JP3976348B2 - 屠殺する動物をガスで麻酔するための方法および装置の改善 - Google Patents

屠殺する動物をガスで麻酔するための方法および装置の改善 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、屠殺する動物をガスで満たされた麻酔空間を通って運ぶことによってガスを用いて麻酔するための方法および装置の改善に関する。
背景技術
通常、屠殺に先立って動物は麻酔される。麻酔は、例えば電気ショックによって、または麻酔ガスを用いて行なわれる。トンネル,浴槽,低所に設けられた空間内でCO2を用いて(CO2の比重は空気の比重よりも大きい)動物を窒息死させることが知られている。通常の大気状態から調整された麻酔環境への移行領域は、比較的長い。これは、麻酔過程が徐々に始まることを意味する。ここでの欠点は、麻酔過程が比較的長時間を要し、従ってより広い空間を必要とすることである。加えて、屠殺される動物は、麻酔の進行中に興奮し、この興奮が最終的な食肉の品質に不利な影響を与えるとともに、結果として動物に余り優しくない屠殺過程となる。
本発明の目的は、屠殺される動物を興奮させないようにガスを用いて急速に麻酔し、結果としてより良質の食肉を得ることができる方法および装置を提供することである。
屠殺する動物の麻酔における制御されたガス組成の他の利点は、動物内で生じる生化学的過程がより良く制御されて、屠殺された動物の肉のより良い制御,さらには肉により良い影響をもたらすことである。
発明の開示
本発明は、上記目的のために請求項1による方法を提供する。
国際公開WO-A-94/15469公報は、屠殺する動物をガスで満たされ、仕切りで分離された隣接する2つの麻酔室を通って運ぶことによってガスを用いて麻酔する方法を開示する。上記仕切りは、例えば帯状カーテン,エアカーテン,水カーテンまたは移動スクリーンである。仕切りの目的は、各室のガス雰囲気を分離することである。各室には、夫々のガス供給部を介して夫々特定のガスが導入される。オプションとして、第1の室内のガスの一部が、ガス再循環のために第1の室に連通する導管によって除去され、第2の室に供給されるガスと混合されて再循環される。しかし、この従来例は、2つの室内のガス雰囲気の夫々を簡単でしかも効率的に制御することができない。
本発明によれば、麻酔空間から排出されたガスは、好ましくはガス供給手段によって上記麻酔空間に戻される。より好ましくは、戻される排出ガスに、供給されるガスを調節する目的でガスが加えられる。ガスの強制的な供給および排出は、大気状態から調節された麻酔状態への比較的急速な移行を可能にする。このような急速な移行は、麻酔過程が同じく急速に始まる結果をもたらし、これが全麻酔過程を短縮する。このことは、屠殺される動物のストレスを低減する結果を生んで、より動物に優しい麻酔に加えて、食肉の品質改善をもたらす。ガスの消費を制限するため、麻酔空間から排出されたガスを、戻して再び麻酔空間に供給することによって再利用するのが得策である。実際には、排出ガスは供給ガスの最適ガス組成と異なる組成を有するであろう。供給ガスに比して、排出ガスは、周囲空気および動物から吐き出されたガスが混ざり合っている。排出ガスを再利用する際に麻酔過程の品質を制御するためには、麻酔空間に戻される前の排出ガスにガスを加えるのが好ましい。
ガス供給およびガス排出によって作られるガス流は、麻酔空間内のガス成分が実質的に均一になるような速度で麻酔空間を通って運ばれるのが好ましい。より好ましくは、麻酔空間内のガス流の流速は、麻酔空間を通って運ばれる動物の速度の少なくとも2倍である。麻酔空間に供給されるガスは、一般に混合物から成り、この混合物は、例えば動物と一緒に運ばれる周囲空気や動物から吐き出されたガスなどの他のガスと麻酔空間内で局所的に混合し得るので、麻酔空間内でガス成分が不均一になる虞がある。そこで、麻酔空間内で十分に高速なガス流が生じるようにすることによって、ガス成分は実質的に均一になり、その結果、麻酔過程の品質制御が可能になる。実際、麻酔空間内のガス流が動物の搬送速度の少なくとも2倍であれば、通常の動物搬送速度において麻酔空間内でガスの所望の均一性が得られることが明らかになった。
ガス流の方向は、屠殺される動物が麻酔空間を経て運ばれる方向と逆であることが好ましい。こうすれば、屠殺される動物に伴うガス流と一緒に空気が麻酔空間内に運ばれるのを防止することが可能になる。家畜の搬送方向と逆のガス流方向によって、この周囲空気は、麻酔空間に入ることができないか、あるいは屠殺される動物を供給する開口の近傍の非常に限られた距離に亘ってのみ侵入する。麻酔空間内のガス成分の調節も、対向流の原理を用いることで比較的簡単になる。最後に、ガス流と運ばれる家畜との十分に大きい速度差は、比較的簡単な手法で実現され得る。
ガス流は、家畜の搬送方向と同じ方向であってもよいことに言及しておく。
麻酔空間内のガスの品質を自動的に制御するために、排出ガス,供給されるガスまたは供給されたガスの品質を測定し、測定されたガス成分に応じて加えるべきガスの体積を決定するのが好ましい。かくて、加えられるガスの品質および/または体積は、フィードバックまたはフィードフォワード制御によって影響せしめられ、フィードフォワード制御は本質的に遅延のない調整が可能なので、ここではフィードフォワード制御の方が好ましい。
ガスは、ガスバッファから麻酔空間に供給され、麻酔空間から排出されたガスは、ガスバッファに戻されるのが好ましい。ガスバッファの容積は、全システム体積の少なくとも半分を捕捉する。より好ましくは、ガスバッファは、その中にガスバッファが一体化された全システム体積の少なくとも60%を形成する。ガスバッファは、使用時に麻酔システムをより安定にする。つまり、汚染されたガス流は、所望のガス濃度に限られた影響しか及ぼさないのである。上記汚染されたガス流は、屠殺される動物と一緒にシステム内に運ばれる外部空気や、麻酔される動物から吐き出される空気などと理解されなければならない。
麻酔空間に供給されるガスの角度は、調整できるのが好ましい。より好ましくは、供給ガスの角度は、ガス排出部から離れたガス供給部側のガスが、外部空気を吸い込まないような圧力をもつように調整される。このようにガスを供給することによって、例えば限られた過剰ガス圧を用いて、例えば外部空気が麻酔システム内に吸い込まれるのを防止することができる。これら種々の態様が、麻酔空間内のガス品質のより良い制御をもたらし、麻酔過程の制御の改善をもたらす。
他の好ましい方法では、麻酔空間は少なくとも2つのセグメントに分離され、これらのセグメントを通って家畜が連続的に運ばれ、各セグメントに対して別々にガスが供給され,排出される。独立したガス循環が、分離された各セグメントで実現されるのが好ましい。麻酔空間の連続するセグメント内のガスの品質は、通過されるべき第1セグメントに、酸素を過剰に含むガスを収容することによって、相互に異ならせることができる。通過されるべき第2セグメントは、5〜15体積%の酸素を収容するのが好ましい。家畜を少なくとも2段階で麻酔することによって、家畜を痙攣させることなく急速に,従ってストレスなしに浅く麻酔した後、この浅い麻酔を深い麻酔に変えることができる。急速で深くない麻酔は、麻酔ガスに例えば過剰な酸素,つまり大気よりも高濃度の酸素を混合することによって実現することができる。第2セグメント内で家畜を窒息死させるためには、5〜15体積%の酸素が必要とされる。第1麻酔段階中と第2麻酔段階中の双方で、麻酔空間内に過剰なCO2,つまり例えば60〜90体積%のCO2濃度が存在する。このような過剰なCO2は、食肉の品質に悪影響を与えることなく所望の窒息死をもたらす。
通過されるべき第2セグメント内へのガスの供給は、ガス排出部から離れたガス供給部側のガス圧が、麻酔空間の外部のガス圧に実質的に相当するような角度で行なわれるのが好ましい。かくて、麻酔方法を不必要に費用のかかるものにするところの外部空気の第2セグメント内への吸い込みが防止されるのみならず、麻酔ガスの周囲空気への吹き出しも防止される。麻酔空気の周囲空気への吹き出しがないことの他の利点は、操作員にとって危険が少ないことである。
通過されるべき第1セグメント内へのガスの供給は、ガス排出部から離れたガス供給部側のガス圧が、第1セグメントと第2セグメントの間の中間空間内のガス圧よりも小さくなるような角度で行なわれるのが好ましい。これによって、上記中間空間から、通過されるべき第1セグメント内にガスが吸い込まれるであろう。かくて、通過されるべき第2セグメントからの「オーバフロー」ガスは、第2セグメントの端部から周囲環境に逃げ出すことなく、通過されるべき第1麻酔空間内に吸い込まれて、失われることはない。第2セグメントからの「オーバフロー」ガスは、通過されるべき第1セグメント内で常に有効に用いられる。
本発明の更なる他の好ましい実施の形態では、麻酔空間に水蒸気が供給される。麻酔空間内で家畜にストレスをもたらす喉の乾きが生じるのを防止するために、麻酔空間に水蒸気を供給することができる。このステップは、ストレスが少なくて動物に優しい麻酔に貢献し、また、結果として食肉の品質改善をもたらす。
また、本発明は、屠殺される動物を麻酔するためのガスを用いた請求項20に記載の装置に関する。
国際公開WO-A-94/15369公報の関連する内容は、独立請求項1で特定される本発明による方法に関連して既に述べた。本発明では、制御可能で連続的,かつ,ガス供給部とガス排出部の間の動物を運ぶ方向に平行なガス流が、ガス供給部とガス排出部の間に形成されることを知ることが重要である。
本発明によれば、ガス供給部は、循環システムを介してガス排出部に接続されるのが好ましい。本発明の装置は、ガスの特性を測定する測定を備えるのが好ましい。本発明の装置とその好ましい実施の形態の利点は、既に論じられている。循環システムにガスバッファを設ける利点も、既に論じられている。
上記麻酔空間は、好ましくは実質的にトンネル形状である。トンネル形状の空間は、麻酔空間内に比較的少ないガスしか存在し得ないという顕著な利点を有する。制御できるガス流は、簡単な手法で実現できる。このことは、トンネル形状の空間の断面形状が、屠殺される動物の寸法に適合せしめられときに特に言える。
供給されるガスの品質を自動制御するためのガス供給手段に測定装置を接続することによって、麻酔空間内のガス品質の自動保証を、そのための何の労力も要さずに実現することができる。
上記装置の好ましい実施の形態では、麻酔空間内で夫々が分離したガス調整部をもつ2つの連続するセグメントを実現すべく、少なくとも2つの協働するガス供給部とガス排出部の組合せが、麻酔空間内のコンベアに沿った連続した位置に設けられ、麻酔過程を幾つかの部分に分けることを可能にしている。段階的な麻酔の利点は、同じく既に論じられている。
麻酔空間に供給されるガスの角度を調整する案内手段が供給開口内に一体化されているのが好ましい。麻酔空間に流入するガスの角度が調整できることは、ガス供給開口の近傍でガス圧力を制御できるという利点を有する。既に論じたように、周囲環境空気の圧力よりも大きい,等しい,または小さいガス圧力が要求され得る。これは、案内手段を用いて実現することができる。
麻酔空間は、鉛直な条片部材から組み立てられた少なくとも1つのスクリーンによって、供給側または排出側に隣接しているのが好ましい。麻酔空間の連続するセグメントも、鉛直な条片部材から組み立てられた少なくとも1つのスクリーンによって、互いに分離されているのが好ましい。このようなスクリーンは、屠殺される動物の毛皮や羽毛内に存する残余ガスが、麻酔される動物に圧力を作用させる上記条片によって、少なくとも部分的に排出されるという利点を有する。麻酔される動物とこの動物を取り巻く大気との相対速度によって、残余ガスは、毛皮や羽毛から急速に除去される。動物への圧力の作用は、麻酔される動物を落ち着ける結果をもたらすことも明かになった。かくて、汚染の少ないガスが麻酔空間に供給される。条片スクリーンの他の利点は、特に家禽がこのようなスクリーンを通って運ばれるときに落ち着かされるということである。
境界は、必要ならば上述のスクリーンに代えて、例えばエアスクリーン,ガス流プロファイル,または開口やスイングドアをもつ仕切り壁など他の方法によっても実現することができる。
上記装置が連続した麻酔セグメントからなる場合、麻酔セグメントは、中間空間を介して互いに接続されるのが好ましい。かくて、個々の処理ステップは、互いに明確に分離され、2つの分離した処理を制御する能力が強化される。上記中間空間は、分離した処理ステップ相互間の水門として働き、これによって個々のセグメント内のガス循環システムは、互いにより良好に分離される。これは、各セグメントからのガスの混合を低減する。
屠殺される動物に応じて、コンベアは、家禽搬送用または大きい家畜搬送用に適合させることができる。既述の方法および装置は、例えば鶏のような家禽を屠殺するため、および例えば豚や牛のような大きな家畜を屠殺するためのいずれにも用いることができる。装置の寸法が屠殺されるべき動物に依存することは明らかであろう。好ましい実施の形態では、コンベアは無端の支持コンベアからなり、コンベアに沿って脚が垂れ下がるように屠殺される動物の胸および/または腹が嵌合する支持要素が、上記支持コンベアに固定される。このようなコンベアは、特に大きな家畜に適しており、大きな家畜が麻酔空間に運ばれる前にこのコンベア上を搬送中に比較的落ち着いた状態を維持するという重要な利点を有する。このコンベアの他の重要な利点は、家畜を載せたコンベアの横断面の面積が比較的限られているということである。このことは、比較的限られた通路をもつトンネル構造を用いるというオプションを提供し、これによってより速い流速を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、次の図に示された非制限的な実施の形態を参照して更に説明されるが、
図1は、本発明による麻酔装置の一部破断斜視図を示し、
図2は、図1に示された麻酔装置の変形例の断面図を示している。
発明を実施するための最良の形態
図1は、豚2が矢印P1で示すように供給されて、無端の支持コンベア3に載せられる装置1を示している。無端コンベア3は、この目的のために支持要素4を備え、この支持要素は、無端コンベアの外側にあって、豚2の胸および/または腹に嵌合するようになっている。豚2は、コンベア3の下方に向かって降りる傾斜部を経て麻酔空間6の第1セグメント5内に運ばれる。この第1セグメント5にガス供給管7によってガスが導入され、このガスは、ガス排出管8によって排出される。ガス供給管7とガス排出管8は、ガス循環システム9を用いて互いに接続される。ガス循環システム9には、測定装置10があり、その測定値は、例えばコンピュータなどの中央制御装置11に伝送される。すると、中央制御装置11は、循環ポンプ12に伝送される信号を生成する。この循環ポンプは、システムから必要に応じて部分的にガス流を逃すための制御弁をオプションとして備える。中央制御装置11は、ガスボンベ13の制御弁にも接続されており、この制御弁によって、測定装置10で測定されたガスの品質に応じて少量または多量の調節用のガスを排出されたガスに加えることができる。こうして調節されたガスは、再びガス供給管7を通って麻酔空間6の第1セグメント5に入る。麻酔空間6の第1セグメント5を通過して浅く麻酔された豚2は、次いで麻酔空間6の第2セグメント14へ運ばれる。麻酔空間6の第2セグメント14には、麻酔空間6の第1セグメント5に接続されたガス循環システム9と非常に類似したガス循環システム15が接続されている。このガス循環システム15も、ガス供給管16,ガス排出管17,測定装置18,循環ポンプ19およびガスボンベ20から成る。ガス循環システム15の動作は、ガス循環システム9の既述の動作に合致する。しかしここでは、無端コンベア3の搬送方向に関するガス供給管16のガス排出管17に対する相対位置は、第1のガス循環システムにおけるガス供給管7のガス排出管8に対する相対位置と全く逆であることに留意されなければならない。このことは、麻酔ガスの流れは、麻酔空間6の第1セグメント5内ではコンベア3の搬送方向に対して対向する一方、第2セグメント14内ではコンベア3の搬送方向と同じになるという結果をもたらす。
麻酔空間の第2セグメント14を出て今や深く麻酔された豚2は、上方に向かって登る傾斜部を経て矢印P2で示すように続く処理へ運ばれる。
図2は、2つの連続するセグメント26,27をもつ麻酔装置25の断面図を示している。屠殺される動物は、矢印P1に示すように供給される。動物を運ぶ搬送手段は、この装置25には示されていない。通過されるべき第1セグメント26は、条片カーテン28によって外界から分離されている。ポンプ29は、通過されるべき第1セグメント26内に矢印P3で示すようにガスを循環させる。ガスは、案内手段31を用いて所望の吹込み角度が得られるようにして麻酔空間30に吹き込まれる。このことは、案内手段31の下流および案内手段31の背後の所定角度位置でのガス圧を制御するために特に望ましい。通過されるべき第1セグメント26は、動物がこのセグメント26を出ていく側においても条片カーテン32によって周囲環境から分離されている。上記循環システムに一体化されたバッファ空間33は、通過されるべき第1セグメント26内のガス品質を安定化するために設けられる。上記第1セグメントは、ガス供給管34をさらに備え、このガス供給管を経て必要に応じて決まった組成のガスが循環システムに供給できる。麻酔された動物は、通過されるべき第1セグメント26を矢印P4で示すように出て、中間空間35に入る。この中間空間35も、水門として働く。
麻酔空間25の通過されるべき第2セグメント27は、再びガス循環システムから成る。ポンプ36は、矢印P5で示すようにガス流を供給する。第2の麻酔空間38へのガスの吹込み角度を制御すべく、通過されるべき第2セグメント27にも、案内手段37が設けられている。通過されるべき第2セグメントから麻酔ガスが周囲環境に直接漏れ出すのを防ぐために、第2セグメントは、連続的に設けられた複数の条片カーテン39によって周囲環境から分離されている。条片カーテン40は、麻酔空間38の供給側にも配置されている。
通過されるべき第2セグメントからの「オーバフローガス」は、通過されるべき第2セグメント27から通過されるべき第1セグメント26へ矢印P6で示すように流れるのが好ましい。通過されるべき第2セグメント27から出たオーバフローガスのこの流れ方向P6は、通過されるべき第2セグメント27の外側端部に隣接する多数の条片カーテン39によって特に得られるが、システム内の決まった位置のガス圧を制御することができる案内手段31,37によっても得られる。かくて、通過されるべき第1セグメント26の案内手段31の特に下流および背後に、比較的低いガス圧が加えられる一方、通過されるべき第2セグメント27の案内手段37の下流および背後に、周囲圧力と実質上同じガス圧が生成される。
通過されるべき第2セグメント27にも、通過されるべき第1セグメント26にあるのと同じバッファ空間33を設けることができるのは明白であろう。最後に、通過されるべき第2セグメント27にも、所望の組成のガスを供給するためのガス供給管41が設けられることに言及しておく。

Claims (34)

  1. 屠殺する動物(2)をガスで満たされた麻酔空間(6)を通って運ぶことによってガスを用いて麻酔するための方法であって
    ガス供給部(7)によって上記麻酔空間(6)にガスが導入され、この麻酔空間(6)のガスが、動物を運ぶ方向に見て上記ガス供給部から距離を隔てた所に配置されたガス排出部(8)によって排出される麻酔方法において
    動物を運ぶ方向に平行な制御可能で連続したガス流が上記ガス供給部(7)とガス排出部(8)の間に形成されることを特徴とする麻酔方法。
  2. 請求項1に記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)から排出されるガスが、上記ガス供給部(7)によって上記麻酔空間(6)に戻されることを特徴とする麻酔方法。
  3. 請求項2に記載の麻酔方法において、上記排出されたガスを再びフィードバックするために、上記供給されるガスを調整する目的で上記排出されたガスにガスが加えられることを特徴とする麻酔方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記ガス供給部(7)およびガス排出部(8)によって作られるガス流は、上記麻酔空間(6)内におけるガス成分が実質上均一になるような速度で麻酔空間(6)を通って運ばれることを特徴とする麻酔方法。
  5. 請求項4に記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)内のガス流の流速は、麻酔空間(6)を通って上記動物(2)が運ばれる速度の少なくとも2倍以上であることを特徴とする麻酔方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記ガス流は、上記動物(2)が運ばれる方向と同じ方向であることを特徴とする麻酔方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記ガス流の方向は、上記屠殺される動物(2)が麻酔空間(6)を通って運ばれる方向と対向していることを特徴とする麻酔方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記排出されるガス,供給されるガスまたは供給されたガスの品質が測定され、測定されたガス組成に応じて加えられるガスの品質および/または体積が決定されることを特徴とする麻酔方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の麻酔方法において、ガスバッファから上記麻酔空間(6)へガスが供給され、上記麻酔空間(6)から排出されたガスが上記ガスバッファに供給されることを特徴とする麻酔方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)に上記ガスが供給される角度は、調整可能であることを特徴とする麻酔方法。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)への上記ガスの供給角度が調整されていて、上記ガス排出部(8)から離れた上記ガス供給部の側のガスが、外部空気を吸い込まないような圧力になっていることを特徴とする麻酔方法。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)は、少なくとも2つのセグメント(5,14)に分離されていて、これらのセグメント(5,14)を通って動物(2)が連続的に運ばれ、各セグメント(5,14)に対して別々にガスが供給され,排出されることを特徴とする麻酔方法。
  13. 請求項12に記載の麻酔方法において、上記分離された各セグメント(5,14)において、独立したガス循環手段が実現されていることを特徴とする麻酔方法。
  14. 請求項12または13に記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)の連続するセグメント(5,14)内のガスの組成は、互いに異なることを特徴とする麻酔方法。
  15. 請求項12乃至14のいずれか1つに記載の麻酔方法において、通過されるべき上記第1セグメント(5)は、大気に比べて過剰な酸素を含むガスを収容することを特徴とする麻酔方法。
  16. 請求項12乃至15のいずれか1つに記載の麻酔方法において、通過されるべき上記第2セグメント(14)は、5〜15体積%の酸素を含むガスを収容することを特徴とする麻酔方法。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1つに記載の麻酔方法において、通過されるべき上記第1セグメントおよび/または第2セグメント(5,14)は、大気に比べて例えば60〜90体積%の過剰な二酸化炭素を含むことを特徴とする麻酔方法。
  18. 請求項12乃至17のいずれか1つに記載の麻酔方法において、通過されるべき上記第2セグメント(14)へのガスの供給は、上記ガス排出部(17)から離れた上記ガス供給部(16)の側のガス圧力が、上記麻酔空間(6)の外側のガス圧力に実質的に合致するような角度で行なわれることを特徴とする麻酔方法。
  19. 請求項12乃至18のいずれか1つに記載の麻酔方法において、通過されるべき上記第1セグメント(5)へのガスの供給は、上記ガス排出部(8)から離れた上記ガス供給部(7)の側のガス圧力が、通過されるべき上記第1セグメント(5)と第2セグメント(14)との間の空間(35)のガス圧力よりも小さくなるような角度で行なわれることを特徴とする麻酔方法。
  20. 請求項乃至19のいずれか1つに記載の麻酔方法において、上記麻酔空間(6)に水蒸気が供給されることを特徴とする麻酔方法。
  21. 請求項1乃至20のいずれか1つに記載の方法を実施するために用いられ、屠殺する動物(2)を麻酔するための装置であって
    屠殺する動物(2)のための入口開口と出口開口をもつ麻酔空間(30)と、
    上記屠殺される動物(2)を上記麻酔空間(30)を通って輸送方向に強制的に移動させるべく麻酔空間(30)を通って走行するコンベア(3)と、
    ガス供給手段に接続可能なガス供給部(7)と、動物を運ぶ方向に見て上記ガス供給部から距離を隔てた所で上記麻酔空間(30)に連通するガス排出部(8)とを備えた麻酔装置(25)において
    上記輸送方向に平行な制御可能で連続したガス流が上記ガス供給部(7)とガス排出部(8)の間に形成されるようになっていることを特徴とする麻酔装置。
  22. 請求項21に記載の麻酔装置(25)において、ガス供給手段(13)が循環システム(9)を介して上記ガス排出部(8)に接続されていることを特徴とする麻酔装置。
  23. 請求項22に記載の麻酔装置(25)において、上記循環システム(9)にガスバッファ(33)が一体化されていることを特徴とする麻酔装置。
  24. 請求項21乃至23のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、ガス組成を測定する測定装置(10)を備えたことを特徴とする麻酔装置。
  25. 請求項24に記載の麻酔装置(25)において、上記測定装置(10)は、供給すべきガスの品質を自動的に調整するために上記ガス供給手段(13)に接続されていることを特徴とする麻酔装置。
  26. 請求項21乃至25のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記麻酔空間(30)は、実質上トンネル形状であることを特徴とする麻酔装置。
  27. 請求項21乃至26のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記麻酔空間(30)内で夫々が分離したガス調整部をもつ2つの連続するセグメント(26,27)を実現すべく、少なくとも2つの協働するガス供給とガス排出の組合せが、麻酔空間(30)内の上記コンベア(3)に沿った連続した位置に設けられていることを特徴とする麻酔装置。
  28. 請求項21乃至27のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記麻酔空間(30)へ供給されるガスの角度を調整するための案内手段(31)が、供給開口内に一体化されていることを特徴とする麻酔装置。
  29. 請求項21乃至28のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記麻酔空間(30)は、鉛直な条片部材から組み立てられた少なくとも1つのスクリーン(28,32)によって、供給側または排出側に隣接していることを特徴とする麻酔装置。
  30. 請求項27乃至29のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記麻酔空間の連続するセグメント(26,27)は、鉛直な条片部材から組み立てられた少なくとも1つのスクリーン(32)によって互いに分離されていることを特徴とする麻酔装置。
  31. 請求項27乃至30のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記連続するセグメント(26,27)は、中間空間(35)によって互いに接続されていることを特徴とする麻酔装置。
  32. 請求項21乃至31のいずれか1つに記載の麻酔装置(25)において、上記コンベア(3)は、家禽の搬送に適合せしめられていることを特徴とする麻酔装置。
  33. 請求項21乃至32のいずれか1つに記載の麻酔装置において、上記コンベア(3)は、大きな動物(2)の搬送に適合せしめられていることを特徴とする麻酔装置。
  34. 請求項33に記載の麻酔装置(25)において、上記コンベア(3)は、無端の支持コンベアから成り、このコンベアに沿って脚が垂れ下がるように屠殺される動物(2)の胸および/または腹が嵌合する支持要素(4)が、上記コンベア(3)に固定されていることを特徴とする麻酔装置。
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