JP3965733B2 - Email system, client, and server - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサーバを介してメールを送受する電子メールシステム、クライアント、およびサーバに関し、特にメールの再送機能を有する電子メールシステム、クライアント、およびサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子メールは広く普及し、その用途も多様化し、様々な内容のメールをやり取りする環境が設定されている。ただし、メールを一方的に送信しても、受け取り先で確実に受信されたり、読まれたりするとは限らない。このため、従来は、メールが受信されない場合、自動的に再送を繰り返すなどの工夫が行われていた。
【0003】
これに加え、電子メールの多様化に対応するために、メールの送信方法に様々な工夫がなされている。例えば、特開平8−314827号公報では、電子メールの属性からメールの重要度を判断し、その重要度に基づいて、転送先の選択および転送を自動的に行うようにしている。
【0004】
また、特開平8−186593号公報のように、メールの送信先の端末がメール受信可能状態になったのを検知した時点で、メールを再送することにより、転送の効率を図ったものがある。
【0005】
さらに、特開平5−110598号公報のように、緊急度の高い電子メールが中継不可能になった場合、直ちにこれを発信者に通知するようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の技術では、メールの再送回数や再送間隔のパラメータを、ユーザ単位もしくはシステム単位で設定するようにしていた。このため、メール毎に再送方法を変更したくても、その都度、ユーザ単位もしくはシステム単位で電子メールのシステムの設定を変更する必要があり、作業が面倒であった。
【0007】
また、従来は、メールを送った後で再送方法を変更することができなかった。このため、例えば、通常扱いのメールとして送信したものが後になって緊急を要することに気づいた場合には、送信方法を変更して同じ内容のメールを送り直す必要があり、受信者には、同じ内容のメールが2通届くことになってしまうという問題があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、各メールの再送パラメータをユーザ側で自由に、かつ容易に設定することのできる電子メールシステム、クライアント、およびサーバを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の他の目的は、送信後のメールの再送パラメータを変更できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、メールの再送機能を有する電子メールシステムにおいて、クライアント上で、前記メール単位で前記再送の方法をパラメータ設定可能とする再送パラメータ設定手段と、前記設定されたパラメータを属性データの1つとして付加したメールをサーバ側に送信するメール送信手段と、前記サーバ側で、前記送信されたメールを格納して管理するメール管理手段と、前記送信されたメールに付加された前記属性データに基づいて前記メールの配信管理を行う配信管理手段と、前記配信管理手段からの指令に応じて前記メールの配信を行う配信実行手段と、を有することを特徴とする電子メールシステムが提供される。
【0011】
このような電子メールシステムでは、再送パラメータ設定手段により、クライアント上で、ユーザがメール単位で再送の方法をパラメータ設定できる。そして、この設定されたパラメータを属性データの1つとして付加したメールを、メール送信手段がサーバ側に送信する。
【0012】
サーバ側では、メール管理手段が、送信されたメールを格納して管理する一方、配信管理手段が、送信されたメールに付加された属性データに基づいてメールの配信管理を行う。そして、配信実行手段が、配信管理手段からの指令に応じてメールの配信を行う。これにより、配信後、何らかの理由でメールが配信先で受け付けられない場合には、各メールは、メール毎に設定された再送時間や再送回数などに従って、再送処理がなされる。
【0013】
また、本発明において、すでに送信された前記メールの再送のパラメータを前記クライアント上で変更可能とするパラメータ変更手段と、前記変更されたパラメータを前記サーバ側に送信する変更パラメータ送信手段と、前記配信管理手段に管理されている属性のデータのうち前記再送のパラメータを前記変更された内容に変更する属性変更手段と、を設けることにより、すでに送信されたメールの再送時間や再送間隔などを変更できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の電子メールシステムの機能の概念を示すブロック図である。クライアント1では、ユーザは、再送パラメータ設定手段1aにより、メール単位で再送の方法をパラメータ設定する。そして、メール送信手段1bが、設定されたパラメータを属性データの1つとして付加したメールを、サーバ2側に送信する。この一度送信したメールの再送のパラメータは、パラメータ変更手段1cにより変更でき、変更したパラメータは、変更パラメータ送信手段1dがサーバ2側に送信する。
【0015】
サーバ2側では、メール管理手段2aが、送信されたメールを格納して管理する一方、配信管理手段2bが、送信されたメールに付加された属性データに基づいてメールの配信管理を行う。そして、配信実行手段2cが、配信管理手段2bからの指令に応じてメールの配信を行う。これにより、配信後、何らかの理由でメールが配信先で受け付けられない場合には、メール毎に設定された再送時間や再送回数などに従って、各メールの再送処理がなされる。
【0016】
また、クライアント上でパラメータが変更されると、属性変更手段2dが、配信管理手段2bに管理されている属性のデータのうち、再送のパラメータを、変更された内容に書き換える。これにより、すでに送信されたメールの再送時間や再送間隔などが変更できる。
【0017】
次に、本発明のより具体的な形態について説明する。
図2は本形態の電子メールシステムの機能の概略構成を示すブロック図である。この電子メールシステム10では、クライアント20からクライアント50に対して、サーバ30、40を介してメールを送信する例を示す。なお、クライアント20とサーバ30の間、サーバ30とサーバ40との間、サーバ40とクライアント50との間は、それぞれLANや公衆回線などのラインL1,L2,L3で接続される。
【0018】
送信側のクライアント20では、ユーザがメール送信を起動すると、図1で示した再送パラメータ設定手段1aおよびパラメータ変更手段1cの機能を有する送信操作部21が、メールシートを画面上に開き、メール送信に必要なパラメータの入力をユーザに促す。このメール送信に必要なパラメータとしては、件名、宛て先などがあり、また、メールが1回で送信先に配信されなかったときのための、再送パラメータもある。
【0019】
図3は再送パラメータ入力画面の一例を示す図である。この再送パラメータ入力画面211上で、ユーザは、まず、再送方法設定欄211aにより、再送方法の設定を行う。具体的には、「回数と間隔で指定」、「間隔と期限で指定」、「期限と回数で指定」の中から選択する。ここで、例えば「回数と間隔で指定」を選択すると、再送回数欄211bと再送間隔欄211cが入力可能な状態となる。ユーザは、キーボードなどを使用して、希望する数字を両欄に入力する。また、この入力された再送回数および再送間隔と現在の時刻とから、再送期限が内部計算され、再送期限欄211dに表示される。
【0020】
なお、再送パラメータは、通常の運用で一般的と思われる値を、クライアント20または送信を受け付けるサーバ30に登録しておくこともできる。あるいは、電子メールシステム10全体で一意な値を用意しておくこともできる。また、この値を基準にしてユーザ側で適度に数値を調整したり、入力自体を省略することもできる。
【0021】
図2に戻り、こうして送信用の各パラメータの入力が済むと、図1で示したメール送信手段1bおよび変更パラメータ送信手段1dの機能を有する送信部22を介して、メールの送信を行う。送信部22は、ユーザにより送信操作がなされると、設定された各パラメータを属性データとしてメールに付加し、ラインL1を介してサーバ30に送る。
【0022】
これを受けたサーバ30側では、メール受付部31が、送信されたメールを受け付け、このメールに対応付けたIDを生成する。そして、このIDに関連付けて、メールを図1で示したメール管理手段2aの機能を有するメール管理テーブル32に格納する。
【0023】
また、これと同時に、メール受付部31は、メールの属性データや現在時刻等の情報をもとに、メールの各宛て先別に送信状態データを与えて、図1で示した配信管理手段2bおよび属性変更手段2dの機能を有する配信管理部33を介して、配信管理テーブル34にメールの登録を行う。
【0024】
図4はメール管理テーブルの一例を示す図である。メール管理テーブル212では、メールにIDが対応付けられ、そのメールの送信者、送信開始時刻、再送パラメータ、再送試行時刻、送信状態データなどが管理される。ここで、再送試行時刻は、送信もしくは再送を試みた時刻を示す。すなわち、初回の送信から1回目の再送の間は初回の送信がなされた時刻が表示され、1回目の再送の後は、最も最近に再送を試みた時刻が表示される。
【0025】
また、メールの各宛て先別に与えられる送信状態データとしては、例えば「着信」、「エラー」、「送信中」、「再送待ち」がある。すなわち、「着信」は、そのメールをその宛て先のメールボックスに格納することに成功した場合に与えられる。また、「エラー」は、再送の限度を越えて着信に失敗した場合に与えられる。「送信中」は、配信処理を実行している間に与えられる。さらに、「再送待ち」は、配信を開始して再送限度の範囲内にあり、まだ着信していない状態であるときに与えられる。
【0026】
なお、配信管理テーブル34への登録時には、メールには「送信中」が与えられる。
図2に戻り、メール受付部31は、受け付けたメールのIDと宛て先を、配信実行部35に渡して、配信を依頼する。配信実行部35は、配信管理部33を介して、IDをもとにメール管理テーブル32から対応するメールを取り出し、各宛て先にラインL2などを介して配信を実行する。そして、これらのメールの配信が成功した場合には、配信実行部35は、配信管理部33を介して、配信管理テーブル34内の対応するメールの宛て先の送信状態データを、「送信中」から「着信」に変更する。配信後のメールは、受信側のクライアント50が、ラインL3などを介してサーバ40のメールボックス42にアクセスすることで、受信される。
【0027】
一方、配信に失敗した場合には、配信実行部35は、その宛て先の送信状態データを「送信中」から「再送待ち」に変更する。
ところで、配信の失敗の理由としては、以下のものがある。
【0028】
(1)受信側のサーバ40のメールボックス42などの許容量(メールのサイズや件数)が限界である。
(2)受信サービスが稼働していない。
【0029】
(3)受信サービスで要求の同時処理限界を越えている。
(4)ラインL2の故障などにより、受信側のサーバ40に回線接続ができない。
【0030】
(5)受信側のサーバ40が起動していない。
(6)受信サービスが受信できないモードになっている。
配信実行部35は、すべての宛て先への配信処理の実行を完了すると、配信に失敗した宛て先があるかどうかを調べる。これは、サーバ40の配信受付部41からの受付完了の成否などによって確認できる。そして、すべての宛て先に配信が成功していれば、メール管理テーブル32から対象のメールを削除する。一方、配信できなかった宛て先が一つでもある場合、配信実行部35は、配信管理テーブル34に、今回のメールが再送指定されているかどうかを問い合わせる。
【0031】
そして、今回のメールが再送指定されていれば、各送信履歴情報を更新し、今回の配信処理を終了する。
また、今回のメールが再送指定されていなければ、配信実行部35は、配信できなかった宛て先と送信元を通知部36に送る。これと同時に、配信実行部35は、配信管理テーブル34の対応するメールの宛て先の送信状態データを、「送信中」から「エラー」に変更する。そして、メール管理テーブル32からこのメールを削除し、今回の配信処理を終了する。
【0032】
通知部36は、配信できなかった宛て先と送信元を配信実行部35から受け取ると、送信元に対して、配信できなかった旨とその宛て先を通知する。通知の手段としては、配信できなかった宛て先を含むエラーメールを作成して送信者宛てに発信したり、ラインL1を介して送信者への接続を確立し、直接クライアント20の通知受付部24に通知したり、あるいは、クライアントが定期的に問い合わせを行って、通知部36がこれに対して最新のデータを提供するなどが考えられる。
【0033】
受信側のサーバ40の配信受付部41は、配信を受け付けると、該当する宛て先のメールボックス42にメールを格納するように試みる。このメールの格納に成功した場合には、成功した旨を配信実行部35に送る。一方、前述の配信失敗の理由(1)、(3)、(6)のように、サーバ40が動作している場合でもメールの格納に失敗することがある。この場合、配信受付部41は、配信実行部35に失敗した旨を知らせる。
【0034】
メールの格納に成功した場合、サーバ40の受信受付部43は、受信側のクライアント50による受信要求を受け付けて、受信者に該当するメールをメールボックス42から読み出して提供する。
【0035】
サーバ30の配信管理部33は、タイマ37の示す時刻に基づいて、配信管理テーブル34のメールの監視を行う。具体的には、配信管理テーブル34内のメールのうち「再送待ち」の宛て先を抽出し、その再送パラメータで設定された再送間隔と現在時刻を比較し、再送のタイミングを図る。再送のタイミングになれば、配信管理部33は、該当する宛て先への配信を配信実行部35に依頼する。これを受けた配信実行部35は、配信管理テーブル34の対応する宛て先の送信状態データを「再送待ち」から「送信中」に変更し、送信直後の配信と同様に配信処理を行う。
【0036】
そして、最終の再送タイミングにおいて配信ができなかった場合には、配信実行部35は、配信できなかった宛て先と送信元を通知部36に送る。これと同時に、配信実行部35は、配信管理テーブル34の対応するメールの宛て先の送信状態データを、「送信中」から「エラー」に変更する。そして、メール管理テーブル32からこのメールを削除し、今回の再送処理を終了する。この再送処理は、クライアント側からのメール受付とは独立して、一定の周期で繰り返し実行される。
【0037】
このように、配信、再送が行われている最中、送信側のクライアント20では、再送情報を参照、更新することができる。クライアント20側では、ユーザが送信履歴の情報の閲覧を要求すると、送信操作部21が、モニタなどによって、ユーザに送信履歴情報を提供する。この送信履歴情報は、例えば、サーバ30の配信管理部33に配信管理テーブル34の情報を問い合わせることで実現できる。
【0038】
図5は送信履歴情報の表示例を示す図である。この送信履歴情報画面213では、送信したメールD1〜D4に関するデータとして、それぞれの宛て先、送信日時、件名、添付文書名が表示されている。また、ここでは、図4の配信管理テーブル212の例にはないデータ、「件名」や「添付文書名」が表示されているが、これは配信管理テーブル34に必要な要素を追加することで可能となる。
【0039】
一方、ユーザがある送信済みのメールを特定して、その送信履歴情報をクライアント20に要求した場合、送信操作部21は、これを配信情報アクセス部23に依頼する。配信情報アクセス部23は、通信手段などを利用してサーバ30にアクセスして依頼された特定のメールの送信履歴情報を読み出し、それを送信操作部21に送る。これを受けた送信操作部21は、これを特定送信履歴情報として表示する。
【0040】
図6は特定送信履歴情報の表示例を示す図である。特定送信履歴情報214では、ユーザに特定されたメールの件名、宛て先およびその送信状態、また、送信開始時に設定された再送回数などの再送パラメータ、残り再送回数、再送試行時刻などが表示される。
【0041】
このデータ表示中のメールの再送パラメータの設定を変更したい場合には、ユーザは、画面上の再送方法変更メニュー214aをクリックする。これにより、画面上には、図3で示した再送パラメータ入力画面211と同様の画面表示がなされ、その画面上で設定変更が行える。
【0042】
再送パラメータの設定変更がなされると、配信情報アクセス部23が、通信手段を利用してサーバ30の配信管理部33にアクセスし、配信管理テーブル34の内容を変更する。
【0043】
なお、図2では、機能の説明上、各ブロック間を独立したラインで結んだが、すべてが1本のラインに接続されていてもよい。
また、ここでは、クライアント20を送信側、クライアント50を受信側としたが、実際には、クライアント20,50ともに、送信側および受信側の両方の機能を有する。また、サーバ30およびサーバ40も、配信機能および受信機能の両方を有する。
【0044】
図7は送信側のクライアント20によるメール送信起動時の処理手順を示すフローチャートである。
〔S1〕メール送信の起動が行われたか否かを判断し、行われればステップS2に進み、そうでなければステップS1を繰り返す。
〔S2〕再送パラメータ入力画面211を表示する。
〔S3〕画面上で再送パラメータの設定の操作を受け付ける。
〔S4〕操作の完了とともに、メールと、その再送パラメータを含む属性データとをサーバ側に送信する。
【0045】
図8は送信側のクライアント20によるメール送信後の再送パラメータ変更の処理手順を示すフローチャートである。
〔S11〕ユーザにより、特定のメールの送信履歴情報の要求がなされたか否かを判断し、要求されればステップS12に進み、されなければステップS11を繰り返す。
〔S12〕特定送信履歴情報画面を表示する。
〔S13〕再送パラメータの変更要求がなされたか否かを判断し、要求されればステップS14に進み、されなければステップS12に戻る。
〔S14〕画面上で再送パラメータの変更の操作を受け付ける。
〔S15〕変更された再送パラメータをサーバに送信する。
【0046】
図9は送信側のサーバ30によるメール配信の処理手順を示すフローチャートである。
〔S21〕クライアント20から送信されたメールを受け付け、このメールに対応するIDを生成する。
〔S22〕IDを生成したメールをメール管理テーブル32に格納するとともに、メールの各宛て先別に送信状態データを与えて配信管理テーブル34に登録する。
〔S23〕メールの各宛て先に配信を実行する。
〔S24〕配信に失敗した宛て先があるか否かを判断し、あればステップS25に進み、なければステップS27に進む。
〔S25〕今回のメールが再送指定されているか否かを判断し、再送指定されていればステップS28に進み、そうでなければステップS26に進む。
〔S26〕配信できなかった旨とその宛て先をメール送信元のクライアントに対して通知する。
〔S27〕対象のメールをメール管理テーブル32から削除する。
〔S28〕ステップS21〜S27までに行われた配信の結果に基づき、配信管理テーブル34内の各送信履歴情報を更新する。
【0047】
図10は送信側のサーバ30によるメール再送の処理手順を示すフローチャートである。
〔S31〕配信管理テーブル34内に、「再送待ち」状態の宛て先を含むメールが残っているか否かを判断し、残っていればステップS32に進み、残っていなければ本フローチャートを終了する。
〔S32〕配信管理テーブル34から「再送待ち」の宛て先を有するメールを抽出し、そのメールの再送パラメータで設定された再送時刻と現在時刻とを比較する。
〔S33〕再送のタイミングであるか否かを判断し、そうであればステップS34に進み、そうでなければステップS31に戻る。
〔S34〕メールの送信状態データを「再送待ち」から「送信中」に変更し、再送処理を実行する。
〔S35〕再送の結果、配信に失敗した宛て先があるか否かを判断し、あればステップS36に進み、なければステップS38に進む。
〔S36〕今回の再送が最終の配送であったか否かを判断し、そうであればステップS37に進み、そうでなければステップS39に進む。
〔S37〕配信できなかった旨とその宛て先をメール送信元のクライアントに対して通知する。
〔S38〕対象のメールをメール管理テーブル32から削除する。
〔S39〕ステップS31〜S38までに行われた配信の結果に基づき、配信管理テーブル34内の各送信履歴情報を更新する。
【0048】
図11は受信側のサーバ40におけるメール受信手順を示すフローチャートである。
〔S41〕メールの配信を受け付ける。
〔S42〕配信先のユーザのメールボックスにメールを格納する。
〔S43〕配信の結果を配信元のサーバに返信する。
【0049】
このように、本形態では、メールの送信元のクライアント20側で、ユーザによって再送パラメータを設定できるようにしたので、ユーザ単位またはシステム単位で電子メールのシステム設定を行うことなく、メール毎に自由にかつ容易に再送方法を設定できる。
【0050】
また、本形態では、メールを送った後で、その再送パラメータを変更できるようにしたので、例えば、通常扱いのメールとして送信したものが後になって緊急を要することに気づいた場合でも、容易に変更できる。
【0051】
次に、本発明の第2の形態について説明する。
図12は本発明の第2の形態の電子メールシステムの機能の概略構成を示すブロック図である。この電子メールシステム60は、図2の電子メールシステム10のクライアント20の構成に加えて、再送パラメータテーブル25を設けたものであり、他の構成については電子メールシステム10とほぼ同じなので、同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0052】
クライアント20では、複数のメール配信サービスの選択が可能となっている。そして、各メール配信サービスには、それぞれ一通りの再送パラメータが予め設定登録されている。これらの再送パラメータは、互いに異なるパターンに設定されており、再送パラメータテーブル25に格納されている。このような設定において、ユーザは、メールの送信を行う際、その再送パラメータを再送パラメータ選択画面で選択する。再送パラメータ選択画面は、送信操作部21によって表示される。
【0053】
図13は再送パラメータ選択画面の一例を示す図である。再送パラメータ選択画面71では、再送パラメータテーブル25に格納されている再送パラメータの各パターンが切り換え表示される。ユーザが希望のパターンを選択すると、そのパターンの再送パラメータを有するメール配信サービスが選択される。すなわち、例えば、図に示すように「パターン1」を選択すれば、再送回数5回、再送間隔20分という組み合わせの設定が自動的になされる。こうして選択されたメール配信サービスを使用して、メール送信が実行される。
【0054】
このように、再送パラメータのパターンを複数用意して選択できるようにすることにより、より簡単な作業で再送パラメータの設定が行える。また、選択されたパターンのメール配信サービスを実行するサーバと接続されるので、サーバ側では一定の再送パラメータで実行できる。よって、クライアント側でのみ再送パラメータを切り換え選択すればよいので、システムの設計および提供が簡単になる。
【0055】
なお、再送パラメータのパターンは、接続可能なメール配信サービスに問い合わせることで取得可能である。あるいは、予めユーザの手で登録するようにしてもよい。いずれにせよ、再送パラメータのパターンとメール配信サービスとが対応して再送パラメータテーブル25に格納される。
【0056】
こうして再送パラメータの設定がなされ、ユーザが送信指令を行うと、送信部22は、上述の手順で設定されたパターンのメール配信サービスを有するサーバと通信を行う。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、クライアント上で、メール単位で再送の方法をパラメータ設定できるようにしたので、ユーザ単位またはシステム単位で電子メールのシステム設定を行うことなく、メール毎に自由にかつ容易に再送方法を設定できる。
【0058】
また、本発明においては、すでに送信されたメールの再送時間や再送間隔などをクライアント側で変更できるようにしたので、例えば、通常扱いのメールとして送信したものが後になって緊急を要することに気づいた場合でも、容易に変更できる。よって、システムに柔軟性を持たせられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メールシステムの機能の概念を示すブロック図である。
【図2】本形態の電子メールシステムの機能の概略構成を示すブロック図である。
【図3】再送パラメータ入力画面の一例を示す図である。
【図4】メール管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】送信履歴情報の表示例を示す図である。
【図6】特定送信履歴情報の表示例を示す図である。
【図7】送信側のクライアントによるメール送信起動時の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】送信側のクライアントによるメール送信後の再送パラメータ変更の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】送信側のサーバによるメール配信の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】送信側のサーバによるメール再送の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】受信側のサーバにおけるメール受信手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の形態の電子メールシステムの機能の概略構成を示すブロック図である。
【図13】再送パラメータ選択画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 クライアント
1a 再送パラメータ設定手段
1b メール送信手段
1c パラメータ変更手段
1d 変更パラメータ送信手段
2 サーバ
2a メール管理手段
2b 配信管理手段
2c 配信実行手段
2d 属性変更手段
10 電子メールシステム
20,50 クライアント
21 送信操作部
22 送信部
23 配信情報アクセス部
24 通知受付部
30,40 サーバ
31 メール受付部
32 メール管理テーブル
33 配信管理部
34 配信管理テーブル
35 配信実行部
36 通知部
41 配信受付部
42 メールボックス
43 受信受付部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic mail system, a client, and a server that send and receive mail via a server, and more particularly to an electronic mail system, a client, and a server that have a mail retransmission function.
[0002]
[Prior art]
In recent years, e-mail has become widespread, its uses have been diversified, and an environment for exchanging various contents of mail has been set. However, even if the mail is transmitted unilaterally, it is not always received or read reliably at the recipient. For this reason, conventionally, when the mail is not received, a device such as automatically repeating retransmission has been performed.
[0003]
In addition to this, in order to cope with the diversification of electronic mail, various ideas have been made in the mail transmission method. For example, in Japanese Patent Laid-Open No. 8-314827, the importance level of a mail is determined from the attribute of an electronic mail, and a transfer destination is selected and transferred automatically based on the importance level.
[0004]
Also, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-186593, there is an apparatus in which transfer efficiency is improved by retransmitting mail when it is detected that a mail transmission destination terminal is ready to receive mail. .
[0005]
Further, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 5-110598, when a highly urgent e-mail cannot be relayed, it is immediately notified to the caller.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional technique, parameters for the number of mail retransmissions and the retransmission interval are set in units of users or systems. For this reason, even if it is desired to change the retransmission method for each mail, it is necessary to change the setting of the e-mail system for each user or for each system, which is troublesome.
[0007]
Conventionally, the resending method cannot be changed after the mail is sent. So, for example, if you notice that something you sent as a regular email later needs an urgent action, you need to change the sending method and resend the same email, There was a problem that two emails with the same contents would arrive.
[0008]
The present invention has been made in view of such a point, and an object thereof is to provide an e-mail system, a client, and a server in which retransmission parameters for each mail can be set freely and easily on the user side. And
[0009]
Another object of the present invention is to make it possible to change a retransmission parameter of mail after transmission.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve the above-mentioned problem, in an electronic mail system having a mail retransmission function, a retransmission parameter setting means for enabling parameter setting of the retransmission method in units of the mail on a client, and the set Mail sending means for sending a mail with a parameter added as one of attribute data to the server side, mail management means for storing and managing the sent mail on the server side, and adding to the sent mail An e-mail comprising: a distribution management unit that performs distribution management of the mail based on the attribute data that has been performed; and a distribution execution unit that distributes the mail in response to a command from the distribution management unit A system is provided.
[0011]
In such an electronic mail system, the retransmission parameter setting means allows the user to set a parameter for the retransmission method on a client-by-mail basis. Then, the mail transmission means transmits the mail added with the set parameter as one of the attribute data to the server side.
[0012]
On the server side, the mail management means stores and manages the transmitted mail, while the distribution management means performs mail distribution management based on the attribute data added to the transmitted mail. Then, the delivery execution means delivers mail in response to a command from the delivery management means. Thereby, after delivery, if mail is not accepted at the delivery destination for some reason, each mail is subjected to retransmission processing according to the retransmission time and the number of retransmissions set for each mail.
[0013]
Further, in the present invention, parameter changing means for changing a parameter for retransmission of the already sent mail on the client, changed parameter transmitting means for sending the changed parameter to the server side, and the distribution By providing attribute changing means for changing the retransmission parameter of the attribute data managed by the management means to the changed contents, it is possible to change the retransmission time, retransmission interval, etc. of the already sent mail .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing the concept of functions of the electronic mail system of the present invention. In the client 1, the user sets a parameter for the retransmission method in units of mail by the retransmission parameter setting unit 1a. Then, the mail transmission means 1b transmits the mail added with the set parameter as one of the attribute data to the server 2 side. The parameter for resending the mail once transmitted can be changed by the parameter changing unit 1c, and the changed parameter is transmitted to the server 2 side by the changed parameter transmitting unit 1d.
[0015]
On the server 2 side, the mail management unit 2a stores and manages the transmitted mail, while the distribution management unit 2b manages mail distribution based on the attribute data added to the transmitted mail. And the delivery execution means 2c delivers mail according to the command from the delivery management means 2b. As a result, when mail is not accepted at the delivery destination for some reason after delivery, the mail is retransmitted according to the retransmission time and the number of retransmissions set for each mail.
[0016]
When the parameter is changed on the client, the attribute changing unit 2d rewrites the retransmission parameter in the attribute data managed by the distribution management unit 2b with the changed content. As a result, it is possible to change the resend time, resend interval, etc. of the already sent mail.
[0017]
Next, a more specific form of the present invention will be described.
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of functions of the electronic mail system according to the present embodiment. In this electronic mail system 10, an example in which mail is transmitted from the client 20 to the client 50 via the servers 30 and 40 is shown. The client 20 and the server 30, the server 30 and the server 40, and the server 40 and the client 50 are connected by lines L1, L2, and L3 such as a LAN and a public line, respectively.
[0018]
In the client 20 on the transmission side, when the user starts mail transmission, the transmission operation unit 21 having the functions of the retransmission parameter setting unit 1a and the parameter change unit 1c shown in FIG. 1 opens the mail sheet on the screen and transmits the mail. Prompt the user to input parameters required for Parameters necessary for this mail transmission include a subject name, a destination, and the like, and there is also a retransmission parameter for when mail is not delivered to the transmission destination once.
[0019]
FIG. 3 is a diagram showing an example of a retransmission parameter input screen. On this retransmission parameter input screen 211, the user first sets the retransmission method in the retransmission method setting field 211a. Specifically, it is selected from “Specify by number of times and interval”, “Specify by interval and time limit”, and “Specify by time limit and number of times”. Here, for example, when “designate by the number of times and interval” is selected, the retransmission number column 211b and the retransmission interval column 211c are ready for input. The user uses a keyboard or the like to enter desired numbers in both fields. The retransmission deadline is internally calculated from the input number of retransmissions and retransmission interval and the current time, and is displayed in the retransmission deadline column 211d.
[0020]
As the retransmission parameter, a value that seems to be common in normal operation can be registered in the client 20 or the server 30 that accepts transmission. Alternatively, a unique value can be prepared for the entire electronic mail system 10. Also, the user can adjust the numerical value appropriately on the basis of this value, or the input itself can be omitted.
[0021]
Returning to FIG. 2, when input of each parameter for transmission is completed in this way, the mail is transmitted via the transmission unit 22 having the functions of the mail transmission means 1b and the changed parameter transmission means 1d shown in FIG. When the transmission operation is performed by the user, the transmission unit 22 adds each set parameter as attribute data to the mail, and transmits the mail to the server 30 via the line L1.
[0022]
In response to this, on the server 30 side, the mail reception unit 31 receives the transmitted mail and generates an ID associated with the mail. Then, in association with this ID, the mail is stored in the mail management table 32 having the function of the mail management means 2a shown in FIG.
[0023]
At the same time, the mail reception unit 31 gives transmission status data for each mail destination based on information such as mail attribute data and current time, and distributes the delivery management means 2b shown in FIG. The mail is registered in the distribution management table 34 via the distribution management unit 33 having the function of the attribute changing unit 2d.
[0024]
FIG. 4 is a diagram showing an example of the mail management table. In the mail management table 212, an ID is associated with the mail, and the sender of the mail, transmission start time, retransmission parameter, retransmission attempt time, transmission status data, and the like are managed. Here, the retransmission attempt time indicates a time when transmission or retransmission is attempted. That is, the time at which the first transmission is made is displayed during the first retransmission from the first transmission, and the time when the retransmission is most recently attempted is displayed after the first retransmission.
[0025]
Further, the transmission status data given to each mail destination includes, for example, “incoming”, “error”, “sending”, and “waiting for retransmission”. That is, “incoming” is given when the mail is successfully stored in the destination mailbox. An “error” is given when an incoming call fails beyond the limit of retransmission. “Transmitting” is given while the distribution process is being executed. Further, “waiting for retransmission” is given when distribution is started and within the limit of retransmission and has not yet arrived.
[0026]
At the time of registration in the distribution management table 34, “sending” is given to the mail.
Returning to FIG. 2, the mail reception unit 31 passes the received mail ID and address to the distribution execution unit 35 and requests distribution. The distribution execution unit 35 takes out the corresponding mail from the mail management table 32 based on the ID via the distribution management unit 33, and executes distribution to each destination via the line L2 or the like. If the delivery of these emails is successful, the delivery execution unit 35 sends the transmission status data of the corresponding email destination in the delivery management table 34 via the delivery management unit 33 to “Sending”. Change from to incoming. The distributed mail is received when the receiving client 50 accesses the mail box 42 of the server 40 via the line L3 or the like.
[0027]
On the other hand, if the distribution fails, the distribution execution unit 35 changes the transmission status data of the destination from “transmitting” to “waiting for retransmission”.
By the way, the reasons for the delivery failure are as follows.
[0028]
(1) The allowable amount (email size and number) of the mail box 42 of the server 40 on the receiving side is the limit.
(2) The reception service is not operating.
[0029]
(3) The simultaneous processing limit of the request is exceeded in the receiving service.
(4) The line cannot be connected to the server 40 on the receiving side due to a failure of the line L2.
[0030]
(5) The server 40 on the receiving side is not activated.
(6) The receiving service is in a mode incapable of receiving.
When the delivery execution unit 35 completes the execution of the delivery process to all destinations, the delivery execution unit 35 checks whether there is a destination that has failed to be delivered. This can be confirmed by the success or failure of acceptance from the delivery acceptance unit 41 of the server 40. If delivery to all destinations is successful, the target mail is deleted from the mail management table 32. On the other hand, when there is even one address that could not be distributed, the distribution execution unit 35 inquires of the distribution management table 34 whether or not the current mail is designated for retransmission.
[0031]
If the current mail is designated to be retransmitted, each transmission history information is updated, and the current distribution process is terminated.
If the current mail is not designated to be retransmitted, the distribution execution unit 35 sends the address and transmission source that could not be distributed to the notification unit 36. At the same time, the distribution execution unit 35 changes the transmission status data of the corresponding mail destination in the distribution management table 34 from “during transmission” to “error”. Then, this mail is deleted from the mail management table 32, and the current distribution process is terminated.
[0032]
When the notification unit 36 receives a destination and a transmission source that could not be distributed from the distribution execution unit 35, the notification unit 36 notifies the transmission source that the distribution could not be performed and the destination. As a means of notification, an error mail including a destination that could not be delivered is created and sent to the sender, or a connection to the sender is established via the line L1, and the notification reception unit 24 of the client 20 directly. Or the client periodically inquires and the notification unit 36 provides the latest data.
[0033]
When receiving the distribution, the distribution receiving unit 41 of the server 40 on the receiving side attempts to store the mail in the mail box 42 of the corresponding destination. If the mail has been successfully stored, a message to the effect is sent to the delivery execution unit 35. On the other hand, even when the server 40 is operating, as described in the reasons (1), (3), and (6) of the delivery failure described above, mail storage may fail. In this case, the distribution accepting unit 41 notifies the distribution executing unit 35 that it has failed.
[0034]
When the mail is successfully stored, the reception receiving unit 43 of the server 40 receives a reception request from the client 50 on the receiving side, reads out the mail corresponding to the recipient from the mail box 42, and provides it.
[0035]
The distribution management unit 33 of the server 30 monitors the mail in the distribution management table 34 based on the time indicated by the timer 37. Specifically, the destination of “Waiting for retransmission” is extracted from the mail in the delivery management table 34, and the retransmission interval set by the retransmission parameter is compared with the current time, so that the retransmission timing is achieved. When it is time to resend, the distribution management unit 33 requests the distribution execution unit 35 to distribute to the corresponding destination. Receiving this, the distribution execution unit 35 changes the transmission status data of the corresponding destination in the distribution management table 34 from “waiting for retransmission” to “during transmission”, and performs distribution processing in the same manner as the distribution immediately after transmission.
[0036]
If distribution cannot be performed at the final retransmission timing, the distribution execution unit 35 sends the destination and transmission source that could not be distributed to the notification unit 36. At the same time, the distribution execution unit 35 changes the transmission status data of the corresponding mail destination in the distribution management table 34 from “during transmission” to “error”. Then, this mail is deleted from the mail management table 32, and the current retransmission process is terminated. This resending process is repeatedly executed at a constant cycle independently of the mail reception from the client side.
[0037]
As described above, during the distribution and retransmission, the transmission-side client 20 can refer to and update the retransmission information. On the client 20 side, when the user requests browsing of transmission history information, the transmission operation unit 21 provides the transmission history information to the user through a monitor or the like. This transmission history information can be realized, for example, by inquiring the information of the distribution management table 34 to the distribution management unit 33 of the server 30.
[0038]
FIG. 5 is a diagram showing a display example of transmission history information. In the transmission history information screen 213, as the data related to the transmitted mails D1 to D4, respective destinations, transmission dates and times, subject names, and attached document names are displayed. Further, here, data not included in the example of the distribution management table 212 of FIG. 4, “subject name” and “attached document name” are displayed, but this is achieved by adding necessary elements to the distribution management table 34. It becomes possible.
[0039]
On the other hand, when the user specifies a certain transmitted mail and requests the transmission history information from the client 20, the transmission operation unit 21 requests the distribution information access unit 23. The distribution information access unit 23 accesses the server 30 using communication means or the like, reads out the transmission history information of the specific mail requested, and sends it to the transmission operation unit 21. Receiving this, the transmission operation unit 21 displays this as specific transmission history information.
[0040]
FIG. 6 is a diagram showing a display example of specific transmission history information. The specific transmission history information 214 displays the subject of the mail specified by the user, the destination and the transmission state thereof, the retransmission parameters such as the number of retransmissions set at the start of transmission, the number of remaining retransmissions, the retransmission attempt time, and the like. .
[0041]
When the user wants to change the setting of the retransmission parameter for the mail being displayed, the user clicks the retransmission method change menu 214a on the screen. Thereby, a screen display similar to the retransmission parameter input screen 211 shown in FIG. 3 is made on the screen, and the setting can be changed on the screen.
[0042]
When the retransmission parameter setting is changed, the distribution information access unit 23 accesses the distribution management unit 33 of the server 30 using the communication means, and changes the contents of the distribution management table 34.
[0043]
In FIG. 2, the blocks are connected by independent lines in order to explain the functions. However, all the blocks may be connected to one line.
Here, the client 20 is the transmission side and the client 50 is the reception side. However, both the clients 20 and 50 actually have both functions of the transmission side and the reception side. The server 30 and the server 40 also have both a distribution function and a reception function.
[0044]
FIG. 7 is a flowchart showing a processing procedure when mail transmission is activated by the client 20 on the transmission side.
[S1] It is determined whether or not mail transmission has been activated. If so, the process proceeds to step S2, and if not, step S1 is repeated.
[S2] A retransmission parameter input screen 211 is displayed.
[S3] A retransmission parameter setting operation is accepted on the screen.
[S4] Upon completion of the operation, the mail and attribute data including the retransmission parameter are transmitted to the server side.
[0045]
FIG. 8 is a flowchart showing a processing procedure for changing retransmission parameters after mail transmission by the client 20 on the transmission side.
[S11] It is determined whether or not the user has requested transmission history information for a specific mail. If so, the process proceeds to step S12, and if not, step S11 is repeated.
[S12] A specific transmission history information screen is displayed.
[S13] It is determined whether or not a retransmission parameter change request has been made. If so, the process proceeds to step S14, and if not, the process returns to step S12.
[S14] An operation for changing a retransmission parameter is accepted on the screen.
[S15] The changed retransmission parameter is transmitted to the server.
[0046]
FIG. 9 is a flowchart showing a mail delivery processing procedure by the server 30 on the transmission side.
[S21] The mail transmitted from the client 20 is accepted and an ID corresponding to the mail is generated.
[S22] The mail for which the ID has been generated is stored in the mail management table 32, and transmission status data is given for each mail destination and registered in the distribution management table 34.
[S23] Distribution is performed to each mail destination.
[S24] It is determined whether or not there is a destination for which distribution has failed. If there is, the process proceeds to step S25, and if not, the process proceeds to step S27.
[S25] It is determined whether or not the current mail is designated for resending. If resent is designated, the process proceeds to step S28, and if not, the process proceeds to step S26.
[S26] The mail transmission source client is notified of the failure of distribution and the destination.
[S27] The target mail is deleted from the mail management table 32.
[S28] The transmission history information in the distribution management table 34 is updated based on the results of distribution performed in steps S21 to S27.
[0047]
FIG. 10 is a flowchart showing a mail resend processing procedure by the server 30 on the transmission side.
[S31] It is determined whether or not mail including a destination in the “waiting for retransmission” state remains in the distribution management table 34. If it remains, the process proceeds to step S32, and if not, this flowchart ends.
[S32] The mail having the destination of “waiting for retransmission” is extracted from the distribution management table 34, and the retransmission time set by the retransmission parameter of the mail is compared with the current time.
[S33] It is determined whether or not it is a retransmission timing. If so, the process proceeds to step S34, and if not, the process returns to step S31.
[S34] The mail transmission status data is changed from “waiting for retransmission” to “sending”, and retransmission processing is executed.
[S35] It is determined whether or not there is a destination that has failed to be delivered as a result of the retransmission. If so, the process proceeds to step S36, and if not, the process proceeds to step S38.
[S36] It is determined whether or not the current retransmission is the final delivery. If so, the process proceeds to step S37, and if not, the process proceeds to step S39.
[S37] The mail transmission source client is notified of the failure of distribution and the destination.
[S38] The target mail is deleted from the mail management table 32.
[S39] The transmission history information in the distribution management table 34 is updated based on the results of distribution performed in steps S31 to S38.
[0048]
FIG. 11 is a flowchart showing a mail receiving procedure in the server 40 on the receiving side.
[S41] Mail distribution is accepted.
[S42] The mail is stored in the mailbox of the delivery destination user.
[S43] The distribution result is returned to the distribution source server.
[0049]
As described above, in this embodiment, since the retransmission parameter can be set by the user on the client 20 side of the mail transmission source, it is possible to freely set the mail for each mail without performing the e-mail system setting for each user or each system. In addition, the retransmission method can be set easily.
[0050]
In addition, in this embodiment, since the retransmission parameter can be changed after the mail is sent, even if, for example, what is sent as a normal mail later becomes urgent later, it is easy. Can change.
[0051]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
FIG. 12 is a block diagram showing a schematic configuration of functions of the electronic mail system according to the second embodiment of this invention. This e-mail system 60 is provided with a retransmission parameter table 25 in addition to the configuration of the client 20 of the e-mail system 10 of FIG. 2, and the other configurations are almost the same as those of the e-mail system 10, and therefore the same configuration Portions are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0052]
The client 20 can select a plurality of mail delivery services. Each mail delivery service is pre-set and registered with one retransmission parameter. These retransmission parameters are set in different patterns, and are stored in the retransmission parameter table 25. In such a setting, the user selects the retransmission parameter on the retransmission parameter selection screen when transmitting mail. The retransmission parameter selection screen is displayed by the transmission operation unit 21.
[0053]
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of a retransmission parameter selection screen. On the retransmission parameter selection screen 71, each pattern of retransmission parameters stored in the retransmission parameter table 25 is switched and displayed. When the user selects a desired pattern, a mail delivery service having a retransmission parameter for the pattern is selected. That is, for example, if “Pattern 1” is selected as shown in the figure, the combination of the number of retransmissions of 5 times and the retransmission interval of 20 minutes is automatically set. Mail transmission is executed using the mail distribution service thus selected.
[0054]
As described above, by preparing and selecting a plurality of retransmission parameter patterns, the retransmission parameters can be set with a simpler operation. Further, since it is connected to a server that executes the mail delivery service of the selected pattern, it can be executed with a constant retransmission parameter on the server side. Therefore, it is only necessary to switch and select retransmission parameters on the client side, so that the design and provision of the system is simplified.
[0055]
The retransmission parameter pattern can be acquired by inquiring a connectable mail delivery service. Or you may make it register beforehand by a user's hand. In any case, the retransmission parameter pattern and the mail delivery service are stored in the retransmission parameter table 25 in association with each other.
[0056]
When the retransmission parameter is set in this way and the user issues a transmission command, the transmission unit 22 communicates with a server having the mail delivery service of the pattern set in the above procedure.
[0057]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the retransmission method can be set in parameters on the client on the client. A retransmission method can be set easily.
[0058]
Further, in the present invention, since it is possible to change the resend time, resend interval, etc. of the already sent mail on the client side, for example, it is noticed that what is sent as a normally handled mail is later urgent. Even if it is, it can be changed easily. Therefore, flexibility can be given to the system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a concept of functions of an electronic mail system according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of functions of the electronic mail system according to the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a retransmission parameter input screen.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a mail management table.
FIG. 5 is a diagram illustrating a display example of transmission history information.
FIG. 6 is a diagram illustrating a display example of specific transmission history information.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a processing procedure when mail transmission is started by a transmission-side client.
FIG. 8 is a flowchart illustrating a procedure for changing retransmission parameters after mail transmission by a client on the transmission side.
FIG. 9 is a flowchart showing a mail delivery processing procedure by a server on the transmission side.
FIG. 10 is a flowchart showing a mail resend processing procedure by the server on the transmission side.
FIG. 11 is a flowchart showing a mail reception procedure in the server on the receiving side.
FIG. 12 is a block diagram showing a schematic configuration of functions of an electronic mail system according to a second embodiment of this invention.
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of a retransmission parameter selection screen.
[Explanation of symbols]
1 client
1a Retransmission parameter setting means
1b Mail sending means
1c Parameter changing means
1d Change parameter transmission means
2 servers
2a Mail management means
2b Distribution management means
2c Delivery execution means
2d attribute changing means
10 E-mail system
20,50 clients
21 Transmission operation section
22 Transmitter
23 Distribution Information Access Department
24 Notification reception part
30, 40 servers
31 Mail reception department
32 Mail management table
33 Distribution Management Department
34 Distribution management table
35 Distribution execution part
36 Notification Department
41 Distribution Reception Department
42 Mailbox
43 Reception reception part

Claims (4)

メールの再送機能を有する電子メールシステムにおいて、
クライアント上で、前記メール単位で前記メールの受信側への配信が失敗した場合の前記再送の方法を再送回数、再送時間間隔、再送期限からなる再送のパラメータの中から1つ以上選択して設定する再送パラメータ設定手段と、
前記設定されたパラメータを属性データの1つとして付加したメールをサーバ側に送信するメール送信手段と、
前記サーバ側で、前記送信されたメールを格納して管理するメール管理手段と、
前記送信されたメールに付加された前記属性データに基づいて前記メールの配信管理を行う配信管理手段と、
前記配信管理手段からの指令に応じて前記メールの配信を行う配信実行手段と、
前記メールの配信が失敗した場合に、前記設定されたパラメータに基づき前記メールの再送を行うメール再送手段と、
を有することを特徴とする電子メールシステム。
In an e-mail system with a mail resending function,
On the client, select and set one or more retransmission parameters from the number of retransmissions, retransmission time interval, and retransmission deadline when the delivery to the recipient of the email fails on a per-mail basis. Resending parameter setting means to perform ,
A mail sending means for sending a mail with the set parameter added as one of attribute data to the server side;
Mail management means for storing and managing the sent mail on the server side;
Delivery management means for managing delivery of the email based on the attribute data added to the sent email;
A delivery execution means for delivering the mail in response to a command from the delivery management means;
Mail resending means for resending the mail based on the set parameters when delivery of the mail fails;
An e-mail system characterized by comprising:
すでに送信された前記メールの再送のパラメータを前記クライアント上で変更可能とするパラメータ変更手段と、前記変更されたパラメータを前記サーバ側に送信する変更パラメータ送信手段と、前記配信管理手段に管理されている属性のデータのうち前記再送のパラメータを前記変更された内容に変更する属性変更手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。  Managed by parameter changing means for changing the parameters for resending the mail already sent on the client, change parameter sending means for sending the changed parameter to the server side, and the delivery management means 2. The e-mail system according to claim 1, further comprising attribute changing means for changing the retransmission parameter of the attribute data to the changed contents. 前記送信されたメールの現在までの送信履歴を、前記サーバ側に問い合わせて前記クライアント側で表示させる送信履歴情報表示手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。  2. The electronic mail system according to claim 1, further comprising transmission history information display means for inquiring the server side and displaying the transmission history of the transmitted mail up to now on the client side. 前記再送のパラメータで設定された期限内での配信が失敗した場合には、前記配信が失敗した旨と前記配信に失敗したメールの件名を前記クライアント側に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。  When delivery within the time limit set by the retransmission parameter fails, it has a notification means for notifying the client side of the failure of the delivery and the subject of the mail that failed to deliver. The electronic mail system according to claim 1.
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