JP3969151B2 - 画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体 - Google Patents

画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3969151B2
JP3969151B2 JP2002089802A JP2002089802A JP3969151B2 JP 3969151 B2 JP3969151 B2 JP 3969151B2 JP 2002089802 A JP2002089802 A JP 2002089802A JP 2002089802 A JP2002089802 A JP 2002089802A JP 3969151 B2 JP3969151 B2 JP 3969151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge enhancement
image
panning
enhancement gain
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002089802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003289453A (ja
Inventor
和憲 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002089802A priority Critical patent/JP3969151B2/ja
Publication of JP2003289453A publication Critical patent/JP2003289453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3969151B2 publication Critical patent/JP3969151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ、LCD、有機EL、プラズマディスプレイなどをはじめとする画像表示装置、詳細にはデジタル動画像のエッジ強調を行う画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、MPEG等のデジタル圧縮を施したデジタル画像、特にデジタル動画像を表示する用途が拡大している。また、表示された画像のシャープさ、即ち先鋭度を高めるために、画像周波数成分のうち高域成分を強調するエッジ強調が一般的に行われている。ここで、デジタル動画像を取り扱う場合、デジタル動画像中に圧縮処理に伴うブロックノイズのような動画ノイズが含まれる。
【0003】
このため、デジタル動画像の全体に一律にエッジ強調を行うと、動画ノイズも同時に強調してしまう。従って、デジタル動画像の場合に、エッジ強調ゲインを小さくすることは、動画ノイズを低減するためには望ましい。例えば、特開平8−185145号公報には、表示画像が静止画及び動画のいずれかであるかを検出し、動画の場合にエッジ強調ゲインを小さくする液晶表示装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8−185145号公報のように単にエッジ強調ゲインを変化させると、画像の質感が変化してしまう。画質の変化は観察者にとって知覚しやすいので、かえって観察者は、画像の不自然さを感じてしまうので問題である。また、特開平8−185245号公報では、静止画と動画との判断をしているだけであるので、上述のようなデジタル動画像の画像の動き速度を考慮した自然な質感の動画像を得ることはできないので問題である。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、デジタル動画像を表示する場合に、画像の動き速度を考慮した良好な画質の画像を得ることができる画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、表示されている画像全体の一定方向への動きを検出するパンニング検出部と、前記パンニング検出部の結果に基づき、パンニング検出時において、非パンニング検出時に比べて相対的に低めにエッジ強調ゲインを決定するエッジ強調ゲイン決定部と、エッジ強調ゲイン決定部により決定されたエッジ強調ゲインに基づいてエッジ強調を行うエッジ強調部と、エッジ強調された画像を表示する画像表示部とを有することを特徴とする画像表示装置を提供する。これにより、画像の先鋭度を高めるエッジ強調処理において、ブロックノイズなどの動画ノイズを強調してしまう弊害を低減する。よって、特にデジタル圧縮伸長処理を施した画像を、良好な画質で表示することができる。
【0007】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記パンニング検出部は、前記画像全体の一定方向への動き速度を検出するパンニング速度検出部を有し、前記エッジ強調ゲイン決定部は、前記パンニング速度検出部により検出された前記画像全体の動き速度に基づいてエッジ強調ゲインを決定することが望ましい。これにより、画像の先鋭度を高めるエッジ強調処理において、ブロックノイズなどの動画ノイズを強調してしまう弊害を適度に低減する。よって、特にデジタル圧縮伸長処理を施した画像を、良好な画質で表示することができる。
【0008】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記パンニング検出部は、さらに前記画像全体のうちの所定面積内の輝度を検出する輝度検出部を有することが望ましい。これにより、パンニング状態の誤判定を防止し、さらに正確なパンニング判定を行うことができる。
【0009】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記エッジ強調ゲイン決定部によるエッジ強調ゲインの時間的な変化を低減させるローパスフィルタ部を有することが望ましい。これにより、エッジ強調の時間的に急激な変化を防止できる。
【0010】
また、本発明は、デジタル動画像を圧縮した画像を表示する画像表示方法において、表示されている画像全体の一定方向への動きを検出するパンニング検出工程と、前記パンニング検出工程の結果に基づいてエッジ強調ゲインを決定するエッジ強調ゲイン決定工程と、エッジ強調ゲイン決定工程により決定されたエッジ強調ゲインに基づいてエッジ強調を行うエッジ強調工程と、エッジ強調された画像を表示する画像表示工程とを含むことを特徴とする画像表示方法を提供する。これにより、画像の先鋭度を高めるエッジ強調処理において、ブロックノイズなどの動画ノイズを強調してしまう弊害を低減する。よって、特にデジタル圧縮伸長処理を施した画像を、良好な画質で表示することができる。
【0011】
また、本発明は、デジタル動画像を圧縮した画像を表示する画像表示装置用のプログラムであり、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、表示されている画像全体の一定方向への動きを検出するパンニング検出手段と、前記パンニング検出手段の結果に基づいてエッジ強調ゲインを決定するエッジ強調ゲイン決定手段と、エッジ強調ゲイン決定手段により決定されたエッジ強調ゲインに基づいてエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調された画像を表示する画像表示手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを提供する。これにより、画像の先鋭度を高めるエッジ強調処理において、ブロックノイズなどの動画ノイズを強調してしまう弊害を低減する。よって、特にデジタル圧縮伸長処理を施した画像を、良好な画質で表示することができる。
【0012】
また、本発明は、コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、上述のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体を提供する。これにより、コンピュータに上述のプログラムを簡便に実行させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、この実施形態によってこの発明が限定されるものではない。
【0014】
(システム全体の説明)
図1は、本発明の実施形態にかかる画像表示装置100の概略構成を示すブロック図である。まず、全体の大まかな構成について説明する。なお、以下、画像全体が水平方向へ動いている状態を「パンニング状態」という。画像データ入力部101は、1フレーム分の赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色の信号からなる画像データを入力する。次に、この画像データは、パンニング検出部102に入力される。
【0015】
図2は、パンニング検出部102の概略構成を示すブロック図である。パンニング検出部102は、入力された画像データにおける所定の複数の対象画素の動きを把握する動き検出部10と、動き検出部10により把握された対象画素の動きを示す情報に基づき、対象画素の動きベクトルの分散値を求める動き演算部30とを含んで構成されている。動き検出部10は、1フレーム期間に対応する画像データを記憶するフレームメモリ(不図示)、または画像データを1フレーム期間遅延させるバッファ(不図示)を有していて、このようなフレームメモリまたはバッファを用いて対象画素の動きベクトルを検出する。なお、動きベクトルの検出方法については、後述のブロックパターンマッチング法など公知の方法が利用できる。
【0016】
また、パンニング検出部102は、画像データ入力部101からの画像データに基づいて、対象画素の近隣画素の輝度を検出する輝度検出部20と、輝度検出部20によって近隣画素の輝度の分散値を画像を構成する所定の複数の対象画素ごとに求める輝度演算部40とを含んで構成される。
【0017】
さらに、パンニング検出部102は、動き演算部30によって求められた分散値と輝度演算部40によって求められた分散値とに基づいてパンニング状態であるか否かを判定する判定部50と、パンニング状態であると判定された場合にパンニング速度Vnを検出するパンニング速度検出部60とを含んで構成されている。
【0018】
図1に戻って、エッジ強調ゲイン決定部103は、パンニング状態であると判定された場合、パンニング速度Vnに基づいてエッジ強調ゲインGnを決定する。ローパスフィルタ部104は、エッジ強調ゲインGnの時間的な変化を低減するための所定フレーム間の平均エッジ強調ゲインαnを算出する。ハイパスフィルタ部105は、平均エッジ強調ゲインαnに基づいたエッジ強調を行う。そして、遅延回路106により、所定時間遅延された画像信号に対してエッジ強調された画像信号が付加される。画像表示部107は、エッジ強調された画像データを表示する。
【0019】
(処理の流れの説明)
次に、上述の手順を主として図4に基づいてさらに詳細に説明する。まず、図3(a)に示すような1画像内に均等に例えば16個の対象画素を設定する。そして、図4のステップS1において、動き検出部10は、対象画素のそれぞれについて、画像のx方向つまり水平方向の動きベクトルVx(i、j)を検出する。ここで、iは対象画素の行位置を、jは対象画素の列位置を示す。動きベクトルVx(i、j)の検出方法としては、例えばブロックパターンマッチング法等を用いることができる。
【0020】
ステップS2において、輝度検出部20は、図3(b)に示すブロックパターンマッチングにおけるサーチエリア200内の対象画素及びその近隣画素の輝度を検出する。ステップS3において、動き演算部30は、動きベクトルVx(i、j)の分散値が所定値よりも小さいか否かを判定する。ステップS3の判定処理結果が真の場合、ステップS4において輝度演算部40は、サーチエリア200内の輝度の分散値が所定値よりも大きいか否かを判定する。
【0021】
ステップS4の判定処理結果が真の場合、ステップS5において判定部50は、パンニング状態であると判定する。サーチエリア内の輝度の分散を参酌することで、ブロックパターンマッチングが困難な為に、動きベクトルVx(i、j)の検出精度が低下する輝度が一様な画像において、動きがないにも関わらず誤ってパンニング状態と判定することを防止できる。また、ステップS3の判定処理結果又はステップS4の判定処理結果が偽である場合は、ステップS6において、判定部50は、非パンニング状態であると判定する。
【0022】
次に、パンニング状態であると判定された場合にパンニング速度検出部60は、現在のフレームにおけるパンニング速度Vnを検出する。パンニング速度検出部60は、上述の動きベクトルVx(i、j)を用いて、次式(1)に従ってパンニング速度Vn(単位:dot/frame)を演算する。また、非パンニング状態と判定された場合は、パンニング速度Vn=0とする。
【0023】
【数1】
Figure 0003969151
【0024】
ただし、a:対象画素の行数、b:対象画素の列数である。次に、図1に戻って、エッジ強調ゲイン決定部103は、パンニング速度検出部60により検出されたパンニング速度Vnに基づいてエッジ強調ゲインGnを決定する。図5は、パンニング速度Vn(横軸)とエッジ強調ゲインGn(縦軸)との関係を示す図である。
【0025】
パンニング速度Vnが小さい画像においては、画像観察者は画像のある領域を注視している可能性が高い。この場合、エッジ強調ゲインGnを変えると、画像観察者は画質の変化を知覚しやすいので好ましくない。
【0026】
また、パンニング速度Vnが小さいときは、画像中に含まれる動画ノイズが少ない。理由は、パンニング速度つまり動き速度が小さいとき、デジタル圧縮符号化処理における動きベクトル検出精度が良いためである。従って、パンニング速度Vnが小さいときは、エッジ強調ゲインGnは非パンニング状態の画像と同程度の量であることが望ましく、この点からもエッジ強調ゲインを小さく抑える必要性が低い。
【0027】
従って、パンニング速度Vn=0〜VIまでの状態では、エッジ強調ゲインGnは一定としている。このように、所定値VIが、エッジ強調ゲインGnを変えるか否かの閾値となる。
【0028】
これに対して、パンニング速度Vnが大きい場合は、動きベクトルVx(i、j)の検出精度が低い。このため、動画ノイズが発生しやすい。従って、パンニング速度Vnが大きいときは、エッジ強調ゲインGnを小さく抑える必要性が高い。よって、図5に示すように、パンニング速度Vnが所定値VIを超えて大きくなる場合、エッジ強調ゲインGnが線形に減少する特性としている。
【0029】
なお、エッジ強調の強さが急激に変化すると、画像の質感が変化する。よって、エッジ強調ゲインGnを変化させる場合、時間的に急激な変化を与えることを防止することが好ましい。このため、本実施形態では、図1に示すローパスフィルタ部104が、エッジ強調ゲインGnの時間的に急激な変化を低減させる。ローパスフィルタ部104は、次式(2)に従って所定フレーム間の平均エッジ強調ゲインαnを算出する。
【0030】
【数2】
Figure 0003969151
【0031】
ただし、
Gi:フレームiにおけるエッジ強調ゲイン、
n:現在のフレーム番号
a:過去のフレーム数、
αn:フレームnにおける平均エッジ強調ゲイン(過去aフレームのエッジ強調ゲイン平均値)である。
【0032】
また、ハイパスフィルタ部105は、例えば3次元ラプラシアンフィルタである。3次元ラプラシアンフィルタの係数の例として、[−0.5 1 −0.5]等を挙げることができる。ハイパスフィルタ部105からのエッジ強調された画像と、平均エッジ強調ゲインαnとをかけ合わせる。そして、画像信号のクロックの位相を合わせるための遅延回路106からの画像信号と、エッジ強調された画像信号を加算する。最後に、画像表示部107は、エッジ強調された画像を表示する。これにより、画像の先鋭度を高めるエッジ強調処理において、ブロックノイズなどの動画ノイズを強調してしまう弊害を低減する。よって、特にデジタル圧縮伸長処理を施した画像を表示する場合に、良好な画質を得ることができる

【0033】
なお、上述のパンニング判定では、画像のx方向の動きを検出しているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、画像のy方向(画像の垂直方向)や斜め方向の動きであっても良い。
【0034】
(ハードウエアの説明)
図6は、本実施形態に係る画像表示装置100内のエッジ強調を行うハードウエアのブロック図である。図6に示すハードウエアでは、CPU1000、ROM1002、RAM1004、情報記憶媒体1006、画像生成IC1010、I/O(入出力ポート)1020がシステムバス1016により相互にデータ送受信可能に接続されている。そして、I/O1020を介してコンピュータ等の機器に接続されている。
【0035】
図2に示す、画像データ入力部101の機能は、例えばRAM1004を用いて実現できる。動き検出部10、輝度検出部20、動き演算部30、輝度演算部40、判定部50、及びパンニング速度検出部60の機能は、例えば、CPU1000と画像生成IC1010とRAM1004とを用いて実現できる。
【0036】
なお、動き検出部10や判定部50等の機能を情報記憶媒体1006からコンピュータにプログラムを読み取らせて実現することも可能である。また、情報記憶媒体1006としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカードやバーコード等の符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)及び外部記憶装置等、コンピュータによって読み取ることができる種々の媒体を用いることができる。そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であっても良い。
【0037】
また、情報記憶媒体1006に代えて、上述した各機能を実現するためにプログラムを、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実現することも可能である。
【0038】
また、本発明は、液晶プロジェクタ、CRT、LCD、有機EL、プラズマディスプレイ、LEDディスプレイ等をはじめあらゆる方式の画像表示装置にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像の先鋭度を高めるエッジ強調処理において、ブロックノイズなどの動画ノイズを強調してしまう弊害を低減する。よって、特にデジタル圧縮伸長処理を施した画像を良好な画質で表示することができる画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施形態のパンニング検出部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は画像における対象画素を示す図、(b)はサーチエリアを示す図である。
【図4】パンニング状態を判定する流れを示す図である。
【図5】パンニング速度とエッジ強調ゲインとの関係を示す図である。
【図6】本実施形態に係る画像表示装置内のエッジ強調を行うハードウエアのブロック図である。
【符号の説明】
10 動き検出部
20 輝度検出部
30 動き演算部
40 輝度演算部
50 判定部
60 パンニング速度検出部
100 画像表示装置
101 画像データ入力部
102 パンニング検出部
103 エッジ強調ゲイン決定部
104 ローパスフィルタ部
105 ハイパスフィルタ部
106 遅延回路
107 画像表示部
1000 CPU
1002 ROM
1004 RAM
1006 情報記憶媒体
1010 画像生成IC
1016 システムバス
1020 I/O

Claims (6)

  1. 表示されている画像全体の一定方向への動きを検出するパンニング検出部と、
    前記パンニング検出部の結果に基づき、パンニング検出時において、非パンニング検出時に比べて相対的に低めにエッジ強調ゲインを決定するエッジ強調ゲイン決定部と、
    エッジ強調ゲイン決定部により決定されたエッジ強調ゲインに基づいてエッジ強調を行うエッジ強調部と、
    エッジ強調された画像を表示する画像表示部と、
    を有し、
    前記パンニング検出部は、画像内に設定した対象画素の動きベクトルを検出する動き検出部と、画像全体のうちの所定面積内の輝度を検出する輝度検出部とを有し、前記検出された動きベクトルの分散値と前記検出された輝度の分散値とをそれぞれ所定値と比較した結果に基づきパンニング検出を行う
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記パンニング検出部は、前記画像全体の一定方向への動き速度を検出するパンニング速度検出部を有し、
    前記エッジ強調ゲイン決定部は、前記パンニング速度検出部により検出された前記画像全体の動き速度に基づき、動き速度が大きい場合、動き速度が小さい場合に比べ相対的に低めにエッジ強調ゲインを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記エッジ強調ゲイン決定部によるエッジ強調ゲインの時間的な変化を低減させるローパスフィルタ部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 表示されている画像全体の一定方向への動きを検出するパンニング検出工程と、
    前記パンニング検出工程の結果に基づき、パンニング検出時において、非パンニング検出時に比べて相対的に低めにエッジ強調ゲインを決定するエッジ強調ゲイン決定工程と、
    エッジ強調ゲイン決定工程により決定されたエッジ強調ゲインに基づいてエッジ強調を行うエッジ強調工程と、
    エッジ強調された画像を表示する画像表示工程とを含み、
    前記パンニング検出工程は、画像内に設定した対象画素の動きベクトルを検出する動き検出工程と、画像全体のうちの所定面積内の輝度を検出する輝度検出工程とを含み、前記検出された動きベクトルの分散値と前記検出された輝度の分散値とをそれぞれ所定値と比較した結果に基づきパンニング検出を行う
    ことを特徴とする画像表示方法。
  5. 画像表示装置用のプログラムであり、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
    表示されている画像全体の一定方向への動きを検出するパンニング検出手段と、
    前記パンニング検出手段の結果に基づいてエッジ強調ゲインを決定するエッジ強調ゲイン決定手段と、
    エッジ強調ゲイン決定手段により決定されたエッジ強調ゲインに基づいてエッジ強調を行うエッジ強調手段と、
    エッジ強調された画像を表示する画像表示手段としてコンピュータを機能させ、
    前記パンニング検出手段は、画像内に設定した対象画素の動きベクトルを検出する動き検出手段と、画像全体のうちの所定面積内の輝度を検出する輝度検出手段とを含み、前記検出された動きベクトルの分散値と前記検出された輝度の分散値とをそれぞれ所定値と比較した結果に基づきパンニング検出を行う
    ことを特徴とするプログラム。
  6. コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
    請求項5に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体。
JP2002089802A 2002-03-27 2002-03-27 画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体 Expired - Fee Related JP3969151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002089802A JP3969151B2 (ja) 2002-03-27 2002-03-27 画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002089802A JP3969151B2 (ja) 2002-03-27 2002-03-27 画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003289453A JP2003289453A (ja) 2003-10-10
JP3969151B2 true JP3969151B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=29235288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002089802A Expired - Fee Related JP3969151B2 (ja) 2002-03-27 2002-03-27 画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3969151B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005933A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Sharp Corp 画像調整方法、画像処理回路、及び画像表示装置
JP5082549B2 (ja) * 2007-03-30 2012-11-28 ソニー株式会社 映像信号処理装置と映像信号処理方法
JP5147655B2 (ja) * 2008-11-20 2013-02-20 株式会社日立製作所 映像信号処理装置および映像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003289453A (ja) 2003-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9036939B2 (en) Video acquisition with processing based on ancillary data
US7596280B2 (en) Video acquisition with integrated GPU processing
US8098256B2 (en) Video acquisition with integrated GPU processing
US6930752B2 (en) Image processing method and apparatus
US6175659B1 (en) Method and apparatus for image scaling using adaptive edge enhancement
US20060222077A1 (en) Method, apparatus and computer program product for generating interpolation frame
WO2012096768A2 (en) Method of detecting logos, titles, or sub-titles in video frames
US7796191B1 (en) Edge-preserving vertical interpolation
US9241091B2 (en) Image processing device, image processing method, and computer program
CN109089015B (zh) 视频防抖显示方法及装置
KR100643230B1 (ko) 디스플레이장치의 제어방법
US20150187051A1 (en) Method and apparatus for estimating image noise
US9215353B2 (en) Image processing device, image processing method, image display device, and image display method
US20130135430A1 (en) Method for adjusting moving depths of video
US20080013849A1 (en) Video Processor Comprising a Sharpness Enhancer
JP4659793B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US20100026904A1 (en) Video signal processing apparatus and video signal processing method
JP3969151B2 (ja) 画像表示装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体
US8116584B2 (en) Adaptively de-blocking circuit and associated method
JP3918909B2 (ja) 画像処理システム、画像表示装置、プログラムおよび情報記憶媒体
US20070041453A1 (en) Signal Processing Apparatus, Program Product and Method Therefor
JP2003177726A (ja) 画像処理システム、プログラムおよび情報記憶媒体
WO2007026452A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP5018198B2 (ja) 補間信号生成回路、補間信号生成方法、プログラムおよびビデオ信号処理装置
EP2509045B1 (en) Method of, and apparatus for, detecting image boundaries in video data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees