JP3972086B2 - Cold storage container unit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄冷剤容器ユニットに関する。更に詳しくは、コールドロールボックス(以下、「CRB」という。)等に載置する場合に、操作し易く、且つ各々の蓄冷剤容器に充填された蓄冷剤によりボックス内等を効率よく保冷することができる蓄冷剤容器ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、保冷を要する食材などを輸送し、保管するため、樹脂製の中空容器である蓄冷剤容器に蓄冷剤が収納された保冷材が使用されている。この蓄冷剤容器としては、高密度ポリエチレン等の低温脆性に優れ、強度の大きい樹脂を使用し、ブロー成形法等によって成形したものが一般に用いられている。また、近年、保冷車などにより生鮮食品等を保冷したまま運送することが多いが、この保冷車にはCRB等の保冷容器が積載されており、この保冷容器内、特に容器内の上部に複数の保冷材を備える蓄冷剤容器ユニットが載置されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公平7−52542号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の蓄冷剤容器は上記特許文献1に記載の容器のように把持部がないものが多く、把持部が設けられていたとしても取り扱い難く、不便なものであった。更に、CRB等に複数の保冷材を載置する場合、これら複数の保冷材が一体に固定されていないと、取り扱い難く、作業の効率も低いという問題もある。従来、上記特許文献1に記載の冷却器のように複数の保冷材を組み合わせて組み立て体としたり、複数の保冷材を紐等でまとめて取り扱かうといったことはなされているが、これらはいずれも一部を持って一体に持ち運んだりすることはできず、作業性等は何ら改善されていないというのが実情である。
本発明は、上記の従来の問題を解決するものであり、複数の蓄冷剤容器が一体に固定されており、且つユニットの表面から突出した把持部を有するため取り扱い易く、例えば、CRB内の棚等に載置する場合に効率よく作業することができる蓄冷剤容器ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の蓄冷剤容器ユニットは、平板な外形を有し、平面形状が方形である複数の蓄冷剤容器と、該複数の蓄冷剤容器を一体に固定する固定具とを備える蓄冷剤容器ユニットであって、該蓄冷剤容器は、把持部と複数の凸部とを有し、該把持部は、該蓄冷剤容器の厚さ方向に貫通し、且つ平面方向において相対向して設けられた貫通部の間に形成され、且つ該把持部は該蓄冷剤容器の一方の表面側に突出し、他方の表面側では表面より内方に位置しており、該凸部は、該蓄冷剤容器の両表面の四隅近傍の相対向する位置に設けられ、各々の高さが同じで上端面が平坦であり、該固定具は、基体部と該基体部から同一方向に突設された凸状部とを有し、それぞれ隣り合う該凸状部により形成された凹部と、各々の上記蓄冷剤容器の側端部とが嵌め合わされていることを特徴とする。
また、各々の上記蓄冷剤容器の側端側に切り欠き部が設けられており、上記凹部と該切り欠き部とが嵌め合わされている蓄冷剤容器ユニットとすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
上記「蓄冷剤容器」は平板な外形を有する。その平面形状は特に限定されず、長方形、正方形、円形、楕円形等のいずれでもよいが、特に角部がやや丸みを帯びた長方形であることが好ましい。この蓄冷剤容器の成形法は特に限定されず、ブロー成形、射出成形及び圧縮成形等の適宜の方法によって成形することができる。成形方法としては、より容易に中空容器を成形することができるブロー成形法が好ましい。この樹脂の種類は特に限定されないが、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド及びポリエステルなどの汎用樹脂を使用することができる。特に、低温脆性に優れ、十分な耐水性及び耐薬品性等を備えるポリオレフィンが好ましい。更に、成形が容易であり、且つ強度の大きい高密度ポリエチレンがより好ましい。
【0007】
また、蓄冷剤容器ユニットにおいては複数の蓄冷剤容器の側端部と、固定具の凹部とが嵌め合わされ、各々の蓄冷剤容器が一体に保持されている。この固定具の構造等は、ユニットをCRBなどに載置する際等の取り扱い時に、各々の蓄冷剤容器が脱落することなく、保持されている限り特に限定されない。更に、固定具の材質も特に限定されないが、蓄冷剤容器の製造に用いられる各種の樹脂を用いることができる。また、固定具の成形方法も特に限定されないが、固定具は十分な強度を必要とするため中実体であることが好ましく、射出成形法等により成形することが好ましい。
【0008】
蓄冷剤容器に収納される蓄冷剤は、一般に、短時間で凍結し、凍結に要するエネルギーが少なく、且つ有効な保冷時間が長いものが好ましい。実用的には融解潜熱の大きい水を主剤とし、これにゲル化剤及び寒剤等が配合されたものが用いられる。このゲル化剤としては、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等の親水性ポリマーを架橋することにより水不溶性とした高吸水性ポリマーを使用することができる。また、デンプン、ゼラチン、グアガム等の天然多糖類などを用いることもできる。ゲル化剤は、蓄冷剤を100質量部とした場合に、通常、1〜5質量部、特に1〜3質量部配合される。このゲル化剤の配合量の低下とともに蓄冷剤の粘度が低下し、蓄冷剤を容器に充填する際に作業し易くなるため、ゲル化剤は所要量を越えて配合しないことが好ましい。
【0009】
寒剤としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム等の無機酸の金属塩、或いはエチレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコールなどが挙げられる。これらの寒剤は蓄冷剤の所望の融点に応じて、所要量を水に配合すればよい。更に、蓄冷剤が過冷却の状態になると、凍結に長時間を要し、且つ多大なエネルギーが必要となるため、融点近傍で速やかに凍結するように核剤を配合することも多い。この核剤は、蓄冷剤が凍結するための氷晶核となるもので、核剤としては、ヨウ化銀等の無機化合物、及びメタアルデヒド、α−フェナジン、ステロイド等の有機化合物を使用することができる。尚、蓄冷剤には、この他、必要に応じてその特性を損なわない範囲で防腐剤、防黴剤及び色粉等の通常この種の蓄冷剤に用いられる添加剤を配合することもできる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を具体的に説明する。
(1)蓄冷剤容器
▲1▼蓄冷剤容器の構造
図1は、この実施例の蓄冷剤容器ユニットにおいて用いる蓄冷剤容器の一実施例の平面図である。また、図2は、この蓄冷剤容器の側面図である。
蓄冷剤容器1は、高密度ポリエチレンを使用し、ブロー成形によって製造されたものである。図1において、容器基体11は平板状の中空体であり、平面形状は角部がやや丸みを帯びた長方形である。また、容器基体11の平面方向の寸法は370×155mm、厚さは28mmであり、容器壁の厚さは1.5mmである。この容器基体11の平面方向の中央部には、その厚さ方向に貫通し、且つ平面方向において相対向して設けられた貫通部121、122の間に把持部13が形成されている。把持部13は、図3のように、容器基体11の一方の表面側に突出しており、他方の表面側では容器の内方に位置するように形成されている。
【0011】
容器基体11の表面には、複数の蓄冷剤容器1を各々の表面が相対向するように重ね合わせた場合に、隣り合う容器基体11のそれぞれの表面の間に空間が形成されるように4個の凸部14が設けられている。この凸部14は容器基体11の両表面の平面方向の四隅近傍に設けられている。凸部14の形状は円錐台であり、底面の直径が40mm、上端面の直径が20mm、高さが8mmである。
【0012】
容器基体11には、収納された蓄冷剤を凍結させる際の膨張により容器が膨らんでしまったり、破損したりしないように、その両表面を形成する容器壁を部分的に接合させ、膨らみ又は破損を防止する、所謂、コンプレッション15が設けられている。図1の蓄冷剤容器1では、4個のコンプレッション15が設けられており、それぞれ容器基体11の平面方向の4個の角部近傍において、それぞれの角部から等距離の位置に設けられている。このコンプレッション15は、図4のように、容器基体11の両表面に容器の内部に向かって設けられた凹部の底面が容器基体11の厚さ方向の中間部において接合されて形成されている。尚、このコンプレッション15の平面形状は円形であり、容器基体11の表面における開口部の直径は20mm、底面の直径が10mmである。
【0013】
尚、この蓄冷剤容器1を用いて後記の蓄冷剤容器ユニット2を形成する場合、固定具21の両側端部の突起部212の先端に、図8のように、係止部2121が形成され、一方、容器基体11に形成された切込部112の先端部に、図1及び図5のように、係止用凹部1121が設けられ、係止部2121を係止用凹部1121に嵌め込むことにより、蓄冷剤容器1を固定具21によって固定することが好ましい。
【0014】
▲2▼実施例の蓄冷剤容器の効果
把持部13が容器基体1の厚さ方向において一方の表面側に片よって形成されているため、手指による把持がし易く、冷凍庫、CRB等への出し入れなどの作業性に優れる。また、把持部の両側の貫通孔121、122は容器基体11の両表面の容器壁が接合されて形成されており、コンプレッションとしての作用を有し、蓄冷剤を凍結させる際の把持部周辺における容器の膨れ、破損が防止される。また、貫通孔121、122を冷気が流通するため、特に貫通孔の周辺の蓄冷剤の凍結が促進される。
【0015】
更に、容器基体11の四隅近傍に所定高さの凸部が設けられているため、複数の蓄冷剤容器1を重ね合わせて使用する場合に、それぞれの容器の間に空間を形成することができ、蓄冷剤を凍結させる際にこの空間を冷気が流通するため、各々の蓄冷剤容器1に収納された蓄冷剤を容易に凍結させることができる。また、容器基体11の角部近傍に設けられた4個のコンプレッション15により、凍結時、特に容器基体11の長手方向の端部側における容器の膨らみ、破損が防止され、把持部による同様の作用、効果もあって容器全体の膨らみ、破損がより確実に防止される。
【0016】
(2)蓄冷剤容器ユニット
▲1▼蓄冷剤容器ユニットの構造
図6は、蓄冷剤容器ユニットの一実施例の側面図である。また、図7は、この蓄冷剤容器ユニットを図6とは90°異なった方向からみた側面図である。
蓄冷剤容器ユニット2は、4個の蓄冷剤容器1が各々の表面が相対向するように等間隔に固定され、形成されている。それぞれの蓄冷剤容器1は固定具21により固定されており、蓄冷剤容器ユニット2の両外表面側には、外表面側に位置する蓄冷剤容器1が有する把持部13が突出している。また、把持部は各々の蓄冷剤容器に形成されているが、隣り合う蓄冷剤容器のそれぞれの把持部が相対向して固定された場合でも、それらが接触しない程度に突出して形成されている。
【0017】
図8は、固定具の一実施例の平面図であり、図9は、その正面図である。
固定具21は、高密度ポリエチレンを使用し、射出成形によって形成されたものである。この固定具21は中実体であり、4個の蓄冷剤容器1を一体に固定するために必要な十分な強度を有する。固定具21は、図8のように、櫛歯状の平板な成形体である基体部211と、この基体部211の両側端部の2個の突起部212と中間部の3個の突起部213との合計5個の突起部を備える。そして、これらの5個の突起部の間に形成される4個の凹部214と、4個の蓄冷剤容器1の容器基体11の長手方向の側端部111に、長手方向と直角方向に形成された切込部112と、が嵌め合わされ、4個の蓄冷剤容器1が一体に固定されている。また、固定具21の基体部211の両側端部の突起部212の先端には係止部2121が形成されており、この係止部2121を容器基体11に形成された切込部112の先端部に設けられた係止用凹部1121に嵌め込むことにより、4個の蓄冷剤容器1を強固に一体に固定することができる。
【0018】
▲2▼実施例の蓄冷剤容器ユニットの効果
蓄冷剤容器ユニット2の両外表面側に蓄冷剤容器が有する把持部13が突出しているため、これらのうちの少なくとも一方を把持して一体に持ち運び、CRB内の上部の棚等に載置することができる。この際、把持部13が蓄冷剤容器ユニット2の外表面側となるため、この把持部13を持って蓄冷剤容器ユニット2を各々の蓄冷剤容器1の平面方向が上下方向となるように容易に載置することができる。このような向きに載置した場合は、それぞれの蓄冷剤容器1の間の空間から冷気が十分に下降し、効率よく保冷することができる。また、各々の蓄冷剤容器1の把持部13は、隣り合う蓄冷剤容器1のそれぞれの把持部が相対向するように固定した場合でも、それらが接触しない程度に突出しているため、4個の蓄冷剤容器1を用いてユニットを形成するときに、隣り合う蓄冷剤容器1の相対向させる面について特に配慮をする必要がない。更に、係止部2121と係止用凹部1121とを互いに嵌め込むことによって4個の蓄冷剤容器1をより強固に一体に固定することができる。
【0019】
尚、本発明においては、上記の具体的な実施例に記載したものに限られず、目的、用途によって本発明の範囲内で、種々変更した実施例とすることができる。例えば、容器基体11の表面に設けられた凸部14の平面形状は円形に限定されず、楕円形、三角形、正方形、長方形等の多角形などのいずれであってもよい。また、凸部14の高さも特に限定されず、蓄冷剤容器1の大きさ、それぞれの容器間に必要な空間により適宜設定することができる。但し、隣り合う蓄冷剤容器1が互いに容易に滑動しないように、凸部14の上端面は平坦に形成されている必要がある。また、凸部14に代えて容器基体11の一方の表面に凸部、他方の表面にこの凸部と嵌合し得る凹部を形成し、この凸部と凹部とを嵌合させることにより、複数の蓄冷剤容器1を重ね合わせて一体に用いることもできる。
【0020】
更に、複数の蓄冷剤容器1が固定具21により一体に固定された蓄冷剤容器ユニット2では、このユニットのまま冷凍庫に収容して蓄冷剤を凍結されているが、ユニットの冷凍庫への搬送は人手で行われることが多い。この際、ユニットの大きさ及び重量は、それを形成する各々の蓄冷剤容器の大きさにもよるが、通常、片手で1個のユニットを持ち運ぶことができる程度である。従って、両手で持ち運んだとしても、1人の作業者が1回に2個のユニットしか搬送することができないが、このユニットをより効率よく搬送するため、図6及び図7のように、ユニットの適宜の個所に紐3を掛け回し、この紐3を持って片手で2個の蓄冷剤容器ユニットを持ち運ぶようにすることもできる。例えば、12個の蓄冷剤容器ユニットを冷凍庫に搬送する場合、1人の作業者が1回に2個のユニットを持ち運んだときは、冷凍庫に6回搬送しなければならないが、1回に4個のユニットを持ち運んだときは、搬送回数は3回となり、現場での作業効率を大きく向上させることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明の蓄冷剤容器ユニットは、その外表面に位置する特定の把持部を把持して取り扱うことができ、冷凍庫への出し入れ及びCRB等の所定位置に載置する等の作業性に優れる。
また、各々の蓄冷剤容器の側端側に切り欠き部が設けられており、凹部と切り欠き部とが嵌め合わされている場合は、複数の蓄冷剤容器をより強固に一体に固定することができ、取り扱い時の作業性も更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の蓄冷剤容器の平面図である。
【図2】実施例の蓄冷剤容器の側面図である。
【図3】図1の蓄冷剤容器のa−a断面を示す断面図である。
【図4】図1の蓄冷剤容器のb−b断面を示す断面図である。
【図5】図1の蓄冷剤容器のc−c断面を示す断面図である。
【図6】実施例の蓄冷剤容器ユニットの側面図である。
【図7】図6の蓄冷剤容器ユニットを90°異なった方向からみた側面図である。
【図8】固定具の平面図である。
【図9】固定具の正面図である。
【符号の説明】
1;蓄冷剤容器、11;容器基体、111;側端部、112;切込部、1121;係止用凹部、121、122;貫通部、13;把持部、14;凸部、15;コンプレッション、2;蓄冷剤容器ユニット、21;固定具、211;基体部、212;両側端部の2個の突起部、2121;係止部、213;中間部の3個の突起部、214;凹部、3;紐。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cold storage agent container unit. More specifically, when placed in a cold roll box (hereinafter referred to as “CRB”) or the like, it is easy to operate, and the inside of the box or the like is efficiently kept cool by the regenerator filled in each regenerator container. The present invention relates to a regenerator container unit capable of
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in order to transport and store foods that require cold storage, a cold storage material in which a cold storage agent is stored in a cold storage agent container that is a resin-made hollow container has been used. As this cool storage agent container, one that is excellent in low-temperature brittleness such as high-density polyethylene and that has a high strength and is molded by a blow molding method or the like is generally used. In recent years, fresh foods and the like are often transported while being kept cold by a cold car or the like, but this cold car is loaded with a cold container such as a CRB, and a plurality of these are kept in the cold container, particularly in the upper part of the container. The cool storage agent container unit provided with the cold insulating material is placed (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 7-52542 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, many conventional cool storage agent containers do not have a gripping part like the container described in
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and is easy to handle because a plurality of cold storage agent containers are integrally fixed and has a gripping part protruding from the surface of the unit. For example, a shelf in a CRB It aims at providing the cool storage agent container unit which can work efficiently, when mounting in the etc.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The cool storage agent container unit of the present invention is a cool storage agent container unit that includes a plurality of cool storage agent containers having a flat outer shape and a planar shape being a square, and a fixture that integrally fixes the plurality of cool storage agent containers. The cool storage agent container has a grip portion and a plurality of convex portions, and the grip portion penetrates in the thickness direction of the cool storage agent container and is provided to face each other in the plane direction. And the gripping part protrudes from one surface side of the regenerator container and is located inward from the surface on the other surface side, and the convex part is formed on both sides of the regenerator container. Provided at opposite positions in the vicinity of the four corners of the surface, each having the same height and a flat upper end surface, and the fixture includes a base portion and a convex portion protruding in the same direction from the base portion. And the recesses formed by the adjacent convex portions and the side end portions of the respective regenerator containers are fitted. The combined wherein the are.
Moreover, it can be set as the cool storage agent container unit by which the notch part is provided in the side end side of each said cool storage agent container, and the said recessed part and this notch part are fitted.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The “cold storage container” has a flat outer shape. The planar shape is not particularly limited, and may be any of a rectangle, a square, a circle, an ellipse, and the like, but a rectangle having a slightly rounded corner is particularly preferable. The method for forming the cool storage agent container is not particularly limited, and can be formed by an appropriate method such as blow molding, injection molding, or compression molding. As the molding method, a blow molding method capable of easily molding the hollow container is preferable. Although the kind of this resin is not specifically limited, General purpose resin, such as polyolefin, such as high density polyethylene, low density polyethylene, a polypropylene, polyamide, and polyester, can be used. In particular, a polyolefin having excellent low temperature brittleness and sufficient water resistance and chemical resistance is preferred. Further, high-density polyethylene that is easy to mold and has high strength is more preferable.
[0007]
In the cool storage agent container unit, the side ends of the plurality of cool storage agent containers and the recesses of the fixture are fitted together, and the respective cool storage agent containers are held together. The structure or the like of the fixture is not particularly limited as long as each cool storage agent container is held without dropping during handling such as when the unit is placed on a CRB or the like. Furthermore, although the material of the fixture is not particularly limited, various resins used for manufacturing the cold storage agent container can be used. Also, the method for forming the fixture is not particularly limited, but the fixture is preferably solid because it requires sufficient strength, and is preferably molded by an injection molding method or the like.
[0008]
In general, the regenerator stored in the regenerator container is preferably one that freezes in a short time, requires less energy for freezing, and has a long effective cool keeping time. Practically, water having a large latent heat of fusion is used as a main ingredient, and a gelling agent, a cryogen and the like are blended therein. As the gelling agent, a highly water-absorbing polymer that is made water-insoluble by crosslinking a hydrophilic polymer such as carboxymethyl cellulose, polyvinyl alcohol, sodium polyacrylate, polyacrylamide or the like can be used. Natural polysaccharides such as starch, gelatin and guar gum can also be used. The gelling agent is usually blended in an amount of 1 to 5 parts by mass, particularly 1 to 3 parts by mass when the regenerator is 100 parts by mass. Since the viscosity of the regenerator decreases as the blending amount of the gelling agent decreases, it becomes easier to work when filling the container with the regenerator, so it is preferable not to add the gelling agent beyond the required amount.
[0009]
Examples of the cryogen include metal salts of inorganic acids such as sodium chloride and potassium chloride, and polyhydric alcohols such as ethylene glycol and propylene glycol. These cryogens should just mix | blend a required quantity with water according to the desired melting | fusing point of a cool storage agent. Furthermore, when the regenerator is supercooled, it takes a long time for freezing and a great deal of energy is required, so a nucleating agent is often blended so that it freezes quickly near the melting point. This nucleating agent becomes an ice crystal nucleus for freezing of the regenerator, and as the nucleating agent, an inorganic compound such as silver iodide and an organic compound such as metaldehyde, α-phenazine, and steroid are used. Can do. In addition to the regenerator, additives that are usually used for this type of regenerator such as preservatives, antifungal agents, and colored powders can be blended as needed, as long as the characteristics are not impaired.
[0010]
【Example】
The present invention will be specifically described below.
(1) Structure of cool storage agent container (1) Structure of cool storage agent container FIG. 1 is a plan view of an embodiment of a cool storage agent container used in the cool storage agent container unit of this embodiment. FIG. 2 is a side view of the cool storage agent container.
The
[0011]
On the surface of the
[0012]
The
[0013]
In addition, when forming the cool storage
[0014]
(2) Since the
[0015]
Furthermore, since the convex part of predetermined height is provided in the corner | angular vicinity of the container base |
[0016]
(2) Cold storage agent container unit {circle around (1)} Structure of the cold storage agent container unit FIG. 6 is a side view of an embodiment of the cold storage agent container unit. FIG. 7 is a side view of the regenerator container unit as viewed from a direction different from that of FIG. 6 by 90 °.
The cool storage
[0017]
FIG. 8 is a plan view of an embodiment of the fixture, and FIG. 9 is a front view thereof.
The
[0018]
(2) Effect of the cool storage agent container unit of the embodiment Since the holding
[0019]
The present invention is not limited to the specific examples described above, and can be variously modified examples within the scope of the present invention depending on the purpose and application. For example, the planar shape of the
[0020]
Furthermore, in the cool storage
[0021]
【The invention's effect】
The cool storage agent container unit of the present invention can handle and handle a specific gripping part located on the outer surface thereof, and is excellent in workability such as putting in and out of a freezer and placing it at a predetermined position such as CRB.
Moreover, when the notch part is provided in the side end side of each cool storage agent container and the recessed part and the notch part are fitted together, a plurality of cool storage agent containers can be fixed more firmly and integrally. The workability during handling is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a cold storage agent container according to an embodiment.
FIG. 2 is a side view of the cold storage agent container of the example.
3 is a cross-sectional view showing an aa cross section of the cool storage agent container of FIG. 1. FIG.
4 is a cross-sectional view showing a bb cross section of the cool storage agent container of FIG. 1. FIG.
5 is a cross-sectional view showing a cc cross section of the cool storage agent container of FIG. 1; FIG.
FIG. 6 is a side view of the cool storage agent container unit of the embodiment.
7 is a side view of the cool storage agent container unit of FIG. 6 viewed from a direction different by 90 °. FIG.
FIG. 8 is a plan view of the fixture.
FIG. 9 is a front view of the fixture.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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Family Applications (1)
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2002
- 2002-09-10 JP JP2002264621A patent/JP3972086B2/en not_active Expired - Lifetime
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