JP3913462B2 - Fingerprint tablet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入室者の指紋を照合し、予め登録されている指紋データと一致した際に、扉に設置された電気錠を解錠するように制御する指紋錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、マンションや戸建住宅では玄関扉、或いはその他の扉を施錠するために各種の鍵が使用されている。ところが、鍵で施錠するタイプの扉では、人が出入りする際に、鍵を用いて施錠し、且つ、解錠する操作が必要であるので、居住者は外出時には常時鍵を持ち歩かなければならない。また、鍵を紛失した場合には、扉を解錠することができない。また、鍵穴に針金などを挿入し、不正な方法で鍵をこじ開ける技術が広まっており、このような方法を用いて、住居内に他者が侵入する虞があった。
【0003】
そこで、このような問題を解決するために、予め居住者の指紋を登録しておき、解錠時に指紋を入力し、これらを照合して一致が確認された際に、電気錠を解錠する指紋錠が提案され、実用に供されている。このような方法を用いることにより、居住者は鍵を持ち歩く必要が無く、また、鍵がこじ開けられる心配がないので、防犯上極めて有用である。
【0004】
このような指紋錠の従来例として、例えば、特開平10−184130号公報(以下、従来例という)に記載されたものが知られている。該従来例に記載された指紋錠は、扉の外側に設置された指紋照合器に搭載される検出窓に入室者の指先を載置し、この状態で指先を下側に押下すると、カメラのスイッチがオンとなり、指先の指紋が撮像される構成を有している。そして、撮像された指紋と、予め登録されている指紋データとを照合し、これらの一致が確認された場合に、電気錠を解錠するように構成されている。
【0005】
ところが、このような従来例に記載された指紋錠では、入室者が検出窓に指先を載置し、該検出窓を押下した時点で指紋照合装置のスイッチが投入されるので、カメラのウォームアップ時間を考慮すると、指先を載置してから指紋の撮像が終了するまでに、2〜3秒程度の時間を要してしまう。つまり、入室者は、検出窓の上に2〜3秒間指を置き続けなければならず、煩わしさがある。
【0006】
そこで、この問題を解決するために、指紋照合装置を常時ウォームアップ状態にして待機しておく方法が考えられるが、このような方法では、ウォームアップ状態を維持するために、微弱ではあるが所定の電力が必要となり、特に、電源として乾電池を用いている場合には、電池の寿命が短くなるという問題が発生する。
【0007】
また、指紋照合装置に、電源投入用のスイッチを設置しておき、入室者は、一旦このスイッチを投入してカメラをウォームアップさせた後、検出窓に指を載置するようにして、指を載置する時間を短縮化する方法も考えられるが、一度スイッチを押してから、指を検出窓の上に載置するという操作は2回の操作を必要とするので、依然として入室者の煩わしさを解消することはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、従来における指紋錠では、入室者の指紋を検出し、検出された指紋が登録された指紋と一致した場合に、電気錠を解錠することができるので、鍵を持ち歩くという面倒さを解消することができるものの、指紋照合時に、2〜3秒程度検出窓の上に指先を載置しなければならないので、操作が面倒であるという欠点があった。
【0009】
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、入室者による一連の動作で、カメラをウォームアップ状態とすることができ、短時間で入室者の指紋を撮像することのできる指紋錠を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、入室者の指紋と予め登録された指紋とが一致した際に、扉に設けられた電気錠を解錠する指紋錠において、前記扉の外側に設置され、前記入室者の指先を載置する検出窓、及び該検出窓に置かれた指先の指紋を撮像する撮像手段を具備した指紋検出手段と、予め登録された指紋データを記憶する指紋データ記憶手段と、前記指紋検出手段で検出された指紋データと、登録された指紋データとを照合し、一致が確認された際に前記電気錠を解錠する制御手段と、を有し、前記指紋検出手段は、更に、前記検出窓を開閉可能に覆うカバーと、該カバーが開いたことを検出するスイッチ手段を搭載し、前記スイッチ手段にてカバーが開いたことが検出された際に、前記指紋検出手段の電源を投入することが特徴である。
【0011】
請求項2に記載の発明は、前記カバーは、ヒンジ部を有し、該ヒンジ部を軸として旋回可能とされ、前記スイッチ手段は、前記ヒンジ部の近傍に設けられた機械式スイッチであることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、前記指紋検出手段は、下方に押圧可能とされ、且つ、該指紋検出手段の下方には、指押さえスイッチが設置され、該指押さえスイッチが投入されたことを検知して、前記撮像手段による撮像を開始することを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明は、前記電気錠を、前記扉の外側から施錠するためのロックスイッチを有し、前記制御手段は、電気錠が施錠されているときに、ロックスイッチが投入された際に、前記指紋検出手段の電源を投入することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る指紋錠の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この指紋錠1は、制御中枢となるCPU(制御手段)2と登録された指紋データを記憶するメモリ(指紋データ記憶手段)3とを有し、扉の内側に配置されるコントローラ6と、扉の外側に配置され、入室者の指紋を検出する指紋入力ユニット7と、を具備している。コントローラ6は、乾電池5より電源電圧が供給されている。なお、乾電池5以外の直流電源を用いることも可能である。
【0015】
更に、指紋データを登録する際に使用する登録キースイッチ8と、メモリ3に設定される指紋データの登録エリア番号を選択する選択スイッチ10と、削除スイッチ9と、表示部4とを具備している。
【0016】
CPU2は、指紋入力ユニット7より得られる指紋データと、メモリ3に予め登録されている登録データとを照合し、その一致、不一致を検出する指紋照合部2aと、扉に設けられている2つの電気錠23(主錠23a、補助錠23b)の施錠、解錠を制御する電気錠制御部2bとを具備している。
【0017】
図2は、指紋入力ユニット7の外観を示す正面図、図3は、指紋錠1の横断面図である。図2、図3に示すように、指紋入力ユニット7は、入室者の指先を載置する検出窓11、及び該検出窓11の上に載置された指先の指紋を撮像するためのカメラ(撮像手段)14とからなる指紋センサー(指紋検出手段)15を有しており、更に、検出窓11の上方を覆うようにカバー13が配置されている。そして、カバー13は、ヒンジ12にて上下方向に旋回可能とされているので、該カバー13を旋回させることにより、検出窓11の部分を開閉することができる。
【0018】
カバー13は、上方に旋回させて所定のデッドポイントを超えると、上側に旋回した状態で固定されるようになされている。更に、ヒンジ12の近傍には、カバー13が開かれたときに(即ち、上方に旋回したときに)オンとされるカバースイッチ(スイッチ手段)19が取り付けられている。
【0019】
また、図3に示すように、指紋センサー15の下部には、指置きスイッチ16が配置されており、該指置きスイッチ16の接点16aは、指紋センサー15の下面に接している。そして、指紋センサー15は、接点16aの弾性力により、ヒンジ17を支点として上方に持ち上がる方向に付勢されている。従って、入室者が検出窓11上に指先を載置し、この状態で指紋センサー15を下方に押下すると、指置きスイッチ16がオンとなる。
【0020】
また、指紋入力ユニット7の前面側下方には、ロックボタン20が設置されており、該ロックボタン20を押すことにより、ロックスイッチ21がオンとなるように構成されている。
【0021】
そして、指置きスイッチ16、カバースイッチ19、及びロックスイッチ21の投入信号は、扉22の内側に配置されるコントローラ6のCPU2(図1)に供給されるようになっている。
【0022】
図4は、扉22を外側から見たときの斜視図、図5は、扉22を内側から見たときの斜視図であり、図示のように、指紋錠1の下側の2カ所には、電気錠23(主錠23a、補助錠23b)が設置されている。各電気錠23(23a、23b)は、扉22の内側に配置されるサムターン24と、扉22の外側に配置される機械式シリンダ錠25とを有している。そして、電気錠23(23a、23b)が解錠状態にあるときには、扉22の内側でサムターン24を操作するか、或いは、扉22の外側にてロックボタン20を押すことにより、施錠することができる。また、電気錠23が施錠状態にあるときには、扉22の内側でサムターン24を操作するか、専用のキーを用いて扉22の外側の機械式シリンダ錠25を操作するか、或いは、指紋錠1にて入室者の指紋と登録された指紋との一致が確認された際に、解錠することができる。
【0023】
図6,図7は、図1に示すCPU2による処理手順を示すフローチャートであり、以下このフローチャートを参照しながら本実施形態の作用について説明する。
【0024】
乾電池5より電圧が供給されると(ステップST1)、登録キースイッチ8がオンとされたかどうかが判断される(ステップST2)。そして、登録キースイッチ8がオンとされた場合には(ステップST2でYES)、指紋データの登録・削除の処理に移行する。
【0025】
この処理では、まず、指紋センサー15の電源をオンとし(ステップST17)、更に、登録キースイッチ8はオンとされているから(ステップST18でYES)、引き続き、選択スイッチ10がオンとされているかどうかが判断される(ステップST19)。そして、選択スイッチ10がオンとされた場合には、指紋データ登録用のメモリ3の登録エリア番号がインクリメントされて表示部4に表示される(ステップST22)。次いで、表示された登録エリア番号に、既に指紋データが登録されている場合には(ステップST23でYES)、再度選択スイッチ10を押すことにより、登録エリア番号をインクリメントして未登録の登録エリアを検索する。
【0026】
未登録の登録エリアが存在した場合には(ステップST23でNO)、登録者は指紋センサー15の検出窓11の上に指先をのせ、該検出窓11を下方に押圧する。これにより、図3に示したヒンジ17を中心として指紋センサー15が若干下側に移動するので、指置きスイッチ16の接点16aがオンになる(ステップST24)。この信号を受けてカメラ14は、検出窓11上に載置された指先の指紋を撮像する処理を行う(ステップST25)。
【0027】
そして、この登録操作についての仮登録データが存在するかどうかが判断される(ステップST26)。仮登録データが存在しない場合には(ステップST26でNO)、撮像された指紋データ仮登録データとし(ステップST29)、再度ステップST18からの処理を繰り返し、指紋データの入力処理を行う。次いで、ステップST26の処理で、仮登録データが存在することが確認されるので、仮登録データ(1回目に入力した指紋データ)と、2回目に入力した指紋データとを比較し(ステップST27)、両者の一致が確認された場合には(ステップST27でYES)、この指紋データを、選択した登録エリア番号に対応させて、メモリ3内に記憶する処理を行う(ステップST28)。
【0028】
また、登録されている指紋データを削除したい場合には、ステップST20、ST21の処理により、所望する登録エリア番号に記憶されている指紋データを削除することができる。なお、登録キースイッチ8がオンされたときに、全ての登録エリアに指紋データが登録されている場合には、指紋センサー15の電源をオンとせず、登録エリアデータが削除された後にオンとしても良い。
【0029】
他方、ステップST2の処理で、登録キースイッチ8がオンとされていない場合には、電気錠23(主錠23a、補助錠23b)の状態に変化があるかどうかが判断され(ステップST3)、変化があると判断された場合には(ステップST3でYES)、いずれか一方の電気錠23が解錠状態から施錠状態に切り替えられたかどうかが判断される(ステップST7)。
【0030】
そして、解錠状態から施錠状態に切り替えられた場合には(ステップST7でYES)、2つの電気錠23を共に施錠状態とする(ステップST9)。つまり、主錠23aのみが施錠された場合には、これと連動して補助錠23bが施錠され、同様に、補助錠23bのみが施錠された場合には、これと連動して主錠23aが施錠されるように動作する。
【0031】
電気錠23の状態に変化がない場合には(ステップST3でNO)、メモリ3に登録された指紋データが存在するかどうかが判断され(ステップST4)、指紋データが登録されている場合には(ステップST4でYES)、ロックスイッチ21がオンとされたかどうかが判断される(ステップST5)。そして、ロックスイッチ21がオンとされた場合には(ステップST5でYES)、主錠23a、補助錠23bが共に解錠状態であるかどうかが判断され(ステップST8)、共に解錠状態である場合には(ステップST8でYES)、これらを施錠状態とする(ステップST9)。
【0032】
また、ロックスイッチ21がオフの状態でカバースイッチ19がオンとされた場合、或いは、ロックスイッチ21がオンとされ、且つ主錠23a、或いは補助錠23bのいずれかが施錠されている場合(ステップST8でNO)には、指紋を照合する操作に移行する。
【0033】
即ち、まず、指紋センサー15の電源をオンとして該指紋センサー15を待機状態とする(ステップST10)。次いで、指紋入力センサ15の動作が安定するまでの時間が経過した後(ステップST11)、指置きスイッチ16がオンとされたかどうかが判断される(ステップST12)。ここで、入室者が検出窓11の上に指先を載置し、指置きタイム以内に該検出窓11を下方に押圧した場合には(ステップST13でNO)、指置きスイッチ16がオンとなるので(ステップST12でYES)、カメラ14により、指先の指紋を撮像する処理が行われる(ステップST14)。そして、撮像された指紋データと、メモリ3内に予め登録されている指紋データとを比較する処理が行われ(ステップST15)、一致が確認された場合には(ステップST15でYES)、2つの電気錠23を解錠する(ステップST16)。その後、指紋センサー15の電源をオフとし(ステップST30)、電源ラッチをオフとする(ステップST31)。また、指紋データと、登録データとの一致が確認されない場合には(ステップST15でNO)、解錠されない。
【0034】
こうして、指紋データの登録、削除の処理、入力した指紋データを照合する処理、及び、電気錠23の施錠、解錠の処理が行われるのである。そして、本実施形態の指紋錠1では、ロックスイッチ21がオンとされた場合、或いは、カバー13が上方に旋回され、カバースイッチ19がオンとされたときに、指紋センサー15の電源がオンとなり、該指紋センサー15が待機状態となるので、入室者は、指先を検出窓11の上に載置して、指置きスイッチ16をオンとすると、即時に指紋データの入力が行われる。
【0035】
従って、入室者は指先を検出窓11の上に長時間載置し続ける必要が無いので、指紋の照合操作を簡素化することができる。
【0036】
即ち、指紋センサー15は、電源がオンとされてから約2〜3秒程度のウォームアップ時間が必要であり、本実施形態の指紋錠1では、入室者は指紋を入力する前に、必ずカバー13を開くという操作を行うので、カバースイッチ19と連動して指紋センサー15の電源をオンとすることにより、指紋入力時にはウォームアップが終了していることになる(カバー13を開いてから検出窓11に指先を乗せるまでに、2〜3秒程度の時間が経過する)。よって、入室者が検出窓11の上に指先を載置した後、即時に指紋データが撮像されるので、入室者に煩わしさを感じさせることがなくなる。
【0037】
また、カバースイッチ19が故障し、カバー13を開いても指紋センサー15の電源がオンとならない場合には、ロックボタン20を押すことにより、電源をオンとすることができるので、このような場合でも指紋を入力することができる。
【0038】
なお、本実施形態では、カバー13として、上下に旋回して検出窓11の部分を覆うように構成されたものを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、左右に開くように構成されたカバーを用いることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る指紋錠では、入室者がカバーを開くことにより、指紋検出手段の電源がオンとされるので、検出窓に指先を載置したときには既に撮像手段のウォームアップが完了した状態となり、即時に指紋を撮像することができる。これにより、入室者は一連の操作で違和感なく指紋を入力することができ、指先を載置した状態で長時間(2〜3秒の時間)待たされるという欠点を解消することができる。
【0040】
また、ロックスイッチを押すことにより指紋検出手段の電源をオンとすることができるので、カバーが開いた状態で放置された場合や、カバースイッチ(スイッチ手段)が故障した場合においても、確実に指紋を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る指紋錠の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】指紋入力装置の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る指紋錠の正面図である。
【図4】指紋錠が取り付けられた扉を外側から見たときの斜視図である。
【図5】指紋錠が取り付けられた扉を内側から見たときの斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態の動作手順を示すフローチャートの第1の分図である。
【図7】本発明の一実施形態の動作手順を示すフローチャートの第2の分図である。
【符号の説明】
1 指紋錠
2 CPU(制御手段)
3 メモリ(指紋データ記憶手段)
4 表示部
5 乾電池
6 コントローラ
7 指紋入力ユニット
8 登録キースイッチ
9 削除スイッチ
10 選択スイッチ
11 検出窓
12 ヒンジ(ヒンジ部)
13 カバー
14 カメラ(撮像手段)
15 指紋センサー(指紋検出手段)
16 指置きスイッチ
16a 接点
17 ヒンジ
19 カバースイッチ(スイッチ手段)
20 ロックボタン
21 ロックスイッチ
22 扉
23 電気錠
23a 主錠
23b 補助錠
24 サムターン
25 機械式シリンダ錠[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fingerprint lock that controls to unlock an electric lock installed on a door when a fingerprint of a room occupant is verified and matched with pre-registered fingerprint data.
[0002]
[Prior art]
Generally, various keys are used to lock an entrance door or other doors in an apartment or a detached house. However, in a door that is locked with a key, when a person goes in and out, it is necessary to perform an operation of locking and unlocking with the key, so that the resident must always carry the key when going out. Also, if the key is lost, the door cannot be unlocked. In addition, there has been a widespread technique for inserting a wire or the like into a keyhole and prying the key out in an unauthorized manner. There is a risk that others may enter the house using such a method.
[0003]
Therefore, in order to solve such problems, the resident's fingerprint is registered in advance, the fingerprint is input at the time of unlocking, and the match is confirmed by checking these, and the electric lock is unlocked. Fingerprint tablets have been proposed and are in practical use. By using such a method, the resident does not need to carry the key and there is no worry that the key can be pry open, which is extremely useful for crime prevention.
[0004]
As a conventional example of such a fingerprint tablet, for example, one described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-184130 (hereinafter referred to as a conventional example) is known. The fingerprint lock described in the conventional example places the fingertip of the occupant on the detection window mounted on the fingerprint collator installed outside the door, and when the fingertip is pressed downward in this state, The switch is turned on, and the fingerprint of the fingertip is imaged. Then, the imaged fingerprint and the fingerprint data registered in advance are collated, and when the match is confirmed, the electric lock is unlocked.
[0005]
However, in such a fingerprint tablet described in the conventional example, the fingerprint collation device is switched on when the room occupant places the fingertip on the detection window and presses the detection window. Considering the time, it takes about 2 to 3 seconds from the placement of the fingertip to the end of fingerprint imaging. That is, the person entering the room must keep placing his finger on the detection window for 2 to 3 seconds, which is bothersome.
[0006]
Therefore, in order to solve this problem, a method in which the fingerprint collation device is always warmed up and waited is conceivable. However, in such a method, in order to maintain the warm-up state, although it is weak, it is predetermined. In particular, when a dry battery is used as a power source, there is a problem that the battery life is shortened.
[0007]
In addition, a switch for turning on the power is installed in the fingerprint verification device, and the room occupant temporarily turns on this switch to warm up the camera, and then places the finger on the detection window. Although it is possible to reduce the time for placing the camera, the operation of pressing the switch once and placing the finger on the detection window requires two operations. Cannot be resolved.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional fingerprint lock, the fingerprint of the occupant is detected, and when the detected fingerprint matches the registered fingerprint, the electric lock can be unlocked. However, there is a drawback that the operation is troublesome because the fingertip has to be placed on the detection window for about 2 to 3 seconds at the time of fingerprint collation.
[0009]
The present invention has been made in order to solve such a conventional problem, and an object of the present invention is to enable a camera to be in a warm-up state by a series of operations by a room occupant, and in a short time. An object of the present invention is to provide a fingerprint lock that can capture a fingerprint of a resident.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
[0011]
According to a second aspect of the present invention, the cover has a hinge portion, and can be turned around the hinge portion, and the switch means is a mechanical switch provided in the vicinity of the hinge portion. It is characterized by.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, the fingerprint detection means can be pressed downward, and a finger press switch is installed below the fingerprint detection means, and the finger press switch is turned on. It detects, and the imaging by the said imaging means is started.
[0013]
The invention according to
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a fingerprint lock according to an embodiment of the present invention. As shown in the figure, this
[0015]
Furthermore, a registration key switch 8 used for registering fingerprint data, a
[0016]
The
[0017]
FIG. 2 is a front view showing the appearance of the
[0018]
When the
[0019]
As shown in FIG. 3, a
[0020]
Further, a
[0021]
The input signals of the
[0022]
4 is a perspective view of the
[0023]
6 and 7 are flowcharts showing the processing procedure by the
[0024]
When a voltage is supplied from the dry battery 5 (step ST1), it is determined whether or not the registration key switch 8 is turned on (step ST2). If the registration key switch 8 is turned on (YES in step ST2), the process proceeds to fingerprint data registration / deletion processing.
[0025]
In this process, first, the
[0026]
If there is an unregistered registration area (NO in step ST23), the registrant puts his fingertip on the
[0027]
Then, it is determined whether or not temporary registration data for this registration operation exists (step ST26). If there is no provisional registration data (NO in step ST26), the captured fingerprint data is provisional registration data (step ST29), and the process from step ST18 is repeated again to perform the fingerprint data input process. Next, since it is confirmed in step ST26 that temporary registration data exists, the temporary registration data (fingerprint data input for the first time) is compared with the fingerprint data input for the second time (step ST27). If the match is confirmed (YES in step ST27), the fingerprint data is stored in the
[0028]
If it is desired to delete the registered fingerprint data, the fingerprint data stored in the desired registration area number can be deleted by the processes of steps ST20 and ST21. If fingerprint data is registered in all the registration areas when the registration key switch 8 is turned on, the
[0029]
On the other hand, if the registration key switch 8 is not turned on in step ST2, it is determined whether or not the state of the electric lock 23 (
[0030]
When the unlocked state is switched to the locked state (YES in step ST7), the two electric locks 23 are both brought into the locked state (step ST9). That is, when only the
[0031]
If there is no change in the state of the electric lock 23 (NO in step ST3), it is determined whether or not there is fingerprint data registered in the memory 3 (step ST4). If fingerprint data is registered, (YES in step ST4), it is determined whether or not the
[0032]
Further, when the
[0033]
That is, first, the
[0034]
In this way, processing for registering and deleting fingerprint data, processing for collating input fingerprint data, and processing for locking and unlocking the electric lock 23 are performed. In the
[0035]
Therefore, since it is not necessary for the room occupant to place the fingertip on the
[0036]
That is, the
[0037]
If the
[0038]
In the present embodiment, the
[0039]
【The invention's effect】
As described above, in the fingerprint lock according to the present invention, the fingerprint detection means is turned on when the occupant opens the cover. Therefore, when the fingertip is placed on the detection window, the imaging means is already warmed up. Is completed, and a fingerprint can be captured immediately. Thereby, the person who enters the room can input the fingerprint without a sense of incongruity by a series of operations, and the drawback of waiting for a long time (2 to 3 seconds) with the fingertip placed can be solved.
[0040]
In addition, since the power of the fingerprint detection means can be turned on by pressing the lock switch, even if the cover is left open or when the cover switch (switch means) breaks down, the fingerprint can be reliably detected. Can be entered.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram showing a configuration of a fingerprint lock according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view illustrating a configuration of a fingerprint input device.
FIG. 3 is a front view of a fingerprint lock according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view of a door to which a fingerprint lock is attached as viewed from the outside.
FIG. 5 is a perspective view of a door to which a fingerprint lock is attached as viewed from the inside.
FIG. 6 is a first partial view of a flowchart showing an operation procedure of one embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a second partial view of the flowchart showing the operation procedure of the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1
3 Memory (fingerprint data storage means)
4
13
15 Fingerprint sensor (fingerprint detection means)
16
20
Claims (4)
前記扉の外側に設置され、前記入室者の指先を載置する検出窓、及び該検出窓に置かれた指先の指紋を撮像する撮像手段を具備した指紋検出手段と、
予め登録された指紋データを記憶する指紋データ記憶手段と、
前記指紋検出手段で検出された指紋データと、登録された指紋データとを照合し、一致が確認された際に前記電気錠を解錠する制御手段と、
を有し、
前記指紋検出手段は、更に、前記検出窓を開閉可能に覆うカバーと、該カバーが開いたことを検出するスイッチ手段を搭載し、前記スイッチ手段にてカバーが開いたことが検出された際に、前記指紋検出手段の電源を投入することを特徴とする指紋錠。In the fingerprint lock that unlocks the electric lock provided on the door when the fingerprint of the resident matches the pre-registered fingerprint,
A fingerprint detection means installed outside the door and provided with a detection window for placing the fingertip of the occupant and an imaging means for imaging the fingerprint of the fingertip placed on the detection window;
Fingerprint data storage means for storing fingerprint data registered in advance;
Control means for comparing the fingerprint data detected by the fingerprint detection means with registered fingerprint data and unlocking the electric lock when a match is confirmed;
Have
The fingerprint detection means further includes a cover that covers the detection window so as to be openable and closable, and a switch means that detects that the cover is opened. When the switch means detects that the cover is opened, A fingerprint lock, wherein the fingerprint detection means is turned on.
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