JP3934327B2 - Attachment structure and mounting bracket - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として高速道路や鉄道などの沿線構造体に、騒音や電波障害などの防止対策、または美装化などのために、パネルやブロック製品などの被着体を取り付ける取付構造及び取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパネル構造としては、例えば一般道や高速道路などの構築物に設置される防音壁やトンネル内装板、桁美装板または電波吸収パネルなどのパネル製品を設置する場合に、予め構造体に固定された下地胴縁にパネル製品が押し当てられ、下地胴縁にあけられた孔位置に前記パネル製品の取付孔位置が合わせられ、ボルトが螺入されて強く締結されていた。また別の方法として、例えば下地胴縁の孔あけ加工はなされずに、現場でパネルと下地胴縁とが重なる適正な位置に自穿孔式のドリルビスを螺入させて、パネルを固定するといった方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者はボルトによって強く締結固定されるので、振動や風荷重などの外力が加わっても安全面で高い信頼性が得られるが、下地の僅かな凹凸や変形、または障害物などがあると、孔位置がずれてしまうために、それに対応させた詳細なる割付設計が事前に必要となってくる。そこで現地測量とその設計業務に多大な労力と費用が伴ってしまう。また喩え高い精度で設計され、その設計に基づいて下地胴縁に孔あけ加工が施されても、下地胴縁とパネルとの孔位置が一致しないといったことがあるので、現場合わせによる孔あけ加工を施す作業はどうしても避けられない。
【0004】
また後者の場合は、施工時に適宜好ましい位置にビス止め処理が施せ、柔軟に施工出来る点では好ましいが、前記ドリルビスの締結強度が弱かったり、また締結強度に大きなばらつきが生じるおそれがある為に、安全性の面で信頼性に欠けるといった重大な問題がある。
【0005】
これらの問題点を解消するものとして特開2000−96522号公報の記載によれば、パネルの背面側に、開口縁が内方に突出された取付溝が長手方向に複数設けられ、構造物などに取り付けるための取付ボルト頭部が、この取付溝に摺動可能且つ回転不能に取り付けられ、取付溝のボルトを任意に摺動させることによって構造物のボルト孔位置に一致させ、螺着されるといった方法が提案されている。しかし、パネル背面に取り付けられる取付溝は、一般的にアルミ押出型材が用いられ、パネルが大きくなればなるほどその使用量が多くなるために、高価な部材コストが嵩んで製品コストを引き上げるといった経済的問題が起こってくる。
【0006】
そこで本発明は、パネルなどの被着体の取付ボルト位置が、適宜2次元的に調整できる安価な構造を有して、道路や鉄道などの沿線構造体に容易に取り付けることが出来、しかも安全性と汎用性の高い被着体の取付構造及び取付金具を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。即ちこの発明に係る被着体の取付構造は、被着体であるパネルの背面側に形成されたレールと、構造体に取付けられると共に前記レールと交叉するように配された取付桟と、取付桟に摺動可能に取り付けられた金具と、前記金具に取付けられると共に前記レールに摺動可能に取り付けられた連結部材とからなり、前記連結部材は、パネル背面の両端縁が相対向して内側に折曲して形成されたレール凹部に内挿されて摺動可能に係合される係合部と、当該係合部に延設して前記金具に取付可能に立ち上げられたボルトの締め付け面とが形成され、当該係合部を内挿するレールの上面が前記締め付け面よりも高く形成されると共に前記締め付け面に立設されたボルトが金具に締め付けられることにより、係合部を内挿する前記レールが金具方向に導かれ、もって前記レールが金具と係合部との間に挟着されるようになされたことを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、被着体背面側に形成されたレールと、前記レールと交叉するように配された取付桟と、前記レールと取付桟とを連結し、レール及び取付桟に対して摺動可能に取り付けられた連結部材からなり、この連結部材が前記取付桟とレールに沿って縦横に摺動可能となるので、構造体の取付位置が定められていなくても容易に被着体を取り付けることができるようになる。
【0009】
前記被着体はパネルであってもよく、そのパネルが電波吸収性を有する電波吸収パネルであっても構わない。
【0010】
また前記連結部材は、パネル背面の両端縁が相対向して内側に折曲して形成されたレール凹部に内挿されて摺動可能に係合される係合部と、当該係合部に延設して構造体に取付可能に立ち上げられたボルトの締め付け面とが形成され、当該係合部が内挿するレール面が前記締め付け面よりも高く形成されて構造体に取り付けられることを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、パネル背面板の両端縁が曲げ加工されてレールが形成されることによって、背面板に剛性が生じてパネル強度が向上する。また加工作業が容易であり、押出アルミ型材など高価な材料を長尺使用する必要がなくなるので、製造コストが低減できる。また、締め付け面にボルトが立設されてレールに沿って移動できるようになされるので、構造体に前もって取り付けられた下地胴縁のボルト孔に、このボルトを適合させ易くなる。更に、ボルトを構造体に締め付けるにつれて、前記係合部に係合されたレールが構造体に導き寄せられるので、係合部に外挿する前記レールが構造体に強く挟み込まれるように、ボルトが立設された締め付け面よりも前記レール面が高く形成されるようになされる。
【0012】
前記連結部材は、パネル背面に形成されたレールに少なくとも4個取りつれられてよいが、パネルの大きさや重量に応じて適宜増設することができる。また連結部材の係合部の長さは、取付上の安全性と経済性を考慮して設定されるとよく、構造体に設置された後の振動や風などの外的要因に影響されない長さが設定されて、安全性が確保されるようになされる。
【0013】
なお被着体は、主として道路や鉄道などの構造体などに設置されるパネル、例えばトンネル内や側壁などへの化粧板や、路側などへの吸音板、遮音板、或いは電波障害を避ける目的で設置される電波吸収パネルなどがあり、またパネル形状以外の異形構成材として例えば吸音体などにも多岐に亘って利用でき、その取り付け面は天井面や側壁面など設置場所及び設置角度に限定されるものではない。
【0014】
また被着体の取付金具は、被着体であるパネルの背面側に形成されたレールと、構造体に取付けられると共に前記レールと交叉するように配される取付桟と、取付桟に摺動可能に取り付けられる金具と、前記金具に取付けられると共に前記レールに摺動可能に取り付けられる連結部材とからなり、前記連結部材は、パネル背面の両端縁が相対向して内側に折曲して形成されたレール凹部に内挿されて摺動可能に係合される係合部と、当該係合部に延設して前記金具に取付可能に立ち上げられたボルトの締め付け面とが形成され、当該係合部を内挿するレールの上面が前記締め付け面よりも高く形成されると共に前記締め付け面に立設されたボルトが金具に締め付けられることにより、係合部を内挿する前記レールが金具方向に導かれ、もって前記レールが金具と係合部との間に挟着されるようになされたことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
【0016】
まず図1は本発明に係るパネルに連結部材が取り付けられた実施の一形態を示す一部切欠斜視図であり、図2は図1の連結部材の拡大斜視図である。また図3は図1のパネルが構造体に取り付けられた主要部斜視図であり、図4は図3の取付部分断面図である。図5は本発明の電波吸収パネルが構造体に設置された実施の一形態を示す設置図である。
【0017】
まず、図1〜図4について更に詳しく説明する。図1及び図2に示すように、パネル1は電波吸収材料11を内包する筺体12の背面板12aが、2辺の相対向する両端部を略7字型に折曲させてレール12bを形成させた電波吸収パネルであって、このパネルのレール12bに少なくとも4個の連結部材2が摺動可能に取り付けられている。係る連結部材2は、レール12b内を補完して摺動可能となされた係合部21と、その係合部21から延設して前記パネル1の背面板12aと同一面に締め付け面22が形成されていて、その締め付け面22に案内溝22aが形成されてボルト23頭が挿通可能且つ回転不能に取り付けられている。そして、挿通されたボルト23頭の案内溝周縁部を打刻変形させるなどの固定手段22bが施されて、ボルト頭が抜け落ちないように固定されている。
【0018】
係る連結部材1はアルミ押出型材で形成されており、必要長さに裁断して使用できるようになされるので、安価に提供できる上、ボルトの取付が容易であり、所望の締付強度に耐えられる。なお、前記案内溝22aはボルト23頭が摺動可能に形成されているので、案内溝の両端を抜け止め構造になされて、その間でボルトが摺動自在に係合されてもよいが、前記レール12bと同一方向に摺動するため動かす意味はなく、固定された方が作業性の点で好ましい。
【0019】
図3では、道路や鉄道などの構造体3に付随する本体鉄骨31に支持されて吊り材32が取り付けられた下方に、アルミ型材からなる取付桟33がこの取付桟の各面に形成された第1の摺動溝33aに螺設されて、水平に取り付けられている。そして、この取付桟33のさらに下方に取付桟と交叉するようにして前記パネル1のレール12bが配置され、パネル背面側のレールに係合された前記連結部材21のボルト23を、この取付桟33の第2の摺動溝33bに、金具34を介して摺動自在に取り付けられている。
【0020】
このようにして、パネル背面側のレール12bが隣接するようにして、複数枚のパネル1が連続的に接合されて広い面積を形成している。その配設されたパネル1には、レールの側面を貫通させるワイヤー35が張設されて、パネルの落下防止対策が施されている。
【0021】
以上のようにして取り付けられたパネル1の取付構造は、図4に示すように、電波吸収体11が前面板12cで覆われ、両端縁にレール12bが形成された背面板12aを、前記前面板12cに重ね合わせてビス13止めされて電波吸収パネルをなし、連結部材2の係合部21が前記レール12bに内挿されて摺動自在に取り付けられると共に、前記レール12bの走行方向と交叉する方向に取付桟33が配設され、その取付桟に形成された第2の案内溝33bに摺動自在に取り付けられた金具34に前記連結部材2の締め付け面22に立設されたボルト23が螺着されるようになされている。
【0022】
従って、取付桟33に形成された第2の案内溝33bを摺動する金具34と、レール12bに係合して摺動する連結部材2とが個々にX軸、Y軸方向に移動できるようになされているので、取付桟33とパネル1との接合位置がずれていても、2次元的にボルト位置が調整でき、容易に取り付けることができるようになる。
【0023】
このようにしてパネル1に取り付けられた連結部材2は、1枚のパネルに少なくとも4個の連結部材2が摺動可能に取り付けられているので、道路や鉄道などの構造体3に予め取り付けられた取付桟33の金具34に、前記連結部材2のボルト23が適宜移動させながら挿通することができ、ボルトの位置ズレによる無理な螺着締結が無くなるので、容易に且つ円滑に作業性が出来ると共に、設計通りの締結強度が得られるので安全である。
【0024】
尚、前記レール12bはパネル1の背面板12aを曲げ加工して形成されているが、必ずしもそれに限定されるものではなく、例えば、曲げ加工された桟材またはアルミ型材などがパネルの背面に取り付けられ、前記連結部材の係合部が内挿されて摺動できるようになされても構わない。
【0025】
係るレール12bの両端部は前記連結部材2が抜け落ちないように抜け止め構造が施されてもよいが、前記ボルト23が取付桟33に締め付けられることによって、係合部21を内挿する前記レール12bが取付桟33方向に導かられて取付桟に強く狭着させてしまうので、必然的に抜け落ちなくなる。よって、パネルは取りつけられる前の段階では、前記連結部材がレールに取付けられない方が、積載や運搬に邪魔にならないし傷が付かないのでよく、現場にパネルが取りつけられるときに、その都度レールの端から連結部材が内挿摺動されて使用された方が、作業性やコスト面で有利にはたらくので好ましい。
【0026】
図5は、電波吸収パネルが構造体の天井に取り付けられた実施の一形態を示す設置図であって、構造体3の天井に支持された吊り材32を介して取りつけられた取付桟33に、前記パネル1の背面に形成されたレール12bに連結部材2が係合されて、その連結部材2が適正位置に摺動され、螺着締結されるようになされている。係る取付構造によって、電波吸収パネルが天井全面に取り付けられて、施設と車両間で電波のやり取りされる際の障害となる不要電波を吸収するようになされている。
【0027】
【発明の効果】
パネル背面側を断面形状カギ状に形成されたレールに連結部材が摺動自在に係合されると共に、その連結部材が前記レールと交叉するように配され、構造体に取り付けられた取付桟に摺動自在に取り付けられるので、パネルの取付が2次元的に調整可能となるので取付作業が容易となる。よって、現場での孔位置の手直しはいらなくなる。また、連結部材のボルトを締めることによって、パネルと取付桟とが一体化して締結されるので、取付手間が簡素化できる。更にパネルの裏面板が曲折されてレールを形成する形態になされているので、高価なアルミ型材を使わなくて済み、製造コストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネルに連結部材が取り付けられた実施の一形態を示す一部切斜視図である。
【図2】図1の連結部材の拡大斜視図である。
【図3】図1のパネルが構造体に取り付けられた主要部斜視図である。
【図4】図3の取付部分断面図である。
【図5】本発明の電波吸収パネルが構造体に設置された実施の一形態を示す設置図である。
【符号の説明】
1 パネル
11 電波吸収材料
12 筺体
12a 背面板
12b レール
12c 前面板
13 ビス
2 連結部材
21 係合部
22 締め付け面
22a 案内溝
22b 固定手段
23 ボルト
3 構造体
31 本体鉄骨
32 吊り材
33 取付桟
33a 第1の摺動溝
33b 第2の摺動溝
34 金具
35 ワイヤー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention mainly relates to a mounting structure and a mounting bracket for mounting adherends such as panels and block products on structures along railway lines such as highways and railways, for prevention measures such as noise and radio wave interference, or for beautification. It is about.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of panel structure, for example, when installing panel products such as soundproof walls, tunnel interior boards, girder decoration boards, or radio wave absorption panels installed on structures such as ordinary roads and highways, the structure is previously set. The panel product was pressed against the base drum edge fixed to the body, the mounting hole position of the panel product was aligned with the hole position formed in the base drum edge, and the bolt was screwed in and tightened strongly. Another method is to fix the panel by screwing a self-drilling drill screw into an appropriate position where the panel and the base drum edge overlap in the field without drilling the base drum edge, for example. Has been adopted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the former is strongly fastened and fixed by bolts, high reliability can be obtained in terms of safety even when external force such as vibration or wind load is applied, but if there are slight unevenness or deformation of the ground, or obstacles etc. Since the hole position is shifted, a detailed layout design corresponding to the hole position is required in advance. Therefore, a lot of labor and cost are involved in the field survey and its design work. In addition, it is designed with high accuracy, and even if drilling is performed on the base cylinder edge based on the design, the hole position between the base cylinder edge and the panel may not match, so drilling by field matching The work to apply is inevitable.
[0004]
In the latter case, it is preferable in terms of being able to perform a screwing treatment at a suitable position at the time of construction and flexible construction, but because the fastening strength of the drill screw is weak or there is a possibility that a large variation in fastening strength may occur. There are serious problems such as lack of reliability in terms of safety.
[0005]
According to the description of Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-96522 as a means for solving these problems, a plurality of mounting grooves with an opening edge projecting inward are provided on the back side of the panel in the longitudinal direction, and the structure, etc. The mounting bolt head for mounting to the mounting groove is slidably and non-rotatably mounted in the mounting groove, and is screwed by matching the bolt hole position of the structure by arbitrarily sliding the mounting groove bolt. Such a method has been proposed. However, the mounting groove attached to the back of the panel is generally made of an aluminum extruded mold, and the larger the panel, the greater the amount of use, so that the cost of expensive components increases and the product cost increases. The problem comes up.
[0006]
Therefore, the present invention has an inexpensive structure in which the mounting bolt position of an adherend such as a panel can be appropriately adjusted two-dimensionally, can be easily attached to a roadside structure such as a road or a railway, and is safe. It is intended to provide a highly flexible and versatile adherend mounting structure and mounting bracket.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows. That is, the attachment structure of the adherend according to the present invention includes a rail formed on the back side of the panel that is the adherend, an attachment bar that is attached to the structure and arranged to cross the rail, A bracket that is slidably attached to the crosspiece, and a connecting member that is attached to the bracket and slidably attached to the rail. An engagement portion that is inserted into a rail recess formed by bending to be slidably engaged, and a bolt that extends to the engagement portion and that can be attached to the bracket is tightened surface and is formed by the engagement erected bolts in the clamping surface together with the upper surface of the engaging portion of the interpolated rail is formed higher than the clamping surface is tightened to fitting, the engagement portion The rail to be inserted is He, it has been the rail is characterized in that adapted to be clamped between the bracket and the engaging portion.
[0008]
According to the present invention, the rail formed on the back side of the adherend, the mounting rail arranged to cross the rail, the rail and the mounting rail are connected, and the rail and the mounting rail are slid. Since the connecting member is movably attached, and this connecting member can slide vertically and horizontally along the mounting rail and the rail, the adherend can be easily attached even if the attachment position of the structure is not determined. It can be attached.
[0009]
The adherend may be a panel, or the panel may be a radio wave absorption panel having radio wave absorptivity.
[0010]
The connecting member includes an engaging portion that is inserted into a rail concave portion formed by bending both ends of the back surface of the panel opposite to each other and bent inward, and is slidably engaged with the engaging portion. A bolt tightening surface that is extended to be attachable to the structure is formed, and a rail surface into which the engaging portion is inserted is formed higher than the tightening surface and is attached to the structure. It is a feature.
[0011]
According to the present invention, both end edges of the panel back plate are bent to form rails, whereby the back plate is rigid and panel strength is improved. Further, the processing work is easy, and it is not necessary to use expensive materials such as extruded aluminum molds for a long time, so that the manufacturing cost can be reduced. Further, since the bolt is erected on the tightening surface and can be moved along the rail, the bolt can be easily adapted to the bolt hole of the base trunk edge attached in advance to the structure. Further, as the bolt is tightened to the structure, the rail engaged with the engaging portion is guided to the structure, so that the bolt is inserted so that the rail extrapolated to the engaging portion is strongly sandwiched between the structures. The rail surface is formed to be higher than the standing fastening surface.
[0012]
Although at least four of the connecting members may be attached to the rail formed on the back surface of the panel, it can be added as appropriate according to the size and weight of the panel. Also, the length of the engaging part of the connecting member should be set in consideration of mounting safety and economy, and is not affected by external factors such as vibration and wind after installation on the structure. Is set to ensure safety.
[0013]
The adherend is mainly a panel installed on a structure such as a road or a railway, for example, a decorative plate on the inside of a tunnel or a side wall, a sound absorbing plate, a sound insulating plate on a roadside, etc. There are radio wave panels to be installed, etc., and can be used for a wide variety of sound components, for example, as irregular components other than the panel shape, and the mounting surface is limited to the installation location and installation angle such as the ceiling surface and the side wall surface It is not something.
[0014]
Further, the mounting bracket of the adherend is slid on the rail formed on the back side of the panel that is the adherend, the mounting rail that is attached to the structure and is arranged to cross the rail, and the mounting rail. And a connecting member that is attached to the metal fitting and slidably attached to the rail. The connecting member is formed by bending both end edges of the panel back to face each other. An engagement portion that is inserted into the rail recess and is slidably engaged, and a bolt tightening surface that extends to the engagement portion and is erected so as to be attachable to the metal fitting. by the engagement erected bolts in the clamping surface together with the upper surface of the engaging portion of the interpolated rail is formed higher than the clamping surface is tightened to fitting, the interpolating said rail engaging portion Led in the direction of the bracket, Serial rail is characterized in that is adapted to be clamped between the bracket and the engaging portion.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a partially cutaway perspective view showing an embodiment in which a connecting member is attached to a panel according to the present invention, and FIG. 2 is an enlarged perspective view of the connecting member of FIG. 3 is a perspective view of the main part of the panel of FIG. 1 attached to the structure, and FIG. 4 is a partial sectional view of the attachment of FIG. FIG. 5 is an installation view showing an embodiment in which the radio wave absorption panel of the present invention is installed in a structure.
[0017]
First, FIG. 1 to FIG. 4 will be described in more detail. As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0018]
Since the connecting
[0019]
In FIG. 3, mounting
[0020]
In this way, a plurality of
[0021]
As shown in FIG. 4, the mounting structure of the
[0022]
Accordingly, the metal fitting 34 that slides in the
[0023]
The connecting
[0024]
The
[0025]
Both ends of the
[0026]
FIG. 5 is an installation diagram showing an embodiment in which the radio wave absorption panel is attached to the ceiling of the structure, and is attached to an
[0027]
【The invention's effect】
A connecting member is slidably engaged with a rail having a cross-sectional shape key on the back side of the panel, and the connecting member is arranged so as to cross the rail, and attached to a mounting bar attached to the structure. Since it can be slidably mounted, the mounting of the panel can be adjusted two-dimensionally, so that the mounting work becomes easy. Therefore, there is no need to rework the hole position at the site. Further, by tightening the bolts of the connecting member, the panel and the mounting bar are integrated and fastened, so that the mounting effort can be simplified. Furthermore, since the back plate of the panel is bent to form a rail, it is not necessary to use an expensive aluminum mold, and the manufacturing cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cut perspective view showing an embodiment in which a connecting member is attached to a panel according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged perspective view of a connecting member of FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a main part in which the panel of FIG. 1 is attached to a structure.
4 is a cross-sectional view of the attachment part of FIG. 3;
FIG. 5 is an installation view showing an embodiment in which the radio wave absorption panel of the present invention is installed in a structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
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