ番号S1〜S6を付記している。
【0043】
図6を参照しつつ、図5のフローチャートに基づき制御方法を説明する。なお、ここでは上、下ワイパ10,20の両方駆動の場合を説明し、この両方駆動モードの選択を「ワイパスイッチ58のON」と称し、以下同じとする。
ステップS1においてワイパスイッチ58のONかをチェックし、ONのときはステップS2で上ワイパ10を駆動する。そして、ステップS3で、リミットスイッチ31が作動(ON)したかチェックし、オンしてないときはステップS2から繰り返してONするまで待つ。次に、リミットスイッチ31がONしたときには、上ワイパ10が1往復(以下、1サイクルと言う)したと判断して、ステップS4で上ワイパ10を停止すると共に下ワイパ20を駆動し、この後ステップS5で、リミットスイッチ32がONするまでステップS4から繰り返して待つ。リミットスイッチ32がONしたら、下ワイパ20が1サイクル作動完了したと判断し、ステップS6で下ワイパ20を停止してステップS1に戻る。ステップS1で、ワイパスイッチ58のON状態を確認すると上記処理を繰り返し、ONでないときは本制御処理を終了する。
【0044】
第1実施形態の制御方法51によると、上ワイパ10と下ワイパ20は互いに一部重複する拭き面の重複領域19を有するが、いずれか一方のワイパがこの重複領域を離脱したとき、すなわち本例ではストロークエンドにいるときに、他方のワイパを駆動するので、図6に示すように上ワイパ10と下ワイパ20とは互いにU1とV1の待ち時間をもって駆動され、重複領域19へ同時に侵入することがなく、相互に干渉することが防がれている。
【0045】
次に図7〜図9により、第2実施形態を説明する。
図7は第2実施形態のワイパ駆動装置の構成を説明する模式図であり、図8は第2実施形態の制御方法を表すフローチャートであり、図9は第2実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。なお、図4〜図6と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略し、異なる構成のみを説明する。
【0046】
図7のワイパ駆動装置42において、下ワイパ20にはアーム23の左右のストロークエンドを検出するリミットスイッチ32,33がそれぞれ配設されており、同リミットスイッチ32,33はそれぞれ信号回路32a,33aでコントローラ50に接続されている。
【0047】
次に図7、図9を参照しつつ、図8により上記ワイパ駆動装置42の制御方法52を説明する。なお、図8において、図5に示す各ステップの処理と同一の処理には同一のステップS番号を付けてあり、図5のフローチャートとはステップS5aのみが異なる。即ち、本実施形態のステップS5aでは、左右のリミットスイッチ32,33のいずれか一方がONするまでステップS4から繰り返して待ち、リミットスイッチ32,33のいずれかがONしたら、下ワイパ20が1/2サイクル作動完了したと判断し、ステップS6で下ワイパ20を停止してステップS1に戻るようにしている。
【0048】
図9には、図8で示すフローチャートの制御方法52によって駆動される上、下ワイパ10,20夫々の先端P,Qの動きを時間軸上で夫々曲線P2,Q2で示しており、縦軸は先端P,Qの上下方向位置を表す。図9には、同曲線P2,Q2上の相当位置に上記制御方法52のフローチャートの各ステップ番号S1〜S5a及びS6を付記している。ここで、曲線Q2はステップS5aの上記ロジックによって1/2サイクルの長さとなる。
【0049】
第2実施形態のワイパ駆動装置42と制御方法52によると、上ワイパ10と下ワイパ20は互いに一部重複する拭き面の重複領域19を有し、いずれか一方のワイパがこの重複領域を離脱したとき他方のワイパを駆動する、すなわち本例では図9に示すように、下ワイパ20が両ストロークエンドにいるとき上ワイパ10を1サイクル単位で駆動し、また上ワイパ10がサイクル開始側のストロークエンドにいるとき下ワイパ20を1/2サイクル単位で駆動するので、上ワイパ10の待ち時間U2を第1実施形態に比して短縮できる。
【0050】
次に図10〜図12により、第3実施形態を説明する。
図10は第3実施形態のワイパ駆動装置の構成を説明する模式図であり、図11は第3実施形態の制御方法を表すフローチャートであり、図12は第3実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。なお、図1〜図9と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略する。
【0051】
図10のワイパ駆動装置43において、上ワイパ10のワイパアーム11が最上位置から下降して1/2サイクル(最下位置)を越え上昇に転じて拭き面の重複領域19を離れる位置をチェックポイントCP1とし、他方上ワイパ10のクランク円盤25bの外周上の任意位置にカム部25cを形成し、該カム部25cの角度位置から回転方向に1/2サイクルを越えて上記チェックポイントCP1に相当する角度まで進んだ角度位置にリミットスイッチ46を配設する。そして、ワイパアーム11が上記チェックポイントCP1位置を通過(上昇)する時に、リミットスイッチ46が作動してパルス信号が回路46aを経てコントローラ50に伝わるようにしている。
【0052】
なお、下ワイパ20にはアーム23の左右いずれか一方のストロークエンドを検出するリミットスイッチ32が配設されて、リミットスイッチ32は信号回路32aでコントローラ50に接続されている。
【0053】
図12には、図11で示すフローチャートの制御方法53によって駆動される上、下ワイパ10,20夫々の先端P,Qの動きを時間軸上で夫々曲線P3,Q3で示しており、同曲線P3,Q3上の相当位置に上記制御方法53のフローチャートの各ステップ番号S11〜S20を付記している。
【0054】
次に図10、図12を参照しつつ、図11により上記ワイパ駆動装置43の制御方法53を説明する。
ステップS11において、ワイパスイッチ58がONかをチェックし、ONのときは、ステップS12で上ワイパ10を駆動した後、ステップS13でリミットスイッチ46のON信号(パルス)が入力されるまでステップS12から繰り返して待つ。この後、リミットスイッチ46がONしたら、上ワイパ10のチェックポイントCP1通過と判断し、次にステップS14で下ワイパ20の駆動を開始し、ステップS15で上ワイパ10の駆動を継続する。
【0055】
そして、ステップS16でリミットスイッチ31がONかをチェックし、ONするまでステップS15から処理を繰り返し、ONのときは上ワイパ10が1サイクル完了したと判断して、ステップS17で上ワイパ10を停止し、ステップS18で下ワイパ20の駆動を継続する。次に、ステップS19でリミットスイッチ32がONしたかをチェックし、ONするまでステップS18から処理を繰り返し、ONしたときには下ワイパ20が1サイクル完了したと判断して、ステップS20で下ワイパ20を停止し、ステップS11に戻って以上の処理を繰り返す。尚、ステップS11でワイパスイッチ58がONでないときには、本制御処理を終了する。
【0056】
本第3実施形態によると、図12に示すように上ワイパ10は上下に揺動するから拭き面の重複領域19に居ない時間が長く、その間を利用して上ワイパ10が重複領域19を離脱したときに下ワイパ20を同時に駆動しており、これによって、第1実施形態に比して上ワイパ10の待ち時間U3と下ワイパ20の待ち時間V3とを共に短縮している。
【0057】
次に図13〜図15により、第4実施形態を説明する。
図13は第4実施形態のワイパ駆動装置の構成を説明する模式図、図14は第4実施形態の制御方法を表したフローチャート、図15は第4実施形態の制御方法によるワイパの動きを表したタイムチャートである。なお、図10〜図12と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略する。
【0058】
図13のワイパ駆動装置44において、下ワイパ20のアーム23の左右ストロークエンドをそれぞれ検知するリミットスイッチ32,33が配設され、同リミットスイッチ32,33はそれぞれ回路32a,33aでコントローラ50に接続されている。
【0059】
第4実施形態での制御方法54は第3実施形態での制御方法53(図11参照)に比して、フローチャートのステップS19aのみが異なる。即ち、ステップS19aにおいて、左右リミットスイッチ32,33のいずれか一方がONしたかをチェックし、ONするまでステップS18から処理を繰り返し、ONしたときには下ワイパ20が1/2サイクル完了したと判断して、ステップS20で下ワイパ20を停止し、ステップ11に戻るようにしている。
【0060】
図15には、上記制御方法54によって駆動される上、下ワイパ10、20それぞれの先端P,Qの動きを時間軸上でそれぞれ曲線P4,Q4で示しており、同曲線P4,Q4上の相当位置にフローチャートの各ステップ番号S11〜S19a及びS20を付記している。ここで、曲線Q4はステップS19aの処理によって1/2サイクルの長さとなる。
【0061】
第4実施形態によると、図15に示すように、上ワイパ10が重複領域19から離脱したときに下ワイパ20の駆動を開始することに加えて、下ワイパ20の駆動を1/2サイクル単位にすることによって、第3実施形態に比して上ワイパ10の待ち時間U4をさらに短縮している。
さらに、少ない待ち時間U4は、上ワイパ10が上待機点に居て動きの少ない位置での待ち時間なので、上ワイパ10の動きは連続駆動に近い印象を与える。即ち、曲線P4,P4が連続した正弦曲線に似た形状となり、滑らかな動きとすることができる。
【0062】
次に図16〜図19により、第5実施形態を説明する。
図16は第5実施形態のワイパ駆動装置の構成を説明する模式図で、図17は同制御方法を表したフローチャートであり、図18は図17の一部ステップの詳細フローチャートであり、また図19は同制御方法によるワイパの動きを表したタイムチャートである。なお、図13〜図15と同一の構成要素には同一の符号を付して以下での説明を省略する。
【0063】
図16に示すワイパ駆動装置45において、上ワイパ10のワイパアーム11が最上位置から下降を始めて拭き面の重複領域19よりも手前の所定位置(本例では、下降半ばの1/4サイクル位置を越えた位置としている)をチェックポイントCP2としており、上ワイパ10のクランク円盤25bのカム部25cが前記ワイパアーム11の最上位置に相当する角度位置から回転方向に1/4サイクルを越えて上記チェックポイントCP2に相当する角度まで進んだ角度位置にリミットスイッチ47を配設している。ワイパアーム11が上記チェックポイントCP2位置を通過する時にリミットスイッチ47が作動して、そのパルス信号が回路47aを経てコントローラ50に入力される。
【0064】
以下に、図19を参照しつつ、図17,18により本実施形態の制御方法を説明する。なお、図17に示すワイパ駆動装置45の制御方法55のフローチャートの内、ステップS50での詳細処理内容を図18に示している。また図19には、上記制御方法55によって駆動される上、下ワイパ10,20夫々の先端P,Qの動きを時間軸上で夫々曲線P5,Q5で示しており、同曲線P5,Q5上の相当位置にフローチャートの各ステップ番号S31〜S50を付記している。また、以下の例では、上ワイパ10が最上位置に達した後に、下ワイパ20が左右いずれか一方のストロークエンドに達するものとする。
【0065】
先ずステップS31で、ワイパスイッチ58がONかをチェックし、ONのときは、ステップS32で上ワイパ10を駆動した後、ステップS33でリミットスイッチ47のON信号(パルス)が入力されるまでステップS32から繰り返して待つ。この後、リミットスイッチ47がONしたら、上ワイパ10がチェックポイントCP2を通過したと判断し、次にステップS34でリミットスイッチ32,33のいずれか一方がONしているか、すなわち下ワイパ20が左右何れかのストロークエンドに達しているかをチェックする。そして、ONしていないときには、ステップS35で上ワイパ10を停止し、エラー表示をすることにより、上、下ワイパ10,20の衝突及び破損を防止する。(エラー処理については後述する。)
【0066】
上記ステップS34でリミットスイッチ32,33のいずれか一方がONしているときは、ステップS36で、上ワイパ10の駆動をそのまま継続する。すると、上ワイパ10は重複領域19へ進入する。次に、ステップS37でリミットスイッチ46のON信号(パルス)が入力されるまでステップS36から繰り返して待ち、リミットスイッチ46がONしたら、上ワイパ10がチェックポイントCP1を通過(すなわち重複領域19から脱出)したと判断し、次にステップS38で下ワイパ20の駆動を開始する。この後、ステップS39ではリミットスイッチ31がONするまで待ち、ONしたときには上ワイパ10が1サイクル完了したと判断して、ステップS40でワイパスイッチ58がONかをチェックする。
【0067】
そして、ONでないときには、ステップS41で上ワイパ10を停止した後、ステップS42で左右リミットスイッチ32,33のいずれか一方がONするまで待ち、ONしたら下ワイパ20が1/2サイクル完了したと判断して、ステップS43で下ワイパ20を停止し、本制御処理を終了する。
【0068】
上記ステップS40でワイパスイッチ58がONしているときは、そのまま上ワイパ10はそのまま駆動を継続して下降に転じるが、次にステップS44で左右リミットスイッチ32,33のいずれか一方がONしたかをチェックし、ONのときは下ワイパ20が1/2サイクル完了したと判断して、ステップS45で下ワイパ20を停止した後、ステップS46に移行する。また、上記ステップS44でONでないときにも、ステップS46に移行する。
【0069】
次にステップS46で、上ワイパ10のリミットスイッチ47がONするのを待ち、ONでないときにはステップS44から処理を繰り返し、ONしたらチェックポイントCP2を通過したと判断し、ステップS47で左右リミットスイッチ32,33のいずれか一方がONしたか、すなわち下ワイパ20が左右何れかのストロークエンドに到達し停止しているかを確認する。そして、左右リミットスイッチ32,33のいずれか一方がONのときには、ステップS36に戻って上ワイパ10の下降を続けて重複領域19に進入し、以上の処理を繰り返す。また、ステップS47で左右リミットスイッチ32,33が両方ともONでないとき、すなわち下ワイパ20のストロークエンド到達が遅れている場合には、ステップS50で上ワイパ10を一時停止させて、下ワイパ20の左右ストロークエンドへの到達、停止の待合わせを行う。
【0070】
図18により、ステップS50の詳細を説明すると、先ずステップS51で上ワイパ10を一時停止させ、次にステップS52で下ワイパ20を継続駆動し、ステップS53で左右リミットスイッチ32,33のいずれか一方がONするまで、すなわち下ワイパ20のストロークエンド到達を待ち、ONしたら、ステップS54で下ワイパ20を停止させた後、ステップS55で上ワイパ10を駆動再開して下降させ重複領域19に進入させる。この後、前記ステップS36に戻って前述の処理を繰り返す。
【0071】
なお、上ワイパ10駆動開始直後の上記ステップS35でのエラー表示が発生した時には、ワイパスイッチ58をオフにしてから下ワイパ20の異常原因を取り除き、ワイパスイッチ58で下ワイパ20と上ワイパ10を順に単独駆動した後にそれぞれ左右ストロークエンド、及び最上位置で停止させることによって、所謂原点復帰をさせることができる。また、これと同様の機能を持たせた図示しない原点復帰用ボタンスイッチを設けてもよい。
【0072】
また、ステップS47で、上ワイパ10がチェックポイントCP2を通過したときに、下ワイパ20が左右何れかのストロークエンドに到達して停止してない場合には、ステップS50(ステップS51〜S55)で上ワイパ10を一時停止させて下ワイパ20を待合わせるようにしたが、これに限定されず、例えばステップS35と同様にエラー表示を行うようにしてもよい。
【0073】
また、上記ステップS51〜S55における下ワイパ20の左右ストロークエンド到達待ちの時間が所定時間以上に長くなったときには、上ワイパ10を一時停止のままでタイムオーバエラーとし、上記ステップS35でのエラー処理と同様に処理することもできる。
さらに、上記の例では、上ワイパ10が最上位置を通過した後、下降中に、下ワイパ20が左右いずれか一方のストロークエンドに達するものとしたが、本発明はこれに限定するものではなく、下ワイパ20の方が上ワイパ10の最上位置に達するよりも先に左右いずれか一方のストロークエンドに達する場合でも勿論構わない。
【0074】
第5実施形態によると、図19に示すように上ワイパ10は1サイクル完了時に、下ワイパ20の左右ストロークエンドへの到達を待つことなく見込みで駆動を継続して下降し、拭き面の重複領域19に近付いたチェックポイントCP2において、下ワイパ20のストロークエンド到達、停止の確認又は待合せをして重複領域19へ進入するようにしているので、ロスタイムすなわち上ワイパ10の1サイクル完了時の待ち時間の無い制御ができる。これにより、上ワイパ10を連続的に駆動できる。
【0075】
また、下ワイパ20のストロークエンド到達、停止を待合せる制御方法によると、下ワイパ20が泥等の負荷変動によって通常時よりも遅れてストロークエンドへ到達した場合にも、又は、上ワイパ10及び/又は下ワイパ20の速度を可変とした構成の場合にも、対応可能にしている。
【0076】
これによって、上ワイパ10を連続駆動し、上ワイパ10が拭き面の重複領域19に居ない間に、下ワイパ20を1/2サイクル単位で間欠駆動することができる。
【0077】
なお、第1実施形態〜第5実施形態の上記ワイパ駆動装置の構成と制御方法において、各リミットスイッチ31,32,33,46,47はこれに限定されず、例えばそれぞれ個別に又は全部、近接スイッチ、ステップS51〜S55ポテンショメータ又は他の位置検出器としてよいし、同リミットスイッチ31,32,33,46,47の配設位置も、上、下ワイパ10,20の可動部の所定位置を任意に選択してもよい。また、各制御方法51、52、53、54、55に基づいて構成した制御回路の何れか複数又は全てをコントローラ50内に配設して選択的に使用するようにしてよい。さらに、上、下ワイパ10,20の駆動速度は等しくなくても構わない。
【0078】
以上、本発明によると、次の作用及び効果が得られる。
【0079】
(1)上ワイパ10を上下方向に揺動自在とする構成としたので、上、下ワイパ10,20の両方駆動モードの場合に、上ワイパ10は上下揺動の最下位置近傍においてのみ下ワイパ20との拭き面重複領域19を有するようにでき、上ワイパ10がこの重複領域19に居ない時間を長くできる。さらに、上ワイパ10が上記重複領域19に居ない時間を最大限に利用して下ワイパ20を同時に駆動することにより、上、下ワイパ10,20相互の待ち時間を大幅に短縮することができる。
【0080】
(2)上記(1)の結果、上、下ワイパ10,20の両方駆動を行っても、窓8への雨粒の付着を少なくすることができるから、窓からの視認性が非常に良く、視認作業においてオペレータの疲労を軽減することができる。
【0081】
(3)ワイパ軸22を窓枠7a側辺部に配設した上ワイパ10はワイパアーム11を上下方向に揺動させるから、上ワイパ10の拭き面を上下に広く設定することができる。これによって、上ワイパ10のみの単独駆動でも、作業機の移動範囲を略全域見渡すことができるような拭き面の広さ、広い視界が得られる。その結果、作業機移動範囲の視認作業においてオペレータの疲労を軽減できる。
【0082】
(4)上記(3)の結果、作業機の種類に合せて、例えばフロントローダ式作業機装着の時には上ワイパ10のみで標準仕様とし、バックホー式作業機装着の時には深溝掘削等下方作業の視界性確保のために下ワイパ20を追加仕様にすることが可能となり、経済的なワイパ駆動装置41,42,43,44,45を構成することができる。
【0083】
(5)キャブ7に垂下して取付けたブラケット29を介して下ワイパ20をキャブ7に取付ける構成としたから、下ワイパ20を追加仕様として容易に後付けすることが可能となる。更に、ブラケット29の形状、長さは任意であるから、上ワイパ10の拭き面に対して下ワイパ20の拭き面を最適位置に設定することが可能となる。
【0084】
以上の結果、一方の上ワイパの拭き面を広く設定して上ワイパの単独駆動により作業機の移動範囲を見渡せる視界性を確保し、深溝掘削等下方作業の視界性を確保する他方の下ワイパとの両方駆動により上ワイパの待ち時間を短くして、オペレータの疲労を大幅に軽減できる。
【0085】
上記では油圧ショベルを例にして実施形態について説明したが、本発明は油圧ショベルに限ることなく他の建設機械への適用が可能であり、上記と同様の作用および効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用機例の油圧ショベルの側面図である。
【図2】図1のE視図である。
【図3】図2のF部詳細図である。
【図4】本発明の第1実施形態のワイパ駆動装置の模式図である。
【図5】第1実施形態の制御フローチャートである。
【図6】第1実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。
【図7】第2実施形態のワイパ駆動装置の模式図である。
【図8】第2実施形態の制御フローチャートである。
【図9】第2実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。
【図10】第3実施形態のワイパ駆動装置の模式図である。
【図11】第3実施形態の制御フローチャートである。
【図12】第3実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。
【図13】第4実施形態のワイパ駆動装置の模式図である。
【図14】第4実施形態の制御フローチャートである。
【図15】第4実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。
【図16】第5実施形態のワイパ駆動装置の模式図である。
【図17】第5実施形態の制御フローチャートである。
【図18】図17の一部ステップの詳細フローチャートである。
【図19】第5実施形態の制御方法によるワイパの動きを表すタイムチャートである。
【図20】従来技術によるワイパ装置の正面図である。
【図21】従来技術によるワイパ駆動装置の模式図である。
【図22】従来技術によるワイパ駆動装置のワイパの動きを表すタイムチャートである。
【符号の説明】
7a…窓枠、10…上ワイパ、11…ワイパアーム、19…重複領域、20…下ワイパ、21…ワイパアーム、22…ワイパ軸、23…アーム、25b…クランク円盤、25c…カム部、29…ブラケット、31…リミットスイッチ、31a…信号回路、32…リミットスイッチ、32a…信号回路、33…リミットスイッチ、33a…信号回路、41…ワイパ駆動装置、42…ワイパ駆動装置、43…ワイパ駆動装置、44…ワイパ駆動装置、45…ワイパ駆動装置、46…リミットスイッチ、46a…信号回路、47…リミットスイッチ、47a…信号回路、50…コントローラ、51…制御方法、52…制御方法、53…制御方法、54…制御方法、55…制御方法、55a…制御方法、58…ワイパスイッチ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiper drive device and a wiper drive control method for a construction machine.
[0002]
[Prior art]
A cab front window of a construction machine having a work machine is generally formed in a width and a shape so that a moving range of the work machine can be visually recognized. For example, in a cab front window of a hydraulic excavator, The cab is disposed so as to be able to turn with the work machine so that the lateral movement range can be seen, and a substantially rectangular cab front window elongated vertically so as to look over the vertical movement range of the work machine.
[0003]
In addition, the cab front window is provided with a wiper in preparation for rainy weather, but when one wiper is provided in a substantially rectangular window that is long in the vertical direction, wiping is left behind. As a result, during work in rainy weather, the operator carefully looks at the moving range of the work implement with the face close to the window, and fatigue increases.
[0004]
As a means for solving the above problem, a wiper driving device composed of a plurality of wipers has been considered. For example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-247014, two wiper shafts have their wiper shafts opposed to a window frame. A wiper drive device for a construction machine arranged so as to be located at a side is disclosed.
[0005]
20 to 21 show a wiper driving device described in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-247014. An example of a conventional wiper driving device for construction equipment will be described with reference to FIG. FIG. 20 is a front view of a wiper driving device according to the prior art, and FIG. 21 is a schematic diagram illustrating the overall configuration of the wiper driving device.
[0006]
20, the
[0007]
In FIG. 21, an
[0008]
Further, the
[0009]
In the above configuration, when the
[0010]
Further, by selectively using only the signals of the
[0011]
20 to 21, the
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above configuration in FIGS. 20 to 21, the wiper driving device is configured on the premise that the
FIG. 22 is a diagram showing the movement of the wiper on the time axis in the conventional wiper driving device. Note that the same components as those in FIGS. 20 to 21 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0013]
In FIG. 22, the time chart on the right side shows the movements of the
[0014]
In FIG. 22, if only the
This problem becomes more prominent when the cab width is restricted and the
[0015]
The present invention has been made paying attention to the above problems, and shortens the mutual waiting time of at least two wipers having overlapping regions where adjacent wiping surfaces partially overlap, thereby increasing the driving frequency of the wipers. Wiper drive device and wiper drive control for construction machines that can improve the field of view of the window and secure a view that allows the wiper surface of one wiper to be set wide so that the range of movement of the work machine can be viewed even when the wiper alone is driven. It aims to provide a method.
[0016]
[Means, actions and effects for solving the problems]
In order to achieve the above object, according to a first aspect of the present invention, in the wiper drive control method for a construction machine, there is an overlapping region in which two adjacent wiping surfaces partially overlap among a plurality of wipers provided in a cab window. When one of the two wipers leaves the overlap area, the other wiper is driven.The one wiper is continuously driven at the next stroke end after being separated from the overlap area, and is driven again toward the overlap area, and the other wiper is connected again to the overlap area. Until it reaches, the overlap area is left and it stops at the next stroke endIt's a way.
[0017]
According to the first aspect of the invention, when one wiper leaves the overlapping area without waiting for the stroke end to stop, the other wiper is driven. Time can be shortened. For this reason, the number of times the wiper is driven is increased, and visibility from the window can be improved.In addition, since one wiper can be driven continuously without waiting for the other wiper to stop, one wiper has no waiting time, thereby further reducing the waiting time of the other wiper, The number of times the wiper is driven can be increased, and the visibility of the wiping surface can be improved.
[0020]
First2The invention is the firstInventionIn the wiper drive control method for a construction machine, when the one wiper approaches a predetermined distance before the overlap area, the one wiper is continuously driven only when the other wiper leaves the overlap area. It is said.
[0021]
First2According to the invention, it is possible to reliably prevent interference in the overlapping region of both wipers.
[0022]
First3Invention2In the wiper drive control method for a construction machine according to the invention, when the one wiper approaches a predetermined distance before the overlap area, if the other wiper does not leave the overlap area, the one wiper is temporarily moved. When the other wiper leaves the overlap area after the stop, one wiper is driven again.
[0023]
First3According to the invention, when the other wiper has not left the overlapping area, it is possible to start driving one wiper, and when one wiper approaches a predetermined distance before the overlapping area, Even when the wiper has not left the overlapping region, one wiper is temporarily stopped until it is released, and then the wiper is driven again. Therefore, wiper control without loss time can be performed while reliably avoiding interference between both wipers. Thereby, the waiting time of the wiper can be further shortened.
[0031]
Based on the above results, the wiper surface of one wiper is set wide to ensure visibility so that the range of movement of the work machine can be seen even with single drive of one wiper, and to ensure visibility during down work such as deep groove excavation It is possible to provide a wiper drive device and a wiper drive control method for a construction machine that reduce the waiting time of both wipers and reduce operator fatigue in both drive with the other wiper.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the first to fifth embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0033]
First, the first embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a side view of a hydraulic excavator of an example of an application machine of the present invention, FIG. 2 is a front view of a wiper driving device according to the present invention, is an E view of FIG. 1, and FIG. FIG. 3 (A) is a front view thereof, and FIG. 3 (B) is a bottom view thereof.
[0034]
In FIG. 1, a
[0035]
In FIG. 2, the
[0036]
Further, since the wiping
[0037]
In FIG. 3, a
[0038]
Further, the
[0039]
FIG. 4 is a schematic diagram illustrating the overall configuration of the wiper drive device according to the first embodiment. In the
[0040]
Further, the
[0041]
Next, the control method of the first embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 5 is a flowchart showing the control method of the first embodiment, and FIG. 6 is a time chart showing the movement of the wiper by the control method of the first embodiment. The same components as those in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
[0042]
In FIG. 6, the movements of the tips P and Q of the
[0043]
The control method will be described based on the flowchart of FIG. 5 with reference to FIG. Here, the case where both the upper and
In step S1, it is checked whether the
[0044]
According to the
[0045]
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 7 is a schematic diagram for explaining the configuration of the wiper driving device of the second embodiment, FIG. 8 is a flowchart showing the control method of the second embodiment, and FIG. 9 shows the wiper according to the control method of the second embodiment. It is a time chart showing a motion. Note that the same components as those in FIGS. 4 to 6 are denoted by the same reference numerals, the description thereof will be omitted, and only different configurations will be described.
[0046]
In the
[0047]
Next, a
[0048]
In FIG. 9, the movements of the tips P and Q of the
[0049]
According to the
[0050]
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 10 is a schematic diagram illustrating the configuration of the wiper driving device according to the third embodiment, FIG. 11 is a flowchart illustrating the control method according to the third embodiment, and FIG. 12 illustrates the wiper according to the control method according to the third embodiment. It is a time chart showing a motion. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component as FIGS. 1-9, and description below is abbreviate | omitted.
[0051]
In the
[0052]
The
[0053]
In FIG. 12, the movements of the tips P and Q of the
[0054]
Next, a
In step S11, it is checked whether the
[0055]
In step S16, it is checked whether the
[0056]
According to the third embodiment, as shown in FIG. 12, since the
[0057]
Next, a fourth embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 13 is a schematic diagram for explaining the configuration of the wiper driving device of the fourth embodiment, FIG. 14 is a flowchart showing the control method of the fourth embodiment, and FIG. 15 shows the movement of the wiper by the control method of the fourth embodiment. It is a time chart. The same components as those in FIGS. 10 to 12 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
[0058]
In the
[0059]
The
[0060]
FIG. 15 shows the movements of the tips P and Q of the
[0061]
According to the fourth embodiment, as shown in FIG. 15, in addition to starting the driving of the
Further, the low waiting time U4 is a waiting time at a position where the
[0062]
Next, a fifth embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 16 is a schematic diagram for explaining the configuration of the wiper driving device of the fifth embodiment, FIG. 17 is a flowchart showing the control method, FIG. 18 is a detailed flowchart of some steps of FIG. 19 is a time chart showing the movement of the wiper by the control method. Note that the same components as those in FIGS. 13 to 15 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0063]
In the
[0064]
The control method of this embodiment will be described below with reference to FIGS. 17 and 18 with reference to FIG. Note that, in the flowchart of the
[0065]
First, in step S31, it is checked whether the
[0066]
If any one of the limit switches 32 and 33 is ON in step S34, the drive of the
[0067]
If it is not ON, after the
[0068]
When the
[0069]
Next, in step S46, it waits for the
[0070]
The details of step S50 will be described with reference to FIG. 18. First, in step S51, the
[0071]
When an error display in the above step S35 immediately after the
[0072]
In step S47, when the
[0073]
Further, when the waiting time for reaching the left and right stroke ends of the
Further, in the above example, the
[0074]
According to the fifth embodiment, as shown in FIG. 19, when one cycle is completed, the
[0075]
Further, according to the control method for waiting for the
[0076]
Accordingly, the
[0077]
In the configuration and the control method of the wiper driving device of the first to fifth embodiments, the limit switches 31, 32, 33, 46, and 47 are not limited to this, for example, individually or all, close to each other. A switch, step S51 to S55 potentiometer or other position detector may be used, and the arrangement positions of the limit switches 31, 32, 33, 46, 47 may be arbitrarily set at predetermined positions of the movable parts of the upper and
[0078]
As described above, according to the present invention, the following operations and effects can be obtained.
[0079]
(1) Since the
[0080]
(2) As a result of the above (1), even if both the upper and
[0081]
(3) Since the
[0082]
(4) As a result of (3) above, according to the type of work machine, for example, when the front loader type work machine is installed, only the
[0083]
(5) Since the
[0084]
As a result of the above, the wiper surface of one upper wiper is set wide to ensure visibility so that the range of movement of the work machine can be viewed by driving the upper wiper alone, and the other lower wiper ensuring visibility of lower work such as deep groove excavation With both driving, the waiting time of the upper wiper can be shortened and the operator's fatigue can be greatly reduced.
[0085]
In the above, the embodiment has been described by taking the hydraulic excavator as an example. However, the present invention is not limited to the hydraulic excavator but can be applied to other construction machines, and the same operations and effects as described above can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a hydraulic excavator of an example of an application machine of the present invention.
2 is an E view of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a detailed view of a part F in FIG. 2;
FIG. 4 is a schematic diagram of the wiper drive device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a control flowchart of the first embodiment.
FIG. 6 is a time chart showing the movement of the wiper according to the control method of the first embodiment.
FIG. 7 is a schematic diagram of a wiper drive device according to a second embodiment.
FIG. 8 is a control flowchart of the second embodiment.
FIG. 9 is a time chart showing the movement of a wiper according to the control method of the second embodiment.
FIG. 10 is a schematic diagram of a wiper drive device according to a third embodiment.
FIG. 11 is a control flowchart of the third embodiment.
FIG. 12 is a time chart showing the movement of a wiper according to the control method of the third embodiment.
FIG. 13 is a schematic diagram of a wiper drive device according to a fourth embodiment.
FIG. 14 is a control flowchart of the fourth embodiment.
FIG. 15 is a time chart showing the movement of a wiper according to the control method of the fourth embodiment.
FIG. 16 is a schematic diagram of a wiper drive device according to a fifth embodiment.
FIG. 17 is a control flowchart of the fifth embodiment.
18 is a detailed flowchart of a part of the steps in FIG.
FIG. 19 is a time chart showing the movement of a wiper according to the control method of the fifth embodiment.
FIG. 20 is a front view of a wiper device according to the prior art.
FIG. 21 is a schematic view of a wiper driving device according to the prior art.
FIG. 22 is a time chart showing the movement of the wiper of the wiper driving device according to the prior art.
[Explanation of symbols]
7a ... Window frame, 10 ... Upper wiper, 11 ... Wiper arm, 19 ... Overlapping area, 20 ... Lower wiper, 21 ... Wiper arm, 22 ... Wiper shaft, 23 ... Arm, 25b ... Crank disk, 25c ... Cam part, 29 ...
Claims (3)
キャブ(7)の窓(8)部に設けた複数のワイパ(10,20)の内、隣接する2つの拭き面(10a,20a)が一部重なり合う重複領域(19)を有する2つのワイパ(10,20)のいずれか一方のワイパ(10)が前記重複領域(19)を離脱したときに、他方のワイパ(20)を駆動するようにし、
前記一方のワイパ (10) は、前記重複領域 (19) から離脱した後に次のストロークエンドで継続駆動して通過させ、再度前記重複領域 (19) に向けて駆動し、
前記他方のワイパ (20) は、一方のワイパ (10) が再度重複領域 (19) に達するまでの間に、重複領域 (19) を離脱して次のストロークエンドで停止させるようにした
ことを特徴とする建設機械のワイパ駆動制御方法。In a wiper drive control method for a construction machine,
Of the plurality of wipers (10, 20) provided in the window (8) portion of the cab (7), two wipers having an overlapping region (19) in which two adjacent wiping surfaces (10a, 20a) partially overlap ( When any one of the wipers (10) of (10, 20) leaves the overlapping region (19), the other wiper (20) is driven ,
Said one wiper (10), said overlap region (19) continuously driven in the next stroke end is passed through after leaving the drives toward the overlapping area again (19),
The other wiper (20) is configured to leave the overlap region (19) and stop at the next stroke end until the one wiper (10) reaches the overlap region (19) again. A construction machine wiper drive control method characterized by the above.
前記一方のワイパ(10)が前記重複領域(19)の所定距離手前に近付いたときに、前記他方のワイパ(20)が重複領域(19)を離脱しているときのみ、一方のワイパ(10)を継続駆動する
ことを特徴とする建設機械のワイパ駆動制御方法。In the construction machine wiper drive control method according to claim 1 ,
When the one wiper (10) approaches a predetermined distance before the overlap area (19), only when the other wiper (20) has left the overlap area (19), the one wiper (10 ) Is continuously driven, a wiper drive control method for a construction machine.
前記一方のワイパ(10)が前記重複領域(19)の所定距離手前に近付いたときに、前記他方のワイパ(20)が重複領域(19)を離脱していない場合には、一方のワイパ(10)を一時停止させ、
この後他方のワイパ(20)が重複領域(19)を離脱したら、一方のワイパ(10)を再度駆動する
ことを特徴とする建設機械のワイパ駆動制御方法。In the construction machine wiper drive control method according to claim 2 ,
When the one wiper (10) approaches a predetermined distance before the overlap region (19), if the other wiper (20) does not leave the overlap region (19), one wiper ( 10)
After that, when the other wiper (20) leaves the overlapping region (19), the one wiper (10) is driven again.
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