JP3975811B2 - Digital still camera - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルスチルカメラに関するものであり、特に生成する画像ファイルの容量を制御しつつ、連続撮影時の撮影間隔を短くする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。以下、図4を用いて従来のデジタルスチルカメラの構成を簡単に説明する。図4において11は撮像回路であり、入力映像を対応するRGB三原色のデータに変換する。12はメモリであり、撮像回路が出力する前記RGBデータと後出のYCデータとJPEGデータを記憶する。13はYC処理回路であり、RGBデータをYCデータに変換する。14はJPEG処理回路であり、YCデータを圧縮して画像ファイルに変換する。15は記録媒体であり、メモリ12より転送された画像ファイルを記憶する。撮像回路11は一般的にRGBデータをAフイールドとBフイールドの2回に分けて出力する。一方のフイールドの出力ではRGB三原色が揃わないので、RGBデータを一旦メモリ12におき、YC処理回路13はRGBデータをメモリ12から読み出して処理する。JPEG処理回路14はマクロブロックと呼ばれる16画素×8画素または16画素×16画素のブロック単位で処理を行なうため、YCデータも一旦メモリ12に置いてマクロブロックの順で読み出して処理する。JPEG処理により生成される画像ファイルも記録媒体に記憶する前に一旦メモリ12に置く。
【0003】
デジタルスチルカメラでは限られたメモリ容量で動作させるために、RGBデータの上にYCデータを上書きして記録する方法が用いられている。図5は従来のデジタルスチルカメラにおけるメモリの使用例を説明する為のグラフである。図5において31は時間を示す横軸、32はアドレスを示す縦軸、33と34は各々画像処理に割り当てられた記憶領域の下限と上限、35はRGBデータの書込みアドレスの軌跡、36はRGBデータの読み出しアドレスの軌跡、37はYCデータの書込みアドレスの軌跡、38はYCデータの読み出しアドレスの軌跡、39は二枚目のRGBデータの書込みが始まる時点である。RGBデータの書込みアドレスの軌跡35が同じ領域を二回通る理由は1フイールド目では偶数ライン、2フイールド目では奇数ラインというようにインターレースで書き込むからである。RGBデータの読み出しアドレスの軌跡36の傾きがRGBデータの書込みアドレスの軌跡35に比べて小さい理由は、RGBデータの書込みが1ライン飛ばしで行われているのに対し、YC生成が1ラインずつ処理しているのでアドレスの速度が半分になるからである。YCデータの書込みアドレスの軌跡37は、YCデータを対応するラインのRGBデータの上に上書きして記録するので、RGBデータの読み出しアドレスの軌跡36と同じ傾きになる。JPEG処理はYCデータを読み出して変換するので、RGBデータを上書きして消してしまっても支障はない。本従来例の方式をRGBデータとYCデータを別の領域に記憶する方式と比較すると、記憶容量が同じであれば画像ファイルの記憶に当てられる容量が広いので連写枚数を多くすることができ、連写枚数が同じでよければ、より小さな記憶容量で同じ機能を実現できるのでコスト面で有利である。
JPEG処理はYCデータをマクロブロック単位で読み出すので厳密にはアドレスの軌跡は単純な直線にならないが、YCデータの読み出しアドレスの軌跡38はアドレス軌跡の中心線を表すものと理解されたい。図4に示すようにYC処理回路13とJPEG処理回路14は独立しているので、図5のアドレスの軌跡が示すように、読み出しと書き込みのアドレスが交差しない範囲内で並列に処理を行なうことが出来る。
【0004】
JPEG処理は可変長符号化を含むために、画像の内容によって生成される画像ファイルの容量が変動する。ところが画像ファイルを記憶する記録媒体の容量は固定であり、記録媒体には一定枚数が記録できるよう期待されているので、画像ファイルの容量を制御する仕組みが必要である。そこで、圧縮率を左右するスケールファクターというパラメーターに適当な値を与えて一回目のJPEG処理を行い、生成された画像ファイルの容量によってスケールファクターを修正し、その上で2回目のJPEG処理を行って最終的な画像ファイルを得る、という2パスの処理方法が一般に用いられている。図5においてYCデータの読み出しアドレスの軌跡38が同じ領域を二回通っている理由はJPEG処理を二回行なっているからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
短時間に連続して撮影する連写を行なう場合に、図5において次のRGBデータの取り込みを開始できる時点は39である。これはYCデータをRGBデータと同じ領域に置くために、二回目のJPEG処理の為のYCデータの読み出しが二枚目のRGBデータの書込みよりも先行している必要があるからである。YCデータをRGBデータと別の領域に置けば二回のJPEG処理を待たずに二枚目のRGBデータの書込みを開始できるが、前述のようにメモリ容量を増やす必要が生じるのでコスト面で不利になってしまう。
【0006】
特開平10−150633号公報は、1回目のJPEG処理においてマクロブロックを間引いて処理することにより処理時間を短縮する方式を提案している。しかし、この方式は1画面のYC処理が完了してから1回目のJPEG処理を開始する旧世代のデジタルスチルカメラで有効であっても、YC処理とJPEG処理を並列実行するデジタルスチルカメラでは効果が無い。なぜなら、図5においてYCデータの書込みアドレスの軌跡37とYCデータの読み出しアドレスの軌跡38が示すようにYC処理によってYCデータが出来るのを待ってJPEG処理を行なうので、JPEG処理が間引きを行なうか否かに関わらず、1回目のJPEG処理の終了は1画面のYC処理の終了の直後になるからである。
【0007】
このように、YCデータをRGBデータを別の領域に置けばコスト面で不利になり、同じ領域に置けばJPEG処理を二回行なう分だけ連写間隔が長くなる問題がある。
【0008】
本発明は前記問題点を解決し、メモリ容量を増すこと無く連写間隔を短縮し、かつ画像ファイル容量を適正に制御可能な方式を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、入力した映像を入力画像データに変換する撮像手段と、前記入力画像データを処理して輝度と色差の情報からなるYCデータを生成するYC処理手段と、前記YCデータを変換して容量を圧縮した画像ファイルを得る画像圧縮手段と、を備えるデジタルスチルカメラであって、前記YC処理手段は前記入力画像データを複数の小画像に分割して処理するものであり、前記YC処理手段は一群の小画像を他の小画像より先行して処理し、前記画像圧縮手段は先行して生成されたYCデータを変換して第1の圧縮処理を行い、前記第1の圧縮処理によって生成された画像ファイルの容量から前記入力画像データ全体を処理して得られる画像ファイルの容量を推定し、前記画像ファイルの容量に従って前記画像圧縮手段を調整し、その上で入力画像全体のYCデータを変換する第2の圧縮処理を行なうことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、入力した映像を入力画像データに変換する撮像手段と、前記入力画像データを処理して輝度と色差の情報からなるYCデータを生成するYC処理手段と、前記YCデータを変換して容量を圧縮した画像ファイルを得る画像圧縮手段と、を備えるデジタルスチルカメラであって、前記YC処理手段は前記入力画像データを複数の小画像に分割して処理するものであり、前記YC処理手段は一群の小画像を他の小画像より先行して処理し、前記画像圧縮手段は先行して生成されたYCデータを変換して第1の圧縮処理を行い、前記第1の圧縮処理によって生成された画像ファイルの容量から前記入力画像データ全体を処理して得られる画像ファイルの容量を推定することを特徴とするデジタルスチルカメラであり、JPEGファイルの容量を見積もる為の一回目のJPEG処理と、その前提として必要なYC処理を、入力画像を分割した上で間引いた小画像について行なうことにより、JPEGファイルの容量を見積りに要する時間を短縮できる、という作用を有する。
【0011】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載のデジタルスチルカメラであって、前記入力画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記YCデータを記憶する第2の記憶手段を備え、前記第1の記憶手段は記憶する入力画像データを矩形の小画像を単位として間引いて読み出すものであり、前記第2の記憶手段は先行して生成される矩形領域のYCデータと遅れて生成される矩形領域のYCデータからなる入力画像全体のYCデータを記憶するものであり、前記第1の圧縮処理によって選られた画像ファイルの容量に従って前記画像圧縮手段を調整し、その上で前記第2の記憶手段が記憶する入力画像全体のYCデータを変換する第2の圧縮処理を行なうことを特徴とするデジタルスチルカメラであり、1回目のJPEG処理の為に生成したYCデータを無駄にすることがなく、一回目のJPEG処理で生成したファイル容量により前記画像圧縮手段を調整して2回目のJPEG処理を行なうことによって、精度よく最終的に記録するJPEGファイル容量を制御できる、という作用を有する。
【0012】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2記載のデジタルスチルカメラであって、前記第2の記憶手段は前記第1の記憶手段を兼ねるものであり、予めYCデータの容量に合わせて前記入力画像データを分散して配置することにより、前記YCデータを前記入力画像データと同じ記憶領域に重複して記憶することを特徴とするデジタルスチルカメラであり、入力画像データの記憶領域とYCデータの記憶領域を独立して設ける必要が無いので、使用するメモリの容量を削減して低コストに製造できる、という作用を有する。
【0013】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1または2または3記載のデジタルスチルカメラであって、前記小画像は入力画像を横割に分割したものであることを特徴とするデジタルスチルカメラであり、横長の小画像を単位として処理することによって入力画像のメモリへの記録と、YC処理の為の読み出しを並列に行なうことが容易になる、という作用を有する。
【0014】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1または2または3記載のデジタルスチルカメラであって、前記小画像は入力画像を縦横に分割したものであることを特徴とするデジタルスチルカメラであり、小画像の横幅を制限することによってYC処理回路が必要とするラインメモリの記憶容量を削減できる、という作用を有する。
【0015】
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項5記載のデジタルスチルカメラであって、先行して処理する小画像群が市松模様を成すよう間引くことを特徴とするデジタルスチルカメラであり、JPEGファイル容量の見積もりの対象とする入力画像の領域を、より均一に分散することにより、より高い精度でJPEGファイル容量を見積ることができる、という作用を有する。
【0016】
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項2または3または4または5または6記載のデジタルスチルカメラであって、前記第2の記憶手段は二つのモードを有し、第1のモードでは前記第1の圧縮処理を行なう際に前記第2の記憶手段は入力画像データを矩形の小画像を単位として間引いて読み出すものであり、第2のモードでは前記第1の圧縮処理を行なう際に前記第2の記憶手段は入力画像データを間引かずに読み出すものであり、連続撮影時には前記第1のモードを用い、通常の撮影時には前記第2のモードを用いることを特徴とするデジタルスチルカメラであり、処理時間に余裕がある場合にはJPEGファイル容量の見積もりの対象とする入力画像の領域を間引かないことにより、より高い精度でJPEGファイル容量を見積ることができる、という作用を有する。
【0017】
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項7記載のデジタルスチルカメラであって、連続撮影した画像の最後の一枚を処理する際にも前記第2のモードを用いることを特徴とするデジタルスチルカメラであり、連写の最後の1枚については後続の入力画像が無い為に処理時間に余裕があることを利用し、JPEGファイル容量の見積もりの対象とする入力画像の領域を間引かないことにより、より高い精度でJPEGファイル容量を見積ることができる、という作用を有する。
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項7または8記載のデジタルスチルカメラであって、第3の記憶手段を備え、前記第3の記憶手段は直前の圧縮処理によって生成された画像ファイルの容量の情報を記憶するものであり、連続撮影時の2枚目以降の画像の処理においては前記第1の圧縮処理を行なわずに、第3の記憶手段が出力する直前の画像ファイルの容量の情報を用いて前記画像圧縮手段を調整し、その上で前記第2の圧縮処理を行なうことを特徴とするデジタルスチルカメラであり、連写の2枚目以降では直前のJPEGファイルの容量を持ってJPEGファイル容量の見積結果に替え、信号処理の量を削減して消費電力を低減できる、という作用を有する。
【0018】
(実施の形態1)
以下、図1および図2および図3を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のデジタルスチルカメラの構成を説明するブロック図である。図1において、11は撮像手段である撮像回路であり、入力映像を対応するRGB三原色のデータに変換する。12はメモリであり、撮像回路11が出力する前記RGBデータと後出のYCデータとJPEGデータを記憶する。なお、メモリ12は、撮像回路11が出力するRGBデータを記録する第1の記憶手段と、YCデータを記憶する第2の記憶手段とから構成されている。13はYC処理手段であるYC処理回路であり、RGBデータをYCデータに変換する。14は画像圧縮手段であるJPEG処理回路であり、YCデータを圧縮して画像ファイルに変換する。15は記録媒体であり、メモリ12より転送された画像ファイルを記憶する。16はシャッターであり、ユーザーはシャッター16を押下して撮影を指示する。17は制御回路であり、シャッター16の押下を検出するとともに撮影動作を制御する。
【0019】
図2の(A)、(B)、(C)、(D)は本発明の実施の形態における画像データの記憶領域の配置を示すメモリマップである。図2において、21はRGBデータ及びYCデータの記憶に割り当てた領域、22はRGBデータの記憶領域、23は先行して処理する小画像群のRGBデータの記憶領域、24は遅れて処理する小画像群のRGBデータの記憶領域、25は先行して生成されたYCデータの記憶領域、26は遅れて生成したYCデータの記憶領域であり、(A)はRGBデータ及びYCデータの記憶に割り当てた領域21の中でのRGBデータの記憶領域22の配置を表したメモリマップ。(B)は先行して処理する小画像群のRGBデータの記憶領域23の配置を示したメモリマップ。(C)は遅れて処理する小画像群のRGBデータの記憶領域24と先行して生成されたYCデータの記憶領域25との配置を示したメモリマップ、(D)は先行して生成されたYCデータの記憶領域25と遅れて生成したYCデータの記憶領域26の配置を示すメモリマップである。
【0020】
図3は本発明のデジタルスチルカメラにおけるメモリの使用法を説明する為のグラフである。図3において、31は時間を示す横軸、32はアドレスを示す縦軸、33と34は各々画像処理に割り当てられた記憶領域の下限と上限、35はRGBデータの書込みアドレスの軌跡、36はRGBデータの読み出しアドレスの軌跡、37はYCデータの書込みアドレスの軌跡、38はYCデータの読み出しアドレスの軌跡、39は二枚目のRGBデータの書込みが始まる時点である。
【0021】
以下、図1および図2および図3を用いて、本発明の実施の形態を順を追って説明する。
【0022】
図1においてユーザーがシャッター16を押下して撮影を指示すると、制御回路17は押下を検知して撮影動作を開始する。先ず撮像回路11はRGBデータを偶数ラインから先に出力し、メモリ12はこれを記憶する。この時、メモリ12は各ラインを1ライン以上の距離を開けて記憶し、続いて奇数ラインのRGBデータも1ライン以上の間隔を空けて記憶する。
【0023】
RGBデータが全てメモリ12に記憶された状態のメモリマップを表したものが図2(A)であり、1ライン毎にRGBデータ22で占用されない領域を大きく空けた状態で記憶する。このように隙間を空けて記憶する第1の理由は、後に同じ領域をYCデータの記憶に用いるためである。撮像回路11が出力するRGBデータが1画素当たり10ビット前後であるのに対し、YCデータは1画素当たり合計16ビットあるので、RGBデータの1ラインが占める容量を、RGBデータの1ラインが占める正味の容量より大きく取っておかないと、同じ領域にYCデータを置くことができなくなる。
【0024】
また、このように隙間を空けて記憶する第2の理由は、YC処理が3ラインのRGBデータから1ラインのYCデータを生成するからである。図2(B)の23は先行して処理する小画像群のRGBデータの記憶領域、同じく図2(C)の24は遅れて処理する小画像群のRGBデータの記憶領域であり、両者には重複する部分がある。
【0025】
もしもRGBデータの小画像が重複しないよう分割して処理したとしたら、YC処理により生成される出力の小画像は入力の小画像よりも2ライン少なくなるので、境界部分のYCデータが2ライン分、生成されなくなってしまう。
【0026】
これを防ぐためには入力の小画像を2ラインずつ重複するよう分割する必要があり、その結果として図2(C)に示すように、遅れて処理する小画像群のRGBデータの記憶領域の隙間は2ライン分少なくなる。YC処理では入力画像の1ラインの画素数よりも出力画像の1ラインの画素数の方が少なくなるので換算は単純ではないが、差し引き1ライン当たりのYCデータの記憶容量よりも若干多めにRGBデータの1ラインの容量を確保しておけば、図2(C)のように、遅れて処理する小画像群のRGBデータの記憶領域24の隙間に先行して生成されたYCデータの記憶領域25を収めることができる。
【0027】
最終的に全てのRGBデータがYCデータに変換された状態を表したものが図2(D)である。YCデータの小画像の間には2ラインずつの隙間があるが、JPEG処理はマクロブロック単位で行なうので、小画像のライン数が16の倍数であって、小画像の境界がマクロブロックの境界と一致すればJPEG処理の障害とはならない。小画像のライン数を64とすると、YCデータが占める領域の容量とYCデータの正味の容量の比は66÷64≒1.03であり、オーバーヘッドは僅かである。
【0028】
ここまでの動作を、主として図3を用いてアドレスの動きから説明する。
【0029】
図1の撮像回路11がRGBデータを出力し、制御回路17はメモリ21を制御してRGBデータを図3の記憶領域の下限33から上限34までの範囲に記憶する。撮像回路11はRGBデータを2フイールドに分けてインターレース順で出力するのでRGBデータの書込みアドレス35は記憶領域の下限33から上限34までの範囲を1フイールド毎に1回通過する。
【0030】
図1の制御回路17は2フイールド目のRGBデータの書込み開始から少し遅れて図1のYC処理回路13を起動し、メモリ21を制御して一巡目のRGBデータの読み出しとYCデータの書込みを始める。この動作は図3ではRGBデータの読み出しアドレス36とYCデータの書込みアドレス37の軌跡で表される。図1の制御回路17はYCデータを64ライン書き込む毎に処理を中断し、読み出しと書き込みの開始アドレスを64ライン分インクリメントして再開する。この動作は図3ではRGBデータの読み出しアドレス36とYCデータの書込みアドレス37のジャンプとして表される。
【0031】
RGBデータの書込みアドレス35は1ライン書き込む毎に2ライン分進むので、1ラインずつのYC処理に対応したRGBデータの読み出しアドレス36とYCデータの書込みアドレス37の勾配はRGBデータの書込みアドレス35の勾配の半分になる。しかし入力画像を小画像に分割して一個処理する毎に一個ジャンプする操作により、RGBデータの読み出しアドレス36とYCデータの書込みアドレス37の勾配は全体としてRGBデータの書込みアドレス35の勾配と同じになる。図1の制御回路17はYCデータの生成に合わせてJPEG処理回路14を起動し、一回目のJPEG処理を開始する。JPEG処理も飛び飛びのアドレスに生成されているYCデータに合わせてアドレスジャンプしながら進めるので、図3のYCデータの読み出しアドレス38の軌跡が示すように、2フイールド目のRGBデータの書込み終了から少し遅れた時点で、入力の画面を半分に間引いてJPEG処理した結果が得られる。
【0032】
ここまでのJPEG処理で出力されたJPEGデータの容量は、入力画像を均等に間引いて処理した結果なので、概ね入力画像全体を処理した時のJPEGデータの容量の半分であると考えてよい。そこで、図1の制御回路17はJPEGデータの容量を評価してJPEG処理回路14のスケールファクターの設定を変更し、2回目のJPEG処理を開始する。
【0033】
これと平行して、図1の制御回路17はYC処理回路13とメモリ21とを制御して、開始位置を二番目の小画像に戻して二巡目の小画面単位のYC処理とジャンプを再開する。2回目のJPEG処理では間引きを行なわないので、YCデータの読み出しアドレス38の勾配は1回目のアドレスの勾配より緩やかになり、YCデータの書込みアドレス37に追い付くことはない。
【0034】
このように、入力画像を小画像に分割して間引いてYC処理し、小画像のYCデータをJPEG処理して入力画像全体のJPEGデータ量を見積もることにより、2回目のJPEG処理の開始を早めることが可能である。
【0035】
図1の制御回路17はシャッター16を監視しており、シャッター16が押下され続けていれば最短の時間間隔で二枚目の撮影に移行する。その際に図3に示すようにYCデータの読み出しアドレス38とRGBデータの書込み35が交差しないタイミングを選ぶ必要があるので、図3の39の時点から二枚目のRGBデータの書込みを開始することになる。入力画像全体を間引かずにYC処理するのに要する時間を2フイールド相当とすると、間引きを行なうことによって短縮された時間は1フイールド相当であるので、処理時間の短縮の効果は大きい。
【0036】
1回目のJPEG処理では入力画像を間引いて処理しているので、入力画像全体をJPEG処理する場合よりもJPEGファイル容量の見積もりの精度が、若干低下することは否定できない。そこで、請求項7が提案するように、図1の制御回路17は二つの処理モードを持ち、RGBデータの2フイールド目の書込みを開始する時点でシャッター16が押下され続けていれば連写モードに入って入力画像を小画像単位で間引いてYC処理とJPEG処理を行ない、前記時点でシャッター16が押下されていなければ単写モードに入って入力画像を間引かずにYC処理とJPEG処理を行なうことにより、処理時間に余裕がある単写時にはJPEGファイル容量を高い精度で制御することが出来る。
【0037】
一回目のJPEG処理を間引いて生成したYCデータに対して行なう連写モードについても、本発明の請求項6が提案するように、入力画像を縦横に分割して一巡目にYC処理とJPEG処理する小画像が市松模様を成すように間引きを行ない、それによって入力画像を、より均等にサンプリングすることによりJPEGファイル容量の見積もりの精度を高めることができる。
【0038】
また、本発明の請求項9が提案するように、連写の二枚目以降では入力画像が直前の画像と大きく変化しないことを利用して、一回目のJPEG処理を省き、直前の画像のJPEGファイルサイズをもとにスケールファクターを調整することもできる。
【0039】
更に、本発明の請求項8が提案するように、図1の制御回路17が連写の処理中にシャッター16の押下の解除を検知した場合、または事前に決められた連写枚数に達した場合には連写の最後の一枚であると判断し、一回目のJPEG処理を間引かずに行なってJPEGファイル容量を高い精度で見積もり、連写中に生成するJPEGファイルの総容量が目標値に近づくよう高い精度で制御することも出来る。
【0040】
このように本実施の形態によれば、YCデータをRGBデータと同じ領域に配置する低コストな構成のままで、JPEGファイル容量の制御が逸脱する恐れが無く、連写間隔を大幅に短縮したデジタルスチルカメラを構成することが可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、YCデータをRGBデータと同じ領域に配置する低コストな構成のままで、JPEGファイル容量の制御が逸脱する恐れが無く、連写間隔を大幅に短縮したデジタルスチルカメラを構成することが可能であるという優れた効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図
【図2】本発明の実施の形態における画像データの記憶領域の配置を示すメモリマップを示す図
【図3】本発明の実施の形態におけるメモリの使用法を説明するグラフ
【図4】従来のデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
【図5】従来のデジタルスチルカメラにおけるメモリの使用例を説明するグラフ
【符号の説明】
11 撮像回路
12 メモリ
13 YC処理回路
14 JPEG処理回路
15 記録媒体
16 シャッター
17 制御回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital still camera, and more particularly to a technique for shortening a shooting interval during continuous shooting while controlling the capacity of an image file to be generated.
[0002]
[Prior art]
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a conventional digital still camera. Hereinafter, the configuration of a conventional digital still camera will be briefly described with reference to FIG. In FIG. 4,
[0003]
In order to operate the digital still camera with a limited memory capacity, a method of overwriting YC data on RGB data and recording is used. FIG. 5 is a graph for explaining an example of use of a memory in a conventional digital still camera. In FIG. 5, 31 is a horizontal axis indicating time, 32 is a vertical axis indicating an address, 33 and 34 are lower and upper limits of storage areas allocated to image processing, 35 is a locus of RGB data write addresses, and 36 is RGB The locus of the read address of data, 37 is the locus of the write address of YC data, 38 is the locus of the read address of YC data, and 39 is the point in time when writing of the second RGB data starts. The reason why the
Since JPEG processing reads YC data in units of macroblocks, the locus of addresses is not a simple straight line, but it should be understood that the
[0004]
Since JPEG processing includes variable length coding, the capacity of an image file generated varies depending on the content of the image. However, since the capacity of the recording medium for storing the image file is fixed and it is expected that a fixed number of sheets can be recorded on the recording medium, a mechanism for controlling the capacity of the image file is required. Therefore, an appropriate value is given to a parameter called scale factor that affects the compression ratio, the first JPEG processing is performed, the scale factor is corrected according to the capacity of the generated image file, and then the second JPEG processing is performed. In general, a two-pass processing method of obtaining a final image file is used. In FIG. 5, the reason why the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the case where continuous shooting is performed continuously in a short time, the next RGB data can be started in FIG. This is because reading the YC data for the second JPEG process must precede the writing of the second RGB data in order to place the YC data in the same area as the RGB data. If YC data is placed in a different area from the RGB data, writing of the second RGB data can be started without waiting for the JPEG processing twice, but it is disadvantageous in terms of cost because the memory capacity needs to be increased as described above. Become.
[0006]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-150633 proposes a method of shortening the processing time by thinning out macroblocks in the first JPEG processing. However, this method is effective for digital still cameras that execute YC processing and JPEG processing in parallel, even if it is effective for old-generation digital still cameras that start the first JPEG processing after the completion of one-screen YC processing. There is no. This is because the JPEG processing is performed after the YC processing waits for YC data to be generated as indicated by the YC data
[0007]
Thus, there is a problem in terms of cost if YC data and RGB data are placed in different areas, and if they are placed in the same area, there is a problem that the continuous shooting interval becomes longer by the amount of JPEG processing performed twice.
[0008]
An object of the present invention is to solve the above problems, and to propose a method capable of shortening the continuous shooting interval and appropriately controlling the image file capacity without increasing the memory capacity.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides an imaging unit that converts an input video into input image data, a YC processing unit that processes the input image data to generate YC data including luminance and color difference information, An image compression means for converting the YC data to obtain an image file whose capacity is compressed, wherein the YC processing means divides the input image data into a plurality of small images for processing. The YC processing means processes a group of small images ahead of other small images, and the image compression means converts the YC data generated in advance to perform a first compression process, A capacity of an image file obtained by processing the entire input image data is estimated from a capacity of the image file generated by the first compression processing, and the image is determined according to the capacity of the image file. Adjust the condensation means, characterized in that performing a second compression process of converting the input image overall YC data thereon.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention according to
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the digital still camera according to the first aspect, a first storage unit that stores the input image data and a second storage unit that stores the YC data. And the first storage means reads out the input image data to be stored by thinning out the rectangular small image as a unit, and the second storage means is delayed from the YC data of the rectangular area generated in advance. YC data of the entire input image consisting of YC data of the generated rectangular area is stored, and the image compression means is adjusted according to the capacity of the image file selected by the first compression processing, and then the A digital still camera which performs a second compression process for converting YC data of the entire input image stored in the second storage means, and is generated for the first JPEG process JPEG file capacity for final recording with high accuracy by adjusting the image compression means according to the file capacity generated in the first JPEG process and performing the second JPEG process without wasting the YC data. Can be controlled.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the digital still camera according to the second aspect, the second storage means also serves as the first storage means, and is adjusted in advance to a capacity of YC data. By disposing the input image data in a distributed manner, the YC data is stored in the same storage area as the input image data, and the digital still camera is characterized in that the input image data storage area Since it is not necessary to provide a YC data storage area independently, the capacity of the memory to be used can be reduced and manufacturing can be performed at low cost.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the digital still camera according to the first, second or third aspect, wherein the small image is obtained by dividing an input image horizontally. In addition, by processing a horizontally long small image as a unit, recording of the input image in the memory and reading for YC processing are facilitated in parallel.
[0014]
The invention according to claim 5 of the present invention is the digital still camera according to
[0015]
The invention according to claim 6 of the present invention is the digital still camera according to claim 5, wherein the small images to be processed in advance are thinned out so as to form a checkered pattern, This has the effect that the JPEG file capacity can be estimated with higher accuracy by distributing the input image area to be estimated for the JPEG file capacity more uniformly.
[0016]
A seventh aspect of the present invention is the digital still camera according to the second, third, fourth, fifth, or sixth aspect, wherein the second storage means has two modes, and the first mode Then, when performing the first compression processing, the second storage means reads out the input image data by thinning out a rectangular small image as a unit, and in the second mode, when performing the first compression processing. The second storage means reads input image data without thinning out, and uses the first mode for continuous shooting and uses the second mode for normal shooting. If it is a camera and the processing time is enough, the JPEG file capacity can be estimated with higher accuracy by not thinning out the area of the input image for which the JPEG file capacity is to be estimated. DOO can have the effect that.
[0017]
The invention according to claim 8 of the present invention is the digital still camera according to claim 7, wherein the second mode is also used when processing the last one of the continuously shot images. This is a digital still camera that uses the fact that there is no subsequent input image for the last one of the continuous shots, so that there is room for processing time, and the area of the input image that is the target of JPEG file capacity estimation By not subtracting, the JPEG file capacity can be estimated with higher accuracy.
The invention according to claim 9 of the present invention is the digital still camera according to claim 7 or 8, further comprising third storage means, wherein the third storage means is an image generated by the immediately preceding compression process. The file capacity information is stored, and in the processing of the second and subsequent images at the time of continuous shooting, the first compression process is not performed, and the image file immediately before being output by the third storage means is stored. A digital still camera that adjusts the image compression means using information on the capacity and then performs the second compression processing on the image compression means, and the capacity of the immediately preceding JPEG file in the second and subsequent shots This has the effect that the amount of signal processing can be reduced to reduce the power consumption, instead of the estimation result of the JPEG file capacity.
[0018]
(Embodiment 1)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIG. 1, FIG. 2, and FIG. FIG. 1 is a block diagram illustrating the configuration of a digital still camera according to the present invention. In FIG. 1,
[0019]
(A), (B), (C), and (D) of FIG. 2 are memory maps showing the arrangement of image data storage areas in the embodiment of the present invention. In FIG. 2, 21 is an area allocated for storing RGB data and YC data, 22 is a storage area for RGB data, 23 is a storage area for RGB data of a small image group to be processed in advance, and 24 is a small area for processing with a delay. A storage area for RGB data of the image group, 25 is a storage area for YC data generated in advance, 26 is a storage area for YC data generated late, and (A) is assigned to storage of RGB data and YC data. A memory map showing the arrangement of the
[0020]
FIG. 3 is a graph for explaining how to use the memory in the digital still camera of the present invention. In FIG. 3, 31 is a horizontal axis indicating time, 32 is a vertical axis indicating an address, 33 and 34 are lower and upper limits of a storage area allocated to image processing, 35 is a locus of RGB data write addresses, and 36 is The locus of RGB data read addresses, 37 is the locus of YC data write addresses, 38 is the locus of YC data read addresses, and 39 is the time when writing of the second RGB data starts.
[0021]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described step by step with reference to FIGS. 1, 2, and 3.
[0022]
In FIG. 1, when the user presses the
[0023]
FIG. 2A shows a memory map in a state where all the RGB data is stored in the memory 12, and stores an area not occupied by the
[0024]
Further, the second reason for storing the data with a gap is that the YC processing generates one line of YC data from three lines of RGB data. 2B is a storage area for RGB data of a small image group to be processed in advance, and 24 of FIG. 2C is a storage area for RGB data of a small image group to be processed later. Have overlapping parts.
[0025]
If the small image of RGB data is divided and processed so as not to overlap, the output small image generated by the YC processing is two lines less than the input small image, so the YC data of the boundary portion is equivalent to two lines. Will not be generated.
[0026]
In order to prevent this, it is necessary to divide the input small image so that it overlaps by two lines. As a result, as shown in FIG. 2C, the gap in the storage area of the RGB data of the small image group to be processed with delay. Is reduced by two lines. In YC processing, since the number of pixels in one line of the output image is smaller than the number of pixels in one line of the input image, the conversion is not simple, but the RGB is slightly larger than the storage capacity of YC data per line of subtraction. If the capacity of one line of data is secured, as shown in FIG. 2C, the storage area of YC data generated prior to the gap of the RGB
[0027]
FIG. 2D shows a state in which all RGB data is finally converted to YC data. There is a gap of 2 lines between small images of YC data. However, since JPEG processing is performed in units of macroblocks, the number of lines of small images is a multiple of 16, and the boundary of small images is the boundary of macroblocks. If it matches, JPEG processing will not be an obstacle. When the number of lines of the small image is 64, the ratio of the capacity of the area occupied by the YC data and the net capacity of the YC data is 66 ÷ 64≈1.03, and the overhead is slight.
[0028]
The operation so far will be described mainly from the movement of the address with reference to FIG.
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
Since the RGB data write
[0032]
Since the capacity of the JPEG data output by the JPEG processing so far is the result of thinning the input image evenly, it can be considered that it is almost half the capacity of the JPEG data when the entire input image is processed. Therefore, the
[0033]
In parallel with this, the
[0034]
In this way, the input image is divided into small images, thinned out, YC processed, and YC data of the small image is subjected to JPEG processing to estimate the JPEG data amount of the entire input image, thereby speeding up the start of the second JPEG processing. It is possible.
[0035]
The
[0036]
In the first JPEG processing, since the input image is thinned out, it is undeniable that the accuracy of estimating the JPEG file capacity is slightly lower than when the entire input image is JPEG processed. Therefore, as proposed in claim 7, the
[0037]
As for the continuous shooting mode performed on the YC data generated by thinning out the first JPEG process, as proposed in claim 6 of the present invention, the input image is divided vertically and horizontally, and the YC process and the JPEG process are performed in the first round. The accuracy of estimating the JPEG file capacity can be increased by performing thinning so that the small images to be checked form a checkerboard pattern, thereby sampling the input images more evenly.
[0038]
Further, as proposed in claim 9 of the present invention, by utilizing the fact that the input image does not change significantly from the immediately preceding image after the second continuous shooting, the first JPEG processing is omitted, and The scale factor can be adjusted based on the JPEG file size.
[0039]
Further, as proposed in claim 8 of the present invention, when the
[0040]
As described above, according to this embodiment, the low-cost configuration in which the YC data is arranged in the same area as the RGB data, the JPEG file capacity control is not deviated, and the continuous shooting interval is greatly shortened. It is possible to configure a digital still camera.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the low-cost configuration in which the YC data is arranged in the same area as the RGB data, the JPEG file capacity control is not deviated, and the continuous shooting interval is greatly shortened. An excellent effect that a still camera can be configured is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a memory map showing an arrangement of storage areas for image data in the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a graph illustrating how to use a memory according to an embodiment of the present invention
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a conventional digital still camera.
FIG. 5 is a graph illustrating an example of using a memory in a conventional digital still camera
[Explanation of symbols]
11 Imaging circuit
12 memory
13 YC processing circuit
14 JPEG processing circuit
15 Recording media
16 Shutter
17 Control circuit
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