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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置に用いられるベルト式の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置に用いられている定着装置は、弾性層を有して所定の温度に維持された発熱ゴムローラと、発熱ゴムローラに圧接し、弾性層を有する加圧ゴムローラとによって、未定着のトナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ定着方式が多用されている。
【0003】
しかしながら、この種の装置では、発熱ゴムローラの熱容量が大きいので、ウォーミングアップ時間が長くなると共に、弾性層内側の温度が高くなり、発熱ゴムローラの寿命を短くしていた。
【0004】
また、カラー画像ではベタ面積が大きい画像が多く、そのベタ画像も黒以外のものが多くて光沢むらなどが目立つ。上記の発熱ゴムローラ及び加圧ゴムローラにハードローラを用いる場合は、転写材(記録紙)やトナー層の凹凸に応じた光沢のむらが生じるため、画像品位が低下するという問題点があった。
【0005】
前記問題点を解決するために、無端状のベルト部材(定着ベルト)を用い、複数のローラ部材により定着ベルトを張架し、定着ベルトと対向して内部に定着ベルトを加熱する発熱体を有する発熱ローラと、定着ベルトを挟んで発熱ローラと対向するローラ部材とを設け、発熱ローラにより加熱された定着ベルトと発熱ローラと対向するローラ部材とにより、定着ベルトの回転方向で、発熱ローラの下流側に設けられる加熱ニップ部にて記録紙上のトナー像を定着する定着方式が、特開平10−319772号公報等により開示されている。
【0006】
また、上記定着ベルトのガイド部材(ベルトガイド部材)の構造としては、定着ベルトの端部に固定したガイド部材を設けた構造の固定式と、定着ベルトを張架する複数のローラ部材の端部にリブ状のガイド部を設ける方式が、定着ベルトの移動の際の片寄りを防止するために一般的に用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記固定式やローラ部材の端部にリブ状のガイド部を設ける方式では、ベルト部材の端部の凹凸やローラ部材の偏心により、固定軸やローラ軸の双方向に周期的あるいはランダムに移動しようとする、所謂ACウォークが起こる。また、ローラ軸の外径やベルト部材の内径のアンバランスやローラ軸が傾いたりしてベルト部材の平行度がでなかったり、ベルト部材やベルト支持周辺部材のテンションや圧力等の幾何学的なアンバランスによってローラ軸方向の一方へ移動しようとする、所謂DCウォークが起こる。このベルト端面を固定軸やローラ軸方向には移動しない剛体のベルトガイド部材で受けると、ベルト部材の端面にかかる力の最大押圧力と最小押圧力との差が大きくなり、ベルト部材の端部が破壊し易い。そこで、図7に示すように、ローラ部材910の端部のベルトガイドリブ911(ベルトガイド部材)をローラ軸方向に可動なバネ912で受けて、ベルト(ベルト部材)927のACウォークによる蛇行を吸収しようとする方式のものが、例えばベルト状の中間転写体を用いた画像形成装置における転写ベルト等に見られ、これによりベルト部材の寄り力の振幅を押さえ、耐久性を上げることが試みられている。しかしこの方式ではベルト端部の凹凸での凸部や、図8に一点鎖線で示すように、ベルト927にズレがあった場合、ローラ部材910のガイド鍔920(ベルトガイド部材)の箇所にてベルト927が弾性変形して欲しいが、ローラ部材910のガイド鍔920付近でベルト927の弾性変形が追従できないという問題が生じる。
【0008】
本発明は上記の問題点を解決し、ベルト部材の端部の凹凸やベルト部材のローラ軸付近でのベルト部材の弾性変形に追従してベルト部材をガイドするベルトガイド部材を有する定着装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的は下記に記載した発明により達成される。
本発明の定着装置は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材の一方の端部において前記ベルト部材を張架する第1のローラ部材と、前記ベルト部材の他方の端部において前記ベルト部材を張架する第2のローラ部材と、内部に発熱体を有する第3のローラ部材と、を備え、前記ベルト部材を挟んで前記第1のローラ部材或いは前記第2のローラ部材と前記第3のローラ部材との間に形成された加熱ニップ部で転写材上のトナー像を定着する定着装置において、前記加熱ニップ部を形成しない前記第2のローラ部材或いは前記第1のローラ部材に、表面に一体化した樹脂層を有して弾性部材からなり前記ベルト部材をガイドするベルトガイド部材を設けたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の定着装置は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材の一方の端部において前記ベルト部材を張架する第1のローラ部材と、前記ベルト部材の他方の端部において前記ベルト部材を張架し、内部に発熱体を有する第2のローラ部材と、第3のローラ部材と、を備え、前記ベルト部材を挟んで前記第1のローラ部材或いは前記第2のローラ部材と前記第3のローラ部材との間に形成された加熱ニップ部で転写材上のトナー像を定着する定着装置において、前記加熱ニップ部を形成しない前記第2のローラ部材或いは前記第1のローラ部材に、表面に一体化した樹脂層を有して弾性部材からなり前記ベルト部材をガイドするベルトガイド部材を設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。また以下の実施の形態の説明においては、第1のローラ部材と第2のローラ部材とをベルト部材を張架するローラ部材として用いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上の複数のローラ部材をベルト部材を張架するローラ部材として用いる場合にも適用されるものである。
【0014】
本発明に係わる定着装置を用いる画像形成装置の一実施形態の画像形成プロセスおよび各機構について、図1ないし図6を用いて説明する。図1は、本発明に係わる定着装置を用いる画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2は、定着装置の第1の例を示す図であり、図3は、定着装置の第2の例を示す図であり、図4は、定着装置に設けられるベルトガイド部材の構造の第1の例を示す概要断面構成図であり、図5は、加熱ニップ部或いはニップ部でのベルト部材お押圧状態を示す概要図であり、図6は、定着装置に設けられるベルトガイド部材の構造の第1の例を示す概要断面構成図である。なお、定着装置の各例において機能、構造を同じくする部材には同一の番号を付した。
【0015】
図1によれば、本発明に係わる定着装置を用いるカラー画像形成装置は、転写材の移動方向に沿って黒色、シアン、マゼンタおよびイエローの各カラートナー像を形成する画像形成ユニットを配置し、各画像形成ユニットの像形成体上に形成したカラートナー像を転写材搬送手段により搬送される転写材(記録紙)上に多重転写して重ね合わせるものである。
【0016】
図において、転写材搬送手段である搬送ベルト14Aの周縁部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒色(K)の各色毎の画像形成用として4組のプロセスユニット100が、図の矢印で示す搬送ベルト14Aの回転方向に対してY、M、C及びKの順に配置されている。
【0017】
4組のプロセスユニット100は何れも共通した構造であり、それぞれ、像形成体である感光体ドラム10と、帯電手段としてのスコロトロン帯電器11と、画像書込手段としての露光光学系12と、現像手段としての現像器13と、像形成体クリーニング手段としての感光体クリーニング装置19からなっている。
【0018】
像形成体である感光体ドラム10は、例えばガラスや透光性アクリル樹脂等の透光性部材によって形成される円筒状の基体の外周に、透光性の導電層及び有機感光層(OPC)の光導電体層を形成したものである。
【0019】
感光体ドラム10は、図示しない駆動源からの動力により、或いは搬送ベルト14Aに従動し、透光性の導電層を接地された状態で矢印で示す時計方向に回転される。
【0020】
帯電手段としてのスコロトロン帯電器11は、感光体ドラム10の移動方向に対して直交する方向(図において紙面垂直方向)に感光体ドラム10と対峙し近接して取り付けられる。スコロトロン帯電器11は、感光体ドラム10の有機感光体層に対し所定の電位に保持された制御グリッドと、コロナ放電電極としての放電ワイヤを備え、トナーと同極性のコロナ放電によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0021】
画像書込手段としての露光光学系12は、各色毎に、像露光光の発光素子としてのLED(発光ダイオード)を感光体ドラム10の軸と平行に複数個アレイ状に並べた線状の露光素子と等倍結像素子としてのセルフォックレンズ(登録商標:R)とがホルダに取り付けられた露光用ユニットとして構成され、各色毎の露光光学系12は、露光光学系保持部材としての円柱状の保持体20に取付けられて、一体となって感光体ドラム10の基体内部に収容される。露光光学系12は、別体のコンピュータ(不図示)から送られメモリに記憶された各色の画像データに基づいて画像処理を施した後、一様に帯電した感光体ドラム10に裏面から像露光(画像書込)を行い、感光体ドラム10上に潜像を形成する。
【0022】
現像手段としての現像器13は、感光体ドラム10の帯電極性と同極性に帯電されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)若しくは黒色(K)の各色の二成分現像剤(一成分現像剤でもよい)をそれぞれ収容し、例えば厚み0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステンレスあるいはアルミ材で形成された現像剤担持体である現像ローラ13aを備えている。現像ローラ13aは、突き当てコロ(不図示)により感光体ドラム10と所定の間隙、例えば100〜1000μmをあけて非接触に保たれ、感光体ドラム10の回転方向と順方向に回転するようになっており、現像時、現像ローラ13aに対してトナーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)の直流電圧或いは直流電圧に交流電圧を重畳する現像バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム10上の露光部に対して非接触の反転現像が行われる。
【0023】
転写材搬送手段である搬送ベルト14Aは、体積抵抗率108〜1015Ω・cm、表面抵抗率108〜1015Ω/□の無端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散した厚さ0.1〜0.5mmの半導電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層構成のシームレスベルトである。搬送ベルト14Aの基体としては、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴムベルトを使用することも出来る。搬送ベルト14Aは、駆動ローラ14d、従動ローラ14e、バックアップローラ14j及びテンションローラ14iに外接して張架される。
【0024】
画像形成工程について以下に説明する。
画像記録のスタートにより、不図示の転写材搬送手段の駆動モータの始動により駆動ローラ14dが回転され、搬送ベルト14Aが図の矢印で示す方向に回転される。
【0025】
またイエロー(Y)のプロセスユニット100では、不図示の感光体駆動モータの始動によりYの感光体ドラム10が図の矢印で示す方向へ回転され、Yのスコロトロン帯電器11によってYの感光体ドラム10に電位が付与される。Yの感光体ドラム10は電位を付与された後、Yの露光光学系12によって第1の色信号すなわちYの画像データに対応する電気信号による露光(画像書込)が行われ、Yの感光体ドラム10上にイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像が形成される。この潜像はYの現像器13により接触または非接触の状態で反転現像され、Yの感光体ドラム10上にイエロー(Y)のトナー像が形成される。
【0026】
一方、Yの感光体ドラム10上へのYのトナー像の形成と並行して、記録紙Pが送り出しローラによって転写材収納手段としての給紙カセット15から送り出され、給送ローラを経て転写材給送手段としてのタイミングローラ16へと搬送される。さらに記録紙Pは、Yの感光体ドラム10上に形成されるYのトナー像との同期がとられてタイミングローラ16から送り出され、転写材帯電手段としての紙帯電器150の帯電により搬送ベルト14Aに吸着された後、搬送ベルト14AによりYの転写域へと搬送される。
【0027】
Yの転写域では、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加されるYの転写手段としての転写ローラ14Cにより、Yの感光体ドラム10上のYのトナー像が記録紙P上に転写される。
【0028】
Yのプロセスユニット100の作動と同時または僅かに遅れて、マゼンタ(M)のプロセスユニット100では、Mの感光体ドラム10が図の矢印で示す方向へ回転され、Mのスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位が付与され、Mの露光光学系12によって第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像データに対応する電気信号による露光(画像書込)によってMの感光体ドラム10上に静電潜像が形成され、さらにMの現像器13による接触または非接触の反転現像によってMの感光体ドラム10上にマゼンタ(M)のトナー像が形成される。
【0029】
Mの感光体ドラム10上へのMのトナー像の形成と並行して、前記のイエロー(Y)のトナー像を担持した記録紙Pが搬送ベルトAによってMの転写域へと搬送され、Mの転写域において、Mの転写ローラ14Cによって、Mの感光体ドラム10上に形成されたMのトナー像がMのトナー像を担持した記録紙P上に転写され、記録紙P上にはYおよびMの重ね合わせのカラートナー像が形成される。
【0030】
同様のプロセスにより、シアン(C)のトナー像と黒(K)のトナーのトナー像が順次重ね合わせて転写され、記録紙P上にY、M、C及びKの重ね合わせのカラートナー像が形成される。
【0031】
重ね合わせのカラートナー像が転写された記録紙Pは、転写材分離手段としての紙分離除電器14hにより搬送ベルト14Aから分離され、後段において詳述する定着装置17(或いは定着装置17A)へと搬送される。
【0032】
定着装置17(或いは定着装置17A)において、記録紙P上の重ね合わせのカラートナー像が定着された後、記録紙Pは排紙ローラ18を経て装置上部のトレイへ排出される。
【0033】
転写後の感光体ドラム10の周面上に残ったトナーは像形成体クリーニング手段としての感光体クリーニング装置19によりクリーニングされ、次の画像形成サイクルに入る。
【0034】
図2によれば、本発明の第1の例の定着装置17は、無端状のベルト部材として定着ベルト27を用い、第1のローラ部材として第1の張架ローラ17bを用い、第2のローラ部材として第2の張架ローラ17cを用い、第3のローラ部材として発熱ローラ17aを用いるもので、定着ベルト27の回転方向の一方の端部(下流側)において第1の張架ローラ17bにより定着ベルト27を張架し、また定着ベルト27の回転方向他方の端部(上流側)において第2の張架ローラ17cにより定着ベルト27を張架し、また定着ベルト27を挟んで第1の張架ローラ17bと当接し内部に発熱体としてのハロゲンランプHLaを有する発熱ローラ17aを備え、第1の張架ローラ17bと発熱ローラ17aとの間に加熱ニップ部Naを形成すると共に、定着ベルト27と発熱ローラ17aとの間に前加熱ニップ部Nbを形成し、加熱ニップ部Na及び前加熱ニップ部Nbを通して熱と圧力とを加えられることにより記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するものである。
【0035】
定着ベルト27としては、基体として内径60〜150mm程度で厚さ20〜80μm程度の、例えばニッケル電鋳ベルトを用いた金属ベルトの外側(外周面)に、厚さ30〜200μm程度の絶縁性のシリコンゴムを被覆したものに、離型層として表面に厚さ30〜50μm程度のフッ素樹脂(PFA)コーティング加工を施したものを用いる。
【0036】
第1の張架ローラ17bは、定着ベルト27の駆動ローラとして作用させるもので、アルミ材やステンレス等を用いた金属管や金属棒の外周面にシリコンゴム等の発泡体よりなるスポンジローラ層を設けた、外径が20〜30mm程度のものが用いられ、さらにスポンジローラ層の外周に離型層として厚さ30〜50μm程度のフッ素樹脂(PFA)コーティング加工を施したものを用いる。
【0037】
第2の張架ローラ17cは、アルミ材やステンレス等を用いた外径が20〜30mm程度の金属管や金属棒が用いられるが、定着ベルト27の駆動ローラとして用いる場合は金属管や金属棒の外周面にシリコンゴム或いはテフロン(R)等を被覆したものを用いることが好ましい。
【0038】
発熱ローラ17aは、例えばアルミ材やスチール材等を用いた、肉厚1〜3mm程度の円筒状の金属パイプ171aと、該金属パイプ171aの外周面に例えばシリコン材を用い、厚さ(肉厚)1〜4mm厚の薄肉で、ゴム硬度が10Hs〜40Hs(JIS、Aゴム硬度)の軟らかめのゴム層よりなるゴムローラ層172aと、ゴムローラ層172aの表面に5〜20μm程度のフッ素樹脂(PFA)コーティング加工を施した離型層173aとを形成した、外径30〜50mm程度の軟らかめのソフトローラとして構成される。ソフトローラの機能を有する発熱ローラ17aにより重ね合わせのカラートナー像のカラートナー像が良好に定着される。発熱ローラ17aのゴムローラ層172aは、モノクロ画像形成を兼用するものとして、ゴム硬度が30Hs〜60Hs(JIS、Aゴム硬度)程度のものを用いてもよい。また、発熱ローラ17aに接触または非接触の温度センサTS1を設け、発熱ローラ17aの温度制御を行う。
【0039】
上記定着装置17において、定着ベルト27の両側端で、第2の張架ローラ17cの両端部に、後段において詳述する定着ベルト27の凹凸や弾性変形に追従するためのベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGa(或いは円板状のベルトガイドBGb)を設ける。円板状のベルトガイドBGa(或いは円板状のベルトガイドBGb)を、第1の張架ローラ17b或いは発熱ローラ17aに設けてもよいが、定着ベルト27の凹凸や弾性変形に追従するための円板状のベルトガイドBGa(或いは円板状のベルトガイドBGb)を第2の張架ローラ17cの両端部に設けるのは、加熱ニップ部Naを形成する第1の張架ローラ17bと発熱ローラ17aとでは定着ベルト27が加熱ニップ部Naに挟まれた状態で搬送されるので、定着ベルト27の寄りが良好に補正できないからである。
【0040】
なお上記において、第3のローラ部材としての発熱ローラ17aは、第1のローラ部材としての第1の張架ローラ17bと当接し、定着ベルト27との間に加熱ニップ部Naおよび前加熱ニップ部Nbを形成し、記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するような構成としたが、一点鎖線で示すように、発熱ローラ17aが定着ベルト27を挟んで第1の張架ローラ17bと加熱ニップ部Naのみを形成し、記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するような構成としてもよく、また、発熱ローラ17aを第2のローラ部材としての第2の張架ローラ17cと当接させ、定着ベルト27との間に加熱ニップ部Naおよび後加熱ニップ部Ncを形成し、記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するような構成としてもよい。なお、発熱ローラ17aを第2の張架ローラ17cと当接して設ける場合は、定着ベルト27の両側端で、第1のローラ部材としての第1の張架ローラ17bの両端部に、定着ベルト27の凹凸や弾性変形に追従するためのベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGa(或いは円板状のベルトガイドBGb)を設けるようにする。
【0041】
図3によれば、本発明の第2の例の定着装置17Aは、無端状のベルト部材として定着ベルト27を用い、第1のローラ部材として張架ローラ17eを用い、第2のローラ部材として内部に発熱体としてのハロゲンランプHLaを有する発熱ローラ17aを用い、第3のローラ部材として加圧ローラ47aを用いるもので、定着ベルト27の回転方向の一方の端部(下流側)において張架ローラ17eにより定着ベルト27を張架し、また定着ベルト27の回転方向他方の端部(上流側)において発熱ローラ17aにより定着ベルト27を張架し、また定着ベルト27を挟んで張架ローラ17eと当接する加圧ローラ47aを備え、張架ローラ17eと加圧ローラ47aとの間にニップ部Nを形成し、ニップ部Nを通して熱と圧力とを加えられることにより記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するものである。
【0042】
発熱ローラ17aおよび定着ベルト27としては、前記第1の例の定着装置にて説明したと同様な構造の部材が用いられる。
【0043】
張架ローラ17eとしては、例えばアルミ材やステンレス材等を用いた、肉厚1〜3mm程度の円筒状の金属パイプ171eと、該金属パイプ171eの外周面に例えばシリコン材を用い、厚さ(肉厚)2〜5mm厚の薄肉で、ゴム硬度が1Hs〜30Hs(JIS、Aゴム硬度)の軟らかめのゴム層よりなるゴムローラ層172eと、ゴムローラ層172eの表面に5〜30μm程度のフッ素樹脂(PFA)コーティング加工を施した離型層(符号なし)とを形成した、外径25〜50mm程度の軟らかめのソフトローラとして構成される。張架ローラ17eとしては、上記構成の他にシリコンゴム等の発泡体からなるスポンジローラを用いることも可能である。
【0044】
加圧ローラ47aとしては、例えばアルミ材やステンレス材等を用いた、肉厚1〜3mm程度の円筒状の金属パイプ471aと、該金属パイプ471aの外周面に例えばシリコン材を用い、厚さ(肉厚)1〜5mm厚の薄肉で、ゴム硬度が20Hs〜70Hs(JIS、Aゴム硬度)のやや硬めのゴム層よりなるゴムローラ層472aと、ゴムローラ層472aの表面に5〜30μm程度のフッ素樹脂(PFA)コーティング加工を施した離型層(符号なし)とを形成した、外径30〜50mm程度の軟らかめのハードローラとして構成される。
【0045】
ソフトローラである張架ローラ17eと、ハードローラである加圧ローラ47aとの間にニップ部Nが形成され、記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)が定着される。
【0046】
また、発熱ローラ17aに定着ベルト27を挟んで接触または非接触の温度センサTS1を設け、発熱ローラ17aの温度制御を行う。
【0047】
上記定着装置17Aにおいて、定着ベルト27の両側端で、発熱ローラ17aの両端部に、後段において詳述する定着ベルト27の凹凸や弾性変形に追従するためのベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGb(或いは円板状のベルトガイドBGa)を設ける。円板状のベルトガイドBGb(或いは円板状のベルトガイドBGa)を、張架ローラ17e或いは加圧ローラ47aに設けてもよいが、定着ベルト27の凹凸や弾性変形に追従するための円板状のベルトガイドBGb(或いは円板状のベルトガイドBGa)を発熱ローラ17aの両端部に設けるのは、ニップ部Nを形成する張架ローラ17eと加圧ローラ47aとでは定着ベルト27がニップ部Nに挟まれた状態で搬送されるので、定着ベルト27の寄りが良好に補正できないからである。
【0048】
なお上記において、第3のローラ部材としての加圧ローラ47aは、第1のローラ部材としての張架ローラ17eと当接し、定着ベルト27との間にニップ部Nを形成し、記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するような構成としたが、一点鎖線で示すように、加圧ローラ47aを定着ベルト27を挟んで第2のローラ部材としての発熱ローラ17aと当接させ、定着ベルト27との間に図2にて述べた加熱ニップ部Naを形成し、記録紙P上のトナー像(或いはカラートナー像)を定着するような構成としてもよい。なお、加圧ローラ47aを発熱ローラ17aと当接して設ける場合は、定着ベルト27の両側端で、第1のローラ部材としての張架ローラ17eの両端部に、定着ベルト27の凹凸や弾性変形に追従するためのベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGa(或いは円板状のベルトガイドBGa)を設けるようにする。
【0049】
上記構成の定着装置17或いは定着装置17Aにおいて、冒頭の図8にて述べたように、ベルト部材としての定着ベルト27の端部の凹凸での凸部や定着ベルト27にズレがあった場合、それぞれ第2のローラ部材としての第2の張架ローラ17cや発熱ローラ17aにて定着ベルト27が弾性変形して欲しいが、第2の張架ローラ17cや発熱ローラ17aの付近で定着ベルト27の弾性変形が追従できないという問題が生じる。
【0050】
この問題を解決するため、図4または図5にて以下に説明するようなガイド方法を用いるベルトガイド部材を用いる。
【0051】
図4また図5によれば、第1の例のガイド方法を用いるベルトガイド部材としては、前記第1の例の定着装置17(或いは第2の例の定着装置17A)における第2のローラ部材としての第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)の両端部に定着ベルト27のベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGaを設けるものであり、定着ベルト27の端部に、表面に例えばテフロン(R)材やウレタン材等からなる樹脂層JSを有し、樹脂層JSと一体とされ、例えばシリコンゴムやウレタンゴム等で、内部に空隙を有する発泡ゴムを用いたリング状の弾性部材DNaからなる円板状のベルトガイドBGaを当接して、定着ベルト27をガイドするものである。円板状のベルトガイドBGaは、ベルトガイド部材の支持部材であるベルトガイド支持フランジFRaに取り付けられ、第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)の両側端の中心軸PJaに嵌め込まれた状態で、樹脂層JSを定着ベルト27の端部と当接されてEリングERにて位置決めされる。
【0052】
また定着ベルト27上を搬送される記録紙Pの移動方向に直交する方向のベルト部材としての定着ベルト27の幅を、図5(A)に示すように、前記第1の例の定着装置17(或いは第2の例の定着装置17A)における第1のローラ部材としての第1の張架ローラ17b(或いは張架ローラ17e)との間で加熱ニップ部Na(或いはニップ部N)を形成する第3のローラ部材としての発熱ローラ17a(或いは加圧ローラ47a)の幅よりも小さく設定する。これにより、図5(B)に示すように、発熱ローラ17aと第1の張架ローラ17bとにより形成される加熱ニップ部Na(或いは加圧ローラ47aと張架ローラ17eとで形成されるニップ部N)での定着ベルト27の端部の折れ曲がりが防止される。また、定着ベルト27をガイドする第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)の軸方向の使用スペースも小さく、装置の小型化にも貢献する。
【0053】
また、定着ベルト27の端部に当接する円板状のベルトガイドBGaの樹脂層JSの厚みを0.2〜0.8mmと設定することが好ましい。樹脂層JSの厚みが0.2mm未満で薄過ぎると、樹脂層JSが曲がり易くなり、破損の原因となる。また樹脂層JSの厚みが0.8mmを越えて厚過ぎると、樹脂層JSが硬過ぎて定着ベルト27の端面に追従しにくくなる。樹脂層JSの厚みを0.2mmおよび0.8mmと設定し、図2の定着装置17または図3の定着装置17Aを用いて5万コピーを行い評価を行ったところ、樹脂層JSの曲がりが少なく、また円板状のベルトガイドBGaが定着ベルト27の端面の凹凸や弾性変形に追従し、定着ベルト27の端面を均一な押圧力でガイドすることがなされ、定着ベルト27の耐久性を向上することが実証され、本発明の課題の効果を見いだすことができた。さらに樹脂層JSの厚みが0.5mmのときにも更によい効果が見いだされた。ところが、樹脂層JSの厚みが0.1mm或いは0.9mmのときでは、本発明の課題を越え本発明の効果を見いだすことができなかった。
【0054】
さらに、上記円板状のベルトガイドBGaの樹脂層JSの厚みの適正値の範囲内で、円板状のベルトガイドBGaの樹脂層JSと一体とされる前記弾性部材DNaの弾性係数を0.4〜1.5Paと設定することが好ましい。弾性部材DNaの弾性係数が0.4Pa未満で軟らか過ぎると、円板状のベルトガイドBGaの樹脂層JSと第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)との間に隙間ができて、定着ベルト27の折れの原因となる。また弾性部材DNaの弾性係数が1.5Paを越えて硬過ぎると、円板状のベルトガイドBGaが硬過ぎて定着ベルト27の端面に追従しにくくなる。弾性部材DNaの弾性係数を0.4Paおよび1.5Paと設定し、図2の定着装置17または図3の定着装置17Aを用いて5万コピーを行い評価を行ったところ、定着ベルト27の折れがなく、また円板状のベルトガイドBGaが定着ベルト27の端面の凹凸や弾性変形に追従し、定着ベルト27の端面を均一な押圧力でガイドすることがなされ、定着ベルト27の耐久性を向上することが実証され、本発明の課題の効果を見いだすことができた。さらに弾性部材DNaの弾性係数が1.0Paのときにも更によい効果が見いだされた。ところが、弾性部材DNaの弾性係数が0.3Pa或いは1.5Paのときでは、本発明の課題を越え本発明の効果を見いだすことができなかった。
【0055】
上記の如く、ベルト部材の端部を、表面に樹脂層を有する弾性部材からなるベルトガイド部材を当接してベルト部材の寄り規制することにより、ベルト部材の端部の凹凸や弾性変形に追従し、ベルト部材の端面を均一な押圧力でガイドすることがなされ、ベルトの耐久性を向上することが図られる定着装置の提供が可能となる。また、ベルト部材をガイドするローラ部材の軸方向の使用スペースも小さく、装置の小型化にも貢献する。
【0057】
次に、他のベルトガイド部材について、図6、および前述した図5を用いて以下に説明する。
【0058】
図6によれば、第2の例のガイド方法を用いるベルトガイド部材としては、前記第1の例の定着装置17(或いは第2の例の定着装置17A)における第2のローラ部材としての第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)の両端部に定着ベルト27のベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGbを設けるものであり、定着ベルト27の端部に、例えばシリコンゴムやウレタンゴム等で、内部に空隙を有する発泡ゴムを用いたリング状の弾性部材DNbと、該弾性部材DNbの定着ベルト27側の背面に、樹脂フィルム、樹脂板、金属フィルム、金属板等の何れかを用いた剛性部材GNaからなるベルトガイド部材としての円板状のベルトガイドBGaを当接して、定着ベルト27をガイドするものである。円板状のベルトガイドBGbは、ベルトガイド部材の支持部材であるベルトガイド支持フランジFRbに取り付けられ、第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)の両側端の中心軸PJaに嵌め込まれた状態で、剛性部材GNaを定着ベルト27の端部と当接されてEリングERにて位置決めされる。
【0059】
また定着ベルト27上を搬送される記録紙Pの移動方向に直交する方向のベルト部材としての定着ベルト27の幅を、図5(A)にて述べたように、前記第1の例の定着装置17(或いは第2の例の定着装置17A)における第1のローラ部材としての第1の張架ローラ17b(或いは張架ローラ17e)との間で加熱ニップ部Na(或いはニップ部N)を形成する第3のローラ部材としての発熱ローラ17a(或いは加圧ローラ47a)の幅よりも小さく設定する。これにより、図5(B)にて述べたように、発熱ローラ17aと第1の張架ローラ17bとにより形成される加熱ニップ部Na(或いは加圧ローラ47aと張架ローラ17eとで形成されるニップ部N)での定着ベルト27の端部の折れ曲がりが防止される。また、定着ベルト27をガイドする第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)の軸方向の使用スペースも小さく、装置の小型化にも貢献する。
【0060】
また、定着ベルト27の端部に当接する円板状のベルトガイドBGaの弾性部材DNbの背面に設けられる剛性部材GNaの厚みを0.3〜1.0mmと設定することが好ましい。剛性部材GNaの厚みが0.3mm未満で薄過ぎると、剛性部材GNaが曲がり易くなり、破損の原因となる。また剛性部材GNaの厚みが1.0mmを越えて厚過ぎると、剛性部材GNaが硬過ぎて定着ベルト27の端面に追従しにくくなる。剛性部材GNaの厚みを0.3mmおよび1.0mmと設定し、図2の定着装置17または図3の定着装置17Aを用いて7万コピーを行い評価を行ったところ、剛性部材GNaの曲がりが少なく、また円板状のベルトガイドBGbが定着ベルト27の端面の凹凸や弾性変形に追従し、定着ベルト27の端面を均一な押圧力でガイドすることがなされ、定着ベルト27の耐久性を向上することが実証され、本発明の課題の効果を見いだすことができた。さらに剛性部材GNaの厚みが0.8mmのときにも更によい効果が見いだされた。ところが、剛性部材GNaの厚みが0.2mm或いは1.1mmのときでは、本発明の課題を越え本発明の効果を見いだすことができなかった。
【0061】
さらに、上記円板状のベルトガイドBGbの剛性部材GNaの厚みの適正値の範囲内で、円板状のベルトガイドBGaの弾性部材DNbの弾性係数を0.4〜1.5Paと設定することが好ましい。弾性部材DNbの弾性係数が0.4Pa未満で軟らか過ぎると、円板状のベルトガイドBGaの剛性部材GNaと第2の張架ローラ17c(或いは発熱ローラ17a)との間に隙間ができて、定着ベルト27の折れの原因となる。また弾性部材DNaの弾性係数が1.5Paを越えて硬過ぎると、円板状のベルトガイドBGaが硬過ぎて定着ベルト27の端面に追従しにくくなる。弾性部材DNaの弾性係数を0.4Paおよび1.5Paと設定し、図2の定着装置17または図3の定着装置17Aを用いて7万コピーを行い評価を行ったところ、定着ベルト27の折れがなく、また円板状のベルトガイドBGaが定着ベルト27の端面の凹凸や弾性変形に追従し、定着ベルト27の端面を均一な押圧力でガイドすることがなされ、定着ベルト27の耐久性を向上することが実証され、本発明の課題の効果を見いだすことができた。さらに弾性部材DNaの弾性係数が1.0Paのときにも更によい効果が見いだされた。ところが、弾性部材DNaの弾性係数が0.3Pa或いは1.5Paのときでは、本発明の課題を越え本発明の効果を見いだすことができなかった。
【0062】
上記の如く、ベルト部材の端部を、薄肉の剛性部材とその背面の弾性部材とからなるベルトガイド部材を当接してベルト部材の寄り規制することにより、ベルト部材の端部の凹凸や弾性変形により追従して、ベルト部材の端面を均一な押圧力でガイドすることがなされ、ベルトの耐久性をより向上することが図られる定着装置の提供が可能となる。また、ベルト部材をガイドするローラ部材の軸方向の使用スペースも小さく、装置の小型化にも貢献する。
【0063】
【発明の効果】
請求項1ないし8によれば、ベルト部材の端部を、表面に一体化した樹脂層を有して弾性部材からなるベルトガイド部材に当接させて、ベルト部材の寄りを規制することにより、ベルト部材の端部の凹凸に追従してベルト部材の端面を均一な押圧力でガイドすることができるので、ベルト部材の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる定着装置を用いる画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】定着装置の第1の例を示す図である。
【図3】定着装置の第2の例を示す図である。
【図4】定着装置に設けられるベルトガイド部材の構造の第1の例を示す概要断面構成図である。
【図5】加熱ニップ部或いはニップ部でのベルト部材お押圧状態を示す概要図である。
【図6】定着装置に設けられるベルトガイド部材の構造の第1の例を示す概要断面構成図である。
【図7】従来のベルトガイド部材の問題点を示す図である。
【図8】図7におけるベルト部材の弾性変形を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム
11 スコロトロン帯電器
12 露光光学系
13 現像器
17,17A 定着装置
17a 発熱ローラ
17b 第1の張架ローラ
17c 第2の張架ローラ
17e 張架ローラ
27 定着ベルト
47a 加圧ローラ
BGa,BGb ベルトガイド
DNa,DNb 弾性部材
HLa ハロゲンランプ
JS 樹脂層
N ニップ部
Na 加熱ニップ部
P 記録紙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a belt-type fixing device used in an electrophotographic image forming apparatus such as a copying machine, a printer, and a FAX.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a fixing device used in an electrophotographic image forming apparatus such as a copying machine, a printer, or a fax machine has an elastic layer and a heat generating rubber roller that is maintained at a predetermined temperature and is in pressure contact with the heat generating rubber roller. A heat roller fixing system in which a transfer material on which an unfixed toner image is formed is nipped and conveyed while being heated by a pressure rubber roller having a layer is often used.
[0003]
However, in this type of apparatus, since the heat capacity of the heat generating rubber roller is large, the warm-up time is increased and the temperature inside the elastic layer is increased, thereby shortening the life of the heat generating rubber roller.
[0004]
Further, many color images have a large solid area, and there are many solid images other than black, and uneven gloss is conspicuous. When a hard roller is used as the heat-generating rubber roller and the pressure rubber roller, there is a problem in that the image quality is deteriorated because uneven gloss occurs according to the unevenness of the transfer material (recording paper) and the toner layer.
[0005]
In order to solve the above-mentioned problems, an endless belt member (fixing belt) is used, a fixing belt is stretched by a plurality of roller members, and a heating element that heats the fixing belt inside is provided facing the fixing belt. A heat generating roller and a roller member facing the heat generating roller with the fixing belt interposed therebetween are provided, and the fixing belt heated by the heat generating roller and the roller member facing the heat generating roller are arranged downstream of the heat generating roller in the rotation direction of the fixing belt. A fixing method for fixing a toner image on a recording sheet at a heating nip provided on the side is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-319772.
[0006]
The fixing belt guide member (belt guide member) has a fixed structure in which a guide member fixed to the end of the fixing belt is provided, and ends of a plurality of roller members that stretch the fixing belt. A system in which a rib-shaped guide portion is provided is generally used in order to prevent a deviation when the fixing belt moves.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described fixed type and the method in which the rib-shaped guide portion is provided at the end of the roller member, the fixed shaft and the roller shaft are bi-directionally or randomly in both directions due to unevenness of the end of the belt member and eccentricity of the roller member A so-called AC walk occurs to move. In addition, the outer diameter of the roller shaft and the inner diameter of the belt member may be unbalanced, the roller shaft may be tilted, the parallelism of the belt member may not be achieved, and the tension and pressure of the belt member and the belt supporting peripheral member may be reduced. A so-called DC walk occurs in which the roller moves to one side in the roller axial direction due to unbalance. When this belt end surface is received by a rigid belt guide member that does not move in the fixed shaft or roller axis direction, the difference between the maximum pressing force and the minimum pressing force applied to the end surface of the belt member increases, and the end of the belt member Is easy to destroy. Therefore, as shown in FIG. 7, the belt guide rib 911 (belt guide member) at the end of the
[0008]
The present invention solves the above-described problems and provides a fixing device having a belt guide member that guides the belt member following the unevenness of the end of the belt member and the elastic deformation of the belt member near the roller shaft of the belt member. The purpose is to do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
in frontThe purpose isThis is achieved by the invention described below.
The fixing device of the present invention includes:An endless belt member, a first roller member that stretches the belt member at one end of the belt member, and a second roller that stretches the belt member at the other end of the belt member Members,A third roller member having a heating element therein, and heating formed between the first roller member or the second roller member and the third roller member with the belt member interposed therebetween At the nipIn a fixing device for fixing a toner image on a transfer material,The second roller member or the first roller member that does not form the heating nip portion is provided with a belt guide member that is made of an elastic member having a resin layer integrated on the surface and guides the belt member.It is characterized byThe
[0010]
Also,The fixing device of the present invention includes:An endless belt member, a first roller member that stretches the belt member at one end of the belt member, and the belt member that is stretched at the other end of the belt member to generate heat inside A second roller member having a body;A heating roller nip formed between the first roller member or the second roller member and the third roller member with the belt member interposed therebetween.In a fixing device for fixing a toner image on a transfer material,The second roller member or the first roller member that does not form the heating nip portion is provided with a belt guide member that is made of an elastic member having a resin layer integrated on the surface and guides the belt member.It is characterized byThe
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below. The description in this column does not limit the technical scope of the claims or the meaning of terms. In addition, the following assertive description in the embodiment of the present invention shows the best mode, and does not limit the meaning or technical scope of the terms of the present invention. In the following description of the embodiment, the first roller member and the second roller member are used as the roller member that stretches the belt member. However, the present invention is not limited to this, and three The present invention is also applicable to the case where the plurality of roller members described above are used as roller members for stretching a belt member.
[0014]
An image forming process and each mechanism of an embodiment of an image forming apparatus using the fixing device according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a sectional view of a color image forming apparatus showing an embodiment of an image forming apparatus using a fixing device according to the present invention, and FIG. 2 is a view showing a first example of the fixing device. 3 is a diagram illustrating a second example of the fixing device, FIG. 4 is a schematic cross-sectional configuration diagram illustrating a first example of a structure of a belt guide member provided in the fixing device, and FIG. 5 is a heating nip. FIG. 6 is a schematic cross-sectional configuration diagram illustrating a first example of the structure of a belt guide member provided in the fixing device. In each example of the fixing device, the same number is assigned to the member having the same function and structure.
[0015]
According to FIG. 1, a color image forming apparatus using a fixing device according to the present invention includes an image forming unit for forming black, cyan, magenta and yellow color toner images along the moving direction of the transfer material. A color toner image formed on the image forming body of each image forming unit is transferred onto a transfer material (recording paper) conveyed by a transfer material conveying means and is superimposed and superimposed.
[0016]
In the drawing, four sets of process units are used for image formation for each color of yellow (Y), magenta (M), cyan (C), and black (K) on the peripheral portion of the
[0017]
Each of the four sets of
[0018]
A
[0019]
The
[0020]
A
[0021]
The exposure
[0022]
The developing
[0023]
A
[0024]
The image forming process will be described below.
When the image recording is started, the driving
[0025]
Further, in the yellow (Y)
[0026]
On the other hand, in parallel with the formation of the Y toner image on the
[0027]
In the Y transfer region, a Y toner image on the Y
[0028]
At the same time as or slightly behind the operation of the
[0029]
In parallel with the formation of the M toner image on the
[0030]
Through a similar process, a cyan (C) toner image and a black (K) toner image are sequentially superimposed and transferred, and a Y, M, C, and K superimposed color toner image is formed on the recording paper P. It is formed.
[0031]
The recording paper P onto which the superimposed color toner image has been transferred is separated from the conveying
[0032]
In the fixing device 17 (or the
[0033]
The toner remaining on the peripheral surface of the
[0034]
According to FIG. 2, the fixing
[0035]
As the fixing
[0036]
The
[0037]
As the
[0038]
The
[0039]
In the fixing
[0040]
In the above, the
[0041]
According to FIG. 3, the fixing
[0042]
As the
[0043]
As the
[0044]
As the
[0045]
A nip portion N is formed between the
[0046]
Further, a temperature sensor TS1 that is in contact with or not in contact with the
[0047]
In the
[0048]
In the above, the
[0049]
In the fixing
[0050]
In order to solve this problem, a belt guide member using a guide method as described below with reference to FIG. 4 or 5 is used.
[0051]
According to FIGS. 4 and 5, the belt guide member using the guide method of the first example is the second roller member in the fixing
[0052]
Further, the width of the fixing
[0053]
The thickness of the resin layer JS of the disk-shaped belt guide BGa that contacts the end of the fixing
[0054]
Further, within the range of the appropriate value of the thickness of the resin layer JS of the disk-shaped belt guide BGa, the elastic coefficient of the elastic member DNa integrated with the resin layer JS of the disk-shaped belt guide BGa is set to 0. It is preferable to set to 4 to 1.5 Pa. If the elastic coefficient of the elastic member DNa is less than 0.4 Pa and is too soft, a gap is formed between the resin layer JS of the disk-shaped belt guide BGa and the
[0055]
As described above, the belt member made of an elastic member having a resin layer on the surface is brought into contact with the end of the belt member to regulate the belt member, thereby following the unevenness and elastic deformation of the end of the belt member. Further, it is possible to provide a fixing device in which the end face of the belt member is guided with a uniform pressing force, and the durability of the belt can be improved. In addition, the use space in the axial direction of the roller member for guiding the belt member is small, which contributes to downsizing of the apparatus.
[0057]
Then the otherThe belt guide member will be described below with reference to FIG. 6 and FIG. 5 described above.
[0058]
According to FIG. 6, the belt guide member using the guide method of the second example is the second roller member in the fixing
[0059]
Further, as described with reference to FIG. 5A, the width of the fixing
[0060]
In addition, the thickness of the rigid member GNa provided on the back surface of the elastic member DNb of the disk-shaped belt guide BGa in contact with the end of the fixing
[0061]
Furthermore, the elastic coefficient of the elastic member DNb of the disk-shaped belt guide BGa is set to 0.4 to 1.5 Pa within the range of the appropriate value of the thickness of the rigid member GNa of the disk-shaped belt guide BGb. Is preferred. When the elastic coefficient of the elastic member DNb is less than 0.4 Pa and is too soft, a gap is formed between the rigid member GNa of the disk-shaped belt guide BGa and the
[0062]
As described above, unevenness and elastic deformation at the end of the belt member are regulated by abutting the belt guide member made of the thin rigid member and the elastic member on the back of the belt member so that the belt member is deviated. Accordingly, the end face of the belt member can be guided with a uniform pressing force, so that it is possible to provide a fixing device that can further improve the durability of the belt. In addition, the use space in the axial direction of the roller member for guiding the belt member is small, which contributes to downsizing of the apparatus.
[0063]
【The invention's effect】
According to claims 1 to 8, the end of the belt member is formed on the surface.With an integrated resin layerBelt guide member made of elastic memberIn contact withThe belt memberTheBy restricting, the recess of the end of the belt memberConvexlyFollowTheThe end face of the belt member can be guided with a uniform pressing force.As a result, the durability of the belt member is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional configuration diagram of a color image forming apparatus showing an embodiment of an image forming apparatus using a fixing device according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a first example of a fixing device.
FIG. 3 is a diagram illustrating a second example of the fixing device.
FIG. 4 is a schematic cross-sectional configuration diagram showing a first example of a structure of a belt guide member provided in the fixing device.
FIG. 5 is a schematic view showing a pressing state of a belt member at a heating nip portion or a nip portion.
FIG. 6 is a schematic cross-sectional configuration diagram showing a first example of a structure of a belt guide member provided in the fixing device.
FIG. 7 is a diagram showing a problem of a conventional belt guide member.
8 is a view showing elastic deformation of the belt member in FIG. 7. FIG.
[Explanation of symbols]
10 Photosensitive drum
11 Scorotron charger
12 Exposure optics
13 Developer
17, 17A fixing device
17a Heating roller
17b First tension roller
17c Second tension roller
17e Tension roller
27 Fusing belt
47a Pressure roller
BGa, BGb Belt guide
DNa, DNb elastic member
HLa halogen lamp
JS resin layer
N Nip part
Na heating nip
P Recording paper
Claims (8)
前記ベルト部材の一方の端部において前記ベルト部材を張架する第1のローラ部材と、
前記ベルト部材の他方の端部において前記ベルト部材を張架する第2のローラ部材と、
内部に発熱体を有する第3のローラ部材と、を備え、
前記ベルト部材を挟んで前記第1のローラ部材或いは前記第2のローラ部材と前記第3のローラ部材との間に形成された加熱ニップ部で転写材上のトナー像を定着する定着装置において、
前記加熱ニップ部を形成しない前記第2のローラ部材或いは前記第1のローラ部材に、表面に一体化した樹脂層を有して弾性部材からなり前記ベルト部材をガイドするベルトガイド部材を設けたことを特徴とする定着装置。An endless belt member;
A first roller member that stretches the belt member at one end of the belt member;
A second roller member that stretches the belt member at the other end of the belt member;
A third roller member having a heating element therein,
In a fixing device for fixing a toner image on a transfer material at a heating nip formed between the first roller member or the second roller member and the third roller member with the belt member interposed therebetween ,
The second roller member or the first roller member that does not form the heating nip portion is provided with a belt guide member that is made of an elastic member having a resin layer integrated on the surface and guides the belt member. A fixing device characterized by the above.
前記ベルト部材の一方の端部において前記ベルト部材を張架する第1のローラ部材と、
前記ベルト部材の他方の端部において前記ベルト部材を張架し、内部に発熱体を有する第2のローラ部材と、
第3のローラ部材と、を備え、
前記ベルト部材を挟んで前記第1のローラ部材或いは前記第2のローラ部材と前記第3のローラ部材との間に形成された加熱ニップ部で転写材上のトナー像を定着する定着装置において、
前記加熱ニップ部を形成しない前記第2のローラ部材或いは前記第1のローラ部材に、表面に一体化した樹脂層を有して弾性部材からなり前記ベルト部材をガイドするベルトガイド部材を設けたことを特徴とする定着装置。An endless belt member;
A first roller member that stretches the belt member at one end of the belt member;
A second roller member that stretches the belt member at the other end of the belt member and has a heating element inside;
A third roller member,
In a fixing device for fixing a toner image on a transfer material at a heating nip formed between the first roller member or the second roller member and the third roller member with the belt member interposed therebetween ,
The second roller member or the first roller member that does not form the heating nip portion is provided with a belt guide member that is made of an elastic member having a resin layer integrated on the surface and guides the belt member. A fixing device characterized by the above.
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