JP3945191B2 - Cell phone deterrence device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、客を集めて公演を行う公演施設に取り付けられる携帯電話抑止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンサートホール、劇場、演芸場などの客を集めて公演を行う公演施設では、携帯電話やPHSなどの普及に伴い、演技中、演奏中の呼出音や通話、通信が演者や観客に迷惑を及ぼし、施設への苦情や様々なトラブルが発生している。また、公演内容の違法な流出にもつながるため、一部の施設ではこうしたトラブルを防止する目的で、携帯電話やPHSと同一周波数帯の抑止電波を発生させ、通信を抑止(妨害)する携帯電話抑止装置を公演施設内に設置している。
【0003】
但し、このような携帯電話抑止装置は、電波法により、コンサートホール、劇場、演芸場などの有料で生身の演者が立つ公演施設に設置が制限され、且つ抑止電波の発射は、演技中、演奏中に限って認められるもので、開演前、休憩中及び終演後などは、電波の発射による通信の抑止は許可されていない。
【0004】
このため従来は、携帯電話抑止装置の動作を有効・無効にする操作を、係員や舞台関係者が施設内の環境を見て手動で行わなければならず、人の判断に依存するため、操作のタイミングや動作の確実性に問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、開演中か否かに応じて、自動で動作、停止できる携帯電話抑止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、客を集めて公演を行う公演施設に取り付けられて携帯電話の送受信を抑止する動作を行う抑止機器と、前記公演施設が開演中か否かを前記公演施設の客席、及び舞台の両方の環境によって判別し、前記判別結果が開演中であれば前記抑止機器を動作させ、前記判別結果が開演中でなければ前記抑止機器の動作を停止させる制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
(基本構成)
携帯電話抑止装置の基本構成は、図1に示すように、コンサートホール、劇場、演芸場などの客を集めて公演を行う公演施設において、照明器具3と、手動で照明器具3の明るさを変える操作を行う調光操作器1と、調光操作器1の操作量に基づいて照明器具3に供給する電力を制御し、公演施設内照明の明るさを制御する調光装置2と、携帯電話の送受信を抑止するための抑止電波を発生するアンテナからなる抑止機器4と、抑止機器4の動作または停止を制御する制御手段5とから構成される。
【0009】
制御手段5は調光装置2内に配置されて、公演施設が開演中か否かを公演施設の環境によって判別し、その判別結果が開演中であれば抑止機器4に電源を供給し動作させて携帯電話での送受信を抑止し、判別結果が開演中でなければ抑止機器4に供給する電源を遮断し動作を停止させて携帯電話での送受信を可能にする。抑止機器4に供給する電源を開閉する手段は、リレーやリモコンブレーカなどの接点機器、または半導体スイッチなどで構成される。
【0010】
図2は図1の詳細構成を示したものである。
【0011】
調光操作器1は複数の照明器具3に各々対応した操作レバーを備えており、操作レバーの操作量に対応した調光信号を出力して照明器具3の明るさを各々変えることができる。
【0012】
調光装置2においては、交流電源6から電源を供給される制御ブロック20が、調光操作器1からの各調光信号に基づいたゲート信号を出力し、調光ユニット21はそのゲート信号によってスイッチング動作を行う双方向サイリスタ22を有しており、ゲート信号のオンデューティに応じて双方向サイリスタ22の通電量、即ち交流電源7から照明器具3への出力電力を制御することによって調光する。ゲート信号のオンデューティが大きいほど双方向サイリスタ22の通電量、即ち照明器具3への出力電力は大きくなる。
【0013】
調光ユニット21’は調光ユニット21のうち客先照明(客電)に割り当てられた照明器具3’を調光するもので、公演施設に取り付けられて携帯電話の送受信を抑止する動作を行う抑止機器4の動作を制御する制御手段5は調光ユニット21’に隣接して配置され、調光ユニット21’の双方向サイリスタ22’のゲート信号を反転させるインバータIC50とインバータIC50の出力がハイレベルのときにオンするリレーやリモコンブレーカ等の電源開閉手段51とを備えており、双方向サイリスタ22’がオフしているときには電源開閉手段51がオンすることによって抑止機器4は交流電源8から電力を供給され、双方向サイリスタ22’がオンしているときには電源開閉手段51がオフすることによって抑止機器4は交流電源8からの電力を遮断される。
【0014】
即ち、公演施設が開演中となり、調光操作器1の操作レバーが消灯方向に操作されて、双方向サイリスタ22’のゲート信号のオンデューティが一定以下、電源開閉手段51のオンデューティが一定以上になると、抑止機器4は交流電源8から動作に必要な所定以上の電力を供給されて、携帯電話の送受信を抑止するための抑止電波を発生して携帯電話の送受信を抑止する。また、公演施設が開演中以外の状態となり、調光操作器1の操作レバーが点灯方向に操作されて、双方向サイリスタ22’のゲート信号のオンデューティが一定以上、電源開閉手段51のオンデューティが一定以下になると、抑止機器4は交流電源8から動作に必要な所定以上の電力を供給されなくなり、抑止電波の発生が停止して携帯電話の送受信を可能にする。
【0015】
このように本基本構成においては、演技・演奏中で客電用の照明器具3’が消灯していること、または客電用の照明器具3’の明るさが一定の調光レベルを下回ったことに連動して、抑止機器4を稼動、即ち抑止電波の発射を有効にし携帯電話の送受信を抑止、不能にする。また、演技・演奏中以外に客電用の照明器具3’が点灯していること、または客電用の照明器具3’の明るさが一定の調光レベルを超えたことに連動して、抑止機器4の稼動を停止、即ち抑止電波の発射を停止して携帯電話の送受信を可能にする。
【0016】
なお、客電用の照明器具に天井照明や足元灯等が含まれ、演技・演奏中も足元灯だけが点灯するように独立して制御される場所では、演技・演奏中が判断できる天井照明の回路に連動させれば、誤動作無く本基本構成と同様の効果を得ることができる。
【0017】
(参考例1)
本参考例の概略構成は基本構成を示す図1と略同様であり、基本構成と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0018】
本参考例においては、制御手段5は、客席の側壁などに取り付けられた複数の照度センサを有しており、照度センサで客席の照明照度を監視する。例えば、開演中に遅れてきた客の案内で懐中電灯を使用する場合や、演出上の都合で部分的に客席が照らされた場合等に演技・演奏中でないと判別してしまう誤検出を除くため、場内が暗転したときに、設置した照度センサで監視している客席照度のほぼ全てが一定の値となった場合を演技・演奏中と判定して、抑止機器4の動作を有効にしている。
【0019】
このように本参考例においては、客席照明を、公演施設が開演中か否かを判別する判別手段に用いながら、基本構成のように調光装置2の出力との連動ではなく、直接、客席照明の照度に基づいて公演施設が開演中か否かを判別することを特徴としている。
【0020】
(参考例2)
本参考例の概略構成は基本構成を示す図1と略同様であり、基本構成と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0021】
公演施設のホールなどでは、開演前や休憩中に客席入場口の扉を開放し、開演中は扉を閉めて入場を制限するところがある。
【0022】
そこで図3に示すように、本参考例の制御手段5は、客先入場口の扉9の開閉を検出できるリミットスイッチ52を設け、リミットスイッチ52の接点を交流電源8と抑止装置4との間に挿入する。このリミットスイッチ52は演技・演奏中に扉9が閉められた時のみ接点がオンし、交流電源8から抑止装置4に電源が供給されて、携帯電話の送受信を抑止するための抑止電波を発生して携帯電話の送受信を抑止する。
【0023】
また、リミットスイッチ52の代わりに、扉9の開閉を検出できる検出用センサであればよく、リミットスイッチに限定されるものではない。
【0024】
さらに、舞台緞帳や幕が開いているとき、場内の禁煙灯が点灯しているとき、及び非常口灯などの出力に呼応して抑止装置4の動作を制御する場合も原理は同様で、制御手段5は、各々の動作に基づいた接点出力により開演中と判断して交流電源8から抑止装置4に電力を供給すればよい。
【0025】
(実施形態1)
本実施形態の概略構成は基本構成を示す図1と略同様であり、基本構成と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0026】
本実施形態において制御手段5は、客席の側壁などに取り付けられた複数の照度センサで客席の照明照度を監視し、舞台上では緞帳の開閉状態を例えば幕の一端と舞台上の固定端とに取り付けた近接センサで監視する。そして、これらの照度センサ及び近接センサの両方の出力が開演中であることを示した場合、例えば設置した照度センサで監視している客席照度のほぼ全てが一定の値となり、且つ緞帳が開いている場合には、開演中であると判別し、交流電源8から抑止装置4に電源が供給されて、携帯電話の送受信を抑止するための抑止電波を発生して携帯電話の送受信を抑止する。
【0027】
このように、客席の照明照度と舞台上の緞帳との両方の状態を監視することによって、観客及び演者が共に開演の準備ができていることを判別する。
【0028】
(参考例3)
本参考例の概略構成は基本構成を示す図1と略同様であり、基本構成と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0029】
本参考例において制御手段5は、赤外線センサ、照度センサ、音響センサ、振動センサ、圧力センサ、温度センサのうち1つ以上を備えており、各センサの出力によって客席が演目を聴取する状態にあるか否かを判断し、前記判断結果によって公演施設が開演中か否かを判別する。
【0030】
赤外線センサは、公演施設、特に劇場では天井高さが高いため、天井ではなく客席通路脇の壁面に複数台の赤外線センサを設置して人体検出を行う。そして、これら複数台の赤外線センサのうち大多数から人体検出の出力がなくなった時点をほぼ着席完了とみなし、開演中か否かの判別手段として用いる。
【0031】
照度センサは、参考例1に説明しているのでここでは省略する。
【0032】
音響センサは、休憩時間中のBGMの開始または終了に同期して接点信号を出力し、この接点信号によって開演中か否かの判別を行う。このように場内の音響をもとに開演中か否かの判別を行うことができる。
【0033】
振動センサは、公演施設の床面振動を床下に取り付けたピックアップなどのセンサで検出する。入場〜着席〜退場時の連続的な振動パターン、即ち入場時の継続的な振動、ほぼ着席が終了したときの振動の低下、休憩時の断続的な振動、終演後の継続的な振動などを検出し、各振動のパターンによって開演中か否かの判別を行う。休憩のない演目であれば、入場時の振動を検出してから退場時の振動を検出するまでの間だけ開演中であると判断して、抑止機器4に交流電源8から電力を供給して、携帯電話の送受信を抑止するための抑止電波を発生して携帯電話の送受信を抑止すればよい。
【0034】
圧力センサは、観客数の増加に伴う床面圧力、あるいは床面圧力の移動を検出して開演中か否かの判別を行う。
【0035】
温度センサは、室内温度のうち客席部の温度上昇を検出して、抑止機器4に交流電源8から電力を供給するスイッチとして用いる。舞台上は高温のスポットライトや演出用効果器などの使用があり得るため、舞台上での温度検出には確実性を求めることはできない。そこで、客席のうち客数が少ない場合でも中心的に占められる場所に温度センサを設置する。
【0036】
また、温度の単純な出力値ではなく、その分布を利用することもでき、舞台が室内中央にあり、客席が舞台を取り巻くように配置されている劇場ではその劇場の温度分布等の特有の条件を利用して、抑止機器4の動作を制御することもできる。例えば、予め円環状の温度分布パターンを計算機に取り込んでおき、サーモビュワーで温度分布を数分おきに監視し、監視した温度分布パターンの一致が複数回続けて得られた場合に、客席の収容がほぼ完了したとして抑止機器4の動作を有効にすればよい。
【0037】
このような各センサの検出結果によって客席が演目を聴取する状態にあるか否かを判断し、客席が演目を聴取する状態にあると判断した場合には公演施設が開演中であると判別して抑止機器4の動作を有効にしている。
【0038】
(参考例4)
本参考例の概略構成は基本構成を示す図1と略同様であり、基本構成と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0039】
本参考例の構成を図4に示す。制御手段5は複数のセンサ、赤外線センサ53a、温度センサ53b、照度センサ53cの3つのセンサを備えており、赤外線センサ53aと温度センサ53bとの両方から観客の存在を検出した出力がある場合、且つ照度センサは客席照明を検出の対象として客席照明が点灯していない場合のみ、接点部品57の接点を閉にして抑止機器4に交流電源8から電力を供給し、抑止機器4は携帯電話の送受信を抑止するための抑止電波を発生して携帯電話の送受信を抑止する。
【0040】
【発明の効果】
請求項1の発明は、客を集めて公演を行う公演施設に取り付けられて携帯電話の送受信を抑止する動作を行う抑止機器と、前記公演施設が開演中か否かを前記公演施設の客席、及び舞台の両方の環境によって判別し、前記判別結果が開演中であれば前記抑止機器を動作させ、前記判別結果が開演中でなければ前記抑止機器の動作を停止させる制御手段とを備えるので、抑止機器の動作に人の曖昧な判断を介在させず確実性を持たせることができ、必要な時間にのみ携帯電話の送受信を抑止できて、抑止電波発生の効果と電波法の遵法とを両立することができるという効果がある。さらに、客席と舞台との双方からの判別材料に基づき、どちらか一方が必ずしも開演中の条件とならない事情があったとしても、より確実に開演中の状態を判別して装置の稼動を確実にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯電話抑止装置を示す構成図である。
【図2】 携帯電話抑止装置を示す詳細な構成図である。
【図3】 携帯電話抑止装置の参考例2を示す構成図である。
【図4】 携帯電話抑止装置の参考例4を示す構成図である。
【符号の説明】
1 調光操作器
2 調光装置
3 照明器具
4 抑止機器
5 制御手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mobile phone deterrence device attached to a performance facility that collects customers and performs.
[0002]
[Prior art]
In performance facilities that gather and perform guests such as concert halls, theaters, and performance halls, with the spread of mobile phones, PHS, etc., ringing sounds, calls, and communications during performances cause trouble for performers and audiences. There are complaints about the facility and various troubles. In addition, since the performance contents may be illegally leaked, some facilities generate mobile radio waves in the same frequency band as mobile phones and PHS to prevent such troubles, and mobile phones that inhibit (disturb) communications. A deterrent device is installed in the performance facility.
[0003]
However, such mobile phone deterrence devices are restricted to installations at live performance facilities where live performers stand for a fee, such as concert halls, theaters, and theater venues, according to the Radio Law. It is allowed only in the middle, and it is not permitted to suppress communication by emitting radio waves before the performance starts, during breaks and after the performance.
[0004]
For this reason, conventionally, operations for enabling / disabling the operation of the mobile phone deterrence device have to be performed manually by personnel and stage personnel looking at the environment in the facility, and it depends on human judgment. There were problems with the timing and certainty of operation.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above reasons, and an object of the present invention is to provide a mobile phone deterrence device that can automatically operate and stop depending on whether or not the performance is in progress.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 includes a deterrent device that is attached to a performance facility that collects guests and performs a performance and performs an operation of deterring transmission and reception of a mobile phone, and whether or not the performance facility is in operation , and was determined by the stage of the both environments, the judgment result by operating the suppression equipment if it is in the curtain, said determination result and a control means for stopping the operation of the inhibiting device if not in the curtain Features.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0008]
( Basic configuration )
As shown in FIG. 1 , the basic configuration of the mobile phone deterrent device is to adjust the brightness of the
[0009]
The control means 5 is arranged in the
[0010]
FIG. 2 shows the detailed configuration of FIG.
[0011]
The dimming controller 1 includes an operation lever corresponding to each of the plurality of
[0012]
In the
[0013]
The
[0014]
That is, the performance facility is in operation, the operation lever of the light control device 1 is operated in the extinguishing direction, the on-duty of the gate signal of the bidirectional thyristor 22 'is less than a certain value, and the on-duty of the power switching means 51 is more than a certain value. Then, the
[0015]
As described above, in this basic configuration , the lighting device 3 'for the guest electric device is turned off during performance or performance, or the brightness of the lighting device 3' for the guest electric device falls below a certain dimming level. In conjunction with this, the
[0016]
In addition, ceiling lighting that can be judged during performance or performance in places where the lighting equipment for customer use includes ceiling lighting, footlights, etc. and is controlled independently so that only the footlights are lit during performance and performance. By linking with this circuit, the same effect as the basic configuration can be obtained without malfunction.
[0017]
( Reference Example 1 )
A schematic configuration of the present embodiment is substantially similar to FIG. 1 showing a basic configuration, the basic configuration similar description thereof will be omitted with the same reference numerals.
[0018]
In this reference example , the control means 5 has a plurality of illuminance sensors attached to the side walls of the passenger seat and the like, and the illumination illuminance of the passenger seat is monitored by the illuminance sensor. For example, it eliminates false detections when it is determined that a performance or performance is not being performed when a flashlight is used to guide a customer who has been delayed during the performance, or when the audience seats are partially illuminated for production reasons. Therefore, when the inside of the hall is dark, it is determined that almost all of the audience illuminance monitored by the installed illuminance sensor becomes a constant value, and the operation of the
[0019]
As described above, in this reference example , while using the seat lighting as a discriminating means for discriminating whether or not the performance facility is in operation, the seat is not directly linked with the output of the
[0020]
( Reference Example 2 )
A schematic configuration of the present embodiment is substantially similar to FIG. 1 showing a basic configuration, the basic configuration similar description thereof will be omitted with the same reference numerals.
[0021]
In performance halls, etc., the entrance doors are opened before the performance and during breaks, and the entrance is restricted by closing the doors during the performance.
[0022]
Therefore, as shown in FIG. 3, the control means 5 of this reference example is provided with a
[0023]
Further, instead of the
[0024]
Furthermore, the principle is the same when the stage book or curtain is open, when the smoking stop lamp in the hall is lit, and when the operation of the
[0025]
( Embodiment 1 )
Schematic construction of this embodiment is generally similar to FIG. 1 showing a basic configuration, the basic configuration similar description thereof will be omitted with the same reference numerals.
[0026]
In the present embodiment, the control means 5 monitors the illumination intensity of the audience seats with a plurality of illumination sensors attached to the side walls of the audience seats, and on the stage, the opening / closing state of the notebook is set to, for example, one end of the curtain and a fixed end on the stage. Monitor with attached proximity sensor. And when the output of both of these illuminance sensors and proximity sensors indicates that the performance is in progress, for example, almost all the illuminance of the seats monitored by the installed illuminance sensor becomes a constant value, and the notebook opens. If it is, it is determined that the performance is in progress, and power is supplied from the
[0027]
In this way, by monitoring both the illumination intensity of the audience seats and the status book on the stage, it is determined that both the audience and the performer are ready for the performance.
[0028]
( Reference Example 3 )
A schematic configuration of the present embodiment is substantially similar to FIG. 1 showing a basic configuration, the basic configuration similar description thereof will be omitted with the same reference numerals.
[0029]
In this reference example , the control means 5 includes at least one of an infrared sensor, an illuminance sensor, an acoustic sensor, a vibration sensor, a pressure sensor, and a temperature sensor, and the audience seat is in a state of listening to the performance by the output of each sensor. Whether or not the performance facility is in operation is determined based on the determination result.
[0030]
Infrared sensors have a high ceiling height in performance facilities, particularly in theaters, and therefore, human bodies are detected by installing a plurality of infrared sensors not on the ceiling but on the wall surface beside the auditorium passage. A point in time when the human body detection output from the majority of the plurality of infrared sensors ceases to be almost complete, and is used as a means for determining whether or not the performance is in progress.
[0031]
Since the illuminance sensor is described in Reference Example 1 , it is omitted here.
[0032]
The acoustic sensor outputs a contact signal in synchronization with the start or end of BGM during the break time, and determines whether or not the performance is in progress based on this contact signal. In this way, it is possible to determine whether or not the performance is in progress based on the sound in the hall.
[0033]
The vibration sensor detects the floor vibration of the performance facility with a sensor such as a pickup attached under the floor. Continuous vibration pattern from entering to sitting to leaving, i.e., continuous vibration when entering, reduced vibration when seating is almost finished, intermittent vibration during breaks, continuous vibration after the performance, etc. It is detected and it is determined whether or not the performance is in progress according to each vibration pattern. If it is a program without a break, it is judged that the performance is in progress only after the vibration at the time of entry is detected until the vibration at the time of exit is detected, and power is supplied to the
[0034]
The pressure sensor determines whether or not the performance is in progress by detecting the floor surface pressure accompanying the increase in the number of spectators or the movement of the floor surface pressure.
[0035]
The temperature sensor is used as a switch that detects an increase in temperature in the passenger seat portion of the room temperature and supplies power from the
[0036]
It is also possible to use the distribution of temperature instead of a simple output value. In a theater where the stage is located in the center of the room and the audience seats surround the stage, there are specific conditions such as the temperature distribution of the theater. Can be used to control the operation of the
[0037]
Based on the detection results of each sensor, it is determined whether the audience seat is in a state of listening to the performance. If it is determined that the audience seat is in a state of listening to the performance, it is determined that the performance facility is open. Thus, the operation of the
[0038]
( Reference Example 4 )
A schematic configuration of the present embodiment is substantially similar to FIG. 1 showing a basic configuration, the basic configuration similar description thereof will be omitted with the same reference numerals.
[0039]
The configuration of this reference example is shown in FIG. The control means 5 includes a plurality of sensors, an
[0040]
【The invention's effect】
The invention of claim 1 includes a deterrent device that is attached to a performance facility that collects guests and performs a performance and performs an operation of deterring transmission and reception of a mobile phone, and whether or not the performance facility is in operation , and was determined by the stage of the both environments, the judgment result by operating the suppression equipment if it is in the curtain, since the determination result and a control means for stopping the operation of the restraining device when not in the curtain, It is possible to provide certainty without interfering with human vague judgments in the operation of the deterrence device, and it is possible to deter mobile phone transmission / reception only at the required time, thereby achieving both the effect of deterrence radio wave generation and compliance with the Radio Law There is an effect that can be done. Furthermore, based on the discriminating materials from both the audience and the stage, even if there is a situation where one of them is not necessarily a condition during the performance, the state of the performance is more reliably identified and the operation of the device is ensured. There is an effect that can be done.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram illustrating a mobile phone deterrence device .
FIG. 2 is a detailed configuration diagram showing a mobile phone deterrence device .
FIG. 3 is a configuration diagram showing a reference example 2 of the mobile phone suppression device .
FIG. 4 is a configuration diagram showing a reference example 4 of the mobile phone deterring device .
[Explanation of symbols]
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