JP3970071B2

JP3970071B2 - Imaging apparatus, dimming method in imaging apparatus, program, and computer-readable storage medium

Info

Publication number: JP3970071B2
Application number: JP2002081441A
Authority: JP
Inventors: 賢司高橋
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2002-03-22
Filing date: 2002-03-22
Publication date: 2007-09-05
Anticipated expiration: 2022-03-22
Also published as: JP2003280061A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置、撮像装置における調光方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、露光時の外光輝度値を求めるために、ＣＣＤにプリ発光前露光することによりプリ発光前の外光輝度値を求め、さらに被写体へ向けてプリ発光してＣＣＤにプリ発光露光することにより撮影画面内の被写体の反射輝度値を求め、これら外光輝度値と被写体の反射輝度値とから被写体が適正になる発光量を下式（１）〜（３）を用いて決定する方法が用いられている。
Ylight＝Ylightm×2^(Tvm−Tv) ・・・式（１）
ΔEF＝log2((Ytarget−Ylight)／(Yflash−Ylightm)) ・・・式（２）
Lflash＝Lpreflash×2^ΔEF ・・・式（３）
Tv ：撮影時の露光時間
Tvm ：プリ発光前露光時の露光時間
Ytarget ：画面目標輝度値
Ylight ：露光時外光輝度値
Ylightm ：プリ発光前輝度値
Yflash ：プリ発光輝度値
Lflash ：撮影時フラッシュ発光量
Lpreflash ：プリ発光量
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の演算手法では、露出時間が長くなる場合には発光量を正確に求めることができない場合がある。例えば、露光時間が長くなるような夜景を背景としたスローシンクロ人物撮影時において、外光輝度値はシャッターレリーズタイムラグの問題から短い露光時間で測光したプリ発光前輝度値を補正して、撮影時の外光輝度値を求める必要がある。ここで、撮影時の露光時間が８秒（Tv＝−３）、プリ発光前露光時の露光時間が１／６４秒（Tvm＝６）である場合、上式（１）からもわかるように、プリ発光前輝度値は２^（６−（−３））＝５１２倍されることになる。すなわち、プリ発光前露光で得られたプリ発光前輝度値に測光誤差が発生した場合に、その誤差は５１２倍されることになるため、誤差に対する敏感度が高くなり、これにより発光量のばらつきが発生する場合がある。
【０００４】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、露光時間が長くなる場合にも発光量のばらつきが発生するのを防止することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、被写体に向けて発光する発光手段と、撮影時の発光前にプリ発光を行うプリ発光制御手段と、前記プリ発光前の撮影画面の明るさを測光する外光測光手段と、前記プリ発光時の撮影画面の明るさを測光するプリ発光測光手段と、前記外光測光手段により得られる外光輝度値と前記プリ発光測光手段により得られるプリ発光輝度値とを用いて撮影時の発光量を求める第１の発光量演算手段と、前記プリ発光測光手段により得られるプリ発光輝度値を用いて撮影時の発光量を求める第２の発光量演算手段と、撮影時の露光時間が予め定められている露光時間よりも短い場合は前記第１の発光量演算手段により求められる前記第１発光量を、前記予め定められている露光時間よりも長い場合は前記第２の発光量演算手段により求められる前記第２発光量を用いることを決定する発光量決定手段と、を有することを特徴とする。
【０００６】
本発明の撮像装置における調光方法は、被写体に向けて発光する発光手順と、撮影時の発光前にプリ発光を行うプリ発光制御手順と、前記プリ発光前の撮影画面の明るさを測光する外光測光手順と、前記プリ発光時の撮影画面の明るさを測光するプリ発光測光手順と、前記外光測光手順により得られる外光輝度値と前記プリ発光測光手順により得られるプリ発光輝度値とを用いて撮影時の発光量を求める第１の発光量演算手順と、前記プリ発光測光手順により得られるプリ発光輝度値を用いて撮影時の発光量を求める第２の発光量演算手順と、撮影時の露光時間が予め定められている露光時間よりも短い場合は前記第１の発光量演算手順により求められる前記第１発光量を、前記予め定められている露光時間よりも長い場合は前記第２の発光量演算手順により求められる前記第２発光量を用いることを決定する発光量決定手順と、を有することを特徴とする。
【０００７】
本発明のプログラムは、被写体に向けて発光する発光手段と、撮影時の発光前にプリ発光を行うプリ発光制御手段と、前記プリ発光前の撮影画面の明るさを測光する外光測光手段と、前記プリ発光時の撮影画面の明るさを測光するプリ発光測光手段とを有する撮像装置において調光を行うためのプログラムであって、前記外光測光手段により得られる外光輝度値と前記プリ発光測光手段により得られるプリ発光輝度値とを用いて撮影時の発光量を求める第１の発光量演算処理と、前記プリ発光測光手段により得られるプリ発光輝度値を用いて撮影時の発光量を求める第２の発光量演算処理と、撮影時の露光時間が予め定められている露光時間よりも短い場合は前記第１の発光量演算処理により求められる前記第１発光量を、前記予め定められている露光時間よりも長い場合は前記第２の発光量演算処理により求められる前記第２発光量を用いることを決定する発光量決定処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【０００８】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記本発明のプログラムを格納した点に特徴を有する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の撮像装置、撮像装置における調光方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の実施の形態を説明する。以下では、本発明の特徴がフラッシュ発光時の発光量制御にあることから、フラッシュ発光時の場合を説明する。
【００１０】
図１は、本実施の形態のデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。同図において、８０１は撮像部であり、レンズ系、絞り、シャッター、電子シャッター、フラッシュ、ＣＣＤ、Ａ／Ｄ変換器等が含まれ、レンズ系によりＣＣＤに投影された像がデジタル信号として出力される。
【００１１】
８０２はＡＦ（Automatic Focusing）処理部であり、ＡＦを制御するための信号が決定される。８０４はＡＥ（Automatic Exposure）処理部であり、適正な露光量となる絞り値、露光時間、感度を制御するための信号が決定される。８０５はＥＦ（Electric Flashmatic）処理部であり、フラッシュの発光量を制御するための信号が決定される。
【００１２】
８０３は撮像制御部であり、ＡＦ処理部８０２、ＡＥ処理部８０４、ＥＦ処理部８０５で決定された信号に基づいてカメラの制御が行われる。
【００１３】
８０６は画像処理部であり、露光されたＣＣＤ信号を用いて、色処理及び輝度処理、エッジ強調処理、ガンマ処理、JPEG変換処理等の画像処理が行われる。８０７はデータ書き込み部であり、上記画像処理部８０６で画像処理が行われたデータが送られてきて、記録媒体へのデータ書き込みが行われる。
【００１４】
図２は、図１中のＥＦ処理部８０５の概略構成を示すブロック図である。調光演算選択部９０１においては露光時間に応じて演算の選択が決定される。プリ発光前処理部９０２においてプリ発光前露光データの処理が行われる。プリ発光処理部９０３においてプリ発光露光データの処理が行われる。発光量演算部９０４においてプリ発光前輝度値及びプリ発光輝度値を用いてフラッシュ発光量が演算される。
【００１５】
以下、フラッシュ発光量が決定されるまでの処理について説明する。図３は、フラッシュ発光量が決定されるまでの処理を示すフローチャートである。まず、シャッターが押されると（ステップＳ１０１）、露光時間による判別が行われる（ステップＳ１０２）。
【００１６】
上記ステップＳ１０２において、露光時間が予め定められている露光時間TvTHより短い場合は、プリ発光前露光が行われる（ステップＳ１０５）。プリ発光前露光では露光時間TvmでＣＣＤへの露光が行われ、ＣＣＤに露光されたデータはＡ／Ｄ変換されてＣＣＤデータへと変換される。
【００１７】
図４に、ＣＣＤデータから外光輝度値データへと変換する回路構成を示す。プリ発光前露光により得られたＣＣＤデータ２０１はエリア輝度値算出部２０２へと送られる。エリア輝度値算出部２０２では、図５に示すように撮影画面を横６、縦６に分割した６×６＝３６のエリアに分割し、それぞれのエリアの平均輝度Y(I,J)（I=０〜５、J=０〜５）を算出する。
【００１８】
次に、画面輝度値算出部２０３では、エリアごとの平均輝度値Y(I,J)に基づいて、図５の各エリア部分に示したエリア毎の重みW(I,J)（I＝０〜５、J＝０〜５）を用いて、下式（４）によりプリ発光前輝度値Ylightmを求める。
Ylightm＝Σ（Y(I,J)×W(I,J)）／Σ（W(I.J)）・・・式（４）
【００１９】
次に、外光輝度値演算部２０４では、プリ発光前輝度値Ylightmに基づいて、下式（５）により外光輝度値Ylight２０５を求める。
Ylight＝Ylightm×2^(Tvm−Tv) ・・・式（５）
ただし、Tvm、Tvの値はApex値
【００２０】
プリ発光前露光動作が終了すると（ステップＳ１０５）、プリ発光露光動作が行われる（ステップＳ１０６）。プリ発光露光では露光時間Tvmでフラッシュを発光量Lpreflashで発光させてＣＣＤへの露光が行われる。ＣＣＤに露光されたデータは、プリ発光前露光と同様にＡ／Ｄ変換されてＣＣＤデータへと変換される。
【００２１】
図６に、ＣＣＤデータから外光輝度値データへと変換する回路構成を示す。プリ発光露光により得られたＣＣＤデータ４０１はエリア輝度値算出部４０２へと送られる。エリア輝度値算出部４０２では、図５に示したように撮影画面を横６、縦６に分割した６×６＝３６のエリアに分割し、それぞれのエリアの平均輝度Yf(I,J)（I=０〜５、J=０〜５）を算出する。
【００２２】
次に、画面輝度値算出部４０３では、エリアごとの輝度値Yf(I,J)に基づいて、図５の各エリア部分に示したエリア毎の重みW(I,J)（I＝０〜５、J＝０〜５）を用いて、下式（６）によりプリ発光輝度値Yflashを求める。
Yflash＝Σ（Yf(I,J)×W(I,J)）／Σ（W(I.J)）・・・式（６）
【００２３】
プリ発光露光動作が終了すると（ステップＳ１０６）、発光量計算１が行われる（ステップＳ１０７）。図７は、発光量計算１におけるフラッシュ発光量の求め方を説明するための図である。被写体を撮影したときの目標画面輝度値をYtarget、プリ発光露光したときの撮影画面の明るさであるプリ発光輝度値をYflash、プリ発光前露光したときの撮影画面の明るさであるプリ発光前露光して得られた画面輝度値から露光時の外光の明るさを求めた外光輝度値をYlightとすると、プリ発光の光量で被写体が照らされて明るくなる量はYflash−Ylightmとなる。また、フラッシュなしで露光した場合はYtarget−Ylightだけ画面がアンダーに撮影されてしまう。そこで画面輝度をYtargetの値にするためには、Ytarge−Yligth分だけフラッシュを発光すればよいことになる。
【００２４】
すなわち、画面輝度値をYtargetにするためのフラッシュ発光量Lflashは、下式（７）、（８）により求めることができる。
ΔEF＝log2((Ytarget−Ylight)／(Yflash−Ylightm)) ・・・式（７）
Lflash＝Lpreflash×2^ΔEF ・・・式（８）
【００２５】
その後、ステップＳ１０７において決定されたフラッシュ発光量Lflashに基づいて、シャッター動作のタイミングとシンクロして発光量Lflashでフラッシュが発光して、ＣＣＤへの露光が行われる（ステップＳ１０８）。
【００２６】
一方、上記ステップＳ１０２において、露光時間が予め定められている露光時間TvTH以上であった場合は、上記ステップＳ１０６と同様の動作によりプリ発光輝度値Yflashが求められる（ステップＳ１０３）。
【００２７】
プリ発光露光動作が終了すると（ステップＳ１０３）、発光量計算２が行われる（ステップＳ１０４）。ここでは、画面輝度値をYtargetにするためのフラッシュ発光量Lflashは、下式（９）、（１０）により求められる。
ΔEF＝log2(Ytarget／Yflash) ・・・式（９）
Lflash＝Lpreflash×2^ΔEF ・・・式（１０）
【００２８】
図８、９は、発光量計算２におけるフラッシュ発光量の求め方を説明するための図であり、図８は外光輝度が０すなわち暗黒時の撮影、図９は外光輝度がYlight時の撮影におけるフラッシュ発光量の求め方である。
【００２９】
まず、図８に示す外光輝度が０であった場合を説明する。被写体を撮影したときの目標画面輝度値をYtarget、プリ発光露光したときの撮影画面の明るさであるプリ発光輝度値をYflashとする。また、フラッシュなしで露光した場合はYtargetだけ画面がアンダーに撮影されてしまう。そこで画面輝度をYtargetの値にするためには、Ytarget分だけフラッシュを発光すればよいことになる。
【００３０】
また、図９に示す外光輝度がYlightであった場合を説明すると、最終的に画面輝度はYtarget＋Ylightとなる。
【００３１】
その後、ステップＳ１０４において決定されたフラッシュ発光量Lflashに基づいて、シャッター動作のタイミングとシンクロして発光量Lflashでフラッシュが発光して、ＣＣＤへの露光が行われる（ステップＳ１０８）。
【００３２】
以上述べたように、露出時間の長い場合と短い場合とでフラッシュ発光量を求める手法を変更するようにし、露光時間が長い場合は外光測光時の誤差要因を排除するようにしたので、フラッシュ発光量ばらつきを低減することが可能となり、より安定した画面輝度の撮影を行うことができる。
【００３３】
（その他の実施の形態）
上述した実施の形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（ＣＰＵ或いはＭＰＵ）に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【００３４】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク（ＬＡＮ、インターネット等のＷＡＮ、無線通信ネットワーク等）システムにおける通信媒体（光ファイバ等の有線回線や無線回線等）を用いることができる。
【００３５】
さらに、上記プログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ等を用いることができる。
【００３６】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているＯＳ（オペレーティングシステム）或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることはいうまでもない。
【００３７】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることはいうまでもない。
【００３８】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【００３９】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、露出時間に応じて、外光輝度値とプリ発光輝度値とを用いた第１の発光量を求めたり、プリ発光輝度値を用いた第２の発光量を求めたりするようにしたので、露光時間が長くなる場合に第２の発光量を求めるようにすれば、発光量のばらつきが発生するのを防止することができ、安定した画面輝度の撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施の形態のデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
【図２】ＥＦ処理部８０５の概略構成を示すブロック図である。
【図３】フラッシュ発光量が決定されるまでの処理を示すフローチャートである。
【図４】ＣＣＤデータから外光輝度値データへと変換する回路構成を示すブロック図である。
【図５】撮影画面を分割する様子を示す図である。
【図６】ＣＣＤデータから外光輝度値データへと変換する回路構成を示すブロック図である。
【図７】発光量計算１におけるフラッシュ発光量の求め方を説明するための図である。
【図８】発光量計算２におけるフラッシュ発光量の求め方を説明するための図である。
【図９】発光量計算２におけるフラッシュ発光量の求め方を説明するための図である。
【符号の説明】
２０２エリア輝度値算出部
２０３画面輝度値算出部
２０４外光輝度値演算部
４０２エリア輝度値算出部
４０３画面輝度値算出部
８０１撮像部
８０２ＡＦ処理部
８０３撮像制御部
８０４ＡＥ処理部
８０５ＥＦ処理部
８０６画像処理部
８０７データ書き込み部
９０１調光演算選択部
９０２プリ発光前処理部
９０３プリ発光処理部
９０４発光量演算部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an imaging device, a dimming method in the imaging device, a program, and a computer-readable storage medium.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to obtain an external light luminance value at the time of exposure, an external light luminance value before pre-emission is obtained by performing pre-emission on the CCD, and further pre-emission toward the subject to perform pre-emission exposure on the CCD. Is used to obtain the reflected luminance value of the subject in the shooting screen, and to determine the light emission amount that makes the subject appropriate from the external light luminance value and the reflected luminance value of the subject using the following equations (1) to (3). It is used.
Ylight = Ylightm × 2 ^ (Tvm−Tv) (1)
ΔEF = log2 ((Ytarget−Ylight) / (Yflash−Ylightm)) (2)
Lflash = Lpreflash × 2 ^ ΔEF Equation (3)
Tv: Exposure time during shooting
Tvm: Exposure time during pre-flash exposure
Ytarget: Screen target brightness value
Ylight: Brightness value of outside light during exposure
Ylightm: Brightness value before pre-flash
Yflash: Pre-flash luminance value
Lflash: Flash output during shooting
Lpreflash: Pre-flash amount [0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above calculation method, the light emission amount may not be accurately obtained when the exposure time is long. For example, when shooting a slow-synchronized portrait against a night scene with a long exposure time, the external light brightness value is corrected by correcting the pre-flash brightness value measured with a short exposure time due to the shutter release time lag problem. It is necessary to obtain the external light luminance value of the. Here, when the exposure time at the time of photographing is 8 seconds (Tv = -3) and the exposure time at the time of pre-flash exposure is 1/64 seconds (Tvm = 6), as can be seen from the above equation (1). The luminance value before pre-emission is multiplied by 2 ^ (6-(-3)) = 512. That is, when a photometric error occurs in the pre-emission luminance value obtained by the pre-emission pre-exposure, the error is multiplied by 512, so that the sensitivity to the error is increased, thereby causing variations in the emission amount. May occur.
[0004]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to prevent a variation in light emission amount even when the exposure time is long.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
An image pickup apparatus according to the present invention includes a light emission unit that emits light toward a subject, a pre-emission control unit that performs pre-emission before emission during shooting, and an external light metering unit that measures the brightness of the shooting screen before the pre-emission. And a pre-light metering means for measuring the brightness of the photographing screen during the pre-flash, an external light luminance value obtained by the external light metering means, and a pre-light luminance value obtained by the pre-light metering means. A first light emission amount calculating means for obtaining a light emission amount at the time of photographing; a second light emission amount calculating means for obtaining a light emission amount at the time of photographing using a pre-light emission luminance value obtained by the pre-light emission metering means; When the exposure time is shorter than the predetermined exposure time, the first light emission amount obtained by the first light emission amount calculating means is set. When the exposure time is longer than the predetermined exposure time, the second light emission amount is calculated. By the light emission amount calculation means And having a light emitting amount determination means for determining the use of the second light emission is fit.
[0006]
The light control method in the image pickup apparatus of the present invention measures the light emission procedure for emitting light toward the subject, the pre-emission control procedure for performing pre-emission before emission at the time of shooting, and the brightness of the shooting screen before the pre-emission. Ambient light metering procedure, a pre-flash metering procedure for metering the brightness of the shooting screen during the pre-flash, an ambient light brightness value obtained by the ambient light metering procedure, and a pre-flash brightness value obtained by the pre-flash metering procedure A first light emission amount calculation procedure for obtaining a light emission amount at the time of photographing using the above, a second light emission amount calculation procedure for obtaining a light emission amount at the time of photographing using the pre-light emission luminance value obtained by the pre-light emission metering procedure, When the exposure time at the time of shooting is shorter than the predetermined exposure time, the first light emission amount obtained by the first light emission amount calculation procedure is longer than the predetermined exposure time. Said second light emission A light emission amount determination procedure for determining the use of the second light emission amount obtained by the calculation procedure, and having a.
[0007]
The program of the present invention includes a light emitting unit that emits light toward a subject, a pre-emission control unit that performs pre-emission before light emission during shooting, and an external light metering unit that measures the brightness of the shooting screen before the pre-emission. A program for performing light control in an imaging apparatus having pre-light metering means for metering the brightness of a shooting screen at the time of pre-light emission, wherein the external light luminance value obtained by the external light metering means and the pre-light metering means A first light emission amount calculation process for obtaining a light emission amount at the time of photographing using the pre-light emission luminance value obtained by the light emission photometry means, and a light emission amount at the time of photographing using the pre-light emission luminance value obtained by the pre-light emission photometry means And the first light emission amount obtained by the first light emission amount calculation processing when the exposure time at the time of shooting is shorter than the predetermined exposure time. Is If longer than the exposure time are is characterized in that to execute a light emission amount determination processing for determining the use of the second light emission amount obtained by the second light emission amount calculation process, to the computer.
[0008]
The computer-readable storage medium of the present invention is characterized in that the program of the present invention is stored.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of an imaging device, a light control method in the imaging device, a program, and a computer-readable storage medium will be described below with reference to the drawings. Hereinafter, since the feature of the present invention is the light emission amount control during flash emission, the case of flash emission will be described.
[0010]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a digital camera according to the present embodiment. In the figure, reference numeral 801 denotes an imaging unit, which includes a lens system, an aperture, a shutter, an electronic shutter, a flash, a CCD, an A / D converter, and the like, and an image projected on the CCD by the lens system is output as a digital signal. The
[0011]
Reference numeral 802 denotes an AF (Automatic Focusing) processing unit, which determines a signal for controlling AF. Reference numeral 804 denotes an AE (Automatic Exposure) processing unit, which determines a diaphragm value, an exposure time, and a signal for controlling sensitivity, which are appropriate exposure amounts. Reference numeral 805 denotes an EF (Electric Flashmatic) processing unit, which determines a signal for controlling the light emission amount of the flash.
[0012]
An imaging control unit 803 controls the camera based on signals determined by the AF processing unit 802, the AE processing unit 804, and the EF processing unit 805.
[0013]
An image processing unit 806 performs image processing such as color processing and luminance processing, edge enhancement processing, gamma processing, and JPEG conversion processing using the exposed CCD signal. Reference numeral 807 denotes a data writing unit which receives data processed by the image processing unit 806 and writes data to a recording medium.
[0014]
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of the EF processing unit 805 in FIG. In the dimming calculation selection unit 901, calculation selection is determined according to the exposure time. The pre-emission pre-processing unit 902 performs pre-emission pre-exposure data processing. The pre-emission processing unit 903 processes pre-emission exposure data. The light emission amount calculation unit 904 calculates the flash light emission amount using the pre-emission luminance value and the pre-emission luminance value.
[0015]
Hereinafter, processing until the flash emission amount is determined will be described. FIG. 3 is a flowchart showing processing until the flash emission amount is determined. First, when the shutter is pressed (step S101), a determination is made based on the exposure time (step S102).
[0016]
In step S102, when the exposure time is shorter than the predetermined exposure time TvTH, pre-flash pre-exposure is performed (step S105). In the pre-flash pre-exposure, the CCD is exposed with an exposure time Tvm, and the data exposed to the CCD is A / D converted into CCD data.
[0017]
FIG. 4 shows a circuit configuration for converting CCD data into external light luminance value data. The CCD data 201 obtained by the pre-flash pre-exposure is sent to the area luminance value calculation unit 202. As shown in FIG. 5, the area luminance value calculation unit 202 divides the photographing screen into 6 × 6 = 36 areas divided into 6 horizontal and 6 vertical, and average luminance Y (I, J) (I = 0 to 5, J = 0 to 5).
[0018]
Next, the screen luminance value calculation unit 203, based on the average luminance value Y (I, J) for each area, the weight W (I, J) for each area shown in each area portion of FIG. 5 (I = 0). ˜5, J = 0 to 5), the pre-light emission luminance value Ylightm is obtained by the following equation (4).
Ylightm = Σ (Y (I, J) × W (I, J)) / Σ (W (IJ)) (4)
[0019]
Next, the external light luminance value calculation unit 204 obtains the external light luminance value Ylight 205 by the following equation (5) based on the pre-light emission luminance value Ylightm.
Ylight = Ylightm × 2 ^ (Tvm−Tv) (5)
However, Tvm and Tv values are Apex values.
When the pre-flash pre-flash exposure operation ends (step S105), the pre-flash exposure operation is performed (step S106). In the pre-flash exposure, the flash is emitted with the light emission amount Lpreflash at the exposure time Tvm, and the CCD is exposed. The data exposed to the CCD is A / D converted and converted to CCD data in the same manner as the pre-light emission pre-exposure.
[0021]
FIG. 6 shows a circuit configuration for converting CCD data into external light luminance value data. The CCD data 401 obtained by the pre-flash exposure is sent to the area luminance value calculation unit 402. As shown in FIG. 5, the area luminance value calculation unit 402 divides the photographing screen into 6 × 6 = 36 areas divided into 6 horizontal and 6 vertical, and average luminance Yf (I, J) ( I = 0 to 5 and J = 0 to 5) are calculated.
[0022]
Next, in the screen luminance value calculation unit 403, based on the luminance value Yf (I, J) for each area, the weight W (I, J) for each area shown in each area portion of FIG. 5 (I = 0 to 0). 5 and J = 0 to 5), the pre-emission luminance value Yflash is obtained by the following equation (6).
Yflash = Σ (Yf (I, J) × W (I, J)) / Σ (W (IJ)) (6)
[0023]
When the pre-flash exposure operation is completed (step S106), the light emission amount calculation 1 is performed (step S107). FIG. 7 is a diagram for explaining how to obtain the flash light emission amount in the light emission amount calculation 1. Ytarget is the target screen brightness value when shooting the subject, Yflash is the brightness value of the shooting screen when pre-flash exposure is performed, and Y is the pre-flash brightness value of the shooting screen when pre-flash exposure is performed. If the external light luminance value obtained by calculating the brightness of the external light at the time of exposure from the screen luminance value obtained by the exposure is Ylight, the amount that the subject is illuminated with the pre-emission light amount becomes Yflash-Ylightm. In addition, when exposure is performed without a flash, the screen is captured under Ytarget-Ylight. Therefore, in order to set the screen brightness to the value of Ytarget, it is sufficient to emit the flash for Ytarge-Yligth.
[0024]
That is, the flash light emission amount Lflash for setting the screen brightness value to Ytarget can be obtained by the following equations (7) and (8).
ΔEF = log2 ((Ytarget−Ylight) / (Yflash−Ylightm)) (7)
Lflash = Lpreflash × 2 ^ ΔEF (8)
[0025]
Thereafter, based on the flash light emission amount Lflash determined in step S107, the flash is emitted with the light emission amount Lflash synchronized with the timing of the shutter operation, and the CCD is exposed (step S108).
[0026]
On the other hand, when the exposure time is equal to or longer than the predetermined exposure time TvTH in step S102, the pre-emission luminance value Yflash is obtained by the same operation as in step S106 (step S103).
[0027]
When the pre-flash exposure operation is completed (step S103), the light emission amount calculation 2 is performed (step S104). Here, the flash light emission amount Lflash for setting the screen brightness value to Ytarget is obtained by the following equations (9) and (10).
ΔEF = log2 (Ytarget / Yflash) (9)
Lflash = Lpreflash × 2 ^ ΔEF (10)
[0028]
FIGS. 8 and 9 are diagrams for explaining how to calculate the flash light emission amount in the light emission amount calculation 2. FIG. 8 is a photograph when the external light luminance is 0, that is, dark, and FIG. 9 is the case when the external light luminance is Ylight. This is a method for obtaining the flash emission amount in photographing.
[0029]
First, the case where the external light luminance shown in FIG. 8 is 0 will be described. Let Ytarget be the target screen brightness value when the subject is shot, and Yflash be the pre-flash brightness value that is the brightness of the shooting screen when pre-flash exposure is performed. In addition, if the exposure is performed without a flash, the screen will be taken under Ytarget. Therefore, in order to set the screen brightness to the value of Ytarget, it is only necessary to emit flash for Ytarget.
[0030]
Further, in the case where the external light luminance shown in FIG. 9 is Ylight, the screen luminance is finally Ytarget + Ylight.
[0031]
Thereafter, based on the flash light emission amount Lflash determined in step S104, the flash is emitted with the light emission amount Lflash synchronized with the timing of the shutter operation, and the CCD is exposed (step S108).
[0032]
As described above, the flash emission amount calculation method is changed for long exposure time and short exposure time, and error factors during external light metering are eliminated when the exposure time is long. Variations in the amount of light emission can be reduced, and more stable screen brightness can be captured.
[0033]
(Other embodiments)
Software program for realizing the functions of the above-described embodiment for an apparatus or a computer in the system connected to the various devices so as to operate the various devices to realize the functions of the above-described embodiments. What was implemented by supplying the code and operating the various devices in accordance with a program stored in a computer (CPU or MPU) of the system or apparatus is also included in the scope of the present invention.
[0034]
In this case, the program code of the software itself realizes the functions of the above-described embodiments, and the program code itself constitutes the present invention. As a transmission medium for the program code, a communication medium (wired line or wireless line such as an optical fiber) in a computer network (LAN, WAN such as the Internet, wireless communication network, etc.) system for propagating and supplying program information as a carrier wave Etc.) can be used.
[0035]
Further, means for supplying the program code to the computer, for example, a recording medium storing the program code constitutes the present invention. As a recording medium for storing the program code, for example, a flexible disk, a hard disk, an optical disk, a magneto-optical disk, a CD-ROM, a magnetic tape, a nonvolatile memory card, a ROM, or the like can be used.
[0036]
Further, by executing the program code supplied by the computer, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also the OS (operating system) or other application software in which the program code is running on the computer. Needless to say, the program code is also included in the embodiment of the present invention even when the functions of the above-described embodiment are realized in cooperation with the above.
[0037]
Further, after the supplied program code is stored in the memory provided in the function expansion board of the computer or the function expansion unit connected to the computer, the CPU provided in the function expansion board or function expansion unit based on the instruction of the program code Needless to say, the present invention also includes the case where the functions of the above-described embodiment are realized by performing part or all of the actual processing.
[0038]
It should be noted that the shapes and structures of the respective parts shown in the above embodiments are merely examples of implementation in carrying out the present invention, and these limit the technical scope of the present invention. It should not be interpreted. That is, the present invention can be implemented in various forms without departing from the spirit or main features thereof.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first light emission amount using the external light luminance value and the pre-light emission luminance value is obtained according to the exposure time, or the second light emission using the pre-light emission luminance value. If the second light emission amount is obtained when the exposure time is long, it is possible to prevent variations in the light emission amount, and to capture a stable screen brightness. It can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a schematic configuration of a digital camera according to an embodiment.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a schematic configuration of an EF processing unit 805;
FIG. 3 is a flowchart showing processing until a flash emission amount is determined.
FIG. 4 is a block diagram showing a circuit configuration for converting CCD data into external light luminance value data.
FIG. 5 is a diagram illustrating a state in which a shooting screen is divided.
FIG. 6 is a block diagram showing a circuit configuration for converting CCD data into external light luminance value data.
FIG. 7 is a diagram for explaining how to obtain a flash light emission amount in light emission amount calculation 1;
FIG. 8 is a diagram for explaining how to obtain a flash light emission amount in light emission amount calculation 2;
FIG. 9 is a diagram for explaining how to obtain a flash light emission amount in light emission amount calculation 2;
[Explanation of symbols]
202 Area luminance value calculation unit 203 Screen luminance value calculation unit 204 External light luminance value calculation unit 402 Area luminance value calculation unit 403 Screen luminance value calculation unit 801 Imaging unit 802 AF processing unit 803 Imaging control unit 804 AE processing unit 805 EF processing unit 806 Image processing unit 807 Data writing unit 901 Dimming calculation selection unit 902 Pre-emission preprocessing unit 903 Pre-emission processing unit 904 Emission amount calculation unit

Claims

Light emitting means for emitting light toward the subject;
Pre-emission control means for performing pre-emission before emission during shooting,
Outside light metering means for metering the brightness of the shooting screen before the pre-flash,
Pre-flash metering means for metering the brightness of the shooting screen during the pre-flash,
A first light emission amount calculating means for obtaining a light emission amount at the time of photographing using an external light luminance value obtained by the external light photometric means and a pre-light emission luminance value obtained by the pre-light emission photometric means;
Second light emission amount calculating means for obtaining a light emission amount at the time of photographing using a pre-light emission luminance value obtained by the pre-light-emission metering means;
When the exposure time at the time of shooting is shorter than a predetermined exposure time, the first light emission amount obtained by the first light emission amount calculation means is set to be longer than the predetermined exposure time. An imaging apparatus comprising: a light emission amount determining unit that determines to use the second light emission amount obtained by the second light emission amount calculating unit.

The external light metering unit and the pre-light metering unit calculate an external light luminance value and a pre-light luminance value based on individual luminance block values obtained by dividing the photographing screen into a plurality of blocks, respectively. Item 2. The imaging device according to Item 1.

A flashing procedure that emits light toward the subject;
A pre-flash control procedure for pre-flash before flash during shooting,
Outside light metering procedure for metering the brightness of the shooting screen before the pre-flash,
A pre-flash metering procedure for metering the brightness of the shooting screen during the pre-flash,
A first light emission amount calculation procedure for obtaining a light emission amount at the time of photographing using an external light luminance value obtained by the external light metering procedure and a pre-light emission luminance value obtained by the pre-flash photometric procedure;
A second light emission amount calculation procedure for obtaining a light emission amount at the time of photographing using a pre-light emission luminance value obtained by the pre-light emission metering procedure;
When the exposure time at the time of shooting is shorter than a predetermined exposure time, the first light emission amount obtained by the first light emission amount calculation procedure is set. When the exposure time is longer than the predetermined exposure time, the first light emission amount is calculated. And a light emission amount determination procedure for determining to use the second light emission amount obtained by the second light emission amount calculation procedure.

Light emission means for emitting light toward the subject, pre-light emission control means for performing pre-light emission before light emission at the time of shooting, external light metering means for measuring the brightness of the shooting screen before the pre-light emission, and at the time of the pre-light emission A program for performing light control in an image pickup apparatus having pre-light metering means for metering the brightness of a shooting screen,
A first light emission amount calculation process for obtaining a light emission amount at the time of photographing using an external light luminance value obtained by the external light metering unit and a pre-light emission luminance value obtained by the pre-light metering unit;
A second light emission amount calculation process for obtaining a light emission amount at the time of photographing using a pre-light emission luminance value obtained by the pre-light-emission metering means;
When the exposure time at the time of shooting is shorter than a predetermined exposure time, the first light emission amount obtained by the first light emission amount calculation process is set to be longer than the predetermined exposure time. A program for causing a computer to execute a light emission amount determination process for determining that the second light emission amount obtained by the second light emission amount calculation process is used.

A computer-readable storage medium storing the program according to claim 4.