JP3911648B2 - Sliding conveying method and belt conveyor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル等を構築するために地山を掘削するに際し切羽で発生するズリや、積込位置が刻々と変化する山積みされたズリ等を搬送するとき等に用いて好適なズリ搬送方法およびベルトコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、トンネルや地山を掘削するに際して、切羽面の岩盤を発破、削岩、割岩するなどしたときに生じるズリは、ダンプトラック等により搬出している。
しかし、ダンプトラックから発生する排気ガス、粉塵、騒音等は周辺環境や作業環境を悪化させる要因となる上、特にトンネル掘削においては、ダンプトラックの入れ替え時等の際には、その搬送作業を中断しなければならないため搬送作業効率が悪いという問題もある。
【0003】
このため、近年では電動のベルトコンベアの利用が検討されているが、ベルトコンベアを用いるには、ズリをベルトコンベア上に搭載して搬送するために、ズリをベルトコンベアで搬送できる大きさに破砕する必要がある。
本発明者らは、このようにズリを破砕してベルトコンベアで搬送する技術として、特開平8−177386号公報に示すようなズリ破砕装置を既に提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のベルトコンベアでは、例えばトンネル構築におけるセントルを通過する部分においては、このセントルが障害物となりベルトコンベアを直線的に配置できなかったり、またセントルとベルトコンベアによってスペースが占められてしまい、例えば作業員用の通路が確保できなかったり、といった問題が発生する。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、障害物がある部分においても、障害物を回避するだけでなく所要のスペースを確保することのできるズリ搬送方法およびベルトコンベアを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ズリを後方へ搬送するため、最前部に配備したズリ積込み手段でズリをその後方のズリ破砕装置に積み込み、該ズリ破砕装置でズリを破砕した後、これを後方の自走式コンベアを介してベルトコンベアに移載し、該ベルトコンベアでは、スライドセントルの脚部の中間の高さ位置に配設された管体内を通して、前記ズリを最後部まで搬送していく構成としたことを特徴としている。
【0006】
請求項2に係る発明は、ベルトコンベアであって、該ベルトコンベアは、スライドセントルを通過する部分において、搬送側のベルトが前記スライドセントルと干渉しない前記スライドセントルの脚部の中間の高さ位置に配設された管体内に挿通されていることを特徴としている。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項2記載のベルトコンベアであって、前記ベルトコンベアのリターン側のベルトが、前記スライドセントルを通過する部分において、鉛直状態となるようガイド部材によってガイドされていることを特徴としている。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項2または3記載のベルトコンベアであって、前記スライドセントルが施工の進捗にともなって前進または後退するものであるときに、前記管体、または前記管体および前記ガイド部材が、前記スライドセントルに一体に取り付けられていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るズリ搬送方法およびベルトコンベアの実施の形態の一例を、図1ないし図5を参照して説明する。ここでは本発明に係る移動架台およびベルトコンベアならびにそれを用いたズリ搬送方法を、例えばトンネルの掘削ズリの搬送に用いる場合を例に挙げる。
図1は本発明のズリ搬送方法に用いる搬送装置の前部の構成を示す平面図、図2は同部分の側面図、図3は図2に後続する部分の側面図、図4(a)は同装置におけるスライドセントル通過部分の構成を示す側面図、図4(b)は同部分の横断面図、図5は同装置における坑口側の構成を示す側面図である。
【0010】
このズリ搬送装置は、図1に示すトンネル1の切羽(最前部)2で発生した最前部のズリを後方へ搬送するもので、トンネル1の切羽2に対して配備されたズリ積込み機(ズリ積込み手段)11と、ズリ積込み機11に後続して配備された自走式クラッシャー装置(ズリ破砕装置)13と、自走式クラッシャー装置13に後続して配備された自走式ブリッジコンベア(自走式コンベア)25と、図2に示す自走式ブリッジコンベア25の位置から、図5に示すように最後部となる坑口(最後部)100まで一体的に延ばされた主ベルトコンベア(ベルトコンベア)30とから構成されている。なお、最前部の切羽2の付近には、小型の補助ズリ積込み機12も配備されている。
【0011】
図1、図2に示すように、ズリ積込み機11は、走行台車11b上に積込み用のチェーンコンベア11aを有しており、切羽2で発生したズリを後方高所に運び、自走式クラッシャー装置13上に落下させる。
【0012】
自走式クラッシャー装置13は、クローラータイプの走行機構20と、固定ジャッキ21とを有し、任意の位置に自走させて固定することができる。走行機構20は、エンジンまたはモータの両方で駆動できるようになっている。
【0013】
この自走式クラッシャー装置13は、前部に振動グリズリフィーダ14を備えており、ズリ積込み機11から落下して来るズリをここで受け取る。振動グリズリフィーダ14に投入されたズリのうち、小さいものは、そのままふるい落とされて、下方に配置したベルトコンベア15に乗る。大きいものは、振動グリズリフィーダ14から、後部に配備されたエプロンフィーダ16に乗り移り、横型ジョークラッシャー17に送り込まれ、小さく破砕される。この横型ジョークラッシャー17は、縦方向の回転軸(図示なし)を有して、水平方向に作動してズリを挟み込む二枚一対のジョー17a,17aを備えたものである。そして、破砕されたズリは、前記下方に配したベルトコンベア15上で、小さいズリと一緒になり、自走式クラッシャー装置13の後端部にて自走式ブリッジコンベア25の前端に乗り移る。
【0014】
通常のジョークラッシャーは縦型のジョーを持つため機械の高さが高くなり、トンネル内等の狭い空間には入れられないが、この横型ジョークラッシャー17は、二枚一対のジョー17a,17aを横置きにして高さを小さくしてある(2m程度)ので、トンネル内にさえ入れることができる。そして、横置きにしたため、材料の供給をエプロンフィーダ16により強制的に行っている。
【0015】
発生したズリの全てをクラッシング(破砕)すると、破砕時間もかかり無駄であるが、この自走式クラッシャー装置13では、クラッシングの前段階で振動グリズリフィーダ14によりズリの大小を選別し、所定の大きさ以上のズリだけを破砕するようにし、所定以下のズリは振動グリズリフィーダ14を通過させて、そのまま下部のベルトコンベア15に落とすようにしているので、破砕時間も短縮され、効率がよい。
【0016】
なお、振動グリズリフィーダ15、横型クラッシャー17、ベルトコンベア16、エプロンフィーダ16の駆動は常時行うので電動式である。
【0017】
自走式ブリッジコンベア25は、発破時に約30〜50m後方に退避でき、搬送作業時に元の位置に戻せるように、図1、図2に示すごとく、前部がクローラータイプの走行台車26の旋回台28上に搭載されている。そして、旋回台28を回すことにより、水平方向に振れるようになっている。また、高さ調整用ジャッキ29により高さ調節ができるようになっている。
【0018】
この自走式ブリッジコンベア25は、自走式クラッシャー装置13から主ベルトコンベア30に、ズリをうまく乗り継がせるためのものであり、後端が、主ベルトコンベア30の前端部に設けたウォーキングフレーム35上に乗っている。この後端支持部には、ウォーキングフレーム35に設けた走行レール31上を前後方向に走行し得る車輪付きの支持架台27が設けられている。走行レール31は、主ベルトコンベア30の前端から所定の範囲に敷設されており、自走式ブリッジコンベア25の後退時に、その後端を確実に支えられるようになっている。図3において、符号Lで示す範囲が、発破時に支持架台27が移動する範囲であり、その範囲よりさらに後方位置にはストッパ34が設けられている。
【0019】
主ベルトコンベア30は、1本のベルト32で最後部の坑外まで連続しており、ズリを一気に坑外へ搬送できるようになっている。主ベルトコンベア30の前部には、該前部の位置を前進させる前進機構としてウォーキング装置36が設けられている。ウォーキング装置36は、ウォーキングフレーム35と、ウォーキングブーツ38と、昇降用油圧ジャッキ40と、前後進用油圧ジャッキ41とから構成されている。
【0020】
ウォーキング装置36は、前側ウォーキング装置36A及び後側ウォーキング装置36Bに分割されており、前側ウォーキング装置36Aと後側ウォーキング装置36Bは、上下動誤差吸収フレーム35Cを介して連結されている。ウォーキングフレーム35は、前側ウォーキング装置36A及び後側ウォーキング装置36Bに対応して、前側ウォーキングフレーム35A及び後側ウォーキングフレーム35Bに分割されている。上下動誤差吸収フレーム35Cは、これら前側ウォーキングフレーム35A及び後側ウォーキングフレーム35Bの上下動の誤差を吸収するものである。
【0021】
ウォーキングブーツ38は、ガイドシュー37を介してウォーキングフレーム35A、35Bに前後方向スライド自在に2個ずつ支持されている。前後のウォーキングブーツ38は連結棒42で連結されている。前後進用油圧ジャッキ41は、これらウォーキングブーツ38を前後方向に移動させるものであり、昇降用油圧ジャッキ40は、各ウォーキングフレーム35A、35Bの前後に配備されている。
【0022】
ウォーキング装置36を前進させる場合、まず、昇降用油圧ジャッキ40によりウォーキングフレーム35A、35Bを持ち上げて、ウォーキングブーツ38を床面から浮かせる。次にその状態で、前後進用油圧ジャッキ41を駆動することにより、浮いた状態のウォーキングブーツ38を前に移動させる。前側に移動させたら、昇降用油圧ジャッキ40によりウォーキングフレーム35A、35Bを下げて、ウォーキングブーツ38を床面に着地させる。次いで、前後進用油圧ジャッキ41を反対向きに駆動することで、反力によってウォーキングフレーム35A、35Bを前進させる。その際、ウォーキングブーツ38は床面に突っ張っている。1回のストローク以上に前進させる場合は、上の操作の繰り返しにより必要量だけ前進させる。
【0023】
坑口まで繋がる主ベルトコンベア30は、途中、図4(a)、(b)に示すように、トンネル1内に配備されたスライドセントル50を通過する。この通過部分においては、主ベルトコンベア30の搬送ベルト(搬送側のベルト)32Aが、スライドセントル50の脚部50aの途中の高さ位置に設けた筒形フレーム(管体)58内に貫通させられて、筒形フレーム58内に配備されたキャリアローラ59により支持されている。
【0024】
また、この区間では、ベルト幅分の水平スペースをスライドセントル50内に設けるのが難しいので、リターンベルト(リターン側のベルト)32Bを、水平ではなく、垂直に保持することにより、スペース確保を行っている。この場合、リターンベルト32Bを水平から垂直へ移行する区間S1、及び垂直から水平に移行する区間S2が必要であるから、その区間ではスライドセントル50に取り付けた矯正ローラ(ガイド部材)47によりベルト32Bの方向転換を行っている。このようにすることにより、通常とあまり変わりなくスライドセントル50の使用が可能となる。
【0025】
また、坑口100まで繋がる主ベルトコンベア30は、途中、図5に示すようにインバート掘削部70を通過する。その際に主ベルトコンベア30のキャリアローラは、少なくともこの区間では、トンネル1の側壁から延ばしたブラケット44により支持させており、これにより、掘削機71によるインバート掘削部70の掘削作業を可能にしている。
【0026】
主ベルトコンベア30の後端部(坑口100付近)には、余裕ベルト32Cを貯留し且つ図3のウォーキング装置36の前進に合わせて余裕ベルト32Cを繰り出すためのベルトストレージ装置80が設けられている。ベルト32は、駆動プーリ90を先端にして搬送側からリターン側に反転する。ベルトストレージ装置80はリターン側に配設されている。
【0027】
ベルトストレージ装置80は、固定フレーム82と可動フレーム83間に貯留スペース81を確保し、貯留スペース81に100〜200m程度の余裕ベルト32Cを蓄えたものである。余裕ベルト32Cは、多数のプーリ84を用いて幾重にも往復させることで貯留スペース81に収められており、可動フレーム83を緊張用ウインチ87で動かすことにより、張力を加減しながら、リターンベルト32Bとして繰り出される。
【0028】
なお、緊張用ウインチ87は、主ベルトコンベア30のウォーキング装置36に設けた前後進用油圧ジャッキ41の張り出しに応じて駆動される。即ち、ベルト32の張力が図示しないセンサで検出されており、その検出値に応じて、緊張用ウインチ87が緩み側に駆動され、ベルト32が順次繰り出されて行く。これにより、主ベルトコンベア30の延伸が行われる。
【0029】
100〜200mの余裕ベルト32Cを貯留しておくと、ベルト32の繰り出しにより、約2週間、主ベルトコンベア30の延伸に対応できる。そこで、余裕ベルト32Cが少なくなってきたら、余裕ベルト32Cを全部繰り出してしまう前に、新たに予備として置かれているベルトを中間に継ぎ足し、新たにトンネル進行に合わせて繰り出せるようにしておく。
【0030】
次に一連の作用を述べる。
発破等により切羽2で生じたズリを搬送する場合は、図示のように、前端にズリ積込み機11を配備し、その後方に自走式クラッシャー装置13を配備し、さらにその後方に自走式ブリッジコンベア25を配備する。そして、ズリを自走式クラッシャー装置13、自走式ブリッジコンベア25を経て主ベルトコンベア30に乗せる。主ベルトコンベア30に乗せられたズリは、ベルト32が坑口100まで連続して延びているので、一気に坑口100まで運ばれる。
【0031】
掘進に応じて搬送装置を前進させる場合、自走式クラッシャー装置13及び自走式ブリッジコンベア25については、そのまま自走により前進させる。また、主ベルトコンベア30については、ウォーキングブーツ38の操作により前部を前進させ、ベルトストレージ装置80によってベルト32を繰り出すことで、全長を延伸させる。
【0032】
また、発破時には、ズリ積込み機11、自走式クラッシャー装置13、自走式ブリッジコンベア25を所定の位置まで後退させる。これにより、切羽2から離れた位置にある主ベルトコンベア30はもちろん、ズリ積込み機11、自走式クラッシャー装置13、自走式ブリッジコンベア25も、発破による飛石の影響を受けないようにすることができる。
【0033】
そして、上記主ベルトコンベア30では、スライドセントル50の通過部分においては、搬送ベルト32Aをスライドセントル50に設けた筒形フレーム58内に貫通させ、また、リターンベルト32Bを垂直に保持することにより、スペース確保を行っているので、通常とあまり変わりなくスライドセントル50を使用することができる。しかも、筒形フレーム58および矯正ローラ47が、スライドセントル50に一体に取り付けられているので、施工の進捗に伴ってスライドセントル50が前進または後退する場合には、障害物回避のための筒形フレーム58および矯正ローラ47も一体に移動させることができる。
【0034】
なお、上記実施の形態では、本発明に係るズリ搬送方法およびベルトコンベアを、例えばトンネルの掘削ズリの搬送に用いる構成としたが、これ以外に、ズリの積込位置が刻々と変化する場合等、他の場合にも本発明を適用することにより、上記と同様の効果を得ることが可能である。その場合、ズリ搬送装置を、上記実施の形態では徐々に前進させて延長していく構成としたが、これとは逆に、徐々に後退させて縮めていく構成としても良い。これ以外にも、本発明に係る主旨を逸脱しない範囲内であれば、他のいかなる構成を採用しても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係るズリ搬送方法によれば、発破等により生じたズリをズリ破砕装置で破砕し、これを自走式コンベアを介してベルトコンベアに移載して後方に搬送していくので、作業の効率向上が図れる。また、ズリ破砕装置とベルトコンベアの間に自走式コンベアを配備したので、ベルトコンベアと切羽等との距離を大きく保つことができ、発破時の影響からベルトコンベアを保護することができる。そして、このようなベルトコンベアでズリの搬送を行うことにより、ダンプトラックによる搬送と比べて、トンネル内の作業環境の改善を図ることができ、また連続搬送により搬送効率の向上が図れる。
さらに、スライドセントルの通過部分においては、搬送側のベルトをスライドセントルの脚部の中間の高さ位置に設けた管体内に挿通させるようにしたので、ベルトコンベアの延長線上にスライドセントルがある場合にも、これを回避し、それによってスペース確保を行うことができる。
【0036】
加えて、請求項2に係るベルトコンベアによれば、スライドセントルの通過部分においては、搬送側のベルトをスライドセントルの脚部の中間の高さ位置に設けた管体内に挿通させ、さらに請求項3に係るベルトコンベアによれば、リターン側のベルトを垂直に保持するようにしたので、ベルトコンベアの延長線上にスライドセントルがある場合にも、これを回避し、それによってスペース確保を行うことができる。
【0037】
さらに、請求項4に係るベルトコンベアによれば、スライドセントルが施工の進捗にともなって前進または後退することから、管体やガイド部材をスライドセントルに一体に取り付けるようにしたので、スライドセントルの移動に伴って、スライドセントル回避のための管体やガイド部材を自動的に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るズリ搬送方法に用いるズリ搬送装置の前部の構成を示す平面図である。
【図2】 同装置の前部の構成を示す側面図である。
【図3】 図2に後続する部分の側面図である。
【図4】 (a)は同装置におけるスライドセントル通過部分の構成を示す側面図、(b)は同部分の横断面図である。
【図5】 同装置における坑口側の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
2 切羽(最前部)
11 ズリ積込み機(ズリ積込み手段)
13 自走式クラッシャー装置(ズリ破砕装置)
25 自走式ブリッジコンベア(自走式コンベア)
30 主ベルトコンベア(ベルトコンベア)
32A 搬送ベルト(搬送側のベルト)
32B リターンベルト(リターン側のベルト)
47 矯正ローラ(ガイド部材)
50 スライドセントル(障害物)
58 筒形フレーム(管体)
100 坑口(最後部)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a slip transport method suitable for use when transporting a slip generated at a face when excavating a natural ground to construct a tunnel or the like, or transporting a stack of stacks in which the loading position changes every moment. And a belt conveyor.
[0002]
[Prior art]
In general, when excavating a tunnel or a natural ground, a slip generated when blasting, rocking, or splitting a rock surface is carried out by a dump truck or the like.
However, exhaust gas, dust, noise, etc. generated from dump trucks can cause deterioration of the surrounding environment and work environment, and especially during tunnel excavation, the transportation work is interrupted when the dump truck is replaced. Therefore, there is also a problem that the transfer work efficiency is poor.
[0003]
For this reason, in recent years, the use of an electric belt conveyor has been studied, but in order to use a belt conveyor, the gap is crushed into a size that can be conveyed by the belt conveyor in order to carry the gap on the belt conveyor. There is a need to.
The present inventors have already proposed a shear crusher as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-177386 as a technique for crushing a gap in this way and transporting it on a belt conveyor.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional belt conveyor as described above, for example, in a portion passing through the centle in the tunnel construction, this centle becomes an obstacle and the belt conveyor cannot be arranged linearly, and the centle and the belt conveyor occupy a space. For example, there is a problem that a passage for a worker cannot be secured.
The present invention has been made in consideration of the above points. A slip transport method and a belt conveyor that can not only avoid an obstacle but also secure a required space even in a portion where the obstacle exists. The issue is to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the invention according to
[0006]
The invention according to
[0007]
The invention according to claim 3 is the belt conveyor according to
[0008]
The invention according to claim 4 is the belt conveyor according to
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of a gap conveying method and a belt conveyor according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 5. Here, for example, a case where the movable frame and the belt conveyor according to the present invention and the gap conveying method using the same are used for conveying an excavation gap in a tunnel will be described as an example.
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a front portion of a conveying device used in the gap conveying method of the present invention, FIG. 2 is a side view of the same portion, FIG. 3 is a side view of a portion subsequent to FIG. 2, and FIG. FIG. 4B is a side view showing the configuration of the sliding-centre passage portion of the apparatus, FIG. 4B is a cross-sectional view of the same section, and FIG.
[0010]
This slip transport device transports the slip at the foremost part generated at the face (frontmost part) 2 of the
[0011]
As shown in FIGS. 1 and 2, the slip loader 11 has a chain conveyor 11 a for loading on a traveling carriage 11 b, and transports the slip generated at the
[0012]
The self-propelled
[0013]
This self-propelled
[0014]
Since a normal jaw crusher has a vertical jaw, the height of the machine is high, and it cannot be put in a narrow space such as in a tunnel. However, this
[0015]
When all the generated slips are crushed (crushed), it takes time and wastes. However, in this self-
[0016]
The vibratory
[0017]
As shown in FIGS. 1 and 2, the self-propelled
[0018]
The self-propelled
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
Two walking
[0022]
When the
[0023]
The
[0024]
Also, in this section, it is difficult to provide a horizontal space corresponding to the belt width in the
[0025]
Moreover, the
[0026]
A belt storage device 80 is provided at the rear end of the main belt conveyor 30 (in the vicinity of the wellhead 100) for storing the
[0027]
The belt storage device 80 secures a
[0028]
The
[0029]
If the
[0030]
Next, a series of actions will be described.
When transporting the slip generated at the
[0031]
When the transport device is advanced in accordance with the excavation, the self-propelled
[0032]
Further, at the time of blasting, the slip loader 11, the self-propelled
[0033]
In the
[0034]
In the above embodiment, the gap conveying method and the belt conveyor according to the present invention are configured to be used for conveying tunnel excavation gaps, for example, but in addition to this, the loading position of the gap changes every moment, etc. In other cases, the same effect as described above can be obtained by applying the present invention. In that case, in the above-described embodiment, the shift conveying device is gradually advanced and extended, but conversely, the shift conveying device may be gradually retracted and contracted. Other than this, any other configuration may be adopted as long as it does not depart from the gist of the present invention.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the slip conveying method according to
Furthermore, at the passage of the slide centle, the conveyor belt is inserted into the tube provided at the intermediate height of the leg of the slide centle, so there is a slide centle on the extension line of the belt conveyor. In addition, this can be avoided, thereby ensuring space.
[0036]
In addition, according to the belt conveyor according to
[0037]
Further, according to the belt conveyor of the fourth aspect, since the slide centle moves forward or backward as the construction progresses , the pipe body and the guide member are integrally attached to the slide centle . Along with this, it is possible to automatically move the tube body and the guide member for avoiding the slide center .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a front portion of a gap conveying device used in a gap conveying method according to the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a configuration of a front portion of the apparatus.
FIG. 3 is a side view of a portion subsequent to FIG. 2;
4A is a side view showing a configuration of a slide-centre passage portion in the apparatus, and FIG. 4B is a cross-sectional view of the portion.
FIG. 5 is a side view showing a structure on the wellhead side in the apparatus.
[Explanation of symbols]
2 face (front)
11 Sliding loader (slipping loading means)
13 Self-propelled crusher device (slip crusher)
25 Self-propelled bridge conveyor (self-propelled conveyor)
30 Main belt conveyor (belt conveyor)
32A Conveyor belt (conveyor side belt)
32B Return belt (return belt)
47 Straightening roller (guide member)
50 slide centles (obstacles)
58 Tubular frame
100 wellhead (last part)
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