JP3979537B2 - Wrap film drawer - Google Patents
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Description
本発明は、ラップフィルム収納箱に収納されたラップフィルムを引き出すときに用いるラップフィルム引出具に関する。 The present invention relates to a wrap film drawer used when pulling out a wrap film stored in a wrap film storage box.
従来、ラップフィルムを用いて料理皿等をラッピングする場合には、ラップフィルム収納箱からラップフィルムを引き出すために、ラップフィルムの端を手でつかみ、必要な長さだけ引き出してから、収納箱に設けられた刃で切断することにより行っていた。
しかしながら、ラップフィルムの端を手でつかむ場合には中央部分のみに力が加わるため、ラップフィルムに皺が生じたり端が重なってくっ付いたりして、平面性を保った状態でスムーズに引き出すことが困難であった。
Conventionally, when wrapping dishes using a wrap film, in order to pull out the wrap film from the wrap film storage box, grasp the end of the wrap film by hand and pull it out to the required length before placing it in the storage box. This was done by cutting with a provided blade.
However, when gripping the edge of the wrap film by hand, force is applied only to the center part, so the wrap film will be wrinkled or overlapped, and pulled out smoothly with flatness maintained. It was difficult.
これに対して、ラップフィルムの幅と同じ長さで裏面に粘着剤を付着した板材を用いて、ラップフィルムを収納箱から引き出すようにした、ラップフィルム引出具の発明が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図14及び図15は、上記従来のラップフィルム引出具の一例であるラップフィルム引出具100の使用状態を示したものである。以下にラップフィルム引出具100を用いて、ラップフィルム収納箱4に収納されたラップフィルム3を引き出して、料理皿等をラッピングする方法について説明する。
FIG.14 and FIG.15 shows the use condition of the wrap
最初に、図14に示すように、ラップフィルム3の引き出し側の端縁3aに、ラップフィルム引出具100の裏面を粘着させる。このとき、図14のC−C断面図である図15に示すように、ラップフィルム引出具100の本体部102の裏面には粘着剤を付着した粘着層101が形成されており、この粘着層101とラップフィルム3の引き出し側の端縁3aを粘着させる。
次に、ラップフィルム引出具100を引っ張って、ラップフィルム3を必要な長さだけ引き出し料理皿等を覆った後、ラップフィルム収納箱4に取付けられた刃5により切断する。
最後に、ラップフィルム引出具100をラップフィルム3から引き剥がすとともに、ラップフィルム3を料理皿等の形状に合わせて整えて、ラッピングが完了する。
First, as shown in FIG. 14, the back surface of the wrap
Next, the wrap
Finally, the wrap
しかしながら、上記従来のラップフィルム引出具100を用いた場合には、以下のような問題が生じていた。
ラップフィルム引出具100は、ラップフィルム3を引き出すためにある程度の粘着力が必要であるが、最後の段階でラップフィルム3から引き剥がさなければならないため、あまり粘着力が大きくてもよくない。しかし、粘着剤の違いだけで粘着力を調整しても、なかなか適度な粘着力を得ることは困難である。
However, when the conventional wrap
The wrap
また、特許文献1に記載された発明のように粘着剤を本体部の裏面に間隔を空けて付着させたものがあるが、これではラップフィルムを引き剥がすときにスムーズさに欠け、やぶれる可能性がある。
Moreover, although there exists what adhered the adhesive agent to the back surface of the main-body part at intervals like the invention described in
さらに、特許文献2に記載された発明のように粘着剤を本体部の裏面の両端のみに付着させたものがあるが、これでは中央部分が粘着せずに浮いた状態となり、ラップフィルムをスムーズに引き出すことができない。
Furthermore, as in the invention described in
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、ラップフィルムを収納箱からスムーズに引き出すことができ、さらに容易にラップフィルムから引き剥がすことの可能なラップフィルム引出具を提供するものである。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, the present invention is to solve the above-described conventional problems, and provides a wrap film drawer that can smoothly pull out a wrap film from a storage box and can be easily peeled off from the wrap film. It is.
上記従来の課題を解決するために、請求項1に係る発明のラップフィルム引出具は、ラップフィルム収納箱(4)に収納されたラップフィルム(3)の引き出し側の端縁(3a)に粘着させて、前記ラップフィルム(3)を引き出すラップフィルム引出具(10)であって、前記ラップフィルム(3)に粘着可能な粘着板(1)と、前記粘着板(1)をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁(1a)が突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部(2)とからなることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned conventional problems, the wrap film drawing tool of the invention according to
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記粘着板(1)の前記本体部(2)からの突出幅が前記粘着板の表面と裏面とで異なることを特徴とする。
The invention according to
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記粘着板(1)の前記本体部(2)からの突出幅(WX)を前記長辺側の端縁(1a)の至端に向けて基準幅(W0)より徐々に狭くした剥離誘導部(X)を設けたことを特徴とする。
The invention according to
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の発明において、前記剥離誘導部(X)に隣接した長手方向中央側に、前記突出幅(WY)を基準幅(W0)より広くした強粘着部(Y)を設けたことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the protrusion width (W Y ) is set to a reference width (W 0 ) on the center side in the longitudinal direction adjacent to the peeling guide portion (X). A wide strong adhesive portion (Y) is provided.
また、請求項5に係る発明は、請求項3に記載の発明において、前記突出幅(WP)を広くした強粘着部(P)と前記突出幅(WQ)を狭くした弱粘着部(Q)を、長手方向に沿って交互に設けたことを特徴とする。
The invention according to
また、請求項6に係る発明は、請求項5に記載の発明において、前記剥離誘導部(X)に隣接した長手方向中央側において、前記粘着板(1)の一方の面の強粘着部(P)の裏側には他方の面の弱粘着部(Q)が位置し、前記粘着板(1)の一方の面の弱粘着部(Q)の裏側には他方の面の強粘着部(P)が位置することを特徴とする。
In addition, the invention according to claim 6 is the invention according to
なお、括弧内の記号は、発明を実施するための最良の形態および図面に記載された対応要素または対応事項を示す。 The symbols in parentheses indicate the best mode for carrying out the invention and the corresponding elements or the corresponding matters described in the drawings.
請求項1に記載の発明のラップフィルム引出具によれば、ラップフィルムに粘着可能な粘着板の長手方向に沿って延びる長辺側の端縁が本体部から突出しているので、この長辺側の端縁をラップフィルムの引き出し側の端縁に粘着させて、ラップフィルムを収納箱からスムーズに引き出すことができる。
また、本体部が粘着板を表面及び裏面の両側から挟持することにより、粘着板のラップフィルムに対する粘着面と、これに平行な本体部の外表面の間に段差が生じるので、ラップフィルムを引き出した後でラップフィルム引出具を容易に引き剥がすことができる。
According to the wrap film drawing tool of the invention described in
In addition, since the main body part holds the adhesive plate from both the front and back sides, there is a step between the adhesive surface of the adhesive plate to the wrap film and the outer surface of the main body part parallel to this, so pull out the wrap film. After that, the wrap film drawer can be easily peeled off.
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、粘着板の本体部からの突出幅を粘着板の表面と裏面とで異なるようにすることができる。そのため、突出幅を広くした面をラップフィルムに粘着させ、突出幅を狭くした面で上から押えることができるので、粘着板を確実にラップフィルムに粘着させることができる。
Further, according to the invention described in
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用効果に加えて、粘着板の本体部からの突出幅を、粘着板の長辺側の端縁の至端に向けて基準幅より徐々に狭くして、粘着力を徐々に弱くすることができる。そのため、この部分を剥離誘導部とすることにより、ラップフィルム引出具をラップフィルムから引き剥がす際の剥がし始めが容易となる。
According to the invention described in
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用効果に加えて、突出幅を基準幅より広くした強粘着部を設けて、ラップフィルムへの粘着力を高めることができる。特に、強粘着部を剥離誘導部に隣接した長手方向中央側に設けることにより、ラップフィルム引出具の両端に近い部分でラップフィルムを安定的に保持することができる。
さらに、強粘着部以外の長手方向中央周辺は粘着力を高めていないので、引き剥がすときに妨げとならない。
According to the invention described in
Furthermore, since the adhesive force is not increased around the center in the longitudinal direction other than the strong adhesive part, it does not hinder the peeling.
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用効果に加えて、突出幅を広くした強粘着部と突出幅を狭くした弱粘着部を、長手方向に沿って交互に設けて、ラップフィルム引出具でラップフィルムを安定的に保持することができる。
さらに、引き剥がす場合にも、強粘着部と弱粘着部が交互に現れて容易に行うことができる。
Further, according to the invention described in
Furthermore, when peeling off, the strong adhesive portion and the weak adhesive portion appear alternately and can be easily performed.
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の作用効果に加えて、剥離誘導部に隣接した長手方向中央側において、粘着板の一方の面の強粘着部の裏側には他方の面の弱粘着部が位置し、粘着板の一方の面の弱粘着部の裏側には他方の面の強粘着部が位置するように構成することができる。そのため、剥離誘導部に隣接した長手方向中央側において、突出幅を広くした強粘着部をラップフィルムに粘着させ、突出幅を狭くした弱粘着部で上から押えることができるので、粘着板を確実にラップフィルムに粘着させることができる。
Further, according to the invention described in claim 6, in addition to the function and effect of the invention described in
次に、図1乃至図4を参照して、本発明の実施形態1に係るラップフィルム引出具の構成について説明する。
Next, with reference to FIG. 1 thru | or FIG. 4, the structure of the wrap film extraction tool which concerns on
図1は、実施形態1に係るラップフィルム引出具10の平面図であり、図2は、図1のA−A拡大断面図である。
図1及び図2に示すように、ラップフィルム引出具10は、ラップフィルムに粘着可能な粘着板1と、粘着板1をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部2から構成されている。
FIG. 1 is a plan view of a
As shown in FIGS. 1 and 2, the wrap
長辺側の端縁1aは、平板状の粘着板1の一方の長辺に対応する部分であり、反対側の他方の長辺は本体部2に挟持されて本体部2の中に埋設されている。
また、粘着板1の材質は、ラップフィルムに粘着可能であれば限定されないが、弾力性のある材質のものを用いれば、ラップフィルム3との粘着時に粘着板1の突出部分が湾曲することにより粘着しやすくなる。特にウレタンゲルを用いれば、ほこりや異物の付着により粘着力が低下しても、水で洗い流し乾燥させるだけで簡単に復元できるので好ましい。
The
In addition, the material of the
一方、本体部2は、図3の本体部による挟持前の断面図に示すように、プラスチック製や木製等の二枚の挟持板2a,2bを左右に開閉可能に接続することにより構成されている。そして、二枚の挟持板2a,2bが粘着板1を両側から挟み込んでいる。
なお、挟持板2a,2bは、一旦固定した後も随時開閉可能な構成としておけば、経年劣化に対応して、粘着板1の上下をひっくり返して使用することが可能となり好ましい。
また、本実施形態のような二枚の挟持板2a,2bで挟持する構成でなくとも、例えば粘着板1の形状に合わせて本体部2に設けられた凹部に、粘着板1が差し込まれているような構成であってもよい。
On the other hand, as shown in the cross-sectional view before clamping by the main body portion of FIG. 3, the
Note that it is preferable that the sandwiching
Moreover, even if it is not the structure clamped by the two
ここで、図2の要部拡大図である図4を参照して、粘着板1の長辺側の端縁1aの突出部分について詳細に説明する。
粘着板1は、本体部2の挟持板2a,2bにより挟持されており、長辺側の端縁1aが本体部2から突出するようになっている。
このとき、突出した長辺側の端縁1aのラップフィルムと粘着する面S1と、本体部2の挟持板2aの外表面S2(粘着板1を挟持する面の反対側の面)との間には、段差T2が生じている。後述するように、この段差T2を設けることにより、粘着したラップフィルムを容易に剥がすことができるようになる。段差T2は、ラップフィルムを粘着させたときに、粘着面S1から外表面S2にかけてラップフィルムが浮き上がるような大きさとすることが好ましい。例えば、粘着板1の厚さT1よりも大きくするとよい。なお、挟持板2bの側についても同様に、段差が生じている。
Here, with reference to FIG. 4 which is an enlarged view of the main part of FIG. 2, the protruding portion of the
The
At this time, the surface S 1 that adheres to the wrap film of the protruding
次に、図5及び図6を参照して、実施形態1に係るラップフィルム引出具10の使用方法について説明する。図5は、ラップフィルム引出具10の使用状態を示した斜視図であり、図6は、図5のB−B拡大断面図である。
Next, with reference to FIG.5 and FIG.6, the usage method of the wrap
最初に、図5に示すように、ラップフィルム3の引き出し側の端縁3aに、ラップフィルム引出具10の裏面を粘着させる。このとき、図6に示すように、ラップフィルム3の引き出し側の端縁3aは、粘着板1の長辺側の端縁1aの粘着面S1に粘着するとともに、さらに段差T2を乗り越えて本体部2の挟持板2aの外表面S2に接している。その結果、ラップフィルム3とラップフィルム引出具10の間に隙間Gが生じている。
First, as shown in FIG. 5, the back surface of the
この状態で、ラップフィルム引出具10を引っ張って、ラップフィルム3を必要な長さだけ引き出し料理皿等を覆った後、ラップフィルム収納箱4に取付けられた刃5により切断する。
そして、ラップフィルム引出具10をラップフィルム3から引き剥がす。このとき、前述の段差T2と隙間Gが存在することにより、ラップフィルム3を隙間Gの部分を起点として容易に引き剥がすことができる。
最後に、ラップフィルム3を料理皿等の形状に合わせて整えて、ラッピングが完了する。
In this state, the wrap
Then, the wrap
Finally, the
なお、実施形態1においては、挟持板2aの外表面S2が粘着板1の粘着面S1に緩やかに接続されるように、挟持板2aの先端部分の形状を丸めている。こうすることで、ラップフィルム3の段差T2における変化も緩やかとなり、粘着板1に粘着しやすくなる。反対に、挟持板2aの先端部分の形状を角張らせれば、ラップフィルム3の段差T2における変化が急激になり、粘着板1に粘着しにくくなる。従って、挟持板2aの先端部分の形状を変化させて、必要な粘着力を得ることができる。
In the
また、ラップフィルム引出具10は、使用後に再びラップフィルム3に粘着させて、そのまま収納箱4に挟み込んでおけば、収納場所に困らず次に使用する際にも便利である。
Moreover, if the wrap
実施形態1に係るラップフィルム引出具10によれば、ラップフィルム3に粘着可能な粘着板1の長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが本体部2から突出しているので、この長辺側の端縁1aをラップフィルム3の引き出し側の端縁3aに粘着させて、ラップフィルム3を収納箱4からスムーズに引き出すことができる。
また、本体部2が粘着板1を表面及び裏面の両側から挟持することにより、粘着板1のラップフィルム3に対する粘着面S1と、これに平行な本体部2の外表面S2の間に段差T2が生じるので、ラップフィルム3を引き出した後でラップフィルム引出具10を容易に引き剥がすことができる。
According to the wrap
In addition, the
次に、図7を参照して、本発明の実施形態2に係るラップフィルム引出具の構成について説明する。図7は、実施形態2に係るラップフィルム引出具20の断面図である。
Next, with reference to FIG. 7, the structure of the wrap film drawing tool which concerns on
ラップフィルム引出具20は、実施形態1に係るラップフィルム引出具10と同様に、ラップフィルムに粘着可能な粘着板1と、粘着板1をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部2から構成されている。
The wrap
ただし、ラップフィルム引出具20においては、本体部2の挟持板2aと挟持板2bの形状が異なり、そのため粘着板1の本体部2からの突出幅が、粘着板1の表面と裏面(挟持板2a側と挟持板2b側)とで異なっている。即ち、図7の上下方向において、挟持板2aの方が挟持板2bよりも短いため、挟持板2a側の突出幅の方が広くなっているのである。
ラップフィルム引出具20を使用する場合、突出幅の広い挟持板2a側の面をラップフィルム3に粘着させ、反対側の挟持板2b側の面で押えることにより行う。
However, in the
When the wrap
実施形態2に係るラップフィルム引出具20によれば、粘着板1の本体部2からの突出幅を粘着板1の表面と裏面とで異なるようにすることができる。そのため、突出幅を広くした面をラップフィルム3に粘着させ、突出幅を狭くした面で上から押えることができるので、粘着板1を確実にラップフィルム3に粘着させることができる。
According to the wrap
次に、図8及び図9を参照して、本発明の実施形態3に係るラップフィルム引出具の構成について説明する。図8は、実施形態3に係るラップフィルム引出具30の平面図であり、図9は、図8の左側部分の拡大図である。
Next, with reference to FIG.8 and FIG.9, the structure of the wrap film extraction tool which concerns on
ラップフィルム引出具30は、実施形態1に係るラップフィルム引出具10と同様に、ラップフィルムに粘着可能な粘着板1と、粘着板1をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部2から構成されている。
The wrap
ただし、ラップフィルム引出具30においては、両端に剥離誘導部Xを設けた点が異なっている。
図9に示すように、剥離誘導部Xは、粘着板1の本体部2からの突出幅WXが長辺側の端縁1aの至端に向けて、剥離誘導部X以外の部分の基準幅W0より徐々に狭くなるように設けられている。そして、最終的に突出幅がゼロとなるように構成されている。
従って、粘着板1の粘着力は長辺側の端縁1aの至端(外側)に向けて徐々に弱くなっている。
なお、本実施形態では、剥離誘導部Xを両端に設けたが、片方のみに設けてもよい。その場合、剥離誘導部Xを設けた方からラップフィルム3を剥がし始めるようにすればよい。
However, the wrap
As shown in FIG. 9, the peeling induction portion X, the protruding width W X from the
Accordingly, the adhesive force of the
In addition, in this embodiment, although the peeling induction | guidance | derivation part X was provided in both ends, you may provide in only one side. In that case, what is necessary is just to start peeling the
実施形態3に係るラップフィルム引出具30によれば、粘着板1の本体部2からの突出幅WXを、粘着板1の長辺側の端縁1aの至端に向けて基準幅W0より徐々に狭くして、粘着力を徐々に弱くすることができる。そのため、この部分を剥離誘導部Xとすることにより、ラップフィルム引出具30をラップフィルム3から引き剥がす際の剥がし始めが容易となる。ラップフィルム3を引き剥がすときは、剥がし始めに最も力が加わるため、剥離誘導部Xを設けることが効果的となるものである。
According to the wrap
次に、図10及び図11を参照して、本発明の実施形態4に係るラップフィルム引出具の構成について説明する。図10は、実施形態4に係るラップフィルム引出具40の平面図であり、図11は、図10の左側部分の拡大図である。
Next, with reference to FIG.10 and FIG.11, the structure of the wrap film extraction tool which concerns on
ラップフィルム引出具40は、実施形態3に係るラップフィルム引出具30と同様に、ラップフィルムに粘着可能な粘着板1と、粘着板1をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部2から構成されるとともに、両端に剥離誘導部Xが設けられている。
The wrap
さらに、ラップフィルム引出具40においては、剥離誘導部Xに隣接した長手方向中央側に強粘着部Yが設けられている。
図11に示すように、強粘着部Yは、粘着板1の本体部2からの突出幅WYが強粘着部Y以外の部分の基準幅W0より広くなるように設けられている。
従って、強粘着部Yにおける粘着板1の粘着力は、周辺部分と比べて強くなっている。
Furthermore, in the wrap
As shown in FIG. 11, strong adhesive unit Y is provided so as to be wider than the standard width W 0 of the projection width W Y is strong portions other than the adhesive portion Y from the
Therefore, the adhesive force of the
実施形態4に係るラップフィルム引出具40によれば、突出幅WYを基準幅W0より広くした強粘着部Yを設けて、ラップフィルム3への粘着力を高めることができる。特に、強粘着部Yを剥離誘導部Xに隣接した長手方向中央側に設けることにより、ラップフィルム引出具40の両端に近い部分でラップフィルム3を安定的に保持することができる。
さらに、強粘着部Y以外の長手方向中央周辺は粘着力を高めていないので、引き剥がすときに妨げとならない。
According to the wrap
Furthermore, since the adhesive force is not increased around the center in the longitudinal direction other than the strong adhesive portion Y, it does not hinder the peeling.
次に、図12を参照して、本発明の実施形態5に係るラップフィルム引出具の構成について説明する。図12は、実施形態5に係るラップフィルム引出具50の平面図である。
Next, with reference to FIG. 12, the structure of the wrap film drawing tool which concerns on
ラップフィルム引出具50は、実施形態3に係るラップフィルム引出具30と同様に、ラップフィルムに粘着可能な粘着板1と、粘着板1をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部2から構成されるとともに、両端に剥離誘導部Xが設けられている。
The wrap
さらに、ラップフィルム引出具50においては、長手方向に沿って強粘着部Pと弱粘着部Qが交互に設けられ、本体部2の挟持板2aと挟持板2bの上端が波形となっている。
図12に示すように、強粘着部Pは粘着板1の本体部2からの突出幅WPが広くなるように、弱粘着部Qは突出幅WQが狭くなるようにそれぞれ設けられている。
従って、強粘着部Pでは粘着力が強く、弱粘着部Qでは粘着力が弱い。
Furthermore, in the wrap
As shown in FIG. 12, strong adhesive portion P, as projected width W P of the
Therefore, the strong adhesive portion P has a high adhesive strength, and the weak adhesive portion Q has a low adhesive strength.
実施形態5に係るラップフィルム引出具50によれば、突出幅WPを広くした強粘着部Pと突出幅WQを狭くした弱粘着部Qを、長手方向に沿って交互に設けて、ラップフィルム引出具50でラップフィルム3を安定的に保持することができる。
さらに、引き剥がす場合にも、強粘着部Pと弱粘着部Qが交互に現れて容易に行うことができる。
According to the wrap film pull-out
Furthermore, when peeling off, the strong adhesive part P and the weak adhesive part Q appear alternately and can be performed easily.
次に、図13を参照して、本発明の実施形態6に係るラップフィルム引出具の構成について説明する。図13は、実施形態6に係るラップフィルム引出具60の平面図である。
Next, with reference to FIG. 13, the structure of the wrap film drawing tool which concerns on Embodiment 6 of this invention is demonstrated. FIG. 13 is a plan view of a wrap
ラップフィルム引出具60は、実施形態5に係るラップフィルム引出具50と同様に、ラップフィルムに粘着可能な粘着板1と、粘着板1をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁1aが突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部2から構成されるとともに、両端に剥離誘導部Xが設けられ、また長手方向に沿って強粘着部Pと弱粘着部Qが交互に設けられている。
The wrap
さらに、ラップフィルム引出具60においては、剥離誘導部Xに隣接した長手方向中央側の部分において、本体部2の挟持板2aと挟持板2bの上端の波形が左右方向にずれている。そのため、挟持板2a側の強粘着部Pの裏側には挟持板2b側の弱粘着部Qが位置し、挟持板2a側の弱粘着部Qの裏側には挟持板2b側の強粘着部Pが位置するようになっている。
Furthermore, in the wrap
実施形態6に係るラップフィルム引出具60によれば、剥離誘導部Xに隣接した長手方向中央側において、粘着板1の一方の面の強粘着部Pの裏側には他方の面の弱粘着部Qが位置し、粘着板1の一方の面の弱粘着部Qの裏側には他方の面の強粘着部Pが位置するように構成することができる。そのため、剥離誘導部Xに隣接した長手方向中央側において、突出幅WPを広くした強粘着部Pをラップフィルム3に粘着させ、突出幅WQを狭くした弱粘着部Qで上から押えることができるので、粘着板1を確実にラップフィルム3に粘着させることができる。
According to the wrap
1 粘着板
1a 長辺側の端縁
2 本体部
2a 挟持板
2b 挟持板
3 ラップフィルム
3a 引き出し側の端縁
4 収納箱
5 刃
10 ラップフィルム引出具
20 ラップフィルム引出具
30 ラップフィルム引出具
40 ラップフィルム引出具
50 ラップフィルム引出具
60 ラップフィルム引出具
100 ラップフィルム引出具
101 粘着層
102 本体部
X 剥離誘導部
Y 強粘着部
P 強粘着部
Q 弱粘着部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記ラップフィルムに粘着可能な粘着板と、前記粘着板をその長手方向に沿って延びる長辺側の端縁が突出するように表面及び裏面の両側から挟持する本体部とからなることを特徴とするラップフィルム引出具。 A wrap film drawing tool for pulling out the wrap film by adhering to an edge on the drawer side of the wrap film stored in the wrap film storage box,
It comprises an adhesive plate capable of adhering to the wrap film, and a main body portion that sandwiches the adhesive plate from both sides of the front surface and the back surface so that the edge on the long side extending along the longitudinal direction protrudes. Wrapping film drawer tool.
On the center side in the longitudinal direction adjacent to the peeling guide part, the weak adhesive part on the other side is located on the back side of the strong adhesive part on one side of the adhesive board, and the weak adhesive part on one side of the adhesive board 6. The lap film drawer according to claim 5, wherein a strong adhesive portion on the other surface is located on the back side of the wrap film.
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