JP3953875B2 - ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに帯域幅を動的に割り当てる方法 - Google Patents

ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに帯域幅を動的に割り当てる方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3953875B2
JP3953875B2 JP2002116446A JP2002116446A JP3953875B2 JP 3953875 B2 JP3953875 B2 JP 3953875B2 JP 2002116446 A JP2002116446 A JP 2002116446A JP 2002116446 A JP2002116446 A JP 2002116446A JP 3953875 B2 JP3953875 B2 JP 3953875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic
bandwidth
energy
frequency band
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002116446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003046558A (ja
Inventor
ザファー・サヒノグル
フェルナンド・エム・マツバラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc
Original Assignee
Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc filed Critical Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc
Publication of JP2003046558A publication Critical patent/JP2003046558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3953875B2 publication Critical patent/JP3953875B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/5631Resource management and allocation
    • H04L2012/5632Bandwidth allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5678Traffic aspects, e.g. arbitration, load balancing, smoothing, buffer management
    • H04L2012/5684Characteristics of traffic flows

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般に、データストリームのネットワークリソースを割り当てるための方法またはシステムに関し、特に、ネットワークQoS管理ブロック、トラフィックスケジュラ、およびルータにおけるビットストリームの適応帯域幅割当てに関する。
【0002】
【従来の技術】
非同期伝送モード(ATM)ネットワークによって、帯域幅が保証された接続重視の通信サービスが提供される。ATMネットワークでデータを搬送するためには、所定の帯域幅をもつ仮想回路(VC)が割り当てられる。ネットワークプロトコルの適応層は、データレートが割り当てられた帯域幅と一致する限り、VCを開状態に保つ。H.Saran, S.Keshav,“An empirical Evaluation of Virtual Circuit Holding Times in IP over ATM networks,” Proc. of INFOCOM 1994, Y.Afek, M.Cohen, E.Haalman, Y.Mansour, “Dynamic Bandwidth Allocation Policies,” 0743-166X/96IEEE, and S.K.Biswas, R.Izmailov, “Design of a fair Bandwidth allocarion Policy for VBR Traffic in ATM Networks,” IEEE/ACM Trans.On Networking, V:8, N:2 、2000年4月を参照のこと。
【0003】
しかし、データレートが変化すると、割り当てられた帯域幅も変更する必要があり得る。周期レート調整方法では、一定の時間間隔で帯域幅を測定および調整するのに対して、適応方法では、変更が必要なときはいつでも帯域幅を調整しようと試みる。この調整によって、現在のVCは閉じられ、新たなVCが開かれるか、または現在のVCに対する帯域幅割当てが変更され得る。
【0004】
可変ビットレート(VBR)データ、例えば、圧縮映像は、ビットレートの迅速な変動のために、特有の難題を投げかける。特に、VBR映像データに関しては、帯域幅要件は、避けられないコード化データ構造によって変化する。例えば、MPEGはBフレームおよび画像群(GOP)を用いる。各GOPは、Iフレームから開始し、次にPフレームが続く。Bフレームは、PフレームおよびIフレームよりもビットが少ない。モーションアクティビティもまた、ビットレートの変動の原因となる。なぜなら、PフレームおよびBフレーム内のビット数は、映像内のモーション量に依存するためである。
【0005】
VBRデータでは、動的なリソース割当ては、特に、ミリ秒から秒または分に至るまでの時間スケールにおいてバースティ(bursty)であるトラフィックに対して非常に重要である。この異なる時間スケールにおけるバースト現象は、自己類似性と呼ばれる。M.W.Garrett, W.Willinger, “Analysis, Modeling, and Generation of Self-similar VBR Video Traffic, ” ACM SIGCOMM, London, 1994を参照のこと。彼らは、周波数ドメインにおける信号のエネルギー分布と、トラフィック自己類似性のレベルとの間の関係を見出した。しかし、動的にネットワークリソースを割り当てるために、自己類似性レベルとエネルギー分布との間のリンクを用いる分析研究は、まだ行われていない。トラフィック追跡の自己類似性のレベルが増加すると、必要なネットワークリソースが増加し、遅延およびパケット損失レートなどのQoS退化が防止されることは公知である。従って、自己類似性トラフィックの正しいモデリングと予想、および各リソースの再ネゴシエーションにおいて割り当てられるネットワークリソースの定量化は、些細なことではない。
【0006】
多数の動的な帯域幅割当て方法が公知である。U.S.Patents 6,118,791“Adaptive bandwidth allocation method for non-reserved traffice in a high-speed data transmission network, and system for implementing said method,” 5,991,308“Lower overhead method for data transmission using ATM and SCDMA over hybrid fiber coax cable plant,”および5,745,837“Apparatus and method for digital data transmission over a CATV system using an ATM transport protocol and SCDMA.”を参照のこと。また、S.Chong, S.Li, J.Ghosh, “Predictive Dynamic Bandwidth Allocation for Efficient Transport of Real Time VBR Video over ATM, ”IEEE Journal on Selected Areas in Comm, V:13, N:1 、1995年1月、12〜23頁も参照のこと。
【0007】
通常、予測(predication)が行われ、新たな割当ては、この予測と前回の更新に基づく。Chong, S.Li, J.Ghosh, “Efficient Transport of real time VBR Video over ATM via Dynamic Bandwidth Allocation, ” University of Texas at Austin, Austin, Texas 78712、1995年8月を参照のこと。予測では、全体的な、前回の、または平均的なビットレート、およびバッファサイズまたはその組み合わせを考慮することができる。ピークレートに基づいた方法では、更新は最小数となる。しかし、帯域幅は、効率的に用いられない。前回および平均的なビットレートに基づいた方法は、ビットレートの急激な変化に一致することができず、遅延を引き起こす。
【0008】
ネットワークにおいて必要とされる正確な帯域幅を予測することは困難な課題である。明らかに、セッション中に割り当てられた全帯域幅は、送信される全データ量と少なくとも一致しなければならない。必要な帯域幅よりも小さい帯域幅が割り当てられる場合、いくつかのデータは少なくとも遅延されなければならない。さもなければ、回復できなくなる可能性もある。必要な帯域幅よりも大きな帯域幅が割り当てられる場合、ネットワークリソースは無駄になる。従って、トラフィック特性を正確に予測し、それに従ってネットワークリソースを動的に割り当てることが所望される。
【0009】
再ネゴシエーションの数を最小限に抑えることもまたは重要な課題である。帯域幅の再ネゴシエーションの周波数が増加すると、それにしたがってネットワークの信号成分も過負荷となる。他方、再ネゴシエーションの不十分な数は、トラフィック傾向についていくのを困難にし、結果として帯域幅の使用は効率悪くなる。
【0010】
ネゴシエーション間の時間を一定の間隔に設定(同期)することは簡単であるが、効率的ではない。非同期プロセスでは、需要が予め割り付けられたレベルを超える場合および超える場合のみ、帯域幅は適応される。従来技術(Zhang他、“RED-VBR: A new approach to support delay-sensitive VBR video in packet-switched networks,” Proc. NOSSDAV、258〜272頁、1995年を参照のこと)において紹介されているようなトラフィックに基づいた再ネゴシエーションは、非同期であり、近未来の帯域幅需要を密接に捉えることができる。しかし、単一の非常に小さいまたは大きな映像フレームでは、場合によっては容量が十分に利用されないか、または使いすぎることが多くなることもある。非同期動作は、使用を低下させたとしても、適応周波数をかなり減少させることができる。
【0011】
S.Chong, S.Li, J.Ghosh, “Predictive Dynamic Bandwidth Allocation for Efficient Transport of Real Time VBR Video over ATM,” IEEE Journal on Selected Areas in Comm, V:13, N:1、12〜23頁、1995年は、周波数ドメインにおける映像トラフィック統計を測定する。彼らは、入力トラフィック形跡をローパスフィルタで濾過し、連続したシーン変化のゆっくりとした時間変化を捉える。しかし、彼らは、無視できない帯域幅も必要とし得る高周波数成分を考慮に入れていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従って、非同期で計算された再ネゴシエーション時間において、異なる周波数サブバンドにおける信号特徴を考慮した、応用トラフィックにネットワークリソースを動的に割り当てる改善された包括的な方法およびシステムが求められている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は、可変レートトラフィックストリームの帯域幅を適切に割り当てるための方法およびシステムを提供する。さらに詳細には、この発明は、周波数ドメイン内のトラフィック特徴を考慮に入れることによって、ネットワーク内のデータストリームトラフィックにネットワークリソースを動的に割り当てるための方法およびシステムを提供する。
【0014】
動的な機構は、ウェーブレットフィルタバンクを用いて、データストリームのエネルギーをサブ周波数帯域に分割し、周波数ドメインにおけるダイアディックサブ帯域フィルタの出力でデータを測定するプロセスのエネルギーを測定する。測定されたエネルギーは、入力されるトラフィックパターンにおける短期および長期の変動を予測し、それに従って帯域幅割当てを調整するために用いられる。帯域幅の再ネゴシエーションが必要かどうかは、新たな帯域幅予測情報、ならびに前回の測定および今回の測定におけるサブ帯域エネルギーの平均および分散の比較に基づいてコントローラユニットによって決定される。
【0015】
方法は、ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに対して帯域幅を動的に割り当てる。ネットワークから受信したトラフィックのデータレートは、固定長の時間間隔において測定される。
【0016】
所定数の連続データレートは、重複ベクトルにグループ化される。ディスクリートウェーブレット変換は、各重複ベクトルに適用され、各ベクトルに対する周波数帯域を決定し、各ベクトルの周波数帯域は分析され、データレートの関連エネルギーが決定される。
【0017】
次に、帯域幅は、トラフィックが送信されるとき、関連のエネルギーに応じてトラフィックに割り当てられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1aに示すように、この発明によるシステムおよび方法100は、時系列ネットワークトラフィックデータ到達レート情報101を複数の周波数帯域に分解する。周波数帯域は、データ到達レートにおける低および高周波数成分を識別するために用いられる。各周波数帯域におけるエネルギー分布は、ネットワークトラフィックにおける短期および長期変動を分析する(1050)ために決定される。分析結果(アウトプット)を用いて、ネットワーク102で送信されるデータストリームに対して帯域幅を動的に割り当てる(800)。
【0019】
この発明による特有のエネルギー分布分析では、従来の技術よりも優れた帯域幅要件の予測が可能になる。この発明の方法は、集合および個別の応用トラフィックに対して共に適用可能である。この発明の方法は、周波数特性に基づいて、多数のトラフィックデータストリーム間で利用可能な帯域幅を分布させるために用いることができる。特に詳細には、この発明は、重み付け適正待ち行列(WFQ)プロセスにおいて展開され、WFQプロセスに入る各トラフィッククラスの重み係数を適切に更新することができる。この発明の方法は、ネットワークルータ、スイッチ、ディジタル加入者ラインアクセスマルチプレクサ(DSLAM)等の品質−サービス(QoS)管理ブロックにおいて用いることができる。
【0020】
システム構造の概要
図1bに示すように、この発明によるシステム100は、データカウンタ120に接続されたクロック110を有する。データカウンタは、入力ネットワークトラフィック(データ)101を受信する。ネットワークトラフィックはまた、出力キューまたはバッファ105にも提示される。
【0021】
データカウンタ120の出力は、サイズM(例えば、8)のシフトレジスタ130に接続される。シフトレジスタ130は、ディスクリートウェーブレット変換ユニット(DWT)200(例えば、ハールウェーブレットフィルタバンク)に接続されている。具体的には、この発明では、ハール−2基礎を用いる。分析器140は、DWT200の出力を処理する。分析器の出力は、リソース割当て機構(RAM)800に接続される。
【0022】
RAM800はまた、バッファ105から選択フィードバックパラメータ(例えば、バッファ統計801)、およびシフトレジスタ130から最小非ゼロ値XDC132を受信することができる。RAM800からの出力809は、動的帯域幅コントローラ(DBC)900を駆動し、動的帯域幅コントローラ(DBC)900は、新しい予測情報、前回と今回の分散の比較、およびサブバンドにおけるエネルギー分布の平均に基づいて、ネットワーク102との再ネゴシエーションサイクルを開始するかどうかを決定し、再ネゴシエーションフラグを設定する。DBCは、再ネゴシエーションフラグの値に応じてネットワークとの再ネゴシエーションサイクルを開始する(例えば、フラグが1である場合、再ネゴシエートする)。再ネゴシエーションが決定されない場合には、DBCは,RAM800からの次の予測を待つ。DBCはまた、現在のネゴシエートされたデータレートで、バッファ付きトラフィックをネットワーク102に転送する機能を果たす。
【0023】
システム動作
クロック110は、1/Tのクロックレートで時間間隔
【数6】
Figure 0003953875
を設定する。各時間間隔では、QoS管理ブロックとして受信されるデータ(X)121の量は、データカウンタ120によって測定される。測定されたデータ121は、32番目のMPEG−4映像軌跡401(ここで、x軸402は、送信されるフレ−ムの指数であり、y軸400は、ビットのフレームサイズである)に対する図7に示すビット、バイト、パケット、セル等であり得る。所定の固定長の時間間隔において受信されたデータの量は、本質的に、間隔内で瞬間データレートを与える。測定されたデータレートの最も最近のM値は、シフトレジスタ130において整数ベクトル
【数7】
Figure 0003953875
131としてバッファに入れられ、また、整数ベクトル131の最小非ゼロサンプル132が決定される。
【0024】
図3は、連続した時間間隔についてのデータ到達レート301をグラフで示している。ここで、各ベクトルXは、N要素を有する。
【0025】
ベクトル131において、nは時間(time instance)、kは時間スケール、およびMは整数(例えば、8サンプル)である。各要素X(i)は、データの量(例えば、タイムスロットiで受信されたバイト)を示す。2つの連続した時間では、到達レート情報は、その合計およびその差によって表現され得る。差は、到達レートの著しい変化を示している。M連続時間スロットを含む平均到達レートベクトルは、タイムスケールk+1において以下の式で表される。
【0026】
【数8】
Figure 0003953875
【0027】
2つの連続した時間スロット間のデータ到達の差は、以下の式
【数9】
Figure 0003953875
【0028】
で表されるベクトル
【数10】
Figure 0003953875
で表される。
【0029】
式1および式2は、一般式で以下のように書き換えられる。
【0030】
【数11】
Figure 0003953875
【0031】
【数12】
Figure 0003953875
【0032】
ディスクリートウェーブレット変換
連続したサンプル間の差で示されるようなトラフィックの動的挙動に関心がある。データ測定ステップでは、ゼロおよび正の整数値を生成することができる。正のプロセスのウェーブレットドメインモデリングでは、正の出力が確保されることが要求される。プロセスが正であることを確保するためには、必要十分条件は、
【数13】
Figure 0003953875
となる。ハールウェーブレットは、この制約を満足する。従って、ハール2ウェーブレットを用いる。しかし、DWTブロック200では、上記の条件を満足する任意のウェーブレットが用いられ得る。
【0033】
従って、図2に示すように、スケーリングフィルタ210およびウェーブレットフィルタ220の動的ツリーを通して、バッファされた到達レートベクトルX , 131を通過させ、ここで、各ブランチは、低周波数成分Xk+1211、212および213をそれぞれ、ならびにXk,nの高周波数成分Xk+1221、さらに222および223を生成する。各スケーリングフィルタ210の出力は、因数2でダウンサンプリングされる(230)。換言すると、各スケーリングベクトル210の出力は、対になった平均到達レートベクトル211、212および213を生成し、各ウェーブレットフィルタ220の出力は、対になったレート到達の差221、222および223を生成する。
【0034】
ハールウェーブレットのスケーリングおよびウェーブレット係数ベクトルは、それぞれφ=[1/√2 1/√2]およびψ=[1/√2 −1/√2]である。これについては、∀n,kについてすべて
【数14】
Figure 0003953875
であることは既知である。上記のように、正のプロセスのウェーブレットドメインモデリングでは、正の出力が確保される制約が要求される。プロセスが正である制約を保証するためには、必要十分条件は、
【数15】
Figure 0003953875
である。ハールウェーブレットに対してこの制約を設けていることは、以下の式
【0035】
【数16】
Figure 0003953875
と、
【数17】
Figure 0003953875
のように、式3および式4を変更することによって理解できる。
【0036】
固定信号のハールウェーブレット係数は、∀kについて
【数18】
Figure 0003953875
で等しく分散される。従って、測定された到達レートデータ131に別個のハールウェーブレット変換200を適用することによって、トラフィック挙動に不規則性および激しい変化が現れる。
【0037】
Rを、ベクトルφ,ψおよびXのパラメータで構成されるM×Mウェーブレット変換マトリクスとし、Xを長さMのベクトルデータとすると、ウェーブレット変換動作は、W=X・Rとして表される。ここで、Wは、サイズMをもつウェーブレット変換ベクトルである。DWTブロックはベクトルW600を出力する。
【0038】
スケールkにおける確率過程Xのエネルギーは、
【数19】
Figure 0003953875
(kはスケールインデックス)
によってW600から求められ得る。
【0039】
多重解像エネルギー分布分析
多重解像分析におけるエネルギ−の分布によって、トラフィックバースチネスおよび自己類似性のレベルに関する情報が与えられる。従って、この発明による動的帯域幅割当て法における異なる時間スケールでの信号のエネルギーコンテンツを考慮することは、トラフィック自己類似性の影響を防止するために、従来の方法に勝る優れた利点を有する。
【0040】
2つの移動ウィンドウ「データユニット」および「ウェーブレットユニット」を定義する。図6bに示す移動データユニット650は、分析される8つの最も最近測定されたデータ到達レートサンプル131を含んでいる。サンプルX650の各ウィンドウは、2つの連続した測定値の間で、図6bに示すように前回のウィンドウと重複している。図6aにおいて、ウェーブレットで変換されたデータベクトルW600は、「データユニット」と同じサイズの8つのサンプルのウィンドウを用い、多重解像プロセスは、データレートにおける突然の変化に応答し得る。このウィンドウによって含まれている領域は、「ウェーブレットユニット」WUと呼ぶ。ウェーブレットユニット
【0041】
【数20】
Figure 0003953875
600を変換データを示すために用いる。
【0042】
分析器140は、DWT200によって生成されたベクトルW600を入力として取り、各サブ帯域におけるエネルギー情報141を計算し、RAM800に転送する。ダイアディックツリーでのスケールkにおける推計プロセスXのエネルギーは、式7によって決定され、エネルギーベクトル
【数21】
Figure 0003953875
141を生成する。
【0043】
図5に示すように、各スケール510〜513におけるエネルギー501は、式7をウェーブレット変換ユニットベクトルW600に適用することによって見出される。x軸502は、ラジアンの単位である。スケール513は、元のトラフィックデータ内の最も高い周波数詳細を表している。この詳細は、4つの係数によって表される。スケール指標512の詳細は、2つの係数に割り当てられる。ベクトルW600における最初の2つの要素511および510のスタンドには、粗いスケールの1つの要素が割り付けられる。
【0044】
各周波数帯域におけるエネルギーの合計は、元のデータXの全エネルギーによって拘束される。強力な経験的証拠では、1/fプロセスからのウェーブレット係数は、スケールに沿っておよび渡って共に弱く相互関連している。Abry他、“Wavelet Analysis of Long Range Dependent Traffic,”IEEE Trans. Inform. Theory, V:44、2〜15頁、1998年1月、およびSahinoglu他、“self-similarity and Its Effects on Network Performance,”IEEE Comm. Magazine、1999年1月は、ハールウェーブレットについては、分数ガウスノイズのウェーブレット変換の分散過程が
【数22】
Figure 0003953875
を満足すると記載している。次の2つのスケールにおけるエネルギー比は、ハーストパラメータHを
【数23】
Figure 0003953875
として関連づけられ得る。R.Riedi, M.S.Crouse, V.J.Ribeiro, R.G.Baraniuk, “A Multifractal Wavelet Model with application to Network Traffic,” IEEE Trans. On Information Theory,V:45,N:3、1999年4月を参照のこと。到達レートの安定性は、この比の増加に比例する。
【0045】
リソース割当てメカニズム(RAM)
RAM800における周波数およびエネルギー分布の以下の特性を定義し、これを用いる。
【0046】
特性−I
∀ijについて、X(i)=X(j)、ここで、
【数24】
Figure 0003953875
である場合、各高周波数帯域におけるエネルギー量はゼロになり、トラフィックは、一定のビットレート(CBR)となると考えられる。この場合、入力データの全エネルギーは、最低の周波数帯域内に存在する。このタイプのトラフィックに割り当てられる帯域幅は、X(i)と等しくなければならない。
【0047】
特性−II
Xの要素が、X(n)>X(n−1)n=2,3,...,Nのように、経時的に増加する特性を示す場合、各周波数帯域内のエネルギー分布は、最も微細スケールからより粗いスケールに増加し、最も高い周波数領域E[EJ+1]>E[E]において最も低くなる。RAMユニットは、次のタイムスロットに対する帯域幅要求を増加させ、このリクエストをDBC900に送信する。
【0048】
特性−III
微細なスケールエネルギーが安定している場合の粗いスケールエネルギーの減少は、トラフィック量の線形減少を示している。前の時間スロットにおける帯域幅よりも少ない帯域幅が必要である。帯域幅割当てを低下させる要求は、DBCからRAMに送信される。
【0049】
特性−IV
が時間スロットiにおけるkスケール間でのエネルギーの分散を表し、Mがエネルギー量の平均値を表し、Uが使用を表すと想定する。
【0050】
したがって、以下の式が成り立つ。
【数25】
Figure 0003953875
【0051】
これは、できる限り近接した「オフ」間隔を表すか、または集団トラフィックの場合には離脱フローを表す。帯域幅割当てを減少させる要求はDBCに送信される。
【数26】
Figure 0003953875
【0052】
これは、集団トラフィックへの追加フローまたは近接する「オン」間隔を示す。帯域幅割当てを増加させる要求はDBCに送信される。
【0053】
【数27】
Figure 0003953875
【0054】
これは、トラフィックが滑らかになっていることを表している。この場合、帯域幅再ネゴシエーションが必要である。
【0055】
【数28】
Figure 0003953875
【0056】
これは、使用が増加すると共に、トラフィックが滑らかになることを表している。従って、帯域幅の増加に対する要求はDBCに送信される。
【0057】
帯域幅再ネゴシエーションおよび次の時間スロットにおいて割り当てられる帯域幅の量に対する要求を受け取ると、DBC900は、前のエネルギー統計を含む閾値テーブルを用いて、要求を認めるかどうかを決定する。
【0058】
図8は、分析器からエネルギーベクトル141を受け取るRAM800を示している。RAMはまた、外部フィードバックパラメータ(バッファ統計)801、例えば、瞬間バッファサイズ、パケット/セル損失レート、およびシフトレジスタ130によって生成された整数ベクトル131の最小非ゼロ値XDC132を受け取る。
【0059】
図9は、前回の測定902および今回の測定903におけるエネルギー分布の分散および平均をとる動的帯域幅コントローラユニット900、およびRAM800からの新しい帯域幅予測809を示し、ネットワークとのリソース再ネゴシエーションサイクルを開始するかどうかを決定する。
【0060】
システム詳細
システムは、まず、トラフィック測定X131において最小非ゼロDC成分XDC132を濾過する。効果的には、XDC132は、次の時間スロットにおいて、帯域幅割当てに対してより低い範囲であり、各帯域幅予測における寄与成分の1つである。Mシフトレジスタ130の出力における信号131は、低および高周波数成分を含む。信号131は、フィルタバンクに供給され、そこでは、高域フィルタ220が、ハールウェーブレット係数で構成され、低域フィルタ210が、ハールウェーブレットスケーリング係数で構成されている。信号131は、上記のように、3つの高周波数サブ帯域511〜513、粗いサブ帯域510に分解される。高周波数サブ帯域511〜513のそれぞれにおけるエネルギーは、その周波数帯域内のトラフィック容量を表すものとして用いられる。
【0061】
最大エネルギーEmax804を生成するトラフィック容量が計算される。実際よりも高く見積もっても、利用可能な帯域幅が十分に利用されないだけであるのに対して、実際よりも低く見積もると、バッファ輻輳の原因となり得るため、帯域幅割当てについての各適応間隔において最大エネルギー量を寄与するものとする。Emax804の平方根802は、エネルギー量Emax804を有する信号を戻す。これと同等の信号であるEmaxの平方根は、新しい帯域幅予測に対する第2の成分として、803によって132に加えられる。新しい予測はまた、現在のキューサイズ801でも補償され、遅延の蓄積を防止するために、キューの量は同じにされる。
【0062】
最後に、新しい予測809は、式8
【数29】
Figure 0003953875
の形式をとる。
【0063】
バッファサイズ情報801が帯域幅再ネゴシエーションに対して必要とされないように、RAM600を改変することも可能である。これは、キューイング性能を低下させず、また、容量の実際より少ない見積もりを増大させることなく行われる。
【0064】
第1の改変では、RAM600の方法は、すべてのエネルギーの重ね合わせと同等のエネルギーをもつ成分を含むことによって、新しい帯域幅割当てを補償する。
【数30】
Figure 0003953875
【0065】
ここで、値Kは、データが分解される高周波数サブ帯域の数である。
第2の改変では、帯域幅補償は、k成分の合計として提供され、それぞれは、各成分のエネルギーがサブ帯域の1つにおけるエネルギーと等しくなるように、帯域幅寄与を表す。
【数31】
Figure 0003953875
【0066】
各サブ帯域は、単一の成分によってのみ表される。
第3の改変、式11は、新しい予測を
【0067】
【数32】
Figure 0003953875
として決定し、ここで、
【数33】
Figure 0003953875
であり、これは、データユニットXk,n131の平均であるか、換言すると、W600における第1の要素である。
【0068】
第4の改変は、
【数34】
Figure 0003953875
を決定する。
【0069】
時間スロットnにおける条件
【数35】
Figure 0003953875
は、常に真である。従って、第3および第4の改変は、第1および第2の改変よりも、各再ネゴシエーションにおいてより多くの帯域幅を割り当てることは明らかである。
【0070】
図10は、この発明によるウェーブレットエネルギー方法のキューイング性能と、4つの従来のアプローチとを比較している。
【0071】
図11は、x軸1105が時間スロットの指数であり、y軸1100が平均キューサイズである上記の4つの改変されたウェーブレットエネルギー方法のキューイング性能1101〜1104(上から下の順)を比較している。
【0072】
図12は、x軸1103が時間スロットの指数であり、y軸の左側1200が平均使用であり、y軸の右側が平均キューサイズである、4つの改変されたウェーブレットエネルギーRAM方法についての、平均使用1201と平均キューサイズ1202との取引を比較している。
【0073】
上記のようにウェーブレットエネルギー方法を用いて帯域幅要件を予測すると、従来の技術よりもより良好な性能が得られる。この発明はまた、帯域幅使用の増加を最小限に抑えながらより小さなキューサイズを可能にする。
【0074】
この発明は、特定の用語および実施例を用いて説明した。言うまでもなく、様々な他の適応および変更は、この発明の趣旨および特許請求の範囲内で行われる。従って、添付の請求の範囲の目的は、この発明の真の趣旨および特許請求の範囲内に入るこのようなすべての改変および変更を網羅することである。
【0075】
【発明の効果】
以上のように、この発明の方法によれば、非同期で計算された再ネゴシエーション時間において、異なる周波数サブバンドにおける信号特徴を考慮した、応用トラフィックにネットワークリソースを動的に割り当てる改善された包括的な方法およびシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 この発明による適応帯域幅割当て方法およびシステムの高レベルなブロック図。
【図1b】 図1aの適応帯域幅割当て方法およびシステムの低レベルブロック図。
【図2】 図1bのシステムのディスクリートウェーブレット変換ブロックのハールウェーブレットフィルタを有するダイアディックツリー構造のブロック図。
【図3】 図1bのシステムのデータカウンタの出力グラフ。
【図4】 経時的なMPEG−4映像フレームサイズの軌跡。
【図5】 周波数スペクトルの区分グラフ。
【図6a】 ウェーブレット変換されたデータ係数ベクトルのブロック図。
【図6b】 2つの隣接した重複ベクトルのブロック図。
【図7】 分析器からの出力のブロック図。
【図8】 図1bのシステムのリソース割当てブロックのブロック図。
【図9】 図1bのシステムによって用いられる動的帯域幅コントローラブロックのブロック図。
【図10】 キューサイズ性能を比較したグラフ。
【図11】 キューサイズ性能を比較したグラフ。
【図12】 平均キューサイズおよび使用を比較したグラフ。

Claims (12)

  1. ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに帯域幅を動的に割り当てる方法であって、
    固定長の時間間隔において前記ネットワークから受信される前記トラフィックのデータレートを測定するステップと、
    所定数の連続したデータレートを重複するベクトルにグループ化するステップと、
    ディスクリートウェーブレット変換を各重複ベクトルに与え、各ベクトルに対する周波数帯域を決定するステップと、
    各ベクトルの前記周波数帯域を分析し、各周波数帯域におけるエネルギー分布を決定するステップと、
    前記トラフィックが送信されると、前記エネルギー分布に応じて前記帯域幅を前記トラフィックに割り当てるステップと
    を含む方法。
  2. 前記帯域幅は、重み付け適正待ち行列プロセスにおいて割り当てられる請求項1に記載の方法。
  3. 前記帯域幅は、前記ネットワークの品質−サービス管理ブロックにおいて割り当てられる請求項1に記載の方法。
  4. クロックは、データカウンタに対して1/Tのクロックレートで時間間隔
    Figure 0003953875
    を設定する請求項1に記載の方法。
  5. 前記所定数の連続したデータレートは、長さ8のシフトレジスタにおいて前記重複ベクトルにグループ化される請求項1に記載の方法。
  6. 前記ディスクリートウェーブレット変換は、ハールウェーブレットフィルタバンクによって行われる請求項1に記載の方法。
  7. 前記帯域幅を割り当てると共に、バッファ統計および最小非ゼロデータレートをフィードバックとして受信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 各重複ベクトルは、
    Figure 0003953875
    で表され、ここで、Mは8であり、nは瞬間である請求項1に記載の方法。
  9. Mの連続時間間隔に対する平均データレートは、k+1の時間スケールにおいて、
    Figure 0003953875
    であり、2つの連続時間間隔の間のデータレートの差は、
    Figure 0003953875
    であり、ここで、nは瞬間であり、kは時間スケールであり、Mは整数である請求項1に記載の方法。
  10. 前記関連エネルギーは、
    Figure 0003953875
    として表される請求項1に記載の方法。
  11. 各周波数帯域における前記エネルギーの合計は、前記トラフィックの全エネルギーによって限定される請求項1に記載の方法。
  12. 前記トラフィックは、高周波数帯域におけるエネルギーがゼロであるとき、一定のビットレートであり、前記トラフィックレートは、全エネルギーが低周波数帯域内にあるとき増加し、前記トラフィックレートは、最低周波数帯域にあるエネルギーが減少し、最高周波数帯域にあるエネルギーが安定しているとき減少する請求項1に記載の方法。
JP2002116446A 2001-04-26 2002-04-18 ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに帯域幅を動的に割り当てる方法 Expired - Fee Related JP3953875B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/842973 2001-04-26
US09/842,973 US7027391B2 (en) 2001-04-26 2001-04-26 Adaptive bandwidth allocation by wavelet decomposition and energy analysis of network traffic

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003046558A JP2003046558A (ja) 2003-02-14
JP3953875B2 true JP3953875B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=25288728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002116446A Expired - Fee Related JP3953875B2 (ja) 2001-04-26 2002-04-18 ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに帯域幅を動的に割り当てる方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7027391B2 (ja)
JP (1) JP3953875B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7221663B2 (en) * 2001-12-31 2007-05-22 Polycom, Inc. Method and apparatus for wideband conferencing
AU2002357828A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-30 The Texas A And M University System System for actively controlling distributed applications
JP2003340631A (ja) * 2002-05-17 2003-12-02 Guehring Joerg ボーリング孔のバリを取るための工具、装置、及びその方法
AU2003229456B2 (en) * 2002-12-13 2008-08-14 Cetacea Networks Corporation Network bandwidth anomaly detector apparatus and method for detecting network attacks using correlation function
EP1631917B1 (en) * 2003-06-12 2010-12-08 Camiant, Inc. Dynamic service delivery with topology discovery for communication networks
US7738440B2 (en) * 2003-06-12 2010-06-15 Camiant, Inc. PCMM application manager
US7382801B2 (en) * 2003-09-03 2008-06-03 At&T Deleware Intellectual Property, Inc. Link capacity dimensioning methods for packet switched communications networks, and networks and links dimensioned thereby
CA2554177C (en) * 2004-01-23 2015-03-31 Camiant, Inc. Policy-based admission control and bandwidth reservation for future sessions
EP1705993B1 (en) * 2004-01-23 2017-08-30 Camiant, Inc. Video policy server
US7554919B1 (en) * 2004-06-09 2009-06-30 Juniper Networks, Inc. Systems and methods for improving packet scheduling accuracy
US20060047807A1 (en) * 2004-08-25 2006-03-02 Fujitsu Limited Method and system for detecting a network anomaly in a network
JP4606149B2 (ja) * 2004-12-16 2011-01-05 パナソニック株式会社 受信装置及び受信方法
KR20070068828A (ko) * 2005-12-27 2007-07-02 주식회사 팬택앤큐리텔 위성 디지털 멀티미디어 방송에서 영상 프레임을 추가하여전송하는 방법 및 장치와, 이를 수신하는 방법 및 장치
US9113334B2 (en) * 2008-02-01 2015-08-18 Tekelec, Inc. Methods, systems, and computer readable media for controlling access to voice resources in mobile networks using mobility management signaling messages
US8411766B2 (en) * 2008-04-09 2013-04-02 Wi-Lan, Inc. System and method for utilizing spectral resources in wireless communications
US8274885B2 (en) 2008-10-03 2012-09-25 Wi-Lan, Inc. System and method for data distribution in VHF/UHF bands
US8107391B2 (en) 2008-11-19 2012-01-31 Wi-Lan, Inc. Systems and etiquette for home gateways using white space
US8335204B2 (en) 2009-01-30 2012-12-18 Wi-Lan, Inc. Wireless local area network using TV white space spectrum and long term evolution system architecture
US20100309317A1 (en) * 2009-06-04 2010-12-09 Wi-Lan Inc. Device and method for detecting unused tv spectrum for wireless communication systems
US8937872B2 (en) * 2009-06-08 2015-01-20 Wi-Lan, Inc. Peer-to-peer control network for a wireless radio access network
BR112016020988B1 (pt) * 2014-03-14 2022-08-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Método e codificador para codificação de um sinal de áudio, e, dispositivo de comunicação
US10237194B2 (en) * 2016-01-06 2019-03-19 Futurewei Technologies, Inc. Maximize network capacity policy with heavy-tailed traffic

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549479B2 (ja) * 1991-12-06 1996-10-30 日本電信電話株式会社 動き補償フレーム間帯域分割符号化処理方法
DE69533760T2 (de) * 1995-12-13 2005-11-03 International Business Machines Corp. Verbindungszulassungssteuerung in einem hochgeschwindigkeits-paketvermittlungsnetz
US6452933B1 (en) * 1997-02-07 2002-09-17 Lucent Technologies Inc. Fair queuing system with adaptive bandwidth redistribution
US6519004B1 (en) * 1998-10-09 2003-02-11 Microsoft Corporation Method for transmitting video information over a communication channel
US6584111B1 (en) * 1998-11-04 2003-06-24 Northern Telecom Limited ABR flow control using single bit congestion indication and wavelet transform filtering

Also Published As

Publication number Publication date
US7027391B2 (en) 2006-04-11
JP2003046558A (ja) 2003-02-14
US20030021295A1 (en) 2003-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3953875B2 (ja) ネットワークにおける可変データレートを有するトラフィックに帯域幅を動的に割り当てる方法
US6826151B1 (en) Apparatus and method for congestion control in high speed networks
JP3155282B2 (ja) 高速パケット交換網における接続許容制御
Lakshman et al. VBR video: Tradeoffs and potentials
EP1218832B1 (en) Allocating access across shared communications medium
US7027403B2 (en) Method and system for minimizing error in bandwidth allocation with an optimal number of renegotiations
US6985442B1 (en) Technique for bandwidth sharing in internet and other router networks without per flow state record keeping
Ito et al. Variably weighted round robin queueing for core IP routers
Alam et al. Traffic shaping for MPEG video transmission over the next generation internet
US7280561B2 (en) Dynamic asynchronous bandwidth allocation with multiple predictors for variable bit rate traffic
Chandra Statistical multiplexing
Sahinoglu et al. A novel adaptive bandwidth allocation: wavelet-decomposed signal energy approach
Keshav et al. Rate controlled servers for very high speed networks
Fodor et al. On providing blocking probability and throughput guarantees in a multi‐service environment
WO2001028167A1 (en) Link capacity sharing for throughput-blocking optimality
Koucheryavy et al. A top-down approach to VoD traffic transmission over DiffServ domain using AF PHB class
KR20030027496A (ko) 동적 자원 할당을 이용한 비디오 서비스의 큐오에스 제어장치 및 그 방법
Chiruvolu et al. VBR video traffic management using a predictor-based architecture
Wang et al. A predictive bandwidth management scheme and network architecture for real-time VBR traffic
Porikli et al. Dynamic bandwidth allocation with optimal number of renegotiations in ATM networks
Szymanski et al. Traffic provisioning in a Future Internet
Markov et al. Rate renegotiation algorithm with dynamic prediction window for efficient transport of streaming VBR MPEG coded video over ATM networks
Londono et al. A two-tiered on-line server-side bandwidth reservation framework for the real-time delivery of multiple video streams
Koucheryavy et al. An analytical evaluation of VoD traffic treatment within the EF-enabled diffserv ingress and interior nodes
Hadar et al. Models and algorithms for bandwidth allocation of CBR video streams in a VoD system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees