JP3963245B2 - Vehicle headlamp - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用前照灯としては、図10に示すように、自動車1の中心軸1aに対して左右の前照灯2,3と、補助灯として図示しないフォグランプと、同じく図示しないステアリングランプとを備えたものが知られている。前照灯2,3のすれ違い灯のみを点灯すれば、図10に示す路面配光パターンBになるように設定されている。この路面配光パターンBは、自動車1の中心線1aに対して、道路脇A1側において光が遠くまで届くように設定されている。即ち、すれ違い灯においては、道路脇A1を照射して、道路脇A1に佇む歩行者等の人間Hを視認できる、視認性の向上を図ったものであると共に車道としての自車走路Aの前側及び中央線A2を照射するものである。ここでいう道路脇A1とは、自車走路Aに対して線A3で仕切られた外側の歩行者用路側帯を意味している。また、道路によっては、線A3の部分が道路の最外側となっている場合があり、この場合には、道路の最外側より内側の部分を道路脇A1とする。更に、線A3に相当する位置が縁石で構成されている場合があり、この場合には人間H等が通る道路脇A1が縁石の外側になったり、縁石の内側になったりする。
【0003】
フォグランプは、自動車1の前方の手前側の地上を照射するものであり、霧の中での前方の視認性の向上を図ることができるようになっている。また、ステアリングランプは、曲がった自車走路Aを走行する時や、角などを曲がる際に、道路脇A1の視認性を向上させるために、自動車1の側方を照射する側方照射灯である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特に、道路脇A1に今まさに自車走路Aを横切る人間Hがいるかいないかを、人間Hの立つ位置より自動車1の制動が可能なる手前で確認する必要があるにもかかわらず、薄暮のような状態や昼間でも雨が降るような薄暗い状態においては、確認のために目を見張る必要があり、眼精疲労の一原因になるおそれがある。そこで、前照灯2,3を点灯すると、自車走路A全体が明るくなるだけで、自車走路Aの道路脇A1にいる人間Hは視認しづらい。また、前照灯2,3を走行灯(ハイビーム)にすると、先行車や対向車といった他車両の乗員、或いは道路脇A1に佇む人間Hに眩惑を与えてしまう。また、フォグランプを点灯させると、自車走路Aを横切る人間Hは視認しやすいが、道路脇A1に立つ人間Hが見にくい。見にくさは、前照灯2,3とほぼ同じレベルである。さらに、ステアリングランプを点灯させると、自動車1の直横側の道路脇A1は見えるが、斜め前方は見えにくく、視力の劣った者には、更に視認性が向上することを求めるレベルである。
【0005】
この発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、他車両の乗員や道路脇の人間に眩惑を与えることなく、走行方向前方の道路脇の視認性の向上を簡易な操作で図ることのできる車両用前照灯を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、自動車の前部に設けられた車両用前照灯において、自車走路側の道路脇遠方をスポット光で照射することが可能な路肩照射灯を設け、前記路肩照射灯は、光源およびリフレクタおよび凸レンズを有するプロジェクタ型であって、前記リフレクタと前記凸レンズとの間に配置されて前記リフレクタからの光を遮るシェードと、前記シェードに貫通形成された透過孔と、を備えて、前記透過孔を通過するスポット光で自車走路側の道路脇遠方を照射するものであり、前記スポット光にグラデーションエリアが発生するように前記シェードの厚みを変化させてある。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、路肩照射灯によってスポット光で自車走路側の道路脇遠方を照射すると、前方の道路脇にいる歩行者、自転車等を手前側から照らし出すことができるので、確実に歩行者、自転車等を把握できると共に、道路脇の縁石等の位置を確認することができる。従って、本線道路に沿って走る通常の走行時には、走行方向前方の道路脇の視認性が著しく向上することになる。また、夜間や天候の悪化等によって視界が低下した場合における道路における自動車の安全性の向上を図ることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、プロジェクタ型の路肩照射灯により、照射範囲と照射しない範囲との境界線の形成が明瞭になるので、道路脇の地べたを照度高く照射することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用前照灯であって、前記路肩照射灯の配設される位置が、自車走路側の前部の路肩寄りである。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、路肩照射灯が自車走路側の前部の路肩寄りに配設されているので、該路肩照射光がスポット光を照射しても、路肩照射灯によって、自動車の側方の、例えば壁が直接照らし出されることがなく、道路脇に存在する歩行者、自転車等を確実に照射することができるので、道路脇の視認性が更に向上する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至請求項2の何れかに記載の車両用前照灯であって、前記路肩照射灯は、高輝度放電灯である。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、高輝度放電灯により、遠方まで視界を確保できることにより、視認性を著しく向上できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用前照灯であって、前記路肩照射灯は、ワイパースイッチのON・OFFと連動されてなる。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、雨天など昼間でも薄暗くなるときにワイパースイッチを稼働させると、同時に路肩照射灯が点灯することで、歩行者を見つけられない状態で走行する「うっかりミス」を確実に防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を図1〜図9を参照して説明する。
【0017】
この実施形態で示す車両用前照灯2,3は、図1に示すように、車両としての自動車1の中心軸1aの前端部における左右に配置され、前記前照灯2は、センターラインA2側に配置されたものであり、前記前照灯3は、自車走路A側の道路脇A1側に配置されたものである。自車走路Aの道路脇A1側に位置する前照灯3の更に道路脇A1側の位置には、図2に示すように、道路脇A1に沿う前方を照射する路肩照射灯4が設けられてなる。この路肩照射灯4は、雨や雪等の天候の悪化に対して道路脇A1の視認性を向上させる雨灯5と、周辺の明るさの低下に対して道路脇A1の視認性を向上させる薄暮灯6とからなる二種類のもので構成されている。ここでいう「自車走路A側の道路脇A1」とは、対向車用の道路が専用に存在しない、いわゆる一車線の場合で、例えば左走行(キープレフトの原則)の場合は、その道路の左側のことをいう。
【0018】
前記前照灯2は、自動車1のよりセンターラインA2側に位置し、下向きに設定されたすれ違い灯21と、このすれ違い灯21の内側、即ち自動車1の中央側に位置し、上向きに設定された走行灯22とによって構成している。他方の前照灯3は、自動車1のより道路脇A1側に位置し、下向きに設定されたすれ違い灯31と、すれ違い灯31の内側、即ち自動車1の中央側に位置し、上向きに設定された走行灯32とによって構成している。
【0019】
なお、道路脇A1とは、図1に示すように、車道としての自車走路Aに対して線A3で仕切られた外側の歩行者用路側帯を意味している。また、道路によっては、線A3の部分が車道の最外側となっている場合があり、この場合には車道の最外側より内側の部分が道路脇A1になる。更に、線A3に相当する位置が縁石で構成されている場合があり、この場合には人間H等が通る道路脇A1が縁石の外側になったり、縁石の内側になったりする。
【0020】
前記前照灯2、3は、すれ違い灯21、31のみを点灯させた際に、図1に示す路面配光パターンBになるように設定されている。この路面配光パターンBは、自動車1の中心軸1aに対して、道路脇A1側において光が遠くまで届くように設定されている。即ち、すれ違い灯21、31においても、道路脇A1側の歩行者等の人間Hが視認できるものとなっている。
【0021】
前記雨灯5及び前記薄暮灯6は、図2に示すように、近接した位置に上下に配置されることによって、一つの路肩照射灯4としての機能を果たすようになっている。なお、雨灯5は上側に配置され、薄暮灯6は下側に配置されている。
【0022】
前記雨灯5及び薄暮灯6は、図2及び図3に示すように、プロジェクタ型ヘッドランプによって構成されており、高輝度放電灯P1、リフレクタP2、シェードP3、凸レンズP4、その他を備えた構成になっている。
【0023】
前記高輝度放電灯P1は、キセノンガス(Xeガス)などを封入し、高電圧をかけることによって、アーク放電を起こして発光させる光源を利用したものであって、雨灯5の高輝度放電灯P1の最大光量は、80000cdであり、薄暮灯6のそれは、50000cdである。前記リフレクタP2は、複合楕円面によって構成されている。前記シェードP3は、図4に示すように、剛性向上のための補助板P3bと共にシェードP3を貫通されてなる四角形状の透過孔P3aが形成されてなる。
【0024】
前記透過孔P3aの形状は、雨灯5と薄暮灯6とは異なる。
【0025】
即ち、雨灯5が点灯される時における最も効果的な場面は、比較的走行速度が高い(例えば50キロ/時)郊外を走行中においての視認性の向上をイメージしているので、図4におけるシェードP3の透過孔P3aは、図5及び図6に示すように、地面から約0.65メートルの高さにセットされている雨灯5を照射した場合に、前方への距離Lが50mの遠方における歩行者など人間Hを視認できるように、水平線Sに対して下側への角度θzが約0.5度〜1.0度(好ましくは約0.744度)の微少角度の範囲、左右角度θxが自動車1の進行方向から自車走路A側の道路脇A1の路肩方向へ約2度の微少角度の範囲からなる矩形範囲Eを照射できるようになっている。また、明るさが徐々に変化するグラデーションエリアGは、矩形範囲Eの左側及び右側に沿って設けられており、左右角度δxが約0.5度になるようにしている。該グラデーションエリアGは、シェードP3の厚みを変化させることによって、凸レンズ4のピントを合致させないようにして、カットラインを消すように発生させている。
【0026】
一方、薄暮灯6が点灯される時における最も効果的な場面は、比較的走行速度が低い(例えば20キロ/時)市街地を走行中においての視認性の向上をイメージしているので、図4におけるシェードP3の透過孔P3aは、図7及び図8に示すように、地面から約0.65メートルの高さにセットされている薄暮灯6を照射した場合に、前方への距離Lが20mの遠方における歩行者など人間Hを視認できるように、水平線Sに対して下側への角度θzが約1.6度〜2.0度(好ましくは約1.8度)の微少角度の範囲、左右角度θxが自動車1の進行方向から自車走路A側の道路脇A1の路肩方向へ約5度の微少角度の範囲からなる矩形範囲Eを照射するようになっている。また、明るさが徐々に変化するグラデーションエリアGは、矩形範囲Eの左側、右側及び下側に沿って設けられており、左右角度δxが約0.5度になるようにしている。また、下側のグラデーションエリアGは、上下角度δzが0.2度である。該グラデーションエリアGは、シェードP3の厚みを変化させることによって、凸レンズ4のピントを合致させないようにして、カットラインを消すように発生させている。
【0027】
また、前記雨灯5及び薄暮灯6は、自動車1の運転室内に設けた雨灯5用のスイッチ及び薄暮灯6用のスイッチによって、個々に点灯可能になっている。ただし、雨灯5については、悪天候時の例えば雨、雪、霧等を検知することによって、あるいはワイパに連動して、点灯するものでも良い。一方、薄暮灯6については、自動車1の周辺の明るさが所定の明るさ以下になったことを検知することによって、あるいは前照灯2、3や車幅灯(図示せず)等に連動して、点灯するものでも良い。
【0028】
前記のように構成された車両用前照灯においては、悪天候時には雨灯5を点灯し、薄暮時、夜間、トンネル等のように所定の明るさ以下になった時には薄暮灯6を点灯し、あるいは天候や、明るさによって雨灯5及び薄暮灯6の両者を点灯することにより、自動車1の前方に位置する道路脇A1の歩行者(人間H)、自転車、路肩の縁石等を確実に照射することができるので、特に注意を要する自動車1前方の道路脇A1の視認性がより向上する。
【0029】
また、路肩照射灯4の雨灯5及び薄暮灯6を自動車1の最外端(自動車1の左側)である路肩寄りに設置し、これらの雨灯5及び薄暮灯6の光軸方向を自動車1の進行方向に向けることにより、該路肩照射光4の雨灯5及び薄暮灯6がスポット光を照射しても、自動車1の進行方向に対する照射角度が小さいので、道路脇A1の、例えば壁などの面が直接照らし出されにくく、道路脇A1の、例えば壁脇に存在する歩行者、自転車等の人間Hのみを確実に照射することができ、道路脇A1の視認性が更に向上する。
【0030】
また、路肩照射灯4の雨灯5及び薄暮灯6がプロジェクタ型であるので、照射範囲と照射しない範囲との境界線の形成が明瞭になり、例えば歩行者などの人間Hの目の高さに光が達しないように配置すれば、歩行者などの人間Hの眩惑光にならず、道路脇A1を歩行する歩行者などの人間Hに不快感を与えないことになる。
【0031】
また、路肩照射灯4の雨灯5及び薄暮灯6が、高輝度放電灯P1によりなるので、遠方まで視界を確保できることにより、視認性を著しく向上できる。
【0032】
また、雨天など昼間でも薄暗くなるときに、図示しないワイパースイッチを稼働させると、同時に路肩照射灯4が点灯することで、歩行者である人間Hを見つけられない状態で走行する「うっかりミス」を確実に防ぐことができる。
【0033】
また、路肩照射灯4が、雨や雪等の天候の悪化に対して、雨灯5によって歩行者である人間Hを確認できるので、道路脇A1の前方の視認性の向上を図ることができる。なお、天候の悪化として、霧、その他のものも含まれることはいうまでもない。
【0034】
また、路肩照射灯4が、周辺の明るさの低下に対して、薄暮灯6によって歩行者である人間Hを確認できるので、特に昼間から夕方にかけて薄暮時における視認性の低下時や、夜間、トンネル内等における道路脇A1の前方の視認性の向上を図ることができる。
【0035】
また、雨灯5が50m先を認識でき、薄暮灯6が20m先を認識できるようになっているので、これらの雨灯5及び薄暮灯6を同時に点灯することにより、道路脇A1に沿う前方の広い範囲を照明することができる。従って、更に安全性の向上を図ることができる。
【0036】
なお、前記実施形態においては、路肩照射灯4として、雨灯5と薄暮灯6の2つを設けるように構成したが、雨灯5のみ又は薄暮灯6のみを設けるように構成してもよい。また、雨灯5及び薄暮灯6のいずれか一方あるいは双方を、すれ違い灯31と一体に構成してもよい。更に、すれ違い灯21と走行灯22とを一体の前照灯2として構成すると共に、すれ違い灯31と走行灯32とを一体の前照灯3として構成し、この前照灯3と雨灯5及び薄暮灯6のいずれか一方あるいは双方とを一体に構成してもよい。
【0037】
また、前記説明は、雨灯5及び薄暮灯6を上下に配置するように構成したが、図9に示すように、左右に水平に配置してもよい。この場合は、より遠くまで照射する雨灯5を内側に配置し、薄暮灯6を外側に配置することが好ましい。そして、この場合にも、雨灯5のみ、又は薄暮灯6のみを設けるように構成してもよく、また雨灯5及び薄暮灯6のいずれか一方あるいは双方をすれ違い灯31等と一体のもので構成してもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、路肩照射灯によってスポット光で自車走路側の道路脇遠方を照射すると、前方の道路脇にいる歩行者、自転車等を手前側から照らし出すことができるので、確実に把握できると共に、道路脇の縁石等の位置を確認することができる。従って、本線道路に沿って走る通常の走行時には、走行方向前方の道路脇の視認性が著しく向上することになる。また、夜間や天候の悪化等によって視界が低下した場合における道路における自動車の安全性の向上を図ることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、プロジェクタ型の路肩照射灯により、照射範囲と照射しない範囲との境界線の形成が明瞭になるので、道路脇の地べたを照度高く照射することができる。
【0039】
請求項2に記載の発明によれば、路肩照射灯が自車走路側の路肩寄りに配設されているので、該路肩照射光がスポット光を照射しても、路肩照射灯によって、自動車の側方の、例えば壁が直接照らし出されることがなく、道路脇に存在する歩行者、自転車等を確実に照射することができるので、道路脇の視認性が更に向上する。
【0041】
請求項3に記載の発明によれば、高輝度放電灯により、遠方まで視界を確保できることにより、視認性を著しく向上できる。
【0042】
請求項4に記載の発明によれば、雨天など昼間でも薄暗くなるときにワイパースイッチを稼働させると、同時に路肩照射灯が点灯することで、歩行者を見つけられない状態で走行する「うっかりミス」を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態として示した車両用前照灯である前照灯の照射による路面配光パターンを示す説明図である。
【図2】図1の自動車の車両用前照灯を示す外観斜視図である。
【図3】図2の雨灯及び薄暮灯の概略を示す断面図である。
【図4】図3の雨灯及び薄暮灯のシェードを示す図であって、(a)は矢視Aにかかる正面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図2の車両用前照灯における雨灯の光軸について示す説明図である。
【図6】図5の雨灯によって照射する矩形範囲を示す説明図である。
【図7】図2の車両用前照灯における薄暮灯の光軸について示す説明図である。
【図8】図7の薄暮灯によって照射する矩形範囲を示す説明図である。
【図9】この発明の他の実施形態として示した車両用前照灯の外観斜視図である。
【図10】従来の車両用前照灯における前照灯の照射による路面配光パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動車
2、3 前照灯
4 路肩照射灯
5 雨灯
6 薄暮灯
A 自車走路
A1 道路脇[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle headlamp.
[0002]
[Prior art]
As this type of vehicle headlamp, as shown in FIG. 10, left and
[0003]
The fog lamp irradiates the ground on the front side of the front side of the automobile 1 and can improve the front visibility in the fog. Further, the steering lamp is a side illumination lamp that illuminates the side of the automobile 1 in order to improve the visibility of the roadside A1 when traveling on a curved host road A or when turning a corner or the like. is there.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, although it is necessary to confirm whether or not there is a human H crossing the own vehicle runway A right now on the roadside A1, even though it is necessary to check before the vehicle 1 can be braked from the position where the human H stands, In such a state or a dim state where it rains even in the daytime, it is necessary to keep an eye on for confirmation, which may cause eyestrain. Therefore, when the
[0005]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and aims to improve the visibility of the roadside ahead of the traveling direction with a simple operation without causing dazzling to the passengers of other vehicles and the people on the roadside. An object of the present invention is to provide a vehicle headlamp that can be used.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is capable of irradiating the far side of the road on the side of the own vehicle with spot light in the vehicle headlamp provided at the front part of the automobile. A roadside illumination lamp is provided, and the roadside illumination lamp is a projector type having a light source, a reflector, and a convex lens, and is disposed between the reflector and the convex lens to block light from the reflector, and to the shade A penetrating hole, and irradiating the far side of the road on the side of the own vehicle with the spot light passing through the penetrating hole, so that a gradation area is generated in the spot light. The thickness is changed.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, when the roadside distance on the side of the own vehicle is illuminated with spot light by the shoulder light, the pedestrians, bicycles, etc. on the roadside ahead can be illuminated from the near side. Therefore, while being able to grasp a pedestrian, a bicycle, etc. reliably, the position of the curb etc. by the side of a road can be checked. Therefore, during normal traveling along the main road, the visibility of the roadside ahead in the traveling direction is significantly improved. In addition, it is possible to improve the safety of automobiles on the road when visibility is reduced due to nighttime or worsening weather.
In addition, according to the first aspect of the present invention, the formation of the boundary line between the irradiation range and the non-irradiation range becomes clear by the projector-type road shoulder illumination lamp, so that the ground beside the road can be irradiated with high illuminance. it can.
[0008]
A second aspect of the present invention is the vehicle headlamp according to the first aspect, wherein the position where the road shoulder illumination lamp is disposed is closer to the front shoulder of the own vehicle running road side.
[0009]
According to the second aspect of the present invention, since the road shoulder illumination lamp is disposed near the front shoulder of the vehicle running road side, even if the road shoulder illumination light radiates spot light, Further, for example, a wall on the side of the automobile is not directly illuminated, and pedestrians, bicycles, etc. existing on the side of the road can be reliably irradiated, so that the visibility on the side of the road is further improved.
[0012]
A third aspect of the present invention is the vehicle headlamp according to any one of the first to second aspects, wherein the road shoulder illumination lamp is a high-intensity discharge lamp.
[0013]
According to the third aspect of the present invention, visibility can be remarkably improved by ensuring a field of view far away by the high-intensity discharge lamp.
[0014]
A fourth aspect of the present invention is the vehicle headlamp according to any one of the first to third aspects, wherein the road shoulder illumination lamp is interlocked with ON / OFF of a wiper switch.
[0015]
According to the invention described in
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0017]
As shown in FIG. 1, the
[0018]
The
[0019]
As shown in FIG. 1, the roadside A1 means an outside pedestrian roadside zone that is partitioned by a line A3 with respect to the own vehicle running path A as a roadway. Further, depending on the road, the portion of the line A3 may be the outermost side of the roadway, and in this case, the part inside the outermost side of the roadway becomes the roadside A1. Furthermore, the position corresponding to the line A3 may be configured by a curb, and in this case, the roadside A1 through which the person H or the like passes becomes outside the curb or inside the curb.
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 2, the
[0022]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0023]
The high-intensity discharge lamp P1 uses a light source that encloses xenon gas (Xe gas) and the like and applies a high voltage to cause arc discharge to emit light. The maximum light amount of P1 is 80000 cd, and that of the
[0024]
The shape of the transmission hole P3a is different from the
[0025]
That is, the most effective scene when the
[0026]
On the other hand, the most effective scene when the
[0027]
The
[0028]
In the vehicle headlamp configured as described above, the
[0029]
Further, the
[0030]
Further, since the
[0031]
In addition, since the
[0032]
Also, when the wiper switch (not shown) is activated when it is dim in the daytime, such as in rainy weather, the road
[0033]
Moreover, since the road
[0034]
Moreover, since the
[0035]
Moreover, since the
[0036]
In the above-described embodiment, the road
[0037]
In the above description, the
[0038]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when a roadside distance on the side of the own vehicle is irradiated with spot light by a shoulder light, a pedestrian, a bicycle, etc. on the side of the road ahead can be illuminated from the near side. Therefore, while being able to grasp | ascertain reliably, the position of the curb etc. by the side of a road can be confirmed. Therefore, during normal traveling along the main road, the visibility of the roadside ahead in the traveling direction is significantly improved. In addition, it is possible to improve the safety of automobiles on the road when visibility is reduced due to nighttime or worsening weather.
In addition, according to the first aspect of the present invention, the formation of the boundary line between the irradiation range and the non-irradiation range becomes clear by the projector-type roadside illumination lamp, so that the roadside ground can be irradiated with high illuminance. it can.
[0039]
According to the invention described in
[0041]
According to the third aspect of the present invention, visibility can be remarkably improved by ensuring a field of view far away by the high-intensity discharge lamp.
[0042]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a road surface light distribution pattern by irradiation of a headlamp which is a vehicle headlamp shown as an embodiment of the present invention.
2 is an external perspective view showing a vehicle headlamp of the automobile of FIG. 1. FIG.
3 is a cross-sectional view schematically showing the rain lamp and twilight lamp of FIG. 2. FIG.
4 is a view showing shades of the rainlight and twilight light in FIG. 3, wherein (a) is a front view according to an arrow A, and (b) is a sectional view taken along line BB in (a). is there.
5 is an explanatory view showing an optical axis of a rain lamp in the vehicle headlamp of FIG. 2. FIG.
6 is an explanatory diagram showing a rectangular range irradiated by the rain lamp of FIG. 5. FIG.
7 is an explanatory diagram showing an optical axis of a twilight lamp in the vehicle headlamp of FIG. 2. FIG.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a rectangular range irradiated by the twilight lamp of FIG. 7;
FIG. 9 is an external perspective view of a vehicle headlamp shown as another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a road surface light distribution pattern by irradiation of a headlamp in a conventional vehicle headlamp.
[Explanation of symbols]
1
Claims (4)
自車走路側の道路脇遠方をスポット光で照射することが可能な路肩照射灯を設け、
前記路肩照射灯は、光源およびリフレクタおよび凸レンズを有するプロジェクタ型であって、前記リフレクタと前記凸レンズとの間に配置されて前記リフレクタからの光を遮るシェードと、前記シェードに貫通形成された透過孔と、を備えて、前記透過孔を通過するスポット光で自車走路側の道路脇遠方を照射するものであり、
前記スポット光にグラデーションエリアが発生するように前記シェードの厚みを変化させてあることを特徴とする車両用前照灯。In a vehicle headlamp provided at the front of an automobile,
A roadside illumination lamp that can irradiate the roadside distance on the side of the own vehicle with spot light,
The roadside illumination lamp is a projector type having a light source, a reflector, and a convex lens, and is disposed between the reflector and the convex lens so as to block light from the reflector , and a transmission hole formed through the shade. And irradiating the far side of the road on the side of the own vehicle with the spot light passing through the transmission hole ,
The vehicular headlamp characterized by changing the thickness of the shade so that a gradation area is generated in the spot light .
前記路肩照射灯の配設される位置が、自車走路側の前部の路肩寄りであることを特徴とする車両用前照灯。The vehicle headlamp according to claim 1,
A vehicular headlamp characterized in that a position at which the road shoulder illumination lamp is disposed is closer to the road shoulder on the front side of the own vehicle running path.
前記路肩照射灯は、高輝度放電灯であることを特徴とする車両用前照灯。A vehicle headlamp according to any one of claims 1 to 2,
The vehicular headlamp is characterized in that the road shoulder lamp is a high-intensity discharge lamp.
前記路肩照射灯は、ワイパースイッチのON・OFFと連動されてなることを特徴とする車両用前照灯。A vehicle headlamp according to any one of claims 1 to 3,
The vehicular headlamp is characterized in that the road shoulder lamp is interlocked with ON / OFF of a wiper switch.
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