JP3946919B2

JP3946919B2 - Writing input device

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Publication number: JP3946919B2
Application number: JP33062999A
Authority: JP
Inventors: 仁服部; 俊之古田; 智彦別府
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1999-11-19
Filing date: 1999-11-19
Publication date: 2007-07-18
Anticipated expiration: 2019-11-19
Also published as: JP2001147779A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置に関し、さらに詳しくは、媒体上で筆記した文字に対応したデータを生成する筆記入力装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図１は、従来の情報処理装置の構成を示す図である。図１（ａ）及び図１（ｂ）に示されるように、この情報処理装置は情報記憶装置（デジタイザボード）１と、入力フィルム３とを含み、情報記憶装置（デジタイザボード）１内には全面消去・書き込み部（ヒートパネル）５が形成される。ここで、入力フィルム３とヒートパネル５との間には、図１（ｂ）に示されるように、書き込み済み媒体７や未書き込み媒体９などの情報記録／表示媒体（デジタルペーパー）１１が装入される。
【０００３】
上記のような情報処理装置は、電磁ペン１３により手書き入力された情報を加筆データとしてデジタイザボード１に記憶し、必要なときに該情報をデジタルペーパー１１に表示することが可能なものである。また、該情報処理装置においては、表示した情報の消去や修正も自在に行うことができる。従って、以上のような情報処理装置によれば、紙を消費することなく書類の作成や蓄積を実現することができる。
【０００４】
より詳述すれば上記情報処理装置は、文字やイメージなどの各種情報を見られる状態で保存する手段として従来から利用されている紙と、ディスプレイとメモリを有するコンピュータとの一長一短を考慮して、それぞれのよい点を取ったものを提案するものである。つまり、このような情報処理装置によれば、コンピュータで作成された、あるいは、手書き入力された情報を媒体上において何度も書き換え可能で（つまり紙のように消費しない）、該情報はメモリへ蓄積されたり、外部へ出力されたり、外部から入力されたりというように、コンピュータが処理することが可能なデジタル情報としての処理が実現される。
【０００５】
一方、従来においては、上記のデジタイザボード１上に装着された媒体（紙）を識別する情報処理装置も考えられている。図２は、このような機能を有する装置を示すものであり、図２（ａ）に示されるように、装着された媒体（紙）１０を保持するクリップ１５を備え、図２（ｂ）に示されるように、該クリップ１５内にバーコードセンサ１７が内蔵される。そして、媒体（紙）１０の上方に予め印字されたバーコードが、バーコードセンサ１７により読み取られることにより、装着された媒体（紙）１０が識別される。
【０００６】
なおここで、上記のような情報処理装置は、利用の便を図るため、携帯しやすい形状であること、すなわちセンサなどが部分的に突出又は表出していないことや、消費電力が小さいことが望まれる。
また、上記情報処理装置の使用に際しては、ある程度、入力用のコマンドや、制御を指示するインターフェイスが用意されると便利ではあるが、昨今ユーザが使用しているアプリケーションは多種多様であるため、そのようなコマンド毎に異なる種類のボタンを用意すれば装置規模が増大してしまう。
【０００７】
そしてさらには、現在頻繁に使われているコミュニケーション手段として電子メールがあるが、人によっては一日に受信するメールの数が数十件に及ぶことは珍しくない。そこで、一件一件をパソコンで確認しているよりは、とりあえずプリンタで紙に出力しておき、いつでもどこでも読めるようにしておき、時間を効率よく使いたいというニーズがでてきている。その際、紙上でチェックしてから再度パソコンで入力し、メールを返信するという手間が生じてくるので、紙上でチェックした結果をそのまま返信したいという要望もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、携帯性及び機能性が高められ消費電力が低減された筆記入力装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、識別情報が印字された媒体上に筆記された文字に対応してデータを生成する筆記入力装置であって、筆記がなされない場合には筆記入力装置に内蔵されると共に、筆記がなされる場合には識別情報の読み取りが可能な位置に配置されて識別情報を読み取る情報読み取り手段を備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成される。このような手段によれば、筆記がなされない場合に筆記入力装置の突出部をなくすことができる。
【００１０】
ここで、上記筆記入力装置は、媒体を筆記入力装置に繋止する媒体繋止手段をさらに備え、情報読み取り手段は、媒体繋止手段によって筆記入力装置に繋止された媒体の中心を対称点として媒体繋止手段と点対称の位置近傍に配置されたものとすることができる。このような手段によれば、ユーザの筆記作業の態様に依らず、筆記対象とする媒体の識別情報を容易に得ることができる。また、上記筆記入力装置は、情報読み取り手段が識別情報の読み取りが可能な位置に配置されたとき、筆記入力装置の電源を投入する電源投入手段をさらに備えたものとすることができる。このような手段によれば、電源投入時を最適化できる。
【００１１】
また、本発明の目的は、識別情報が印字された媒体上に筆記された文字に対応してデータを生成する筆記入力装置であって、識別情報を読み取ると共に、識別情報の読み取りが可能な複数の位置に付け替えられる情報読み取り手段を備えたことを特徴とする筆記入力装置を提供することにより達成される。このような手段によれば、ユーザの筆記態様に応じて装置レイアウトを最適化できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
［実施の形態１］
図３は本発明の実施の形態１に係る筆記入力装置を示す図であり、図５は図３に示された筆記入力装置２８の構成を示すブロック図である。なお、図４には該筆記入力装置２８に載置される普通紙８のレイアウトが示される。
【００１７】
図３及び図５に示されるように、この筆記入力装置２８は、手書き入力部（電磁誘導式デジタイザ）２０と、メモリ２１と、通信インタフェース（通信Ｉ／Ｆ）２３と、ＣＰＵ２５と、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）２７と、クリップ３１と、コードリーダ３３と、本体電源部３７と、筆記された文字を検出する検出回路３９と、格納部２６とを備える。
【００１８】
ここで、コードリーダ３３としては１次元コードに対応するものとして、近赤外発光ダイオード（ＬＥＤ）によりバーコードを一括して照射し、ラインＣＣＤによって該バーコードからの反射光を検出するスキャン型があり、またレーザー走査型のラインセンサから構成されるものもある。一方、図４に示されるように、筆記入力装置２８に載置される普通紙８に２次元コード４８が印字される場合には、コードリーダ３３はＣＣＤやＣＭＯＳなどからなるエリアセンサ１６を内蔵する。
【００１９】
また、手書き入力部２０に内蔵されるＣＰＵ２５には、筆記した文字を検出する検出回路３９と、メモリ２１と、通信インタフェース２３と、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）２７と、コードリーダ３３と、本体電源部３７とが接続される。なお、通信インタフェース２３にはパーソナルコンピュータ（ＰＣ）２４が接続される。
【００２０】
そして、以上のような構成を有する筆記入力装置２８には、図３（ａ）に示されるように、手書き入力部２０のステージ２２上に複数枚の普通紙８が載置される。そして、この普通紙８に文字や線等が筆記されると、その筆記による加筆情報４７が電磁誘導方式デジタイザの検出回路３９により検出され、対応する加筆データが生成される。そして、該加筆データがＣＰＵ２５によりメモリ２１に格納される。ここで、筆記する際に用いられる電磁ペン１３は筆記中に電磁場を放射するアクティブなペンであり、普通紙８上で筆記すると検出回路３９により筆記位置の座標が検出される。なお、この方式では、普通紙８の厚さが５ｍｍ程度までならば電磁ペン１３から放射された電磁場を検出回路３９で検出可能なため、何枚かの普通紙８を重ねて手書き入力部２０のステージ２２上に置いたうえで筆記することができる。
【００２１】
またメモリ２１は、例えば大容量のフラッシュメモリやハードディスクからなり、コードリーダ３３で読み取られた文書の識別情報としてのＩＤ情報と、加筆データとが書き換え可能な状態で記憶される。一方、通信インタフェース２３はRS232Cポートやイーサネットポート、PCMCIAカードポートなどからなる。
また、図３（ａ）に示されるように、普通紙８にはあるパソコン内に格納されたある文書データに対応する文字等が、図示されていないプリンタ等によって予め印刷されており、さらに該文字等がどの文書データの一部であるかを示す識別記号として２次元コード４８が下部に印字されている。ここで、この２次元コード４８は、例えば文書名やページ番号、パソコン名、パソコンのＩＰアドレス等を示すものであり、\\PC名（PCのIPアドレス）\ ドライブ名 \フォルダ名\ 文書名\ ページ、のようなディレクトリ構造により、その文書データ（最小１ページ単位）が格納されている場所を一義的に定める識別情報（ＩＤ情報）である。
【００２２】
なお、２次元コード４８に直接上記情報をエンコードできない場合は、ある数値情報をエンコードしておき、別途識別情報との対応が分かるようなテーブルをメモリ２１に記憶させておく。そしてこのような場合には、該テーブルを参照するようにプログラムされる。
一方、２次元コード４８に直接上記情報をエンコードできる場合には、ＱＲコードやデータマトリックスコードなどを用いても良い。なお、この場合には検出用のセンサは上記のようにエリアタイプになる。また、本装置は持ち運んで使用することが多いので、本体電源としては筆記入力装置２８内に収容された再充電可能な２次電池が使用されるのが好ましい。
【００２３】
また、上記コードリーダ３３は、図３（ａ）及び図３（ｂ）に示されるように、筆記入力装置２８に載置された普通紙８の下端を保持するクリップの機能も有し、該普通紙８を挟持した時点で本体電源部３７に電源投入信号を供給する。これにより、筆記対象とする普通紙８がステージ２２上に載置され、上記電源投入信号が供給されたときに本体電源部３７は筆記入力装置２８に電源を投入すると共にコードリーダ３３を稼働するので、消費電力が低減される。
【００２４】
また、コードリーダ３３は、上記のように普通紙８の下部に印字された２次元コード４８を読み取るように、ステージ２２上においてクリップ３１と対向する下端に配置される。そしてこのような配置によれば、複数の普通紙８がステージ２２に載置された場合において、該普通紙８のページをめくった状態で筆記がなされるときにおいても、めくることにより開いたページに印字された２次元コード４８が読み取られることにより、筆記対象とするページが特定される。
【００２５】
ところで、上記コードリーダ３３は、載置される普通紙８の上方または斜め方向から印字されたコードを検出するものであるため、装置使用時にはコードリーダ３３がステージ２２上の平面から突出した状態となる。そして、このような突出部が存在すると、ユーザが本装置を持ち運ぶ場合に非常に邪魔になることから、図３（ｃ）に示されるように、筆記がなされない場合にはコードリーダ３３は格納部２６に格納される。従って、図３（ａ）及び図３（ｂ）に示されるように、筆記がなされる場合にだけコードリーダ３３が格納部２６から取り出される。
【００２６】
なお、図３（ｂ）及び図３（ｃ）に示される情報処理部８３には、ＣＰＵ２５やメモリ２１、通信インタフェース２３などが内蔵される。
以上より、本実施の形態１に係る筆記入力装置２８によれば、筆記がなされない場合の突出部がなくされるため、ユーザにとって本装置が持ち運び易くなると共に、コードリーダ３３が該普通紙８を挟持した時点で電源が投入されるため、消費電力を低減することができる。
［実施の形態２］
図６は、本発明の実施の形態２に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図６（ａ）は右利きの人が縦書きする場合の使用状態、図６（ｂ）は左利きの人が縦書きする場合の使用状態、図６（ｃ）は右利きの人が横書きする場合の使用状態を示す。
【００２７】
図６に示されるように、本実施の形態２に係る筆記入力装置は、上記実施の形態１に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、載置される普通紙８を保持するクリップ３１の上方にＬＣＤ２７が配置されると共に、格納部３８が格納部２６に並設される点で相違するものである。すなわち、本実施の形態に係るコードリーダ３３は、図６（ａ）及び図６（ｂ）に示されるように付け替えが可能とされ、コードリーダ３３がいずれの位置に配設された場合にも一方の格納部２６，３８へ格納できるように構成されている。
【００２８】
より具体的には、例えば図６（ａ）に示されるように、右利きの人が電磁ペン１３を持って加筆する場合を考えると、筆記入力装置２９のステージ２２上において右下にコードリーダ３３が配設されると、該右利きの人が筆記する際に障害となる場合があり、ユーザにとって使い勝手が悪いものとなってしまう。従って、本実施の形態に係る筆記入力装置においては、コードリーダ３３がユーザの利き手、すなわち加筆する際に電磁ペン１３を持つ方の手と反対側に取りつけ可能とされる。
【００２９】
そして図６（ａ）に示されるように、右利きのユーザはコードリーダ３３をステージ２２の左下に配設し、図６（ｂ）に示されるように、左利きのユーザはコードリーダ３３をステージ２２の右下に配設することができる。ここで、図６（ａ）に示されるように、コードリーダ３３はステージ２２の左下に配設された場合には、筆記しない状態において格納部２６に格納され、図６（ｂ）に示されるように、ステージ２２の右下に配設された場合には、筆記しない状態において格納部３８にそれぞれ格納される。
【００３０】
なお、筆記対象とする普通紙８は、右利きの人が使用する図６（ａ）に示された筆記入力装置２９用として、左下にコードが印字されたものが採用され、左利きの人が使用する図６（ｂ）に示された筆記入力装置３０用として、右下にコードが印字されたものが採用される。従って、該コードを印字する印刷装置においては、印字位置を普通紙の右下にするか左下にするかを選択できるものであることが望まれるが、右下及び左下の双方に印字するものであっても良い。
【００３１】
また、図６（ｃ）に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置３０においては横書きも可能であり、例えば右利きの人が横書きをする場合には、普通紙８に向かって右上方にコードリーダ３３が選択的に配設される。
以上のような構成を有する本実施の形態２に係る筆記入力装置によれば、上記実施の形態１に係る筆記入力装置と同様な効果を奏すると共に、ユーザの利き手によらずより容易な筆記作業を実現することができる。
［実施の形態３］
図７は、本発明の実施の形態３に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図７（ａ）は斜視図、図７（ｂ）は横から見た断面図を示す。図７に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置４０は、上記実施の形態１に係る筆記入力装置２８と同様な構成を有するが、コードリーダ３３の代わりにバーコードセンサ１７が内蔵されたコードリーダ内蔵クリップ９０が、普通紙８の上部を保持するように配設される点で相違するものである。なお図８には、図７に示された本実施の形態に係る筆記入力装置と共に使用され、上部にバーコード４５が印字された普通紙８のレイアウトが示される。
【００３２】
本実施の形態に係る筆記入力装置４０においては、筆記対象とする普通紙８は１枚ずつステージ２２に載置されると共に、筆記作業がなされない場合にはコードリーダ内蔵クリップ９０が格納部２６に格納される。また、図７（ｂ）に示されるように、格納部２６はＣＰＵ２５やメモリ２１や通信インタフェース２３などが内蔵される情報処理部８３の上に配設される。なお、筆記作業がなされる場合には、コードリーダ内蔵クリップ９０はステージ２２の上部に設けられた案内溝に嵌合される。
【００３３】
以下において、上記のような構成を有する筆記入力装置の動作について、図９のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、ステップＳ１では、パソコン（ＰＣ）２４内に格納された文書ＩＤにリンクしたＩＤ情報がコードにより印刷されている１枚の普通紙８が手書き入力部２０のステージ２２上に載置される。そして、ステップＳ２においてコードリーダ内蔵クリップ９０が格納部２６に格納されているか否か判断され、格納されている場合にはステップＳ３０に進む。そして、ＣＰＵ２５により本体電源部３７の電源がオフされてステップＳ２に戻る。一方、ステップＳ２においてコードリーダ内蔵クリップ９０が格納部２６に格納されていないと判断された場合には、ステップＳ３に進みＣＰＵ２５によって本体電源部３７の電源がオンされる。
【００３４】
すると、ステップＳ４で、コードリーダ内蔵クリップ９０に内蔵されたバーコードセンサ１７が普通紙８上に印字されているバーコード４５を検出し（ＩＤ検出）、ステップＳ５のＩＤ処理により普通紙８のバーコードに基づくＩＤデータが取得される。なお、ＩＤ検出において検出した識別コードに応じて、これから書き込もうとしている文書名又はその出所をユーザにわかるようにＬＣＤ２７に表示する。これにより、ユーザはこの表示を見るだけで、これから書き込もうとしている文書を読まずに何の文書であるか認識できる。
【００３５】
また、ステップＳ２０において、ユーザが電磁ペン１３で筆記（加筆）した場合にはステップＳ２１へ進む。そして、ステップＳ２１においては、手書き入力部２０の検出回路３９が電磁ペン１３の位置情報を検出して、その座標データを処理する（加筆データ処理）。
そしてステップＳ６において、上記座標データは、上記ＩＤ検出の結果得られたＩＤデータにＣＰＵ２５によりリンクされ（関連付け処理）、ステップＳ７において、ＩＤデータにリンクされた該座標データがメモリ２１へ格納される（メモリ処理）。
【００３６】
次に、ステップＳ８において、加筆作業を続ける場合にはステップＳ４に戻る。一方、ステップＳ８において加筆作業を続けない場合にはステップＳ９へ進む。ここで上記ＩＤデータにリンクされた該座標データをパソコン（ＰＣ）２４に転送しない場合には動作を終了する。一方、ステップＳ９でパソコンに転送する場合には、ステップＳ１０において加筆前の文書が格納されていたパソコンに接続して、加筆前後においてＩＤが一致する文書を探す。そして、加筆前後においてＩＤが一致する文書が見出せた場合には、ステップＳ１１へ進み、通信インタフェース２３から該パソコン内にある加筆前の文書に加筆データを上書きし、最新のデータファイルに更新して動作を終了する。なお、ステップＳ１０においてＩＤが一致する文書が見出せない場合には、その旨をＬＣＤ２７に表示すると共にステップＳ４０へ進み、加筆後の文書を新規文書として保存して（新規文書登録処理）、動作を終了する。
【００３７】
以上より、本実施の形態に係る筆記入力装置によっても、上記実施の形態１に係る筆記入力装置と同様に消費電力を低減でき、かつ、携帯性を高めることができる。
［実施の形態４］
図１０は、本発明の実施の形態４に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図１０（ａ）は斜視図、図１０（ｂ）は横から見た断面図を示す。
【００３８】
図１０に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置４２は、図７に示された実施の形態３に係る筆記入力装置４０と同様な構成を有するが、図１０（ｂ）に示されるように、格納部２６が情報処理部８３の後方に配設される点で相違するものである。なお、本実施の形態に係る筆記入力装置４２においても、上記実施の形態３に係る筆記入力装置４０と同様に、載置された普通紙８に筆記される場合には、コードリーダ内蔵クリップ９０が案内溝４１に嵌合される。
【００３９】
また、上記のような構成を有する筆記入力装置４２は、上記実施の形態３に係る筆記入力装置４０と同様に動作する。
以上より、本実施の形態に係る筆記入力装置４２によれば、上記実施の形態３に係る筆記入力装置４０と同様な効果を奏すると共に、格納部２６が情報処理部８３の後方に配設されるため、筆記入力装置４２の高さ（厚さ）を小さく（薄く）することができ、筆記入力装置をよりコンパクトにすることができる。
［実施の形態５］
本発明の実施の形態５に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図１１（ａ）は１ページ目に筆記される状態、図１１（ｂ）は本実施の形態に係る第一実施例を、図１１（ｃ）は本実施の形態に係る第二の実施例をそれぞれ示す。
【００４０】
図１１に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置８２は、上記実施の形態に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、図１１に示されるように、ステージ２２は水平面８４ではなく斜面を有すると共に、筆記入力装置８２の中であって、かつ、載置された普通紙８の下辺近傍に印字されたバーコード４５が読み取り可能な位置にコードリーダ３３が内蔵される点で相違するものである。なお筆記入力装置８２には、ＣＰＵ２５やメモリ２１や通信インタフェース２３などを含む情報処理部８３が内蔵される。
【００４１】
より具体的には、ステージ２２に載置される普通紙８の上側は保持部８１により緊締されるが、該上側より下側が低くなるようにステージ２２が設けられる。ここで第一の実施例として、図１１（ｂ）に示されるように、保持部８１から普通紙８の下辺まで傾きが一定となるようにステージ２２を設けることができる。また第二の実施例として、図１１（ｃ）に示されるように、載置される普通紙８の下辺近傍でだけ水平面８４より低くなるようにステージ２２を設けることができる。そして、上記のような構成とすることにより、筆記入力装置本体に内蔵されたコードリーダ３３で、載置された普通紙８の下辺近傍に印字されたバーコード４５が斜め方向から読み取られ、文書の識別コードが取得される。
【００４２】
また一般的には、複数の束ねた普通紙をステージ２２上に載置した場合においてこれらの普通紙をめくるとき、ユーザの個性によっていろいろな状況が考えられるが、例えば、１枚目を途中までめくったままで、次のページに書き込むという状況も考えられる。ユーザがよく行う作業形態で招かれるこのような状況では、コードリーダ３３が保持部８１の側にあると、ページをめくっても開かれたページのＩＤ情報を得ることができず、ページめくりによる各ページのＩＤ検出が不可能になる。しかしながら、本実施の形態に係る筆記入力装置８２によれば、コードリーダ３３が普通紙の下辺近傍に印字されたバーコード４５を読み取るため、１枚目を途中までめくったまま２ページ目に筆記するような場合にも、２ページ目のＩＤ検出が可能となり、動作の信頼性を高めることができる。
【００４３】
また、図１１に示されるように、コードリーダ３３が筆記入力装置８２に内蔵されることにより、筆記入力装置８２の外形上突出した部分を無くすことができるため、ユーザによる携帯や筆記作業における利便性を向上させることができる。
なお、上記コードリーダ３３の受光面は、普通紙８の周辺であって、保持部８１により緊締される辺と異なる辺の側面に配置されても良く、例えばステージ２２の左右や下側のいずれに配置されても良い。
［実施の形態６］
図１２は、本発明の実施の形態６に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図１２（ａ）は本装置が使用されるときの状態、図１２（ｂ）は本装置が使用されないときの状態をそれぞれ示す。
【００４４】
図１２（ａ）に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置８６は、図４に示された筆記入力装置８６と同様な構成を有するが、ミラー４９とレンズ５１、光源５３及び受光素子５６はミラー保持筐体８７に含まれ、本装置を使用しない場合には、図１２（ｂ）に示されるように、このミラー保持筐体８７が筆記入力装置８６内に格納される。
【００４５】
一般的に、図４に示されるような２次元コード４８からなる識別番号または識別記号を検出するコードリーダにおいては、電気回路系や信号処理回路系以外では、ＣＣＤやＣＭＯＳセンサと、コードをセンサ上に結像させるレンズ５１などの光学系から構成されている。そして、この場合にミラー保持筐体（ユニット）８７としては一体化されているので、文書上に印刷されている２次元コード４８を検出するためには、少なくとも２次元コード４８の斜め上方に該ミラー保持筐体（ユニット）８７を配置する必要がある。
【００４６】
しかしながら、該筆記入力装置を使用する場合に、ミラー保持筐体（ユニット）８７全体を筆記入力装置の上面に表出させる必要はない。すなわち、少なくとも２次元コード４８を検出するために光源５３から該２次元コード４８へ投光され、また２次元コード４８からの反射光が受光素子５６へ入射されるように構成されれば足りる。従って、図１２に示されるように、光源５３から投光され、または、受光素子５６に入射される光の進路を曲げるためにミラー４９が備えられ、本装置の使用時には図１２（ａ）に示されるように、該ミラー４９だけが筆記入力装置の上面に表出される。なお、このミラー保持筐体（ユニット）８７は普通紙８の下辺のみならず、普通紙８が保持されている辺以外のいずれの辺に対向して設けても良い。
【００４７】
以上のような本実施の形態に係る筆記入力装置８６によれば、ユーザが筆記作業を行う時に、装置上面における突出部を小さくすることができるため、筆記作業がし易くなり使い勝手を向上させることができる。
［実施の形態７］
図１３は、本発明の実施の形態７に係る筆記入力装置と共に使用される普通紙のレイアウトを示す図である。図１３に示されるように、本実施の形態に係る普通紙８には、筆記入力領域８９には文字等からなる文書が印刷され、かつ、指示入力領域８８には上記文書作成時に使用されたアプリケーションソフトウェア上における操作を指示するための指示ボタンが印刷される。なお、普通紙８の左上にはバーコード４５が印刷される。
【００４８】
ここで、例えば図１３に示されるように、上記指示入力領域８８は普通紙８の下部に配置され、この領域内にデータ送信用の送信ボタン９４と動作取り消しボタン９５及び文書削除ボタン９６が印刷される。なお、このような指示ボタンは、文書作成に使用されたアプリケーションに応じて印刷されるが、一つのアプリケーションにおいても、特に高い頻度で使用される機能に対応した指示ボタンが印刷されることが望ましい。
【００４９】
図１４は、本発明の実施の形態７に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。図１４に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置９２は、上記実施の形態に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、ステージ２２の左上にはコードリーダ内蔵クリップ９２が備えられ、かつ、ステージ２２には載置される普通紙８に印刷された各指示ボタンに対応するスイッチを含む検出回路３９が内蔵される。
【００５０】
以下において、上記のような構成を有する筆記入力装置の動作を図１５のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、ステップＳ１では、パソコン（ＰＣ）内に格納されている文書（ドキュメント）のＩＤ情報とリンクした識別記号と、上記指示ボタンが印刷されている１枚以上の媒体（普通紙８）が手書き入力部２０のステージ２２上に載置される。そして、ステップＳ２において、クリップに内蔵されたコードリーダが１ページ目の普通紙８上に印字されている識別記号を検出し（ＩＤ検出）、検出した識別記号に応じて、これから書き込もうとしている文書名又はその出所をユーザにわかるようにＬＣＤ２７に表示する。これにより、ユーザはこの表示を見るだけで、これから書き込もうとしている文書を読まずに何の文書であるか認識できる。
【００５１】
そして、ステップＳ３のＩＤ処理により普通紙８に印字された識別記号に基づくＩＤデータが取得される。次に、ステップＳ４において、この１ページ目にユーザが電磁ペン１３で筆記（加筆）すると、ステップＳ５において、手書き入力部２０の検出回路３９が電磁ペン１３の位置情報を検出して、その座標データを処理する（加筆データ処理）。なお、ステップＳ４において、１ページ目にユーザが加筆しない場合には、先のステップへ進まない。
【００５２】
次にステップＳ６においては、指示入力があるか否か判断され指示入力がある場合にはステップＳ７に進む。ここで、指示入力について説明する。指示入力とは、所定の記号を筆記した後に所定のボタンを電磁ペン１３で指示してステージ２２に内蔵された検出回路３９をオンすることにより、加筆処理された上記のデータに対して所定の処理を施すための入力をいう。そして例えば、「１２３」という文字を削除したい場合には、図１４（ａ）及び図１４（ｂ）に示されるように、削除したい文字範囲「１２３」が四角形の枠で囲まれる。このとき、本装置では四角形の枠は削除する範囲を指定する記号であると認識される。
【００５３】
そして、その後に図１４（ｃ）に示されるように、ユーザによって文書削除ボタン９６が電磁ペン１３でタッチされると、上記の四角形の枠で囲まれた文字に対応した座標情報を削除するための制御コードがステージ２２に内蔵された検出回路３９で生成され、該制御コードはＣＰＵ２５により上記加筆処理されたデータに付加される（指示入力処理）。なお、上記制御コードはパソコン２４上で動作するアプリケーションにおいて読み取られ、該制御コードに応じたデータ処理が実行される。ここで、間違えた操作（指示入力）がなされないようにするために、指示ボタンに対応する検出回路３９は、ユーザが視認できる範囲でできるだけ小さくされる。なお、上記パソコン２４には、本実施の形態に係る筆記入力装置と連携して四角形の枠に囲まれた座標データを削除する処理が可能なソフトウェアが内蔵される。
【００５４】
一方、ステップＳ６で指示入力がない場合、すなわち加筆を続行する場合には、ステップＳ８へ進む。そして、ステップＳ８においては、該座標データが、上記ＩＤ検出の結果得られたＩＤデータにＣＰＵ２５によってリンクされ（関連付け処理）、ステップＳ９において、メモリ２１へ格納される（メモリ処理）。
次に、ステップＳ１０でＩＤデータにリンクされ制御コードが付加された座標データ（加筆データ）をパソコン（ＰＣ）２４へ転送するか否か判断され、転送しない場合にはステップＳ２へ戻る。一方、ステップＳ１０で加筆データをパソコン２４へ転送すると判断された場合には、ステップＳ１１において、加筆データがパソコン２４へ転送される。ここで、加筆前の文書が格納されていたパソコン２４に本装置が接続され、通信インタフェースから該パソコン２４内にある加筆前の文書に加筆データが上書きされ、かつ、上記制御コードの実行による処理がなされて最新のデータファイルに更新される。
【００５５】
以下に、上記の動作をより具体的に説明する。図１４に示される普通紙８に印刷された文書のアドレスがc:\MyDocument\Patent.docである場合、まずクリップ９０に内蔵されたコードリーダによりこのＩＤ情報が検出される（ＩＤ検出処理）。その後、実際に削除したい文字が、図１４に示される「１２３」であるとしたとき、これらの文字の周りが四角形の枠で囲まれる（加筆データ処理）。そして、その四角形の枠の座標情報が例えば、図１４（ｂ）に示されるように（２，１０）、（３，１０）、（４，１０）、（５，１０）…、（２，１１）、（２，１０）とすれば、検出する識別情報と筆記情報からなるデータは、例えばc:\MyDocument\Patent.doc\2,10,3,10,4,10,5,10…2,11,2,10 となる。
【００５６】
ここで、図１４（ｃ）に示されるように、文書削除ボタン９が電磁ペン１３でタッチされると（指示入力）、上記のように削除を指示する制御コードdeleteが上記データに付加されて、c:\MyDocument\Patent.doc\2,10,3,10,4,10,5,10…2,11,2,10\deleteというデータが作成される（関連付け処理）。そして、このようなデータがコンピュータへ送信されると、図１４（ｄ）に示されるように、原文書から「１２３」の文字が削除されて原文書が書き換えられ、又は「１２３」の文字が削除された文書９３が原文書の第二バージョンとして保存される。なお、上記のように第二バージョンを保存することは、原文書をそのまま残したい場合に有用である。
【００５７】
また、上記においては原文書を削除する場合を例として記したが、新たに加筆した文字を削除することも同様にして行うことができる。また、削除以外の動作についても、上記削除が実行される場合と同様に動作する。
以上より、本実施の形態に係る筆記入力装置によれば、上記実施の形態に係る筆記入力装置と同様な効果を奏すると共に、電磁ペン１３で指示ボタンに触れるだけで文字の削除等のデータ処理を実行できるため、筆記作業における文書の編集効率をさらに向上させることができる。
［実施の形態８］
図１６は、本発明の実施の形態８に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。図１６に示されるように、本実施の形態に係る筆記入力装置９８は、図１４に示された上記実施の形態７に係る筆記入力装置と同様な構成を有するが、コミュニケーションツールとして最も一般的になってきている電子メールを送信するための通信インタフェース２３を備える点で相違する。すなわち、本装置内には電子メールの送信を実行するためのメールソフトがインストールされており、画面で確認することなしに該メールソフトによるデータ処理が実行される。
【００５８】
ここでユーザは、パソコン２４でまずメールの一覧を見て、必要なメールだけを普通紙８に印刷する。このとき、普通紙８の指示入力領域８８には各メールに対応する送信ボタン９４が印刷される。また、図１６（ａ）に示されるように、メールが印刷された普通紙８の左上には、該メールを送信した者が有するアドレスを示す２次元コード４８が印字される。
【００５９】
そして、上記のような普通紙８が筆記入力装置９８に載置されると、クリップ９０に内蔵されたコードリーダ３３は上記２次元コード４８を検出し、該２次元コード４８により特定されるメールの差出人を液晶ディスプレイ２７に表示する。これにより、ユーザは誰宛に返事を筆記するのかを認識することができ、また返信先のアドレスも知ることができる。
【００６０】
ここで、ユーザは印刷されたメールの内容を見ながら返事の内容を普通紙８に筆記することができる。そして、その返事を書き終わった後には、検出された返信先アドレスに該筆記した文字に対応するデータが関連付けられるように処理される。その後、図１６（ｂ）に示されるように、電磁ペン１３で送信ボタン９４が触れられると、図１６（ｃ）に示されるように、通信インタフェース２３は上記返信先アドレスに従って返信相手が有するパソコン２４へ返信のメール９７を送信する。なおこの場合、実際に加筆した文字だけが返信される。
【００６１】
また、返信相手が有するパソコン２４等といった外部装置との通信は、無線によるものが望ましく、使用される環境により異なるものの、上記メールの送信においてはモデムやＬＡＮカード等の通信インタフェース２３が使用される。
なお、上記における全ての実施の形態に係る筆記入力装置においては、筆記した文字をデータ化するために、上記のような電磁誘導方式が採用されるが、本発明はこのような方式を採用する装置に限られるものではなく、例えば光学的手段により撮影された筆記具の軌跡に基づいてデータ化する方式や、筆記具から発せられる超音波などを検知することにより筆記された文字をデータ化する方式などにおいても適用できる。
【００６２】
【発明の効果】
上述の如く、筆記がなされない場合には筆記入力装置に内蔵されると共に、筆記がなされる場合には識別情報の読み取りが可能な位置に配置されて識別情報を読み取る情報読み取り手段を備えた筆記入力装置によれば、筆記がなされない場合に筆記入力装置の突出部をなくすことができるため、携帯性を高めることができる。
【００６３】
ここで、媒体を筆記入力装置に繋止する媒体繋止手段をさらに備え、情報読み取り手段は、媒体繋止手段によって筆記入力装置に繋止された媒体の中心を対称点として媒体繋止手段と点対称の位置近傍に配置されたものとすれば、ユーザの筆記作業の態様に依らず、筆記対象とする媒体の識別情報を容易に得ることができるため、装置の信頼性を高めることができる。
【００６４】
また、情報読み取り手段が識別情報の読み取りが可能な位置に配置されたとき、筆記入力装置の電源を投入する電源投入手段をさらに備えたものとすれば、電源投入時を最適化できるため、消費電力を低減することができる。
また、識別情報を読み取ると共に、識別情報の読み取りが可能な複数の位置に付け替えられる情報読み取り手段を備える筆記入力装置によれば、ユーザの筆記態様に応じて装置レイアウトを最適化できるため、ユーザの利便性を高めることができる。ここで、上記情報読み取り手段を、筆記がなされない場合には筆記入力装置に内蔵されるものとすれば、さらに、筆記がなされない場合において装置の突出部をなくすことができるため、携帯性を高めることができる。
【００６５】
また、積重した複数の媒体が載置され少なくとも二点の高さが異なるステージと、ステージの最下点を通る第一の水平面及びステージの最上点を通る第二の水平面に交わる面内において第一及び第二の水平面に挟まれた部分からなり、かつ、ステージに隣接して設けられた受光面を有し、受光面に供給された媒体からの反射光に応じて筆記の対象とする媒体を識別する識別手段とを備えた筆記入力装置によれば、筆記入力装置の外形において突出した部分をなくすことができるため、携帯性を良くすると共に、接触による損傷の可能性を小さくすることができる。
【００６６】
また、媒体からの反射光に応じて筆記の対象とする媒体を識別すると共に、筆記しない場合には筆記入力装置に格納できる識別手段を備える筆記入力装置によれば、筆記しない場合において筆記入力装置の外形上突出した部分をなくすことができるため、携帯性を向上させることができる。
また、選択された媒体上の所定の位置において筆記がなされたとき、所定の位置に対応する所定の方法でデータを処理するための制御信号を生成する制御信号生成手段を備えた筆記入力装置によれば、筆記された文字に対応して生成されたデータの処理が容易に実行されるため、使い勝手をより良くしユーザビリティを高めることができる。
【００６７】
また、選択された媒体上の所定の位置において筆記がなされたとき、データを電子メールとして外部に送信するメール送信手段を備えた筆記入力装置によれば、筆記した文字を電子メールとして外部へ容易に送信することができるため、電子メールによるより円滑なコミュニケーションを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の情報処理装置の構成を示す図である。
【図２】装着された媒体（紙）を識別し得る従来の情報処理装置の構成を示す図であり、それぞれ図２（ａ）は斜視図、図２（ｂ）は横から見た断面図を示す。
【図３】本発明の実施の形態１に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図３（ａ）は斜視図、図３（ｂ），（ｃ）は横から見た断面図を示す。
【図４】図３に示された筆記入力装置と共に使用され２次元コードが印字された普通紙のレイアウトを示す図である。
【図５】図３に示された筆記入力装置の構成を示すブロック図である。
【図６】本発明の実施の形態２に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図６（ａ）は右利きの人が縦書きする場合の使用状態、図６（ｂ）は左利きの人が縦書きする場合の使用状態、図６（ｃ）は右利きの人が横書きする場合の使用状態を示す。
【図７】本発明の実施の形態３に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図７（ａ）は斜視図、図７（ｂ）は横から見た断面図を示す。
【図８】図７に示された筆記入力装置と共に使用されバーコードが印字された普通紙のレイアウトを示す図である。
【図９】図７に示された筆記入力装置の動作を示すフローチャートである。
【図１０】本発明の実施の形態４に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、それぞれ図１０（ａ）は斜視図、図１０（ｂ）は横から見た断面図を示す。
【図１１】本発明の実施の形態５に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図１１（ａ）は１ページ目に筆記される状態、図１１（ｂ）は本実施の形態に係る第一実施例を、図１１（ｃ）は本実施の形態に係る第二の実施例をそれぞれ示す。
【図１２】本発明の実施の形態６に係る筆記入力装置の構成を示す図であり、図１２（ａ）は本装置が使用されるときの状態、図１２（ｂ）は本装置が使用されないときの状態をそれぞれ示す。
【図１３】本発明の実施の形態７に係る筆記入力装置と共に使用される普通紙のレイアウトを示す図である。
【図１４】本発明の実施の形態７に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。
【図１５】本発明の実施の形態７に係る筆記入力装置の動作を示すフローチャートである。
【図１６】本発明の実施の形態８に係る筆記入力装置の構成及び動作を説明する図である。
【符号の説明】
１情報記憶装置（デジタイザボード）
３入力フィルム
５全面消去・書き込み部（ヒートパネル）
７書き込み済み媒体
８普通紙
９未書き込み媒体
１０媒体（紙）
１１情報記録／表示媒体（デジタルペーパー）
１３電磁ペン
１５，３１クリップ
１６エリアセンサ
１７バーコードセンサ
２０手書き入力部（電磁誘導式デジタイザ）
２１メモリ
２２ステージ
２３通信インタフェース
２４パソコン（ＰＣ）
２５ＣＰＵ
２６格納部
２７液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）
２８，２９，３０，４０，４２，８２，８６，９２，９８筆記入力装置
３３コードリーダ
３７本体電源部
３８領域
３９検出回路
４１案内溝
４５識別記号（バーコード）
４７加筆情報
４８２次元コード
４９ミラー
５１レンズ
５３光源
５６受光素子
８１保持部
８３情報処理部
８７ミラー保持筐体
８８指示入力領域
８９筆記入力領域
９０コードリーダ内蔵クリップ
９３文書
９４送信ボタン
９５動作取り消しボタン
９６文書削除ボタン
９７メール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus, and more particularly to a writing input apparatus that generates data corresponding to characters written on a medium.
[0002]
[Prior art]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a conventional information processing apparatus. As shown in FIGS. 1A and 1B, the information processing apparatus includes an information storage device (digitizer board) 1 and an input film 3, and the information storage device (digitizer board) 1 includes A whole surface erasing / writing part (heat panel) 5 is formed. Here, an information recording / display medium (digital paper) 11 such as a written medium 7 or an unwritten medium 9 is installed between the input film 3 and the heat panel 5 as shown in FIG. Entered.
[0003]
The information processing apparatus as described above is capable of storing information input by handwriting with the electromagnetic pen 13 as digitized data on the digitizer board 1 and displaying the information on the digital paper 11 when necessary. In the information processing apparatus, the displayed information can be freely deleted and corrected. Therefore, according to the information processing apparatus as described above, it is possible to create and store documents without consuming paper.
[0004]
More specifically, the information processing apparatus takes into account the merits and demerits of paper that has been conventionally used as means for storing various information such as characters and images, and a computer having a display and a memory. We propose what took each good point. That is, according to such an information processing apparatus, information created by a computer or input by handwriting can be rewritten many times on a medium (that is, not consumed like paper), and the information is stored in a memory. Processing as digital information that can be processed by a computer, such as being stored, output to the outside, or input from the outside, is realized.
[0005]
On the other hand, conventionally, an information processing apparatus for identifying a medium (paper) mounted on the digitizer board 1 has been considered. FIG. 2 shows an apparatus having such a function. As shown in FIG. 2A, the apparatus has a clip 15 for holding the loaded medium (paper) 10, and FIG. As shown, a bar code sensor 17 is built in the clip 15. Then, a barcode printed in advance above the medium (paper) 10 is read by the barcode sensor 17, whereby the loaded medium (paper) 10 is identified.
[0006]
Note that the information processing apparatus as described above has a shape that is easy to carry for convenience of use, that is, a sensor or the like does not partially protrude or appear, and power consumption is low. desired.
In addition, when using the above information processing apparatus, it is convenient to provide an input command and an interface for instructing control to some extent, but since there are a wide variety of applications currently used by users, If different types of buttons are prepared for each command, the scale of the apparatus increases.
[0007]
In addition, e-mail is a frequently used communication method at present, but it is not uncommon for some people to receive dozens of e-mails per day. Therefore, rather than checking each case on a personal computer, there is a need to use the time efficiently by printing it on paper with a printer so that it can be read anytime and anywhere. At this time, there is a need to check the result on the paper, input it again on the personal computer, and reply the mail.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a writing input device with improved portability and reduced power consumption.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The above-described object is a writing input device that generates data corresponding to characters written on a medium on which identification information is printed, and is built in the writing input device when writing is not performed. Is achieved by providing a writing input device provided with information reading means arranged at a position where the identification information can be read and reading the identification information. According to such means, the protruding portion of the writing input device can be eliminated when writing is not performed.
[0010]
Here, the writing input device further includes medium locking means for locking the medium to the writing input device, and the information reading means is a symmetric point about the center of the medium locked to the writing input device by the medium locking means. As described above, it can be arranged in the vicinity of a point-symmetrical position with respect to the medium locking means. According to such means, it is possible to easily obtain the identification information of the medium to be written regardless of the mode of the user's writing work. The writing input device may further include power-on means for turning on the writing input device when the information reading means is arranged at a position where the identification information can be read. According to such means, it is possible to optimize when the power is turned on.
[0011]
Another object of the present invention is a writing input device that generates data corresponding to characters written on a medium on which identification information is printed, and is capable of reading the identification information and reading the identification information. This is achieved by providing a writing input device characterized in that it comprises information reading means that can be changed to the position. According to such means, the device layout can be changed according to the user's writing mode. Can be optimized .
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the drawings, the same reference numerals indicate the same or corresponding parts.
[Embodiment 1]
FIG. 3 is a diagram showing the writing input device according to Embodiment 1 of the present invention, and FIG. 5 is a block diagram showing the configuration of the writing input device 28 shown in FIG. FIG. 4 shows the layout of the plain paper 8 placed on the writing input device 28.
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 5, the writing input device 28 includes a handwriting input unit (electromagnetic induction digitizer) 20, a memory 21, a communication interface (communication I / F) 23, a CPU 25, and a liquid crystal display. (LCD) 27, clip 31, code reader 33, main body power supply unit 37, detection circuit 39 for detecting written characters, and storage unit 26.
[0018]
Here, the code reader 33 corresponds to a one-dimensional code, and is a scan type that collectively irradiates a barcode by a near infrared light emitting diode (LED) and detects reflected light from the barcode by a line CCD. In addition, there is a laser scanning type line sensor. On the other hand, as shown in FIG. 4, when the two-dimensional code 48 is printed on the plain paper 8 placed on the writing input device 28, the code reader 33 includes the area sensor 16 made of CCD, CMOS, or the like. To do.
[0019]
The CPU 25 incorporated in the handwriting input unit 20 includes a detection circuit 39 for detecting written characters, a memory 21, a communication interface 23, a liquid crystal display (LCD) 27, a code reader 33, and a main body power supply unit. 37 is connected. Note that a personal computer (PC) 24 is connected to the communication interface 23.
[0020]
In the writing input device 28 having the above-described configuration, a plurality of plain papers 8 are placed on the stage 22 of the handwriting input unit 20 as shown in FIG. When characters, lines, or the like are written on the plain paper 8, the writing information 47 by the writing is detected by the detection circuit 39 of the electromagnetic induction digitizer, and corresponding writing data is generated. Then, the additional data is stored in the memory 21 by the CPU 25. Here, the electromagnetic pen 13 used for writing is an active pen that emits an electromagnetic field during writing. When writing on the plain paper 8, the detection circuit 39 detects the coordinates of the writing position. In this method, if the thickness of the plain paper 8 is up to about 5 mm, the electromagnetic field radiated from the electromagnetic pen 13 can be detected by the detection circuit 39, so that the handwriting input unit 20 overlaps several plain papers 8 You can write on the stage 22
[0021]
The memory 21 is composed of, for example, a large-capacity flash memory or a hard disk, and stores ID information as identification information of a document read by the code reader 33 and rewritten data in a rewritable state. On the other hand, the communication interface 23 includes an RS232C port, an Ethernet port, a PCMCIA card port, and the like.
Further, as shown in FIG. 3A, characters or the like corresponding to certain document data stored in a certain personal computer 8 are printed in advance by a printer or the like (not shown) on the plain paper 8, A two-dimensional code 48 is printed at the bottom as an identification symbol indicating which document data a character or the like is part of. Here, the two-dimensional code 48 indicates, for example, a document name, page number, personal computer name, personal computer IP address, etc., \\ PC name (PC IP address) \ drive name \ folder name \ document name This is identification information (ID information) that uniquely defines the location where the document data (minimum 1 page unit) is stored in a directory structure such as \ page.
[0022]
If the above information cannot be directly encoded in the two-dimensional code 48, certain numerical information is encoded, and a table that allows the correspondence with the identification information to be separately stored is stored in the memory 21. In such a case, it is programmed to refer to the table.
On the other hand, when the above information can be directly encoded in the two-dimensional code 48, a QR code, a data matrix code, or the like may be used. In this case, the detection sensor is an area type as described above. Further, since this apparatus is often carried and used, it is preferable to use a rechargeable secondary battery accommodated in the writing input apparatus 28 as the main body power supply.
[0023]
The code reader 33 also has a clip function for holding the lower end of the plain paper 8 placed on the writing input device 28, as shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b). When the plain paper 8 is sandwiched, a power-on signal is supplied to the main body power supply unit 37. As a result, the plain paper 8 to be written is placed on the stage 22, and when the power-on signal is supplied, the main body power supply unit 37 turns on the writing input device 28 and operates the code reader 33. Therefore, power consumption is reduced.
[0024]
The code reader 33 is disposed on the lower end of the stage 22 facing the clip 31 so as to read the two-dimensional code 48 printed on the lower part of the plain paper 8 as described above. According to such an arrangement, when a plurality of plain papers 8 are placed on the stage 22, even when writing is performed with the plain paper 8 pages turned, the page opened by turning By reading the two-dimensional code 48 printed on the page, the page to be written is specified.
[0025]
By the way, the code reader 33 detects a code printed from above or obliquely on the plain paper 8 to be placed, so that the code reader 33 protrudes from the plane on the stage 22 when the apparatus is used. Become. If such a protruding portion is present, it is very disturbing when the user carries the apparatus, and as shown in FIG. 3C, the code reader 33 is stored when writing is not performed. Stored in the unit 26. Therefore, as shown in FIGS. 3A and 3B, the code reader 33 is taken out from the storage unit 26 only when writing is performed.
[0026]
The information processing unit 83 shown in FIGS. 3B and 3C includes a CPU 25, a memory 21, a communication interface 23, and the like.
As described above, according to the writing input device 28 according to the first embodiment, since the protruding portion when writing is not performed is eliminated, the device can be easily carried by the user, and the code reader 33 is used for the plain paper 8. Since the power is turned on at the time of holding, the power consumption can be reduced.
[Embodiment 2]
6A and 6B are diagrams showing the configuration of the writing input device according to the second embodiment of the present invention. FIG. 6A is a usage state when a right-handed person writes vertically, and FIG. FIG. 6C shows a usage state when a left-handed person writes vertically, and FIG. 6C shows a usage state when a right-handed person writes horizontally.
[0027]
As shown in FIG. 6, the writing input device according to the second embodiment has the same configuration as the writing input device according to the first embodiment, but a clip 31 that holds the plain paper 8 to be placed. The LCD 27 is arranged above the storage unit 38 and the storage unit 38 is arranged in parallel with the storage unit 26. That is, the code reader 33 according to the present embodiment can be replaced as shown in FIGS. 6A and 6B, and the code reader 33 can be placed at any position. It can be stored in one of the storage units 26 and 38.
[0028]
More specifically, for example, as shown in FIG. 6 (a), when a right-handed person performs writing with the electromagnetic pen 13, a code reader is displayed at the lower right on the stage 22 of the writing input device 29. If 33 is arranged, the right-handed person may become an obstacle when writing, which is inconvenient for the user. Therefore, in the writing input device according to the present embodiment, the code reader 33 can be attached to the opposite side of the user's dominant hand, that is, the hand holding the electromagnetic pen 13 when writing.
[0029]
As shown in FIG. 6 (a), the right-handed user places the code reader 33 on the lower left of the stage 22, and as shown in FIG. 6 (b), the left-handed user places the code reader 33 on the stage. 22 can be arranged at the lower right. Here, as shown in FIG. 6A, when the code reader 33 is disposed at the lower left of the stage 22, the code reader 33 is stored in the storage unit 26 in a state where writing is not performed, and is shown in FIG. 6B. As described above, when arranged at the lower right of the stage 22, they are stored in the storage unit 38 in a state where writing is not performed.
[0030]
Note that the plain paper 8 to be written is for the writing input device 29 shown in FIG. 6 (a) used by a right-handed person, and a code printed on the lower left is used for a left-handed person. For the writing input device 30 shown in FIG. 6B to be used, the one having a code printed at the lower right is adopted. Therefore, in a printing apparatus that prints the code, it is desirable that the printing position can be selected to be the lower right or lower left of plain paper, but it is printed on both the lower right and lower left. There may be.
[0031]
Further, as shown in FIG. 6C, the writing input device 30 according to the present embodiment can also write horizontally. For example, when a right-handed person writes horizontally, the paper is directed toward the plain paper 8. A code reader 33 is selectively disposed at the upper right.
According to the writing input device according to the second embodiment having the above-described configuration, the same effects as the writing input device according to the first embodiment can be obtained, and easier writing work can be performed regardless of the user's dominant hand. Can be realized.
[Embodiment 3]
7A and 7B are diagrams showing a configuration of a writing input apparatus according to Embodiment 3 of the present invention, in which FIG. 7A is a perspective view and FIG. 7B is a cross-sectional view as viewed from the side. As shown in FIG. 7, the writing input device 40 according to the present embodiment has the same configuration as the writing input device 28 according to the first embodiment, except that the bar code sensor 17 is used instead of the code reader 33. The built-in code reader built-in clip 90 is different in that it is disposed so as to hold the upper part of the plain paper 8. FIG. 8 shows a layout of plain paper 8 that is used with the writing input device according to the present embodiment shown in FIG. 7 and has a barcode 45 printed thereon.
[0032]
In the writing input device 40 according to the present embodiment, the plain paper 8 to be written is placed on the stage 22 one by one, and when the writing work is not performed, the code reader built-in clip 90 is stored in the storage unit 26. Stored in Further, as shown in FIG. 7B, the storage unit 26 is disposed on the information processing unit 83 in which the CPU 25, the memory 21, the communication interface 23, and the like are built. When a writing operation is performed, the code reader built-in clip 90 is fitted into a guide groove provided on the upper portion of the stage 22.
[0033]
Hereinafter, the operation of the writing input apparatus having the above-described configuration will be described with reference to the flowchart of FIG.
First, in step S 1, a piece of plain paper 8 on which ID information linked to a document ID stored in a personal computer (PC) 24 is printed by a code is placed on the stage 22 of the handwriting input unit 20. . In step S2, it is determined whether or not the code reader built-in clip 90 is stored in the storage unit 26, and if it is stored, the process proceeds to step S30. Then, the CPU 25 turns off the power supply of the main body power supply unit 37 and returns to step S2. On the other hand, if it is determined in step S2 that the code reader built-in clip 90 is not stored in the storage unit 26, the process proceeds to step S3 and the power of the main body power supply unit 37 is turned on by the CPU 25.
[0034]
Then, in step S4, the barcode sensor 17 incorporated in the code reader built-in clip 90 detects the barcode 45 printed on the plain paper 8 (ID detection), and the plain paper 8 is subjected to ID processing in step S5. ID data based on the barcode is acquired. In addition, according to the identification code detected in the ID detection, the name of the document to be written or the origin thereof is displayed on the LCD 27 so that the user can know. As a result, the user can recognize what the document is without reading the document to be written just by looking at the display.
[0035]
In step S20, when the user writes (writes) with the electromagnetic pen 13, the process proceeds to step S21. In step S21, the detection circuit 39 of the handwriting input unit 20 detects the position information of the electromagnetic pen 13 and processes the coordinate data (added data processing).
In step S6, the coordinate data is linked by the CPU 25 to the ID data obtained as a result of the ID detection (association process), and in step S7, the coordinate data linked to the ID data is stored in the memory 21. (Memory processing).
[0036]
Next, in step S8, when continuing the writing work, the process returns to step S4. On the other hand, if the writing work is not continued in step S8, the process proceeds to step S9. If the coordinate data linked to the ID data is not transferred to the personal computer (PC) 24, the operation is terminated. On the other hand, when transferring to the personal computer in step S9, the document is connected to the personal computer in which the document before writing was stored in step S10, and a document having a matching ID before and after the writing is searched. If a document with the same ID is found before and after writing, the process proceeds to step S11, where the writing data is overwritten on the document before writing in the personal computer from the communication interface 23 and updated to the latest data file. End the operation. If no document with a matching ID is found in step S10, the fact is displayed on the LCD 27 and the process proceeds to step S40. The document after the addition is saved as a new document (new document registration process), and the operation is performed. finish.
[0037]
As described above, also with the writing input device according to the present embodiment, the power consumption can be reduced and the portability can be increased as in the writing input device according to the first embodiment.
[Embodiment 4]
10A and 10B are diagrams showing a configuration of a writing input apparatus according to Embodiment 4 of the present invention. FIG. 10A is a perspective view, and FIG. 10B is a cross-sectional view seen from the side.
[0038]
As shown in FIG. 10, the writing input device 42 according to the present embodiment has the same configuration as the writing input device 40 according to the third embodiment shown in FIG. As shown, the storage unit 26 is different from the information processing unit 83 in that the storage unit 26 is disposed behind the information processing unit 83. In the writing input device 42 according to the present embodiment as well as the writing input device 40 according to the third embodiment, when writing is performed on the placed plain paper 8, the clip reader built-in clip 90 is used. Is fitted into the guide groove 41.
[0039]
The writing input device 42 having the above-described configuration operates in the same manner as the writing input device 40 according to the third embodiment.
As described above, according to the writing input device 42 according to the present embodiment, the same effect as the writing input device 40 according to the third embodiment can be obtained, and the storage unit 26 is disposed behind the information processing unit 83. Therefore, the height (thickness) of the writing input device 42 can be reduced (thinned), and the writing input device can be made more compact.
[Embodiment 5]
It is a figure which shows the structure of the writing input apparatus which concerns on Embodiment 5 of this invention, Fig.11 (a) is a state written in the 1st page, FIG.11 (b) is 1st implementation which concerns on this Embodiment. For example, FIG. 11C shows a second example according to this embodiment.
[0040]
As shown in FIG. 11, the writing input device 82 according to the present embodiment has the same configuration as the writing input device according to the above embodiment, but as shown in FIG. 11, the stage 22 has a horizontal plane 84. The code reader 33 is built in a position where the bar code 45 printed in the vicinity of the lower side of the plain paper 8 placed in the writing input device 82 is readable. Is different. The writing input device 82 includes an information processing unit 83 including the CPU 25, the memory 21, the communication interface 23, and the like.
[0041]
More specifically, the upper side of the plain paper 8 placed on the stage 22 is tightened by the holding portion 81, but the stage 22 is provided so that the lower side is lower than the upper side. Here, as a first embodiment, as shown in FIG. 11B, the stage 22 can be provided so that the inclination is constant from the holding portion 81 to the lower side of the plain paper 8. As a second embodiment, as shown in FIG. 11C, the stage 22 can be provided so as to be lower than the horizontal plane 84 only in the vicinity of the lower side of the plain paper 8 to be placed. With the above configuration, the barcode 45 printed near the lower side of the loaded plain paper 8 is read from the oblique direction by the code reader 33 built in the writing input device main body, and the document is read. Is obtained.
[0042]
In general, when a plurality of bundled plain papers are placed on the stage 22, when turning these plain papers, various situations can be considered depending on the individuality of the user. It is also possible to write on the next page while turning over. In such a situation that is often invited by the user in a work mode, if the code reader 33 is on the holding unit 81 side, the ID information of the opened page cannot be obtained even if the page is turned. ID detection of each page becomes impossible. However, according to the writing input device 82 according to the present embodiment, since the code reader 33 reads the barcode 45 printed in the vicinity of the lower side of the plain paper, writing is performed on the second page while turning the first sheet halfway. Even in such a case, the ID of the second page can be detected, and the operation reliability can be improved.
[0043]
Further, as shown in FIG. 11, since the code reader 33 is built in the writing input device 82, the protruding portion on the outer shape of the writing input device 82 can be eliminated, so that it is convenient for the user to carry or write. Can be improved.
Note that the light receiving surface of the code reader 33 may be disposed on the side surface of the plain paper 8 and on a side different from the side tightened by the holding portion 81, for example, on either the left or right side or the lower side of the stage 22. May be arranged.
[Embodiment 6]
12A and 12B are diagrams showing the configuration of the writing input device according to the sixth embodiment of the present invention. FIG. 12A is a state when the device is used, and FIG. Each of the states when not done is shown.
[0044]
As shown in FIG. 12A, the writing input device 86 according to the present embodiment has the same configuration as the writing input device 86 shown in FIG. 4, but the mirror 49, the lens 51, the light source 53, and The light receiving element 56 is included in the mirror holding casing 87. When the present apparatus is not used, the mirror holding casing 87 is stored in the writing input device 86 as shown in FIG.
[0045]
In general, in a code reader that detects an identification number or identification symbol consisting of a two-dimensional code 48 as shown in FIG. 4, a CCD or CMOS sensor and a code are detected by a sensor other than an electric circuit system or a signal processing circuit system. It consists of an optical system such as a lens 51 that forms an image on top. In this case, since the mirror holding housing (unit) 87 is integrated, in order to detect the two-dimensional code 48 printed on the document, at least obliquely above the two-dimensional code 48 It is necessary to arrange a mirror holding housing (unit) 87.
[0046]
However, when using the writing input device, it is not necessary to expose the entire mirror holding housing (unit) 87 on the upper surface of the writing input device. That is, it is sufficient that the light source 53 emits light to the two-dimensional code 48 in order to detect at least the two-dimensional code 48 and the reflected light from the two-dimensional code 48 is incident on the light receiving element 56. Accordingly, as shown in FIG. 12, a mirror 49 is provided for bending the path of light projected from the light source 53 or incident on the light receiving element 56. As shown, only the mirror 49 is exposed on the top surface of the writing input device. The mirror holding casing (unit) 87 may be provided not only on the lower side of the plain paper 8 but also on any side other than the side on which the plain paper 8 is held.
[0047]
According to the writing input device 86 according to the present embodiment as described above, since the protruding portion on the upper surface of the device can be reduced when the user performs a writing operation, the writing operation is facilitated and the usability is improved. Can do.
[Embodiment 7]
FIG. 13 is a diagram showing a layout of plain paper used together with the writing input device according to the seventh embodiment of the present invention. As shown in FIG. 13, on plain paper 8 according to the present embodiment, a document composed of characters or the like is printed in the writing input area 89, and the instruction input area 88 is used when the document is created. An instruction button for instructing an operation on the application software is printed. A barcode 45 is printed on the upper left of the plain paper 8.
[0048]
Here, for example, as shown in FIG. 13, the instruction input area 88 is arranged below the plain paper 8, and a transmission button 94 for data transmission, an operation cancel button 95, and a document deletion button 96 are printed in this area. Is done. Note that such instruction buttons are printed according to the application used for document creation, but it is desirable that an instruction button corresponding to a function used particularly frequently be printed even in one application. .
[0049]
FIG. 14 is a diagram for explaining the configuration and operation of a writing input apparatus according to Embodiment 7 of the present invention. As shown in FIG. 14, the writing input device 92 according to the present embodiment has the same configuration as the writing input device according to the above embodiment, but a clip reader built-in clip 92 is provided at the upper left of the stage 22. In addition, the stage 22 incorporates a detection circuit 39 including switches corresponding to the instruction buttons printed on the plain paper 8 to be placed.
[0050]
Hereinafter, the operation of the writing input apparatus having the above-described configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. First, in step S1, one or more media (plain paper 8) on which an identification symbol linked to ID information of a document (document) stored in a personal computer (PC) and the instruction button are printed are handwritten. It is placed on the stage 22 of the input unit 20. In step S2, the code reader incorporated in the clip detects the identification symbol printed on the first page of plain paper 8 (ID detection), and tries to write from now on according to the detected identification symbol. The document name or its origin is displayed on the LCD 27 so that the user can understand it. As a result, the user can recognize what the document is without reading the document to be written just by looking at the display.
[0051]
Then, ID data based on the identification symbol printed on the plain paper 8 by the ID processing in step S3 is acquired. Next, in step S4, when the user writes (writes) on the first page with the electromagnetic pen 13, the detection circuit 39 of the handwriting input unit 20 detects the position information of the electromagnetic pen 13 in step S5, and the coordinates thereof. Data is processed (processed data processing). In step S4, if the user does not add to the first page, the process does not proceed to the previous step.
[0052]
Next, in step S6, it is determined whether or not there is an instruction input. If there is an instruction input, the process proceeds to step S7. Here, the instruction input will be described. The instruction input is a predetermined symbol for the above-mentioned data that has been subjected to the additional writing process by writing a predetermined symbol and then pointing a predetermined button with the electromagnetic pen 13 to turn on the detection circuit 39 built in the stage 22. An input for performing processing. For example, when it is desired to delete the character “123”, the character range “123” to be deleted is surrounded by a square frame as shown in FIGS. 14 (a) and 14 (b). At this time, in the present apparatus, the rectangular frame is recognized as a symbol for designating a range to be deleted.
[0053]
Then, as shown in FIG. 14C, when the user touches the document delete button 96 with the electromagnetic pen 13, the coordinate information corresponding to the character surrounded by the rectangular frame is deleted. Is generated by the detection circuit 39 built in the stage 22, and the control code is added by the CPU 25 to the data subjected to the above-described additional processing (instruction input processing). The control code is read by an application running on the personal computer 24, and data processing according to the control code is executed. Here, in order to prevent an erroneous operation (instruction input) from being performed, the detection circuit 39 corresponding to the instruction button is made as small as possible within a range that can be visually recognized by the user. The personal computer 24 incorporates software capable of processing to delete coordinate data surrounded by a rectangular frame in cooperation with the writing input device according to the present embodiment.
[0054]
On the other hand, if there is no instruction input in step S6, that is, if writing continues, the process proceeds to step S8. In step S8, the coordinate data is linked by the CPU 25 to the ID data obtained as a result of the ID detection (association process), and stored in the memory 21 in step S9 (memory process).
Next, in step S10, it is determined whether or not the coordinate data (added data) linked with the ID data and added with the control code is transferred to the personal computer (PC) 24. If not, the process returns to step S2. On the other hand, if it is determined in step S10 that the additional data is to be transferred to the personal computer 24, the additional data is transferred to the personal computer 24 in step S11. Here, this apparatus is connected to the personal computer 24 in which the document before writing is stored, the writing data is overwritten on the document before writing in the personal computer 24 from the communication interface, and the processing by the execution of the control code is performed. Is updated to the latest data file.
[0055]
Hereinafter, the above operation will be described more specifically. When the address of the document printed on the plain paper 8 shown in FIG. 14 is c: \ MyDocument \ Patent.doc, first, this ID information is detected by the code reader built in the clip 90 (ID detection processing). . Thereafter, assuming that the character to be actually deleted is “123” shown in FIG. 14, these characters are surrounded by a square frame (additional data processing). Then, the coordinate information of the rectangular frame is, for example, (2, 10), (3, 10), (4, 10), (5, 10). 11) and (2, 10), the data consisting of the identification information and the writing information to be detected is, for example, c: \ MyDocument \ Patent.doc \ 2,10,3,10,4,10,5,10 ... 2,11,2,10.
[0056]
Here, as shown in FIG. 14C, when the document deletion button 9 is touched with the electromagnetic pen 13 (instruction input), the control code delete instructing the deletion is added to the data as described above. , C: \ MyDocument \ Patent.doc \ 2,10,3,10,4,10,5,10 ... 2,11,2,10 \ delete is created (association process). When such data is transmitted to the computer, as shown in FIG. 14D, the characters “123” are deleted from the original document and the original document is rewritten, or the characters “123” are changed. The deleted document 93 is saved as the second version of the original document. Note that storing the second version as described above is useful when the original document is desired to remain as it is.
[0057]
In the above description, the original document is deleted as an example. However, newly added characters can be deleted in the same manner. Also, operations other than deletion are performed in the same manner as when the above deletion is executed.
As mentioned above, according to the writing input device concerning this embodiment, while having the same effect as the writing input device concerning the above-mentioned embodiment, data processing, such as deletion of a character, just touching an instruction button with electromagnetic pen 13 Therefore, it is possible to further improve the document editing efficiency in the writing work.
[Embodiment 8]
FIG. 16 is a diagram for explaining the configuration and operation of the writing input apparatus according to the eighth embodiment of the present invention. As shown in FIG. 16, the writing input device 98 according to the present embodiment has the same configuration as the writing input device according to the seventh embodiment shown in FIG. 14, but is most commonly used as a communication tool. However, it is different in that a communication interface 23 is provided for transmitting e-mails. That is, mail software for executing transmission of electronic mail is installed in the apparatus, and data processing by the mail software is executed without confirmation on the screen.
[0058]
Here, the user first looks at the mail list on the personal computer 24 and prints only the necessary mail on the plain paper 8. At this time, a send button 94 corresponding to each mail is printed in the instruction input area 88 of the plain paper 8. Further, as shown in FIG. 16A, a two-dimensional code 48 indicating the address of the person who sent the mail is printed on the upper left of the plain paper 8 on which the mail is printed.
[0059]
When the plain paper 8 as described above is placed on the writing input device 98, the code reader 33 built in the clip 90 detects the two-dimensional code 48 and the mail specified by the two-dimensional code 48. The sender is displayed on the liquid crystal display 27. Thereby, the user can recognize to whom the reply is written and can know the address of the reply destination.
[0060]
Here, the user can write the contents of the reply on the plain paper 8 while viewing the contents of the printed mail. After the reply has been written, processing is performed so that data corresponding to the written character is associated with the detected reply destination address. Thereafter, as shown in FIG. 16B, when the transmission button 94 is touched with the electromagnetic pen 13, as shown in FIG. 16C, the communication interface 23 is a personal computer held by the return partner according to the return address. A reply mail 97 is sent to 24. In this case, only the characters actually added are returned.
[0061]
In addition, communication with an external device such as a personal computer 24 or the like possessed by a reply partner is preferably performed wirelessly, and differs depending on the use environment, but a communication interface 23 such as a modem or a LAN card is used for the transmission of the mail. .
In the writing input device according to all the embodiments described above, the electromagnetic induction method as described above is adopted to convert written characters into data, but the present invention adopts such a method. It is not limited to the device, for example, a method of converting data based on the trajectory of a writing instrument photographed by optical means, a method of converting written characters by detecting ultrasonic waves emitted from the writing instrument, etc. It can also be applied.
[0062]
【The invention's effect】
As described above, when writing is not performed, it is built in the writing input device, and when writing is performed, writing is provided with an information reading means that is arranged at a position where the identification information can be read and reads the identification information. According to the input device, since the protruding portion of the writing input device can be eliminated when writing is not performed, portability can be improved.
[0063]
Here, it further comprises medium locking means for locking the medium to the writing input device, and the information reading means is a medium locking means with the center of the medium locked to the writing input device by the medium locking means as a symmetry point If it is arranged in the vicinity of a point-symmetric position, the identification information of the medium to be written can be easily obtained regardless of the mode of the user's writing work, so that the reliability of the apparatus can be improved. .
[0064]
In addition, when the information reading means is arranged at a position where the identification information can be read, if the power input means for turning on the writing input device is further provided, the power-on time can be optimized. Electric power can be reduced.
In addition, according to the writing input device provided with the information reading means that reads the identification information and can be changed to a plurality of positions where the identification information can be read, the device layout can be optimized according to the user's writing mode. Convenience can be improved. Here, if the information reading means is built in the writing input device when writing is not performed, the protruding portion of the device can be eliminated when writing is not performed. Can be increased.
[0065]
In addition, in a plane where a plurality of stacked media are placed and at least two points different in height, a first horizontal plane passing through the lowest point of the stage, and a second horizontal plane passing through the highest point of the stage It consists of a portion sandwiched between the first and second horizontal planes, and has a light receiving surface provided adjacent to the stage, and is subject to writing according to the reflected light from the medium supplied to the light receiving surface. According to the writing input device provided with the identification means for identifying the medium, the protruding portion in the outer shape of the writing input device can be eliminated, so that portability is improved and the possibility of damage due to contact is reduced. Can do.
[0066]
In addition, according to the writing input device that includes an identification unit that can identify the medium to be written according to the reflected light from the medium and that can be stored in the writing input device when not writing, the writing input device when not writing Since the part which protruded on the external shape of this can be eliminated, portability can be improved.
Also, a writing input device comprising control signal generating means for generating a control signal for processing data by a predetermined method corresponding to a predetermined position when writing is performed at a predetermined position on the selected medium. According to this, since processing of data generated corresponding to written characters is easily executed, usability can be improved and usability can be improved.
[0067]
Moreover, according to the writing input device provided with the mail transmitting means for transmitting the data as an e-mail to the outside when writing is performed at a predetermined position on the selected medium, the written characters can be easily transmitted to the outside as an e-mail. Therefore, smoother communication by electronic mail can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a conventional information processing apparatus.
FIGS. 2A and 2B are diagrams illustrating a configuration of a conventional information processing apparatus that can identify a medium (paper) that is loaded, in which FIG. 2A is a perspective view and FIG. 2B is a cross-sectional view as viewed from the side; Indicates.
3A and 3B are diagrams showing a configuration of a writing input device according to Embodiment 1 of the present invention, in which FIG. 3A is a perspective view, and FIGS. 3B and 3C are cross-sectional views as viewed from the side. Indicates.
4 is a diagram showing a layout of plain paper used with the writing input device shown in FIG. 3 and printed with a two-dimensional code.
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of the writing input device shown in FIG. 3;
6A and 6B are diagrams showing a configuration of a writing input apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, in which FIG. 6A is a usage state when a right-handed person writes vertically, and FIG. 6B is a drawing. FIG. 6C shows a usage state when a left-handed person writes vertically, and FIG. 6C shows a usage state when a right-handed person writes horizontally.
7A and 7B are diagrams showing a configuration of a writing input apparatus according to Embodiment 3 of the present invention, in which FIG. 7A is a perspective view and FIG. 7B is a cross-sectional view as viewed from the side.
8 is a diagram showing a layout of plain paper used with the writing input device shown in FIG. 7 and printed with a barcode.
FIG. 9 is a flowchart showing an operation of the writing input device shown in FIG. 7;
10A and 10B are diagrams showing a configuration of a writing input apparatus according to Embodiment 4 of the present invention, in which FIG. 10A is a perspective view and FIG. 10B is a cross-sectional view as viewed from the side.
11A and 11B are diagrams showing a configuration of a writing input device according to a fifth embodiment of the present invention, in which FIG. 11A is written on the first page, and FIG. FIG. 11 (c) shows a second example according to the present embodiment.
FIGS. 12A and 12B are diagrams showing a configuration of a writing input device according to a sixth embodiment of the present invention. FIG. 12A shows a state when the device is used, and FIG. Each of the states when not done is shown.
FIG. 13 is a diagram showing a layout of plain paper used together with the writing input device according to the seventh embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a diagram for explaining the configuration and operation of a writing input apparatus according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a flowchart showing an operation of the writing input apparatus according to the seventh embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a diagram for explaining the configuration and operation of a writing input apparatus according to Embodiment 8 of the present invention;
[Explanation of symbols]
1 Information storage device (digitizer board)
3 Input film
5 Fully erased / written part (heat panel)
7 Pre-written media
8 Plain paper
9 Unwritten media
10 Medium (paper)
11 Information recording / display media (digital paper)
13 Electromagnetic pen
15,31 clips
16 Area sensor
17 Barcode sensor
20 Handwriting input part (electromagnetic induction type digitizer)
21 memory
22 stages
23 Communication interface
24 PC
25 CPU
26 Storage
27 Liquid crystal display (LCD)
28, 29, 30, 40, 42, 82, 86, 92, 98 Writing input device
33 Code reader
37 Main unit power supply
38 areas
39 Detection circuit
41 Guide groove
45 Identification symbol (bar code)
47 Additional information
48 2D code
49 Mirror
51 lenses
53 Light source
56 Light receiving element
81 Holding part
83 Information processing department
87 Mirror holding case
88 Instruction input area
89 Written input area
90 Clip with built-in code reader
93 documents
94 Send button
95 Operation cancel button
96 Delete document button
97 emails

Claims

A writing input device that generates data corresponding to characters written on a medium on which identification information is printed,
When the writing is not made, it is built in the writing input device, and when the writing is made, it is provided with an information reading means arranged at a position where the identification information can be read and reading the identification information. A writing input device characterized by that.

A medium locking means for locking the medium to the writing input device;
2. The writing according to claim 1, wherein the information reading unit is arranged in the vicinity of a point-symmetrical position with respect to the medium locking unit with respect to the center of the medium locked to the writing input device by the medium locking unit. Input device.

The writing input device according to claim 1, further comprising a power-on unit that turns on the writing input device when the information reading unit is arranged at a position where the identification information can be read.

The writing input device according to claim 1 , wherein the information reading unit is replaced with a plurality of positions where the identification information can be read.