JP3941310B2 - Cup vending machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカップ式自動販売機に関し、特に、湯タンクの湯を排出するのに好適なカップ式自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ホット飲料販売用のカップ式自動販売機は、一定温度で保温された湯を貯蔵する湯タンクと、複数種類のホット飲料を生成する飲料生成部と、湯タンクおよび飲料生成部を結合する複数の湯管と、を具備する。そして、顧客が複数種類あるホット飲料のうち何れかの商品選択釦を押下すると、飲料生成部では、この商品選択釦に対応する原料と湯が混合されてホット飲料が生成され、このホット飲料はカップに供給される。尚、この様な従来のカップ式自動販売機としては、例えば特開平10−334337号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
さて、複数の湯管の通路には、湯タンクの湯を飲料生成部に供給するときに開く電磁弁が配設される。特に、コーヒー豆を粉砕した後の挽き豆からコーヒー飲料を抽出する機能を持つ場合、この抽出のための湯管の通路には、湯タンクの湯を飲料生成部に加圧供給するポンプも配設される。ところで、電磁弁、ポンプは、共に消耗品であるため、カップ式自動販売機の使用状況、設置環境、経年変化等を考慮して、交換が必要な場合はその都度新しい部品と取り替えなければならない。そこで、従来は、電磁弁またはポンプの交換作業を、作業員が高温の湯で火傷しないように、湯タンクから所定量の湯を排出した後に行うようにしていた。
【0004】
湯タンクの湯抜きに関しては、現在のところ、湯タンク自体に設けた湯排出口に排出用ノズルを結合しておき、作業員がこの排出用ノズルを手動操作して湯を強制排出させているのが現状である。しかし、この湯抜き方法では、作業員の作業効率が低下するとともに、作業員の感に頼るために排出湯量を把握できない問題があった。特に、湯タンクに貯蔵された全ての湯を排出してしまうと、電磁弁またはポンプの交換作業を終了した後に、湯タンクを真水で満水にし更に湯タンクの貯蔵水をヒータで加熱しなければならないので、湯タンクの貯蔵水を一定温度まで上昇させるのに多くの時間がかかってしまい、電気代が高くなるとともにカップ式自動販売機の販売可時間帯が制約されてしまう問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、湯タンクから適切な湯量を効率よく排出できるカップ式自動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記問題点を解決するために創作されたものであり、請求項1のカップ式自動販売機では、湯タンクの湯を湯管を通して飲料生成部に供給することにより、カップ飲料を販売可能とするカップ式自動販売機において、前記湯タンクの湯を排出するための指示があったとき、前記湯タンクの湯を前記湯管を通して排出し、前記湯タンクの湯が前記湯管を通らなくなるまで前記湯タンクの湯を排出させるための制御手段を、備えたことを特徴とする。請求項1のカップ式自動販売機によれば、作業員が湯タンクの湯抜き作業を行わなくなるので、作業効率が向上するという作用効果を奏する。
【0007】
また、請求項2のカップ式自動販売機は、請求項1に従属し、前記湯タンクの湯が前記湯管を通らなくなるまで前記湯タンクの湯を排出させるとき、前記湯タンクに湯が残存していることを特徴とする。請求項2のカップ式自動販売機によれば、湯タンク内部は湯管から湯が排出されなくなるときも湯が残存しているので、湯タンクを満水にして湯タンクの貯蔵水を一定温度まで上昇させる一連の動作を短時間で実行できる。よって、作業時間が短くなるので、電気代が安くなるとともに、カップ式自動販売機の販売可時間帯が従来と比べて制約されなくなるという作用効果を奏する。
【0008】
また、請求項3のカップ式自動販売機は、請求項1または2に従属し、前記湯管には、前記湯タンクの湯を前記飲料生成部に供給するための電磁弁が配設され、前記湯タンクの湯の排出は、前記電磁弁を開いて行うことを特徴とする。また、請求項4のカップ式自動販売機は、請求項3に従属し、前記湯タンクの湯を排出するための指示は、前記電磁弁を交換するときに発生することを特徴とする。請求項3および4のカップ式自動販売機によれば、電磁弁の交換作業効率が向上し、作業員が高温の湯で火傷を負う等の事故を未然に防止できる作用効果を奏する。
【0009】
また、請求項5のカップ式自動販売機は、請求項1に従属し、前記湯タンクの湯をポンプを用いて前記飲料生成部に加圧供給する第1の湯管と、前記湯タンクにおいて前記第1の湯菅の下位に配置され、前記湯タンクの湯を前記飲料生成部に供給する第2の湯管とを備え、前記制御手段は、前記湯タンクの湯を排出するための指示があったとき、前記湯タンクの湯を前記第2の湯管を通して排出させることを特徴とする。請求項5のカップ式自動販売機によれば、お茶、コーヒー等を抽出する機能を持つ場合でも、作業員が湯タンクの湯抜き作業を行わなくてよいので、作業効率が向上するという作用効果を奏する。
【0010】
また、請求項6のカップ式自動販売機は、請求項5に従属し、前記第2の湯管には、前記湯タンクの湯を前記飲料生成部に供給するための電磁弁が配設され、前記制御手段は、前記湯タンクの湯を排出するための指示に基づいて、前記電磁弁を開くことを特徴とする。請求項6のカップ式自動販売機によれば、湯タンクの湯を排出するときに電磁弁を開くので、湯タンクの湯を第2の湯管を通して確実に排出できる作用効果を奏する。
【0011】
また、請求項7のカップ式自動販売機は、請求項5、6に従属し、前記湯タンクの湯が前記第2の湯管を通らなくなるまで前記湯タンクの湯を排出させるとき、前記湯タンクに湯が残存していることを特徴とする。請求項7のカップ式自動販売機によれば、湯タンク内部は第2の湯管から湯が排出されなくなるときも湯が残存しているので、湯タンクを満水にして湯タンクの貯蔵水を一定温度まで上昇させる一連の動作を短時間で実行できる。よって、作業時間が短くなるので、電気代が安くなるとともに、カップ式自動販売機の販売可時間帯が従来と比べて制約されなくなるという請求項2と同様の作用効果を奏する。
【0012】
更に、請求項8のカップ式自動販売機は、請求項5、6または7に従属し、前記湯タンクの湯を排出するための指示は、前記ポンプを交換するときに発生することを特徴とする。請求項8のカップ式自動販売機によれば、ポンプの交換作業効率が向上し、作業員が高温の湯で火傷を負う等の事故を未然に防止できる作用効果を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を図面に従って具体的に説明する。
【0014】
図1は本発明を適用するカップ式自動販売機の一例を示す全体図である。
【0015】
図1において、シスターン1は、取水管2からの水を貯蔵するものである。フロートスイッチ3は、シスターン1が所定水位以下となったときに水位低下信号を出力するものである。取水弁4は、取水管2に配設され、シスターン1への水の供給を制御するものである。即ち、取水弁4は水位低下信号の発生を受けて開き、シスターン1に取水管2からの水を供給させる。これより、シスターン1の水位は一定に保持される。
【0016】
湯タンク5は、シスターン1から配管6を通して供給される水を所定温度まで加熱し、飲料水として貯蔵するものである。フロートスイッチ7は、湯タンク5が所定水位以下となったときに水位低下信号を出力するものである。電磁弁8は、配管6に配設され、湯タンク5への水の供給を制御するものである。即ち、電磁弁8は水位低下信号の発生に基づいて開き、湯タンク5に配管6からの水を供給させる。これより、湯タンク5の水位は一定に保持される。ヒータ9は、電源部10から電流の供給を受け、湯タンク5の貯蔵水を加熱するものである。湯温センサ11は、湯タンク5の湯温に応じた湯温検出信号を出力するものである。これより、湯タンク5の湯温は、湯温検出信号に基づいて一定温度に保持される。例えば、湯タンク5の貯水量は5リットル、ヒータ9の出力は1KWで湯タンク5の湯温は97℃に保温されるものとする。
【0017】
ポンプ12は、湯タンク5の湯を所定圧力まで加圧して出力させるものである。バイパス管13は湯タンク5とポンプ12の間に接続され、バイパス管13には戻し弁14が配設される。即ち、ポンプ12からの加圧湯の供給先が何らかの要因に基づいて供給を受けることができない状態であるとき、戻し弁14が開き、ポンプ12内の湯はバイパス管13を通して湯タンク5に戻される。
【0018】
湯管15(第1の湯管)は、ポンプ12と後述する抽出機との間に接続され、ポンプ12からの加圧湯を抽出機に供給するものである。湯管15には、湯管15内の圧力に応じた圧力検出信号を出力する圧力センサ16と、湯管15内の流量に応じた流量検出信号を出力する流量センサ17と、湯が上流側へ逆流するのを防止する逆止弁18とが直列に配設される。更に、湯管15には、湯タンク5からの湯を抽出機から迂回させるための排出湯弁19が配設される。湯管19は、湯管15における圧力センサ16の上流側分岐点と湯タンク5との間に接続され、湯管19には抽出湯弁20が配設される。抽出湯弁20は、湯管15内の滞留湯を湯タンク5に還流させるときに開く。このとき、ポンプ12の圧力は、湯管15における圧力検出信号および流量検出信号に基づいて、逆止弁18を通過しない圧力となるように制御される。例えば、金銭投入後、抽出機を使用する商品選択釦が押下されたとき、抽出湯弁20を開いて湯管15内の滞留湯を3秒間程度還流させれば、湯管15内の温度が湯タンク5と同等の温度となるので、抽出機に熱い湯を供給できることになる。
【0019】
豆貯蔵容器21はコーヒー豆を貯蔵し、ミル22は、ミルモータ23を駆動することにより高速回転する粉砕刃(図示せず)を有し、コーヒー豆を粉砕刃で粉砕して挽き豆を作るものである。計量器24は、ミル22内部の挽き豆から1杯分の挽き豆の量を体積を基に測定する。シュート25は、コーヒーを抽出するための抽出機26の上部に配設され、計量器24に保持された挽き豆を抽出機26に適切に導くものである。
【0020】
抽出機26は、例えば、シリンダ27、ピストン28、ピストンモータ29、トルク伝達部30、キャップ31、キャップモータ32、ギア33、飲料供給管34から構成される。シリンダ27は、挽き豆がシュート25を介して供給されるものである。ピストン28は、ピストンモータ29の回転駆動トルクがトルク伝達部30を経由して伝達されることにより、シリンダ27内部を昇降移動してシリンダ27内部の圧力を可変とするものである。キャップ31は、湯管15と接続され、シリンダ27内部に湯を供給するものである。シリンダ27、ピストン28、ピストンモータ29、トルク伝達部30は一体形成されてシリンダユニット35を構成する。ギア33は、キャップモータ32の駆動力を受けて支点36を中心に回転し、シリンダユニット35を支点37を中心にシュート25とキャップ31の間で回動させるものである。飲料供給管34は、シリンダユニット35と接続され、抽出されたコーヒー飲料をカップ38に供給するものである。尚、抽出機26における挽き豆の供給を受けてからコーヒー飲料を抽出するまでの動作に関しては、本願出願人が出願した特願平11−193792号に記載されており、本発明の特徴とは直接関係しないので、動作説明は省略する。また、抽出機26は、上記構成に限定されるものではない。つまり、抽出機26は、湯管15からの加圧湯を用いてコーヒー飲料を抽出できるものであれば、如何なる構成を用いても何ら差し支えない。
【0021】
滓バケツ39は、抽出機26においてコーヒー飲料を抽出した際に生じる抽出滓を受容するものである。
【0022】
砂糖容器40は、砂糖を貯蔵するものである。ミキシングボウル41は、シュート42を介して砂糖容器40から供給される所定量の砂糖を、湯弁43(電磁弁)が開いた状態で湯タンク5から湯管71(第2の湯管)を通して供給される所定量の湯で溶解し、配管44を通してカップ38に供給するものである。一方、クリーム容器45は、クリーム原料を貯蔵するものである。ミキシングボウル46は、シュート47を介してクリーム容器45から供給される所定量のクリーム原料を、湯弁48(電磁弁)が開いた状態で湯タンク5から湯管72(第2の湯管)を通して供給される所定量の湯で溶解し、配管49を通してカップ38に供給するものである。これより、顧客の好みに応じたコーヒー飲料(ブラック、砂糖入り、クリーム入り、砂糖クリーム入り)を販売できる。尚、抽出機26、砂糖容器40、クリーム容器45、ミキシングボウル41、46およびシュート42、47は、飲料生成部を構成する。
【0023】
図2は、ポンプ内部の具体例を示す図である。ポンプ12のハウジング69内部にはギア50、51が互いに噛み合った状態で配置され、ギア50が支点52を中心に反時計方向に回転すると共にギア51が支点53を中心に時計方向に回転することにより、湯タンク5からの湯はギア50、51とハウジング69との隙間を通って加圧されて湯管15側に送出される。ポンプ12の加圧力は、ギア50、51の回転速度が上がるほど高くなり、またギア50、51とハウジング69との隙間が狭いほど高くなるものである。そして、ギア50、51は、モータ70の回転力を例えばギア51の支点53に伝達することによって回転する。従って、圧力センサ16の圧力検出信号および流量センサ17の流量検出信号を基にモータ70の回転速度を制御することにより、ポンプ12を所望の加圧力に設定できる。尚、ポンプ12の内部温度は、その加圧動作に伴い、湯タンクの湯温(例えば97℃)よりも上昇してしまう。そこで、湯タンク5からの湯は、湯管15に供給されるとき、ポンプ12を冷却するとともにギア50、51を潤滑する役割を持つ。
【0024】
図3は、本発明のカップ式自動販売機の制御動作を説明するためのブロック図である。
【0025】
図3において、主制御部54は、カップ式自動販売機の制御を統括するものであり、ROM54a、CPU54b、RAM54cを内蔵する。ROM54aは、後述する複数の従制御部を統括制御するためのプログラム命令が予め格納された不揮発性メモリであり、データを製造工程で焼き付け固定するマスクROM、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)の何れであっても良い。CPU54bは、ROM54aの実行アドレスを指定するPC(プログラムカウンタ)、ROM54aの読み出し命令を解読するIDEC(インストラクションデコーダ)、論理演算を行うALU(演算論理ユニット)、演算データを一時格納するACC(アキュムレータ)等を内蔵し、ROM54aからの読み出し命令の解読結果に従って複数の従制御部を統括制御するものである。RAM54cは、CPU54bの演算結果、複数の従制御部からの各種データ等が格納されるSRAM等の揮発性メモリである。
【0026】
入力制御部55、硬貨処理制御部(金銭処理制御部)56、紙幣処理制御部(金銭処理制御部)57、接客制御部58、販売制御部59は、複数の従制御部に相当し、主制御部54と同様にROM、CPU、RAMを内蔵する。
【0027】
端末装置60は、キーボードと液晶表示部を備え、価格設定、コラム設定等を行うためのものである。入力制御部55は、端末装置60と接続され、主制御部54と端末装置60との間のデータの入出力を制御する。
【0028】
硬貨識別機(コインメカ)61は、釣銭切れを検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口から投入された硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を釣銭返却口から返却するものである。硬貨処理制御部56は、硬貨識別機61を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の選別、金種別枚数の計算、金庫への収容、釣銭払い出し等を行わせるものである。紙幣識別機(ビルバリ)62は、硬貨識別機61と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口から挿入された紙幣を受け取り、必要に応じて釣札を釣札返却口から返却するものである。紙幣処理制御部57は、紙幣識別機62を制御し、挿入紙幣の金種、正偽等の選別、金種別枚数の計算、金庫への収容、釣札払い出し等を行わせるものである。尚、硬貨処理制御部56および紙幣処理制御部57は、硬貨投入および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行する。
【0029】
接客部63は、複数種類の販売飲料に対応して設けられた複数の商品選択釦と、複数の商品選択釦それぞれに設けられ販売飲料の販売可または売り切れを表示する販売可ランプおよび売り切れランプと、販売中、販売中止、釣銭切れを表示する表示窓と、投入硬貨および挿入紙幣の合計金額と釣銭金額とを表示する金額表示窓と、を備えたものである。通常、複数の商品選択釦には、挽き豆から抽出するコーヒー飲料、シロップ飲料等が割り当てられるが、本発明の実施の形態では、説明の都合上、抽出コーヒー飲料のみが割り当てられているものとする。接客制御部58は、接客部63を制御する。接客制御部58は、主制御部54が硬貨処理制御部56および紙幣処理制御部57からの金種別枚数データを基に算出した硬貨投入金額および紙幣挿入金額の合計金額を金額表示窓に表示させたり、複数の商品選択釦の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出信号を主制御部54に送信し、上記合計金額から飲料販売金額を減算した釣銭金額を金額表示窓に表示させたり、販売中、販売中止、釣銭切れを表示窓に表示させたり、更には、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れランプを点灯させたりする。また、接客制御部58は、抽出コーヒー飲料に対応する商品選択釦が押下されたことを検出したとき、外部割込要求信号を発生し、主制御部54に送信する。
【0030】
販売部64は、図1に示すコーヒー飲料を抽出するための販売機構を備えたものである。販売制御部59は、販売部64を制御し、主制御部54からの販売指示に従って、顧客が希望するコーヒー飲料をカップ38に供給させる。
【0031】
図4は、販売制御部59と販売部64の間の制御関係を表すブロック図である。
【0032】
図4において、販売制御部59は、主制御部54および他の従制御部と同様にROM65、CPU66、RAM67を備えるほか、タイマ68をも備える。ROM65には、図1の販売機構を制御するためのプログラム命令のほか、湯温、圧力、流量等の各種テーブル情報が予め格納される。タイマ68は、自走または他走の発振クロックを所定分周して得られた1秒信号を計数するものである。
【0033】
販売制御部59は、具体的には、
▲1▼フロートスイッチ3のオンオフに応じた取水弁4の開閉制御、
▲2▼フロートスイッチ7のオンオフに応じた電磁弁8の開閉制御、
▲3▼湯温センサ11の検出温度に応じた電源部10のオンオフ制御、
▲4▼圧力センサ16の検出圧力および流量センサ17の検出流量に応じたポンプ12の圧力制御、
▲5▼圧力センサ16の検出圧力および流量センサ17の検出流量がポンプ12の圧力制御範囲を超えた場合における戻し弁14の開閉制御、
▲6▼主制御部54からの指示に基づく排出湯弁19、抽出湯弁20、湯弁43、48の開閉制御、
▲7▼主制御部54からの販売指示に基づく計量器24の計量制御、
▲8▼主制御部54からの販売指示に基づくミルモータ23、ピストンモータ29、キャップモータ32のオンオフ制御、
▲9▼主制御部54からの販売指示に基づく、砂糖容器40の砂糖、クリーム容器45のクリーム原料の所定量排出制御、
という一連の販売制御を実行する。
【0034】
図5はポンプ12を交換するときの制御動作を表すフローチャートである。
【0035】
先ず、作業員がカップ式自動販売機の接客ドアの裏面に配設された端末装置60を操作し、液晶表示部で表示内容を確認しながらポンプ交換のためのキー入力を行うと、入力制御部55がこのキー入力に従ってポンプ交換のための外部割込要求信号を発生し、主制御部54に供給される。すると、主制御部54は、この外部割込要求信号が如何なる要求であるのかを判別した後、ポンプ交換を実行するための指示信号を販売制御部59に送信する[S1]。
【0036】
販売制御部59は、この指示信号が供給されると、フロートスイッチ7の検出出力に応答しない状態となる。そして、販売制御部59は、電源部10をオフしてヒータ9の加熱を停止させ、電磁弁8を閉じてシスターン1から湯タンク5への水の供給を停止させ、抽出湯弁20を閉じて湯タンク5の湯の還流を停止させる。更に、排出湯弁19を開いて湯管15の滞留湯を排出可能な状態とする[S2]。
【0037】
そして、販売制御部59は、湯タンク5の湯排出を行うための事前準備が終了したことを表す信号を主制御部54に供給し、主制御部54は、この供給信号に応答して、湯タンク5の湯排出開始をアナウンスするための指示信号を入力制御部55に供給する。すると、入力制御部55は、この指示信号に従って、端末装置60の液晶表示部に“ユカンカラ オユガデマス チュウイシテ クダサイ”等を表示させ、作業員に湯タンク5の湯排出が行われることを知らせる[S3]。
【0038】
その後、販売制御部59は、湯弁43、48を開く。これにより、湯タンク5の湯は、ミキシングボウル41を介した湯管71と配管44の結合通路、ミキシングボウル46を介した湯管72と配管49の結合通路の2通路を通って排出され、排湯バケツ74に収容されることになる[S4]。
【0039】
このとき、販売制御部59は、湯タンクの湯排出が開始されたことを表す信号を主制御部54に供給し、主制御部54は、この供給信号に応答して、湯タンク5の湯排出中をアナウンスするための指示信号を入力制御部55に供給する。すると、入力制御部55は、この指示信号に従って、端末装置60の液晶表示部に“ユタンク ハイシュツチュウ”等を表示させ、作業員に湯タンク5の湯排出が行われていることを知らせる[S5]。
【0040】
また、販売制御部59は、湯弁43、48が開いたとき、即ち湯タンク5の湯排出が開始されたとき、タイマ68をリセットして1秒信号の計数を開始させる[S6]。
【0041】
そして、販売制御部59は、タイマ68が時間T1(例えば40秒)の計数を終了したかどうかを判別する。ここで、時間T1とは、湯タンク5の湯が湯管71、72を通らなくなるまでに要する最少時間のことであり、湯タンク5の容積に応じて固有に定まる時間のことである。即ち、販売制御部59は、湯タンク5の残存湯量が湯管71、72を通らない湯量範囲のうちの最大湯量まで減水したかどうかを判別する[S7]。
【0042】
販売制御部59は、タイマ68が時間T1の計数を終了していないものと判別した場合、この判別動作を繰り返す[S7:NO]。
【0043】
一方、販売制御部59は、タイマ68が時間T1の計数を終了したものと判別した場合[S7:YES]、モータ70を時間T2(例えば3秒)だけ駆動し、ポンプ12を加圧駆動させる。ここで、時間T2とは、湯管15の滞留湯がポンプ12の加圧力で配管73を通して湯排出バケツ74に排出されるまでに要する最少時間のことである。このとき、ポンプ12は湯の供給なしに加圧駆動を行うことになるが、3秒程度では故障するような心配はない。これより、湯管15の内部は3秒経過後に空となる[S8]。
【0044】
販売制御部59は、タイマ68が時間T1+T2の計数を終了していないものと判別した場合、モータ70を継続して駆動し、ポンプ12を継続して加圧駆動させる[S9:NO]。
【0045】
一方、販売制御部59は、タイマ68が時間T1+T2の計数を終了したものと判別した場合[S9:YES]、モータ70の駆動を切ってポンプ12の加圧駆動を停止させ[S10]、更に、タイマ68による1秒信号の計数を停止させる[S11]。
【0046】
このとき、販売制御部59は、湯タンクの湯排出が終了したことを表す信号を主制御部54に供給し、主制御部54は、この供給信号に応答して、湯タンク5の湯排出終了をアナウンスするための指示信号を入力制御部55に供給する。すると、入力制御部55は、この指示信号に従って、端末装置60の液晶表示部に“デンゲンヲ セツダンシテ ポンプヲ コウカン シテクダサイ”等を表示させ、作業員に湯タンク5の湯排出が行われたこと、即ちポンプ交換できる状況であることを知らせる[S12]。
【0047】
その後、販売制御部59は、制御動作を停止し、主制御部54からの指示信号を受け付けない状態となる。つまり、販売部64(図1の販売機構)は、如何なる入力信号に対しても応答せず、電源を再投入しない限り、動作しない状態となる[S13]。
【0048】
作業員は、この状態で、端末装置60の液晶表示部におけるポンプ交換を促す旨の表示内容を確認した後、電源をオフし、ポンプを交換すればよい。このとき、湯タンク5の湯は何れの湯管15、71、73も流れないので、作業員がポンプ交換を行うときに火傷を負うような危険を回避できる。また、電源をオフしているので、作業員がポンプ交換を行うときに感電するような危険も回避できる。
【0049】
更に、作業員は、ポンプ交換を終了したら、電源をオンするだけでよい。すると、主制御部54、入力制御部55、硬貨処理制御部56、紙幣処理制御部57、接客制御部58、販売制御部59はイニシャライズされ、特に、図1の販売機構は、販売制御部59がイニシャライズされたときの指示に従って初期状態に設定される。具体的には、フロートスイッチ7がオンするまで、即ち湯タンク5が満水となるまで、シスターン1の水を電磁弁8を介して湯タンク5に供給し、電源部10をオンしてヒータ9に電流を供給し、湯タンク5の貯蔵水をヒータ9で加熱する。このとき、湯タンク5の貯蔵水は、ポンプ交換前の加熱湯がシスターン1からの供給水と混合された状態となるので、湯タンク5を満水にして一定温度まで加熱するのに要する時間を短くできる。よって、ポンプ交換に要する電気代は安くなり、カップ式自動販売機の販売可時間帯は従来ほど制約されることもなくなる。
【0050】
以上より、本発明の実施の形態は、ポンプ交換の作業効率を向上させることができるものであるが、湯タンク5の湯を時間を基準として排出する代わりに、湯量を基準として排出してもよい。この場合、湯管71、72に流量センサ(図示せず)を配設し、この流量センサの検出出力を販売制御部59で判別すればよい。また、本発明の実施の形態は、ポンプ交換を例として説明しているが、これに限定せず、排出湯弁19、抽出湯弁20、湯弁43、48を交換するときに実施しても、同様の効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、請求項1のカップ式自動販売機では、湯タンクの湯を湯管を通して飲料生成部に供給することにより、カップ飲料を販売可能とするカップ式自動販売機において、前記湯タンクの湯を排出するための指示があったとき、前記湯タンクの湯を前記湯管を通して排出し、前記湯タンクの湯が前記湯管を通らなくなるまで前記湯タンクの湯を排出させるための制御手段を、備えたことを特徴とするので、作業員が湯タンクの湯抜き作業を行わなくなるので、作業効率を向上させることができる。
【0052】
また、請求項2のカップ式自動販売機では、前記湯タンクの湯が前記湯管を通らなくなるまで前記湯タンクの湯を排出させるとき、前記湯タンクに湯が残存していることを特徴とする。そして、湯タンク内部は湯管から湯が排出されなくなるときも湯が残存しているので、湯タンクを満水にして湯タンクの貯蔵水を一定温度まで上昇させる一連の動作を短時間で実行できる。よって、作業時間が短くなるので、電気代が安くなるとともに、カップ式自動販売機の販売可時間帯が従来と比べて制約されなくなる。
【0053】
また、請求項3のカップ式自動販売機では、前記湯管には、前記湯タンクの湯を前記飲料生成部に供給するための電磁弁が配設され、前記湯タンクの湯の排出は、前記電磁弁を開いて行うことを特徴とする。また、請求項4のカップ式自動販売機では、前記湯タンクの湯を排出するための指示は、前記電磁弁を交換するときに発生することを特徴とする。そして、電磁弁の交換作業効率が向上し、作業員が高温の湯で火傷を負う等の事故を未然に防止することができる。
【0054】
また、請求項5のカップ式自動販売機では、前記湯タンクの湯をポンプを用いて前記飲料生成部に加圧供給する第1の湯管と、前記湯タンクにおいて前記第1の湯菅の下位に配置され、前記湯タンクの湯を前記飲料生成部に供給する第2の湯管とを備え、前記制御手段は、前記湯タンクの湯を排出するための指示があったとき、前記湯タンクの湯を前記第2の湯管を通して排出させることを特徴とする。そして、お茶、コーヒー等を抽出する機能を持つ場合でも、作業員が湯タンクの湯抜き作業を行わなくてよいので、作業効率を向上させることができる。
【0055】
また、請求項6のカップ式自動販売機では、前記第2の湯管には、前記湯タンクの湯を前記飲料生成部に供給するための電磁弁が配設され、前記制御手段は、前記湯タンクの湯を排出するための指示に基づいて、前記電磁弁を開くことを特徴とする。そして、湯タンクの湯を排出するときに電磁弁を開くので、湯タンクの湯を第2の湯管を通して確実に排出することができる。
【0056】
また、請求項7のカップ式自動販売機では、前記湯タンクの湯が前記第2の湯管を通らなくなるまで前記湯タンクの湯を排出させるとき、前記湯タンクに湯が残存してることを特徴とする。そして、湯タンク内部は第2の湯管から湯が排出されなくなるときも湯が残存しているので、湯タンクを満水にして湯タンクの貯蔵水を一定温度まで上昇させる一連の動作を短時間で実行できる。よって、請求項2と同様に、作業時間が短くなるので、電気代が安くなるとともに、カップ式自動販売機の販売可時間帯が従来と比べて制約されなくなる。
【0057】
更に、請求項8のカップ式自動販売機では、前記湯タンクの湯を排出するための指示は、前記ポンプを交換するときに発生することを特徴とするので、ポンプの交換作業効率が向上し、作業員が高温の湯で火傷を負う等の事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップ式自動販売機を適用する販売機構例を示す全体図である。
【図2】図1のポンプ内部の具体例を示す図である。
【図3】本発明のカップ式自動販売機の制御を行う部分を示すブロック図である。
【図4】図4の販売制御部と販売部との間の制御を示すブロック図である。
【図5】ポンプ交換動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 湯タンク
12 ポンプ
15、71、72 湯管
43、48 湯弁
54 主制御部
55 入力制御部
56 硬貨処理制御部
57 紙幣処理制御部
58 接客制御部
59 販売制御部
68 タイマ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cup type vending machine, and more particularly to a cup type vending machine suitable for discharging hot water from a hot water tank.
[0002]
[Prior art]
Generally, a cup vending machine for selling hot beverages combines a hot water tank for storing hot water kept at a constant temperature, a beverage generating unit for generating a plurality of types of hot beverages, and a hot water tank and a beverage generating unit. A plurality of hot water pipes. Then, when the customer presses one of the product selection buttons among a plurality of types of hot beverages, the beverage generation unit mixes the ingredients and hot water corresponding to the product selection buttons to generate hot beverages, Supplied to the cup. Such a conventional cup type vending machine is disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 10-334337.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Now, an electromagnetic valve that opens when the hot water in the hot water tank is supplied to the beverage generation unit is disposed in the passage of the plurality of hot water pipes. In particular, in the case of having a function of extracting coffee drinks from ground beans after pulverizing coffee beans, a pump for supplying hot water from a hot water tank to the beverage production unit is also arranged in the passage of the hot water pipe for this extraction. Established. By the way, the solenoid valve and the pump are both consumables, so in consideration of the usage status, installation environment, secular change, etc. of the cup-type vending machine, it is necessary to replace them with new parts each time replacement is necessary. . Therefore, conventionally, the solenoid valve or the pump is exchanged after discharging a predetermined amount of hot water from the hot water tank so that the worker is not burned with hot water.
[0004]
Regarding hot water draining of hot water tanks, at present, a discharge nozzle is connected to the hot water discharge port provided in the hot water tank itself, and an operator manually operates the discharge nozzle to discharge hot water. is the current situation. However, this hot water draining method has a problem that the work efficiency of the worker is lowered and the amount of discharged hot water cannot be grasped because it depends on the feeling of the worker. In particular, if all the hot water stored in the hot water tank is discharged, the hot water tank must be filled with fresh water and the stored water in the hot water tank must be heated with a heater after the replacement of the solenoid valve or pump is completed. Therefore, it takes a lot of time to raise the stored water in the hot water tank to a certain temperature, and there is a problem that the electricity bill becomes high and the sales time zone of the cup type vending machine is restricted.
[0005]
Then, an object of this invention is to provide the cup type vending machine which can discharge | emit the appropriate amount of hot water from a hot water tank efficiently.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention was created to solve the above problems, and in the cup type vending machine according to
[0007]
Further, the cup type vending machine according to
[0008]
Moreover, the cup type vending machine according to
[0009]
Further, the cup type vending machine according to
[0010]
A cup type vending machine according to
[0011]
A cup type vending machine according to
[0012]
Further, the cup type vending machine according to claim 8 is dependent on
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Details of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 is an overall view showing an example of a cup type vending machine to which the present invention is applied.
[0015]
In FIG. 1, a
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The hot water pipe 15 (first hot water pipe) is connected between the
[0019]
The bean storage container 21 stores coffee beans, and the
[0020]
The extractor 26 includes, for example, a
[0021]
The koji bucket 39 receives the extracted koji produced when the coffee beverage is extracted by the extractor 26.
[0022]
The sugar container 40 stores sugar. The
[0023]
FIG. 2 is a diagram showing a specific example inside the pump. The
[0024]
FIG. 3 is a block diagram for explaining the control operation of the cup type vending machine of the present invention.
[0025]
In FIG. 3, a
[0026]
The input control unit 55, the coin processing control unit (money processing control unit) 56, the banknote processing control unit (money processing control unit) 57, the customer service control unit 58, and the
[0027]
The terminal device 60 includes a keyboard and a liquid crystal display unit, and is used for price setting, column setting, and the like. The input control unit 55 is connected to the terminal device 60 and controls data input / output between the
[0028]
The coin discriminating machine (coin mechanism) 61 is provided with a change change sensor for detecting change change, receives coins inserted from the coin insertion slot, and returns change from the change return slot as necessary. The coin processing control unit 56 controls the coin discriminator 61 to perform selection such as denomination and correctness of input coins, calculation of the number of denominations, storage in a safe, and change change. The bill validator (bill validator) 62 is provided with a bill-out sensor that detects when the bill is out, as with the coin discriminator 61, receives bills inserted from the bill insertion slot, and changes the bill as needed. Returned from the return port. The banknote processing control unit 57 controls the banknote discriminator 62 to perform the selection of the denomination and correctness of inserted banknotes, the calculation of the number of denominations, the storage in a safe, the withdrawal of a bill, and the like. The coin processing control unit 56 and the banknote processing control unit 57 execute a processing operation each time coins are inserted and banknotes are inserted.
[0029]
The customer service unit 63 includes a plurality of product selection buttons provided corresponding to a plurality of types of sales beverages, a sales enable lamp and a sold-out lamp provided on each of the product selection buttons to display whether the sales beverages can be sold or sold out. , A display window for displaying sale, sale suspension, and change of money, and a money amount display window for displaying the total amount of coins inserted and bills inserted and the amount of change. Normally, a plurality of product selection buttons are assigned coffee beverages, syrup beverages, etc. extracted from ground beans, but in the embodiment of the present invention, only extracted coffee beverages are assigned for convenience of explanation. To do. The customer service control unit 58 controls the customer service unit 63. The customer service control unit 58 displays the total amount of the coin insertion amount and the bill insertion amount calculated by the
[0030]
The sales unit 64 includes a sales mechanism for extracting the coffee beverage shown in FIG. The
[0031]
FIG. 4 is a block diagram showing a control relationship between the
[0032]
In FIG. 4, the
[0033]
Specifically, the
(1) Open / close control of
(2) Open / close control of the solenoid valve 8 according to the on / off state of the
(3) ON / OFF control of the power supply unit 10 according to the temperature detected by the hot water temperature sensor 11
(4) Pressure control of the
(5) Open / close control of the
(6) Open / close control of the discharge hot water valve 19, the extraction
(7) Weighing control of the measuring device 24 based on the sales instruction from the
(8) On / off control of the
{Circle over (9)} A predetermined amount discharge control of sugar in the sugar container 40 and cream raw material in the cream container 45 based on the sales instruction from the
A series of sales control is executed.
[0034]
FIG. 5 is a flowchart showing the control operation when the
[0035]
First, when the operator operates the terminal device 60 disposed on the back surface of the customer service door of the cup-type vending machine and performs key input for pump replacement while checking the display content on the liquid crystal display unit, input control is performed. The unit 55 generates an external interrupt request signal for pump replacement in accordance with this key input, and is supplied to the
[0036]
When the instruction signal is supplied, the
[0037]
And the
[0038]
Thereafter, the
[0039]
At this time, the
[0040]
In addition, when the hot water valves 43 and 48 are opened, that is, when hot water discharge from the
[0041]
Then, the
[0042]
If the
[0043]
On the other hand, when it is determined that the timer 68 has finished counting the time T1 [S7: YES], the
[0044]
When the
[0045]
On the other hand, if the
[0046]
At this time, the
[0047]
Thereafter, the
[0048]
In this state, the worker confirms the display contents for prompting pump replacement in the liquid crystal display unit of the terminal device 60, and then turns off the power and replaces the pump. At this time, since the hot water in the
[0049]
Furthermore, the worker only needs to turn on the power after completing the pump replacement. Then, the
[0050]
As described above, the embodiment of the present invention can improve the work efficiency of the pump replacement. However, instead of discharging the hot water in the
[0051]
【The invention's effect】
According to the present invention, in the cup type vending machine according to
[0052]
Further, the cup type automatic vending machine according to
[0053]
Further, in the cup type vending machine according to
[0054]
In the cup type vending machine according to
[0055]
In the cup-type vending machine according to
[0056]
Further, the cup type automatic vending machine according to
[0057]
Furthermore, in the cup type vending machine according to claim 8, the instruction to discharge the hot water in the hot water tank is generated when the pump is replaced, so that the replacement work efficiency of the pump is improved. It is possible to prevent accidents such as burns caused by high temperature hot water.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view showing an example of a sales mechanism to which a cup type vending machine according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a diagram showing a specific example inside the pump of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram showing a portion for controlling the cup type vending machine of the present invention.
4 is a block diagram showing control between the sales control unit and the sales unit in FIG. 4; FIG.
FIG. 5 is a flowchart showing a pump replacement operation.
[Explanation of symbols]
5
Claims (8)
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