JP3911887B2 - Communication terminal device - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を介して発信元情報を受信する受信手段を備えた親機と少なくとも１つの子機とから構成される通信端末装置に関し、特に、前記発信元情報をグループ化し、該グループに対応する呼出先を記憶する呼出先情報記憶手段を親機に設けると共に、この呼出先情報記憶手段に記憶される呼出先を設定変更する呼出先設定手段を各子機にも設けることにより、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先を子機からも容易に変更することが可能となると共に、通信回線を介した受信に対する適切な呼び出しをすることが可能な通信端末装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、電話機等の通信端末装置においては、発信元情報を受信可能な受信手段を備えた通信端末装置が種々提案されている。例えば、親機と複数の子機とから構成される通信端末装置においては、各発信元情報に対応した親機又は子機の呼び出し先を、選択キー等の入力によって選択することにより、個別に設定できる親機が提案されている。これにより、親機は受信した発信元情報に基づいて、予め設定された子機を選択して呼び出すことが可能となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような通信端末装置では、受信した発信元情報に対する親機又は子機の呼出先は変更がなされない限り固定的なものであるため、利用者が所定の発信元情報に対し呼出先として設定された子機が置かれている部屋から別の子機が置かれている部屋に移動した場合には、当該別の子機は、前記所定の発信元情報受信の報知をしないため、利用者は当該受信に対して適切な対応をとることができないという問題がある。また、受信した発信元情報に対する親機又は子機の呼出先を変更するためには、利用者は親機の置かれている部屋まで行って、設定し直す必要があり、呼出先の変更が煩雑であるという問題がある。
【０００４】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、通信回線を介して発信元情報を受信する受信手段を備えた親機と少なくとも１つの子機とから構成される通信端末装置において、前記発信元情報をグループ化し、該グループに対応する呼出先を記憶する呼出先情報記憶手段を親機に設けると共に、この呼出先情報記憶手段に記憶される呼出先を設定変更する呼出先設定手段を各子機にも設けることにより、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先を子機からも容易に変更することが可能となると共に、通信回線を介した受信に対する適切な呼び出しをすることが可能な通信端末装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項１に係る通信端末装置は、通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とを備え、該親機は、前記受信手段によって受信された発信元情報に基づいて、鳴動信号を送信する子機を選択可能な通信端末装置において、複数の発信元情報をグループ化するために、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、前記グループ情報に親機、又は子機を対応付けて記憶することにより、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機を特定するための呼出先情報記憶手段と、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係を設定するための呼出先設定手段と、前記受信手段により発信元情報が受信された場合に、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に受信された発信元情報と一致するものがあるか否かを判断する判断手段と、その判断手段により一致するものがあると判断された場合に、その発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、呼出先情報記憶手段においてそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴動信号を送信するように制御する制御手段とを備え、前記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先設定手段により前記グループと呼出先との対応関係が新規に設定された場合には、設定前の対応関係を消去することを特徴とする。
【０００６】
このような特徴を有する請求項１に係る通信端末装置によれば、該通信端末装置は、通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とから構成され、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機を特定するための呼出先情報記憶手段とが設けられている。また、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係は、呼出先設定手段によって設定される。また、呼出先設定手段によりグループと呼出先との対応関係が新規に設定された場合には、そのグループに対して設定前の呼出先が消去され、新規の呼出先のみがそのグループに対する呼出先として設定される。そして、親機に設けられた前記受信手段により発信元情報が受信され、前記グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に当該受信された発信元情報と一致するものがあると判断された場合には、前記グループ情報記憶手段に記憶されている該発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、前記呼出先設定手段によって設定されて、呼出先情報記憶手段に記憶されているそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴動信号が送信される。
このように、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶することにより、複数の発信元情報をグループ化することが可能になると共に、該グループに対応する呼出先となる親機又は子機が呼出先設定手段によって設定されるため、例えば、利用者が所定のグループに対して呼出先として設定されている親機又は子機の置かれている部屋から、別の子機が置かれている部屋に移動した場合には、この所定のグループに対する呼出先を前記呼出先設定手段により別の子機の方に変更することにより、所定のグループに含まれる複数の発信元情報を、元々設定されている呼出先から他の呼出先に一括して容易に変更することができ、通信回線を介した受信に対する適切な呼出を行うことができる。
また、グループ情報に対応する呼出先として、新規に設定された呼出先にのみ鳴動信号が送信されるため、当該グループ情報に対応した利用者が移動した所に設置されている親機又は子機を介して呼び出し可能となり、次の使用者が消去操作を行うことが不必要となる。
【０００７】
また、請求項２に係る通信端末装置は、請求項１に記載の通信端末装置において、前記呼出先設定手段は、前記子機に設けられ、任意の子機から所望とする前記グループ情報を指定することで、呼出先情報記憶手段において、指定されたグループの呼出先として前記任意の子機が設定されることを特徴とする。
【０００８】
このような特徴を有する請求項２に係る通信端末装置によれば、請求項１に記載の通信端末装置において、各子機に呼出先設定手段が設けられており、任意の子機から所定のグループ情報を指定することで、該任意の子機が呼出情報記憶手段にこの指定したグループの呼出先として設定される。
このように、呼出先設定手段が各子機に設けられているため、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先を子機からも容易に設定することが可能となり、わざわざ親機の置かれている部屋に行って、変更操作を行うといった手間を省くことができる。また、その際、子機において所望のグループを指定することで、そのグループに含まれる複数の発信元情報の呼出先を一括して変更することが可能となるため、効率よく呼出先の変更を行うことができる。
【０００９】
また、請求項３に係る通信端末装置は、通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とを備え、該親機は、前記受信手段によって受信された発信元情報に基づいて、鳴動信号を送信する子機を選択可能な通信端末装置において、複数の発信元情報をグループ化するために、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、前記グループ情報に親機、又は子機のうちのいずれか１つだけを対応付けて記憶することにより、各グループに対して呼出先と なる子機、又は親機のうちのいずれか１つだけを特定するための呼出先情報記憶手段と、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係を設定するための呼出先設定手段と、前記受信手段により発信元情報が受信された場合に、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に受信された発信元情報と一致するものがあるか否かを判断する判断手段と、その判断手段により一致するものがあると判断された場合に、その発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、呼出先情報記憶手段においてそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴動信号を送信するように制御する制御手段とを備え、前記呼出先設定手段は、前記子機に設けられ、該子機から所望とする前記グループ情報を新規に指定することで、前記呼出先情報記憶手段において、新規に指定されたグループ情報に対応する呼出先が当該子機に設定変更されることを特徴とする。
【００１０】
このような特徴を有する請求項３に係る通信端末装置によれば、該通信端末装置は、通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とから構成され、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機のうちのいずれか１つだけを特定するための呼出先情報記憶手段とが設けられている。また、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係は、呼出先設定手段によって設定される。また、各子機に呼出先設定手段が設けられており、この子機から所定のグループ情報を指定することで、当該子機が呼出情報記憶手段にこの指定したグループ情報に対応する呼出先として設定される。そして、親機に設けられた受信手段により発信元情報が受信され、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に当該受信された発信元情報と一致するものがあると判断された場合には、グループ情報記憶手段に記憶されている該発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、呼出先設定手段によって設定されて、呼出先情報記憶手段に記憶されているそのグループ情報に対応する呼出先に鳴動信号が送信される。
このように、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶することにより、複数の発信元情報をグループ化することが可能になると共に、該グループに対応する呼出先となる親機又は子機が呼出先設定手段によって設定されるため、例えば、利用者が所定のグループに対して呼出先として設定されている親機又は子機の置かれている部屋から、別の子機が置かれている部屋に移動した場合には、この所定のグループに対する呼出先を呼出先設定手段により別の子機の方に変更することにより、所定のグループに含まれる複数の発信元情報を、元々設定されている呼出先から他の呼出先に一括して容易に変更することができ、通信回線を介した受信に対する適切な呼出を行うことができる。
また、呼出先設定手段が各子機に設けられているため、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先を子機からも容易に設定することが可能となり、わざわざ親機の置かれている部屋に行って、変更操作を行うといった手間を省くことができる。また、その際、子機において所望のグループを指定することで、そのグループに含まれる複数の発信元情報の呼出先を一括して当該子機に変更することが可能となるため、効率よく呼出先の変更を行うことができる。
【００１１】
【００１２】
【００１３】
さらに、請求項４に係る通信端末装置は、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の通信端末装置において、前記発信元情報は、電話番号であることを特徴とする。
【００１４】
このような特徴を有する請求項４に係る通信端末装置によれば、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の通信端末装置において、前記発信元情報は、電話番号であるため、前記グループ情報記憶手段に、この電話番号に対応させて、各グループ情報を記憶させることが可能となる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信端末装置について、本発明を留守番録音機能付きのコードレス電話機につき具体化した実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の概略構成について図１及び図２に基づき説明する。図１は本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の概略構成を示すブロック図である。図２は本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の操作パネルの正面図である。
【００１６】
先ず、親機の概略構成を図１に基づいて説明する。図１に示すように、電話回線２０に接続される親機１の概略構成は、発信元電話番号付加判別手段２、着信信号検出手段３、ラインリレー４、発信元電話番号判別手段５、終話検出手段６、通話回路７、応答メッセージ送出手段８、伝言メッセージ録音手段９、アンプ１０、スピーカ１１、ＣＰＵ１２、ＲＯＭ１３、ＥＥＰＲＯＭ１４、ＲＡＭ１５、ダイヤル発信手段１６、無線送受信部１７、アンテナ１８、操作パネル１９、ＬＣＤ（liquid crystal display）２１、タイマ２２、及び呼び出し手段２３等を備えている。
電話回線２０には、加入者線交換機からアナログ回線等に送出される発信元情報としての発信元電話番号データ等を受信する機能を有する発信元電話番号受信端末を起動するために、交換機から送られる発信元電話番号受信端末起動信号を受信する発信元電話番号付加判別手段２が、回線閉結用のラインリレー４を介さずに直接接続されている。同様に、電話回線２０には、着信信号を検出する着信信号検出手段３が、回線閉結用のラインリレー４を介さずに直接接続されている。さらに、電話回線２０には、ラインリレー４を介して、発信元電話番号データ等を含む通話情報を受信し、発信元電話番号データを検出する発信元電話番号判別手段５、発信者の終話を検出する終話検出手段６、及び電話回線２０との通話を行う通話回路７が接続されている。
【００１７】
一方、親機１の全体を制御するＣＰＵ１２が設けられ、発信元電話番号付加判別手段２、着信信号検出手段３、ラインリレー４、発信元電話番号判別手段５、及び終話検出手段６はＣＰＵ１２に接続されている。また、通話回路７には、応答メッセージを送出する応答メッセージ送出手段８と、発信者の伝言メッセージを記録し再生する伝言メッセージ録音手段９とが接続され、この応答メッセージ送出手段８と伝言メッセージ録音手段９とは、ＣＰＵ１２にも接続されている。そして、伝言メッセージ録音手段９には、アンプ１０を介して伝言メッセージを発声するスピーカ１１が接続されている。
【００１８】
また、ＣＰＵ１２には、電話機機能等を実行するのに必要な各種プログラム等を記憶しているＲＯＭ１３、各種の登録データやフラッグ等を記憶しているＥＥＰＲＯＭ１４、及び各種ディジタルデータを一時記憶するＲＡＭ１５が接続されている。また、ＥＥＰＲＯＭ１４には、後述の電話番号データテーブル７５（図５参照）が記憶される電話番号データテーブル記憶エリア１４Ａや、後述の呼出先データテーブル７６（図６参照）が記憶される呼出先データテーブル記憶エリア１４Ｂ等が設けられている。
【００１９】
また、ＣＰＵ１２には、通話回路７に接続され、テンキー等で構成されるダイヤル発信手段１６、子機５１（図３参照）に送信すべき情報を変調してアンテナ１８を介して送出する無線送受信部１７、再生操作や発信操作等の操作を行うための各種キーや入力指示情報等が表示されるＬＣＤ２１等が配置されている操作パネル１９、一定時間を計測してタイムアウト信号を出力するタイマ２２、呼び出し音により着信を知らせる呼び出し手段２３、及びマイク２４等が接続されている。
【００２０】
次に、親機１の操作パネル１９の構成を図２に基づいて説明する。図２に示すように、操作パネル１９にはＬＣＤ２１が左上側に配設されるとともに、マイク２４及び留守番録音機能をセットする留守録ボタン４８が右上側に配設されている。更に、操作パネル１９上の左側位置には、ダイヤル入力を行うためのダイヤルキー３８が配置されている。かかるダイヤルキー３８には、「０」乃至「９」の数値キー、アスタリスクキー３９、及び、シャープキー４１が包含されている。また、ダイヤルキー３８の左下側にはスピーカホンキー４３が配置されており、かかるスピーカホンキー４３は、通話をマイク２４とスピーカ１１に切り換えてスピーカホンモード（不図示の受話器がマイク２４とスピーカ１１とに切り換えられて、受話器を取ることなく通話を行えるモード）を設定するためのキーである。また、マイク２４は、スピーカホンモードに切り換えられた際に、通話者の声を採音するものである。
また、操作パネル１９のダイヤルキー３８の右側には、各種機能を選択するための機能ボタン４２等が設けられている。また、ダイヤルキー３８の上側には、機能ボタン４２によって選択された機能の設定項目がＬＣＤ２１に表示された際に設定の入力をするセットキー４５、及び設定項目の内容表示を順次変更させる送りキー４６、４７が配置されている。
更に、操作パネル１９の右側下方には、伝言メッセージ録音手段９に録音されている伝言の再生指示を入力する再生キーＰ、及び録音再生等を停止させる停止ボタン４４等の親機１として必要な各種のキーが配置されている。
【００２１】
次に、子機の概略構成について図３及び図４に基づいて説明する。図３は本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の子機の概略構成を示すブロック図である。図４は本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の子機の操作パネルの要部の正面図である。尚、このようなコードレス電話機の親機１には複数の子機の接続が可能であるが、本実施形態においては、説明上２台の子機が接続されているものとする。また、親機１に接続される各子機には、予め「１」又は「２」の識別番号が付されている（以下、各々「子機１号」、「子機２号」という）。そして、各子機１号、２号の構成は、全てほぼ同じ構成である。
【００２２】
先ず、子機１号の概略構成を図３に基づいて説明する。図３に示すように、子機１号５１の概略回路構成は、ＣＰＵ５２、ＲＯＭ５３、ＲＡＭ５４、操作パネル５５、ＬＣＤ（liquid crystal display）５６、無線送受信部５７、アンテナ５８、呼び出し手段５９、アンプ部６０、スピーカ６１、及びマイク６２等を備えている。ＣＰＵ５２、ＲＯＭ５３、ＲＡＭ５４、操作パネル５５、ＬＣＤ５６、無線送受信部５７、呼び出し手段５９、及びアンプ部６０は、バス線により相互に接続されている。また、無線送受信部５７には、アンテナ５８が接続され、アンプ部６０には、スピーカ６１及びマイク６２が接続されている。尚、子機１号５１は、不図示の充電器に載置されている。
【００２３】
ＣＰＵ５２は、ＲＯＭ５３に記憶されている制御プログラム等に従って子機１号５１の全体を制御する。操作パネル５５は、キースイッチ群等からなり、使用者の操作に応じた操作信号をＣＰＵ５２に出力する。ＬＣＤ５６は、使用者の操作等に応じた情報や入力指示情報等が表示される。無線送受信部５７は、親機１に送信すべき情報を変調してアンテナ５８を介して送出すると共に、親機１からの情報を受信し、復調してＣＰＵ５２に出力する。呼び出し手段５９は、呼び出し音により着信を知らせる。アンプ部６０は、ＣＰＵ５２の制御により音声情報や報知情報を増幅してスピーカ６１に出力し、マイク６２からの音声情報等を変調してＣＰＵ５２に出力する。
【００２４】
次に、子機１号５１の操作パネル５５の構成を図４に基づいて説明する。図４に示すように、子機１号５１の操作パネル５５の正面には、入力キーとして、１２個のダイヤルキー６５、外線キー６６、内線／保留キー６７、電話帳キー６８、リダイヤル／ポーズキー６９、着信記憶／キャッチキー７０、スピーカホンキー７１、音量キー７２、及び機能ボタン７３が設けられている。
【００２５】
ダイヤルキー６５は、使用者が被呼先を特定するための呼出識別データとしての電話番号等を入力するためのものである。外線キー６６は、外線にアクセスするときに使用するためのものである。内線／保留キー６７は、内線にアクセスするときや、外線を保留しておくときに使用するためのものである。電話帳キー６８は、電話帳を使用するためのものである。リダイヤル／ポーズキー６９は、リダイヤル及びポーズのために使用するものである。着信記憶／キャッチキー７０は、着信した電話番号の電話帳への記憶、及びキャッチホンを受けるために使用するものである。スピーカホンキー７１は、通話をマイク６２とスピーカ６１に切り換えてスピーカホンモード（子機１号５１を手に取ることなく通話を行えるモード）を設定するためのキーである。音量キー７２は、スピーカ６１の出力音量を調整するために使用するものである。また、機能ボタン７３は、各種機能を選択するために使用するものである。
【００２６】
次に、親機１のＥＥＰＲＯＭ１４の電話番号データテーブル記憶エリア１４Ａに記憶されている電話番号データテーブル７５について図５に基づいて説明する。図５は本実施形態に係る親機１のＥＥＰＲＯＭ１４の電話番号データテーブル記憶エリア１４Ａに記憶される電話番号データテーブル７５の一例を示す図である。
図５に示されるように、電話番号データテーブル７５は、発信元を表す「電話番号」、この「電話番号」に対応する発信元の「名前」、及びこの「電話番号」に対応する「グループ名」から構成されている。この電話番号データテーブル７５の「グループ名」には、後述のように「Ａ」、「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｄ」のいずれかが選択されて登録される。すなわち、電話番号データテーブル７５に格納される電話番号はＡ〜Ｄのいずれかのグループに属することになる。また、各「Ａ」、「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｄ」には、本実施形態の通信端末装置の各利用者が対応している。
具体的に、「電話番号」が「０５２１２３４５６７」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「アイウエオ」、及び「グループ名」は「Ａ」である。即ち、発信元の「電話番号」が「０５２１２３４５６７」の場合には、発信元の「名前」は「アイウエオ」、所属する「グループ名」は「Ａ」である。
また、「電話番号」が「０５２１２３５６７８」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「カキクケコ」、及び「グループ名」は「Ｄ」である。即ち、発信元の「電話番号」が「０５２１２３５６７８」の場合には、発信元の「名前」は「カキクケコ」、所属する「グループ名」は「Ｄ」である。
また、「電話番号」が「０５２１２３６７８９」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「サシスセソ」、及び「グループ名」は「Ｃ」である。即ち、発信元の「電話番号」が「０５２１２３６７８９」の場合には、発信元の「名前」は「サシスセソ」、所属する「グループ名」は「Ｃ」である。
また、「電話番号」が「０５２１２３７８９０」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「タチツテト」、及び「グループ名」は「Ｂ」である即ち、発信元の「電話番号」が「０５２１２３７８９０」の場合には、発信元の「名前」は「タチツテト」、所属する「グループ名」は「Ｂ」である。。
また、「電話番号」が「０５２１２３８９０１」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「ナニヌネノ」、及び「グループ名」は「Ｃ」である。即ち、発信元の「電話番号」が「０５２１２３８９０１」の場合には、発信元の「名前」は「ナニヌネノ」、所属する「グループ名」は「Ｃ」である。
さらに、「電話番号」が「０５２１２３９０１２」の場合には、この「電話番号」に対応する「名前」は「ハヒフヘホ」、及び「グループ名」は「Ａ」である。即ち、発信元の「電話番号」が「０５２１２３９０１２」の場合には、発信元の「名前」は「ハヒフヘホ」、所属する「グループ名」は「Ａ」である。
尚、図５には、登録されたデータ例として６件の例が示されているが、最大登録件数は記憶容量が許す限り任意である。
【００２７】
次に、親機１のＥＥＰＲＯＭ１４の呼出先データテーブル記憶エリア１４Ｂに記憶されている呼出先データテーブル７６について図６に基づいて説明する。図６は本実施形態に係る親機１のＥＥＰＲＯＭ１４の呼出先データテーブル記憶エリア１４Ｂに記憶される呼出先データテーブル７６の一例を示す図である。
図６に示すように、呼出先データテーブル７６は、電話番号データテーブル７５のグループ名に共通する「グループ名」、及びこの「グループ名」に対応する「呼び出し先」から構成されている。この「呼び出し先」は本実施形態では子機１号、子機２号及び親機であり、鳴動信号の送信先を表している。また、各「グループ名」に対応する「呼び出し先」は後述のように、親機又は各子機１号、２号から設定変更することが可能である。
具体的に、「グループ名」が「Ａ」の場合には、「呼び出し先」は「子機１号」である。即ち、電話番号データテーブル７５において「グループ名」が「Ａ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機１号」に鳴動信号が送信される。
また、「グループ名」が「Ｂ」の場合には、「呼び出し先」は「子機２号」である。即ち、電話番号データテーブル７５において「グループ名」が「Ｂ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機２号」に鳴動信号が送信される。
また、「グループ名」が「Ｃ」の場合には、「呼び出し先」は「親機」である。即ち、電話番号データテーブル７５において「グループ名」が「Ｃ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「親機」に鳴動信号が送信される。
さらに、「グループ名」が「Ｄ」の場合には、「呼び出し先」は「子機１号」である。即ち、電話番号データテーブル７５において「グループ名」が「Ｄ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機１号」に鳴動信号が送信される。
尚、図６には、「グループ名」として４件の例が示されているが、最大登録件数は任意である。即ち、４名以上の利用者が利用可能である。
【００２８】
ここで、発信元電話番号付加判別手段２及び発信元電話番号判別手段５により受信手段が構成される。また、ダイヤルキー３８、機能ボタン４２、セットキー４５、及び各送りキー４６、４７等により親機１の電話番号データテーブル７５の登録手段が構成される。また、ＥＥＰＲＯＭ１４の電話番号データテーブル記憶エリア１４Ａは、グループ情報記憶手段として機能する。そして、「グループ名」がグループ情報を構成する。また、ＥＥＰＲＯＭ１４の呼出先データテーブル記憶エリア１４Ｂは、呼出先情報記憶手段として機能する。また、ダイヤルキー３８、機能ボタン４２、セットキー４５、及び各送りキー４６、４７等により親機１の呼出先設定手段が構成され、ダイヤルキー６５，機能ボタン７３等により各子機１号、２号の呼出先設定手段が構成される。また、ＣＰＵ１２、ＲＯＭ１３、及びＲＡＭ１５は、判断手段及び制御手段を構成する。
【００２９】
次に、親機１における電話番号データテーブル７５の各データの登録処理の手順について図７に基づいて説明する。図７は本実施形態に係る親機１のＥＥＰＲＯＭ１４の電話番号データテーブル記憶エリア１４Ａに記憶される電話番号データテーブル７５の各データの登録処理のフローチャートである。
先ず、図７に示されるように、ステップ（以下、Ｓと略記する）１において、ＣＰＵ１２は、操作パネル１９の機能ボタン４２の押下により、ＬＣＤ２１に「キノウ：ＴＥＬトオロク」を表示し、続くセットキー４５の押下により電話番号データテーブル７５の各データ登録機能の設定処理を実行する。
【００３０】
続いて、Ｓ２において、ＣＰＵ１２は、ＬＣＤ２１に「ＴＥＬ？：」を表示する。そして、ＣＰＵ１２は、ダイヤルキー３８の各キーを順次押下されると、この各キーに対応する数値をＬＣＤ２１に表示すると共に、セットキー４５の押下により、それまで入力された番号データを電話番号として電話番号データテーブル７５（図５参照）の「電話番号」に記憶する。
例えば、ダイヤルキー３８のテンキーを、「０」、「５」、「２」、「１」、「２」、「３」、「４」、「５」、「６」、「７」と順次押下された場合には、ＬＣＤ２１に「ＴＥＬ？：０５２１２３４５６７」と表示し、セットキー４５を一度押下されると、電話番号データテーブル７５の「電話番号」に「０５２１２３４５６７」を記憶する。
【００３１】
そして、Ｓ３において、ＣＰＵ１２は、ＬＣＤ２１に「ナマエ？：」を表示する。そして、ＣＰＵ１２は、文字入力モードに移行し、ダイヤルキー３８の各キーを順次押下されると、この各キーに対応する文字、記号をＬＣＤ２１に「ナマエ？：」に続けて表示すると共に、電話番号データテーブル７５（図５参照）の「電話番号」に対応する「名前」として記憶する。
例えば、ＣＰＵ１２は、ダイヤルキー３８の「１」のキーを一度押下されてセットキー４５を一度押下されると、ＬＣＤ２１に「ナマエ？：ア」と表示する。続いて、「１」のキーを二度押下されてセットキー４５を一度押下されると、ＬＣＤ２１に「ナマエ？：アイ」と表示する。続いて、「１」のキーを三度押下されてセットキー４５を一度押下されると、ＬＣＤ２１に「ナマエ？：アイウ」と表示する。続いて、「１」のキーを四度押下されてセットキー４５を一度押下されると、ＬＣＤ２１に「ナマエ？：アイウエ」と表示する。続いて、「１」のキーを五度押下されてセットキー４５を一度押下されると、ＬＣＤ２１に「ナマエ？：アイウエオ」と表示する。そして、再度、セットキー４５を押下されると、それまでに入力された文字、記号データを電話番号データテーブル７５（図５参照）の「０５２１２３４５６７」の「電話番号」に対応する「名前」に「アイウエオ」を記憶する。
【００３２】
続いて、Ｓ４において、ＣＰＵ１２は、ＬＣＤ２１に「グループ？：」を表示する。そして、ＣＰＵ１２は、ダイヤルキー３８のキーを押下されると、このキーに対応する文字、記号をＬＣＤ２１に「グループ？：」に続けて表示すると共に、セットキー４５の押下により、その入力された文字あるいは記号データを電話番号データテーブル７５（図５参照）の「電話番号」に対応する「グループ名」として記憶する。
例えば、ＣＰＵ１２は、ダイヤルキー３８の「１」のキーを一度押下されてセットキー４５を一度押下されると、ＬＣＤ２１に「グループ？：Ａ」と表示する。そして、セットキー４５を一度押下されると、電話番号データテーブル７５（図５参照）の「０５２１２３４５６７」の「電話番号」に対応する「グループ名」に「Ａ」を記憶する。
【００３３】
そして、Ｓ５において、ＣＰＵ１２は、登録終了か否かを判定する。即ち、ＬＣＤ２１に「オワリ？：Ｙ／Ｎ」と表示し、ダイヤルキー３８の「９」のキーか「５」のキーのいずれかが押下されるのを待つ。そして、ダイヤルキー３８の「５」のキーが押下された場合には、登録が終了していないと判定し（Ｓ５：ＮＯ）、再度、Ｓ２以降の処理を実行する。
また、ダイヤルキー３８の「９」のキーが押下された場合には、登録終了と判定し（Ｓ５：ＹＥＳ）、親機１の電話番号データテーブル７５のデータの登録処理を終了する。
【００３４】
次に、親機１における呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」の変更処理について図８及び図９に基づいて説明する。尚、親機１及び各子機１号、２号からの呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」の変更処理の手順は、ほぼ同じであるため、子機２号による呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」の変更処理の手順について説明する。図８は本実施形態に係る親機１のＥＥＰＲＯＭ１４の呼出先データテーブル記憶エリア１４Ｂに記憶される呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」の子機２号による変更処理のフローチャートである。図９は本実施形態に係る子機２号による呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」の変更処理後を示す図である。
先ず、図８に示されるように、Ｓ１１において、子機２号のＣＰＵ５２は、操作パネル５５の機能ボタン７３の押下により、ＬＣＤ５６に「キノウ：グループトオロク」を表示し、続くダイヤルキー６５の「０」のキーの押下により呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」データ変更機能の設定処理を実行する。
【００３５】
続いて、Ｓ１２において、ＣＰＵ５２は、ＬＣＤ５６に「グループ？：」を表示する。そして、ＣＰＵ５２は、ダイヤルキー６５のキーを押下されると、このキーに対応する文字、記号をＬＣＤ５６に「グループ？：」に続けて表示すると共に、続くダイヤルキー６５の「０」のキーの押下により、先に入力された文字、記号データを呼出先データテーブル７６（図６参照）の「グループ名」として記憶する。
例えば、ＣＰＵ５２は、ダイヤルキー６５の「１」のキーを一度押下されて、続くダイヤルキー６５の「０」のキーを押下されると、ＬＣＤ５６に「グループ？：Ａ」と表示し、「０」のキーをもう一度押下されると、ＲＡＭ５４に「グループ名」として「Ａ」を記憶する。
【００３６】
そして、Ｓ１３において、ＣＰＵ５２は、変更終了か否かを判定する。即ち、ＬＣＤ５６に「グループＡ：Ｙ／Ｎ」と表示し、ダイヤルキー６５の「９」のキーか「５」のキーのいずれかが押下されるのを待つ。そして、ダイヤルキー６５の「５」のキーが押下された場合には、変更が終了していないと判定し（Ｓ１３：ＮＯ）、再度、Ｓ１２以降の処理を実行する。
また、ダイヤルキー６５の「９」のキーが押下された場合には、ＣＰＵ５２は、変更終了と判定し（Ｓ１３：ＹＥＳ）、Ｓ１４において、無線送受信部５７及びアンテナ５８を介して、ＲＡＭ５４から再度、読み込んだ「グループ名」である「Ａ」と一致する呼出先データテーブル７６の「グループ名」に対する「呼び出し先」を「子機２号」に変更することを要求する変更要求信号を親機１に送信する。そして、該変更要求信号をアンテナ１８及び無線送受信部１７を介して受信したＣＰＵ１２は、呼出先データテーブル７６の「グループ名」が「Ａ」に対する「呼び出し先」を「子機１号」から「子機２号」に変更して記憶し、当該変更処理を終了する。
【００３７】
この変更された呼出先データテーブル７６を図９に基づいて説明する。図９に示すように、変更後の呼出先データテーブル７７は、「グループ名」が「Ａ」に対応する「呼び出し先」が「子機１号」から「子機２号」に変更されている。
よって、「グループ名」が「Ａ」の場合には、「呼び出し先」は「子機２号」である。即ち、「グループ名」が「Ａ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機２号」に鳴動信号が送信される。
同様に、「グループ名」が「Ｂ」の場合にも、「呼び出し先」は「子機２号」である。即ち、「グループ名」が「Ｂ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機２号」に鳴動信号が送信される。
また、「グループ名」が「Ｃ」の場合には、「呼び出し先」は「親機」である。即ち、「グループ名」が「Ｃ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「親機」に鳴動信号が送信される。
さらに、「グループ名」が「Ｄ」の場合には、「呼び出し先」は「子機１号」である。即ち、「グループ名」が「Ｄ」に設定されている電話番号からの着信の場合には、「子機１号」に鳴動信号が送信される。
従って、同様にして、親機及び各子機１号、２号から該親機及び各子機１号、２号を「呼び出し先」とする「グループ名」の設定変更を行うことができる。
【００３８】
次に、着信があった場合の親機１及び各子機１号、２号の呼び出し処理について図１０に基づいて説明する。図１０は本実施形態に係る親機１が着信信号を検出した場合の親機１及び各子機１号、２号の呼び出し処理のフローチャートである。
図１０に示すように、Ｓ２１において、ＣＰＵ１２は、着信信号検出手段３により着信信号を検出するまで待機し（Ｓ２１：ＮＯ）、着信信号検出手段３により着信信号を検出すると（Ｓ２１：ＹＥＳ）、発信元電話番号付加判別手段２及び発信元電話番号判別手段５により発信元情報である発信元電話番号を検出する。
【００３９】
そして、Ｓ２２において、ＣＰＵ１２は、この検出した発信元電話番号と一致する電話番号が電話番号データテーブル７５（図５参照）の「電話番号」に登録されているか否か判定する。
そして、前記発信元電話番号が、電話番号データテーブル７５の「電話番号」に登録されていない場合には（Ｓ２２：ＮＯ）、Ｓ２３において、ＣＰＵ１２は親機１の呼び出し手段２３及び全ての子機の呼び出し手段５９に鳴動信号を出力して処理を終了する。即ち、親機１及び全ての子機が鳴動する。
【００４０】
また、前記発信元電話番号が、電話番号データテーブル７５の「電話番号」に登録されている場合には（Ｓ２２：ＹＥＳ）、Ｓ２４において、ＣＰＵ１２は、電話番号データテーブル７５の当該「電話番号」に対応する「グループ名」を読み込み、ＲＡＭ１５に「グループ名」データとして記憶する。
例えば、「電話番号」が「０５２１２３４５６７」の場合には、「グループ名」として「Ａ」が読み込まれて（図５参照）、ＲＡＭ１５に「グループ名」データとして記憶される。
【００４１】
続いて、Ｓ２５において、ＣＰＵ１２は、ＲＡＭ１５から「グループ名」データを読み出し、呼出先データテーブル７７（図９参照）から当該「グループ名」に対応する「呼び出し先」を読み込み、ＲＡＭ１５に「呼び出し先」データとして記憶する。
例えば、「グループ名」が「Ａ」の場合には、「呼び出し先」として「子機２号」が読み込まれて（図９参照）、ＲＡＭ１５に「呼び出し先」データとして記憶される。
【００４２】
そして、Ｓ２６において、ＣＰＵ１２は、ＲＡＭ１５から「呼び出し先」データを読み出し、当該「呼び出し先」に無線送受信部１７及びアンテナ１８等を介して鳴動信号を送信し、処理を終了する。
例えば、ＲＡＭ１５から読み出した「呼び出し先」データが「子機２号」の場合には、子機２号に無線送受信部１７及びアンテナ１８等を介して鳴動信号を送信して処理を終了する。また、「電話番号」データやそれに対応付けられた「名前」データを子機２号に送信して、子機２号側でＬＣＤ５６に表示するように構成してもよい。
尚、電話番号データテーブル７５の「電話番号」に格納される電話番号データは、利用者により数字キーを用いて直接番号入力されるものに限らず、着信履歴に残された電話番号データ等から選択することにより格納されてもよく、通常の電話帳データを兼用してもよい。
【００４３】
以上詳細に説明した通り本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機では、親機１のＥＥＰＲＯＭ１４に複数の「電話番号」とこの各「電話番号」に対応する「名前」及び「グループ名」とから構成される電話番号データテーブル７５が登録されている。また、該ＥＥＰＲＯＭ１４には、各「グループ名」とこの各「グループ名」に対応する「呼び出し先」とから構成される呼び出し先データテーブル７６が登録されている。そして、該呼出先データテーブル７６の各「グループ名」に対応する「呼び出し先」は、親機又は各子機１号、２号から、各機能ボタン４２、７３や各ダイヤルキー３８、６５等を介して変更可能であり、変更後の呼出先データテーブル７７が、再度、登録される（図９参照）。また、親機１は、通信回線２０を介して発信元情報を受信した場合には、電話番号データテーブル７５から該発信元情報に対応する「電話番号」を検索する。そして、一致する「電話番号」が登録されている場合には、該「電話番号」に対応する「グループ名」を読み込み、呼び出し先変更後の呼出先データテーブル７７から当該「グループ名」に対応する「呼び出し先」を読み込む。続いて、この「呼び出し先」に無線送受信部１７及びアンテナ１８等を介して、鳴動信号を送信する。
【００４４】
したがって、各発信元情報の「電話番号」に「グループ名」を付加して電話番号データテーブル７５に登録されるため、複数の発信元情報をグループ化することが可能となる。また、該「グループ名」に対応する「呼び出し先」が呼出先データテーブル７６に登録されると共に、該「呼び出し先」が、親機又は各子機１号、２号から、各機能ボタン４２、７３や各ダイヤルキー３８、６５等を介して容易に変更可能であるため、例えば、利用者が所定のグループに対し「呼び出し先」として設定された子機が置かれている部屋から別の子機が置かれている部屋に移動した場合には、当該別の子機からこの別の子機を所定のグループの呼出先として再登録できるため、従来のように、わざわざ親機の置かれている部屋に行って、発信元情報毎に呼出先の変更操作を行うといった手間を省くことができる。また、その際、子機において所望のグループを指定することで、そのグループに含まれる複数の発信元情報の呼出先を一括して変更することが可能となるため、効率よく呼出先の変更を行うことができる。また、「グループ名」に対応する「呼び出し先」として、新規に設定された「呼び出し先」にのみ鳴動信号が送信されるため、当該「グループ名」に対応した利用者が移動した所に設置されている親機又は各子機１号、２号を介して呼び出し可能となり、通信回線を介した受信に対する適切な呼び出しをすることが可能となる。
【００４５】
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
（ａ）前記実施形態では、親機１には、２台の子機を接続しているが、３台以上の子機を接続可能にしてもよい。この場合には、呼出先データテーブル７６においても、それに対応した「呼び出し先」が予め登録される。
（ｂ）前記実施形態では、親機１又は各子機１号、２号を１台ずつ個別に呼び出すように呼出先データテーブル７６の「呼び出し先」に登録していたが、同時に２台以上呼び出すように複数登録してもよい。
（ｃ）前記実施形態では、「グループ名」に対応する「呼び出し先」として、新規に設定された「呼び出し先」にのみ鳴動信号が送信されたが、設定前の「呼び出し先」と新規の「呼び出し先」との両方に鳴動信号が送信される構成にしてもよい。例えば、呼出先データテーブル７７（図９参照）の「グループ名」の「Ａ」に対応する「呼び出し先」を「子機１号、子機２号」として、発信元の電話番号が「０５２１２３４５６７」の場合には、子機１号と子機２号に鳴動信号を送信する構成にしてもよい。これにより、各「グループ名」に対応する「呼び出し先」として、設定前の「呼び出し先」と新規の「呼び出し先」との両方に鳴動信号が送信されるため、当該「グループ名」に対応した利用者が設定前の「呼び出し先」と新規の「呼び出し先」とのどちらにいても呼び出し可能となり、移動のたびに呼出先の変更を行うといった面倒を無くすことができる。
【００４６】
【発明の効果】
以上説明した通り請求項１に係る通信端末装置では、該通信端末装置は、通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とから構成され、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機を特定するための呼出先情報記憶手段とが設けられている。また、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係は、呼出先設定手段によって設定される。また、呼出先設定手段によりグループと呼出先との対応関係が新規に設定された場合には、そのグループに対して設定前の呼出先が消去され、新規の呼出先のみがそのグループに対する呼出先として設定される。そして、親機に設けられた前記受信手段により発信元情報が受信され、前記グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に当該受信された発信元情報と一致するものがあると判断された場合には、前記グループ情報記憶手段に記憶されている該発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、前記呼出先設定手段によって設定されて、呼出先情報記憶手段に記憶されているそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴動信号が送信される。
このように、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶することにより、複数の発信元情報をグループ化することが可能になると共に、該グループに対応する呼出先となる親機又は子機が呼出先設定手段によって設定されるため、例えば、利用者が所定のグループに対して呼出先として設定されている親機又は子機の置かれている部屋から、別の子機が置かれている部屋に移動した場合には、この所定のグループに対する呼出先を前記呼出先設定手段により別の子機の方に変更することにより、所定のグループに含まれる複数の発信元情報を、元々設定されている呼出先から他の呼出先に一括して容易に変更することができ、通信回線を介した受信に対する適切な呼出を行うことができる通信端末装置を提供することができる。
また、グループ情報に対応する呼出先として、新規に設定された呼出先にのみ鳴動信号が送信されるため、当該グループ情報に対応した利用者が移動した所に設置されている親機又は子機を介して呼び出し可能となり、次の使用者が消去操作を行うことが不必要となる通信端末装置を提供することができる。
【００４７】
また、請求項２に係る通信端末装置では、請求項１に記載の通信端末装置において、各子機に呼出先設定手段が設けられており、任意の子機から所定のグループ情報を指定することで、該任意の子機が呼出情報記憶手段にこの指定したグループの呼出先として設定される。
このように、呼出先設定手段が各子機に設けられているため、受信した発信元情報に基づいて呼び出す呼出先を子機からも容易に設定することが可能となり、わざわざ親機の置かれている部屋に行って、変更操作を行うといった手間を省くことができる通信端末装置を提供することができる。また、その際、子機において所望のグループを指定することで、そのグループに含まれる複数の発信元情報の呼出先を一括して変更することが可能となるため、効率よく呼出先の変更を行うことができる通信端末装置を提供することができる。
【００４８】
また、請求項３に係る通信端末装置では、該通信端末装置は、通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とから構成され、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機のうちのいずれか１つだけを特定するための呼出先情報記憶手段とが設けられている。また、その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係は、呼出先設定手段によって設定される。また、各子機に呼出先設定手段が設けられており、この子機から所定のグループ情報を指定することで、当該子機が呼出情報記憶手段にこの指定したグループ情報に対応する呼出先として設定される。そして、親機に設けられた受信手段により発信元情報が受信され、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に当該受信された発信元情報と一致するものがあると判断された場合には、グループ情報記憶手段に記憶されている該発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、呼出先設定手段によって設定されて、呼出先情報記憶手段に記憶されているそのグループ情報に対応する呼出先に鳴動信号が送信される。
このように、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶することにより、複数の発信元情報をグループ化することが可能になると共に、該グループに対応する呼出先となる親機又は子機が呼出先設定手段によって設定されるため、例えば、利用者が所定のグループに対して呼出先として設定されている親機又は子機の置かれている部屋から、別の子機が置かれている部屋に移動した場合には、この所定のグループに対する呼出先を呼出先設定手段により別の子機の方に変更することにより、所定のグループに含まれる複数の発信元情報を、元々設定されている呼出先から他の呼出先に一括して容易に変更することができ、通信回線を介した受信に対する適切な呼出を行うことができる通信端末装置を提供することができる。
また、呼出先設定手段が各子機に設けられているため、受信した発信元情報に基づいて 呼び出す呼出先を子機からも容易に設定することが可能となり、わざわざ親機の置かれている部屋に行って、変更操作を行うといった手間を省くことができる。また、その際、子機において所望のグループを指定することで、そのグループに含まれる複数の発信元情報の呼出先を一括して当該子機に変更することが可能となるため、効率よく呼出先の変更を行うことができる通信端末装置を提供することができる。
【００４９】
【００５０】
さらに、請求項４に係る通信端末装置では、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の通信端末装置において、前記発信元情報は、電話番号であるため、前記グループ情報記憶手段に、この電話番号に対応させて、各グループ情報を記憶させることが可能な通信端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の概略構成を示すブロック図である。
【図２】 本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の親機の操作パネルの正面図である。
【図３】 本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の子機の概略構成を示すブロック図である。
【図４】 本実施形態に係る留守番録音機能付きのコードレス電話機の子機の操作パネルの要部の正面図である。
【図５】 本実施形態に係る親機のＥＥＰＲＯＭの電話番号データテーブル記憶エリアに記憶される電話番号データテーブルの一例を示す図である。
【図６】 本実施形態に係る親機のＥＥＰＲＯＭの呼出先データテーブル記憶エリアに記憶される呼出先データテーブルの一例を示す図である。
【図７】 本実施形態に係る親機のＥＥＰＲＯＭの電話番号データテーブル記憶エリアに記憶される電話番号データテーブルの各データの登録処理のフローチャートである。
【図８】 本実施形態に係る親機のＥＥＰＲＯＭの呼出先データテーブル記憶エリアに記憶される呼出先データテーブルの「呼び出し先」の子機２号による変更処理のフローチャートである。
【図９】 本実施形態に係る子機２号による呼出先データテーブルの「呼び出し先」の変更処理後を示す図である。
【図１０】 本実施形態に係る親機が着信信号を検出した場合の親機及び各子機１号、２号の呼び出し処理のフローチャートである。
【符号の説明】
１ 親機
２ 発信元電話番号付加判別手段
３ 着信信号検出手段
４ ラインリレー
５ 発信元電話番号判別手段
１２、５２ ＣＰＵ
１３、５３ ＲＯＭ
１４ ＥＥＰＲＯＭ
１５、５４ ＲＡＭ
１７、５７ 無線送受信部
１８、５８ アンテナ
１９、５５ 操作パネル
２０ 電話回線
２１、５６ ＬＣＤ
３８、６５ ダイヤルキー
４２、７３ 機能ボタン
４５ セットキー
４６、４７ 送りキー
５１ 子機１号
７５ 電話番号データテーブル
７６、７７ 呼出先データテーブル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a communication terminal device including a parent device including a receiving unit that receives transmission source information via a communication line and at least one child device, and more particularly to grouping the transmission source information, the group By providing a call destination information storage means for storing a call destination corresponding to the master unit and a call destination setting means for changing the setting of the call destination stored in the call destination information storage means in each slave unit, The present invention relates to a communication terminal apparatus that can easily change a call destination to be called from a slave unit based on received source information and can make an appropriate call for reception via a communication line. .
[0002]
[Prior art]
  2. Description of the Related Art Conventionally, various communication terminal devices including receiving means capable of receiving source information have been proposed for communication terminal devices such as telephones. For example, in a communication terminal device composed of a master unit and a plurality of slave units, by selecting a call destination of the master unit or slave unit corresponding to each source information by inputting a selection key or the like, individually A master unit that can be set has been proposed. Thereby, the master unit can select and call a preset slave unit based on the received transmission source information.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in such a communication terminal device, since the call destination of the master unit or the slave unit for the received caller information is fixed unless changed, the user can call the callee for the predetermined caller information. When moving from the room where the handset set as is moved to the room where another handset is placed, the other handset does not notify the reception of the predetermined sender information, There is a problem that the user cannot take an appropriate response to the reception. In addition, in order to change the call destination of the parent device or the child device for the received transmission source information, the user must go to the room where the parent device is located and set it again. There is a problem that it is complicated.
[0004]
  Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and is composed of a parent device having a receiving means for receiving source information via a communication line and at least one child device. In the communication terminal device, the caller information storage means for grouping the source information and storing the callee corresponding to the group is provided in the master unit, and the call destination stored in the callee information storage means is changed. By providing a call destination setting means to each slave unit, it is possible to easily change the call destination to be called from the slave unit based on the received transmission source information, and to make it suitable for reception via a communication line. An object of the present invention is to provide a communication terminal device that can make a simple call.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, a communication terminal apparatus according to claim 1 includes a master unit including a receiving unit capable of receiving source information transmitted via a communication line, and at least one slave unit, In the communication terminal device capable of selecting a slave unit that transmits a ringing signal based on the source information received by the receiving unit, the base unit sets each source information to group a plurality of source information. Group information storage means for adding group information to and storing the group information in association with a parent device or a child device, so that a child device or parent device serving as a call destination for each group can be stored. Call destination information storage means for specifying, call destination setting means for setting the correspondence between group information and call destination in the call destination information storage means, and source information received by the receiving means The judgment means for judging whether or not the sender information stored in the group information storage means matches the received sender information, and the judgment means judges that there is a match. Control means for referring to the group information corresponding to the caller information, and for controlling the callee information storage means to transmit the ringing signal to the callee corresponding to the group information.The call destination information storage means deletes the correspondence before setting when the correspondence between the group and the call destination is newly set by the call destination setting means.It is characterized by that.
[0006]
  According to the communication terminal apparatus according to claim 1 having such characteristics, the communication terminal apparatus includes at least one parent device including a receiving unit capable of receiving source information transmitted via a communication line. Group information storage means configured to add group information to each source information and store the information, and call destination information for specifying a slave unit that is a call destination for each group or a master unit Storage means. Further, the correspondence relationship between the group information and the call destination in the call destination information storage means is set by the call destination setting means.In addition, when the correspondence between a group and a call destination is newly set by the call destination setting means, the call destination before setting is deleted for the group, and only the new call destination is the call destination for the group. Set asThen, the sender information is received by the receiving means provided in the master unit, and it is determined that there is a sender information stored in the group information storage means that matches the received sender information. If it is, the group information corresponding to the sender information stored in the group information storage means is referred to, further set by the call destination setting means, and stored in the call destination information storage means. The ringing signal is transmitted to the callee corresponding to the group information.
  In this way, by adding group information to each source information and storing it, it becomes possible to group a plurality of source information, and at the same time, a master unit or a slave unit serving as a call destination corresponding to the group Is set by the call destination setting means. For example, when a user sets another child device from a room in which a parent device or a child device is set as a call destination for a predetermined group. When the user moves to a room, the call destination for the predetermined group is changed to another slave by the call destination setting means, so that a plurality of pieces of source information included in the predetermined group are originally set. Therefore, it is possible to easily change from a call destination to another call destination in a lump, and to perform an appropriate call for reception via a communication line.
  Further, since the ringing signal is transmitted only to the newly set call destination as the call destination corresponding to the group information, the parent device or the child device installed at the place where the user corresponding to the group information has moved. And the next user does not need to perform an erasing operation.
[0007]
  The communication terminal device according to claim 2 is the communication terminal device according to claim 1, wherein the call destination setting means is provided in the slave unit and specifies the desired group information from any slave unit Thus, in the call destination information storage unit, the arbitrary slave unit is set as the call destination of the designated group.
[0008]
  According to the communication terminal apparatus according to claim 2 having the above characteristics, in the communication terminal apparatus according to claim 1, each slave unit is provided with a call destination setting unit, and a predetermined slave unit can receive a predetermined value. By designating the group information, the arbitrary slave unit is set as the call destination of the designated group in the call information storage means.
  As described above, since the call destination setting means is provided in each slave unit, it is possible to easily set the call destination to be called from the slave unit based on the received transmission source information. It is possible to save the trouble of going to a room and performing a change operation. At that time, by specifying a desired group in the slave unit, it is possible to change the call destinations of a plurality of pieces of source information included in the group at a time. It can be carried out.
[0009]
  A communication terminal device according to claim 3 is:A master unit including a receiving unit capable of receiving source information transmitted via a communication line; and at least one slave unit, the master unit based on the source information received by the receiving unit In a communication terminal device capable of selecting a slave unit that transmits a ringing signal, in order to group a plurality of source information, group information storage means for adding and storing group information to each source information, and By storing only one of the parent device or the child device in association with the group information, the call destination and the Call destination information storage means for specifying any one of the slave unit or the parent device, and a call destination for setting the correspondence between the group information and the call destination in the call destination information storage means When the sender information is received by the setting means and the receiving means, it is determined whether there is a match with the received sender information among the sender information stored in the group information storage means. When the determination means determines that there is a match, the group information corresponding to the source information is referred to, and the call destination information storage means corresponds to the call destination corresponding to the group information. Control means for controlling to transmit the ringing signal, and the call destination setting means is provided in the slave unit and newly specifies the desired group information from the slave unit In the call destination information storage means, call destination corresponding to the group information specified in the new are set change slave unitIt is characterized byRu.
[0010]
  According to the communication terminal apparatus according to claim 3 having such characteristics,The communication terminal device is composed of a master unit having receiving means capable of receiving source information transmitted via a communication line, and at least one slave unit, and adds group information to each source information. And group information storage means for storing information, and call destination information storage means for specifying only one of a slave unit or a master unit as a call destination for each group. Further, the correspondence relationship between the group information and the call destination in the call destination information storage means is set by the call destination setting means. Each slave unit is provided with a call destination setting means. By specifying predetermined group information from the slave unit, the slave unit can be set as a call destination corresponding to the specified group information in the call information storage unit. Is set. Then, the sender information is received by the receiving means provided in the base unit, and it is determined that there is a match with the received sender information in the sender information stored in the group information storage means. In this case, the group information corresponding to the source information stored in the group information storage means is referred to, and further, the group information set by the call destination setting means and stored in the call destination information storage means A ringing signal is transmitted to the callee corresponding to.
  In this way, by adding group information to each source information and storing it, it becomes possible to group a plurality of source information, and at the same time, a master unit or a slave unit serving as a call destination corresponding to the group Is set by the call destination setting means. For example, when a user sets another child device from a room in which a parent device or a child device is set as a call destination for a predetermined group. When the user moves to a certain room, the call destination for the predetermined group is changed to a different slave by the call destination setting means, so that a plurality of source information included in the predetermined group is originally set. The call destination can be easily changed from one call destination to another, and an appropriate call for reception via the communication line can be performed.
  In addition, since the call destination setting means is provided in each slave unit, it is possible to easily set the call destination to be called from the slave unit based on the received transmission source information, and the master unit is purposely placed. It is possible to save the trouble of going to the room and performing the changing operation. At that time, by specifying a desired group in the slave unit, it is possible to change the call destinations of a plurality of transmission source information included in the group to the slave unit in a lump. The previous change can be made.
[0011]
[0012]
[0013]
  And claims4The communication terminal apparatus according to claim 1 to claim 1.3In the communication terminal device according to any one of the above, the source information is a telephone number.
[0014]
  Claims having such characteristics4According to the communication terminal device according to claim 1 to claim 13In the communication terminal device according to any one of the above, since the caller information is a telephone number, each group information can be stored in the group information storage unit in association with the telephone number.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, a communication terminal apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings based on an embodiment in which the present invention is embodied for a cordless telephone with an answering machine recording function. First, a schematic configuration of a base unit of a cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a base unit of a cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment. FIG. 2 is a front view of the operation panel of the base unit of the cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment.
[0016]
  First, a schematic configuration of the master unit will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 1, the basic configuration of the base unit 1 connected to the telephone line 20 is as follows: source telephone number addition determining means 2, incoming signal detecting means 3, line relay 4, source telephone number determining means 5, terminal Talk detecting means 6, call circuit 7, response message sending means 8, message message recording means 9, amplifier 10, speaker 11, CPU 12, ROM 13, EEPROM 14, RAM 15, dial sending means 16, wireless transmission / reception unit 17, antenna 18, operation panel 19, LCD (liquid crystal display) 21, timer 22, calling means 23, and the like.
  The telephone line 20 is sent from the exchange in order to activate a caller telephone number receiving terminal having a function of receiving caller telephone number data as caller information sent from the subscriber line switch to an analog line or the like. The caller telephone number addition determining means 2 for receiving the caller telephone number receiving terminal activation signal is directly connected without the line relay 4 for closing the line. Similarly, incoming signal detection means 3 for detecting an incoming signal is directly connected to the telephone line 20 without going through the line relay 4 for closing the line. Further, the telephone line 20 receives call information including the caller telephone number data and the like via the line relay 4 and detects the caller telephone number data 5 for detecting the caller telephone number data. Is connected to a call termination circuit 6 for performing a call with the telephone line 20.
[0017]
  On the other hand, a CPU 12 for controlling the entire base unit 1 is provided. The caller telephone number addition discriminating means 2, the incoming signal detection means 3, the line relay 4, the caller telephone number discriminating means 5, and the call end detecting means 6 are provided by the CPU 12. It is connected to the. The call circuit 7 is connected to a response message sending means 8 for sending a response message and a message message recording means 9 for recording and playing back a message message of the caller. The response message sending means 8 and the message message recording are connected. The means 9 is also connected to the CPU 12. The message message recording means 9 is connected to a speaker 11 that utters a message message via an amplifier 10.
[0018]
  Further, the CPU 12 includes a ROM 13 that stores various programs necessary for executing telephone functions and the like, an EEPROM 14 that stores various registration data and flags, and a RAM 15 that temporarily stores various digital data. It is connected. Further, in the EEPROM 14, a telephone number data table storage area 14A in which a telephone number data table 75 (see FIG. 5) described later is stored, and call destination data in which a later-described call destination data table 76 (see FIG. 6) is stored. A table storage area 14B and the like are provided.
[0019]
  Further, the CPU 12 is connected to the call circuit 7 and is wirelessly transmitted / received via the antenna 18 by modulating information to be transmitted to the dial transmission means 16 and the slave unit 51 (see FIG. 3) constituted by a numeric keypad. 17, an operation panel 19 on which an LCD 21 or the like on which various keys for performing operations such as a reproduction operation and a transmission operation and input instruction information are displayed, a timer 22 that measures a predetermined time and outputs a time-out signal Calling means 23 for notifying an incoming call by a ringing tone, a microphone 24, and the like are connected.
[0020]
  Next, the structure of the operation panel 19 of the main | base station 1 is demonstrated based on FIG. As shown in FIG. 2, the operation panel 19 is provided with an LCD 21 on the upper left side, and a microphone 24 and an answering voice button 48 for setting an answering voice recording function are provided on the upper right side. Further, a dial key 38 for performing dial input is disposed on the left side position on the operation panel 19. The dial key 38 includes numeric keys “0” to “9”, an asterisk key 39, and a sharp key 41. In addition, a speakerphone key 43 is arranged on the lower left side of the dial key 38. The speakerphone key 43 switches the call between the microphone 24 and the speaker 11, and the speakerphone mode (the receiver not shown is connected to the microphone 24 and the speaker 11). And a mode in which a call can be made without taking the handset. The microphone 24 picks up the voice of the caller when switched to the speakerphone mode.
  Further, on the right side of the dial key 38 of the operation panel 19, a function button 42 and the like for selecting various functions are provided. Also, above the dial key 38, a set key 45 for inputting the setting when the setting item of the function selected by the function button 42 is displayed on the LCD 21, and a feed key for sequentially changing the content display of the setting item 46 and 47 are arranged.
  Further, on the lower right side of the operation panel 19, a master key 1 such as a playback key P for inputting a playback instruction of a message recorded in the message message recording means 9 and a stop button 44 for stopping recording / playback is necessary. Various keys are arranged.
[0021]
  Next, a schematic configuration of the slave unit will be described based on FIG. 3 and FIG. FIG. 3 is a block diagram showing a schematic configuration of the cordless handset of the cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment. FIG. 4 is a front view of the main part of the operation panel of the handset of the cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment. Although a plurality of slave units can be connected to the base unit 1 of such a cordless telephone, in the present embodiment, it is assumed that two slave units are connected for explanation. Each slave unit connected to the master unit 1 is assigned an identification number “1” or “2” in advance (hereinafter referred to as “slave unit 1” and “slave unit 2”, respectively). . And the structure of each subunit | mobile_unit 1 and 2 is all the substantially same structures.
[0022]
  First, a schematic configuration of the slave unit 1 will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 3, the schematic circuit configuration of the slave unit 1 51 includes a CPU 52, a ROM 53, a RAM 54, an operation panel 55, an LCD (liquid crystal display) 56, a wireless transmission / reception unit 57, an antenna 58, a calling unit 59, and an amplifier unit. 60, a speaker 61, a microphone 62, and the like. The CPU 52, the ROM 53, the RAM 54, the operation panel 55, the LCD 56, the wireless transmission / reception unit 57, the calling unit 59, and the amplifier unit 60 are connected to each other through a bus line. An antenna 58 is connected to the wireless transmission / reception unit 57, and a speaker 61 and a microphone 62 are connected to the amplifier unit 60. In addition, the subunit | mobile_unit 1 51 is mounted in the charger not shown.
[0023]
  The CPU 52 controls the entire slave unit 1 51 according to a control program stored in the ROM 53. The operation panel 55 is composed of a group of key switches and the like, and outputs an operation signal corresponding to a user operation to the CPU 52. The LCD 56 displays information according to the user's operation, input instruction information, and the like. The wireless transmission / reception unit 57 modulates information to be transmitted to the base unit 1 and transmits the modulated information via the antenna 58, receives information from the base unit 1, demodulates it, and outputs it to the CPU 52. The calling means 59 notifies the incoming call by a ringing tone. The amplifier unit 60 amplifies voice information and notification information under the control of the CPU 52, outputs the amplified information to the speaker 61, modulates the voice information from the microphone 62, and outputs it to the CPU 52.
[0024]
  Next, the structure of the operation panel 55 of the subunit | mobile_unit 1 51 is demonstrated based on FIG. As shown in FIG. 4, there are twelve dial keys 65, an outside line key 66, an extension / hold key 67, a telephone book key 68, a redial / pause key as input keys on the front of the operation panel 55 of the slave unit No. 51. 69, an incoming call storage / catch key 70, a speakerphone key 71, a volume key 72, and a function button 73 are provided.
[0025]
  The dial key 65 is used by the user to input a telephone number or the like as call identification data for specifying the called party. The outside line key 66 is used for accessing the outside line. The extension / hold key 67 is used when accessing an extension or holding an outside line. The phone book key 68 is for using the phone book. The redial / pause key 69 is used for redialing and pausing. The incoming call storage / catch key 70 is used for storing the incoming telephone number in the telephone directory and receiving a call waiting. The speakerphone key 71 is a key for switching the call between the microphone 62 and the speaker 61 and setting the speakerphone mode (a mode in which a call can be made without picking up the handset 1 51). The volume key 72 is used to adjust the output volume of the speaker 61. The function button 73 is used to select various functions.
[0026]
  Next, the telephone number data table 75 stored in the telephone number data table storage area 14A of the EEPROM 14 of the base unit 1 will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a diagram showing an example of the telephone number data table 75 stored in the telephone number data table storage area 14A of the EEPROM 14 of the base unit 1 according to the present embodiment.
  As shown in FIG. 5, the telephone number data table 75 includes a “telephone number” representing a sender, a “name” of a sender corresponding to this “phone number”, and a “group” corresponding to this “phone number”. Name ". In the “group name” of the telephone number data table 75, any one of “A”, “B”, “C”, and “D” is selected and registered as described later. That is, the telephone numbers stored in the telephone number data table 75 belong to any of groups A to D. Also, each user of the communication terminal device of the present embodiment corresponds to each “A”, “B”, “C”, and “D”.
  Specifically, when the “telephone number” is “052123567”, the “name” corresponding to the “telephone number” is “Aiweo”, and the “group name” is “A”. That is, when the “phone number” of the caller is “052123567”, the “name” of the caller is “Aiweo” and the “group name” to which it belongs is “A”.
  When the “telephone number” is “052123678”, the “name” corresponding to the “telephone number” is “Kakikukeko”, and the “group name” is “D”. That is, when the “phone number” of the caller is “0521235678”, the “name” of the caller is “Kakikukeko” and the “group name” to which it belongs is “D”.
  When the “telephone number” is “0521236789”, the “name” corresponding to the “telephone number” is “Sussys Seso” and the “group name” is “C”. That is, when the “phone number” of the caller is “05212236789”, the “name” of the caller is “Sussei Seso” and the “group name” to which it belongs is “C”.
  When the “telephone number” is “052123890”, the “name” corresponding to the “telephone number” is “tactile” and the “group name” is “B”. ”Is“ 05212890 ”, the“ name ”of the caller is“ Tachitsute ”, and the“ group name ”to which it belongs is“ B ”. .
  When the “telephone number” is “052238901”, the “name” corresponding to the “telephone number” is “naninuneno”, and the “group name” is “C”. That is, when the “phone number” of the caller is “052238901”, the “name” of the caller is “Nanunino” and the “group name” to which it belongs is “C”.
  Further, when the “telephone number” is “052123901”, the “name” corresponding to the “telephone number” is “Hahiheheho”, and the “group name” is “A”. That is, when the “phone number” of the caller is “0521239012”, the “name” of the caller is “Hahifheho” and the “group name” to which it belongs is “A”.
  In FIG. 5, six registered data examples are shown, but the maximum number of registered data is arbitrary as long as the storage capacity permits.
[0027]
  Next, the call destination data table 76 stored in the call destination data table storage area 14B of the EEPROM 14 of the base unit 1 will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a diagram showing an example of the call destination data table 76 stored in the call destination data table storage area 14B of the EEPROM 14 of the base unit 1 according to the present embodiment.
  As shown in FIG. 6, the call destination data table 76 includes a “group name” common to the group name of the telephone number data table 75 and a “call destination” corresponding to this “group name”. In this embodiment, the “call destination” is the slave unit No. 1, the slave unit No. 2, and the master unit, and represents the transmission destination of the ringing signal. Further, as described later, the “call destination” corresponding to each “group name” can be set and changed from the parent device or each of the child devices No. 1 and No. 2.
  Specifically, when the “group name” is “A”, the “call destination” is “child device 1”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “A” in the telephone number data table 75, a ringing signal is transmitted to “Slave No. 1”.
  When “Group name” is “B”, “Callee” is “Slave unit 2”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “B” in the telephone number data table 75, a ringing signal is transmitted to “slave 2”.
  Further, when “group name” is “C”, “calling destination” is “master”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “C” in the telephone number data table 75, a ringing signal is transmitted to the “master unit”.
  Further, when the “group name” is “D”, the “calling destination” is “slave device 1”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “D” in the telephone number data table 75, a ringing signal is transmitted to “Slave 1”.
  FIG. 6 shows four examples of “group name”, but the maximum number of registrations is arbitrary. That is, four or more users can use it.
[0028]
  Here, the transmission source telephone number addition determination means 2 and the transmission source telephone number determination means 5 constitute a reception means. The dial key 38, the function button 42, the set key 45, the feed keys 46 and 47, and the like constitute registration means for the telephone number data table 75 of the base unit 1. The telephone number data table storage area 14A of the EEPROM 14 functions as group information storage means. “Group name” constitutes group information. The call destination data table storage area 14B of the EEPROM 14 functions as a call destination information storage unit. Further, the dial key 38, the function button 42, the set key 45, the feed keys 46, 47, etc. constitute the call destination setting means of the master unit 1, and the dial key 65, the function button 73, etc. each of the slave units 1, No. 2 call destination setting means is configured. Further, the CPU 12, the ROM 13, and the RAM 15 constitute a determination unit and a control unit.
[0029]
  Next, a procedure for registering each data in the telephone number data table 75 in the base unit 1 will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a flowchart of registration processing of each data in the telephone number data table 75 stored in the telephone number data table storage area 14A of the EEPROM 14 of the base unit 1 according to the present embodiment.
  First, as shown in FIG. 7, in step (hereinafter abbreviated as S) 1, the CPU 12 displays “KINOU: TEL TOROKU” on the LCD 21 when the function button 42 of the operation panel 19 is pressed, and then continues to set. When the key 45 is pressed, processing for setting each data registration function in the telephone number data table 75 is executed.
[0030]
  Subsequently, in S <b> 2, the CPU 12 displays “TEL ?:” on the LCD 21. When each key of the dial key 38 is sequentially pressed, the CPU 12 displays a numerical value corresponding to each key on the LCD 21 and, when the set key 45 is pressed, the number data input so far is used as a telephone number. It is stored in “telephone number” of the telephone number data table 75 (see FIG. 5).
  For example, the numeric keys of the dial key 38 are sequentially set to “0”, “5”, “2”, “1”, “2”, “3”, “4”, “5”, “6”, “7”. When the button is pressed, “TEL ?: 0521234567” is displayed on the LCD 21, and when the set key 45 is pressed once, “052123567” is stored in the “phone number” of the telephone number data table 75.
[0031]
  In S <b> 3, the CPU 12 displays “Name ?:” on the LCD 21. Then, the CPU 12 shifts to the character input mode, and when each key of the dial key 38 is sequentially pressed, the character and symbol corresponding to each key are displayed on the LCD 21 after “Name?” And the telephone. It is stored as a “name” corresponding to the “telephone number” in the number data table 75 (see FIG. 5).
  For example, when the “1” key of the dial key 38 is pressed once and the set key 45 is pressed once, the CPU 12 displays “Name? Subsequently, when the “1” key is pressed twice and the set key 45 is pressed once, “Name ?: Eye” is displayed on the LCD 21. Subsequently, when the “1” key is pressed three times and the set key 45 is pressed once, “Name ?: Aiu” is displayed on the LCD 21. Subsequently, when the “1” key is pressed four times and the set key 45 is pressed once, “Name ?: Aiue” is displayed on the LCD 21. Subsequently, when the “1” key is pressed five times and the set key 45 is pressed once, “Name ?: Aiweo” is displayed on the LCD 21. When the set key 45 is pressed again, the character and symbol data input so far are changed to “name” corresponding to “phone number” of “052123567” in the telephone number data table 75 (see FIG. 5). Memorize "Iueo".
[0032]
  Subsequently, in S <b> 4, the CPU 12 displays “Group ?:” on the LCD 21. Then, when the key of the dial key 38 is pressed, the CPU 12 displays characters and symbols corresponding to the key on the LCD 21 after “Group ?:”, and is input by pressing the set key 45. Character or symbol data is stored as a “group name” corresponding to a “telephone number” in the telephone number data table 75 (see FIG. 5).
  For example, when the “1” key of the dial key 38 is pressed once and the set key 45 is pressed once, the CPU 12 displays “Group ?: A” on the LCD 21. When the set key 45 is pressed once, “A” is stored in “group name” corresponding to “phone number” of “052123567” in the telephone number data table 75 (see FIG. 5).
[0033]
  In S5, the CPU 12 determines whether or not the registration is completed. That is, “Wai ?: Y / N” is displayed on the LCD 21 and waits for either the “9” key or the “5” key of the dial key 38 to be pressed. If the “5” key of the dial key 38 is pressed, it is determined that the registration is not completed (S5: NO), and the processes after S2 are executed again.
  If the “9” key of the dial key 38 is pressed, it is determined that the registration is finished (S5: YES), and the data registration process of the telephone number data table 75 of the parent device 1 is finished.
[0034]
  Next, the process of changing the “call destination” in the call destination data table 76 in the parent device 1 will be described with reference to FIGS. Note that the procedure for changing the “call destination” of the call destination data table 76 from the master unit 1 and each of the slave units 1 and 2 is almost the same. A procedure for changing the “call destination” will be described. FIG. 8 is a flowchart of the change processing by the slave unit 2 of “call destination” of the call destination data table 76 stored in the call destination data table storage area 14B of the EEPROM 14 of the base unit 1 according to the present embodiment. FIG. 9 is a diagram showing the “call destination” changing process of the call destination data table 76 by the handset 2 according to the present embodiment.
  First, as shown in FIG. 8, in S <b> 11, the CPU 52 of the slave unit 2 displays “Kinou: Group Toro” on the LCD 56 when the function button 73 of the operation panel 55 is pressed, and the dial key 65 continues. By pressing the “0” key, the setting process of the “calling destination” data changing function of the calling destination data table 76 is executed.
[0035]
  Subsequently, in S 12, the CPU 52 displays “Group ?:” on the LCD 56. When the key 52 of the dial key 65 is pressed, the CPU 52 displays characters and symbols corresponding to the key on the LCD 56 after “Group ?:” and also displays the “0” key of the subsequent dial key 65. When pressed, the previously input character and symbol data is stored as “group name” in the callee data table 76 (see FIG. 6).
  For example, when the “1” key of the dial key 65 is pressed once and the “0” key of the subsequent dial key 65 is pressed, the CPU 52 displays “Group ?: A” on the LCD 56 and “0”. "A" is stored in the RAM 54 as a "group name".
[0036]
  In S13, the CPU 52 determines whether or not the change is finished. That is, “Group A: Y / N” is displayed on the LCD 56, and it waits for either the “9” key or the “5” key of the dial key 65 to be pressed. When the “5” key of the dial key 65 is pressed, it is determined that the change has not been completed (S13: NO), and the processes after S12 are executed again.
  If the “9” key of the dial key 65 is pressed, the CPU 52 determines that the change is completed (S13: YES), and again from the RAM 54 via the wireless transmission / reception unit 57 and the antenna 58 in S14. The change request signal for requesting to change the “call destination” for the “group name” in the call destination data table 76 that matches the read “group name” “A” to “child device 2” is sent to the master unit. 1 to send. Then, the CPU 12 that has received the change request signal via the antenna 18 and the wireless transmission / reception unit 17 changes the “call destination” for “A” in the call destination data table 76 from “child device 1” to “caller”. It changes and memorize | stores in "child machine 2", and the said change process is complete | finished.
[0037]
  The changed call destination data table 76 will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 9, in the call destination data table 77 after the change, the “call destination” corresponding to the “group name” “A” is changed from “child machine 1” to “child machine 2”. Yes.
  Therefore, when “Group name” is “A”, “Call destination” is “Slave unit 2”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “A”, a ringing signal is transmitted to “handset 2”.
  Similarly, when “Group Name” is “B”, “Callee” is “Slave Unit 2”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “B”, a ringing signal is transmitted to “child device 2”.
  Further, when “group name” is “C”, “calling destination” is “master”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “C”, a ringing signal is transmitted to “master unit”.
  Further, when the “group name” is “D”, the “calling destination” is “slave device 1”. That is, in the case of an incoming call from a telephone number whose “group name” is set to “D”, a ringing signal is transmitted to “Slave unit 1”.
  Accordingly, it is possible to similarly change the setting of the “group name” in which the parent device and each child device No. 1 and 2 are called “calling destination” from the parent device and each child device No. 1 and No. 2.
[0038]
  Next, the calling process of the master unit 1 and each of the slave units 1 and 2 when there is an incoming call will be described with reference to FIG. FIG. 10 is a flowchart of the calling process of the master unit 1 and each slave unit 1 and 2 when the master unit 1 according to the present embodiment detects an incoming signal.
  As shown in FIG. 10, in S21, the CPU 12 waits until an incoming signal is detected by the incoming signal detection means 3 (S21: NO). When the incoming signal is detected by the incoming signal detection means 3 (S21: YES), A caller telephone number as caller information is detected by the caller telephone number addition determination means 2 and the caller telephone number determination means 5.
[0039]
  In S22, the CPU 12 determines whether or not a telephone number that matches the detected caller telephone number is registered in the “phone number” of the telephone number data table 75 (see FIG. 5).
  If the caller telephone number is not registered in the “telephone number” of the telephone number data table 75 (S22: NO), in S23, the CPU 12 calls the calling means 23 of the master unit 1 and all the slave units. The ringing signal is output to the calling means 59 and the processing is terminated. That is, the master unit 1 and all the slave units ring.
[0040]
  If the caller telephone number is registered in the “telephone number” of the telephone number data table 75 (S22: YES), the CPU 12 in S24, the CPU 12 stores the “phone number” in the telephone number data table 75. “Group name” is read and stored in the RAM 15 as “group name” data.
  For example, when “telephone number” is “052123567”, “A” is read as “group name” (see FIG. 5) and stored in the RAM 15 as “group name” data.
[0041]
  Subsequently, in S25, the CPU 12 reads the “group name” data from the RAM 15, reads the “call destination” corresponding to the “group name” from the call destination data table 77 (see FIG. 9), and stores the “call destination” in the RAM 15. "Store as data.
  For example, when “Group Name” is “A”, “Slave Unit 2” is read as “Callee” (see FIG. 9) and stored in the RAM 15 as “Callee” data.
[0042]
  In S <b> 26, the CPU 12 reads “call destination” data from the RAM 15, transmits a ringing signal to the “call destination” via the wireless transmission / reception unit 17, the antenna 18, and the like, and ends the process.
  For example, when the “calling destination” data read from the RAM 15 is “slave unit 2”, a ringing signal is transmitted to the slave unit 2 via the wireless transmission / reception unit 17 and the antenna 18 and the process is terminated. Further, the “phone number” data and the “name” data associated therewith may be transmitted to the child device 2 and displayed on the LCD 56 on the child device 2 side.
  The telephone number data stored in the “telephone number” of the telephone number data table 75 is not limited to the number directly input by the user using the numeric keys, but from the telephone number data remaining in the incoming call history. It may be stored by selecting, and normal telephone directory data may also be used.
[0043]
  As described above in detail, in the cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment, a plurality of “phone numbers” and “names” and “group names” corresponding to each “phone number” are stored in the EEPROM 14 of the base unit 1. Is registered. In the EEPROM 14, a call destination data table 76 including each “group name” and “call destination” corresponding to each “group name” is registered. The “call destination” corresponding to each “group name” in the call destination data table 76 includes the function buttons 42 and 73 and the dial keys 38 and 65 from the master unit or each slave unit No. 1 and No. 2. The call destination data table 77 after the change is registered again (see FIG. 9). When the base unit 1 receives the caller information via the communication line 20, the base unit 1 searches the phone number data table 75 for the “phone number” corresponding to the caller information. If a matching “phone number” is registered, the “group name” corresponding to the “phone number” is read, and the corresponding “group name” is read from the call destination data table 77 after the call destination is changed. Read "Callee". Subsequently, a ringing signal is transmitted to the “calling destination” via the wireless transmission / reception unit 17 and the antenna 18.
[0044]
  Therefore, since “group name” is added to “phone number” of each source information and registered in the phone number data table 75, a plurality of source information can be grouped. Further, a “call destination” corresponding to the “group name” is registered in the call destination data table 76, and the “call destination” is assigned to each function button 42 from the parent device or each of the child devices No. 1 and No. 2. 73, each dial key 38, 65, etc. can be easily changed. For example, the user can change from a room where a handset set as a “calling destination” to a predetermined group is placed. If you move to the room where the handset is located, you can re-register this other handset as the callee of the specified group from the other handset. It is possible to save the trouble of going to a room and performing a call destination change operation for each source information. At that time, by specifying a desired group in the slave unit, it is possible to change the call destinations of a plurality of pieces of source information included in the group at a time. It can be carried out. Also, because the ringing signal is sent only to the newly set “calling destination” as the “calling destination” corresponding to the “group name”, it is installed where the user corresponding to the “group name” has moved. It is possible to call through the parent device or each of the child devices No. 1 and No. 2 and make an appropriate call for reception via the communication line.
[0045]
  In addition, this invention is not limited to the said embodiment, Of course, various improvement and deformation | transformation are possible within the range which does not deviate from the summary of this invention. For example, the following may be used.
  (A) In the above embodiment, two slave units are connected to the master unit 1, but three or more slave units may be connectable. In this case, the “call destination” corresponding to the call destination data table 76 is also registered in advance.
  (B) In the above-described embodiment, the master unit 1 or each slave unit No. 1 and No. 2 are registered in the “call destination” of the call destination data table 76 so as to be individually called one by one. Multiple registrations may be made to call.
  (C) In the above embodiment, the ringing signal is transmitted only to the newly set “calling destination” as the “calling destination” corresponding to the “group name”. The ringing signal may be transmitted to both the “calling destination”. For example, the “call destination” corresponding to “A” of “group name” in the call destination data table 77 (see FIG. 9) is “child device 1 and child device 2”, and the telephone number of the caller is “0521234567”. In the case of “”, a ringing signal may be transmitted to the slave unit 1 and the slave unit 2. As a result, the ringing signal is sent to both the “calling destination” before setting and the new “calling destination” as the “calling destination” corresponding to each “group name”. The user can make a call at either the “call destination” before setting or the new “call destination”, and the trouble of changing the call destination each time the user moves can be eliminated.
[0046]
【The invention's effect】
  As described above, in the communication terminal device according to claim 1, the communication terminal device includes a parent device including receiving means capable of receiving source information transmitted via a communication line, and at least one child device. A group information storage means for adding group information to each source information and storing the information, and a slave device serving as a call destination for each group or a call destination information storage means for specifying a master device Is provided. Further, the correspondence relationship between the group information and the call destination in the call destination information storage means is set by the call destination setting means.In addition, when the correspondence between a group and a call destination is newly set by the call destination setting means, the call destination before setting is deleted for the group, and only the new call destination is the call destination for the group. Set asThen, the sender information is received by the receiving means provided in the master unit, and it is determined that there is a sender information stored in the group information storage means that matches the received sender information. If it is, the group information corresponding to the sender information stored in the group information storage means is referred to, further set by the call destination setting means, and stored in the call destination information storage means. The ringing signal is transmitted to the callee corresponding to the group information.
  In this way, by adding group information to each source information and storing it, it becomes possible to group a plurality of source information, and at the same time, a master unit or a slave unit serving as a call destination corresponding to the group Is set by the call destination setting means. For example, when a user sets another child device from a room in which a parent device or a child device is set as a call destination for a predetermined group. When the user moves to a room, the call destination for the predetermined group is changed to another slave by the call destination setting means, so that a plurality of pieces of source information included in the predetermined group are originally set. Therefore, it is possible to provide a communication terminal device that can be easily changed from one call destination to another call destination in a lump and that can make an appropriate call for reception via a communication line.
  Further, since the ringing signal is transmitted only to the newly set call destination as the call destination corresponding to the group information, the parent device or the child device installed at the place where the user corresponding to the group information has moved. Thus, it is possible to provide a communication terminal device that can be called via the terminal and is unnecessary for the next user to perform the erasing operation.
[0047]
  Further, in the communication terminal device according to claim 2, in the communication terminal device according to claim 1, each slave unit is provided with a call destination setting means, and predetermined group information is designated from any slave unit. Thus, the arbitrary slave unit is set as the call destination of the designated group in the call information storage means.
  As described above, since the call destination setting means is provided in each slave unit, it is possible to easily set the call destination to be called from the slave unit based on the received transmission source information. It is possible to provide a communication terminal device that can save the trouble of going to a room and performing a change operation. At that time, by specifying a desired group in the slave unit, it is possible to change the call destinations of a plurality of pieces of source information included in the group at a time. A communication terminal device that can be provided can be provided.
[0048]
  In the communication terminal device according to claim 3,The communication terminal device is composed of a master unit having receiving means capable of receiving source information transmitted via a communication line, and at least one slave unit, and adds group information to each source information. And group information storage means for storing information, and call destination information storage means for specifying only one of a slave unit or a master unit as a call destination for each group. Further, the correspondence relationship between the group information and the call destination in the call destination information storage means is set by the call destination setting means. Each slave unit is provided with a call destination setting means. By specifying predetermined group information from the slave unit, the slave unit can be set as a call destination corresponding to the specified group information in the call information storage unit. Is set. Then, the sender information is received by the receiving means provided in the base unit, and it is determined that there is a match with the received sender information in the sender information stored in the group information storage means. In this case, the group information corresponding to the source information stored in the group information storage means is referred to, and further, the group information set by the call destination setting means and stored in the call destination information storage means A ringing signal is transmitted to the callee corresponding to.
  In this way, by adding group information to each source information and storing it, it becomes possible to group a plurality of source information, and at the same time, a master unit or a slave unit serving as a call destination corresponding to the group Is set by the call destination setting means. For example, when a user sets another child device from a room in which a parent device or a child device is set as a call destination for a predetermined group. When the user moves to a certain room, the call destination for the predetermined group is changed to a different slave by the call destination setting means, so that a plurality of source information included in the predetermined group is originally set. Therefore, it is possible to provide a communication terminal device that can easily change from one call destination to another call destination in a lump and can make an appropriate call for reception via a communication line.
  In addition, since the call destination setting means is provided in each slave unit, based on the received source information It is possible to easily set the call destination to be called from the slave unit, and it is possible to save the trouble of going to the room where the master unit is placed and performing the change operation. At that time, by specifying a desired group in the slave unit, it is possible to change the call destinations of a plurality of transmission source information included in the group to the slave unit in a lump. It is possible to provide a communication terminal device that can make the previous change.
[0049]
[0050]
  And claims4In the communication terminal device according to claim 1, claims 1 to3In the communication terminal device according to any one of the above, since the transmission source information is a telephone number, the group information storage means can store each group information in association with the telephone number An apparatus can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a base unit of a cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment.
FIG. 2 is a front view of an operation panel of a base unit of a cordless telephone with an answering machine recording function according to the present embodiment.
FIG. 3 is a block diagram showing a schematic configuration of a cordless phone with a voice mail recording function according to the present embodiment.
FIG. 4 is a front view of the main part of the operation panel of the handset of the cordless telephone with an answering machine function according to the present embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a telephone number data table stored in a telephone number data table storage area of the EEPROM of the parent device according to the present embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing an example of a call destination data table stored in a call destination data table storage area of the EEPROM of the parent device according to the present embodiment.
FIG. 7 is a flowchart of registration processing of each data in the telephone number data table stored in the telephone number data table storage area of the EEPROM of the parent device according to the present embodiment.
FIG. 8 is a flowchart of a process of changing the “call destination” of the call destination data table stored in the call destination data table storage area of the EEPROM of the parent device according to the present embodiment by the slave unit 2;
FIG. 9 is a view showing a state after the “call destination” change process of the call destination data table by the slave unit 2 according to the present embodiment;
FIG. 10 is a flowchart of calling processing of the master unit and each slave unit No. 1 and No. 2 when the master unit according to the present embodiment detects an incoming signal.
[Explanation of symbols]
  1 Master unit
  2 Source phone number addition identification means
  3 Incoming signal detection means
  4 Line relay
  5 Source telephone number identification means
  12, 52 CPU
  13, 53 ROM
  14 EEPROM
  15, 54 RAM
  17, 57 Wireless transceiver
  18, 58 Antenna
  19, 55 Operation panel
  20 Telephone line
  21, 56 LCD
  38, 65 dial keys
  42, 73 Function buttons
  45 Set key
  46, 47 Feed key
  51 Handset 1
  75 Phone number data table
  76, 77 Callee data table

Claims (4)

通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とを備え、該親機は、前記受信手段によって受信された発信元情報に基づいて、鳴動信号を送信する子機を選択可能な通信端末装置において、
複数の発信元情報をグループ化するために、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、
前記グループ情報に親機、又は子機を対応付けて記憶することにより、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機を特定するための呼出先情報記憶手段と、
その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係を設定するための呼出先設定手段と、
前記受信手段により発信元情報が受信された場合に、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に受信された発信元情報と一致するものがあるか否かを判断する判断手段と、
その判断手段により一致するものがあると判断された場合に、その発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、呼出先情報記憶手段においてそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴動信号を送信するように制御する制御手段とを備え、
前記呼出先情報記憶手段は、前記呼出先設定手段により前記グループと呼出先との対応関係が新規に設定された場合には、設定前の対応関係を消去することを特徴とする通信端末装置。A master unit including a receiving unit capable of receiving source information transmitted via a communication line; and at least one slave unit, the master unit based on the source information received by the receiving unit In the communication terminal device that can select the slave unit that transmits the ringing signal,
Group information storage means for adding and storing group information to each source information in order to group a plurality of source information;
Calling unit information storage means for specifying a child unit serving as a call destination for each group or a parent unit by storing the group information in association with the parent unit or the child unit;
Call destination setting means for setting the correspondence between the group information and the call destination in the call destination information storage means;
A judging means for judging whether or not there is a match with the received sender information in the sender information stored in the group information storage means when the sender information is received by the receiving means; ,
When it is determined by the determination means that there is a match, the group information corresponding to the source information is referred to, and the ringing signal is sent to the call destination corresponding to the group information in the call destination information storage means. Control means for controlling to transmit ,
The communication terminal device, wherein the call destination information storage means deletes the correspondence before setting when the correspondence between the group and the call destination is newly set by the call destination setting means . 前記呼出先設定手段は、前記子機に設けられ、任意の子機から所望とする前記グループ情報を指定することで、呼出先情報記憶手段において、指定されたグループの呼出先として前記任意の子機が設定されることを特徴とする請求項１に記載の通信端末装置。  The call destination setting means is provided in the slave unit and designates the desired group information from any slave unit, whereby the arbitrary child is designated as the call destination of the designated group in the call destination information storage unit. The communication terminal apparatus according to claim 1, wherein a machine is set. 通信回線を介して送信される発信元情報を受信可能な受信手段を備えた親機と、少なくとも１つの子機とを備え、該親機は、前記受信手段によって受信された発信元情報に基づいて、鳴動信号を送信する子機を選択可能な通信端末装置において、
複数の発信元情報をグループ化するために、各発信元情報にグループ情報を付加して記憶するグループ情報記憶手段と、
前記グループ情報に親機、又は子機のうちのいずれか１つだけを対応付けて記憶することにより、各グループに対して呼出先となる子機、又は親機のうちのいずれか１つだけを特定するための呼出先情報記憶手段と、
その呼出先情報記憶手段におけるグループ情報と呼出先との対応関係を設定するための呼出先設定手段と、
前記受信手段により発信元情報が受信された場合に、グループ情報記憶手段に記憶されている発信元情報の中に受信された発信元情報と一致するものがあるか否かを判断する判断手段と、
その判断手段により一致するものがあると判断された場合に、その発信元情報に対応するグループ情報を参照し、さらに、呼出先情報記憶手段においてそのグループ情報に対応する呼出先に前記鳴動信号を送信するように制御する制御手段とを備え、
前記呼出先設定手段は、前記子機に設けられ、該子機から所望とする前記グループ情報を新規に指定することで、前記呼出先情報記憶手段において、新規に指定されたグループ情報に対応する呼出先が当該子機に設定変更されることを特徴とする通信端末装置。 A master unit including a receiving unit capable of receiving source information transmitted via a communication line; and at least one slave unit, the master unit based on the source information received by the receiving unit In the communication terminal device that can select the slave unit that transmits the ringing signal,
Group information storage means for adding and storing group information to each source information in order to group a plurality of source information;
By storing only one of the parent device or the child device in association with the group information, only one of the child device or the parent device serving as a call destination for each group is stored. Callee information storage means for specifying
Call destination setting means for setting the correspondence between the group information and the call destination in the call destination information storage means;
A judging means for judging whether or not there is a match with the received sender information in the sender information stored in the group information storage means when the sender information is received by the receiving means; ,
When it is determined by the determination means that there is a match, the group information corresponding to the source information is referred to, and the ringing signal is sent to the call destination corresponding to the group information in the call destination information storage means. Control means for controlling to transmit,
The call destination setting unit is provided in the slave unit, and newly specifies the desired group information from the slave unit, so that the call destination information storage unit corresponds to the newly specified group information. callee communication terminal you characterized in that setting is changed to slave unit. 前記発信元情報は、電話番号であることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の通信端末装置。Said source information, the communication terminal apparatus according to any one of claims 1 to 3 characterized in that it is a telephone number.
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