JP3965489B2 - Air dryer with sterilizing filter - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除菌フィルター付エアドライヤーに関する技術であって、更に詳細に述べると、圧縮空気を乾燥し除菌した清浄な状態にする為に使用しているエアドライヤーと除塵フィルターや除菌フィルターで構成されているフィルターを、接続している配管や関連する機器と共に一体にし、同時に、エアドライヤーやフィルターを構成している除塵フィルターが何等かの故障を発生した際に、その故障に際して装置全体のの停止時間を少なくすることと修理の利便性に配慮した技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、エアドライヤーや除塵フィルターや除菌フィルターを使用する技術としては、特公平3−31485に示されるものが知られている。
【0003】
この場合、コンプレッサからの圧縮空気の吐出配管中にコンプレッサの側から、エアドライヤーと除塵フィルターと除菌フィルターを配設することによって、圧縮空気より水分を段々に分離しながらドレン水として除去し、更にその圧縮空気は、最終的にメンブランフィルターを通過させることで除菌するようにした構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の、エアドライヤーや除塵フィルターや除菌フィルターを使用する技術には、以下に示すような課題があった。
【0005】
第一に、環境破壊にうるさい最近では、エアドライヤーやフィルターより発生したドレン水や、その他エアタンクやアフタークーラーより発生したドレン水は、油水分離装置で浄化することが一般的となっている。 この場合、これらの機器に接続している配管や関連する機器に関しては、どんなに小さくても設置場所を考慮する必要が有り、従来は使用する側の希望に沿って構成を定めていくと、結果的に広い設置場所を必要とした。
【0006】
第二に、構成している機器の数が多い為、新設に際しては、配管工事を含め、設置にかなりの手間と時間を要していた。 また、機器の数が多い分、運搬等の準備作業も大変であった。 従って、これ等の費用が全て設備を新設する費用に加算されていた。
【0007】
第三に、最近の技術では、除菌された圧縮空気を必要とする場合、エアドライヤーと除塵フィルターと除菌フィルターを三点まとめて必要とすることが一般的になっていたが、常に個々に選択し、常に配置を考え、常に配設の工事をするという煩わしさがあった。
【0008】
第四に、エアドライヤーやエアフィルターに何等かの事故が発生した場合には、事故の際のその対応まで配慮されていなかった為に、長時間の間装置を停止している場合があった。特に、エアドライヤーの事故が除塵フィルターの異常に連なることが多く、両方の機器が同時という事故の場合、対応に要する時間もより長くなっていた。
本発明はこのような課題を解決することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エアドライヤー30と除菌を含むフィルター40Aの順で圧縮空気が上流から流入し下流から流出するように圧縮空気配管92b、93、94a、94bで接続し、更に前記エアドライヤー30で圧縮空気より発生したドレン水を流すドレン配管121、122、123、124と前記フィルター40Aで圧縮空気より発生したドレン水を流すドレン配管131a、131b、132a、132b、133a、133b、134a、134bを介して下流ではドレン水を集めて流出するようにしたドレン集合管140で接続し、圧縮空気が前記エアドライヤー30に流入するように接続している前記圧縮空気配管92bの他端にT型の継手101を配設し、前記フィルター40Aから流出するように接続している前記圧縮空気配管94bの他端にT型の継手103を配設し、前記T型の継手101、103の間に丸棒102を配設することでドレン水を発生する機器としては前記フィルター40Aのみと配管を含めて前記エアドライヤー30に固定し、これ等を一体に構成したことを特徴とすることによって、上記課題を解決した。
【0010】
【発明の実施の形態】
本願発明による、除菌フィルター付エアドライヤーの実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
ここで、図1は、本願発明による除菌フィルター付エアドライヤーの一つの実施例を示した図であり、図2は、本願発明による除菌フィルター付エアドライヤーの一つの実施例のうちのフィルターの部分を詳細に示した図であり、図3は、本願発明によるフィルター付エアドライヤーの回路図で示した別の第一実施例であり、図4は、本願発明によるフィルター付エアドライヤーの回路図で示した別の第二実施例である。
【0011】
(一つの実施例)
図1で、30はエアドライヤーであり、図1に示していない部分の前後の機器の接続に関しては、先ず、エアコンプレッサが大気を吸引することによって作り出した圧縮空気をエアタンクに貯蔵し、貯蔵した圧縮空気をエアドライヤー30に送り込むようになっている。この場合、本願発明では、圧縮空気配管92a、92bを経由して圧縮空気をエアドライヤー30に送り込むように構成されている。
【0012】
次に、エアドライヤー30に送り込まれた圧縮空気は水分を取り除かれた後、圧縮空気配管93、94a、94b、94cの途中に配設した、除塵フィルター40a及び除菌フィルター40bより成るフィルター40Aを経由させることでここでも水分を取り除かれると同時に各種の異物や細菌類を取り除き、圧縮空気配管94cの下流でエアシリンダーやエアモータ等の各種の空圧機器が円滑に作動するように乾いた細菌類の取り除かれた清浄な圧縮空気303を安定して供給している。
【0013】
尚、フィルター40Aを構成している除塵フィルター40aと除菌フィルター40bの配列の順序としては、常に濾過能力の細かい除菌フィルター40bが下流に位置するように記載の順に配設しているが、フィルター40Aの構成としては、図1や図2では二つの構成のものを示しているが、除菌等の濾過能力の細かいフィルターを下流に位置させていれば、三つの構成も、それ以上の構成も考えられる。
【0014】
ここで、図2に見られるように、除塵フィルター40aは、ボディ41aと、円筒濾材より成るフィルターエレメント43aと、ハウジング42a等より構成され、フィルターエレメント43aは、圧縮空気中に含まれるゴミ等の異物を除去している。
【0015】
また、除菌フィルター40bは、ボディ41bと、このボディ41bの下方に着脱自在に螺合によって取着されたハウジング42bより成り、このハウジング42b内には、通口44abを有する円筒状のフィルター支持体44bが下方に配設され、このフィルター支持体44bの周りに円筒状のメンブランフィルターエレメント43bが挿脱自在に取着されている。
【0016】
尚、ボディ41bには、円筒状のメンブランフィルターエレメント43bに対向することなく、その外側域に連なる圧縮空気の流入口41abが形成されていると共に、円筒状のフィルター支持体44bの内側に連なる流出口41bbが形成されている。また、ハウジング42bの底部内側には、ドレン溜り42abが形成されている。
【0017】
即ち、流入口41abは、円筒状のメンブランフィルターエレメント43bに対向することなく、その外側域に連なるものであり、且つドレン溜り42abは、メンブランフィルターエレメント43bを介してのみ流出口41bbに連なるのである。
【0018】
一方、円筒状のメンブランフィルターエレメント43bを円筒状のフィルター支持体44bによって挿脱自在にする手段としては、ボディ41bに螺着出来るボルト47bと、フィルター支持体44bの端末44bbを下方から保持している板45bとナット46bによる構成を、図2に一つの例として示している。
【0019】
さて、メンブランフィルターエレメント43bとしては通常、0.1〜5μm程度の能力であるが、一般の細菌類やカビや酵母等の真菌類の除菌を可能にする為、0.1〜0.4μm程度の能力のものを用いている。ここで、このメンブランフィルターエレメント43bの材料としては、再生セルロースやニトロセルロース等が考えられる。
【0020】
この場合、本願発明では、圧縮空気配管92a、94bと圧縮空気配管92b、94cの間に形成された接続部101、103にT形の継手を配設し、このT形の継手の各々の一つの流路部に丸棒102を配設することによって、流路を密閉すると同時に、空中に不安定に位置している圧縮空気配管94cを固定する役目も果たしている。
【0021】
尚、エアドライヤー30としては、アフタークーラが内蔵される場合も考えられる。また、エアドライヤー30は、本願発明では冷凍式のものを考えているが、中空糸によるものや、乾燥剤によるもの等、その他の方式によるものでもかまわない。
【0022】
一方、エアドライヤー30と、フィルター40Aを構成している除塵フィルター40aと除菌フィルター40bから、特にエアドライヤー30から圧縮空気よりドレン水が発生する。従って、発生したドレン水を河川等にそのまま排出しても問題の無い清水とする為に油水分離装置で処理する必要があり、その為に一般的には発生しているドレン水をドレン集合管140にまとめている。
【0023】
即ち、エアドライヤー30には発生したドレン水を流す為に、ドレン配管121と管路を開閉する弁72とドレン配管122とドレン水と圧縮空気を一緒に排出するドレントラップ82とドレン配管123と逆止弁62とドレン配管124を配設して集合管140に接続している。
【0024】
従って、逆止弁62の配設によって、ドレン配管124からドレン配管123にドレンが逆流することを防止している。即ち、逆止弁62を通過したドレンはエアドライヤー30側に戻る心配は無い。
【0025】
尚、エアドライヤー30に接続しているドレン配管123、124の間に配設した逆止弁62に関しては、圧縮空気を作り出している源であるエアコンプレッサからの圧縮空気の流れる順序と途中の各種配管や機器による圧力損失を考慮すると、エアドライヤー30内の圧縮空気の圧力は圧縮空気の流れる順序としては下流にある除塵フィルター40aや除菌フィルター40b内の圧縮空気の圧力より高いということから、除去してもかまわない。
【0026】
また、除塵フィルター40aには発生したドレン水を流す為にその下部に、ドレン配管131aと管路を開閉する弁73aとドレン配管132aとドレンを場合によってはドレンと圧縮空気を一緒に排出するドレントラップ83aとドレン配管133aと逆止弁63aとドレン配管134aを配設して、集合管140に接続している。
【0027】
更に、除菌フィルター40bには発生したドレン水を流す為にその下部に、ドレン配管131bと管路を開閉する弁73bとドレン配管132bとドレンを場合によってはドレンと圧縮空気を一緒に排出するドレントラップ83bとドレン配管133bと逆止弁63bとドレン配管134bを配設して、集合管140に接続している。
【0028】
従って、逆止弁63a、63bの配設によって、ドレン配管134a、134bからドレン配管133a、133bにドレンが逆流することを確実に防止している。即ち、逆止弁63a、63bを通過したドレンはエアドライヤー30側に戻る心配は無い。
【0029】
この様に、エアドライヤー30と、フィルター40Aを構成している除塵フィルター40aと除菌フィルター40bから、圧縮空気より発生したドレン水を集合管140に集めることで、集合されたドレン水313は、図示していない油水分離装置で容易に処理可能になっている。
【0030】
今迄説明した、図1に示された、エアドライヤー30と、除塵フィルター40aと除菌フィルター40bより構成されるフィルター40Aと、圧縮空気配管92a、92b、93、94a、94b、94cと、ドレン配管121、122、123、124、131a、131b、132a、132b、133a、133b、134a、134bと、弁72、73a、73bと、ドレントラップ82、83a、83bと、逆止弁62、63a、63bと、ドレン集合管140と、接続部101、103に形成したT形の継手と、丸棒102の全機器を一体にして台200に固定された状態で構成している。
【0031】
即ち、本願発明によって、エアドライヤー30と、除塵フィルター40aと除菌フィルター40bより構成されるフィルター40Aが、両者一体となって、配管等の関連する機器も含めてあたかも一つの機器であるような構成としたのである。この様に一体化することによって、乾燥した除菌された清浄な圧縮空気を作り出す装置を設置しようとするユーザーは、数多くの機器を個々に選択する必要がなくなった。
【0032】
但し、固定する位置としては、図1では、台200はエアドライヤー30の下部に位置しているが、台200が無い場合や、フィルター40Aがエアドライヤー30の上部に位置するのでは無くフィルター40Aとエアドライヤー30が並行に位置したりする場合等、色々な配置が考えられる。当然、台200の形状も色々と変化する可能性は有る。
【0033】
本発明による、除菌フィルター付エアドライヤーは、前述したように構成されており、以下に、その動作について説明する。
【0034】
先ず、乾燥した除菌された清浄な圧縮空気を作りだし、その圧縮空気より発生したドレン水も清水とする装置を設置しようとする場合、エアコンプレッサと、本願発明による除菌フィルター付エアドライヤーと、油水分離装置を準備して、圧縮空気配管92aの部分でエアコンプレッサに、ドレン集合管140で全体のドレン水が集まった部分で油水分離装置に接続することで装置が準備される。この場合、エアコンプレッサと除菌フィルター付エアドライヤーと油水分離装置の三点より構成される装置は、必要最小限のものであるが、乾燥した除菌された清浄な圧縮空気を作りだしその圧縮空気より発生したドレン水も清水として排出するという目的は十分に達成出来る装置となる。
【0035】
ここで、準備された装置を作動させることによって、エアコンプレッサで作り出された圧縮空気が、本願発明の除菌フィルター付エアドライヤーを通過することで、圧縮空気は、エアドライヤー30と、除塵フィルター40aと除菌フィルター40bより構成されるフィルター40Aを各々通過し、乾燥した除菌された清浄な圧縮空気303となるが、同時にドレン水313を発生する。この場合、発生したドレン水313は、エアドライヤー30と除塵フィルター40aと除菌フィルター40bで発生したドレン水がすべて集められたものである。
【0036】
特に、図2に見られるように、エアドライヤー30では、ドレン水を分離することで除湿された圧縮空気は、次の除塵フィルター40aに流入し、そこで圧縮空気中のゴミ等の粒子が除去される。ここに於いても、外気によって冷却されたり、フィルターエレメント43aの抵抗等によりドレン水を分離する。さて、除塵フィルター40aを出た、かなり除湿された圧縮空気は、次に除菌フィルター40bの流入口41abよりメンブランフィルターエレメント43bに直接当たることなく、その外側のハウジング42bの内側に流入し、そこからメンブランフィルターエレメント43bを通過する。
【0037】
そして、圧縮空気が除菌フィルター40bに流入した時、圧縮空気はいったんメンブランフィルターエレメント43bの外側域に吐出され、従って水粒子はメンブランフィルターエレメント43bに付着しないのでメンブランフィルターエレメント43bの水粒子による目詰まりが防止されると共に、そこで菌が増殖するのを防止している。
【0038】
また、エアドライヤー30と除塵フィルター40aと除菌フィルター40bで発生したドレン水は、ドレン配管121、131a、131bと、弁72、73a、73bと、ドレン配管122、132a、132bと、ドレントラップ82、83a、83bと、ドレン配管123、133a、133bと逆止弁62、63a、63bとドレン配管124、134a、134bを経由して集合管140に集められる。
【0039】
尚、ドレントラップ82、83a、83bは、ドレンを圧縮空気と共に排出するようになっている。更に、逆止弁62、63a、63bを配設することによって、集合管140に集められたドレン水が集合管140の側からエアドライヤー30の側に逆流してくる恐れは無い。
【0040】
(別の第一実施例)
図3で、図1に示した(一つの実施例)と異なる点は、(一つの実施例)のドレン集合管140に代えてドレン集合管140Aを配設し、このドレン集合管140Aに合流部141を形成し、ドレン配管164と逆止弁64を接続したことである。 この場合、合流部141の位置は、ドレン集合管140A上であれば、何れの場所でもかまわない。
【0041】
この事によって、エアドライヤー30とフィルター40Aを構成している除塵フィルター40aと除菌フィルター40b以外のドレン水を発生するエアタンクやアフタークーラー等の機器の接続も容易となった。この場合も、図3には具体的に示されていないが、図1に示されている丸棒102も含めて、図3に示されている全構成機器が一体となっていることが本願発明の特徴となっているのである。
【0042】
尚、動作については、エアドライヤー30とフィルター40Aを構成している除塵フィルター40aと除菌フィルター40b以外のドレン水を発生する機器からも合流部141を経由してドレン水を受け入れることが可能ということを除いては同じであるので、具体的な内容は省略する。
【0043】
(別の第二実施例)
図4で、図3に示した(別の第一実施例)と異なる点は、バイパス回路173a、173b、173c、173d、173zを設けていることと、バイパス回路173a、173cとバイパス回路173b、173dの途中と、圧縮空気配管92ba、93a、93c、94aaと圧縮空気配管92bb、93b、93d、94abの途中に、弁195、198、191、196、197、193を配設したことである。
【0044】
この、バイパス回路173a、173b、173c、173d、173zと弁195、198、191、196、197、193を配設することによって、通常は、弁195、198を閉鎖し弁191、196、197、193を開放することでエアドライヤー30と除塵フィルター40aと除菌フィルター40bが使用可能の状態になる。一方、エアドライヤー30に何等かの異常が発生した場合には、弁195、197、193を開放し弁191、196、198を閉鎖することで、当面の装置の使用を可能にするものであり、除塵フィルター40aに何等かの異常が発生した場合には、弁191、196、198を開放し弁195、197、193を閉鎖することで、当面の装置の使用を可能にするものであり、エアドライヤー30と除塵フィルター40aの両方に何等かの異常が発生した場合には、弁195、198を開放し弁191、196、197、193を閉鎖することで、当面の装置の使用を可能にするものである。
【0045】
この場合、バイパス回路173a、173b、173c、173d、173zと図1に示した丸棒102と異なる丸棒を使用することによって、(一つの実施例)と(別の第一実施例)に示した丸棒102に代えて配設し、同様に圧縮空気配管94cを固定する目的も兼ね備えることが出来る。
【0046】
尚、動作については、エアドライヤー30とフィルター40Aを構成している除塵フィルター40aに異常が発生した場合には、状況に応じてバイパス回路173a、173b、173c、173d、173zの何れかの部分を経由させることになる。それ以外については、(別の第一実施例)と同じであるので、具体的な内容は省略する。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明により、下記のような効果をあげることができる。
【0048】
第一に、エアドライヤーと、除塵フィルターや除菌フィルターによって構成されるフィルターと、これ等の機器に関連する配管等の機器を全て一体にすることで、設置場所の選択に苦労するようなことは解消された。特に、小さい機器ほど設置場所の選択に苦労していたが、エアドライヤーの上部等に一体に構成することで、エアドライヤーを設置すれば装置の大半は設置を完了したようになった。
また、コストの面でも安価な装置が可能となった。
【0049】
第二に、ドリン集合管に合流部を設けることで、通常使用しているエアドライヤーやフィルター以外のドレン水を発生する機器の接続も容易に対応可能な装置となった。
【0050】
第三に、エアコンプレッサと、除菌フィルター付エアドライヤーと、油水分離装置を準備するだけで、乾燥した除菌された綺麗な圧縮空気と、油を含む各種の異物を分離した清水が排出されるという環境に優しい装置が可能となった。従って、設備を新設するに当たっての工事も、相互の配管をするだけで良く、3種類の機器を設置場所に対応させて自由に配置することが出来るという自由もあった。
【0051】
第四に、バイパス回路を設けることで、エアドライヤーや除塵フィルターに異常が発生した際にも、装置全体を休止させなくても良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による除菌フィルター付エアドライヤーの一つの実施例を示した図
【図2】本願発明による除菌フィルター付エアドライヤーの一つの実施例のうちのフィルターの部分を詳細に示した図
【図3】本願発明によるフィルター付エアドライヤーの回路図で示した別の第一実施例
【図4】本願発明によるフィルター付エアドライヤーの回路図で示した別の第二実施例
【符号の説明】
30・・・・・エアドライヤー
40A・・・・フィルター
40a・・・・除塵フィルター
40b・・・・除菌フィルター
41a・・・・ボディ
41ab・・・流入口
41bb・・・流出口
41b・・・・ボディ
42a・・・・ハウジング
42ab・・・ドレン溜り
42b・・・・ハウジング
43a・・・・フィルターエレメント
43b・・・・メンブランフィルターエレメント
44ab・・・通口
44bb・・・端末
44b・・・・フィルター支持体
45b・・・・板
46b・・・・ナット
47b・・・・ボルト
62・・・・・逆止弁
63a・・・・逆止弁
63b・・・・逆止弁
64・・・・・逆止弁
72・・・・・弁
73a・・・・弁
73b・・・・弁
82・・・・・ドレントラップ
83a・・・・ドレントラップ
83b・・・・ドレントラップ
92a・・・・圧縮空気配管
92b・・・・圧縮空気配管
92ba・・・圧縮空気配管
92bb・・・圧縮空気配管
93・・・・・圧縮空気配管
93a・・・・圧縮空気配管
93b・・・・圧縮空気配管
93c・・・・圧縮空気配管
93d・・・・圧縮空気配管
94a・・・・圧縮空気配管
94aa・・・圧縮空気配管
94ab・・・圧縮空気配管
94ac・・・圧縮空気配管
94b・・・・圧縮空気配管
94c・・・・圧縮空気配管
101・・・・接続部(T形の継手)
102・・・・丸棒
103・・・・接続部(T形の継手)
121・・・・ドレン配管
122・・・・ドレン配管
123・・・・ドレン配管
124・・・・ドレン配管
131a・・・ドレン配管
131b・・・ドレン配管
132a・・・ドレン配管
132b・・・ドレン配管
133a・・・ドレン配管
133b・・・ドレン配管
134a・・・ドレン配管
134b・・・ドレン配管
140・・・・ドレン集合管
140A・・・ドレン集合管
141・・・・合流部
164・・・・ドレン配管
173a・・・バイパス回路
173b・・・バイパス回路
173c・・・バイパス回路
173d・・・バイパス回路
173z・・・バイパス回路
191・・・・弁
193・・・・弁
195・・・・弁
196・・・・弁
197・・・・弁
198・・・・弁
200・・・・台
303・・・・圧縮空気
313・・・・ドレン水[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air dryer with a sterilization filter, and more specifically, an air dryer, a dust filter, and a sterilization filter that are used to dry and sterilize compressed air to a clean state. When the filter composed of is integrated with the connected piping and related equipment, and the dust filter that constitutes the air dryer or filter has some failure at the same time, the entire device in the event of the failure This is related to technology that takes into account the convenience of repairing and reducing downtime.
[0002]
[Prior art]
As a conventional technique using an air dryer, a dust removal filter, or a sterilization filter, a technique shown in Japanese Patent Publication No. 3-31485 is known.
[0003]
In this case, by arranging an air dryer, a dust removal filter, and a sterilization filter from the compressor side in the compressed air discharge pipe from the compressor, water is removed from the compressed air as drain water while being separated step by step. Further, the compressed air is finally sterilized by passing through a membrane filter.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, such conventional techniques using an air dryer, a dust removal filter, or a sterilization filter have the following problems.
[0005]
First, it is noisy for environmental destruction. Recently, drain water generated from air dryers and filters and other drain water generated from air tanks and aftercoolers are generally purified by an oil / water separator. In this case, for piping connected to these devices and related devices, it is necessary to consider the installation location no matter how small, and in the past, if the configuration was determined according to the desire of the user, the result was Required a large installation space.
[0006]
Second, due to the large number of components, the installation of new equipment, including plumbing, required considerable effort and time. In addition, because of the large number of devices, preparation work such as transportation was difficult. Therefore, all these costs were added to the cost of newly installing the equipment.
[0007]
Thirdly, in recent technology, when it is necessary to use sterilized compressed air, it is generally necessary to collect three points of air dryer, dust filter and sterilization filter. There was an annoyance of always selecting and considering the arrangement and always performing the installation work.
[0008]
Fourth, in the event of any accident in the air dryer or air filter, the equipment was sometimes stopped for a long time because the response to the accident was not taken into consideration. . In particular, an air dryer accident often leads to an abnormality of the dust filter, and in the case of an accident in which both devices are simultaneous, the time required for response has been longer.
The present invention aims to solve such problems.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention,
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of an air dryer with a sterilizing filter according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Here, FIG. 1 is a view showing one embodiment of an air dryer with a sterilizing filter according to the present invention, and FIG. 2 is a filter of one embodiment of an air dryer with a sterilizing filter according to the present invention. FIG. 3 shows another first embodiment shown in the circuit diagram of the filter-equipped air dryer according to the present invention. FIG. 4 shows the circuit of the filter-equipped air dryer according to the present invention. It is another 2nd Example shown in the figure.
[0011]
(One example)
In FIG. 1,
[0012]
Next, after the moisture is removed from the compressed air sent to the
[0013]
The order of the arrangement of the
[0014]
Here, as seen in FIG. 2, the
[0015]
The sterilizing
[0016]
The
[0017]
That is, the inflow port 41ab does not face the cylindrical
[0018]
On the other hand, as means for making the cylindrical
[0019]
The
[0020]
In this case, in the present invention, a T-shaped joint is disposed in the connecting
[0021]
In addition, as the
[0022]
On the other hand, drain water is generated from the
[0023]
That is, in order to flow the generated drain water through the
[0024]
Accordingly, the arrangement of the
[0025]
In addition, regarding the
[0026]
A
[0027]
Further, in order to allow the generated drain water to flow into the
[0028]
Therefore, the arrangement of the
[0029]
In this manner, the collected
[0030]
The
[0031]
That is, according to the present invention, the
[0032]
However, in FIG. 1, the
[0033]
The air dryer with a sterilizing filter according to the present invention is configured as described above, and the operation thereof will be described below.
[0034]
First, when creating a dry and sterilized clean compressed air, and installing a device that also cleans the drain water generated from the compressed air, an air compressor, an air dryer with a sterilization filter according to the present invention, An oil / water separator is prepared, and the apparatus is prepared by connecting to the air compressor at the portion of the
[0035]
Here, by operating the prepared device, the compressed air produced by the air compressor passes through the air dryer with the sterilizing filter of the present invention, so that the compressed air is the
[0036]
In particular, as can be seen in FIG. 2, in the
[0037]
When the compressed air flows into the
[0038]
Further, drain water generated by the
[0039]
The drain traps 82, 83a, and 83b are configured to discharge the drain together with the compressed air. Furthermore, by arranging the
[0040]
(Another first embodiment)
3 is different from (one embodiment) shown in FIG. 1 in that a
[0041]
This facilitates the connection of devices such as an air tank and an after cooler that generate drain water other than the
[0042]
In addition, about operation | movement, it is possible to receive drain water via the
[0043]
(Another second embodiment)
4 is different from (another first embodiment) shown in FIG. 3 in that
[0044]
By providing the
[0045]
In this case, by using a
[0046]
As for the operation, when an abnormality occurs in the
[0047]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the present invention can provide the following effects.
[0048]
First, it is difficult to select the installation location by integrating the air dryer, the filter composed of the dust removal filter and the sterilization filter, and the equipment such as piping related to these equipment. Has been resolved. In particular, the smaller the equipment, the harder it was to select the installation location. However, by installing the air dryer in an integrated manner on the top of the air dryer, most of the devices seemed to have been installed.
In addition, an inexpensive device is possible in terms of cost.
[0049]
Second, by providing a confluence portion in the drain collecting pipe, it has become an apparatus that can easily cope with connection of equipment that generates drain water other than the air dryer and filter that are normally used.
[0050]
Thirdly, just by preparing an air compressor, an air dryer with a sterilizing filter, and an oil-water separator, clean, dry, sterilized compressed air and fresh water that separates various foreign substances including oil are discharged. An environmentally friendly device is now possible. Therefore, the construction for newly installing the facilities also requires only mutual piping, and there is a freedom that three types of equipment can be freely arranged according to the installation location.
[0051]
Fourth, the provision of a bypass circuit makes it unnecessary to suspend the entire apparatus even when an abnormality occurs in the air dryer or dust filter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing one embodiment of an air dryer with a sterilizing filter according to the present invention. FIG. 2 shows in detail a filter portion of one embodiment of an air dryer with a sterilizing filter according to the present invention. FIG. 3 is another first embodiment shown in a circuit diagram of an air dryer with a filter according to the present invention. FIG. 4 is another second embodiment shown in a circuit diagram of an air dryer with a filter according to the present invention. Explanation of]
30 ...
102 ...
121 .... Drain piping 122 ... Drain piping 123 ... Drain piping 124 ...
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