JP3926192B2 - curtain wall - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓部開口枠にビル等で使用される一般サッシを取付け可能としたノックダウン式カーテンウォールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カーテンウォール工法によって建物の外壁を構築する場合、施工場所において躯体に方立を取り付けたならば、これら方立間に無目を取り付けて開口枠を形成し、各開口枠にカーテンウォールパネルを取り付ける手順による、所謂ノックダウン式カーテンウォール工法が存在する。
【0003】
かかるノックダウン式カーテンウォールにおいて、従来、開閉窓部を設ける場合には、前記開口枠に対して窓型式毎に用意された専用の開閉部用枠材(以下、開閉部専用枠という。)を取付け、この開閉部専用枠に対して特注された又は既存の開閉障子を据え付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のように、カーテンウォールの窓部に対して開閉部専用枠を取付け、開閉障子を据え付ける場合には、生産量等の要因により多くの窓バリエーションを保有することが困難である。実際に、回転窓、開き窓、突出し窓、倒し窓等、必要最小限の複数の窓型式しか用意されることが無かった。
【0005】
また、生産および施工時の工程管理においても、カーテンウォールに合わせて開閉部専用枠を製造するため、生産に工数が掛かりコストが割高になるとともに、カーテンウォール工事の工程に合わせた生産管理が必要になるなど工程管理が煩雑化する要因となっていた。
【0006】
さらに、カーテンウォール窓部の製造は、特殊な加工治具を必要とするとともに、断面も大型化する傾向にある。従って、特定の生産能力のある工場でしか製造を行うことが出来ず、生産効率が向上しない要因ともなっていた。
【0007】
そこで本発明の主たる課題は、ノックダウン式カーテンウォールにおいて、窓部に取り付けられる開閉部専用枠を無くすとともに、窓部形式に豊富なバリエーションを保有できるようにすることにある。また、窓部構成部材の生産管理を実質的に不要としながらカーテンウォール工事の工程管理が行えるようにすることにある。更には、カーテンウォールの一般部(FIX部)と窓部とを分離生産可能とし、特定設備を有しない生産工場でも容易に製造できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、躯体に方立を取り付けたならば、これら方立間に無目を取り付けて開口枠を形成した後、カーテンウォールパネルを取り付ける手順によって壁面を構築するノックダウン式カーテンウォールにおいて、
前記方立と無目とによって形成された窓部開口枠に対して、ビルの躯体開口部に設置される窓サッシをそのまま窓枠ごと嵌め込み、前記方立及び無目に対して固定するとともに、前記窓サッシの縦窓枠は、前記方立の側面と前記サッシ縦窓枠の室内面とに跨る縦窓枠用ブラケットにより支持されていることを特徴とするカーテンウォールが提供される。
【0009】
上記請求項1記載の発明においては、カーテンウォール窓部開口枠に対して、ビルの躯体開口部に設置される窓サッシをそのまま窓枠ごと嵌め込み固定するものである。従って、従来窓に必要とされていた開閉部専用枠を無くすことが可能になるとともに、一般ビル用などに用意されている窓サッシをそのまま使用するため、窓部形式に豊富なバリエーションを持つことが可能となる。また、カーテンウォールの施工に際しても、窓部は部品、部材が在庫されていて生産が容易な一般サッシを使用するため、窓部の施工に左右されずに生産および工程管理ができるようになる。更に、窓部の無目や方立部についても、特殊な加工を必要としないため、カーテンウォールの一般部(FIX部)と窓部とを分離生産できるようになり、特定設備を有しない生産工場でも容易に製造できるようになる。
【0010】
請求項2記載の本発明として、前記縦窓枠用ブラケットは、方立の室外側隅部に係合する突片を備えている請求項1記載のカーテンウォールが提供される。
【0011】
請求項3記載の本発明として、前記方立の室外がわ側面に凹部を設け、該凹部に前記縦窓枠用ブラケットの方立側フランジを嵌め込むようにしてある請求項1、2いずれかに記載のカーテンウォールが提供される。
【0012】
請求項4に係る本発明として、窓部の上下枠を構成する無目は、前記窓サッシの上下窓枠の断面形状及び/又は取付けのための固定用支持片に対応して、開口面側に前記固定用支持片を固定するための係合支持部を備えている請求項1〜3いずれかに記載のカーテンウォールが提供される。
【0013】
請求項5に係る本発明として、前記係合支持部は、開口面側の室内側および室外側にそれぞれ形成され、前記室内側係合支持部は前記窓サッシの上下窓枠の室内面側に当接するサッシ枠当接受け部であり、前記室外側係合支持部は前記窓サッシの上下窓枠に形成された固定用支持片を固定するための固定支持部である請求項4記載のカーテンウォールが提供される。
【0014】
上記請求項5記載の本発明では、窓サッシの取付けに当たり、窓部の上下枠を構成する無目に、前記サッシ枠当接受け部と、固定支持部とを夫々設けておき、これに窓サッシの上下窓枠を固定するようにする。前記サッシ枠当接受け部は、1条または複数条とすることができ、また必要に応じて当接部の形状は任意に変えることができる。
【0015】
請求項6に係る本発明として、前記サッシ枠当接受け部及び/又は固定支持部において、ビス止めによって前記窓サッシの上下窓枠が固定されている請求項5記載のカーテンウォールが提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
【0017】
図1は本発明に係るカーテンウォールの正面図、図2は図1のII−II線矢視図(FIX部縦断面)、図3は図1のIII−III線矢視図(FIX部横断面)、図4は図1のIV−IV線矢視図(窓部縦断面)、図5は一般サッシ4の設置要領図、図6は図1のVI−VI線矢視図(窓部横断面)である。
【0018】
本カーテンウォール1は、建物躯体(床)の端部に固定された方立支持金具によって、水平方向に所定の間隔をおいて上下方向に沿って方立2,2…を固定した後、この方立2,2間に上下方向に所定間隔で無目3,3…を架け渡して開口枠を形成し、FIX部においては各開口枠に対してガラス等のパネルを嵌合設置し、窓部においては一般サッシ4を窓枠ごと開口枠に嵌め込み、前記方立2及び無目3に対して固定した構造となっている。
【0019】
以下、FIX部カーテンウォール構造と窓部カーテンウォール構造とに分けて詳述する。
【0020】
〔FIX部カーテンウォール構造〕
FIX部カーテンウォール構造を図2および図3に基づいて詳述する。
【0021】
前記方立2は、詳細には図3に示されるように、相対的に室内側に位置する中空部方形断面の方立本体2Aと、この方立本体2Aの室外面中央位置から室外側に延在する縦枠部2Bと、この縦枠部2Bの先端部に逆T字状に形成された見付けフランジ部2Cとからなる形材である。
【0022】
前記方立本体2Aの室外がわ側面部分に凹部2aが形成されるとともに、図示の例では前記縦枠部2Bの中間に断面L字状の係止部2bが形成され、これら凹部2a、掛止部2b間に跨って縦押縁5が取り付けられ、この縦押縁5と前記見付けフランジ2Cとによりガラス側縁嵌合溝MVが形成され、ガラスGがガラス面を跨いでガラス側縁嵌合溝MVの室外側および室内側に夫々施工されたシール20、20によって支持されている。なお、前記縦押縁5の係止部は前記縦枠部2B以外に断面形状に応じて適宜決定される。
【0023】
一方、無目3は図2に示されるように、方立2の縦枠部2Bに固定された無目ブラケット8によって方立2、2間に支持されるようになっている。無目3は、中空状の無目本体3Aと、この無目本体3Aの室外側面から室外側に延在するとともに、先端部で上側に屈曲する室外側延在部3Bとからなり、前記室外側延在部3Bによりガラス下縁側嵌合溝MDが形成されている。
【0024】
また、前記室外側延在部3Bの下面側に横押縁7が取り付けられ、ガラス上縁側嵌合溝MUが形成されるようになっている。ガラスGは、側縁部と同様に、ガラス面を跨いでガラス上下縁嵌合溝MD、MUの室外側および室内側に夫々配設されたシール20又はビード21によって支持されている。また、方立2の室外側面と、縦押縁5の室内面側との間には、図示例のように、気密・水密性能を向上させるため、縦方向に沿ってスポンジ、定形シール材等の気水密材22を配設することができる。
【0025】
〔窓部カーテンウォール構造〕
次いで、窓部カーテンウォール構造を図4〜図6に基づいて詳述する。
【0026】
前記方立2は高さ方向に長手通しで配設されるため、窓部においてもFIX部と断面形状は同じであるが、無目については窓部専用の無目9、10が使用される。そして、前記方立2と窓用無目9,10によって構成される窓部開口枠に対して、一般サッシ4を窓枠ごと嵌め込み、前記方立2,2及び窓用無目9,10に対して固定される。
【0027】
窓部の上枠を構成する窓用無目9は、中空の無目本体9Aの室外側面より外方に延在するL字状部分9aによってガラス下縁側嵌合溝MDが形成されるとともに、開口面側には室内側および室外側にそれぞれ開口側に突出する係止片9b、9cが形成されている。前記室内側係止片9cは一般サッシ4の上下窓枠の室内面側に当接するサッシ枠当接受け部12を構成し、前記室外側係止片9bは開口側に突出する垂下片状に形成され、一般サッシ4の上下窓枠を固定するためのビス止め固定部13(本発明の固定支持部)を構成するようになっている。
【0028】
前記サッシ枠当接受け部12は、一般サッシ4の上下窓枠の室内面と衝合する上下に2つの当接片9d、9eが室外側に向けて突出している。図示のように、2つの当接片9d、9eが室外側に向けて突出している場合には、これら当接片9d、9eによる凹溝部分には、図示例のように、必要に応じて定形シール材等の気水密材23を嵌設することができ、一般サッシ4の上下窓枠との間に高い気水密性を確保できるようになる。
【0029】
一方、窓部の下枠を構成する窓用無目10は、中空の無目本体10Aの室外側面より外方に延在する水平突片10aが形成されるとともに、この水平突片10aの下側に横押縁11が取り付けられ、ガラス上縁側嵌合溝MUが形成されている。この窓用無目10の開口面側にも同様に、室内側および室外側にそれぞれ開口側に突出する係止片10b、10cが形成され、前記室内側係止片10cは一般サッシ4の上下窓枠の室内面側に当接するサッシ枠当接受け部14を構成し、前記室外側係止片10bは開口側に突出する起立片状に形成され一般サッシ4の上下窓枠を固定するためのビス止め固定部15(本発明の固定支持部)を構成するようになっている。前記サッシ枠当接受け部14は、窓用無目9と同様に、一般サッシ4の上下枠の室内面と衝合する上下に2つの当接片10d、10eが室外側に向けて突出し、これら当接片10d、10eによって形成された凹溝部分に定形シール材等の気水密材23が嵌設されている。
【0030】
前記窓用無目9のサッシ枠当接受け部12と、前記窓用無目10のサッシ枠当接受け部14、および窓用無目9のビス止め固定部13と、窓用無目10のビス止め固定部15とはそれぞれ、図示される一般サッシ4が取付けできるように同一垂直面内に形成されている。
【0031】
一方、前記一般サッシ4は、本カーテンウォールのために特別に製作されたものではなく、一般的なビル等の躯体開口部(窓部)に設置されている窓サッシである。同図に示される例では、前記一般サッシ4として、袖FIX窓部を一体的に備える開き窓サッシが使用されている。前記一般サッシ4は、上窓枠40、下窓枠41、縦窓枠42,43からなる枠内部に中間縦枠44を設けて左右2つの開口部に仕切り、一方側の大開口部に開き障子45を設置し、他方側の小開口部にガラスGを嵌め込んだ窓である。
【0032】
図4に示されるように、前記上窓枠40の上部側には上方向に突出するビス止め起立片40aが形成されているとともに、前記下枠41の下部側には下方向に突出するビス止め垂下片41aが形成されている。前記ビス止め起立片40aおよびビス止め垂下片41aはそれぞれ、本発明における「固定用支持片」を構成するものである。
【0033】
カーテンウォール開口部に対する据付け状態では、図5に示されるように、一般サッシ4の上窓枠40側では、ビス止め起立片40aが窓用無目9のビス止め固定部13の室外側面に重なり、この重なり部に室外側からビス30を螺入し固定を図るとともに、上窓枠40の室内面側に窓用無目9のサッシ枠当接受け部12が当接するようになっている。一方、一般サッシ4の下窓枠41側でも同様に、ビス止め垂下片41aが窓用無目10のビス止め固定部15の室外側面に重なり、この重なり部に室外側からビス30を螺入し固定を図るとともに、下窓枠41の室内面側に窓用無目10のサッシ枠当接受け部14が当接するようになっている。前記ビス止め部の凹部にはバックアップ材31が充填され、シール材32が施工されている。
【0034】
一方、前記一般サッシ4の縦窓枠42,43は、図6および図7に示されるように、方立2の側面と前記サッシ縦枠42,43の室内面とに跨る縦窓枠用ブラケット24により支持されている。前記縦窓枠用ブラケット24は断面略L字状を成す部材で、極力室内側への突出量を少なくするため、方立2の室外がわ側面部分に形成された凹部2aに対し方立側フランジ24aを嵌め込むようにしながら設置し、この方立側フランジ24aと方立2とを貫くビス25を螺入し固定するとともに、縦窓枠用ブラケット24の無目側フランジ24bを縦枠42の室内面側に当接させ、ビス26を螺入することにより固定している。また、前記縦窓枠用ブラケット24は、方立2の室外側隅部に係合する突片24cを備えており、前記縦窓枠用ブラケット24が所定の位置に精度良く位置決めされるようになっている。また、方立2の室外側面と、縦窓枠用ブラケット24の突片24cとの間には、図示例のように、気密・水密性能を向上させるため、縦方向に沿ってスポンジ、定形シール材等の気水密材22が配設されている。
【0035】
一般サッシ4の取付けが完了したならば、前記縦枠固定部はカバー27により覆い隠され、かつ方立2の見付けフランジ2Cと縦窓枠42、43との間にはバックアップ材28が充填されるとともに、シール29が充填される。
【0036】
ところで、カーテンウォール1の窓部開口枠に設置される一般サッシ4は、一般的なビル等の躯体開口部(窓部)に設置される窓サッシをそのまま使用するため、窓型式については豊富なバリエーションを持つことが可能となる。具体的には、回転窓、開き窓、突出し窓、倒し窓等の他、横辷り出し窓、縦辷り出し窓、両開き窓、ガラリ窓、引き違い窓等であっても窓サッシとして商品が用意されている限り設置することができるようになる。図8及び図9は、上段側にFIX部46、下段側に辷り出し窓47を備える段窓型一般サッシ4Aの例であるが、同符号を付して説明は省略するが、前述した一般サッシ4と全く同様に取付けることができる。更に、同じ考え方によりドア部であっても、カーテンウォールに組み込むことが容易となる。
【0037】
次に、窓枠タイプの異なる一般サッシ4Bの例について、図10〜図12に基づいて詳述する。なお、断面形状が異なっても同機能の部材には同符号を付している。
【0038】
同図に示される一般サッシ4Bは、上窓枠40、下窓枠41、縦窓枠42,43からなる枠内部に辷り開き障子45を設置した窓である。かかる一般サッシ4Bでは、前記上窓枠40の室外側に形成された逆L字状部40bが本発明における「固定用支持片」を構成しているとともに、前記下枠41の下部側に形成された下方向に突出する垂下片41aが本発明における「固定用支持片」を構成している。
【0039】
一方、窓部の上枠を構成する窓用無目9は、中空の無目本体9Aの開口面側には室内側および室外側にそれぞれ開口側に突出する係止片9f、9cが形成されている。前記室内側係止片9cは一般サッシ4の上下窓枠の室内面側に当接するサッシ枠当接受け部12を構成し、前記室外側係止片9fは鉤状に形成され、一般サッシ4Bの上窓枠を固定するための係止固定部13’(本発明の固定支持部)を構成するようになっている。
【0040】
他方、窓部の下枠を構成する窓用無目10は、中空の無目本体10Aの開口面側には室内側および室外側にそれぞれ開口側に突出する係止片10f、10cが形成され、前記室内側係止片10cは一般サッシ4の上下窓枠の室内面側に当接するサッシ枠当接受け部14を構成し、前記室外側係止片10fは開口側に突出する起立片状に形成され、窓用無目10の室外側面に固定された横押縁11の起立片11aとで間隙が形成され係止固定部15’(本発明の固定支持部)を構成するようになっている。
【0041】
カーテンウォール開口部に一般サッシ4Bを据付けた状態では、図11に示されるように、一般サッシ4Bの上窓枠40側では、逆L字状部40bが窓用無目9の室外側係止片9fに係止されるとともに、上窓枠40の室内面側に窓用無目9のサッシ枠当接受け部12が当接しビス47により固定されている。一方、一般サッシ4Bの下窓枠41側では、垂下片41aが窓用無目10の係止固定部15に形成された間隙部に挿入され、室外側からビス30を螺入し固定されるとともに、下窓枠41の室内面側に窓用無目10のサッシ枠当接受け部14が当接しビス47によって固定されている。前記ビス止め部の凹部にはバックアップ材31が充填され、シール材32が施工されている。なお、同図から分かるように、本形態例では、窓用無目9の係止固定部13’と、窓用無目10の係止固定部15’とは同一垂直面内に位置せず、前記係止固定部13’が相対的に室外側に位置している。前記係止固定部13’にはジョイントシール48が施工され気水密性が確保されている。
【0042】
他方、前記一般サッシ4Bの縦窓枠42,43は、図12に示されるように、方立2の側面と前記サッシ縦枠42,43の室内面とに跨る縦窓枠用ブラケット24が配設され、方立側フランジ24aと方立2とを貫くビス25を螺入し固定されているとともに、縦窓枠用ブラケット24の無目側フランジ24bを縦枠42の室内面側に当接させ、ビス26を螺入することにより固定されている。
【0043】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、ノックダウン式カーテンウォールにおいて、窓部に取り付けられる開閉部専用枠を省略できるとともに、窓部形式に豊富なバリエーションを持つことが可能となる。また、窓部構成部材の生産管理を実質的に不要とし、カーテンウォール工事の工程管理が行えるようになるとともに、カーテンウォールの一般部(FIX部)と窓部とを分離生産することが可能となり、特定設備を有しない生産工場でも容易に製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカーテンウォールの正面図である。
【図2】 図1のII−II線矢視図(FIX部縦断面)である。
【図3】 図1のIII−III線矢視図(FIX部横断面)である。
【図4】 図1のIV−IV線矢視図(窓部縦断面)である。
【図5】 一般サッシ4の設置要領図である。
【図6】 図1のVI−VI線矢視図(窓部横断面)である。
【図7】 その要部拡大詳細図である。
【図8】 他形式の一般サッシ組込み状態を示す縦断面図である。
【図9】 その横断面図である。
【図10】 第2形態例に係る一般サッシ4Bの設置要領図である。
【図11】 一般サッシ4Bの据付状態縦断面図である。
【図12】 その横断面図である。
【符号の説明】
1…カーテンウォール、2…方立、2a…凹部、3…無目、4…一般サッシ、5…縦押縁、7・11…横押縁、8…無目ブラケット、9・10…窓部無目、12・14…サッシ枠当接受け部、13・15…ビス止め固定部、24…縦窓枠用ブラケット、24c…突片、40…上窓枠、41…下窓枠、42・43…縦窓枠、44…中間縦枠、45…開き障子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a knockdown curtain wall that can be attached with a general sash used in a building or the like to a window opening frame.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when building the outer wall of a building by the curtain wall method, if a vertical is attached to the frame at the construction site, an opening frame is formed between these verticals to form an opening frame, and each opening frame has a curtain wall. There is a so-called knock-down curtain wall construction method by a procedure for attaching a panel.
[0003]
In such a knockdown curtain wall, when an opening / closing window portion is conventionally provided, a dedicated opening / closing portion frame material (hereinafter referred to as an opening / closing portion dedicated frame) prepared for each window type with respect to the opening frame. It is designed to install a special or existing opening / closing shoji for the opening / closing part dedicated frame.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, when the opening / closing section dedicated frame is attached to the window section of the curtain wall and the opening / closing shoji is installed, it is difficult to have many window variations due to factors such as production amount. Actually, only a plurality of minimum necessary window types such as a rotating window, an opening window, a protruding window, and a falling window have been prepared.
[0005]
Also, in the process management during production and construction, because the frame dedicated to the opening and closing part is manufactured according to the curtain wall, the production takes time and costs are high, and production management that matches the curtain wall construction process is required. As a result, the process management becomes complicated.
[0006]
Furthermore, the manufacture of the curtain wall window portion requires a special processing jig and tends to increase the cross section. Therefore, the production can be performed only in a factory having a specific production capacity, which has been a factor that the production efficiency is not improved.
[0007]
Therefore, a main object of the present invention is to eliminate the exclusive frame for the opening / closing section attached to the window section in the knock-down curtain wall and to allow abundant variations in the window section type. It is another object of the present invention to provide curtain wall construction process management while substantially eliminating production management of window component members. Furthermore, the general part (FIX part) of the curtain wall and the window part can be separately produced so that they can be easily manufactured even in a production factory having no specific equipment.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, according to the present invention according to claim 1, if a vertical is attached to the housing, an opening frame is formed by attaching the vertical to the vertical, and then a procedure for attaching a curtain wall panel is performed. In the knockdown curtain wall that constructs the wall,
With respect to the lateral upright and no eyes window opening frame formed by directly each window frame fitted with a window sash to be installed in skeleton opening of the building, as well as fixed with respect to the lateral upright and transoms The curtain window is characterized in that the vertical window frame of the window sash is supported by a vertical window frame bracket straddling the vertical side surface and the indoor surface of the sash vertical window frame .
[0009]
In the first aspect of the invention, the window sash installed in the building opening of the building is fitted and fixed to the curtain wall window opening frame as it is together with the window frame. Therefore, it is possible to eliminate the dedicated opening and closing frame that was required for conventional windows, and the window sash prepared for general buildings is used as it is, so there are a wide variety of window types. Is possible. Also, when constructing a curtain wall, since the window part uses a general sash that has parts and members in stock and is easy to produce, production and process management can be performed regardless of the construction of the window part. Furthermore, no special processing is required for the invisible and vertical parts of the window, so the curtain wall general part (FIX part) and the window part can be produced separately, even in production factories that do not have specific equipment. Easy to manufacture.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the curtain wall according to the first aspect , wherein the vertical window frame bracket includes a projecting piece that engages with a vertical outdoor corner.
[0011]
As the invention of
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an incoherent portion constituting the upper and lower frames of the window portion corresponding to the cross-sectional shape of the upper and lower window frames of the window sash and / or the fixing support piece for mounting. The curtain wall according to any one of claims 1 to 3 , further comprising an engagement support portion for fixing the fixing support piece.
[0013]
As the present invention according to
[0014]
In the present invention described in
[0015]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided the curtain wall according to the fifth aspect , wherein the upper and lower window frames of the window sash are fixed by screws in the sash frame contact receiving portion and / or the fixed support portion. .
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0017]
1 is a front view of a curtain wall according to the present invention, FIG. 2 is a view taken along the line II-II in FIG. 1 (fixed section vertical view), and FIG. 3 is a view taken along the line III-III in FIG. 4 is a view taken along the line IV-IV in FIG. 1 (vertical section of the window), FIG. 5 is a diagram illustrating the installation of the
[0018]
The curtain wall 1 is fixed to the
[0019]
Hereinafter, the FIX section curtain wall structure and the window section curtain wall structure will be described in detail.
[0020]
[FIX section curtain wall structure]
The FIX curtain wall structure will be described in detail with reference to FIGS.
[0021]
As shown in detail in FIG. 3, the
[0022]
A
[0023]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the blank 3 is supported between the vertical 2 and the vertical 2 by a
[0024]
The
[0025]
[Window curtain wall structure]
Next, the window curtain wall structure will be described in detail with reference to FIGS.
[0026]
Since the vertical 2 is disposed through the height in the longitudinal direction, the cross-sectional shape of the window portion is the same as that of the FIX portion. . Then, a
[0027]
[0028]
In the sash frame
[0029]
On the other hand, the
[0030]
The sash frame
[0031]
On the other hand, the
[0032]
As shown in FIG. 4, a screw fixing
[0033]
In the installed state with respect to the opening of the curtain wall, as shown in FIG. 5, on the
[0034]
On the other hand, as shown in FIGS. 6 and 7, the
[0035]
When the attachment of the
[0036]
By the way, since the
[0037]
Next, an example of the
[0038]
The
[0039]
On the other hand, the
[0040]
On the other hand, the
[0041]
In the state where the
[0042]
On the other hand, as shown in FIG. 12, the
[0043]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, in the knockdown curtain wall, the opening / closing part dedicated frame attached to the window part can be omitted, and the window part type can have abundant variations. In addition, the production management of the window component is substantially unnecessary, the process control of the curtain wall work can be performed, and the general part (FIX part) of the curtain wall and the window part can be separately produced. This makes it easy to manufacture even in a production plant that does not have specific equipment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a curtain wall according to the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG. 1 (FIX section vertical cross section).
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. 1 (cross section of FIX section).
4 is a view taken along the line IV-IV in FIG. 1 (vertical section of the window).
FIG. 5 is an installation procedure diagram of a
6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI in FIG. 1 (cross section of the window).
FIG. 7 is an enlarged detail view of a main part thereof.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view showing a state where another type of general sash is incorporated.
FIG. 9 is a cross-sectional view thereof.
FIG. 10 is an installation diagram of a
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of the
FIG. 12 is a cross-sectional view thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Curtain wall, 2 ... Standing, 2a ... Recessed part, 3 ... Nothing, 4 ... General sash, 5 ... Vertical pushing edge, 7.11 ... Lateral pushing edge, 8 ... Nothing bracket, 9/10 ... Window partlessness , 12... Sash frame contact receiving portion, 13 .15... Screw fixing portion, 24. Vertical window frame, 44 ... Intermediate vertical frame, 45 ... Opening shoji
Claims (7)
前記方立と無目とによって形成された窓部開口枠に対して、ビルの躯体開口部に設置される窓サッシをそのまま窓枠ごと嵌め込み、前記方立及び無目に対して固定するとともに、前記窓サッシの縦窓枠は、前記方立の側面と前記サッシ縦窓枠の室内面とに跨る縦窓枠用ブラケットにより支持されていることを特徴とするカーテンウォール。In the knock-down curtain wall that constructs the wall by the procedure of attaching the curtain wall panel after attaching the blinds to these cases and forming the opening frame between these verticals,
With respect to the lateral upright and no eyes window opening frame formed by directly each window frame fitted with a window sash to be installed in skeleton opening of the building, as well as fixed with respect to the lateral upright and transoms The curtain window is characterized in that the vertical window frame of the window sash is supported by a vertical window frame bracket straddling the vertical side surface and the indoor surface of the sash vertical window frame .
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