JP3926605B2 - Optical disc apparatus and control method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は収束した光ビームを用いてディスク媒体に信号を記録又は再生する光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置は大容量化、転送速度のアップが図られ、また、パーソナルコンピュータ用としてアクセス時間の短縮のためスピンドルモータの高速回転、トラバースモータの高速回転が図られてきた。このためモータの回転音、メカ部の移動にともなう駆動音も増加してきた。
近年、映像信号又は音声信号を記録した光ディスク記録再生機の需要が伸びている。これらの機器においては高音質が求められ機器動作の静音化は重要な課題となってきている。
【0003】
従来例の光ディスク装置について図12〜図15を用いて説明する。
図12は、従来例の光ディスク装置のブロック図を示す。
従来例の光ディスク装置は、ディスク媒体である光ディスク1、光ヘッド2、フォーカスエラー検出部3、フォーカス制御部4、フォーカスアクチュエータ駆動部5、スピンドルモータ6、スピンドルモータ駆動部7、モータ制御部82、トラッキングエラー検出部8、トラッキング制御部9、トラッキングアクチュエータ駆動部10、トラバースモータ11、モータ回転数検出部12、移動速度検出部13、トラバースモータ制御部14、速度プロフィール生成部127、トラバースモータ駆動部15、コントロール部16を有する。
【0004】
モータ制御部82は、コントロール部16からスピンドルモータの目標回転数を受け、スピンドルモータ駆動部7を介してその目標回転数でスピンドルモータ6を回転させる。
モータ回転数検出部12はスピンドルモータ6の回転数を検出する。
光ヘッド2は光ディスク1に設けられた約0.7μmピッチの情報トラックに約0.6μmφの光スポット(レーザ光)を照射することにより、当該情報トラックに情報を記録し、又は当該情報トラックから情報を再生する。さらに光ヘッド2は、光ディスクに照射した光スポットの反射光を入力する。
【0005】
フォーカスエラー検出部3は、反射光を入力してフォーカスエラー(収束状態)を検出し、検出したフォーカスエラーをフォーカス制御部4に出力する。フォーカスエラーの検出方向は、以下に述べる公知の非点収差法を採用している。光ディスクに照射される光スポットの焦点位置が上下方向(フォーカス方向)に移動するのに応じて、光ヘッド2に内蔵された4分割(2行2列の構成)のフォーカスエラー光検出器上に照射される光ビーム形状が、単一方向にレンズとして働くシリンドリカルレンズにより、縦長楕円(焦点位置がずれている。)、円(焦点位置が正しい。)、横長楕円(焦点位置がずれている。)と変化する。4分割されたフォーカスエラー光検出器の分割された4個の部分それぞれの出力信号のレベルに基づいて、フォーカスエラーを検出する。
【0006】
フォーカス制御部4はフォーカス制御系の位相を補償する位相補償器を有し、フォーカスエラーの信号を入力されると、位相を補償して、フォーカスエラーが小さくなるようにフォーカスアクチュエータ駆動部5を制御する。
フォーカスアクチュエータ駆動部5はフォーカス制御部4からの制御信号に従い、光ヘッド2が内蔵するフォーカスアクチュエータを駆動する。
トラッキングエラー検出部8は、光ディスク1の反射光を入力してトラッキングエラー(情報トラックと光スポットとのトラックずれ量)を検出する。トラッキングエラー信号の検出方法は、公知のファーフィールド法を採用している。すなわち光検出器2は光ディスク1のトラック中心に対して左右に2分割された光検出器を有している。トラッキングエラー検出部8はその光検出器の左右の出力信号を入力し、その差分を演算して差分信号であるトラッキングエラー信号をトラッキング制御部9、移動速度検出部13、速度プロフィール生成部127、コントロール部16に出力する。
トラッキング制御部9は、トラッキング制御系の位相を補償する位相補償器を有し、トラッキングエラー信号を入力されると、位相を補償してトラッキングエラーが小さくなるようにトラッキングアクチュエータ駆動部10を制御する。
トラッキングアクチュエータ駆動部10は、トラッキング制御部9からの制御信号に従い、光ヘッド2が内蔵するトラッキングアクチュエータを駆動する。
【0007】
移動速度検出部13はトラッキングエラー検出部8の出力より光ヘッド2の移動速度を検出する。光ヘッド2が情報トラックの幅方向に(光ディスクの半径方向に)移動し、光ディスク上に設けられた情報トラックを横断したときのトラッキングエラー検出部の出力であるトラッキングエラー信号は図15に示すように正弦波状の信号となる。トラッキングエラー信号に基づいて情報トラックの横断に要した時間を計測しておけば既知の情報トラックピッチLpと計測した時間とから光ヘッドの移動速度が求まる。
【0008】
速度プロフィール生成部127はトラッキングエラー信号の変化、例えば図15の情報トラックピッチLp毎に生ずる変化を1周期毎にカウントして現在の位置を検出し、その移動位置に応じた速度プロフィールを生成し、出力する。速度プロフィールとは光ヘッド2を現在の位置から目標の位置に移動させる場合の、トラバースモータ11の移動速度の変化の様子を定めたものである。
トラバースモータ制御部14は速度プロフィールと現在の光スポットの移動速度を入力し、光スポットが入力した速度プロフィールに応じた移動速度で移動するようにトラバースモータ駆動部15を制御する。
トラバースモータ駆動部15はトラバースモータ制御部14からの制御信号に従いトラバースモータ11を駆動する。トラバースモータ11が速度プロフィールに従って駆動されることにより、光ヘッド2は短時間で目標位置にアクセスする。
【0009】
図13(a)、図14(a)は光ヘッド2を光ディスク1の内周から、外周に移動させた場合の、光ディスク1の回転数(スピンドルモータ6)の変化の様子を示す。実施例の光ディスクにはCLV(Constant Linear Velocity)方式により情報が記録されている。
CLV方式においては、光スポットが光ディスクの外周にある場合のスピンドルモータの回転数は、光スポットが光ディスクの内周にある場合のスピンドルモータの回転数より低くする必要がある。
コントロール部16は光スポットが外周に移動するとき、モータ制御部82、スピンドルモータ駆動部7を介してスピンドルモータ6の回転速度を減速する。
【0010】
図13(b)、図14(b)は速度プロフィールの例を示す。速度プロフィールは移動距離によって同様に徐々に加速、一定速度で移動、減速して停止という変化をする。
コントロール部16は、光ディスク装置の操作者(ユーザ)が操作パネルを通じて入力する指令(図示していない。)等に基づいて、スピンドルモータ駆動部7、フォーカス制御部4、トラッキング制御部9、トラバースモータ制御部14を制御する。
【0011】
以上の様に構成された従来例の光ディスク装置のアクセス動作について説明する。
現在の光スポットの位置より不連続な位置にアクセスしようとしたとき(アクセス移動を行うとき)コントロール部16はトラッキング制御部9をオフし、トラバースモータ制御部をオンする。
コントロール部16は、モータ制御部82にアクセス移動先でのスピンドルモータ回転数になるように制御信号を出力する。
それと同時にコントロール部16は速度プロフィール生成部127に速度プロフィールを出力するよう制御信号を出力する。
【0012】
図13、図14に内周から外周方向に向かって光ヘッドを移動させたときのスピンドルモータの回転数変化と光ヘッドの移動速度の関係を示す。
図13(a)、図14(a)は 光ヘッド2を光ディスク1の内周から外周に移動させた場合の光ディスク1の回転数変化の様子を示し、図13(b)、図14(b)はその時の速度プロフィールを示す。図13(a)、(b)は光ディスク1の内周から外周への移動量が小さい場合を示し、図14(a)、(b)は光ディスク1の内周から外周への移動量が大きい場合を示す。
内周から外周位置に向かって光ヘッドを移動させる距離が変わっても光ヘッドの速度プロフィールの加減速及び最高速度V0は略同等になっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
情報トラックから他の情報トラックに光スポットを移動させるアクセス時にスピンドルモータ系の回転数変化音、又は光ヘッドを移動させるときにトラバースモータ駆動系の駆動音が耳障りとなる。アクセス時間を増加させることなくこの音を小さくできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
請求項1の本発明は、ディスク媒体に光スポットを照射する光ヘッドと、前記ディスク媒体を回転させるモータ駆動部と、前記ディスク媒体の回転数を検出する回転数検出部と、前記光スポットが前記ディスク媒体の情報トラックの幅方向に移動するように前記光ヘッドを移動させるトラック移動部と、前記ディスク媒体の回転数を現在の回転数から目標の回転数に変化させるのに要する時間である回転数変化時間を演算する回転数変化時間演算部と、前記回転数変化時間に応じて、前記光ヘッドを前記ディスク媒体の現在の位置から目標の位置である情報トラックに移動させる時の、前記トラック移動部の移動速度の変化の様子を定める移動速度プロフィールを生成する速度プロフィール生成部と、前記移動速度プロフィールに従って前記トラック移動部の移動速度を制御するトラック移動制御部と、を有し
前記速度プロフィール生成部は、前記光ヘッドを現在の位置から目標の位置である情報トラックまで移動させる距離が一定の条件において、前記回転数変化時間が長い程、前記移動速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時の加速度の絶対値を小さくし、又は移動速度の最大値を低くすることを特徴とする光ディスク装置である。
速度プロフィール生成部が、前記回転数変化時間が長い程、前記移動速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時の加速度の絶対値を小さくすること又は移動速度の最大値を低くすることのいずれか一方を実施する、並びに前記移動速度プロフィールにおける、加速時又は減速時の加速度の絶対値を小さくし且つ移動速度の最大値を低くすることを含む。
【0019】
請求項2の本発明は、ディスク媒体に光スポットを照射する光ヘッドと、前記ディスク媒体を回転させるモータ駆動部と、前記ディスク媒体の回転数を検出する回転数検出部と、前記光スポットが前記ディスク媒体の情報トラックの幅方向に移動するように前記光ヘッドを移動させるトラック移動部と、を有する光ディスク装置の制御装置方法であって、前記ディスク媒体の回転数を検出する回転数検出ステップと、前記ディスク媒体の回転数を現在の回転数から目標の回転数に変化させるのに要する時間である回転数変化時間を演算する回転数変化時間演算ステップと、前記回転数変化時間に応じて、前記光ヘッドを前記ディスク媒体の現在の位置から目標の位置である情報トラックに移動させる時の、前記トラック移動部の移動速度の変化の様子を定める移動速度プロフィールを生成する速度プロフィール生成ステップと、前記移動速度プロフィールに従って前記トラック移動部の移動速度を制御するトラック移動制御ステップと、を有し
前記速度プロフィール生成ステップにおいて、前記光ヘッドを現在の位置から目標の位置である情報トラックまで移動させる距離が一定の条件において、前記回転数変化時間が長い程、前記移動速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時の加速度の絶対値を小さくし、又は移動速度の最大値を低くすることを特徴とする光ディスク装置の制御方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例について図面とともに記載する。
【0025】
《実施例1》
本発明の実施例1の光ディスク装置について、図1〜5を用いて説明する。
図1は本発明の実施例1の光ディスク装置の構成図を示す。
本実施例の光ディスク装置は、光ディスク1、光ヘッド2、フォーカスエラー検出部3、フォーカス制御部4、フォーカスアクチュエータ駆動部5、スピンドルモータ6、スピンドルモータ駆動部7、モータ制御部82、トラッキングエラー検出部8、トラッキング制御部9、トラッキングアクチュエータ駆動部10、トラバースモータ11、モータ回転数検出部12、移動速度検出部13、トラバースモータ制御部14、トラバースモータ駆動部15、コントロール部16、速度プロフィール生成部17、回転数変化時間演算部18を有する。
実施例1の光ディスク装置は、上述の従来例の光ディスク装置(速度プロフィール生成部127を有する。)と異なり、回転数変化時間演算部18及び速度プロフィール生成部17を有する。従来例と同一のブロックには同一の符号をつけており、それらの説明は省略する。
【0026】
例えば操作者が光ヘッド2を光ディスク1上の任意の位置(目標位置)に移動させる指示を操作パネル(図示していない。)を通じてコントロール部16に入力する。コントロール部16は、目標位置での光ディスク1(スピンドルモータ6)の回転数を演算し、演算結果である目標回転数を回転数変化時間演算部18及びモータ制御部82に伝送する。モータ制御部82は、スピンドルモータ駆動部7を介してその回転数が現在の回転数から目標回転数になるように、スピンドルモータ6を制御し駆動する。
【0027】
コントロール部16は、光ヘッド2を目標位置に移動させるよう、トラバースモータ制御部14に指令する。
回転数変化時間演算部18は、コントロール部16から目標回転数を入力すると、モータ回転数検出部12から現在の光ディスク1の回転数の情報を入力する。回転数変化時間演算部18は、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標回転数に変える所要時間T4(「回転数変化時間」と呼ぶ。)を、内蔵する演算式を用いて演算する。回転数変化時間演算部18は、演算結果である回転数変化時間をコントロール部16に伝送する。
【0028】
コントロール部16は、速度プロフィール生成部17に光ヘッド2の現在の位置、目標位置及び回転数変化時間T4を伝送する。実施例1の速度プロフィール生成部17は、図2に示す速度プロフィールの表を有する。図2を説明する。図2の速度プロフィールの表は、光ヘッド2(トラバースモータ11)の移動距離、加速度の大/中/小、速度の速い/中/遅い、加速時の加速度、定速移動時の速度、減速時の加速度、移動時間、加速時間、定速移動時間、減速時間の欄を有する。加速度の大/中/小の欄、及び速度の速い/中/遅いの欄は説明の便宜上追加した欄であって、実際には速度プロフィール生成部17はこれらの欄を記憶していない。
【0029】
移動距離(L0、L1、・・・)毎に、3種類の速度プロフィール(例えば移動距離L0について、速度プロフィール21、22、23)が記憶されている。第1の速度プロフィール(21を例に説明する。)は、絶対値が大きな加速度(a1、−a4)と速い定速移動時の速度(v1)で光ヘッド2を移動させる。トラバースモータ11が起動してから加速度a1で加速して速度v1に達するまでの時間(加速時間)はT1aであり、トラバースモータ11が速度v1で光ヘッド2を定速移動させる時間(定速移動時間)はT2aであり、トラバースモータ11が加速度−a4で減速を開始してから停止するまでの時間はT3aである。移動時間T0a(=T1a+T2a+T3a)は、トラバースモータ11が起動してから停止するまでの全移動時間(移動距離はL0)である。
【0030】
第2の速度プロフィール(22を例に説明する。)は、絶対値が中くらいの加速度(a2、−a5)と中くらいの定速移動時の速度(v2)で光ヘッド2を移動させる。トラバースモータ11が起動してから加速度a2で加速して速度v2に達するまでの時間(加速時間)はT1bであり、トラバースモータ11が速度v2で光ヘッド2を定速移動させる時間(定速移動時間)はT2bであり、トラバースモータ11が加速度−a5で減速を開始してから停止するまでの時間はT3bである。移動時間T0b(=T1b+T2b+T3b)は、トラバースモータ11が起動してから停止するまでの全移動時間(移動距離はL0)である。
【0031】
第3の速度プロフィール(23を例に説明する。)は、絶対値が小さい加速度(a3、−a6)と遅い定速移動時の速度(v3)で光ヘッド2を移動させる。トラバースモータ11が起動してから加速度a3で加速して速度v3に達するまでの時間(加速時間)はT1cであり、トラバースモータ11が速度v3で光ヘッド2を定速移動させる時間(定速移動時間)はT2cであり、トラバースモータ11が加速度−a6で減速を開始してから停止するまでの時間はT3cである。移動時間T0c(=T1c+T2c+T3c)は、トラバースモータ11が起動してから停止するまでの全移動時間(移動距離はL0)である。
【0032】
上記の様に、1つの移動距離に対して、3種類の加速度(a1>a2>a3、a4>a5>a6)と3種類の定速移動速度(v1>v2>v3)とで構成された3種類の速度プロフィールが用意されており、速度プロフィールにより現在の位置から目標位置に到達するまでの時間が異なる(T0a<T0b<T0c)。速度プロフィール生成部17は、光ヘッド2の現在の位置及び目標位置に基づいて、光ヘッド2の移動距離(半径方向の移動距離。例えばL0)を求める。次に速度プロフィール生成部17は、移動距離L0の3種類の速度プロフィール21、22、23の中で回転数変化時間T4以内に目標位置に達する速度プロフィールの中で、移動時間が最も遅い速度プロフィールを選択し、出力する。
【0033】
図3(a)、(b)は、回転数変化時間T4と、速度プロフィールの選択の関係を図示する。図3(a)は、光ヘッド2を現在の位置(光ディスクの内周の位置)から外周の目標位置に移動させる時(移動距離をL0とする。)、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標回転数に変えるのに時間T4を要することを示す(時間T4は回転数変化時間と同一の時間である。)。
【0034】
図3(b)は、各速度プロフィール21、22、23で光ヘッド2を移動距離L0だけ移動させる時の様子を示す。図3(b)に示すように、速度プロフィール23では回転数変化時間T4の内に光ヘッド2を目標位置に移動させることが出来ない。速度プロフィール21又は22では回転数変化時間T4の内に光ヘッド2を目標位置に移動させることが出来る。この場合、速度プロフィール生成部17は、移動時間が遅い方の速度プロフィール22を採用し、当該速度プロフィール22に従ってトラバースモータ制御部14を制御する。スピンドルモータ6が目標回転数で回転するようになった時、光ヘッド2は目標位置に到達している故に、光ディスク装置は直ちに光ディスク1から読み出した再生データを出力することが出来る。
【0035】
トラバースモータ制御部14は、コントロール部16から伝送された光ヘッド2を目標位置に移動させる指令、及び速度プロフィール生成部17が生成する速度プロフィールに従って、光ヘッド2を目標位置に移動させる。
従来例の光ディスク装置においては、1個の移動距離について1個の速度プロフィールが記憶されているのみであった(例えば移動距離L0に対して最短時間で目標位置に到達する21の速度プロフィールのみを有していた。)。
本発明は、複数の速度プロフィールの中から、回転数変化時間の内に光ヘッドを目標位置に移動させる最も遅い速度プロフィールを選択することにより、実効的に従来の光ディスク装置と同じシーク速度を有し、且つシーク時のトラバースモータ11の回転音が従来の光ディスク装置より静かな光ディスク装置を実現出来る。
【0036】
光ヘッド2の実際の移動距離Liが速度プロフィール生成部17の表に含まれない移動距離である場合、速度プロフィール生成部17は、例えば速度プロフィール生成部17の表に含まれる2つの移動距離Lj、Lkを用いて(好ましくはLj<Li<Lkとなる値を選ぶ。)、補完法により移動距離Liの速度プロフィールを生成する。
【0037】
光ヘッド2を外周から内周へ移動させる時も、回転数変化時間演算部18は、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標回転数に上げる所要時間T5(回転数変化時間)を演算して出力する。速度プロフィール生成部17は、光ヘッド2の現在の位置、目標位置、及び回転数変化時間に基づいて、最適の速度プロフィールを生成して出力する。最適の速度プロフィールとは、移動時間が回転数変化時間と同一又はそれ以下の時間であって、トラバースモータの加速度の絶対値が最も小さく、及び/又は定速移動時の速度が最も遅い速度プロフィールを意味する。
【0038】
図4(a)、(b)は、光ヘッド2を外周から内周へ移動させた時の回転数変化時間T5と、速度プロフィールの選択の関係を図示する。図4(a)は、光ヘッド2を現在の位置(光ディスクの外周の位置)から内周の目標位置に移動させる時(移動距離をL1とする。)、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標回転数に変えるのに時間T5を要することを示す(時間T5は回転数変化時間と同一の時間である。)。
図4(b)は、各速度プロフィール24、25、26で光ヘッド2を移動距離L1だけ移動させる時の様子を示す。図4(b)に示すように、速度プロフィール26では回転数変化時間T5の内に光ヘッド2を目標位置に移動させることが出来ない。速度プロフィール24又は25では回転数変化時間T5の内に光ヘッド2を目標位置に移動させることが出来る。この場合、速度プロフィール生成部17は、トラバースモータ11の加速度の絶対値が小さく、定速移動時の速度が遅い速度プロフィール25を採用し、当該速度プロフィール25に従ってトラバースモータ制御部14を制御する。
【0039】
速度プロフィール生成部17は、入力した回転数変化時間が所定時間より大きければ、回転数変化時間に1未満の数値を掛けた結果である所定時間より小さな値を用いて最適な速度プロフィールを演算しても良く、又は回転数変化時間に代えて当該所定時間を用いて最適な速度プロフィールを演算しても良い。
【0040】
図5は、実施例1の光ディスク装置の制御方法のフローチャートである。図5のフローチャートはステップ501〜506を有する。
最初にステップ501で、操作者が光ヘッドを目標位置に移動させる指示を入力する。ステップ502において、ステップ501で入力された目標位置から目標回転数を決定する。ステップ503において、現在の光ディスクの回転数を検出する。ステップ504において、光ディスクを現在の回転数から目標回転数に変化させるために必要な時間(回転数変化時間)を演算する。ステップ505において、光ヘッドの移動距離と、回転数変化時間から光ヘッドの速度プロフィールを決定する。速度プロフィールを決定する際、光ヘッドの移動距離が一定の条件において、回転数変化時間が長いほど、速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時における加速度の絶対値は小さく、又は移動速度の最大値は小さい。また、回転数変化時間が一定の条件において、光ヘッドの移動距離が短いほど、速度プロフィールにおける、加速時又は減速時における加速度の絶対値は小さく、又は移動速度の絶対値は小さい。ステップ506において、ステップ505において決定した速度プロフィールに従って、トラバースモータを駆動する。
【0041】
他の実施例においては、回転数変化時間演算部18は、演算式に代えて、光ディスク1の現在の回転数と目標回転数とをパラメータとして(例えばアドレス)、光ディスクの回転数を現在の回転数から目標回転数に変更するのに要する所要時間(回転数変化時間)を保持する表を有する(例えばメモリに記憶している。)。回転数変化時間演算部18は、光ディスク1の現在の回転数と目標回転数とを入力すると、当該表に基づいて回転数変化時間を出力する。
【0042】
回転数変化時間演算部18が現在の回転数及び目標回転数を入力したとき、それらの値が記憶した表の現在の回転数及び目標回転数の何れとも異なる場合は、回転数変化時間T1は以下の式にて求める。
T1=(X1/X2)×T2
但し、X1は入力した回転数変化量(=目標回転数−現在の回転数)であり、T1はX1に対応する所要時間(未知数)である。X2は回転数変化時間演算部18に記憶されている回転数変化量でX1に最も近いものである(現在の回転数及び目標回転数も、取得された現在の回転数及び目標回転数に最も近いもの)。T2はX2に対応する所要時間であり、回転数変化時間演算部18に記憶されている。
【0043】
尚、回転数変化時間演算部18は回転数を変化させる指令を受けた時刻と目標回転数に達した時刻から今回の回転数変化に要した時間を算出し(実績時間)、回転数変化とその回転数変化に必要な時間を内蔵する記憶部に登録しておく。
又、他の実施例においては、速度プロフィール生成部17は表に代えて演算式を有し、光ヘッド2の現在の位置、目標位置、及び回転数変化時間をパラメータとして、演算式により最適の速度プロフィールを生成する。
【0044】
このように速度プロフィールの傾き(加速度)及び(又は)光ヘッドの最高移動速度(定速移動時の速度)を抑えることによりトラバース駆動系の過度の加減速、電流値を抑えることができる。
トラバースモータの駆動加速度、減速度を小さくするのでモータの電磁音、トラバース駆動系の衝撃、振動によるメカ音が緩和される。
また、最高移動速度を遅くし駆動系からの発生音の周期を長くして聴覚感度の高い周波数をさける設定にする。
過度な加減速、電流値を抑えることによりトラバース駆動系から発生する不要音を抑えることができ、且つアクセス時間は従来と同等である。
【0045】
《実施例2》
本発明の実施例2の光ディスク装置について、図6、7を用いて説明する。
図6は本発明の実施例2の光ディスク装置の構成図を示す。
本実施例の光ディスク装置は、光ディスク1、光ヘッド2、フォーカスエラー検出部3、フォーカス制御部4、フォーカスアクチュエータ駆動部5、スピンドルモータ6、スピンドルモータ駆動部7、モータ制御部82、トラッキングエラー検出部8、トラッキング制御部9、トラッキングアクチュエータ駆動部10、トラバースモータ11、モータ回転数検出部12、移動速度検出部13、トラバースモータ制御部14、トラバースモータ駆動部15、コントロール部16、速度プロフィール生成部17、回転数変化時再生時間演算部68を有する。
実施例1の光ディスク装置は回転数変化時間演算部18を有していたが、これに代えて、実施例2の光ディスク装置は回転数変化時再生時間演算部68を有する。他の点は同一である。実施例2において、実施例1と同一のブロックには同一の符号をつけており、それらの説明は省略する。
【0046】
図示していないが、光ディスク装置は光ヘッド2から光ディスク1に記憶された情報データを再生する再生部を有している。
再生部ではスピンドルモータの回転数が変動しても光ディスク1から回転に同期した情報を得て、光ディスク1に記憶された情報を再生できるようになっている。
シーク時に光スポットが移動し、モータの回転数が変化していくとき、スピンドルモータを目標回転数で回転させるより早く、目標位置近傍の情報トラックから情報を再生できる。
回転数変化時再生時間演算部68は、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標位置である情報トラック近傍の情報を再生できる回転数に変化させるのに要する時間である回転数変化時再生時間を演算して出力する。回転数変化時再生時間演算部68は、光ディスク1のそれぞれの位置において情報を再生できる回転数を内蔵する記憶部に記憶している。
【0047】
再生部より情報データが再生できたときコントロール部16に信号を送り、コントロール部16はこのときのスピンドルモータの回転数をモータ回転数検出部12から得る。コントロール部16は、この時の回転数を回転数変化時再生時間演算部68に伝送する。回転数変化時再生時間演算部68は、光ディスク1の位置とその時の回転数(目標位置である情報トラック近傍の情報を再生できる回転数)とを対応付けて内蔵する記憶部に記憶する。記憶された情報は、回転数変化時再生時間演算部68が回転数変化時再生時間を演算する時に利用される。回転数変化時再生時間演算部68は、現在の回転数(目標位置である情報トラック近傍の情報を再生できる回転数)をそのまま記憶することに代えて、目標回転数と現在の回転数との比を求め、当該比を内蔵する記憶部に記憶しても良い。
【0048】
このようにすることにより、速度プロフィール生成部17は、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標位置である情報トラック近傍の情報を再生できる回転数に変化させるのに要する時間以内に、光ヘッド2を目標位置に移動させる速度プロフィールを選択して出力する。速度プロフィールの選択方法(演算方法)は、回転数変化時間に代えて回転数変化時再生時間を使用することの他は実施例1と同様である。これにより、当該他の光ディスク装置は、実施例1の光ディスク装置よりも短い時間でシーク動作を完了する。
速度プロフィール生成部17は、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標位置である情報トラック近傍の情報を再生できる回転数に変化させるのに要する時間以内で、最も加速度の絶対値が小さい、又は定速移動時の速度が最も遅い速度プロフィールを選択して出力する故に、シーク時のトラバースモータ11の回転音が従来の光ディスク装置より静かな光ディスク装置を実現出来る。この時、アクセス時間は従来と変わらない。
【0049】
図7は、実施例2の光ディスク装置の制御方法のフローチャートである。図7のフローチャートはステップ701〜706を有する。
最初にステップ701で、操作者が光ヘッドを目標位置に移動させる指示を入力する。ステップ702において、ステップ701で入力された目標位置から目標回転数を決定する。ステップ703において、現在の光ディスクの回転数を検出する。ステップ704において、光ディスクを現在の回転数から目標の位置である情報トラック近傍の情報を再生できる回転数に変化させる時間(回転数変化時再生時間)を演算する。ステップ705において、光ヘッドの移動距離と、回転数変化時再生時間から光ヘッドの速度プロフィールを決定する。速度プロフィールを決定する際、光ヘッドの移動距離が一定の条件において、回転数変化時再生時間が長いほど、速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時における加速度の絶対値は小さく、及び(又は)移動速度の最大値は小さい。また、回転数変化時再生時間が一定の条件において、光ヘッドの移動距離が短いほど、速度プロフィールにおける、加速時又は減速時における加速度の絶対値は小さく、及び(又は)移動速度の絶対値は小さい。ステップ706において、ステップ705において決定した速度プロフィールに従って、トラバースモータを駆動する。
【0050】
実施例2の光ディスク装置は、実施例1の光ディスク装置と同様に、トラバース駆動系から発生する不要音を抑えることができ、且つ従来の光ディスク装置と同様のアクセス速度を有する。
【0051】
実施例1及び2においては、移動時間が回転数変化時間又は回転数変化時再生時間以下になる条件で、最も移動時間が長い速度プロフィールを選択した。光ディスク装置の静音性を更に重視する他の実施例においては、移動時間が、回転数変化時間又は回転数変化時再生時間に一定時間を加えた時間(又は回転数変化時間等に一定値(>1)を掛けた時間)以下になる条件で、最も移動時間が遅い速度プロフィールを選択する。他の実施例においても実施例1、2と同様の効果が得られる。
【0052】
《実施例3》
本発明の実施例3の光ディスク装置について、図8〜11を用いて説明する。
図8は本発明の実施例3の光ディスク装置の構成図を示す。
実施例3の光ディスク装置は、光ディスク1、光ヘッド2、フォーカスエラー検出部3、フォーカス制御部4、フォーカスアクチュエータ駆動部5、スピンドルモータ6、スピンドルモータ駆動部7、モータ制御部82、トラッキングエラー検出部8、トラッキング制御部9、トラッキングアクチュエータ駆動部10、トラバースモータ11、モータ回転数検出部12、移動速度検出部13、トラバースモータ制御部14、トラバースモータ駆動部15、コントロール部16、速度プロフィール生成部17、回転数変化時間演算部18、モータ駆動制限部81を有する。
【0053】
実施例3の光ディスク装置は、実施例1の光ディスク装置の構成要素に加えて、モータ駆動制限部81を有する。実施例1と同一のブロックには同一の符号をつけており、それらの説明は省略する。
例えば操作者が光ヘッド2を光ディスク1上の任意の位置(目標位置)に移動させる指示を操作パネル(図示していない。)を通じてコントロール部16に入力する。コントロール部16は、目標位置での光ディスク1(スピンドルモータ6)の回転数を演算し、演算結果である目標回転数を回転数変化時間演算部18及びモータ制御部82に伝送する。コントロール部16は、光ヘッド2を目標位置に移動させるよう、トラバースモータ制御部14に指令する。
【0054】
回転数変化時間演算部18は、コントロール部16から目標回転数を入力すると、モータ回転数検出部12から現在の光ディスク1の回転数の情報を入力する。回転数変化時間演算部18は、光ディスク1の回転数を現在の回転数から目標回転数に変える所要時間T4(回転数変化時間)を演算する。回転数変化時間演算部18は、演算結果である回転数変化時間をコントロール部16に伝送する。コントロール部16は、回転数変化時間T4をモータ駆動制限部81に伝送する。
【0055】
モータ駆動制限部81は、回転数変化時間T4と内蔵する一定時間T5との大小関係を比較する。一定時間T5は、操作者がシーク時にその時間待たされたとしても気にならない時間の閾値である。シーク時間が一定時間T5より長くなれば、操作者はアクセス完了まで待つことに忍耐を要する故に、シーク時間は出来るだけ短いことが好ましい。この場合は、モータ駆動制限部81は何もしない(電流制限をしない。)。スピンドルモータ6には、最短で目標回転数に到達するように最大の駆動電流が流れる。
しかし、シーク時間が一定時間T5より短ければ、操作者はアクセス完了まで待つことが気にならず、むしろ急速なアクセスにより生ずるモータ音等が気になる。そこで、実施例3の光ディスク装置においては、シーク時間が一定時間T5より短ければ、モータ駆動制限部81がスピンドルモータ6の駆動電流を制限をしてシーク時間を一定時間T5の範囲で延ばす。これにより、急激に流れる駆動電流により発生する不快音を抑圧している。
【0056】
図9、10を用いてモータ駆動制限部81の動作を説明する。図9は、モータ駆動制限部81が電流制限をしない場合のスピンドルモータ6に流れる電流と時間との関係を図示する。モータ駆動制限部81は、光ディスクの回転数が現在の回転数から目標回転数に到達する所要時間T4を演算式により、又は内蔵する表により求める。求められた所要時間T4が内蔵する閾値である一定時間T5より長ければ、モータ駆動制限部81は電流制限をしない。スピンドルモータ駆動部7は、スピンドルモータ6に最大電流Ipeakを流す。この時、光ディスクの回転数が、現在の回転数から目標回転数に到達する所要時間はT4(回転数変化時間。求められた値と同一の値)である。
【0057】
図10は、モータ駆動制限部81が電流制限をする場合のスピンドルモータ6に流れる電流と時間との関係を図示する。モータ駆動制限部81は、モータ駆動制限部81が電流制限をしない場合に、光ディスクの回転数が現在の回転数から目標回転数に到達する所要時間T4(回転数変化時間演算部18が出力する。)をコントロール部16を通じて入力する。モータ駆動制限部81は、所要時間T4が内蔵する閾値である一定時間T5より短ければ、スピンドルモータ6に流れる最大電流を制限する。実施例3においては、モータ駆動制限部81は3段階の電流制限(図10に示すように、それぞれの制限電流値はIlimit1、Ilimit2、Ilimit3である。但し、Ilimit1>Ilimit2>Ilimit3)の中から、最適の制限電流値(図10においては、Ilimit2)を演算式に基づいて選択し、スピンドルモータ6に流れる電流を当該制限電流値以下に制限する。最適の制限電流値とは、電流制限をした時に光ディスクの回転数が現在の回転数から目標回転数に到達する所要時間T6が閾値である一定時間T5より長くならない範囲で、最も低い電流値を意味する。従って、差分時間=(一定時間T5)−(回転数変化時間T4) (但し、差分時間>0)が大きいほど、モータ駆動制限部81が設定する電流制限値は低くなる。
【0058】
モータ駆動制限部81は、選択した制限電流値(図10においては、Ilimit2)をスピンドルモータ駆動部7に伝送する。スピンドルモータ駆動部7は、モータ電流を入力した制限電流値以下に制限して、その回転数が目標回転数になるようにスピンドルモータ6を制御し駆動する。
【0059】
図11は、実施例3の光ディスク装置の制御方法のフローチャートである。図11のフローチャートはステップ1101〜ステップ1106を有する。
最初にステップ1101で、操作者が光ヘッドを目標位置に移動させる指示を入力する。ステップ1102において、ステップ1101で入力された目標位置から目標回転数を決定する。ステップ1103において、現在の光ディスクの回転数を検出する。ステップ1104において、光ディスクを現在の回転数から目標回転数に変化させるたに必要な時間(回転数変化時間)を演算する。ステップ1105において、スピンドルモータ駆動部の駆動力の制限値を決定する。この際ステップ1104で求められた回転数変化時間が、一定の時間閾値より大きければ、モータ駆動部への電流制限をしない。回転数変化時間が、一定の時間閾値より小さい場合は、電流制限をした時に光ディスクの回転数が現在の回転数から目標回転数に到達する所要時間が一定の時間閾値より長くならない範囲で最も低い電流値を検索し、電流制限する。ステップ1106において、ステップ1105において求められた電流制限値の基で、スピンドルモータを駆動する。
【0060】
モータ駆動制限部81の作用により、スピンドルモータ6に過度な加速度が加えられることを防止し、スピンドルモータ6に流れる最大電流値を抑えることができる。これによりスピンドルモータ駆動系から発生する不要音を抑えることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、トラバースモータの加速度及び(又は)最高速度を必要最低限におさえることにより、トラバース系が発生する音を小さくでき、静かな光ディスク装置が実現出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における光ディスク装置の構成図
【図2】 実施例1の速度プロフィールの表の例
【図3】 実施例1において光ヘッドを内周から外周に移動させる場合の、スピンドルモータ回転数の時間変化、及び光ヘッドの移動速度の時間変化
【図4】 実施例1において光ヘッドを外周から内周に移動させる場合の、スピンドルモータ回転数の時間変化、及び光ヘッドの移動速度の時間変化
【図5】 実施例1の光ディスクの制御方法のフローチャート
【図6】 実施例2における光ディスク装置の構成図
【図7】 実施例2の光ディスクの制御方法のフローチャート
【図8】 実施例3における光ディスク装置の構成図
【図9】 スピンドルモータ駆動電流の時間変化
【図10】 実施例3において駆動電流に制限値を設けたときのスピンドルモータ駆動電流の時間変化
【図11】 実施例3の光ディスクの制御方法のフローチャート
【図12】 従来例における光ディスク装置の構成図
【図13】 従来例における短区間シーク時の、スピンドルモータ回転数の時間変化、及び光ヘッドの移動速度の時間変化
【図14】 従来例における長区間シーク時の、スピンドルモータ回転数の時間変化、及び光ヘッドの移動速度の時間変化
【図15】 トラッキングエラー信号とトラックピッチを模式的に示した図
【符号の説明】
1 光ディスク
2 光ヘッド
3 フォーカスエラー検出部
4 フォーカス制御部
5 フォーカスアクチュエータ駆動部
6 スピンドルモータ
7 スピンドルモータ駆動部
8 トラッキングエラー検出部
9 トラッキング制御部
10 トラッキングアクチュエータ駆動部
11 トラバースモータ
12 モータ回転数検出部
13 移動速度検出部
14 トラバースモータ制御部
15 トラバースモータ駆動部
16 コントロール部
17 速度プロフィール生成部
18 回転数変化時間演算部
68 回転数変化時再生時間演算部
81 モータ駆動制限部
82 モータ制御部
127 速度プロフィール生成部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical disc apparatus for recording or reproducing a signal on a disc medium using a converged light beam.
[0002]
[Prior art]
Optical disk devices have been increased in capacity and transfer speed, and for personal computers, high-speed rotation of the spindle motor and high-speed rotation of the traverse motor have been attempted to shorten the access time. For this reason, the rotational sound of the motor and the driving sound accompanying the movement of the mechanical part have also increased.
In recent years, there has been an increasing demand for optical disc recording / reproducing devices that record video signals or audio signals. In these devices, high sound quality is required, and the quiet operation of the devices has become an important issue.
[0003]
A conventional optical disc apparatus will be described with reference to FIGS.
FIG. 12 shows a block diagram of a conventional optical disc apparatus.
An optical disc apparatus of a conventional example includes an
[0004]
The
The motor rotation
The
[0005]
The focus
[0006]
The
The focus
The tracking error detector 8 receives the reflected light of the
The tracking control unit 9 includes a phase compensator that compensates the phase of the tracking control system, and controls the tracking
The tracking
[0007]
The
[0008]
The speed
The traverse
The traverse
[0009]
FIGS. 13A and 14A show how the rotation speed (spindle motor 6) of the
In the CLV method, the rotation speed of the spindle motor when the light spot is on the outer periphery of the optical disk needs to be lower than the rotation speed of the spindle motor when the light spot is on the inner periphery of the optical disk.
When the light spot moves to the outer periphery, the
[0010]
FIG. 13B and FIG. 14B show examples of velocity profiles. Similarly, the speed profile is gradually accelerated, moved at a constant speed, decelerated and stopped according to the moving distance.
The
[0011]
An access operation of the conventional optical disc apparatus configured as described above will be described.
When trying to access a position discontinuous from the current light spot position (when performing access movement), the
The
At the same time, the
[0012]
FIGS. 13 and 14 show the relationship between the change in the number of revolutions of the spindle motor and the moving speed of the optical head when the optical head is moved from the inner circumference toward the outer circumference.
FIGS. 13 (a) and 14 (a) show changes in the rotational speed of the
Acceleration / deceleration and maximum speed V of the speed profile of the optical head even if the distance to move the optical head from the inner circumference to the outer circumference changes0Are almost equivalent.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
The rotation speed change sound of the spindle motor system at the time of accessing to move the light spot from the information track to another information track, or the driving sound of the traverse motor drive system at the time of moving the optical head becomes annoying. An object of the present invention is to provide an optical disc apparatus capable of reducing the sound without increasing the access time.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration.
According to a first aspect of the present invention, there is provided an optical head that irradiates a disk medium with a light spot, a motor driving section that rotates the disk medium, a rotation speed detection section that detects the rotation speed of the disk medium, and the light spot. A track moving unit that moves the optical head to move in the width direction of the information track of the disk medium, and a time required to change the rotational speed of the disk medium from the current rotational speed to a target rotational speed. A rotation speed change time calculation unit for calculating a rotation speed change time; and when the optical head is moved from the current position of the disk medium to an information track that is a target position according to the rotation speed change time, A speed profile generation unit that generates a movement speed profile that defines a change in movement speed of the track moving unit; and Yes and track movement control unit for controlling the movement speed of the rack moving part, theShi
The speed profile generation unit is configured such that when the distance for moving the optical head from the current position to the information track as the target position is constant, the longer the rotation speed change time is, An optical disc apparatus characterized in that the absolute value of acceleration during deceleration is reduced or the maximum value of moving speed is reduced.
The speed profile generation unit is configured to either decrease the absolute value of acceleration at the time of acceleration or deceleration or decrease the maximum value of the movement speed as the rotation speed change time is longer. Carrying out and reducing the absolute value of acceleration during acceleration or deceleration and lowering the maximum value of movement speed in the movement speed profile.
[0019]
Claim 2The present invention includes an optical head for irradiating a disk medium with a light spot, a motor driving unit for rotating the disk medium,A rotational speed detector for detecting the rotational speed of the disk medium;And a track moving unit that moves the optical head so that the light spot moves in the width direction of the information track of the disk medium, the method of controlling the optical disk apparatus, and detecting the number of rotations of the disk medium A rotation speed detecting step, a rotation speed change time calculating step for calculating a rotation speed change time which is a time required for changing the rotation speed of the disk medium from a current rotation speed to a target rotation speed, and the rotation speed According to a change time, a moving speed profile that defines a change in moving speed of the track moving unit when the optical head is moved from the current position of the disk medium to an information track that is a target position is generated. A speed profile generation step, and a track movement for controlling a movement speed of the track moving unit according to the movement speed profile. Yes and the control step, theShi
In the speed profile generation step, under the condition that the distance for moving the optical head from the current position to the information track that is the target position is constant, the longer the rotation speed change time is, Decrease the absolute value of acceleration during deceleration or decrease the maximum value of moving speedThis is a method for controlling an optical disc apparatus.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments that specifically show the best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0025]
Example 1
An optical disk apparatus according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 shows a configuration diagram of an optical disc apparatus according to
The optical disk apparatus of this embodiment includes an
Unlike the above-described conventional optical disk device (having a speed profile generation unit 127), the optical disk device of Example 1 includes a rotation speed change
[0026]
For example, the operator inputs an instruction to move the
[0027]
The
When the target rotational speed is input from the
[0028]
The
[0029]
Travel distance (L0, L1,...) Three speed profiles (eg travel distance L)0Is stored for
[0030]
The second velocity profile (explained by taking 22 as an example) is an acceleration with a medium absolute value (a2, -A5) And medium speed (v2) To move the
[0031]
The third velocity profile (explained by taking 23 as an example) has an acceleration (a3, -A6) And slow speed (v3) To move the
[0032]
As described above, three types of acceleration (a1> A2> A3, A4> A5> A6) And three constant speeds (v1> V2> V3) And 3 types of speed profiles are prepared, and the time required to reach the target position from the current position differs depending on the speed profile (T0a<T0b<T0c). The velocity profile generation unit 17 moves the
[0033]
3 (a) and 3 (b) show the rotation speed change time T.4And the relationship of speed profile selection. FIG. 3A shows a case where the
[0034]
FIG. 3B shows the movement distance L of the
[0035]
The traverse
In the conventional optical disc apparatus, only one velocity profile is stored for one movement distance (for example, the movement distance L0Only 21 speed profiles that reach the target position in the shortest time. ).
The present invention effectively has the same seek speed as a conventional optical disc apparatus by selecting the slowest speed profile for moving the optical head to the target position within the rotation speed change time from the plurality of speed profiles. In addition, it is possible to realize an optical disc apparatus in which the rotational sound of the traverse motor 11 during seek is quieter than that of a conventional optical disc apparatus.
[0036]
Actual moving distance L of the
[0037]
Even when the
[0038]
4A and 4B show the rotation speed change time T when the
FIG. 4B shows the movement distance L of the
[0039]
If the input rotational speed change time is larger than the predetermined time, the speed profile generation unit 17 calculates an optimal speed profile using a value smaller than the predetermined time that is a result of multiplying the rotational speed change time by a numerical value less than 1. Alternatively, an optimum speed profile may be calculated using the predetermined time instead of the rotation speed change time.
[0040]
FIG. 5 is a flowchart of the control method of the optical disc apparatus according to the first embodiment. The flowchart of FIG. 5 includes
First, in
[0041]
In another embodiment, the rotation speed change
[0042]
When the rotational speed change
T1 = (X1 / X2) × T2
However, X1 is the input rotational speed change amount (= target rotational speed-current rotational speed), and T1 is the required time (unknown number) corresponding to X1. X2 is the rotation speed change amount stored in the rotation speed change
[0043]
The rotation speed change
In another embodiment, the speed profile generation unit 17 has an arithmetic expression instead of a table, and an optimum expression is obtained by the arithmetic expression using the current position, target position, and rotation speed change time of the
[0044]
In this way, excessive acceleration / deceleration and current value of the traverse drive system can be suppressed by suppressing the inclination (acceleration) of the speed profile and / or the maximum moving speed of the optical head (speed during constant speed movement).
Since the drive acceleration and deceleration of the traverse motor are reduced, the electromagnetic noise of the motor, the impact of the traverse drive system, and the mechanical noise due to vibration are alleviated.
In addition, the maximum moving speed is slowed down and the period of sound generated from the drive system is lengthened to avoid frequencies with high auditory sensitivity.
Unnecessary noise generated from the traverse drive system can be suppressed by suppressing excessive acceleration / deceleration and current value, and the access time is equivalent to the conventional one.
[0045]
Example 2
An optical disk apparatus according to
FIG. 6 shows a configuration diagram of an optical disc apparatus according to
The optical disk apparatus of this embodiment includes an
Although the optical disk apparatus of the first embodiment has the rotation speed change
[0046]
Although not shown, the optical disc apparatus has a reproducing unit for reproducing information data stored in the
The reproduction unit can obtain information synchronized with the rotation from the
When the light spot moves during seek and the motor speed changes, information can be reproduced from the information track near the target position faster than the spindle motor rotates at the target speed.
The rotation time reproduction
[0047]
When the information data can be reproduced from the reproduction unit, a signal is sent to the
[0048]
By doing so, the speed profile generation unit 17 does not change the rotation speed of the
The speed profile generator 17 has the smallest absolute value of acceleration within the time required to change the rotational speed of the
[0049]
FIG. 7 is a flowchart of the control method of the optical disc apparatus according to the second embodiment. The flowchart in FIG. 7 includes
First, in
[0050]
Similar to the optical disc apparatus of the first embodiment, the optical disc apparatus of the second embodiment can suppress unnecessary sound generated from the traverse drive system and has the same access speed as that of the conventional optical disc apparatus.
[0051]
In Examples 1 and 2, the speed profile with the longest moving time was selected under the condition that the moving time was equal to or shorter than the rotation speed change time or the reproduction time when the rotation speed was changed. In another embodiment in which the quietness of the optical disk apparatus is further emphasized, the movement time is a time obtained by adding a certain time to the rotation speed change time or the reproduction time when the rotation speed is changed (or a fixed value (> 1) The speed profile with the slowest movement time is selected under the following conditions. In the other embodiments, the same effects as in the first and second embodiments can be obtained.
[0052]
Example 3
An optical disk device according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 8 shows a configuration diagram of an optical disc apparatus according to
The optical disc apparatus of
[0053]
The optical disk apparatus according to the third embodiment includes a motor
For example, the operator inputs an instruction to move the
[0054]
When the target rotational speed is input from the
[0055]
The motor
However, seek time is fixed time T5If it is shorter, the operator does not care to wait until the access is completed, but rather cares about the motor sound generated by the rapid access. Therefore, in the optical disc apparatus of the third embodiment, the seek time is a fixed time T5If shorter, the
[0056]
The operation of the motor
[0057]
FIG. 10 illustrates the relationship between the current flowing through the
[0058]
The motor
[0059]
FIG. 11 is a flowchart of the control method of the optical disc apparatus according to the third embodiment. The flowchart of FIG. 11 has steps 1101 to 1106.
First, in step 1101, the operator inputs an instruction to move the optical head to the target position. In
[0060]
Due to the action of the motor
[0061]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by suppressing the acceleration and / or maximum speed of the traverse motor to the minimum necessary, the sound generated by the traverse system can be reduced, and an effect that a quiet optical disc apparatus can be realized is obtained. IsThe
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an optical disc apparatus according to a first embodiment.
FIG. 2 is an example of a speed profile table of Example 1.
FIG. 3 is a graph showing changes over time in spindle motor rotation speed and changes in the movement speed of the optical head when the optical head is moved from the inner circumference to the outer circumference in the first embodiment.
4 is a graph showing changes over time in spindle motor rotation speed and changes in movement speed of the optical head when the optical head is moved from the outer circumference to the inner circumference in
FIG. 5 is a flowchart of an optical disk control method according to the first embodiment.
FIG. 6 is a configuration diagram of an optical disc device according to a second embodiment.
FIG. 7 is a flowchart of an optical disk control method according to the second embodiment.
FIG. 8 is a configuration diagram of an optical disc device according to a third embodiment.
[Fig. 9] Time change of spindle motor drive current.
FIG. 10 shows the change over time in the spindle motor drive current when a limit value is provided for the drive current in the third embodiment.
FIG. 11 is a flowchart of an optical disk control method according to the third embodiment.
FIG. 12 is a configuration diagram of an optical disc apparatus in a conventional example.
FIG. 13 shows temporal changes in spindle motor rotation speed and optical head moving speed during short-term seek in the conventional example.
FIG. 14 shows changes over time in spindle motor rotation speed and changes in the movement speed of the optical head during long section seek in the conventional example.
FIG. 15 is a diagram schematically showing a tracking error signal and a track pitch.
[Explanation of symbols]
1 Optical disc
2 Optical head
3 Focus error detector
4 Focus control unit
5 Focus actuator drive
6 Spindle motor
7 Spindle motor drive
8 Tracking error detector
9 Tracking controller
10 Tracking actuator drive
11 Traverse motor
12 Motor rotation speed detector
13 Moving speed detector
14 Traverse motor controller
15 Traverse motor drive
16 Control part
17 Speed profile generator
18 Speed change time calculator
68 Reproduction time calculation section at the time of rotation speed change
81 Motor drive limiter
82 Motor controller
127 Speed profile generator
Claims (2)
前記ディスク媒体を回転させるモータ駆動部と、
前記ディスク媒体の回転数を検出する回転数検出部と、
前記光スポットが前記ディスク媒体の情報トラックの幅方向に移動するように前記光ヘッドを移動させるトラック移動部と、
前記ディスク媒体の回転数を現在の回転数から目標の回転数に変化させるのに要する時間である回転数変化時間を演算する回転数変化時間演算部と、
前記回転数変化時間に応じて、前記光ヘッドを前記ディスク媒体の現在の位置から目標の位置である情報トラックに移動させる時の、前記トラック移動部の移動速度の変化の様子を定める移動速度プロフィールを生成する速度プロフィール生成部と、
前記移動速度プロフィールに従って前記トラック移動部の移動速度を制御するトラック移動制御部と、を有し
前記速度プロフィール生成部は、前記光ヘッドを現在の位置から目標の位置である情報トラックまで移動させる距離が一定の条件において、前記回転数変化時間が長い程、前記移動速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時の加速度の絶対値を小さくし、又は移動速度の最大値を低くすることを特徴とする光ディスク装置。An optical head for irradiating a disk medium with a light spot;
A motor drive for rotating the disk medium;
A rotational speed detector for detecting the rotational speed of the disk medium;
A track moving unit that moves the optical head so that the light spot moves in the width direction of the information track of the disk medium;
A rotation speed change time calculation unit that calculates a rotation speed change time that is a time required to change the rotation speed of the disk medium from a current rotation speed to a target rotation speed;
A moving speed profile that defines a change in the moving speed of the track moving unit when the optical head is moved from the current position of the disk medium to an information track that is a target position according to the rotation speed change time. A velocity profile generator for generating
Have a, a track movement control unit for controlling the movement speed of the track moving part in accordance with the moving velocity profile
The speed profile generation unit is configured such that when the distance for moving the optical head from the current position to the information track as the target position is constant, the longer the rotation speed change time is, An optical disc apparatus characterized in that the absolute value of acceleration during deceleration is reduced or the maximum value of moving speed is reduced .
前記ディスク媒体の回転数を検出する回転数検出ステップと、
前記ディスク媒体の回転数を現在の回転数から目標の回転数に変化させるのに要する時間である回転数変化時間を演算する回転数変化時間演算ステップと、
前記回転数変化時間に応じて、前記光ヘッドを前記ディスク媒体の現在の位置から目標の位置である情報トラックに移動させる時の、前記トラック移動部の移動速度の変化の様子を定める移動速度プロフィールを生成する速度プロフィール生成ステップと、
前記移動速度プロフィールに従って前記トラック移動部の移動速度を制御するトラック移動制御ステップと、を有し
前記速度プロフィール生成ステップにおいて、前記光ヘッドを現在の位置から目標の位置である情報トラックまで移動させる距離が一定の条件において、前記回転数変化時間が長い程、前記移動速度プロフィールにおける、加速時若しくは減速時の加速度の絶対値を小さくし、又は移動速度の最大値を低くすることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。An optical head that irradiates a disk medium with a light spot, a motor drive unit that rotates the disk medium, a rotation speed detection unit that detects the rotation speed of the disk medium, and the light spot is a width of an information track of the disk medium A track moving unit that moves the optical head so as to move in a direction,
A rotational speed detection step for detecting the rotational speed of the disk medium;
A rotational speed change time calculating step for calculating a rotational speed change time which is a time required for changing the rotational speed of the disk medium from a current rotational speed to a target rotational speed;
A moving speed profile that defines a change in the moving speed of the track moving unit when the optical head is moved from the current position of the disk medium to an information track that is a target position according to the rotation speed change time. Generating a velocity profile; and
Have a, and the track movement controlling step for controlling the moving speed of the track moving part in accordance with the moving velocity profile
In the speed profile generation step, under the condition that the distance for moving the optical head from the current position to the information track that is the target position is constant, the longer the rotation speed change time is, A control method for an optical disc apparatus, characterized in that the absolute value of acceleration during deceleration is reduced or the maximum value of moving speed is reduced .
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