JP3916038B2 - Map information management program and map information management method - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地番に基づく地番表示地図と住居表示に基づく住居表示地図とを対応づける地図情報管理プログラム及び記憶媒体に、関する。
【０００２】
【従来の技術】
登記所に保管されている登記事項を取得するための申請（登記事項申請）は、地番に基づいてなされる。この地番は、一般の利用者が住所として認識している住居表示とは、異なるものである。利用者の多くは、地番を知らないので、登記事項申請を行うためには、まず、住居表示に基づいて、対応する地番を調べなければならない。
【０００３】
そこで、本出願人は、地番に基づく地番表示地図と、住居表示に基づく住居表示地図とを対応づける技術を開発し、特許願２０００−３３３４５１を出願した。この特許願２０００−３３３４５１に示された技術によると、地番表示地図と、住居表示地図とが重ね合わされて表示されるとともに、地番及び住居表示のうちの一方に基づいて他方が取得される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
なお、登記所に備えられた地番表示地図（法務省地図）には、不動産登記法第１７条に基づく地図（法１７条地図）と、この法１７条地図以外の各種図面である公図とがある。法１７条地図は、精確に作成された地図であり、全ての地域に関してこの法１７条地図が作成されることが望ましい。しかし、現状では、多くの地域に関して、この法１７条地図が未作成である。そして、法１７条地図が存在しない地域に関しては、公図が利用されている。一般に、公図は、土地の位置や形状の概要のみを示す地図状の図面であり、その精度は低い。このため、地番表示地図として公図が用いられると、この公図と住居表示地図とを正確に対応づけることが、困難な場合があった。
【０００５】
そこで、地番表示地図と住居表示地図とを正確に対応づけることが可能な地図情報管理システムを提供することを、本発明の課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、以下のような構成を採用した。
【０００７】
即ち、本発明の地図情報管理プログラムは、以下の手順を、コンピュータに実行させることを特徴としている。これらの手順は、地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、前記両地図データの一方における補助基準点に対して、該補助基準点に対応する他方の地図データにおける補助基準点を近接させるように、他方の地図データを変形させる変形手順とから、少なくとも構成されている。
【０００８】
このように構成されると、両地図データの一方よりも他方の方が精度が低い場合に、他方の地図データが一方の地図データに合わせて変形される。従って、両地図データは、正しく一致する。
【０００９】
なお、利用者は、住居表示に基づいて地番を取得することもでき、地番に基づいて住居表示を取得することもできる。いずれの場合にも、所望の領域に関して互いに正しく対応した両地図データが、重ね合わされて表示される。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
【００１１】
＜システム構成＞
図１は、本実施形態のシステム構成図である。この図１に示されるように、地番表示地図（法務省地図）を管理する地番表示地図管理システム１０，及び，住居表示地図（住宅地図）を管理する住居表示地図管理システム２０は、夫々、地図検索システム３０と接続されている。これら各システム１０，２０，３０は、地図情報管理システムに相当する。また、これら各システム１０，２０，３０は、個別のコンピュータに実装されてもよく、１台のコンピュータに実装されてもよい。そして、これら各システム１０，２０，３０は、地図情報管理プログラムを実行する。
【００１２】
地番表示地図管理システム１０は、記憶装置を有するコンピュータを備えている。そして、地番表示地図管理システム１０の記憶装置内には、地番表示地図データベース（ＤＢ）１１，及び地番表示属性ＤＢ１２が、格納されている。
【００１３】
図２は、地番表示地図ＤＢ１１を示す模式図である。この地番表示地図ＤＢ１１は、結線テーブル１１１及び座標値テーブル１１２を備えている。結線テーブル１１１は、「地番」，「点番号１」，「点番号２」のフィールドを、備えている。「地番（広義）」は、「地番区域」と「地番（狭義）」とからなる。例えば、広義の地番が、東京都品川区八潮５丁目７−３である場合には、「東京都品川区八潮５丁目」が地番区域であり、「７−３」が狭義の地番である。
【００１４】
なお、ある地番が示す領域は、他の地番が示す領域との境界を規定する閉じた境界線（筆界線）により表される。この境界線は、複数の点（筆界点），及び，互いに隣接する境界点同士を連結する結線により、表現される。そして、これら境界点には、ユニークな番号が付与されている。結線テーブル１１１における「点番号１」のフィールドには、結線の始点となる境界点の点番号が格納されており、「点番号２」のフィールドには、当該結線の終点となる境界点の点番号が格納されている。
【００１５】
座標値テーブル１１２は、各境界点の「点番号」のフィールド，並びに，当該境界点の座標値としての「Ｘ座標」及び「Ｙ座標」のフィールドを、備えている。なお、地番地図は、当該地番地図に固有の座標系により表現されている。例えば、この座標系は、２次元デカルト座標系である。そして、この地番地図の一対の座標を、「Ｘ座標」及び「Ｙ座標」とする。即ち、地番地図上では、全ての点が、Ｘ−Ｙ座標系による（Ｘ，Ｙ）の形式で、表現される。
【００１６】
図３は、地番表示属性ＤＢ１２を示す模式図である。この地番表示属性ＤＢ１２は、「地番」，「地図番号」及び「種別」のフィールドを、備えている。なお、上記の地番表示地図ＤＢ１１内のデータは、地番表示地図に基づいて作成されたものである。この地番表示地図には、ユニークな地図番号が付されている。そして、地番表示属性ＤＢ１２の「地図番号」のフィールドには、「地番」が示す領域を掲載した地番表示地図の地図番号が、格納されている。「種別」のフィールドには、「地図番号」の地図が法１７条地図であることを示すコード，又は，公図であることを示すコードが、格納されている。
【００１７】
住居表示地図管理システム２０は、記憶装置を有するコンピュータを備えている。そして、住居表示地図管理システム２０の記憶装置内には、住居表示地図ＤＢ２１，及び住居表示属性ＤＢ２２が、格納されている。
【００１８】
図４は、住居表示地図ＤＢ２１を示す模式図である。この住居表示地図ＤＢ２１は、結線テーブル２１１及び座標値テーブル２１２を備えている。結線テーブル２１１は、「住居表示」，「点番号１」，「点番号２」のフィールドを、備えている。「住居表示」には、例えば、「東京都品川区八潮５丁目４−１２」という形式の住居表示（住所）が、格納されている。
【００１９】
なお、ある住居表示が示す領域は、他の住居表示が示す領域との境界を規定する閉じた境界線により表される。この境界線は、複数の境界点，及び，互いに隣接する境界点同士を連結する結線により、表現される。そして、これら境界点には、ユニークな番号が付与されている。結線テーブル２１１における「点番号１」のフィールドには、結線の始点となる境界点の点番号が格納されており、「点番号２」のフィールドには、当該結線の終点となる境界点の点番号が格納されている。
【００２０】
座標値テーブル２１２は、各境界点の「点番号」のフィールド，並びに，当該境界点の座標値としての「ｘ座標」及び「ｙ座標」のフィールドを、備えている。なお、住居表示地図は、当該住居表示地図に固有の座標系により表現されている。例えば、この座標系は、２次元デカルト座標系である。そして、この住居表示地図の一対の座標を、上記の地番地図の座標系と区別して、「ｘ座標」及び「ｙ座標」とする。即ち、地番地図上では、全ての点が、ｘ−ｙ座標系による（ｘ，ｙ）の形式で、表現される。
【００２１】
なお、住居表示属性ＤＢ１２には、住居表示地図に関する各種の情報が格納されいている。
【００２２】
地図検索システム３０は、キーボード及びポインティングデバイス等の入力装置，ＣＲＴやＬＣＤ等の表示装置，並びに，記憶装置を有するコンピュータを、備えている。そして、地図検索システム３０の記憶装置内には、住居表示地図ＤＢ３１，住居表示属性ＤＢ３２，基準点ＤＢ３３，及び表示作業用ＤＢ３４が、格納される。これら各ＤＢ３１〜３４のデータは、以下に説明する処理（登録処理及び検索処理）において、作成されて蓄積される。
【００２３】
＜登録処理＞
地図検索システム３０は、後述する検索処理を実行するために、予め、以下に示す登録処理を実行する。即ち、地図検索システム３０は、検索処理により、利用者に対して地番表示地図と住居表示地図とを重ね合わせて表示することができるように、地番表示地図及び住居表示地図を互いに対応づける登録処理を実行する。
【００２４】
図５は、登録処理を示すフローチャートである。このフローチャートによる処理は、作業者が、地図検索システム３０に対して、登録処理を開始するための操作を実行することにより、開始する。なお、図５のフローチャートは、地番表示地図における１つの地図番号（処理対象の地図番号）に対応するエリアについて、実行される処理である。この図５のフローチャートは、地番表示地図の全ての地図番号に関して、個別に実行される。
【００２５】
図５のフローチャート開始後最初のＳ００１では、地図検索システム３０は、作業者の操作に基づいて、一対の基準点を特定する。具体的には、作業者は、地図検索システム３０の入力装置を操作して、地番表示地図，及び該地番表示地図に対応する住居表示地図を取得し、表示装置に基準点入力画面を表示させる。図６は、この基準点入力画面を示す模式図である。この基準点入力画面には、地番表示地図，及び該地番表示地図に対応する住居表示地図が表示されている。これら地番表示地図及び住居表示地図は、その形状等が互いに異なっている。そこで、作業者は、両者を対応づけるための基準となる一対の基準点を選択する。即ち、作業者は、両者において同一と認められる点を基準点として選択し、ポインティングデバイスを操作して地図検索システム３０に指定する。図６に模式的に示されるように、一対の基準点α，βが、夫々指定される。
【００２６】
一方の地番表示地図では、基準点αの座標は、（Ｘ，Ｙ）＝（Ｘα，Ｙα）と表され、基準点βの座標は（Ｘ，Ｙ）＝（Ｘβ，Ｙβ）と表される。他方の住居表示地図では、基準点αの座標は、（ｘ，ｙ）＝（ｘα，ｙα）と表され、基準点βの座標は（ｘ，ｙ）＝（ｘβ，ｙβ）と表される。これら両基準点の座標値は、基準点ＤＢ３３に登録される。
【００２７】
次のＳ００２では、地図検索システム３０は、両基準点α，βを基準として、住居表示地図を座標変換して、地番表示地図に対応づける。具体的には、地図検索システム３０は、以下のＳ００２▲１▼〜Ｓ００２▲３▼に従って、座標変換を実行する。
【００２８】
Ｓ００２▲１▼では、地図検索システム３０は、一方の座標系（Ｘ，Ｙ）による両基準点α，β間の距離Ｌ１，及び他方の座標系（ｘ，ｙ）による両基準点α，β間の距離Ｌ２を、下記の式に基づいて夫々算出する。
【００２９】
Ｌ１＝｛（Ｘβ−Ｘα）2＋（Ｙβ−Ｙα）2｝1/2
Ｌ２＝｛（ｘβ−ｘα）2＋（ｙβ−ｙα）2｝1/2
そして、地図検索システム３０は、これらＬ１，Ｌ２に基づいて、住居表示地図の座標系（ｘ、ｙ）を地番表示地図の座標系（Ｘ，Ｙ）に変換するための係数Ｗ
Ｗ＝Ｌ１／Ｌ２
を、算出する。このＷを、住居表示地図の座標値に乗ずると、この座標値の縮尺及び単位系が地番表示地図のそれに一致する。
【００３０】
Ｓ００２▲２▼では、地図情報管理３０システムは、住居表示地図管理システム２０から住居表示地図ＤＢ２１のデータを取得する。そして、地図検索システム３０は、取得したデータに含まれた住居表示地図の全ての点の座標値を、地番表示地図の座標系（Ｘ，Ｙ）に変換する。即ち、住居表示地図の各点の座標値に、夫々、Ｗが乗ぜられることにより、これら各点のＸ−Ｙ座標系の縮尺及び単位系に従った座標値（Ｗ・ｘ，Ｗ・ｙ）が得られる。
【００３１】
Ｓ００２▲３▼では、地図検索システム３０は、Ｓ００２▲２▼で得られた座標値（Ｗ・ｘ，Ｗ・ｙ）のオフセット補正を実行する。即ち、（Ｗ・ｘ，Ｗ・ｙ）の原点位置が、地番表示地図のＸ−Ｙ座標系の原点位置に一致するように、オフセット補正がなされる。両原点位置同士のオフセット（ΔＸ，ΔＹ）は、
（ΔＸ，ΔＹ）＝（Ｘα−Ｗ・ｘα，Ｙα−Ｗ・ｙα）
と表される。そして、住居表示地図の各点が、地番表示地図の座標系により、

Figure 0003916038
と表される。
【００３２】
このようにして得られたＸ−Ｙ座標系による住居表示地図の座標値に基づき、座標変換済みの住居表示地図ＤＢ３１が作成される。図７は、この住居表示地図ＤＢ３１を示す模式図である。具体的には、地図検索システム３０は、座標変換後の座標値を含んだ新たな座標値テーブル３１２を作成し、結線テーブル３１１とともに住居表示地図ＤＢ３１として記憶装置に格納する。なお、結線テーブル３１１は、住居表示地図管理システム２０における住居表示地図ＤＢ２１の結線テーブル２１１（図４）と同内容である。
【００３３】
次のＳ００３では、地図検索システム３０は、処理対象の地図番号が示す地番表示地図が、公図であるかどうか判別して処理を分岐する。即ち、地番表示属性ＤＢ１２（図３）における処理対象の地図番号に対応する「種別」が参照され、この種別が「公図」である場合には処理はＳ００５へ進み、「１７条」（１７条地図）である場合には処理はＳ００４へ進む。
【００３４】
Ｓ００４では、処理対象の地図番号が示す地番表示地図が、精度の高い１７条地図であるため、地図検索システム３０は、さらなる補正が不要であると判断して、住居表示属性ＤＢ３２の蓄積のみを実行する。即ち、地図検索システム３０は、住居表示地図管理システム２０における住居表示属性ＤＢ２２のレコードを取得し、取得したデータに、「種別」及び「地図番号」の情報を追加して、住居表示属性ＤＢ３２に蓄積する。図８は、住居表示属性ＤＢ３２を示す模式図である。例えば、この住居表示属性ＤＢ３２の３行目のレコードに示されるように、「種別」フィールドに「１７条」が格納される。これは、当該レコードの「住居表示番号」が示す領域に対応する地番表示地図が、１７条地図であることを示している。蓄積がなされた後、処理は終了する。なお、１７条地図の場合には、「地図番号」のフィールドは設定されなくともよい。
【００３５】
Ｓ００５では、処理対象の地図番号が示す地番表示地図が、精度の低い公図であるため、地図検索システム３０は、さらなる補正のための補助基準点を特定する。具体的には、作業者は、ポインティングデバイスを操作して、図６の基準点入力画面に１つ以上の補助基準点を設定する。図９は、補助基準点（補助点）が設定された画面を示す模式図である。これら補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩの座標値として、地番表示地図ＤＢ１１のデータに対応させて設定された座標値，及び，住居表示地図ＤＢ３１のデータに対応させて設定された座標値の双方が、基準点ＤＢ３３に追加される。なお、これら補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩに基づく補正は、後述する検索処理にて実行される。
【００３６】
上記Ｓ００５にて作業者が補助基準点を入力することは必須ではない。但し、補助基準点が入力されなければ、後述する検索処理にてさらなる補正はなされないことになる。
【００３７】
次のＳ００６では、地図検索システム３０は、住居表示属性ＤＢ３２の蓄積を実行する。即ち、地図検索システム３０は、住居表示地図管理システム２０における住居表示属性ＤＢ２２のレコードを取得し、取得したデータに、「種別」及び「地図番号」の情報を追加して、住居表示属性ＤＢ３２（図８）に蓄積する。例えば、この図８の１行目のレコードに示されるように、「種別」フィールドに「公図」が格納される。これは、当該レコードの「住居表示番号」が示す領域に対応する地番表示地図が、公図であることを示している。また、図８の１行目のレコードにおける「地図番号」のフィールドには、その住居表示に示される領域に対応する地番地図の地図番号が、格納される。住居表示属性ＤＢ３２への蓄積がなされた後、処理は終了する。
【００３８】
＜検索処理＞
上記の登録処理がなされた後、利用者は、地図検索システム３０を操作して、検索処理を実行させることにより、所望のエリアに関して、地番表示地図及び住居表示地図が重ね合わされた画面を、閲覧することができる。図１０は、この検索処理を示すフローチャートである。
【００３９】
最初のＳ１０１では、地図検索システム３０は、住居表示を取得する。即ち、利用者が入力装置を操作することにより、地図検索システム３０に対して、閲覧を希望する住居表示（住所）を、入力する。
【００４０】
次のＳ１０２では、地図検索システム３０は、住居表示地図ＤＢ３１（図７）を検索することにより、Ｓ１０１で取得した住居表示に対応する境界点の座標値を、取得する。具体的には、地図検索システム３０は、住居表示に基づいて、結線テーブル３１１の各点番号を特定し、特定した点番号の座標値を座標値テーブル３１２に基づいて取得する。
【００４１】
次のＳ１０３では、地図検索システム３０は、Ｓ１０２で取得した境界点の重心を、算出する。例えば、Ｓ１０２で、矩形領域を示す点Ａ（Ｘａ、Ｙａ），点Ｂ（Ｘｂ，Ｙｂ），点Ｃ（Ｘｃ，Ｙｃ），及び点Ｄ（Ｘｄ，Ｙｄ）が取得されたのであれば、重心の座標値（Ｘ，Ｙ）＝（Ｘ重，Ｙ重）は、
Ｘ重＝（Ｘａ＋Ｘｂ＋Ｘｃ＋Ｘｄ）／４
Ｙ重＝（Ｙａ＋Ｙｂ＋Ｙｃ＋Ｙｄ）／４
として算出される。なお、各点に基づく領域が矩形以外の形状である場合には、当該図形の幾何学的性質により規定された重心が、算出されてもよい。
【００４２】
次のＳ１０４では、地図検索システム３０は、Ｓ１０３で算出した重心を中心とした所定範囲内に含まれる境界点の座標値を、住居表示地図ＤＢ３１（図７）を参照して抽出する。なお、所定範囲（表示エリアに相当）は、例えば、Ｘ重±５０ｍかつＹ重±５０ｍなる条件により規定される。
【００４３】
次のＳ１０５では、地図検索システム３０は、住居表示属性ＤＢ３２（図８）を検索して、Ｓ１０１で取得した住居表示に対応するレコードの「種別」を、取得する。
【００４４】
次のＳ１０６では、地図検索システム３０は、Ｓ１０５で取得した種別が「公図」である場合には処理をＳ１０７へ進め、「１７条」である場合には処理をＳ１１１へ進める。
【００４５】
Ｓ１０７では、地図検索システム３０は、住居表示属性ＤＢ３２（図８）を検索して、Ｓ１０１で取得した住居表示に対応するレコードの「地図番号」を、取得する。
【００４６】
Ｓ１０８では、地図検索システム３０は、Ｓ１０７で取得した地図番号に基づき、地番表示地図の境界点（筆界点）の座標値を取得する。具体的には、地図検索システム３０は、地番表示地図管理システム１０の地番表示属性ＤＢ１２（図３）を検索して、地図番号に対応する地番を取得し、取得した地番に対応する筆界点の点番号を、地番表示地図ＤＢ１１（図２）の結線テーブル１１１に基づいて特定し、特定した点番号の座標値を座標値テーブル１１２に基づいて取得する。
【００４７】
Ｓ１０９では、地図検索システム３０は、地番表示地図ＤＢ１１のデータが精度の低い公図に基づいて作成されたものであるため、その地番表示地図を住居表示地図に対応させて変形させることにより、補正を実行する。この補正は、上記図５の登録処理におけるＳ００５で特定された補助基準点に基づいて、なされる。
【００４８】
なお、この補正は、Ｓ１０８で特定した筆界点の全てに関して、以下のＳ１０９▲１▼〜Ｓ１０９▲４▼の処理が実行されることにより、なされる。但し、説明を簡潔にするために、１つの筆界点Ｐ（座標値：（Ｘ，Ｙ）＝（Ｘｐ，Ｙｐ））に関する補正の処理について詳述する。また、上記の図９に示されたように、補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩが特定されたものとして説明する。なお、地番表示地図ＤＢ１１のデータに対応させて設定された補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩの座標値を、（Ｘ，Ｙ）＝（Ｘ＜Ｉ＞，Ｙ＜Ｉ＞），（Ｘ＜ＩＩ＞，Ｙ＜ＩＩ＞），（Ｘ＜ＩＩＩ＞，Ｙ＜ＩＩＩ＞）とし、住居表示地図ＤＢ３１のデータに対応させて設定された当該補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩの座標値を、（Ｘ，Ｙ）＝（Ｘ［Ｉ］，Ｙ［Ｉ］），（Ｘ［ＩＩ］，Ｙ［ＩＩ］）（Ｘ［ＩＩＩ］，Ｙ［ＩＩＩ］）とする。
【００４９】
Ｓ１０９▲１▼では、地図検索システム３０は、住居表示地図ＤＢ３１のデータに対して設定された補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩの座標値と、地番表示地図ＤＢ１１のデータに対して設定された補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩの座標値との差分を、算出する。
【００５０】
図１１は、補正処理の説明図である。この図１１において、住居表示地図ＤＢ３１のデータに対応させて設定された補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩは、星印で示されており、地番表示地図ＤＢ１１のデータに対応させて設定された補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩは、黒丸で示されている。座標値の差分は、互いに対応する黒丸と星印との距離に相当する。
【００５１】
補助基準点Ｉに関する差分ΔＸＩは、以下の式
ΔＸＩ＝（Ｘ［Ｉ］，Ｙ［Ｉ］）−（Ｘ＜Ｉ＞，Ｙ＜Ｉ＞）
に基づいて算出され、
補助基準点ＩＩに関する差分ΔＸＩＩは、以下の式
ΔＸＩＩ＝（Ｘ［ＩＩ］，Ｙ［ＩＩ］）−（Ｘ＜ＩＩ＞，Ｙ＜ＩＩ＞）
に基づいて算出され、
補助基準点ＩＩＩに関する差分ΔＸＩＩＩは、以下の式
ΔＸＩＩＩ＝（Ｘ［ＩＩＩ］，Ｙ［ＩＩＩ］）−（Ｘ＜ＩＩＩ＞，Ｙ＜ＩＩＩ＞）
に基づいて算出される。
【００５２】
Ｓ１０９▲２▼では、地図検索システム３０は、筆界点Ｐと住居表示に対応させた各補助基準点Ｉ，ＩＩ，ＩＩＩとの距離Ｍ１，Ｍ２，Ｍ３を算出し、それらのうちの最小値を決定する。例えば、Ｍ１＝２０，Ｍ２＝１０，Ｍ３＝１００であれば、Ｍ２＝１０が最小値として決定される。
【００５３】
Ｓ１０９▲３▼では、地図検索システム３０は、筆界点Ｐを変位させるための変位量である補正値（ΔＸｐ，ΔＹｐ）を、取得する。補正値ΔＸｐは、以下の式
ΔＸｐ＝ΔＸＩ・Ｍ２／Ｍ１＋ΔＸＩＩ・Ｍ２／Ｍ２＋ΔＸＩＩＩ・Ｍ２／Ｍ３
により算出され、補正値ΔＹｐは、以下の式
ΔＹｐ＝ΔＹＩ・Ｍ２／Ｍ１＋ΔＹＩＩ・Ｍ２／Ｍ２＋ΔＹＩＩＩ・Ｍ２／Ｍ３
により算出される。
【００５４】
例えば、Ｍ１＝２０，Ｍ２＝１０，Ｍ３＝１００であれば、
ΔＸｐ＝ΔＸＩ・０．５＋ΔＸＩＩ＋ΔＸＩＩＩ・０．１
ΔＹｐ＝ΔＹＩ・０．５＋ΔＹＩＩ＋ΔＹＩＩＩ・０．１
となる。即ち、筆界点Ｐは、距離のより近い補助基準点からより大きな補正の影響を受けることになる。
【００５５】
Ｓ１０９▲４▼では、地図検索システム３０は、筆界点Ｐを変位させる。変位後の筆界点の座標値を（Ｘｐ’，Ｙｐ’）とすると、
Ｘｐ’＝Ｘｐ＋ΔＸｐ
Ｙｐ’＝Ｙｐ＋ΔＹｐ
である。
【００５６】
上記Ｓ１０９▲１▼〜Ｓ１０９▲４▼の補正処理が、全筆界点に対してなされることにより、精度の低い公図に基づくデータが、住居表示地図に基づくデータに合わせて変形される。そして、地図検索システム３０は、補正後の筆界点の座標値を含むデータを、表示作業用ＤＢ３４に登録する。図１２は、表示作業用ＤＢ３４を示す模式図である。この表示作業用ＤＢ３４の結線テーブル３４１は、地番表示地図ＤＢ１１の結線テーブル１１１が複写されたものであるが、座標値テーブル３４２には、補正による変位後の筆界点の座標値が、格納されている。
【００５７】
次のＳ１１０では、地図検索システム３０は、地番表示地図及び住居表示地図を重ね合わせて表示装置に表示して出力する。具体的には、地図検索システム３０は、Ｓ１０４で抽出した住居表示地図の境界点を連結した画像データを作成する。即ち、住居表示地図ＤＢ３１の結線テーブル３１１及び座標値テーブル３１２に基づいて、図１３に例示される住居表示の画像データを作成する。なお、境界線に囲まれた領域には、対応する住居表示の番号が表示されている。
【００５８】
そして、地図検索システム３０は、Ｓ１０４で抽出した住居表示地図の境界点の座標値のうち、Ｘ座標の最大値Ｘｍａｘ，及びＹ座標の最大値Ｙｍａｘを取得する。そして、地図検索システム３０は、表示作業用ＤＢ３４を参照して、Ｘｍｉｎ≦Ｘ≦ＸｍａｘかつＹｍｉｎ≦Ｙ≦Ｙｍａｘの条件を満たす筆界点を特定する。さらに、地図検索システム３０は、これら筆界点を表示作業用ＤＢ３４に基づいて連結し、図１４に例示される地番表示の画像データを作成する。なお、境界線（筆界線）内の領域（筆）には、対応する地番が表示されている。この地番は、住居表示と区別するために斜体で表示されているが、住居表示と異なる色で表示されてもよい。
【００５９】
そのうえで、地図検索システム３０は、住居表示の画像データ（図１３）と地番表示の画像データ（図１４）とを重ね合わせて、図１５に示される重ね合わせ画像（表示用地図データ）を作成し、表示装置に表示して処理を終了する。利用者は、この画像を見ることにより、所望のエリアに関する住居表示と地番との関係を、知ることができる。
【００６０】
一方、Ｓ１１１では、地図検索システム３０は、地番表示地図のデータが１７条地図に基づくものであるため、補正を行うことなく、地番表示地図ＤＢ１１から抽出されたデータに基づいて、地番表示の画像データを作成し、住居表示の画像データに重ね合わせて表示装置に表示し、処理を終了する。
【００６１】
＜変形例＞
上記実施形態では、図１５に示されるように、地番表示の画像データと住居表示の画像データとが重ね合わされていた。図１６は、変形例による重ね合わせ画像を示す模式図である。この図１６では、住居表示の画像データに、地番表示に基づく１本の筆界線のみが、点線で重ね合わされている。即ち、地図検索システム３０は、表示対象となる地番（筆）が複数ある場合に、これらの筆同士の境界となる筆界線のみを、点線で表示する。なお、地番は上記と同様に斜体で表示される。例えば、図１２の地番「７−３」及び「７−４」が表示対象である場合に、地図検索システム３０は、結線テーブル３４１を参照して、点１４及び点１１の点番号の組が、双方の地番に共通するものであると判別し、この点１４及び点１１の点番号の組のみを連結し、筆界線として点線で表示する。他の点番号の組に対応した筆界線は、表示されない。なお、表示対象となる筆が１つのみである場合には、筆界線は表示されない。
【００６２】
（付記１） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の複数の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記各補助基準点に夫々対応する複数の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記両地図データの一方における補助基準点に対して該補助基準点に対応する他方の地図データにおける補助基準点を近接させるとともに、他方の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくするように、他方の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理プログラム。
【００６３】
（付記２） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の複数の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記各補助基準点に夫々対応する複数の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記住居表示の地図データにおける補助基準点に対して該補助基準点に対応する前記地番表示の地図データにおける補助基準点を近接させるとともに、地番表示の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくするように、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理プログラム。
【００６４】
（付記３） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系を共通座標系として、該共通座標系に合わせて他方の地図データの座標系を変換する変換手順と、
表示対象として指定された表示エリアに、複数の地番に夫々対応する複数の領域が含まれていた場合に、これら各領域の境界を表示対象境界として特定し、前記共通座標系で表された前記住居表示の地図データに、前記共通座標系で表された前記地番表示の地図データにおける境界情報のうちの前記表示対象境界に対応する部分を重ね合わせることにより、表示用地図データを生成する手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理プログラム。
【００６５】
（付記４）
地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記両地図データの一方における補助基準点に対して、該補助基準点に対応する他方の地図データにおける補助基準点を近接させるように、他方の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させる地図情報管理プログラムを格納した記憶媒体。
【００６６】
（付記５） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記住居表示の地図データにおける補助基準点に対して、該補助基準点に対応する前記地番表示の地図データにおける補助基準点を近接させるように、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させる地図情報管理プログラムを格納した記憶媒体。
【００６７】
（付記６） 前記補助基準点特定手順にて複数の補助基準点が特定された場合に、前記変形手順は、変形させる側の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を、前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくする
ことを特徴とする付記４又は５記載の地図情報管理プログラムを格納した記憶媒体。
【００６８】
（付記７） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系を共通座標系として、該共通座標系に合わせて他方の地図データの座標系を変換する変換手順と、
表示対象として指定された表示エリアに、複数の地番に夫々対応する複数の領域が含まれていた場合に、これら各領域の境界を表示対象境界として特定し、前記共通座標系で表された前記住居表示の地図データに、前記共通座標系で表された前記地番表示の地図データにおける境界情報のうちの前記表示対象境界に対応する部分を重ね合わせることにより、表示用地図データを生成する手順とを、
コンピュータに実行させる地図情報管理プログラムを格納した記憶媒体。
【００６９】
（付記８） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記両地図データの一方における補助基準点に対して、該補助基準点に対応する他方の地図データにおける補助基準点を近接させるように、他方の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理方法。
【００７０】
（付記９） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記住居表示の地図データにおける補助基準点に対して、該補助基準点に対応する前記地番表示の地図データにおける補助基準点を近接させるように、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理方法。
【００７１】
（付記１０） 前記補助基準点特定手順にて複数の補助基準点が特定された場合に、前記変形手順は、変形させる側の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を、前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくする
ことを特徴とする付記８又は９記載の地図情報管理方法。
【００７２】
（付記１１） 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系を共通座標系として、該共通座標系に合わせて他方の地図データの座標系を変換する変換手順と、
表示対象として指定された表示エリアに、複数の地番に夫々対応する複数の領域が含まれていた場合に、これら各領域の境界を表示対象境界として特定し、前記共通座標系で表された前記住居表示の地図データに、前記共通座標系で表された前記地番表示の地図データにおける境界情報のうちの前記表示対象境界に対応する部分を重ね合わせることにより、表示用地図データを生成する手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理方法。
【００７３】
（付記１２） コンピュータと、
地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、前記両地図データの一方における補助基準点に対して、該補助基準点に対応する他方の地図データにおける補助基準点を近接させるように、他方の地図データを変形させる変形手順とを、前記コンピュータに実行させる地図情報管理プログラムを格納した記憶装置とを、
備えたことを特徴とする地図情報管理システム。
【００７４】
（付記１３） コンピュータと、
地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記住居表示の地図データにおける補助基準点に対して、該補助基準点に対応する前記地番表示の地図データにおける補助基準点を近接させるように、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、前記コンピュータに実行させる地図情報管理プログラムを格納した記憶装置とを、
備えたことを特徴とする地図情報管理システム。
【００７５】
（付記１４） 前記補助基準点特定手順にて複数の補助基準点が特定された場合に、前記変形手順は、変形させる側の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を、前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくする
ことを特徴とする付記１２又は１３記載の地図情報管理システム。
【００７６】
（付記１５） コンピュータと、
地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系を共通座標系として、該共通座標系に合わせて他方の地図データの座標系を変換する変換手順と、表示対象として指定された表示エリアに、複数の地番に夫々対応する複数の領域が含まれていた場合に、これら各領域の境界を表示対象境界として特定し、前記共通座標系で表された前記住居表示の地図データに、前記共通座標系で表された前記地番表示の地図データにおける境界情報のうちの前記表示対象境界に対応する部分を重ね合わせることにより、表示用地図データを生成する手順とを、コンピュータに実行させる地図情報管理プログラムを格納した記憶装置とを、
備えたことを特徴とする地図情報管理システム。
【００７７】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の地図情報管理プログラムによると、地番表示の地図と住居表示の地図とを正確に対応づけることができる。また、地番表示の地図の状態に関わらず、双方の地図は互いに正確に対応づけられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施形態のシステム構成図
【図２】 地番表示地図管理システムの地番表示地図ＤＢを示す模式図
【図３】 地番表示地図管理システムの地番表示属性ＤＢを示す模式図
【図４】 住居表示地図管理システムの住居表示地図ＤＢを示す模式図
【図５】 登録処理を示すフローチャート
【図６】 基準点入力画面を示す模式図
【図７】 地図検索システムの住居表示地図ＤＢを示す模式図
【図８】 地図検索システムの住居表示属性ＤＢを示す模式図
【図９】 補助基準点が設定された状態の画面を示す模式図
【図１０】 検索処理を示すフローチャート
【図１１】 補正処理を示す説明図
【図１２】 地図検索システムの表示作業用ＤＢを示す模式図
【図１３】 住居表示の画像データを示す模式図
【図１４】 地番表示の画像データを示す模式図
【図１５】 重ね合わせ画像を示す模式図
【図１６】 変形例による重ね合わせ画像を示す模式図
【符号の説明】
１０ 地番表示地図管理システム
１１ 地番表示地図ＤＢ
１２ 地番表示属性ＤＢ
２０ 住居表示地図管理システム
２１ 住居表示地図ＤＢ
２２ 住居表示属性ＤＢ
３０ 地図検索システム
３１ 住居表示地図ＤＢ
３２ 住居表示属性ＤＢ
３３ 基準点ＤＢ
３４ 表示作業用ＤＢ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a map information management program and a storage medium that associate a lot number display map based on a lot number with a house display map based on a house display.
[0002]
[Prior art]
An application for obtaining registered items stored in the registry (registered item application) is made based on the lot number. This lot number is different from the residential display recognized by a general user as an address. Since many users do not know the lot number, in order to apply for a registered item, first, the corresponding lot number must be checked based on the residence display.
[0003]
Therefore, the present applicant has developed a technology for associating a lot number display map based on a lot number with a residence display map based on a residence display, and has filed a patent application 2000-333451. According to the technique shown in this patent application 2000-333451, the lot number display map and the house display map are displayed in a superimposed manner, and the other is acquired based on one of the lot number and the house display.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The lot number display map (Ministry of Justice map) provided at the registry office includes a map based on Article 17 of the Real Estate Registration Act (Article 17 Map) and public maps that are various drawings other than this Article 17 Map. is there. The Law Article 17 map is a precisely created map, and it is desirable that this Law Article 17 map be created for all regions. However, at present, the Law Article 17 map has not been created for many areas. And public maps are used for areas where the Law Article 17 map does not exist. In general, a public map is a map-like drawing showing only an outline of the position and shape of land, and its accuracy is low. For this reason, when a public map is used as the lot number display map, it may be difficult to accurately associate the public map with the residential display map.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide a map information management system capable of accurately associating a lot number display map and a house display map.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention employs the following configuration.
[0007]
That is, the map information management program of the present invention is characterized by causing a computer to execute the following procedure. These procedures show map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system. On the acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the residential display, a pair of reference points on the surface shown on one of the two map data, and the other surface of the two map data A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points respectively corresponding to the reference points, a coordinate value of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display, and a coordinate system of the map data of the residence display Based on the coordinate values of the two reference points according to the above, by analyzing the conversion relationship between the two coordinate systems, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the two map data, One of the map data Identify one or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface shown in (1) and one or more auxiliary reference points corresponding to the auxiliary reference point on the other surface of the two map data. The auxiliary reference point identifying procedure, and the auxiliary reference point in one of the two map data is deformed so that the auxiliary reference point in the other map data corresponding to the auxiliary reference point is brought closer. It is composed at least from the deformation procedure.
[0008]
If comprised in this way, when the accuracy of the other one is lower than one of both map data, the other map data will be deform | transformed according to one map data. Therefore, both map data correspond correctly.
[0009]
In addition, the user can also acquire a lot number based on a residence display, and can also acquire a residence display based on a lot number. In either case, both map data correctly corresponding to each other with respect to the desired area are displayed in a superimposed manner.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
<System configuration>
FIG. 1 is a system configuration diagram of this embodiment. As shown in FIG. 1, the lot number display map management system 10 that manages the lot number display map (Ministry of Justice) and the house display map management system 20 that manages the house display map (house map) are respectively map search. It is connected to the system 30. Each of these systems 10, 20, and 30 corresponds to a map information management system. Moreover, each of these systems 10, 20, and 30 may be mounted on an individual computer, and may be mounted on one computer. Each of these systems 10, 20, and 30 executes a map information management program.
[0012]
The lot number display map management system 10 includes a computer having a storage device. A lot number display map database (DB) 11 and a lot number display attribute DB 12 are stored in the storage device of the lot number display map management system 10.
[0013]
FIG. 2 is a schematic diagram showing the lot number display map DB 11. The lot number display map DB 11 includes a connection table 111 and a coordinate value table 112. The connection table 111 includes fields of “lot number”, “point number 1”, and “point number 2”. "Lot number (broad sense)" consists of "lot number area" and "lot number (narrow sense)". For example, when the lot number in the broad sense is 5-7-3 Yashio, Shinagawa-ku, Tokyo, “5-chome Yashio, Shinagawa-ku, Tokyo” is the lot number area, and “7-3” is the lot number in the narrow sense.
[0014]
Note that a region indicated by a certain lot number is represented by a closed boundary line (brush line) that defines a boundary with a region indicated by another lot number. This boundary line is expressed by a plurality of points (brush boundaries) and a connection line connecting the boundary points adjacent to each other. These boundary points are given unique numbers. The “point number 1” field in the connection table 111 stores the point number of the boundary point that is the start point of the connection, and the “point number 2” field is the point of the boundary point that is the end point of the connection. Number is stored.
[0015]
The coordinate value table 112 includes a “point number” field of each boundary point, and “X coordinate” and “Y coordinate” fields as coordinate values of the boundary point. The lot number map is expressed by a coordinate system unique to the lot number map. For example, this coordinate system is a two-dimensional Cartesian coordinate system. A pair of coordinates of the lot number map is referred to as an “X coordinate” and a “Y coordinate”. That is, on the lot number map, all points are expressed in the (X, Y) format in the XY coordinate system.
[0016]
FIG. 3 is a schematic diagram showing the lot number display attribute DB 12. The lot number display attribute DB 12 includes fields of “lot number”, “map number”, and “type”. Note that the data in the lot number display map DB 11 is created based on the lot number display map. This lot number display map is given a unique map number. In the “map number” field of the lot number display attribute DB 12, the map number of the lot number display map in which the area indicated by the “lot number” is posted is stored. In the “type” field, a code indicating that the map of “map number” is a Law 17 map or a code indicating a public map is stored.
[0017]
The residence display map management system 20 includes a computer having a storage device. In the storage device of the house display map management system 20, a house display map DB 21 and a house display attribute DB 22 are stored.
[0018]
FIG. 4 is a schematic diagram showing the residence display map DB 21. This residence display map DB 21 includes a connection table 211 and a coordinate value table 212. The connection table 211 includes fields of “residential display”, “point number 1”, and “point number 2”. The “residential display” stores, for example, a residential display (address) in the form of “5-12-12 Yashio Shinagawa-ku, Tokyo”.
[0019]
Note that a region indicated by a certain residential display is represented by a closed boundary line that defines a boundary with a region indicated by another residential display. This boundary line is expressed by a plurality of boundary points and a connection line connecting adjacent boundary points. These boundary points are given unique numbers. The “point number 1” field in the connection table 211 stores the point number of the boundary point that is the start point of the connection, and the “point number 2” field is the point of the boundary point that is the end point of the connection. Number is stored.
[0020]
The coordinate value table 212 includes a “point number” field for each boundary point, and “x coordinate” and “y coordinate” fields as coordinate values of the boundary point. The residence display map is expressed by a coordinate system unique to the residence display map. For example, this coordinate system is a two-dimensional Cartesian coordinate system. Then, a pair of coordinates of the residence display map is distinguished from the coordinate system of the lot number map and is set as an “x coordinate” and a “y coordinate”. That is, on the lot number map, all points are expressed in the (x, y) format in the xy coordinate system.
[0021]
The residence display attribute DB 12 stores various types of information related to the residence display map.
[0022]
The map search system 30 includes an input device such as a keyboard and a pointing device, a display device such as a CRT or LCD, and a computer having a storage device. In the storage device of the map search system 30, a house display map DB 31, a house display attribute DB 32, a reference point DB 33, and a display work DB 34 are stored. The data of these DBs 31 to 34 are created and accumulated in the processing (registration processing and search processing) described below.
[0023]
<Registration process>
The map search system 30 executes a registration process shown below in advance in order to execute a search process to be described later. That is, the map search system 30 registers the lot number display map and the house display map with each other so that the lot number display map and the house display map can be displayed to be superimposed on the user by the search process. Execute.
[0024]
FIG. 5 is a flowchart showing the registration process. The process according to this flowchart starts when the operator performs an operation for starting the registration process on the map search system 30. Note that the flowchart of FIG. 5 is a process executed for an area corresponding to one map number (a map number to be processed) in the lot number display map. The flowchart of FIG. 5 is executed individually for all map numbers of the lot number display map.
[0025]
In the first step S001 after the start of the flowchart of FIG. 5, the map search system 30 specifies a pair of reference points based on the operator's operation. Specifically, the operator operates the input device of the map search system 30 to acquire a lot number display map and a house display map corresponding to the lot number display map, and displays a reference point input screen on the display device. . FIG. 6 is a schematic diagram showing this reference point input screen. On this reference point input screen, a lot number display map and a house display map corresponding to the lot number display map are displayed. The lot number display map and the house display map have different shapes and the like. Therefore, the worker selects a pair of reference points that serve as a reference for associating the two. That is, the worker selects a point that is recognized as the same in both as a reference point, and operates the pointing device to designate it to the map search system 30. As schematically shown in FIG. 6, a pair of reference points α and β are designated.
[0026]
In one lot number display map, the coordinates of the reference point α are represented as (X, Y) = (Xα, Yα), and the coordinates of the reference point β are represented as (X, Y) = (Xβ, Yβ). . In the other residence display map, the coordinates of the reference point α are represented as (x, y) = (xα, yα), and the coordinates of the reference point β are represented as (x, y) = (xβ, yβ). . The coordinate values of these two reference points are registered in the reference point DB 33.
[0027]
In the next S002, the map search system 30 performs coordinate conversion of the house display map with reference to both reference points α and β, and associates it with the lot number display map. Specifically, the map search system 30 performs coordinate conversion according to the following S002 (1) to S002 (3).
[0028]
In S002 (1), the map search system 30 determines the distance L1 between the two reference points α and β in one coordinate system (X, Y) and the two reference points α and β in the other coordinate system (x, y). The distance L2 is calculated based on the following equations.
[0029]
L1 = {(Xβ-Xα)2+ (Yβ-Yα)2}1/2
L2 = {(xβ−xα)2+ (Yβ-yα)2}1/2
Based on these L1 and L2, the map search system 30 converts the coordinate system (x, y) of the house display map into the coordinate system (X, Y) of the lot number display map.
W = L1 / L2
Is calculated. When this W is multiplied by the coordinate value of the residence display map, the scale and unit system of this coordinate value match that of the lot number display map.
[0030]
In S002 (2), the map information management 30 system acquires the data of the residence display map DB 21 from the residence display map management system 20. Then, the map search system 30 converts the coordinate values of all points on the house display map included in the acquired data into the coordinate system (X, Y) of the lot number display map. That is, by multiplying the coordinate value of each point of the residential display map by W, the coordinate value (W · x, W · y) according to the scale of the XY coordinate system and the unit system of each point. Is obtained.
[0031]
In S002 (3), the map search system 30 executes offset correction of the coordinate values (W · x, W · y) obtained in S002 (2). That is, offset correction is performed so that the origin position of (W · x, W · y) matches the origin position of the XY coordinate system of the lot number display map. The offset (ΔX, ΔY) between both origin positions is
(ΔX, ΔY) = (Xα−W · xα, Yα−W · yα)
It is expressed. And each point of the house display map is based on the coordinate system of the lot number display map.
Figure 0003916038
It is expressed.
[0032]
Based on the coordinate values of the residence display map in the XY coordinate system obtained in this way, the residence display map DB 31 having undergone coordinate conversion is created. FIG. 7 is a schematic diagram showing the residence display map DB 31. Specifically, the map search system 30 creates a new coordinate value table 312 including the coordinate values after coordinate conversion, and stores the new coordinate value table 312 together with the connection table 311 in the storage device as the residence display map DB 31. The connection table 311 has the same contents as the connection table 211 (FIG. 4) of the residence display map DB 21 in the residence display map management system 20.
[0033]
In next S003, the map search system 30 determines whether the lot number display map indicated by the map number to be processed is a public map and branches the process. That is, the “type” corresponding to the map number to be processed in the lot number display attribute DB 12 (FIG. 3) is referred to, and when this type is “public map”, the process proceeds to S005 and “article 17” (17 If it is (strip map), the process proceeds to S004.
[0034]
In S004, since the lot number display map indicated by the map number to be processed is a highly accurate 17-article map, the map search system 30 determines that no further correction is necessary, and only stores the residence display attribute DB 32. Execute. That is, the map search system 30 acquires the record of the residence display attribute DB 22 in the residence display map management system 20, adds the information of “type” and “map number” to the acquired data, and stores it in the residence display attribute DB 32. accumulate. FIG. 8 is a schematic diagram showing the residence display attribute DB 32. For example, “17 items” is stored in the “type” field as shown in the record in the third row of the residence display attribute DB 32. This indicates that the lot number display map corresponding to the area indicated by the “residential display number” of the record is the 17-article map. After accumulating, the process ends. In the case of an 17-article map, the “map number” field need not be set.
[0035]
In S005, since the lot number display map indicated by the map number to be processed is a public map with low accuracy, the map search system 30 specifies auxiliary reference points for further correction. Specifically, the operator operates the pointing device to set one or more auxiliary reference points on the reference point input screen in FIG. FIG. 9 is a schematic diagram showing a screen on which auxiliary reference points (auxiliary points) are set. As the coordinate values of these auxiliary reference points I, II, and III, both the coordinate value set corresponding to the data of the lot number display map DB 11 and the coordinate value set corresponding to the data of the residence display map DB 31 are both. , Added to the reference point DB33. Note that the correction based on these auxiliary reference points I, II, and III is executed in a search process described later.
[0036]
It is not essential for the operator to input an auxiliary reference point in S005. However, if the auxiliary reference point is not input, no further correction is made in the search process described later.
[0037]
In next S006, the map search system 30 executes accumulation of the residence display attribute DB 32. That is, the map search system 30 acquires the record of the residence display attribute DB 22 in the residence display map management system 20, adds the information of “type” and “map number” to the acquired data, and sets the residence display attribute DB 32 ( FIG. 8). For example, as shown in the record on the first line in FIG. 8, “public” is stored in the “type” field. This indicates that the lot number display map corresponding to the area indicated by the “residential display number” of the record is a public map. Further, the map number of the lot number map corresponding to the area shown in the residence display is stored in the “map number” field in the record in the first row of FIG. 8. After accumulation in the residence display attribute DB 32 is performed, the process ends.
[0038]
<Search process>
After the above registration process is performed, the user operates the map search system 30 to execute the search process, thereby browsing the screen on which the lot number display map and the house display map are superimposed on the desired area. can do. FIG. 10 is a flowchart showing this search process.
[0039]
In the first S101, the map search system 30 acquires a residence display. That is, when the user operates the input device, a residence display (address) desired to be browsed is input to the map search system 30.
[0040]
In next S102, the map search system 30 searches the residence display map DB 31 (FIG. 7) to obtain the coordinate value of the boundary point corresponding to the residence display obtained in S101. Specifically, the map search system 30 identifies each point number in the connection table 311 based on the residence display, and acquires the coordinate value of the identified point number based on the coordinate value table 312.
[0041]
In next S103, the map search system 30 calculates the center of gravity of the boundary point acquired in S102. For example, if a point A (Xa, Ya), a point B (Xb, Yb), a point C (Xc, Yc), and a point D (Xd, Yd) indicating a rectangular area are acquired in S102, the center of gravity The coordinate value (X, Y) = (X weight, Y weight) is
X load = (Xa + Xb + Xc + Xd) / 4
Y fold = (Ya + Yb + Yc + Yd) / 4
Is calculated as In addition, when the area | region based on each point is shapes other than a rectangle, the gravity center prescribed | regulated by the geometric property of the said figure may be calculated.
[0042]
In next S104, the map search system 30 extracts the coordinate values of the boundary points included in the predetermined range centered on the center of gravity calculated in S103, with reference to the residence display map DB 31 (FIG. 7). Note that the predetermined range (corresponding to the display area) is defined by, for example, a condition of X weight ± 50 m and Y weight ± 50 m.
[0043]
In next S105, the map search system 30 searches the residence display attribute DB 32 (FIG. 8), and acquires the “type” of the record corresponding to the residence display acquired in S101.
[0044]
In the next S106, the map search system 30 advances the process to S107 if the type acquired in S105 is “public”, and advances the process to S111 if it is “Article 17”.
[0045]
In S107, the map search system 30 searches the residence display attribute DB 32 (FIG. 8), and acquires the “map number” of the record corresponding to the residence display acquired in S101.
[0046]
In S108, the map search system 30 acquires the coordinate value of the boundary point (writing point) of the lot number display map based on the map number acquired in S107. Specifically, the map search system 30 searches the lot number display attribute DB 12 (FIG. 3) of the lot number display map management system 10 to acquire the lot number corresponding to the map number, and the writing point corresponding to the acquired lot number. Is identified based on the connection table 111 of the lot number display map DB 11 (FIG. 2), and the coordinate value of the identified point number is acquired based on the coordinate value table 112.
[0047]
In S109, since the data of the lot number display map DB11 is created based on a public map with low accuracy, the map search system 30 corrects the lot number display map by deforming it corresponding to the house display map. Execute. This correction is made based on the auxiliary reference point specified in S005 in the registration process of FIG.
[0048]
This correction is performed by executing the following processes of S109 (1) to S109 (4) for all the brush boundary points specified in S108. However, in order to simplify the description, the correction process for one writing boundary point P (coordinate values: (X, Y) = (Xp, Yp)) will be described in detail. In addition, as shown in FIG. 9 described above, it is assumed that auxiliary reference points I, II, and III are specified. Note that the coordinate values of the auxiliary reference points I, II, and III set corresponding to the data in the lot number display map DB 11 are (X, Y) = (X <I>, Y <I>), (X <II). >, Y <II>), (X <III>, Y <III>), and the coordinate values of the auxiliary reference points I, II, III set corresponding to the data of the residence display map DB 31 are (X , Y) = (X [I], Y [I]), (X [II], Y [II]) (X [III], Y [III]).
[0049]
In S109 (1), the map search system 30 uses the coordinate values of the auxiliary reference points I, II, and III set for the data of the residence display map DB 31 and the auxiliary set for the data of the lot number display map DB 11. Differences from the coordinate values of the reference points I, II, III are calculated.
[0050]
FIG. 11 is an explanatory diagram of the correction process. In FIG. 11, auxiliary reference points I, II, and III set in correspondence with the data in the residence display map DB 31 are indicated by stars, and the auxiliary reference points set in correspondence with the data in the lot number display map DB 11. The reference points I, II, III are indicated by black circles. The difference in coordinate values corresponds to the distance between the corresponding black circle and star.
[0051]
The difference ΔXI related to the auxiliary reference point I is expressed by the following equation:
ΔXI = (X [I], Y [I]) − (X <I>, Y <I>)
Calculated based on
The difference ΔXII with respect to the auxiliary reference point II is expressed by the following equation:
ΔXII = (X [II], Y [II]) − (X <II>, Y <II>)
Calculated based on
The difference ΔXIII with respect to the auxiliary reference point III is expressed by the following equation:
ΔXIII = (X [III], Y [III]) − (X <III>, Y <III>)
Is calculated based on
[0052]
In S109 (2), the map search system 30 calculates the distances M1, M2, and M3 between the writing boundary point P and the auxiliary reference points I, II, and III corresponding to the house display, and the minimum value among them is calculated. To decide. For example, if M1 = 20, M2 = 10, and M3 = 100, M2 = 10 is determined as the minimum value.
[0053]
In S109 {circle around (3)}, the map search system 30 acquires correction values (ΔXp, ΔYp) that are displacement amounts for displacing the writing point P. The correction value ΔXp is expressed by the following equation:
ΔXp = ΔXI · M2 / M1 + ΔXII · M2 / M2 + ΔXIII · M2 / M3
The correction value ΔYp is calculated by the following equation:
ΔYp = ΔYI · M2 / M1 + ΔYII · M2 / M2 + ΔYIII · M2 / M3
Is calculated by
[0054]
For example, if M1 = 20, M2 = 10, M3 = 100,
ΔXp = ΔXI · 0.5 + ΔXII + ΔXIII · 0.1
ΔYp = ΔYI · 0.5 + ΔYII + ΔYIII · 0.1
It becomes. That is, the writing point P is affected by a larger correction from the auxiliary reference point having a shorter distance.
[0055]
In S109 (4), the map search system 30 displaces the writing boundary point P. If the coordinate value of the stroke point after displacement is (Xp ′, Yp ′),
Xp ′ = Xp + ΔXp
Yp ′ = Yp + ΔYp
It is.
[0056]
By performing the correction processing of S109 (1) to S109 (4) for all the writing boundaries, the data based on the public map with low accuracy is transformed in accordance with the data based on the house display map. Then, the map search system 30 registers the data including the corrected coordinate values of the writing point in the display work DB 34. FIG. 12 is a schematic diagram showing the display work DB 34. The connection table 341 of the display work DB 34 is a copy of the connection table 111 of the lot number display map DB 11, but the coordinate value table 342 stores the coordinate values of the stroke point after displacement by correction. ing.
[0057]
In next S110, the map search system 30 superimposes the lot number display map and the house display map on the display device and outputs them. Specifically, the map search system 30 creates image data in which the boundary points of the residence display map extracted in S104 are connected. That is, based on the connection table 311 and the coordinate value table 312 of the residence display map DB 31, the image data of the residence display illustrated in FIG. 13 is created. In the area surrounded by the boundary line, the corresponding house display number is displayed.
[0058]
Then, the map search system 30 acquires the maximum value Xmax of the X coordinate and the maximum value Ymax of the Y coordinate among the coordinate values of the boundary points of the residence display map extracted in S104. Then, the map search system 30 refers to the display work DB 34 and specifies a writing boundary point that satisfies the conditions of Xmin ≦ X ≦ Xmax and Ymin ≦ Y ≦ Ymax. Further, the map search system 30 connects these writing boundaries based on the display work DB 34, and creates image data for lot number display exemplified in FIG. In addition, the corresponding lot number is displayed in the area | region (brush) in a boundary line (brush line). This lot number is displayed in italics to distinguish it from the house display, but may be displayed in a color different from the house display.
[0059]
Then, the map search system 30 creates a superimposed image (display map data) shown in FIG. 15 by superimposing the image data (FIG. 13) of the house display and the image data (FIG. 14) of the lot number display. Then, it is displayed on the display device and the process is terminated. By viewing this image, the user can know the relationship between the residence display and the lot number regarding the desired area.
[0060]
On the other hand, in S111, since the data of the lot number display map is based on the 17-article map, the map search system 30 does not perform the correction and displays the lot number display image based on the data extracted from the lot number display map DB11. The data is created, displayed on the display device in a superimposed manner on the image data of the house display, and the process ends.
[0061]
<Modification>
In the above embodiment, as shown in FIG. 15, the lot number display image data and the house display image data are superimposed. FIG. 16 is a schematic diagram showing a superimposed image according to a modification. In FIG. 16, only one brush border based on the lot number display is superimposed on the image data of the house display with a dotted line. That is, when there are a plurality of lot numbers (brushes) to be displayed, the map search system 30 displays only the border lines that serve as the boundaries between these brushes with dotted lines. Note that lot numbers are displayed in italics as described above. For example, when the lot numbers “7-3” and “7-4” in FIG. 12 are display targets, the map search system 30 refers to the connection table 341 and sets the point numbers of the points 14 and 11. , It is determined that it is common to both lot numbers, and only a set of point numbers of the points 14 and 11 is connected and displayed as a dotted line as a dotted line. The border lines corresponding to other pairs of point numbers are not displayed. When there is only one brush to be displayed, no brush border is displayed.
[0062]
(Supplementary note 1) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
A plurality of auxiliary reference points other than the two reference points on the surface indicated on one of the two map data, and a plurality of auxiliary corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the two map data, respectively. Auxiliary reference point identification procedure for identifying the reference point,
The auxiliary reference point in the other map data corresponding to the auxiliary reference point is brought close to the auxiliary reference point in one of the two map data, and the predetermined boundary point set in the other map data and each auxiliary reference point A deformation procedure for deforming the other map data so that the rate at which the distance to the point changes due to deformation increases as the distance between the boundary point and the auxiliary reference point decreases.
A map information management program that is executed by a computer.
[0063]
(Supplementary note 2) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, a plurality of auxiliary reference points other than the two reference points on the surface shown on one of the two map data, and An auxiliary reference point specifying procedure for specifying a plurality of auxiliary reference points respectively corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the map data;
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, in the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point with respect to the auxiliary reference point in the map data of the residence display Auxiliary reference points are brought close to each other, and the rate at which the distance between the predetermined boundary points set in the lot number display map data and the respective auxiliary reference points changes due to the deformation is small. The transformation procedure to transform the map data on the lot number display so that it becomes larger
A map information management program that is executed by a computer.
[0064]
(Supplementary note 3) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, one coordinate system of the two map data as a common coordinate system, a conversion procedure for converting the coordinate system of the other map data according to the common coordinate system,
When a plurality of areas respectively corresponding to a plurality of lot numbers are included in the display area designated as the display target, the boundary of each of these areas is specified as the display target boundary, and is expressed by the common coordinate system. A procedure for generating map data for display by superimposing a portion corresponding to the display target boundary in the boundary information in the map data of the lot number display represented in the common coordinate system on the map data of the house display; and The
A map information management program that is executed by a computer.
[0065]
(Appendix 4)
Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system Acquisition procedure to acquire the map data of the house display including
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
One or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface indicated in one of the two map data, and one or more corresponding to the auxiliary reference point on the other surface of the two map data Auxiliary reference point identification procedure for identifying the auxiliary reference point of
A deformation procedure for deforming the other map data so that the auxiliary reference point in the other map data corresponding to the auxiliary reference point is brought close to the auxiliary reference point in one of the two map data;
A storage medium storing a map information management program to be executed by a computer.
[0066]
(Supplementary note 5) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, one or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface shown on one of the two map data, And an auxiliary reference point specifying procedure for specifying one or more auxiliary reference points corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the both map data;
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point with respect to the auxiliary reference point in the map data of the residence display A deformation procedure for deforming the map data of the lot number display so that the auxiliary reference point in
A storage medium storing a map information management program to be executed by a computer.
[0067]
(Supplementary Note 6) When a plurality of auxiliary reference points are specified in the auxiliary reference point specifying procedure, the deformation procedure includes a predetermined boundary point set in the map data to be deformed and the auxiliary reference points. The rate at which the distance changes due to deformation increases as the distance between the boundary point and the auxiliary reference point decreases.
A storage medium storing the map information management program according to appendix 4 or 5, characterized by the above.
[0068]
(Supplementary note 7) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, one coordinate system of the two map data as a common coordinate system, a conversion procedure for converting the coordinate system of the other map data according to the common coordinate system,
When a plurality of areas respectively corresponding to a plurality of lot numbers are included in the display area designated as the display target, the boundary of each of these areas is specified as the display target boundary, and is expressed by the common coordinate system. A procedure for generating map data for display by superimposing a portion corresponding to the display target boundary in the boundary information in the map data of the lot number display represented in the common coordinate system on the map data of the house display; and The
A storage medium storing a map information management program to be executed by a computer.
[0069]
(Supplementary note 8) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
One or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface indicated in one of the two map data, and one or more corresponding to the auxiliary reference point on the other surface of the two map data Auxiliary reference point identification procedure for identifying the auxiliary reference point of
A deformation procedure for deforming the other map data so that the auxiliary reference point in the other map data corresponding to the auxiliary reference point is brought close to the auxiliary reference point in one of the two map data;
A map information management method characterized by causing a computer to execute the map information.
[0070]
(Supplementary note 9) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, one or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface shown on one of the two map data, And an auxiliary reference point specifying procedure for specifying one or more auxiliary reference points corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the both map data;
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point with respect to the auxiliary reference point in the map data of the residence display A deformation procedure for deforming the map data of the lot number display so that the auxiliary reference point in
A map information management method characterized by causing a computer to execute the map information.
[0071]
(Supplementary Note 10) When a plurality of auxiliary reference points are specified in the auxiliary reference point specifying procedure, the deformation procedure includes a predetermined boundary point set in the map data to be deformed and the auxiliary reference points. The rate at which the distance changes due to deformation increases as the distance between the boundary point and the auxiliary reference point decreases.
The map information management method according to appendix 8 or 9, wherein
[0072]
(Supplementary note 11) Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the region corresponding to the lot number based on the coordinate system, and residence indicating the boundary of the region corresponding to the residence display based on the coordinate system An acquisition procedure for acquiring the map data of the residential display including the boundary information of the display;
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, one coordinate system of the two map data as a common coordinate system, a conversion procedure for converting the coordinate system of the other map data according to the common coordinate system,
When a plurality of areas respectively corresponding to a plurality of lot numbers are included in the display area designated as the display target, the boundary of each of these areas is specified as the display target boundary, and is expressed by the common coordinate system. A procedure for generating map data for display by superimposing a portion corresponding to the display target boundary in the boundary information in the map data of the lot number display represented in the common coordinate system on the map data of the house display; and The
A map information management method characterized by causing a computer to execute the map information.
[0073]
(Appendix 12) A computer;
Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system The acquisition procedure for acquiring the map data of the residence display including the pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data, and the two reference points on the other surface of the two map data A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points respectively corresponding to the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the lot number display map data, and both reference points by the coordinate system of the map data of the residence A conversion procedure for converting the other coordinate system in accordance with one coordinate system of the two map data by analyzing the conversion relationship between the two coordinate systems based on the coordinate values of the two map data; On the surface shown on one side An auxiliary reference point specifying procedure for specifying one or more auxiliary reference points other than the two reference points, and one or more auxiliary reference points corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the map data; A transformation procedure for deforming the other map data so that the auxiliary reference point in the other map data corresponding to the auxiliary reference point is brought close to the auxiliary reference point in one of the two map data. A storage device storing a map information management program to be executed by
A map information management system characterized by comprising.
[0074]
(Supplementary note 13) a computer;
Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system The acquisition procedure for acquiring the map data of the residence display including the pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data, and the two reference points on the other surface of the two map data A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points respectively corresponding to the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the lot number display map data, and both reference points by the coordinate system of the map data of the residence A conversion procedure for converting the other coordinate system in accordance with one coordinate system of the two map data by analyzing the conversion relationship between the two coordinate systems based on the coordinate value of the map, and the map of the lot number display Data based on public maps If the map data is created on the other side of one or more auxiliary reference points other than the two reference points on one side of the two map data and the other side of the two map data. If the auxiliary reference point specifying procedure for specifying one or more auxiliary reference points corresponding to the auxiliary reference point and the map data of the lot number display is map data created based on a public map, the dwelling A modification procedure for deforming the map data of the lot number display so that the auxiliary reference point in the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point is brought close to the auxiliary reference point in the map data of display. A storage device storing a map information management program to be executed by
A map information management system characterized by comprising.
[0075]
(Supplementary Note 14) When a plurality of auxiliary reference points are specified in the auxiliary reference point specifying procedure, the deformation procedure includes a predetermined boundary point set in the map data to be deformed and the auxiliary reference points. The rate at which the distance changes due to deformation increases as the distance between the boundary point and the auxiliary reference point decreases.
14. The map information management system according to appendix 12 or 13, characterized by the above.
[0076]
(Supplementary Note 15) A computer,
Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system The acquisition procedure for acquiring the map data of the residence display including the pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data, and the two reference points on the other surface of the two map data A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points respectively corresponding to the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the lot number display map data, and both reference points by the coordinate system of the map data of the residence By analyzing the conversion relationship between the two coordinate systems based on the coordinate values of the two coordinate data, one coordinate system of the two map data is set as a common coordinate system, and the coordinates of the other map data are matched to the common coordinate system. Conversion to convert system When a plurality of areas corresponding respectively to a plurality of lot numbers are included in the display area designated as a display target in order, the boundaries of these areas are specified as display target boundaries, and are displayed in the common coordinate system. The map data for display is generated by superimposing the portion corresponding to the display target boundary in the boundary information in the map data of the lot number display represented in the common coordinate system on the map data of the residential display A storage device storing a map information management program for causing a computer to execute a procedure for
A map information management system characterized by comprising.
[0077]
【The invention's effect】
According to the map information management program of the present invention configured as described above, a lot number display map and a house display map can be accurately associated with each other. Moreover, regardless of the state of the lot number display map, the two maps are accurately associated with each other.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a lot number display map DB of the lot number display map management system.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a lot number display attribute DB of a lot number display map management system;
FIG. 4 is a schematic diagram showing a residence display map DB of the residence display map management system.
FIG. 5 is a flowchart showing registration processing.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a reference point input screen.
FIG. 7 is a schematic diagram showing a residence display map DB of the map search system.
FIG. 8 is a schematic diagram showing a housing display attribute DB of the map search system.
FIG. 9 is a schematic diagram showing a screen in which an auxiliary reference point is set.
FIG. 10 is a flowchart showing search processing.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing correction processing.
FIG. 12 is a schematic diagram showing a display work DB of the map search system.
FIG. 13 is a schematic diagram showing image data of a residence display.
FIG. 14 is a schematic diagram showing lot number display image data.
FIG. 15 is a schematic diagram showing a superimposed image.
FIG. 16 is a schematic diagram showing a superimposed image according to a modification.
[Explanation of symbols]
10 Lot number display map management system
11 Lot number display map DB
12 Lot number display attribute DB
20 Residential display map management system
21 Housing display map DB
22 Housing display attribute DB
30 Map search system
31 Housing display map DB
32 Housing display attribute DB
33 Reference point DB
34 DB for display work

Claims (5)

地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の複数の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記各補助基準点に夫々対応する複数の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記住居表示の地図データにおける補助基準点に対して該補助基準点に対応する地番表示の地図データにおける補助基準点を近接させるとともに、地番表示の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくするように、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理プログラム。Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system Acquisition procedure to acquire the map data of the house display including
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
A plurality of auxiliary reference points other than the two reference points on the surface indicated on one of the two map data, and a plurality of auxiliary corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the two map data, respectively. Auxiliary reference point identification procedure for identifying the reference point,
Together to close the auxiliary reference point in the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference points for definitive auxiliary reference point on the residence map display data, and a predetermined boundary point set in the map data lot number display A deformation procedure for deforming the map data of the lot number display so that the rate at which the distance to each auxiliary reference point changes due to deformation increases as the distance between the boundary point and the auxiliary reference point decreases .
A map information management program that is executed by a computer. 地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の複数の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記各補助基準点に夫々対応する複数の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記住居表示の地図データにおける補助基準点に対して該補助基準点に対応する前記地番表示の地図データにおける補助基準点を近接させるとともに、地番表示の地図データに設定された所定の境界点と前記各補助基準点との距離が変形により変化する割合を前記境界点と前記補助基準点との距離が小さいほど大きくするように、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理プログラム。Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system Acquisition procedure to acquire the map data of the house display including
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, a plurality of auxiliary reference points other than the two reference points on the surface shown on one of the two map data, and An auxiliary reference point specifying procedure for specifying a plurality of auxiliary reference points respectively corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the map data;
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, in the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point with respect to the auxiliary reference point in the map data of the residence display Auxiliary reference points are brought close to each other, and the rate at which the distance between the predetermined boundary points set in the lot number display map data and the respective auxiliary reference points changes due to deformation is small in the distance between the boundary points and the auxiliary reference points. The transformation procedure to transform the map data on the lot number display so that it becomes larger
A map information management program that is executed by a computer. 請求項１または請求項２記載の地図情報管理プログラムにおいて、さらに、
表示対象として指定された表示エリアに、複数の地番に夫々対応する複数の領域が含まれていた場合に、これら各領域の境界を表示対象境界として特定し、前記共通座標系で表された前記住居表示の地図データに、前記共通座標系で表された前記地番表示の地図データにおける境界情報のうちの前記表示対象境界に対応する部分を重ね合わせることにより、表示用地図データを生成する手順を、
コンピュータに実行させることを特徴とする地図情報管理プログラム。 In the map information management program according to claim 1 or 2, further,
When a plurality of areas respectively corresponding to a plurality of lot numbers are included in the display area designated as the display target, the boundary of each of these areas is specified as the display target boundary, and is expressed by the common coordinate system. A procedure for generating map data for display by superimposing a portion corresponding to the display target boundary in the boundary information in the map data of the lot number display represented in the common coordinate system on the map data of the house display. ,
A map information management program that is executed by a computer. コンピュータが、
地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記住居表示の地図データにおける補助基準点と該補助基準点に対応する地番表示の地図データにおける補助基準点との差分を夫々算出し、地番表示の地図データに設定された各境界点毎に、前記各補助基準点毎に算出された差分の量及び当該境界点と各補助基準点との距離が小さいほど大きくするように設定された重みの積の総和として変位量を算出し、各基準点毎に、算出された上記変位量に基づいて移動させることによって、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
実行することを特徴とする地図情報管理方法。 Computer
Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system Acquisition procedure to acquire the map data of the house display including
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
One or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface indicated in one of the two map data, and one or more corresponding to the auxiliary reference point on the other surface of the two map data Auxiliary reference point identification procedure for identifying the auxiliary reference point of
The difference between the auxiliary reference point in the map data of the house display and the auxiliary reference point in the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point is calculated, and for each boundary point set in the map data of the lot number display, The amount of difference calculated for each auxiliary reference point and the amount of displacement is calculated as the sum of products of weights set so as to increase as the distance between the boundary point and each auxiliary reference point decreases. A deformation procedure for deforming the map data of the lot number display by moving each time based on the calculated displacement amount,
The map information management method characterized by performing. コンピュータが、
地番に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す地番表示の境界情報を含んだ地番表示の地図データ，及び，住居表示に対応する領域の境界を座標系に基づいて示す住居表示の境界情報を含んだ住居表示の地図データを取得する取得手順と、
前記両地図データの一方に示された面上の一対の基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記両基準点に夫々対応する一対の基準点を特定する基準点特定手順と、
前記地番表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値と、前記住居表示の地図データの座標系によるその両基準点の座標値とに基づいて、前記両座標系同士の変換関係を解析することにより、前記両地図データの一方の座標系に合わせて他方の座標系を変換する変換手順と、
前記地番表示の地図データが、公図に基づいて作成された地図データである場合に、前記両地図データの一方に示された面上の前記両基準点以外の１つ以上の補助基準点，及び，前記両地図データの他方の面上にて前記補助基準点に対応する１つ以上の補助基準点を特定する補助基準点特定手順と、
前記住居表示の地図データにおける補助基準点と該補助基準点に対応する地番表示の地図データにおける補助基準点との差分を夫々算出し、地番表示の地図データに設定された各境界点毎に、前記各補助基準点毎に算出された差分の量及び当該境界点と各補助基準点との距離が小さいほど大きくするように設定された重みの積の総和として変位量を算出し、各基準点毎に、算出された上記変位量に基づいて移動させることによって、地番表示の地図データを変形させる変形手順とを、
実行する地図情報管理方法。 Computer
Map data of lot number display including boundary information of lot number display indicating the boundary of the area corresponding to the lot number based on the coordinate system, and boundary information of residence display indicating the boundary of the area corresponding to the house number based on the coordinate system Acquisition procedure to acquire the map data of the house display including
A reference point specifying procedure for specifying a pair of reference points on the surface indicated on one of the two map data and a pair of reference points respectively corresponding to the two reference points on the other surface of the two map data When,
Based on the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the lot number display and the coordinate values of both reference points by the coordinate system of the map data of the residential display, the conversion relationship between the two coordinate systems is By analyzing, a conversion procedure for converting the other coordinate system according to one coordinate system of the both map data,
When the map data of the lot number display is map data created based on a public map, one or more auxiliary reference points other than the two reference points on the surface shown on one of the two map data, And an auxiliary reference point specifying procedure for specifying one or more auxiliary reference points corresponding to the auxiliary reference points on the other surface of the both map data;
The difference between the auxiliary reference point in the map data of the house display and the auxiliary reference point in the map data of the lot number display corresponding to the auxiliary reference point is calculated, and for each boundary point set in the map data of the lot number display, The amount of difference calculated for each auxiliary reference point and the amount of displacement is calculated as the sum of products of weights set so as to increase as the distance between the boundary point and each auxiliary reference point decreases. A deformation procedure for deforming the map data of the lot number display by moving each time based on the calculated displacement amount,
Map information management method to be executed.
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