JP3979835B2 - Logic circuit verification method and through current improvement method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子回路の設計を支援するためのCAD装置等に用いられ、作成された電子回路における論理回路が規約に従った正しい接続を行っているか否かを検証する論理回路検証方法、ならびに貫通電流改善方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体のチップ規模は飛躍的に上昇し、半導体集積回路を開発するに当たってはCAD装置を用いて行うのが主流となっている。更に、接続規約を人手でチェックするのは非常に困難であり、自動で検証を行うCAD装置を用いた手法が提唱されている(特開平10−334124号公報参照)。
【0003】
この従来の論理回路検証装置においては、論理回路図作成装置で作成された回路図から論理回路の接続状態を示したネットリストを抽出し、それをネットリスト入力部に入力し、検証部へ論理回路の接続情報を伝えている。
【0004】
また、ハイインピーダンス制御の情報を持ったライブラリをライブラリ入力部に入力し、フローチャートに従いトライステートピンが直接電源又はグランド接続をしているか、次段の接続が単独か否かを判断した上でショートおよびフローティングの判断を行い、各論理回路ごとの情報を検証部へ伝える。それらをもとに検証部では、検証ルール記憶領域に保存されている検証ルールに基づき、回路図中の論理回路の接続状態が規約に従ったものかどうかを判定し、その結果をエラー/ワーニング出力部から出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の論理回路検証方法、貫通電流検証方法では、フローティングおよびショートチェックを行う場合に、前段のトライステートセルの出力端子を持つセルのコントロール端子が電源又はグランドに直接に接続されている必要がある。したがって、このコントロール端子に接続される前々段等回路の上流で電位固定されている場合等でも、コントロール端子が直接に電位固定されていないため、全てフローティングエラーとして扱われ、これは擬似エラーである可能性があるため、設計者が回路的に問題回避している場合には、擬似エラーか否かを目視で判別する必要がある。
【0006】
また、ハイインピーダンス状態を出力する端子が存在した場合でも、その信号を受ける側の構造によっては貫通電流が流れず、回路的に問題にならない可能性があるにも関わらず、全てフローティングエラーとして扱うので、これも擬似エラーである可能性があるため、前記同様に擬似エラーか否かを設計者が目視で判別する必要があった。
【0007】
以上のように、トライステートセルの出力端子を持つ回路のコントロール端子が直接に電位固定されていない場合には、次段のセルの構成に関わらず、全てフローティングエラーとして認識されるため、擬似エラーか否かの確認を目視で実施する必要が生じ、設計期間の長期化および作業効率の低下を招いていた。
【0008】
本発明は、従来目視でチェックせざるを得なかったトライステートセルの出力端子を持つセルのコントロール端子が直接に電位固定されていない場合にも、自動でエラー判定を行うことができ、かつハイインピーダンス状態の出力を受ける側の構成を自動認識して、ハイインピーダンス状態の場合に問題となる構成を自動で検出することにより設計期間の短縮および効率化を図り、作業効率の向上を実現できる論理回路検証方法および貫通電流検証方法を提供することを目的とする。併せて、貫通電流改善方法を提案する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
論理回路検証方法についての本発明は、次のような手段を講じることにより、上記の課題を解決する。すなわち、ネットリスト入力部と回路情報が蓄積されたすライブラリと検証ルールが記憶された検証ルール記憶部と前記検証ルールに基づいて判定を行う検証部とを有する設計装置により半導体集積回路の設計を行う設計方法において、前記ネットリスト入力部から入力されたネットリストに基づいて前記検証部が、トライステートセルの出力端子が複数個共通接続されている箇所を抽出する工程と、前記検証部が、前記抽出したトライステートセルのコントロール端子に接続されている回路から前記コントロール端子への入力が排他であるか否かを判定する工程と、前記検証部が、排他にならない場合のうち全てのトライステートセルの出力端子がハイインピーダンス状態を出力している場合には前記共通接続箇所にハイインピーダンス状態が発生すると検出する工程とを含むものである。
【0010】
この場合、前記複数個のトライステートセルのコントロール端子に繋がる回路を抽出し、コントロール端子に入力される信号の組み合わせで、全てのトライステートセルからの出力がハイインピーダンス状態になる場合には、共通接続された箇所がハイインピーダンス状態になるとして、ハイインピーダンス状態発生箇所を検出する。
【0011】
これにより、トライステートセルの出力端子が複数個共通接続されている状況において、ハイインピーダンス状態発生箇所を正しく検証することができる。その結果として、事後の、ハイインピーダンス状態を回避するための処理や、実際に貫通電流が発生しないかどうかをチェックする処理へスムーズに移行することが可能になる。
【0042】
また、貫通電流改善方法についての本発明は、検証部が、上記の論理回路検証方法において、ハイインピーダンス状態として検出した箇所に対しハイインピーダンス状態回避回路を挿入することによりハイインピーダンス状態を回避するであり、さらに、好ましくは、検証部が、前記の回路変更において、ハイインピーダンス状態として検出した箇所にバスホールド回路を挿入することにより回路変更を行うことである。
【0043】
バスホールド回路を挿入することで、ハイインピーダンス状態になる前の信号状態を保持することができるようになる。それにより貫通電流の発生を抑えることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかわる論理回路検証方法および貫通電流検証方法の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
【0045】
(第1の実施の形態)
図1に示すフローに基づき、本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0046】
ステップS101において、トライステートセルの出力端子が共通接続されている箇所を抽出する。その抽出した結果を図2に示す。
【0047】
図2中の点線で囲まれたG101、G102はトライステートインバータ、C101、C102はコントロール端子である。トライステートインバータは、コントロール端子に“High”の入力があったときは普通のインバータとして機能し、“Low”の入力があったときは出力がハイインピーダンス状態(Hiz)の状態になる。
【0048】
図2に示す抽出された回路では、トライステートインバータG101、G102の出力端子が2個共通接続されている。
【0049】
次に、ステップS102において、ステップS101で抽出したトライステートセルのコントロール端子C101、C102に繋がる回路を抽出する。
【0050】
図3に示すのは、ステップS101で抽出した回路において、トライステートインバータG101、G102のコントロール端子C101、C102に繋がる回路を抽出した結果である。IN101、IN102は、トライステートインバータG101、G102のコントロール端子C101、C102に繋がる回路G103、G104への入力端子を表す。G103はインバータ、G104はNORゲートを表している。
【0051】
次に、ステップS103において、トライステートセルのコントロール端子に入力する信号のチェックを行う。図3において、入力端子IN101、IN102への入力がともに“High”であるときには、トライステートインバータG101、G102のコントロール端子C101、C102への入力はいずれも“Low”になることが分かる。
【0052】
次に、ステップS104において、出力端子が共通接続の複数個のトライステートセルにおけるコントロール端子への入力が排他になっていないかどうかを判断する。
【0053】
図3の回路の例では、トライステートインバータG101、G102のコントロール端子C101、C102への入力はいずれも“Low”であり、排他になっていないことが分かる。
【0054】
次に、ステップS105において、排他になっていないコントロール端子への入力について、ステップS101で抽出した全てのトライステートセルの出力がハイインピーダンス状態になっていないかをチェックする。
【0055】
図3に示した回路では、抽出した回路中の2つのトライステートインバータG101、G102の出力がいずれもハイインピーダンス状態となり、それら2つの出力が共通接続された箇所がハイインピーダンス状態発生箇所として検出される。
【0056】
2つのトライステートインバータG101、G102は、ともにそのコントロール端子C101、C102が直接に電位固定されていない。このような場合、従来技術にあっては、無条件にすべてフローティングエラーと判定してしまい、擬似エラーを含む要因になっていた。
【0057】
これに対して、本実施の形態によれば、実際のハイインピーダンス状態発生箇所に限って、その箇所をハイインピーダンス状態発生箇所と正しく判定し、実際にはハイインピーダンス状態発生箇所ではない箇所については、ハイインピーダンス状態発生箇所でないと判定する。すなわち、擬似エラーの発生を回避することができる。
【0058】
ハイインピーダンス状態発生箇所の検証において、擬似エラーを回避することができるので、これ以降のハイインピーダンス状態を回避するための処理、および、実際に貫通電流が発生しないかどうかのチェックを合理的かつ効率的に遂行することが可能になる。すなわち、設計期間の短縮および効率化が図れ、作業効率の向上を実現することができる。
【0059】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態における論理回路検証方法について図面を用いて説明する。
【0060】
図4は本発明の第2の実施の形態における論理回路検証装置の概略構成を示すブロック図である。図4において、41はCAD装置本体からなる論理回路図作成装置、42は論理回路相互間の接続情報を示すネットリストを入力するネットリスト入力部、43は論理回路の回路情報を示すライブラリを入力するライブラリ入力部、44は検証部、45は検証部44の検証結果を出力するエラー/ワーニング出力部、46は論理回路の検証ルールを記憶した検証ルール記憶領域である。
【0061】
この実施の形態における特徴は、ライブラリ入力部43へ入力するライブラリにトランジスタレベルの接続情報を入力し、検証部44において、検証ルール記憶領域46に記憶されている検証ルールに基づき、トライステートセルの出力端子からハイインピーダンス状態が出力される可能性があるセルの次段の入力ピンに対して、トランジスタの接続検証処理を行い、ハイインピーダンス状態が入力された場合に貫通電流が流れる構造を有しているセルに対してフローティング判定を行うようにしたことにある。
【0062】
以下、図5を参照しながら、ハイインピーダンス状態を受けるセルの検証方法について詳細に説明する。
【0063】
図5は検証部44における処理を示すフローチャートである。これは、トライステートセルの出力端子を持つセルからハイインピーダンス状態が出力される可能性がある場合に、その信号を受ける側のセルの検証方法を示すものである。
【0064】
検証部44では、まず、トライステートセルの出力端子を有するセルを検出する(ステップS51)。
【0065】
次に、そのコントロール端子が直接に電位固定されておらず、ハイインピーダンス状態を出力する可能性のあるセルを検出する(ステップS52)。
【0066】
ここで、全てのトライステートセルの出力端子を持つセルが、ハイインピーダンス状態を出力する可能性が無ければ、通常の出力端子の接続チェックを行う(ステップS53)。
【0067】
ステップS52によってハイインピーダンス状態を出力する可能性があると判定されたセルに対し、その次段に接続されているセルに着目する。トランジスタレベルのセルライブラリから着目セルを取り出し、この着目セルの入力端子に接続されているトランジスタ集合1を検出する(ステップS54)。
【0068】
次に、ステップS54で検出されたトランジスタ集合1からp型トランジスタとn型トランジスタとのトランジスタ対でかつ互いの一端子同士すなわちドレイン端子とソース端子が接続されているトランジスタ対のリストを作成する(ステップS55)。
【0069】
次に、ステップS55で検出された一端子(ドレインおよびソース)が互いに接続されているトランジスタ対のもう一方の端子の接続先を調べ、電源およびグランドに直接に接続されているか否かを判別する(ステップS56)。
【0070】
ステップS56において、電源およびグランドに直接に接続されている端子を持つトランジスタ対が1つも存在しない場合は、ハイインピーダンス状態が入力された場合でも貫通電流が流れることは無いため、通常の接続チェック(ステップS53)を行う。
【0071】
また、1対でも電源およびグランドに直接に接続されているトランジスタ対が存在した場合、この端子がハイインピーダンス状態になると貫通電流が流れるため、フローティングエラーを出力する(ステップS57)。
【0072】
以上のように第2の実施の形態によると、論理回路検証処理において、トライステートセルの出力端子を持つ回路のコントロール端子が直接に電位固定されていない場合に、ハイインピーダンス状態の入力があっても、次段のセルの構成に応じてフローティングエラーの判定を行うので、従来、擬似エラーであったものをエラーでないと明確に認識することができ、事後の目視確認を不要化することができる。したがって、設計期間の短縮と作業効率の向上を図ることができる。
【0073】
また、トランジスタレベルのセル情報、例えばSPICEネットリスト等、既存のライブラリのみを使用するため、設計フローに容易に組込むことができる。
【0074】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態における論理回路検証方法について図面を用いて説明する。
【0075】
図6は図4のライブラリ入力部43へ入力するライブラリに情報を追加するためのフローチャートである。また、図7はセル中のトランジスタの接続例を示すもので、図8は図4の検証部44におけるハイインピーダンス状態が出力される場合にその信号を受ける側のセルの検証方法を示すフローチャートである。
【0076】
まず、ライブラリ入力部43へ入力するライブラリに、ハイインピーダンス状態で問題が発生するセルと入力端子の情報を追加するために、セルライブラリ中の全セルに関して、各入力端子に接続しているトランジスタの検出を行い、トランジスタ集合1の情報を作成する(ステップS61)。
【0077】
次に、トランジスタ集合1からp型トランジスタとn型トランジスタとのトランジスタ対で互いのトランジスタの1端子同士すなわちドレイン端子とソース端子が接続しているトランジスタ対のリストを作成する(ステップS62)。
【0078】
ここで作成されたトランジスタ対のリストのうち、互いに接続している端子ともう一方の端子が電源およびグランドに直接に接続されているか否かの判定を行う(ステップS63)。
【0079】
ステップS63において、電源およびグランドに直接に接続されている端子を持つトランジスタ対が1つも存在しない場合は、ハイインピーダンス状態が入力された場合でも貫通電流が流れることは無いため、入力端子にハイインピーダンス状態でも問題無いピンとして、セルライブラリ情報に追加する(ステップS64)。
【0080】
また、各入力端子に接続するトランジスタ対リストのうち1対でも電源およびグランドに直接に接続されているトランジスタ対が存在する場合、この端子がハイインピーダンス状態になると貫通電流が流れるため、ハイインピーダンス状態の入力に対してフローティングエラーとなる情報をセルライブラリに追加する(ステップS65)。
【0081】
次に、図6中のステップS63における接続判定について、図7を用いて例を挙げて説明する。
【0082】
例えば、図7の(a)および(b)のようなトランジスタの接続情報を持つセルがライブラリ中に存在した場合で説明する。
【0083】
図7(a)の場合、入力端子Aに接続されるのはp型トランジスタとn型トランジスタが1つずつで、且つ、その端子同士がOUT端子で接続されている。また、互いに接続されている端子の他方の端子が電源およびグランドに直接に接続されている。そのため、入力端子Aがハイインピーダンス状態で貫通電流が流れることになる。したがって、ハイインピーダンス状態の入力時にフローティングエラーとなる情報をライブラリに追加する。
【0084】
また、図7(b)の場合は、入力端子Aと入力端子Bの2つがあり、入力端子Aに接続されるトランジスタは図7(a)と同様に貫通電流が流れる構造であるためエラーとなる情報を追加する。
【0085】
入力端子Bに接続されるトランジスタはp型トランジスタとn型トランジスタとで互いに接続される端子を持つトランジスタ対は1つ存在し(QP1とQN1)、その一方のトランジスタQP1の他方の端子が一方は電源に接続されているが、もう一方のトランジスタQN1の他方の端子が直接にグランドに接続されていないため、貫通電流が流れるとは判断されない。
【0086】
次に、図8のフローチャートを用いてハイインピーダンス状態が出力される場合に、その信号を受ける側のセルの検証方法について説明する。
【0087】
まず、回路の接続情報を持つネットリストを読み込み、トライステートセルの出力端子を持つセルを検出する(ステップS81)。
【0088】
次に、検出されたセルがハイインピーダンス状態の出力を出す可能性があるか判別する(ステップS82)。
【0089】
ハイインピーダンス状態を出力する可能性が無い場合は、貫通電流検出処理を終了する。
【0090】
ハイインピーダンス状態を出力する可能性がある場合は、次段に接続されるセルおよび入力端子を調べ、ハイインピーダンス状態の入力時に貫通電流が流れるか否かの情報を持つライブラリと照合処理を行い、セルおよびピンが適合した場合はフローティングエラーを出力する(ステップS83)。
【0091】
ステップS83の処理を第2の実施の形態の場合と比較すると、図5のステップS54、S55、S56が省略されたものに相当し、大幅な簡略化が行われている。
【0092】
以上のように第3の実施の形態によると、論理回路検証処理において、あらかじめ、トランジスタレベルのセル情報からハイインピーダンス状態の入力で貫通電流が流れる端子を判別し、ライブラリ化しておくことにより、貫通電流が流れるか否かの検証処理時間を第2の実施の形態よりも短縮することができ、設計期間を更に短縮することができる。
【0093】
(第4の実施の形態)
図9〜図13は、本発明の第4の実施の形態を示す。
【0094】
図9は、第4の実施の形態の貫通電流検証方法を示すフローチャートである。図9において、301は半導体集積回路を構成しているセルの接続関係が記入されているネットリストである。302はインバータセルの入力が、1、0、ハイインピーダンス状態に変化した場合に、p型トランジスタおよびn型トランジスタが駆動するかしないかを、それぞれON、OFFで記述しているトランジスタスイッチング表である。303はセル内部のトランジスタの接続関係を記述しているセル内部ネットリストである。304は2個の入力ピンをもつ場合の貫通電流が流れる入力パターンを示した貫通電流入力パターンである。
【0095】
図10はトランジスタスイッチング表302の内容を示す図である。
【0096】
図11(a)は2入力NANDセルのトランジスタ構成を示す図である。図11(b)は2入力NORセルのトランジスタ構成を示す図である。
【0097】
図12は2入力NANDの場合におけるトランジスタの構造を解析した結果を示す図である。
【0098】
縦積み構造は、p型トランジスタまたはn型トランジスタが直列に接続されている構造として定義する。横積み構造は、p型トランジスタまたはn型トランジスタが並列に接続されている構造として定義する。
【0099】
n型トランジスタの縦積み構造の例はNANDセルである。p型トランジスタの縦積み構造の例はNORセルである。
【0100】
図13は貫通電流入力パターン304の内容を示した図である。図13(a)は、2入力のセルにおけるn型トランジスタが縦積み構造の場合の貫通電流入力パターンである。図13(b)は、2入力のセルにおけるp型トランジスタが縦積み構造の場合の貫通電流入力パターンである。
【0101】
次に、図9から図13を用いて、2入力NANDセルを例に挙げて貫通電流検証方法を説明する。
【0102】
図9のステップS301のセル抽出工程では、ネットリスト301からトライステートセルを探索し、そのトライステートセルの出力端子に接続しているセル(以後、検証対象セルと呼ぶ)を抽出する。
【0103】
ステップS302のトランジスタスイッチング表作成工程では、トランジスタスイッチング表302を作成する。
【0104】
図10に例示するように、インバータセルの入力値が1の場合は、n型トランジスタが駆動して、p型トランジスタは駆動しない。インバータセルの入力値が0の場合は、n型トランジスタが駆動しないで、p型トランジスタが駆動する。インバータセルの入力値がハイインピーダンス状態の場合は、n型トランジスタ、p型トランジスタがともに駆動する。
【0105】
このような考え方で、図9のステップS302では、入力値に応じてトランジスタが駆動するか否かを表したトランジスタスイッチング表302を作成する。
【0106】
ステップS303のセル構造解析工程では、前記の抽出した検証対象セルのセル内部ネットリスト303を入力して、入力ピン毎にトランジスタが縦積み構造になっているトランジスタがn型トランジスタかp型トランジスタかを判断する。
【0107】
縦積み構造のトランジスタを判断する理由は、直列に接続しているトランジスタが駆動状態でなければ貫通電流が流れないからである。
【0108】
抽出した検証対象セルが、入力ピンとしてaピン、bピンを持つ2入力NANDであれば、図11(a)に示すように、aピン、bピン両方ともn型トランジスタが縦積み構造となる。よって、n型トランジスタが縦積み構造であることを記憶しておく。
【0109】
ステップS304の貫通電流入力パターン抽出工程では、縦積み構造のトランジスタが駆動する入力値を、トランジスタスイッチング表302から参照して、抽出セルが所有する入力ピンがハイインピーダンス状態になる場合の貫通電流入力パターンを作成する。
【0110】
抽出セルが2入力NANDであると、n型トランジスタが縦積み構造であるので、aピンにハイインピーダンス状態が入力されると、bピンはトランジスタスイッチング表302のn型トランジスタが駆動する条件である入力値1となるのが、貫通電流を流す貫通電流入力パターンとなる。
【0111】
具体的には次のとおりである。
【0112】
図11(a)に示す2入力NANDが貫通電流を流すのは、p型トランジスタQP3、n型トランジスタQN3、QN4が同時にONになる場合と、p型トランジスタQP4、n型トランジスタQN3、QN4が同時にONになる場合とである。
【0113】
前者の場合、aピンがハイインピーダンス状態の入力であると、p型トランジスタQP3、n型トランジスタQN3が同時ONになるので、あとは、n型トランジスタQN4が同時ONとなれば該当することになるが、それはbピンの入力値が1のときである。
【0114】
後者の場合、bピンがハイインピーダンス状態の入力であると、p型トランジスタQP4、n型トランジスタQN4が同時ONになるので、あとは、p型トランジスタQP3が同時ONとなれば該当することになるが、それはaピンの入力値が1のときである。
【0115】
したがって、図13(a)が2入力NANDの貫通電流入力パターンとなる。
【0116】
図9に戻って、ステップS305の貫通電流検証工程では、抽出した検証対象セルの入力ピンが貫通電流入力パターン304に該当することがあるかを確認する。検証対象セルが2入力NANDであれば、入力ピンが図13(a)に示す2種類の入力パターンになることがあるかを確認すればよい。すなわち、確認する入力パターンは、aピンがハイインピーダンス状態であると同時にbピンが入力値1になる場合と、bピンがハイインピーダンス状態であると同時にaピンが入力値1になる場合とであり、これらの場合には貫通電流が流れ、そうでない場合には貫通電流は流れない。
【0117】
以上のように、本実施の形態によれば、トランジスタスイッチング表から貫通電流入力パターンを作成することにより、抽出した検証対象セルの入力ピンが貫通電流入力パターンになることがあるか(貫通電流が流れるか)を、回路シミュレーションを行うことなく、高速に確認することが可能となる。
【0118】
(第5の実施の形態)
図17は、本発明の第5の実施の形態の貫通電流検証方法を示すフローチャートである。同図中の311は、半導体集積回路で使用されると予想される全てのセルの貫通電流入力パターンを格納した全セルの貫通電流入力パターンである。また、S301〜S305は第4の実施の形態と同じ工程を示す。
【0119】
次に、第5の実施の形態の貫通電流検証方法について、図14を用いて以下に説明する。
【0120】
第4の実施の形態と異なるのは、抽出した検証対象セルを決めてから貫通電流入力パターン304を作成するのではなく、半導体集積回路に含まれる全てのセルの貫通電流入力パターン311をあらかじめ作成しているところである。
【0121】
ステップS311の貫通電流入力パターン作成セル選択工程では、半導体集積回路に使用されると予想されるセル群の中から貫通電流入力パターンを作成すべきセルを検証候補セルとして選択する。
【0122】
全てのセルにおいて貫通電流入力パターンを作成したかを判断するステップS312では、セル群の中の全セルで貫通電流入力パターンを作成するまで、ステップS311の貫通電流入力パターン作成セル選択工程、ステップS303のセル構造解析工程およびステップS304の貫通電流入力パターン抽出工程を繰り返す。
【0123】
ステップS313の貫通電流入力パターン選択工程では、全セルの貫通電流入力パターン311から、ステップS301による抽出された検証対象セルの貫通電流入力パターンを選択する。
【0124】
以上のように、本実施の形態によれば、トランジスタスイッチング表から、あらかじめ、セル群の全てのセルの貫通電流入力パターンを作成することにより、検証対象セルの入力ピンが貫通電流入力パターンになることがあるかを、回路シミュレーションを行うことなく、高速に確認することが可能となる。
【0125】
図15はハイインピーダンス状態の発生した部分を示す。G401,G402はトライステートインバータで、それぞれの出力が共通接続されている。ネットN401は、ハイインピーダンス状態になったネットを示す。
【0126】
図16は、ハイインピーダンス状態の発生箇所に、ハイインピーダンス状態回避回路K401を挿入した結果である。ハイインピーダンス状態回避回路K401の出力がハイインピーダンス状態でないようにすれば、ハイインピーダンス状態を回避することが可能である。
【0127】
図17は、ハイインピーダンス状態の発生箇所に、バスホールド回路K402を挿入した結果である。これにより、バスホールド回路K402には、ハイインピーダンス状態になる以前の情報が保持されるため、ネットN401へ出力される信号がハイインピーダンス状態になったとしても、バスホールド回路K402以降の部分では、ハイインピーダンス状態が発生しない。
【0128】
【発明の効果】
以上説明したように、論理回路検証方法についての本発明によれば、トライステートセルの出力端子が複数個共通接続されている状況において、ハイインピーダンス状態発生箇所を正しく検証することができる。その結果として、事後の、ハイインピーダンス状態を回避するための処理や、実際に貫通電流が発生しないかどうかをチェックする処理へスムーズに移行することができるようになる。
【0134】
また、貫通電流改善方法についての本発明によれば、ハイインピーダンス状態が発生する箇所に対しハイインピーダンス状態を回避する回路、例えばバスホールド回路を挿入することで、ハイインピーダンス状態になる前の信号状態を保持することができるようになり、ハイインピーダンス状態を回避することができるようになる。それにより貫通電流の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における論理回路検証方法のハイインピーダンス状態発生箇所検証処理を示すフローチャート
【図2】 本発明の第1の実施の形態における論理回路検証方法のトライステートセルの出力端子が複数個共通接続された箇所抽出した結果を示す図
【図3】 本発明の第1の実施の形態における論理回路検証方法のトライステートセルのコントロール信号に繋がる回路を抽出した結果を示す図
【図4】 本発明の第2の実施の形態における貫通電流検証方法を示すブロック図
【図5】 本発明の第2の実施の形態における貫通電流検証方法を示すフローチャート
【図6】 本発明の第3の実施の形態における貫通電流検証方法で貫通電流の可能性情報を含むライブラリを追加する処理にかかわるフローチャート
【図7】 本発明の第3の実施の形態における貫通電流検証方法で貫通電流の可能性を検出する工程のセル内部のトランジスタ構成例を示す回路図
【図8】 本発明の第3の実施の形態における貫通電流検証方法を示すフローチャート
【図9】 本発明の第4の実施の形態における貫通電流検証方法のフローチャート
【図10】 本発明の第4の実施の形態における貫通電流検証方法のトランジスタスイッチング表を示す図
【図11】 本発明の第4の実施の形態における貫通電流検証方法での2入力NANDの回路図(a)と、2入力NORの回路図(b)
【図12】 本発明の第4の実施の形態における貫通電流検証方法でトランジスタ構造の判断を行った結果を示す図
【図13】 本発明の第4の実施の形態における貫通電流検証方法でのn型トランジスタが縦積み構造である場合の貫通電流入力パターンを示す図(a)と、p型トランジスタが縦積み構造である場合の貫通電流入力パターンを示す図(b)
【図14】 本発明の第5の実施の形態における貫通電流検証方法のフローチャート
【図15】 本発明の実施の形態において、ハイインピーダンス状態になった箇所を示す図
【図16】 本発明の実施の形態において、ハイインピーダンス状態発生箇所にハイインピーダンス状態回避回路を挿入した図
【図17】 本発明の実施の形態において、ハイインピーダンス状態発生箇所にバスホールド回路を挿入した図
【符号の説明】
41 論理回路図作成装置
42 ネットリスト入力部
43 ライブラリ入力部
44 検証部
45 エラー/ワーニング出力部
46 検証ルール記憶領域
301 ネットリスト
302 セル内部ネットリスト
303 トランジスタスイッチング表
304 貫通電流入力パターン
A 入力端子
B 入力端子
OUT 出力端子
C101,C102 コントロール端子
G101,G102 トライステートインバータ
G103 インバータ
G104 NORゲート
G401,G402 トライステートセル
N401 ハイインピーダンス状態ネット
K401 ハイインピーダンス状態回避回路
K402 バスホールド回路
S51 トライステートセルの出力端子検出処理
S52 ハイインピーダンス状態出力判別処理
S53 接続チェック処理
S54 入力端子検出処理
S55 トランジスタ対リスト作成処理
S56 貫通電流構成検出処理
S57 エラー出力処理
S61 トランジスタ検出処理
S62 トランジスタ対リスト作成処理
S63 貫通電流構成検出処理
S64 貫通電流非発生情報追加処理
S65 貫通電流発生情報追加処理
S81 トライステートセルの出力端子検出処理
S82 ハイインピーダンス状態出力判別処理
S83 エラー出力処理
S101 トライステートセル抽出工程
S102 トライステートセルのコントロール信号へ繋がる回路抽出工程
S103 コントロール信号調査工程
S104 排他チェック工程
S105 ハイインピーダンス状態チェック工程
S301 セル抽出工程
S302 トランジスタスイッチング表作成工程
S303 セル構造解析工程
S304 貫通電流入力パターン抽出工程
S305 貫通電流検証工程
S311 貫通電流入力パターン作成セル選択工程
S312 判断工程
S313 貫通電流入力パターン選択工程[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is used in a CAD device or the like for supporting design of an electronic circuit, and a logic circuit verification method for verifying whether or not a logic circuit in a created electronic circuit is correctly connected according to a protocol, and Through current improvement method It is about.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the scale of semiconductor chips has increased dramatically, and development of semiconductor integrated circuits has become the mainstream using CAD devices. Furthermore, it is very difficult to manually check the connection rules, and a method using a CAD device that automatically performs verification has been proposed (see Japanese Patent Laid-Open No. 10-334124).
[0003]
In this conventional logic circuit verification device, a net list indicating the connection state of the logic circuit is extracted from the circuit diagram created by the logic circuit diagram creation device, input to the net list input unit, and the logic list is input to the verification unit. It conveys circuit connection information.
[0004]
In addition, a library with high impedance control information is input to the library input section, and it is determined whether the tristate pin is directly connected to power supply or ground according to the flowchart and whether the next stage connection is independent or not. In addition, the floating state is determined, and information for each logic circuit is transmitted to the verification unit. Based on these, the verification unit determines whether the connection state of the logic circuit in the circuit diagram conforms to the rules based on the verification rule stored in the verification rule storage area, and the result is an error / warning. Output from the output section.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional logic circuit verification method and through current verification method, when performing floating and short check, the control terminal of the cell having the output terminal of the previous tri-state cell is directly connected to the power supply or ground. Need to be. Therefore, even if the potential is fixed upstream of the upstream circuit connected to this control terminal, etc., since the potential of the control terminal is not directly fixed, it is treated as a floating error. Since there is a possibility, when a designer avoids a problem in terms of a circuit, it is necessary to visually determine whether or not it is a pseudo error.
[0006]
Even if there is a terminal that outputs a high-impedance state, depending on the structure receiving the signal, a through current does not flow, and although there is a possibility that it will not cause a problem in the circuit, it is all handled as a floating error. Therefore, since this may also be a pseudo error, it is necessary for the designer to visually determine whether it is a pseudo error as described above.
[0007]
As described above, if the potential of the control terminal of the circuit having the output terminal of the tri-state cell is not directly fixed, it is recognized as a floating error regardless of the cell configuration of the next stage. It was necessary to visually check whether or not the design period was prolonged and the work efficiency was lowered.
[0008]
The present invention can automatically perform error determination even when the potential of a control terminal of a cell having an output terminal of a tristate cell, which has conventionally been visually checked, is not fixed, and is high. Logic that can automatically improve the work efficiency by shortening the design period and increasing efficiency by automatically recognizing the configuration on the receiving side of the impedance state and automatically detecting the problematic configuration in the high impedance state An object is to provide a circuit verification method and a through current verification method. In addition, a method for improving through current is proposed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The logic circuit verification method of the present invention solves the above-mentioned problem by taking the following measures. That is, A design apparatus having a netlist input unit, a library in which circuit information is stored, a verification rule storage unit in which verification rules are stored, and a verification unit that makes a determination based on the verification rules Semiconductor integrated circuit design Design method to do In Based on the net list input from the net list input unit, the verification unit, Extracting a portion where a plurality of output terminals of the tri-state cell are commonly connected; The verification unit Determining whether the input to the control terminal from the circuit connected to the control terminal of the extracted tri-state cell is exclusive; The verification unit A step of detecting that a high impedance state is generated at the common connection portion when the output terminals of all the tristate cells output a high impedance state among the cases where they are not exclusive.
[0010]
In this case, if the circuits connected to the control terminals of the plurality of tristate cells are extracted and the outputs from all the tristate cells are in a high impedance state by a combination of signals input to the control terminals, this is common. Assuming that the connected location is in the high impedance state, the location where the high impedance state is generated is detected.
[0011]
Thereby, in the situation where a plurality of output terminals of the tri-state cell are connected in common, the location where the high impedance state is generated can be correctly verified. As a result, it is possible to smoothly shift to a process for avoiding a high impedance state after the fact and a process for checking whether or not a through current actually occurs.
[0042]
In addition, the present invention about the through current improvement method, The verification unit In the logic circuit verification method described above, the high impedance state is avoided by inserting a high impedance state avoidance circuit for the location detected as the high impedance state, and more preferably, The verification unit In the above circuit change, the circuit change is performed by inserting a bus hold circuit at a location detected as a high impedance state.
[0043]
By inserting the bus hold circuit, the signal state before entering the high impedance state can be held. Thereby, generation | occurrence | production of a through current can be suppressed.
[0044]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a logic circuit verification method and a through current verification method according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0045]
(First embodiment)
The first embodiment of the present invention will be described based on the flow shown in FIG.
[0046]
In step S101, a portion where the output terminals of the tristate cells are commonly connected is extracted. The extracted result is shown in FIG.
[0047]
G101 and G102 surrounded by dotted lines in FIG. 2 are tristate inverters, and C101 and C102 are control terminals. The tri-state inverter functions as an ordinary inverter when a “High” input is input to the control terminal, and the output is in a high impedance state (Hiz) when a “Low” input is input.
[0048]
In the extracted circuit shown in FIG. 2, two output terminals of the tri-state inverters G101 and G102 are commonly connected.
[0049]
Next, in step S102, a circuit connected to the control terminals C101 and C102 of the tristate cell extracted in step S101 is extracted.
[0050]
FIG. 3 shows the result of extracting the circuits connected to the control terminals C101 and C102 of the tristate inverters G101 and G102 in the circuit extracted in step S101. IN101 and IN102 represent input terminals to the circuits G103 and G104 connected to the control terminals C101 and C102 of the tri-state inverters G101 and G102. G103 represents an inverter, and G104 represents a NOR gate.
[0051]
Next, in step S103, a signal input to the control terminal of the tristate cell is checked. In FIG. 3, it can be seen that when the inputs to the input terminals IN101 and IN102 are both “High”, the inputs to the control terminals C101 and C102 of the tristate inverters G101 and G102 are both “Low”.
[0052]
Next, in step S104, it is determined whether or not the input to the control terminal in the plurality of tri-state cells whose output terminals are commonly connected is not exclusive.
[0053]
In the example of the circuit of FIG. 3, it can be seen that the inputs to the control terminals C101 and C102 of the tristate inverters G101 and G102 are both “Low” and are not exclusive.
[0054]
Next, in step S105, it is checked whether the outputs of all the tristate cells extracted in step S101 are in a high impedance state with respect to the inputs to the control terminals that are not exclusive.
[0055]
In the circuit shown in FIG. 3, the outputs of the two tri-state inverters G101 and G102 in the extracted circuit are both in a high impedance state, and a location where the two outputs are connected in common is detected as a location where a high impedance state is generated. The
[0056]
The control terminals C101 and C102 of the two tristate inverters G101 and G102 are not directly fixed in potential. In such a case, in the prior art, all are unconditionally determined to be floating errors, which is a factor including pseudo errors.
[0057]
On the other hand, according to the present embodiment, only the actual high-impedance state occurrence location is correctly determined as a high-impedance state occurrence location. , It is determined that the high impedance state is not generated. That is, occurrence of a pseudo error can be avoided.
[0058]
Since it is possible to avoid a pseudo error in the verification of the high impedance state occurrence location, it is reasonable and efficient to check the processing to avoid the subsequent high impedance state and whether or not a through current actually occurs. Can be performed in an efficient manner. That is, the design period can be shortened and the efficiency can be improved, and the working efficiency can be improved.
[0059]
(Second Embodiment)
Next, a logic circuit verification method according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0060]
FIG. 4 is a block diagram showing a schematic configuration of a logic circuit verification apparatus according to the second embodiment of the present invention. In FIG. 4,
[0061]
The feature of this embodiment is that transistor level connection information is input to the library input to the
[0062]
Hereinafter, a method for verifying a cell receiving a high impedance state will be described in detail with reference to FIG.
[0063]
FIG. 5 is a flowchart showing processing in the
[0064]
The
[0065]
Next, a cell whose potential is not directly fixed to the control terminal and which may output a high impedance state is detected (step S52).
[0066]
Here, if there is no possibility that the cells having the output terminals of all the tristate cells output the high impedance state, the normal output terminal connection check is performed (step S53).
[0067]
Attention is paid to the cell connected to the next stage with respect to the cell determined to have the possibility of outputting the high impedance state in step S52. The target cell is extracted from the transistor level cell library, and the transistor set 1 connected to the input terminal of the target cell is detected (step S54).
[0068]
Next, a list of transistor pairs of a p-type transistor and an n-type transistor and one pair of terminals, that is, a drain terminal and a source terminal connected to each other, is created from the transistor set 1 detected in step S54 ( Step S55).
[0069]
Next, the connection destination of the other terminal of the transistor pair to which one terminal (drain and source) detected in step S55 is connected is checked to determine whether or not it is directly connected to the power supply and ground. (Step S56).
[0070]
In step S56, if there is no transistor pair having a terminal directly connected to the power source and the ground, no through current flows even when a high impedance state is input. Step S53) is performed.
[0071]
If there is a pair of transistors that are directly connected to the power supply and the ground, a through error flows when this terminal is in a high impedance state, and a floating error is output (step S57).
[0072]
As described above, according to the second embodiment, in the logic circuit verification process, when the potential of the control terminal of the circuit having the output terminal of the tristate cell is not directly fixed, there is an input in the high impedance state. However, since the floating error is determined according to the configuration of the cell in the next stage, it is possible to clearly recognize what was conventionally a pseudo error as not an error, and eliminate the need for subsequent visual confirmation. . Therefore, the design period can be shortened and the work efficiency can be improved.
[0073]
Also, since only existing libraries such as transistor level cell information such as SPICE netlist are used, it can be easily incorporated into the design flow.
[0074]
(Third embodiment)
Next, a logic circuit verification method according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0075]
FIG. 6 is a flowchart for adding information to the library input to the
[0076]
First, in order to add information on cells and input terminals in which a problem occurs in a high impedance state to the library input to the
[0077]
Next, a list of transistor pairs in which one terminal of each transistor, that is, a drain terminal and a source terminal is connected, is created from the transistor set 1 as a transistor pair of a p-type transistor and an n-type transistor (step S62).
[0078]
In the list of transistor pairs created here, it is determined whether or not the terminal connected to each other and the other terminal are directly connected to the power supply and the ground (step S63).
[0079]
In step S63, if there is no transistor pair having a terminal directly connected to the power supply and the ground, no through current flows even when a high impedance state is input. A pin having no problem even in the state is added to the cell library information (step S64).
[0080]
In addition, if there is a transistor pair that is directly connected to the power supply and the ground in the transistor pair list connected to each input terminal, a through current flows when this terminal enters a high impedance state. Is added to the cell library as a floating error in response to the input (step S65).
[0081]
Next, the connection determination in step S63 in FIG. 6 will be described using an example with reference to FIG.
[0082]
For example, a case will be described where cells having transistor connection information as shown in FIGS. 7A and 7B exist in the library.
[0083]
In the case of FIG. 7A, the input terminal A is connected to one p-type transistor and one n-type transistor, and the terminals are connected to each other through the OUT terminal. The other terminal connected to each other is directly connected to the power supply and the ground. Therefore, a through current flows when the input terminal A is in a high impedance state. Therefore, information that causes a floating error when a high impedance state is input is added to the library.
[0084]
Further, in the case of FIG. 7B, there are two input terminals A and B, and the transistor connected to the input terminal A has a structure in which a through current flows as in FIG. Add the information.
[0085]
As for the transistor connected to the input terminal B, there is one transistor pair having terminals connected to each other by a p-type transistor and an n-type transistor (Q P1 And Q N1 ), One transistor Q P1 Is connected to the power supply, while the other transistor Q is connected to the power supply. N1 Since the other terminal is not directly connected to the ground, it is not determined that a through current flows.
[0086]
Next, a method for verifying a cell that receives a signal when a high impedance state is output will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0087]
First, a net list having circuit connection information is read, and a cell having a tristate cell output terminal is detected (step S81).
[0088]
Next, it is determined whether there is a possibility that the detected cell outputs an output in a high impedance state (step S82).
[0089]
If there is no possibility of outputting a high impedance state, the through current detection process is terminated.
[0090]
If there is a possibility of outputting a high impedance state, check the cell and input terminal connected to the next stage, perform verification processing with a library that has information on whether or not a through current flows when inputting in the high impedance state, If the cell and pin match, a floating error is output (step S83).
[0091]
When the process of step S83 is compared with the case of the second embodiment, it corresponds to a case in which steps S54, S55, and S56 of FIG. 5 are omitted, and a great simplification is performed.
[0092]
As described above, according to the third embodiment, in the logic circuit verification processing, the terminal through which the through current flows through the input in the high impedance state is determined from the cell information at the transistor level in advance, and the through circuit is created. The verification processing time for whether or not current flows can be shortened compared to the second embodiment, and the design period can be further shortened.
[0093]
(Fourth embodiment)
9 to 13 show a fourth embodiment of the present invention.
[0094]
FIG. 9 is a flowchart illustrating a through current verification method according to the fourth embodiment. In FIG. 9,
[0095]
FIG. 10 is a diagram showing the contents of the transistor switching table 302.
[0096]
FIG. 11A is a diagram showing a transistor configuration of a 2-input NAND cell. FIG. 11B is a diagram showing a transistor configuration of a 2-input NOR cell.
[0097]
FIG. 12 is a diagram showing a result of analyzing a transistor structure in the case of a two-input NAND.
[0098]
A vertically stacked structure is defined as a structure in which p-type transistors or n-type transistors are connected in series. A laterally stacked structure is defined as a structure in which p-type transistors or n-type transistors are connected in parallel.
[0099]
An example of a vertically stacked structure of n-type transistors is a NAND cell. An example of a vertically stacked structure of p-type transistors is a NOR cell.
[0100]
FIG. 13 is a diagram showing the contents of the through
[0101]
Next, a through current verification method will be described with reference to FIGS. 9 to 13 by taking a 2-input NAND cell as an example.
[0102]
In the cell extraction process of step S301 in FIG. 9, a tristate cell is searched from the
[0103]
In the transistor switching table creation step in step S302, the transistor switching table 302 is created.
[0104]
As illustrated in FIG. 10, when the input value of the inverter cell is 1, the n-type transistor is driven and the p-type transistor is not driven. When the input value of the inverter cell is 0, the n-type transistor is not driven and the p-type transistor is driven. When the input value of the inverter cell is in a high impedance state, both the n-type transistor and the p-type transistor are driven.
[0105]
Based on this concept, in step S302 of FIG. 9, a transistor switching table 302 is generated that indicates whether or not the transistor is driven according to the input value.
[0106]
In the cell structure analysis step of step S303, the extracted cell
[0107]
The reason for judging the vertically stacked transistors is that a through current does not flow unless the transistors connected in series are in a driving state.
[0108]
If the extracted verification target cell is a two-input NAND having an a pin and a b pin as input pins, as shown in FIG. 11 (a), n-type transistors are vertically stacked on both the a pin and the b pin. . Therefore, it is remembered that n-type transistors have a vertically stacked structure.
[0109]
In the through current input pattern extraction step of step S304, the input value driven by the vertically stacked transistor is referred to from the transistor switching table 302, and the through current input when the input pin owned by the extraction cell enters the high impedance state Create a pattern.
[0110]
When the extraction cell is a two-input NAND, the n-type transistors have a vertically stacked structure. Therefore, when a high impedance state is input to the a pin, the b pin is a condition for driving the n-type transistor of the transistor switching table 302. An input value of 1 is a through current input pattern for passing through current.
[0111]
Specifically, it is as follows.
[0112]
The two-input NAND shown in FIG. 11A causes a through current to flow through the p-type transistor Q. P3 N-type transistor Q N3 , Q N4 And p-type transistor Q P4 N-type transistor Q N3 , Q N4 Are turned on at the same time.
[0113]
In the former case, if the a pin is an input in a high impedance state, the p-type transistor Q P3 N-type transistor Q N3 Will be turned on at the same time. N4 This is the case when the two are simultaneously turned on, which is when the input value of the b pin is 1.
[0114]
In the latter case, if the b pin is an input in a high impedance state, the p-type transistor Q P4 N-type transistor Q N4 Are turned on at the same time. P3 This is the case when the two are simultaneously turned on, when the input value of the a pin is 1.
[0115]
Therefore, FIG. 13A is a through-current input pattern of 2-input NAND.
[0116]
Returning to FIG. 9, in the through current verification process in step S <b> 305, it is confirmed whether the extracted input pin of the verification target cell may correspond to the through
[0117]
As described above, according to the present embodiment, by creating a through current input pattern from the transistor switching table, whether the input pin of the extracted verification target cell may become a through current input pattern (the through current is It can be confirmed at high speed without performing circuit simulation.
[0118]
(Fifth embodiment)
FIG. 17 is a flowchart showing a through current verification method according to the fifth embodiment of the present invention. In the figure,
[0119]
Next, a through current verification method according to a fifth embodiment will be described below with reference to FIG.
[0120]
Unlike the fourth embodiment, the through
[0121]
In the through current input pattern creation cell selection step in step S311, a cell in which a through current input pattern is to be created is selected as a verification candidate cell from a group of cells expected to be used in the semiconductor integrated circuit.
[0122]
In step S312 for determining whether or not a through current input pattern has been created in all cells, the through current input pattern creation cell selection step in step S311 until step S311 creates a through current input pattern in all cells in the cell group, step S303 The cell structure analysis step and the through current input pattern extraction step in step S304 are repeated.
[0123]
In the through current input pattern selection step in step S313, the through current input pattern of the verification target cell extracted in step S301 is selected from the through
[0124]
As described above, according to the present embodiment, the input pin of the verification target cell becomes the through current input pattern by creating the through current input pattern of all the cells of the cell group in advance from the transistor switching table. It is possible to check at high speed without performing circuit simulation.
[0125]
FIG. 15 shows a portion where the high impedance state occurs. G401 and G402 are tri-state inverters, and their outputs are connected in common. A net N401 indicates a net in a high impedance state.
[0126]
FIG. 16 shows the result of inserting the high impedance state avoidance circuit K401 at the location where the high impedance state occurs. If the output of the high impedance state avoidance circuit K401 is not in the high impedance state, the high impedance state can be avoided.
[0127]
FIG. 17 shows the result of inserting the bus hold circuit K402 at the location where the high impedance state occurs. Thereby, since the information before the high impedance state is held in the bus hold circuit K402, even if the signal output to the net N401 is in the high impedance state, in the portion after the bus hold circuit K402, High impedance state does not occur.
[0128]
【The invention's effect】
As explained above, Logic circuit verification method According to the present invention, a high impedance state occurrence location can be correctly verified in a situation where a plurality of output terminals of the tristate cell are commonly connected. As a result, it is possible to smoothly shift to a process for avoiding a high impedance state after the fact and a process for checking whether or not a through current actually occurs.
[0134]
Further, according to the present invention for the through current improvement method, a signal state before entering the high impedance state by inserting a circuit that avoids the high impedance state, for example, a bus hold circuit, at a location where the high impedance state occurs. Can be held, and a high impedance state can be avoided. Thereby, generation | occurrence | production of a through current can be suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a high impedance state occurrence location verification process of a logic circuit verification method according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a result of extracting a portion where a plurality of output terminals of a tristate cell are commonly connected in the logic circuit verification method according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 3 is a diagram showing a result of extracting a circuit connected to a control signal of a tristate cell in the logic circuit verification method according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 4 is a block diagram showing a through current verification method according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing a through current verification method according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a flowchart related to a process of adding a library including possibility information of a through current in the through current verification method according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a circuit diagram showing a transistor configuration example inside a cell in a step of detecting the possibility of a through current by the through current verification method according to the third embodiment of the present invention;
FIG. 8 is a flowchart showing a through current verification method according to the third embodiment of the present invention;
FIG. 9 is a flowchart of a through current verification method according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a transistor switching table of the through current verification method according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a circuit diagram (a) of a two-input NAND and a circuit diagram (b) of a two-input NOR in the through current verification method according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a result of determining a transistor structure by a through current verification method according to the fourth embodiment of the present invention;
FIG. 13A is a diagram showing a through current input pattern when n-type transistors have a vertically stacked structure in the through current verification method according to the fourth embodiment of the present invention, and FIG. (B) which shows a penetration current input pattern in the case of
FIG. 14 is a flowchart of a through current verification method according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a diagram showing a portion in a high impedance state in the embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a diagram in which a high-impedance state avoidance circuit is inserted at a high-impedance state occurrence location in the embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a diagram in which a bus hold circuit is inserted at a high impedance state occurrence location in the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
41 Logic circuit diagram creation device
42 Netlist input section
43 Library input section
44 Verification Department
45 Error / warning output section
46 Verification rule storage area
301 Netlist
302 Cell internal netlist
303 Transistor switching table
304 Through-current input pattern
A Input terminal
B Input terminal
OUT output terminal
C101, C102 Control terminal
G101, G102 Tri-state inverter
G103 inverter
G104 NOR gate
G401, G402 Tri-state cell
N401 High impedance state net
K401 High impedance state avoidance circuit
K402 Bus hold circuit
S51 Tristate cell output terminal detection processing
S52 High impedance state output discrimination processing
S53 Connection check process
S54 Input terminal detection process
S55 Transistor pair list creation process
S56 Through current configuration detection processing
S57 Error output processing
S61 Transistor detection processing
S62 Transistor pair list creation processing
S63 Through current configuration detection processing
S64 Through current non-occurrence information addition processing
S65 Through current generation information addition processing
S81 Tristate cell output terminal detection processing
S82 High impedance state output discrimination processing
S83 Error output processing
S101 Tristate cell extraction process
S102 Circuit extraction process connected to control signal of tri-state cell
S103 Control signal investigation process
S104 Exclusive check process
S105 High impedance state check process
S301 Cell extraction process
S302 Transistor switching table creation step
S303 Cell structure analysis process
S304 Through-current input pattern extraction process
S305 Through current verification process
S311 Through current input pattern creation cell selection step
S312 judgment process
S313 Through current input pattern selection process
Claims (3)
前記ネットリスト入力部から入力されたネットリストに基づいて前記検証部が、トライステートセルの出力端子が複数個共通接続されている箇所を抽出する工程と、
前記検証部が、前記抽出したトライステートセルのコントロール端子に接続されている回路から前記コントロール端子への入力が排他であるか否かを判定する工程と、
前記検証部が、排他にならない場合のうち全てのトライステートセルの出力端子がハイインピーダンス状態を出力している場合には前記共通接続箇所にハイインピーダンス状態が発生すると検出する工程とを含むことを特徴とする論理回路検証方法。Design for designing a semiconductor integrated circuit by a design apparatus having a net list input unit, a library in which circuit information is stored, a verification rule storage unit in which verification rules are stored, and a verification unit that makes a determination based on the verification rules In the method
Based on the net list input from the net list input unit, the verification unit, the step of extracting a location where a plurality of tristate cell output terminals are commonly connected;
The step of determining whether or not the input to the control terminal from the circuit connected to the control terminal of the extracted tristate cell is exclusive, the verification unit ;
A step of detecting when a high impedance state occurs in the common connection portion when the output unit of all the tri-state cells outputs a high impedance state among cases where the verification unit is not exclusive. A characteristic logic circuit verification method.
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