JP3925328B2 - データ複製方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ複製方法に関し、特に電子商取引で用いられる数値データの複製方法に関する。
【0002】
近年のインターネットの発展に伴い、ネットワークを通じて商品等の売買を行なう電子商取引が広く行なわれつつある。電子商取引では、通常の商取引と同様に、商品等の製造会社や販売会社が存在する場合や製造会社が直接顧客に販売する場合がある。インターネットのような、大規模分散環境において、電子商取引を実現するシステムでは、多くの顧客や販売会社からの要求を処理する処理能力の向上およびサーバやネットワークの故障に対する耐故障性の増大を実現するために、複数の同じ処理を行なうサーバに、商品等の在庫数や預金の残高などの電子商取引に必要なデータを複製して持たせる、データ複製という方法が用いられる。そして、これらの複製されたデータをもつサーバに対して、データの更新要求や参照要求を行ない、サーバは、これらの要求を処理する。
【0003】
本方式は、このように、特に電子商取引で頻繁に用いられる数を表す数値データを複製して管理・利用するデータ複製システムに利用するものである。
【0004】
【従来の技術】
従来の技術としては、以下の方法1、方法2、および方法3がある。
【0005】
・(方法1)Write-One-Write-AllやQuorum Consensus(文献 P.A.Bernstein, V.Hadzilacos, N.Goodman著,“Concurrency Control and Recovery in Database Systems”, ADDISON-WESLEY PUBLISHING COMPANY, 1987年出版)
を用いた強一貫性を維持する方法。
【0006】
・(方法2)lazy replication(文献 R.Ladin著,“Lazy replication: Exploiting the semantics if distributed services”, Proceedings of the Workshop on Management of Replicated Data, pp.31-34, 1990および、文献 R.Ladin著,“Providing high availability using lazy replication”, ACM Transaction on Computer Systems, Vol.10, pp.360-391, November 1992)やOptimistic replication法(A.A.Helal, A.A.Heddaya, B.B.Bhargava著,“REPLICATION TECHNIQUES IN DISTRIBUTED SYSTEMS”, KLUWER ACADEMIC PUBLISHERS, 1996年発行)を用いる方法。
【0007】
・(方法3)商品分配戦略(U.Centintemel, B.Ozden, M.Franklin, V.Silberschats著,“Design and evaluation of redistribution strategies for wide-area commodity distribution”, in the proceedings of the IEEE International Conference on Distributed Computing Systems, pp.154-161, 2001)。
【0008】
方法1は、Read-One-Write-AllやQuorum Consensus を用いてOne Copy Serializabilityという、あたかも一つのデータベースしか存在しないかのように、複製データを管理する方法である。この方法は、データの一貫性という面では、理想的であるが、更新要求や参照要求を処理するときに、一貫性を維持するため、いくつかのサーバ間で同期的に処理を行なうため、サーバ間での通信によるオーバヘッドが大きくなる。
【0009】
方法2は、データの更新要求や参照要求を受け取ったサーバが、最初、そのサーバの持つ情報のみを用いて要求を処理する。次に、更新要求のように他のサーバに影響を与える処理については、非同期に他のサーバに伝達されて、各サーバでの処理を行なう。この方法の場合、更新および参照要求の処理能力を向上させることができる一方で、更新が次々にサーバを非同期に伝搬していくため、2つ以上の別々のサーバで最初行なわれた更新要求について、更新要求を受け取ったサーバでは、更新が成功しても、非同期に伝搬していく際に、これらの更新を同時に満足できない場合が発生する。このような場合には、同時に満足できない要求のうち、いくつかを成功させるために、他の要求を破棄する処理を行なう。
【0010】
方法3は、データ複製を行なう方法ではなく、電子商取引において、ユーザからの購入依頼を受け付ける各サーバに、どのように商品の数を分配するかを決める戦略を規定した方法である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の技術を用いた場合、以下のような問題が発生する。
【0012】
1.方法1を用いた場合、ある更新要求処理を行なうために、複製のサーバが同期的に処理を行なうため、耐故障性という面からは有効であるが、更新要求の処理能力の向上という面からは、特に、現在のインターネットのような大規模ネットワーク環境で、電子商取引を実現するには、十分な要求処理性能をもつシステムを構築することが難しい。
【0013】
2.方法2を用いた場合、更新要求や参照要求を処理する時、サーバ間で非同期に処理を行なうため、要求処理性能を大幅に向上させることが可能である。しかし、電子商取引において、この方法を用いた場合、次のような問題が発生する。
【0014】
これまで、商取引にデータ複製を行なったデータベースを用いる場合、データベースのエンドユーザは、販売員などである。通常このようなエンドユーザは、データベースを、その業務として使用しているため、エキスパートであることがほとんどである。よって、更新要求を出して、一度成功した更新要求が破棄されるような状況でも、他の代替策を事前および事後に打つことで、顧客に直接、影響を与えることを少なくすることができた。しかし、電子商取引においては、データ複製を行なったデータベースのエンドユーザは、実際の顧客など、データベースの専門家である場合は、ほとんどないと考えられる。よって、顧客に業務に関する多くの専門知識を要求することが難しく、円滑な電子商取引システムの構築が難しくなる。
【0015】
方法3を用いた場合、
(a)この方法は、上記のようにデータ複製を行なう方法ではない。よって、例えば、ある顧客があるサーバに割り振られた商品を超えた数の商品の購入を考えた場合、顧客または、要求を受け付けたサーバが他のサーバに割り振られた商品を取得することで顧客の希望する商品数を揃えることができるかというように、全体量を必要とするような処理を行なうための判断が難しくなる。
(b)この方法は、ある商品数があるときに、その商品を各サーバに分配する方法である。よって、商品の供給が時々刻々と行なわれ、且つ、エンドユーザによる商品購入も時々刻々と行なわれているときや、大量の商品の返却があり、これをすべてのサーバに再分配するといった、複雑なオペレーションを行なうことが難しい。
(c)ある製造会社から供給される商品等を複数の販売会社が、顧客に提供する場合、販売会社間での公平性を維持する必要がある。しかし、方法3を用いた場合、製造会社と販売会社のように複数に分かれた組織でビジネスを展開しているような場合、ユーザからの要求に関連した情報を取得できないために、適用が困難である、
という問題が発生する。
【0016】
本発明は上記問題点を解決し、電子商取引で複数の同じ処理を行なうサーバにおける新規なデータ複製方式を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
・方法1の同期的な更新・参照要求処理によって発生する、要求処理能力の向上が困難となる問題を生じさせず、耐故障性を向上させるために、更新および参照要求をサーバが処理する方法として非同期的な方法を採用する。
・数値データの更新について、全体として変更できる数値データの範囲を各サーバに分割・分配し、各サーバが優先的に変更できる範囲として用いることで、要求処理の成否を処理を実行した時点で判断することができる。
・上記の全体として変更できる数値データの範囲の分割・分配の際に、分配を方法3のような数値そのものの分配ではなく、全体として変更できる数値データの範囲およびその値に対する比率を各サーバに通知することによって行なう。
・方法3のように商品の数を減らす方向のみではなく、プラス側とマイナス側について対称な数値データ処理を行なう。
全体として変更できる数値データの範囲のうち、各サーバが優先的に変更できる範囲の変更を必要とするとき、「変更後にすべてのサーバが同じ量の増加または減少を必要とする」という意味の公平性を実現するように、各サーバが優先的に変更できる範囲を再分配する。
という方法によって、上記の問題を解決する。
【0018】
【発明の実施の形態】
[各複製ノードの動作]
[システム構成] 本方式を実現するシステムには、同一のデータを管理するデータベースをもつプロセスが複数存在する。このプロセスを複製ノードと呼ぶものとする。本システムでは、さらに、複製ノードは、物理的なネットワークに接続されており、この物理ネットワークを通じて互いに通信を行なう。また、各複製ノードは、仮想的なリンクによって結合され、図1に示すように仮想的なネットワークで構成している。
【0019】
本システムでは、クライアントからの変更要求、参照要求が、一つの複製ノードに送られる。そして、この複製ノードで処理を行ない、成功・失敗および、参照要求時の値がクライアントに返答される。その後、変更要求が上記の仮想的なネットワークを通じて他のすべての複製ノードに通知される。
【0020】
[数値データの特性] 本システムで扱うデータは、数値で表されるものとする。更に、この数値には、図2に示すように、当該データの正当性を表す範囲が属性として与えられる。すなわち、この範囲の上限以下かつ下限以上にデータの数値があるとき、データが正当性があると判断する。本システムでは、上記の上限値と数値データの現在の値との差をプラス側全体可変限界と呼び、現在の数値データの値と下限値との差をマイナス側全体可変限界と呼ぶものとする。
【0021】
[複製ノードの動作に用いる変数] 複製ノードでは、各データ毎に以下の変数を保持し、数値データの処理に用いる。
【0022】
全体累積可変限界 全体累積可変限界には、プラス側およびマイナス側全体累積可変限界が存在する。プラス側およびマイナス側全体累積可変限界は、それぞれ当該プロセスが通知されて認識しているプラス側およびマイナス側全体可変限界を表す。
【0023】
単体可変限界率 単体可変限界率には、プラス側およびマイナス側単体可変限界率が存在する。プラス側およびマイナス側単体可変限界率は、それぞれ、当該プロセスが当該数値データに対して、プラス側およびマイナス側に変更可能な変位量の全体可変限界に対する割合を表す。
【0024】
単体可変限界消費率 単体可変限界消費率にはプラス側およびマイナス側単体可変限界消費率が存在する。プラス側およびマイナス側単体可変限界消費率の変更は、当該プロセスが実際に行なった数値データへの変更の結果生じる、それぞれ、プラス側およびマイナス側変位量のプラス側およびマイナス側全体累積可変限界と単体可変限界率の積に対する割合を表す。
【0025】
[複製ノードの処理手順] 複製ノードiのもつ上記変数を以下のように定める。
・プラス側全体累積可変限界:A+ (i)
・マイナス側全体累積可変限界:A− (i)
・プラス側単体可変限界率:l+ (i)
・マイナス側単体可変限界率:l− (i)
・プラス側単体可変限界消費率:r+ (i)
・マイナス側単体可変限界消費率:r+ (i)
【0026】
プラス側の変更要求が来た時は、以下のように処理を行なう。まず、変更要求の変位量をv+とする。
【0027】
1.以下を計算する
【数14】
もし、条件を満たせば、処理できると判断し、変更要求をデータに反映させる。
【0028】
2.以下のように、プラス側単体可変限界消費率を変更する。
【数15】
【0029】
3.マイナス側全体累積可変限界を変更する。
A−=A−+v+ (3)
【0030】
4.マイナス側単体可変限界消費率を変更する。
【0031】
【数16】
【0032】
マイナス側の変更要求が来た時は、以下のように処理を行なう。まず、変更要求の変位量を、v−とする。
【0033】
1.以下を計算する。
【数17】
もし、条件を満たせば、処理できると判断し、変更要求をデータに反映させる。
【0034】
2.以下のように、マイナス側単体可変限界消費率を変更する。
【数18】
【0035】
3.プラス側全体累積可変限界を変更する。
A+=A++v− (7)
【0036】
4.プラス側単体可変限界消費率を変更する。
【数19】
【0037】
複製ノードの上記動作フローチャートを図3に示す。
【0038】
[公平性の定義]
本方式において、プラス側全体可変限界およびマイナス側全体可変限界を、各サーバに対して、それぞれプラス側単体可変限界およびマイナス側単体可変限界として分配する際、プラス側単体可変限界および、マイナス側単体可変限界をプラス側全体累積可変限界およびマイナス側全体累積可変限界に対する比率として定義する。このプラス側およびマイナス側の比率は、上記のように、それぞれプラス側およびマイナス側単体可変限界率と呼ぶ。更に、このとき、プラス側単体可変限界率およびマイナス側単体可変限界率の取り得る値を、離散的な値としてd1,d2,d3,…,dn(d1<d2<d3<…<dn)とし、任意のi(i=1,2,3,…,n−1)について、di+1−diが一定値とする。
【0039】
各複製ノードがプラス側およびマイナス側単体可変限界率の変更を要求するとき、複製ノードiの前記単体可変限界率に対する変更要求をc(i)と表すものとする。複製ノードiは、単体可変限界率がdbであり、変更後の単体可変限界率がdaのとき、c(i)=a−bである。
【0040】
今、複製ノードiのプラス側およびマイナス側単体可変限界率が、それぞれl+ (i)=dpおよびl− (i)=dqであるとき、プラス側およびマイナス側単体可変限界率のレベルがpおよびqであると呼ぶことにし、複製ノードiのプラス側および、マイナス側単体可変限界率のレベルを、それぞれL+ (i)およびL− (i)とする。また、複製ノードiのプラス側およびマイナス側単体可変限界率の変更後に必要なレベルを、それぞれ
【数20】
および
【数21】
とする。
【0041】
変更後は、
【数22】
および
【数23】
とする。ただし、Mは、
【数24】
または、
【数25】
である。このようにすることで、各複製ノードの必要とする単体可変限界率のレベルは、変更後
【数26】
または、
【数27】
だけ減じられ、同じまたは最低の差となることで公平性を実現する。ここで、Nは、複製ノードの総数を表すものとする。
【0042】
ただし、
【数28】
はAを上回らない最大の整数をあらわし、
【数29】
はAを下回らない最小の整数をあらわす。
【0043】
[公平性実現の動作]
上記の公平性の定義を実現するために、各複製ノードiは、プラス側およびマイナス側単体可変限界率について以下の処理を行なう。プラス側およびマイナス側の処理は、共通であるため、L+ (i)およびL− (i)をL(i)、また、
【数30】
および
【数31】
を
【数32】
と以下で表す。
【0044】
1.各複製ノードiは、
【数33】
を計算する。
【0045】
2.あるセンターノードに対して、c(i)をすべて集める。
【0046】
3.
【数34】
を計算する。
【0047】
4.
【数35】
のとき、GをG=Nとして変更し、G個の複製ノードを選択し、その選択されたノードの集合をSとする。
【0048】
5.複製ノードkについて、k∈Sならば、
【数36】
とする。
【0049】
6.複製ノードkについて、
【数37】
ならば、
【数38】
とする。
【0050】
7.センターノードは、上記のMを、各複製ノードに通知する。
【0051】
8.各複製ノードで、
【数39】
を計算して、変更後の単体可変限界率のレベルとする。
【0052】
上記処理のフローチャートを図4に示す。
【0053】
各複製ノードは、上記処理を行なった後、変更前および変更後の単体可変限界率をl(i)および
【数40】
として計算して、プラス側単体可変限界消費率r+ (i)およびマイナス側単体可変限界消費率r− (i)を
【数41】
および
【数42】
に変更する。
【0054】
【発明の効果】
本発明は以上述べたように、以下の課題について、
1.方法1における、更新および参照要求の処理能力向上に関する問題、
2.方法2における、更新要求処理時に、最終的な要求処理の成否判断の困難性の問題、
3.方法3における、全体量を用いた処理の実行の困難性の問題、
4.方法3における、数値データの増加および減少を同時に行なうような複雑なオペレーションを実行することの困難性の問題、
5.方法3における、複数の組織にわかれてビジネスを展開しているような場合の公平性実現の困難性の問題、
・課題1について、非同期的な更新・参照要求処理方法を採用し、
・課題2について数値データの全体として変更できる範囲を分割・分配し、優先処理できる範囲を割り当て、
・課題3について、上記優先処理できる範囲を全体として変更できる範囲に対する比率として各サーバに(複製ノード)通知し、
・課題4プラス側およびマイナス側について対称な数値データ処理を行ない、
・課題5について、公平性を定義し、前記公平性に基づいて、数値データの優先的に変更できる範囲を再分配する、
ことによって行なうことで、上記の課題を解決している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が対象とするシステム構成を示す。
【図2】 数値データの特性を示す。
【図3】 本発明による複製ノードにおける数値データの処理方法を示す。
【図4】 本発明による複製ノード間の公平性の実現法を示す。
Claims (2)
- 通信ネットワークに計算機が複数接続されており、各計算機上には、データを管理するプロセスが1つまたは複数動作しており、前記プロセスの管理するデータは数値データで表され、且つ、同一数値データをすべてのプロセスで複製して管理し、前記数値データを複製して管理するプロセスを複製ノードと呼び、数値データを管理する全てのプロセスがマスタ、すなわち管理するデータの更新を受付け、自プロセスのデータを変更して、他のプロセスに更新を伝搬していくプロセスであり、各プロセスが管理するデータの更新は、非同期に行われることによって、複数の複製ノード上の数値データがしだいに更新されていくデータ複製システムにおいて、
前記プロセスの管理する数値データに、当該数値データの上限および下限を割り当て、前記数値データが下限以上且つ上限以下にあるとき当該数値データが正当性があるとし、
用語と記号を次のように定義し、
プラス側全体可変限界;上限値と現在の数値データの値との差、
マイナス側全体可変限界;現在の数値データの値と下限値との差、
プラス側単体可変限界;プラス側全体可変限界を分割してプロセスに割当てる、
マイナス側単体可変限界;マイナス側全体可変限界を分割してプロセスに割当てる、
プラス側全体累積可変限界;プロセスが通知されて認識しているプラス側全体可変限界、
マイナス側全体累積可変限界;プロセスが通知されて認識しているマイナス側全体可変限界、
プラス側単体可変限界率;プロセスが数値データに対してプラス側に変更可能な変位量のプラス側全体可変限界に対する割合、
マイナス側単体可変限界率;プロセスが数値データに対してマイナス側に変更可能な変位量のマイナス側全体可変限界に対する割合、
プラス側単体可変限界消費率;プロセスが実際に行った数値データへのプラス側変位量のプラス側単体可変限界率とプラス側全体累積可変限界の積に対する割合、
マイナス側単体可変限界消費率;プロセスが実際に行った数値データへのマイナス側変位量のマイナス側単体可変限界率とマイナス側全体累積可変限界の積に対する割合、
プラス側変更;プロセスが数値データへの変更依頼を受け取ったとき、数値データを増加させるもの、
マイナス側変更;プロセスが数値データへの変更依頼を受け取ったとき、数値データを減少させるもの、
v+;プラス側変更の変位量、
A+;プラス側全体累積可変限界、
l+;プラス側単体可変限界率、
r+;プラス側単体可変限界消費率、
v−;マイナス側変更の変位量、
A−;マイナス側全体累積可変限界、
l−;マイナス側単体可変限界率、
r−;マイナス側単体可変限界消費率、
変位量v+のプラス側変更を前記複製ノードが受け取った時、
マイナス側全体累積可変限界をA−=A−+v+として、前記変位量v+だけ増加させ、
前記マイナス側全体累積可変限界の増加と供に、マイナス側単体可変限界消費率を、
変位量v−のマイナス側変更を前記複製ノードが受け取った時、
プラス側全体累積可変限界をA+=A++v−として、前記変位量v−だけ増加させ、
前記プラス側全体累積可変限界の増加と供に、プラス側単体可変限界消費率を、
- 複製ノードjのプラス側またはマイナス側単体可変限界率をl(j)とし、前記プラス側およびマイナス側単体可変限界率の取り得る値を離散的な値、d1,d2,d3,…,<dn(d1<d2<d3<…<dn)とし、任意のi(i=1,2,3,…,n−1)について、di+1−diが一定値とし、前記iを単体可変限界率のレベルと呼び、
各複製ノードがプラス側およびマイナス側単体可変限界の変更を要求するとき、現在の単体可変限界率がdbであり、変更後に必要とする単体可変限界率がdaのとき、daとdbのレベルの差であるa−bを要求し、
変更前および変更後に必要とする複製ノードjの単体可変限界率のレベルをL(j)および
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- 2002-06-27 JP JP2002188517A patent/JP3925328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9884681B2 (en) | 2013-01-10 | 2018-02-06 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Aerial vehicle with frame assemblies |
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