JP3919526B2

JP3919526B2 - Clip structure and writing instrument with clip

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Publication number: JP3919526B2
Application number: JP2001391040A
Authority: JP
Inventors: 隆史磯田
Original assignee: Mitsubishi Pencil Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date: 2001-11-05
Filing date: 2001-12-25
Publication date: 2007-05-30
Anticipated expiration: 2021-12-25
Also published as: JP2003200695A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリップの把持力を調整するためのクリップ構造、およびそのクリップ構造を備えた筆記具に関するものである。
【０００２】
【先行技術】
筆記具などには、その筆記具をポケットや手帳等に固定するためのクリップが設けられることが多い。このクリップは、一定の力で挟み込んだものを把持している。このクリップの把持力が弱いと挟みやすいが外れやすくなり、クリップとしての機能を果たさない場合もある。反対に、クリップの把持力が強いと外れにくくなるが挟みにくくなる。この場合、把持力が強いのに無理して挟もうとすると、クリップ自体あるいはクリップを固定している筆記具が破損してしまうこともあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このため、クリップの把持力が調整でき、例えば、挟む時は挟みやすく、いったん挟んだ後は外れにくくなるクリップなどが求められていた。請求項１から請求項４記載の発明の目的は、挟み込む対象物の厚さ、把持する程度などその使用状況に合わせて、クリップの把持力を調整できるクリップ構造を提供することである。また、請求項５および請求項６記載の発明の目的は、挟み込む対象物の厚さ、把持する程度などその使用状況に合わせて、クリップの把持力を調整できるクリップ構造を備え、且つペン先の不用意な露出を防ぐロック機構を備えた筆記具を提供することである。なお、筆記具などのクリップに関する発明には、特開２００１−７１６８０公報などに多く開示されているが、クリップの把持力を調整できるものは発見できなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
（請求項１）前述の課題を解決する請求項１記載の発明は、クリップ本体１０とそのクリップ本体１０を固定するクリップ被固定体４０との間に形成した挟み込み部１２によって薄物たる被クリップ体５０を挟み込むクリップ構造に係る。すなわち、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧することによってクリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力を調整可能な調整体３０を備え、その調整体３０は、クリップ被固定体４０へ調整体３０全体を取り付けるための取付部３２と、クリップ本体へ当接するクリップ本体当接部３１とを備えて形成したクリップ構造である。
【０００５】
（用語説明）ここで、「クリップ被固定体４０」とは、クリップ本体１０が固定される部材であり、例えば、胸ポケットに入るような小物、ボールペンや万年筆のような筆記具、あるいはそれら筆記具に用いられるキャップなどの他に、ネームプレート、薄型のペンケース、携帯電話なども含まれる。「薄物たる被クリップ体５０」とは、クリップ本体１０によって把持される薄い髪や布などであり、例えば、胸ポケット、シート状の部材（たとえば、メモ用紙、クリアファイル、ノートブック）、などである。
【０００６】
また、請求項１記載の発明において、調整体３０は、取付部３２を支点としてクリップ本体当接部３１を回動自在とするための支持脚部３３を備え、把持力は、その取付部３２を支点とした調整体３０の回動によってクリップ本体当接部３１とクリップ本体１０との当接位置を変更することによって調整可能となる。
【０００７】
（作用）クリップ本体１０とそのクリップ本体１０を固定するクリップ被固定体４０との間に形成した挟み込み部１２によって薄物たる被クリップ体５０を挟み込む。そして、調整体３０が、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧することによって、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力を調整する。クリップ本体当接部３１とクリップ本体１０との当接位置を変更して、把持力が強まるように調整すれば、被クリップ体５０が薄くてもクリップ被固定体４０を被クリップ体５０へ強くクリッピングすることができる。また、把持力が弱まるように調整すれば、被クリップ体５０が厚くても、クリップ本体１０の変形や破損を防ぎつつクリップ被固定体４０を被クリップ体５０へクリッピングすることができる。
また、調整体３０における取付部３２を支点としてクリップ本体当接部３１を回動自在とするための支持脚部３３を備えているので、クリップ本体当接部３１が回動可能となる。したがって、クリップ本体当接部３１を回動させると、調整体３０がクリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧する。これによって、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力が強まる。反対に、調整体３０がクリップ本体１０を被クリップ体５０から離れるように回動させれば、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力は弱まる。
【０００８】
（請求項２）請求項２記載の発明は、図５に示すように、クリップ本体当接部３１と当接するクリップ本体１０の当接部位１９に、クリップ本体当接部３１の係止可能な係止部を備えたクリップ構造に係る。また、「係止部」は、図２における当接部位１９に図６に示される突起部１５を設けてもよい。「係止部」は、単数でも良いが、把持力を細かく調整するためには図５に示すように複数設けることとしても良い。
【０００９】
（作用）クリップ本体当接部３１が係止部１９ｂに位置した場合には、当接部位１９におけるクリップ本体当接部３１の位置を回動させずに維持する。そのため、係止部１９ｂによる係止力を越える外力を加えない限り、クリップ本体当接部３１を再び回動させることはできないので、クリップ本体当接部３１は安定した把持力を、クリップ本体１０へ提供する。また、係止部１９ｂを複数設けた場合には、把持力を細かく調整することができる。
【００１０】
（請求項３）請求項３記載の発明は、請求項１記載のクリップ構造とは、クリップ本体１０の構造が異なる。すなわち、クリップ本体１０が略Ｕ字形をなすことによって形成する挟み込み部１２へ薄物たる被クリップ体５０を挟み込むクリップ構造であって、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧することによってクリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力を調整可能な調整体３０を備え、その調整体３０は、クリップ本体１０へ調整体３０全体を取り付けるための取付部３２と、クリップ本体１０へ当接するクリップ本体当接部３１とを備えて形成したクリップ構造に係る。また、クリップ本体当接部３１と当接するクリップ本体１０の当接部位に、係止可能な突起部１５が設けられている。
【００１１】
（作用）略Ｕ字形をなすクリップ本体１０における挟み込み部１２へ、薄物たる被クリップ体５０を挟み込む。そして、調整体３０が、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧する。すると、取付部３２とクリップ本体当接部３１とが近づき、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力が強まる。反対に、調整体３０による押圧を弱めれば、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力は弱まる。すなわち、被クリップ体５０が厚くても、クリップ本体１０の変形や破損を防ぎつつクリップ被固定体４０を被クリップ体５０へクリッピングすることができる。また、クリップ本体当接部３１と当接するクリップ本体１０の当接部位に、係止可能な突起部１５が設けられることで、係止部に係止力を越える外力を加えない限り、クリップ本体当接部を回動させることはできないので、クリップ本体当接部は安定した把持力を維持することができる。
【００１２】
（請求項４）請求項４記載の発明は、クリップ本体が略Ｕ字形をなすことによって形成する挟み込み部へ薄物たる被クリップ体を挟み込み可能とし、クリップ本体が被クリップ体を把持する把持力を調整可能とするために、クリップ本体を被クリップ体側へ押圧するようにクリップ本体へ当接するクリップ本体当接部を備えた調整体を設け、さらに前記クリップ本体の開口側が弧を描くように回動可能および回動停止可能であるように固定するクリップ固定体とで設けられてなるクリップ構造であって、前記クリップ固定体を一体または別体で一体に固定するクリップ被固定体が設けられると共に、前記クリップ本体がクリップ被固定体面に対し垂直な方向を支持軸として回動するように構成されてなり、例えば、ノートブックの表紙が比較的厚くてもクリッピングすることができるとともに、クリップ本体を回転させれば邪魔にならない位置に固定することができ、筆記具およびノートブックが持ち運びなどにおいて一体化できる。
【００１３】
（請求項５）請求項５記載の発明は、クリップ本体１０とそのクリップ本体１０を固定する筆記具（４０）との間に形成した挟み込み部１２によって薄物たる被クリップ体５０を挟み込むクリップ付き筆記具に係る。すなわち、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧することによってクリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力を調整可能な調整体３０を備え、その調整体３０は、クリップ被固定体４０へ調整体３０全体を取り付けるための取付部３２と、クリップ本体へ当接するクリップ本体当接部３１とを備え、筆記具（４０）は、ノック部４４を進退させることによってペン先を出没させる筆記具であって、ノック部にはロック用窪み４４ａが設けられており、調整体３０がノック部４４側に位置した場合に、調整体３０をロック用窪み４４ａに位置させてノック部４４の進退が不能となるように形成したクリップ付き筆記具である。
【００１４】
（作用）クリップ本体１０とそのクリップ本体１０を固定するクリップ被固定体４０との間に形成した挟み込み部１２によって薄物たる被クリップ体５０を挟み込む。そして、調整体３０が、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧することによって、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力が調整する。把持力が強まるように調整すれば、被クリップ体５０が薄くてもクリップ被固定体４０を被クリップ体５０へ強くクリッピングすることができる。把持力が弱まるように調整すれば、被クリップ体５０が厚くてもクリップ被固定体４０を被クリップ体５０へ強くクリッピングすることができる。調整体３０がロック用窪み４４ａに位置すると、ノック部４４の進退ができなくなる。そのため、筆記具のペン先が露出せず、ペン先からインクが漏れたりするといったことを防止し、収納時の安全性を確保できる。
【００１５】
（請求項６）請求項６記載の発明は、クリップ本体１０が略Ｕ字形をなすことによって形成する挟み込み部１２へ薄物たる被クリップ体５０を挟み込むクリップ付き筆記具に係る。すなわち、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧することによってクリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力を調整可能な調整体３０を備え、その調整体３０は、クリップ本体１０へ調整体３０全体を取り付けるための取付部３２と、クリップ本体１０へ当接するクリップ本体当接部３１とを備え、筆記具（４０）は、ノック部４４を進退させることによってペン先を出没させる筆記具であって、調整体３０がノック部４４側に位置した場合に、調整体３０をロック用窪み４４ａに位置させてノック部４４の進退が不能となるように形成したクリップ付き筆記具である。
【００１６】
（作用）略Ｕ字形をなすクリップ本体１０における挟み込み部１２へ、薄物たる被クリップ体５０を挟み込む。そして、調整体３０が、クリップ本体１０を被クリップ体５０側へ押圧する。すると、取付部３２とクリップ本体当接部３１とが近づき、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力が強まる。反対に、調整体３０による押圧を弱めれば、クリップ本体１０が被クリップ体５０を把持する把持力は弱まる。クリップ本体当接部３１がロック用窪み４４ａに位置すると、ノック部４４の進退ができなくなる。そのため、筆記具のペン先が露出せず、ペン先からインクが漏れたりするといったことを防止し、収納時の安全性を確保できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明を実施形態及び図面に基づいて説明する。説明に使用する図面は、図１から図２０である。図１から図１０にて、クリップの把持力を調整できる実施形態について説明し、図１１から図２０にて、クリップが回動する実施形態について説明する。
【００１８】
（図１）本実施形態は、クリップ被固定体である筆記具用キャップ４７の後端部に取り付けられるクリップ本体１０の把持力を調整可能なクリップ構造であり、その把持力の調整は、調整体３０によって行われる。その調整体３０は、まず棒状のクリップ本体当接部３１と、そのクリップ本体当接部３１の両端から連続して一体化している略Ｕ字形をなす２本の支持脚３３，３３と、それら支持脚３３，３３におけるクリップ本体当接部３１と反対側において向かい合う２つの円筒形の回動用突起３２，３２とを備える。この材質は熱可塑性樹脂であり、適度に弾性変形が可能である。
【００１９】
調整体３０は、また、筆記具用キャップ４７におけるクリップ本体１０の根元側に、回動用突起３２，３２をはめ込み可能な二つの調整体取付部１６（反対側は図示できず）を、クリップ本体１０の幅方向と平行な位置に備えている。なお、筆記具用キャップ４７の後端部に取り付けられるクリップ本体１０は、根元付近を外側へ湾曲して膨らませた形状をなしている。
【００２０】
そして、調整体３０は、支持脚３３，３３を弾性変形の限度内で拡開させて回動用突起３２，３２の間隔を広げ、筆記具用キャップ４７に設けられた調整体取付部１６，１６へ挿入させることによって、筆記具用キャップ４７に取り付ける。すると、クリップ本体当接部３１は、前述の調整体取付部１６を回動の支点（回動支点）として回動可能となる。
【００２１】
（図２）続いて、図２を用いて、クリップ本体１０と調整体３０との位置関係、寸法関係などを説明することによって、把持力の調整について説明する。
まず、クリップ本体当接部３１がクリップ本体１０とは接していない状態をフリーポジションＱ０とし、クリップ本体１０における湾曲した部位１９を乗り越えた状態をパワーポジションＱ２とする。そして、フリーポジションＱ０におけるクリップ本体当接部３１と調整体取付部１６，１６との回動半径ａと、パワーポジションＱ２におけるクリップ本体当接部３１と調整体取付部１６，１６との長さｂとは、ａ＜ｂの関係となるように、クリップ本体１０および調整体３０の形状や寸法が決定されている。すなわち、パワーポジションＱ２においては、調整体３０の支持脚３３，３３は弾性変形限度内で拡開する。
【００２２】
まず、調整体３０のクリップ本体当接部３１は、クリップ本体１０とは接していない、フリーポジションＱ０に位置させる。そして、クリップ本体１０は、その開口１１側からポケット５０へ差し込み、クリップ本体１０と筆記具用キャップ４７との間に形成される挟み込み部１２へポケット５０を挟み込む。続いて、調整体３０のクリップ本体当接部３１をフリーポジションＱ０から、クリップ本体１０における湾曲した当接部位１９を乗り越えたパワーポジションＱ２の位置へ回動させる。調整体３０が当接部位１９を乗り越えた後は、クリップ本体１０が弾性変形することができる範囲は、調整体３０が当接部位１９を乗り越える前よりも短くなる。このため、調整体３０が当接部位１９を乗り越えた後は、開口１１におけるクリップ本体１０がたわみにくくなる。したがって、調整体３０が当接部位１９を乗り越えた後は、乗り越える前に比べて、同一厚さの被クリップ体５０を挟んだ場合におけるクリップ本体１０の把持力が大きくなる。そのために把持力が増加し、筆記具用キャップ４７をポケット５０へより確実に固定できるようになる。
【００２３】
（図３）図３は、フリーポジションＱ０とパワーポジションＱ２との中間にハーフポジションＱ１を設け、そのハーフポジションＱ１へクリップ本体当接部３１を位置させた様子を示している。ハーフポジションＱ１におけるクリップ本体当接部３１と調整体取付部１６，１６との回動半径は、パワーポジションＱ２のそれよりも小さく、把持力の増加はパワーポジションＱ２よりも小さい。したがって、図３に示すように、図２の場合よりも厚いポケット５０へ挟み込む場合などに適している。
【００２４】
（図４）図４に示すのは、被クリップ体５０が手帳などの厚いものであり、とくに把持力の増加が不要な場合である。すなわち、クリップ本体当接部３１を回動させず、フリーポジションＱ０の位置のままにしておけばよい。なお、被固定部材４０がその後軸４３にノック部４４を備えているボールペンやシャープペンシルの場合には、このクリップ本体当接部３１がフリーポジションＱ０の位置にあることで、ノック部４４の進退を妨げるようにしている。これによって、ノック部４４のロック機構としても作用するため、不必要な場合に筆記具のペン先が露出することを未然に防止することも可能となる。
【００２５】
（図５）図５は、本発明のクリップ構造の第二実施形態を示す。すなわち、クリップ本体１０の湾曲する当接部位１９の幅方向へ波状の係止部１９ｂ，１９ｂ，・・を備える。この係止部１９ｂ，１９ｂ，・・によって、クリップ本体当接部３１の当接位置を、回動後に確実に維持できるようになる。なお、係止部１９ｂはこの形状に限られるものではなく、例えば半球状のようなものを湾曲する当接部位１９上に設けて、係止部としてもよい。
【００２６】
（図６）図６は、本発明のクリップ構造の第三実施形態を示す。第一及び第二実施形態では、調整体３０を被固定部材たる筆記具用キャップ４７へ取り付けたが、第三実施形態の調整体３０は、略Ｕ字形のクリップ本体１０へ取り付けることに特徴がある。すなわち調整体３０は、２本の支持脚３３，３３とそれらの間に位置するクリップ本体当接部３１とによって略コ字形をなし、そのコ字形の開口部分には向かい合う回動用突起３２，３２を備える。この材質は、熱可塑性樹脂製の成形品である。
【００２７】
一方のクリップ本体１０は、幅広の薄板を変形させてＵ字形に形成したものであり、被固定部材へ固定される固定片１３と、被クリップ体５０を挟み込むために開口１１を開閉する移動片１４とによって略Ｕ字形をなしている。なお、移動片１４における根元付近には、クリップ固定体２０とは反対方向に向かって突出する突起１５が設けられている。調整体３０は、また、クリップ本体１０の固定片１３側に、調整体３０の回動用突起３２，３２を挿入して回動可能とする孔である調整体取付部１６（反対側は図示できず）を備えている。調整体３０は、弾性変形させてその回動用突起３２，３２を調整体取付部１６，１６へ挿入し、回動可能となる。
【００２８】
調整体３０を回動させることによってクリップ本体当接部３１が突起１５を乗り越えたポジションは、第一の実施形態にいう「パワーポジション」であり、クリップ本体１０を弾性変形させて挟み込み部１２を狭めることとなる。また、調整体３０が突起１５を乗り越えた後は、移動片１４が弾性変形することができる範囲は、調整体３０が突起１５を乗り越える前よりも短くなる。このため、調整体３０が突起１５を乗り越えた後は、開口１１における移動片１４がたわみにくくなる。したがって、調整体３０が突起１５を乗り越えさせた場合には、乗り越える前に比べて、同一厚さの被クリップ体５０を挟んだ場合におけるクリップ本体１０の把持力が大きくなる。なお、本実施形態のクリップ本体１０は、固定片１３の裏面にクリップ固定体としての両面テープ２０を取り付け、ペンケース５０などの任意の被クリップ体に対して、把持力調整可能なクリップ本体１０を設けることが可能なものである。
【００２９】
（図７）図７に示す第四実施形態は、調整体３０の取付部としてナット１６ａ、クリップ本体当接部として円盤状のボルト頭を設けたボルト３１ａ及びワッシャ３１ｂの組合せとしたものである。すなわち、雌ねじ部たるナット１６ａを備えた円筒状のクリップ固定体２０と、そのクリップ固定体２０へクリップ本体１０を固定するためのボルト３１ａ及びワッシャ３１ｂとを備えたものである。
【００３０】
また、略Ｕ字形をしたクリップ本体１０には、ボルト３１ａを挿入可能とするボルト孔１９ｃ、１９ｃを設ける。そして、そのボルト孔１９ｃ、１９ｃにワッシャ３１ｂを介在させてからボルト３１ａを挿入し、前記ナット１６ａと螺合させる。このボルト３１ａを深くねじ込むほど、把持力が増加する。なお、本実施形態の場合、ボルト３１ａを支軸として、クリップ本体１０の取付向きを、筆記具４０の長手方向に対して３６０度回転させることができる。すなわち、第四実施形態では、調整体３０を使って、略Ｕ字形クリップ本体１０の把持力の調整と、クリップ本体１０の取付向きの調整との２つの機能を有することができる。
【００３１】
（図８）図８は、第五の実施形態を示す。この実施形態では、第四の実施形態の調整体３０におけるボルトとナットとの組合せを逆にしたものである。すなわち、調整体３０の取付部としてボルト１６ｂ、クリップ本体当接部として円盤状のナット３１ｃ及びワッシャ３１ｄを備えたものである。クリップ本体１０には、その長手方向と垂直に交わるようにボルト１６ｂを挿入可能とするボルト孔１９ｃ、１９ｃを設ける。そして、そのボルト孔１９ｃ、１９ｃにワッシャ３１ｄを介在させてボルト１６ｂを挿入して、ナット３１ｃを螺合させる。このナット３１ｃの螺合具合で、略Ｕ字形クリップ本体１０の挟み込み部１２に挟まれた被クリップ体５０を把持する把持力を調整できる。すなわち、ナット３１ｃを深く螺合させるほど、把持力が増加する。なお、この実施形態も第四実施形態と同じく、ボルト１６ｂを支軸として、クリップ本体１０の取付向きを、筆記具４０の長手方向に対して３６０度回転させることができる。
【００３２】
（図９）図９は、第六の実施形態を示す。第六の実施形態では、第四実施形態及び第五実施形態と同じように、調整体３０としてボルトおよびナットの組合せを採用したものであるが、クリップ本体１０とそのクリップ本体１０を固定する筆記具４０との間に形成した挟み込み部１２によって被クリップ体５０を挟み込むクリップ構造である。すなわち、調整体３０の取付部としてボルト１６ｃ、クリップ本体当接部として円盤状のナット３１ｃ及びワッシャ３１ｄを備える。後の構成および作用については、前述した第五の実施形態とほぼ同様であるので、詳しい説明を省略する。
【００３３】
（図１０）図１０は第七の実施形態を示す全体図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図である。本実施形態におけるクリップ被固定体４０は、ノック式ボールペンである。このボールペン４０は、先口４１、先軸４２、後軸４３、ノック部４４を備えて構成されている。クリップ本体１０における後軸４３のノック部４４付近には、調整体３０がクリップ本体１０を跨いで回動可能に固定されている。この調整体３０は、クリップ本体１０に対する位置を変更することによって、クリップ本体１０における挟み込む力を調整するものであると同時に、必要に応じてノック部４４を進退不能とすることができるものである。
【００３４】
本実施形態におけるノック式ボールペン４０は、先軸４３をくびれた形状とするとともに、先軸４２と先口４１との間に径の大きな環状部４１ａを設けている。その環状部４１ａは、中央付近を最も大径とし、先口４１側に向かって径を減少させるテーパを形成している。このように形成することによって、筆記時の滑りを防止して握りを安定させることに寄与する。さて、前述の環状部４１ａは、透明な材質を採用している。先軸４３が太いために筆記時にペン先が見にくいという不具合を軽減するため、およびインク残量の認識を可能とするためである。
【００３５】
（図１１）図１１に示すのは、回転可能なクリップ構造の実施形態を示す全体図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図である。本実施形態におけるクリップ被固定体４０は、ノック式ボールペンである。このボールペン４０は、先口４１、先軸４２、後軸４３、ノック部４４を備えて構成されている。そして、後軸４３には、後軸４３の外径寸法を内径寸法とするリング形状をなすクリップ固定体２０が固定され、そのクリップ固定体２０を介してクリップ本体１０が固定される。なお、本発明は、先軸４２と後軸４３とを相対的に回転させたり、あるいはノック部４４と後軸４３とを相対的に回転させることでペン先を繰り出す繰り出し式の筆記具においても採用可能である。クリップ固定体２０には、ボールペン４０の軸方向に直角な貫通孔をなす紐用リング２９が一体形成されている。この紐用リング２９には紐などを通し、ボールペン４０を首へ吊り下げたりすることが可能となる。
【００３６】
クリップ本体１０は、略Ｕ字形をなすことによって形成される挟み込み部１２へ薄物たる被クリップ体５０、例えば胸ポケットを挟み込み可能な部材である。具体的には、後軸４３に沿う固定片１３と、被クリップ体５０を挟み込むために開口１１を開閉する移動片１４とによって略Ｕ字形をなしている。なお、移動片１４における根元付近には、クリップ固定体２０とは反対方向に向かって突出する突起部１５が設けられている。
【００３７】
クリップ本体１０における固定片１３の根元付近には、調整体３０がクリップ本体１０を跨いで回動可能に固定されている。この調整体３０は、クリップ本体１０に対する位置を変更することによって、クリップ本体１０における挟み込む力を調整するものである。具体的には、クリップ本体１０における突起１５よりも根元側に位置する際には、移動片１４に対して何らの力も与えないが、突起１５を乗り越えた位置においては移動片１４を弾性変形させて固定片１３へ近づける。この際、移動片１４が既に弾性変形して挟み込み部１２を狭めることとなっているので、クリップ本体１０における挟み込む力は、増加することとなる。
【００３８】
（図１２）図１２に示すのは、前述のクリップ本体１０およびクリップ固定体２０の組立斜視図である。調整体３０は、略コ字形をなし、そのコ字形の開口部分には向かい合う回動用突起３２を備えている熱可塑性樹脂製の成型品である。そのため、ある程度の弾性変形が可能である。クリップ本体１０の固定片１３側には、調整体３０の回動用突起３２を挿入して回動可能とする孔である調整体取付部１６を備えている。調整体３０を弾性変形させてその回動用突起３２を調整体取付部１６へ挿入し、調整体３０が回動可能となる。
【００３９】
クリップ本体１０の固定片１３側における開口１１側には、クリップ本体１０をクリップ固定体２０に対して回動させるためのギヤ１７を固定している。クリップ固定体２０には、クリップ本体１０を支持する箱状のクリップ支持箱２１を備えている。そのクリップ支持箱２１には、前記ギヤ１７を挿入可能なギヤ出入り孔２２と、そのギヤ出入り孔２２に対して先軸４２側へ連続したギヤ回動孔２３とを備えている。クリップ固定体２０のギヤ１７は、ギヤ出入り孔２２から挿入し、ギヤ回動孔２３へ移動させる。ギヤ回動孔２３はギヤ１７よりも小さく、ギヤ回動孔２３に位置した場合には抜け出ることはない。
【００４０】
クリップ支持箱２１の反先軸４２側には、図示できていないがスリット状の孔が設けられている。そのスリット状の孔に対し、装着可能な略Ｃ字形をなすギヤ受けリング２５を装着する。ギヤ受けリング２５の開口部分と反対側には、ギヤ１７のギヤ歯型に合致したギヤ受け部２５ａを備えている。また、ギヤ受けリング２５の開口端部には、スリット状の孔へ一旦装着したら簡単には外れないようにするため、直角をなす切り欠き部たる固定体固定部２５ｂを備えている。
【００４１】
（図１３）図１３は、図１２に示したギヤ１７およびギヤ受けリング２５の位置関係を示す断面図である。ギヤ１７は、図１２に示したギヤ出入り孔２２から挿入され、ギヤ回動孔２３の直下へ収まっている。
そこへギヤ受けリング２５をスリット孔から装着し、固定体固定部２５ｂがスリット孔の端部へ噛み合う。それによって、ギヤ１７がギヤ出入り孔２２へ移動することを防ぐとともに、回動可能および回動停止可能であるように固定するのである。
【００４２】
ギヤ１７は、全周均等に八つの歯先１７ａを備えているが、ギヤ受けリング２５にはその歯先１７ａに合致する凹部たるギヤ受け部２５ａを備えている。そのギヤ受け部２５ａと歯先１７ａのひとつが噛み合い、ギヤ１７は回動停止が可能となる。また、クリップ本体１０へギヤ受け部２５ａを乗り越えるほどの力を加えると、ギヤ受けリング２５が弾性変形して回動が可能となり、次の歯先１７ａとギヤ受け部２５ａとが噛み合うことで回動は停止される。
【００４３】
ギヤ１７は八つの歯先１７ａを備えているので、歯先１７ａがひとつ移動するとクリップ本体１０は、クリップ固定体２０に対して４５度回動することとなる。なお、ギヤについては、八つの歯先１７ａを備えているとして本実施形態を説明したが、四歯、六歯、十二歯などとしても良いし、９０度から−９０度などと特定角度までしか回動しないようなギヤとしても良い。
【００４４】
（図１４）図１４は、クリップ本体１０を標準位置（Ｐ１）から−９０度回転させた状態を示した図であり、（ａ）は上面図、（ｂ）は正面図である。標準位置（Ｐ１）から−９０度回転させた状態とした場合において、被クリップ体５０を縦方向に開き軸のある手帳の表紙とすれば、手帳から筆記具４０が突出する寸法を、通常のクリップ付き筆記具に比べて小さく抑えることができる。なお、（ｂ）においては、調整体３０がクリップ本体１０における突起部１５を乗り越える前の状態を、一部断面図として示している。
【００４５】
（図１５）図１５は、クリップ固定体２０とクリップ本体１０との取付関係を示す断面図であり、調整体３０およびノック部４４のバリエーションを示している。まず、調整体３０がノック部４４にまで達することができるように、クリップ本体１０のプロポーションを変更している。また、ノック部４４にはロック用窪み４４ａが設けられており、調整体３０がノック部４４側に位置した場合に、調整体３０をロック用窪み４４ａに位置させてノック部４４を進退不能にすることができる。そのため、筆記具のペン先が露出せず、ペン先からインクが漏れたりするといったことを防止し、収納時の安全性を確保できる。
【００４６】
（図１６〜図１７）図１６は、クリップ固定体２０とクリップ本体１０との取付関係を示すための一部拡大断面図である。また、図１７は、クリップ固定体２０の平面図である。図１６に示すように、ギヤ出入り孔２２およびギヤ回動孔２３の内側には、ギヤ１７およびギヤ受けリング２５が噛み合う空間として、クリップ支持箱２１の内部空間たるギヤ空間２１ａが設けられている。また、ノック部４４を取り付けるための筒体であるキャップ取付部４５、およびそのキャップ取付部４５の内部空間として消しゴムなどを収納するための収納部４６を備えている。キャップ取付部４５の筒体の外周部分には、ノック部４４などを圧入固定するため、凹凸を形成している。本実施形態においては、クリップ固定体２０とクリップ被固定体、すなわち筆記具４０とは、一部を一体に形成したものとして説明した。しかし、クリップ固定体２０とクリップ被固定体４０とを別体で形成することも、当然可能である。
【００４７】
（図１８）図１８は、第二の実施形態を示す組立斜視図である。ここで（ａ）はクリップ本体１０およびクリップ固定体２０の組立状体を示す斜視図、（ｂ）は、クリップ本体１０の裏側を示す斜視図である。前述の実施形態では、クリップ本体１０にギヤ１７を、クリップ固定体２０にギヤ受け部２５ａをそれぞれ備えていたが、第二の実施形態では、クリップ本体１０にギヤ受け部１８を、クリップ固定体２０にギヤ２７をそれぞれ備えることとしている。
【００４８】
まず、クリップ固定体２０には、前述の実施形態にて採用していたクリップ支持箱２１、ギヤ受けリング２５などの代わりに、ボタン状の抜け止め部２６およびその抜け止め部の脚部分に形成したギヤ２７を備えている。一方、クリップ本体１０の固定片１３には、ギヤ１７の代わりに、ギヤ受け部１８を備えている。このギヤ２７の厚みは、クリップ本体１０の固定片１３の厚みと同一である。
【００４９】
ギヤ受け部１８は、抜け止め部２６を貫通させることができる出入り孔１８ａと、ギヤ２７に噛み合う出入り孔１８ａよりも小さなギヤ受け孔１８ｂとを連続して形成することによって瓢箪状をなしている。出入り孔１８ａとギヤ受け孔１８ｂとの境目付近に形成された凸部は、ギヤ２７における歯と歯の間と噛み合う。またギヤ受け孔１８ｂの反出入り孔１８ａ側には、ギヤ２７をギヤ受け孔１８ｂへ装着する際に、ギヤ受け孔１８ｂを弾性変形させて一時的に拡開させるための拡開用スリット１８ｃを備えている。
【００５０】
次に、クリップ本体１０とクリップ固定体２０との組立手順、および使用法について説明する。抜け止め部２６を出入り孔１８ａから通したら、ギヤ２７をギヤ受け孔１８ｂへ移動させる。その際、ギヤ２７よりも小さなギヤ受け孔１８ｂは、拡開用スリット１８ｃの存在によって弾性変形して一時的に拡開することができる。そして、出入り孔１８ａとギヤ受け孔１８ｂとの間の凸部が、ギヤ２７における歯と歯の間と噛み合うこととなる。ギヤ２７とギヤ受け孔１８ｂとが噛み合った状態では、クリップ本体１０はクリップ固定体２０に対して停止しているが、クリップ本体１０に対して回動させる力を加えると、拡開用スリット１８ｃの存在によって弾性変形して一時的にギヤ受け孔１８ｂが拡開し、ギヤ２７の歯先一つ分の回動が起きる。
【００５１】
（図１９）図１９には、被クリップ体５０をノートブックとし、クリップ被固定体４０を筆記具とした場合を斜視図にて示している。ノートブックの表紙が比較的厚くてもクリッピングすることができるとともに、クリップ本体１０を９０度回転させれば邪魔にならない位置に固定することができ、筆記具４０およびノートブック５０が持ち運びなどにおいて一体化している。
【００５２】
（図２０）図２０には、クリップ被固定体４０をネームプレートとした場合を斜視図にて示している。従来のネームプレートは、上着などの胸ポケットに装着することのみしか考えられておらず、胸ポケットのない服を着用していることの多い者（特に女性）は、襟元へ斜めに装着したりしていた。しかし、本実施形態によれば、クリップ本体１０をネームプレート４０に対して回転させることができるので、上記のような不具合はない。
【００５３】
【発明の効果】
請求項１から請求項４記載の発明によれば、挟み込む対象物の厚さ、把持する程度などその使用状況に合わせて、クリップの把持力を調整できるクリップ構造を提供することができた。また、請求項５および請求項６記載の発明によれば、挟み込む対象物の厚さ、把持する程度などその使用状況に合わせて、クリップの把持力を調整できるクリップ構造を備え、且つペン先の不用意な露出を防ぐロック機構を備えた筆記具を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図１】クリップの把持力を調整可能な実施形態を示す説明用斜視図である。
【図２】クリップの把持力を調整可能な実施形態の使用状態を示す説明図である。
【図３】クリップの把持力を調整可能な実施形態の使用状態を示す説明図である。
【図４】クリップの把持力を調整可能な実施形態の使用状態を示す説明図である。
【図５】クリップ本体の係止場所を複数備えた実施形態を示す説明用斜視図である。
【図６】調整体を略Ｕ字形のクリップ本体へ取り付けるの実施形態を示す説明用斜視図である。
【図７】調整体としてボルトおよびナットの組合せを採用した実施形態を示す説明用斜視図である。
【図８】調整体としてボルトおよびナットの組合せを採用した実施形態を示す説明用斜視図である。
【図９】調整体としてボルトおよびナットの組合せを採用した実施形態を示す説明用斜視図である。
【図１０】ノック式ボールペンに採用されたクリップ構造の実施形態を示す説明用三面図である。
【図１１】回転可能なクリップ構造の実施形態を示す全体図である。
【図１２】クリップ本体およびクリップ固定体の組立斜視図である。
【図１３】ギヤおよびギヤ受けリングの位置関係を示す断面図である。
【図１４】クリップ本体を標準位置から−９０度回転させた状態を示した図である。
【図１５】クリップ固定体とクリップ本体との取付関係を示す断面図である
【図１６】クリップ固定体とクリップ本体との取付関係を示す一部拡大断面図である。
【図１７】クリップ固定体の平面図である。
【図１８】回転可能な別のクリップ構造の実施形態を示す組立斜視図である。
【図１９】被クリップ体をノートブックとした場合を示す斜視図である。
【図２０】クリップ被固定体をネームプレートとした場合を示す組立斜視図である。
【符号の説明】
１０クリップ本体
１１開口
１２挟み込み部
１３固定片
１４移動片
１５突起部
１６調整体取付部
１７ギヤ
１７ａ歯先
１８ギヤ受け部
１８ａ出入り孔
１８ｂギヤ受け孔
１８ｃ拡開用スリット
１９当接部位
１９ｂ係止部
１９ｃボルト孔
２０クリップ固定体
２１クリップ支持箱
２１ａギヤ空間
２２ギヤ出入り孔
２３ギヤ回動孔
２５ギヤ受けリング
２５ａギヤ受け部
２５ｂ固定体固定部
２６抜け止め部
２７ギヤ
２９紐用リング
３０調整体
３１クリップ本体当接部
３２取付部
３３支持脚
３４端部
４０クリップ被固定体（筆記具、ネームプレート）
４１先口
４１ａ環状部
４２先軸
４３後軸
４４ノック部
４４ａロック用窪み
４５キャップ取付部
４６収納部
４７筆記具用キャップ
４８軸穴
５０被クリップ体（ポケット、ノートブック）
６１軸穴
６２ボルト孔
Ｐ１標準位置
Ｑ０フリーポジション
Ｑ１ハーフポジション
Ｑ２パワーポジション[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a clip structure for adjusting the gripping force of a clip, and a writing instrument provided with the clip structure.
[0002]
[Prior art]
  A writing instrument or the like is often provided with a clip for fixing the writing instrument to a pocket or a notebook. This clip holds what is pinched with a certain force. If the gripping force of the clip is weak, it can be easily pinched but can be easily removed, and the clip may not function as a clip. On the contrary, if the gripping force of the clip is strong, it will be difficult to come off but it will be difficult to pinch. In this case, if the gripping force is strong but an attempt is made to pinch the clip, the clip itself or the writing instrument fixing the clip may be damaged.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
  For this reason, there has been a demand for a clip that can adjust the gripping force of the clip. From claim 1Claim 4An object of the described invention is to provide a clip structure capable of adjusting a gripping force of a clip in accordance with a use situation such as a thickness of an object to be sandwiched and a gripping degree. Also,Claims 5 and 6The purpose of the described invention is to provide a lock mechanism that has a clip structure that can adjust the gripping force of the clip in accordance with the use situation such as the thickness of the object to be sandwiched, the degree of gripping, and the like, and that prevents the pen tip from being exposed accidentally It is to provide a writing instrument provided. Although many inventions related to clips such as writing instruments are disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-71680, etc., no one capable of adjusting the gripping force of the clips has been found.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
  (Claim 1) The invention according to claim 1, which solves the aforementioned problems, is a clip body.10And its clip body10Clip to be fixed40Clamping part formed between12Clipped body that is thin by50It concerns on the clip structure which pinches | interposes. That is, the clip body10Clipped body50Clip body by pressing to the side10Is clipped body50Adjustable body with adjustable gripping force30Its adjustment body30The clip fixed body40Adjustment body30Mounting part for mounting the whole32And clip body abutting part that abuts on the clip body31Is a clip structure formed.
[0005]
  (Glossary) Here, "clip fixed body40Is the clip body10In addition to small items that fit in the chest pocket, writing instruments such as ballpoint pens and fountain pens, or caps used for these writing instruments, nameplates, thin pen cases, mobile phones, etc. included. "Clip body to be thin50Is the clip body10Such as a breast pocket, a sheet-like member (for example, memo paper, clear file, notebook), and the like.
[0006]
  Further, in the first aspect of the present invention, the adjusting body 30 includes a support leg portion 33 for allowing the clip main body abutting portion 31 to turn with the attaching portion 32 as a fulcrum, and the gripping force is applied to the attaching portion 32. By rotating the adjustment body 30 with the fulcrum as a fulcrum, the clip body abutting portion 31 and the clip body 10 Adjustment is possible by changing the contact position.
[0007]
  (Operation) The clipped body 50 that is a thin object is sandwiched by the sandwiched portion 12 formed between the clip body 10 and the clip fixed body 40 that fixes the clip body 10. Then, the adjusting body 30 presses the clip body 10 toward the clip body 50, thereby adjusting the gripping force with which the clip body 10 grips the clip body 50. By changing the contact position between the clip main body contact portion 31 and the clip main body 10 so as to increase the gripping force, the clip fixed body 40 is strongly attached to the clip target body 50 even if the clip target body 50 is thin. Can be clipped. Further, by adjusting the gripping force to be weak, the clip fixed body 40 can be clipped to the clip target body 50 while preventing the clip body 10 from being deformed or damaged even if the clip target body 50 is thick.
  Further, since the clip main body abutting portion 31 is provided with the support leg portion 33 for allowing the clip main body abutting portion 31 to rotate with the mounting portion 32 of the adjustment body 30 as a fulcrum, the clip main body abutting portion 31 can be rotated. Therefore, when the clip main body contact portion 31 is rotated, the adjustment body 30 presses the clip main body 10 toward the clip target body 50. As a result, the gripping force with which the clip body 10 grips the clipped body 50 is strengthened. On the contrary, if the adjustment body 30 rotates the clip body 10 away from the clip body 50, the gripping force with which the clip body 10 grips the clip body 50 is weakened.
[0008]
  (Claim 2) As shown in FIG. 5, in the invention according to claim 2, the clip main body abutting portion 31 can be locked to the abutting portion 19 of the clip main body 10 abutting on the clip main body abutting portion 31. It concerns on the clip structure provided with the latching | locking part. In addition, the “locking portion” may be provided with the protruding portion 15 shown in FIG. 6 at the contact portion 19 in FIG. A single “locking portion” may be provided, but a plurality of “locking portions” may be provided as shown in FIG. 5 in order to finely adjust the gripping force.
[0009]
  (Operation) When the clip main body contact portion 31 is positioned at the locking portion 19b, the position of the clip main body contact portion 31 in the contact portion 19 is maintained without being rotated. Therefore, unless the external force exceeding the locking force by the locking part 19b is applied, the clip main body contact part 31 cannot be rotated again. To provide. Further, when a plurality of the locking portions 19b are provided, the gripping force can be finely adjusted.
[0010]
  (Claim 3) The invention according to claim 3 is different from the clip structure according to claim 1 in the structure of the clip body 10. In other words, the clip body 10 has a clip structure in which the clipped body 50 that is a thin object is sandwiched into the sandwiched portion 12 formed by the clip body 10 being substantially U-shaped, and the clip body 10 is pressed by pressing the clip body 10 toward the clipped body 50 side. Includes an adjustment body 30 that can adjust a gripping force for gripping the clip body 50, and the adjustment body 30 includes an attachment portion 32 for attaching the entire adjustment body 30 to the clip body 10, and a clip that contacts the clip body 10. The present invention relates to a clip structure formed with a main body contact portion 31. Further, a locking projection 15 is provided at a contact portion of the clip body 10 that contacts the clip body contact portion 31.
[0011]
  (Operation) The clipped body 50, which is a thin object, is sandwiched in the sandwiching portion 12 of the clip body 10 having a substantially U-shape. Then, the adjusting body 30 presses the clip body 10 toward the clipped body 50 side. Then, the attachment portion 32 and the clip main body abutting portion 31 approach each other, and the gripping force with which the clip main body 10 grips the clipped body 50 is increased. On the contrary, if the pressure by the adjusting body 30 is weakened, the gripping force with which the clip body 10 grips the clipped body 50 is weakened. That is, even if the clipped body 50 is thick, the clip fixed body 40 can be clipped to the clipped body 50 while preventing the clip body 10 from being deformed or damaged. Further, by providing the latching protrusion 15 at the contact portion of the clip body 10 that contacts the clip body contact portion 31, Unless the external force exceeding the locking force is applied to the locking portion, the clip main body contact portion cannot be rotated, so that the clip main body contact portion can maintain a stable gripping force.
[0012]
  (Claim 4) According to the invention of claim 4, the clip body, which is a thin object, can be sandwiched in the sandwiching portion formed by the clip body being substantially U-shaped, and the clip body has a gripping force for gripping the clip body. In order to make adjustment possible, an adjustment body provided with a clip body abutting portion that abuts on the clip body so as to press the clip body toward the clip body is provided, and further, the opening side of the clip body rotates so as to draw an arc. A clip structure that is provided with a clip fixing body that is fixed so as to be capable of stopping and rotating, and a clip fixed body that fixes the clip fixing body integrally or separately is provided, The clip body is configured to rotate with a direction perpendicular to the clip fixed body surface as a support shaft. For example, the cover of a notebook is compared. It is possible to thicken be clipped, is rotated the clip body can be fixed to the unobtrusive position, the writing instrument and notebook be integrated in such portable.
[0013]
  (Claim 5) The invention according to claim 5 is a writing instrument with a clip for sandwiching a clipped body 50 which is a thin object by a sandwiching portion 12 formed between the clip body 10 and a writing instrument (40) for fixing the clip body 10. Related. That is, the clip body 10 includes an adjustment body 30 that can adjust the gripping force by which the clip body 10 grips the clip body 50 by pressing the clip body 10 toward the clip body 50, and the adjustment body 30 includes the clip body 40. The writing tool (40) is a writing tool that causes the pen tip to move in and out by moving the knocking part 44 forward and backward. The writing tool (40) includes a mounting part 32 for mounting the entire adjusting body 30 and a clip main body contact part 31 that contacts the clip main body. The knock portion is provided with a locking recess 44a. When the adjustment body 30 is positioned on the knock portion 44 side, the adjustment body 30 is positioned on the locking recess 44a so that the knock portion 44 cannot be advanced or retracted. It is a writing instrument with a clip formed so as to become.
[0014]
  (Operation) The clipped body 50 that is a thin object is sandwiched by the sandwiched portion 12 formed between the clip body 10 and the clip fixed body 40 that fixes the clip body 10. Then, when the adjusting body 30 presses the clip body 10 toward the clip body 50, the gripping force with which the clip body 10 grips the clip body 50 is adjusted. If the gripping force is adjusted to be strong, the clip fixed body 40 can be strongly clipped to the clip target body 50 even if the clip target body 50 is thin. By adjusting the gripping force to be weak, the clip fixed body 40 can be strongly clipped to the clip target body 50 even if the clip target body 50 is thick. When the adjusting body 30 is positioned in the locking recess 44a, the knock portion 44 cannot be advanced or retracted. Therefore, it is possible to prevent the pen tip of the writing instrument from being exposed and the ink from leaking from the pen tip, thereby ensuring safety during storage.
[0015]
  (Claim 6) The invention according to claim 6 relates to a writing instrument with a clip for sandwiching a clipped body 50 which is a thin object into a sandwiching portion 12 formed by the clip body 10 being substantially U-shaped. That is, the clip body 10 includes an adjustment body 30 that can adjust a gripping force by which the clip body 10 grips the clip body 50 by pressing the clip body 10 toward the clip body 50, and the adjustment body 30 is adjusted to the clip body 10. The writing tool (40) is a writing tool that causes the pen tip to move in and out by advancing and retreating the knocking portion 44. The mounting tool 32 includes a mounting portion 32 for mounting the entire body 30 and a clip main body contact portion 31 that contacts the clip main body 10. Thus, when the adjustment body 30 is positioned on the knock portion 44 side, the adjustment body 30 is positioned in the locking recess 44a so that the knock portion 44 cannot be advanced or retracted.
[0016]
  (Operation) The clipped body 50, which is a thin object, is sandwiched in the sandwiching portion 12 of the clip body 10 having a substantially U-shape. Then, the adjusting body 30 presses the clip body 10 toward the clipped body 50 side. Then, the attachment portion 32 and the clip main body abutment portion 31 approach each other, and the clip main body 1 The gripping force that 0 grips the clipped body 50 increases. On the contrary, if the pressure by the adjusting body 30 is weakened, the gripping force with which the clip body 10 grips the clipped body 50 is weakened. When the clip main body abutting portion 31 is positioned in the locking recess 44a, the knock portion 44 cannot be moved back and forth. Therefore, it is possible to prevent the pen tip of the writing instrument from being exposed and the ink from leaking from the pen tip, thereby ensuring safety during storage.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  The present invention will be described based on embodiments and drawings. The drawings used for the description are FIGS. 1 to 20. An embodiment in which the gripping force of the clip can be adjusted will be described with reference to FIGS. 1 to 10, and an embodiment in which the clip will rotate will be described with reference to FIGS.
[0018]
  (FIG. 1) This embodiment is a clip structure in which the gripping force of the clip body 10 attached to the rear end of the writing instrument cap 47, which is a clip fixed body, can be adjusted. 30. The adjustment body 30 includes a rod-shaped clip body contact portion 31, two substantially U-shaped support legs 33, 33 continuously integrated from both ends of the clip body contact portion 31, and Two supporting protrusions 32 and 32 having a cylindrical shape facing each other on the opposite side to the clip main body contact portion 31 in the support legs 33 and 33 are provided. This material is a thermoplastic resin and can be elastically deformed moderately.
[0019]
  The adjusting body 30 is also provided with two adjusting body mounting portions 16 (the other side cannot be shown) on the base side of the clip body 10 in the writing instrument cap 47, in which the rotation protrusions 32, 32 can be fitted. At a position parallel to the width direction. The clip body 10 attached to the rear end portion of the writing instrument cap 47 has a shape in which the vicinity of the root is curved outward and inflated.
[0020]
  Then, the adjusting body 30 widens the support legs 33, 33 within the limit of elastic deformation to widen the interval between the rotation protrusions 32, 32, and to the adjusting body mounting portions 16, 16 provided on the writing instrument cap 47. It is attached to the writing instrument cap 47 by being inserted. Then, the clip main body abutting portion 31 can be rotated with the adjustment body mounting portion 16 described above as a fulcrum of rotation (rotation fulcrum).
[0021]
  (FIG. 2) Next, the adjustment of the gripping force will be described by explaining the positional relationship, dimensional relationship, etc. between the clip body 10 and the adjusting body 30 with reference to FIG.
First, a state where the clip main body abutting portion 31 is not in contact with the clip main body 10 is defined as a free position Q0, and a state where the clip main body 10 is over the curved portion 19 is defined as a power position Q2. And the rotation radius a of the clip main body contact part 31 and the adjustment body attachment parts 16 and 16 in the free position Q0, and the length of the clip main body contact part 31 and the adjustment body attachment parts 16 and 16 in the power position Q2 The shape and dimensions of the clip main body 10 and the adjustment body 30 are determined so that the relation of b is a <b. That is, at the power position Q2, the support legs 33, 33 of the adjustment body 30 are expanded within the elastic deformation limit.
[0022]
  First, the clip main body contact portion 31 of the adjustment body 30 is positioned at the free position Q0 that is not in contact with the clip main body 10. Then, the clip body 10 is inserted into the pocket 50 from the opening 11 side, and the pocket 50 is sandwiched in the sandwiching portion 12 formed between the clip body 10 and the writing instrument cap 47. Subsequently, the clip main body contact portion 31 of the adjustment body 30 is rotated from the free position Q0 to the position of the power position Q2 over the curved contact portion 19 in the clip main body 10. After the adjustment body 30 gets over the contact portion 19, the range in which the clip body 10 can be elastically deformed is shorter than before the adjustment body 30 gets over the contact portion 19. For this reason, after the adjustment body 30 gets over the contact part 19, the clip main body 10 in the opening 11 becomes difficult to bend. Therefore, after the adjustment body 30 gets over the contact portion 19, the gripping force of the clip body 10 when the clipped body 50 having the same thickness is sandwiched is greater than before the adjustment body 30 gets over. Therefore, the gripping force is increased, and the writing instrument cap 47 can be more securely fixed to the pocket 50.
[0023]
  (FIG. 3) FIG. 3 shows a state in which a half position Q1 is provided between the free position Q0 and the power position Q2, and the clip main body abutting portion 31 is positioned at the half position Q1. The turning radius of the clip main body abutting portion 31 and the adjustment body attaching portions 16 and 16 at the half position Q1 is smaller than that of the power position Q2, and the increase in gripping force is smaller than that of the power position Q2. Therefore, as shown in FIG. 3, it is suitable for the case of being sandwiched in a pocket 50 that is thicker than in the case of FIG.
[0024]
  (FIG. 4) FIG. 4 shows a case where the clipped body 50 is thick, such as a notebook, and it is not particularly necessary to increase the gripping force. That is, the clip main body abutting portion 31 may be left at the free position Q0 without rotating. When the fixed member 40 is a ballpoint pen or a mechanical pencil having a knock portion 44 on the shaft 43, the clip main body abutting portion 31 is in the free position Q0, so that the knock portion 44 is advanced or retracted. I try to prevent it. As a result, it also acts as a locking mechanism for the knocking portion 44, so that it is possible to prevent the pen tip of the writing instrument from being exposed when unnecessary.
[0025]
  FIG. 5 shows a second embodiment of the clip structure of the present invention. That is, the clip main body 10 is provided with wavy engaging portions 19b, 19b,. By the locking portions 19b, 19b,..., The contact position of the clip main body contact portion 31 can be reliably maintained after the rotation. In addition, the latching | locking part 19b is not restricted to this shape, For example, a hemispherical thing may be provided on the contact part 19 which curves, and it is good also as a latching | locking part.
[0026]
  FIG. 6 shows a third embodiment of the clip structure of the present invention. In the first and second embodiments, the adjusting body 30 is attached to the writing instrument cap 47 which is a fixed member. However, the adjusting body 30 of the third embodiment is characterized in that it is attached to the substantially U-shaped clip body 10. . That is, the adjusting body 30 is formed in a substantially U shape by the two support legs 33 and 33 and the clip main body abutting portion 31 positioned therebetween, and the rotation protrusions 32 and 32 facing the opening portion of the U shape. Is provided. This material is made of thermoplastic resinMoldingIt is.
[0027]
  One clip main body 10 is formed in a U shape by deforming a wide thin plate, and a movable piece that opens and closes the opening 11 to sandwich the clipped body 50 and the fixed piece 13 fixed to the fixed member. 14 form a substantially U-shape. A protrusion 15 that protrudes in the direction opposite to the clip fixing body 20 is provided in the vicinity of the root of the moving piece 14. The adjustment body 30 is also provided with an adjustment body attachment portion 16 (the opposite side can be shown in the figure) that is a hole that allows rotation by inserting the rotation protrusions 32, 32 of the adjustment body 30 on the fixed piece 13 side of the clip body 10. )). The adjustment body 30 is elastically deformed, and the rotation protrusions 32 and 32 are inserted into the adjustment body attachment portions 16 and 16 to be rotatable.
[0028]
  The position where the clip main body abutting portion 31 gets over the protrusion 15 by rotating the adjusting body 30 is the “power position” in the first embodiment, and the clip main body 10 is elastically deformed to hold the sandwiched portion 12. It will be narrowed. In addition, after the adjustment body 30 gets over the protrusion 15, the range in which the movable piece 14 can be elastically deformed is shorter than before the adjustment body 30 gets over the protrusion 15. For this reason, after the adjustment body 30 gets over the protrusion 15, the movable piece 14 in the opening 11 becomes difficult to bend. Therefore, when the adjustment body 30 gets over the protrusion 15, the gripping force of the clip body 10 when the clipped body 50 having the same thickness is sandwiched is greater than before the adjustment body 30 gets over the protrusion 15. Note that the clip body 10 according to the present embodiment is provided with a double-sided tape 20 as a clip fixing body attached to the back surface of the fixing piece 13, and the clip body 10 capable of adjusting the gripping force with respect to any clip target body such as a pen case 50. Can be provided.
[0029]
  (FIG. 7) The fourth embodiment shown in FIG. 7 is a combination of a nut 16a as a mounting portion of the adjusting body 30 and a bolt 31a and a washer 31b provided with a disk-shaped bolt head as a clip main body abutting portion. . That is, a cylindrical clip fixing body 20 provided with a nut 16a serving as an internal thread portion, and a bolt 31a and a washer 31b for fixing the clip main body 10 to the clip fixing body 20 are provided.
[0030]
  Further, the substantially U-shaped clip body 10 is provided with bolt holes 19c and 19c into which the bolt 31a can be inserted. Then, after the washer 31b is interposed in the bolt holes 19c and 19c, the bolt 31a is inserted and screwed into the nut 16a. The gripping force increases as the bolt 31a is screwed deeper. In the case of the present embodiment, the mounting direction of the clip body 10 can be rotated 360 degrees with respect to the longitudinal direction of the writing instrument 40 using the bolt 31 a as a support shaft. That is, in the fourth embodiment, the adjustment body 30 can be used to have two functions of adjusting the gripping force of the substantially U-shaped clip body 10 and adjusting the mounting direction of the clip body 10.
[0031]
  (FIG. 8) FIG. 8 shows a fifth embodiment. In this embodiment, the combination of the bolt and nut in the adjustment body 30 of the fourth embodiment is reversed. That is, the adjustment body 30 is provided with a bolt 16b as a mounting portion and a disc-shaped nut 31c and a washer 31d as a clip main body abutting portion. The clip body 10 is provided with bolt holes 19c and 19c into which the bolt 16b can be inserted so as to intersect perpendicularly with the longitudinal direction thereof. And the bolt 16b is inserted in the bolt holes 19c and 19c with the washer 31d interposed, and the nut 31c is screwed. The gripping force for gripping the clipped body 50 sandwiched between the sandwiching portions 12 of the substantially U-shaped clip body 10 can be adjusted by the degree of screwing of the nut 31c. That is, the gripping force increases as the nut 31c is screwed deeper. In this embodiment, as in the fourth embodiment, the mounting direction of the clip body 10 can be rotated 360 degrees with respect to the longitudinal direction of the writing instrument 40 using the bolt 16b as a support shaft.
[0032]
  FIG. 9 shows a sixth embodiment. In the sixth embodiment, as in the fourth embodiment and the fifth embodiment, a combination of a bolt and a nut is adopted as the adjusting body 30. However, the clip body 10 and a writing instrument for fixing the clip body 10 are used. 40 is a clip structure in which the clipped body 50 is sandwiched between the sandwiching portions 12 formed between them. That is, a bolt 16c is provided as an attaching portion of the adjusting body 30, and a disc-shaped nut 31c and a washer 31d are provided as a clip main body abutting portion. Since the subsequent configuration and operation are substantially the same as those of the fifth embodiment described above, detailed description thereof will be omitted.
[0033]
  FIG. 10 is an overall view showing a seventh embodiment, (a) is a front view, and (b) is a side view. The clip fixed body 40 in the present embodiment is a knock-type ballpoint pen. The ballpoint pen 40 includes a front end 41, a front shaft 42, a rear shaft 43, and a knock portion 44. In the vicinity of the knock portion 44 of the rear shaft 43 in the clip body 10, the adjustment body 30 is fixed so as to be able to rotate across the clip body 10. The adjusting body 30 adjusts the clamping force in the clip main body 10 by changing the position with respect to the clip main body 10, and at the same time, can make the knock part 44 unreachable if necessary. .
[0034]
  The knock type ballpoint pen 40 according to the present embodiment has a constricted shape of the tip shaft 43 and an annular portion 41 a having a large diameter between the tip shaft 42 and the tip opening 41. The annular portion 41a has a taper that has the largest diameter near the center and decreases in diameter toward the tip 41 side. By forming in this way, it contributes to preventing slipping at the time of writing and stabilizing the grip. Now, the annular part 41a mentioned above employs a transparent material. This is to reduce the problem that it is difficult to see the pen tip when writing because the tip 43 is thick, and to recognize the remaining ink amount.
[0035]
  FIG. 11 is an overall view showing an embodiment of a rotatable clip structure, (a) is a front view, and (b) is a side view. The clip fixed body 40 in the present embodiment is a knock-type ballpoint pen. The ballpoint pen 40 includes a front end 41, a front shaft 42, a rear shaft 43, and a knock portion 44. A clip fixing body 20 having a ring shape with the outer diameter of the rear shaft 43 as an inner diameter is fixed to the rear shaft 43, and the clip body 10 is fixed via the clip fixing body 20. The present invention is also applied to a feeding-type writing instrument that draws out the pen tip by relatively rotating the front shaft 42 and the rear shaft 43 or by relatively rotating the knock portion 44 and the rear shaft 43. Is possible. The clip fixing body 20 is integrally formed with a string ring 29 that forms a through-hole perpendicular to the axial direction of the ballpoint pen 40. A string or the like is passed through the string ring 29, and the ballpoint pen 40 can be suspended from the neck.
[0036]
  The clip main body 10 is a member that can sandwich a clipped body 50, for example, a breast pocket, which is a thin object into the sandwiching portion 12 formed by forming a substantially U shape. Specifically, the fixed piece 13 along the rear shaft 43 and the moving piece 14 that opens and closes the opening 11 to sandwich the clipped body 50 form a substantially U shape. In the vicinity of the root of the moving piece 14, a protruding portion 15 that protrudes in the direction opposite to the clip fixing body 20 is provided.
[0037]
  In the vicinity of the base of the fixing piece 13 in the clip main body 10, the adjustment body 30 is fixed so as to be able to rotate across the clip main body 10. The adjusting body 30 adjusts the clamping force in the clip body 10 by changing the position with respect to the clip body 10. Specifically, when the clip body 10 is positioned closer to the base than the protrusion 15, no force is applied to the moving piece 14, but the moving piece 14 is elastically deformed at a position over the protrusion 15. To the fixed piece 13. At this time, since the movable piece 14 is already elastically deformed to narrow the sandwiching portion 12, the sandwiching force in the clip body 10 is increased.
[0038]
  FIG. 12 is an assembled perspective view of the clip body 10 and the clip fixing body 20 described above. The adjustment body 30 is a molded product made of a thermoplastic resin having a substantially U-shape, and a rotation protrusion 32 facing the opening portion of the U-shape. Therefore, a certain amount of elastic deformation is possible. On the fixed piece 13 side of the clip body 10, there is provided an adjustment body mounting portion 16 that is a hole that allows the rotation protrusion 32 of the adjustment body 30 to be inserted and rotated. The adjustment body 30 is elastically deformed, and the rotation protrusion 32 is inserted into the adjustment body mounting portion 16 so that the adjustment body 30 can be rotated.
[0039]
  A gear 17 for rotating the clip body 10 with respect to the clip fixing body 20 is fixed to the opening 11 side on the fixing piece 13 side of the clip body 10. The clip fixing body 20 includes a box-shaped clip support box 21 that supports the clip body 10. The clip support box 21 includes a gear access hole 22 into which the gear 17 can be inserted, and a gear rotation hole 23 that is continuous with the gear access hole 22 toward the front shaft 42. The gear 17 of the clip fixing body 20 is inserted from the gear access hole 22 and moved to the gear rotation hole 23. The gear rotation hole 23 is smaller than the gear 17 and does not come out when positioned in the gear rotation hole 23.
[0040]
  Although not shown in the figure, a slit-like hole is provided on the opposite side of the clip support box 21. A gear receiving ring 25 having a substantially C-shape that can be mounted is mounted on the slit-shaped hole. On the side opposite to the opening of the gear receiving ring 25, a gear receiving portion 25a that matches the gear tooth shape of the gear 17 is provided. In addition, the opening end of the gear receiving ring 25 is provided with a fixed body fixing portion 25b which is a cutout portion having a right angle so that the gear receiving ring 25 is not easily detached once it is attached to the slit-shaped hole.
[0041]
  FIG. 13 is a cross-sectional view showing the positional relationship between the gear 17 and the gear receiving ring 25 shown in FIG. The gear 17 is inserted from the gear access hole 22 shown in FIG.
The gear receiving ring 25 is mounted there through the slit hole, and the fixed body fixing portion 25b meshes with the end of the slit hole. Thus, the gear 17 is prevented from moving to the gear access hole 22 and is fixed so that it can be rotated and stopped.
[0042]
  The gear 17 is provided with eight tooth tips 17a evenly around the entire circumference, but the gear receiving ring 25 is provided with a gear receiving portion 25a that is a recess that matches the tooth tips 17a. The gear receiving portion 25a and one of the tooth tips 17a mesh with each other, and the gear 17 can stop rotating. Further, when a force is applied to the clip body 10 so as to get over the gear receiving portion 25a, the gear receiving ring 25 is elastically deformed and can be rotated, and the next tooth tip 17a and the gear receiving portion 25a mesh with each other to rotate. The movement is stopped.
[0043]
  Since the gear 17 includes eight tooth tips 17a, when the tooth tip 17a moves by one, the clip body 10 rotates 45 degrees with respect to the clip fixing body 20. In addition, about this gear, although this embodiment was demonstrated as having eight tooth-tips 17a, it is good also as four teeth, six teeth, twelve teeth, etc., and 90 degrees to -90 degrees etc. to a specific angle. A gear that only turns can be used.
[0044]
  FIG. 14 is a view showing a state in which the clip body 10 is rotated by −90 degrees from the standard position (P1), (a) is a top view, and (b) is a front view. When the clipped body 50 is used as a cover of a notebook with an opening shaft in the vertical direction in the state of being rotated by -90 degrees from the standard position (P1), the size of the writing instrument 40 protruding from the notebook is a normal clip. Compared to a writing instrument, it can be kept small. In (b), the state before the adjustment body 30 gets over the protrusion 15 in the clip body 10 is shown as a partial cross-sectional view.
[0045]
  FIG. 15 is a cross-sectional view showing a mounting relationship between the clip fixing body 20 and the clip main body 10, and shows variations of the adjustment body 30 and the knock portion 44. First, the proportion of the clip body 10 is changed so that the adjustment body 30 can reach the knock portion 44.Further, the knock portion 44 is provided with a lock recess 44a. When the adjustment body 30 is located on the knock portion 44 side, the adjustment body 30 is positioned on the lock recess 44a so that the knock portion 44 cannot be moved forward and backward. can do.Therefore, it is possible to prevent the pen tip of the writing instrument from being exposed and the ink from leaking from the pen tip, thereby ensuring safety during storage.
[0046]
  (FIGS. 16 to 17) FIG. 16 is a partially enlarged cross-sectional view for illustrating the attachment relationship between the clip fixing body 20 and the clip body 10. FIG. FIG. 17 is a plan view of the clip fixing body 20. As shown in FIG. 16, a gear space 21 a that is an internal space of the clip support box 21 is provided inside the gear access hole 22 and the gear rotation hole 23 as a space in which the gear 17 and the gear receiving ring 25 are engaged with each other. . Further, a cap mounting portion 45 that is a cylinder for mounting the knock portion 44 and a storage portion 46 for storing an eraser and the like as an internal space of the cap mounting portion 45 are provided. Concave and convex portions are formed in the outer peripheral portion of the cylindrical body of the cap attachment portion 45 in order to press-fit and fix the knock portion 44 and the like. In the present embodiment, the clip fixing body 20 and the clip fixed body, that is, the writing instrument 40 have been described as partly formed integrally. However, it is naturally possible to form the clip fixing body 20 and the clip fixed body 40 separately.
[0047]
  FIG. 18 is an assembled perspective view showing a second embodiment. Here, (a) is a perspective view showing the assembled body of the clip body 10 and the clip fixing body 20, and (b) is a perspective view showing the back side of the clip body 10. In the above-described embodiment, the clip body 10 includes the gear 17 and the clip fixing body 20 includes the gear receiving portion 25a. However, in the second embodiment, the clip main body 10 includes the gear receiving portion 18 and the clip fixing body. 20 are provided with gears 27, respectively.
[0048]
  First, the clip fixing body 20 is formed on the button-shaped retaining portion 26 and the leg portion of the retaining portion instead of the clip support box 21 and the gear receiving ring 25 which are employed in the above-described embodiment. The gear 27 is provided. On the other hand, the fixed piece 13 of the clip body 10 includes a gear receiving portion 18 instead of the gear 17. The thickness of the gear 27 is the same as the thickness of the fixed piece 13 of the clip body 10.
[0049]
  The gear receiving portion 18 has a bowl shape by continuously forming an access hole 18a through which the retaining portion 26 can be penetrated and a gear receiving hole 18b smaller than the access hole 18a meshing with the gear 27. . The convex portion formed in the vicinity of the boundary between the entrance / exit hole 18a and the gear receiving hole 18b meshes with the teeth in the gear 27. An expansion slit 18c for elastically deforming and temporarily expanding the gear receiving hole 18b when the gear 27 is mounted on the gear receiving hole 18b is provided on the side of the gear receiving hole 18b opposite to the entrance / exit hole 18a. I have.
[0050]
  Next, the assembly procedure and usage of the clip body 10 and the clip fixing body 20 will be described. When the retaining portion 26 is passed through the access hole 18a, the gear 27 is moved to the gear receiving hole 18b. At this time, the gear receiving hole 18b smaller than the gear 27 can be elastically deformed and temporarily expanded by the presence of the expansion slit 18c. And the convex part between the entrance / exit hole 18a and the gear receiving hole 18b meshes with the teeth in the gear 27. In a state where the gear 27 and the gear receiving hole 18b are engaged with each other, the clip main body 10 is stopped with respect to the clip fixing body 20. However, when a force for rotating the clip main body 10 is applied, the expanding slit 18c. As a result, the gear receiving hole 18b is temporarily expanded due to elastic deformation, and the gear 27 rotates by one tooth tip.
[0051]
  FIG. 19 is a perspective view showing a case where the clip body 50 is a notebook and the clip fixing body 40 is a writing instrument. Even if the cover of the notebook is relatively thick, it can be clipped, and if the clip body 10 is rotated 90 degrees, it can be fixed at an unobstructed position, and the writing instrument 40 and the notebook 50 are integrated for carrying. ing.
[0052]
  FIG. 20 is a perspective view showing a case where the clip fixed body 40 is a name plate. Conventional nameplates are only considered to be worn in breast pockets such as outerwear, and those who often wear clothes without breast pockets (especially women) wear it diagonally to the neck. I was doing. However, according to the present embodiment, the clip body 10 can be rotated with respect to the name plate 40, so there is no such inconvenience.
[0053]
【The invention's effect】
  From claim 1Claim 4According to the described invention, it is possible to provide a clip structure that can adjust the gripping force of the clip in accordance with the use situation such as the thickness of the object to be sandwiched and the degree of gripping. Also,Claims 5 and 6According to the described invention, the lock mechanism is provided with a clip structure capable of adjusting the gripping force of the clip according to the use situation such as the thickness of the object to be sandwiched, the degree of gripping, and the like, and prevents the pen tip from being unintentionally exposed We were able to provide the writing instruments we had.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory perspective view showing an embodiment in which a gripping force of a clip can be adjusted.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a usage state of an embodiment in which the gripping force of a clip can be adjusted.
FIG. 3 is an explanatory view showing a usage state of an embodiment in which the gripping force of a clip can be adjusted.
FIG. 4 is an explanatory view showing a use state of an embodiment in which the gripping force of a clip can be adjusted.
FIG. 5 is an explanatory perspective view showing an embodiment having a plurality of clip body locking locations.
FIG. 6 is an explanatory perspective view showing an embodiment in which an adjustment body is attached to a substantially U-shaped clip body.
FIG. 7 is an explanatory perspective view showing an embodiment in which a combination of a bolt and a nut is adopted as an adjustment body.
FIG. 8 is an explanatory perspective view showing an embodiment in which a combination of a bolt and a nut is adopted as an adjustment body.
FIG. 9 is an explanatory perspective view showing an embodiment in which a combination of a bolt and a nut is adopted as an adjustment body.
FIG. 10 is a three-side view for explaining an embodiment of a clip structure adopted in a knock type ballpoint pen.
FIG. 11 is an overall view showing an embodiment of a rotatable clip structure.
FIG. 12 is an assembled perspective view of a clip body and a clip fixing body.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing the positional relationship between the gear and the gear receiving ring.
FIG. 14 is a view showing a state in which the clip body is rotated by −90 degrees from the standard position.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a mounting relationship between the clip fixing body and the clip main body.
FIG. 16 is a partially enlarged cross-sectional view showing the attachment relationship between the clip fixing body and the clip main body.
FIG. 17 is a plan view of a clip fixing body.
FIG. 18 is an assembled perspective view showing an embodiment of another clip structure that can be rotated;
FIG. 19 is a perspective view showing a case where a clipped body is a notebook.
FIG. 20 is an assembly perspective view showing a case where the clip fixed body is a name plate.
[Explanation of symbols]
  10 clip body
  11 Opening
  12 Clamping part
  13 Fixed piece
  14 Moving piece
  15 Protrusion
  16 Adjustment body attachment
  17 Gear
  17a tooth tip
  18 Gear receiver
  18a access hole
  18b Gear receiving hole
  18c slit for expansion
  19 Contact part
  19b Locking part
  19c Bolt hole
  20 clip fixing body
  21 Clip support box
  21a Gear space
  22 Gear access hole
  23 Gear rotation hole
  25 Gear receiving ring
  25a Gear receiving part
  25b Fixed body fixing part
  26 Retaining part
  27 Gear
  29 Ring for string
  30 Adjustment body
  31 Clip body contact part
  32 Mounting part
  33 Support legs
  34 End
  40 clip fixed body (writing instrument, name plate)
  41
  41a Annular part
  42 Axis
  43 Rear axle
  44 Knock Club
  44a Dimple for locking
  45 Cap mounting part
  46 storage
  47 Writing instrument cap
  48 Shaft hole
  50 Clip body (pocket, notebook)
  61 Shaft hole
  62 Bolt hole
  P1 standard position
  Q0 Free position
  Q1 half position
  Q2 Power position

Claims

A clip structure in which a clipped body that is a thin object is sandwiched by a sandwiched portion formed between a clip body and a clip fixed body that fixes the clip body,
The clip body is provided an adjustable adjusting member gripping force clip body by pressing to the clip side grips the object clip member, the adjustment member is rotatably clip body abutment portion a mounting portion as a fulcrum A mounting leg for attaching the adjusting body to the clip fixed body, and the mounting portion of the adjusting body is attached to the mounting portion of the clip fixed body. A clip structure in which the strength of the gripping force of the clip body can be adjusted by changing the contact position between the clip body contact portion and the clip body by rotating the adjustment body with the fulcrum as a fulcrum .

A clip structure in which a clipped body that is a thin object is sandwiched by a sandwiched portion formed between a clip body and a clip fixed body that fixes the clip body,
An adjustment body that can adjust the gripping force of the clip body to grip the clip body by pressing the clip body toward the clip body side is provided, and the adjustment body can freely rotate the clip body abutting portion with the mounting portion as a fulcrum A mounting leg for attaching the adjusting body to the clip fixed body, and the mounting portion of the adjusting body is attached to the mounting portion of the clip fixed body. The clip body abuts against the clip body abutment portion while the clip body abutment portion abuts against the abutment portion of the clip body by adjusting the pivoting body to adjust the gripping force of the clip body. The clip structure which comprises the latching | locking part which can latch a clip main body contact part in the contact part.

The clip body has a clip structure in which a clipped body, which is a thin object, is sandwiched between the moving piece and the fixed piece, which are formed by forming a substantially U shape, and the clip body is covered by pressing the clip body toward the clipped body. An adjustment body capable of adjusting the gripping force for gripping the clip body is provided, and the adjustment body includes a support leg portion for allowing the clip body abutting portion to turn freely with the mounting portion as a fulcrum,
On the other hand, an adjusting body mounting portion for mounting the adjusting body to the fixed piece of the clip body is provided, and the mounting portion provided on the adjusting body is mounted on the adjusting body mounting portion, and the adjusting body using the mounting portion as a fulcrum. The clip body abutment portion abuts on the clip body abutment portion to adjust the gripping force of the clip body, and the clip body abutment portion abuts on the clip body abutment portion. A clip structure provided with a protrusion that can be engaged with a clip main body contact portion.

The clip body is placed on the clip body side so that the clip body, which is a thin object, can be sandwiched in the sandwiching portion formed by the clip body being substantially U-shaped, and the clip body can adjust the gripping force to grip the clip body. A clip that is provided with an adjustment body having a clip body abutting portion that abuts on the clip body so as to be pressed against the clip body, and is fixed so that the opening side of the clip body can be rotated and stopped. A clip structure provided with a fixed body, wherein a clip fixed body for fixing the clip fixed body integrally or separately is provided, and the clip body is perpendicular to the clip fixed body surface. The clip structure comprised so that it may rotate on a support shaft.

A writing instrument with a clip that sandwiches a clipped body, which is a thin object, by a clamping portion formed between the clip body and a writing instrument that fixes the clip body, and the clip body is clipped by pressing the clip body toward the clipped body. An adjustment body that can adjust the gripping force for gripping the clip, and the adjustment body includes an attachment portion for attaching the entire adjustment body to the clip fixed body, and a clip body contact portion that contacts the clip body, and a writing instrument. Is a writing instrument that causes the pen tip to move in and out by moving the knock part forward and backward, and the knock part is provided with a lock recess, and when the adjustment body is located on the knock part side, the adjustment body is locked A writing instrument with a clip formed so that the knock part cannot be moved forward and backward.

A writing instrument with a clip that sandwiches a clipped body, which is a thin object, into a sandwiched portion formed by the clip body being substantially U-shaped, the clip body being clipped The clip body includes an adjustment body that can adjust the gripping force by which the clip body grips the clip body by pressing toward the body side, and the adjustment body abuts the clip body with an attachment portion for attaching the entire adjustment body to the clip body The writing tool is a writing instrument that causes the pen tip to move in and out by moving the knock part forward and backward, and the knock part is provided with a locking recess, and the adjusting body is positioned on the knock part side. In this case, the writing instrument with a clip is formed so that the knocking portion cannot be moved back and forth by positioning the adjusting body in the recess for locking.