JP3934087B2 - Bar handle vehicle control lever - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車を始め、車体前部に操向用のハンドルバーを備える自動三輪車や三・四輪バギー車,スノーモービル等の各種バーハンドル車両にあって、ハンドルバーに取り付けた液圧マスタシリンダに液圧を発生させて、ブレーキやクラッチを液圧作動するブレーキレバーやクラッチレバー等のバーハンドル車両用操作レバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
バーハンドル車両用の液圧マスタシリンダにあっては、液圧マスタシリンダに付設される操作レバーを、ハンドルバー端部のグリップの前方に配設されるレバー本体と、液圧マスタシリンダに内挿されたピストンを押動するノッカーとの2ピースに分割したものがある。
【0003】
この操作レバーは、レバー本体の回動基部を上腕と下腕とを有する二股状に形成してノッカー挿入部とし、このノッカー挿入部にノッカーを挿入して上腕及び下腕の両回動基部間に前記ノッカーの回動基部を挟んだ状態で、液圧マスタシリンダのシリンダボディに延設された上下一対のレバーホルダの間に差し込み、双方の回動基部を1本のピボットにてレバーホルダに回動可能に枢支している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−180559号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記操作レバーは、一般的に鋳造によって形成されているため、前記レバー本体の回動基部に設けられる上腕及び下腕の対向面には、鋳型を抜き取るための抜き勾配を設定しておく必要がある。したがって、上腕及び下腕の対向面間の寸法は、開口側の寸法に比べて奥部の寸法が小さく、開口側に向かって広くなっている。一方、ノッカーの上下寸法(厚さ)は、ノッカーを挿入する上腕及び下腕の対向面間における最小寸法、すなわち、奥部の寸法に対応して上下両面が平行な状態で設計されるため、強度的に不利な条件となっている。また、ノッカーの強度を上げるためにノッカー全体を厚肉にすると、レバー本体の形状だけでなく、液圧マスタシリンダの操作レバー取付部にまで影響を与えることになり、重量増加やコストアップの要因となる。
【0006】
そこで本発明は、ノッカーの強度を向上させることができ、ピストンの押動操作を安定した状態でより確実に行うことができる構造のバーハンドル車両用操作レバーを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のバーハンドル車両用操作レバーは、液圧マスタシリンダに延設された上下一対のレバーホルダに付設される操作レバーを、ハンドルバー端部のグリップの前方に配設される鋳物製のレバー本体と、前記液圧マスタシリンダに内挿されたピストンを押動するノッカーとに分割し、前記レバー本体の回動基部を上腕と下腕とを有する二股状に形成し、該上腕と下腕との間を前記ノッカーの回動基部を挟むノッカー挿入部とし、前記上腕及び下腕の回動基部を前記一対のレバーホルダの間に差し込み、該レバーホルダと前記双方の回動基部とにピボットを挿通して、前記レバー本体とノッカーとを回動可能に枢支したバーハンドル車両用操作レバーにおいて、前記液圧マスタシリンダは、前記ハンドルバーと直交方向に配設され、前記操作レバーの操作によって前記ピストンを有底のシリンダ孔の底部側に押し込む縦置き型のマスタシリンダであって、前記ノッカー挿入部を挟む前記上腕及び下腕の対向面は、鋳型の抜き勾配が設けられ、前記ノッカー挿入部の奥部から車体後部側の開口に向かって上下方向に拡がる形状となっており、前記ノッカーの上面及び下面は、該ノッカーが挿入される前記レバー本体の上腕及び下腕の対向面に設けられている鋳型の抜き勾配に対応したテーパー面となっており、前記ノッカーを前記ノッカー挿入部に挿入したときに、前記ノッカーの上面は前記上腕の下面と、前記ノッカーの下面は前記下腕の上面と、それぞれ略平行に設定され、前記ノッカーの車体後部側が車体前部側に比べて厚肉に形成され、前記ノッカーの車体後部側と前記液圧マスタシリンダのピストンとの間に、前記ピストンを押動するためのプッシュロッドが介装されていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は、本発明のバーハンドル車両用操作レバーをバーハンドル車両のフロントブレーキ用液圧マスタシリンダ装置に適用した一形態例を示すもので、図1は操作レバーにおけるレバー本体とノッカーとの関係を示す要部の断面側面図、図2は図4のII−II断面図、図3は本発明のバーハンドル車両用操作レバーを装着した液圧マスタシリンダ装置の断面平面図、図4は本発明のバーハンドル車両用操作レバーを装着した液圧マスタシリンダ装置をハンドルバーに取り付けた状態を示す平面図、図5は図4のV−V断面図である。
【0009】
まず、液圧マスタシリンダ装置1は、車体前部で図示しない前輪を操向するハンドルバー2に取着される液圧マスタシリンダ3と、該液圧マスタシリンダ3に付設される操作レバー4と、これらの間に介装されるプッシュロッド5とを備えている。
【0010】
液圧マスタシリンダ3は、ハンドルバー2と直交方向に配設されたシリンダボディ6に有底のシリンダ孔7を車体前部側に開口して穿設し、該シリンダ孔7にピストン8を内挿した縦置き型のマスタシリンダであって、シリンダボディ6と一体のブラケット半体6aと、別途の半割体ブラケット9とでハンドルバー端部のアクセルグリップ10の近傍を包持し、これらをボルト11,11で締結してハンドルバー2の車体前部側に取り付けられている。
【0011】
シリンダ孔7には、上述のピストン8がプライマリカップ12aとセコンダリカップ12bとを用いて液密且つ移動可能に内挿され、このピストン8とシリンダ孔7の底壁との間に液圧室13を画成している。シリンダ孔7の底壁とピストン8との間にはリターンスプリング14が縮設されており、ピストン8は、リターンスプリング14の弾発力によってシリンダ孔7の開口部方向へ常時付勢されている。ピストン8の非作動時の後退限は、プッシュロッド5により規制されている。
【0012】
シリンダボディ6の上壁には、リリーフポート15とサプライポート16とがシリンダ孔7に連通して設けられている。両ポート15,16は、コネクタ17からホースを介してリザーバ(図示せず)に接続されており、シリンダ孔7とリザーバとの間を作動液が流通するようにしている。シリンダボディ6の前端には、上下一対のレバーホルダ6b,6bが所定の間隙をおいて突設されており、前記操作レバー4は、このレバーホルダ6b,6bにカラー20とピボット21とを用いて回動可能に軸着されている。ピボット21は、軸部21aの下方におねじ部21bを備えており、上側のレバーホルダ6bには軸部21aの挿通孔6cが、下側のレバーホルダ6bにはおねじ部21bと螺合するめねじ孔6dが、それぞれ形成されている。
【0013】
操作レバー4は、アクセルグリップ10の車体前方に配設される鋳物製のレバー本体22と、プッシュロッド5を押動するノッカー23とに分割された2ピースタイプであり、レバー本体22とノッカー23との間に握り代調整機構24が設けられている。レバー本体22は、前記ピボット21によってレバーホルダ6b,6b間に回動可能に軸支される回動基部22aと、アクセルグリップ10の車体前方に略沿って配設される握り操作部22bと、握り代調整機構24を配設するための凹部22cとを有している。また、握り操作部22bにおけるグリップ対向面の略中間位置には、レバー本体22に大きな衝撃荷重が加わった場合に、この衝撃荷重を集中させてレバー本体22を中間位置で折損させるための切込部22dが、レバー本体長手方向に対して交叉する方向に設けられている。
【0014】
回動基部22aは、上下に二股状に離間した板状の上腕22e及び下腕22fと、これらの車体前部側を連結する側板22gとによって車体後部側が開口した断面コ字状に形成されており、これらの上腕22e、下腕22f及び側板22gにより、ノッカー挿入部22hが画成されている。さらに、上下両腕22e,22fには、前記ピボット21を挿通するための挿通孔22i,22iが同軸上に穿設されている。
【0015】
上腕22e及び下腕22fの対向面には、ノッカー挿入部22hを形成後の鋳型をこの部分から抜き取るための抜き勾配が設けられており、ノッカー挿入部22hの奥部(車体前部側)の側板22g部分から車体後部側の開口に向かって上下方向に拡がる形状となっている。
【0016】
一方、ノッカー23は、レバー本体22のノッカー挿入部22hに挿入されて上腕22eと下腕22fとの間に挟まれた状態で設けられており、ピボット21に回動可能に軸支される回動基部23aと、回動基部23aからレバー本体先端側に延出した作用腕23bと、ノッカー23の回動量を規制するための一対のストッパー片23c,23cとを備えている。
【0017】
このノッカー23の上面23d及び下面23eは、レバー本体22の上腕22e及び下腕22fの対向面に設けられた前記抜き勾配に対応した角度αのテーパー面となっている。すなわち、ノッカー23をノッカー挿入部22hに挿入したときに、ノッカー23の上面23dは上腕22eの下面と、ノッカー23の下面23eは下腕22fの上面と、それぞれ略平行になるように設定されており、ノッカー23の車体後部側が車体前部側に比べて厚さtだけ厚肉となっている。
【0018】
前記回動基部23aには、カラー20を介してピボット21を差し込むための挿通孔23fが穿設されている。また、作用腕23bには、レバー本体22の凹部22cと向き合うアジャストカム当接面23gと、シリンダ孔7の開口部と向き合う円形のボス孔23hとが設けられている。ボス孔23hには、円柱状の駒部材25が回動可能に装着されており、該駒部材25に、プッシュロッド5を装着するための取付孔25aが凹設されている。
【0019】
握り代調整機構24は、レバー本体22の凹部22cに挿入されるカム軸部26aと、レバー本体22の上面に配置される操作ダイヤル26bとを有するアジャストピン26を備えており、カム軸部26aには、中心軸から不等距離に設定された複数のカム面26cが設けられている。この握り代調整機構24は、操作ダイヤル26bを回動操作して複数のカム面26cのいずれか1つのカム面をノッカー23のアジャストカム当接面23gに選択的に当接させることにより、レバー本体22の握り操作部22bとアクセルグリップ10との間に設定される握り代を拡縮調整できるようにしている。
【0020】
また、レバー本体側のストッパー片23cとレバー本体22の回動基部22aの先端部22jとの間には、スプリング28が縮設されており、アジャストカム当接面23gに当接するカム面26cを任意に選択しても、このスプリング28の弾発力によってカム面26cがアジャストカム当接面23gに常に圧接した状態となるので、レバー本体22のガタ付きが抑えられる。
【0021】
レバー本体22とノッカー23とは、レバーホルダ6b,6bに装着する前に、レバー本体22の回動基部22aの上腕22eと下腕22fとの間のノッカー挿入部22hにノッカー23の回動基部23aを差し込み、両回動基部22a,23aの挿通孔22i,22i,23fを位置合わせしてカラー20を挿入することにより、操作レバー4として仮組みされる。この状態で双方の回動基部22a,23aをレバーホルダ6b,6b間に差し込み、カラー20とレバーホルダ6b,6bの挿通孔6c及びめねじ孔6dとを位置合わせし、これらにピボット21の軸部21aを上部のレバーホルダ6b側から挿通し、該ピボット21のおねじ部21bをめねじ孔6dにねじ込み、下部のレバーホルダ6bの下面から突出するおねじ部21bにナット29を螺着することにより、レバー本体22及びノッカー23がピボット21回りに回動可能に軸支された状態となる。
【0022】
このように装着された操作レバー4と液圧マスタシリンダ3のピストン8との間には、前述のプッシュロッド5が介装される。プッシュロッド5は、軸部5aの先端に球状部5bを有しており、この球状部5bをピストン8の後端に形成された半球状係合孔8aに回動可能に係合させるとともに、軸部5aをノッカー23に装着された駒部材25の取付孔25aに挿入して装着される。
【0023】
このように液圧マスタシリンダ3に装着された操作レバー4には、液圧室13内部のリターンスプリング14の弾発力がピストン8及びプッシュロッド5を通して常時作用し、操作レバー4の非作動時の位置は、ノッカー23のストッパー片23cとシリンダボディ6の一側壁との当接及び握り代調整機構24で選択したカム面26cによって設定され、レバー本体22の握り操作部22bとアクセルグリップ10と間に所定の握り代が形成される。
【0024】
バーハンドル車両の走行時に、ライダーが操作レバー4を握り操作すると、レバー本体22とノッカー23とがピボット21を支点に一体となって作動方向(アクセルグリップ10方向)へ回動し、ノッカー23の作用腕23bが駒部材25を介してプッシュロッド5を押動し、プッシュロッド5がピストン8をシリンダ孔7の底部方向へ押し込む。これにより、液圧室13の作動液が昇圧してフロントブレーキに供給され、前輪の制動作用が行われる。
【0025】
このライダーの操作力は、レバー本体22から握り代調整機構24のアジャストピン26を介してノッカー23の作用腕23bに伝達され、さらにノッカー23から駒部材25、プッシュロッド5を介してピストン8に伝達される。このとき、ノッカー23の上面23d及び下面23eをテーパー面とし、車体後部側を車体前部側に比べて厚肉として強度を向上させているので、前記操作力をより確実に伝達することができる。また、レバー本体22のノッカー挿入部22hの開口端とノッカー23の上下両面との間の隙間も無くなるので、見栄えも良くなる。さらに、プッシュロッド5を介してピストン8を押動する駒部材25を装着するボス孔23hの周辺部分の強度をより向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバーハンドル車両用操作レバーによれば、重量増加やコストアップを最小限に抑えながらノッカーの強度を向上させることができ、ピストンの押動操作を安定した状態でより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 操作レバーにおけるレバー本体とノッカーとの関係を示す要部の断面側面図である。
【図2】 図4のII−II断面図である。
【図3】 本発明のバーハンドル車両用操作レバーを装着した液圧マスタシリンダ装置の断面平面図である。
【図4】 本発明のバーハンドル車両用操作レバーを装着した液圧マスタシリンダ装置をハンドルバーに取り付けた状態を示す平面図である。
【図5】 図4のV−V断面図である。
【符号の説明】
1…液圧マスタシリンダ装置、2…ハンドルバー、3…液圧マスタシリンダ、4…操作レバー、5…プッシュロッド、6…シリンダボディ、7…シリンダ孔、8…ピストン、13…液圧室、22…レバー本体、22a…回動基部、22b…握り操作部、22e…上腕、22f…下腕、22g…側板、22h…ノッカー挿入部、23…ノッカー、23a…回動基部、23d…上面、23e…下面、24…握り代調整機構、25…駒部材、26…アジャストピン、α…レバー本体の上腕及び下腕の対向面に設けられた抜き勾配に対応した角度[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is applied to various bar handle vehicles such as motorcycles, motor tricycles, three- and four-wheel buggy vehicles, snowmobiles, and the like having a steering handlebar at the front of the vehicle body. The present invention relates to a bar handle vehicle operating lever such as a brake lever or a clutch lever that generates hydraulic pressure in a master cylinder and hydraulically operates a brake or a clutch.
[0002]
[Prior art]
In a hydraulic master cylinder for a bar handle vehicle, an operation lever attached to the hydraulic master cylinder is inserted into a lever body disposed in front of the grip at the end of the handlebar and the hydraulic master cylinder. There is one divided into two pieces with a knocker that pushes the formed piston.
[0003]
This operating lever has a pivot base of the lever body formed in a bifurcated shape having an upper arm and a lower arm to form a knocker insertion portion, and a knocker is inserted into the knocker insertion portion between both rotation base portions of the upper arm and the lower arm. With the rotation base of the knocker sandwiched between them, it is inserted between a pair of upper and lower lever holders extending on the cylinder body of the hydraulic master cylinder, and both rotation bases are connected to the lever holder by a single pivot. It is pivotably supported (for example, refer to Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-180559
[Problems to be solved by the invention]
Since the operation lever is generally formed by casting, it is necessary to set a draft angle for removing the mold on the opposing surfaces of the upper arm and the lower arm provided on the rotation base of the lever body. is there. Therefore, the dimension between the opposing surfaces of the upper arm and the lower arm is smaller in the depth than the dimension on the opening side, and becomes wider toward the opening side. On the other hand, the vertical dimension (thickness) of the knocker is designed with the upper and lower surfaces parallel to each other, corresponding to the minimum dimension between the opposing surfaces of the upper and lower arms where the knocker is inserted, that is, This is a disadvantage in terms of strength. In addition, if the entire knocker is made thicker to increase the strength of the knocker, not only the shape of the lever body but also the operating lever mounting part of the hydraulic master cylinder will be affected, resulting in an increase in weight and cost. It becomes.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide a bar handle vehicle operating lever having a structure that can improve the strength of the knocker and can perform the pushing operation of the piston more reliably in a stable state.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the bar handle vehicle operating lever of the present invention, the operating lever attached to the pair of upper and lower lever holders extended to the hydraulic master cylinder is arranged in front of the grip at the end of the handle bar. It is divided into a cast lever body and a knocker that pushes a piston inserted in the hydraulic master cylinder, and the pivot base of the lever body is formed in a bifurcated shape having an upper arm and a lower arm. and, between the upper arm and lower arm of the pivoting base of the knocker and clamping free knocker insertion portion, insert the rotation base of the upper arm and the lower arm between the pair of levers holders, said with the lever holder by inserting the pivot and both rotation base, in the lever main body and the knocker and a bar handle vehicle operation lever that is pivotally supported, said hydraulic master cylinder, perpendicular to the handlebar Is a vertically placed master cylinder that pushes the piston into the bottom side of the bottomed cylinder hole by the operation of the operation lever, and the opposing surfaces of the upper arm and the lower arm sandwiching the knocker insertion portion are The draft angle of the mold is provided, and the shape is such that it extends in the vertical direction from the back of the knocker insertion portion toward the opening on the rear side of the vehicle body , and the upper surface and the lower surface of the knocker are inserted into the knocker. It has a tapered surface corresponding to the draft angle of the mold provided on the opposing surfaces of the upper arm and the lower arm of the lever body, and when the knocker is inserted into the knocker insertion portion, the upper surface of the knocker is the upper arm of the upper arm The lower surface and the lower surface of the knocker are set substantially parallel to the upper surface of the lower arm, respectively, and the vehicle body rear side of the knocker is formed thicker than the vehicle body front side. Between the vehicle body rear side of the piston of the hydraulic master cylinder, a push rod for pushing said piston is characterized in that it is interposed.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 5 show an embodiment in which the bar handle vehicle operating lever of the present invention is applied to a front brake hydraulic master cylinder device for a bar handle vehicle. FIG. 1 shows a lever main body and a knocker in the operating lever. FIG. 2 is a sectional view taken along the line II-II of FIG. 4, FIG. 3 is a sectional plan view of a hydraulic master cylinder device equipped with the bar handle vehicle operating lever of the present invention, and FIG. 4 is a plan view showing a state in which the hydraulic master cylinder device equipped with the bar handle vehicle operating lever of the present invention is attached to the handle bar, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line VV of FIG.
[0009]
First, the hydraulic
[0010]
The hydraulic master cylinder 3 has a cylinder body 6 disposed in a direction perpendicular to the
[0011]
The above-described
[0012]
A relief port 15 and a supply port 16 are provided on the upper wall of the cylinder body 6 so as to communicate with the cylinder hole 7. Both ports 15 and 16 are connected to a reservoir (not shown) from the
[0013]
The operation lever 4 is a two-piece type divided into a cast lever
[0014]
The
[0015]
The opposing surfaces of the
[0016]
On the other hand, the
[0017]
The
[0018]
An
[0019]
The grip
[0020]
Further, a
[0021]
Before the
[0022]
The push rod 5 described above is interposed between the operating lever 4 and the
[0023]
In this way, the elastic force of the
[0024]
When the rider grips and operates the operation lever 4 while the bar handle vehicle is traveling, the lever
[0025]
The operating force of the rider is transmitted from the
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the bar handle vehicle operating lever of the present invention, it is possible to improve the knocker strength while minimizing an increase in weight and cost, and in a state where the pushing operation of the piston is stable. This can be done more reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional side view of a main part showing a relationship between a lever body and a knocker in an operation lever.
2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional plan view of a hydraulic master cylinder device equipped with the bar handle vehicle operating lever of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing a state in which a hydraulic master cylinder device equipped with the bar handle vehicle operating lever of the present invention is attached to the handle bar.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG.
[Explanation of symbols]
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