JP3960415B2

JP3960415B2 - Optical fiber case and optical fiber housing method

Info

Publication number: JP3960415B2
Application number: JP2001327183A
Authority: JP
Inventors: 瑞穂菅原; 謙二兼松; 克已宮澤; 貴夫内藤
Original assignee: Shoden Corp
Current assignee: Shoden Corp
Priority date: 2001-10-25
Filing date: 2001-10-25
Publication date: 2007-08-15
Anticipated expiration: 2021-10-25
Also published as: JP2003131061A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバケーブルから引き出された光ファイバどおしの融着接続部を外界から保護するための光ファイバケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、光ファイバケーブルから光ファイバを引き出して融着接続する場合に、融着接続部を保護するため光ファイバケースに収容していた。図７は、従来技術による光ファイバケースを説明するための説明図である。図７（ａ）で示すように、光ファイバケース１００は、ケース本体１１０とねじ蓋１２０ａ，１２０ｂとを備えている。
【０００３】
ケース本体１１０は円筒状であって、その筒開口付近の両端部には、図７（ｂ）で示すように雄ねじ部が設けられている。
ねじ蓋１２０ａ，１２０ｂは光ファイバケーブルを貫通させる貫通孔を有し、またその内部には図示しない雌ねじ部が設けられており、ケース本体１１０の両端に着脱自在になされている。
【０００４】
この光ファイバケース１００の内部には光ファイバの接続部が収容されることとなる。
光ファイバの接続部は、図７（ｂ）で示すように、固定部材１３０の上に設置されることとなる。対向するように配置された２本の光ファイバケーブル１４０ａ，１４０ｂからそれぞれ引き出された光ファイバ１５０ａ，１５０ｂを突き合わせて融着接続することで融着接続部１６０を形成する。そして、ねじ蓋１２０ａ，１２０ｂの貫通孔を閉塞するための止栓部材１７０ａ，１７０ｂが、光ファイバケーブル１４０ａ，１４０ｂから光ファイバ１５０ａ，１５０ｂを引き出す引き出し部に配置される。内部にはこれらようなものが一体に収容されることなる。
また、他の従来技術の光ファイバケースでは、先に説明した固定部材１３０を使用せずにそのもまま光ファイバケーブルを収容するものもあるが、その場合接続点の保護及び再接続のため最小曲率半径を下回らないような複数巻きのターンを収容していおり、この場合は、ケース本体を比較的大きな円筒構造としているものもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の光ファイバケース１００は、接続作業に大変手間を要するという問題があった。
図７（ｃ）で示すように、ケース本体１１０の筒孔、および、ねじ蓋１２０ａ，１２０ｂの貫通孔にそれぞれ光ファイバ１４０ａ，１４０ｂを挿通させた状態で融着接続する。
そして、ケース本体１１０、および、ねじ蓋１２０ａ，１２０ｂを移動させ、図７（ａ）で示すように固定する。
【０００６】
この場合、図７（ｃ）で示すように、ケース本体１１０の筒孔、および、ねじ蓋１２０ａ，１２０ｂの貫通孔にそれぞれ光ファイバ１４０ａ，１４０ｂを挿通させた状態にしてからでないと融着接続できないため、以下のような問題点が生じる。
（１）図７（ｃ）に示す状態で融着作業を行うため、周辺にあるケース本体１１０やねじ蓋１２０ａ，１２０ｂが融着作業時に邪魔になるという問題があった。
（２）融着作業を行っているときに誤ってケース本体１１０やねじ蓋１２０ａ，１２０ｂを引っ掛けた場合、過大な力が加わった融着接続部１６０が破損することもありうる。
【０００７】
（３）手順を間違えて先に図７（ｂ）で示すような状態にした場合、融着接続部１６０を除去しない限り、ケース本体１１０やねじ蓋１２０ａ，１２０ｂを挿通できないため、作業員は作業手順を確実に守る必要がある。このことから、作業員に過大な緊張を強いるものであり、また、万が一作業手順を間違えると復旧が手間取るものであった。
（４）図７（ｃ）で示すようにケーブル方向にケース本体１１０やねじ蓋１２０ａ，１２０ｂを移動させるため、誤って融着接続部１６０に力を加える場合もあるため、作業を慎重に行う必要があった。
（５）従来技術は構造自体は簡易であるものの、部品点数は多く、コストが高いものであった。
（６）また、固定部材を使用せずに最小曲率半径を下回らないような複数巻きのターンを収容する他の従来技術の光ファイバケースでは、最小曲率半径以上のターンを収容する構造のため、その収容円筒内に最小曲率半径以上の容積を必要とし、小型化の制限となっていた。
【０００８】
本発明は上記した問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、取り付け作業が簡単となり、かつ製造コストも低減できるような構造を採用し、コスト低減・作業性の向上を実現するような光ファイバケースを提供することにある。
また、この光ファイバケースの小型化に寄与する新規な光ファイバの収容方法も併せて提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項１に係る発明によれば、
２本の光ファイバケーブルから引き出した１本又は複数本の光ファイバどおしを突き合わせて融着接続部を形成し、これら光ファイバケーブルの端部、光ファイバおよび融着接続部を一体に収容する光ファイバケースであって、
収容ケースと、
収容ケースと連接して一体に形成される薄板状の連接部と、
連接部と連接して一体に形成され、収容ケースに対して連接部を変形させつつ開閉されるケース蓋と、
収容ケースに設けられる収容ケース側の係止部と、
ケース蓋に設けられ、ケース蓋を閉じるとともに収容ケースの係止部に係止されるケース蓋側の係止部と、
収容ケースに設けられ、収容ケース内に光ファイバケーブルを導入する切り欠き孔部と、
収容ケース内に設けられ、ハ字状に突き出る突起が対向するように２個所に配置された把持構造により光ファイバケーブルの端部周辺を把持するケーブル把持部と、
収容ケース内に設けられ、ハ字状に突き出る突起が対向するように２個所に配置された把持構造により融着接続部を把持する接続部把持部と、
を備え、
収容ケースに光ファイバケーブルの端部、光ファイバおよび融着接続部を配置した後にケース蓋を閉めて一体に収容することを特徴とする。
【００１０】
また、請求項２に係る発明によれば、
請求項１に記載の光ファイバケースにおいて、
前記収容ケース及びケース蓋に、締結バンドを挿通させる締結孔部を設けることを特徴とする。
【００１１】
また、請求項３に係る発明によれば、
２本の光ファイバケーブルから引き出した１本又は複数本の光ファイバどおしを突き合わせて融着接続部を形成し、これら光ファイバケーブルの端部、光ファイバおよび融着接続部を一体に収容する光ファイバケースであって、
一方の収容ケースと、
一方の収容ケースと連接して一体に形成される薄板状の連接部と、
連接部と連接して一体に形成され、一方の収容ケースに対して連接部を変形させつつ開閉される他方の収容ケースと、
それぞれの収容ケースに設けられて収容ケースを閉じるとともに係止される係止部と、
それぞれの収容ケースに設けられ、収容ケース内に光ファイバケーブルを導入する切り欠き孔部と、
それぞれの収容ケース内に設けられ、複数の三角状の突起が形成された把持構造により光ファイバケーブルの端部周辺を把持するケーブル把持部と、
それぞれの収容ケース内に設けられ、ハ字状に突き出る突起が対向するように２個所に配置された把持構造により融着接続部を把持する接続部把持部と、
を備え、
一方の収容ケースに光ファイバケーブルの端部、光ファイバおよび融着接続部を配置した後、蓋として他方の収容ケースを重ねて一体に収容することを特徴とする。
【００１２】
また、請求項４に係る発明によれば、
請求項３に記載の光ファイバケースにおいて、
前記２個の収容ケースそれぞれに、締結バンドを挿通させる締結孔部を設けることを特徴とする。
【００１３】
また、請求項５に係る発明によれば、
請求項１〜請求項４の何れか１項に記載の光ファイバケース内に光ファイバを収容する場合の光ファイバの収容方法において、
前記光ファイバを最小曲率半径以上で蛇行させた状態で収容することを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】
まず、請求項１に係る発明の第１実施形態の光ファイバケースについて図を参照しつつ説明する。図１，図２は、本実施形態を示す光ファイバケースの構造図である。
この光ファイバケース１０は、図１で示すように、収容ケース１１、ケース蓋１２、係止部１３、切り欠き孔部１４を備え、その内部には図２で示すように、ケーブル把持部１５、接続部把持部１６を備えている。
【００１５】
この光ファイバケース１０に光ファイバケーブル１７の端部、光ファイバ１８および融着接続部１９が収容されることとなる。なお本実施形態の光ファイバケース１０への光ファイバ１８の収容方法では光ファイバ１８を蛇行させて収容しているため、融着接続部１９における張力を０にしている。また、再度接続が必要な場合には、光ファイバ１８は余長があるため、先端を切断して再度融着接続したとしても光ファイバ１８は融着接続部１９に到達する。
【００１６】
収容ケース１１は、図１，図２で示すように、長方形箱状に形成されている。この収容ケース１１の開口の長辺にはケース蓋１２が開閉自在となるように連接されている。これら収容ケース１１およびケース蓋１２はプラスチック製であり、金型成形により収容ケース１１およびケース蓋１２とともに連接部を薄板状に形成することで、これら収容ケース１１・ケース蓋１２・連接部を一体に形成することができる。これら収容ケース１１およびケース蓋１２には、共に係止部１３が設けられており、ケース蓋１２を閉じた場合に、係止部１３同士が係止してケース蓋１２が閉じられた状態が維持される。
【００１７】
このような収容ケース１１には、その両側に略Ｕ字状に開口した切り欠き孔部１４が設けられており、光ファイバケーブル１７を通過させることができる。
収容ケース１１の切り欠き孔部１４付近にはケーブル把持部１５が設けられ、また、その中央には接続部把持部１６が設けられている。これらケーブル把持部１５および接続部把持部１６の把持構造はハ字状に突き出る突起が対向するように２個所に配置されたものであり、光ファイバケーブル１７が図１，２の左右方向（矢印ａ方向）に引っ張られたとしても融着接続部１９が移動しないようにしている。
【００１８】
なお、本実施形態では光ファイバケーブル１７は１本の光ファイバ１８を被覆したものであるとして説明したが、実際には１本の光ファイバケーブルで２本の光ファイバを一集合単位として収容したもの、以下同様に４本，８本というように複数本の光ファイバを一集合単位として収容したものがある。このような場合でも、本実施形態の接続部把持部１６を複数個所設けて複数の融着接続部１９を収容することで対応できる。このようにしても本発明の実施は可能である。
【００１９】
本実施形態では以下のような利点がある。
（１）光ファイバケースの構造上、一の金型により一体成型することが可能であり、量産効果により製造コストを著しく低減できる。この場合、折り曲げ可能な合成樹脂材料を用いて収容ケース１１，ケース蓋１２の連接部も併せて形成することで、組立作業等が不要な光ファイバケースとすることができる。
（２）光ファイバ１８どおしを突き合わせて融着接続部１９を形成した後に、光ファイバケーブル１７の端部、光ファイバ１８および融着接続部１９を、図２で上側（図２の表面から裏面へ向かう方向）から光ファイバケース１０内に収容することが可能である。このため従来技術で光ファイバケースやねじ蓋を予め光ファイバケーブルに取り付けていたが本実施形態ではこのような作業が不要となり、作業性を高めることができる。
（３）図２の上側から光ファイバケース１０内に収容するため、光ファイバケーブル１７および光ファイバ１８を図１，２の左右方向（矢印ａ方向）へ引っ張るという不用意なミスを誘発する虞を低減させている。
【００２０】
続いて、請求項３の発明に係る第２実施形態の光ファイバケースについて図を参照しつつ説明する。図３，図４は、本実施形態の光ファイバケースの構造図である。
この光ファイバケース２０は、図３で示すように、収容ケース２１，２２、係止部２３、切り欠き孔部２４を備え、その内部には図４で示すように、ケーブル把持部２５、接続部把持部２６を備えている。
この光ファイバケース２０に光ファイバケーブル２７の端部、光ファイバ２８および融着接続部２９が収容されることとなる。
【００２１】
収容ケース２１，２２は、円筒を二分割した形状に形成されている。収容ケース２１，２２は、図４で示すように開閉自在となるように連接されている。これら収容ケース２１，２２はプラスチック製であり、金型成形により収容ケース２１，２２とともに連接部を薄板状に形成することで、これら収容ケース２１，２２・連接部を一体に形成することができる。さらに連接部の反対側では、収容ケース２１，２２それぞれに係止部２３が設けられており、図３で示すように収容ケース２１，２２を閉じた場合に、係止部２３が係止して閉じられた状態が維持される。
【００２２】
このような収容ケース２１，２２には、その両側にＵ字状に開口した切り欠き孔部２４が設けられており、光ファイバケーブル２７を通過させることができるようになされている。
収容ケース２１の切り欠き孔部２４付近にはケーブル把持部２５が設けられ、また、二個のケーブル把持部２５の間には接続部把持部２６が設けられている。ケーブル把持部２５の構造は複数の三角状の突起が形成されたものであり、また、接続部把持部２６の把持構造はハ字状に突き出る突起が対向するように２個所に配置されたものであり、光ファイバケーブル２７が左右に引っ張られたとしても融着接続部２９が移動しないようにしている。
【００２３】
なお、本実施形態の光ファイバケース２０への光ファイバ２８の収容方法でも光ファイバ２８は蛇行して収容しているため、融着接続部２９における張力を０にしている。また、再度接続が必要な場合には、光ファイバ２８は余長があるため、先端を切断して再度融着接続したとしても光ファイバ２８は融着接続部２９に到達する。
【００２４】
本実施形態では以下のような利点がある。
（１）収容ケース２１，２２は、その構造上、一の金型により一体成型することが可能であり、量産効果により製造コストを著しく低減できる。この場合、折り曲げ可能な合成樹脂材料を用いて収容ケース２１，２２の連接部も併せて形成されるため、組立作業等が不要な光ファイバケースとすることができる。
（２）光ファイバ２８どおしを突き合わせて融着接続部２９を形成した後に、光ファイバケーブル２７の端部、光ファイバ２８および融着接続部２９を、図４の上側（図４の表面から裏面へ向かう方向）側から光ファイバケース２０内に収容することが可能である。このため光ファイバケースを予め光ファイバケーブルに取り付けるという作業が不要であり、作業性を高めることができる。
（３）図４の上側から光ファイバケース２０内に収容するため、光ファイバケーブル２７および光ファイバ２８を図３，４の左右方向（矢印ｂ方向）引っ張るという不用意なミスを誘発する虞を低減させている。
【００２５】
その他にも図５，図６で示すような形態の光ファイバケースもある。図５，図６は他の例による光ファイバケースの構造図である。
この光ファイバケース３０は、収容ケース３１，３２、締結孔部３３、ねじ蓋部３４、切り欠き孔部３５、ケーブル把持部３６、接続部把持部３７を備えている。
この光ファイバケース３０に光ファイバケーブル３８の端部、光ファイバ３９および融着接続部４０が収容されることとなる。
【００２６】
この場合、収容ケース３１，３２が、円筒を二分割した形状であって分離している（図６参照）ため、締結孔部３３に締結バンドを挿通して固定するようになされる。また、収容ケース３１，３２を組み立てたときに現れる雄ねじ部に対し、ねじ蓋３４により端部を締結固定する。
このような締結孔部３３により、収容ケース３１，３２が強固に閉じられるため、内部へ雨水・塵埃等が混入するという事態は回避される。なおこのような締結孔部は第１，第２実施形態として説明した光ファイバケース１０，２０に適用すれば、さらに信頼性が高まる。第１，第２実施形態はこのようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、取り付け作業が簡単な構造であり、かつ製造コストも低減できるような構造を採用し、コスト低減・作業性の向上を実現するような光ファイバケースを提供することができる。
また、この光ファイバケースの小型化に寄与する新規な光ファイバの収容方法も併せて提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態の光ファイバケースの構造図である。
【図２】本発明の第１実施形態の光ファイバケースの構造図である。
【図３】本発明の第２実施形態の光ファイバケースの構造図である。
【図４】本発明の第２実施形態の光ファイバケースの構造図である。
【図５】他の光ファイバケースの構造図である。
【図６】他の光ファイバケースの構造図である。
【図７】従来技術による光ファイバケースを説明するための説明図である。
【符号の説明】
１０，２０，３０光ファイバケース
１１，２１，２２，３１，３２収容ケース
１２ケース蓋
１３，２３，係止部
１４，２４，３５切り欠き孔部
１５，２５，３６ケーブル把持部
１６，２６，３７接続部把持部
１７，２７，３８光ファイバケーブル
１８，２８，３９光ファイバ
１９，２９，４０融着接続部
３３締結孔部
３４ねじ蓋部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber case for protecting a fusion spliced portion of optical fibers drawn from an optical fiber cable from the outside.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when an optical fiber is pulled out from an optical fiber cable and fusion-bonded, it is accommodated in an optical fiber case in order to protect the fusion-bonded portion. FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining a conventional optical fiber case. As shown in FIG. 7A, the optical fiber case 100 includes a case body 110 and screw lids 120a and 120b.
[0003]
The case main body 110 has a cylindrical shape, and male screw portions are provided at both end portions in the vicinity of the cylindrical opening as shown in FIG.
The screw lids 120a and 120b have through holes through which the optical fiber cable passes, and are provided with female screw portions (not shown) inside thereof, and are detachable at both ends of the case main body 110.
[0004]
An optical fiber connection portion is accommodated in the optical fiber case 100.
As shown in FIG. 7B, the connecting portion of the optical fiber is installed on the fixing member 130. The fusion splicing portion 160 is formed by abutting and splicing the optical fibers 150a and 150b drawn from the two optical fiber cables 140a and 140b arranged to face each other. And the stopper member 170a, 170b for obstruct | occluding the through-hole of screw cover 120a, 120b is arrange | positioned at the drawer | drawing-out part which pulls out optical fiber 150a, 150b from optical fiber cable 140a, 140b. These things are housed integrally inside.
In addition, other conventional optical fiber cases may contain the optical fiber cable as it is without using the fixing member 130 described above, but in this case, the minimum is required to protect and reconnect the connection point. Multiple turns that do not fall below the radius of curvature are accommodated, and in this case, the case body has a relatively large cylindrical structure.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The optical fiber case 100 of the prior art has a problem that it takes a lot of work to connect.
As shown in FIG. 7C, the optical fibers 140a and 140b are inserted into the cylindrical holes of the case main body 110 and the through holes of the screw lids 120a and 120b, respectively, and are fused and connected.
Then, the case main body 110 and the screw lids 120a and 120b are moved and fixed as shown in FIG.
[0006]
In this case, as shown in FIG. 7 (c), it is necessary to make the optical fibers 140a and 140b pass through the cylindrical holes of the case main body 110 and the through holes of the screw lids 120a and 120b, respectively. Since this is not possible, the following problems arise.
(1) Since the fusion work is performed in the state shown in FIG. 7C, there is a problem in that the case body 110 and the screw lids 120a and 120b in the vicinity interfere with the fusion work.
(2) If the case main body 110 or the screw lids 120a and 120b are accidentally hooked during the fusion work, the fusion splicing portion 160 to which an excessive force is applied may be damaged.
[0007]
(3) If the procedure is changed to the state as shown in FIG. 7B, the case main body 110 and the screw lids 120a and 120b cannot be inserted unless the fusion splicing portion 160 is removed. It is necessary to ensure that work procedures are followed. For this reason, excessive tension was imposed on the workers, and if the work procedure was mistaken, recovery was troublesome.
(4) Since the case main body 110 and the screw lids 120a and 120b are moved in the cable direction as shown in FIG. 7C, a force may be applied to the fusion splicing portion 160 by mistake. There was a need.
(5) Although the prior art has a simple structure, the number of parts is large and the cost is high.
(6) In addition, in other prior art optical fiber cases that accommodate a plurality of turns that do not fall below the minimum radius of curvature without using a fixing member, because of the structure that accommodates turns greater than the minimum radius of curvature, A volume larger than the minimum curvature radius is required in the accommodating cylinder, which is a limitation on miniaturization.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and its purpose is to adopt a structure that can simplify the installation work and reduce the manufacturing cost, thereby realizing cost reduction and workability improvement. It is to provide such an optical fiber case.
In addition, a novel optical fiber housing method that contributes to downsizing of the optical fiber case is also provided.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, according to the invention according to claim 1 ,
One or a plurality of optical fibers drawn from two optical fiber cables are abutted to form a fusion splicing part, and the end of the optical fiber cable, the optical fiber and the splicing splicing part are accommodated integrally. An optical fiber case,
A containment case;
A thin plate-like connecting portion formed integrally with the housing case ;
A case lid that is integrally formed with the connecting portion and is opened and closed while deforming the connecting portion with respect to the housing case;
A locking part on the storage case side provided in the storage case;
A locking portion on the case lid side that is provided on the case lid and is closed to the locking portion of the housing case while closing the case lid;
A notch hole provided in the housing case for introducing the optical fiber cable into the housing case;
A cable gripping part that is provided in the housing case and grips the periphery of the end of the optical fiber cable by a gripping structure disposed at two positions so that the protrusions protruding in a letter C shape face each other ;
A connecting portion gripping portion that is provided in the housing case and grips the fusion splicing portion by a gripping structure disposed at two locations so that protrusions protruding in a letter C shape face each other ;
With
After the end portion of the optical fiber cable, the optical fiber, and the fusion splicing portion are arranged in the housing case, the case lid is closed and the housing case is integrally housed.
[0010]
Moreover, according to the invention which concerns on Claim 2,
The optical fiber case according to claim 1,
The accommodation case and the case lid are provided with a fastening hole portion through which a fastening band is inserted.
[0011]
According to the invention of claim 3,
One or a plurality of optical fibers drawn from two optical fiber cables are abutted to form a fusion splicing part, and the end of the optical fiber cable, the optical fiber and the splicing splicing part are accommodated integrally. An optical fiber case,
One storage case,
A thin plate-like connecting portion formed integrally with one housing case;
The other housing case formed integrally with the connecting portion and opened and closed while deforming the connecting portion with respect to one housing case;
A locking portion that is provided in each of the storage cases and is locked while closing the storage case;
A notch hole provided in each housing case, for introducing an optical fiber cable into the housing case;
A cable gripping part that is provided in each housing case and grips the periphery of the end of the optical fiber cable by a gripping structure in which a plurality of triangular protrusions are formed ;
A connection portion gripping portion that is provided in each housing case and grips the fusion spliced portion by a gripping structure disposed at two positions so that protrusions protruding in a letter C shape face each other;
With
After the end portion of the optical fiber cable, the optical fiber, and the fusion splicing portion are arranged in one housing case, the other housing case is stacked and integrally housed as a lid.
[0012]
Moreover, according to the invention which concerns on Claim 4,
The optical fiber case according to claim 3,
Each of the two housing cases is provided with a fastening hole portion through which a fastening band is inserted.
[0013]
Moreover, according to the invention which concerns on Claim 5,
In the optical fiber accommodation method in the case of accommodating an optical fiber in the optical fiber case according to any one of claims 1 to 4,
The optical fiber is accommodated in a meandering state with a radius of curvature greater than or equal to the minimum curvature radius.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, the optical fiber case of 1st Embodiment of the invention which concerns on Claim 1 is demonstrated, referring a figure. 1 and 2 are structural diagrams of an optical fiber case showing the present embodiment.
As shown in FIG. 1, the optical fiber case 10 includes a housing case 11, a case lid 12, a locking portion 13, and a notch hole portion 14. Inside the optical fiber case 10, as shown in FIG. The connecting portion gripping portion 16 is provided.
[0015]
The end portion of the optical fiber cable 17, the optical fiber 18, and the fusion splicing portion 19 are accommodated in the optical fiber case 10. In the method for accommodating the optical fiber 18 in the optical fiber case 10 of the present embodiment, since the optical fiber 18 is meandered and accommodated, the tension at the fusion splicing portion 19 is set to zero. Further, when the connection is necessary again, the optical fiber 18 has a surplus length, and therefore the optical fiber 18 reaches the fusion splicing portion 19 even if the tip is cut and fusion-bonded again.
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, the housing case 11 is formed in a rectangular box shape. A case lid 12 is connected to the long side of the opening of the housing case 11 so as to be freely opened and closed. The housing case 11 and the case lid 12 are made of plastic, and the housing case 11, the case lid 12, and the connecting portion are integrally formed by forming a connecting portion in a thin plate shape together with the housing case 11 and the case lid 12 by molding. Can be formed. Both the storage case 11 and the case lid 12 are provided with a locking portion 13. When the case lid 12 is closed, the locking portion 13 is locked and the case lid 12 is closed. Maintained.
[0017]
Such a housing case 11 is provided with a notch hole portion 14 which is opened in a substantially U shape on both sides thereof, and an optical fiber cable 17 can be passed therethrough.
A cable gripping portion 15 is provided near the notch hole portion 14 of the housing case 11, and a connection portion gripping portion 16 is provided at the center thereof. The gripping structure of the cable gripping part 15 and the connection part gripping part 16 is arranged at two locations so that the protrusions protruding in a letter C shape face each other, and the optical fiber cable 17 is arranged in the horizontal direction (arrows in FIGS. Even if it is pulled in the a direction), the fusion splicing portion 19 is prevented from moving.
[0018]
In the present embodiment, the optical fiber cable 17 is described as being coated with one optical fiber 18, but in reality, two optical fibers are accommodated as a set unit with one optical fiber cable. In the same manner, there are those in which a plurality of optical fibers are accommodated as a set unit such as four or eight in the same manner. Such a case can be dealt with by providing a plurality of connection portion gripping portions 16 of the present embodiment and accommodating a plurality of fusion splicing portions 19. Even in this way, the present invention can be implemented.
[0019]
This embodiment has the following advantages.
(1) Due to the structure of the optical fiber case, it can be integrally formed with a single mold, and the production cost can be significantly reduced by the mass production effect. In this case, the connecting portion of the housing case 11 and the case lid 12 is also formed using a bendable synthetic resin material, so that an optical fiber case that does not require assembling work or the like can be obtained.
(2) After forming the fusion splicing portion 19 by abutting the optical fibers 18, the end portion of the optical fiber cable 17, the optical fiber 18 and the splicing splicing portion 19 are shown in FIG. From the direction toward the back surface). For this reason, the optical fiber case and the screw lid are previously attached to the optical fiber cable in the prior art, but in this embodiment, such work is not necessary, and workability can be improved.
(3) Since the optical fiber cable 17 and the optical fiber 18 are accommodated in the optical fiber case 10 from the upper side of FIG. 2, an inadvertent mistake of pulling the optical fiber cable 17 and the optical fiber 18 in the left-right direction (arrow a direction) of FIGS. Is reduced.
[0020]
Then, the optical fiber case of 2nd Embodiment which concerns on invention of Claim 3 is demonstrated, referring a figure. 3 and 4 are structural diagrams of the optical fiber case of the present embodiment.
As shown in FIG. 3, the optical fiber case 20 includes housing cases 21 and 22, a locking portion 23, and a notch hole portion 24. Inside the optical fiber case 20, as shown in FIG. A gripping portion 26 is provided.
The end portion of the optical fiber cable 27, the optical fiber 28, and the fusion splicing portion 29 are accommodated in the optical fiber case 20.
[0021]
The housing cases 21 and 22 are formed in a shape obtained by dividing a cylinder into two parts. The housing cases 21 and 22 are connected so as to be openable and closable as shown in FIG. The housing cases 21 and 22 are made of plastic, and the housing cases 21 and 22 and the connecting portions are formed in a thin plate shape by molding, so that the housing cases 21 and 22 and the connecting portions can be integrally formed. . Further, on the opposite side of the connecting portion, a locking portion 23 is provided in each of the storage cases 21 and 22, and the locking portion 23 locks when the storage cases 21 and 22 are closed as shown in FIG. The closed state is maintained.
[0022]
Such accommodation cases 21 and 22 are provided with notch holes 24 which are opened in a U-shape on both sides thereof, so that the optical fiber cable 27 can pass therethrough.
A cable gripping portion 25 is provided near the notch hole portion 24 of the housing case 21, and a connection portion gripping portion 26 is provided between the two cable gripping portions 25. The structure of the cable gripping portion 25 is formed with a plurality of triangular protrusions, and the gripping structure of the connection portion gripping portion 26 is arranged at two locations so that the protrusions protruding in a letter C shape face each other. Even if the optical fiber cable 27 is pulled left and right, the fusion splicing portion 29 is prevented from moving.
[0023]
In the method of accommodating the optical fiber 28 in the optical fiber case 20 of the present embodiment, since the optical fiber 28 is meandered and accommodated, the tension at the fusion splicing portion 29 is set to zero. Further, when reconnection is required, the optical fiber 28 has a surplus length, so that the optical fiber 28 reaches the fusion splicing portion 29 even if the tip is cut and fusion spliced again.
[0024]
This embodiment has the following advantages.
(1) The housing cases 21 and 22 can be integrally formed with a single mold due to their structure, and the production cost can be significantly reduced due to the mass production effect. In this case, since the connecting portions of the housing cases 21 and 22 are also formed using a bendable synthetic resin material, an optical fiber case that does not require assembly work or the like can be obtained.
(2) After forming the fusion splicing portion 29 by abutting the optical fibers 28, the end portion of the optical fiber cable 27, the optical fiber 28 and the splicing splicing portion 29 are placed on the upper side of FIG. From the side toward the back surface). For this reason, the operation | work which attaches an optical fiber case to an optical fiber cable previously is unnecessary, and workability | operativity can be improved.
(3) Since the optical fiber cable 27 and the optical fiber 28 are accommodated in the optical fiber case 20 from the upper side of FIG. It is reduced.
[0025]
In addition, there is an optical fiber case of the form shown in FIGS. 5 and 6 are structural views of an optical fiber case according to another example.
The optical fiber case 30 includes housing cases 31 and 32, a fastening hole portion 33, a screw lid portion 34, a notch hole portion 35, a cable gripping portion 36, and a connection portion gripping portion 37.
The end portion of the optical fiber cable 38, the optical fiber 39, and the fusion splicing portion 40 are accommodated in the optical fiber case 30.
[0026]
In this case, since the housing cases 31 and 32 have a shape obtained by dividing the cylinder into two parts (see FIG. 6), the fastening bands are inserted into the fastening hole 33 and fixed. Further, the end portion is fastened and fixed to the male screw portion that appears when the housing cases 31 and 32 are assembled by the screw lid 34.
Since the housing cases 31 and 32 are firmly closed by the fastening hole 33 as described above, a situation in which rainwater, dust, or the like is mixed into the inside is avoided. In addition, if such a fastening hole part is applied to the optical fiber cases 10 and 20 described as the first and second embodiments, the reliability is further improved. The first and second embodiments may be configured in this way.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, there is provided an optical fiber case that adopts a structure that has a simple mounting operation and that can reduce manufacturing costs, and realizes cost reduction and improvement in workability. be able to.
In addition, a novel optical fiber housing method that contributes to downsizing of the optical fiber case can also be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a structural diagram of an optical fiber case according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a structural diagram of an optical fiber case according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a structural diagram of an optical fiber case according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a structural diagram of an optical fiber case according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a structural diagram of another optical fiber case.
FIG. 6 is a structural diagram of another optical fiber case.
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining a conventional optical fiber case.
[Explanation of symbols]
10, 20, 30 Optical fiber case 11, 21, 22, 31, 32 Housing case 12 Case lid 13, 23, Locking portion 14, 24, 35 Notch hole portion 15, 25, 36 Cable gripping portion 16, 26, 37 Connection portion gripping portions 17, 27, 38 Optical fiber cables 18, 28, 39 Optical fibers 19, 29, 40 Fusion splicing portion 33 Fastening hole portion 34 Screw lid portion

Claims

One or a plurality of optical fibers drawn from two optical fiber cables are abutted to form a fusion splicing part, and the end of the optical fiber cable, the optical fiber and the splicing splicing part are accommodated integrally. An optical fiber case,
A containment case;
A thin plate-like connecting portion formed integrally with the housing case ;
A case lid that is integrally formed with the connecting portion and is opened and closed while deforming the connecting portion with respect to the housing case;
A locking part on the storage case side provided in the storage case;
A locking portion on the case lid side that is provided on the case lid and is closed to the locking portion of the housing case while closing the case lid;
A notch hole provided in the housing case for introducing the optical fiber cable into the housing case;
A cable gripping part that is provided in the housing case and grips the periphery of the end of the optical fiber cable by a gripping structure disposed at two positions so that the protrusions protruding in a letter C shape face each other ;
A connecting portion gripping portion that is provided in the housing case and grips the fusion splicing portion by a gripping structure disposed at two locations so that protrusions protruding in a letter C shape face each other ;
With
An optical fiber case, wherein an end portion of an optical fiber cable, an optical fiber, and a fusion splicing portion are arranged in a housing case, and then the case lid is closed to be housed integrally.

The optical fiber case according to claim 1,
An optical fiber case, wherein a fastening hole portion through which a fastening band is inserted is provided in the housing case and the case lid.

One or a plurality of optical fibers drawn from two optical fiber cables are abutted to form a fusion splicing part, and the end of the optical fiber cable, the optical fiber and the splicing splicing part are accommodated integrally. An optical fiber case,
One storage case,
A thin plate-like connecting portion formed integrally with one housing case;
The other housing case formed integrally with the connecting portion and opened and closed while deforming the connecting portion with respect to one housing case;
A locking portion that is provided in each of the storage cases and is locked while closing the storage case;
A notch hole provided in each housing case, for introducing an optical fiber cable into the housing case;
A cable gripping part that is provided in each housing case and grips the periphery of the end of the optical fiber cable by a gripping structure in which a plurality of triangular protrusions are formed ;
A connection portion gripping portion that is provided in each housing case and grips the fusion spliced portion by a gripping structure disposed at two positions so that protrusions protruding in a letter C shape face each other;
With
An optical fiber case in which an end portion of an optical fiber cable, an optical fiber, and a fusion splicing portion are arranged in one housing case, and then the other housing case is stacked and integrally accommodated as a lid.

The optical fiber case according to claim 3,
An optical fiber case, wherein a fastening hole portion through which a fastening band is inserted is provided in each of the two housing cases.

In the optical fiber accommodation method in the case of accommodating an optical fiber in the optical fiber case according to any one of claims 1 to 4,
An optical fiber accommodation method comprising: housing the optical fiber in a meandering state with a radius of curvature greater than or equal to a minimum curvature radius.