JP3924404B2 - Semiconductor integrated circuit simulation method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路のシミュレーション方法に関し、特にASIC(Application Specific Integrated Circuits)の回路シミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8および図9は従来の半導体集積回路のシミュレーション方法を用いたASICの設計フローである。
仮配線遅延計算aのフローは、半導体集積回路全体での遅延を計算するフローである。仮配線遅延計算aのフローでは、まず、論理ブロック間の接続の記述されている回路接続情報1から配線長の見積もりを行う(ステップ5)。次に論理ブロック毎の配線負荷・容量のライブラリである配線・負荷容量情報2とステップ5の結果とを用いて半導体集積回路全体の配線容量を算出する(ステップ6)。続いて負荷容量の算出(ステップ7)、波形の立ち上がり立ち下がり時間(以下Trf)の算出(ステップ9)、遅延の算出(ステップ10)を順次行い、仮配線遅延情報16を出力する。
仮配線遅延計算aのフローが終了すると、次に、仮配線遅延情報16、回路接続情報1、論理検証用パタン3、シミュレーションモデル4を使用して論理シミュレーションを実行していた(ステップ17)。論理検証用パタン3は、論理ブロック、または半導体集積回路の論理的は動作を波形で表したものである。またシミュレーションモデル4は、回路シミュレーションを行うために必要なモデルである。
実際にチップ配線を行い、その配線抵抗・負荷も考慮した遅延計算を行う実配線遅延計算bのフローにおいても仮配線遅延計算aのフローと同様の方法でシミュレーションが行われていた。
【0003】
しかし、従来の半導体集積回路のシミュレーション方法を用いたASICの論理シミュレータではスタティックモデルしか用意されておらず、ダイナミックとスタティック混載回路の論理評価は行えないという問題があった。そのためダイナミック回路構成を使用出来ず、回路規模が大きくなってしまうという問題が発生していた。さらに、ダイナミック回路構成を混載した場合、実レイアウトによる配線容量、負荷容量を考慮したシミュレーションを実行する事が出来ない為、回路の特性・精度に関して保証が出来ないという問題があった。
又、ASICにおいて、仮にダイナミック回路を混載した半導体集積回路の論理シミュレーションを実現しようとすると、ダイナミックモデルを構成する上で必要なコンデンサの充放電時間やリフレッシュ等、スタティックモデルと比較すると考慮すべき点が多い。そのため、実配線シミュレーション時に発生する実配線変更に伴う容量・抵抗の変化などの問題もあり、非常に多大な労力と工数を要するといった問題が発生していた。
【0004】
かかる問題を解消することを目的として特開平03−198160号では、各入力信号の値を記憶し且つプリチャージ信号がオンのときに記憶した値を出力する複数個の記憶部と前記記憶部の値を比較する複数個の比較部を有する入力信号チェック部と、前記入力信号チェック部の各比較部出力の演算処理を行なう演算処理部とを備えることを特徴とする論理シミュレータ、および、ダイナミック型の回路に対応した論理シミュレーションの動作モデルを有し、プリチャージ信号がオンのときの入力信号の値を記憶しておき、前記プリチャージ信号がオフになったときの入力信号の値と先に記憶していた前記プリチャージ信号がオンのときの入力信号の値とを比較する機能を有し、前記プリチャージ信号がオンのときの入力信号の値に特定の演算を施した結果を前記プリチャージ信号がオフのときに出力することを特徴とする論理シミュレーション方法が開示されている。この論理シミュレータおよび論理シミュレーション方法によれば、シミュレーションの負担増を縮小するとともに、セットアップタイムで確定した入力信号の値がホールドタイムの間保持されているか否かの検証をも可能とする。
また、同じく上述した問題を解消することを目的として特開平05−101130号には、MOSディジタル回路を構成する素子の端子を、入力か出力か、出力ならばハイインピーダンス状態が存在するか否か等の条件によりタイプ分類し、MOSトランジスタについて、そのソース端子、ドレイン端子のそれぞれに直接接続する端子のタイプに従って信号の流れる向きを決定し、単方向素子に置き換え、ネットについて、当該ネットに直接接続する端子のタイプに従ってダイナミック回路としての性質を判定し、仮想的ラッチ素子を挿入する等価回路作成方法および論理シミュレーション方法が開示されている。この等価回路作成方法および論理シミュレーション方法によれば、MOSディジタル回路から論理シミュレータでシミュレーション可能な等価回路が作成し、MOSディジタル回路を論理シミュレーションすることができるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上の特開平03−198160号に開示された論理シミュレータおよび論理シミュレーション方法では、上述した問題を解消する可能性はあるが、ダイナミック論理検証を行うためにダイナミック型の回路に対応した論理シミュレーションの動作モデルを必要としていた。
さらに、以上の特開平05−101130号に開示された等価回路作成方法および論理シミュレーション方法にあっては次のような問題があった。
特開平05−101130号に開示された等価回路作成方法および論理シミュレーション方法では、ダイナミック論理検証を行うためにダイナミック回路に接続する端子タイプに応じて仮想的なラッチ素子を表現することが必要とされるため、やはり上述した問題を解消するための手段が煩雑になってしまうという不都合があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、ダイナミック回路とスタティック回路とを混載する半導体集積回路の論理シミュレーションを容易に実現することを可能とする半導体集積回路のシミュレーション方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本出願第1の発明は、コンピュータを用いて半導体集積回路の論理シミュレーションを実行する半導体集積回路のシミュレーション方法であって、前記半導体集積回路にダイナミック回路が含まれている場合には、当該ダイナミック回路に係るダイナミックパスがデータを取り込むためのデータ取り込み時間と、前記ダイナミックパスの電位がスレッショルド電圧に達するまでの時間との和の逆数に基づき、前記コンピュータの最低動作周波数算出手段により最低動作周波数を算出する手順と、前記コンピュータの比較手段により、論理検証用パタンのクロック周波数と前記算出した最低動作周波数との大小を比較する手順と、前記比較した結果、前記算出した最低動作周波数が前記クロック周波数よりも大きい場合には、前記コンピュータの置換手段により、前記論理検証用パタンのクロック周波数を、前記算出した最低動作周波数に置き換える手順とを有することを特徴とする。
このように、本出願第1の発明の半導体集積回路のシミュレーション方法によれば、ダイナミックパスの論理が不定となる事を防ぐことができる。したがって、ダイナミック回路とスタティック回路とを混載する半導体集積回路の論理シミュレーションを容易に実現することが可能になる。しかも、スタティックシミュレーションモデルで代用出来る為、ダイナミックシミュレーションモデルが不要であるという利点も得られる。その上、ダイナミック回路を用いる事で回路規模を小さくすることができ、半導体集積回路の集積度を向上させることが可能となる。
【0008】
また、データ保持保証の為にスレッショルド電圧Vihへ達するまでの充放電時間から最低動作周波数を算出し、論理検証用パタンのクロック周波数とする。したがって、ダイナミックパスの論理が不定となる事を防ぐことができ、ダイナミック回路とスタティック回路とを混載する半導体集積回路の論理シミュレーションを容易に実現することが可能になる。
さらに、前記最低動作周波数が前記クロック周波数より大きい場合に限り、前記コンピュータの置換手段により、論理検証用パタンのクロック周波数を前記最低動作周波数に置き換える。したがって、必要なときに限り前記置き換える手順を行うことができるのでシミュレーションの効率が上がるという利点が得られる。
【0009】
また本出願第2の発明は、ダイナミック回路に係るダイナミックパスがデータを取り込むためのデータ取り込み時間と、前記ダイナミックパスの電位がスレッショルド電圧に達するまでの時間との和の逆数によって算出された最低動作周波数を格納するライブラリを備えるコンピュータを用いて半導体集積回路の論理シミュレーションを実行する半導体集積回路のシミュレーション方法であって、前記半導体集積回路にダイナミック回路が含まれている場合には、前記コンピュータの読み出し手段により、当該ダイナミック回路に係るダイナミックパスの最低動作周波数を前記ライブラリから読み出す手順と、前記コンピュータの比較手段により、論理検証用パタンのクロック周波数と前記読み出した最低動作周波数との大小を比較する手順と、前記比較した結果、前記読み出した最低動作周波数が前記クロック周波数よりも大きい場合には、前記コンピュータの置換手段により、前記論理検証用パタンのクロック周波数を、前記読み出した最低動作周波数に置き換える手順とを有することを特徴とする。
このように、本出願第2の発明の半導体集積回路のシミュレーション方法によれば、ダイナミックパスの論理が不定となる事を防ぐことができる。したがって、ダイナミック回路とスタティック回路とを混載する半導体集積回路の論理シミュレーションを容易に実現することが可能になる。しかも、スタティックシミュレーションモデルで代用出来る為、ダイナミックシミュレーションモデルが不要であるという利点も得られる。その上、ダイナミック回路を用いる事で回路規模を小さくすることができ、半導体集積回路の集積度を向上させることが可能となる。
また、データ保持保証の為にスレッショルド電圧Vihへ達するまでの充放電時間から最低動作周波数を算出し、論理検証用パタンのクロック周波数とする。したがって、ダイナミックパスの論理が不定となる事を防ぐことができ、ダイナミック回路とスタティック回路とを混載する半導体集積回路の論理シミュレーションを容易に実現することが可能になる。
さらに、前記最低動作周波数が前記クロック周波数より大きい場合に限り、前記コンピュータの置換手段により、論理検証用パタンのクロック周波数を前記最低動作周波数に置き換える。したがって、必要なときに限り前記置き換える手順を行うことができるのでシミュレーションの効率が上がるという利点が得られる。
また、最低動作周波数の算出が複雑な場合には、ダイナミックブロック毎の前記最低動作周波数の値を予め算出し、これらを予めライブラリとして用意し、このライブラリを適宜参照する。したがって、シミュレーション時間を短縮することができ、効率良く論理シミュレーションを行うことが可能になる。
ここでライブラリとは、ダイナミックブロック毎に入力波形の立ち上がりおよび立ち下り時間のばらつきの程度に応じて場合分けした前記最低動作周波数を予め算出し、その値を表形式にしたものである。
【0011】
また本出願第3の発明は、本出願第1又は第2の発明の半導体集積回路のシミュレーション方法において、前記半導体集積回路にダイナミック回路が含まれているか否かを、前記コンピュータのダイナミック回路判定手段により判定する手順を有することを特徴とする。
このように、本出願第3の発明の半導体集積回路のシミュレーション方法によれば、半導体集積回路にダイナミックパスが含まれるか否かを確認するので、正確かつ効率の良いシミュレーションを行うことが可能になる。
【0012】
また本出願第4の発明は、本出願第1乃至第3の何れか一の発明の半導体集積回路のシミュレーション方法において、前記各手順のいずれか一の手順が、前記半導体集積回路全体の遅延を計算するためのフローの中に含まれることを特徴とする。
したがって、本出願第4の発明の半導体集積回路のシミュレーション方法によれば、論理設計あるいはレイアウト設計へのフィードバックを適宜行うことが出来る。したがって、半導体集積回路の特性及び精度を向上することができ、さらに、設計効率を飛躍的に向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
第一の実施の形態
次に、本発明の第一の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法を説明する。
本発明の第一の実施の形態は、論理ブロック間でダイナミック回路を構成した場合の半導体集積回路のシミュレーション方法である。
図1および図2は本発明の第一の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法を用いた設計フローである。
仮配線遅延計算aのフローでは、はじめに従来の半導体集積回路のシミュレーション方法と同様にステップ5、6、7を行う。すなわち、まず回路接続情報1から配線長の見積もりを行い(ステップ5)、次に配線・負荷容量情報2とステップ5の結果とを用いて半導体集積回路全体の配線容量を算出し(ステップ6)、続いて負荷容量を算出する(ステップ7)。
次に、論理ブロック間にダイナミック回路が含まれるか否かを判定するステップ8を持つ。ステップ8においてダイナミック回路が含まれないと判定すると、従来の半導体集積回路のシミュレーション方法と同様に、Trf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進む。一方、ダイナミック回路が含まれると判定した場合、ステップ6、ステップ7により算出されたダイナミックパスの負荷容量及び抵抗から充放電時間を求め(ステップ12)、充放電時間内で最低動作周波数(以下、fmin)を算出する(ステップ13)。更にステップ13を経て仮配線遅延計算aのフローに戻り、Trf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進み、仮配線遅延情報16を出力する。
【0014】
次に、論理検証用パタン3を読み込み、この論理検証用パタン3にダイナミック回路が含まれるか否かを判定する(ステップ11)。論理検証用パタン3がスタティック回路のみであると判定した場合は、このパタンを論理シミュレーション17へそのまま使用する。一方、論理検証用パタン3にダイナミック回路が含まれると判定した場合は、この論理検証用パタン3のクロック周波数(以下、fc)と、ステップ13で決定したfminとの大小を比較する(ステップ14)。ステップ14にてfmin>fcの場合には、論理検証用パタン3をそのまま論理シミュレーションのステップ17に用いると、ダイナミックパスの充放電により不定値を出力するためシミュレーションを実行できないため、論理検証用パタン3のfcをfminに置き換える(ステップ15)。この、fcをfminに置き換えた論理検証用パタン3と、回路接続情報1、シミュレーションモデル4、仮配線遅延情報16により論理シミュレーションのステップ17を実行する。
次に、論理シミュレーション結果に問題がないかどうかを判断する(ステップ18)。論理シミュレーション結果に問題がある場合は回路接続情報1を修正するステップAへと戻る。論理シミュレーション結果に問題がない場合には、回路接続情報1を用いたレイアウト設計のステップ19へと進み、ここからレイアウト検証のステップ20と実配線遅延計算bのフローに分岐する。レイアウト検証のステップ20より検証結果を判定するステップ18でエラーがあった場合にはレイアウト修正のステップBに進む。
【0015】
また、実配線遅延計算bのフローでは、レイアウト設計19のデータから配線長を抽出するステップ21、配線容量を抽出するステップ22、負荷容量を抽出するステップ23を順次行う。次に、仮配線遅延計算aのフローと同様に、論理ブロック間にダイナミック回路が含まれるか否かを判定するステップ8を持つ。ステップ8においてダイナミック回路が含まれないと判定すると、仮配線遅延計算aのフローと同様に、Trf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進む。一方、ダイナミック回路が含まれると判定した場合、ステップ22、23で抽出したデータからダイナミックパスに対する隣接配線容量を抽出する(ステップ24)。ステップ24で抽出されたデータと、ダイナミックパスに対して予め用意された隣接容量許容値ライブラリ26とにより、隣接容量許容値を満足しているかを判定する(ステップ25)。ダイナミック構成はダイナミックパスに対する隣接容量によるクロストークがダイナミックパスのデータ破壊を招く恐れが有るが、ステップ24、25によりレイアウト設計後のダイナミックパスへ対するクロストーク検証を行うことができる。ステップ24によって抽出されるダイナミックパスの隣接容量と、ダイナミックパスのデータ保持を保証する隣接容量許容値ライブラリ26(入力波形の立ち上がり、立ち下がり、Best、Normal、Worst条件それぞれに対して持つ)を比較する事でクロストークの影響を確認出来、誤動作の可能性を未然に防ぐ事が出来る。ステップ25の結果がNGの場合はレイアウト修正Bへと戻る。OKの場合は、配線容量抽出22、負荷容量抽出23の各ステップにより算出されたダイナミックパスの負荷容量・隣接容量及び抵抗から充放電時間を求め(ステップ12)、充放電時間内でfmin2を決定する(ステップ13)。その後実配線遅延計算bに戻り、Trf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進み、実配線遅延情報27を出力する。
【0016】
又、論理検証用パタン3を読み込み、このパタンがスタティック回路のみであれば論理シミュレーション17へそのまま使用するが、ダイナミック回路を含む回路の場合は、この論理検証用パタン3のfcとステップ13で決定したfmin2を比較する事でリフレッシュの調整を行う。具体的にはステップ14にてfmin2>fcの場合には論理検証用パタン3をそのまま論理シミュレーション17へ用いると、ダイナミックパスの充放電により不定値を出力し、シミュレーションを実行出来ないため、論理検証用パタン3のfcをfmin2に置き換える(ステップ15)。この、fcをfmin2に置き換えた論理検証用パタン3と回路接続情報1、シミュレーションモデル4、実配線遅延情報27により論理シミュレーションのステップ17を実行する。
論理シミュレーション結果(ステップ18)がNGの場合は、レイアウト修正を行うステップBへと戻る。シミュレーション結果がOKの場合にはレイアウト完了となり、フローを終える。
【0017】
以上のフロー中、ステップ13で設定するfmin及びfmin2はコンデンサ電圧がスレッショルド電圧Vih(Vih以下、又は以上まで放電すると論理は不定となる)に達するまでの時間より求まる為、fmin及びfmin2以内でクロックを動作させる事でダイナミックパスが不定になる事を防ぎ、リフレッシュ機能の役割をする。このリフレッシュ機能について回路動作の詳細を説明する。
図3(a)は、ブロックAとブロックBでダイナミックフリップ・フロップ(以下、F/F)を構成したダイナミック回路の例である。この回路では、ダイナミックパスaのコンデンサ充電時に取り込んだ値を保持する為に定期的なリフレッシュ動作(clk)が必要になる。
図3(b)は通常のダイナミックF/Fの動作である。ダイナミックパスaに着目すると放電によりスレッショルド電圧Vihを下回ると論理は不定となる。しかし図3(c)の様にVihを下回る前に、すなわち最低動作周波数以内でclkを動作させると放電がストップする為、ダイナミックパスaの値は保持され論理は固定される。
この原理により、clkが最低動作周波数fmin及びfmin2以内で動作する事でリフレッシュ動作の代わりとしてデータを保持出来るようになり、このパタンを用いてダイナミック回路の論理シミュレーションを行う事が出来る。
【0018】
次に、図4(a)を用いて、fminの算出方法及び周波数比較についての詳細を説明する。
遅延計算よりダイナミックパスaの配線抵抗及び容量を求め、充放電時間tを算出する。次にダイナミックパスaの電位がスレッショルド電圧Vihに達するまでの時間t2を求め、データ取り込み時間t1とにより最低動作周波数fminを求める。
fmin=1/(t1+t2) [Hz]
fmin2の求め方もfminの場合と同様に行う。
次にfminと論理検証用パタンのクロック周波数fcとにより比較を行う。この時fcがfminよりも遅い場合(fmin>fc)、ダイナミックパスaでは不定動作をする事になり、論理シミュレーションを行う事が出来ない。よって、fminをfcに置き換える事(fc=fmin)でダイナミックパスaの論理を保持し続ける。
fmin2の算出方法及び周波数比較についてもfminの場合と同様に行う。
【0019】
次に、レイアウト設計後のダイナミックパスに対するクロストーク検証について図4(b)、図4(c)、表1を用いて詳細に説明する。
ダイナミックパスは容量の充放電がデータ保持を左右する為、クロストークの影響が顕著である。そこで、各ダイナミックパスの容量に対して、データ保証出来る隣接容量許容値を予めライブラリとして持ち、レイアウト設計後のダイナミックパスに対する隣接容量値がそれを満足しているかを判定するステップを持つ。もし許容値を超えていれば再レイアウト設計を行い、逆に許容内の隣接容量であれば、ダイナミックパスの容量・抵抗と隣接容量とにより最低動作周波数fmin2を算出する。隣接容量許容値は、各ダイナミックパスの接続や隣接する容量成分により異なる。例えば、図4(b)のダイナミックパスaと図4(c)のダイナミックパスbでは、データ保持保証出来る隣接容量値Crが異なる。したがって、各ダイナミックパスに対する許容隣接容量値をパラメータとして表1のように持ち、レイアウト設計後のダイナミックパスに付与される隣接容量がこれに収まるかどうか判定する。
【表1】
仮に、ダイナミックパスa自身の容量値が0.01pFだとすると、このダイナミックパスaの隣接容量許容値は0.001pFとなり、これをオーバーする場合は動作保証できない為NGとなり、再レイアウト設計となる。
【0020】
第二の実施の形態
次に、本発明の第二の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法を説明する。
本発明の第二の実施の形態は、ダイナミック回路をブロック内で構成した場合の半導体集積回路のシミュレーション方法である。
図5および図6は本発明の第二の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法を用いた設計フローである。
まず、従来の半導体集積回路のシミュレーション方法と同様に仮配線遅延計算aのフローを行う。すなわち、回路接続情報1から配線長の見積もりを行い(ステップ5)、次に配線・負荷容量情報2とステップ5の結果とを用いて半導体集積回路全体の配線容量を算出し(ステップ6)、続いて負荷容量を算出する(ステップ7)。さらにTrf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進み、仮配線遅延情報16を出力する。
【0021】
次に、論理検証用パタン3を読み込み、この論理検証用パタン3にダイナミック回路が含まれるか否かを判定する(ステップ11)。論理検証用パタン3がスタティック回路のみであると判定した場合は、このパタンを論理シミュレーション17へそのまま使用する。一方、論理検証用パタン3にダイナミック回路が含まれると判定した場合は、該当ダイナミックブロックのfminをfminライブラリ28より参照し、そのfminと、論理検証用パタン3のクロック周波数(以下、fc)との大小を比較する(ステップ14)。ステップ14にてfmin>fcの場合には、論理検証用パタン3をそのまま論理シミュレーションのステップ17に用いると、ダイナミックパスの充放電により不定値を出力するためシミュレーションを実行できないため、論理検証用パタン3のfcをfminに置き換える(ステップ15)。この、fcをfminに置き換えた論理検証用パタン3と、回路接続情報1、シミュレーションモデル4、仮配線遅延情報16により論理シミュレーションのステップ17を実行する。
次に、論理シミュレーション結果に問題がないかどうかを判断する(ステップ18)。論理シミュレーション結果に問題がある場合は回路接続情報1を修正するステップAへと戻る。論理シミュレーション結果に問題がない場合には、回路接続情報1を用いたレイアウト設計のステップ19へと進み、ここからレイアウト検証のステップ20と実配線遅延計算bのフローに分岐する。レイアウト検証のステップ20より検証結果を判定するステップ18でエラーがあった場合にはレイアウト修正のステップBに進む。
【0022】
また、実配線遅延計算bのフローでは、レイアウト設計19のデータから配線長を抽出するステップ21、配線容量を抽出するステップ22、負荷容量を抽出するステップ23を順次行う。次に、論理ブロック間にダイナミック回路が含まれるか否かを判定するステップ8を持つ。ステップ8においてダイナミック回路が含まれないと判定すると、Trf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進む。一方、ダイナミック回路が含まれると判定した場合、ステップ22、23で抽出したデータからダイナミックパスに対する隣接配線容量を抽出する(ステップ24)。ステップ24で抽出されたデータと、ダイナミックパスに対して予め用意された隣接容量許容値fmin2ライブラリ29とにより、隣接容量許容値を満足しているかを判定する(ステップ25)。
ステップ25の結果がNGの場合はレイアウト修正Bへと戻る。OKの場合は、実配線遅延計算bに戻り、Trf算出のステップ9、遅延算出のステップ10へと進み、実配線遅延情報27を出力する。
【0023】
又、論理検証用パタン3を読み込み、このパタンがスタティック回路のみであれば論理シミュレーション17へそのまま使用する。逆にダイナミック回路を含む回路の場合は、この論理検証用パタン3のfcと、隣接容量許容値fmin2ライブラリ29より参照した該当ダイナミックブロックの隣接容量に対するfmin2の値との大小を比較する(ステップ14)。ステップ14でfmin2>fcの場合には論理検証用パタン3のクロックfcをfmin2に置き換える(ステップ15)。この論理検証用パタン3と回路接続情報1、シミュレーションモデル4、実配線遅延情報27により論理シミュレーションのステップ17を実行する。論理シミュレーション結果(ステップ18)がNGの場合は、レイアウト修正を行うステップBへと戻る。シミュレーション結果がOKの場合にはレイアウト完了となり、フローを終える。
【0024】
次に、ステップ14で使用するfminライブラリ28に関して図7(a)、図7(b)、および表2、3を用いて説明する。
fminはダイナミックブロック設計時に夫々決定する為、ダイナミックブロック毎のfminの値をfminライブラリ28としてもっている。表2は、図7(a)のダイナミックブロックCのfminパラメータ、表3は図7(b)のダイナミックブロックDのfminパラメータであり、共にfminライブラリ28の一部である。
【表2】
【表3】
図7(a)のダイナミックブロックCではダイナミックパスの容量が1pFであり、表2より、Best条件でTrf=0.01nsの時のfminの値は100MHz、Worst条件でTrf=1nsの時のfminの値は50MHzである。
また、図7(b)のダイナミックブロックDではダイナミックパスの容量は2pFであり、表3より、Best条件でTrf=0.01nsの時のfminの値は200MHz、Worst条件でTrf=1nsの時のfminの値は100MHzという値になる。
このように、ダイナミックブロック毎に異なるfminをもち、これをfminライブラリ28より参照する。半導体集積回路内で使用しているダイナミックブロックに対してfminの値をfminライブラリ28より参照し、論理検証用パタンのクロック周波数と比較する。
【0025】
次に、実配線遅延計算bのフロー中にもつクロストークの影響をチェックするステップ24、25に使用する隣接容量許容値fmin2ライブラリ29に関して詳細に説明する。
本発明では、ダイナミック構成はダイナミックパスに対する隣接容量によるクロストークがダイナミックパスのデータ破壊を招く恐れが有る為、レイアウト設計後のダイナミックパスへ対するクロストーク検証を行うステップ24、25を持つ。
隣接容量許容値fmin2ライブラリ29中のfmin2の値は、入力波形の立ち上がり、立ち下がり、Best、Normal、Worst条件それぞれに対して与えられる。ステップ24によって抽出されるダイナミックブロックに対する隣接容量と、その該当ブロックのデータ保持を保証する隣接容量許容値fmin2ライブラリ29とを比較する事でクロストークの影響を未然に防ぐ事が出来る。
【0026】
表4は隣接容量許容値fmin2ライブラリ29に含まれる、図7(a)のダイナミックブロックCのfmin2パラメータである。
【表4】
図7(a)のダイナミックブロックCに対してダイナミックパスcに対する各隣接容量がついた場合のfmin2の値を予めライブラリとして有する。
fminライブラリ28はダイナミックブロック自体のダイナミックパスに対するfminのみをライブラリとしてもっていたのに対し、隣接容量許容値fmin2ライブラリ29では、そのダイナミックブロックのダイナミックパスへ付与される隣接容量毎にfmin2を設定し予めライブラリとしてもっている。
実配線遅延計算bのフローのステップ22、23によって抽出された該当ダイナミックブロックに対する隣接容量に対し、隣接容量許容値fmin2ライブラリ29の隣接容量を照合しfmin2の値を決定する。もし該当ダイナミックブロックから抽出した隣接容量が隣接容量許容値fmin2ライブラリ29に含まれていない場合は、データ保持を保証出来ない隣接容量が付いているものとしてレイアウト修正が必要になる。
仮に図7(a)のダイナミックブロックCに隣接容量Cr=0.001pFが付与された場合を表4のダイナミックブロックCの隣接容量許容値fmin2ライブラリ29でみてみると以下のようになる。
fminライブラリ28ではBest条件/Trf=0.01nsの時のfmin=100MHzであったのに対し、隣接容量Cr=0.001pFの影響によりfmin2=98MHzとなる。また、Worst条件/Trf=1nsの時のfmin=50MHzであったのに対し、同じく隣接容量Crの影響でfmin2=53MHzとなる。このように、隣接容量許容値fmin2ライブラリ29は、該当ダイナミックブロックへ隣接容量Crが付与された場合のfmin2の値を持つ。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明の半導体集積回路のシミュレーション方法によれば、ダイナミックパスの論理が不定となる事を防ぐことができため、ダイナミック回路とスタティック回路とを混載する半導体集積回路の論理シミュレーションを容易に実現することが可能になる。しかも、スタティックシミュレーションモデルで代用できるため、ダイナミックシミュレーションモデルが不要であるという利点も得られる。その上、ダイナミック回路を用いる事で回路規模を小さくすることができ、半導体集積回路の集積度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】、
【図2】本発明の第一の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法を用いた設計フローである。
【図3】本発明の第一の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法に用いるダイナミック回路の動作を説明する図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法の説明図である。
【図5】、
【図6】本発明の第二の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法を用いた設計フローである。
【図7】本発明の第二の実施の形態における半導体集積回路のシミュレーション方法の説明図である。
【図8】、
【図9】従来の半導体集積回路のシミュレーション方法を用いた設計フローである。
【符号の説明】
1 回路接続情報
2 配線・負荷容量情報
3 論理検証用パタン
4 シミュレーションモデル
8、11 第四の手順
13 第二の手順
14 第三の手順
15 第一の手順
a 仮配線遅延計算
b 実配線遅延計算
28 fminライブラリ
29 隣接容量許容値fmin2ライブラリ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor integrated circuit simulation method, and more particularly, to a circuit simulation method of ASIC (Application Specific Integrated Circuits).
[0002]
[Prior art]
FIGS. 8 and 9 are ASIC design flows using a conventional semiconductor integrated circuit simulation method.
The flow of temporary wiring delay calculation a is a flow for calculating a delay in the entire semiconductor integrated circuit. In the flow of temporary wiring delay calculation a, first, the wiring length is estimated from the circuit connection information 1 in which the connection between the logical blocks is described (step 5). Next, the wiring capacity of the entire semiconductor integrated circuit is calculated using wiring /
When the flow of the temporary wiring delay calculation a is completed, a logical simulation is next executed using the temporary
In the actual wiring delay calculation b flow in which the chip wiring is actually performed and the delay calculation considering the wiring resistance and load is performed, the simulation is performed in the same manner as the flow of the temporary wiring delay calculation a.
[0003]
However, the ASIC logic simulator using the conventional semiconductor integrated circuit simulation method has only a static model, and there is a problem that the logic evaluation of the dynamic and static mixed circuit cannot be performed. For this reason, there is a problem that the dynamic circuit configuration cannot be used and the circuit scale becomes large. In addition, when a dynamic circuit configuration is mixedly mounted, there is a problem that it is not possible to guarantee the circuit characteristics and accuracy because it is impossible to execute a simulation in consideration of the wiring capacity and load capacity based on the actual layout.
In addition, in an ASIC, if a logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit is embedded is to be realized, points to be considered in comparison with a static model, such as capacitor charging / discharging time and refresh required for constructing a dynamic model. There are many. For this reason, there are problems such as changes in capacitance and resistance caused by actual wiring changes that occur during actual wiring simulation, and problems such as requiring a great deal of labor and man-hours have occurred.
[0004]
In order to solve such a problem, Japanese Patent Laid-Open No. 03-198160 discloses a plurality of storage units for storing values of respective input signals and outputting stored values when a precharge signal is on, A logic simulator comprising: an input signal check unit having a plurality of comparison units for comparing values; and an arithmetic processing unit for performing an arithmetic process on the output of each comparison unit of the input signal check unit, and a dynamic type The operation model of the logic simulation corresponding to the circuit is stored, the value of the input signal when the precharge signal is turned on is stored, and the value of the input signal when the precharge signal is turned off first It has a function of comparing the stored value of the input signal when the precharge signal is on, and is specific to the value of the input signal when the precharge signal is on. Logic simulation method the result of performing the calculation the precharge signal and outputs in the off is disclosed. According to the logic simulator and the logic simulation method, it is possible to reduce the increase in simulation load and to verify whether or not the value of the input signal determined at the setup time is held for the hold time.
Similarly, in order to solve the above-mentioned problem, Japanese Patent Application Laid-Open No. 05-101130 discloses whether the terminals of the elements constituting the MOS digital circuit are input or output, and if there is a high impedance state if output. Type classification according to conditions such as, determine the direction of signal flow according to the type of terminal directly connected to the source terminal and drain terminal of the MOS transistor, replace it with a unidirectional element, and connect the net directly to the net An equivalent circuit creation method and a logic simulation method are disclosed in which the characteristics as a dynamic circuit are determined according to the type of terminal to be inserted, and a virtual latch element is inserted. According to this equivalent circuit creation method and logic simulation method, an equivalent circuit that can be simulated by a logic simulator is created from a MOS digital circuit, and the MOS digital circuit can be logically simulated.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the logic simulator and logic simulation method disclosed in the above Japanese Patent Application Laid-Open No. 03-198160, there is a possibility of solving the above-mentioned problem, but the operation of the logic simulation corresponding to the dynamic circuit for performing the dynamic logic verification is performed. I needed a model.
Further, the equivalent circuit creation method and logic simulation method disclosed in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 05-101130 have the following problems.
In the equivalent circuit creation method and the logic simulation method disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 05-101130, it is necessary to express a virtual latch element according to the terminal type connected to the dynamic circuit in order to perform dynamic logic verification. Therefore, there is a disadvantage that the means for solving the above-described problem becomes complicated.
[0006]
The present invention has been made in view of such problems in the prior art, and is a semiconductor integrated circuit that can easily realize a logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit and a static circuit are mixedly mounted. An object is to provide a simulation method.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A first invention of the present application that solves the above-described problem is a simulation method of a semiconductor integrated circuit that executes a logic simulation of a semiconductor integrated circuit using a computer, and the semiconductor integrated circuit includes a dynamic circuit. Is the reciprocal of the sum of the data acquisition time for the dynamic path of the dynamic circuit to acquire data and the time until the potential of the dynamic path reaches the threshold voltage. Based on the minimum operating frequency calculation means of the computer A procedure to calculate the minimum operating frequency; By the computer comparison means, The procedure for comparing the magnitude of the clock frequency of the logic verification pattern and the calculated minimum operating frequency, and as a result of the comparison, if the calculated minimum operating frequency is greater than the clock frequency, By the computer replacement means, And a step of replacing the clock frequency of the logic verification pattern with the calculated minimum operating frequency.
Thus, according to the semiconductor integrated circuit simulation method of the first invention of this application, it is possible to prevent the dynamic path logic from becoming unstable. Therefore, it is possible to easily realize a logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit and a static circuit are mixedly mounted. In addition, since a static simulation model can be used instead, a dynamic simulation model is unnecessary. In addition, by using a dynamic circuit, the circuit scale can be reduced and the degree of integration of the semiconductor integrated circuit can be improved.
[0008]
Further, in order to guarantee data retention, the minimum operating frequency is calculated from the charge / discharge time until the threshold voltage Vih is reached, and is set as the clock frequency of the logic verification pattern. Accordingly, it is possible to prevent the dynamic path logic from becoming indefinite, and it is possible to easily realize a logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit and a static circuit are mixedly mounted.
Furthermore, only when the minimum operating frequency is greater than the clock frequency, By the computer replacement means, The clock frequency of the logic verification pattern is replaced with the minimum operating frequency. Therefore, since the replacement procedure can be performed only when necessary, there is an advantage that simulation efficiency is improved.
[0009]
The second invention of the present application provides a minimum operation calculated by the reciprocal of the sum of the data acquisition time for the dynamic path of the dynamic circuit to acquire data and the time until the potential of the dynamic path reaches the threshold voltage. A simulation method of a semiconductor integrated circuit that performs a logic simulation of a semiconductor integrated circuit using a computer having a library that stores a frequency, and when the semiconductor integrated circuit includes a dynamic circuit, By the reading means of the computer, A procedure for reading out the minimum operating frequency of the dynamic path related to the dynamic circuit from the library; By the computer comparison means, The procedure for comparing the magnitude of the clock frequency of the logic verification pattern and the read minimum operating frequency, and, as a result of the comparison, if the read minimum operating frequency is greater than the clock frequency, By the computer replacement means, And a step of replacing the clock frequency of the logic verification pattern with the read minimum operating frequency.
As described above, according to the semiconductor integrated circuit simulation method of the second invention of the present application, it is possible to prevent the dynamic path logic from becoming unstable. Therefore, it is possible to easily realize a logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit and a static circuit are mixedly mounted. In addition, since a static simulation model can be used instead, a dynamic simulation model is unnecessary. In addition, by using a dynamic circuit, the circuit scale can be reduced and the degree of integration of the semiconductor integrated circuit can be improved.
Further, in order to guarantee data retention, the minimum operating frequency is calculated from the charge / discharge time until the threshold voltage Vih is reached, and is set as the clock frequency of the logic verification pattern. Accordingly, it is possible to prevent the dynamic path logic from becoming indefinite, and it is possible to easily realize a logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit and a static circuit are mixedly mounted.
Furthermore, only when the minimum operating frequency is greater than the clock frequency, By the computer replacement means, The clock frequency of the logic verification pattern is replaced with the minimum operating frequency. Therefore, since the replacement procedure can be performed only when necessary, there is an advantage that simulation efficiency is improved.
In addition, when the calculation of the minimum operating frequency is complicated, the value of the minimum operating frequency for each dynamic block is calculated in advance, these are prepared in advance as a library, and this library is referred to as appropriate. Therefore, the simulation time can be shortened and the logic simulation can be performed efficiently.
Here, the library is a table in which the minimum operating frequency is divided in advance according to the degree of variation in the rising and falling times of the input waveform for each dynamic block, and the values are tabulated.
[0011]
According to a third invention of the present application, in the semiconductor integrated circuit simulation method of the first or second invention of the present application, whether or not a dynamic circuit is included in the semiconductor integrated circuit is determined. The dynamic circuit determination means of the computer It has the procedure to determine, It is characterized by the above-mentioned.
As described above, according to the semiconductor integrated circuit simulation method of the third aspect of the present application, since it is confirmed whether or not a dynamic path is included in the semiconductor integrated circuit, an accurate and efficient simulation can be performed. Become.
[0012]
This application 4th invention This application 1st to 3rd In the method of simulating a semiconductor integrated circuit according to any one of the inventions, Each procedure Any one of the steps Said It is included in the flow for calculating the delay of the entire semiconductor integrated circuit.
Therefore, this application 4th invention According to this semiconductor integrated circuit simulation method, feedback to logic design or layout design can be appropriately performed. Therefore, the characteristics and accuracy of the semiconductor integrated circuit can be improved, and the design efficiency can be greatly improved.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First embodiment
Next, a semiconductor integrated circuit simulation method according to the first embodiment of the present invention will be described.
The first embodiment of the present invention is a method for simulating a semiconductor integrated circuit when a dynamic circuit is configured between logic blocks.
FIG. 1 and FIG. 2 are design flows using the simulation method of the semiconductor integrated circuit in the first embodiment of the present invention.
In the flow of temporary wiring delay calculation a, first, steps 5, 6, and 7 are performed as in the conventional simulation method of a semiconductor integrated circuit. That is, first, the wiring length is estimated from the circuit connection information 1 (step 5), and then the wiring capacity of the entire semiconductor integrated circuit is calculated using the wiring /
Next, it has
[0014]
Next, the
Next, it is determined whether there is no problem in the logic simulation result (step 18). If there is a problem in the logic simulation result, the process returns to Step A where the circuit connection information 1 is corrected. If there is no problem in the logic simulation result, the process proceeds to step 19 of the layout design using the circuit connection information 1, and branches from here to the flow of the
[0015]
In the flow of actual wiring delay calculation b, step 21 for extracting the wiring length from the data of the
[0016]
Also, the
If the logic simulation result (step 18) is NG, the process returns to step B where the layout is corrected. If the simulation result is OK, the layout is completed and the flow is finished.
[0017]
In the above flow, fmin and fmin2 set in step 13 are obtained from the time until the capacitor voltage reaches the threshold voltage Vih (the logic becomes indefinite when discharged to Vih or below or above), so the clock is within fmin and fmin2. By operating, it prevents the dynamic path from becoming indefinite and serves as a refresh function. Details of the circuit operation of this refresh function will be described.
FIG. 3A shows an example of a dynamic circuit in which a block A and a block B constitute a dynamic flip-flop (hereinafter referred to as F / F). In this circuit, a periodic refresh operation (clk) is required in order to hold the value acquired when the capacitor of the dynamic path a is charged.
FIG. 3B shows a normal dynamic F / F operation. Focusing on the dynamic path a, the logic becomes indefinite when the voltage drops below the threshold voltage Vih due to discharge. However, as shown in FIG. 3C, before the voltage drops below Vih, that is, when clk is operated within the minimum operating frequency, the discharge stops, so the value of the dynamic path a is maintained and the logic is fixed.
Based on this principle, when clk operates within the minimum operating frequencies fmin and fmin2, data can be held instead of the refresh operation, and logic simulation of the dynamic circuit can be performed using this pattern.
[0018]
Next, details of the fmin calculation method and frequency comparison will be described with reference to FIG.
The wiring resistance and capacity of the dynamic path a are obtained from the delay calculation, and the charge / discharge time t is calculated. Next, the time t2 until the potential of the dynamic path a reaches the threshold voltage Vih is obtained, and the minimum operating frequency fmin is obtained from the data capture time t1.
fmin = 1 / (t1 + t2) [Hz]
The method of obtaining fmin2 is the same as in the case of fmin.
Next, a comparison is made between fmin and the clock frequency fc of the logic verification pattern. At this time, if fc is slower than fmin (fmin> fc), the dynamic path a performs an indefinite operation, and a logic simulation cannot be performed. Therefore, the logic of the dynamic path a is kept by replacing fmin with fc (fc = fmin).
The calculation method of fmin2 and frequency comparison are performed in the same manner as in fmin.
[0019]
Next, crosstalk verification for a dynamic path after layout design will be described in detail with reference to FIGS. 4B, 4C, and Table 1. FIG.
In the dynamic path, since the charge / discharge of the capacity influences the data retention, the influence of the crosstalk is remarkable. In view of this, for each dynamic path capacity, there is a step of preliminarily having, as a library, an adjacent capacity allowable value that can guarantee data, and determining whether the adjacent capacity value for the dynamic path after layout design satisfies it. If the allowable value is exceeded, the re-layout design is performed. Conversely, if the allowable capacitance is within the allowable range, the minimum operating frequency fmin2 is calculated from the dynamic path capacitance / resistance and the adjacent capacitance. The adjacent capacity allowable value varies depending on the connection of each dynamic path and the adjacent capacity component. For example, the dynamic capacity a in FIG. 4B and the dynamic path b in FIG. Therefore, the allowable adjacent capacitance value for each dynamic path is set as a parameter as shown in Table 1, and it is determined whether or not the adjacent capacitance given to the dynamic path after layout design falls within this.
[Table 1]
If the capacity value of the dynamic path a itself is 0.01 pF, the adjacent capacity allowable value of the dynamic path a is 0.001 pF, and if it exceeds this, the operation cannot be guaranteed, so it becomes NG, and the re-layout design is performed.
[0020]
Second embodiment
Next, a semiconductor integrated circuit simulation method according to the second embodiment of the present invention will be described.
The second embodiment of the present invention is a method for simulating a semiconductor integrated circuit when a dynamic circuit is configured in a block.
FIGS. 5 and 6 are design flows using the simulation method of the semiconductor integrated circuit according to the second embodiment of the present invention.
First, a temporary wiring delay calculation flow a is performed in the same manner as in the conventional semiconductor integrated circuit simulation method. That is, the wiring length is estimated from the circuit connection information 1 (step 5), and then the wiring capacity of the entire semiconductor integrated circuit is calculated using the wiring /
[0021]
Next, the
Next, it is determined whether there is no problem in the logic simulation result (step 18). If there is a problem in the logic simulation result, the process returns to Step A where the circuit connection information 1 is corrected. If there is no problem in the logic simulation result, the process proceeds to step 19 of the layout design using the circuit connection information 1, and branches from here to the flow of the
[0022]
In the flow of actual wiring delay calculation b, step 21 for extracting the wiring length from the data of the
If the result of
[0023]
Further, the
[0024]
Next, the
Since fmin is determined at the time of designing the dynamic block, the value of fmin for each dynamic block is used as the
[Table 2]
[Table 3]
In the dynamic block C of FIG. 7A, the capacity of the dynamic path is 1 pF. From Table 2, the fmin value when Trf = 0.01 ns under the Best condition is 100 MHz, and the fmin when Trf = 1 ns under the Worst condition. The value of is 50 MHz.
Further, in the dynamic block D of FIG. 7B, the capacity of the dynamic path is 2 pF. From Table 3, the fmin value when Trf = 0.01 ns under the Best condition is 200 MHz, and when Trf = 1 ns under the Worst condition. The value of fmin is 100 MHz.
Thus, each dynamic block has a different fmin, which is referred to by the
[0025]
Next, the adjacent capacity allowable
In the present invention, the dynamic configuration has
The value of fmin2 in the adjacent capacity allowable
[0026]
Table 4 shows fmin2 parameters of the dynamic block C in FIG. 7A included in the adjacent capacity allowable
[Table 4]
The value of fmin2 when each adjacent capacity for the dynamic path c is added to the dynamic block C of FIG.
The
The adjacent capacity of the adjacent capacity allowable
If the adjacent capacity Cr = 0.001 pF is given to the dynamic block C in FIG. 7A, the adjacent capacity allowable
In the
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the semiconductor integrated circuit simulation method of the present invention, it is possible to prevent the dynamic path logic from becoming indefinite. Therefore, it is easy to perform logic simulation of a semiconductor integrated circuit in which a dynamic circuit and a static circuit are mixedly mounted. Can be realized. In addition, since a static simulation model can be used instead, a dynamic simulation model is unnecessary. In addition, by using a dynamic circuit, the circuit scale can be reduced and the degree of integration of the semiconductor integrated circuit can be improved.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1]
FIG. 2 is a design flow using a semiconductor integrated circuit simulation method according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 3 is a diagram for explaining the operation of a dynamic circuit used in the semiconductor integrated circuit simulation method according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 4 is an explanatory diagram of the semiconductor integrated circuit simulation method according to the first embodiment of the invention.
FIG.
FIG. 6 is a design flow using a semiconductor integrated circuit simulation method according to a second embodiment of the present invention;
FIG. 7 is an explanatory diagram of a semiconductor integrated circuit simulation method according to a second embodiment of the invention.
FIG.
FIG. 9 is a design flow using a conventional semiconductor integrated circuit simulation method;
[Explanation of symbols]
1 Circuit connection information
2 Wiring / load capacity information
3 Logic verification patterns
4 Simulation model
8, 11 Fourth procedure
13 Second procedure
14 Third procedure
15 First procedure
a Temporary wiring delay calculation
b Actual wiring delay calculation
28 fmin library
29 Adjacent capacity tolerance fmin2 library
Claims (4)
前記半導体集積回路にダイナミック回路が含まれている場合には、当該ダイナミック回路に係るダイナミックパスがデータを取り込むためのデータ取り込み時間と、前記ダイナミックパスの電位がスレッショルド電圧に達するまでの時間との和の逆数に基づき、前記コンピュータの最低動作周波数算出手段により最低動作周波数を算出する手順と、
前記コンピュータの比較手段により、論理検証用パタンのクロック周波数と前記算出した最低動作周波数との大小を比較する手順と、
前記比較した結果、前記算出した最低動作周波数が前記クロック周波数よりも大きい場合には、前記コンピュータの置換手段により、前記論理検証用パタンのクロック周波数を、前記算出した最低動作周波数に置き換える手順と、
を有することを特徴とする半導体集積回路のシミュレーション方法。A method for simulating a semiconductor integrated circuit that performs logic simulation of the semiconductor integrated circuit using a computer,
In the case where the semiconductor integrated circuit includes a dynamic circuit, the sum of the data acquisition time for the dynamic path related to the dynamic circuit to acquire data and the time until the potential of the dynamic path reaches the threshold voltage. A procedure for calculating the minimum operating frequency by the minimum operating frequency calculating means of the computer based on the inverse of
A procedure for comparing the clock frequency of the logic verification pattern with the calculated minimum operating frequency by the computer comparing means ;
As a result of the comparison, if the calculated minimum operating frequency is greater than the clock frequency, the replacement means of the computer replaces the clock frequency of the logic verification pattern with the calculated minimum operating frequency;
A method for simulating a semiconductor integrated circuit, comprising:
前記半導体集積回路にダイナミック回路が含まれている場合には、前記コンピュータの読み出し手段により、当該ダイナミック回路に係るダイナミックパスの最低動作周波数を前記ライブラリから読み出す手順と、
前記コンピュータの比較手段により、論理検証用パタンのクロック周波数と前記読み出した最低動作周波数との大小を比較する手順と、
前記比較した結果、前記読み出した最低動作周波数が前記クロック周波数よりも大きい場合には、前記コンピュータの置換手段により、前記論理検証用パタンのクロック周波数を、前記読み出した最低動作周波数に置き換える手順と、
を有することを特徴とする半導体集積回路のシミュレーション方法。A computer comprising a library for storing a minimum operating frequency calculated by a reciprocal of a sum of a data acquisition time for a dynamic path related to a dynamic circuit to acquire data and a time until the potential of the dynamic path reaches a threshold voltage. A semiconductor integrated circuit simulation method using a logic simulation of a semiconductor integrated circuit, comprising:
When the dynamic circuit is included in the semiconductor integrated circuit, a procedure for reading out the minimum operating frequency of the dynamic path related to the dynamic circuit from the library by the reading means of the computer ;
A step of comparing the clock frequency of the logic verification pattern with the read out minimum operating frequency by the comparing means of the computer ;
As a result of the comparison, if the read out minimum operating frequency is larger than the clock frequency, the replacement means of the computer replaces the clock frequency of the logic verification pattern with the read out minimum operating frequency;
A method for simulating a semiconductor integrated circuit, comprising:
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