JP3925444B2 - Laying dust-collecting tile carpet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集塵機能を有するタイルカーペット(以下、集塵性タイルカーペットと記す)の敷設方法、より具体的には模様を付与した集塵性タイルカーペットを2以上敷設し、さらに、前記タイルカーペットの位置、及び方向を変更して敷設するという意匠性付与の多様性に優れた集塵性タイルカーペットの敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、集塵機能を有したマット(以下、集塵性マットと記す)は出入り口のドア付近に設置され、床面との段差を生じることから、美観上、及び安全上の問題点が多かった。そこで、集塵性マットを室内の入り口に隣接して施工されるタイルカーペットの1辺の長さの整数倍の1辺の長さの整数倍の1辺を有する矩形部を残して、該矩形部の室内側に前記タイルカーペットを固定すること、該矩形部に一致する寸法のタイルカーペットマットをドアの開閉に支障のないように該矩形部に嵌合すること、固定されたタイルカーペットよりも室内側の残りの部分全部にタイルカーペットを敷きつめる床材の敷設方法により、床に敷設されている床材の上面部の高さと前記集塵マットの上面部の高さと略同じにすることにより、上記美観上、及び安全上の問題点を解消する発明が提供されている。(特公平6−10387号公報)
【0003】
【特許文献1】
特公平6−10387号公報(特許請求の範囲)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の発明は集塵性マットとの段差を解消することによる、美観上、安全上の問題を解決することができるものの、集塵性マットは意匠性に乏しいため、タイルカーペットを敷設する部分の美観に欠けてしまう。一方で殆どの場合、前記集塵性マットとともに敷設される床材は多種多様の意匠が付与されていることが多いため、前記集塵性マットが床全体の意匠を低下させてしまうという問題があった。また、集塵性マットは通常テナントビルの個々のテナント、特に店舗の場合には当該テナント内の床材の汚損を防止し、床材のメンテナンス作業の省力化の観点から、各々の出入り口付近に集塵性マットを敷設することが好ましい。しかし、上述したように集塵性マットが敷設されていることで、床面全体の意匠性を損なうことになるため、特にテナント内の店舗では使用が敬遠されていた。さらに、集塵性マットは通常同じものが継続的に同じ場所で使用されるため、汚損も早くメンテナンス作業も頻繁に行わなければならない。また、必然的に集塵性マットのパイルのへたり等が早く寿命も短いものとなり、経済的に非常に不利である上、前記集塵性マットは産業廃棄物となるため、環境負荷という観点からの好ましくなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記問題を解決したものであり、表面のパイルにより集塵性カーペット敷設方法であって、表面に模様を付与した2以上の前記タイルカーペットを適宜配置を変更することにより、前記タイルカーペットを敷設した床面の意匠に多様性を付与する集塵性タイルカーペットの敷設方法を提供するものである。本発明によると、集塵性タイルカーペットの表面に縦横に直角に交差するラインと当該ラインによって形成される矩形部を一方の対角線に沿って着色することにより、チェック柄を付与しているため、前記集塵性タイルカーペットとともに敷設される通常のタイルカーペット等の床材との違和感が解消され、床面全体の意匠性も損なわないので、任意の箇所に敷設することができる。また、本発明敷設方法は意匠性を損なわないため、例えば、従来の集塵性マットを敷設することができなかった量販店、又はデパートといったテナント形式の店舗に通じる人の歩行部分にくまなく集塵性タイルカーペットの敷設が可能であり、店舗内の床材の汚れを防止させ、メンテナンス作業の労力を軽減することができる。さらには床材自体にメンテナンス、又は土、砂等の持込等による床材表面の磨耗を軽減させることができるため、周辺の床材自体の寿命を延ばすこともできる。また、床面の模様替えの際も適宜集塵性タイルカーペットを入れ替えることにより容易に行うことができる。また、従来、意匠性の面から敷設が不可能であった人の歩行の導線部に限定して、集塵性タイルカーペットを敷設することができ、集塵性タイルカーペットの用途は飛躍的に広くすることができる。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、表面のパイルにより集塵性タイルカーペット敷設方法であって、表面に縦横に直角に交差するラインと当該ラインによって形成される矩形部を一方の対角線に沿って着色することにより、チェック柄を付与した2以上の前記タイルカーペットの配置および/または方向を適宜変更することにより、前記タイルカーペット中の、人の歩行の導線部に該当する部分を変更することにより、前記タイルカーペットの各々についての寿命を延長する集塵性タイルカーペットの敷設方法、を提供するものである。集塵性タイルカーペット等は表面に負担がかかりやすく、特に人が歩行する導線部のへたりや汚損が激しいが、本発明敷設方法によると、集塵タイルカーペットの入れ替えることにより、へたりを防止し、集塵性タイルカーペットも結果的に長持させることができる。請求項1記載の発明と同様、各々の集塵性タイルカーペットの配置および/または方向を適宜変更することによって意匠が変化するものであっても、変化しないものであっても良い。
【0007】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1、又は2記載の特徴に加え、集塵機能を有するタイルカーペットに付与された縦横に直角に交差するラインと当該ラインによって形成される矩形部を一方の対角線に沿って着色されたチェック柄がプリント加工により形成された集塵性タイルカーペットの敷設方法を提供するものである。本発明は従来意匠性が乏しいために、周辺に敷設されたタイルカーペット等の床材と意匠性面で調和をとる事が困難であった集塵性タイルカーペットに意匠性を付与することにより、より床面全体の意匠性を向上させることを目的の一つとしている。集塵性タイルカーペットの表面パイルにプリントを施すことにより、多種多様の意匠の付与が可能となり、周囲とのタイルカーペット等との意匠面での調和がとりやすくなり、床面全体の意匠性の向上が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明敷設方法についてさらに詳述する。
図1は一枚の集塵性タイルカーペットについて、縦横に直角に交差するラインと当該ラインによって形成される矩形部を一方の対角線に沿って着色することにより、チェック柄を付与した集塵性タイルカーペット4枚を敷設した一例の平面図を示す。図1において、位置関係を明確にするため、各々の集塵性タイルカーペットの左上部に1〜4の番号が付してある。例えば、模様を変更したい場合、本発明敷設方法により前記「2」の番号を付した集塵性タイルカーペット、及び「3」の番号を付した集塵性タイルカーペットを右方向へ90°回転させる。その状態を図2に示す。図1においては小さなチェック柄であったが、前記「2」の番号を付した集塵性タイルカーペット、及び「3」の番号を付した集塵性タイルカーペットのみ90°右方向へ回転させるだけで、全体として大柄のチェック柄にすることができ、模様を大幅に変化させることができる。このように、ごく単純な意匠性しか付与されていなくとも上述のように集塵性タイルカーペットの一部を回転させることで、敷設されている床材の意匠性を変化させることができる。
【0009】
また、集塵性タイルカーペットの床面上の位置を変更することにより、前記集塵性タイルカーペットのパイルの早期のへたりを防止し、各々の集塵性カーペットタイルの寿命を効果的に延ばすことができる。図3に図1と同様の集塵性タイルカーペットが敷設された一例の平面図を示す。また、図3において、6は人の歩行の導線部を示す。当該導線部6は集塵性カーペットタイルの場合、通常、靴等に付着した泥や土、砂を除去するために、靴の裏面によってこすられるため、最もパイルのへたりが著しい部分である。当該パイルのへたりは集塵性タイルカーペットの寿命に最も影響を与え、導線部以外のパイルのへたりが生じていなくとも早期の貼り替えが必要となるが、かかる貼り替えを行ったとしても周囲に敷設されている集塵性タイルカーペットとの色目等意匠上の違和感が残ることはさけられない。
【0010】
また、一般に集塵性タイルカーペットはその性質上、早期に汚れやすい。特に、人の歩行の導線部はより汚れがひどくなる傾向にあり、外観上好ましくないため、頻繁にメンテナンスをする必要がある。一部分の集塵性タイルカーペットが汚れやすいため、メンテナンスを行った後、前記メンテナンスを行った部分の集塵性タイルカーペットのみが床全体の中で際立ってしまうという問題もある。
【0011】
そこで、図4に示すように本発明敷設方法により各々の集塵性タイルカーペットを180°回転させることで従来は集塵性タイルカーペットの表面の一部のみしか導線部として使用できなかったが、集塵性タイルカーペット全体を導線部とすることができ、結果として集塵性タイルカーペットの表面パイルを導線部に均一に使用可能であるため、集塵性タイルカーペットの寿命を飛躍的に延ばすことができる。
【0012】
さらに、本発明敷設方法により、集塵性タイルカーペットの汚れを分散することができるため、汚れが目立たず、メンテナンスの期間を延ばすこともでき、従来のように一部の集塵性タイルカーペットのみが際立ってしまうということもない。さらに、メンテナンスの頻度を減少させることができるため、集塵性タイルカーペットの維持費用の節減にも非常に有益である。
【0013】
【実施例】
1.耐へたり性試験
(実施例)
3種類の集塵性タイルカーペットについて、図1に示すように4枚の集塵性タイルカーペットを敷設した。耐へたり性は敷設前の集塵性タイルカーペットのパイルの高さの最も低い部分を「人の歩行前のパイルの高さ」とし、歩行量が1500人/日の条件の下、15日後に人の歩行の導線部のにあたる部分を有する集塵性タイルカーペットを180°回転させ、さらに15日間敷設し、パイルの高さの最も低い部分を「人の歩行後のパイルの高さ」とした。人の歩行後のパイルの高さから、人の歩行前の集塵性タイルカーペットのパイルの高さの減少の割合を算出し、「へたり率(%)」とした。尚、へたり率の計算式は下記の通りである。
へたり率(%)=(人の歩行前のパイルの高さ−人の歩行後のパイルの高さ)×100/(人の歩行前のパイルの高さ)
(比較例)
集塵性タイルカーペットを動かさず、歩行量が1500人/日の条件の下、30日後の人の歩行の導線部の集塵性タイルカーペットのパイルの高さを「人の歩行後のパイルの高さ」にした以外は上記「(実施例)」と同様に行った。
詳細は「表1」の通りである。また、上述したように、集塵性タイルカーペットを180°回転させることにより、回転前と異なった意匠を付与することができ、意匠が容易に変更することが確認された。
2.汚損レベル試験
(実施例)
3種類の集塵性タイルカーペットについて、歩行量が1500人/日の条件の下、15日間敷設し、各々の集塵性タイルカーペットを右方向へ180°回転させ、さらに、15日間敷設後、各々の集塵性タイルカーペットの汚損状況を調査した。調査は目視で行い、標準光源(3A光源)で2000lx照射の下、タイルカーペット表面を立位点から45°の角度で5段階の汚損レベルで示した。汚損レベルの評価基準は下記の通りである。尚、3以下がメンテナンス、又は貼り替えが必要となる。1:非常にひどい汚損状況である。2:かなりひどい汚損状況である。3:かなりの汚損状況である。4:わずかな汚損状況である。5:殆ど汚損状況が認められない。詳細は「表1」の通りである。
(比較例)
集塵性タイルカーペットを回転させない以外は上記「(実施例)」と同様に行った。
【表1】
3.砂等の除去性試験
(実施例)
外部からの入り口から30mm2の部屋(平均100人/日が使用)に至るまでの人の歩行の導線部10mにわたり500mm角の集塵性タイルカーペットを2枚並列(1m幅)で敷設し、1日ずつ前記部屋に持ち込まれた砂等を採取し、「砂等の持込量」として重量を測定した。尚、前記集塵性タイルカーペッの周囲には通常のタイルカーペットが敷設されている。また、前記部屋は導線部を通行し、平均100人/日が使用するものであった。
(比較例)
集塵性タイルカーペットに代えて、周囲と同種の通常のタイルカーペットを敷設した以外は、「(実施例)」と同様に行った。
詳細は「表2」に示す。
【表2】
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上のような形態で実施され、下記の効果を奏する。集塵性タイルカーペットの表面に一枚の集塵性タイルカーペットについて、縦横に直角に交差するラインと当該ラインによって形成される矩形部を一方の対角線に沿って着色することにより、チェック柄を付与することで、前記集塵性タイルカーペットに隣接して敷設された床材との違和感がなくなり、床面の全体としての意匠性が向上し、従来敷設することができなかったテナント形式の店舗等の人の進入部分にもくまなく集塵性タイルカーペットの敷設が可能となる他、性質上パイルのへたりが早い集塵性タイルカーペットの寿命をのばすことができる。さらに、テナント形式の店舗等においては、その進入部分に敷設することにより、砂等の店舗内への持ち込みが減少し、店舗内の床材のメンテナンス作業の省力化、及び寿命を延ばすことができる。また、間接的に産業廃棄物減少に寄与することができ、環境負荷の観点から非常に有益である。
【0015】
また、集塵性タイルカーペットを適宜回転させ、又は入れ替えることにより、集塵性タイルカーペットが敷設してある部分の意匠の多様性が向上する。さらに、前記集塵性タイルカーペットに隣接して敷設された床材との意匠の組み合わせにより、意匠性の多様性が一層向上する。
【0016】
さらに、集塵性タイルカーペットは人の歩行の導線上の汚損が激しいため、他の部分の汚損が軽微でも取替えし洗浄しなければならないが、集塵性タイルカーペットの位置や方向性を変更することにより、前記タイルカーペットの特定部位の汚損を防止し、均等に汚損するようにすることができるようになるため、集塵性タイルカーペットの取替え洗浄までの期間が飛躍的に伸長させることができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】チェック柄を有した集塵性タイルカーペットを4枚敷設した一例の平面図を示す。
【図2】本発明敷設方法により一部の集塵性タイルカーペットを右方向90°回転させることで、意匠を変化させた一例の平面図を示す。
【図3】チェック柄を有した集塵性タイルカーペット4枚を敷設し、人の歩行の導線部を図示した一例の平面図を示す。
【図4】本発明敷設方法により一部の集塵性タイルカーペットを180°回転させることにより、人の歩行の導線部の移動した状態の一例の平面図を示す。
【符号の説明】
6,9 人の歩行の導線部
7,8 人の歩行の導線部であった部分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of laying a tile carpet having a dust collecting function (hereinafter referred to as a dust collecting tile carpet), more specifically, laying two or more dust collecting tile carpets provided with a pattern, The present invention relates to a method for laying a dust-collecting tile carpet excellent in diversity of designability imparting by changing the position and direction.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a mat having a dust collecting function (hereinafter referred to as a dust collecting mat) has been installed near the door of the doorway and has a level difference with the floor surface, which has caused many aesthetic and safety problems. Therefore, the rectangular mat having one side that is an integral multiple of the length of one side of the length of one side of the tile carpet that is constructed adjacent to the entrance of the interior of the dust collecting mat is left to the rectangle. Fixing the tile carpet to the indoor side of the part, fitting a tile carpet mat having a size matching the rectangular part to the rectangular part so as not to obstruct the opening and closing of the door, than the fixed tile carpet By laying the floor material in which tile carpets are laid all over the remaining part on the indoor side, by making the height of the upper surface portion of the floor material laid on the floor substantially the same as the height of the upper surface portion of the dust collecting mat An invention that solves the above aesthetic and safety problems is provided. (Japanese Patent Publication No. 6-10387)
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-10387 (Claims)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, although the conventional invention can solve the aesthetic and safety problems by eliminating the step with the dust collecting mat, the tile collecting carpet is laid down because the dust collecting mat is poor in design. It lacks the beauty of the part to do. On the other hand, in most cases, since the floor material laid together with the dust collecting mat is often provided with a wide variety of designs, there is a problem that the dust collecting mat reduces the design of the entire floor. there were. In addition, dust collecting mats usually prevent individual floor tenants in a tenant building, especially in the case of a store, from fouling the flooring in the tenant, and from the viewpoint of labor saving of flooring maintenance work. It is preferable to lay a dust collecting mat. However, since the dust collecting mat is laid as described above, the design of the entire floor surface is impaired. Furthermore, since the same dust collecting mat is usually used in the same place continuously, it is necessary to carry out maintenance work frequently and quickly. In addition, the pile sag of the dust collecting mat is inevitably fast and has a short life, which is very disadvantageous economically, and the dust collecting mat is an industrial waste. Not preferred from.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention has solved the above-mentioned problem, and is a dust collecting carpet laying method by a surface pile, and by appropriately changing the arrangement of the two or more tile carpets provided with a pattern on the surface, It is an object of the present invention to provide a method for laying a dust-collecting tile carpet that imparts diversity to the design of the floor surface on which the tile carpet is laid. According to the present invention, because the surface of the dust-collecting tile carpet is given a check pattern by coloring along one diagonal line with a line that intersects perpendicularly vertically and horizontally and a rectangular part formed by the line , Since the uncomfortable feeling with a floor material such as a normal tile carpet laid together with the dust-collecting tile carpet is eliminated and the design of the entire floor surface is not impaired, it can be laid at an arbitrary place. In addition, since the laying method of the present invention does not impair the design, for example, it is gathered all over the walking parts of people who go to tenant-type stores such as mass retailers or department stores where conventional dust collecting mats could not be laid. It is possible to lay dust tile carpets, prevent the floor material in the store from being soiled, and reduce the maintenance work. Furthermore, since the floor material itself can be reduced in maintenance or wear of the surface of the floor material due to bringing in soil, sand, etc., the life of the surrounding floor material itself can be extended. Further, the floor surface can be easily changed by replacing the dust-collecting tile carpet as appropriate. In addition, it is possible to lay dust collecting tile carpets only on the conductor part of walking of people who could not be installed from the viewpoint of design, and the use of dust collecting tile carpets has been dramatically improved. Can be wide.
[0006]
Further, the invention according to
[0007]
Furthermore, the invention described in
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the laying method of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a dust-collecting tile provided with a check pattern by coloring a line that intersects perpendicularly in the vertical and horizontal directions and a rectangular part formed by the line along one diagonal line of a single dust-collecting tile carpet. The top view of an example which laid four carpets is shown. In FIG. 1, in order to clarify the positional relationship,
[0009]
In addition, by changing the position of the dust collecting tile carpet on the floor surface, the pile of the dust collecting tile carpet is prevented from premature sag, and the life of each dust collecting carpet tile is effectively extended. be able to. FIG. 3 shows a plan view of an example in which a dust-collecting tile carpet similar to FIG. 1 is laid. Moreover, in FIG. 3, 6 shows the conducting wire part of a person's walk. In the case of the dust collecting carpet tile, the
[0010]
In general, dust-collecting tile carpets tend to get dirty early due to their properties. In particular, the walking portion of a person's walking tends to become more dirty and is not preferable in appearance, so frequent maintenance is required. Since part of the dust-collecting tile carpet tends to become dirty, there is also a problem that after the maintenance is performed, only the part of the dust-collecting tile carpet that has been subjected to the maintenance stands out in the entire floor.
[0011]
Therefore, as shown in FIG. 4, by rotating each dust collecting tile carpet by 180 ° according to the laying method of the present invention, conventionally only a part of the surface of the dust collecting tile carpet can be used as a conductor part. The entire dust-collecting tile carpet can be used as a conductor, and as a result, the surface pile of the dust-collecting tile carpet can be used uniformly in the conductor, greatly extending the life of the dust-collecting tile carpet. Can do.
[0012]
Furthermore, since the dirt of the dust-collecting tile carpet can be dispersed by the laying method of the present invention, the dirt is not noticeable and the maintenance period can be extended. Will not stand out. Furthermore, since the frequency of maintenance can be reduced, the maintenance cost of the dust collecting tile carpet can be reduced.
[0013]
【Example】
1. Sag resistance test (Example)
As for the three types of dust-collecting tile carpets, four dust-collecting tile carpets were laid as shown in FIG. As for the sag resistance, the lowest part of the pile height of the dust collecting tile carpet before laying is defined as “the height of the pile before human walking”, and the walking amount is 15 days under the condition of 1500 people / day. A dust-collecting tile carpet having a portion corresponding to the conductor part of a person's walking later is rotated 180 ° and laid for another 15 days. The lowest part of the pile height is “the height of the pile after a person walks”. did. From the height of the pile after the person walked, the percentage of the pile height reduction of the dust-collecting tile carpet before the person walked was calculated, and was set as the “sag rate (%)”. The formula for calculating the sag rate is as follows.
Sag rate (%) = (pile height before walking of a person−pile height after walking of a person) × 100 / (pile height before walking of a person)
(Comparative example)
Without moving the dust-collecting tile carpet, the height of the pile of the dust-collecting tile carpet of the walking part of the person's walking after 30 days under the condition that the walking amount is 1500 people / day The procedure was the same as in the above “(Example)” except that the height was set.
Details are as shown in Table 1. In addition, as described above, it was confirmed that by rotating the dust-collecting tile carpet by 180 °, a design different from that before the rotation can be given, and the design can be easily changed.
2. Fouling level test (Example)
Three types of dust-collecting tile carpets were laid for 15 days under the condition of a walking amount of 1500 people / day, and each dust-collecting tile carpet was rotated 180 ° to the right, and after laying for 15 days, The pollution situation of each dust collecting tile carpet was investigated. The investigation was carried out visually, and the tile carpet surface was shown at five degrees of fouling at an angle of 45 ° from the standing point under 2000 lx irradiation with a standard light source (3A light source). The evaluation criteria for the pollution level are as follows. In addition, 3 or less needs maintenance or replacement. 1: Very bad pollution situation. 2: The situation is very bad. 3: There is considerable pollution. 4: Slightly polluted. 5: Almost no contamination is observed. Details are as shown in Table 1.
(Comparative example)
The same procedure as in the above “(Example)” was performed except that the dust collecting tile carpet was not rotated.
[Table 1]
3. Sand removal test (Example)
Two 500mm square dust-collecting tile carpets were laid in parallel (1m width) over 10m of the conductor's walking line from the entrance to the 30mm2 room (average 100 people / day used), The sand etc. brought into the room were collected every day and the weight was measured as “the amount of sand etc. brought in”. A normal tile carpet is laid around the dust collecting tile carpet. In addition, the room passed through the conductor and was used by an average of 100 people / day.
(Comparative example)
The procedure was the same as “(Example)” except that instead of the dust-collecting tile carpet, a normal tile carpet of the same type as the surroundings was laid.
Details are shown in Table 2.
[Table 2]
[0014]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form as described above, and has the following effects. For one dust-collecting tile carpet on the surface of the dust-collecting tile carpet , a check pattern is given by coloring a line that intersects perpendicularly in the vertical and horizontal directions and a rectangular part formed by the line along one diagonal line. By doing so, there is no sense of incongruity with the floor material laid adjacent to the dust-collecting tile carpet, the design of the floor surface as a whole is improved, and tenant-type stores that could not be laid conventionally In addition to being able to lay a dust-collecting tile carpet all over the person's entry part, it is possible to extend the life of the dust-collecting tile carpet, which has a quick pile settling due to its nature. In addition, in tenant-type stores, etc., laying in the entry portion reduces sand and other items brought into the store, and can save labor and maintain the floor maintenance work in the store. . Moreover, it can contribute to the reduction of industrial waste indirectly, which is very beneficial from the viewpoint of environmental impact.
[0015]
In addition, by appropriately rotating or replacing the dust-collecting tile carpet, the design diversity of the portion where the dust-collecting tile carpet is laid is improved. Furthermore, the diversity of the design is further improved by the combination of the design with the floor material laid adjacent to the dust collecting tile carpet.
[0016]
In addition, dust-collecting tile carpets are highly fouled on the walking wires of humans, so they must be replaced and cleaned even if the fouling of other parts is minor, but the position and orientation of the dust-collecting tile carpet is changed. As a result, it is possible to prevent the specific portion of the tile carpet from being soiled and to evenly soil the tile carpet, so that the period until the dust-collecting tile carpet replacement cleaning can be dramatically extended. .
[0017]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an example in which four dust collecting tile carpets having a check pattern are laid.
FIG. 2 is a plan view showing an example in which a design is changed by rotating a part of the dust-collecting tile carpet 90 ° in the right direction by the laying method of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of an example in which four dust-collecting tile carpets having a check pattern are laid and a conductor portion of a human walking is illustrated.
FIG. 4 is a plan view showing an example of a state in which a lead wire part of a human walking is moved by rotating a part of the dust collecting tile carpet by 180 ° according to the laying method of the present invention.
[Explanation of symbols]
6 and 9
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