JP3965724B2

JP3965724B2 - Seat device with side shield

Info

Publication number: JP3965724B2
Application number: JP16024797A
Authority: JP
Inventors: 靖浩梶原
Original assignee: Toyota Boshoku Corp
Current assignee: Toyota Boshoku Corp
Priority date: 1997-06-17
Filing date: 1997-06-17
Publication date: 2007-08-29
Anticipated expiration: 2017-06-17
Also published as: JPH115473A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のシート装置、特に前部を上下動させるようにしたシートクッションの前側及び左右両側を覆うサイドシールドを備えたシート装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
シートクッションの前部を上下動させるようにしたシート装置としては、例えば図４に示すように、シートクッション２の後部を左右のロアアーム１に左右方向軸線Ｏ回りに回動可能となるように支持軸３を介して支持し、前部をバーチカルアジャスタ５により上下動させるようにしたものがあり、サイドシールド４は取付ねじ６ａ，６ｂによりロアアーム１の前後部に固定するのが普通である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来技術においては、サイドシールド４がシートクッション２の左右両側を覆うだけであれば特に問題はない。しかし図４に示すように、サイドシールド４によりシートクッション２の前側も覆うようにすると、シートクッション２の前部を下げた状態（実線参照）ではサイドシールド４前部の上縁４ａがシートクッション２の前側面に密接しているが、シートクッション２の前部をバーチカルアジャスタ５により上昇させると（二点鎖線２Ａ参照）、符号Ｓで示すようにサイドシールド４前部の上縁４ａとシートクッション２の前側面の間に隙間があいて見苦しく、またこの隙間に小物を落としたり異物を挟んだりするおそれがあるという問題がある。
本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明によるサイドシールドを備えたシート装置は、後部が左右方向軸線回りに回動可能にシート支持部材に支持され前部がバーチカルアジャスタにより上下動されるようにしたシートクッションと、このシート支持部材及びシートクッションの前側及び左右両側を覆うサイドシールドよりなるサイドシールドを備えたシート装置に関するものであり、サイドシールドが、シート支持部材に固定されてその後部及びシートクッションの後部の両側を覆う左右１対のシールド後部と、後部がシートクッションを支持する左右方向軸線回りに回動可能に支持され前部がシートクッションの前部に固定されてシート支持部材及びシートクッションの前側及び左右両側を覆い少なくとも上縁がシートクッションの前側及び左右両側に密接されるシールド前部よりなることを特徴とするものである。バーチカルアジャスタを作動させればシートクッションは後部の左右方向軸線回りに回動されて前部が上下動され、シールド前部はシートクッションと一体になって回動される。
【０００５】
シールド前部がシートクッションを支持する左右方向軸線回りに回動可能に各シールド後部に支持され、シールド後部の前部とシールド前部の後部には左右方向軸線を中心とする円弧面がそれぞれ形成され、この両円弧面は何れか一方が凹円弧面で他方が凸円弧面で狭い隙間をおいて互いに対向したものとすることが好ましい。このようにすれば、シールド後部とシールド前部の連結の精度が向上し、またバーチカルアジャスタによりシートクッションの前部が上下動してシールド後部に対しシールド前部が回動してもそれらの間の隙間が変動することはない。
【０００６】
【発明の実施の形態】
図１〜図３は、本発明を自動車のフロントシートに適用した場合の実施の形態を示す。以下に、この実施の形態により、本発明の説明をする。
図１〜図３に示すように、前後のブラケット１３ａ，１３ｂを介して自動車の車体に固定される左右１対の支持レール１０には、それぞれロアアーム（シート支持部材）１１がボール及びローラを介して前後方向摺動可能に案内支持され、シートスライド機構（図示省略）により前後方向位置が調整されるようになっている。左右のロアアーム１１には、やや後部に位置する左右方向軸線Ｏ回りに回動自在にシートクッション１４の後部が支持されてその前部はバーチカルアジャスタ２０により上下動され、またロアアーム１１の後部にはシートバック１８を支持するアッパアーム１２が支持軸１２ａを介して前後方向起伏自在に取り付けられている。シートバック１８の角度はリクライニング機構（図示省略）により調整される。
【０００７】
図２及び図３に示すように、シートクッション１４は板金製のフレーム１５の上に設けたクッションパッド１６を柔軟なカバー１７により覆ったものである。フレーム１５の両側の下向きフランジの中央よりもやや後部に溶接固着されてカバー１７から多少突出する左右１対の台形金具１５ｂ（図３参照）には、左右方向軸線Ｏと中心線が一致して各ロアアーム１１を通る左右の支持軸１９がねじ込み固定され、これによりシートクッション１４は回動可能にロアアーム１１に支持される。フレーム１５前部下面の左右には、後述するシールド前部３５を取り付けるための１対の支持ブラケット１５ａが溶接などにより固定されている。
【０００８】
次にシートクッション１４の前部を上下動させるバーチカルアジャスタ２０を、図１及び図２により説明する。左右のロアアーム１１の前部に両端部が回転自在に支持された連結シャフト２１の両端部近くには左右１対のトラベルアーム２３が互いに平行に溶接固定され、中間部には駆動アーム２２が溶接固定されている。各トラベルアーム２３の先端部に連結ピン２７を介して一端部が連結された各リンク２４の他端部は、フレーム１５の両側の下向きフランジの前部に連結軸２８を介して連結されている。また、左右のロアアーム１１に取り付けられた駆動モータ２５（取付部材は図示省略）は軸方向に往復動する出力ロッド２５ａを有しており、この出力ロッド２５ａの先端部は連結ピン２６を介して駆動アーム２２の先端部に回動自在に連結されている。
【０００９】
図１及び図３に示すように、左右のロアアーム１１及びシートクッション１４の前側及び左右両側を覆う合成樹脂製のサイドシールド３０は、左右のシールド後部３１とシールド前部３５とに分割されている。左右のシールド後部３１は各２本の取付ねじ３２ａ，３２ｂにより各ロアアーム１１に固定され、アッパアーム１２を含むロアアーム１１の後部外側を覆っている。シールド後部３１の前部から段状に内側に入り込んで前方に延びる左右１対の突出部３１ａの前部にはシールド前部３５の支持孔３１ｃが形成され、支持孔３１ｃの中心は左右方向軸線Ｏと一致している。突出部３１ａとの境となるシールド後部３１前部の段部は支持孔３１ｃの中心線を中心とする凹円弧面３１ｂに形成されている。
【００１０】
シールド前部３５には、後部両側の内面から内向きに突出し先端に軸部３５ｂを有する左右１対のボス部３５ａと、前側の内面から後向きに突出する左右１対の板状突起３５ｄが一体的に形成されている。シールド前部３５は、この各軸部３５ｂを各シールド後部３１の前方突出部３１ａの支持孔３１ｃに回動可能に嵌合支持して取付ねじ３６及びワッシャ３６ａにより抜け止めし、板状突起３５ｄを取付ねじ３７によりシートクッション１４の支持ブラケット１５ａに固定することにより、ロアアーム１１及びシートクッション１４の前側及び左右両側を覆い、内向きに屈曲された上縁３５ｅの先端がシートクッション１４の前側及び左右両側に密接するように取り付けられる。シールド前部３５の左右後縁は、シールド後部３１の支持孔３１ｃに支持される軸部３５ｂの中心線を中心とする凸円弧面３５ｃに形成されている。
【００１１】
シールド前部３５後縁の円弧面３５ｃの半径はシールド後部３１前部の円弧面３１ｂの半径より僅かに小さく、従ってこの両円弧面３１ｂ，３５ｃは半径方向に狭い隙間をおいて互いに対向している。シールド前部３５の後部の上下方向断面の曲率半径はかなり大きく（図２参照）、またシールド前部３５の後部とシールド後部３１の表面はほゞなめらかに連続するように形成されている。
【００１２】
駆動モータ２５の出力ロッド２５ａが後退された状態ではトラベルアーム２３及びリンク２４は図１の実線及び破線で示す状態にありシートクッション１４の前部は実線で示すように下がっているが、駆動モータ２５の作動により出力ロッド２５ａが前進すればトラベルアーム２３及びリンク２４は二点鎖線で示す状態となりシートクッション１４は二点鎖線１４Ａで示すように左右方向軸線Ｏを中心として回動して前部が持ち上げられる。シールド前部３５の前部は内方突出部３５ｄ、取付ねじ３７及び支持ブラケット１５ａを介してシートクッション１４の前部に固定されているので、シールド前部３５も左右方向軸線Ｏを中心としてシートクッション１４と一体的に回動する。従ってシールド前部３５はシートクッション１４に対して相対移動しないので、シールド前部３５の上縁３５ｅの先端はシートクッション１４の前側面及び左右側面に常に密接したままで離れることはなく、サイドシールド３０前部の上縁３５ｅとシートクッション１４の前側面の間に隙間が生じて見苦しくなったり、そのような隙間に小物を落としたり異物を挟んだりするというトラブルを生じることもない。
【００１３】
上述した実施の形態では、各シールド後部３１とシールド前部３５を軸部３５ｂにより互いに回動可能に連結したので連結の精度が向上し、両円弧面３１ｂ，３５ｃの間の隙間は均一となる。またバーチカルアジャスタ２０によるシートクッション１４の前部の上下動によりシールド前部３５がシールド後部３１に対して回動しても凹円弧面３１ｂと凸円弧面３５ｃの間の隙間の変動はきわめて僅かとなる。従って、シールド後部３１とシールド前部３５の表面の接合部分の外観が向上する。
【００１４】
なお上述した実施の形態では、シールド後部３１とシールド前部３５の表面の接合部分はシールド後部３１側を凹円弧面としシールド前部３５側を凸円弧面としたが、これと逆にシールド後部３１側を凸円弧面としシールド前部３５側を凹円弧面としてもよい。この場合には、シールド後部３１とシールド前部３５の接合部分は左右方向軸線Ｏの前側に形成される。
【００１５】
【発明の効果】
本発明によれば、後部の左右方向軸線回りに回動されてシートクッションの前部が上下動されれば、シールド前部はシートクッションと一体になって回動され相対移動しないので、シールド前部の上縁がシートクッションの前側面に密接したままで離れることはない。従ってサイドシールド前部の上縁とシートクッションの前側面の間に隙間が生じて見苦しくなったり、そのような隙間に小物を落としたり異物を挟んだりするというトラブルが生じることもない。
【００１６】
また各シールド後部とシールド前部とを互いに回動可能に連結し、シールド後部の前部とシールド前部の後部にそれぞれ形成した両円弧面を狭い隙間をおいて互いに対向したものとすれば、シールド後部とシールド前部の連結の精度が向上するのでそれらの間の隙間は均一となり、またシートクッションの前部が上下動してシールド後部に対しシールド前部が回動してもそれらの間の隙間が変動することはないので、シールド後部とシールド前部の間の接合部付近の外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるサイドシールドを備えたシート装置の一実施形態の一部破断した側面図である。
【図２】図１の２−２線に沿った拡大断面図である。
【図３】図１の３−３線に沿った拡大断面図である。
【図４】従来技術によるサイドシールドを備えたシート装置の一部破断した側面図である。
【符号の説明】
１１…シート支持部材（ロアアーム）、１４…シートクッション、２０…バーチカルアジャスタ、３０…サイドシールド、３１…シールド後部、３１ｂ…円弧面（凹円弧面）、３５…シールド前部、３５ｃ…円弧面（凸円弧面）、Ｏ…左右方向軸線。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat device for an automobile, and more particularly to a seat device provided with side shields covering the front side and the left and right sides of a seat cushion whose front part is moved up and down.
[0002]
[Prior art]
As a seat device in which the front part of the seat cushion is moved up and down, for example, as shown in FIG. 4, the rear part of the seat cushion 2 is supported by the left and right lower arms 1 so as to be rotatable around the left and right axis O. Some are supported via a shaft 3 and the front part is moved up and down by a vertical adjuster 5. The side shield 4 is usually fixed to the front and rear parts of the lower arm 1 by mounting screws 6a and 6b.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional technique, there is no particular problem as long as the side shield 4 only covers the left and right sides of the seat cushion 2. However, as shown in FIG. 4, when the front side of the seat cushion 2 is also covered with the side shield 4, the upper edge 4 a of the front part of the side shield 4 is the seat cushion when the front part of the seat cushion 2 is lowered (see the solid line). 2 is close to the front side of the seat cushion 2, but when the front portion of the seat cushion 2 is raised by the vertical adjuster 5 (see the two-dot chain line 2A), the upper edge 4a of the front portion of the side shield 4 and the seat as shown by reference numeral S There is a problem in that there is a gap between the front side surfaces of the cushion 2 and it is unsightly, and there is a possibility that small items may be dropped or foreign objects may be caught in the gap.
The present invention aims to solve such problems.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
A seat device including a side shield according to the present invention includes a seat cushion having a rear portion supported by a seat support member so as to be rotatable about a horizontal axis, and a front portion moved up and down by a vertical adjuster, and the seat support member. And a seat device including a side shield composed of side shields covering the front side and the left and right sides of the seat cushion. The side shield is fixed to the seat support member and covers the rear side and the left and right sides of the seat cushion. A pair of shield rear portions and a rear portion are supported so as to be rotatable about a left and right axis supporting the seat cushion, and a front portion is fixed to the front portion of the seat cushion to cover at least the front side and the left and right sides of the seat cushion. Seal whose upper edge is in close contact with the front and left and right sides of the seat cushion And is characterized in that consists of the front. When the vertical adjuster is operated, the seat cushion is rotated about the rear left-right axis, the front part is moved up and down, and the shield front part is rotated integrally with the seat cushion.
[0005]
The front part of the shield is supported by the rear part of each shield so that it can rotate around the left and right axis supporting the seat cushion, and the front part of the rear part of the shield and the rear part of the front part of the shield form arcuate surfaces around the left and right axis. It is preferable that either one of the two arc surfaces is a concave arc surface and the other is a convex arc surface and facing each other with a narrow gap. In this way, the accuracy of the connection between the shield rear part and the shield front part is improved, and even if the front part of the seat cushion is moved up and down by the vertical adjuster and the shield front part rotates relative to the shield rear part, The gap of the is never changed.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 3 show an embodiment when the present invention is applied to a front seat of an automobile. Hereinafter, the present invention will be described with reference to this embodiment.
As shown in FIGS. 1 to 3, a pair of left and right support rails 10 fixed to a vehicle body via front and rear brackets 13a and 13b are respectively provided with lower arms (seat support members) 11 via balls and rollers. In this way, it is guided and supported so as to be slidable in the front-rear direction, and the position in the front-rear direction is adjusted by a seat slide mechanism (not shown). The left and right lower arms 11 support the rear portion of the seat cushion 14 so as to be rotatable around a left and right axis O located slightly rearward, and the front portion thereof is moved up and down by a vertical adjuster 20. An upper arm 12 that supports the seat back 18 is attached via a support shaft 12a so as to be vertically undulated. The angle of the seat back 18 is adjusted by a reclining mechanism (not shown).
[0007]
As shown in FIGS. 2 and 3, the seat cushion 14 is formed by covering a cushion pad 16 provided on a sheet metal frame 15 with a flexible cover 17. A pair of left and right trapezoidal metal fittings 15b (see FIG. 3) which are fixedly welded to the rear part slightly from the center of the downward flanges on both sides of the frame 15 and slightly protrude from the cover 17 are aligned with the horizontal axis O and the center line. The left and right support shafts 19 passing through the respective lower arms 11 are screwed and fixed, whereby the seat cushion 14 is rotatably supported by the lower arms 11. A pair of support brackets 15a for attaching a shield front portion 35 to be described later are fixed to the left and right of the lower surface of the front portion of the frame 15 by welding or the like.
[0008]
Next, the vertical adjuster 20 that moves the front portion of the seat cushion 14 up and down will be described with reference to FIGS. 1 and 2. A pair of left and right travel arms 23 are welded and fixed in parallel to each other near the both ends of the connecting shaft 21 whose both ends are rotatably supported by the front portions of the left and right lower arms 11, and the drive arm 22 is welded to the middle portion. It is fixed. The other end portion of each link 24 whose one end portion is connected to the distal end portion of each travel arm 23 via a connecting pin 27 is connected to the front portion of the downward flange on both sides of the frame 15 via a connecting shaft 28. . The drive motor 25 (attachment member not shown) attached to the left and right lower arms 11 has an output rod 25a that reciprocates in the axial direction, and the tip of the output rod 25a is connected via a connecting pin 26. The drive arm 22 is rotatably connected to the distal end portion.
[0009]
As shown in FIGS. 1 and 3, a synthetic resin side shield 30 that covers the front and left and right sides of the left and right lower arms 11 and the seat cushion 14 is divided into left and right shield rear portions 31 and shield front portions 35. . The left and right shield rear portions 31 are fixed to the respective lower arms 11 by two mounting screws 32a and 32b, and cover the rear outer sides of the lower arms 11 including the upper arms 12. A support hole 31c of the shield front part 35 is formed in the front part of a pair of left and right projecting parts 31a that extend inward from the front part of the shield rear part 31 and extend forward, and the center of the support hole 31c is the horizontal axis. Is consistent with O. A step portion at the front portion of the shield rear portion 31 which is a boundary with the protruding portion 31a is formed on a concave arc surface 31b centering on the center line of the support hole 31c.
[0010]
The shield front portion 35 is integrally formed with a pair of left and right boss portions 35a projecting inwardly from the inner surfaces on both sides of the rear portion and having a shaft portion 35b at the tip, and a pair of left and right plate-like projections 35d projecting rearward from the inner surface on the front side. Is formed. The shield front portion 35 rotatably supports the shaft portions 35b in the support holes 31c of the front projecting portions 31a of the shield rear portions 31 and prevents the shaft portions 35b from coming off by the mounting screws 36 and washers 36a. Is fixed to the support bracket 15a of the seat cushion 14 with the mounting screw 37, so that the front end of the lower arm 11 and the seat cushion 14 and both left and right sides are covered, and the tip of the upper edge 35e bent inward is the front side of the seat cushion 14 and It is attached so as to be in close contact with the left and right sides. The left and right rear edges of the shield front part 35 are formed on a convex arcuate surface 35 c centering on the center line of the shaft part 35 b supported by the support hole 31 c of the shield rear part 31.
[0011]
The radius of the arc surface 35c at the rear edge of the shield front portion 35 is slightly smaller than the radius of the arc surface 31b at the front portion of the shield rear portion 31, so that the arc surfaces 31b and 35c face each other with a narrow gap in the radial direction. Yes. The radius of curvature of the cross section in the vertical direction of the rear part of the shield front part 35 is considerably large (see FIG. 2), and the rear part of the shield front part 35 and the surface of the shield rear part 31 are formed so as to be smoothly continuous.
[0012]
In the state where the output rod 25a of the drive motor 25 is retracted, the travel arm 23 and the link 24 are in the state shown by the solid line and the broken line in FIG. 1, and the front portion of the seat cushion 14 is lowered as shown by the solid line. When the output rod 25a moves forward by the operation of 25, the travel arm 23 and the link 24 are in a state indicated by a two-dot chain line, and the seat cushion 14 rotates about the left-right axis O as indicated by a two-dot chain line 14A. Is lifted. Since the front part of the shield front part 35 is fixed to the front part of the seat cushion 14 via the inward projecting part 35d, the mounting screw 37 and the support bracket 15a, the shield front part 35 is also seated around the horizontal axis O. It rotates integrally with the cushion 14. Accordingly, since the shield front portion 35 does not move relative to the seat cushion 14, the tip of the upper edge 35e of the shield front portion 35 is always kept in close contact with the front side surface and the left and right side surfaces of the seat cushion 14 and is not separated. Therefore, there is no problem that a gap is generated between the upper edge 35e of the front portion 30 and the front side surface of the seat cushion 14 and that it becomes unsightly, or a small article is dropped into the gap or a foreign object is caught.
[0013]
In the above-described embodiment, each shield rear portion 31 and shield front portion 35 are connected to each other by the shaft portion 35b so as to be rotatable, so that the connection accuracy is improved, and the gap between the circular arc surfaces 31b and 35c becomes uniform. . Further, even if the shield front part 35 is rotated with respect to the shield rear part 31 due to the vertical movement of the front part of the seat cushion 14 by the vertical adjuster 20, the fluctuation of the gap between the concave arc surface 31b and the convex arc surface 35c is very slight. Become. Accordingly, the appearance of the joint portion between the surfaces of the shield rear portion 31 and the shield front portion 35 is improved.
[0014]
In the embodiment described above, the shield rear portion 31 and the front surface portion of the shield 35 have a concave arc surface on the shield rear portion 31 side and a convex arc surface on the shield front portion 35 side. The 31 side may be a convex arc surface and the shield front portion 35 side may be a concave arc surface. In this case, the joint portion between the shield rear portion 31 and the shield front portion 35 is formed on the front side of the left-right axis O.
[0015]
【The invention's effect】
According to the present invention, if the front part of the seat cushion is moved up and down by being rotated around the left and right axis of the rear part, the shield front part is rotated integrally with the seat cushion and does not move relatively. The upper edge of the part remains in close contact with the front side of the seat cushion and does not leave. Therefore, there is no problem that a gap is formed between the upper edge of the front part of the side shield and the front side surface of the seat cushion, and it is not easy to see, or a small article is dropped into the gap or a foreign object is caught.
[0016]
Moreover, if each shield rear part and shield front part are connected to each other so as to be rotatable, and both arc surfaces formed respectively on the front part of the shield rear part and the rear part of the shield front part are opposed to each other with a narrow gap, The accuracy of the connection between the rear part of the shield and the front part of the shield is improved, so that the gap between them is uniform, and even if the front part of the seat cushion moves up and down and the front part of the shield rotates relative to the rear part of the shield Therefore, the appearance near the joint between the rear part of the shield and the front part of the shield is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken side view of an embodiment of a seat device provided with a side shield according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along line 2-2 of FIG.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
FIG. 4 is a partially cutaway side view of a seat device having a side shield according to the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... Seat support member (lower arm), 14 ... Seat cushion, 20 ... Vertical adjuster, 30 ... Side shield, 31 ... Shield rear part, 31b ... Arc surface (concave arc surface), 35 ... Shield front part, 35c ... Arc surface ( Convex arc surface), O ... left-right axis.

Claims

A seat cushion in which the rear part is supported by a seat support member so as to be rotatable about a horizontal axis and the front part is moved up and down by a vertical adjuster, and a side shield covering the front side and the left and right sides of the seat support member and the seat cushion A pair of left and right shield rear portions that are fixed to the seat support member and cover both sides of the rear portion and the rear portion of the seat cushion, and the rear portion is the left-right axis. The front part is fixed to the front part of the seat cushion, and the front part covers the front side and the left and right sides of the seat cushion, and at least the upper edge is in close contact with the front side and the left and right sides of the seat cushion. A shield with a side shield characterized by comprising a front shield part Apparatus.

The front part of the shield is supported by the rear part of each shield so as to be rotatable around the left and right axis, and the front part of the rear part of the shield and the rear part of the front part of the shield have arcuate surfaces centered on the left and right axis. 2. The seat device with a side shield according to claim 1, wherein one of the arc surfaces is a concave arc surface and the other is a convex arc surface and is opposed to each other with a narrow gap. .