JP3979593B2 - Flat handrail and its mounting method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行困難な者等が、手又は肘先部分(以下「下腕部」という。)を滑らせつつ身体を支持できるフラット手すりと、その取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、高齢者、病人等の歩行が困難な者に対して、部屋や廊下等に手すりを設けて、歩行を補助することが行われている。しかるに高齢者、病人等は、手の握力が弱いために、手すりを握って身体を支えることが困難な場合も多い。このため、手の平や下腕部を乗せて体重を寄り掛け、手の平や下腕部を滑らせながら歩行できる手すりが提案されている(特許文献1)。
【0003】
この従来技術を図10に示す。すなわち手すり部材10は、本体部10Aと、握り部10Bとを有しており、この本体部は、壁面Wへの取付け面11と、歩行者の下腕部を支持可能な平坦面12を備えている。また握り部10Bは、本体部10Aから歩行者側に延出し、その上部19が平坦面12より上方に突出するように形成してある。
【0004】
【特許文献1】
特開平8‐114016号公報(第1-5頁、第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記の従来技術では、次の改良すべき問題があった。第1に、平坦面12の先端部には、握り部10Bを積極的に設けると共に、この握り部は、この平坦面に乗せた下腕部がすべり落ちないように、その上部19がこの平坦面より上方に突出するように形成してある。しかるに平坦面12から突出した上部19が設けてあると、この突出した上部が邪魔になって、花瓶や置物等を水平に置くことが困難となる。一方、歩行補助が必要で無くなった場合や、将来的に必要になるまでは、この手すりに置物等を置くことができれば、利用価値が大幅に向上する。
【0006】
第2に、握り部10Bを積極的に設ける以上、できるだけ手の平で握り易い形状にするのが自然であり、そのためには平坦面12から突出した上部19の頂点は、自ずから滑らかな円弧断面形状に形成することになる。しかるに滑らかな円弧断面形状に形成すると、摩擦力が低下して、平坦面12に乗せた手の平や下腕部が外側に滑り落ち易くなる。したがって手の平で握り易い形状にし、かつ手の平や下腕部が外側に滑り落ち難くなるようにするためには、上記特許文献1の添付図6に記載してあるように、握り部10Bの上部19は、平坦面12からある程度高く突出した位置になる。このため平坦面12に下腕部を乗せ、体重を掛けて滑らせる場合に、手首や肘がこの円弧断面形状の頂点と、いわば線接触の状態で当たることになって痛くなる場合がある。特に肉付の落ちた高齢者等や体力が低下している者にとっては、手首や腕の骨が、円弧断面形状の頂点に直接当たることになるため痛みが増す。
【0007】
ところで歩行困難な場合には、体力が低下して握力も弱っている場合が多く、握り部10Bを握って身体を支えつつ歩行することは困難である。一方握り部10Bを握って身体を支える程度の握力がある場合には、平坦面12の端部を掴めば、十分身体を支えることができる。したがって握り部10Bを、あえて平坦面12に設ける必要はないと考えられる。
【0008】
第3に、手すりを長手方向に連結して使用する場合には、連結の際やその後の経年変化等によって、この連結部分に段差が生じ易い。第4に、廊下の曲がり角等では、手すりを曲がり角の角度にあわせて切断し、この切断面を相互に連結する必要があるが、連結の際やその後の経年変化等によって、この連結部分に段差が生じ易い。第5に、長尺な手すりを、所定の取り付け位置に保持しつつ、直接ビス等で壁面に固定するのは手間が掛かる。
【0009】
そこで本発明は、上述した従来技術の実用上の問題点を改良したフラット手すりと、その取付方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明によるフラット手すりの第1の特徴は、壁面への取付け部と、この取付け部に突設した手すり部とを有し、この手すり部の上面は、床面と少なくとも長手方向に平行な手すり面であって、この手すり面には長手方向に連続する指ガイド部が設けてあり、一方この手すり部の下面は、全面が平らの水平面になっていることにある。そして上記手すり面と水平面との上下を逆にして上記壁面へ取り付け、この水平面を水平棚として使用することができる。
【0011】
また本発明によるフラット手すりの第2の特徴は、上記特徴1に記載した指ガイド部は、上記手すり面の外側端より内側に向かって所定の幅を有する平坦面と、この平坦面より所定の寸法だけ低くかつ所定の幅を有する内側面との段差であることにある。さらに本発明によるフラット手すりの第3の特徴は、上記特徴1に記載した指ガイド部は、突起部を備え、この特徴1に記載した手すり面において、この突起部を挟んだ外側と内側とは平坦面であって、この突起部の断面は、高さが約3mmの半円形状であることにある。
【0012】
このように発明を構成することによって、次の作用効果を得ることができる。第1に、手の平や下腕部を乗せる手すり面と反対側の面は、水平面になっているため、この面を上面にして取り付ければ、突起部がない全面が平らな水平棚としても使用できる。したがって、歩行補助が必要でなくなった場合や、将来において歩行補助が必要になるまでは、置物や、花瓶等を乗せる棚として使用できるので、利用価値が大幅に向上する。
【0013】
第2に、手すり部に例えば段差または突起部からなる指ガイドを設けているので、この手すり部に手の平や下腕部を乗せて滑らせつつ歩行する場合に、指先等をこの指ガイドに沿わせることによって、この手すり部に乗せた手の平や下腕部の位置が確認できる。このため手の平や下腕部がこの手すり部の外側にずれることが回避され、この手すり部から滑り落ちるのを防止できる。第3に、指ガイドとして、例えば段差または突起部を形成することによって、この段差等が手の平や下腕部が外側に滑る動きに対して摩擦抵抗が発生し、滑り落ちるのを防止できる効果が得られる。なお手の平や下腕部が外側に滑る動きに対して摩擦抵抗を発生させるためには、段差または突起部は、指で感触が得られる程度の高さに形成しておけば十分である。
【0014】
第4に、手の平や下腕部を乗せる手すり面には、上方に突出した握り部を積極的には設けていないので、体重を掛けて滑らせる場合に、手首や肘がこの突出した部分に当たって痛くなることを回避できる。すなわちこの手すり面には、長手方向に連続する段差または突起部だけ形成されている。しかるに、この段差は上述したようにわずかな高さで足り、かつこの段差の外側は所定の幅を有する平坦面になっているため、この平坦面に手首や肘が当たっても、荷重が平坦面に分散されるので、痛みが生じるのを回避できる。また突起部も、上述したようににわずかな高さで足りるため、手首や肘が当たる感触は低く、痛みが生じることはない。
【0015】
本発明によるフラット手すりの第4の特徴は、上記特徴1〜3のいずれかに記載した手すり部の水平面には、長手方向に連続する連結用溝が形成されていることにある。そしてこの連結用溝には、連結補強部材が嵌合可能であって、この連結補強部材は、上記手すり部を連結する場合に、その連結部に連続して嵌合させて、その連結部の段差を解消するものである。
【0016】
すなわち、フラット手すりを長手方向に連結する連結部に段差があると、歩行時に手の平や下腕部が引っ掛かって、容易に滑らせることができなくなる。しかるに段差が生じないように、長尺のフラット手すりの位置合わせをしつつ壁面に固定するのは、多大な労力が必要となる。また例え段差が生じないように取付けても、長年の使用による経年変化等によって、連結部に段差が生じてしまうことも多い。そこで連結部に連結補強部材を取付けて、連結部を強制的に固定することによって、連結時の位置合わせを容易にすると共に、経年変化等による段差が生じることを防止することができる。また連結補強部材を、長手方向に連続する連結用溝に嵌合させることによって、棚として使用する場合の水平な面を確保することができると共に、壁面と直交する方向に段差が生じるのを防止することができる。
【0017】
本発明によるフラット手すりの第5の特徴は、上記特徴1〜4のいずれかの1に記載した手すり部の外側端との間に所定の厚さの表面層を残して、上記取付け部の壁面への取付け面から、この手すり部の外側端に向かって、所定の角度で開口するV溝を切り欠き、このV溝の頂部に位置する表面層を屈曲して、このV溝の切り欠き面を接合したコーナー部を有することにある。
【0018】
すなわち、廊下の曲がり角等のコーナー部分では、そのコーナーの角度に合わせてフラット手すりを切断して、互いに切断面を合わせるようにして連結する必要がある。しかるに連結の際に、この切断面に段差が全く生じないように、フラット手すりを壁面に固定するのは困難であるため、この段差を削る等の仕上げ作業が必要になる。また経年変化等によって、切断面に段差が生じる場合も多く、この場合には段差を削って再塗装を行う等、大掛かりな補修作業が必要になる。そこでコーナー部の頂部に、連続部分からなる折り曲げ可能な厚さの表面層を残してV溝を切り欠き、この連続部分を折り曲げて、V溝の切り欠き面を合わせるように接合すれば、取付けの際にも、経年変化によっても、垂直方向及び水平方向のいずれにも段差が生じない。またV溝の切り欠き角度を変更するだけで、異なったコーナー角度に合わせて、手すりを容易に連結することができる。
【0019】
また上述した従来例の手すりでは、図10に示したように、握り部10Bを設けており、この握り部を握り易い形状にするために、外端を円弧断面形状に形成している。しかるに手すりの外端を円弧断面形状にすると、V溝を切り欠いたときに、このV溝の頂部と外側表面との間には、微小な円弧長さの表面層だけが残る。したがって、このような微小面積の連続部分を屈曲してコーナー部を形成すると、この表面層が切れてしまったり、しわが生じるという問題があった。
【0020】
一方本発明では、握り部を積極的には設けていないので、手すりの外端を円弧断面形状にする必要が無く、後述するように手すりの外端を例えば矩形断面形状にするだけで足りる。したがって、V溝を切り欠いたときに、このV溝の頂部と外側表面との間には、外端面の高さ分の表面層を残すことができるため、この表面層が切れてしまったり、しわが生じたりすることなくコーナー部を形成することができる。したがって、直線部分、コーナー部分および出隅部分等を、1本の直材を使用して、連続形成することができる。
【0021】
本発明によるフラット手すりの取付け方法の第6の特徴は、上記特徴1〜5のいずれかの1に記載した取付け部を、接着部材で上記壁面へ仮止めし、その後に上記取付ネジによって上記壁面に固定することにある。
【0022】
すなわち長尺なフラット手すりを、所定の取り付け位置に保持しつつ、直接取付けネジによって壁面に取付けるのは容易なことではなく、また取り付け後の位置修正も容易ではない。一方例えば両面接着部材を用いれば、比較的容易にフラット手すりを所定の位置に仮止めすることができる。また、仮止めであるため位置を修正することも容易となる。したがって、まずフラット手すりを接着部材で仮止めし、その後に取付けネジで最終的に固定するようにすれば、容易に所定の取り付け位置に固定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照しつつ、本発明によるフラット手すりの構成を説明する。すなわちフラット手すりは、木紛を混入した硬質発泡樹脂を一体的に押出成型したものであって、木目感と抗菌性とを有する。そしてこのフラット手すりは、高さが約75mm、幅が約10mmの縦長矩形断面を有する取付け部1と、この取付け部の外側面11の中央部に突設した、突出長さが約70mm、厚みが約20mmの手すり部2とを有している。手すり部2の上下面の一方は、床面と長手方向に平行な手すり面21になっている。そして手すり面21には、その外側端より内側に向かって幅が約20mmの平坦面211と、この平坦面より約3mmの段差213だけ低く、かつ幅が約40mmの平坦面な内側面212とが形成してある。また手すり部2の上下面の他方は、水平面22になっている。
【0024】
また手すり部2の水平面22には、長手方向に連続する連結用溝221が形成され、後述するようにこの連結用溝には、この手すり部の連結部の段差を解消するための連結補強部材23が嵌合する。また取付け部1の外側面11には、その中央部に突設した手すり部2を挟んで両側に、長手方向に連続する取り付けネジ用溝12,12が設けてあり、後述するようにこの取り付けネジ用溝には、取り付けネジ14の頭部をカバーする化粧板13が嵌合する。
【0025】
なお図2は、手すり面21を上面にして壁に取り付け、フラット手すりとして使用する場合を示している。一方図3は、水平面22を上面にして壁に取り付け、水平棚として使用する場合を示している。また図3に示すように、水平面22を上面にする場合には、この水平面の全面を平らにするため、連結用溝221には、連結補強部材23として長尺材を使用し、長手方向に段差が生じないように連続して嵌合させる。一方図2に示すように、水平面22を下面にする場合には、この水平面の全面を平らにする必要はなく、連結用溝221には、手すり部2の連結部分にのみ、短い連結補強部材23を嵌合させてもよい。
【0026】
図4〜図6を参照しつつ、本発明の他の実施の形態を説明する。なお図1〜図3に示す構成要素に対応する番号は、それぞれ1000を加えた番号にしてある。すなわちフラット手すりは、上述したものと同様に、木紛を混入した硬質発泡樹脂を一体的に押出成型したものであって、高さが約75mm、幅が約10mmの縦長矩形断面を有する取付け部1001と、この取付け部の外側面1011の中央部に突設した、突出長さが約70mm、厚さが約20mmの手すり部1002とを有している。手すり部1002の上下面の一方は、床面と少なくとも長手方向に水平な手すり面1021であって、この手すり面には指ガイド部として、長手方向に連続し、かつこの手すり面の外側端と平行にそれぞれ配列した、高さが約3mmの2個の突起部1214が設けてある。なお突起部1214の断面は、半円形状に形成してある。また手すり面1021には、その外側端から内側に向かって、約3mmの段差1213を有し、幅が約20mmの平坦面1211が形成してある。なお段差1213は、指先のガイドと、手の平や下腕部が外側に滑り落ちるのを防止する摩擦抵抗とを生み出して、突起部1214と同じ機能を補強するものであるが、この段差が無いように平坦面1211を形成してもよい。
【0027】
また手すり部1002の水平面1022には、長手方向に連続する連結用溝1221が形成され、後述するようにこの連結用溝には、この手すり部の連結部の段差を解消するための連結補強部材1023が嵌合する。また取付け部1001の外側面1011には、その中央部に突設した手すり部1002を挟んで両側に、長手方向に連続する取り付けネジ用溝1012,1012が設けてあり、後述するようにこの取り付けネジ用溝には、取り付けネジの頭部をカバーする化粧板1013が嵌合する。
【0028】
なお図5は、手すり面1021を上面にして壁に取り付け、フラット手すりとして使用する場合を示ししている。一方図6は、水平面1022を上面にして壁に取り付け、水平棚として使用する場合を示している。
【0029】
次に図7を参照しつつ、上述したフラット手すりの取り付け方法を説明する。
まず壁3の下端と床4の左端とのコーナーに沿って、幅木7を取り付ける。幅木7の上端部は、長手方向に切り欠き部7aが形成されており、この切り欠き部と壁3との間で形成される縦溝に、腰壁6をその下端部を差し込んでこの壁にネジ止めする。なお腰壁6の左右側端は、それぞれ凹凸面に形成してあって、この凹凸を互いに差し込んで連結する。そして腰壁6の上端部に、取り付け板5を両面接着テープ(図示せず。)で壁3に仮止めする。なお取り付け板5の下端部は、長手方向に切り欠き部5aが形成されており、この切り欠き部が腰壁6の上端部を覆うようにして、この取り付け板を壁3に接着する。なお取り付け板5は、腰壁6の上端面に当接して取り付けることで高さと水平とを確保するが、必要に応じて壁3から剥がして取り付け位置を修正する。
【0030】
取り付け板5の外側面には、長手方向に水平溝5bが形成してあり、この水平溝に両面接着テープ(図示せず。)を貼り付けた後に、フラット手すりの取り付け部1を嵌合接着する。そして後述するように、フラット手すりを長手方向にそれぞれ連結し、連結部の段差や、水平の狂いが生じていないことを確認した後に、取り付けネジ用溝12,12に取り付けネジ14をねじ込んで、壁3に固定する。最後に取り付けネジ用溝12,12に、化粧板13を嵌合接着させ、取り付けネジ14の頭部をカバーする。
【0031】
フラット手すりを長手方向にそれぞれ連結する場合には、強制的に垂直及び水平方向に段差が生じないように、連結補強部材23を水平面22に設けた連結溝221に嵌合接着した後に、取り付けネジ14によって壁3に固定する。なお連結部分は、接着剤で固定する。またフラット手すりの上下を逆にする場合は、取り付けネジ14を取り外し、取り付け板5の水平溝5bに両面テープで接着したフラット手すりを引き剥がして、上下を逆にしてこの水平溝に再度嵌合接着し、この取り付けネジで壁3に固定し直すだけでよい。
【0032】
図8〜図9を参照しつつ、フラット手すりのコーナー部の形成手段を説明する。図8はコーナー部の角度が90度の場合を示している。すなわちまず図8(A)のように、取り付け部2から手すり部1に向かって、90度のV溝8を切り欠く。V溝8の頂部8bと、手すり部1の外側端面との間には、3〜5mm厚さの表面層を残している。次に図8(B)に示すように、V溝8の頂部8bに位置する表面層を直角に曲げて、このV溝の切り欠き面8a,8aを合わせて、接着剤等で接合する。したがってコーナー部の外側表面は連続一体に屈曲されるため、この部分に段差は生じ得ない。またこの外側表面が一体的に連がって分離していないために、コーナー部の上下面にも段差が生じ難くなる。
【0033】
図9は、コーナー部の角度が120度の場合を示している。すなわちまず図9(A)のように、取り付け部1002から手すり部1001に向かって、60度のV溝1008を切り欠き、次に図9(B)に示すように、このV溝の頂部1008bに位置する表面層を60度だけ曲げ、このV溝の切り欠き面1008a,1008aを合わせて、接着剤等で接合する。したがって、V溝1008の切り欠き角度を変更することによって、任意のコーナー部の角度に対応するフラット手すりを形成することができる。
【0034】
なおフラット手すりは、木紛を混入した硬質発泡樹脂に限らず、他の合成樹脂や、アルミ等の金属材料を使用することもできる。またフラット手すりの表面を弾力性に富んだプラスチック材等で覆うことによって、転倒等の不測の場合の打撲等を軽減することができる。さらに指ガイド部を構成する突起部1214は、2列に限らず、1列でも3列以上であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
第1に、手の平や下腕部を乗せる面と反対側を、水平面に形成することによって、この水平面を上側にして取り付ければ、歩行補助が必要になるまで等に、突起部が無い全面が平らな水平棚としても使用できるので、利用価値が大幅に向上する。第2に、例えば手すり面に長手方向に連続する段差や、手すり面の外側端と平行な突起部からなる指ガイド部を設けることによって、指先をガイドしつつ手の平や下腕部を容易に滑らせることができると共に、この段差や突起部によって生じる摩擦抵抗により、手の平や下腕部が滑り落ちてしまうことを回避できる。
【0036】
第3に、手の平や下腕部を乗せる手すり面には、上方に突出した握り部を積極的には設けていないので、体重を掛けて滑らせる場合に、手首や肘がこの突出した部分に当たって痛くなることを回避できる。第4に、連結補強部材を連結用溝に嵌合させて、連結部を強制的に固定することによって、連結時の位置合わせを容易にすると共に、経年変化等による段差が生じることを防止することができる。また連結補強部材を、連結用溝に嵌合させることによって、棚として使用する場合の水平な面を確保することができる。
【0037】
第5に、コーナー部分を、その頂部に連続部分からなる折り曲げ可能な厚さの表面層を残してV溝を切り欠き、この連続部分を折り曲げてV溝の切り欠き面を合わせるように接合して形成することによって、取付けの際にも、経年変化によっても、垂直方向及び水平方向のいずれにも段差が生じない。またV溝の切り欠き角度を変更するだけで、異なったコーナー角度に合わせて、手すりを容易に連結することができる。したがって、直線部分、コーナー部分および出隅部分を、1本の直材で、連続形成することができる。第6に、まずフラット手すりを接着部材で仮止めし、その後に取付けネジで最終的に固定するようにすることによって、長尺なフラット手すりを、容易に所定の取り付け位置に固定することができる。また仮止めであるため、取り付け高さや平行度を容易に修正することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フラット手すりの斜視図である。
【図2】 手すりとして使用する場合のフラット手すりの断面図である。
【図3】 水平棚として使用する場合のフラット手すりの断面図である。
【図4】 他のフラット手すりの斜視図である。
【図5】 手すりとして使用する場合の他のフラット手すりの断面図である。
【図6】 水平棚として使用する場合の他のフラット手すりの断面図である。
【図7】 フラット手すりの取り付け構造を示す断面図である。
【図8】 フラット手すりの90度コーナー部の説明図である。
【図9】 フラット手すりの120度コーナー部の説明図である。
【図10】 従来例による手すりの断面図である。
【符号の説明】
1,1001 取り付け部
12,1012 取り付けネジ用溝
13,1013 化粧板
14 取り付けネジ
2,1002 手すり部
21,1021 手すり面
211,1211 平坦面
212,1212 内側面
213,1213 段差
1214 突起部
22,1022 水平面
221,1221 連結用溝
23,1023 連結補強部材
3 壁面
4 床面
5 取り付け板
6 腰壁
7 幅木[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a flat handrail capable of supporting a body while a person who has difficulty walking or the like slides a hand or an elbow tip portion (hereinafter referred to as “lower arm portion”), and a method for attaching the flat handrail.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for people who are difficult to walk, such as elderly people and sick people, handrails are provided in rooms, hallways, etc. to assist walking. However, elderly people, sick people and the like often have difficulty in supporting the body by grasping the handrail because the hand grip strength is weak. For this reason, a handrail has been proposed that allows walking with the palm or lower arm resting on the palm and leaning on the weight and sliding the palm or lower arm (Patent Document 1).
[0003]
This prior art is shown in FIG. That is, the
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-8-1114016 (pages 1-5, FIG. 4)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above prior art has the following problems to be improved. First, the grip portion 10B is positively provided at the distal end portion of the
[0006]
Second, as long as the grip portion 10B is positively provided, it is natural to make the shape as easy as possible with the palm as much as possible. For this purpose, the apex of the
[0007]
By the way, when it is difficult to walk, it is often difficult to walk while supporting the body by grasping the grip portion 10B, since the physical strength is reduced and the grip strength is weak. On the other hand, when the grip portion 10B is gripped enough to support the body, if the end portion of the
[0008]
Thirdly, when the handrail is used by being connected in the longitudinal direction, a level difference is likely to occur in the connected portion during connection or due to subsequent aging. Fourth, at the corners of corridors, etc., it is necessary to cut the handrails according to the angle of the corners and connect the cut surfaces to each other. Is likely to occur. Fifth, it takes time and effort to directly fix the long handrail to the wall surface with a screw or the like while holding it at a predetermined mounting position.
[0009]
Accordingly, the present invention provides a flat handrail that improves the above-described practical problems of the prior art and a method for mounting the same.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a first feature of the flat handrail according to the present invention includes an attachment portion to a wall surface and a handrail portion protruding from the attachment portion, and an upper surface of the handrail portion is a floor surface. It is a handrail surface parallel to at least the longitudinal direction, and this handrail surface is provided with a finger guide part continuous in the longitudinal direction, while the lower surface of this handrail part is that the entire surface is a flat horizontal surface. . And it can attach to the said wall surface upside down with the handrail surface and a horizontal surface, and this horizontal surface can be used as a horizontal shelf .
[0011]
A second feature of the flat handrail according to the present invention is that the finger guide portion described in the feature 1 includes a flat surface having a predetermined width inward from an outer end of the handrail surface, and a predetermined width from the flat surface. That is, it is a level difference from the inner side surface having a predetermined width and being lower than the dimension. Furthermore, the third feature of the flat handrail according to the present invention is that the finger guide portion described in the feature 1 includes a protrusion , and the handrail surface described in the feature 1 has an outer side and an inner side sandwiching the protrusion. It is a flat surface, and the cross section of the protrusion is in a semicircular shape having a height of about 3 mm .
[0012]
By configuring the invention in this way, the following effects can be obtained. First, since the surface on the opposite side of the handrail surface on which the palm or lower arm is placed is a horizontal surface, if this surface is attached to the top surface, the entire surface without projections can be used as a flat horizontal shelf. . Therefore, since it can be used as a shelf on which figurines, vases, etc. can be placed when walking assistance is no longer needed or until walking assistance is required in the future, the utility value is greatly improved.
[0013]
Secondly, a finger guide made of, for example, a step or a protrusion is provided on the handrail, so that when walking with the palm or lower arm placed on the handrail, the fingertip and the like follow the finger guide. By doing so, the position of the palm or lower arm placed on the handrail can be confirmed. For this reason, it is avoided that the palm and the lower arm part are shifted to the outside of the handrail part, and it is possible to prevent the palm and the lower arm part from slipping down from the handrail part. Thirdly, by forming, for example, a step or protrusion as a finger guide, frictional resistance is generated with respect to the movement of the palm or lower arm of the step or the like to the outside, and the effect of preventing sliding down is obtained. It is done. In order to generate a frictional resistance against the movement of the palm or the lower arm part to the outside, it is sufficient to form the step or the protrusion so as to be high enough to feel with a finger.
[0014]
Fourth, the handrail surface on which the palm or lower arm is placed is not actively provided with a gripping part that protrudes upward, so when sliding with a weight, the wrist or elbow hits this protruding part. You can avoid getting hurt. That is, only a step or a protrusion that is continuous in the longitudinal direction is formed on the handrail surface. However, as described above, this step needs only a slight height, and since the outside of the step is a flat surface having a predetermined width, the load is flat even if the wrist or elbow hits the flat surface. Since it is dispersed on the surface, it is possible to avoid pain. Further, as described above, since the projecting portion needs only a slight height, the touch of the wrist and the elbow is low, and no pain occurs.
[0015]
A fourth feature of the flat handrail according to the present invention is that a connecting groove continuous in the longitudinal direction is formed on the horizontal surface of the handrail portion described in any one of the features 1 to 3. The connecting reinforcing member can be fitted into the connecting groove, and when the handrail portion is connected, the connecting reinforcing member is continuously fitted to the connecting portion so that the connecting portion It eliminates the steps.
[0016]
That is, if there is a level difference in the connecting part that connects the flat handrail in the longitudinal direction, the palm and lower arm part are caught during walking and cannot be easily slid. However, it takes a lot of labor to fix the long flat handrail to the wall surface while aligning it so that no step is generated. Moreover, even if it is attached so that no step is generated, a step is often generated in the connecting portion due to a secular change due to long-term use. Therefore, by attaching a connection reinforcing member to the connection part and forcibly fixing the connection part, it is possible to facilitate the alignment at the time of connection and to prevent a step due to a secular change or the like. In addition, by fitting the connecting reinforcing member into the connecting groove continuous in the longitudinal direction, a horizontal surface can be secured when used as a shelf, and a step is prevented from being generated in a direction perpendicular to the wall surface. can do.
[0017]
A fifth feature of the flat handrail according to the present invention is that the wall surface of the attachment portion is left with a surface layer having a predetermined thickness between the outer end of the handrail portion described in any one of the features 1 to 4. A V-groove that opens at a predetermined angle from the mounting surface to the outer end of the handrail portion is cut out, a surface layer located at the top of the V-groove is bent, and the V-groove cut-out surface It is in having a corner part which joined.
[0018]
That is, at corner portions such as the corners of corridors, it is necessary to cut the flat handrails according to the angle of the corners and connect the cut surfaces to each other. However, when connecting, it is difficult to fix the flat handrail to the wall surface so that no step is formed on the cut surface. Therefore, finishing work such as cutting the step is required. Further, there are many cases where a level difference occurs on the cut surface due to secular change or the like. In this case, a large-scale repair work such as scraping the level difference and repainting is required. Therefore, the V-groove is cut out at the top of the corner portion leaving a foldable surface layer composed of a continuous portion, and the continuous portion is bent and joined so that the cut-out surface of the V-groove is matched. At this time, there is no step in either the vertical direction or the horizontal direction due to aging. Also, handrails can be easily connected to different corner angles simply by changing the notch angle of the V-groove.
[0019]
Moreover, in the handrail of the conventional example mentioned above, as shown in FIG. 10, the grip part 10B is provided, and in order to make this grip part into the shape which is easy to grip, the outer end is formed in circular arc cross-sectional shape. However, when the outer end of the handrail has an arc cross-sectional shape, when the V groove is cut out, only a surface layer having a minute arc length remains between the top of the V groove and the outer surface. Therefore, when a corner portion is formed by bending such a continuous portion having a small area, there is a problem that the surface layer is cut or wrinkles are generated.
[0020]
On the other hand, in the present invention, since the grip portion is not actively provided, it is not necessary to make the outer end of the handrail into an arc cross-sectional shape, and it is sufficient to make the outer end of the handrail into a rectangular cross-sectional shape as described later. Therefore, when the V-groove is cut out, a surface layer corresponding to the height of the outer end surface can be left between the top of the V-groove and the outer surface. The corner portion can be formed without causing wrinkles. Therefore, a straight portion, a corner portion, a protruding corner portion, and the like can be continuously formed using a single direct material.
[0021]
A sixth feature of the flat railing attachment method according to the present invention is that the attachment portion described in any one of the features 1 to 5 is temporarily fixed to the wall surface with an adhesive member, and then the wall surface is attached by the attachment screw. There is to fix to.
[0022]
That is, it is not easy to directly attach a long flat handrail to a wall surface with a mounting screw while holding it at a predetermined attachment position, and it is not easy to correct the position after attachment. On the other hand, for example, if a double-sided adhesive member is used, the flat handrail can be temporarily fixed at a predetermined position relatively easily. In addition, since it is temporarily fixed, the position can be easily corrected. Therefore, if the flat handrail is temporarily fixed with an adhesive member and then finally fixed with an attachment screw, it can be easily fixed at a predetermined attachment position.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The structure of the flat handrail according to the present invention will be described with reference to FIGS. That is, the flat handrail is obtained by integrally extruding a hard foamed resin mixed with wood powder, and has a grain feel and antibacterial properties. The flat handrail protrudes from the attachment portion 1 having a vertically long rectangular cross section having a height of about 75 mm and a width of about 10 mm, and the central portion of the
[0024]
Further, a connecting
[0025]
FIG. 2 shows a case where the
[0026]
Another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The numbers corresponding to the components shown in FIG. 1 to FIG. In other words, the flat handrail is formed by integrally extruding a hard foam resin mixed with wood powder, as described above, and has a vertically long rectangular cross section having a height of about 75 mm and a width of about 10 mm. 1001 and a
[0027]
Further, a connecting
[0028]
FIG. 5 shows a case where the
[0029]
Next, a method for attaching the above-described flat handrail will be described with reference to FIG.
First, the baseboard 7 is attached along the corner between the lower end of the
[0030]
A
[0031]
When connecting the flat handrails in the longitudinal direction, the connecting reinforcing
[0032]
The means for forming the corner portion of the flat handrail will be described with reference to FIGS. FIG. 8 shows a case where the angle of the corner is 90 degrees. That is, first, as shown in FIG. 8A, a 90-degree V-groove 8 is cut out from the
[0033]
FIG. 9 shows a case where the angle of the corner portion is 120 degrees. That is, first, as shown in FIG. 9A, a 60-degree V-
[0034]
The flat handrail is not limited to the hard foam resin mixed with wood powder, and other synthetic resins and metal materials such as aluminum can also be used. In addition, by covering the surface of the flat handrail with a plastic material having a high elasticity, it is possible to reduce bruises in the event of an accident such as a fall. Further, the
[0035]
【The invention's effect】
First, by forming the side opposite to the surface on which the palm or lower arm is placed on a horizontal plane, if this horizontal plane is mounted on the upper side, the entire surface without projections is flat until walking assistance is required. Since it can be used as a horizontal shelf, the utility value is greatly improved. Secondly, for example, by providing a step that is continuous in the longitudinal direction on the handrail surface or a finger guide portion that includes a protrusion parallel to the outer edge of the handrail surface, the palm and lower arm portion can be easily slid while guiding the fingertip. In addition, the palm and lower arm can be prevented from slipping down due to the frictional resistance generated by the steps and the protrusions.
[0036]
Third, the handrail surface on which the palm or lower arm is placed is not actively provided with a gripping part that protrudes upwards, so when sliding with a weight, the wrist or elbow hits this protruding part. You can avoid getting hurt. Fourth, by fitting the connecting reinforcing member into the connecting groove and forcibly fixing the connecting portion, positioning at the time of connecting is facilitated and a step due to secular change or the like is prevented. be able to. Moreover, the horizontal surface in the case of using as a shelf can be ensured by fitting a connection reinforcement member in the groove for connection.
[0037]
Fifth, the corner part is joined so that the V-groove is notched leaving the surface layer of the continuous part that can be bent at the top, and the notch surface of the V-groove is matched by bending this continuous part. As a result, there is no step in either the vertical direction or the horizontal direction during mounting or due to aging. Also, handrails can be easily connected to different corner angles simply by changing the notch angle of the V-groove. Therefore, the straight portion, the corner portion, and the protruding corner portion can be continuously formed with one direct material. Sixth, by first temporarily fixing the flat handrail with an adhesive member and then finally fixing with a mounting screw, a long flat handrail can be easily fixed at a predetermined mounting position. . Moreover, since it is a temporary fix | stop, attachment height and parallelism can also be corrected easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a flat handrail.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a flat handrail when used as a handrail.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a flat handrail when used as a horizontal shelf.
FIG. 4 is a perspective view of another flat handrail.
FIG. 5 is a cross-sectional view of another flat handrail when used as a handrail.
FIG. 6 is a cross-sectional view of another flat handrail when used as a horizontal shelf.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a mounting structure of a flat handrail.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a 90-degree corner portion of a flat handrail.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a 120-degree corner portion of a flat handrail.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a handrail according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
1,1001 Mounting
1214
Claims (3)
上記手すり部の上面は、床面と少なくとも長手方向に平行な手すり面であって、この手すり面には長手方向に連続する指ガイド部が設けてあり、
上記手すり部の下面は、全面が平らな水平面になっており、
上記手すり面と水平面との上下を逆にして上記壁面へ取り付け、この水平面を水平棚として使用することができる
ことを特徴とするフラット手すり。Having a mounting part on the wall surface and a handrail projecting from the mounting part,
The upper surface of the handrail part is a handrail surface parallel to the floor surface at least in the longitudinal direction, and this handrail surface is provided with a finger guide part continuous in the longitudinal direction,
The bottom surface of the handrail is a flat horizontal surface.
A flat handrail characterized in that the handrail surface and a horizontal surface are turned upside down and attached to the wall surface, and the horizontal surface can be used as a horizontal shelf .
上記手すり面において、上記突起部を挟んだ外側と内側とは平坦面であって、
上記突起部の断面は、高さが約3mmの半円形状である
ことを特徴とするフラット手すり。In Claim 1, the said finger guide part is provided with a projection part ,
In the handrail surface, the outer side and the inner side across the protrusion are flat surfaces,
A flat handrail characterized in that the cross-section of the protruding portion has a semicircular shape with a height of about 3 mm .
上記連結用溝には、連結補強部材が嵌合可能であって、
上記連結補強部材は、上記手すり部を長手方向に連結する場合に、その連結部に連続して嵌合させて、その連結部の段差を解消するものである
ことを特徴とするフラット手すり。Any crab Oite of claims 1-2, in the horizontal plane of the handrail section, connecting successive grooves in the longitudinal direction is formed,
A connecting reinforcing member can be fitted into the connecting groove,
When the handrail portion is connected in the longitudinal direction, the connection reinforcing member is continuously fitted to the connection portion to eliminate a step of the connection portion.
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