JP3979535B2 - Lctfとccdの交換が可能な液晶光学計測装置 - Google Patents

Lctfとccdの交換が可能な液晶光学計測装置 Download PDF

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本発明は対象物からの反射光の分光偏光特性を利用して、対象物の認識や特徴を抽出する光学計測分野に属し、特に対象物を地球表面とした場合、植生計測、水質汚染度計測等の地球環境リモートセンシングに適した光学計測技術に関する。
本発明者等は対象物からの反射光の分光偏光特性を利用して、対象物の認識や特徴を抽出する光学センサとして、液晶同調フィルタ(LCTF:Liquid Crystal Tunable Filter)を用いた分光偏光放射計である「液晶光学計測装置」を研究開発し、先に特許出願(特許文献1)をしている。この分光偏光放射計は、直線偏光子の機能を有するLCTFを用いた光学センサであり、LCTFに印加される直流電圧によって透過光の波長を任意に選択可能にする性能を有している。この光学センサは、LCTFに印加する直流電圧を変化させることで透過光の波長について連続分光を行うことができるので、連続分光/偏光可能な放射計であり、LCTF分光偏光放射計と称されている。
この光学センサは、その分光特性からして、特に可視域・近赤外域中心での観測、即ち太陽光の被反射対象物の観測に適している。太陽光の被反射対象物としては、湖水、海、河川、森林等の自然対象物が考えられ、特に、植物に含まれる葉緑素(クロロフィル)等からの光の分光特性の観測を可能とするものである。葉緑素(クロロフィル)等の分光偏光特性をデータとして備えておけば、被反射対象物の分光偏光特性を測定することで、地上における植物の繁茂の程度及び分布、湖水や海洋における植物プランクトンの繁殖の程度及び分布を観測することが可能となり、植物相の観点から地球環境観測用として用いることができる。これらの自然対象物は、地上や海上に設置したり或いは車両や船舶に搭載して直接に観測することができるのは勿論のこと、光学センサを航空機や宇宙機に搭載することにより、短時間で且つ広範囲に観測することもできる。
放射計の中心部分を構成するLCTFの原理を、図4に基づいて簡単に説明する。図4に示されるように、LCTF20は、構造的には、入力偏光子21と出力偏光子24との2枚の偏光子の間で複屈折結晶板22と液晶素子23とを前後として平行に挟んだサンドイッチ構造となっている。LCTF20は、そのようなサンドイッチ構造を複数層にして重ね合わせたものであり、各層は液晶位相器(遅相器)の要素を挟んだ、互いに平行な直線偏光子から成っている。LCTFは、透過波長を電子的に制御できるバンドパスフィルタであり、リオフィルタ(Lyot Filter)の設計に基づいている。図4において左からの入射光は、入力偏光子21を通り、次に偏光子の偏光軸に対して結晶軸が45度に設置された複屈折結晶板22でそれぞれ位相速度の異なった常光、異常光の2成分に等量に分割される。液晶素子23に加える電圧(V)により、液晶結晶軸の一方の屈折係数が変化するので、一方の光は他方の光に比較して遅延する。このように、結晶素子23は、液晶遅相器としての働きをする。結晶素子23を出た2つの成分は出力偏光子24で合成されるが、干渉により波長に関して周期的な透過特性となる。これらを1ステージとして、次々に複屈折結晶板22の厚さが前段の2倍になるステージを重ねることで、入射光の最終透過特性は狭帯域となる。
特許文献1に開示された液晶光学計測装置は、多種方向の偏光画像から特徴抽出を行うことを可能にして抽出精度を向上させることを図ると共に、センサ出力としてCCD面に得られる対象物の結像画像データの計測精度を高めて、対象物の特徴抽出の精度を向上させることができる液晶光学計測装置を提供することを目的としたもので、図5に示すように対象物からの反射光がカメラレンズ(対物レンズ)2に入射し、前側リレーレンズ4、LCTF20、後側リレーレンズ5を透過し、CCDセンサ6で対象物の画像が検出される構成になっている。前側リレーレンズで平行光線束となり、このままLCTF20を透過するので、CCD6の結像面位置は後側リレーレンズ5の焦点となっている。
従来のLCTFを用いた液晶光学計測装置においては、図5に示すようにLCTFはその前後を2つの装着用円筒8a,8bを介して挟持され、2つの装着用円筒8a,8bはそれぞれ支柱9a,9bによって筐体7に固定となっている。カメラレンズ2ヘの入射光は、前側リレーレンズ4、前側円筒8a、LCTF20、後側円筒8b、後側リレーレンズ5の順に透過し、CCDセンサ6に達する。支柱9aにはステッピングモータ12、歯車機構13が装着されており、前側円筒8aの歯車機構11とともに、ステッピングモータ12によってLCTF20を回転させ、透過する光の偏光面が光軸まわりに回転可能となっている。このような従来型の装置のLCTF装着系、すなわち支柱と装着用円筒は、使用するLCTFの形状、重量に応じて設計製作されると共に、筐体内の支柱の位置間隔は選択したLCTFの大きさに対応して決定されてしまう。ところでLCTFは透過する光の波長帯域に応じて、また、波長分解能に応じて、各種いろいろのものが製作されており、計測のニーズに対応しつつ、各種LCTFの中からそれに応じたものを選択する必要がある。しかし、所持している液晶光学計測装置において、取り付けられているLCTFに換えて他種のものを装着しようとする場合には支柱の取り付け位置を変更する修理改造が必要となる。
また、LCTFを用いた液晶光学計測装置においては対象物の偏光スペクトル画像がCCDセンサの受光面に結ばれるようになっており、その受光面位置は後側リレーレンズの焦点でなければならない。しかし、計測対象、計測条件等に応じてカメラレンズ、前側、後側リレーレンズを交換して使用することが求められることがあるが、従来型の装置では、CCDが筐体に固定されているので、結像位置のズレを起こす光学系の交換に対応することが出来ないし、光の波長帯域に基づいて異なる収差に起因する結像面の誤差が発生した場合にもCCDの受光面位置を調整することができない。手持ちの装置で強いてこれに対応できるようにするには、大幅な改造が必要になる。計測の現場でこのようなニーズに対応する改造は事実上不可能であり、結局は必要な条件のLCTFや光学系の液晶光学計測装置を別個に準備しなければならないという状況にある。
特開2003−215530号公報 平成15年7月30日公開 「液晶光学計測装置及びそれを用いた光学計測測定システム」
本発明が解決しようとする課題は、LCTFを用いた液晶光学計測装置において、各種波長帯域、波長分解能、各種計測対象、計測条件に対応して選択したLCTFに交換取り付け可能であって、かつ、光学系の交換や収差による結像位置の変動に対応できる機能を備えた液晶光学計測装置を提供することにある。
本発明の液晶光学計測装置は、カメラ対物レンズ、前側リレーレンズ、LCTF、後側リレーレンズおよびCCD検出素子を入射光の通過順に配置してなる液晶光学計測装置において、前記LCTFの片面端部を装着用円筒の端部に取り付け、他端面を自由とすると共に、該装着用円筒を介してモータの回転駆動を前記LCTFに伝達する手段を備えるようにした。
また本発明の液晶光学計測装置の1形態として、上記LCTFの片面端部は装着用円筒の前方側端部に取り付けるようにした。
また本発明の液晶光学計測装置の1形態として、装着用円筒は装置筐体に固定された支柱によって回転自在に保持され、前方端にLCTFを後方部にモータに結合された歯車機構を配置したものとした。
また本発明の液晶光学計測装置の1形態として、前記CCDを筐体外に取り付けると共に、光軸方向にスライド可能とする手段を備えるものとした。
また本発明の液晶光学計測装置の1形態として、前側リレーレンズおよび後側リレーレンズには非球面レンズを配置するものとした。
本発明の液晶光学計測装置は、カメラ対物レンズ、前側リレーレンズ、LCTF、後側リレーレンズおよびCCD検出素子を入射光の通過順に配置してなるものにおいて、前記LCTFの片面端部を装着用円筒の端部に取り付けると共に、該装着用円筒を介してモータ駆動を前記LCTFに伝達する手段を備えるようにしたものであるから、LCTFの大きさや形状に左右されず装置に取り付けることが出来る。このことによって、1台の装置でありながら所望の光の波長帯域、波長分解能のLCTFに交換して広く使用することができるようになった。しかも従来の両面支持構造のものに比べ交換作業が容易となった。
また、LCTFの片面端部が装着用円筒の前方側端部に取り付けられた構成を採用することにより、レンズ系間の光軸合わせが容易となり、光学的精度が向上する。
また、本発明の液晶光学計測装置は、カメラ対物レンズ、前側リレーレンズ、LCTF、後側リレーレンズおよびCCD検出素子を入射光の通過順に配置してなるものにおいて、前記CCDを筐体外に取り付けると共に、光軸方向にスライド可能とする手段を備えるようにしたものであるから、測定条件にあったレンズ系を選択してもCCDの受光面をそのレンズ系の焦点位置に位置調整することが出来る。このことによって、1台の装置でありながら所望の光学特性のレンズ系に交換して広く使用することができるようになった。すなわち、地上設置の場合でも、航空機、衛星等搭載の場合でも、計測対象を特定しつつ、対象の最適な特長抽出が可能となり、地球観測の精度、性能の向上が図られ、地球環境問題の解決に必要な高性能データが得られるようになる。
更に、前側リレーレンズおよび後側リレーレンズに非球面レンズを配置する構成を採用することにより、周辺減光など各種収差を補償することができ均一画面を実現できる。
この発明による液晶光学計測装置は、有効波長帯域、波長分解能の異なる各種LCTF、焦点距離の異なる各種レンズを交換しつつ、使用することができるので、その出力である対象物の画像データの計測精度を高め、対象物の特徴抽出の精度を向上することができる。また、対象物からの反射光に含まれる任意方向の偏光特性が観測され、対象物の特徴抽出も任意方向の偏光画像から高い抽出精度で得ることができる。更に、LCTF分光偏光放射計での反射光の分光特性を把握することにより、本液晶光学計測装置を地上や海上において据付けたり、車両、船舶、航空機、宇宙機等の移動体に搭載することで、ニーズ、目的に対応しつつ異種の光学部品の構成を換えて地上、海洋、河川等の植物相の繁茂の状態を広く観測することができる。
本発明は、LCTFの型式が規格化されること無く、波長帯域、波長分解能の異なるLCTF毎にそれぞれに形と大きさが作られている現状の中で、観察対象によって適した波長帯域、波長分解能のLCTFを選択しても、そのLCTFを容易に取り付けることができる液晶光学計測装置を提供するため、その装着機構を改良することに想到したものである。すなわち、従来の装着機構は前述したようにLCTFの前後を2つの装着用円筒8a,8bを介して挟持し、2つの装着用円筒8a,8bはそれぞれ支柱9a,9bによって筐体に固定された構造となっているので、2つの装着用円筒8a,8bの間隔は採用されたLCTFの寸法に合わされており、他のLCTFが取り付けられないことに鑑み、基本構造としてLCTFの両面支持を止め、片面支持させる方式を採用するものとした。
また、本発明は天候具合や時刻といった計測条件によって光学系を交換した場合や収差による結像位置の変動に対応できる機能を備える構成として、CCDの軸方向位置を調整可能な機構とすることでそれに対応するようにした。
上記の基本思想に基づき、本発明では図1に示されるような構造の液晶光学計測装置を提案する。この装置の特長は、前側リレーレンズ4を筐体7の外に取り付けることによって、筐体7部分の小型軽量化を図ったことも考えられるが、基本的には、装着系(支柱9、装着用円筒8)を片もち梁のような構成にして、LCTF20の片方端部だけを装着用円筒8に取り付けていることであり、また、CCD6を筐体7外に取り付けて、収差に対応して可動機構を設けたことにある。なお、ステッピングモータ12、歯車機構11,13によってLCTF20を装着用円筒8とともに光軸周りの回転可能な構造となっている点はこの改良型のものでも同様である。
また、図1に示すようにLCTF20の片面端部が装着用円筒8の前方側端部に取り付けられた構成を採ることにより、LCTF20は前側リレーレンズ4に接近して配置できるためその光軸合わせは容易となり、光学的精度が向上することになる。
以下、添付図面に基づいて、この発明による液晶光学計測装置の実施例を説明する。図2はこの発明による液晶光学計測装置の原理の概略を示すブロック図、図3は本発明に係る液晶光学計測装置のシステム構成図である。図1〜図3において、図5に示した構成要素と同様の機能を奏する要素については同じ符号を付すことにより、再度の詳細な説明を省略する。
図2に示すように液晶光学計測装置は、入射する光の通過順に、対物レンズとしてのカメラレンズ2、フィールドレンズ3、前側リレーレンズ4、LCTF20、後側リレーレンズ5及びCCD検出素子としてのCCDカメラ6を同一光軸線上に配置して構成されている。装置の筐体としてのカメラ筐体7の内部にはLCTF20、その装着系である支柱9と装着用円筒8、ステッピングモータ12と歯車11,13及び後側リレーレンズ5が配置された構造となっており、前記支柱9は筐体7に固着され、前記装着用円筒8はラジアル軸受け9aを介して前記支柱9に対し回転自在に支承されている。前記ステッピングモータ12も筐体7に固着され、該ステッピングモータ12の回転は連結歯車11,13を介して前記装着用円筒8を回転駆動する機構となっている。この回転により、LCTF20の偏光面が変更されるのは従来装置と同様である。筐体7の前面板7aにはフランジ付き円筒部材10がボルトを介して固定され、該フランジ付き円筒部材10内にはフィールドレンズ3と前側リレーレンズ4が配置されており、更に該フランジ付き円筒部材10の前方にはカメラレンズ2が装着される。前記筐体7の後方にはCCDカメラ6が装着されるが、このCCDカメラ6には撮像位置調整用のネジ機構14が備えられ、該撮像位置調整用のネジ機構14が回動されるとCCD撮像面が筐体7に対して軸方向に前後に変位し、撮像位置が調整できる機構となっている。
図3のシステム構成図において、光学計測システム30は、液晶光学計測装置1を用いて被反射対象物の分光特性を計測するときに、液晶光学計測装置1を光学センサとして駆動制御する。光学計測システム30は、LCTF放射計である液晶光学計測装置1に制御装置を結びつけ、波長制御、画像データ取得の自動的に行う機能を有しており、CPUボード32、内部記憶装置を有するハードディスク(HDD)33、制御ユニット34、LCTF回転コントローラ35、画像取込みボード36等と共に構成されるパーソナルコンピュータ31を主体としたハードウエアシステムから成っている。パーソナルコンピュータ31には、付属モニタとしての液晶モニタ37、キーボード38、マウス39、外部モニタとしてのビデオモニタ40、外部記憶装置としてのビデオデッキ41等の周辺機器も接続されている。画像データ記録用の外部記憶装置としては、その他にFDD、ビデオカード、CD−RW、MO、リムーバブルHDD等が挙げられる。制御ユニット34には、液晶光学計測装置1及びこれら周辺機器を動作させるドライブ用のソフトウエアが予めインストールされている。
制御ユニット34の機能として、第一に、液晶光学計測装置1の光学センサ本体のシリアルRS−232Cドライバを駆動する制御が挙げられる。制御ユニット34は、また、液晶素子23への印加電圧を変更することによるLCTF20の透過光の波長選択(分光)と、波長選択と同時にLCTF20に回転角度を指定し、LCTF回転コントローラ35からの駆動信号をLCTF回転機構25に送ってLCTF回転機構25を駆動することにより、波長に対して偏光面(透過光の偏波面)を連続的に変化させる機能を有する。光学計測システム30の作動としては、LCTF20の分光波長を掃引するための設定項目であるLCTF20にある回転角度と掃引開始波長(スタート波長)、掃引終了波長(エンド波長)、波長を変えるときの波長間隔(ステップ波長)、次の波長へ移るときの待ち時間(インターバル時間)等でスイープし、連続して指定信号を与え、それらに対応したデータがファイル名を付けてハードディスク33等の記録媒体に記録される。
最後に、液晶光学計測装置1に備わるCCDカメラ6の受光面で計測した画像データは、画像取込みボード36でA/D変換され、その画像をビデオモニタ40でリアルタイムに映し出される。画像データは、また、画像データ取得装置のメモリに一旦記憶され、その後初期設定された条件によりパーソナルコンピュータ31の内部及び/又は外部記憶装置において、連続/単体のファイルに随時ファイリングされる。そのファイリングされたデータは、既存のソフトウエア等で処理される。
本発明の装置では図5に示す従来型の液晶光学計測装置と比較して、LCTF20を1つの装着用円筒8および支柱9によって片持ち梁形態で保持させている点で、また、CCDに撮像位置調整用のネジ機構14が備えられた構成を採ることにより光軸方向に移動可能にしている点で大きく相違しており、更に外付けのカメラレンズ2は適宜交換可能であり、筐体前面板7aを外すことにより、LCTF20が露出され、装着用円筒8に対して取り外し交換が容易な構造となっている。そして、これらの光学系を必要に応じて交換した場合に起こる結像面のズレと収差については、撮像位置調整用のネジ機構14を回動することによりCCD撮像面の位置を調整することが容易に出来る。
上記の構成において、前側リレーレンズ4と後側リレーレンズ5に球面収差レンズを採用して例を示す。この種の液晶光学計測装置では撮像画像において、周辺部分が暗くなる所謂周辺減光の現象が生じる。本実施例では、前側リレーレンズ4と後側リレーレンズ5に球面収差レンズを採用するようにしてこの現象を解消することができた。
本発明の液晶光学計測装置の構成を示す図である。 本発明の液晶光学計測装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明に係る液晶光学計測装置の全体システム図である。 本発明に係る液晶光学計測装置原理を示す概念図である。 従来の液晶光学計測装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 液晶光学計測装置 2 カメラレンズ(対物レンズ)
3 フィールドレンズ 4 前側リレーレンズ
5 後側リレーレンズ 6 CCD部材
7 筐体 8 取付用円筒部材
9 支柱 10 フランジ付き円筒部材
11,13 歯車 12 ステッピングモータ
14 位置調整ネジ 20 液晶同調フィルタ(LCTF)
21 入力偏光子 22 複屈折結晶板
23 液晶素子 24 出力偏光子
25 回転機構 30 光学計測システム
31 パーソナルコンピュータ 32 CPUボード
33 ハードディスク 34 制御ユニット
35 LCTF回転コントローラ 36 画像取込みボード
37 液晶モニタ 38 キーボード
39 マウス 40 ビデオモニタ
41 ビデオデッキ

Claims (5)

  1. カメラ対物レンズ、前側リレーレンズ、LCTF、後側リレーレンズおよびCCD検出素子を入射光の通過順に配置してなる液晶光学計測装置において、前記LCTFの片面端部を装着用円筒の端部に取り付け、他端面を自由とすると共に、該装着用円筒を介してモータの回転駆動を前記LCTFに伝達する手段を備えたことを特徴とする液晶光学計測装置。
  2. LCTFの片面端部は装着用円筒の前方側端部に取り付けるようにした請求項1に記載の液晶光学計測装置。
  3. 装着用円筒は装置筐体に固定された支柱によって回転自在に保持され、前方端にLCTFを後方部にモータに結合された歯車機構を配置したものである請求項1又は2に記載の液晶光学計測装置。
  4. 前記CCDを筐体外に取り付けると共に、光軸方向にスライド可能とする手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の液晶光学計測装置。
  5. 前側リレーレンズおよび後側リレーレンズには非球面レンズを配置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液晶光学計測装置。
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