JP3971788B2 - Single reel type magnetic tape cartridge - Google Patents
Single reel type magnetic tape cartridge Download PDFInfo
- Publication number
- JP3971788B2 JP3971788B2 JP14777499A JP14777499A JP3971788B2 JP 3971788 B2 JP3971788 B2 JP 3971788B2 JP 14777499 A JP14777499 A JP 14777499A JP 14777499 A JP14777499 A JP 14777499A JP 3971788 B2 JP3971788 B2 JP 3971788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- arm
- shaft portion
- engagement
- engagement shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープの繰り出し端にテープ引出具が連結固定してある単リール型の磁気テープカートリッジに関し、不使用状態におけるテープ引出具の保持構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の磁気テープカートリッジ(以下、単にテープカートリッジという)は、例えば特開平11−7749号公報に公知である。そこでは引出具をプラスチック成形品で構成して、不使用状態におけるテープ引出具を、ローディングポケットに設けた一対の突片で所定姿勢に待機保持できるようにしている。
【0003】
上記のテープカートリッジにおいては、不使用時のテープ引出具を一対の突片で片持ち状に待機保持している。そのため、僅かではあるが待機保持したテープ引出具の位置にばらつきを生じやすい。さらに、落下衝撃を受けたような場合に、テープ引出具が突片から脱落するおそれがある。
【0004】
こうした不具合を解消するために、本発明者等は、図10に示すようなテープ引出具とその保持構造とを先に提案した(特願平10−54389号)。そこでは、テープ引出具40をピン状に形成し、その上下両端に設けた係合軸部41を、上下ケースの上壁および底壁に凹み形成した一対の軸受部42およびばね43で係合保持できるようにしている。軸受部42の近傍には、上壁および底壁と平行な抜止壁44が一体に張り出し形成してある。ばね43はねじりコイル形のばねからなり、その一方のばね腕の先端に、先の係合軸部41の周面に密着する部分円弧状の押圧部45を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の保持構造においては、上下ケースの上壁および底壁と平行に抜止壁44を張り出し形成するので、上ケースおよび下ケースの成形用金型の構造が複雑化し、その分だけテープカートリッジの製作コストが高く付く。一方のばね腕を抜止壁44と上壁(または底壁)との間の狭い隙間に組む必要があるので、組み立てが面倒である。待機保持状態における押圧部45が、係合軸部41の周面に対して点接触状に外接するので、ばね43の加工形状の僅かなばらつきによって、テープ引出具40の保持位置にばらつきを生じるおそれがある。
【0006】
テープ引出具40が軸受部42に待機収納されたとき、係合軸部41の上下端面が軸受部42に接当して軸受面が削られ、このとき生じたプラスチック粉末が磁気テープに付着してノイズや信号欠落の原因になることがある。軸受面の摩滅が進行すると、待機保持したテープ引出具40の上下位置が徐々にずれてしまうおそれもある。
【0007】
本発明の目的は、不使用時のテープ引出具を常に適正位置に適正姿勢で待機保持でき、従ってテープ引出具の捕捉や引き出し操作が確実に行えるテープカートリッジを提供することにある。本発明の他の目的は、テープ引出具を前後左右に位置決めでき、さらに上下方向にも位置決めできる係合ピースを備えたテープカートリッジを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のテープカートリッジは、図2および図3に示すごとく箱状のケース本体1の内部に、テープ3を巻装した1個のリール2が配置されていて、テープ3の繰り出し端にピン状のテープ引出具7が連結してある。ケース本体1の周側壁には、テープ引出具7を引き出し操作するテープ引出口4が開口してある。テープ引出口4に臨むケース本体1の上壁内面と底壁内面とに、テープ引出具7の上下両端に設けた係合軸部11を受け止める軸受部15がそれぞれ設けられている。そのうえで各軸受部15に、図1に示すごとく係合軸部11の外面に外接して、係合軸部11を軸受部15と協同して位置決め保持する係合ピース16をそれぞれ配置したものである。
【0009】
係合ピース16は、図4に示すごとく係合軸部11の軸端面を受け止める第1腕27と、係合軸部11の軸周面を受け止める第2腕28とを含む、金属板製のプレス成形品で形成することができる。
【0010】
上下一対の係合ピース16・16の第1腕27・27の上下間隔は、テープ引出具7の上下長より僅かに小さく設定する。そのうえで、両第1腕27・27の少なくともいずれか一方を上下方向へ弾性変形可能に設けて、その遊端にテープ引出具7用の導入案内面32を斜めに形成することができる。
【0011】
第2腕28と係合軸部11との間には、図8および図9に示すごとく係合軸部11の周面を受け止める位置規制用の第3腕35を第1腕27と一体に設けることができる。
【0012】
第2腕28の外面側に臨んで、第2腕28の過剰変形を阻止するためのストッパー突起33が、上下ケース1a・1bと一体に形成してある。
【0013】
【作用および発明の効果】
テープ引出具7をピン状に形成し、その上下の係合軸部11をケース本体1の内面上下に設けた軸受部15と係合ピース16とで位置決め保持するので、従来形式に比べて、テープ引出具7を確りと、しかも高い位置精度で待機保持できる。さらに、係合ピース16は弾性材で形成してあって、待機保持状態において係合軸部11の外面と接当して係合軸部11が軸受部15から抜け出るのを阻止する。従って、落下衝撃を受けてテープ引出具7が動くような場合にも、係合ピース16の弾性によって衝撃を吸収し、テープ引出具7を元の待機位置へと戻すことができる。従って、本発明のテープカートリッジによれば、不使用のテープ引出具7を常に適性位置に待機保持して、その捕捉操作および引き出し操作を確実に行え、従来のテープカートリッジに比べて使用時の信頼性を向上できる。
【0014】
係合ピース16をプレス成形品で形成し、第1腕27で上下の係合軸部11の軸端面を受け止め、第2腕28と軸受部15とで係合軸部11の軸周面を協同して受け止める保持構造によれば、テープ引出具7を前後、左右、上下にそれぞれ位置決めして、待機状態に保持したテープ引出具7の位置精度を向上できる。さらに、係合軸部11の軸端面を第1腕27で受け止めるので、テープ引出具7の出し入れ時に軸受面が削られるのを阻止でき、従って軸受面が削られて生じるプラスチック粉末を原因とするノイズや信号欠落等のトラブルを一掃し、その分だけテープカートリッジの信号読み書き上の信頼性を向上できる。長期使用時にテープ引出具7の上下方向の位置が徐々にずれることも阻止できる。
【0015】
上下一対の第1腕27・27でテープ引出具7の上下端面を弾性的に保持する待機保持構造によれば、例えばテープ引出具7を一方の第1腕27の弾性で他方の第1腕27に押し付けて、テープ引出具7を常に一定の上下位置に位置保持できるので、待機保持状態におけるテープ引出具7の位置精度がさらに向上する。テープ引出具7を押し付け操作する第1腕27に設けた導入案内面32は、テープ引出具7を軸受部15の側へ引き込み収納する際に、係合軸部11が第1腕27へ乗り上がるのを容易化するために設けられている。
【0016】
第2腕28は軸受部15と協同して係合軸部11を挟み保持し、テープ引出具7を前後左右に位置決めするが、テープ引出具7の出し入れ時や落下衝撃を受けた場合に、片持ち支持した第2腕28に過大な外力が作用して塑性変形する恐れがある。こうした第2腕28の機能不全を避け、テープ引出具7を常に適性位置に待機保持するために、第2腕28とは別に第3腕35を設け、係合軸部11を第3腕35で受け止めることにより、第2腕28の変形を防止している。この場合の第2腕28は主として係合軸部11を抜け止め保持する作用を発揮する。第3腕35を第1腕27と一体に設けるのは、片持ち状に突設される第3腕35の突出寸法をできるだけ小さくし、その変形応力を第2腕28に比べて十分に大きく設定するためである。
【0017】
上下ケース1a・1bの内面に設けたストッパー突起33は、テープ引出具7を出し入れする際に、拡開状に変形した第2腕28の一部を受け止めて、第2腕28が弾性限界を越えて塑性変形するのを阻止する。このように、第3腕35やストッパー突起33を付加した構造によれば、落下衝撃等の大きな外力がテープ引出具7に作用する場合にも、第2腕28の過剰変形を確実に阻止して、不使用時のテープ引出具7を適性に位置保持できることになる。
【0018】
【実施例】
図1ないし図7は本発明に係る単リール型の磁気テープカートリッジの実施例を示す。図2において磁気テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合してなる角箱状のケース本体1を有し、ケース本体1の内部に配置した1個のリール2にテープ3が巻装されている。ケース本体1の前側壁の一側端には、テープ引出口4を設けてあり、これをスライド自在な蓋5で開閉できるようにしてある。蓋5はばねで閉じ勝手に移動付勢されている。
【0019】
リール2に巻装したテープ3をケース外へ引き出し操作するために、テープ3の繰り出し端にテープ引出具7を連結する。図6においてテープ引出具7は、ステンレス鋼等の剛性を有する金属材を素材とするピン状の旋削加工品からなり、その上下高さの大半を小径の連結軸部8が占め、連結軸部8の上下にそれぞれフランジ状の薄い区分壁9が張り出し形成されている。区分壁9の上下には操作軸部10と係合軸部11とを一体に形成する。操作軸部10は連結軸部8と同径に形成し、係合軸部11は区分壁9の直径寸法と一致させる。連結軸部8にテープ3の端部を輪奈状に巻き付け、輪奈部の外面に断面C字形の緩衝体12を外嵌し、更に緩衝体12に金属薄板で形成した断面C字形のクランプ13を外嵌することにより、テープ引出具7をテープ3に連結している。緩衝体12は、クランプ13の周方向端縁にテープ3が接当して千切れるのを防ぐために介装する。
【0020】
不使用時のテープ引出具7を、テープ引出口4のケース内方において直立姿勢で位置決め保持するために、上ケース1aの上壁内面と下ケース1bの底壁内面とに、それぞれ先の係合軸部11を受け止める軸受部15を設け、さらに係合軸部11を位置決め保持する係合ピース16が各軸受部15に設けられている。
【0021】
図4において下ケース1b側の軸受部15は、底壁内面に前後に長い凹み18を設け、この凹み18の前端に逆L字の受リブ19を突設し、受リブ19と底壁前縁との間にガイド面20が設けられている。ガイド面20は上面側から見て前拡がり状に形成してあり、その前端は丸い曲面に形成されている。受リブ19は前後方向に長い第1リブ19aと、第1リブ19aの後端からケース側壁へ向って延びる左右方向に長い第2リブ19bとからなり、第2リブ19bの中途部に後述する第1腕27用の逃げ溝21を設ける。この逃げ溝21に隣接する両隅を部分円弧状に切り欠いて、係合軸部11の周面を受け止める受面22とする。これら一対の受面22と第1リブ19aの受面23との3個所で係合軸部11を受け止めて位置決めする。第2リブ19bより後ろ側の凹み18の中央には、係合ピース16を溶着固定するためのピン24が突設してある。
【0022】
係合ピース16は、ステンレス板材やばね板材等の弾性金属板を素材とするプレス成形品からなり、四角形状の取付部26の前部に、係合軸部11の軸端面を受け止める第1腕27と、係合軸部11の軸周面を受け止める第2腕28とを一体に形成してなる。第1腕27は、板ばね状に形成してあり、その中途部に先の第2リブ19bの逃げ溝21を乗り越える迂回部29をコ字状に折り曲げ、迂回部29の後ろ側の立壁から第2腕28を前方に向けて片持ち状に連出する。第2腕28の前端側には、係合軸部11の周面に外接する部分円弧状の押圧部30を設け、さらに最先端にケース側壁の側へ傾くガイド部31を連続して折り曲げる。
【0023】
取付部26の板面中央に設けた穴を前記ピン24に外嵌した後、ピン24の突端を溶融し拡径変形させることにより、係合ピース16を底壁に固定する。この取付状態において、第1腕27の先端寄り部は逃げ溝21より前側の凹みに密着して、ガイド面20と面一状になっている(図5参照)。第2腕28は、第2リブ19bの側端に沿って前方へ突出し、押圧部30が第1リブ19aと左右で向き合っている。自由状態における押圧部30の前端曲屈部と第1リブ19aとの対向間隔は、係合軸部11の直径寸法より小さい。従って、図7に示すようにテープ引出具7を軸受部15内へ収納したとき、係合軸部11はガイド部31を外拡がり状に押し除けながら潜り抜けて、押圧部30で弾性的に接当保持される。つまり、受リブ19に設けた3個所の受面22・23と、押圧部30とが協同して係合軸部11を位置決め保持する。
【0024】
上ケース1a側の軸受部15は、下ケース1b側の軸受部15と上下対称に形成する。係合ピース16も下ケース1b側の係合ピース16と基本的に上下対称に形成するが、一部構造が異なる。詳しくは、図4に示すように第1腕27の突端をケース上壁の側へ斜めに折り曲げて、腕前端に導入案内面32を設ける。この係合ピース16を上ケース1a側の軸受部15に配置し、その取付部26をピン24で抜け外れ不能に固定した状態において、導入案内面32の突端が図5に示すように逃げ溝21より前側の凹みと接当して、係合軸部11の軸端面を受け止める第1腕27の受壁27aは、先の凹みから浮き離れしている。受壁27aの厚み方向への弾性変形を許すためである。
【0025】
自由状態における上下一対の第1腕27の上下間隔は、テープ引出具7の上下長より僅かに小さく寸法設定してある。従って、テープ引出具7を待機位置へ収納したとき、上側の係合軸部11は上側の第1腕27の受壁27aを僅かに押し上げ変形させて、上下の軸受部15内に保持される。つまりテープ引出具7は上側の第1腕27で下向きに押し下げ操作されており、常に下側の第1腕27によって規定される上下位置に位置保持される。
【0026】
上記のように、第2腕28はテープ引出具7の出し入れ時に、ケース側壁へ近付く向きに弾性変形するが、何等かの原因で第2腕28に過大な拡開力が作用すると、その一部が塑性変形して係合軸部11をがた付きなく保持することができなくなる。こうした第2腕28の過剰変形を防ぐために、その拡開変形する側にストッパー突起33が設けられている。
【0027】
テープドライブに磁気テープカートリッジを装填すると、蓋5が開き操作されてテープ引出口4を開放する。同時にリール2の遊転を阻止していたリールロックが解除される。この状態でテープドライブ側の捕捉具がテープ引出口4からケース内へ進入し、テープ引出具7の上下の操作軸部10を捕捉係合して、テープ引出具7を介してテープ3を引き出し、テープドライブ側の巻き取りリールにテープ引出具7を引き渡す。テープ3に対するデータの記録あるいは読み込みが終了したら、テープ3はリール2に巻き戻される。テープ引出具7は係合ピース16と軸受部15とに再び係合捕捉されて、待機状態に位置決め保持される。
【0028】
図8および図9は、テープ引出具7の捕捉構造を一部変更した本発明の別実施例を示す。主な変更点は、軸受部15の受リブ19が、上記の実施例における受リブを左右反転した状態で設けてあること、これに伴って第2腕28がケース側壁と対向するように迂回部29の左側縁から連出してあること、さらに第2腕28の過剰変形を防ぐために、別に第3腕35を設けることである。
【0029】
第3腕35は第1腕27の受壁27aの側縁からL字状に折り曲げ形成してあり、その立壁35aが第2腕28の第1リブ19aとの対向面側に位置している。この場合の立壁35aは第2腕28の押圧部30の代わりに係合軸部11の周面を受け止めて、テープ引出具7を位置決め保持する。従って、第2腕28は、専ら係合軸部11の抜け出しを防ぐための部材として機能している。この別実施例においても、第2腕28の拡開方向の過剰変形を防ぐために、第2腕28に隣接してストッパー突起33が設けられている。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
【0030】
上記の実施例以外に、第2腕28は第1腕27の左右両側に一対の腕として設けることができる。第2腕28は取付部26と一体に折り曲げ形成することができる。必要に応じて係合ピース16の全体をプラスチック成形品で形成してもよい。同様にテープ引出具7はプラスチック成形品にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるA−A線断面図である。
【図2】磁気テープカートリッジの横断平面図である。
【図3】テープ引出口の正面図である。
【図4】軸受部および係合ピースの分解斜視図である。
【図5】図3におけるB−B線断面図である。
【図6】テープ引出具の斜視図である。
【図7】テープ引出具の収容状態を示す図1と同等の断面図である。
【図8】本発明の別実施例を示す係合ピースおよび軸受部の内部平面図である。
【図9】図8におけるC−C線断面図である。
【図10】テープ引出具の捕捉構造の比較例を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
2 リール
3 テープ
4 テープ引出口
7 テープ引出具
11 係合軸部
15 軸受部
16 係合ピース
27 第1腕
28 第2腕
32 導入案内面
33 ストッパー突起[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a single reel type magnetic tape cartridge in which a tape drawing tool is connected and fixed to a feeding end of a magnetic tape, and is an improved structure for holding a tape drawing tool when not in use.
[0002]
[Prior art]
This type of magnetic tape cartridge (hereinafter simply referred to as a tape cartridge) is known, for example, from JP-A-11-7749. In this case, the drawing tool is formed of a plastic molded product, and the tape drawing tool in an unused state can be held on standby in a predetermined posture by a pair of protruding pieces provided in the loading pocket.
[0003]
In the above tape cartridge, the tape puller when not in use is held in a cantilevered manner by a pair of projecting pieces. For this reason, the position of the tape drawing tool held in a standby state is likely to vary slightly. Furthermore, when receiving a drop impact, there is a possibility that the tape drawing tool may fall off the protruding piece.
[0004]
In order to solve such problems, the present inventors have previously proposed a tape drawer and its holding structure as shown in FIG. 10 (Japanese Patent Application No. 10-54389). There, the tape drawing tool 40 is formed in a pin shape, and the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above holding structure, the retaining wall 44 is formed so as to extend in parallel with the upper wall and the bottom wall of the upper and lower cases, so that the structure of the molding die for the upper case and the lower case becomes complicated, and the tape cartridge is manufactured accordingly. Cost is high. Since it is necessary to assemble one spring arm in a narrow gap between the retaining wall 44 and the upper wall (or bottom wall), the assembly is troublesome. Since the pressing portion 45 in the standby holding state circumscribes the peripheral surface of the
[0006]
When the tape puller 40 is stored in the standby state in the bearing portion 42, the upper and lower end surfaces of the
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a tape cartridge that can always hold and hold a tape puller when not in use in a proper position and in a proper posture so that the tape puller can be reliably captured and pulled out. Another object of the present invention is to provide a tape cartridge provided with an engagement piece that can position the tape drawing tool in the front-rear and left-right directions and also in the vertical direction.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the tape cartridge of the present invention, as shown in FIGS. 2 and 3, one reel 2 around which a
[0009]
As shown in FIG. 4, the
[0010]
The vertical distance between the
[0011]
Between the
[0012]
Facing the outer surface of the
[0013]
[Operation and effect of the invention]
The
[0014]
The
[0015]
According to the standby holding structure in which the upper and lower end surfaces of the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
【Example】
1 to 7 show an embodiment of a single reel type magnetic tape cartridge according to the present invention. In FIG. 2, the magnetic tape cartridge has a rectangular box-shaped case body 1 formed by joining upper and
[0019]
In order to pull out the
[0020]
In order to position and hold the
[0021]
In FIG. 4, the bearing
[0022]
The
[0023]
After the hole provided in the center of the plate surface of the mounting
[0024]
The bearing
[0025]
The vertical distance between the pair of upper and lower
[0026]
As described above, the
[0027]
When the magnetic tape cartridge is loaded in the tape drive, the lid 5 is opened and the tape outlet 4 is opened. At the same time, the reel lock that has prevented the reel 2 from rotating is released. In this state, the trapping device on the tape drive side enters the case from the tape outlet 4, engages and engages the upper and
[0028]
8 and 9 show another embodiment of the present invention in which the trapping structure of the
[0029]
The
[0030]
In addition to the above embodiment, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of a magnetic tape cartridge.
FIG. 3 is a front view of the tape outlet.
FIG. 4 is an exploded perspective view of a bearing portion and an engagement piece.
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 6 is a perspective view of a tape drawing tool.
FIG. 7 is a cross-sectional view equivalent to FIG. 1 showing the accommodated state of the tape drawer.
FIG. 8 is an internal plan view of an engagement piece and a bearing portion showing another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional plan view showing a comparative example of a tape puller capturing structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Case main body 2
Claims (4)
ケース本体(1)の周側壁に、テープ引出具(7)を引き出し操作するテープ引出口(4)が開口している磁気テープカートリッジであって、
テープ引出口(4)に臨むケース本体(1)の上壁内面と底壁内面とに、テープ引出具(7)の上下両端に設けた係合軸部(11)を受け止める軸受部(15)がそれぞれ設けられており、
各軸受部(15)には、受けリブ(19)が突設されていて、金属板製のプレス成形品からなる係合ピース(16)が配置されており、
係合ピース(16)は、板状に形成された第1腕(27)と、片持ち状に連出されて、受けリブ(19)と向き合っている第2腕(28)とを含んで一体に形成されており、
テープ引出具(7)を収納したとき、第1腕(27)が係合軸部(11)の軸端面を受け止め、受けリブ(19)に設けられた受面(22・23)と、第2腕(28)とが係合軸部(11)の軸周面を受け止めて、係合軸部(11)が位置決め保持されることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。Inside the box-shaped case main body (1), one reel (2) wound with a tape (3) is disposed, and a pin-shaped tape drawer (7) is provided at the feeding end of the tape (3). Are connected,
A magnetic tape cartridge in which a tape outlet (4) for pulling out the tape drawer (7) is opened on the peripheral side wall of the case body (1),
A bearing portion (15) for receiving engagement shaft portions (11) provided at both upper and lower ends of the tape drawing tool (7) on the inner surface of the upper wall and the inner surface of the bottom wall of the case body (1) facing the tape outlet (4). Are provided,
Each bearing portion (15) is provided with a receiving rib (19), and an engagement piece (16) made of a metal plate press-molded product is disposed,
The engagement piece (16) includes a first arm (27) formed in a plate shape and a second arm (28) which is extended in a cantilever shape and faces the receiving rib (19). Is formed as one piece,
When the tape drawer (7) is stored, the first arm (27) receives the shaft end surface of the engagement shaft portion (11), and the receiving surfaces (22, 23) provided on the receiving rib (19), The single-reel type magnetic tape cartridge, wherein the two arms (28) receive the shaft peripheral surface of the engagement shaft portion (11) and the engagement shaft portion (11) is positioned and held .
両第1腕(27・27)の少なくともいずれか一方が上下方向へ弾性変形可能に設けられ、その遊端にテープ引出具(7)用の導入案内面(32)が斜めに形成してある請求項1記載の単リール型の磁気テープカートリッジ。 The vertical distance between the first arms (27, 27) of the pair of upper and lower engagement pieces (16, 16) is set slightly smaller than the vertical length of the tape drawer (7),
At least one of the first arms (27, 27) is provided so as to be elastically deformable in the vertical direction, and an introduction guide surface (32) for the tape drawer (7) is formed obliquely at the free end thereof. The single reel type magnetic tape cartridge according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14777499A JP3971788B2 (en) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | Single reel type magnetic tape cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14777499A JP3971788B2 (en) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | Single reel type magnetic tape cartridge |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000339912A JP2000339912A (en) | 2000-12-08 |
JP3971788B2 true JP3971788B2 (en) | 2007-09-05 |
Family
ID=15437883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14777499A Expired - Fee Related JP3971788B2 (en) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | Single reel type magnetic tape cartridge |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3971788B2 (en) |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP14777499A patent/JP3971788B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000339912A (en) | 2000-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6776640B2 (en) | Card connector apparatus with locking mechanism for locking a card to mounting position | |
KR100402814B1 (en) | Magnetic tape cartridge | |
JP5633008B2 (en) | Holder and noise current absorber | |
KR100435244B1 (en) | Magnetic tape cartridge | |
JP4848980B2 (en) | Card connector | |
JP3971788B2 (en) | Single reel type magnetic tape cartridge | |
JP4122301B2 (en) | Card connector | |
JP4842233B2 (en) | Recording tape cartridge | |
JP5219941B2 (en) | Card connector | |
JP2734999B2 (en) | Suspension rail mechanism | |
US6899555B2 (en) | Card connector | |
US6955548B1 (en) | Electronic card connector | |
JP3979477B2 (en) | Single reel type magnetic tape cartridge | |
JP3796399B2 (en) | Card connector | |
JP3515378B2 (en) | Vehicle storage device | |
JP4064115B2 (en) | Electronic card connector | |
JP3872591B2 (en) | Single reel type magnetic tape cartridge | |
JPH11232827A (en) | Magnetic tape cartridge utilizing single reel | |
JP2789812B2 (en) | Cassette holder support structure | |
JP2575404Y2 (en) | IC card holder | |
US8375403B2 (en) | Optical disc device | |
US6388837B1 (en) | Tape cartridge | |
JP2002252060A (en) | Connector for card | |
JPS6325556Y2 (en) | ||
JP2006164604A (en) | Connector for memory card |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060428 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070529 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |