JP3936761B2 - Sheet glass transportation tool and sheet glass mounting method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は板ガラス輸送用具に係り、特に、多数の板ガラスを立てた姿勢で厚み方向に並べた状態で載せる板ガラス輸送用具及びこの板ガラス輸送用具を使用した板ガラス搭載方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サイズの異なる板ガラスを、一緒に板ガラス輸送用具に搭載する場合には、図10に示すように、大サイズの板ガラス1、中サイズの板ガラス3、小サイズの板ガラス5をサイズ順に重ねて、板ガラス輸送用具のベース部上に立て、バンドを掛ける等して固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、住宅の窓やドア等に使用される一般的な板ガラスは、所要のサイズで個々に製造されることは少なく、あるサイズで製造された原板ガラスから必要な寸法で切り出して提供されることが多い。この場合、原板ガラスにできるだけ無駄が出ないようにするために、同じサイズのものが必要な数まとめて切り出されることは少なく、むしろ、異なるサイズのものが順不同に切り出されることが多い。
従って、切り出されてくる板ガラスを間断無くサイズの順で板ガラス輸送用具に搭載することは事実上不可能である。このことが、切り出されてくる板ガラスの処理を非常に能率の悪いものにしてしまう原因になっていた。
また、サイズの順を無視して搭載した場合は、サイズを揃えて取り出すことが困難になってしまうので、板ガラスの加工現場における作業能率を悪化させてしまうことになる。
【0004】
更に、ペアガラスは、中空となっているので、サイズ順に重ねたとしても、輸送中の振動等により、小さいサイズの板ガラスの端部が大きいサイズの板ガラスを局部的に押圧するように動いた場合は、大きいサイズの板ガラスが容易に割れてしまうことがある。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、板ガラスの搭載順序やサイズのまとめ方等を自由に選ぶことができ、搭載された板ガラスが相互に触れることも無く、しかも扱いが簡単な板ガラス輸送用具及びこの板ガラス輸送用具を使用した板ガラス搭載方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、板ガラスを立てた状態で載せるベース部を有したフレームと、前記ベース部と前記フレームの上面部にそれぞれマトリックス状に配列される多数の下部挿通孔及び上部挿通孔と、両端部を前記上部挿通孔及び前記下部挿通孔に各別に挿入することで前記ベース部上に立てられる姿勢で設けられ前記フレーム内の空間を区画するたわみ弾性を有する仕切棒と、前記仕切棒により区画される個々のガラス搭載空間の底部をなすベース部から上に突出し且つ板ガラスの搭載及び取出し方向と垂直に配置された支持軸によって回転自在に支持されたローラと、前記ガラス搭載空間の板ガラスの搭載及び取り出しが行われる端面を開閉する落下防止部材とを備え、前記上部挿通孔は長円形をしており、前記上部挿通孔の上に前記下部挿通孔と同軸の着脱孔が設けられ、前記仕切棒の上端は前記着脱孔より下に位置することを特徴とする板ガラス輸送用具である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の板ガラス輸送用具において、ローラは弾性を有することを特徴とする板ガラス輸送用具である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の板ガラス輸送用具において、ガラス搭載空間内のベース部には逆さ台形をしており、搭載する板ガラスの下側の側端部がその台形の両側辺の間に収まる幅の底辺を有した底部仕切板が設けられていることを特徴とする板ガラス輸送用具である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した板ガラス輸送用具を使用して板ガラスを搭載することを特徴とする板ガラス搭載方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る板ガラス輸送用具7を図面に従って説明する。
板ガラス輸送用具7は形鋼材製のフレーム9と、ベース部11と、丸棒状をした多数の仕切棒13及び落下防止部材15等から構成されている。
フレーム9は前後方向に長い長方形状をした下枠17及び上枠19と、これら下枠17及び上枠19の各隅角部を上下に連結した隅柱21と、下枠17及び上枠19の各左右両側部17a、19aの中間部を上下に連結した中間柱23とから構成されている。従って、フレーム9の外形は直方体状をしている。
【0012】
27はフレーム9の足を示し、足27は下枠17の4つの隅角部から下方へ突出し、これら足27は帯板状をした底板29により順次連結されることで補強されている。
従って、下枠17の下には偏平な空間31が形成される。
33は上枠19の隅角部上面に固定されたフックを示す。このフック33は板ガラス輸送用具7を車両や船舶に積み降ろしする際に吊ワイヤ等を掛けるのに使用する。
【0013】
35はベース部11の底桟を示し、この底桟35はU字形鋼から成り(図5参照)、横倒しの姿勢で左右方向に延びる向きで設けられている。そして、底桟35は前後方向に9つ互いに等間隔で配列され、前後両端の底桟35は下枠17の前後両側部の上面に各別に固定され、その他の7つの底桟35は下枠17の左右の側部17aの各上面に架渡し状に設けられている。
37はベースプレートを示し、このベースプレート37は下枠17の外形と略同じ大きさの平板状をしており、底桟35の上面に固定されている。
【0014】
39は円形をした下部挿通孔を示す。この下部挿通孔39は仕切棒13の一端部を挿入するためのものであり、底桟35と各別に対応した領域にベースプレート37と底桟35の上片とを貫通して形成され、左右方向へ一定のピッチで多数配列されている。
【0015】
41は底部仕切板を示し、底部仕切板41はベースプレート37の上面に固定されている。底部仕切板41は下部挿通孔39の前後方向における配列間隔より僅かに短い長さを有し、長手方向から見た形状は逆さ台形の底辺及び左右両側壁から成る形をしている。そして、底部仕切板41は、前後方向に長い向きで、相隣接した前後2つの下部挿通孔39の間に配置され、その底面部43がリベットによってベースプレート37に固定されている。
従って、底部仕切板41は、前後方向においては8つ一定の間隔を置いて真っ直ぐに配列され、この前後方向に真っ直ぐ配列された8つの底部仕切板41により1つのガラス配置溝45が形成され、そして、このようなガラス配置溝45が左右方向に多数形成される。この実施の形態においては、ガラス配置溝45は25個形成されているが、この数はフレーム9の大きさや搭載する板ガラス25のサイズ等によって任意に決めれば良い。
【0016】
47はローラ配置孔を示し、ローラ配置孔47は略正方形状をしており、底部仕切板41の底面部43とベースプレート37とを厚み方向へ貫通して形成されている。このローラ配置孔47が設けられている位置は、底部仕切板41の長手方向における中間と両端との間の略中間部と対応した位置である。
底部仕切板41の側壁のうちローラ配置孔47と対応した位置の下端部には図示しない小さな通し孔が形成され、左右方向に並んだ一列の通し孔にそれぞれローラ支持軸49が挿通されている。
ローラ支持軸49のうちローラ配置孔47と対応した部分にゴム弾性を有したローラ51が回転自在に支持されている。このローラ51の軸心部から上の部分は底部仕切板41の底面より上に突出している。
【0017】
53は上桟を示し、この上桟53は底桟35と同様のU字形鋼によって構成されている(図7参照)。上桟53は、全ての底桟35と各別に対応した位置に横倒しの姿勢で設けられ、その両端部が上枠19の左右の側部19aに固定されている。
上桟53の上片55のうち下部挿通孔39と各別に同軸上の位置には、円形の着脱孔59が形成されている。また、上桟53の下片57のうち下部挿通孔39と各別に同軸上の位置には、前後方向に長い長円形をした上部挿通孔61が形成されている。この上部挿通孔61の幅寸法は下部挿通孔39の内径と同じで、長手寸法は幅寸法の1.5倍位になっている。
【0018】
仕切棒13は金属製のパイプに塩化ビニル樹脂を被覆して成るもので、軸方向と直交する方向へ適度なたわみ弾性をもっている。
仕切棒13は、その一端部が下部挿通孔39に挿通され、他端部が上部挿通孔61に挿通されることで略直立した姿勢で設けられる。仕切棒13の挿通と抜取りは、着脱孔59を通して行い、仕切棒13は底桟35の下片に載る。
この状態で、仕切棒13の上端は上桟53の上片55よりやや下に位置する。従って、仕切棒13の姿勢はその上端部が上部挿通孔61の内周縁の前後いずれかの端と接した姿勢になる。即ち、仕切棒13は前後いずれかにやや傾いた姿勢になる。
【0019】
このように、仕切棒13は前後いずれかに傾いた姿勢で設けられるため、仕切棒13の上端は上部挿通孔61とは位置が多少ずれることになり、仕切棒13が不用意に抜けてしまうのを防止できる。従って、輸送中に板ガラス輸送用具7が上下に大きく振動した場合でも、仕切棒13が下部挿通孔39から抜けることが無いので、仕切棒13をフレーム9に固定する必要が無く、このため、仕切棒13の着脱を随時簡単に行うことができる。
【0020】
仕切棒13が設けられると、各ガラス配置溝45の上の空間が左右両脇の空間と区画される。このように区画された個々の空間がガラス搭載空間63になる。
上下一組の下部挿通孔39及び上部挿通孔61は前後方向の列では全部で9列あるが、仕切棒13は必ずしもこの9列の孔の全てに設ける必要は無い。仕切棒13の数はそのガラス搭載空間63に搭載する板ガラス25のサイズによって任意に決めれば良い。例えば、図1、図2には、仕切棒13を5列だけ前後に等間隔で設けた例を示してある。
【0021】
落下防止部材15はフレーム9の左右幅と略同じ長さを有した角柱状をしており、その一側面にゴム製の比較的厚いシート65が貼付され、長手方向における両端面に、各々、フック67が固定されている。
69は落下防止部材15を支持したブラケットを示す。ブラケット69は上下方向に長い略長方形の板状をしており、前側の隅柱21の前側面と後側の隅柱21の後側面から垂直に突出するように設けられている。ブラケット69には、その上端縁の隅柱21寄りの角部に切欠き71が形成され、更に、その中央部に上下方向に長い係合孔73が形成されている。
【0022】
落下防止部材15は、そのフック67の一端部がブラケット69の係合孔73に摺動自在に挿通されることでブラケット69に回動自在に支持される。
図5に実線で示すようにフック67の他端部をブラケット69の切欠き71に係合させると落下防止部材15が閉塞位置に保持される。この状態においてはガラス搭載空間63の下端部の前後両端が落下防止部材15により閉塞され、シート65は内側を向く。また、この状態から、落下防止部材15を持ち上げてフック67の他端部を切欠き71から上に出した後、図5に2点鎖線で示すように落下防止部材15を手前に倒して開放位置へと移動させると、ガラス搭載空間63に対する前記閉塞状態が解除される。
【0023】
次に、以上のように構成された板ガラス輸送用具7の使用方法を説明する。
板ガラス輸送用具へ板ガラスを搭載する手順は、特に制約されることは無く、基本的には、切り出されてくる板ガラス25を、順次、任意のガラス搭載空間63に搭載すれば良い。この場合、輸送先の加工現場における作業手順等を考慮して、同じサイズのものがまとまるようにしても良いし、あるいは、荷重が偏らないようにサイズを交互に変えて搭載するようにしても良い。
従って、搭載を行うときは、予め、搭載すべき板ガラスのサイズ及び数や搭載順序等に応じて、仕切棒の配列間隔を調整しておくのが望ましい。例えば、大きいサイズの板ガラスを搭載するところでは仕切棒の配列間隔を大まかにし、比較的小さいサイズの板ガラスを搭載するところでは前記配列間隔を細かにする等任意に調整すると良い。
【0024】
板ガラス25の搭載及び取出しは、前後いずれかの落下防止部材15を開放位置へと移動させた状態で行う。
搭載は、板ガラスの一側端部をガラス搭載空間63に差し入れながらローラに載せ、その状態から板ガラスを押し込むことで行う。即ち、板ガラスを搭載するための作業は殆ど押すだけの動作で済み、持ち上げている必要は殆ど無い。このことは、搭載されている板ガラスを取り出す場合にも同様であり、この場合は、板ガラスの大部分を手前に引き出してから持ち上げれば済む。
【0025】
搭載された板ガラスは、左右に並んでいる多数の仕切棒に軽く接触することで起立姿勢が保持され、下側の側端部が底部仕切板の左右両側壁の間に収まるために着座位置が左右へ振られること無く安定に支持される。しかも、多数のゴム製ローラに載ることで緩衝的に支持されるので、下側縁が欠けるおそれも無い。
【0026】
サイズの小さい板ガラス25については、図9に示すように、1つのガラス搭載空間63に前後2枚搭載しても良い。この場合は、仕切棒13の数を多少増やし、2枚の板ガラス25の間には発泡スチロール等の緩衝材75を挾んでやれば良い。このように搭載すると、ガラス搭載空間63の利用効率が高まると共に、搭載された板ガラス25が安定し、かつ、荷重を前後方向で偏らせないで済む。
搭載すべき全ての板ガラス25を搭載した後、落下防止部材15を閉塞位置へと移動する。これにより、搭載された板ガラス25がガラス搭載空間63から滑り落ちるのが確実に防止される。
【0027】
板ガラス25の搭載を完了した板ガラス輸送用具7を輸送用の車両や船舶へ積み降ろしするには、フレーム9の下の空間31を使用してのフォークリフトやフック33を使用してのクレーン等により行う。
そして、板ガラス輸送用具7を複数積み重ねるときは、フレーム9の上面に別の板ガラス輸送用具7の底板29が座するように載せれば良い。
また、板ガラス輸送用具7の移動を手押し等により行う場合は、下枠17の裏側にキャスタを取り付ける。
【0028】
前記したように、搭載された板ガラス25は左右に並んでいる多数の仕切棒13に軽く接触することで起立した姿勢が保持されるのであるが、仕切棒13との間には多少の隙間があるため、輸送中の振動等によって、ある程度は左右に揺れて仕切棒に当たることは避けられない。しかしながら、仕切棒13はその両端部だけが支持されているために横方向への適度なたわみ性を有しているので、仕切棒13に板ガラス25が当たった場合、その当たりのショックは仕切棒13がたわむことで吸収される。
尚、仕切棒13がたわむとは言っても、搭載された板ガラス25が仕切棒13に当たる部位は、通常、中間部より上の位置になるので、仕切棒13が大きくたわんでしまうことは無い。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、仕切棒13については、金属製のパイプに塩化ビニル樹脂を被覆して形成したが、この被覆材は塩化ビニル樹脂に限らず、弾性を有する素材であればどのような種類であっても良い。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、搭載される板ガラスは仕切棒によって個々に区画されたガラス搭載空間に他の板ガラスとは隔絶した状態で収められる。
従って、板ガラス搭載の順序やサイズのまとめ方等は使用者の任意であり、供給されてくる板ガラスのサイズに制約されることが無く、搭載された板ガラス同士が触れて破損することも無い。
そして、輸送中に、搭載されている板ガラスが厚み方向へ揺れ動いて仕切棒に当たることがあっても、その当たりのショックは仕切棒がたわむことで吸収されるため、板ガラスに衝撃が加えられるのを防止することができる。
【0031】
また、各ガラス搭載空間の底部にはローラが配置されているため、搭載は、板ガラスの一側端部をガラス搭載空間に差し入れながらローラに載せ、その状態から板ガラスを押し込むことで行う。即ち、板ガラスを搭載するための作業は殆ど押すだけの動作で済み、持ち上げている必要は殆ど無い。このことは、搭載されている板ガラスを取り出す場合にも同様であり、この場合は、板ガラスの大部分を手前に引き出してから持ち上げれば済む。
そして、搭載された板ガラスは、落下防止部材により、ガラス搭載空間から滑り落ちるのを確実に防止される。
さらに、装着された仕切棒の上端は着脱孔と同軸な姿勢にならない限り上下方向における位置が変動されることは無いので、仕切棒をいちいちフレームに固定する必要は無く、従って、仕切棒の着脱を随時簡単に行うことができる。
【0032】
請求項2の発明では、ローラが弾性を有しているので、板ガラスはその下側部においても緩衝的に支持される。従って、板ガラスをローラに載せるときや板ガラスを引きずるとき、あるいは輸送中に上下動したときでも下側の縁が欠けるおそれは無い。
【0033】
請求項3の発明では、ガラス搭載空間に搭載された板ガラスの下側部は底部仕切板のガラス配置溝に略ぴったり収まるので、下側部が左右に振れることは無く、従って、搭載状態が非常に安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る板ガラス輸送用具を示すものであり、落下防止部材を開いて板ガラスの搭載を行っている状態を示す全体斜視図である。
【図2】 図1に示す板ガラス輸送用具を落下防止部材が閉じられた状態で示す全体斜視図である。
【図3】 図1に示す板ガラス輸送用具の拡大正面図である。
【図4】 図1に示す板ガラス輸送用具の要部を拡大した平面図である。
【図5】 図4のA−A線に沿って切断した要部の拡大断面図である。
【図6】 図5のB−B線に沿って切断した断面図である。
【図7】 図1に示す板ガラス輸送用具の要部を拡大した斜視図である。
【図8】 図1に示す板ガラス輸送用具の別の要部を拡大した斜視図である。
【図9】 図1に示す板ガラス輸送用具における小サイズの板ガラスを積載する場合の一例を示す概略側面図である。
【図10】 従来の板ガラス輸送方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 (大サイズの)板ガラス
3 (中サイズの)板ガラス
5 (小サイズの)板ガラス
7 板ガラス輸送用具
9 フレーム
11 ベース部
13 仕切棒
15 落下防止部材
17 下枠
17a (下枠の)左右の側部
19 上枠
19a (上枠の左右の)側部
21 隅柱
23 中間柱
25 板ガラス
27 足
29 底板
31 フレームの下の空間
33 フック
35 底桟
37 ベースプレート
39 下部挿通孔
41 底部仕切板
43 (底部仕切板の)底面部
45 ガラス配置溝
47 ローラ配置孔
49 ローラ支持軸
51 ローラ
53 上桟
55 (上桟の)上片
57 (上桟の)下片
59 着脱孔
61 上部挿通孔
63 ガラス搭載空間
65 (落下防止部材の)シート
67 (落下防止部材の)フック
69 ブラケット
71 (ブラケットの)切欠き
73 (ブラケットの)係合孔
75 緩衝材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plate glass transporting device, and more particularly to a plate glass transporting device in which a large number of plate glasses are placed in an upright posture and arranged in a thickness direction, and a plate glass mounting method using the plate glass transporting device .
[0002]
[Prior art]
When plate glasses of different sizes are mounted together on a plate glass transport device, as shown in FIG. 10, large-
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
For example, general sheet glass used for windows and doors in houses is rarely manufactured individually in the required size, and is provided by cutting out the required size from the original sheet glass manufactured in a certain size. There are many. In this case, in order to avoid waste as much as possible in the original glass, the necessary number of the same size is rarely cut out, but rather, the different sizes are often cut in random order.
Therefore, it is practically impossible to mount the cut glass sheets in the flat glass transport tool in the order of size without interruption. This has caused the processing of the cut glass sheet to be very inefficient.
Further, when mounting is performed by ignoring the order of the sizes, it becomes difficult to take out the same size, so that the work efficiency at the processing site of the plate glass is deteriorated.
[0004]
Furthermore, since the pair glass is hollow, even if they are stacked in order of size, when the edge of the small glass plate moves to press the large glass plate locally due to vibration during transportation, etc. In some cases, a large glass sheet may be easily broken.
[0005]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned conventional problems, and can freely select the mounting order and size of the glass sheets, and the mounted glass sheets do not touch each other and are handled. An object of the present invention is to provide a simple glass sheet transporting tool and a method of mounting a glass sheet using the glass sheet transporting tool .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention of
[0007]
A second aspect of the present invention is the flat glass transporter according to the first aspect, wherein the roller has elasticity.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, in the flat glass transportation device according to the first or second aspect , the base portion in the glass mounting space has an inverted trapezoidal shape, and the lower side end portions of the mounted plate glass are both sides of the trapezoid. A flat glass transporting device, wherein a bottom partition plate having a bottom width that fits between the sides is provided.
[0010]
Invention of
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A plate
The plate
The
[0012]
Accordingly, a
[0013]
[0014]
[0015]
Accordingly, the
[0016]
A small through hole (not shown) is formed in the lower end portion of the side wall of the
A
[0017]
53 shows an upper crosspiece, and this
A circular attachment /
[0018]
The
In this state, the upper end of the
[0019]
As described above, since the
[0020]
When the
The upper and lower sets of lower insertion holes 39 and upper insertion holes 61 have a total of nine rows in the front-rear direction, but the partition bars 13 are not necessarily provided in all of the nine rows . The number of the partition bars 13 may be arbitrarily determined depending on the size of the
[0021]
The
[0022]
The
When the other end of the
[0023]
Next, the usage method of the plate
The procedure for mounting the plate glass on the plate glass transporting device is not particularly limited. Basically, the
Therefore, when mounting, it is desirable to adjust the arrangement interval of the partition bars in advance according to the size and number of plate glasses to be mounted, the mounting order, and the like. For example, the arrangement interval of the partition rods may be roughly adjusted when a large size glass plate is mounted, and the arrangement interval may be narrowed when a relatively small size glass plate is mounted.
[0024]
The
The mounting is performed by placing one side end of the plate glass on the roller while inserting it into the
[0025]
The mounted glass is held in an upright position by lightly touching a large number of partition rods arranged side by side, and the seating position is maintained because the lower side edges fit between the left and right side walls of the bottom partition plate. It is supported stably without being swung from side to side. In addition, since it is supported in a cushioning manner by being placed on a large number of rubber rollers, there is no possibility that the lower edge is missing.
[0026]
About the
After mounting all the
[0027]
In order to load and unload the plate
Then, when a plurality of sheet
Further, when the plate
[0028]
As described above, the mounted
Even if the
[0029]
The embodiment of the present invention has been described in detail above, but the specific configuration is not limited to this embodiment, and the present invention can be changed even if there is a design change without departing from the gist of the present invention. include.
For example, the
[0030]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the plate glass to be mounted is stored in a glass mounting space that is individually partitioned by the partition bar in a state of being isolated from other plate glasses.
Accordingly, the order of mounting the glass sheets, how to organize the sizes, and the like are arbitrary by the user, and are not limited by the size of the supplied glass sheets, and the mounted glass sheets are not touched and damaged.
During transportation, even if the mounted glass plate sways in the thickness direction and hits the partition bar, the shock at that time is absorbed by the deflection of the partition bar, so that the impact is applied to the glass plate. Can be prevented.
[0031]
Moreover, since the roller is arrange | positioned at the bottom part of each glass mounting space, mounting is performed by putting in a plate glass from the state, putting on a roller, inserting the one side edge part of plate glass in glass mounting space. That is, the work for mounting the plate glass is almost a push operation, and there is almost no need to lift it. The same applies to the case where the mounted glass sheet is taken out. In this case, it is only necessary to pull out most of the glass sheet and then lift it.
And the mounted plate glass is reliably prevented from sliding down from the glass mounting space by the fall prevention member.
In addition, the upper and lower positions of the attached partition rods do not change in the vertical direction unless they are coaxial with the attachment / detachment holes, so there is no need to fix the partition rods to the frame one by one. Can be easily performed at any time.
[0032]
In the invention of claim 2, since the roller has elasticity, the plate glass is supported in a cushioning manner also in the lower side portion thereof. Therefore, there is no possibility that the lower edge is missing even when the plate glass is placed on the roller, when the plate glass is dragged, or when the plate glass moves up and down during transportation.
[0033]
In the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing a flat glass transport device according to an embodiment of the present invention and showing a state in which a plate is mounted by opening a fall prevention member.
FIG. 2 is an overall perspective view showing the flat glass transport device shown in FIG. 1 in a state in which a fall preventing member is closed.
FIG. 3 is an enlarged front view of the sheet glass transportation device shown in FIG. 1;
4 is an enlarged plan view of a main part of the sheet glass transportation tool shown in FIG. 1. FIG.
5 is an enlarged cross-sectional view of a main part cut along the line AA in FIG. 4;
6 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
7 is an enlarged perspective view of a main part of the sheet glass transportation tool shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 8 is an enlarged perspective view of another main part of the sheet glass transportation tool shown in FIG.
FIG. 9 is a schematic side view showing an example in the case of loading a small-sized plate glass in the plate glass transporting device shown in FIG. 1;
FIG. 10 is a diagram for explaining a conventional sheet glass transport method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 (Large-size) plate glass 3 (Medium-size) plate glass 5 (Small-size)
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30578496A JP3936761B2 (en) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | Sheet glass transportation tool and sheet glass mounting method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30578496A JP3936761B2 (en) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | Sheet glass transportation tool and sheet glass mounting method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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