JP3964729B2 - Groundwater treatment method, groundwater treatment apparatus, and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地下水を処理するにあたり地下調査及び地下水の水抜き、地下水の復水等に使用される地下水処理方法、地下水処理装置、およびその製造方法に関する。
【0002 】
【従来の技術】
一般に、地下水、土質等を調査するためにボーリングが行われており、鉛直ボーリング、水平ボーリング、斜めボーリング等が知られている。なお、以下の説明では、水平ボーリングおよび斜めボーリングを併せて横ボーリングと称することとする。図10〜12は、従来の地下調査のための鉛直ボーリング方法を示すものである。図10は、斜面1に4箇所の鉛直ボーリング2を行った例を示している。図11は、ボーリング箇所の縦断面を示すものである。鉛直ボーリング2によって形成された削孔3内のそれぞれの測定位置3a、3b、3cにおいて、水圧、流速、流向等の地下水や土質を点データとして測定する。図12は、鉛直ボーリング2と水平ボーリング4を組み合わせた例を示す地下水、土質調査解析方法の概略図である。この鉛直ボーリング2と水平ボーリング4を行うことにより地下水や土質の連続調査、三次元解析が可能となる。しかし、水平ボーリング4を行うためには、必ず鉛直ボーリング2を行わなければならず、必要とされるボーリングの本数が多くなるものである。
【0003 】
図13〜図16は、自然斜面や盛土斜面における従来の水抜き工法を説明する概念図である。図13、14に示す例では、斜面1に集水井5を削孔し、この集水井5から斜面に向かって横ボーリング6を放射状に行い水抜き孔とする。また、集水井5から斜面1の下方に向かって地表面7に至るまで排水管8を施工し、水抜き孔から集水され集水井5に溜まった水を排水するものである。
【0004 】
図15、16は、盛土斜面における従来の水抜き対策工法を説明する概念図である。自然斜面9に盛土10を行い、盛土天端に道路11等を施工した場合、自然斜面9の水みち12に向かって盛土法面から横ボーリング13を行って水みち12からの排水を行う。また、水みち12の先端に設けられた暗渠15に向けて盛土法面から横ボーリング14を行って暗渠15からの排水を行うものである。
【0005 】
また、前述のように水抜きを行うと、当該領域の地下水が減少し、場合によっては地盤沈下等の新たな問題が生じることから、図17に示すように、従来、対象層(地下水をもどすべき層)16まで鉛直ボーリングを行い、形成された削孔内に水抜き管17を挿入し、この水抜き管17の端部より水を注入し、地盤内の水位を高めて地下水を復水しようとするものである。
【0006 】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の鉛直ボーリングによる地下調査方法では、ボーリングにより形成した削孔間の地下水等の連続性を効果的に調査することができなかった。また、削孔間の連続性を想定しても、地下水等の二次元解析のみで三次元解析が難しく、地下水等の立体的な分布を効果的に把握することができなかった。したがって、鉛直ボーリングのみでは、最も効果的な対策工(水みち)の位置を設定することが困難であった。更に、鉛直ボーリングのみで地下水等の立体的な分布を把握しようとすると、ボーリングの本数を多くしなければならず、図10に示すような地滑り箇所や危険箇所においてもボーリングを行わなければならなかった。
【0007 】
更に、鉛直ボーリングと水平ボーリングとを組み合わせた調査方法や斜めボーリングを用いた調査方法にあっては、地下水の連続性の調査や三次元解析が可能となるが、ボーリング本数が多くなると共に、水平ボーリングを行うには、一旦縦坑を掘削する必要があるなどの状況が発生する場合もあり、ボーリング本数が増す上に施工が困難であった。また、斜めボーリングは施工が比較的に困難であった。
【0008 】
また、従来の傾斜面における水抜き処理方法では、地山側に向かったボーリングで水抜き孔を施工しており、水抜き孔の一端で集水し他端で排水している。このため、地下水の流向と水抜き管の集水方向が一致せず、結果として集水面積が小さくなっていた。したがって、ボーリングの1本当たりの集水量が少なく、排水効率が低いためボーリングの本数が多くなっていた。また、効果的な水みち位置に横水抜き孔を施工する横ボーリングができなかった。
また、集水とボーリング施工の効率を考慮して集水井を設けようとすると、その施工が煩雑であるという課題がある。
【0009 】
更に、メンテナンスに際して、水抜き管が目詰まりした際に逆洗浄作業を行う場合、水抜き管の先端が地盤中に位置しており、開放されていないために逆洗浄が困難であった。また、水抜き管の交換を行う場合にも、集水井内で作業しなければならず、作業が非常に困難であった。
また、復水処理にあっては、浸透面積が小さいために復水対象層への復水効率が低いといった欠点が存在した。
【0010 】
上記問題点を解決するため本発明は、曲線ボーリング孔内の任意の点において、土質、地下水の水圧,流速、流向等を連続的に調査し、少ないボーリング本数で三次元解析の可能な地下水処理方法を提供することを目的としている。
また、曲線ボーリングで削孔した孔に有孔の水抜き管を挿通することにより、集水量が多く、排水効率の高い水抜き処理の可能な地下水処理方法及びその装置を提供することを目的としている。更に、集水した地下水を集水井や排水管を必要とすることなく、直接地表面に排出でき、メンテナンス時に逆洗浄や水抜き管の交換の容易な地下水処理方法及びその装置を提供することを目的としている。
また、浸透面積を広くして、地下水の復元を効率良く行うことのできる地下水処理方法を提供するものである。
【0011 】
【課題を解決するための手段】
本発明は、調査範囲内の地盤を曲線ボーリングを用いて削孔し、該削孔内の任意点で水圧、流速、流向または土質等の調査を行うことを特徴とする。
また本発明の水処理方法は、地下水の水抜きを行う範囲内の地盤を曲線ボーリングを用いて削孔し、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管の側面から集水した水を水抜き管の端部から排水することを特徴とする。
また、互いに交差する複数の面にそれぞれ含まれかつ互いに連通しない複数の削孔を曲線ボーリングによって形成することを特徴とする。
また、地下水を復水すべき範囲内の地盤を曲線ボーリングにより削孔し、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管の上端より水を供給し、この水を水抜き管の地中埋設範囲の側部から排出して地盤内の地下水へ供給することを特徴とする。
また、前記曲線ボーリングは、一端を地表面より削孔を開始し、他端を再度地表面に連通させたことを特徴とする。
また、前記曲線ボーリングは、削孔途中の地下調査の結果に基づいて方向を自在に変えることを特徴とする。
また、水抜き管による排水は、水抜き管の両端部から行われることを特徴とする。
また、前記水抜き管は、地下水を重力により集水し、水抜き管の端部から自然排水することを特徴とする。
また、前記水抜き管は、有孔管の周囲に集水材を巻いたものであることを特徴とする。
また、前記水抜き管は、片端部から洗浄水を注入し他端から排水することにより逆洗浄できることを特徴とする。
また、前記水抜き管は、自然斜面、盛土斜面、切土斜面等の斜面に使用されることを特徴とする。
また、前記水抜き管は、廃棄物処理場における浸出水を排水するために使用されることを特徴とする。
また、曲線ボーリングを用いて地下水を処理する方法であって、調査範囲内の地盤を削孔し、削孔内の任意点で水圧、流量、流向等または土質調査を行った後、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管から集水した水を水抜き管の端部から排水することを特徴とする。
また、本発明の水抜き装置は、地下水の水抜きを行う範囲内の地盤に曲線ボーリングを用いて削孔された削孔と、該削孔内に挿入され、両端の少なくとも一方が前記地盤から大気中に開口され、前記地盤内の水が送り込まれる孔を有する水抜き管とを有することを特徴とする。
また、曲線ボーリングを用いた調査結果に応じて、地下水を排出すべき所定範囲の地層と交差するように曲線ボーリングを行ない、この曲線ボーリング孔へ水抜き管を挿入することにより、地盤からの水抜きのための設備ないしは装置を製造することを特徴とする。
【0012 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1は、本発明の曲線ボーリングを使用した地下調査方法を示す説明図である。ここで、曲線ボーリングとは、操向性ボーリング機を用いて片側地表面より曲線または直線的に地下の必要範囲を削孔するボーリングをいい、他端は必要に応じて地表面に出す。また、削孔の途中で地下調査を行い、調査結果を削孔方向の修正に反映させる。更に、削孔線形は、弧状、複合した曲線、曲線と直線の組み合わせの何れかで、少なくと1箇所に曲線部を有する線形を形成するボーリングをいう。また、線形方向は平面、鉛直、その複合のいずれに用いてもよい。
図1は、自然斜面20の地下水等を曲線ボーリングを用いて調査する実施の形態を示している。先ず、調査範囲内の地盤を曲線ボーリング21、22でそれぞれ略直交する方向に削孔する。この際、曲線ボーリング21,22が交差(連通)しないようにボーリングを行う。このようにして形成した削孔内の任意点で水圧、流速、流向または土質等の調査を行う。土質調査を行う場合は、曲線ボーリング孔内の任意点でサンプルを採取する。
【0013 】
また、曲線ボーリングは、片側の地表面から曲線または直線を用いて地下の必要箇所を削孔する。図1に示す例では、他端を再度地表面に出しているが必ずしも他端を地表面に出す必要はない。曲線ボーリング21では、自然斜面20のA点から略等しい等高線上のB点に向かって削孔している。また、曲線ボーリング22では、斜面20のC点から斜面の下方に位置する地表面上のD点に向かって下に凸となるように削孔している。この際、D点を含む範囲23がすべり箇所または危険箇所である場合であっても、作業者がこの範囲に立ち入ることなく、ボーリング作業ができると共に、この危険箇所を含む範囲で地下水及び土質の調査を行うことができる。本実施の形態において、a、b、c、dで示す範囲において、地下水の水圧、流速、流向、または土質等を連続的に調査できると共に、三次元的に解析することができる。したがって、地下水、土質の立体的な分布状況を把握でき、最も効果的な水みちの位置が設定できる。
【0014 】
図2は、本発明の地下調査方法における曲線ボーリングに沿った断面図である。斜面上部のC点から斜面下部のD点に向かって、下に凸の曲線ボーリング22を行う。形成した削孔の任意の点a1,a2、a3〜a11において、地下水の水圧、流速、流向または土質等を連続的に調査する。また、図2に示す断面と略直交する断面に沿って曲線ボーリングを行い、かつ任意点で地下水の水圧、流速、流向、または土質等を連続的に調査することによって地下水等の三次元的な解析が可能となり、立体的な分布形状が把握できる。
【0015 】
図3は、曲線ボーリングによって調査可能な三次元領域の範囲を示している。すなわち、2本のほぼ円弧状の曲線ボーリング24、25をそれぞれの円弧を含む平面が略直交するように施工する。また、2本の削孔は、互いに交わらないようにする。このように曲線ボーリングをすることにより、地下水、土質の立体的分布を三次元的に解析することが可能となる。
【0016 】
このように、前述の曲線ボーリングを用いて地下水等の状況を把握した上で、水抜きすべき個所を決定し、以下のような方法にて該当個所に水抜き孔を設けることができる。
図4は、本発明の地下水処理方法による自然斜面からの水抜き工法を示す説明図である。自然斜面26を曲線ボーリング27で、E点から略等しい等高線上のE’点に向かって斜面の上に向かって凸となるように削孔する。したがって、曲線ボーリング27のE点或るいはE’点は、削孔のいずれかの中間より水平位置が低いこととなる。また、曲線ボーリング28では、斜面26上のG点から斜面の下方に位置する地表面上のH点に向かって削孔している。この際、曲線ボーリングの先端E点、H点を含む範囲29がすべり箇所または危険箇所である場合であっても、作業者がこの範囲に立ち入ることなく、ボーリング作業ができると共に、この危険箇所を含む範囲で地下水の排出を行うことができる。なお、削孔方向は斜面の下方から上方に向かって行ってもかまわない。
【0017 】
図5は、本発明の地下水処理方法に使用される水抜き管の断面図である。水抜き管30は、周囲に多数の孔が形成された有孔管30aの外周に、例えばヘチマ状の材料のような多孔質からなる集水材30bを巻き付けることにより構成されている。このように構成することにより、管材の外周面に沿った集水機能を高めることができる。
【0018 】
以上のように構成された水抜き管30を、自然斜面26からの水抜き工法を施工する場合、曲線ボーリング27、28によって形成された削孔内に挿通する。曲線ボーリング27によって形成された削孔においては、水抜き管30によって集水された水が開放された端点EまたはE’から排出さされる。また、曲線ボーリング28によって形成された削孔においては、水抜き管30によって集水された水が開放された端点Hから排出される。このように、曲線ボーリングによって効果的な水みち位置に水抜き工法を施工できる。また、図4に示すように斜面の流向Fと水抜き管の集水方向Rが略一致しており、集水面積を広くすることができる。したがって、ボーリング1本当たりの集水量(排水量)が多く排水効率を高めることができる。また、ボーリングの本数を少なくできる。なお、水抜き管の側面とは地中にある水抜き管のうち、側部のみをいうのではなく、管の端部をも含む概念である。
【0019 】
更に、曲線ボーリング27の始端Eと終端E’は、地表面に位置しており、集水した地下水を直接地表面に排出することができ、従来のように集水した水を一旦貯める集水井や集水井から排水する排水管を設置する必要がない。また、曲線ボーリング28についても同様である。
【0020 】
図6は、本発明の自然斜面からの水抜き工法における水抜き管の交換作業の説明図である。
例えば、永年の使用により水抜き管30が目詰まりを起こして、集水効率が低下した場合であっても、水抜き管の両端が開放されているので、片側の排水口から洗浄水を圧入して逆洗浄し、他の排出口より排水することができる。また、両端が開放されているので、水抜き管30の交換作業も容易である。このように、水抜き管30のメンテナンスが容易となる。
【0021 】
図7は、本発明の地下水処理方法による盛土斜面からの水抜き工法を示す平面図、図8は、その断面図である。自然斜面31に盛土32を行い、盛土天端に道路33等を施工した場合、自然斜面31の水みち34から地下水が湧いてくる。したがって、これらの地下水を排水するために盛土法面から水みち34に向かって曲線ボーリング35を行う。曲線ボーリング35は、法面から水みち34の先端近傍に向かって円弧状にボーリングし、水みち34に達したら法面と平行に直線的に削孔し、所定距離進んだ後、今度は法面に向かって円弧状にボーリングして法面の表面までボーリングする。このようにして形成した、削孔に水抜き管30を挿通し水みち34からの排水を削孔の端点J、Kから行う。また、水みち34の先端に設けられた暗渠36からの排水を行うために、盛土法面から曲線ボーリング37を行う。
【0022 】
図7から明らかなように自然斜面31の水みち34の出口幅方向に対して曲線ボーリング35の中間部をほぼ平行に配置することができ、地下水の流向Fと水抜き管30の集水方向Rが一致するので、削孔内に挿入した水抜き管30で効果的に集水することができる。また、曲線ボーリング37についても同様に暗渠36の出口幅方向に対して曲線ボーリングの中間部をほぼ平行に配置することができ水抜き管30が効果的に集水することができる。したがって、曲線ボーリングの本数を少なくできる。水抜き管が集水した地下水は、開放された端点J、K及びL、Mから自然排水することができる。
【0023 】
以上のように、本発明の水抜き工法は、通常の盛土斜面に限ることなく、切土斜面や廃棄物処分場における斜面の浸出水にも適用することができる。この場合、自然排水に限ることなく、ポンプ等による強制排水も可能である。
なお、本実施形態では、水抜き管を2段の配置としたが、地下水の状況に応じて多段に配置してもよい。
【0024 】
また、水抜き管30が目詰まりを起こした場合、両端J、K、L、Mが開放されているので一端から洗浄水を圧入して逆洗浄することができる。また、両端が開放されているので、水抜き管30の交換作業も容易である。
【0025 】
図9は、本発明の一実施形態である地下水処理方法による復水処理を示す断面図である。地下水の復元する場合は、地表面40から曲線ボーリング41を行う。曲線ボーリング41は、復水対象層42に至るまでは、直線的に掘削し、復水対象層42に達した後、円弧状に曲げて復水範囲内の地盤を削孔する。復水対象層42の内部を貫通させて、対象層とほぼ平行に削孔する。削孔内に水抜き管30を挿入した後、水抜き管30の上端部より水を圧送し、地盤内の水位を高めリチャージウエルとして地下水の涵養ができる。また、水の圧送は重力を利用するものに限らず、ポンプによる圧送であってもよい。
【0026 】
以上のように構成した場合、復水対象層42内に位置する水抜き管30の浸透面積が広くなり、高い復水効率を得ることができる。
なお、地下調査、地下水に水抜き、地下水の復水のために削孔される曲線ボーリング孔は、先行する目的(例えば調査)のために削孔された孔と同一の孔を後の目的(例えば水抜きや復水)のために使用しても、目的に応じてそれぞれ削孔してもよい。
【0027 】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、曲線ボーリングを用いて地下水を処理する方法であって、調査範囲内の地盤を削孔し、削孔内の任意点で水圧、流量、流向等または土質調査を行うので、少ないボーリング本数で地下水等の三次元解析ができる。
また、地下水の水抜きを行う範囲内の地盤を削孔し、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管から集水した水を水抜き管の端部から排水するので、少ないボーリング本数で効率的な地下水の集水ができる。また、集水井や排水管が不要であるために、施工コストを低減することができる。更に、水抜き管が目詰まりした場合でも、両端が開放されているので一方の端部から洗浄水を圧入することにより、容易に逆洗浄が可能である。また、水抜き管の交換作業も容易である。
また、前記削孔を含む面が互いに交差するする2本の曲線ボーリングを行うので、少ないボーリング本数で地下水等の三次元解析ができる。
また、復水範囲内の地盤を削孔した後、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管の端部より水を注入することにより、水抜き管の側面から地盤内へ水を効果的に吸収させて地盤内の水位を高めるので、地下水の涵養を効果的に行うことができる。
また、一端を地表面より削孔を開始し、他端を再度地表面に連通させたので、削孔の端部から直接排水することができ、集水井や排水管の施工が不要である。したがって、施工コストを低減できる。また、水抜き管の逆洗浄や交換作業を容易に行うことができる。
また、前記曲線ボーリングが削孔途中の地下調査の結果に基づいて掘削方向を自在に変えるので、地盤の状況に応じて地下水の排水、復水が可能で最適なボーリング孔を形成することができる。
また前記水抜き管による排水は、水抜き管の両端部を用いて行うので、排水効率を向上することができ、復水施工も水抜き管の両端からできるので効率的である。更に、排水に際しては、水抜き管が目詰まりした場合の逆洗浄や交換作業が容易である。
前記水抜き管は、有孔管に集水材を巻いたので、水抜き管の集水機能を向上することができる。
前記水抜き管は、片端部から洗浄水を注入し他端から排水することにより逆洗浄できるので、水抜き管の保守点検作業が容易となる。
前記水抜き管は、自然斜面、盛土斜面、切土斜面等の斜面に使用されるので、これらの斜面における排水処理、復水処理を効率的に行うことができる。
前記水抜き管が、廃棄物処理場における浸出水を排水するために使用されるので、廃棄物処理場における浸出水を効率的に排水することが可能となる。
調査範囲内の地盤を曲線ボーリングを用いて削孔し、当該削孔内の任意点で水圧、流速、流向または土質等の調査を行った後、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管から集水した水を水抜き管の端部から排水するので、調査用のボーリング孔をそのまま利用して排水処理が可能となる。
処理範囲内の地盤を曲線ボーリングを用いて削孔し、当該削孔内に水抜き管を挿入し、水抜き管から集水した水を水抜き管の端部から排水した後、前記水抜き管の端部より水を圧送し、地盤内の水位を高めるので、同一のボーリング孔を水抜き処理と復水処理に兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の曲線ボーリングを使用した地下調査方法を示す斜視図である。
【図2】 同地下調査方法における曲線ボーリングに沿った斜視図である。
【図3】 同地下調査のための曲線ボーリングの概略図である。
【図4】 同地下水処理方法による自然斜面からの水抜き工法を示す説明図である。
【図5】 本発明の地下水処理方法に使用される水抜き管の断面図である。
【図6】 同自然斜面からの水抜き工法における水抜き管の交換作業の説明図である。
【図7】 同地下水処理方法による盛土斜面からの水抜き工法を示す平面図である。
【図8】 同地下水処理方法による盛土斜面からの水抜き工法を示す断面図である。
【図9】 本発明の一実施形態である地下水処理方法による復水処理を示す断面図である。
【図10】 従来の鉛直ボーリングによる地下水の調査方法を示す斜視図である。
【図11】 図10の断面図である。
【図12】 従来の鉛直ボーリングと横ボーリングとを組み合わせた調査方法を示す概略図である。
【図13】 従来の自然斜面における水抜き工法を説明する斜視図である。
【図14】 従来の自然斜面における水抜き工法を説明する斜視図である。
【図15】 従来の盛土斜面における水抜き工法を説明する平面図である。
【図16】 従来の盛土斜面における水抜き工法を説明する断面図である。
【図17】 従来の地下水の復水工法を説明する断面図である。
【符号の説明】
20 自然斜面
21 曲線ボーリング
22 曲線ボーリング
23 範囲
24 曲線ボーリング
25 曲線ボーリング
26 自然斜面
27 曲線ボーリング
28 曲線ボーリング
29 範囲
30 水抜き管
31 自然斜面
32 盛土
33 道路
34 水みち
35 曲線ボーリング
36 暗渠
37 曲線ボーリング
40 地表面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a groundwater treatment method, a groundwater treatment apparatus, and a method for producing the same, which are used for underground investigation, draining groundwater, condensing groundwater, and the like in treating groundwater.
[0002]
[Prior art]
In general, boring is conducted to investigate groundwater, soil quality, etc., and vertical boring, horizontal boring, oblique boring, and the like are known. In the following description, horizontal boring and oblique boring are collectively referred to as horizontal boring. 10 to 12 show a vertical boring method for a conventional underground survey. FIG. 10 shows an example in which four
[0003]
FIGS. 13-16 is a conceptual diagram explaining the conventional water draining method in a natural slope and a banking slope. In the example shown in FIGS. 13 and 14, the water collection well 5 is drilled in the
[0004]
15 and 16 are conceptual diagrams for explaining a conventional drainage countermeasure construction method on an embankment slope. When the
[0005]
In addition, if water is drained as described above, the groundwater in the area decreases, and in some cases, new problems such as land subsidence occur. Therefore, as shown in FIG. Vertical drilling up to 16),
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described underground survey method using vertical boring cannot effectively investigate the continuity of groundwater between drilling holes formed by boring. Moreover, even if the continuity between drill holes is assumed, it is difficult to perform three-dimensional analysis only by two-dimensional analysis of groundwater and the like, and the three-dimensional distribution of groundwater cannot be effectively grasped. Therefore, it is difficult to set the position of the most effective countermeasure work (water path) only by vertical boring. Furthermore, if the three-dimensional distribution of groundwater or the like is to be grasped only by vertical boring, the number of boring must be increased, and boring must be performed even in landslide areas and dangerous areas as shown in FIG. It was.
[0007]
In addition, the survey method combining vertical and horizontal boring and the survey method using oblique boring can investigate groundwater continuity and three-dimensional analysis. However, as the number of bores increases, In some cases, for example, it is necessary to excavate a vertical shaft to perform boring, and the number of bores increases and construction is difficult. In addition, oblique boring was relatively difficult to construct.
[0008]
Moreover, in the conventional draining method on the inclined surface, the drainage hole is constructed by boring toward the natural mountain side, and water is collected at one end of the drainage hole and drained at the other end. For this reason, the flow direction of groundwater and the water collection direction of the drain pipe did not correspond, and the water collection area became small as a result. Therefore, since the amount of water collected per bowl is small and the drainage efficiency is low, the number of bowls is large. Moreover, the horizontal boring for constructing a horizontal drain hole at an effective water channel position could not be performed.
Moreover, when it is going to provide a water collection well in consideration of the efficiency of water collection and boring construction, there exists a subject that the construction is complicated.
[0009]
Further, when performing the back washing operation when the drain pipe is clogged during maintenance, the tip of the drain pipe is located in the ground and is not open, so that the back washing is difficult. Also, when exchanging the drain pipe, the work must be performed in the water collection well, which is very difficult.
Further, the condensate treatment has a drawback that the condensate efficiency to the condensate target layer is low because the infiltration area is small.
[0010]
In order to solve the above problems, the present invention continuously investigates soil quality, groundwater pressure, flow velocity, flow direction, etc. at any point in a curved borehole, and enables groundwater treatment that enables three-dimensional analysis with a small number of boreholes. It aims to provide a method.
In addition, for the purpose of providing a groundwater treatment method and apparatus capable of draining with a large amount of water collection and high drainage efficiency by inserting a perforated drainage pipe into a hole drilled by curved boring. Yes. Furthermore, it is possible to provide a groundwater treatment method and apparatus for collecting groundwater that can be discharged directly to the ground surface without the need of a drainage well or drain pipe, and that can be easily backwashed or replaced with a drain pipe during maintenance. It is aimed.
In addition, the present invention provides a groundwater treatment method capable of widening the infiltration area and efficiently recovering groundwater.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is characterized in that the ground in the survey range is drilled using curved boring, and water pressure, flow velocity, flow direction, soil quality, etc. are surveyed at an arbitrary point in the drilling hole.
Further, in the water treatment method of the present invention, the ground within the range for draining groundwater is drilled using curved boring, and the drain pipe is inserted into the drill hole, and water is collected from the side of the drain pipe. Water is drained from the end of the drain pipe.
In addition, a plurality of drilling holes that are included in a plurality of intersecting surfaces and do not communicate with each other are formed by curved boring.
In addition, the ground within the range where the groundwater is to be condensed is drilled by curved boring, a drain pipe is inserted into the drill hole, water is supplied from the upper end of the drain pipe, and this water is supplied to the drain pipe. It is characterized by being discharged from the side of the underground buried area and supplied to the groundwater in the ground.
The curved boring is characterized in that one end starts drilling from the ground surface and the other end communicates with the ground surface again.
Further, the curved boring is characterized in that the direction can be freely changed based on the result of the underground survey in the middle of drilling.
Moreover, the drainage by the drain pipe is performed from both ends of the drain pipe.
The drain pipe collects groundwater by gravity and discharges naturally from the end of the drain pipe.
Further, the drain pipe is characterized in that a water collecting material is wound around a perforated pipe.
The drain pipe can be back-washed by injecting cleaning water from one end and draining from the other end.
The drain pipe is used for a natural slope, a bank slope, a cut slope, or the like.
Further, the drain pipe is used for draining leachate in a waste disposal site.
In addition, it is a method of treating groundwater using curved boring, and after drilling the ground within the survey area and conducting a water pressure, flow rate, flow direction, etc. or soil survey at any point within the drill hole, A drain pipe is inserted into the drain pipe, and water collected from the drain pipe is drained from the end of the drain pipe.
Further, the water draining device of the present invention includes a hole drilled using curved boring in the ground within the range of draining groundwater, and inserted into the drilled hole, at least one of both ends from the ground. And a drain pipe having a hole that is open to the atmosphere and into which water in the ground is fed.
In addition, according to the survey results using curved boring, curved boring is performed so that it intersects with a predetermined range of formation where groundwater should be discharged, and water is drained from the ground by inserting a drain pipe into this curved boring hole. It is characterized by manufacturing equipment or equipment for punching.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an explanatory diagram showing an underground survey method using curved boring of the present invention. Here, the term “curved boring” refers to boring that uses a steerable boring machine to cut a necessary underground area in a curved line or linearly from one side of the ground surface, and the other end is provided on the ground surface as necessary. In addition, an underground survey is performed in the middle of drilling, and the survey results are reflected in the correction of the drilling direction. Further, the drilling line shape refers to a boring that forms a line shape having a curved portion at least at one place in any of an arc shape, a combined curve, and a combination of a curve and a straight line. Further, the linear direction may be any one of a plane, a vertical, and a combination thereof.
FIG. 1 shows an embodiment in which groundwater or the like on a
[0013]
Moreover, curved boring drills a necessary underground location using a curve or a straight line from the ground surface on one side. In the example shown in FIG. 1, the other end is again exposed to the ground surface, but the other end is not necessarily exposed to the ground surface. In the
[0014]
FIG. 2 is a cross-sectional view along curved boring in the underground survey method of the present invention. A downward curved boring 22 is performed from point C at the upper part of the slope toward point D at the lower part of the slope. At arbitrary points a1, a2, and a3 to a11 of the formed hole, the water pressure, flow velocity, flow direction, soil quality, etc. of the groundwater are continuously investigated. In addition, curved boring is performed along a cross section substantially orthogonal to the cross section shown in FIG. 2, and the groundwater pressure, flow velocity, flow direction, soil quality, etc. are continuously investigated at arbitrary points to obtain a three-dimensional view of groundwater, etc. Analysis is possible, and a three-dimensional distribution shape can be grasped.
[0015]
FIG. 3 shows the range of a three-dimensional region that can be investigated by curved boring. That is, the two substantially arc-shaped
[0016]
Thus, after grasping the situation of groundwater or the like using the above-described curved boring, a location to be drained can be determined, and a drainage hole can be provided at the location by the following method.
FIG. 4 is an explanatory view showing a method of draining water from a natural slope by the groundwater treatment method of the present invention. The
[0017]
FIG. 5 is a cross-sectional view of a drain pipe used in the groundwater treatment method of the present invention. The
[0018]
When the
[0019]
Furthermore, the start end E and the end E ′ of the
[0020]
FIG. 6 is an explanatory view of a drainage pipe replacement operation in the drainage method from the natural slope of the present invention.
For example, even if the
[0021]
FIG. 7 is a plan view showing a draining method from the embankment slope according to the groundwater treatment method of the present invention, and FIG. 8 is a sectional view thereof. When
[0022]
As is clear from FIG. 7, the intermediate portion of the
[0023]
As described above, the drainage method of the present invention can be applied not only to a normal embankment slope, but also to leachate on a cut slope or a slope in a waste disposal site. In this case, forced drainage by a pump or the like is possible without being limited to natural drainage.
In the present embodiment, the drainage pipes are arranged in two stages, but may be arranged in multiple stages depending on the state of the groundwater.
[0024]
Further, when the
[0025]
FIG. 9 is a cross-sectional view showing condensate treatment by the groundwater treatment method according to one embodiment of the present invention. When restoring groundwater, curved boring 41 is performed from the
[0026]
When comprised as mentioned above, the osmosis | permeation area of the
Curved boreholes that are drilled for underground surveys, draining groundwater, and condensing groundwater should be the same as those drilled for previous purposes (for example, surveys). For example, it may be used for draining or condensing) or may be drilled according to the purpose.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a method for treating groundwater using curved boring, in which the ground in the survey area is drilled, and water pressure, flow rate, flow direction, etc. or soil survey is conducted at an arbitrary point in the drilling hole. As a result, three-dimensional analysis of groundwater can be performed with a small number of bores.
In addition, the ground within the range to drain groundwater is drilled, a drain pipe is inserted into the drill hole, and the water collected from the drain pipe is drained from the end of the drain pipe. Efficient groundwater can be collected by the number of bores. Moreover, since a water collection well and a drain pipe are unnecessary, construction cost can be reduced. Furthermore, even when the drain pipe is clogged, both ends are open, so that the back cleaning can be easily performed by press-fitting the cleaning water from one end. In addition, it is easy to replace the drain pipe.
Moreover, since two curved borings in which the surfaces including the drilling holes intersect each other are performed, three-dimensional analysis of groundwater or the like can be performed with a small number of borings.
In addition, after drilling the ground within the condensate range, a drain pipe is inserted into the drill hole, and water is injected from the end of the drain pipe so that water can be introduced into the ground from the side of the drain pipe. As the water level in the ground is increased by effectively absorbing water, groundwater can be recharged effectively.
In addition, since one end is drilled from the ground surface and the other end is again communicated to the ground surface, drainage can be performed directly from the end of the drilling hole, and no drainage well or drain pipe is required. Therefore, the construction cost can be reduced. Moreover, the back washing | cleaning and replacement | exchange operation | work of a drain pipe can be performed easily.
In addition, since the curved boring freely changes the excavation direction based on the result of the underground survey in the middle of drilling, the drainage and condensate of the groundwater can be performed according to the ground conditions, and an optimal boring hole can be formed. .
Moreover, since the drainage by the drainage pipe is performed using both ends of the drainage pipe, drainage efficiency can be improved, and condensate construction can be performed from both ends of the drainage pipe, which is efficient. Further, when draining, the backwashing and replacement work is easy when the drain pipe is clogged.
Since the drain pipe has a water collecting material wound around a perforated pipe, the water collecting function of the drain pipe can be improved.
Since the drain pipe can be back-washed by injecting wash water from one end and draining from the other end, maintenance and inspection of the drain pipe is facilitated.
Since the drain pipe is used for natural slopes, embankment slopes, cut slopes, and the like, it is possible to efficiently perform drainage treatment and condensate treatment on these slopes.
Since the drain pipe is used to drain the leachate in the waste disposal site, the leachate in the waste disposal site can be efficiently drained.
After drilling the ground in the survey area using curved boring and investigating water pressure, flow velocity, flow direction or soil quality at any point in the drill hole, insert a drain pipe into the drill hole, Since the water collected from the drain pipe is drained from the end of the drain pipe, drainage treatment can be performed using the borehole for investigation as it is.
Drilling the ground within the treatment range using curved boring, inserting a drain pipe into the drill hole, draining the water collected from the drain pipe from the end of the drain pipe, and then draining the water Since water is pumped from the end of the pipe and the water level in the ground is increased, the same boring hole can be used for both draining and condensing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an underground survey method using curved boring of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view along curved boring in the underground survey method.
FIG. 3 is a schematic diagram of curved boring for the underground survey.
FIG. 4 is an explanatory view showing a method of draining water from a natural slope by the groundwater treatment method.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a drain pipe used in the groundwater treatment method of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory view of a drain pipe replacement work in the drain method from the natural slope.
FIG. 7 is a plan view showing a method for draining water from the embankment slope by the groundwater treatment method.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a method of draining water from the embankment slope by the groundwater treatment method.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing condensate treatment by a groundwater treatment method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing a conventional method for examining groundwater by vertical boring.
11 is a cross-sectional view of FIG.
FIG. 12 is a schematic view showing an investigation method combining conventional vertical boring and horizontal boring.
FIG. 13 is a perspective view for explaining a conventional drainage method on a natural slope.
FIG. 14 is a perspective view for explaining a conventional drainage method on a natural slope.
FIG. 15 is a plan view for explaining a drainage method on a conventional embankment slope.
FIG. 16 is a cross-sectional view illustrating a drainage method on a conventional embankment slope.
FIG. 17 is a cross-sectional view illustrating a conventional groundwater condensate method.
[Explanation of symbols]
20
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