JP3980322B2 - Method and apparatus for controlling floor thickness in multi-layer simultaneous pavement - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも上層用と下層用の2つのスクリードを有する複数層同時舗装装置によって、1舗装工程で上下2層の舗装を行う複数層同時舗装工法における敷均厚さの制御に関し、特に、上層用スクリードと下層用スクリードとの間の敷均面の高さの差を管理することで敷均厚さの管理を行う敷均厚さ制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
基層と表層を1舗装工程(即ち、1パス)で敷均す場合、或いは複数層からなる表層を1パスで施工する場合には、複数のスクリードを搭載した複数層同時舗装専用の敷均機械が使用されることが多い(実公昭46−7061号公報)。
この場合、下層用スクリードで下層を敷均した後、その敷均面の上面に上層用の舗装材を供給し、それをスプレッダ等で施工面全幅に敷拡げ、その敷拡げられた舗装材を上層用スクリードで押圧するという方法で、舗装が行われる。
【0003】
この際、下層用スクリードの直後の敷均厚さ(即ち、下層の敷均厚さ)と、上層用スクリードの直後の敷均厚さ(即ち、下層と上層を合わせた敷均厚さ)とをシックネスゲージ等によって適宜測定し、それらの測定値の差によって上層の敷均厚さを算出し、その敷均厚さが所定の値になるように、夫々のスクリードの位置調節を行っていた。
【0004】
又、舗装高さの測定基準となるベースラインにワイヤ等を張設し、ワイヤ等に対する夫々のスクリードの高さの差を機械式或いは超音波式の高さ検出センサによって夫々検出し、その検出結果に基づいて上層の敷均厚さを算出し、設計通りの敷均厚さになるように夫々のスクリードの高さを調整するという方法も採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シックネスゲージ等で敷均厚さを直接測定するという方法では、下層用スクリードと上層用スクリードとが接近しており、敷均し直後の下層表面に上層用舗装材が供給される状況下での測定となる為、作業が困難であった。
又、測定作業は、通常、スクリードの後方であって施工面の外側(即ち、舗装されていない路面)において行われるが、敷均作業中は片側交通規制がなされている場合が多く、反対車線を通過する車両の直近で測定を行うという状況になるので、危険であった。
【0006】
又、施工面上の異なる地点(即ち、上層用スクリードの前方地点と後方地点)で測定された敷均厚さに基づいて、上層の敷均厚さを算出するので、正確な敷均厚さが検出できないという不都合もあった。このように、上層の正確な敷均厚さが検出できないという状況下では、敷均厚さを必要以上に厚くせざるを得ず、上層には高価な舗装材が使用される場合が多いので、材料コストが上昇せざるを得なかった。
【0007】
一方、ワイヤ等を基準としたスクリードの位置をセンサ等で測定するという後者の方法では、ワイヤ等の張設作業が必要となる上、やはり双方のスクリードの測定値を減算することによって上層の敷均厚さを検出するので煩雑であった。
そこで、複数層を同時に舗設する舗装作業において、上層の正確な敷均厚さを容易に把握できるようにすることで、上層用舗装材のロスを少なくして材料コストの低減化を図ると共に、複雑な舗装設計或いは劣悪な施工環境にも関わらず、舗装の出来形を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決する為に、請求項1に係る敷均厚さ制御方法は、少なくとも上層用と下層用との2つのスクリードを使用して1舗装工程で上下2層の舗装を行う複数層同時舗装において、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとの敷均面の高さの差を検出し、前記2つのスクリードのうち何れか一方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する。
【0009】
請求項2に係る敷均厚さ制御方法は、少なくとも上層用と下層用との2つのスクリードを使用して1舗装工程で上下2層の舗装を行う複数層同時舗装において、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとのうち何れか一方のスクリードのベースラインからの敷均面の高さを検出し、前記2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出し、前記一方のスクリードを所定高さに位置調節し、前記2つのスクリードのうち他方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する。
【0010】
請求項3に係る敷均厚さ制御装置は、少なくとも上層用と下層用との2つのスクリードを用いて1舗装工程で上下2層の舗装を行い得る複数層同時舗装装置において、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとの敷均面の高さの差を検出する高さの差検出手段と、前記2つのスクリードのうち何れか一方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する高さの差調節手段と、を含んで構成される。
【0011】
請求項4に係る敷均厚さ制御装置は、少なくとも上層用と下層用との2つのスクリードを用いて1舗装工程で上下2層の舗装を行い得る複数層同時舗装装置において、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとのうち何れか一方のスクリードのベースラインからの敷均面の高さを検出する高さ検出手段と、前記2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出する高さの差検出手段と、前記一方のスクリードを所定高さに位置調節する高さ調節手段と、前記2つのスクリードのうち他方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する高さの差調節手段と、を含んで構成される。
【0012】
【発明の作用及び効果】
請求項1に係る敷均厚さ制御方法は、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとの敷均面の高さの差を検出し、前記2つのスクリードのうち何れか一方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する。これによって、上層の敷均厚さが管理される。
【0013】
本発明によれば、下層用スクリード又は上層用スクリードのうち一方だけを位置調節して上層の敷均厚さを正確に設定することができる。これにより、必要以上に上層を厚くすることがなくなり、材料コストの低減化を図ることができる。また、2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出し、その高さの差を何れか一方のスクリードに直接フィードバックして位置調節するので、スクリードの位置調節が迅速に行える。
【0014】
請求項2に係る敷均厚さ制御方法は、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとのうち何れか一方のスクリードのベースラインからの敷均面の高さを検出し、前記2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出し、前記一方のスクリードを所定高さに位置調節し、前記2つのスクリードのうち他方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する。
【0015】
上層敷均面からの下がり分を敷均厚さと捉え、上層の敷均高さと上層の敷均厚さの双方を管理する場合は、ベースラインからの上層用スクリードの高さを検出し、先ず、上層用スクリードの敷均面が、目標高さ(即ち、上層の敷均高さ)に位置するように調節する。これによって、敷均厚さの測定基準となる面(即ち、上層敷均面)が管理される。その後、2つのスクリードの敷均面の高さの差が所定の値になるように、下層用スクリードの位置調節を行う。
【0016】
一方、下層敷均面からの上がり分を上層の敷均厚さと捉え、下層の敷均高さと上層の敷均厚さの双方を管理する場合は、ベースラインからの下層用スクリードの高さを検出し、先ず、下層用スクリードの敷均面が目標高さに位置するように調節する。これによって、敷均厚さの測定基準となる面(即ち、下層敷均面)が管理される。その後、2つのスクリードの敷均面の高さの差が所定の値になるように、上層用スクリードの位置調節を行う。
【0017】
このように、下層用スクリード又は上層用スクリードのうち一方だけについてベースラインからの敷均面の高さを検出し、当該一方のスクリードを所定高さに位置調節した後、他方のスクリードだけを位置調節して前記2つのスクリードの敷均面の高さの差が所定の値になるように設定することで、ベースラインからの上層の敷均面の高さと上層の敷均厚さの双方を正確に設定することができる。これにより、必要以上に上層を厚くすることがなくなり、材料コストの低減化を図ることができる。また、施工部位によって敷均厚さを異ならせたり、施工部位によって敷均高さを異ならせたりといった複雑な舗装設計にも容易に対応できるようになる。又、車体の上下動が激しく、スクリードの位置変動が激しいといった劣悪な施工環境においても、舗装精度を高めることができる。
【0018】
請求項3に係る敷均厚さ制御装置は、高さの差検出手段によって、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとの敷均面の高さの差を検出し、高さの差調節手段によって、前記2つのスクリードのうち何れか一方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する。
本発明によれば、下層用スクリード又は上層用スクリードのうち一方だけを位置調節して上層の敷均厚さを正確に設定することができる。これにより、必要以上に上層を厚くすることがなくなり、材料コストの低減化を図ることができる。また、2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出し、その高さの差を何れか一方のスクリードに直接フィードバックして位置調節するので、スクリードの位置調節が迅速に行える。これにより、必要以上に上層を厚くすることがなくなり、材料コストの低減化が図れる。
【0019】
請求項4に係る敷均厚さ制御装置は、高さ検出手段によって、車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとのうち何れか一方のスクリードのベースラインからの敷均面の高さを検出し、高さの差検出手段によって、前記2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出し、高さ調節手段によって、前記一方のスクリードを所定高さに位置調節し、高さの差調節手段によって、前記2つのスクリードのうち他方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する。
【0020】
かかる敷均厚さ制御装置によれば、下層用スクリード又は上層用スクリードのうち一方だけについてベースラインからの敷均面の高さを検出し、当該一方のスクリードを所定高さに位置調節した後、他方のスクリードだけを位置調節して前記2つのスクリードの敷均面の高さの差が所定の値になるように設定することで、ベースラインからの上層の敷均面の高さと上層の敷均厚さの双方を正確に設定することができる。これにより、必要以上に上層を厚くすることがなくなり、材料コストの低減化を図ることができる。また、施工部位によって敷均厚さを異ならせたり、施工部位によって敷均高さを異ならせたりといった複雑な舗装設計にも容易に対応できるようになると共に、劣悪な施工環境においても、舗装精度を高めることができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1に示す複数層同時舗装装置1は、本発明の第1実施形態に係る敷均厚さ制御装置100を搭載したものであり、走行手段2と各種操作装置3を有する車体4に、下層用ホッパ装置10、上層用ホッパ装置20、下層用スプレッダ30、下層用スクリード40、上層用スプレッダ50、上層用スクリード60を、進行方向Aの前方からこの順に配設したものである。
【0022】
下層用ホッパ装置10は、下層用の舗装材を貯留する下層用ホッパ11と、ホッパ排出口の下方から車体後端部に延設されるバーフィーダ12とを含んで構成され、下層用の舗装材を貯留し、その舗装材をバーフィーダ12によって後方へと搬送し、施工面上に排出する。
上層用ホッパ装置20は、下層用ホッパ11の後方に配設される上層用ホッパ21と、ホッパ排出口の下方から下層用スクリード40の後方にまで延設されるスクリュウコンベヤ22とを含んで構成され、上層用の舗装材を貯留し、その舗装材をスクリュウコンベヤ22によって後方へと搬送し、後端部の排出シュート23を介して敷均直後の下層表面に排出する。
【0023】
車体4の後方には、下層用スプレッダ30と下層用スクリード40と上層用スプレッダ50とが取付フレーム5を介して配設される。
下層用スプレッダ30は、施工幅方向に主軸の延びるスクリュウを有し、バーフィーダ12から排出された舗装材を進行方向に対して左右方向へと搬送する構成である。
【0024】
下層用スクリード40は、下層用スプレッダ30の直後に、取付フレーム5の両側方に設けられたドローバ41を介して取付けられており、施工面上に敷拡げられた舗装材をその荷重によって押圧する構成である。尚、このドローバ41は伸縮可能であり、この伸縮によって下層用スクリード40が昇降される。
又、スクリード本体には、施工幅方向に伸長可能な左右一対のエクステンション部42が格納されており、エクステンション部42のスクリード本体からの伸長量を調節することによって、スクリード幅を施工幅に対応させることができる。
【0025】
上層用スプレッダ50も下層用スプレッダ30と同様、施工幅方向に主軸の延びるスクリュウを有し、該スクリュウによって排出シュート23から排出された舗装材を進行方向左右方向へと搬送する。
尚、これらの装置30、40、50は、フレームに取付けられた図示しない油圧ジャッキによって一体的に昇降させることもできる。
【0026】
上層用スプレッダ50の後方に配設された上層用スクリード60は、車体両側面の中央部から後方に向けて延設された一対のレベリングアーム61によって牽引されており、敷拡げられた舗装材をその荷重によって押圧する構成である。上層用スクリード60も下層用スクリード40と同様、スクリード本体に格納可能な左右一対のエクステンション部62を有すると共に、車体4とレベリングアーム61基端部との間に配設された油圧シリンダ63によって昇降される。この場合、油圧シリンダ63が伸長されてレベリングアーム61の基端部が下がると、レベリングアーム61の吊り下げ部を支点として後端部が上昇し、上層用スクリード60の位置が上昇される構成である。
【0027】
上層用スクリード60の夫々のエクステンション部62には、図2に示すように、L型のブラケット64が進行方向前方に向けて突設されており、ブラケット先端のO型枠部に柱状サポート65が挿通され、所定の位置にて固定されている。この柱状サポート65の下端部には、後述する高さ検出センサ110が配設されている。
【0028】
上層用スクリード60のスクリード本体上面にも、L型のブラケット66が進行方向前方に向けて突設されており、そのブラケット先端のO型枠部に挿通固定された柱状サポート67の下端部には、後述する高さの差検出センサ120が配設される。
上記構成の複数層同時舗装装置1に搭載される敷均厚さ制御装置100は、図3に示すように、高さ検出手段としての上記高さ検出センサ110と、高さの差検出手段としての前記高さの差検出センサ120と、前記油圧シリンダ63を含んで構成される高さ調節手段130と、前記ドローバ41に内蔵される高さの差調節手段140と、制御盤150と、位置調節コントローラ160と、表示手段170と、を含んで構成される。
【0029】
上層用スクリード60のエクステンション部62にブラケット64及び柱状サポート65を介して取付けられた前記高さ検出センサ110は、図4に示すように、函体111の進行方向側方面に測定軸112を貫設し、該測定軸112にアーム113を軸着し、該アーム113の先端部に追従板114を回動可能に取付け、追従板114のベースラインBLへの追従に伴うアーム113の回転角度を函体111の内部に設けられたポテンショメータ等によって連続的に測定する構成である。アーム113の回転角度は、ベースーラインBLに対する上層用スクリード60の位置変動と関連する為、この回転角度を測定することによって、ベースラインから上層用スクリード60の敷均面までの高さを検出できる。
【0030】
この場合、上層用スクリード60の所定の目標高さに対応するアーム113の位置を基準(即ち、0°)とし、それに対する回転角度を計測することで、上層用スクリード60の実際の高さと目標高さとの偏差を検出することとした。
一方、上層用スクリード60のスクリード本体上面にブラケット66及び柱状サポート67を介して取付けらた高さの差検出センサ120も又、高さ検出センサ110と同様、函体121側面に測定軸122を介してアーム123を設け、アーム先端部に追従板124を回動可能に取付けたものであり、追従板124の下層用スクリード40のエクステンション部上面への追従に伴うアーム123の回転角度を函体内部のポテンショメータ等によって連続的に測定する。アーム123の回転角度は、上層用スクリード60と下層用スクリード40との高さの差の変化に関連する為、この回転角度を測定することによって、夫々のスクリード40、60の敷均面の高さの差を検出できる。
【0031】
高さ調節手段130は、上層用スクリード60を昇降させるものであり、レベリングアーム基端部に設けられた油圧シリンダ63と、それを伸縮させる為の油圧ユニットとを含む油圧回路である。高さ検出センサ110から出力される電気信号(即ち、高さ情報D1)に基づいて油圧回路に介装された電磁弁が作動し、これによって、高さ調節手段130が駆動される。
【0032】
高さの差調節手段140は、ドローバ41を伸縮させることによって下層用スクリード40の昇降を行うものであり、例えば、回転式の油圧ジャッキ等である。かかる高さの差調節手段140は、高さの差検出センサ120から出力された電気制御信号(即ち、高さの差情報D2)に基づいて駆動される。
操作装置3の一部として運転席近傍に配置される制御盤150は、制御モード設定部151と、閾値設定部152とを含んで構成される。
【0033】
制御モード設定部151は、自動制御モードと手動制御モードとの選択を行うものであり、自動制御モードが選択された場合は、閾値設定部152を介して、閾値情報D3、D4が入力され、位置調節コントローラ160が作動される。尚、閾値情報D3、D4とは、設計敷均高さ及び設計敷均厚さ(即ち、目標値)と実際の値との誤差の許容範囲を示すものであり、絶対値が小さい程、精度の高い舗装が実現される。
【0034】
手動制御が選択された場合は、オペレータが、位置調節コントローラ160と同様の処理判断を行い、遠隔操作又は直接操作によって、高さ調節手段130及び高さの差調節手段140を駆動させることとなる。
位置調節コントローラ160は、図3に示すように、制御盤150、高さ検出センサ110、及び高さの差検出センサ120から入力された各種情報に基づいて、高さ調節手段130及び高さの差調節手段140を駆動させるものであり、高さ検出センサ110から出力された高さ情報D1(即ち、高さの偏差を示す情報)が入力される高さ情報入力部161と、高さの差検出センサ120から出力された高さの差情報D2(即ち、高さの差の偏差を示す情報)が入力される高さの差情報入力部162と、それらの偏差の閾値情報D3,D4が入力される閾値情報入力部163と、高さの偏差とその閾値とを比較する高さ比較部164と、この比較に基づいて高さ調節手段130に対して高さ調節情報D5を出力する高さ調節情報出力部165と、高さの差の偏差と閾値とを比較する高さの差比較部166と、この比較に基づいて高さの差調節手段140に対して高さの差調節情報D6を出力する高さの差調節情報出力部167と、を含んで構成されるコンピュータ装置である。
【0035】
表示手段170は、双方のセンサ110、120からの電気信号を数値情報として表示するものである。この表示手段170は、手動制御モードが選択された場合は必ず駆動される。
上記構成の敷均厚さ制御装置100を使用して、複数層同時舗装における敷均厚さの制御を行う方法を、図3及び図5を参照して説明する。この場合、舗装設計としては、図6に示すように、目標敷均高さH及び目標敷均厚さWが全施工部位において一定である場合、図7に示すように、目標敷均高さHが一定であって目標敷均厚さW1,W2,W3が施工部位によって異なる場合、図8に示すように、目標敷均厚さWが一定であって目標敷均高さH1,H2,H3が施工部位によって異なる場合、図9に示すように、目標敷均厚さW1,W2,W3及び目標敷均高さH1,H2,H3が施工部位において異なる場合、の4つの態様が考えられるが、便宜上、図6の目標敷均高さH及び目標敷均厚さWが全施工部位において一定になるような舗装の制御方法を説明する。
【0036】
予め、制御盤150において、自動制御モードか手動制御モードかの選択を行っておく(S1)。
敷均工程において、高さ検出センサ110及び高さの差検出センサ120から、高さの偏差及び高さの差の偏差を示す情報が夫々出力される(S2、S3)が、この際、自動制御モードか手動制御モードかの判断が行われ(S4)、自動制御モードが選択されている場合は、高さ検出センサ110及び高さの差検出センサ120からの電気信号は、二値信号の高さ情報D1及び高さの差情報D2として位置調節コントローラ160に夫々入力され(S5)、一方、手動制御モードが選択されている場合は、数値情報に変換され表示手段170に出力される(S6)。
【0037】
位置調節コントローラ160では、先ず、高さ情報入力部161を介して入力された高さ情報D1(即ち、高さの偏差)と、閾値情報入力部163を介して入力されたその閾値D3とが高さ比較部164によって比較され(S7)、閾値範囲内の場合は次のステップ(S8)に進み、閾値範囲外の場合は、電気信号としての高さ調節情報D5を、高さ調節情報出力部165を介して出力する(S9)。
【0038】
高さ調節情報D5は高さ調節手段130に入力され、高さの偏差が解消される方向へと油圧回路の電磁弁を作動させる(S10)。
これによって、油圧シリンダ63が伸縮され、上層用スクリード60が、目標の敷均高さに近づく方向へと昇降される(S11)。
そして、位置調節された上層用スクリード60に基づいて、ベースラインBLからの高さの偏差、及び下層用スクリード40との高さの差の偏差が再度検出される(S2、S3)。
【0039】
高さの偏差が閾値の範囲内であった場合、或いは位置調節によって閾値範囲になった場合は、高さの差情報入力部162を介して入力された高さの差情報D2と、閾値情報入力部163を介して入力されたその閾値D4とを比較する(S8)。そして、閾値範囲内の場合は、敷均厚さ制御を終了し、閾値範囲外の場合は、高さの差調節情報出力部167を介して高さの差調節情報D6を出力する(S12)。
【0040】
高さの差調節情報D6は高さの差調節手段140に入力され、高さの差の偏差が解消される方向(即ち、高さの差が目標の値に近づく方向)にドローバ41を伸縮させ(S13)、下層用スクリード40を昇降させる(S14)。
そして、位置調節された下層用スクリード40に基づいて、上層用スクリード60との敷均面の高さの差の偏差を再度検出し(S3)、偏差が閾値範囲になった場合に、敷均厚さの制御を終了する。
【0041】
この様にして、双方のスクリード40、60の位置が調節され、敷均高さ及び敷均厚さが設計範囲内に維持される。
本実施形態において、先ず、上層用スクリード60の位置調節を行った後に、下層用スクリード40の位置調節を行うので、例えば、仕上がり面の高さ管理が特に重要とされる場合の上層の敷均厚さ管理に適する。又、双方のスクリード間の高さの差に基づいて、上層の敷均厚さの適否を検出する構成なので、簡単な構造の装置でも、正確な敷均厚さの検出が可能となる。従って、必要以上に上層を厚くする必要がないので、材料コストを低減化できる。
【0042】
尚、図7〜図8の場合のように、施工部位によって敷均高さや敷均厚さを変更したい場合は、複数層同時舗装装置1が当該施工部位に達した時点で、目標値の再設定を行う。
この場合、敷均工程中に、オペレータが目標値を随時設定できるよう、例えば、図10に示すように、制御盤150に目標高さ設定部153と目標高さの差設定部154とを設けておいてもよい。そして、検出センサ110、120は、随時入力される目標値に基づいて、目標値と計測値との偏差を算出し、高さ情報D1又は高さの差情報D2を出力する構成のコントローラ115、125を含んで構成してもよい。
【0043】
又、位置調節コントローラ160を、上層用スクリード用のコントローラ180と、下層用スクリード用のコントローラ190とに分離してもよい。この場合、上層用スクリード60の制御モードの設定と下層用スクリード40の制御モードの設定を独立して行えるようにし、制御盤150内の夫々の設定部155、156によって設定された制御モード情報に基づいて、夫々のセンサ110、120内のモード判断部116、126において、高さ情報D1及び高さの差情報D2の出力先(即ち、170又は180、170又は190)を判断するようにしてもよい。
【0044】
このようにすれば、一方のスクリードはマニュアル操作で位置調節を行い、他方のスクリードはコンピュータによって自動調節されるようにすることもできる。
尚、スクリードの昇降を行う位置調節手段130、140は、スクリードを昇降させることができるものであれば如何なる構成でもよく、手動式のジャッキ等であっても、遠隔操作によって作動されるものであっても、或いはコンピュータによって自動的に作動されるものであってもよい。
【0045】
又、高さ検出センサ110及び高さの差検出センサ120も、上記構成に限るものではなく、例えば非接触型の計測装置でもよい。
又、高さ検出センサ110と上層用スクリード用コントローラ180とを一体化させてもよいし、高さの差検出センサ120と下層用スクリード用コントローラ190とを一体化させてもよい。
【0046】
又、複数層同時舗装装置1は、例えば、スクリードを3つ以上有するものであってもよいし、更には、一方のスクリードを他方のスクリードに固定させてもよい。この場合において、一方のスクリードは、高さの差を維持した状態で、他方のスクリードの昇降に追従するので、上層の敷均厚さを一定にすべき場合において、実質上S12〜S14の処理が不要となる。
【0047】
図11に示す本発明の第2実施形態に係る敷均厚さ制御装置200は、下層用スクリード40に高さ検出センサ210及び高さの差検出センサ220を取付けた点で、第1実施形態に係る複数層同時舗装装置1と相違する。
即ち、下層用スクリード40のスクリード本体上面には、2つのL字型のブラケット43、44が取付けられており、ブラケット先端のO型枠体に夫々柱状サポート45、46が挿通固定され、その下端部に夫々高さ検出センサ210と高さの差検出センサ220が設けられている。
【0048】
夫々のセンサ210、220は、第1実施形態のセンサと同様、進行方向一側方の函体側面に測定軸を貫設し、該測定軸に軸着されたアーム213、223の先端部に追従板214、224を回動可能に取付け、追従板214、224の変位に伴うアーム213、223の回転角度を、函体内部のポテンショメータ等によって連続的に検出する構成である。
【0049】
高さ検出センサ210の追従板214は、ベースラインBLに追従し、高さの差検出センサ220の追従板224は、上層用スクリード60のスクリード本体上面に追従する。
高さ調節手段230は、下層用スクリード40の昇降を行う為のものであって、ドローバ41を伸縮可能にする装置である。一方、高さの差調節手段240は、レベリングアーム61後端部を上下させることで、上層用スクリード60の昇降を行うものである。
【0050】
これらの位置調節手段230、240の駆動は、オペレータが直接或いは遠隔操作によって行ってもよいし、位置調節コントローラ250によって自動制御されてもよい。位置調節コントローラ250内での処理は、第1実施形態と同様である。
上記構成の敷均厚さ制御装置200を使用して、複数層同時舗装において敷均厚さを制御する方法を、図12を参照して説明する。
【0051】
予め、制御盤150において、自動制御モードか手動制御モードかの選択を行っておく(S1)。自動制御モードが選択された場合は、敷均工程において、高さ検出センサ210及び高さの差検出センサ220から出力された電気信号は、高さ情報D1及び高さの差情報D2として位置調節コントローラ250に夫々出力される(S2,S3,S4、S5)。この場合、高さ検出センサ210から出力される高さ情報D1は、ベースラインからの下層用スクリード40の高さと、その目標高さとの偏差である。
【0052】
コントローラ250では、先ず、入力された高さ情報D1がその閾値D3と比較され(S7)、閾値範囲外の場合は、高さ調節手段230に高さ調節情報D5を出力する(S9)。これによって、ドローバ41が伸縮され(S10)、下層用スクリード40が昇降される(S11)。昇降された下層用スクリード40に基づいて、ベースラインBLからの高さの偏差、及び上層用スクリード60との高さの差の偏差が再度検出され、高さの偏差が閾値D3の範囲内になった場合は、高さの差情報D2と閾値D4とが比較される(S8)。
【0053】
そして、高さの差情報D2が閾値D4の範囲内の場合は、敷均厚さ制御を終了し、範囲外の場合は、高さの差調節情報D6を高さの差調節手段240に出力する(S12)。
これによって、車体4とレベリングアーム61との間の油圧シリンダ63が伸縮され(S13)、上層用スクリード60が昇降される(S14)。そして、位置調節された上層用スクリード60に基づいて、下層用スクリード40との敷均面の高さの差の偏差が再度検出され、その偏差が閾値範囲内であれば、敷均厚さの制御を終了する。
【0054】
本実施形態によれば、下層用スクリード40によって敷均される面を基準として、上層の敷均厚さを測定することとなる。
図13に示す本発明の第3実施形態に係る敷均厚さ制御装置300は、高さの差検出センサ320と、位置調節手段330と、制御盤350と、位置調節コントローラ360と、表示手段370とを含んで構成されるものであり、高さ検出センサ及び一方の位置調節手段が存在しない点で、上記第1及び第2実施形態に係る敷均厚さ制御装置と相違する。
【0055】
高さの差検出センサ320は、計測器によって計測された上層用スクリード60と下層用スクリード40との敷均面の高さの差と、制御盤350から入力された目標高さの差に基づいて、それらの偏差をコンピュータ処理によって検出し、高さの差情報D2として出力する構成である。
制御盤350には、目標高さの差を設定する手段351と制御モードを選択する手段352が形成されており、高さの差検出センサ320は、選択された制御モードに従って、高さの差情報D2を位置調節コントローラ360又は表示手段370に出力する。
【0056】
位置調節コントローラ360は、高さの差情報D2に基づいて位置調節情報D5を位置調節手段330に出力し、表示手段370は、高さの差情報D2をモニタ表示する。
位置調節手段330は、何れか一方のスクリード(60又は40)を昇降させる為のアクチュエータであり、自動制御モードの場合は、位置調節コントローラ360から出力された位置調節情報D5に基づいて作動し、手動制御モードの場合は、オペレータが表示手段370を見ながら操作する。
【0057】
かかる敷均厚さ制御装置300を使用して、複数層同時舗装において敷均厚さを制御する方法を、図14を参照して説明する。
予め、制御盤350において、目標高さの差の設定と、制御モードの選択を行っておく(S1)。
自動制御モードが選択された場合、高さの差検出センサ320によって検出された電気信号は、高さの差情報D2としてコントローラ360に入力され(S2,S3)、予め設定されている閾値D4との比較等が行われ(S4)、目標高さの差との偏差が閾値範囲外と判断された場合は、位置調節手段330に位置調節情報D5を出力する(S5)。これによって、位置調節手段が駆動し(S6)、何れか一方のスクリードが昇降される(S7)。スクリードが昇降された後、再び敷均面の高さの差の偏差を検出し、閾値範囲内になった時点で、敷均厚さの制御を終了する。
【0058】
本実施形態によれば、敷均高さの管理はできないが、上層の敷均厚さの管理は、簡易な構造の装置で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る敷均厚さ制御装置の搭載される複数層同時舗装 装置を示し、(a)は進行方向側方から見た正面図であり、(b)はその平面図である。
【図2】 上記敷均厚さ制御装置を示し、(a)は上記複数層同時舗装装置の部分平面図であり、(b)はその部分正面図である。
【図3】 上記敷均厚さ制御装置を示すブロック図。
【図4】 上記敷均厚さ制御装置の高さ検出センサを示す斜視図。
【図5】 上記敷均厚さ制御装置を使用して行われる敷均厚さ制御方法を示す流れ図。
【図6】 上記敷均厚さ制御方法によって管理される舗装状態を示す断面図。
【図7】 上記舗装状態の変形態様であり、敷均高さが一定で敷均厚さが施工部位によって異なるように設計された舗装層の断面図。
【図8】 上記舗装状態の変形態様であり、敷均厚さが一定で敷均高さが施工部位によって異なるように設計された舗装層の断面図。
【図9】 上記舗装状態の変形態様であり、敷均高さ及び敷均厚さが施工部位によって異なるように設計された舗装層の断面図。
【図10】 上記敷均厚さ制御装置の変形態様を示すブロック図。
【図11】 本発明の第2実施形態に係る敷均厚さ制御装置を示し、(a)はその搭載される複数層同時舗装装置の部分平面図であり、(b)はその部分正面図である。
【図12】 上記敷均厚さ制御装置を使用して行われる敷均厚さ制御方法を示す流れ図。
【図13】 本発明の第3実施形態に係る敷均厚さ制御装置を示すブロック図。
【図14】 上記敷均厚さ制御装置を使用して行われる敷均厚さ制御方法を示す流れ図。
【符号の説明】
1…複数層同時舗装装置
5…取付フレーム
40…下層用スクリード
60…上層用スクリード
61…レベリングアーム
100、200、300…敷均厚さ制御装置
110、210…高さ検出センサ
120、220、320…高さの差検出センサ
130、230…高さ調節手段
140、240…高さの差調節手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention has at least two screeds for the upper layer and the lower layer.Multi-layer pavement equipmentWith regard to the control of the floor thickness in the multi-layer simultaneous pavement method in which the upper and lower two layers are paved in one pavement process, in particular, between the upper layer screed and the lower layer screed.Flat surfaceThe floor thickness is managed by managing the height difference.Floor thickness controlMethod andThatRelates to the device.
[0002]
[Prior art]
When laying the base layer and the surface layer in one pavement process (that is, one pass), or when constructing the surface layer consisting of multiple layers in one pass, a laying machine dedicated to multi-layer simultaneous pavement equipped with multiple screeds Is often used (Japanese Utility Model Publication No. 46-7061).
In this case, after the lower layer is spread with the lower layer screed, the upper layer pavement material is supplied to the upper surface of the spread surface, and spread over the entire construction surface with a spreader or the like. Pavement is performed by pressing with an upper layer screed.
[0003]
At this time, the spread thickness immediately after the lower layer screed (that is, the spread thickness of the lower layer) and the spread thickness immediately after the upper layer screed (that is, the spread thickness that combines the lower layer and the upper layer) The thickness of the upper layer was calculated based on the difference between the measured values, and the position of each screed was adjusted so that the floor thickness would be a predetermined value. .
[0004]
In addition, a wire or the like is stretched on the base line that is a standard for measuring the pavement height, and the difference in the height of each screed with respect to the wire or the like is detected by a mechanical or ultrasonic height detection sensor. Based on the result, a method is also employed in which the average thickness of the upper layer is calculated, and the height of each screed is adjusted so that the average thickness is as designed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of directly measuring the spread thickness with a thickness gauge or the like, the lower layer screed is close to the upper layer screed, and the upper layer pavement material is supplied to the lower layer surface immediately after the spread. The measurement was difficult, and the work was difficult.
In addition, the measurement work is usually performed behind the screed and outside the construction surface (that is, the road surface that is not paved), but during laying work, traffic is often restricted on one side and the opposite lane. It was dangerous because it would be a situation where the measurement was performed in the immediate vicinity of the vehicle passing by.
[0006]
In addition, since the floor thickness of the upper layer is calculated based on the floor thickness measured at different points on the construction surface (i.e., the front and rear points of the upper layer screed), the exact floor thickness is calculated. There was also the inconvenience that cannot be detected. In this way, in the situation where the exact floor thickness of the upper layer cannot be detected, the floor thickness must be increased more than necessary, and expensive pavement materials are often used for the upper layer. The material cost was inevitably increased.
[0007]
On the other hand, the latter method of measuring the position of the screed with reference to the wire etc. requires a tensioning work of the wire etc. and also subtracts the measured values of both screeds to lay the upper layer. It was cumbersome because the thickness was detected.
Therefore, in the paving work for paving multiple layers at the same time, by making it possible to easily grasp the accurate average thickness of the upper layer, the loss of the upper layer paving material is reduced and the material cost is reduced, The purpose is to improve the finished shape of the pavement despite the complicated pavement design or the poor construction environment.
[0008]
[Means for solving the problems]
In order to solve the above-described problem, the spread thickness control method according to
[0009]
In the multi-layer simultaneous pavement in which the pavement thickness control method according to
[0010]
In the multi-layer simultaneous paving apparatus capable of performing upper and lower two-layer paving in one paving process using at least two screeds for the upper layer and the lower layer,A lower layer screed disposed through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of being raised and lowered, and an upper layer screed that is pulled up and down by a pair of leveling arms extending rearward from both side surfaces of the vehicle body; ofDetecting the difference in floor heightHeight differenceDetection means;Either one of the two screeds,SaidFlat surfaceAdjust the position so that the height difference becomes a predetermined valueHeight differenceAnd adjusting means.
[0011]
The multi-layer simultaneous pavement apparatus that can perform pavement of upper and lower two layers in one pavement process using at least two screeds for the upper layer and for the lower layer,A lower layer screed disposed through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of being raised and lowered, and an upper layer screed that is pulled up and down by a pair of leveling arms extending rearward from both side surfaces of the vehicle body; One ofOne of the screedThe average surface from the baselineHeight detection means for detecting the height, height difference detection means for detecting the difference in height between the two screeds, and height adjustment for adjusting the position of the one screed to a predetermined height Means and saidOf the two screedsThe other screedFlat surfaceAnd a height difference adjusting means for adjusting the position so that the height difference becomes a predetermined value.
[0012]
[Action and effect of the invention]
The floor thickness control method according to
[0013]
According to the present invention,Only one of the lower layer screed and the upper layer screed can be adjusted in position to accurately set the spread thickness of the upper layer.This makes the upper layer thicker than necessary.thingReduce material costsCan be planned.Further, since the difference in height between the two screed floors is detected and the height difference is directly fed back to one of the screeds to adjust the position, the position of the screed can be adjusted quickly.
[0014]
The floor thickness control method according to
[0015]
When the lower layer from the upper floor is regarded as the floor thickness, when managing both the upper floor height and the upper floor thickness, the height of the upper screed from the baseline is detected. The spread surface of the upper layer screed is adjusted so as to be positioned at the target height (that is, the spread height of the upper layer). In this way, the surface (that is, the upper surface floor surface) that serves as a measurement standard for the floor surface thickness is managed. Thereafter, the position of the lower screed is adjusted so that the difference in height between the two screed floors becomes a predetermined value.
[0016]
On the other hand, when the rise from the lower floor is taken as the upper floor thickness, and when managing both the lower floor height and the upper floor thickness, the height of the lower layer screed from the baseline should be First, the leveling surface of the lower screed is adjusted so as to be positioned at the target height. In this way, the surface (that is, the lower surface layer surface) that serves as a measurement standard for the surface layer thickness is managed. Thereafter, the position of the upper-layer screed is adjusted so that the difference in height between the two screed floors becomes a predetermined value.
[0017]
in this way,Detecting the height of the spread surface from the base line for only one of the lower layer screed or the upper layer screed, adjusting the position of the one screed to a predetermined height, adjusting the position of only the other screed, and By setting the height difference between the two screeds to a predetermined value, both the height of the upper floor and the floor thickness of the upper layer are accurately set from the baseline. be able to. Thereby, the upper layer is not made thicker than necessary, and the material cost can be reduced. Also,It becomes possible to easily cope with a complicated pavement design in which the spread thickness varies depending on the construction site and the spread height varies depending on the construction site. Also, the pavement accuracy can be increased even in a poor construction environment where the vertical movement of the vehicle body is intense and the screed position changes greatly.
[0018]
The floor thickness control device according to claim 3 is:By means of height difference detection means, it is pulled up and down by a screed for the lower layer arranged through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of moving up and down, and a pair of leveling arms extending backward from both sides of the vehicle body. With the upper screed made possibleDetect the difference in the height of the floor,By means of height difference adjustment means, either one of the two screeds is brought into contact with the spread surface.The difference in height is a predetermined valuePositionAdjust the position.
According to the present invention,Only one of the lower layer screed and the upper layer screed can be adjusted in position to accurately set the spread thickness of the upper layer. Thereby, the upper layer is not made thicker than necessary, and the material cost can be reduced. Also, the difference in height between the two screed floors is detected, and the height difference is directly fed back to one of the screeds to adjust the position.The position can be adjusted quickly. This makes the upper layer thicker than necessary.thingThe material cost can be reduced.
[0019]
The floor thickness control device according to
[0020]
According to the floor thickness control device,Detecting the height of the spread surface from the base line for only one of the lower layer screed or the upper layer screed, adjusting the position of the one screed to a predetermined height, adjusting the position of only the other screed, and By setting the height difference between the two screed floors to a predetermined value,The height of the floorUpper layerBoth floor thicknessIs set correctlybe able to. ThisThe upper layer is not made thicker than necessary, and the material cost can be reduced. Also, the spread thickness varies depending on the construction site, and the spread height varies depending on the construction site.In addition to being able to easily cope with complicated pavement designs, pavement accuracy can be increased even in a poor construction environment.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG.Multi-layer pavement equipment1 includes a floor
[0022]
The lower
The upper
[0023]
A
The
[0024]
The
The screed body stores a pair of left and
[0025]
Similarly to the
These
[0026]
The upper-
[0027]
As shown in FIG. 2, an L-shaped
[0028]
An L-shaped
Of the above configurationMulti-layer pavement equipmentAs shown in FIG. 3, the floor
[0029]
As shown in FIG. 4, the
[0030]
In this case, the position of the
On the other hand, the height
[0031]
The height adjusting means 130 moves the
[0032]
The height difference adjusting means 140 moves the
The
[0033]
The control
[0034]
When manual control is selected, the operator makes a process determination similar to that of the
As shown in FIG. 3, the
[0035]
The display means 170 displays the electrical signals from both
A method for controlling the spread average thickness in the multi-layer simultaneous pavement using the spread
[0036]
In advance, the
In the spreading step, information indicating the height deviation and the height difference deviation is output from the
[0037]
In the
[0038]
The height adjustment information D5 is input to the height adjustment means 130, and the solenoid valve of the hydraulic circuit is operated in a direction in which the height deviation is eliminated (S10).
As a result, the
Based on the position-adjusted
[0039]
When the height deviation is within the threshold range, or when the height deviation is within the threshold range by position adjustment, the height difference information D2 input via the height difference
[0040]
The height difference adjustment information D6 is input to the height difference adjustment means 140, and the
Based on the position-adjusted
[0041]
In this way, the positions of both
In this embodiment, first, the screed for the upper layer60After adjusting the position of the screed for the lower layer40Therefore, for example, it is suitable for the management of the average thickness of the upper layer when the height management of the finished surface is particularly important. In addition, since it is configured to detect the suitability of the upper layer spread thickness based on the difference in height between the two screeds, it is possible to detect the spread spread thickness accurately even with an apparatus having a simple structure. Therefore, since it is not necessary to make the upper layer thicker than necessary, the material cost can be reduced.
[0042]
In addition, as in the case of FIGS. 7 to 8, when it is desired to change the spread height and spread thickness depending on the construction site,
In this case, for example, as shown in FIG. 10, the
[0043]
Further, the
[0044]
In this way, the position of one screed can be adjusted manually, and the other screed can be automatically adjusted by the computer.
The position adjusting means 130 and 140 for raising and lowering the screed may have any configuration as long as the screed can be raised and lowered, and even a manual jack or the like is operated by remote operation. Alternatively, it may be automatically operated by a computer.
[0045]
Further, the
Further, the
[0046]
or,Multi-layer pavement equipmentFor example, 1 may have three or more screeds, and one screed may be fixed to the other screed. In this case, since one of the screeds follows up and down of the other screed while maintaining the height difference, the processing of S12 to S14 is substantially performed in the case where the upper layer spread thickness should be constant. Is no longer necessary.
[0047]
The floor
That is, two L-shaped
[0048]
Similar to the sensor of the first embodiment, each of the
[0049]
The
The height adjusting means 230 is a screed for the lower layer.40This is a device that allows the
[0050]
The driving of the position adjusting means 230 and 240 may be performed directly or remotely by an operator, or may be automatically controlled by the
A method of controlling the spread average thickness in the multi-layer simultaneous pavement using the spread
[0051]
In advance, the
[0052]
The
[0053]
If the height difference information D2 is within the range of the threshold value D4, the spread thickness control is terminated. If the height difference information D2 is outside the range, the height difference adjustment information D6 is output to the height difference adjustment means 240. (S12).
As a result, the
[0054]
According to this embodiment, the spread thickness of the upper layer is measured using the surface spread by the
The floor
[0055]
The height
The
[0056]
The
The position adjustment means 330 is an actuator for raising and lowering one of the screeds (60 or 40). In the automatic control mode, the position adjustment means 330 operates based on the position adjustment information D5 output from the
[0057]
A method for controlling the spread average thickness in the multiple-layer simultaneous pavement using the spread average
In advance, the
When the automatic control mode is selected, the electrical signal detected by the height
[0058]
According to the present embodiment, the spread height cannot be managed, but the spread thickness of the upper layer can be managed with an apparatus having a simple structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the installation of a floor thickness control device according to a first embodiment of the present invention.Multi-layer pavement apparatus(A) is the front view seen from the advancing direction side, (b) is the top view.
FIG. 2 shows the floor thickness control apparatus, (a) is the aboveMulti-layer pavement equipment(B) is the partial front view.
FIG. 3 is a block diagram showing the floor spread thickness control device.
FIG. 4 is a perspective view showing a height detection sensor of the floor thickness control device.
FIG. 5 is a flowchart showing a spread thickness control method performed using the spread thickness control apparatus.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a pavement state managed by the spread thickness control method.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a pavement layer that is a modified form of the pavement state and is designed so that the spread height is constant and the spread thickness varies depending on the construction site.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a pavement layer that is a modified form of the pavement state and is designed such that the spread thickness is constant and the spread height is different depending on the construction site.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a pavement layer that is a modified form of the pavement state and is designed such that the spread height and spread thickness are different depending on the construction site.
FIG. 10 is a block diagram showing a modification of the spread thickness control device.
FIG. 11 shows a spread thickness control apparatus according to a second embodiment of the present invention, in which (a) is mounted.Multi-layer pavement equipment(B) is the partial front view.
FIG. 12 is a flowchart showing a spread thickness control method performed using the spread thickness control apparatus.
FIG. 13 is a block diagram showing a spread thickness control apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a flowchart showing a spread thickness control method performed using the spread thickness control apparatus.
[Explanation of symbols]
1 ...Multi-layer pavement equipment
5 ... Mounting frame
40 ... Screed for lower layer
60 ... Screed for upper layer
61 ... Leveling arm
100, 200, 300 ... floor thickness control device
110, 210 ... Height detection sensor
120, 220, 320 ... Height difference detection sensor
130, 230 ... Height adjustment means
140, 240 ... Height difference adjusting means
Claims (4)
車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとの敷均面の高さの差を検出し、
前記2つのスクリードのうち何れか一方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する、
ことを特徴とする敷均厚さ制御方法。In multi-layer simultaneous pavement, in which two layers of upper and lower layers are paved in one pavement process using at least two screeds for upper layer and lower layer,
A lower layer screed disposed through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of being raised and lowered, and an upper layer screed that is pulled up and down by a pair of leveling arms extending rearward from both side surfaces of the vehicle body; of detecting the difference in height ShikiHitoshimen,
Wherein either one of the scan Creed of the two screed, the difference in height of the ShikiHitoshimen is located adjusted to a predetermined value,
A floor thickness control method characterized by that.
車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとのうち何れか一方のスクリードのベースラインからの敷均面の高さを検出し、
前記2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出し、
前記一方のスクリードを所定高さに位置調節し、
前記2つのスクリードのうち他方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する、
ことを特徴とする敷均厚さ制御方法。In multi-layer simultaneous pavement, in which two layers of upper and lower layers are paved in one pavement process using at least two screeds for upper layer and lower layer,
A lower layer screed disposed through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of being raised and lowered; and an upper layer screed that is pulled up and down by a pair of leveling arms extending rearward from both side surfaces of the vehicle body; The height of the spread surface from the baseline of one of the screed is detected,
Detecting the difference in height between the two screed floors,
Adjust the position of the one screed to a predetermined height,
Adjusting the position of the other screed of the two screeds so that the difference in height of the spread surface becomes a predetermined value;
Laying HitoshiAtsushi of controlling how to characterized in that.
車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとの敷均面の高さの差を検出する高さの差検出手段と、
前記2つのスクリードのうち何れか一方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する高さの差調節手段と、
を含んで構成されたことを特徴とする敷均厚さ制御装置。In a multi-layer simultaneous pavement apparatus that can perform pavement of upper and lower two layers in one pavement process using at least two screeds for upper layer and lower layer,
A lower layer screed disposed through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of being raised and lowered, and an upper layer screed that is pulled up and down by a pair of leveling arms extending rearward from both side surfaces of the vehicle body; A height difference detecting means for detecting a difference in height of the spread surface of the floor,
A height difference adjusting means for adjusting the position of any one of the two screeds so that the height difference of the spread surface becomes a predetermined value;
A floor thickness control apparatus comprising:
車体後方にて取付フレームを介して配設され昇降可能とされた下層用スクリードと、車体両側面から後方に向けて延設された一対のレベリングアームにより牽引され昇降可能とされた上層用スクリードとのうち何れか一方のスクリードのベースラインからの敷均面の高さを検出する高さ検出手段と、
前記2つのスクリードの敷均面の高さの差を検出する高さの差検出手段と、
前記一方のスクリードを所定高さに位置調節する高さ調節手段と、
前記2つのスクリードのうち他方のスクリードを、前記敷均面の高さの差が所定の値になるように位置調節する高さの差調節手段と、
を含んで構成されたことを特徴とする敷均厚さ制御装置。In a multi-layer simultaneous pavement apparatus that can perform pavement of upper and lower two layers in one pavement process using at least two screeds for upper layer and lower layer,
A lower layer screed disposed through a mounting frame at the rear of the vehicle body and capable of being raised and lowered, and an upper layer screed that is pulled up and down by a pair of leveling arms extending rearward from both side surfaces of the vehicle body; a height detecting means for detecting the height of ShikiHitoshimen from one of screed baseline of,
A height difference detecting means for detecting a difference in height between the two screed floors;
A height adjusting means for adjusting the position of the one screed to a predetermined height;
A height difference adjusting means for adjusting the position of the other screed of the two screeds so that the height difference of the spread surface becomes a predetermined value;
A floor thickness control apparatus comprising:
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