JP3954735B2

JP3954735B2 - Truss muscle

Info

Publication number: JP3954735B2
Application number: JP30183398A
Authority: JP
Inventors: 貞男大河内; 賀弘丸山; 富夫加納; 嗣示野崎; 規和浅井; 清徳山内; 友恭柘植
Original assignee: トヨタＴ＆Ｓ建設株式会社
Priority date: 1998-10-23
Filing date: 1998-10-23
Publication date: 2007-08-08
Anticipated expiration: 2018-10-23
Also published as: JP2000129860A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はトラス筋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、半プレキャストコンクリート板を使用して建物を構築する工法として、図１１に示すように、工場で薄肉の半プレキャストコンクリート板２１を打設するとともにれに連結筋としてトラス筋２２を立設し、この半プレキャストコンクリート合成板２３を現場に搬送して、現場においてその薄肉の半プレキャストコンクリート板２１上に現場打ちコンクリート２４を打設する工法がある。
【０００３】
このような工法に使用される前記トラス筋として、従来、図７に示すように、２本の下筋３１，３２と１本の上筋３３間に２本のラチス筋３４，３５を溶接固着して横断面が略三角形の立体的なトラス筋３６としたものがある。
【０００４】
このような立体的なトラス筋３６は載置上安定性に優れているが、その安定性はコンクリートが固化する迄で、固化以降は必要ではない。しかも、トラス筋３６を治具にて保持する場合には、その保持までの一時的な安定は必要でも治具による保持後のトラス筋３６の安定性は不要である。また、３本の鉄筋３１〜３３と２本のラチス筋３４，３５を使用することから費用も嵩み、不経済となる場合もある。
【０００５】
そこで、従来、経済性を重視して、図８に示すように、１本の下筋４１の上端と１本の上筋４２の下端との間に１本のラチス筋４３を溶接固着した完全平面トラス筋４４や、図９に示すように、１本の下筋５１と１本の上筋５２の間に、一方の側に位置して１本のラチス筋５３を溶接固着したトラス筋５４がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
前記図８に示す完全平面トラス筋４４においては、下筋４１とラチス筋４３との溶接及び上筋４２とラチス筋４３との溶接が、図１０（Ａ）に示すようにピンポイント溶接Ｗとなり溶接強度が小さくなる問題がある。
【０００７】
更に、該トラス筋４４を設置する場合には図１０（Ｂ）に示すように１本の下筋４１のみが載置面４５上に線接触した状態で載置されて矢印方向に倒れるため、設置作業が困難な問題がある。
【０００８】
更に、該トラス筋４４が図１０（Ｃ）のように床面Ｆ等に倒れている場合に、該トラス筋４４と床面Ｆ等間に隙間ができないため、手掛け部がなく、これを起こすことが困難な問題がある。
【０００９】
更に図１０（Ｄ）に示すように、上下筋、例えば上筋４２を破線のような大径の鉄筋４２ａに変更する場合には、ラチス筋４３の成が同じであるとトラス筋４４の全体の成がｈ分長くなる。そのため、トラス筋４４の全体の成を変更することなく上下筋４１，４２の径を変更する場合にはラチス筋４３の成を調整しなければならず、手間を要する問題がある。
【００１０】
また、前記図９に示すトラス筋５４においては、上下筋５１，５２の一方の側に偏心してラチス筋５３が固着されているため、該トラス筋５４の設置時にこの偏心の影響を受けて図１０（Ｅ）に示すように矢印方向へ倒れやすい問題がある。
【００１１】
更に、図１０（Ｆ）のように、トラス筋５４を設置してコンクリート２１を打設した状態において、コンクリート２１の未硬化の状態で図１０（Ｆ）の矢印のように側方から何らかの荷重が作用すると、下筋５１を中心としてトラス筋５４が回動しやすく、トラス筋５４の姿勢が崩れやすい問題がある。
【００１２】
そこで本発明は、前記の各問題を解消するトラス筋を提供することを目的とするものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項１記載の第１の発明は、１本の下筋と１本の上筋を適宜間隔を有して平行に配置し、この上下筋間に１本のラチス筋を配置してその下側折曲部を下筋に溶接し、上側折曲部を上筋に溶接するものにおいて、
ラチス筋における隣接する下側折曲部を、下筋を挟むように、交互に下筋を介して反対側に位置させて溶接し、隣接する上側折曲部を、上筋を挟むように、交互に上筋を介して反対側に位置させて溶接したことを特徴とするものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１乃至図６に示す実施例に基いて本発明の実施の形態について説明する。
図１は本発明のトラス筋の一部を示す斜視図であり、下側に位置して下筋１が、上側に位置して上筋２が、相互に所定の間隔を有して平行に配置されている。この下筋１の径として例えば、６φ、７φ、８φ、９φのものを使用し、上筋２の径としては例えば、１３φのものを使用しており、上筋２を下筋１よりも大径のものを使用することが望ましい。更に、この下筋１及び上筋２としては、鉄筋、ステンレス筋、複合繊維棒などを使用する。
【００１５】
前記下筋１と上筋２間には１本のラチス筋（斜め筋）３が配置固定されている。該ラチス筋３は、１本の筋をジグザグ状（のこぎり刃状）に折曲して、直線部３ａと下側折曲部３ｂと、上側折曲部３ｃとからなり、その背丈が上下筋１，２間の距離Ｈと略同等に形成されている。
【００１６】
そして、その下側折曲部３ｂを下筋１の一側面と他側面に交互に溶接固着し、上側折曲部３ｃを上筋２の一側面と他側面に交互に溶接固着している。図の実施例では上側折曲部３ｃ₁が上筋２の右側に溶接され、下側折曲部３ｂ₁が下筋１の左側に溶接され、上側折曲部３ｃ₂が上筋２の左側に溶接され、下側折曲部３ｂ₂が下筋１の右側に溶接され、上側折曲部３ｃ₃が上筋２の右側に溶接され、下側折曲部３ｂ₃が下筋２の左側に溶接され、順次このように交互に溶接されている。このような交互の溶接により、各直線部３ａ₁〜３ａ₄は、図１及び図３（Ａ）〜（Ｄ）に示すように配置されている。すなわち、図１のＡ−Ａ部では直線部３ａ₁が上筋２の右側から下筋１の左側に走り、Ｂ−Ｂ部では直線部３ａ₂が下筋１の左側から上筋２の左側に走り、Ｃ−Ｃ部では直線部３ａ₃が上筋２の左側から下筋１の右側に走り、Ｄ−Ｄ部では下筋１の右側から上筋２の右側に走る。したがって、直線部は、トラス筋４の端面から見ると図２のように左右対称に配置される。しかも、同じ方向に向く直線部３ａ₂と３ａ₄が交互に上下筋１，２の反対側に位置し、同じ方向に向く直線部３ａ₁と３ａ₃がトラス筋４の端面側から見て交互に反対方向に傾斜する。したがって、ラチス筋４がバランスよく配置される。
【００１７】
また、前記の溶接は、例えば上筋２に対しては、図４（Ａ）に示すように、ラチス筋３の上側折曲部３ｃ₂において両直線部３ａ₂と３ａ₃に亙るように溶接Ｗを行う。その他の折曲部と上下筋との溶接も同様に行う。
【００１８】
前記ラチス筋３は例えば６φ、７φ、８φ、９φのものを使用し、鉄筋、ステンレス筋、複合繊維棒などを使用する。
なお、前記のように構成されたトラス筋４は、図１において左右方向に所望の長さに形成され、これをコンクリート中に埋設して使用する。例えば図４に示すように、トラス筋４を所定位置に立設して半プレキャストコンクリート板２１を打設して半プレキャストコンクリート合成板２３を成形し、これを現場に搬送して、現場において図５に示すように、前記半プレキャストコンクリート合成板２３上に現場打ちコンクリート２４を打設してコンクリート板を成形する。
【００１９】
また、本発明のトラス筋４は、上記の半プレキャストコンクリート合成板以外のコンクリート板の成形に用いることができ、また、床板、中空床板、壁板を成形する場合にも使用できる。
【００２０】
次に本発明のトラス筋と前記従来のトラス筋との作用、効果を図６及び図１０を用いて対比説明する。
▲１▼ 従来の図８に示す完全平面トラス４４においては図１０（Ａ）に示すように溶接Ｗがピンポイント溶接となるが、本発明のトラス筋４においては図６（Ａ）に示すように、溶接Ｗを線溶接にしてその溶接強度を大きくすることができ、強度の高いトラス筋を形成できる。
【００２１】
▲２▼ 従来の図８に示す完全平面トラス４４においては図１０（Ｂ）に示すように不安定であるのに対し、本発明のトラス筋４においては図６（Ｂ）に示すようにラチス筋３が上下筋１，２の軸心に対して左右対称に配置されているため、該トラス筋４を設置する場合、多少安定してその設置作業が楽になる。
【００２２】
▲３▼ 従来の図８に示す完全平面トラス４４においては図１０（Ｃ）に示すように床面Ｆ等に倒れている場合にはそのトラス筋４４と床面Ｆ等間に隙間がないためこれを起こすことが困難であるのに対し、本発明のトラス筋４においては、図６（Ｃ）のように床面Ｆ等に倒れている場合、ラチス筋３と床面Ｆ等の間やその他の部分に隙間Ｄが生じるため、この隙間Ｄを手掛け部としてトラス筋４を掴むことができ、その起こしが容易に行える。
【００２３】
▲４▼ 前記図８に示す従来の完全平面トラス筋４４においては、図１０（Ｄ）に示すように、上筋４２の径が異なると前記のようにトラス筋４４の成が変化するのに対し、本発明のトラス筋４においては、図６（Ｄ）に示すように、上筋２を破線のように大径の上筋２ａにしてもラチス筋３を左右に拡げることにより、その大径の上筋２ａをラチス筋３間に介在し、トラス筋４の成を変化させないようにすることができる。したがって、上下筋１，２の径が変化しても同じラチス筋３で対処できる。
【００２４】
▲５▼ 前記図９に示す従来のトラス筋５４においては、上下筋５１，５２の一方の側のみにラチス筋５３が固着されるため、図１０（Ｅ）の矢印のように偏心荷重の影響を受けるのに対し、本発明のトラス筋４においては図６（Ｅ）に示すように上下筋１，２に対して左右対称にラチス筋３が配置されるため、一部の偏心が他の部分で相殺され、偏心の影響が極めて少なく、該トラス筋４を安定した状態で設置できる。
【００２５】
▲６▼ 前記図９に示す従来のトラス筋５４においては、図１０（Ｆ）に示すように、コンクリート２１の未硬化状態において、横から矢印のように荷重が作用すると回動しやすいのに対し、本発明のトラス筋４においては、図６（Ｆ）に示すように下筋１の両側にラチス筋３が配置されていることから、前記の矢印のような荷重に対する抵抗力が前記図９のものよりも幾分大きくなり、未硬化コンクリート状態において、何らかの横荷重によってトラス筋４の姿勢が変化することを防止できる。
【００２６】
【発明の効果】
以上のようであるから、本発明のトラス筋によれば、従来の図７に示す立体型のトラスに比べて次のような効果がある。
【００２７】
本発明のトラス筋は、そのラチス筋が１本でよいため経済的であるとともに重量減により取り扱いが楽になり、更に、略平面的であるため保管スペースが少なくてすみ、かつ、設置上場取らないため、他の設備を設ける場合も単純な方式で納まる。
【００２８】
また、従来の図８に示す完全平面トラス筋に対して次のような効果がある。
本発明のトラス筋におけるラチス筋の折曲部と上下筋との溶接面積が多くなり溶接強度が大きくなる。更に、下筋の両側にラチス筋の折曲部が位置するため、該トラス筋の設置上安定性があり、そのセットが楽に行える。更に、床面等に倒れた状態で置かれた本発明のトラス筋を起こす場合、床面とトラス筋との間に空隙が生じ、その空隙を手掛け部としてトラス筋の起こしが容易に行える。更に、上下筋の径を異なるものに変更する場合にも同じラチス筋を使用して同じ成のトラス筋を形成できる。
【００２９】
また、従来の図９に示すトラス筋に対し、本発明のトラス筋においては、そのラチス筋が上下筋の両側に対称的に配置されているため、安定性があり、更に、トラス筋が未硬化コンクリートで支持された状態で横から荷重が作用した場合でも、その抵抗力が増して、姿勢の変化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示すトラス筋の一部斜視図。
【図２】図１のトラス筋を端面から見た図。
【図３】（Ａ）〜（Ｄ）は図１のＡ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ、Ｄ−Ｄ線での断面図。
【図４】本発明のトラス筋を使用した半プレキャストコンクリート合成板の断面図。
【図５】図４の半プレキャストコンクリート合成板を使用して成形したコンクリート板の断面図。
【図６】（Ａ）〜（Ｆ）は本発明のトラス筋の説明図。
【図７】従来の立体型トラス筋を示す斜視図。
【図８】従来の完全平面トラス筋を示すもので、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は断面図。
【図９】従来の他のトラス筋を示す断面図。
【図１０】（Ａ）〜（Ｆ）は従来のトラス筋の説明図。
【図１１】従来の立体型トラス筋を使用したコンクリート板を示す断面図。
【符号の説明】
１…下筋２…上筋
３…ラチス筋３ｂ₁〜３ｂ₃…下側折曲部
３ｃ₁〜３ｃ₃…上側折曲部４…トラス筋[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a truss muscle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method of constructing a building using a semi-precast concrete board, as shown in FIG. 11, a thin-walled semi-precast concrete board 21 is cast at a factory and a truss bar 22 is erected as a connecting bar. There is a construction method in which the semi-precast concrete composite plate 23 is transported to the site, and the cast-in-place concrete 24 is placed on the thin semi-precast concrete plate 21 at the site.
[0003]
As the truss bars used in such a construction method, conventionally, two lattice bars 34 and 35 are welded and fixed between two lower bars 31 and 32 and one upper bar 33 as shown in FIG. Thus, there is a three-dimensional truss muscle 36 having a substantially triangular cross section.
[0004]
Such a three-dimensional truss bar 36 is excellent in stability on placement, but the stability is until the concrete is solidified and is not necessary after the solidification. In addition, when the truss bar 36 is held by a jig, temporary stability until the holding is necessary, but the stability of the truss bar 36 after holding by the jig is unnecessary. In addition, since the three reinforcing bars 31 to 33 and the two lattice bars 34 and 35 are used, the cost is increased, which may be uneconomical.
[0005]
Therefore, in the past, with emphasis on economic efficiency, as shown in FIG. 8, one lattice bar 43 is welded and fixed between the upper end of one lower bar 41 and the lower end of one upper bar 42. As shown in FIG. 9, a flat truss bar 44, or a truss bar 54, which is located on one side between one lower barb 51 and one upper barb 52 and has a lattice bar 53 welded thereto. There is.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the complete flat truss bar 44 shown in FIG. 8, the welding of the lower bar 41 and the lattice bar 43 and the welding of the upper bar 42 and the barb bar 43 become pinpoint welds W as shown in FIG. There is a problem that the welding strength is reduced.
[0007]
Further, when installing the truss bar 44, as shown in FIG. 10B, only one lower bar 41 is placed in a line contact state on the mounting surface 45 and falls in the direction of the arrow. There is a problem that installation work is difficult.
[0008]
Further, when the truss muscle 44 is tilted to the floor surface F or the like as shown in FIG. 10C, there is no gap between the truss muscle 44 and the floor surface F or the like, so there is no handle portion and this occurs. There are difficult problems.
[0009]
Further, as shown in FIG. 10D, when the upper and lower bars, for example, the upper bar 42 is changed to a large-diameter reinforcing bar 42a as shown by a broken line, the entire truss bar 44 has the same structure as the lattice bar 43. Is longer by h. Therefore, when the diameter of the upper and lower muscles 41 and 42 is changed without changing the overall structure of the truss muscle 44, the formation of the lattice muscle 43 must be adjusted, which is troublesome.
[0010]
Further, in the truss muscle 54 shown in FIG. 9, since the lattice muscle 53 is eccentrically fixed to one side of the upper and lower muscles 51, 52, the eccentric muscle is affected by the eccentricity when the truss muscle 54 is installed. As shown in FIG. 10 (E), there is a problem that it tends to fall in the direction of the arrow.
[0011]
Further, as shown in FIG. 10 (F), in the state where the truss bar 54 is installed and the concrete 21 is placed, some load is applied from the side as shown by the arrow in FIG. 10 (F) with the concrete 21 being uncured. Acts, the truss muscle 54 tends to rotate around the lower muscle 51, and the posture of the truss muscle 54 tends to collapse.
[0012]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a truss bar that solves each of the above problems.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, according to a first aspect of the present invention, one lower line and one upper line are arranged in parallel at an appropriate interval, and one line is provided between the upper and lower lines. In the one that arranges the Lattice muscles and welds the lower bent part to the lower line, and welds the upper bent part to the upper line,
Adjacent lower bending parts in the lattice muscle are welded by alternately positioning them on the opposite side through the lower muscles so as to sandwich the lower muscles, and adjacent upper folding parts are sandwiched between the upper muscles, It is characterized in that welding is performed by alternately positioning on the opposite side through the upper streaks.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described based on the example shown in FIGS.
FIG. 1 is a perspective view showing a part of the truss muscle according to the present invention. The lower muscle 1 is located on the lower side, the upper muscle 2 is located on the upper side, and they are parallel to each other at a predetermined interval. Has been placed. The diameter of the lower muscle 1 is, for example, 6φ, 7φ, 8φ, 9φ, and the diameter of the upper muscle 2 is, for example, 13φ. The upper muscle 2 is larger than the lower muscle 1. It is desirable to use a diameter. Further, as the lower bar 1 and the upper bar 2, a reinforcing bar, a stainless bar, a composite fiber rod or the like is used.
[0015]
Between the lower muscle 1 and the upper muscle 2, one lattice muscle (diagonal muscle) 3 is arranged and fixed. The lattice muscle 3 is composed of a straight line portion 3a, a lower bent portion 3b, and an upper bent portion 3c by bending one line in a zigzag shape (sawtooth shape). It is formed approximately equal to the distance H between 1 and 2.
[0016]
The lower bent portion 3b is alternately welded and fixed to one side surface and the other side surface of the lower bar 1, and the upper bent portion 3c is alternately welded and fixed to the one side surface and the other side surface of the upper bar 2. In the illustrated embodiment, the upper bent portion 3c ₁ is welded to the right side of the upper bar 2, the lower bent portion 3b ₁ is welded to the left side of the lower bar 1, and the upper bent portion 3c ₂ is left of the upper bar 2. The lower bent portion 3b ₂ is welded to the right side of the lower bar 1, the upper bent portion 3c ₃ is welded to the right side of the upper bar 2, and the lower bent portion 3b ₃ is left of the lower bar 2. Are sequentially welded in this manner. By such alternate welding, the straight portions 3a _{1 to} 3a ₄ are arranged as shown in FIGS. 1 and 3A to 3D. That is, in the AA portion of FIG. 1, the straight portion 3a ₁ runs from the right side of the upper muscle 2 to the left side of the lower muscle 1, and in the BB portion, the straight portion 3a ₂ runs from the left side of the lower muscle 1 to the left side of the upper muscle 2. The straight portion 3a ₃ runs from the left side of the upper muscle 2 to the right side of the lower muscle 1 in the CC portion, and runs from the right side of the lower muscle 1 to the right side of the upper muscle 2 in the DD portion. Therefore, when viewed from the end face of the truss muscle 4, the straight line portions are arranged symmetrically as shown in FIG. Moreover, the straight portions 3a ₂ and 3a ₄ facing in the same direction are alternately positioned on the opposite side of the upper and lower bars 1 and 2, and the straight portions 3a ₁ and 3a ₃ facing in the same direction are alternately viewed from the end face side of the truss bar 4. Tilt in the opposite direction. Therefore, the lattice muscle 4 is arranged with good balance.
[0017]
Further, for example, as shown in FIG. 4A, the above-described welding is performed so that the upper muscle 2 extends over both the straight portions 3a ₂ and 3a ₃ at the upper bent portion 3c ₂ of the lattice 3. Do W. The welding of the other bent portions and the upper and lower bars is performed in the same manner.
[0018]
The lattice bars 3 are, for example, 6φ, 7φ, 8φ, and 9φ, and use reinforcing bars, stainless bars, composite fiber rods, and the like.
In addition, the truss reinforcement 4 comprised as mentioned above is formed in desired length in the left-right direction in FIG. 1, and this is embed | buried in concrete and used. For example, as shown in FIG. 4, the truss bar 4 is erected at a predetermined position, a semi-precast concrete plate 21 is placed, a semi-precast concrete composite plate 23 is formed, and this is transported to the site. As shown in FIG. 5, the cast-in-place concrete 24 is placed on the semi-precast concrete composite plate 23 to form a concrete plate.
[0019]
Moreover, the truss reinforcement 4 of this invention can be used for shaping | molding concrete boards other than said semi-precast concrete composite board, and can be used also when shape | molding a floor board, a hollow floor board, and a wall board.
[0020]
Next, the operation and effect of the truss muscle of the present invention and the conventional truss muscle will be described with reference to FIGS.
(1) In the conventional completely flat truss 44 shown in FIG. 8, the welding W is pinpoint welding as shown in FIG. 10 (A), but in the truss reinforcement 4 of the present invention as shown in FIG. 6 (A). In addition, the weld strength can be increased by making the weld W into a line weld, and a high strength truss can be formed.
[0021]
{Circle over (2)} The conventional flat truss 44 shown in FIG. 8 is unstable as shown in FIG. 10 (B), whereas the truss muscle 4 of the present invention has a lattice as shown in FIG. 6 (B). Since the muscle 3 is arranged symmetrically with respect to the axial centers of the upper and lower muscles 1 and 2, when the truss muscle 4 is installed, the installation work becomes somewhat stable and easy.
[0022]
(3) In the conventional completely flat truss 44 shown in FIG. 8, there is no gap between the truss bar 44 and the floor surface F etc. when the floor trough 44 is tilted as shown in FIG. 10C. Whereas this is difficult to occur, in the truss muscle 4 of the present invention, when it falls down on the floor surface F or the like as shown in FIG. Since the gap D is generated in other portions, the truss muscle 4 can be grasped using the gap D as a handle portion, and the raising thereof can be easily performed.
[0023]
(4) In the conventional perfect flat truss bar 44 shown in FIG. 8, as shown in FIG. 10 (D), if the diameter of the upper bar 42 is different, the composition of the truss bar 44 changes as described above. On the other hand, in the truss muscle 4 of the present invention, as shown in FIG. 6 (D), even if the upper muscle 2 is a large-diameter upper muscle 2a as shown by a broken line, the lattice muscle 3 is expanded to the left and right, thereby increasing its size. The upper muscle 2a having a diameter can be interposed between the lattice muscles 3 so that the formation of the truss muscle 4 is not changed. Therefore, even if the diameters of the upper and lower muscles 1 and 2 change, the same lattice muscle 3 can be used.
[0024]
(5) In the conventional truss muscle 54 shown in FIG. 9, the lattice muscle 53 is fixed to only one side of the upper and lower muscles 51 and 52, and therefore, the influence of the eccentric load as shown by the arrow in FIG. In contrast, in the truss muscle 4 of the present invention, the lattice muscle 3 is arranged symmetrically with respect to the upper and lower muscles 1 and 2 as shown in FIG. The parts are offset and the influence of eccentricity is extremely small, and the truss muscle 4 can be installed in a stable state.
[0025]
{Circle over (6)} In the conventional truss bar 54 shown in FIG. 9, as shown in FIG. 10 (F), when the concrete 21 is in an uncured state, it is easy to rotate when a load acts as shown by an arrow from the side. On the other hand, in the truss muscle 4 of the present invention, the lattice muscle 3 is arranged on both sides of the lower muscle 1 as shown in FIG. It becomes somewhat larger than 9 and can prevent the posture of the truss bar 4 from being changed by some lateral load in the uncured concrete state.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the truss reinforcement of the present invention, the following effects can be obtained as compared with the conventional three-dimensional truss shown in FIG.
[0027]
The truss muscle of the present invention is economical because it requires only one lattice muscle, and is easy to handle due to weight reduction. Further, since it is substantially planar, it requires less storage space and is not listed on the market. Therefore, even when other facilities are provided, they can be accommodated in a simple manner.
[0028]
Further, the following effects are obtained with respect to the conventional perfectly flat truss bar shown in FIG.
In the truss bar of the present invention, the weld area between the bent part of the lattice bar and the upper and lower bars increases, and the welding strength increases. Further, since the bent portions of the lattice muscles are located on both sides of the lower muscle, the truss muscle is stable in installation and can be set easily. Further, when the truss muscle of the present invention placed on the floor surface or the like is raised, a gap is generated between the floor surface and the truss muscle, and the truss muscle can be easily raised by using the gap as a handle. Furthermore, when the diameter of the upper and lower muscles is changed, the same lattice truss can be formed using the same lattice muscle.
[0029]
Further, in contrast to the conventional truss muscle shown in FIG. 9, in the truss muscle of the present invention, the lattice muscle is symmetrically arranged on both sides of the upper and lower muscles, so that there is stability and the truss muscle is not yet. Even when a load is applied from the side while being supported by the hardened concrete, the resistance is increased and the change in posture can be suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial perspective view of a truss muscle showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view of the truss muscle of FIG. 1 as viewed from the end surface.
3A to 3D are cross-sectional views taken along lines AA, BB, CC, and DD in FIG. 1;
FIG. 4 is a cross-sectional view of a semi-precast concrete composite board using the truss bar of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a concrete plate formed using the semi-precast concrete composite plate of FIG.
6A to 6F are explanatory views of the truss muscle of the present invention. FIG.
FIG. 7 is a perspective view showing a conventional three-dimensional truss muscle.
8A and 8B show a conventional completely flat truss, where FIG. 8A is a perspective view and FIG. 8B is a cross-sectional view.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing another conventional truss bar.
10A to 10F are explanatory views of conventional truss muscles.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a concrete plate using a conventional three-dimensional truss bar.
[Explanation of symbols]
1 ... lower muscle 2 ... upper muscle 3 ... lattice muscle 3b ₁ ～3B ₃ ... lower bent portion 3c ₁ ～3C ₃ ... upper bent portion 4 ... truss muscle

Claims

One lower bar and one upper bar are arranged in parallel at an appropriate interval, one lattice bar is arranged between the upper and lower bars, and the lower bent portion is welded to the lower bar. In what welds the upper bent part to the upper muscle,
Adjacent lower bending parts in the lattice muscle are welded by alternately positioning them on the opposite side through the lower muscles so as to sandwich the lower muscles, and adjacent upper folding parts are sandwiched between the upper muscles, A truss bar which is welded by being alternately positioned on the opposite side through the upper bar.