JP3914672B2 - Multiple substrate and liquid crystal device manufacturing method using the same - Google Patents
Multiple substrate and liquid crystal device manufacturing method using the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP3914672B2 JP3914672B2 JP36873299A JP36873299A JP3914672B2 JP 3914672 B2 JP3914672 B2 JP 3914672B2 JP 36873299 A JP36873299 A JP 36873299A JP 36873299 A JP36873299 A JP 36873299A JP 3914672 B2 JP3914672 B2 JP 3914672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- sealing
- sealing frame
- injection port
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の液晶パネルを同時に製造する液晶装置における液晶封止枠及び液晶封止に関する。
【0002】
【従来の技術】
二枚の電極基板の間に液晶を挟持してなる液晶デバイスはその構成が単純であることから小型、薄型の要求されるテレビやパソコン、時計、カメラの表示装置、タッチパネルの入力装置、プリンターの光シャッター装置など広い分野で利用されている。この液晶パネルの製造に際しては、その前工程において同一形状のパネルを大型基板に多数配置し、同時に多数のパネルを生産する多数個取りが一般的である。特に、小型パネルにおいては、同時により多数の生産が可能のことから製造コストの大幅な低減になり、多く採用されている。
【0003】
多数個取りする液晶装置は内側に各パネルに対応した複数の液晶駆動用の電極を配した2枚の大型基板と該大型基板に挟まれ各パネルに対応した液晶を封入する複数の封止枠とをもって構成される。図9は本発明に関する従来の実施形態を示す多数個取りする液晶装置の透視的平面図、図10は図9の一部拡大図、図11は図10のA−A断面図である。1は大型上基板、2は大型下基板、a1,a2,a3・b1,b2・・c1・・・は2点鎖線で示したスクライブライン31〜35及び51〜55に沿って切り離される単個パネルである。大型基板1,2の内側には信号電極群15、走査電極群14及び該電極群と接続する接続端子群18が大型下基板の端子エリア17にそれぞれ配線してあり、11で代表される複数の封止枠を挟んで対向している。該封止枠11は各パネルとも同一形状をしていて、パネルa1,a2,a3・・・b1・・・c1に対応する封止枠はパネル符号をサフィックスとして11a1,11a2・・11b1・・・11c1・・・とする。各パネルの構成は同じになので、パネル内の各部の名称と符号をパネルa1とb1の拡大図である図10で説明する。以下、パネル固有の部材の説明が必用な時にはパネル符号をサフィックスとして取り扱う。
該封止枠11の開口部は液晶の注入口で導入用の突起12、13によって形成されている。スクライブライン32,51,52及び大型上基板1のみを切断するスクライブライン41に囲われたエリア17は端子エリアで、実線で示す18(m、n、・・・w、x)の接続端子群が配置されている。該端子18のm、n、o及びv、w、xに接続する点線群14は信号電極群で大型上基板1に配線され、封止枠に混入している導電粒子によって電気的接続をしている。また該端子群18のp〜uに接続する点線群15は走査電極で大型下基板2に配線されている。
【0004】
大型基板から各パネルを液晶パネルとして完成する過程で液晶の注入、封止がバッチ処理によって行われる。この処理は大型基板を短冊状にして行う。短冊状にするには液晶注入口に沿ったスクライブラインを切断することによって行う。即ち、スクライブライン31〜35に沿って切り離すとa(a1〜a4),b(b1〜b4、以下同じ),c,dの短冊が出来る。この短冊になったものを真空環境に置き、注入口の突起部12,13を液晶またはマット方式などの注入方法により液晶浸漬物に注入口を接しさせ、その後大気圧に戻すと真空となっている封止枠内に液晶が吸い込れ、液晶が満たされる。液晶注入後は液晶注入口を封止材で封止し、液晶を完全に封止枠内に納め、しかる後、スクライブライン41〜42に沿って短冊を切り離し、個々のパネルに分割する。
このように、大型基板に多数のパネルを形成する事により同時に沢山のパネルの製造を可能にしている。
【0005】
封止枠はどちらか一方の大型基板に封止材を印刷によってパターニングし、他方の大型基板を圧接して形成する。封止材はエポキシ樹脂などの熱硬化性の柔らかい材料であるから、圧接する前は封止枠内は厚みのある空間を形成し、それを押しつぶす形で所定の厚みにする。その為封止枠が閉じた形になっていると枠内の空気の逃げ場がなくなり、その内圧でパンクの発生する危険を有する。液晶注入口が解放していることで圧接時の空気逃げの役割を果たしており、封止枠形状はスクライブする前の大型基板に挟まれている段階で、自らのパネルの液晶注入口として開いていなければならないばかりでなく、周辺のパネルの封止枠に接っして袋小路になることは許されない。つまり、注入口の周りは解放されていなければならない。
短冊状態で液晶を注入するときに注入口から確実に液晶を注入出来るように封止枠形状からパネル外周へ向かって突起12,13は形成されている。大型基板から短冊を作る切断時に突起の一部を切り落とし、突起の断面は基板断面と同一面になるように、突起12,13の先端はスクライブラインを越える形状をしている。基板断面と突起断面が一致していないとその段差のために確実な液晶吸入が困難になるからである。また、液晶注入後の注入口の封止段階でも、スクライブ断面と封入口断面に段差が有るとその隙間に液晶の残渣が溜まりやすく、封止材が確実に注入口を塞ぐのを妨げる。この面からも突起部の同時切断が必用となっている。
【0006】
20は液晶注入後の封止を行うときにパネルの液晶の中に封止材の流れ込みを防止するドテである。液晶注入をするには注入口は大きい方が容易であるが、その分注入後の封止は困難となる。封止材にはUV硬化性のクリーム状の材料を使うことが多く、注入口が広いと注入した液晶の中に封止材が流入しやすく、流入した部分は本来の液晶性能が発揮できないので、封止材の流入は最小限に押さえたい。その為、注入口を大きく取った場合、注入部にドテ20を設けて実効注入口を小さくして、封止材の流れを止め、封止材ががパネルの中に流入するのを防いでいる。
また、封止材が固まるときには収縮しながら硬化する。注入口は封止枠の切れ目になって空いているのでこの収縮力で基板に歪みが生じやすい。ドテは注入口のスペースの柱となってこの収縮力によるパネルの歪みをも防止する役割も果たしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
封止材の流入を防ぐドテは狭いところに配置することから大きな面積をとれない。ドテは封止枠と一緒に印刷パターニングするのが一般的である。図10から一見して明らかなように、連続する封止枠11に比較してドテ20は非常に小さい。印刷工程においては小さいものの精度を得ることは一般に難しく、封止材においても例外でない。その為封止枠精度に対してドテの形状、位置精度が悪く、その誤差を見込んだ設計をしなければならなかった。ドテ形状もいろいろ提案されているが、複雑形状のものは大きくなって場所を要すため表示などを司る電極部に制約が及ぶという別の欠点も持ち合わせている。
このように、ドテ形状を確保しつつ精度の良い印刷を可能にすることが課題となっていた。
【0008】
液晶注入後の液晶封止において注入口は確実に封止する事が必用である。基板の切断を容易にするためスクライブラインは封止枠にかからないように設定されている。その為、短冊状に切断された液晶装置は注入口である突起の切断面を除いて封止枠の外周は上下基板の間に隙間が存在する。液晶注入作業の後にはその隙間に液晶が残る。液晶注入口の封止にあたっては封止材との親和性が良くない液晶は封止部から除去したい。しかし、上下基板のギャップは4から10ミクロン程度と狭く、パネルの上下基板間に入った液晶は除去し難く、普通の洗浄では困難である。上下基板断面と突起断面は洗浄が容易であるから、この面と封止材とが固着することにより封止していた。このために突起断面積が多くあることが望まれていた。一方、いたずらに突起の幅を広げることはその分スクライブ作業を困難にするので一般にはなるべく狭くしたい要望があった。この相反する要望にバランス良く対応することが課題の一つとなっていた。
【0009】
注入口の突起部を基板断面で切断するために突起部はスクライブラインを越えなければならないこと、封止枠の配設時に液晶注入部の空気抜けを作っておかなければならないことから突起部は長いことと同時に該突起部が形成する注入口の先端周辺は解放部分を作っておかなければならない。その為、注入口周辺の面積的な余裕が必用になってくる。図10で説明するとパネルb1の突起12b1、13b1はスクライブライン32を越えなければならないからその切断後はその先端部が隣のパネルa1に残る。パネルb1には隣となるパネルc1の突起の一部が切り離され、先端部が12c1と13c1となってパネルb1に取り残される。同様にパネルb1の先端部はパネルa1の一部として取り残される。取り残された先端部は端子群18とからは離さなければならないから端子エリア17の面積は端子群だけの時に比べて広く取らなくてはならない。その分、同じ大きさのパネルでは液晶の実効面積が小さくなってしまう欠点があった。また図9のパネルの封止枠には導電粒子を含んでおり、突起の一部が端子エリアに残ることは端子群18と電気的接続を取る外部端子群と接触したり、残った端子が剥離して電気的障害を呼ぶ原因ともなっていた。これを回避するためにパネルのパターンを回転させ注入口同士が向き合わせにする案が提案されている。図12はその例でパネルa1のパターンを180度回転して注入口を向き合わせたもので、スクライブライン32の近辺をしめす。61はパネルの中心ラインである。液晶の注入時に液晶を封止枠内に平均的に注入できるよう注入口はなるべく中央に有ることが望まれ、かつ、上下のパネルを同一のパネルにするために、向かい合った二つのパネルはこの中心線61とスクライブイン32の交点を基準に点対称になるように電極及び封止枠はパターニングされている。一方、封止枠形成時の上下基板の間隙における空気の逃げを確保するために注入口の周辺は開けておかねばならず、結果として図示するように、一つのスクライブラインによって同時に突起先端を切断することが不可能となっていた。このように、注入口を形成する突起の切断も果たしながら、前記ドテの印刷精度をあげ、且つ、液晶封止をより確実にすることが課題となっていた。
【0010】
上記した課題を解決するために本発明は液晶注入口を封止枠の比較的中央に位置して、該注入口を形成する突起の一方が、対となるパネルの注入口に互いに入れ子となるような形状にすることにより、両パネルの切断時に全突起部を同時に切断することを可能にし、切断された入れ子になった突起部の先端が、該先端の残ったパネルのダボとなって封止材の流入を制限すると共に封止材をより確実にパネルに固着し、液晶の注入も妨げることのない液晶装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1の手段は、少なくとも電極が配設された大型基板に単個のパネルに対応するように外方に突出した突起を備える注入口を有する枠形状をなす封止枠を配設する工程、前記封止枠を挟んで2枚の大型基板を重ねて圧着する工程、液晶を注入する工程、前記注入口を封止する工程、単個のパネルに対応して基板を切断する工程を少なくとも有する液晶装置の製造方法において、前記封止枠を配設する工程が前記注入口を対向させて隣り合う前記封止枠の前記突起を互いに入れ子をなすごとく配設し隣り合う一方の前記封止枠の前記注入口に対向して配設される前記突起の一方は隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の外側に配設された他方の突起より長く、且つ隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に入り込む様に配設する工程を有することで一方の前記突起で隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に土手を配設することを特徴とする液晶装置の製造方法にある。
【0012】
上記課題を解決するための本発明の第2の手段は、本発明の第1の手段において他方の前記封止枠の前記注入口の内部に入り込む一方の前記封止枠の突起が他方の前記封止枠の注入口の突起と略平行に略直線状に形成されていることを特徴とする液晶装置の製造方法にある。
【0013】
上記課題を解決するための本発明の第3の手段は、単個の液晶装置に対応するところの外方に向かう突起が対向して配設された注入口を有する封止枠を複数個有する多数個取基板に於て、前記封止枠が隣り合う前記封止枠の間で対向する前記注入口の前記突起が互いに入れ子をなしており隣り合う一方の前記封止枠の前記注入口で対向している前記突起の一方は隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の外側に配設された他方の突起より長く、且つ隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に入り込む様に配設された構成を有することで一方の前記突起で隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に土手を配設することを特徴とする多数個取基板にある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は本発明の第1の実施形態で図3が多数個取りする液晶装置の透視的平面図、図1は図3のE部を含む部分拡大図、図2は図1のB−B断面図である。図の符号は従来の技術で説明した図10と同じで、1は大型上基板、2は大型下基板、a1,a2,a3・b1,b2・・c1・・・は2点鎖線で示したスクライブライン31〜35及び51〜55に沿って切り離されるパネルである。大型基板1,2の内側には信号電極群、走査電極群及び該電極群と接続する接続端子群が配線され、該大型下基板1の端子エリア17(17a1、17b1、17c1)にそれぞれ該接続端子群が配置している。該大型基板1,2は11で代表される複数の封止枠を挟んで対向している。本発明にあっては図3のa1−b1、a2−b2のように楕円E部を介在し二つずつのパネルが対をなして構成されている。楕円E部が本発明の要点部分で、ここを含むパネルa1−b1の対を拡大したものが図1である。液晶注入口は突起24(24a1、24b1),25(25a1、、25b1)で形成され、それぞれの突起の一つ(パネルa1の突起25a1、パネルb1の突起25b1)は相手の注入口の中に入れ子となって位置する。対になる4つの突起24a1、25a1、24b1、25b1は二つのパネルを分断するスクライブライン32を跨ぐように形成されている。図1では、他方の注入口の入れ子になる突起25b1が前記他方の注入口の突起24a1と略平行に略直線状に形成されており、この方が好ましいが、必ずしも直線状とせねばならないこともない。
【0018】
このように突起部を形成しておくことにより、大型基板からa,b,c,dの短冊にする切断をスクライブライン31〜35に沿って行うと注入口を対向して対になったパネルの液晶注入口の中には切り離された突起が残る。図4は切断後のパネルb1を示す。該パネルb1の注入口を形成する突起24b1、25b1の間には切断前にはパネルa1の封止枠11a1と一体となっていた突起25a1の先端部25’a1が切り離されて位置する。該切り離された先端部25’a1は図10で説明したドテの役割を果たし、液晶封止材の流入防止や注入口の支柱の役割を果たす。
【0019】
このように切り離されてドテとなる突起は切断前は封止枠11の連続体して形成しているので、印刷パターニングをする事の多いドテ形成において、単独でドテを作るのに比べて扱いやすく、精度の高い形状が容易に実現できる。
【0020】
図5はパネルb1の注入口近辺の切断面を示す図4の部分的上面図である。切断面には液晶注入口である24b1、25b1の他に入れ子となりドテの機能を果たすパネルa1の突起先端25’a1と該パネルa1の他方の突起の先端部24’a1の断面が基板断面と同一面に現れる。従来のドテは注入口の中に入っていて、入れ子状態に無かったので、突起断面は液晶注入口である該24b1、25b1の二つしかなかった。本発明によれば図4に示すように断面積が容易に確保出来ることから、液晶封止するときの注入口を封止あるいは封口するときに用いる封止材との親和性が増して封止材の固定が安定し、より確実な封止が可能となる。このように本発明によれば単に突起部を広げるのではなく、封止材の固定をしっかり取ることが出来る。
【0021】
本発明では注入口を入れ子にするため、入れ子位置を任意の所に設定すると封止枠形状が左右非対称になる。この場合は一つの大型基板の中に注入口の位置が異なる2種類のパネルが出来ることになる。つまり、図1において入れ子の位置をパネルb1から見て右側に寄せると端子エリア17a1から見たパネルa1の入れ子位置は左に寄ることとなる。こうなると切断後の工程において、液晶注入や封止作業を行うときに2種類の治具を準備しなければならず不便を生ずる。また、封止枠内への液晶注入を平均的に行うためにも液晶注入口はパネルより中央に有ることが望まれている。この問題にはドテとなる突起の位置を特定する事で対応できる。注入口の幅、即ち突起間隔は全て同じとして図4で説明する。図4でt1は封止枠幅でパネルの中心線61はそのセンターラインである。t2は注入口の幅で、注入口となる突起の中央で定義される。突起の中心線62は、切断後ドテとなる突起25’a1の中心である。この時、該突起中心62が該封止枠中心61と注入口の幅t2の4分の1だけオフセットする事である。図4ではドテとなっている突起25’a1がパネル中心より右にオフセットしているので、パネルa1のドテとなるべきパネルb1の突起25b1の中心はパネル中心61から注入口幅の4分の1左側にオフセットすれば、パネルb1とa1の形が全く同じになることは容易に確認できよう。実際の作業にあたってはパネル外形、即ちスクライブライン51、52が作業基準となるので、実質同じになるパネル幅の中心61から注入口幅の4分の1だけオフセットした所に入れ子となる突起を位置すれば前記効果を得る。液晶注入口をこのように位置して切断した短冊aを180度回転すれば、短冊bと全く同一形状となるので、以降の工程は同一に扱うことが出来ると同時に、完成パネルの形状も全く同じものとなり、切断以降の工程は全く同一に行うことが出来る。また、中心からのオフセットも僅かであるから、液晶注入に際しても中心からのずれの影響をほとんど受けることなく液晶を平均的に注入するこができる。
【0022】
封止材の液晶部への流入を阻止するためにドテ形状はいろいろな形状が提案されている。例えば、従来技術で示した図10のドテ20と同じ形状が望まれるときには、入れ子となる角の先端を該ドテ20と同じ楕円形にすればよく、単独形状の印刷に比べて精度の良い形状印刷が容易である。
図6はドテ形状の異なる別の実施形態で図3のE部に相当するところを示す。26a1,27a1がパネルa1の、26b1、27b1がパネルb1の突起をであり、該突起先端26の形状がT型にした実施形態である。
図6では、他方の注入口の前記入れ子になる突起が前記他方の注入口の突起と略平行に略直線状に形成されていると共にその先端近傍から突出した突起を有する突起26b1を形成し不純物の進入を防いでいる。
このように如何なる形の形状であっても突起に連続した先端形状として扱えばよく、任意の形状に本発明は対応しうる。
【0023】
図7、8は本発明に関する他の実施形態で、液晶注入口が端子部に対して横に位置する場合である。図7は液晶装置の透視的平面図、図8は図7のF部周辺の部分拡大図である。本実施形態では端子部17に対して液晶注入口を形成する突起が横に位置しているので、対となるパネルはa1、a2である。符号は従来実施形態に準じてある。27a1、28a1はパネルa1の突起、27a2、28a2はパネルa2の突起であり、各突起はスクライブライン52を跨ぐように形成している。液晶注入、注入口封止は短冊状でバッチ処理するので、短冊にする切断工程はスクライブライン51〜55を最初に行う。即ち短冊はa1−b1−c1−d1のつながり方向で(以下a2−b2−c2−d2、a3−b3・・・)構成される。本実施形態においては対となるパネルの注入口は端子部17基準で左右が反対側になり、パネルの完全同一性は失うが、各突起はスクライブラインを跨ぐように形成されているので、スクライブライン52に沿っての切断後は入れ子になった突起の一つずつは他方のドテとなり、封止材の流入防止や強度的支柱の役割を果たすと同時に切断面が封止の確実性に寄与するする事には変わりない。
【0024】
この場合の入れ子注入口の位置設定には二つの選択がある。一つは液晶の注入時の平均化を重視する場合で、基準となる中心線63は封止枠幅t4の中心を採択する。もう一つはパネル外形を基準とした作業重視の場合で基準となる中心線63はパネル幅t5の中心を採択する。いずれの場合も該中心線63から入れ子となる突起の中心線64のオフセット量t6は注入口幅t3の4分の1である。このことにより、前者では液晶の注入口が封止枠中心に対してパネルa1、a2共に同じ位置になることから液晶の注入の同一化がはかれるし、後者では短冊切断後、一方の短冊(a2−b2−c2−d2)を180度上下を逆にすればパネル外形に対する注入口が他方の短冊(a1−b1−c1−d1)と同じ所に位置するようになるので、液晶注入や封止作業の治具を共通化しやすい。どちらを採択するかは、その時々の要求の強さによって決めれば良い。
このように本願発明は、大型基板に単個の液晶パネルが複数個分形成され後に単個の液晶パネルを取り出す多数個取り用の二つの大型基板を間隙を設けて対向配置し間隙に液晶を注入し封止するための封止枠が配設され前記封止枠には少なくとも二つの突起からなる液晶注入口を有する液晶装置において、該封止枠の液晶注入口は互いに対向して対をなして対パネルを構成し、該注入口を形成する二つの突起の一つが該対パネルの互いに他方の液晶注入口に入れ子になると同時に対パネルを分断する切断線を跨ぐように配置した構成を有する液晶装置であり、また、大型基板に単個の液晶パネルが複数個分形成され後に単個の液晶パネルを取り出す多数個取り用の二つの大型基板を間隙を設けて対向配置し間隙に液晶を注入し封止するための封止枠が配設され前記封止枠には少なくとも二つの突起からなる液晶注入口を有する液晶装置において、該封止枠の液晶注入口は互いに対向して対をなす2つずつの対パネルを構成し、該注入口を形成する二つの突起の一つが該対パネルの互いに他方の液晶注入口に入れ子になると同時に対パネルを分断する切断線を跨ぐように配置した構成を有す液晶装置である。
さらに、これらの液晶装置は、該入れ子になる突起が同一封止枠に連続する他方の突起よりも長い構成を有する。
さらに、これらの液晶装置は、前記他方の注入口の該入れ子になる突起が前記他方の注入口の突起と略平行に略直線状に形成されている構成を有する。
さらに、これらの液晶装置は、前記他方の注入口の前記入れ子になる突起が前記他方の注入口の突起と略平行に略直線状に形成されていると共にその先端近傍から突出した突起を有したことで不純物の進入を防ぐ構成を有する。
さらに、これらの液晶装置は、該入れ子になる突起の中心が中心を同じ方向に取る封止枠の中心またはパネル外形の中心から液晶注入口幅の4分の1をオフセットした位置にある構成を有する。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、多数個取りする液晶装置を製造する際、二つのパネルの注入口を向かい合わせにして対をなし、液晶注入口を形成する突起を互いに入れ子状にすると同時に両者を分離するスクライブラインを跨ぐように形成することにより、分離切断後切り離された突起の一部が封止材の流入防止や強度的支柱の機能を担うドテの役割を果たすことが出来る。また、スクライブにより突起切断と基板切断は同時に行われる事から同一断面にドテ断面も形成されるので、封止材との親和性が高まりしっかりとした封止が可能となる。
【0026】
さらには、ドテとなる突起は封止枠の連続体として形成していることから、任意の形状が形成出きると同時に精度の高い細密な形状の実現がしやすい。
【0027】
入れ子になる突起の位置をパネル中心から注入口幅の4分の1をオフセットする事により、注入口を形成する突起を入れ子形状にしながら大型基板による液晶装置内の各パネルの形状を全て同一としたり、パネル外形に対する注入口位置を同じにし、製造条件を同じにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】突起の入れ子状態を示す図3のE部を含む部分拡大図。
【図2】図1のB−B断面図。
【図3】本発明に係わる第1の実施形態を示す多数個取りをする液晶装置の透視的平面図。
【図4】図1の切断後の一つのパネルになったときの注入口封止枠形状を示す平面図。。
【図5】注入口の切断面を示す図4の部分的上面図。
【図6】本発明の他の実施形態で、突起先端形状が異なるものの部分図。
【図7】本発明の更に他の実施形態で液晶注入口が端子面に対して横に有る場合の透視的平面図。
【図8】図7のF部周辺の部分拡大図。
【図9】本発明に関わる従来の実施形態を示す多数個取りする液晶装置の透視的平面図。
【図10】図9の部分拡大図。
【図11】図10の断面図。
【図12】本発明に関わる従来の他の実施形態で、液晶注入口配置が異なる場合の部分図。
【符号の説明】
1、2 大型基板
11 封止枠
12、13 突起
14 走査電極群
15 信号電極群
17 端子エリア
18 接続端子群
20 従来のダボ
24、25 第1の突起
24’、25’ 第1の突起の先端部
26 先端形状の異なる突起
26a1、27a1 パネルa1の突起
26a2、27a2 パネルa2の突起
26b1、27b1 パネルb1の突起。
27、28 第2の突起
27’、28’ 第2の突起の先端部
31〜32、41〜44、51〜55 スクライブライン
52 スクライブライン
61 パネルの中心線
62、64 突起の中心線
a1、a2 パネル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid crystal sealing frame and a liquid crystal sealing in a liquid crystal device that simultaneously manufactures a plurality of liquid crystal panels.
[0002]
[Prior art]
A liquid crystal device with a liquid crystal sandwiched between two electrode substrates has a simple structure, so it requires a small and thin TV, personal computer, watch, camera display device, touch panel input device, and printer. It is used in a wide range of fields such as optical shutter devices. In manufacturing this liquid crystal panel, it is common to arrange a large number of panels having the same shape on a large substrate in the previous process and produce a large number of panels at the same time. In particular, small panels are widely used because a large number of products can be produced at the same time, resulting in a significant reduction in manufacturing cost.
[0003]
A large number of liquid crystal devices include two large substrates on which a plurality of liquid crystal driving electrodes corresponding to each panel are arranged, and a plurality of sealing frames that are sandwiched between the large substrates and enclose liquid crystals corresponding to each panel. It is composed with. FIG. 9 is a perspective plan view of a liquid crystal device to be taken in large numbers, showing a conventional embodiment relating to the present invention, FIG. 10 is a partially enlarged view of FIG. 9, and FIG. 1 is a large upper substrate, 2 is a large lower substrate, a1, a2, a3, b1, b2,... C1 are separated along
The opening of the sealing
[0004]
In the process of completing each panel as a liquid crystal panel from a large substrate, liquid crystal is injected and sealed by batch processing. This process is performed by making a large substrate into a strip shape. In order to make a strip shape, a scribe line along the liquid crystal inlet is cut. In other words, strips of a (a1 to a4), b (b1 to b4, the same applies below), c, and d are formed by cutting along the
Thus, many panels can be manufactured simultaneously by forming many panels on a large substrate.
[0005]
The sealing frame is formed by patterning a sealing material on one of the large substrates by printing and pressing the other large substrate. Since the sealing material is a thermosetting soft material such as an epoxy resin, a thick space is formed in the sealing frame before press contact, and the thickness is crushed to a predetermined thickness. For this reason, when the sealing frame is in a closed shape, there is no escape space for the air in the frame, and there is a risk of puncture due to the internal pressure. Since the liquid crystal inlet is open, it plays the role of air escape at the time of pressure contact, and the sealing frame shape is opened as a liquid crystal inlet of its own panel when it is sandwiched between large substrates before scribing In addition to having to be, it is not allowed to contact the sealing frame of the surrounding panel to become a dead end. That is, the area around the inlet must be open.
The
[0006]
Further, when the sealing material hardens, it hardens while shrinking. Since the inlet is vacant at the cut of the sealing frame, the shrinkage force tends to cause distortion of the substrate. The dote serves as a pillar of the space of the inlet, and also prevents the panel from being distorted by this contraction force.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Since the dote which prevents inflow of a sealing material is arrange | positioned in a narrow place, a big area cannot be taken. In general, the pattern is printed and patterned together with the sealing frame. As apparent from FIG. 10, the
As described above, it has been a problem to enable high-precision printing while ensuring the dope shape.
[0008]
In sealing the liquid crystal after the liquid crystal is injected, it is necessary to securely seal the injection port. In order to facilitate the cutting of the substrate, the scribe line is set not to cover the sealing frame. Therefore, in the liquid crystal device cut into a strip shape, there is a gap between the upper and lower substrates on the outer periphery of the sealing frame except for the cut surface of the projection which is the inlet. The liquid crystal remains in the gap after the liquid crystal filling operation. When sealing the liquid crystal injection port, it is desired to remove liquid crystal that does not have good affinity with the sealing material from the sealing portion. However, the gap between the upper and lower substrates is as narrow as about 4 to 10 microns, and the liquid crystal that has entered between the upper and lower substrates of the panel is difficult to remove, which is difficult with normal cleaning. Since the upper and lower substrate cross sections and the protrusion cross section are easy to clean, the surface and the sealing material are sealed together to seal. For this reason, it has been desired that the protrusion cross-sectional area be large. On the other hand, since unnecessarily widening the width of the protrusions makes the scribing operation difficult to that extent, there has been a demand for reducing the width as much as possible. One of the challenges was to deal with these conflicting requests in a well-balanced manner.
[0009]
In order to cut the inlet projection at the cross section of the substrate, the projection must exceed the scribe line, and the projection of the liquid crystal injection part must be made when the sealing frame is installed. At the same time as the long, the protrusion around the tip of the injection port is a release partMakeI have to keep it. Therefore, an area margin around the inlet is necessary. Referring to FIG. 10, since the projections 12b1 and 13b1 of the panel b1 must exceed the
[0010]
In order to solve the above-described problems, the present invention positions the liquid crystal injection port in the relatively center of the sealing frame, and one of the projections forming the injection port is nested in the injection port of the paired panel. With this shape, it is possible to cut all the projections at the same time when cutting both panels, and the tip of the cut nested projection becomes a dowel of the panel with the tip remaining and sealed. It is an object of the present invention to provide a liquid crystal device that restricts the inflow of a stopper and secures a sealing material to a panel more securely and does not hinder liquid crystal injection.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
To solve the above problemsIn the first means of the present invention, at least the electrode is disposed.Single panel on large substrateProtruding outward to correspond toProtrusionWithWith inletA step of disposing a sealing frame having a frame shape, a step of stacking and pressing two large substrates sandwiching the sealing frame, a step of injecting liquid crystal, a step of sealing the injection port, In a method of manufacturing a liquid crystal device having at least a step of cutting a substrate corresponding to a panel, the step of disposing the sealing frame nests the projections of the adjacent sealing frames facing each other with the injection port facing each other. One of the above-mentioned adjacently arrangedTo the inlet of the sealing frameOne of the protrusions arranged opposite to each other is longer than the other protrusion arranged outside the injection port of the other adjacent sealing frame and the injection port of the other adjacent sealing frame A method of manufacturing a liquid crystal device comprising: providing a bank inside the injection port of the other sealing frame adjacent to one of the projections by having a step of arranging so as to enter the inside of the liquid crystal is there.
[0012]
The second means of the present invention for solving the above problem is that, in the first means of the present invention, the projection of one sealing frame entering the inside of the inlet of the other sealing frame is the other of the other The method of manufacturing a liquid crystal device is characterized in that the liquid crystal device is formed in a substantially straight line substantially parallel to the projection of the injection port of the sealing frame.
[0013]
The third means of the present invention for solving the above-described problem has a plurality of sealing frames having injection ports arranged so as to face outward projections corresponding to a single liquid crystal device. In the multi-piece substrate, the projections of the injection port facing each other between the sealing frames adjacent to each other are nested in each other, and the injection port of one of the adjacent sealing frames One of the opposing projections is longer than the other projection disposed outside the injection port of the other adjacent sealing frame, and inside the injection port of the other adjacent sealing frame. The multi-piece substrate is characterized in that a bank is arranged inside the injection port of the other sealing frame adjacent to the one projection by having a configuration arranged so as to enter.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 are perspective plan views of the liquid crystal device according to the first embodiment of the present invention shown in FIG. 3, FIG. 1 is a partially enlarged view including a portion E in FIG. 3, and FIG. It is -B sectional drawing. 10 is the same as FIG. 10 described in the prior art, 1 is a large upper substrate, 2 is a large lower substrate, a1, a2, a3, b1, b2,... C1. It is a panel cut | disconnected along scribe lines 31-35 and 51-55. A signal electrode group, a scanning electrode group, and a connection terminal group connected to the electrode group are wired inside the
[0018]
By forming the protrusions in this way, a panel having a pair of a, b, c, and d stripped from the large substrate along the scribe lines 31 to 35 is formed with the inlets facing each other. A separated protrusion remains in the liquid crystal injection port. FIG. 4 shows the panel b1 after cutting. Between the projections 24b1 and 25b1 forming the inlet of the panel b1, the panel a1 is cut before cutting.SealingThe tip 25'a1 of the protrusion 25a1 that has been integrated with the frame 11a1 is cut off and positioned. The separated distal end portion 25'a1 serves as the stub described with reference to FIG. 10, and serves to prevent the inflow of the liquid crystal sealing material and as a support for the injection port.
[0019]
Since the protrusions that are cut off and formed as such are formed as a continuous body of the sealing
[0020]
FIG. 5 is a partial top view of FIG. 4 showing a cut surface of the panel b1 near the inlet. In addition to the liquid crystal inlets 24b1 and 25b1, the cut surface has a section of the projection tip 25'a1 of the panel a1 which functions as a dowel and the other projection of the other side of the panel a1 and the cross section of the substrate. Appear in the same plane. Since the conventional dote was in the injection port and was not nested, the projection cross section had only the two liquid crystal injection ports 24b1 and 25b1. According to the present invention, the cross-sectional area can be easily secured as shown in FIG.Used to seal or seal the inletThe affinity with the sealing material is increased, the fixing of the sealing material is stabilized, and more reliable sealing is possible. As described above, according to the present invention, it is possible to firmly fix the sealing material instead of simply expanding the protrusion.
[0021]
In the present invention, since the injection port is nested, if the nesting position is set at an arbitrary position, the shape of the sealing frame becomes asymmetrical. In this case, two types of panels having different inlet positions can be formed in one large substrate. In other words, when the nesting position in FIG.a1The nesting position of the panel a1 viewed from the left side is shifted to the left. In this case, two types of jigs must be prepared when performing liquid crystal injection and sealing work in the step after cutting, which causes inconvenience. In addition, the liquid crystal injection port is provided on the panel for average liquid crystal injection into the sealing frame.LeIt is desirable to be in the center. This problem can be dealt with by specifying the position of the protrusion that becomes a defect. The explanation will be given with reference to FIG. In FIG. 4, t1 is the sealing frame width.Panel center line61 is the center line. t2 is the width of the injection port and is defined at the center of the projection serving as the injection port.Center line of protrusion62 is a protrusion that becomes a defect after cutting2The center of 5'a1. At this time, the
[0022]
Various shapes have been proposed to prevent the sealing material from flowing into the liquid crystal part. For example, when the same shape as the
FIG. 6 shows another embodiment having a different shape, corresponding to the E portion of FIG. In this embodiment, 26a1 and 27a1 are the projections of the panel a1, 26b1 and 27b1 are the projections of the panel b1, and the shape of the tip 26 of the projection is T-shaped.
In FIG. 6, a projection 26b1 having a projection protruding from the vicinity of the tip is formed by forming the projection to be nested in the other inlet into a substantially straight line substantially parallel to the projection of the other inlet. Is prevented from entering.
In this way, any shape can be treated as a tip shape continuous with the protrusion, and the present invention can correspond to any shape.
[0023]
7 and 8 show another embodiment relating to the present invention, in which the liquid crystal injection port is located laterally with respect to the terminal portion. 7 is a perspective plan view of the liquid crystal device, and FIG. 8 is a diagram.7It is the elements on larger scale of the F part periphery. In the present embodiment, since the projections forming the liquid crystal injection port are located laterally with respect to the
[0024]
There are two options for setting the position of the nested inlet in this case. One is a case where importance is attached to averaging at the time of liquid crystal injection, and the
As described above, in the present invention, a plurality of single liquid crystal panels are formed on a large substrate, and then a large number of large substrates for taking out a single liquid crystal panel are arranged opposite to each other with a gap therebetween. In a liquid crystal device in which a sealing frame for injecting and sealing is provided and the sealing frame has a liquid crystal injection port formed of at least two protrusions, the liquid crystal injection ports of the sealing frame are opposed to each other. A pair panel is formed, and one of the two protrusions forming the inlet is nested in the other liquid crystal inlet of the pair panel and is disposed so as to straddle a cutting line that divides the pair panel. In addition, a plurality of single liquid crystal panels are formed on a large substrate and a large number of large substrates for taking out a single liquid crystal panel are taken out and a large number of large substrates are arranged opposite each other with a gap between them. For injecting and sealing In the liquid crystal device having a liquid crystal injection port formed of at least two protrusions in the sealing frame, the liquid crystal injection port of the sealing frame includes two paired panels that face each other and form a pair. A liquid crystal device having a configuration in which one of the two protrusions forming the injection port is disposed so as to straddle a cutting line that divides the pair panel at the same time as being nested in the other liquid crystal injection port of the pair panel is there.
Furthermore, these liquid crystal devices have a structure in which the nesting protrusion is longer than the other protrusion that continues to the same sealing frame.
Further, these liquid crystal devices have a configuration in which the nesting protrusion of the other inlet is formed in a substantially straight line substantially parallel to the protrusion of the other inlet.
Further, in these liquid crystal devices, the projections that are nested in the other injection port are formed substantially in a straight line substantially parallel to the projections of the other injection port, and have projections that protrude from the vicinity of the tip. Thus, the structure prevents the entry of impurities.
Further, these liquid crystal devices have a configuration in which the center of the nesting protrusion is located at a position offset by a quarter of the liquid crystal inlet width from the center of the sealing frame or the center of the panel outer shape taking the center in the same direction. Have.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when manufacturing a liquid crystal device that takes a large number, a pair of injection holes of two panels face each other and the projections forming the liquid crystal injection holes are nested. By forming so as to straddle the scribe line that separates the two, a part of the protrusion separated after the separation and cutting can play a role of preventing the inflow of the sealing material and serving as a strength support. In addition, the cutting of the protrusion and the cutting of the substrate are performed simultaneously by scribing.RuAs a result, the cross section is also formed in the same cross section, so that the affinity with the sealing material is increased and a firm sealing is possible.
[0026]
Furthermore, since the protrusions serving as the dowels are formed as a continuous body of the sealing frame, an arbitrary shape can be formed, and at the same time, a precise and precise shape can be easily realized.
[0027]
By offsetting the quarter of the inlet width from the center of the panel by nesting the position of the nesting protrusion, the shape of each panel in the liquid crystal device with a large substrate is made the same while nesting the protrusion forming the inlet. In addition, the inlet position relative to the panel outer shape can be made the same, and the manufacturing conditions can be made the same.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged view including a portion E in FIG.
2 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 3 is a perspective plan view of a multi-cavity liquid crystal device showing a first embodiment according to the present invention.
4 is a plan view showing the shape of an injection port sealing frame when it becomes one panel after cutting in FIG. 1. FIG. .
FIG. 5 is a partial top view of FIG. 4 showing a cut surface of the inlet.
FIG. 6 is a partial view of another embodiment of the present invention having different protrusion tip shapes.
FIG. 7 is a perspective plan view when a liquid crystal injection port is lateral to a terminal surface in still another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a partially enlarged view around the portion F in FIG. 7;
FIG. 9 is a perspective plan view of a liquid crystal device in which a plurality of liquid crystal devices according to a conventional embodiment relating to the present invention are taken.
10 is a partially enlarged view of FIG. 9;
11 is a cross-sectional view of FIG.
FIG. 12 is a partial view when the arrangement of liquid crystal injection holes is different in another conventional embodiment related to the present invention.
[Explanation of symbols]
1, 2 Large substrate
11 Sealing frame
12, 13 protrusion
14 Scanning electrode group
15 Signal electrode group
17 Terminal area
18 Connection terminal group
20 Conventional dowels
24, 25 First protrusion
24 ', 25' first projection tip
26 Projections with different tip shapes
26a1, 27a1 Projection of panel a1
26a2, 27a2 Projection of panel a2
26b1, 27b1 Projection of panel b1.
27, 28 Second protrusion
27 ', 28' The tip of the second protrusion
31-32, 41-44, 51-55 scribe line
52 Scribe Line
61 Panel center line
62, 64 Center line of protrusion
a1, a2 Panel
Claims (3)
前記封止枠を挟んで2枚の大型基板を重ねて圧着する工程、
液晶を注入する工程、
前記注入口を封止する工程、
単個のパネルに対応して基板を切断する工程を少なくとも有する液晶装置の製造方法において、
前記封止枠を配設する工程が
前記注入口を対向させて隣り合う前記封止枠の前記突起を互いに入れ子をなすごとく配設し
隣り合う一方の前記封止枠の前記注入口に対向して配設される前記突起の一方は
隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の外側に配設された他方の突起より長く、
且つ隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に入り込む様に配設する工程を有することで
一方の前記突起で隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に土手を配設することを特徴とする液晶装置の製造方法。 A step of disposing a sealing frame having a frame shape having an inlet provided with a protrusion protruding outward so as to correspond to a single panel on a large substrate on which at least electrodes are disposed ;
A step of laminating and bonding two large substrates with the sealing frame interposed therebetween;
Injecting liquid crystal,
Sealing the inlet;
In a method of manufacturing a liquid crystal device having at least a step of cutting a substrate corresponding to a single panel,
The step of disposing the sealing frame includes
The projections of the sealing frames adjacent to each other with the injection ports facing each other are arranged so as to nest each other.
One of the protrusions arranged to face the injection port of one of the adjacent sealing frames is
Longer than the other protrusion disposed outside the inlet of the other adjacent sealing frame,
And having a step of arranging so as to enter the inside of the injection port of the other adjacent sealing frame.
A method of manufacturing a liquid crystal device, wherein a bank is disposed inside the injection port of the other sealing frame adjacent to one of the protrusions.
前記封止枠が
隣り合う前記封止枠の間で対向する前記注入口の前記突起が互いに入れ子をなしており
隣り合う一方の前記封止枠の前記注入口で対向している前記突起の一方は
隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の外側に配設された他方の突起より長く、
且つ隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に入り込む様に配設された構成を有することで
一方の前記突起で隣り合う他方の前記封止枠の前記注入口の内部に土手を配設することを特徴とする多数個取基板。 In a multi-piece substrate having a plurality of sealing frames each having an injection port arranged so as to face outward projections corresponding to a single liquid crystal device,
The sealing frame
The projections of the injection port facing each other between the adjacent sealing frames are nested with each other
One of the projections facing each other at the injection port of one of the adjacent sealing frames is
Longer than the other protrusion disposed outside the inlet of the other adjacent sealing frame,
And having a configuration arranged to enter the inside of the inlet of the other adjacent sealing frame
A multi-piece substrate, wherein a bank is disposed inside the injection port of the other sealing frame adjacent to one of the protrusions.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36873299A JP3914672B2 (en) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | Multiple substrate and liquid crystal device manufacturing method using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36873299A JP3914672B2 (en) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | Multiple substrate and liquid crystal device manufacturing method using the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001183678A JP2001183678A (en) | 2001-07-06 |
JP3914672B2 true JP3914672B2 (en) | 2007-05-16 |
Family
ID=18492607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36873299A Expired - Fee Related JP3914672B2 (en) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | Multiple substrate and liquid crystal device manufacturing method using the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3914672B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105572976A (en) * | 2015-12-25 | 2016-05-11 | 信利半导体有限公司 | Array substrate, manufacturing method thereof and display panel |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4006284B2 (en) * | 2002-07-17 | 2007-11-14 | 株式会社 日立ディスプレイズ | Liquid crystal display |
JP5018778B2 (en) * | 2006-08-23 | 2012-09-05 | 富士通株式会社 | Display element and electronic paper and electronic terminal using the same |
JP5043517B2 (en) * | 2007-06-05 | 2012-10-10 | 株式会社ジャパンディスプレイイースト | Liquid crystal display device and liquid crystal display panel |
JP5298038B2 (en) * | 2010-01-29 | 2013-09-25 | 株式会社ジャパンディスプレイウェスト | Mother board for liquid crystal display device and method of manufacturing liquid crystal display device |
KR20150047358A (en) | 2013-10-24 | 2015-05-04 | 삼성디스플레이 주식회사 | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP36873299A patent/JP3914672B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105572976A (en) * | 2015-12-25 | 2016-05-11 | 信利半导体有限公司 | Array substrate, manufacturing method thereof and display panel |
CN105572976B (en) * | 2015-12-25 | 2018-10-30 | 信利半导体有限公司 | A kind of array substrate and its manufacturing method, display panel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001183678A (en) | 2001-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8908126B2 (en) | Liquid crystal display and manufacturing method thereof | |
JP3914672B2 (en) | Multiple substrate and liquid crystal device manufacturing method using the same | |
US20010022640A1 (en) | Liquid crystal device and manufacturing method therefor | |
JP4087949B2 (en) | Electro-optical device manufacturing method and electro-optical device | |
CN108363229A (en) | Display device and manufacturing method thereof | |
US6894758B1 (en) | Liquid crystal device and manufacturing method thereof | |
JP3224421B2 (en) | Alignment mark | |
JP2004061688A (en) | Substrate for liquid crystal display device, liquid crystal display device equipped with same, and method for manufacturing same | |
US8059077B2 (en) | Display device and manufacturing method of display device | |
KR100498630B1 (en) | Liquid crystal display | |
CN111201560A (en) | Flexible display screen and cutting and trimming method thereof | |
CN111142710A (en) | Touch panel and alignment detection method | |
JPH1124079A (en) | Liquid crystal display device | |
JP2000019536A (en) | Manufacture of liquid crystal display device | |
JP7265768B2 (en) | Biosensor manufacturing method and biosensor | |
JP2004212423A (en) | Liquid crystal display element | |
JP2001183680A (en) | Liquid crystal device | |
JPH0516582A (en) | Ic card | |
JP5329324B2 (en) | Method for manufacturing liquid crystal display device and substrate for liquid crystal display device | |
JP2001091957A (en) | Sealing frame and liquid crystal device using the same | |
JP4203674B2 (en) | Structure for forming liquid crystal cell and method for producing the same | |
JPH082743Y2 (en) | Transparent digitizer sensor plate | |
JP2745544B2 (en) | Manufacturing method of TFT type liquid crystal display device | |
JP3190693B2 (en) | Color liquid crystal display | |
JP3541610B2 (en) | Manufacturing method of liquid crystal display device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050318 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070205 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209 Year of fee payment: 7 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |