JP3970131B2 - Valve drive device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボール弁やバタフライ弁等のバルブの弁体の駆動装置に関し、特に弁体の開度情報を正確に取得でき、精度の高い開度調整が可能なバルブ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築設備や水処理設備の配管路等に設置され、流路の開閉や流量の調整等を行なう弁として、ボール弁やバタフライ弁等を用いたバルブが広く知られており、これらのバルブを駆動するための駆動装置が数多く提案されている。係る駆動装置の中には、例えば、特開2000−193136号公報で開示されているような、弁体の開度指示板を備えた差動歯車式バルブ駆動装置が提案されている。図7に示すように、このバルブ駆動装置10は、バルブの弁棒(図示略)に連結される出力軸2と一体化された開度指示軸4に前記開度指示板6を設けることによって、出力軸2の回転指示を容易に行なうことを特徴としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバルブ駆動装置は、弁体の開度情報を該弁体を駆動する減速機の出力軸を介して取得する構造となっていたため、開度指示板の示す開度情報は、厳密には減速機の出力軸の回転角を示しているだけであって、実際にユーザーが取得したい弁体の開度情報を知ることが必ずしもできない場合がある。
【0004】
例えば、出力軸と弁棒の連結部に緩み等が発生して該出力軸の回転角と弁体の開度に誤差、あるいはバックラッシがある場合や、何らかの理由により出力軸と弁棒の連結部に不具合が生じたような場合等においては、弁体の正確な開度を知ることができず、流路の開閉や流量の調整等を適切に行なうことができなくなることが考えられる。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、装置の小型化及び省スペース化を実現しながら、同時に、弁体の開度情報を正確に取得でき、精度の高い開度調整が可能なバルブ駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、僅少の歯数差を有する内接式遊星歯車減速機構で構成された減速機を備え、該減速機の出力軸と連結された弁棒を介して弁体を駆動可能としたバルブ駆動装置において、前記減速機の入力軸を前記出力軸と同軸に配置し、該入出力軸の双方をホローシャフトとすることによって前記減速機全体を貫通する中空部を形成すると共に、前記弁棒に、該弁棒の回転によって回転する前記弁体の開度指針を設け、該開度指針を前記中空部を利用して視認可能としたことにより、上記課題を解決したものである。
【0007】
本発明によれば、前記減速機の入力軸を前記出力軸と同軸に配置し、該入出力軸の双方をホローシャフトとすることによって前記減速機全体を貫通する中空部を形成すると共に、前記弁棒に設けられ、該弁棒の回転によって回転する前記弁体の開度指針を、前記中空部を利用して視認可能としたため、装置外部から弁棒の状態を直接把握することができる。特に、弁体を操作する入力軸側から弁棒の回転状況の把握が可能となるため、回転状況を把握しながら、適切な操作が可能である。例えば、ハンドルに連結される入力軸と、弁棒に連結される出力軸と、前記入力軸の回転を減速して前記出力軸に伝達可能な僅少の歯数差を有する内接式遊星歯車減速機構とで構成された減速機を備えた手動バルブ用駆動装置において、前記入力軸と前記出力軸を同軸に配置し、該入出力軸の双方をホローシャフトとすることによって前記減速機全体を貫通する中空部を形成することにより、前記ハンドルを取り付けた状態で、前記中空部を利用して前記弁棒を視認可能とすれば、弁棒の回転状況を把握しながら、ハンドルによって適切に弁体を操作することが可能となる。
【0008】
更に、該開度指針を他の部材を介すことなく直接弁棒の先端に設けることができる。従って、例えば、弁棒と出力軸の連結部等の部材に不具合が生じたような場合であっても、弁体の開度情報を正確に取得することができ、精度の高い開度調整が可能である。
【0009】
なお、前記弁棒が、前記中空部内を貫通する弁棒延長部を有し、且つ、該弁棒延長部の先端に前記開度指針を設ければ、開度指針を更に見やすい位置(例えば、バルブを操作するハンドル付近)に配置することができ、操作性を一層向上させることが可能となる。なお、前記弁棒の弁棒延長部は、弁体の駆動に直接用いられる部分ではないため、軸径を細くすることができる。従って、該弁棒延長部の軸径を細くし、前記中空部の内周と前記弁棒との間に隙間を設けるようにすれば、該隙間に温度センサー等の線材を通したり、冷却用の流体を充填したりすることも可能である。
【0010】
又、前記弁棒を、前記弁棒延長部を構成する開度指針軸と、前記弁体に連結された弁棒本体部とに分離可能とすれば、開度指針軸を別体として用意した上で、弁棒本体部には既存のボール弁等の回転弁や直動タイプ弁を流用することができ、低コスト化を実現しながらも、同時に、複数種類の弁体の弁棒との組み合わせが可能となる。
【0011】
更に、前記開度指針軸に、前記出力軸と連結されている前記弁棒本体部の出力軸連結部と係合可能な弁棒連結部を設けると共に、前記弁棒本体部の出力軸連結部に対して、前記出力軸と前記開度指針軸の双方を共に連結可能とすれば、開度指針軸を、弁棒本体部に容易に取り付けることができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態の例に係るバルブ駆動装置200を、回転弁300に適用した場合におけるバルブ駆動装置200周辺の断面図、図2は、図1中の矢視IIから見た平面図である。但し、図2については、説明の都合上、バルブ駆動装置200のハンドル110部分の図示を省略している。
【0014】
前記回転弁300の弁棒304は、この例では、弁棒本体部304aと開度指針軸(弁棒延長部)304bとから構成されている。該弁棒本体部304aの上端側304a2(図1中の上側)は、バルブ駆動装置200の減速機250の出力軸210に連結され、弁棒本体部304aは、出力軸210の回転と共に、軸心L1を中心として回転可能である。なお、弁棒本体部304aの上端側304a2の形状は、ISO規格により規格化されており、略立方体の形状となっている。一方、該弁棒本体部304aに連結される減速機250の出力軸210には、該弁棒本体部304aの上端側304a2と係合可能な凹部210bが設けられており、複数種類の弁体の弁棒とも連結可能である。
【0015】
又、前記開度指針軸304bは、前記弁棒本体部304aよりも小径の棒状部材であり、該開度指針軸304bの下端側304b1は、前記弁棒本体部304aと図示せぬボルトによって連結されている。又、該開度指針軸304bの上端(上部先端)側304b2には、弁棒304の回転によって回転する図示せぬ弁体の開度指針100が取り付けられている。
【0016】
該開度指針100は、図2に示すように、弁棒304の軸心L1を軸に、該弁棒304の回転と共に図中R2方向に回転可能で、弁棒304に固着された弁体(図示略)の開度を示す。なお、バルブ駆動装置200の入力側ケーシング220には、開度の目安となる矢印102a、102bがそれぞれ設けられており、この例では、矢印102aが開度0°、矢印102bが開度90°をそれぞれ表わしている。
【0017】
次に、図3〜図5を用いて、バルブ駆動装置200の減速機250について詳細に説明する。なお、図3は、減速機250の側断面図、図4、5は、その平面図及び底面図である。
【0018】
バルブ駆動装置200の減速機250は、僅少の歯数差を有する内接式遊星歯車機構を採用したもので、入力軸202と、キャリア204と、外歯歯車206と、内歯歯車208と、出力軸210と、偏心体212とを備えている。
【0019】
入力軸202は、中空部202aを有するホローシャフトからなると共に、後述する出力軸210と同軸に配置され、弁棒304と同じ軸心L1を中心として回転可能である。
【0020】
前記キャリア204には、内ピン204aが一体的に設けられており、該内ピン204aは、外歯歯車206に設けられた内ピン孔206aに遊嵌されている。又、該キャリア204は、入力側ケーシング220によって固定状態に維持されている。
【0021】
前記外歯歯車206は、外周にトロコイド歯形や円弧歯形等の外歯を有しており、内歯歯車208と内接噛合している。
【0022】
該内歯歯車208は、リング状部材の内周面に複数形成された円弧溝に図示せぬ外ピンが嵌合した構造で、これら外ピンが内歯を形成している。
【0023】
前記偏心体212は、軸心L1に対して偏心した外周を有し、入力軸202と一体回転可能に設けられ、前記外歯歯車206を揺動回転させる。
【0024】
前記出力軸210は、前記入力軸202と同様に、中空部210aを有するホローシャフトからなり、該入力軸202と同じ軸心L1を中心に回転可能である。
【0025】
入力軸202と出力軸210の双方がそれぞれ中空部202a、210aを有するホローシャフトからなり、同軸に配置されている結果、減速機250全体を貫通する中空部250a(202a、210a)が形成され、該中空部250a内には前述の弁棒304(弁棒延長部304b)が挿入可能である。なお、該中空部250aの内周(より具体的には入力軸202の中空部202aの内周)202a1と、弁棒304との間には隙間s1が設けられている。
【0026】
次に、図1に戻って、バルブ駆動装置200の作用について説明する。
【0027】
ハンドル110を回転すると、入力軸202が軸心L1を中心として回転し、該入力軸202に設けた偏心体212が偏心回転する。この偏心体212の回転により、その偏心した外周に装架された外歯歯車206も入力軸202の周りで揺動回転を行なおうとするが、キャリア204によってその自転が拘束されているため、外歯歯車206は、キャリア204に内接しながら、揺動のみを行なうことになる。
【0028】
この外歯歯車206の揺動により、該外歯歯車206の1回の揺動毎(入力軸202の1回転毎)に内歯歯車208が外歯歯車206との歯数差に相当する分だけ回転し、該内歯歯車208の回転が出力軸210へと伝達され、減速が実現される。
【0029】
なお、本発明の実施形態の例に係るバルブ駆動装置200の減速機250においては、キャリア204を固定状態に維持した上で、内歯歯車208及び出力軸210を回転することにより、入力軸202の回転方向と出力軸210の回転方向を一致させている。その結果、ハンドル110の回転方向と弁体の回転方向を同一とすることができ、感覚的に操作しやすく、操作性の向上が実現されている。
【0030】
最終的に、出力軸210へ伝達された動力により、該出力軸210と連結された前記弁棒304の弁棒本体部304aを介し、弁体が回転駆動される。
【0031】
又、弁体の回転と共に、該弁体の弁棒304(開度指針軸304b)に設けられた開度指針100が回転し、弁体の開度情報が取得可能である。
【0032】
本発明の実施形態の例に係るバルブ駆動装置200によれば、減速機250の入力軸202を出力軸210と同軸に配置し、該入出力軸202、210の双方をホローシャフトとすることによって減速機250全体を貫通する中空部250aを形成すると共に、弁棒304に設けられ、該弁棒304の回転によって回転する弁体の開度指針100を前記中空部250aを利用して視認可能としたため、バルブ駆動装置200の外部から弁棒304の状態を直接把握することができる。特に、弁体を操作するハンドル110側から弁棒304の回転状況の把握が可能となるため、回転状況を把握しながら、適切な操作が可能である。
【0033】
更に、開度指針100を他の部材を介すことなく、直接弁棒304の先端304b2に設けることができる。従って、例えば、弁棒304と出力軸210の連結部210b等の部材に不具合が生じたような場合や、弁棒304と出力軸210の連結部210bに緩み等が発生し、弁体の開度と出力軸210の回転軸に誤差、あるいはバックラッシが生じた場合においても、弁体の開度情報を正確に取得することができ、精度の高い開度調整が可能である。更に、必要ならば、中空部202a、210aの内周202a1と弁棒304との間に設けた隙間s1に、温度センサー等の線材を通したり、冷却用の流体を充填したりすることも可能である。
【0034】
又、弁棒304が弁棒本体部304aと開度指針軸304bとに分離可能としたため、開度指針軸304bを別体として用意した上で、弁棒本体部304aには既存のボール弁等の回転弁や直動タイプ弁を流用することができ、低コスト化を実現しながら、同時に、複数種類の弁体の弁棒との組み合わせが可能となる。
【0035】
更に、図6に示すように、開度指針100に、出力軸210と連結されている弁棒本体部504aの出力軸連結部504a1と係合可能な弁棒連結部504b1を設けると共に、弁棒本体部504aの出力軸連結部504a1に対して、出力軸210と開度指針軸504bの双方を共に連結可能とすれば、開度指針軸504bを、弁棒本体部504aに容易に取付けることができるようになる。なお、この例では、開度指針軸504bに弁棒本体部504aの出力軸連結部504a1に係合可能な弁棒連結部504b1として凹部を設けている。従って、開度指針軸504bと弁棒本体部504aとの連結が容易である上に、ねじ加工等をする必要がなく、生産が容易で低コスト化も実現可能である。
【0036】
上記実施形態においては、弁棒を弁棒本体部504aと開度指針軸504bに分離しているため、弁体の開度情報は該開度指針軸504bを介して取得することになる。しかしながら、出力軸210と弁棒本体部504aとの出力軸連結部504a1には常に弁体からのトルクがかかるため、フレッチングや摩耗の問題が生じやすいのに対し、開度指針軸504bと弁棒本体部504aとの弁棒連結部504b1にはかかる問題が生じにくい。従って、従来の、出力軸を介して弁体の開度情報を取得する方法に比べ、弁体の開度情報の信頼性は格段に高い。
【0037】
なお、上記実施形態においては、弁棒304を弁棒本体部304aと開度指針軸304bとに分離可能としたが、本発明はこれに限定されるものではない。従って、例えば、弁棒304が中空部250a内を貫通する弁棒延長部を有し、且つ、該弁棒延長部の先端に開度指針100を設けてもよく、更には、弁棒304に(該弁棒延長部を設けずに)直接、開度指針100を設け、中空部250aを利用して視認可能な構成としてもよい。
【0038】
又、被駆動装置を回転弁300としたが、本発明はこれに限定されず、直動タイプ弁等に適用してもよい。
【0039】
更に、バルブ駆動装置200は、内接式遊星歯車減速機構で構成された減速機250のみを備えた装置としたが、該バルブ駆動装置200が平行軸歯車減速機構等の他の減速機を備えたものでもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、装置の小型化及び省スペース化を実現しながら、同時に、弁体の開度情報を正確に取得でき、精度の高い開度調整が可能なバルブ駆動装置が提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブ駆動装置周辺の断面図
【図2】図1における矢視IIから見た平面図
【図3】バルブ駆動装置の減速機の側断面図
【図4】図3における平面図
【図5】図3における底面図
【図6】バルブ駆動装置の第2実施例
【図7】従来のバルブ駆動装置
【符号の説明】
100…開度指針
110…ハンドル
200…バルブ駆動装置
202…入力軸
204…キャリア
206…外歯歯車
208…内歯歯車
210…出力軸
220…入力側ケーシング
222…出力側ケーシング
250…減速機
300…回転弁
304a、504a…弁棒本体部
304b、504b…開度指針軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a drive device for a valve body of a valve such as a ball valve or a butterfly valve, and more particularly to a valve drive device that can accurately acquire opening information of the valve body and can adjust the opening degree with high accuracy.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a valve using a ball valve, a butterfly valve, or the like is widely known as a valve that is installed in a piping line of a building facility or a water treatment facility to open / close a flow path or adjust a flow rate. Many drive devices for driving the motor have been proposed. Among such driving devices, for example, a differential gear type valve driving device having a valve body opening degree instruction plate as disclosed in JP 2000-193136 A has been proposed. As shown in FIG. 7, this
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional valve drive device has a structure that acquires the opening information of the valve body via the output shaft of the speed reducer that drives the valve body, the opening information indicated by the opening indicator plate is strictly Only shows the rotation angle of the output shaft of the speed reducer, and it may not always be possible to know the opening information of the valve body that the user actually wants to acquire.
[0004]
For example, if the output shaft and valve stem connection part is loosened, and there is an error in the rotation angle of the output shaft and the opening of the valve body, or there is backlash, or for some reason the connection part of the output shaft and valve stem In the case where a malfunction occurs, it may be impossible to know the exact opening of the valve body, making it impossible to appropriately open / close the flow path or adjust the flow rate.
[0005]
The present invention has been made to solve such a problem, and while achieving downsizing and space saving of the apparatus, at the same time, it is possible to accurately acquire the opening information of the valve body, and it is highly accurate. An object of the present invention is to provide a valve drive device capable of adjusting the opening degree.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a reduction gear composed of an inscribed planetary gear reduction mechanism having a slight difference in the number of teeth, and a valve body can be driven via a valve rod connected to an output shaft of the reduction gear. In the drive device, the input shaft of the speed reducer is arranged coaxially with the output shaft, and both the input / output shafts are hollow shafts to form a hollow portion that penetrates the entire speed reducer, and the valve rod Further, the above-mentioned problem is solved by providing an opening guide for the valve body that rotates by the rotation of the valve rod, and making the opening guide visible using the hollow portion.
[0007]
According to the present invention, the input shaft of the speed reducer is arranged coaxially with the output shaft, and both the input / output shafts are hollow shafts to form a hollow portion that penetrates the entire speed reducer, and Since the opening guide of the valve body provided on the valve stem and rotated by the rotation of the valve stem is made visible using the hollow portion, the state of the valve stem can be directly grasped from the outside of the apparatus. In particular, since it is possible to grasp the rotation state of the valve stem from the input shaft side that operates the valve body, it is possible to perform an appropriate operation while grasping the rotation state. For example, an input planetary gear speed reducer having a slight difference in the number of teeth that can be transmitted to the output shaft by decelerating the rotation of the input shaft by an input shaft connected to a handle, an output shaft connected to a valve stem, and the like. In a manual valve drive device having a speed reducer composed of a mechanism, the input shaft and the output shaft are arranged coaxially, and both the input / output shafts are hollow shafts, thereby penetrating the entire speed reducer. If the valve stem is visible using the hollow portion in the state where the handle is attached by forming the hollow portion to be used, the valve body can be appropriately adjusted by the handle while grasping the rotation state of the valve stem. Can be operated.
[0008]
Further, the opening degree guide can be provided directly at the tip of the valve rod without using another member. Therefore, for example, even when a failure occurs in a member such as a connecting portion between the valve stem and the output shaft, the opening degree information of the valve body can be obtained accurately, and the opening degree adjustment with high accuracy can be performed. Is possible.
[0009]
If the valve stem has a valve stem extension that penetrates through the hollow portion, and the opening guide is provided at the tip of the valve stem extension, the position of the opening guide is more easily seen (for example, In the vicinity of the handle for operating the valve, the operability can be further improved. In addition, since the valve stem extension portion of the valve stem is not a portion directly used for driving the valve body, the shaft diameter can be reduced. Therefore, if the shaft diameter of the valve stem extension is reduced and a gap is provided between the inner periphery of the hollow portion and the valve stem, a wire such as a temperature sensor is passed through the gap, or cooling is performed. It is also possible to fill the fluid.
[0010]
In addition, if the valve stem can be separated into an opening pointer shaft constituting the valve stem extension and a valve stem main body connected to the valve body, the opening pointer shaft is prepared as a separate body. In the above, rotary valve such as an existing ball valve or direct acting type valve can be diverted to the valve stem main body, and while achieving cost reduction, it can be used with multiple types of valve stems at the same time. Combinations are possible.
[0011]
Further, the opening guide shaft is provided with a valve rod connecting portion engageable with the output shaft connecting portion of the valve stem main body connected to the output shaft, and the output shaft connecting portion of the valve stem main body. On the other hand, if both the output shaft and the opening guide shaft are connectable, the opening guide shaft can be easily attached to the valve stem body.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0013]
FIG. 1 is a cross-sectional view of the periphery of a
[0014]
In this example, the
[0015]
The
[0016]
As shown in FIG. 2, the
[0017]
Next, the
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
An
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
Both the
[0026]
Next, returning to FIG. 1, the operation of the
[0027]
When the
[0028]
As the
[0029]
In the
[0030]
Finally, the power transmitted to the
[0031]
Further, along with the rotation of the valve body, the
[0032]
According to the
[0033]
Furthermore, the
[0034]
Further, since the
[0035]
Further, as shown in FIG. 6, the
[0036]
In the above embodiment, since the valve stem is separated into the valve stem
[0037]
In the above embodiment, the
[0038]
Moreover, although the driven device is the
[0039]
Furthermore, although the
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a valve drive device that can accurately obtain the opening information of the valve body and can adjust the opening degree with high accuracy while realizing downsizing and space saving of the device. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of the periphery of a valve driving device. FIG. 2 is a plan view as viewed from the direction II in FIG. 1. FIG. 3 is a side cross-sectional view of a speed reducer of the valve driving device. 5 is a bottom view of FIG. 3. FIG. 6 is a second embodiment of a valve driving device. FIG. 7 is a conventional valve driving device.
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記減速機の入力軸を前記出力軸と同軸に配置し、
該入出力軸の双方をホローシャフトとすることによって前記減速機全体を貫通する中空部を形成すると共に、
前記弁棒に、該弁棒の回転によって回転する前記弁体の開度指針を設け、該開度指針を前記中空部を利用して視認可能とした
ことを特徴とするバルブ駆動装置。In a valve drive device comprising a reduction gear constituted by an inscribed planetary gear reduction mechanism having a slight difference in the number of teeth, and capable of driving a valve body via a valve rod connected to an output shaft of the reduction gear,
The input shaft of the speed reducer is arranged coaxially with the output shaft,
By forming a hollow portion penetrating the entire speed reducer by making both the input and output shafts hollow shafts,
An opening guide for the valve body rotated by rotation of the valve stem is provided on the valve stem, and the opening guide is made visible by using the hollow portion.
前記弁棒が、前記中空部内を貫通する弁棒延長部を有し、且つ、
該弁棒延長部の先端に前記開度指針を設けた
ことを特徴とするバルブ駆動装置。In claim 1,
The valve stem has a valve stem extension extending through the hollow portion; and
A valve driving device characterized in that the opening guide is provided at the tip of the valve stem extension.
前記弁棒が、前記弁棒延長部を構成する開度指針軸と、前記弁体に連結された弁棒本体部とに分離可能とされた
ことを特徴とするバルブ駆動装置。In claim 2,
The valve drive device according to claim 1, wherein the valve stem is separable into an opening guide shaft constituting the valve stem extension and a valve stem body connected to the valve body.
前記開度指針軸に、前記出力軸と連結されている前記弁棒本体部の出力軸連結部と係合可能な弁棒連結部を設けると共に、
前記弁棒本体部の出力軸連結部に対して、前記出力軸と前記開度指針軸の双方を共に連結可能とした
ことを特徴とするバルブ駆動装置。In claim 3,
The opening guide shaft is provided with a valve rod connecting portion that can be engaged with the output shaft connecting portion of the valve stem main body connected to the output shaft,
The valve drive device characterized in that both the output shaft and the opening guide shaft can be connected to the output shaft connecting portion of the valve stem main body.
前記中空部の内周と、前記弁棒との間に隙間を設けた
ことを特徴とするバルブ駆動装置。In any one of Claims 1 thru | or 4,
A valve driving device characterized in that a gap is provided between an inner periphery of the hollow portion and the valve rod.
前記入力軸と前記出力軸を同軸に配置し、
該入出力軸の双方をホローシャフトとすることによって前記減速機全体を貫通する中空部を形成することにより、前記ハンドルを取り付けた状態で、
前記中空部を利用して前記弁棒を視認可能とした
ことを特徴とする手動バルブ用駆動装置。An input shaft coupled to the handle, an output shaft coupled to the valve stem, and an inscribed planetary gear speed reduction mechanism having a slight difference in the number of teeth that can be transmitted to the output shaft by decelerating the rotation of the input shaft; In the drive device for manual valves equipped with the speed reducer composed of
The input shaft and the output shaft are arranged coaxially,
By forming a hollow portion that penetrates the entire speed reducer by making both the input and output shafts hollow shafts, the handle is attached,
A manual valve driving device characterized in that the valve rod is visible using the hollow portion.
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