JP3980392B2 - 画像処理検査装置の開発支援システム及び開発支援方法 - Google Patents

画像処理検査装置の開発支援システム及び開発支援方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像入力装置により入力された画像を電算処理して認識し、検査する画像処理検査装置の開発を支援するシステム、及び画像処理検査装置の開発支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子、半導体部品の微細化に伴い、これらの製品の品質や精度の維持が重要となっている。品質や精度を維持するためには、製品を絶えず検査することが必要である。この製品の検査を自動化するために、CCDカメラ等の画像入力装置により入力された画像を画像処理し、認識させ検査を行う画像処理検査装置が用いられている。
【0003】
この画像処理検査装置には、汎用性を有した画像処理装置及び処理ソフトウエアが搭載された汎用タイプと、使用者の検査ニーズに合致させた専用の画像処理装置と処理ソフトウエアが搭載された専用タイプとがある。
【0004】
汎用タイプの画像処理検査装置は、画像処理装置と処理ソフトウエアを新規に開発することが不要である。しかし、汎用性が高い画像処理装置及び処理ソフトウエアを使用しているが、各使用者の検査ニーズを完全に満たす画像処理検査装置であることは少ない。
【0005】
専用タイプの画像処理検査装置は、使用者の検査ニーズと合致させることができる。しかし、検査ニーズに合致させた専用の画像処理装置及び処理ソフトウエアを開発するには、多大な労力と期間が必要である。また、専用の画像処理検査装置を開発するためには、多額の費用が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、検査対象画像が記憶されている記録媒体と、開発支援プログラムが記憶されている開発用コンピュータと、画像処理ソフトウエア、及び画像処理論理回路を書き込むことが可能な画像処理ボードを含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0007】
本発明は、記録媒体に記憶された検査対象の画像を、開発用コンピュータに入力する手段と、複数の画像処理モジュールを、前記開発用コンピュータに記憶する画像処理モジュール記憶手段と、前記複数の画像処理モジュールの中から、検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定する、画像処理モジュール決定手段と、決定された画像処理モジュールに対応した、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を生成するソースコード生成手段と、前記ソースコード生成手段により生成された、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を用いて、ロードモジュールを作成する、ロードモジュール作成手段と、前記ロードモジュール作成手段により作成されたロードモジュールを、前記画像処理ボードに入力する手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0008】
本発明は、前記画像処理モジュール決定手段で決定された画像処理モジュールを使用して、開発用コンピュータが記億媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理し、第1の処理後画像を開発用コンピュータに記憶する手段と、前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を、画像処理ボードに転送する手段と、前記画像処理ボードに入力されたロードモジュールを用いて、画像処理ボードが、前記転送された検査対象の画像を画像処理し、画像処理ボードに第2の処理後画像を記憶する手段と、前記画像処理ボードに記憶された第2の処理後画像を、開発用コンピュータに転送する手段と、前記開発用コンピュータが、前記第1の処理後画像と、前記転送された第2の処理後画像を比較する、第1の検証の手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0009】
本発明は、画像入力装置によって、検査対象物の実画像を撮影し、前記画像処理ボードに入力する手段と、前記画像処理ボードに入力された検査対象物の実画像を、前記開発用コンピュータに転送する手段と、前記画像処理ボードが、入力された検査対象物の実画像を、前記ロードモジュールを使用して画像処理し、第3の処理後画像を画像処理ボードに記憶する手段と、前記第3の処理後画像を開発用コンピュータに転送する手段と、前記開発用コンピュータが、前記抽出された複数の画像処理モジュールを使用して、転送された検査対象物の実画像処理し、第4の処理後画像を記憶する手段と、前記開発用コンピュータが、前記第3の処理後画像と、前記第4の処理後画像を比較する、第2の検証の手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0010】
本発明は、開発用コンピュータを、予め複数の画像処理モジュールを開発用コンピュータに記憶しておく画像処理モジュール記憶手段と、前記複数の画像処理モジュールの中から、記録媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定する、画像処理モジュール決定手段と、前記画像処理モジュール決定手段で決定された画像処理モジュールに対応する、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を生成するソースコード生成手段として機能させるための開発支援プログラムを含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0011】
本発明は、前記画像処理モジュール決定手段が、前記開発用コンピュータを、前記開発用コンピュータに記憶された複数の画像処理モジュールの中から、前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理するときに必要な複数の画像処理モジュールを抽出する、画像処理モジュール抽出手段として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0012】
本発明は、前記画像処理モジュール抽出手段が、前記開発用コンピュータを、開発用コンピュータの入力装置を用いて、複数の画像処理モジュールの中から、1個の画像処理モジュールが選択され、前記画像処理モジュールに適したデータが入力される対話型入力手段と、前記開発用コンピュータが、前記対話型入力手段により選択された画像処理モジュール、及び入力されたデータを用いて検査対象画像の画像処理を行う、演算処理手段と、前記システム開発用のコンピュータのディスプレーに、前記演算処理手段で画像処理した処理結果を表示させる、処理結果表示手段、として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0013】
本発明は、前記画像処理モジュール抽出手段が、前記開発用コンピュータを、前記処理結果表示手段により、ディスプレーに処理結果が表示された後に、前記対話型入力手段における、1個の画像処理モジュールを選択する状態まで、又は画像処理モジュールに適したデータを入力する前の状態まで、検査対象の画像を戻す、キャンセル手段と、前記演算処理手段により得られた処理結果に対して、前記対話型入力手段、演算処理手段、処理結果表示手段の組み合わせを繰り返し実行させる、繰り返し手段、として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0014】
本発明は、前記画像処理モジュール決定手段が、前記開発用コンピュータを、前記画像処理モジュール抽出手段により抽出された、複数の画像処理モジュールを実行させる順番を組み合わせ、検査対象画像の処理手順を決める処理手順決定手段として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0015】
本発明は、前記画像処理モジュール決定手段が、前記開発用コンピュータを、
前記処理手順決定手段で得られた画像の処理手順を、前記記録媒体に記憶された他の検査対象の画像に対して実行させるマクロ手段として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0016】
本発明は、前記ソースコード生成手段が、前記開発用コンピュータを、前記画像処理モジュール決定手段で得られた複数の画像処理モジュールの各々を、ソフトウエアにより画像処理を行わせるか、又はハードウエアにより画像処理を行わせるかを決定する分担決定手段として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0017】
本発明は、前記ソースコード生成手段が、前記開発用コンピュータを、ソフトウエアにより画像処理を行うためのソースコードを抽出し生成するソフトウエア処理用ソースコード生成手段と、ハードウエアにより画像処理を行うためのソースコードを抽出し生成するハードウエア処理用ソースコード生成手段として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0018】
本発明は、前記ソースコード生成手段が、前記開発用コンピュータを、前記ソフトウエア処理用ソースコード生成手段、及び/又は、ハードウエア処理用ソースコード生成手段により得られた、ソフトウエア処理用ソースコード、及び/又は、ハードウエア処理用ソースコードに、前記画像処理ボードに画像処理機能を導入し実行させるためのロードモジュールを形成するために必要な、前記画像処理ボードに対応したソースコードを生成する手段として機能させるための手段を含む構成を採用することにより問題を解決している。
【0019】
本発明は、複数の画像処理モジュールを、前記開発用コンピュータに記憶するステップと、記録媒体に記憶された検査対象の画像を、開発用コンピュータに入力するステップと、前記記憶された複数の画像処理モジュールの中から、検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定するステップと、前記決定された画像処理モジュールに対応した、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を生成するステップと、前記ソースコードを生成するステップにより生成された、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を用いて、ロードモジュールを作成するステップと、前記ロードモジュールを作成するステップにより作成されたロードモジュールを、前記画像処理ボードに入力するステップを含むことにより問題を解決している。
【0020】
本発明は、前記検証された画像処理モジュールの処理手順を使用して、開発用コンピュータが記億媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理し、第1の処理後画像を開発用コンピュータに記憶するステップと、前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を、画像処理ボードに転送するステップと、前記画像処理ボードに入力されたロードモジュールを用いて、画像処理ボードが、前記転送された検査対象の画像を画像処理し、画像処理ボードに第2の処理後画像を記憶するステップと、前記画像処理ボードに記憶された第2の処理後画像を、開発用コンピュータに転送するステップと、前記開発用コンピュータが、前記第1の処理後画像と、前記転送された第2の処理後画像を比較する、第1の検証のステップを含むことにより問題を解決している。
【0021】
本発明は、画像入力装置によって、検査対象物の実画像を撮影し、前記画像処理ボードに入力するステップと、前記画像処理ボードに入力された検査対象物の実画像を、前記開発用コンピュータに転送するステップと、前記画像処理ボードが、入力された検査対象物の実画像を、前記ロードモジュールを使用して画像処理し、第3の処理後画像を画像処理ボードに記憶するステップと、前記第3の処理後画像を開発用コンピュータに転送するステップと、前記開発用コンピュータが、前記抽出された複数の画像処理モジュールを使用して、転送された検査対象物の実画像処理し、第4の処理後画像を記憶するステップと、前記開発用コンピュータが、前記第3の処理後画像と、前記第4の処理後画像を比較する、第2の検証のステップを含むことにより問題を解決しいている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明による実施の形態の構成を、図を用いて説明する。図1は本発明による画像処理検査装置10の開発支援システムの構成図である。本実施の形態は、画像処理検査装置10の開発を支援するシステムであって、検査対象画像が記憶されている記録媒体12と、開発支援プログラムが記憶されている開発用コンピュータ14と、画像処理ソフトウエア、及び画像処理論理回路を書き込むことが可能な画像処理ボード16と、画像処理ボード16に検査対象物の画像を入力する画像入力装置18から構成されている。画像処理検査装置10は、画像処理ボード16、画像入力装置18、及びモニター(図示せず)から構成されている。
【0023】
本発明の実施形態は、電子部品が搭載された基板において、部品の抜け落ちや、部品の装填ミス等の発見をするための検査に使用する画像処理検査装置10の開発支援について説明する。よって、検査対象の画像は、同じような画像が複数存在しており、この複数の画像は全く同じ画像ではない。
【0024】
検査対象画像が記憶されている記録媒体12は、デジタル化された画像データを記憶できる記録媒体12として、CD−Rディスクが用いられる。また、他には、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−I、CD−RW、DVD、ZIP、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ等を使用することも可能である。
【0025】
検査対象の画像を記録媒体12に記憶させている理由は、検査対象物を実際に検査する現場と、画像処理検査装置10を開発する開発現場が離れている場合が多いからである。そこで上記の記録媒体12を移動させることによって、検査対象物の画像を移動させている。しかし、検査対象物を実際に検査する現場と、画像処理検査装置10を開発する開発現場とが、ネットワークで接続されている場合には、検査対象物の画像を、ネットワークを介して記録媒体12に記憶させることも可能である。
【0026】
このCD−Rディスクには、検査対象の画像が複数個記憶されている。この複数の検査対象の画像は、複数の同様な検査対象物を、同じ撮影条件で画像入力装置18により撮影されたもので構成されている。
【0027】
開発支援プログラム40が記憶されている開発用コンピュータ14は、画像を表示させるディスプレー20と、この開発用コンピュータ14を操作するための入力装置と、コンピュータ本体から構成されている。この入力装置は、ディスプレー20に表示されたアイコンを選択するマウス24と、文字を入力するためのキーボード22から構成されている。
【0028】
コンピュータ本体は、記録媒体12を再生する装置として、CD−ROMディスクドライブを備える。また、記録媒体12が異なることにより、その記録媒体12を再生する装置は異なる。コンピュータ本体は、マザーボード、ハードディスク、電源ユニット、外部接続用インターフェイスを備える。
【0029】
ハードディスクには、開発用コンピュータ14を動作させるOS(オペレーションシステム)と、開発支援プログラム40が記憶されている。外部接続用インターフェイスとして、USB、RS232C、PCMCIA、IEEE1394を備える。
【0030】
図2は画像処理ボード16の構成を示す図である。画像処理ソフトウエア、及び画像処理論理回路を書き込むことが可能な画像処理ボード16は、プログラム入出力端子26、中央演算処理ユニット28、画像記憶ユニット30、画像入出力変換ユニット34、論理回路書き込み型演算処理ユニット32から構成される。
【0031】
プログラム入出力端子26はUSBコネクタにより構成される。中央演算処理ユニット28は、CPU28a、インストラクションメモリ28b、RAM28cから構成される。画像記憶ユニット30は、入力画像用メモリ30a、出力画像用メモリ30b、画像記憶用メモリ30cから構成される。画像入出力変換ユニット34は、デコーダ34a、エンコーダ34b、画像入力端子、画像出力端子から構成される。論理回路書き込み型演算処理ユニット32は、FPGA32a(Field Programable Gate Alley)により構成される。
【0032】
画像処理ボード16は上記の構成に限定されない。例えば、プログラム入出力端子26は、RS232C、PCMCIA、IEEE1394でもよい。中央演算処理ユニット28に用いられるインストラクションメモリ28bはEPROM、又はFLASHメモリでもよい。論理回路書き込み型演算処理ユニット32に用いられているFPGA32aはCPLD(Complex Programmable Logic Device)でもよい。
【0033】
画像処理ボード16に検査対象物の画像を入力する画像入力装置18は、電荷結合素子(CCD)を用いたアナログビデオカメラで構成されている。また、画像入力装置18は、デジタルビデオカメラ、又はデジタルスチールカメラを使用してもよい。デジタル画像で検査対象物の画像を撮影するならば、上記画像入出力変換ユニット34のデコーダ34aは省略される。
【0034】
図1において示すように、画像処理ボード16のプログラム入出力端子26(USB)と、コンピュータ本体の外部接続用インターフェイス(USB)が、USBケーブルで接続されている。画像処理ボード16の画像入力端子と、画像入力装置18であるアナログビデオカメラが、画像伝送ケーブルで接続されている。
【0035】
開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶されている開発支援プログラム40は、図3に示すように、予め複数の画像処理モジュールを記録しておく画像処理モジュール記憶手段42と、複数の画像処理モジュールの中から、記録媒体12に記憶された検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定する、画像処理モジュール決定手段50と、画像処理モジュール決定手段50で決定された処理モジュールを、ソフトウエア処理用ソースコード、及びハードウエア処理用ソースコードに変換するソースコード生成手段60と、ソースコード生成手段60により生成された、ソフトウエア処理用ソースコード、及びハードウエア処理用ソースコードを用いてロードモジュールを作成する、ロードモジュール作成手段70と、処理後の画像を比較する相互比較手段80により構成されている。
【0036】
画像処理モジュール記憶手段42は、開発用コンピュータ14のハードディスクに、開発支援プログラム40のデータベースとして、予め複数の画像処理モジュールを記憶する手段で構成されている。
【0037】
画像処理モジュール決定手段50は、画像処理モジュール抽出手段52、処理手順決定手段54、マクロ手段56により構成されている。
【0038】
画像処理モジュール抽出手段52は、ハードディスクに予め記憶されている複数の画像モジュールの中から、CD−Rディスクに記憶されている1個の検査対象画像を画像処理するときに必要な、複数の画像処理モジュールを抽出する手段で構成されている。
【0039】
詳しくは、この画像処理モジュール抽出手段52は、対話型入力手段52a、演算処理手段52b、処理結果表示手段52c、キャンセル手段52d、繰り返し手段52eにより構成されている。
【0040】
対話型入力手段52aは、画像処理モジュールを選択する手段と、データを入力する手段で構成されている。画像処理モジュールの選択する手段は、開発用コンピュータ14の入力装置である、マウス24、及びキーボード22を用いて、複数の画像処理モジュールの中から、1個の画像処理モジュールをシステム開発者が選択する手段である。データを入力する手段は、その画像処理モジュールに適した閾値等のデータを、システム開発者がキーボード22等を用いて開発用コンピュータ14に入力する手段である。
【0041】
演算処理手段52bは、開発用コンピュータ14が対話型入力手段52aにより選択された画像処理モジュール、及び入力された閾値等のデータを用いて、検査対象の画像の画像処理を行う手段で構成されている。
【0042】
処理結果表示手段52cは、開発用コンピュータ14のディスプレー20に演算処理手段52bで画像処理した処理結果を表示させる手段で構成されている。
【0043】
キャンセル手段52dは、処理結果表示手段52cにより、ディスプレー20に処理結果が表示された後に、対話型入力手段52aにおける、1個の画像処理モジュールを選択する状態まで、又は画像処理モジュールに適したデータを入力する前の状態まで、検査対象の画像を戻す手段で構成されている。
【0044】
繰り返し手段52eは、演算処理手段52bにより得られた処理結果に対して、対話型入力手段52a、演算処理手段52b、処理結果表示手段52cの組み合わせを繰り返し実行させる手段で構成されている。
【0045】
処理手順決定手段54は、画像処理モジュール抽出手段52により抽出された、複数の画像処理モジュールを、検査対象の画像の画像処理を行う際に、どの順番で実行させるのかを決定する手段で構成されている。換言すれば、複数の画像処理モジュールを実行させる順番を組み合わせ、検査対象画像の処理手順を決定する手段で構成されている。
【0046】
マクロ手段56は、処理手順決定手段54により得られた画像の処理手順をCD−Rディスクに記憶されている他の検査対象画像に対しても画像処理を実行させる手段で構成されている。
【0047】
ソースコード生成手段60は、分担決定手段62、ソフトウエア処理用ソースコード生成手段64、ハードウエア処理用ソースコード生成手段66、画像処理ボード対応ソースコード生成手段68により構成されている。
【0048】
分担決定手段62は、画像処理モジュール決定手段50で得られた複数の画像処理モジュールにおける個々の画像処理モジュールを、それぞれソフトウエアによる画像処理をさせるのか、ハードウエアによる画像処理をさせるのか、という役割分担を決定する手段で構成されている。
【0049】
ソフトウエア処理用ソースコード生成手段64は、ソフトウエアにより画像処理を行うためのソースコードを抽出し、生成する手段で構成される。詳しくは、分担決定手段62において、ソフトウエアで画像処理させることに決定した画像処理モジュールに対応したソースコードを、予め開発支援プログラム40のデータベースとして記憶されている複数のソースコードの中から抽出し、生成する手段で構成されている。
【0050】
ハードウエア処理用ソースコード生成手段66は、ハードウエアにより画像処理を行うためのソースコードを抽出し、生成する手段で構成される。詳しくは、分担決定手段62において、ハードウエアで画像処理させることに決定した画像処理モジュールに対応したソースコードを、予め開発支援プログラム40のデータベースとして記憶されている複数のソースコードの中から抽出し、生成する手段で構成されている。
【0051】
画像処理ボード対応ソースコード生成手段68は、生成されたソフトウエア処理用ソースコード、及び/又は、ハードウエア処理用ソースコードを、画像処理ボード16に画像処理機能を導入し実行させるためのロードモジュールを形成するために必要な、画像処理ボード16に対応したソースコードを生成する手段で形成されている。
【0052】
ロードモジュール作成手段70は、言語変換手段72、論理回路形成手段74、ロードモジュール形成手段76、ロードモジュール入力手段78で構成されている。
【0053】
言語変換手段72は、ソフトウエア処理用ソースコード生成手段64より得られたソフトウエア処理用ソースコードを画像処理ボード16において実行させるための言語データに変換する手段で構成されている。
【0054】
論理回路形成手段74は、ハードウエア処理用ソースコード生成手段66により得られたハードウエア処理用ソースコードを画像処理ボード16において画像処理を実行させるための論理回路のデータに変換する手段で構成されている。
【0055】
ロードモジュール形成手段76は、言語変換手段72により変換された言語データと、論理回路形成手段74により変換された論理回路のデータを結合させ、ロードモジュールを形成する手段で構成されている。
【0056】
ロードモジュール入力手段78は、ロードモジュール形成手段76により形成されたロードモジュールを、画像処理ボード16のプログラム入出力端子26であるUSBを介して、画像処理ボード16の中央演算処理ユニット28に入力する手段で構成されている。
【0057】
相互比較手段80は、開発用コンピュータが処理した処理後の画像と、画像処理ボードが処理した処理後の画像を比較する手段で構成されている。これは、第1の検証の手段、及び/又は、第2の検証の手段により構成される。
【0058】
第1の検証の手段は、画像処理モジュール決定手段50で決定された画像処理モジュールを使用して、開発用コンピュータ14が記億媒体12に記憶された検査対象の画像を画像処理し、第1の処理後画像を開発用コンピュータ14に記憶する。記録媒体12に記憶された検査対象の画像を、画像処理ボード16に転送する。画像処理ボード16に入力されたロードモジュールを用いて、画像処理ボード16が、転送された検査対象の画像を画像処理し、画像処理ボード16に第2の処理後画像を記憶する。画像処理ボード16に記憶された第2の処理後画像を、開発用コンピュータ14に転送する。開発用コンピュータ14が、第1の処理後画像と、転送された第2の処理後画像を比較することで実現している。
【0059】
第2の検証の手段は、画像入力装置18によって、検査対象物の実画像を撮影し、画像処理ボード16に入力する。画像処理ボード16に入力された検査対象物の実画像を、開発用コンピュータ14に転送する。画像処理ボード16が、入力された検査対象物の実画像を、ロードモジュールを使用して画像処理し、第3の処理後画像を画像処理ボード16に記憶する。第3の処理後画像を開発用コンピュータ14に転送する。開発用コンピュータ14が、抽出された複数の画像処理モジュールを使用して、転送された検査対象物の実画像処理し、第4の処理後画像を記憶する。開発用コンピュータ14が、第3の処理後画像と、第4の処理後画像を比較することで実現している。
【0060】
以上が、本実施の形態における画像検査装置の開発支援システムにおける構成の説明である。
【0061】
次に、本実施の形態における画像処理検査装置10の開発支援方法を、上記画像処理検査装置10の開発支援システムの作用、及び効果と共に以下で説明する。
【0062】
本実施の形態における画像処理検査装置10の開発支援システムを実行するにあたり、まず、複数の同様な検査対象物の画像を画像入力装置18で撮影してCD−Rに記憶させている。
【0063】
開発用コンピュータ14本体のハードディスクには、予め、複数の画像処理モジュールと、複数のソースコードが記憶されている。画像処理モジュールは、過去に設計した画像処理させるために必要な処理関数の集合体で構成されている。これは、画像処理モジュール決定手段50におけるデータベースの役割を果たしている。例えば、画像を二値化させる処理関数の組み合わせや、画像を色反転させる処理関数の組み合わせである。複数のソースコードは、上述の複数の画像処理モジュールに対応したソースコードであり、ソースコード生成手段60におけるデータベースの役割を果たしている。
【0064】
開発用コンピュータ14のハードディスクに保存されている、開発支援プログラム40は、GUI(Graphical User Interface)の手法を用いて形成されている。例えば、対話型入力手段52aにおいては、ディスプレー20に表示された複数の画像処理モジュールの中から、マウス24のポインタを目的の画像処理モジュールに重ねてクリックすれば、目的の画像処理モジュールが選択できるように形成されている。
【0065】
本実施の形態における画像処理検査装置10の開発支援方法は、図4に示すように、記録媒体12に記憶された検査対象の画像を、開発用コンピュータ14に入力するステップと、(ステップ1)
開発用コンピュータ14に入力された複数の画像処理モジュールの中から、検査対象の画像を画像処理するために使用する画像処理モジュールを複数抽出し、処理手順を決定するステップと、(ステップ2)
決定された画像処理モジュールの処理手順を使用して、開発用コンピュータ14が検査対象の画像を画像処理し、第1の処理後画像を記憶するステップと、(ステップ3)
決定された複数の画像処理モジュールに対応した、ソフトウエアで画像処理させるソフトウエア処理用ソースコードと、ハードウエアで画像処理させるハードウエア処理用ソースコードを抽出し、生成するステップと、(ステップ4)
生成されたソフトウエア処理用ソースコード、及びハードウエア処理用ソースコードを用いてロードモジュールを作成するステップと、(ステップ5)
作成されたロードモジュールを、画像処理ボード16に入力するステップと、(ステップ6)
入力されたロードモジュールを用いて、画像処理ボード16が検査対象の画像を画像処理し、第2の処理後画像を記憶するステップと、(ステップ7)
開発用コンピュータ14が画像処理した第1の処理後画像と、画像処理ボード16が画像処理した第2の処理後画像を比較する、第1の検証のステップと、(ステップ8)
画像入力装置18によって、検査対象物の実画像を撮影し、画像処理ボード16に入力するステップと、(ステップ9)
画像処理ボード16から開発用コンピュータ14に、検査対象物の実画像を転送するステップと、(ステップ10)
画像処理ボード16が、入力された検査対象物の実画像を、ロードモジュールを使用して画像処理し、第3の処理後画像を記憶するステップと、(ステップ11)
開発用コンピュータ14が、抽出された複数の画像処理モジュールを使用して画像処理し、第4の処理後画像を記憶するステップと、(ステップ12)
画像処理ボード16が画像処理した第3の処理後画像と、開発用コンピュータ14が画像処理した第4の処理後画像を比較する、第2の検証のステップと、(ステップ13)
により実現される。
【0066】
記録媒体12に記憶された検査対象の画像を、開発用コンピュータ14に入力するステップ1は、画像処理検査装置10の開発支援システムでいうところの、画像処理モジュール記憶手段42で実現している。具体的には、CD−Rに記憶された複数の検査対象物の画像を、コンピュータ本体に備えられたCD−ROMドライブで再生し、コンピュータ本体のハードディスクに保存することで実現している。
【0067】
画像処理モジュールを抽出し、処理手順を決定するステップ2は、開発用コンピュータ14のハードディスクに予め入力されている複数の画像処理モジュールの中から、検査対象の画像を画像処理するために使用する画像処理モジュールを複数抽出して、その画像モジュールを使用することを決定している。これは画像処理検査装置10の開発支援システムでいうところの、画像処理モジュール決定手段50で実現している。
【0068】
このステップ2を分節すると、ステップ2は、複数の画像処理モジュールを抽出するステップ2−1、画像処理モジュールの処理手順を決定するステップ2−2、処理手順を記憶させたマクロ手段56を実行させるステップ2−3により実行している。
【0069】
ステップ2−1は、最初に、システム開発用のコンピュータの入力装置を用いて、複数の画像処理モジュールの中から、1個の画像処理モジュールを選択するステップ2Aと、その選択された画像モジュールに適したデータを入力するステップ2Bと、開発用コンピュータ14が、選択された画像処理モジュール、及び入力されたデータを用いて検査対象画像の画像処理を行うステップ2Cにより実行している。
【0070】
また、このステップ2−1は、必要に応じて画像処理を行うステップ2Cにより処理結果が得られた後に、1個の画像処理モジュールを選択するステップ2A、又はデータを入力するステップ2Bにおける、検査対象画像に戻すステップ2Dを実行している。
【0071】
複数の画像処理モジュールを抽出するステップ2−1は、上述のステップ2A、ステップ2B、ステップ2Cを実行することで得られた画像処理結果に対して、ステップ2A、ステップ2B、ステップ2Cの組み合わせを繰り返し実行することで、複数の画像処理モジュールを抽出している。
【0072】
ステップ2−2は、上述のステップ2−1で得られた複数の画像処理モジュールを実行させる順番に組み合わせ、検査対象の画像を画像処理する処理手順を決定している。
【0073】
ステップ2−3は、上述のステップ2−2で決定された画像処理手順を、開発用コンピュータ14にマクロ手段56として記憶させ、CD−Rに記憶された他の複数の検査対象画像に対して、このマクロ手段56を実行させ、複数の画像処理結果を開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶させている。
【0074】
画像処理モジュールを抽出し、処理手順を決定するステップ2の作用、及び効果を説明する。このステップ2においては、検査対象の画像を画像処理するにあたり必要な複数の画像処理モジュールを抽出し、その画像処理モジュールの処理手順を決定している。
【0075】
具体的には、開発用コンピュータ14のディスプレー20に、検査対象の画像を表示させ、同じくディスプレー20に表示された複数の画像処理モジュールの中から、1個の画像処理モジュールを選択する(画像処理モジュールを選択する手段、ステップ2A)。この選択の方法は、ディスプレー20に表示された複数の画像処理モジュールの中から、マウス24のポインタを目的の画像処理モジュールに重ねてクリックすれば、目的の画像処理モジュールが選択できるように形成されている。
【0076】
この選択された画像処理モジュールに適した閾値等のデータを、システム開発者が、キーボード22等を用いて開発用コンピュータ14に入力する。(データを入力する手段、ステップ2B)
【0077】
開発用コンピュータ14が、選択された画像処理モジュール、及び入力されたデータを用いて、検査対象の画像を画像処理する。(演算処理手段52b、ステップ2C)
【0078】
開発用コンピュータ14のディスプレー20に、上記画像処理された処理後画像を表示する(処理結果表示手段52c)。この際、この処理後画像が、所望の結果を得られない場合には、画像処理モジュールを選択する状態、又は閾値等にデータを入力する状態にまで検査対象の画像を戻し、再度、画像処理モジュールを変更し選択し直すか、又は閾値等のデータを変更して入力し直すことを行う。(キャンセル手段52d、ステップ2D)
【0079】
このようにして、選択された1個の画像処理モジュールを使用して、検査対象の画像を画像処理した処理後の画像に対して、再び画像処理を行うための画像処理モジュールを選択する。(繰り返し手段52e、ステップ2−1)
【0080】
上記の作業を繰り返すことにより、画像処理モジュールの抽出作業を行いながら、検査対象の画像を画像処理して、所望の処理後画像を得ることができる。
【0081】
繰り返し手段52e(ステップ2−1)を実行することにより得られた複数の画像処理モジュールを、実際に検査対象の画像に対して実行させる順番に組み合わせることで、画像処理モジュールの処理手順を決定している。(処理手順決定手段54、ステップ2−2)
【0082】
処理手順決定手段54(ステップ2−2)により決定された処理手順を、CD−Rディスクに記録されている、他の検査対象の画像に対しても実行している。(マクロ手段56、ステップ2−3)
【0083】
ステップ3は、開発用コンピュータ14上で、画像処理モジュールを使用した処理後の画像である第1の処理後画像を、開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶するステップである。この画像は、後述する第1の検証のステップ(ステップ8)を実行する際に使用する。
【0084】
ステップ4は、画像処理検査装置10の開発支援システムでいうところの、ソースコード生成手段60で実現している。ソースコード生成手段60を構成している分担決定手段62は、最終的に完成する画像処理検査装置10に、どのような特徴を持たせるかによって、その内容が異なる。
【0085】
例えるなら、製作コストは高くても良いので、早い速度を画像処理検査装置10に求めるならば、ソースコード生成手段60においては、ハードウエア処理用ソースコードが多い比率で生成される可能性が高くなる。逆に、遅い速度でも良いので、安い製作コストを画像処理検査装置10に求めるならば、ソースコード生成手段60においては、ソフトウエア処理用ソースコードが多い比率で生成される可能性が高くなる。
【0086】
つまり、最終的に完成する画像処理装置の特徴を自由に選択できるという効果が得られる。
【0087】
ステップ5は、画像処理検査装置10の開発支援システムでいうところの、ロードモジュール作成手段70で実現している。
【0088】
ソースコード生成手段60により生成された、ソフトウエア処理用ソースコードを、クロスソフトウエア開発ツールを用いて、もともと開発用コンピュータ14で使用していたC言語等の高級言語をコンパイル、若しくはアセンブルすることにより、画像処理ボード16で実行可能な言語データを作成している。(言語変換手段72)
【0089】
ソースコード生成手段60により生成された、ハードウエア処理用ソースコードを、VHDL(Very high speed integrated circuit Hardware Description)、若しくはVerilong−HDL等の開発言語を用いて、画像処理ボード16のFPGA32aで実行させる論理回路のデータを作成している。(論理回路形成手段74)
【0090】
言語データと論理回路のデータを結合させることで、画像処理ボード16に入力するためのロードモジュールを形成している(ロードモジュール形成手段76)。このように、ソースコード生成手段60(ステップ5)によって、画像処理ボード16に入力するロードモジュールを作成することができる。
【0091】
ステップ6は、画像処理検査装置10の開発支援システムでいうところの、ロードモジュール入力手段78で実現している。具体的には、開発用コンピュータ14における外部接続用インターフェイスのUSBコネクタと、画像処理ボード16のプログラム入出力端子26であるUSBコネクタとが、USBケーブルで接続されている。このUSBケーブルを介して、ロードモジュールを開発用コンピュータ14から画像処理ボード16に入力している。
【0092】
画像処理ボード16に入力されたロードモジュールにおける、ソフトウエアにより処理を行う言語データと、ハードウエアにより処理を行う論理回路のデータは、記憶される場所が異なる。ロードモジュールは、一旦、中央演算処理ユニット28のRAM28cに記憶される。その後、ソフトウエアにより処理を行う言語データが、CPU28aの制御により、演算処理ユニットのインストラクションメモリ28bに記憶される。また、ハードウエアにより処理を行う論理回路のデータは、CPU28aの制御により、論理回路書き込み型演算処理ユニット32のFPGA32aに、JTAGインターフェイス等を利用して記憶される。
【0093】
ステップ7は、画像処理ボード16に入力されたロードモジュールを使用して、画像処理ボード16が、検査対象の画像を画像処理し、その処理後の画像を第2の処理後の画像として、画像記憶ユニット30の画像記憶用メモリ30cに記憶している。処理の手順は後述するステップ11のところで説明する。
【0094】
この際、検査対象の画像を、開発用コンピュータ14のハードディスクから、画像処理ボード16のプログラム入出力端子26を介して、画像記憶用メモリ30cに記憶している。
【0095】
ステップ8は、まず、画像記憶用メモリ30cに記憶された第2の処理後の画像を、USBケーブルを介して、開発用コンピュータ14に転送し、開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶させる。開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶されている第1の処理後画像と、転送された第2の処理後画像とを比較して、第1の検証を実行している。
【0096】
この第1の検証は、第1の処理後画像と、第2の処理後画像を見比べて、どれ位両者に違いがあるかを検証する。この違いが少ないほど、所望の画像処理検査装置10であることになる。つまり、第1の検証を行うことにより、より所望する画像処理検査装置10に近づけることができる。
【0097】
第1の検証により、画像処理ボード16に入力されたロードモジュールが、適切に形成されたかどうかを確認することができる。詳しくは、ソフトウエアで処理することが決定された画像処理モジュール、及び/又は、ハードウエアで処理することが決定された画像処理モジュールが、適切な役割分担がされたかどうかを確認することができる。
【0098】
ステップ9では、検査対象物の実画像をアナログビデオカメラで撮影し、画像処理ボード16に入力している。アナログビデオカメラで撮影された画像は、アナログビデオカメラに接続された画像転送ケーブルを介して、画像処理ボード16における、画像記憶用メモリ30cに記憶させている。
【0099】
この際、画像入出力変換ユニット34におけるデコーダ34aによって、アナログ画像信号からデジタル画像信号に変換し、NTSC形式から復号化している。その変換されたデジタル画像信号を、画像記憶ユニット30の入力画像用メモリ30aを介して画像記憶用メモリ30cに記憶している。
【0100】
ステップ10では、開発用コンピュータ14に検査対象物の実画像を入力している。具体的には、画像記憶用メモリ30cに記憶されている検査対象物の実画像を、プログラム入出力端子26に接続されたUSBケーブルを介して、開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶させている。
【0101】
ステップ11では、画像処理ボード16に入力されたロードモジュールを使用して、画像処理ボード16が、検査対象の実画像を画像処理し、その処理後の画像を第3の処理後の画像として、画像記憶用メモリ30cに記憶している。
【0102】
以下、この画像処理ボード16がどのような手順で画像を処理するのかを説明する。この処理の手順はステップ7における処理の手順と同じである。
【0103】
画像記憶用メモリ30cに記憶されている検査対象の画像の画像処理は、ソフトウエアによる処理をさせる処理手順と、ハードウエアにて処理をさせる処理手順に分けて処理をしている。
【0104】
ソフトウエアによる処理をさせる部分については、中央演算処理ユニット28におけるCPU28aが、画像記憶用メモリ30cから画像を取り出し、インストラクションメモリ28bに記憶されている言語データを使用して処理をしている。処理後の画像データは、再度、画像記憶用メモリ30cに記憶される。
【0105】
ハードウエアによる処理をさせる部分については、FPGA32aが、画像記憶用メモリ30cから画像を取り出し、FPGA32aに記憶されている論理回路のデータを使用して処理をしている。処理後の画像データは、再度、画像記憶用メモリ30cに記憶される。
【0106】
このように、画像記憶用メモリ30cには、画像処理の手順が終了するたびごとに処理後の画像が記憶されている。よって、ロードモジュールにおける画像処理の手順がすべて終了したならば、画像記憶用メモリ30cには、第3(ステップ7においては第2)の処理後画像が記憶されていることになる。
【0107】
ステップ12では、ステップ10において記憶された検査対象物の実画像を、開発用コンピュータ14が、抽出された複数の画像処理モジュールを使用して、画像処理し、第4の処理後画像を記憶している。具体的には、開発用コンピュータ14を用いて、検査対象物の実画像を、決定された画像処理モジュールの処理手順に従って画像処理している。その処理後の画像を、開発用コンピュータ14のハードディスクに第4の処理後画像として記憶している。
【0108】
ステップ13では、ステップ11で得られた第3の処理後画像と、ステップ12で得られた第4の処理後画像を比較することにより、第2の検証を実行している。
【0109】
この第2の検証は、まず、画像記憶用メモリ30cに記憶された第3の処理後の画像を、USBケーブルを介して、開発用コンピュータ14に転送し、開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶させる。開発用コンピュータ14のハードディスクに記憶されている第4の処理後画像と、転送された第3の処理後画像とを比較して、第2の検証を実行している。
【0110】
この第2の検証は、第3の処理後画像と、第4の処理後画像を見比べて、どれ位両者に違いがあるかを検証する。この違いが少ないほど、所望の画像処理検査装置10であることになる。つまり、第2の検証を行うことにより、より所望する画像処理検査装置10に近づけることができる。
【0111】
第2の検証により、画像処理ボード16に入力されたロードモジュールが、目的の処理をさせることが可能であるのかを確認することが出来る。ロードモジュールが、目的の処理をすることが確認されたならば、画像処理検査装置10が完成したことになる。
【0112】
画像記憶用メモリ30cに記憶された第3の処理後の画像は、出力画像用メモリ30bに入力される。この出力画像用メモリ30bから出力された処理後画像は、画像入出力変換ユニット34のエンコーダ34bでNTSC形式に符号化し、デジタル画像信号からアナログ画像信号に変換して、画像出力端子に接続されたモニター(図示せず)に出力される。
【0113】
本実施の形態においては、検査対象物を撮影する画像の形式は、静止画、動画を問わない。また、カラー画像、白黒画像を問わない。また、映像信号の形式も、NTSCに限定されず、PAL(Phase Alternation by Line)、又はSECAM(Sepquentiel Couleus a Memoire)でも可能である。
【0114】
以上、本発明に係る画像処理検査装置10の開発支援システム及び開発支援方法について、図面に基づいて説明したが、本発明は、図示した例示に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施できるものである。
【0115】
例えば、本実施の形態においては、画像処理ボード16を独立させたものとして設計し、製作している。しかし、画像処理ボード16を検査現場に置かれたコンピュータやワークステーション内に、PCIバス等を介して組み込むことも可能である。また、開発用コンピュータ14自体に画像処理ボード16を組み込むことも可能である。
【0116】
【発明の効果】
本発明における画像処理検査装置の開発支援システム、及び開発支援の方法は、実施の形態で説明したとおり、システム開発者が、使用者の検査ニーズに合致させるように、画像処理モジュールを抽出することから、使用者にとって最適な検査装置の開発が可能である。
【0117】
また、本発明は、過去に設計した画像処理モジュールを蓄積してデータベース化されている。更に、ソフトウエアで演算させる処理手順とハードウエアで演算させる処理手順を書き込むことが可能な画像処理ボードを使用している。よって、画像処理装置及び処理ソフトウエアの新規開発部分を最小限に抑えることができる。
【0118】
加えて、使用者の検査ニーズに合致させた最適な画像処理検査装置の開発において、新規に開発する部分を最小限に抑えることができるので、開発コストを低く抑えることができ、開発期間を大幅に短縮することができる。よって、少量多品種の製品を検査する場合においては、本発明の画像処理検査装置の開発支援システム、及び開発支援の方法は特に顕著な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理検査装置の構成図である。
【図2】本発明による画像処理ボードの構成図である。
【図3】本発明による開発支援プログラムの構成図である。
【図4】本発明による実施の形態における画像処理方法のフローチャートである。
【符号の説明】
10:画像処理検査装置
12:記録媒体
14:開発用コンピュータ
16:画像処理ボード
18:画像入力装置
20:ディスプレー
22:キーボード
24:マウス
26:プログラム入出力端子
28:中央処理演算ユニット
28a:CPU
28b:インストラクションメモリ
28c:RAM
30:画像記憶ユニット
30a:入力画像用メモリ
30b:出力画像用メモリ
30c:画像記憶用メモリ
32:論理回路書き込み型演算処理ユニット
32a:FPGA
34:画像入出力変換ユニット
34a:デコーダ
34b:エンコーダ
40:開発支援プログラム
42:画像処理モジュール記憶手段
50:画像処理モジュール決定手段
52:画像処理モジュール抽出手段
52a:対話型入力手段
52b:演算処理手段
52c:処理結果表示手段
52d:キャンセル手段
52e:繰り返し手段
54:処理手順決定手段
56:マクロ手段
60:ソースコード生成手段
62:分担決定手段
64:ソフトウエア処理用ソースコード生成手段
66:ハードウエア処理用ソースコード生成手段
68:画像処理ボード対応ソースコード生成手段
70:ロードモジュール作成手段
72:言語変換手段
74:論理回路形成手段
76:ロードモジュール形成手段
78:ロードモジュール入力手段
80:相互比較手段

Claims (11)

  1. 検査対象画像が記憶されている記録媒体と、
    開発支援プログラムが記憶されている開発用コンピュータと、
    画像処理ソフトウエア、及び画像処理論理回路を書き込むことが可能な画像処理ボードと、
    を備えた画像処理検査装置の開発を支援するシステムであって、
    前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を、前記開発用コンピュータに入力する手段と、
    複数の画像処理モジュールを、前記開発用コンピュータに記憶する画像処理モジュール記憶手段と、
    前記複数の画像処理モジュールの中から、前記検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定する、画像処理モジュール決定手段と、
    決定された画像処理モジュールに対応した、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を生成するソースコード生成手段と、
    前記ソースコード生成手段により生成された、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を用いて、ロードモジュールを作成する、ロードモジュール作成手段と、
    前記ロードモジュール作成手段により作成されたロードモジュールを、画像処理ボードに入力する手段と、
    を含み、
    前記決定された画像処理モジュールを使用して、前記開発用コンピュータが前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理し、第1の処理後画像を開発用コンピュータに記憶する手段と、
    前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を、画像処理ボードに転送する手段と、
    前記画像処理ボードに入力されたロードモジュールを用いて、前記画像処理ボードが、前記転送された検査対象の画像を画像処理し、前記画像処理ボードに第2の処理後画像を記憶する手段と、
    前記画像処理ボードに記憶された第2の処理後画像を、開発用コンピュータに転送する手段と、
    前記開発用コンピュータが、前記第1の処理後画像と、前記第2の処理後画像を比較する、第1の検証の手段と、を含む画像処理検査装置の開発支援システム。
  2. 画像入力装置によって、検査対象物の実画像を撮影し、前記画像処理ボードに入力する手段と、
    前記画像処理ボードに入力された検査対象物の実画像を、前記開発用コンピュータに転送する手段と、
    前記画像処理ボードが、入力された検査対象物の実画像を、前記ロードモジュールを使用して画像処理し、第3の処理後画像を画像処理ボードに記憶する手段と、
    前記第3の処理後画像を開発用コンピュータに転送する手段と、
    前記開発用コンピュータが、前記決定された複数の画像処理モジュールを使用して、転送された検査対象物の実画像処理し、第4の処理後画像を記憶する手段と、
    前記開発用コンピュータが、前記第3の処理後画像と、前記第4の処理後画像を比較する、第2の検証の手段と、
    を含む、請求項1に記載の画像処理検査装置の開発支援システム。
  3. 開発用コンピュータを、
    複数の画像処理モジュールを前記開発用コンピュータに記憶する画像処理モジュール記憶手段と、
    前記複数の画像処理モジュールの中から、記録媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定する、画像処理モジュール決定手段と、
    前記画像処理モジュール決定手段で決定された画像処理モジュールに対応する、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を生成するソースコード生成手段、
    として機能させるための画像処理検査装置の開発を支援するプログラムであって、
    前記画像処理モジュール決定手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記開発用コンピュータに記憶された複数の画像処理モジュールの中から、前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理するときに必要な複数の画像処理モジュールを抽出する、画像処理モジュール抽出手段、
    として機能させ、
    前記画像処理モジュール抽出手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記開発用コンピュータの入力装置を用いて、複数の画像処理モジュールの中から、1個の画像処理モジュールが選択され、前記画像処理モジュールに適したデータが入力される対話型入力手段と、
    前記開発用コンピュータが、前記対話型入力手段により選択された画像処理モジュール、及び入力されたデータを用いて検査対象画像の画像処理を行う、演算処理手段と、
    前記システム開発用のコンピュータのディスプレーに、前記演算処理手段で画像処理した処理結果を表示させる、処理結果表示手段、
    として機能させるための手段を含む、開発支援プログラム。
  4. 前記画像処理モジュール抽出手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記処理結果表示手段により、ディスプレーに処理結果が表示された後に、前記対話型入力手段における、1個の画像処理モジュールを選択する状態まで、又は画像処理モジュールに適したデータを入力する前の状態まで、検査対象の画像を戻す、キャンセル手段と、
    前記演算処理手段により得られた処理結果に対して、前記対話型入力手段、演算処理手段、処理結果表示手段の組み合わせを繰り返し実行させる、繰り返し手段、として機能させるための手段を含む、請求項3に記載の開発支援プログラム。
  5. 前記画像処理モジュール決定手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記画像処理モジュール抽出手段により抽出された、複数の画像処理モジュールを実行させる順番を組み合わせ、検査対象画像の処理手順を決める処理手順決定手段、
    として機能させるための手段を含む、請求項4に記載の開発支援プログラム
  6. 前記画像処理モジュール決定手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記処理手順決定手段で得られた画像の処理手順を、前記記録媒体に記憶された他の検査対象の画像に対して実行させるマクロ手段、
    として機能させるための手段を含む、請求項5に記載の開発支援プログラム。
  7. 前記ソースコード生成手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記画像処理モジュール決定手段で得られた複数の画像処理モジュールの各々を、ソフトウエアにより画像処理を行わせるか、又はハードウエアにより画像処理を行わせるかを決定する分担決定手段
    として機能させるための手段を含む、請求項6に記載の開発支援プログラム。
  8. 前記ソースコード生成手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    ソフトウエアにより画像処理を行うためのソースコードを抽出し生成するソフトウエア処理用ソースコード生成手段と、
    ハードウエアにより画像処理を行うためのソースコードを抽出し生成するハードウエア処理用ソースコード生成手段、
    として機能させるための手段を含む、請求項7に記載の開発支援プログラム。
  9. 前記ソースコード生成手段が、
    前記開発用コンピュータを、
    前記ソフトウエア処理用ソースコード生成手段、及び/又は、ハードウエア処理用ソースコード生成手段により得られた、ソフトウエア処理用ソースコード、及び/又は、ハードウエア処理用ソースコードに、前記画像処理ボードに画像処理機能を導入し実行させるためのロードモジュールを形成するために必要な、前記画像処理ボードに対応したソースコードを生成する、画像処理ボード対応ソースコード生成手段、
    として機能させるための手段を含む、請求項8に記載の開発支援プログラム。
  10. 複数の画像処理モジュールを、開発用コンピュータに記憶するステップと、
    記録媒体に記憶された検査対象の画像を、開発用コンピュータに入力するステップと、
    前記記憶された複数の画像処理モジュールの中から、検査対象の画像を画像処理するときに必要な画像処理モジュールを決定するステップと、
    前記決定された画像処理モジュールに対応した、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を生成するステップと、
    前記ソースコードを生成するステップにより生成された、ソフトウエア処理用ソースコード、又はハードウエア処理用ソースコード、又はソフトウエア処理用ソースコードとハードウエア処理用ソースコードの両方を用いて、ロードモジュールを作成するステップと、
    前記ロードモジュールを作成するステップにより作成されたロードモジュールを、前記画像処理ボードに入力するステップと、
    を含む画像処理検査装置の開発を支援する方法であって、
    前記決定された画像処理モジュールの処理手順を使用して、前記開発用コンピュータが前記記億媒体に記憶された検査対象の画像を画像処理し、第1の処理後画像を前記開発用コンピュータに記憶するステップと、
    前記記録媒体に記憶された検査対象の画像を、前記画像処理ボードに転送するステップと、
    前記画像処理ボードに入力された前記ロードモジュールを用いて、前記画像処理ボードが、前記転送された検査対象の画像を画像処理し、前記画像処理ボードに第2の処理後画像を記憶するステップと、
    前記画像処理ボードに記憶された第2の処理後画像を、前記開発用コンピュータに転送するステップと、
    前記開発用コンピュータが、前記第1の処理後画像と、前記転送された第2の処理後画像を比較する、第1の検証のステップと、
    を含む画像処理検査装置の開発支援方法。
  11. 画像入力装置によって、検査対象物の実画像を撮影し、前記画像処理ボードに入力するステップと、
    前記画像処理ボードに入力された検査対象物の実画像を、前記開発用コンピュータに転送するステップと、
    前記画像処理ボードが、入力された検査対象物の実画像を、前記ロードモジュールを使用して画像処理し、第3の処理後画像を画像処理ボードに記憶するステップと、
    前記第3の処理後画像を開発用コンピュータに転送するステップと、
    前記開発用コンピュータが、前記抽出された複数の画像処理モジュールを使用して、転送された検査対象物の実画像処理し、第4の処理後画像を記憶するステップと、
    前記開発用コンピュータが、前記第3の処理後画像と、前記第4の処理後画像を比較する、第2の検証のステップと、
    を含む、請求項10に記載の画像処理検査装置の開発支援方法。
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