JP3915572B2

JP3915572B2 - Cathode ray tube

Info

Publication number: JP3915572B2
Application number: JP2002092144A
Authority: JP
Inventors: 志郎柏原
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-03-28
Filing date: 2002-03-28
Publication date: 2007-05-16
Anticipated expiration: 2022-03-28
Also published as: JP2003288850A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は陰極線管に関し、特に、陰極線管内部に備えられた、地磁気などの外部磁界による電子ビームのミスランディングを抑制するための内部磁気シールドの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図１１は、カラー陰極線管の側面断面図を示す。
【０００３】
前面パネル１とファンネル２とが一体化されて外囲器３を形成している。前面パネル１の内面に、蛍光体スクリーン４が形成されている。フレーム１３に固定された色選別電極（例えばシャドウマスク）５が、蛍光体スクリーン４に対向している。フレーム１３は、その外周面に設置された板バネ状の弾性支持体（図示せず）を、前面パネル１の内面に設けられたパネルピン（図示せず）に掛止することで、前面パネル１に保持されている。ファンネル２のネック部には電子銃６が内蔵されている。ファンネル２の外周面上には偏向ヨーク８が設けられており、電子銃６からの電子ビーム７は水平方向及び垂直方向に偏向されて、蛍光体スクリーン４上を走査される。
【０００４】
陰極線管に地磁気などの外部磁界が作用すると、電子ビーム７の軌道が変化して、電子ビーム７が蛍光体スクリーン４の所望する位置に到達しない、いわゆるミスランディングを生じる。この結果、カラー陰極線管においては、色ずれなどの好ましくない現象が生じ、表示画像の品位を低下させる。外部磁界の方向は陰極線管の設置方向によって異なり、また、その大きさは陰極線管の設置位置によって異なる。したがって、陰極線管の設置方向や設置位置にかかわらず常に安定した画像表示を行なうためには、電子ビーム７を外部磁界から遮蔽するか、あるいは外部磁界を少なくともミスランディングを生じない方向の磁界に変換する必要がある。このような目的のため、陰極線管の内部に内部磁気シールド２０が設置されている。
【０００５】
図１２は、従来の内部磁気シールドの斜視図であり、（ａ）は分解された状態を、（ｂ）は組み立てられた状態をそれぞれ示す。内部磁気シールド２０は、プレスあるいは折り曲げ成型された、底辺が９０°をなす２面の台形状の壁面からなる第１シールド片１８と、第１シールド片１８と実質的に同一形状の第２シールド片１９とが組み合わされて構成される。これらは、抵抗溶接等により略四角錘面の一部を形成するように接合される。内部磁気シールド２０は、組み立てられた後に黒化処理される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成では、溶接工程が必要なことに加え、組み立て後に黒化処理するので黒化処理炉の処理効率が低い等の課題がある。
【０００７】
図１３に示すように、相対する２つのプレス成型されたシールド片１８、１９の上端に折り曲げ用の突起片１０１を設け、突起片１０１を折り曲げて結合する方法が提案されている。（ａ）は分解された状態を、（ｂ）は組み立てられた状態をそれぞれ示す。しかし、この構成では結合力が比較的弱く、振動により２つのプレス成型された部品がこすれた場合、磨耗により陰極線管内に異物が発生するという問題がある。
【０００８】
また、特開平１１−６７１１７号公報には、プレス成型された２つのシールド片を結合するための結合片および結合孔の形状について提案されている。しかし、この構成では折り曲げる工程が必要であり、その後の陰極線管の製造過程で施される熱処理等でスプリングバックが起こり、折り曲げ結合力が低下するという問題がある。
【０００９】
本発明は、上記の種々の問題点を解決するためになされたものであり、第１シールド片と第２シールド片とを簡易な構成により安定的に結合することができる内部磁気シールド、およびそれを備えた陰極線管を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明の陰極線管は、前面パネルとファンネルとからなる外囲器と、前記ファンネルのネック部内に設けられた電子銃と、前記前面パネルの内面に形成された蛍光体スクリーンと、前記蛍光体スクリーンに対向する色選別電極と、前記色選別電極が固定されるフレームと、前記フレームに固定される内部磁気シールドとを有する陰極線管であって、前記内部磁気シールドは、前記フレームに固定される底辺壁を有する第１シールド片と第２シールド片とからなり、前記第１シールド片の前記底辺壁の先端部は、前記フレームから遠ざけられるような力を受ける一方、前記第２シールド片の前記底辺壁の先端部は、前記フレームに圧着されるような力を受けており、前記第１シールド片の前記底辺壁の上に前記第２シールド片の前記底辺壁が重なって互いに逆向きの力を及ぼしあっていることを特徴とする（請求項１）。
【００１１】
本発明によれば、底辺壁どうしが重なり合う端部においては、各々の底辺壁は互いに逆向きの力を及ぼし合う。この作用により、第１シールド片と第２シールド片とは相互にスリップすることなく、フレームに安定的に固定される。
【００１２】
また、本発明の陰極線管は、前面パネルとファンネルとからなる外囲器と、前記ファンネルのネック部内に設けられた電子銃と、前記前面パネルの内面に形成された蛍光体スクリーンと、前記蛍光体スクリーンに対向する色選別電極と、前記色選別電極が固定されるフレームと、前記フレームに固定される内部磁気シールドとを有する陰極線管であって、前記内部磁気シールドは、前記フレームに固定される底辺壁を有する第１シールド片と第２シールド片とからなり、前記フレームの、前記第１シールド片の前記底辺壁が固定される面に、突出部と、前記突出部よりも中央寄りに位置し前記第１シールド片の前記底辺壁を固定するための底辺固定部とが設けられており、前記フレームの、前記第２シールド片の前記底辺壁が固定される面に、前記第２シールド片の前記底辺壁を固定するための底辺固定部と、前記底辺固定部よりも中央寄りに位置する突出部とが設けられており、前記第１シールド片の前記底辺壁の上に前記第２シールド片の前記底辺壁が重なっていることを特徴とする（請求項２）。
【００１３】
本発明によれば、底辺壁どうしが重なり合う端部においては、各々の底辺壁は互いに逆向きの力を及ぼし合う。この作用により、第１シールド片と第２シールド片とは相互にスリップすることなく、フレームに安定的に固定される。
【００１４】
また、本発明の陰極線管においては、前記第１シールド片と前記第２シールド片は、それぞれ、台形状の長辺壁と短辺壁とからなり、前記長辺壁の斜辺から続く第１側壁と、前記短辺壁の斜辺から続く第２側壁とを有し、前記第１シールド片の前記第１側壁と前記第２シールド片の前記第２側壁とが重なり合い、前記第１シールド片の前記第２側壁と前記第２シールド片の前記第１側壁とが重なり合い、前記第１シールド片の前記第１側壁又は第２側壁に結合片が設けられており、前記第２シールド片の前記第１側壁又は前記第２側壁に前記結合片が挿入される結合孔が設けられている（請求項３）。
【００１５】
本発明によれば、底辺壁どうしが重なり合う端部においては、各々の底辺壁は互いに逆向きの力を及ぼし合う。この作用により、結合片と結合孔とのかみ合いが保たれ、第１シールド片と第２シールド片とは相互にスリップすることなく、安定的に固定される。
【００１６】
また、前記結合片は、前記第１側壁又は第２側壁から前記電子銃の向きに突出する舌片状のものである（請求項４）。
【００１７】
また、本発明の陰極線管においては、前記第１シールド片と前記第２シールド片は、それぞれ、台形状の長辺壁と短辺壁とからなり、前記長辺壁の斜辺から続く第１側壁と、前記短辺壁の斜辺から続く第２側壁とを有し、前記第１シールド片の前記第１側壁と前記第２シールド片の前記第２側壁とが重なり合い、前記第１シールド片の前記第２側壁と前記第２シールド片の前記第１側壁とが重なり合い、前記第２シールド片の前記第１側壁又は第２側壁に結合片が設けられており、前記第１シールド片の前記第１側壁又は第２側壁に前記結合片が挿入される結合孔が設けられている（請求項５）。
【００１８】
本発明によれば、底辺壁どうしが重なり合う端部においては、各々の底辺壁は互いに逆向きの力を及ぼし合う。この作用により、結合片と結合孔とのかみ合いが保たれ、第１シールド片と第２シールド片とは相互にスリップすることなく、フレームに安定的に固定される。
【００１９】
また、前記結合片は、前記第１側壁又は第２側壁から前記前面パネルの向きに突出する舌片状のものである（請求項６）。
【００２０】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴部である内部磁気シールドおよびフレームの構造について詳しく説明する。
【００２１】
図１は、本発明に係る内部磁気シールドおよびフレームを分解した状態を示す斜視図である。
【００２２】
フレーム１３の、蛍光体スクリーンに対向する面と反対側の面１３１に、内部磁気シールド２０が固定される。内部磁気シールド２０は、台形状の長辺壁１８１と短辺壁１８２とからなる第１シールド片１８と、台形状の長辺壁１９１と短辺壁１９２とからなる、第１シールド片１８とほぼ同一形状の第２シールド片１９とからなる。すなわち、内部磁気シールド２０は、対角線に沿って２分割されたような形態である。第１シールド片１８は、台形状の長辺壁１８１と短辺壁１８２とが、その底辺が９０°をなすとともに、斜辺において折り曲げられてつながっている。第２シールド片１９も同様である。
【００２３】
図２は、第１シールド片１８と第２シールド片１９とを分解した状態を示す斜視図である。
【００２４】
第１シールド片１８は、長辺壁１８１の斜辺から内側に折り曲げられて長辺壁１８１から続く第１側壁２１ａと、短辺壁１８２の斜辺から内側に折り曲げられて短辺壁１８２から続く第２側壁２１ｂとを有する。長辺壁１８１および短辺壁１８２は、底辺において外側に折り曲げられて底辺から続く、フレーム１３に固定される底辺壁１７１を構成する。第２シールド片１９も同様に、長辺壁１９１、短辺壁１９２、第１側壁２２ａ、第２側壁２２ｂ、底辺壁１７２をそれぞれ有する。
【００２５】
第１シールド片１８の第１側壁２１ａと、第２シールド片１９の第２側壁２２ｂとは、内部磁気シールドを組み立てた状態において重なり合うように形成されている。また、第１シールド片１８の第２側壁２１ｂと、第２シールド片１９の第１側壁２２ａとは、内部磁気シールドを組み立てた状態において重なり合うように形成されている。
【００２６】
第１シールド片１８の第１側壁２１ａおよび第２側壁２１ｂには、壁の一部に切り込みを入れ、起こして形成した上向きに突出する舌片状の結合片２３ａ、２３ｂがそれぞれ設けられている。第２シールド片１９の第１側壁２２ａおよび第２側壁２２ｂには、結合片２３ａ、２３ｂが挿入されて引っ掛かる結合孔２４ａ、２４ｂがそれぞれ設けられている。
【００２７】
第１シールド片１８の底辺壁１７１には底辺孔１６１、１６３が、第２シールド片１９の底辺壁１７２には底辺孔１６２、１６３（図示せず）が、それぞれ設けられている。第１シールド片１８の底辺壁１７１は、長辺壁１８１および短辺壁１８２の底辺から、端部が突出している。第２シールド片１９の底辺壁１７２も、長辺壁１９１および短辺壁１９２の底辺から、端部が突出している。底辺壁１７１、１７２は、内部磁気シールドを組み立てた状態において、端部が重なり合う。
【００２８】
図３は、フレーム１３の斜視図を示す。
【００２９】
フレーム１３の、第１シールド片１８の底辺壁１７１が固定される辺においては、辺の端部近傍に突起（請求項にいう「突出部」）１５１が設けられている。突起１５１よりも辺の中央寄りに、第１シールド片１８の底辺壁１７１を固定するためのフレーム孔１４１が設けられている（請求項にいう「底辺固定部」）。一方、第２シールド片１９の底辺壁１７２が固定される辺においては、辺の端部近傍に第２シールド片１９のフレーム孔１４２が設けられており、フレーム孔１４２よりも辺の中央寄りに突起１５２が設けられている。突起１５１、１５２は、例えば円柱状のものである。また、突起１５１、１５２が設けられていない端部に、フレーム孔１４３が設けられている。
【００３０】
次に、フレーム１３に第１シールド片１８および第２シールド片１９を固定する構造および順序について説明する。
【００３１】
まず、フレーム１３に第１シールド片１８を固定する。
【００３２】
図４は、第１シールド片１８をフレーム１３に固定した状態を示す斜視図である。図５は、フレーム１３および底辺壁１７１の端部を拡大して示す側面断面図である。
【００３３】
フレーム１３に設けられたフレーム孔１４１、１４３と、底辺壁１７１に設けられた底辺孔１６１、１６３の位置を合わせ、各孔にクランピングスプリング１２を挿入して、フレーム１３と第１シールド片１８とを固定する。第１シールド片１８の底辺壁１７１は、底辺孔１６１の部位においてクランピングスプリング１２によってフレーム１３に圧着される一方、突起１５１によりフレーム１３から離れる方向（図では上方向）の力を受けて先端部が持上げられる。すなわち、底辺壁１７１は、突起１５１と底辺孔１６１との間において、中央部から端部に向かってフレーム１３から遠ざかるような傾斜を有する。これは、長辺側も短辺側も同様である。
【００３４】
次に、第２シールド片１９をフレーム１３に固定する。
【００３５】
図６は、第２シールド片１９を第１シールド片１８の上からフレーム１３に固定した状態を示す斜視図である。図７は、フレーム１３および底辺壁１７２の端部を拡大して示す側面断面図である。説明の便宜上、第２シールド片１９のみをフレーム１３に固定した場合を示す。
【００３６】
フレーム１３に設けられたフレーム孔１４２、１４３と、底辺壁１７２に設けられた底辺孔１６２、１６３（図示せず）の位置を合わせ、各孔にクランピングスプリング１２を挿入して、フレーム１３と第２シールド片１９とを固定する。第２シールド片１９の底辺壁１７２は、突起１５２によって上方に持ち上げられる一方、クランピングスプリング１２によりフレーム１３に圧着されるような力を受けて先端部が下向きに押し下げられる。すなわち、底辺壁１７２は、突起１５２と底辺孔１６２との間において、端部から中央部に向かってフレーム１３から遠ざかるような傾斜を有する。これは、長辺側も短辺側も同様である。
【００３７】
また、第１シールド片１８の第１側壁２１ａ（図示せず）の上に第２シールド片１９の第２側壁２２ｂが重なり、第１側壁２１ａの結合片２３ａと第２側壁２２ｂの結合孔２４ｂとがかみ合っている。同様に、第１シールド片１８の第２側壁２１ｂ（図示せず）の上に第２シールド片１９の第１側壁２２ａが重なり、第２側壁２１ｂの結合片２３ｂと第１側壁２２ａの結合孔２４ａとがかみあっている。図８は、側壁におけるかみ合いの様子を示す部分拡大図であり、（ａ）は分解した状態を、（ｂ）はかみ合った状態をそれぞれ示す。
【００３８】
底辺壁１７１、１７２の端部においては、フレーム１３、第１シールド片１８の底辺壁１７１、第２シールド片１９の底辺壁１７２の順に重なり合っている。前述のように、底辺壁１７１は端部に近づくほどフレーム１３から遠ざかろうとし、一方、底辺壁１７２は端部に近づくほどフレーム１３に近づこうとする。したがって、底辺壁１７１と底辺壁１７２とが重なり合う端部においては、底辺壁１７１と底辺壁１７２は互いに逆向きの力を及ぼし合う。この作用により、結合片２３ａ、２３ｂと結合孔２４ｂ、２４ａとのかみ合いが保たれ、第１シールド片１８と第２シールド片１９とは相互にスリップすることなく、安定的に固定される。また、てこの原理により、クランピングスプリング１２にも常にテンションがかかった状態となるので、クランピングスプリング１２のがたつきもない。
【００３９】
なお、底辺壁とフレームとの固定は、結合孔とクランピングスプリングとの組み合わせではなく、溶接やネジ止めにより行うこともできる。
【００４０】
突起と結合孔の位置および大きさの一例を示す。フレーム１３の長辺において、フレーム１３の端から突起１５１の中心までの距離が２０ｍｍ、フレーム孔１４１までの距離が４０ｍｍであり、突起１５１の高さが２ｍｍである。一方、フレーム１３の短辺において、フレーム１３の端から突起１５２までの距離が３５ｍｍ、フレーム孔１４２までの距離が１５ｍｍであり、突起１５２の高さが２ｍｍである。
【００４１】
図９に示すように、結合片２３ａと結合孔２４ｂに加え、もう１組の結合片２５ａと結合孔２６ｂを設ければ、第１シールド片１８と第２シールド片１９との結合をより強固なものとすることができる。図９は、側壁におけるかみ合いの様子を示す部分拡大図であり、（ａ）は分解した状態を、（ｂ）はかみ合った状態をそれぞれ示す。
【００４２】
上記実施の形態とは逆に、第１シールド片に結合孔を、第２シールド片に結合孔を設けることもできる。すなわち、第２シールド片の第１側壁および第２側壁に、壁の一部に切り込みを入れ、起こして形成した下向きに突出する舌片状の結合片をそれぞれ設ける。一方、第１シールド片の第１側壁および第２側壁に、結合片が挿入されて引っ掛かる結合孔をそれぞれ設ける。他の部分は上記実施の形態と同様である。この構成によっても、上記実施の形態と同様に、底辺壁が重なり合う端部において、互いに逆向きの力を及ぼし合い、結合片と結合孔とのかみ合いが保たれる。
【００４３】
図１０は、結合片と結合孔の他の形態を示し、（ａ）は分解した状態を、（ｂ）はかみ合った状態をそれぞれ示す。
【００４４】
第１シールド片１８の第１側壁２１ａおよび第２側壁２１ｂ（図示せず）には、壁の一部に切り込みを入れ、起こしてＬ字状に形成した結合片３１がそれぞれ設けられている。第２シールド片１９の第１側壁２２ａ（図示せず）および第２側壁２２ｂには、結合片３１が挿入されて引っ掛かる結合孔３２がそれぞれ設けられている。
【００４５】
結合孔３２は、結合片３１を挿入できる幅を有する部分と、結合片３１の厚さより若干大きめの幅を有し結合片３１とかみ合う部分とからなる。第１シールド片１８に第２シールド片１９を組み合わせる際に結合片３１がスムーズに移動するように、結合孔３２の２つの幅の部分が斜面でつながっている。
【００４６】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、簡易な構造でしかも安定的に結合され振動による摩耗や異物の発生を抑制することができる内部磁気シールド、ならびにこれを備えた陰極線管を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る内部磁気シールドおよびフレームを分解した状態を示す斜視図
【図２】第１シールド片と第２シールド片とを分解した状態を示す斜視図
【図３】フレームの斜視図
【図４】第１シールド片をフレームに固定した状態を示す斜視図
【図５】フレームおよび底辺壁の端部を拡大して示す側面断面図
【図６】第１および第２シールド片をフレームに固定した状態を示す斜視図
【図７】フレームおよび底辺壁の端部を拡大して示す側面断面図
【図８】側壁におけるかみ合いの様子を示す部分拡大図
【図９】側壁におけるかみ合いの様子を示す部分拡大図
【図１０】実施の形態２に係る側壁におけるかみ合いの様子を示す部分拡大図
【図１１】カラー陰極線管の側面断面図
【図１２】従来の内部磁気シールドの斜視図
【図１３】従来の内部磁気シールドの斜視図
【符号の説明】
１前面パネル
２ファンネル
３外囲器
４蛍光体スクリーン
５色選別電極
６電子銃
１２クランピングスプリング
１３フレーム
１８第１シールド片
１９第２シールド片
２０内部磁気シールド
２１ａ、２２ａ第１側壁
２１ｂ、２２ｂ第２側壁
２３ａ、２３ｂ結合片
２４ａ、２４ｂ結合孔
１４１、１４２、１４３フレーム孔
１５１、１５２突起
１６１、１６２、１６３底辺孔
１７１、１７２底辺壁
１８１、１９１長辺壁
１８２、１９２短辺壁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cathode ray tube, and more particularly to a structure of an internal magnetic shield provided inside a cathode ray tube for suppressing mislanding of an electron beam due to an external magnetic field such as geomagnetism.
[0002]
[Prior art]
FIG. 11 is a side sectional view of the color cathode ray tube.
[0003]
The front panel 1 and the funnel 2 are integrated to form an envelope 3. A phosphor screen 4 is formed on the inner surface of the front panel 1. A color selection electrode (for example, a shadow mask) 5 fixed to the frame 13 faces the phosphor screen 4. The frame 13 is configured such that a leaf spring-like elastic support (not shown) installed on the outer peripheral surface of the frame 13 is hooked on a panel pin (not shown) provided on the inner surface of the front panel 1. Is held in. An electron gun 6 is built in the neck portion of the funnel 2. A deflection yoke 8 is provided on the outer peripheral surface of the funnel 2, and the electron beam 7 from the electron gun 6 is deflected in the horizontal direction and the vertical direction and scanned on the phosphor screen 4.
[0004]
When an external magnetic field such as geomagnetism acts on the cathode ray tube, the trajectory of the electron beam 7 changes, and so-called mislanding occurs in which the electron beam 7 does not reach the desired position on the phosphor screen 4. As a result, in the color cathode ray tube, an undesirable phenomenon such as color misregistration occurs, and the quality of the display image is lowered. The direction of the external magnetic field varies depending on the installation direction of the cathode ray tube, and the magnitude thereof varies depending on the installation position of the cathode ray tube. Therefore, in order to always perform stable image display regardless of the installation direction or installation position of the cathode ray tube, the electron beam 7 is shielded from the external magnetic field, or the external magnetic field is converted into a magnetic field in a direction that does not cause at least mislanding. There is a need to. For this purpose, an internal magnetic shield 20 is installed inside the cathode ray tube.
[0005]
12A and 12B are perspective views of a conventional internal magnetic shield, in which FIG. 12A shows an exploded state and FIG. 12B shows an assembled state. The inner magnetic shield 20 includes a first shield piece 18 formed of two trapezoidal wall surfaces that are pressed or bent and have a base of 90 °, and a second shield that has substantially the same shape as the first shield piece 18. The piece 19 is configured in combination. These are joined so as to form a part of a substantially quadrangular pyramid surface by resistance welding or the like. The inner magnetic shield 20 is blackened after being assembled.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the above configuration, in addition to the necessity of a welding process, there are problems such as low processing efficiency of the blackening furnace because blackening is performed after assembly.
[0007]
As shown in FIG. 13, there has been proposed a method in which a projecting piece 101 for bending is provided at the upper ends of two opposing press-molded shield pieces 18 and 19, and the projecting piece 101 is bent and joined. (A) shows the disassembled state, and (b) shows the assembled state. However, in this configuration, the coupling force is relatively weak, and when two press-molded parts are rubbed by vibration, foreign matter is generated in the cathode ray tube due to wear.
[0008]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-67117 proposes a shape of a coupling piece and a coupling hole for coupling two press-molded shield pieces. However, this structure requires a bending process, and there is a problem that the spring strength is caused by a heat treatment or the like performed in the subsequent manufacturing process of the cathode ray tube and the bending bonding force is reduced.
[0009]
The present invention has been made to solve the above various problems, and an internal magnetic shield capable of stably coupling the first shield piece and the second shield piece with a simple configuration, and the same It aims at providing the cathode ray tube provided with.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The cathode ray tube of the present invention includes an envelope composed of a front panel and a funnel, an electron gun provided in a neck portion of the funnel, a phosphor screen formed on the inner surface of the front panel, and the phosphor screen A cathode ray tube having a color selection electrode opposed to the frame, a frame to which the color selection electrode is fixed, and an internal magnetic shield fixed to the frame, wherein the internal magnetic shield is a base fixed to the frame comprises a first shield piece and a second shield piece having a wall, said bottom wall of the front end portion of the first shield piece, while receiving a force of moved away from the previous SL frame, said second shield piece tip of the bottom wall is subjected to forces such as crimped prior Symbol frame, the bottom wall of the second shield piece on the bottom wall of the first shield piece is heavy Characterized in that it each other exert opposite forces to each other I (claim 1).
[0011]
According to the present invention, at the end where the bottom walls overlap each other, the bottom walls exert forces opposite to each other. By this action, the first shield piece and the second shield piece are stably fixed to the frame without slipping each other.
[0012]
Further, the cathode ray tube of the present invention includes an envelope composed of a front panel and a funnel, an electron gun provided in a neck portion of the funnel, a phosphor screen formed on an inner surface of the front panel, and the phosphor A cathode ray tube having a color selection electrode facing a body screen, a frame to which the color selection electrode is fixed, and an internal magnetic shield fixed to the frame, wherein the internal magnetic shield is fixed to the frame A first shield piece and a second shield piece each having a bottom wall, and a projecting portion on a surface of the frame to which the bottom wall of the first shield piece is fixed , and closer to the center than the projecting portion. position and is provided with a bottom fixing portion for fixing the bottom wall of the first shield piece of the frame, the surface on which the bottom wall is fixed in the second shield piece And the second shield piece said bottom wall base fixing portion for fixing of the than the bottom fixed part and a projecting portion is provided which is located near the center, on the bottom wall of the first shield piece The bottom wall of the second shield piece overlaps with the second shield piece (Claim 2).
[0013]
According to the present invention, at the end where the bottom walls overlap each other, the bottom walls exert forces opposite to each other. By this action, the first shield piece and the second shield piece are stably fixed to the frame without slipping each other.
[0014]
In the cathode ray tube of the present invention, each of the first shield piece and the second shield piece includes a trapezoidal long side wall and a short side wall, and the first side wall continues from the oblique side of the long side wall. And a second side wall continuing from the hypotenuse of the short side wall, the first side wall of the first shield piece and the second side wall of the second shield piece overlap, and the first shield piece It said first sidewall of said second sidewall second shield piece overlap, the coupling piece is provided on the first sidewall or the second sidewall of the first shield piece, the first of the second shield piece A coupling hole into which the coupling piece is inserted is provided in the side wall or the second side wall (Claim 3).
[0015]
According to the present invention, at the end where the bottom walls overlap each other, the bottom walls exert forces opposite to each other. By this action, the coupling between the coupling piece and the coupling hole is maintained, and the first shield piece and the second shield piece are stably fixed without slipping each other.
[0016]
The coupling piece has a tongue-like shape protruding from the first side wall or the second side wall in the direction of the electron gun.
[0017]
In the cathode ray tube of the present invention, each of the first shield piece and the second shield piece includes a trapezoidal long side wall and a short side wall, and the first side wall continues from the oblique side of the long side wall. And a second side wall continuing from the hypotenuse of the short side wall, the first side wall of the first shield piece and the second side wall of the second shield piece overlap, and the first shield piece A second side wall and the first side wall of the second shield piece overlap, a coupling piece is provided on the first side wall or the second side wall of the second shield piece, and the first side of the first shield piece . A coupling hole into which the coupling piece is inserted is provided in the side wall or the second side wall .
[0018]
According to the present invention, at the end where the bottom walls overlap each other, the bottom walls exert forces opposite to each other. By this action, the engagement between the coupling piece and the coupling hole is maintained, and the first shield piece and the second shield piece are stably fixed to the frame without slipping each other.
[0019]
Further, the coupling piece has a tongue-like shape protruding from the first side wall or the second side wall toward the front panel (Claim 6).
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The structure of the internal magnetic shield and the frame, which are features of the present invention, will be described in detail.
[0021]
FIG. 1 is a perspective view showing an exploded state of an internal magnetic shield and a frame according to the present invention.
[0022]
The internal magnetic shield 20 is fixed to the surface 131 of the frame 13 opposite to the surface facing the phosphor screen. The internal magnetic shield 20 includes a first shield piece 18 composed of a trapezoidal long side wall 181 and a short side wall 182, and a first shield piece 18 composed of a trapezoidal long side wall 191 and a short side wall 192. The second shield piece 19 has substantially the same shape. That is, the inner magnetic shield 20 has a form that is divided into two along a diagonal line. In the first shield piece 18, a trapezoidal long side wall 181 and a short side wall 182 are connected by being bent at an oblique side and having a base of 90 °. The same applies to the second shield piece 19.
[0023]
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the first shield piece 18 and the second shield piece 19 are disassembled.
[0024]
The first shield piece 18 is bent inward from the oblique side of the long side wall 181 and continues from the long side wall 181, and the first shield piece 18 is bent inward from the oblique side of the short side wall 182 and continues from the short side wall 182. 2 side walls 21b. The long side wall 181 and the short side wall 182 constitute a bottom side wall 171 fixed to the frame 13 that is bent outward at the bottom side and continues from the bottom side. Similarly, the second shield piece 19 has a long side wall 191, a short side wall 192, a first side wall 22a, a second side wall 22b, and a bottom side wall 172, respectively.
[0025]
The first side wall 21a of the first shield piece 18 and the second side wall 22b of the second shield piece 19 are formed so as to overlap in the assembled state of the internal magnetic shield. Further, the second side wall 21b of the first shield piece 18 and the first side wall 22a of the second shield piece 19 are formed so as to overlap in the assembled state of the internal magnetic shield.
[0026]
The first side wall 21a and the second side wall 21b of the first shield piece 18 are provided with tongue-like coupling pieces 23a and 23b which are formed by cutting and raising the part of the wall and projecting upward. . The first side wall 22a and the second side wall 22b of the second shield piece 19 are provided with coupling holes 24a and 24b into which the coupling pieces 23a and 23b are inserted and hooked, respectively.
[0027]
Bottom holes 161 and 163 are provided in the bottom wall 171 of the first shield piece 18, and bottom holes 162 and 163 (not shown) are provided in the bottom wall 172 of the second shield piece 19, respectively. An end of the bottom wall 171 of the first shield piece 18 protrudes from the bottom of the long side wall 181 and the short side wall 182. The bottom side wall 172 of the second shield piece 19 also protrudes from the bottom side of the long side wall 191 and the short side wall 192. The bottom walls 171 and 172 overlap with each other when the internal magnetic shield is assembled.
[0028]
FIG. 3 shows a perspective view of the frame 13.
[0029]
On the side of the frame 13 where the bottom wall 171 of the first shield piece 18 is fixed, a protrusion (“protrusion” in the claims) 151 is provided near the end of the side. A frame hole 141 for fixing the bottom wall 171 of the first shield piece 18 is provided closer to the center of the side than the protrusion 151 (“bottom fixing part” in the claims). On the other hand, on the side where the bottom wall 172 of the second shield piece 19 is fixed, the frame hole 142 of the second shield piece 19 is provided near the end of the side, and closer to the center of the side than the frame hole 142. A protrusion 152 is provided. The protrusions 151 and 152 are, for example, cylindrical. Further, a frame hole 143 is provided at an end where the protrusions 151 and 152 are not provided.
[0030]
Next, the structure and order of fixing the first shield piece 18 and the second shield piece 19 to the frame 13 will be described.
[0031]
First, the first shield piece 18 is fixed to the frame 13.
[0032]
FIG. 4 is a perspective view showing a state in which the first shield piece 18 is fixed to the frame 13. FIG. 5 is an enlarged side sectional view showing the ends of the frame 13 and the bottom wall 171.
[0033]
The frame holes 141 and 143 provided in the frame 13 and the bottom holes 161 and 163 provided in the bottom wall 171 are aligned, and the clamping spring 12 is inserted into each hole, so that the frame 13 and the first shield piece 18 are inserted. And fix. The bottom wall 171 of the first shield piece 18 is crimped to the frame 13 by the clamping spring 12 at the bottom hole 161, and receives a force in a direction away from the frame 13 (upward in the drawing) by the protrusion 151. Department is lifted. That is, the bottom wall 171 has an inclination between the projection 151 and the bottom hole 161 so as to move away from the frame 13 from the center toward the end. This is the same on both the long side and the short side.
[0034]
Next, the second shield piece 19 is fixed to the frame 13.
[0035]
FIG. 6 is a perspective view showing a state in which the second shield piece 19 is fixed to the frame 13 from above the first shield piece 18. FIG. 7 is an enlarged side cross-sectional view showing the ends of the frame 13 and the bottom wall 172. For convenience of explanation, a case where only the second shield piece 19 is fixed to the frame 13 is shown.
[0036]
The frame holes 142 and 143 provided in the frame 13 and the bottom holes 162 and 163 (not shown) provided in the bottom wall 172 are aligned, and the clamping spring 12 is inserted into each hole. The second shield piece 19 is fixed. The bottom wall 172 of the second shield piece 19 is lifted upward by the projection 152, and the tip portion is pushed downward by receiving a force that is pressed against the frame 13 by the clamping spring 12. That is, the bottom wall 172 has an inclination between the protrusion 152 and the bottom hole 162 so as to move away from the frame 13 from the end toward the center. This is the same on both the long side and the short side.
[0037]
The second side wall 22b of the second shield piece 19 overlaps the first side wall 21a (not shown) of the first shield piece 18, and the coupling piece 23a of the first side wall 21a and the coupling hole 24b of the second side wall 22b. Are engaged. Similarly, the first side wall 22a of the second shield piece 19 overlaps the second side wall 21b (not shown) of the first shield piece 18, and the coupling hole 23b of the second side wall 21b and the coupling hole of the first side wall 22a. 24a is engaged. FIGS. 8A and 8B are partially enlarged views showing a state of meshing on the side walls, where FIG. 8A shows a disassembled state and FIG. 8B shows a meshed state.
[0038]
At the ends of the bottom side walls 171, 172, the frame 13, the bottom side wall 171 of the first shield piece 18, and the bottom side wall 172 of the second shield piece 19 overlap in this order. As described above, the bottom wall 171 tends to move away from the frame 13 as it approaches the end, while the bottom wall 172 tends to approach the frame 13 as it approaches the end. Therefore, at the end where the bottom wall 171 and the bottom wall 172 overlap, the bottom wall 171 and the bottom wall 172 exert forces opposite to each other. By this action, the coupling pieces 23a, 23b and the coupling holes 24b, 24a are kept in mesh with each other, and the first shield piece 18 and the second shield piece 19 are stably fixed without slipping each other. In addition, because of the lever principle, the clamping spring 12 is always under tension, so that the clamping spring 12 does not rattle.
[0039]
The bottom wall and the frame can be fixed not by a combination of the coupling hole and the clamping spring but by welding or screwing.
[0040]
An example of the position and size of the protrusion and the coupling hole is shown. On the long side of the frame 13, the distance from the end of the frame 13 to the center of the protrusion 151 is 20 mm, the distance to the frame hole 141 is 40 mm, and the height of the protrusion 151 is 2 mm. On the other hand, on the short side of the frame 13, the distance from the end of the frame 13 to the protrusion 152 is 35 mm, the distance to the frame hole 142 is 15 mm, and the height of the protrusion 152 is 2 mm.
[0041]
As shown in FIG. 9, in addition to the coupling piece 23a and the coupling hole 24b, if another pair of the coupling piece 25a and the coupling hole 26b are provided, the coupling between the first shield piece 18 and the second shield piece 19 is further strengthened. Can be. FIG. 9 is a partially enlarged view showing a state of meshing on the side wall, where (a) shows a disassembled state and (b) shows a meshed state.
[0042]
Contrary to the above embodiment, the first shield piece may be provided with a coupling hole, and the second shield piece may be provided with a coupling hole. That is, the first and second side walls of the second shield piece are respectively provided with tongue-like coupling pieces protruding downward and formed by cutting a part of the wall. On the other hand, a coupling hole into which the coupling piece is inserted and hooked is provided in the first side wall and the second side wall of the first shield piece. Other parts are the same as in the above embodiment. Also with this configuration, in the same manner as in the above-described embodiment, forces that are opposite to each other are exerted on the ends where the bottom walls overlap, and the engagement between the coupling piece and the coupling hole is maintained.
[0043]
FIG. 10 shows another form of the coupling piece and the coupling hole, where (a) shows a disassembled state and (b) shows a meshed state.
[0044]
The first side wall 21a and the second side wall 21b (not shown) of the first shield piece 18 are each provided with a coupling piece 31 formed by cutting a part of the wall and raising it to form an L shape. The first side wall 22a (not shown) and the second side wall 22b of the second shield piece 19 are provided with coupling holes 32 into which the coupling piece 31 is inserted and hooked.
[0045]
The coupling hole 32 includes a portion having a width capable of inserting the coupling piece 31 and a portion having a width slightly larger than the thickness of the coupling piece 31 and meshing with the coupling piece 31. When the second shield piece 19 is combined with the first shield piece 18, the two width portions of the coupling hole 32 are connected by a slope so that the coupling piece 31 moves smoothly.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, the present invention provides an internal magnetic shield that has a simple structure and is stably coupled and can suppress the generation of wear and foreign matter due to vibration, and a cathode ray tube including the same.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which an internal magnetic shield and a frame according to the present invention are disassembled. FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a first shield piece and a second shield piece are disassembled. FIG. 4 is a perspective view showing a state in which the first shield piece is fixed to the frame. FIG. 5 is a side sectional view showing enlarged ends of the frame and the bottom wall. FIG. 6 shows the first and second shield pieces. FIG. 7 is a side cross-sectional view showing an enlarged end of the frame and the bottom wall. FIG. 8 is a partially enlarged view showing the state of engagement on the side wall. FIG. 10 is a partially enlarged view showing a state of meshing in the side wall according to Embodiment 2. FIG. 11 is a side sectional view of a color cathode ray tube. FIG. 12 is a perspective view of a conventional internal magnetic shield. FIG. 13 Perspective view of an internal magnetic shield EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Front panel 2 Funnel 3 Envelope 4 Phosphor screen 5 Color selection electrode 6 Electron gun 12 Clamping spring 13 Frame 18 1st shield piece 19 2nd shield piece 20 Internal magnetic shield 21a, 22a 1st side wall 21b, 22b 1st 2 side wall 23a, 23b coupling piece 24a, 24b coupling hole 141, 142, 143 frame hole 151, 152 protrusion 161, 162, 163 bottom hole 171, 172 bottom wall 181, 191 long side wall 182, 192 short side wall

Claims

An envelope composed of a front panel and a funnel; an electron gun provided in a neck portion of the funnel; a phosphor screen formed on the inner surface of the front panel; and a color selection electrode facing the phosphor screen; A cathode ray tube having a frame to which the color selection electrode is fixed and an internal magnetic shield fixed to the frame,
The inner magnetic shield comprises a first shield piece and a second shield piece having a bottom wall fixed to the frame,
The bottom wall of the front end portion of the first shield piece, such as one to receive the force of being moved away from the previous SL frame, the bottom wall of the front end portion of the second shield pieces are crimped prior SL frame The cathode ray tube is characterized by receiving a force, and the bottom wall of the second shield piece overlaps the bottom wall of the first shield piece and exerts forces opposite to each other.

An envelope composed of a front panel and a funnel; an electron gun provided in a neck portion of the funnel; a phosphor screen formed on the inner surface of the front panel; and a color selection electrode facing the phosphor screen; A cathode ray tube having a frame to which the color selection electrode is fixed and an internal magnetic shield fixed to the frame,
The inner magnetic shield comprises a first shield piece and a second shield piece having a bottom wall fixed to the frame,
Of the frame, the surface on which the bottom wall is fixed in the first shield piece, bottom fixing for securing the bottom wall of the projection and, closer to the center than the projection portion of the first shield piece parts and are provided,
Of the frame, the surface on which the bottom wall is fixed in the second shield piece, a bottom fixing portion for fixing the bottom wall of the second shield piece is positioned closer to the center than the base fixing portion a protrusion is provided,
The cathode ray tube according to claim 1, wherein the bottom wall of the second shield piece overlaps the bottom wall of the first shield piece.

Each of the first shield piece and the second shield piece is formed of a trapezoidal long side wall and a short side wall, and continues from the first side wall continuing from the oblique side of the long side wall and the oblique side of the short side wall. A second side wall, the first side wall of the first shield piece and the second side wall of the second shield piece overlap, and the second side wall of the first shield piece and the second shield piece of the second shield piece The first sidewall overlaps,
A coupling piece is provided on the first side wall or the second side wall of the first shield piece, and a coupling hole into which the coupling piece is inserted is provided on the first side wall or the second side wall of the second shield piece. The cathode ray tube according to claim 1 or 2, wherein

4. The cathode ray tube according to claim 3, wherein the coupling piece has a tongue-like shape protruding from the first side wall or the second side wall toward the electron gun. 5.

Each of the first shield piece and the second shield piece is formed of a trapezoidal long side wall and a short side wall, and continues from the first side wall continuing from the oblique side of the long side wall and the oblique side of the short side wall. A second side wall, the first side wall of the first shield piece and the second side wall of the second shield piece overlap, and the second side wall of the first shield piece and the second shield piece of the second shield piece The first sidewall overlaps,
Wherein and coupling piece is provided on the first sidewall or the second sidewall of the second shield piece, coupling holes are provided for the coupling piece to the first sidewall or the second sidewall of the first shield piece is inserted The cathode ray tube according to claim 1 or 2.

6. The cathode ray tube according to claim 5, wherein the coupling piece has a tongue-like shape protruding from the first side wall or the second side wall toward the front panel.