JP3966169B2

JP3966169B2 - Speaker manufacturing method

Info

Publication number: JP3966169B2
Application number: JP2002339067A
Authority: JP
Inventors: 哲也毛利; 敏広山本; 浩司佐野; 昌志川邊
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-11-22
Filing date: 2002-11-22
Publication date: 2007-08-29
Anticipated expiration: 2022-11-22
Also published as: JP2004173147A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のスピーカについて、図６，図７により説明する。
【０００３】
図６は従来のスピーカの断面図、図７は従来のスピーカの要部の断面図を示したものである。
【０００４】
図６，図７によると着磁されたマグネット１を上部プレート２およびヨーク３により挟み込んで内磁型の磁気回路４を構成している。磁気回路４のヨーク３にフレーム６を結合し、このフレーム６の周縁部に接着剤１０を塗布してダイアフラム７を接着していた。また、このダイアフラム７に結合されたボイスコイル８を上記磁気回路４の磁気ギャップ５にはまり込むように配置していた。さらに、フレーム６の周縁部に接着されたダイアフラム７の周縁部に接着剤１０を塗布してプロテクタ９を結合していた。
【０００５】
また、突起の圧入結合によりフレーム６の周縁部の接着面とダイアフラム７のエッジを圧着させて、接着しているものもある（例えば、特許文献１参照）。
【０００６】
【特許文献１】
実開昭５７−１２２９９３号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上述のスピーカでは、ダイアフラム７の外周上面とプロテクタ９外周下面との接着剤１０に途切れが発生し、空気漏れによる異音が発生するという課題を有するものであった。また上記実開昭５７−１２２９９３号公報も接着剤などのシール剤を用いていないので、同様に空気漏れによる異音発生が生じていた。
【０００８】
本発明は、上記異音の発生を防止するスピーカを提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
【００１０】
本発明の請求項１に記載の発明は、フレームのシール剤の接着面の接着しろ幅寸法は０．５ｍｍ以下とし、プロテクタの外周部は、シール剤を塗布後、シール剤が硬化前に、このシール剤を押圧しながらプロテクタの嵌合部である貫通孔に、フレームの嵌合部である突起を嵌合させ結合し、シール剤がプロテクタの押圧により加圧され微小変形することにより、ダイアフラムとプロテクタとのシールの効果を向上させてダイアフラム外周部に固定するものである。この方法により、ダイアフラムとプロテクタとの外周部においてシール剤の途切れによる空気漏れが生じず、よって、異音発生を防止することができる。
【００１１】
本発明の請求項２に記載の発明は、シール剤として接着剤を使用したものである。これにより、ダイアフラムとプロテクタとの接着も図れる。
【００１２】
本発明の請求項３に記載の発明は、シール剤としてＵＶ照射用接着剤を使用したものである。これにより、ダイアフラムとプロテクタとのシールの作業性を向上させることができる。
【００１３】
本発明の請求項４に記載の発明は、プロテクタのシール剤との対向面に突起を設けたものである、この構成により、突起によるシール剤の加圧でシール効果を向上させることができる。
【００１４】
本発明の請求項５に記載の発明は、フレームのシール面をプロテクタの突起を受ける形状にしたものである。この構成により、突起とこれを受ける形状に形成されたフレームのシール面により、接触面積が拡大し、シール効果を向上させることができる。
【００１５】
本発明の請求項６に記載の発明は、フレームのシール面とダイアフラムのシール面をプロテクタの突起を受ける形状にしたものである。この構成により、突起とこれを受ける形状に形成されたダイアフラムのシール面とフレームのシール面により、接触面積が拡大し、シール効果を向上させることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【００１７】
（実施の形態１）
以下、実施の形態１を用いて、本発明の特に請求項１に記載の発明について説明する。
【００１８】
図１（ａ）、図１（ｂ）、図２は、本発明の一実施の形態のスピーカとその要部の断面図を示したものである。
【００１９】
図１（ａ）はスピーカの断面図であり、フレームとプロテクタの結合部のある断面を示したものであり、図１（ｂ）は同じくスピーカの側面図を示したものである。
【００２０】
図１（ａ）、図１（ｂ）においては、着磁されたマグネット２１を上部プレート２２およびヨーク２３により挟み込んで内磁型の磁気回路２４を構成している。この磁気回路２４のヨーク２３にリング状フレーム２６の内周側を結合し、このフレーム２６の周縁上面部に図２のごとく接着剤（シール剤の一例）３１を塗布して円板状ダイアフラム２７の外周下面を接着し、このダイアフラム２７の下面に結合されたボイスコイル２８を前記磁気回路２４の磁気ギャップ２５にはまり込むように配置している。
【００２１】
さらに、フレーム２６の外周縁部に接着されたダイアフラム２７の外周縁上部にシール剤３０を塗布し、硬化する前にプロテクタ２９を、その嵌合部２９ａをフレーム２６の嵌合部２６ａに結合して、シール剤３０を加圧して微小変形させることにより、ダイアフラム２７とプロテクタ２９とのシールの効果を向上させながら結合している。ここで、フレームのシール剤の接着面の接着しろ幅寸法は０．５ｍｍ以下としている。
【００２２】
この嵌合部について説明すると、プロテクタ２９の嵌合部２９ａは貫通孔となっており、一方フレーム２６の嵌合部２６ａは突起状になっている。よって、シール剤３０を加圧しながらフレーム２６の嵌合部２６ａである突起を、プロテクタ２９の嵌合部２９ａである貫通孔に嵌合させ、結合している。
【００２３】
これらの嵌合部２６ａ，２９ａは、一円周にわたり、最低２箇所あればシール剤３０の加圧が可能であり、今回のように全周にわたってさらに多く設けて加圧力を均一に強化することも可能である。
【００２４】
このように、シール剤３０は、硬化前で柔軟度を有していることから、シール剤３０をプロテクタ２９で押さえつけることにより空気漏れをなくし、この部分からの異音発生を防止することができる。
【００２５】
そして、この構成により、細い幅寸法で構成された接着面の接着しろ幅寸法と塗布されたシール剤（接着剤３１）がプロテクタ２９の嵌合により加圧され、微小変形することにより密着性が向上する。
【００２６】
また、シール剤３０を塗布して、半硬化状態か硬化状態になった時点で、プロテクタ２９によりシール剤３０を加圧しながら結合しているため、加圧により、シール剤３０が流れて広がってしまうことがないため、ダイアフラム２７等へのはみだしや付着も発生しなくなる。
【００２７】
（実施の形態２）
以下、実施の形態２を用いて、本発明の特に請求項２に記載の発明について説明する。実施の形態１と異なる点は、プロテクタ２９のシール剤３０として接着剤を使用したものである。この構成により、ダイアフラム２７のシール面とプロテクタ２９との間からより確実に空気漏れをなくすことができる。
【００２８】
（実施の形態３）
以下、実施の形態３を用いて、本発明の特に請求項３に記載の発明について説明する。実施の形態１と異なる点は、プロテクタ２９のシール剤３０としてＵＶ照射用接着剤を使用したものである。この構成により、ＵＶ照射用接着剤を塗布後、紫外線照射により、数秒で半硬化状態にすることができる。よって、スピーカの組立て作業性を著しく向上させることができる。
【００２９】
（実施の形態４）
以下、実施の形態４を用いて、本発明の特に請求項４に記載の発明について説明する。
【００３０】
図３は、実施の形態４のスピーカの断面図を示したものである。
【００３１】
実施の形態１と異なる点は、プロテクタ２９のシール剤３０との対向面に円周状に断続的に突起２９ｂを設けたものである。この構成により、突起２９ｂによる加圧でシール剤３０、さらには接着剤３１が微小変形することにより密着性が向上し、その部分のシール効果を向上させることができる。
【００３２】
（実施の形態５）
以下、実施の形態５を用いて、本発明の特に請求項５に記載の発明について説明する。
【００３３】
図４は、実施の形態５のスピーカの断面図を示したものである。
【００３４】
実施の形態４と異なる点は、プロテクタ２９の突起２９ｂに対向するフレーム２６部分に突起２９ｂを受ける形状の凹部２６ｂにしたものである。この構成により、突起２９ｂとこれを受ける形状の凹部２６ｂにより、接触面積が拡大してダイアフラム２７の外周上下面のシール効果を向上させることができる。
【００３５】
また、この図４はフレーム２６にダイアフラム２７とプロテクタ２９を置いた状態の図面であるが、最終的にはプロテクタ２９を圧力をかけてフレーム２６と密着させているため、突起２９ｂと凹部２６ｂがダイアフラム２７を介して嵌合して、シール剤３０さらには接着剤３１が微小変形することにより密着性が向上し、より一層シール効果を向上させることができる。
【００３６】
（実施の形態６）
以下、実施の形態６を用いて、本発明の特に請求項６に記載の発明について説明する。
【００３７】
図５は、実施の形態６のスピーカの断面図を示したものである。
【００３８】
実施の形態５と異なる点は、プロテクタ２９の突起２９ｂ、フレーム２６の凹部２６ｂと対向するダイアフラム２７部分に凹部２７ｂを形成した点である。この構成により、突起２９ｂとこれを受ける形状に形成されたダイアフラム２７の凹部２７ｂとフレーム２６の凹部２６ｂにより、接触面積が拡大して、ダイアフラム２７の外周部上下面におけるシール効果を向上させることができる。
【００３９】
また、最終的にはプロテクタ２９に圧力をかけてフレーム２６と密着させるため、突起２９ｂと凹部２６ｂ，２７ｂが図５よりさらに嵌合して、シール剤３０、さらには接着剤３１を微小変形させることにより、より一層シール効果を向上させることができる。
【００４０】
また、当実施の形態のように、あらかじめダイアフラム２７の凹部２７ｂを形成しておくことで、プロテクタ２９に圧力をかけてフレーム２６と密着させる時に、ダイアフラム２７に変形やズレによる結合不良が発生しなくなるという効果がある。
【００４１】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスピーカは、フレームとダイアフラム間のシール剤が硬化前にプロテクタを結合して押圧固定するものであるので、ダイアフラムとプロテクタとのシール剤部分からの空気漏れによる異音発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）は本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図
（ｂ）はその側面図
【図２】その要部拡大断面図
【図３】本発明の別の実施の形態におけるスピーカの要部断面図
【図４】本発明の別の実施の形態におけるスピーカの要部断面図
【図５】本発明の別の実施の形態におけるスピーカの要部断面図
【図６】従来のスピーカの断面図
【図７】従来のスピーカの要部拡大断面図
【符号の説明】
２１マグネット
２２上部プレート
２３ヨーク
２４磁気回路
２５磁気ギャップ
２６フレーム
２６ｂ凹部
２７ダイアフラム
２７ｂ凹部
２８ボイスコイル
２９プロテクタ
２９ｂ突起
３０シール剤
３１接着剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of manufacturing a speaker used in various audio devices and information communication devices.
[0002]
[Prior art]
A conventional speaker will be described with reference to FIGS.
[0003]
6 is a cross-sectional view of a conventional speaker, and FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part of the conventional speaker.
[0004]
6 and 7, a magnetized magnet 1 is sandwiched between an upper plate 2 and a yoke 3 to constitute an inner magnet type magnetic circuit 4. A frame 6 is coupled to the yoke 3 of the magnetic circuit 4, and an adhesive 10 is applied to the peripheral portion of the frame 6 to bond the diaphragm 7. Further, the voice coil 8 coupled to the diaphragm 7 is disposed so as to fit into the magnetic gap 5 of the magnetic circuit 4. Further, the protector 9 is bonded by applying an adhesive 10 to the peripheral edge of the diaphragm 7 bonded to the peripheral edge of the frame 6.
[0005]
In some cases, the bonding surface of the peripheral edge of the frame 6 and the edge of the diaphragm 7 are bonded by press-fitting of protrusions (see, for example, Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 57-122993 [0007]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described speaker has a problem that the adhesive 10 between the outer peripheral upper surface of the diaphragm 7 and the outer peripheral lower surface of the protector 9 is interrupted and abnormal noise is generated due to air leakage. Further, since the above-mentioned Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-122993 does not use a sealing agent such as an adhesive, an abnormal noise is also generated due to air leakage.
[0008]
It is an object of the present invention to provide a speaker that prevents the occurrence of the abnormal noise.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration.
[0010]
In the invention according to claim 1 of the present invention, the bonding margin width of the adhesive surface of the sealant of the frame is 0.5 mm or less, and the outer periphery of the protector is coated with the sealant and before the sealant is cured. While pressing this sealant , a projection that is a fitting part of the frame is fitted and coupled to a through-hole that is a fitting part of the protector, and the sealant is pressurized by the press of the protector and deformed to form a diaphragm. It improves the effect of sealing with the protector and fixes it to the outer periphery of the diaphragm. By this method, air leakage due to the disconnection of the sealing agent does not occur in the outer peripheral portion of the diaphragm and the protector, and therefore, the generation of abnormal noise can be prevented.
[0011]
The invention according to claim 2 of the present invention uses an adhesive as a sealing agent. Thereby, adhesion of a diaphragm and a protector can also be achieved.
[0012]
The invention described in claim 3 of the present invention uses an adhesive for UV irradiation as a sealant. Thereby, the workability | operativity of the seal | sticker of a diaphragm and a protector can be improved.
[0013]
In the invention according to claim 4 of the present invention, the projection is provided on the surface of the protector facing the sealing agent. With this configuration, the sealing effect can be improved by pressurizing the sealing agent by the projection.
[0014]
The invention according to claim 5 of the present invention is such that the sealing surface of the frame is shaped to receive the projection of the protector. With this configuration, the contact area can be expanded and the sealing effect can be improved by the protrusion and the sealing surface of the frame formed to receive the protrusion.
[0015]
According to a sixth aspect of the present invention, the sealing surface of the frame and the sealing surface of the diaphragm are shaped to receive the projections of the protector. With this configuration, the contact area can be expanded and the sealing effect can be improved by the protrusion and the sealing surface of the diaphragm formed in a shape for receiving the protrusion and the sealing surface of the frame.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
(Embodiment 1)
Hereinafter, the first aspect of the present invention will be described with reference to the first embodiment.
[0018]
FIG. 1A, FIG. 1B, and FIG. 2 show a cross-sectional view of a loudspeaker and an essential part thereof according to an embodiment of the present invention.
[0019]
FIG. 1A is a cross-sectional view of the speaker, showing a cross-section with a joint between the frame and the protector, and FIG. 1B is a side view of the speaker.
[0020]
In FIG. 1A and FIG. 1B, a magnetized magnet 21 is sandwiched between an upper plate 22 and a yoke 23 to constitute an inner magnet type magnetic circuit 24. The inner peripheral side of the ring-shaped frame 26 is coupled to the yoke 23 of the magnetic circuit 24, and an adhesive (an example of a sealing agent) 31 is applied to the upper surface of the peripheral edge of the frame 26 as shown in FIG. The voice coil 28 coupled to the lower surface of the diaphragm 27 is disposed so as to fit into the magnetic gap 25 of the magnetic circuit 24.
[0021]
Further, a sealant 30 is applied to the upper peripheral edge of the diaphragm 27 bonded to the outer peripheral edge of the frame 26, and the protector 29 is coupled to the fitting part 26a of the frame 26 before the protector 29 is cured. Te, by small deformation of the sealant 30 under pressure, are bonded while improving the effectiveness of the seal between the diaphragm 27 and the protector 29. Here, the bonding margin width of the bonding surface of the frame sealant is 0.5 mm or less.
[0022]
The fitting portion 29a of the protector 29 is a through hole, while the fitting portion 26a of the frame 26 has a protruding shape. Therefore, the protrusion which is the fitting portion 26 a of the frame 26 is fitted into the through-hole which is the fitting portion 29 a of the protector 29 while being pressurized with the sealant 30, and is coupled.
[0023]
These fitting portions 26a and 29a can pressurize the sealing agent 30 if there are at least two places over one circumference, and provide more over the entire circumference as in this case to uniformly reinforce the applied pressure. Is also possible.
[0024]
As described above, since the sealing agent 30 has flexibility before being cured, by pressing the sealing agent 30 with the protector 29, air leakage can be eliminated and generation of abnormal noise from this portion can be prevented. .
[0025]
And by this structure, the adhesion margin width dimension of the adhesion surface comprised by the narrow width dimension and the apply | coated sealing agent (adhesive agent 31) are pressurized by fitting of the protector 29, and adhesiveness is improved by carrying out a micro deformation | transformation. improves.
[0026]
In addition, since the sealant 30 is applied while being pressurized by the protector 29 when the sealant 30 is applied and becomes a semi-cured state or a cured state, the sealant 30 flows and spreads by pressurization. Therefore, no protrusion or adhesion to the diaphragm 27 or the like occurs.
[0027]
(Embodiment 2)
The second aspect of the present invention will be described below with reference to the second embodiment. The difference from the first embodiment is that an adhesive is used as the sealant 30 of the protector 29. With this configuration, air leakage can be more reliably eliminated from between the seal surface of the diaphragm 27 and the protector 29.
[0028]
(Embodiment 3)
The third embodiment of the present invention will be described below in particular. The difference from the first embodiment is that a UV irradiation adhesive is used as the sealant 30 of the protector 29. With this configuration, after applying the UV irradiation adhesive, it can be brought into a semi-cured state in a few seconds by ultraviolet irradiation. Therefore, the assembling workability of the speaker can be remarkably improved.
[0029]
(Embodiment 4 )
The fourth embodiment of the present invention will be described below with reference to the fourth embodiment.
[0030]
FIG. 3 shows a cross-sectional view of the speaker of the fourth embodiment.
[0031]
The difference from the first embodiment is that protrusions 29b are intermittently provided on the surface of the protector 29 facing the sealing agent 30 in a circumferential manner. With this configuration, the sealing agent 30 and further the adhesive 31 are slightly deformed by the pressurization by the protrusion 29b, whereby the adhesion is improved and the sealing effect of the portion can be improved.
[0032]
(Embodiment 5 )
Hereinafter, with reference to the fifth embodiment will be described the invention described in particular claim 5 of the present invention.
[0033]
FIG. 4 shows a cross-sectional view of the speaker of the fifth embodiment.
[0034]
The difference from the fourth embodiment is that the recess 26b is shaped so as to receive the protrusion 29b in the frame 26 portion facing the protrusion 29b of the protector 29. With this configuration, the protrusion 29b and the recess 26b having a shape for receiving the protrusion 29b can increase the contact area and improve the sealing effect on the upper and lower surfaces of the diaphragm 27.
[0035]
4 shows a state in which the diaphragm 27 and the protector 29 are placed on the frame 26. Since the protector 29 is finally brought into close contact with the frame 26 by applying pressure, the projection 29b and the recess 26b are not attached. By fitting through the diaphragm 27 and the sealant 30 and further the adhesive 31 are slightly deformed, the adhesion is improved and the sealing effect can be further improved.
[0036]
(Embodiment 6)
The sixth aspect of the present invention will be described below with reference to the sixth embodiment.
[0037]
FIG. 5 shows a cross-sectional view of the speaker of the sixth embodiment.
[0038]
A difference from the fifth embodiment is that a recess 27b is formed in a portion of the diaphragm 27 facing the protrusion 29b of the protector 29 and the recess 26b of the frame 26. With this configuration, the contact area is expanded by the protrusion 29b and the recess 27b of the diaphragm 27 and the recess 26b of the frame 26 formed to receive the protrusion 29b, thereby improving the sealing effect on the upper and lower surfaces of the outer peripheral portion of the diaphragm 27. it can.
[0039]
In addition, in order to finally apply pressure to the protector 29 to bring it into close contact with the frame 26, the protrusions 29b and the recesses 26b and 27b are further fitted as compared with FIG. 5 to slightly deform the sealing agent 30 and further the adhesive 31. As a result, the sealing effect can be further improved.
[0040]
Further, by forming the concave portion 27b of the diaphragm 27 in advance as in the present embodiment, when the protector 29 is pressurized and brought into close contact with the frame 26, poor coupling due to deformation or displacement occurs in the diaphragm 27. It has the effect of disappearing.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, in the speaker of the present invention, since the sealant between the frame and the diaphragm is bonded and fixed by pressing the protector before curing, abnormal noise due to air leakage from the sealant part between the diaphragm and the protector. Occurrence can be prevented.
[Brief description of the drawings]
1A is a cross-sectional view of a speaker according to an embodiment of the present invention. FIG. 1B is a side view of the speaker. FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of an essential part thereof. Cross-sectional view of the main part of the speaker [FIG. 4] Cross-sectional view of the main part of the speaker in another embodiment of the present invention [FIG. 5] Cross-sectional view of the main part of the speaker in another embodiment of the present invention [FIG. Cross-sectional view of the speaker [FIG. 7] An enlarged cross-sectional view of the main part of the conventional speaker [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 21 Magnet 22 Upper plate 23 Yoke 24 Magnetic circuit 25 Magnetic gap 26 Frame 26b Recessed part 27 Diaphragm 27b Recessed part 28 Voice coil 29 Protector 29b Protrusion 30 Sealant 31 Adhesive

Claims

A frame coupled to the magnetic circuit, a diaphragm having an outer peripheral portion coupled to the frame via a sealant, and a voice coupled to the diaphragm and part of the voice disposed in the magnetic gap of the magnetic circuit A speaker comprising a coil and a protector whose outer peripheral portion is coupled to the outer peripheral portion of the diaphragm via a sealing agent so as to cover the diaphragm, and a bonding width dimension of an adhesive surface of the sealing agent of the frame and 0.5mm or less, the protector, after applying the sealant, before the sealant is cured, the through hole is a fitting portion of the protector while pressing the sealant, fitting of the frame The projections, which are parts, are fitted and joined, and the sealing agent is pressed by the protector and deformed slightly, thereby the diaphragm. Method of manufacturing a speaker is fixed to the diaphragm outer peripheral portion of the improved effect of the seal with the protector and.

2. The speaker manufacturing method according to claim 1, wherein an adhesive is used as the sealant.

The speaker manufacturing method according to claim 1, wherein an adhesive for UV irradiation is used as the sealant.

The speaker manufacturing method according to claim 1, wherein a protrusion is provided on a surface of the protector facing the sealant.

The speaker manufacturing method according to claim 4 , wherein the seal surface of the frame is shaped to receive the projection of the protector.

The speaker manufacturing method according to claim 5, wherein the sealing surface of the frame and the sealing surface of the diaphragm are shaped to receive protrusions of the sealing surface of the protector.