JP3910480B2 - Voice packet communication device - Google Patents

Voice packet communication device Download PDF

Info

Publication number
JP3910480B2
JP3910480B2 JP2002119600A JP2002119600A JP3910480B2 JP 3910480 B2 JP3910480 B2 JP 3910480B2 JP 2002119600 A JP2002119600 A JP 2002119600A JP 2002119600 A JP2002119600 A JP 2002119600A JP 3910480 B2 JP3910480 B2 JP 3910480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
packet
maximum value
calculation unit
delay fluctuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002119600A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003318973A (en
Inventor
茂明 鈴木
渉 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002119600A priority Critical patent/JP3910480B2/en
Publication of JP2003318973A publication Critical patent/JP2003318973A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3910480B2 publication Critical patent/JP3910480B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は音声信号をパケット化して伝送する音声パケット通信装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
近年のＩＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）通信の発展により、電話音声信号やファクシミリ信号をＩＰパケット化して伝送する技術である音声パケット通信技術が注目されている。図２１はこのような従来の音声パケット通信装置の構成を示すブロック図であり、この音声パケット通信装置は、例えば、複数チャネル（チャネル数＝ｎ）の電話音声信号を収容してパケット伝送するものである。
【０００３】
図２１において、１０１−１〜１０１−ｎは音声信号を低ビットレート符号化する符号化部、１０２は低ビットレート符号化された音声信号をパケット化するパケット組立部、１０３は伝送路側から受信パケットを入力して各チャネルの低ビットレート符号化された音声信号を抽出するパケット分解部、１０４−１〜１０４−ｎはパケット分解部１０３から入力した低ビットレート符号化された音声信号の到着遅延揺らぎを吸収する揺らぎ吸収バッファ、１０５−１〜１０５−ｎは低ビットレート符号化された音声信号を復号する復号化部である。
【０００４】
次に動作について説明する。
符号化部１０１−１〜１０１−ｎは、端末側より入力する各チャネルの音声信号をそれぞれ低ビットレート符号化してパケット組立部１０２に出力する。パケット組立部１０２は、符号化部１０１−１〜１０１−ｎより入力した低ビットレート符号化された音声信号（以下符号化データと称す）をパケット化し、パケットを伝送路側に出力する。
【０００５】
なお、音声パケット通信においては、通常、端末側入力信号が有音の場合にのみ、その音声信号を低ビットレート符号化しパケット化して伝送する場合が多い。これは無音圧縮と呼ばれる技術であるが、符号化部１０１−１〜１０１−ｎにおいて、入力信号の有音・無音を検出し、有音の信号のみを低ビットレート符号化して出力することで実現される。このような、無音圧縮機能を備える音声符号化方式としては、例えば、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｇ．７２９ ＡｎｎｅｘＢに記載されるＣＳ−ＡＣＥＬＰ符号化方式等が挙げられる。
【０００６】
パケット分解部１０３は、伝送路側からパケットを受信し分解して、揺らぎ吸収バッファ１０４−１〜１０４−ｎに対し、それぞれのチャネルに対応した符号化音声信号を出力する。音声パケット通信においては、パケット伝送時間に揺らぎが生じ易いという問題がある。そこで、揺らぎ吸収バッファ１０４−１〜１０４−ｎは入力した符号化音声信号の到着遅延揺らぎを吸収し、復号化部１０５−１〜１０５−ｎに対して符号化音声信号を一定の速度で出力する。復号化部１０５−１〜１０５−ｎは、揺らぎ吸収バッファ１０４−１〜１０４−ｎより入力した符号化音声信号を復号して端末側に出力する。
【０００７】
ところで、ＩＰパケットはパケットヘッダサイズが大きいため、そのオーバーヘッドの影響が如何に小さいパケットフォーマットを用いるが検討課題の１つとなっており、近年、１パケット内に複数チャネル分の音声データを多重化して伝送する方式が提案されている。このような方式として図２２に示すようなパケットフォーマットがある。この図は特開平１１−１２２３０７号公報に示されたもので、ＩＰパケットのペイロード内に複数のショートパケットが多重化され、各ショートパケットは、音声データ（ＳＰＰ）にそのチャネル番号（通話回線番号）と音声符号化方式を示す識別子（符号化方式識別子）からなるヘッダ（ＳＰＨ）が付けられたものである。
【０００８】
また、これとほぼ同様のフォーマットとして、図２３に示すようなパケットフォーマットがある。この図は１９９９年電子情報通信学会総合大会Ｂ−７−９１に示されたものである。図２３においてはＩＰパケットのヘッダが詳細に示されており、ＩＰヘッダ２０バイト、ＵＤＰヘッダ８バイト、ＲＴＰヘッダ８バイトとから構成されている。
【０００９】
そして図２２と同様に、このパケットのペイロード内に複数チャネル分のショートパケットを多重化するようになっており、１つのショートパケットは１チャネル分の音声データとそのショートパケットヘッダにより構成される。ショートパケットヘッダは、チャネル識別子とコーデック識別子からなり、チャネル識別子によってこのショートパケットがどのチャネルに対応するものであるか、そして、コーデック識別子によってこのショートパケット内の音声データの符号化方式、符号化速度、ショートパケットサイズを示すようになっている。このようなにショートパケットが多重されたパケットは、パケットの中にさらに小さいパケットが重なっている、すなわちレイヤー化されているために、レイヤードパケット等と呼ばれている。
【００１０】
ショートパケットの多重方式としては、ＩＰパケットの発生時間間隔を予め決めておき、その発生時間間隔の間に発生した各チャネルの符号化音声データをショートパケット化して１つのＩＰパケットに多重する方式や、ＩＰパケットのサイズを予め決めておき、そのサイズを満たすだけの符号化音声データが蓄積された時点で、各チャネルの符号化音声データをショートパケット化して、１つのＩＰパケットに多重する方式などが存在する。さらに、この両者を組み合わせた方式として、予め決めておいたＩＰパケット発生時間間隔を経過するか、又は、予め決めておいたＩＰパケットサイズ分だけ符号化音声データが蓄積されるかのどちらかの条件が満足された時点で、各チャネルの符号化音声データをショートパケット化して１つのＩＰパケットに多重する方式等が存在する。
【００１１】
ここで挙げた各種多重方式の何れを用いたとしても、多重化されるショートパケットは一般に可変長となる。上記ＩＰパケット発生間隔を決めておく方式は、無音圧縮が行われている場合にはショートパケット長は固定となり得ず、あるＩＰパケット発生時間から次のＩＰパケット発生時間の間に無音から有音に遷移したチャネルの符号化音声データのサイズは、その間の最初から最後まで有音であったチャネルの符号化音声データのサイズよりも小さくなり、ショートパケット長が変わるという現象が起こることになる。
【００１２】
また、ＩＰパケットのサイズを予め決めてく方式は、有音中のチャネル数が変化するとショートパケット長が変化する。ショートパケット長が変化するということは、符号化音声データがショートパケットされて出力されるまでの待ち時間が変化するということになり、このようなショートパケットを多重化して伝送するレイヤードパケット化によれば、ショートパケットの多重化による多重化遅延揺らぎが発生することになる。
【００１３】
一方、ＩＰパケット網内においても伝送遅延揺らぎが発生する。これは、ＩＰ網内に設置されたルータの処理遅延揺らぎであり、これは網内のトラフィック負荷に応じて変化し、負荷が重い場合には処理遅延の揺らぎが増大し、結果としてＩＰパケット伝送遅延揺らぎが大きくなる。従って、図２３に示したようなパケット化フォーマット（レイヤードパケット）によって通信を行う場合、ショートパケットの伝送遅延揺らぎは、ＩＰパケット網内の伝送遅延揺らぎとショートパケット多重化遅延揺らぎとが重畳されたものとなる。
【００１４】
音声パケット通信装置が備える揺らぎ吸収方式としては、固定の揺らぎ吸収量を設定する方式と、揺らぎ量の変化を観測又は予測することによって吸収量を変化させる可変揺らぎ吸収方式とがある。固定の揺らぎ吸収量を設定する方式は、予め伝送遅延揺らぎ量の最悪値（最大値）を設定する方式であるため、結果として常に伝送遅延が大きくなる。一方、可変揺らぎ吸収方式は、伝送遅延揺らぎ量が小さい場合は、揺らぎ吸収量も小さくなるため、伝送遅延を少なくすることが可能であり、固定の揺らぎ量を設定する吸収方式に比べて優れた方式であると言える。
【００１５】
可変揺らぎ吸収方式における揺らぎ吸収量の観測方法として、図２３に示したＩＰパケットフォーマットにおけるＲＴＰヘッダ内にある、タイムスタンプを用いる方法が存在する。タイムスタンプは、音声パケット通信装置がＩＰパケットを出力した時間が記録されたものである。あるＩＰパケット内のタイムスタンプをｔ１、そのＩＰパケットを受信した時刻をｔ１’とし、別のＩＰパケット内のタイムスタンプをｔ２、そのＩＰパケットを受信した時刻をｔ２’とすると、｜（ｔ１−ｔ２）−（ｔ１’−ｔ２’）｜がこれら２個のパケットの伝送遅延揺らぎとなる。この値を観測することでＩＰパケット伝送遅延揺らぎ量を知ることができ、揺らぎ吸収量変化させることが可能となる。但し、この方法では、ショートパケットの多重化遅延揺らぎを知ることが不可能であり、何らかの方法が必要となる。
【００１６】
従来、このような多重化遅延揺らぎを吸収する技術に関連するものとして、可変長パケットの揺らぎ吸収方式が各種検討されている。例えば図２４は特開平３−１９１６３８号公報に示されたパケット通信装置の構成を示すブロック図である。図において、１１１はメディア判定回路、１１２はコーダ部、１１３はバッファ、１１４はパケット組立部、１１５はパケットヘッダ識別部、１１６はパケット分解部、１１７はデコーダ部である。
【００１７】
この公報には、入力信号のメディア毎に異なる圧縮率の符号化を行った後にパケット化するため、可変長のパケットが発生するパケット通信装置に適用するための揺らぎ吸収方式が示されている。この方式では、パケット送信側のパケット組立部１１４が、パケットのヘッダ部分に、メディア判定部１１１から通知された次に出力するパケットの圧縮方式情報を付加することによって、次に送信するパケットの遅延を予め通知し、パケット受信側では、パケットヘッダ識別部１１５がパケットの圧縮方式情報を識別し、識別結果に応じて揺らぎ吸収時間を設定して、パケット分解部１１６にパケットの再生タイミングを通知することにより揺らぎ吸収を行うものである。
【００１８】
この方式をショートパケット多重化による遅延揺らぎ量の制御に適用することを考えてみると、次に出力するショートパケットの多重化遅延をその前のショートパケットヘッダに埋め込むことになるが、この多重化遅延がどのように変化するかを前もって知ることが不可能である。従って次に伝送すべきＩＰパケットが生成された後に、その前に生成されたＩＰパケット内のショートパケットヘッダ内に多重化遅延情報を埋め込む必要があるが、これでは送信側の処理遅延が非常に大きくなってしまう。また、ショートパケットヘッダに埋め込む情報量を増やす必要があるので、その分オーバーヘッドが増大してしまうという問題もある。
【００１９】
また、特開平２−６３３４６号公報には、画像情報伝送用のパケット通信装置において、画像信号の可変長符号化に起因するパケット発生量の変化に対応するために、揺らぎ吸収量を制御する方式が示されている。この方式では、予め符号化フレームの１フレーム当りに発生するパケット数を制御パケットとして生成し、実際に符号化データを含むパケットを伝送するのに先だって、この制御パケットを対向する装置に伝送し、受信側においては、この制御パケットを基に揺らぎ吸収量を制御するものである。
【００２０】
この方式をショートパケット多重化による遅延揺らぎ量の制御に適用することを考えてみると、次に出力するショートパケットの多重化遅延を前もって制御パケットを使って対向装置に通知することになるが、多重化遅延が判明する時点では、既にそのショートパケットを多重化したＩＰパケットが生成されてしまっており、制御パケットと次のＩＰパケットの出力がほぼ同時となってしまう。これを避けるためには、制御パケットを出力してから一定時間待った後に実際のショートパケットを多重化したＩＰパケットを出力することになるが、これでは送信側の処理遅延が非常に大きくなってしまう。また、制御パケットを出力することによって、ＩＰ網への負担が非常に多くなるという問題がある。
【００２１】
さらに、特開平１０−３１３３１５号公報には、網内遅延揺らぎを吸収する揺らぎ吸収バッファと、多重化遅延揺らぎを吸収する揺らぎ吸収バッファとを個別に設ける技術が示されているが、ここには、揺らぎ吸収量を制御する方式については何ら開示されていない。
【００２２】
【発明が解決しようとする課題】
従来の音声パケット通信装置は以上のように構成されているので、図２３に示したようなレイヤードパケットによる音声通信を実現する音声パケット通信装置において、従来の技術による揺らぎ吸収量を制御する方式でショートパケット多重化による遅延揺らぎ量を適切に求めようとすると、パケット送信側の遅延が増大すると共に、ショートパケットのヘッダ情報が増大するか、又は別に制御パケットを出力することによって伝送すべき情報量が増大してしまうという課題があった。
また、従来の技術では適切な揺らぎ吸収量を制御する方式が提供されないという課題があった。
【００２３】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、伝送遅延を増大させず、かつ伝送すべき情報量を増大させることなく揺らぎ吸収量を制御できる、レイヤードパケットによる音声通信を実現する音声パケット通信装置を得ることを目的とする。
【００２４】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る音声パケット通信装置は、ネットワークの伝送遅延揺らぎ量を推定するネットワーク遅延揺らぎ量推定部と、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定するパケット多重遅延揺らぎ量推定部と、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部とパケット多重遅延揺らぎ量推定部の推定結果に基づき、ショートパケット到着遅延の揺らぎを吸収する揺らぎ吸収制御部とを備えたものである。
【００２５】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出し、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する最大値算出部とを備えたものである。
【００２６】
この発明に係る音声パケット通信装置は、揺らぎ吸収制御部が、有音の先頭ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量から有音の先頭ショートパケットのショートパケット化時間を減算する減算部と、ネットワークの伝送遅延揺らぎ量と減算部の減算結果を加算して揺らぎ吸収量を求める加算部と、揺らぎ吸収量の時間だけショートパケットを蓄積して出力する揺らぎ吸収バッファとを備えたものである。
【００２７】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、所定時間内に受信したパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００２８】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、受信した所定個数のパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００２９】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、所定時間内に受信したパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００３０】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、受信した所定個数のパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００３１】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、所定時間内に受信したパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定時間を経過後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたものである。
【００３２】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、受信した所定個数のパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたものである。
【００３３】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたものである。
【００３４】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、所定時間内に受信したショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００３５】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、受信した所定個数のショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定個数のショートパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００３６】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量がショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、所定時間内に受信したショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００３７】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、受信した所定個数のショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定個数のショートパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたものである。
【００３８】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、所定時間内に受信したショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定時間を経過後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたものである。
【００３９】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、受信した所定個数のショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたものである。
【００４０】
この発明に係る音声パケット通信装置は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたものである。
【００４１】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態１．
図１はこの発明の実施の形態１による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図である。図において、１は受信したＩＰパケットのペイロード部分を抜き出し多重化されたショートパケットを出力するパケット分解部、２は受信したＩＰパケットのＲＴＰヘッダ内にあるタイムスタンプを用いてネットワークの伝送遅延揺らぎ量を推定するネットワーク遅延揺らぎ量推定部、３は多重化されたショートパケットを分離するショートパケット分離部である。
【００４２】
また、図１において、４はＩＰパケットに含まれる符号化速度とショートパケットのペイロードサイズにより算出されたショートパケット化時間に基づき、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定するパケット多重遅延揺らぎ量推定部、５−１〜５−ｎはネットワーク遅延揺らぎ量推定部２とパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の推定結果に基づき、ショートパケット到着遅延の揺らぎを吸収して符号化データを出力する揺らぎ吸収制御部、６−１〜６−ｎは符号化データを復号する復号化部である。
【００４３】
次に動作について説明する。
パケット分解部１は、図２３に示したフォーマットのＩＰパケットを受信し、ＩＰヘッダ、ＵＤＰヘッダ、ＲＴＰヘッダを取り除いたペイロード部分を抜き出し、ショートパケット分離部３に出力する。ショートパケット分離部３は、パケット分解部１より入力した多重化されたショートパケットを分離し、ヘッダ情報に基づいて対応するチャネルの揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎに対してショートパケットを出力する。
【００４４】
ネットワーク遅延揺らぎ量推定部２は、ＩＰパケットのＲＴＰヘッダ内にあるタイムスタンプを用いてネットワークの伝送遅延揺らぎ量を推定し、その推定値を揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎに出力する。具体的には、ＩＰパケットを受信する毎にそのＩＰパケット内のタイムスタンプと受信時刻を一時保存し、１個前に受信したＩＰパケットのタイムスタンプｔ１、受信時刻ｔ１’、及び新しく受信したＩＰパケットのタイムスタンプｔ２、受信時刻ｔ２’を用いて、｜（ｔ１−ｔ２）−（ｔ１’−ｔ２’）｜を算出する。この算出値は連続する２個のＩＰパケットの伝送遅延揺らぎを示しているため、例えば、過去Ｎパケット分の受信ＩＰパケットについてこの算出を行い、これらの最大値を求めてネットワークの伝送揺らぎ量の推定値として出力する。
【００４５】
パケット多重遅延揺らぎ量推定部４では、ショートパケット分離部３の出力するショートパケットを入力し、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定し、推定結果を揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎに出力する。
【００４６】
図２はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図であり、図において、１１−１〜１１−ｎはショートパケット化時間算出部、１２は最大値算出部である。ショートパケット化時間算出部１１−１〜１１−ｎは、ＩＰパケットが受信する度にショートパケット分離部３から出力されるチャネル１〜ｎに対応したショートパケットを入力し、そのヘッダ情報からショートパケット化された符号化データの符号化速度とショートパケットのペイロードサイズを抜き出し、この符号化速度とショートパケットのペイロードサイズによりショートパケット化時間を算出する。
【００４７】
ここで、符号化速度をＶｂｉｔ／ｓ、ペイロードサイズをＰバイトとすると、ショートパケット化時間Ｔｓｐは、Ｔｓｐ＝Ｐ÷（８×Ｖ）である。なお、受信されたＩＰパケット内に全てのチャネルに対応するショートパケットが多重化されているとは限らないが、対応するチャネルのショートパケットが出力されない場合、ショートパケット化時間算出部１１−１〜１１−ｎはその前に出力した算出値を維持する。最大値算出部１２は、ショートパケット化時間算出部１１−１〜１１−ｎより入力する各ショートパケット化時間の最大値を求めて出力する。
【００４８】
揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎは、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部２より入力するネットワークの伝送遅延揺らぎ量の推定値と、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４より入力するショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定値に基づいて、ショートパケット分離部３から入力するショートパケットの揺らぎを吸収した後、ショートパケットヘッダを取り除き、符号化データを復号化部６−１〜６−ｎに出力する。復号化部６−１〜６−ｎは、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎより入力した符号化データを復号して出力する。
【００４９】
図３は揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図であり、図において、２１はショートパケット化時間算出部、２２は減算部、２３は加算部、２４は揺らぎ吸収バッファである。ショートパケット分離部３からのショートパケットは、ショートパケット化時間算出部２１及び揺らぎ吸収バッファ２４に入力される。ショートパケット化時間算出部２１は、図２に示したパケット多重遅延揺らぎ量推定部４のショートパケット化時間算出部１１−１〜１１−ｎと同様の処理を行い、ショートパケット化時間を算出して、これを減算部２２に出力する。
【００５０】
減算部２２は、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４より入力したショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定値から、ショートパケット化時間算出部２１より入力した有音バーストの先頭ショートバケットのショートパケット化時間を減算し、減算結果を加算部２３に出力する。加算部２３は、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部２より入力したネットワークの伝送遅延揺らぎ量の推定値と、減算部２２より入力した値を加算して揺らぎ吸収量を求め、これを揺らぎ吸収バッファ２４に出力する。
【００５１】
揺らぎ吸収バッファ２４はＦＩＦＯ（Ｆｉｒｓｔ Ｉｎ Ｆｉｒｓｔ Ｏｕｔ）バッファであり、入力したショートパケットを一定時間蓄積した後、ショートパケットヘッダ部以外のペイロード部分を一定速度で読み出す。ここで、ショートパケットをどの程度の時間蓄積するかについてであるが、入力したショートパケットが有音の先頭データである場合のみ、このときの加算部２３からの揺らぎ吸収量を入力し、入力したショートパケットをその揺らぎ吸収時間分蓄積しておく。揺らぎ吸収時間が経過したら、その後は一定速度でショートパケットのペイロードデータ、すなわち符号化データを出力する。
【００５２】
ここで、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定値からショートパケット化時間を減算する理由は次の通りである。パケット多重遅延揺らぎ量推定部４によって算出されるショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定値は、最大のショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量に相当する。一方、実際に受信するショートパケットには伝送遅延量の大きいものと小さいものとがあるが、ショートパケット化時間はそのショートパケットを組み立てるのに要した時間と言えるため、ショートパケット化時間が長い有音先頭のショートパケットは伝送遅延量が大きく、このようなショートパケットに対してはあまり大きな揺らぎ吸収時間は必要でない。逆にショートパケット化時間の短い有音先頭のショートパケットに対しては、大きな揺らぎ吸収時間が必要である。従って、最大のショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量であるショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定値からショートパケット化時間を減算することで、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎに対する最適な揺らぎ吸収量を求めることができることになる。
【００５３】
以上のように、この実施の形態１によれば、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部２がＩＰパケット内のＲＴＰヘッダに格納されたタイムスタンプに基づきネットワーク上で発生する伝送遅延揺らぎ量を推定し、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４が受信したショートパケットのショートパケット化時間の最大値を求めることによってショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定し、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎが、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部２によって推定されたネットワークの伝送遅延揺らぎ量に対して、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量から有音バーストの先頭ショートパケットのショートパケット化時間を減算した値を加算し、これを揺らぎ吸収量としたので、伝送遅延を増大させず、かつ伝送すべき情報量を増大させることなく、揺らぎ吸収量を制御できるレイヤードパケットによる音声通信を実現する音声パケット通信装置を得ることができるという効果が得られる。
【００５４】
実施の形態２．
この発明の実施の形態２による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。図４はこの実施の形態２におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図であり、図において、１３はタイマ部、１４は出力データ制御部である。
【００５５】
上記実施の形態１に示した音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部４は、ＩＰパケットを１個受信する度に、そのＩＰパケット内に多重化されたショートパケットの中からショートパケット化時間が最大のものを抜き出し、これをショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定値としている。しかし、適用形態によっては、ＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が長いものが含まれることもあるが、ショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが伝送される等、ばらつきがある可能性がある。この実施の形態２では、このような場合に対応したパケット多重遅延揺らぎ量推定部４を示す。
【００５６】
次に動作について説明する。
ショートパケット化時間算出部１１−１〜１１−ｎ及び最大値算出部１２は、実施の形態１の図２に示したパケット多重遅延揺らぎ量推定部４と同様の動作を行う。タイマ部１３は、出力データ制御部１４に対して出力する時間ｔを、一定時間毎、例えば１ｍｓ毎に１ずつカウントアップする。出力データ制御部１４は、最大値算出部１２からの入力値ｘとタイマ部１３からの時間ｔに基づき出力値ｙを決定する。
【００５７】
図５はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘは最大値算出部１２からの入力値、ｔはタイマ部１３からの時間、ｙは出力データ制御部１４の出力値、ｚは最大値算出部１２からの入力値ｘがある条件の場合に一時保存最大値として保持する出力データ制御部１４の内部変数、ｔｐは内部タイマ値であり同じく出力データ制御部１４の内部変数、Ｔは更新周期で判定条件に使用される出力データ制御部１４の内部定数である。
【００５８】
図５に示すとおり、この処理はＩＰパケットが１個受信される毎に行われる。ステップＳＴ１１において、最大値算出部１２からの入力値ｘが内部変数ｚよりも大きいかどうか判定し、ｘがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ１２において内部変数ｚに入力値ｘを代入し、ｘがｚよりも大きくない場合にはステップＳＴ１３に進む。
【００５９】
ステップＳＴ１３において、タイマ部１３からの時間ｔがＴ＋ｔｐ以上であるかどうかを判定し、ｔがＴ＋ｔｐ未満であればそのまま終了し、ｔがＴ＋ｔｐ以上であれば、ステップＳＴ１４において、出力値ｙに内部変数ｚを代入する。ステップＳＴ１５において、内部変数ｚを０にリセットし、ステップＳＴ１６において、内部変数ｔｐに時間ｔを代入して処理を終了する。
【００６０】
この一連の処理によれば、一度、出力値ｙを設定すると、その後、更新周期Ｔミリ秒経過するまでは、その出力値ｙを維持する一方、その間の入力値ｘの最大値を求める。そして、更新周期Ｔミリ秒以上経過してから、出力値ｙをそれまでに求めた入力値ｘの最大値とすることとなる。従って、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケット入力されても、出力値ｙが小さくなるということはなくなる。
【００６１】
以上のように、この実施の形態２によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、タイマ部１３と出力データ制御部１４とを設けたので、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができるという効果が得られる。
【００６２】
実施の形態３．
この発明の実施の形態３による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。また、この実施の形態３におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図は、実施の形態２の図４からタイマ部１３を削除したものである。
【００６３】
次に動作について説明する。
図６はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｎは受信ＩＰパケット数カウンタ値で出力データ制御部１４の内部変数、Ｎは受信ＩＰパケット数判定しきい値で出力データ制御部１４の内部定数である。その他のｘ，ｙ，ｚは実施の形態２の図５に示すものと同一である。
【００６４】
ＩＰパケットが受信されると、ステップＳＴ２１において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎを１カウントアップし、ステップＳＴ２２において、最大値算出部１２からの入力値ｘが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ２３においてｚにｘを代入し、ｘがｚよりも大きくない場合にはステップＳＴ２４に進む。
【００６５】
ステップＳＴ２４において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎが受信ＩＰパケット数判定しきい値Ｎと等しいかどうかを判定し、ｎがＮと等しくなければそのまま終了し、ｎがＮと等しければ、ステップＳＴ２５において出力値ｙに内部変数ｚを代入し、ステップＳＴ２６においてｚを０にリセットし、さらに、ステップＳＴ２７においてｎを０にリセットして終了する。
【００６６】
この一連の処理によれば、一度、出力値ｙを設定すると、その後、Ｎ個のＩＰパケット受信するまではその値を維持する一方、その間の入力値ｘの最大値を求める。そしてＮ個のＩＰパケットが受信されると、出力値ｙをそれまでに求めた入力値ｘの最大値とすることとなる。従って、一時的に、ＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、出力値が小さくなるということはなくなる。
【００６７】
以上のように、この実施の形態３によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、出力データ制御部１４を設けたので、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができるという効果が得られる。
【００６８】
実施の形態４．
この発明の実施の形態４による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。また、この実施の形態４におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図は、実施の形態２の図４と同等である。
【００６９】
次に動作について説明する。
図７はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｔ，ｙ，ｚ，ｔｐ，Ｔは実施の形態２の図５に示すものと同一である。
【００７０】
ＩＰパケットが受信されると、ステップＳＴ３１において、最大値算出部１２からの入力値ｘが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ３２において、内部変数ｚに入力値ｘを代入し、ｘがｚよりも大きくない場合には、ステップＳＴ３３に進む。
【００７１】
ステップＳＴ３３において、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｙよりも大きい場合には、ステップＳＴ３４において、出力値ｙに入力値ｘを代入し、ｘがｙよりも大きくない場合には、ステップＳＴ３５に進む。
【００７２】
ステップＳＴ３５において、タイマ部１３からの時間ｔがＴ＋ｔｐ以上であるかどうかを判定し、時間ｔがＴ＋ｔｐ未満である場合には、そのまま終了し、時間ｔがＴ＋ｔｐ以上である場合には、ステップＳＴ３６において、出力値ｙに内部変数ｚを代入し、ステップＳＴ３７において、内部変数ｚを０にリセットし、ステップＳＴ３８において、内部タイマ値ｔｐに時間ｔを代入して終了する。
【００７３】
図７に示すフローチャートは、図５に示すフローチャートに対して、ステップＳＴ３３，ＳＴ３４を追加したもので、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きければ、すぐに出力値ｙが更新されるため、ｘが急激に増大した場合にすばやく対応できることになる。
【００７４】
この一連の処理によれば、一度、出力値ｙを設定すると、その後、Ｔミリ秒経過するまでは、その値を入力値ｘが出力値ｙよりも小さければ維持して、入力値ｘが出力値ｙよりも大きければ入力値ｘを出力値ｙに代入する一方、その間の入力値ｘの最大値を求める。そしてＴミリ秒以上経過してからＩＰパケットが入力されると、出力値ｙをそれまでに求めた入力値ｘの最大値とすることとなる。従って、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケット入力されても、出力値ｙが小さくなるということはなくなる。
【００７５】
以上のように、この実施の形態４によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、タイマ部１３と出力データ制御部１４とを設けたので、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されても、すばやく対応できるという効果が得られる。
【００７６】
実施の形態５．
この発明の実施の形態５による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。また、この実施の形態５におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図は、実施の形態２の図４からタイマ部１３を削除したものである。
【００７７】
次に動作について説明する。
図８はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｙ，ｚ，ｎ，Ｎは実施の形態３の図６に示すものと同一である。
【００７８】
ＩＰパケットが受信されると、ステップＳＴ４１において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎを１カウントアップする。ステップＳＴ４２において、最大値算出部１２からの入力値ｘが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ４３において、内部変数ｚに入力値ｘを代入し、ｘがｚよりも大きくない場合には、ステップＳＴ４４に進む。
【００７９】
ステップＳＴ４４において、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｙよりも大きい場合には、ステップＳＴ４５において、出力値ｙに入力値ｘを代入し、ｘがｙよりも大きくない場合には、ステップＳＴ４６に進む。
【００８０】
ステップＳＴ４６において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎが受信ＩＰパケット数判定しきい値Ｎと等しいかどうかを判定し、ｎがＮと等しくなければ、そのまま終了し、ｎがＮと等しければ、ステップＳＴ４７において、出力値ｙに内部変数ｚを代入し、ステップＳＴ４８において、内部変数ｚを０にリセットし、ステップＳＴ４９において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎを０にリセットして終了する。
【００８１】
図８に示すフローチャートは、図６に示すフローチャートに対して、ステップＳＴ４４，ＳＴ４５を追加したもので、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きければ、すぐに出力値ｙが更新されるため、入力値ｘが急激に増大した場合に、すばやく対応できる。
【００８２】
以上のように、この実施の形態５によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、出力データ制御部１４を設けたので、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されても、すばやく対応できるという効果が得られる。
【００８３】
実施の形態６．
この発明の実施の形態６による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。また、この実施の形態６におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図は、実施の形態２の図４と同等である。
【００８４】
次に動作について説明する。
図９はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、αは出力値ｙを減少させる際に用いるリーク係数で、出力データ制御部１４の内部定数である。αには例えば０．９から１の間の１よりもやや小さい値を設定する。その他のｘ，ｔ，ｙ，ｚ，ｔｐ，Ｔは実施の形態２の図５に示すものと同一である。
【００８５】
ＩＰパケットが受信されると、ステップＳＴ５１において、最大値算出部１２からの入力値ｘが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ５２において、内部変数ｚに入力値ｘを代入し、ｘがｚよりも大きくない場合には、ステップＳＴ５３に進む。
【００８６】
ステップＳＴ５３において、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｙよりも大きい場合には、ステップＳＴ５４において、出力値ｙに入力値ｘを代入し、ｘがｙよりも大きくない場合には、ステップＳＴ５５に進む。
【００８７】
ステップＳＴ５５において、タイマ部１３からの時間ｔがＴ＋ｔｐ以上であるかどうかを判定し、時間ｔがＴ＋ｔｐ未満である場合には、そのまま終了し、時間ｔがＴ＋ｔｐ以上である場合には、ステップＳＴ５６において、出力値ｙが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定し、ｙがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ５７において、出力値ｙにα×ｙを代入し、ｙがｚよりも大きくない場合には、ステップＳＴ５８に進む。ステップＳＴ５８において、内部タイマ値ｔｐに時間ｔを代入して終了する。
【００８８】
図９に示すフローチャートは、図７に示すフローチャートのステップＳＴ３６，ＳＴ３７を、ステップＳＴ５６，ＳＴ５７に変更したもので、出力値ｙが現在の値よりも小さくなる場合には、急激に小さくならないようにしている。急激な揺らぎ吸収量の変化は、結果として伝送遅延の急激な変化となるため、通話者に違和感を覚えさせる恐れがあり、この処理ではこの違和感を避けることができる。一方、揺らぎ吸収量を増大させる場合は直ぐに増大させているが、これは、例え伝送遅延が急激に増大しても、揺らぎ吸収量の不足によって音声の途切れが発生するよりも、通話品質としては優れているための措置である。
【００８９】
この実施の形態６では、出力値ｙが現在の値よりも急激に小さくならないように、ステップＳＴ５７で現在の出力値にリーク係数αを乗算しているが、現在の出力値から所定値を減算する等、現在の値を微小に減少させる方法を用いても良い。
【００９０】
以上のように、この実施の形態６によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、タイマ部１３と出力データ制御部１４とを設けたので、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果が得られる。
【００９１】
実施の形態７．
この発明の実施の形態７による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。また、この実施の形態７におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図は、実施の形態２の図４からタイマ部１３を削除したものである。
【００９２】
次に動作について説明する。
図１０はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｙ，ｚ，ｎ，Ｎは実施の形態３の図６に示すものと同一であり、αは実施の形態６の図９に示すものと同一である。
【００９３】
ＩＰパケットが受信されると、ステップＳＴ６１において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎを１カウントアップし、ステップＳＴ６２において、最大値算出部１２からの入力値ｘが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ６３において、内部変数ｚに入力値ｘを代入し、ｘがｚよりも大きくない場合には、ステップＳＴ６４に進む。
【００９４】
ステップＳＴ６４において、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｙよりも大きい場合には、ステップＳＴ６５において、出力値ｙに入力値ｘを代入し、ｘがｙよりも大きくない場合には、ステップＳＴ６６に進む。
【００９５】
ステップＳＴ６６において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎが受信ＩＰパケット数判定しきい値Ｎと等しいかどうかを判定し、ｎがＮに等しくなければ、そのまま処理を終了し、ｎがＮに等しければ、ステップＳＴ６７において、出力値ｙが内部変数ｚよりも大きいかどうかを判定する。ｙがｚよりも大きい場合には、ステップＳＴ６８において、出力値ｙにα×ｙを代入し、ｙがｚよりも大きくない場合には、ステップＳＴ６９に進む。ステップＳＴ６９において、受信ＩＰパケット数カウンタ値ｎを０にリセットして終了する。
【００９６】
図１０に示すフローチャートは、図８に示すフローチャートのステップＳＴ４７，ＳＴ４８を、ステップＳＴ６７，ＳＴ６８に変更したもので、出力値ｙが現在の値よりも小さくなる場合には、急激に小さくならないようにしている。急激な揺らぎ吸収量の変化は、結果として伝送遅延の急激な変化となるため、通話者に違和感を覚えさせる恐れがあり、この処理ではこの違和感を避けることができる。一方、揺らぎ吸収量を増大させる場合は直ぐに増大させているが、これは、例え伝送遅延が急激に増大しても、揺らぎ吸収量の不足によって音声の途切れが発生するよりも、通話品質としては優れているための措置である。
【００９７】
この実施の形態７では、出力値ｙが現在の値よりも急激に小さくならないように、ステップＳＴ６８で現在の出力値にリーク係数αを乗算しているが、現在の出力値から所定値を減算する等、現在の値を微小に減少させる方法を用いても良い。
【００９８】
以上のように、この実施の形態７によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、出力データ制御部１４を設けたので、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果が得られる。
【００９９】
実施の形態８．
この発明の実施の形態８による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図及び揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は、それぞれ実施の形態１の図１及び図３と同等である。また、この実施の形態８におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の内部構成を示すブロック図は、実施の形態２の図４からタイマ部１３を削除したものである。
【０１００】
次に動作について説明する。
図１１はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４における出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｙ，αは実施の形態７の図１０に示すものと同一である。
【０１０１】
ＩＰパケットが受信されると、ステップＳＴ７１において、入力値ｘが現在の出力値ｙよりも大きいかどうかを判定し、ｘがｙよりも大きくない場合には、ステップＳＴ７２において、ｙにα×ｙを代入し、ｘがｙよりも大きい場合には、ステップＳＴ７３において、出力値ｙに入力値ｘを代して終了する。
【０１０２】
この一連の処理では、入力値ｘが出力値ｙよりも大きければ、出力値ｙは直ぐに入力値ｘに置き換わり、これまでに示したフローと同様であるが、過去一定時間又は過去一定パケット数を受信するまでの間、入力値ｘの最大値を保持することができない。ただし、出力値ｙが急激に小さくならないようにはなっている。図１１に示すフローチャートでは、図５から図１０に示すフローチャートのように、入力値ｘの最大値を保持することができないが、その分、処理が簡略になっている。
【０１０３】
この実施の形態８では、出力値ｙが現在の値よりも急激に小さくならないように、ステップＳＴ７２で現在の出力値にリーク係数αを乗算しているが、現在の出力値から所定値を減算する等、現在の値を微小に減少させる方法を用いても良い。
【０１０４】
以上のように、この実施の形態８によれば、実施の形態１と同様の効果が得られると共に、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４に、出力データ制御部１４を設けたので、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果が得られる。
【０１０５】
実施の形態９．
図１２はこの発明の実施の形態９による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図である。図において、４−１〜４−ｎは、チャネル１〜ｎに対応したパケット多重遅延揺らぎ量推定部であり、その他のパケット分解部１、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部２、ショートパケット分離部３、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎ、復号化部６−１〜６−ｎについては、実施の形態１の図１に示す音声パケット通信装置と同等である。図１２に示すように、この実施の形態９では、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎをチャネル毎に設ける構成としている。
【０１０６】
図１３はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図である。図において、１１はショートパケット化時間算出部、１３はタイマ部、１４は出力データ制御部であり、実施の形態２の図４と比較して、ショートパケット化時間算出部１１を１つにし、最大値算出部１２を削除している。なお、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。
【０１０７】
次に動作を説明する。
パケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおけるショートパケット化時間算出部１１は、実施の形態２の図４に示すショートパケット時間算出部１１−１〜１１−ｎと同様の動作を行い、タイマ部１３も図４に示すタイマ部１３と同様の動作を行う。
【０１０８】
図１４はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｔ，ｙ，ｚ，ｔｐ，Ｔは実施の形態２の図５に示すものと同一である。この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１１１〜ＳＴ１１６の処理は、実施の形態２の図５に示すステップＳＴ１１〜ＳＴ１６の処理と同様である。
【０１０９】
このように、図１２に示す音声パケット通信装置は図１に示した音声パケット通信装置とほぼ同様の処理を行い、異なる点としては、パケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎがチャネル毎に設けられる点と、そのショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定処理が、ＩＰパケット受信毎ではなく各チャネルのショートパケット受信毎になる点である。全体的な処理量としては、図１に示す音声パケット通信装置に比べて、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量の推定処理に要する処理量がチャネル別に分れている分多くなってしまうが、図１に示すパケット多重遅延揺らぎ量推定部４の処理量が逼迫している場合には、本構成が有効となる。
【０１１０】
以上のように、この実施の形態９によれば、実施の形態２と同様の効果が得られる。
【０１１１】
実施の形態１０．
この発明の実施の形態１０による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図は実施の形態９の図１２と同等で、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。また、この実施の形態１０におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図は、実施の形態９の図１３からタイマ部１３を削除したものである。
【０１１２】
次に動作について説明する。
図１５はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｎは受信ショートパケット数カウンタ値で、出力データ制御部１４の内部変数であり、Ｎは受信ショートパケット数判定しきい値で、出力データ制御部１４の内部定数である。その他のｘ，ｙ，ｚは実施の形態２の図５に示すものと同一である。
【０１１３】
この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１２１〜ＳＴ１２７の処理は、実施の形態３の図６に示すステップＳＴ２１〜ＳＴ２７の処理と同様である。
【０１１４】
以上のように、この実施の形態１０によれば、実施の形態３と同様の効果が得られる。
【０１１５】
実施の形態１１．
この発明の実施の形態１１による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図は実施の形態９の図１２と同等で、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。また、この実施の形態１１におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図は、実施の形態９の図１３と同等である。
【０１１６】
次に動作について説明する。
図１６はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｔ，ｙ，ｚ，ｔｐ，Ｔは実施の形態２の図５に示すものと同一である。この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１３１〜ＳＴ１３８の処理は、実施の形態４の図７に示すステップＳＴ３１〜ＳＴ３８の処理と同様である。
【０１１７】
以上のように、この実施の形態１１によれば、実施の形態４と同様の効果が得られる。
【０１１８】
実施の形態１２．
この発明の実施の形態１２による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図は実施の形態９の図１２と同等で、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。また、この実施の形態１２におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図は、実施の形態９の図１３からタイマ部１３を削除したものである。
【０１１９】
次に動作について説明する。
図１７はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｙ，ｚ，ｎ，Ｎは実施の形態１０の図１５に示すものと同一である。この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１４１〜ＳＴ１４９の処理は実施の形態５の図８に示すステップＳＴ４１〜ＳＴ４９の処理と同様である。
【０１２０】
以上のように、この実施の形態１２によれば、実施の形態５と同様の効果が得られる。
【０１２１】
実施の形態１３．
この発明の実施の形態１３による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図は実施の形態９の図１２と同等で、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。また、この実施の形態１３におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図は、実施の形態９の図１３と同等である。
【０１２２】
次に動作について説明する。
図１８はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｔ，ｙ，ｚ，α，ｔｐ，Ｔは実施の形態６の図９に示すものと同一である。この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１５１〜ＳＴ１５８の処理は、実施の形態６の図９に示すステップＳＴ５１〜ＳＴ５８の処理と同様である。
【０１２３】
以上のように、この実施の形態１３によれば、実施の形態６と同様の効果が得られる。
【０１２４】
実施の形態１４．
この発明の実施の形態１４による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図は実施の形態９の図１２と同等で、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。また、この実施の形態１４におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図は、実施の形態９の図１３からタイマ部１３を削除したものである。
【０１２５】
次に動作について説明する。
図１９はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｙ，ｚ，αは実施の形態７の図１０に示すものと同一であり、ｎ，Ｎは実施の形態１０の図１５に示すものと同一である。この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１６１〜ＳＴ１６９の処理は、実施の形態７の図１０に示すステップＳＴ６１〜ＳＴ６９の処理と同様である。
【０１２６】
以上のように、この実施の形態１４によれば、実施の形態７と同様の効果が得られる。
【０１２７】
実施の形態１５．
この発明の実施の形態１５による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図は実施の形態９の図１２と同等で、揺らぎ吸収制御部５−１〜５−ｎの内部構成を示すブロック図は実施の形態１の図３と同等である。また、この実施の形態１５におけるパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎの内部構成を示すブロック図は、実施の形態９の図１３からタイマ部１３を削除したものである。
【０１２８】
次に動作について説明する。
図２０はパケット多重遅延揺らぎ量推定部４−１〜４−ｎにおける出力データ制御部１４の処理の流れを示すフローチャートである。図において、ｘ，ｙ，αは実施の形態８の図１１に示すものと同一である。この処理はショートパケットを１個受信する毎に行われ、ステップＳＴ１７１〜ＳＴ１７３の処理は、実施の形態８の図１１に示すステップＳＴ７１〜ＳＴ７３の処理と同様である。
【０１２９】
以上のように、この実施の形態１５によれば、実施の形態８と同様の効果が得られる。
【０１３０】
上記実施の形態１から実施の形態１５では、インターネットプロトコルによるＩＰパケットを使用しているが、ＩＰパケット以外の他のパケットに対しても、適用が可能である。
【０１３１】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ネットワークの伝送遅延揺らぎ量を推定するネットワーク遅延揺らぎ量推定部と、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定するパケット多重遅延揺らぎ量推定部と、ネットワーク遅延揺らぎ量推定部とパケット多重遅延揺らぎ量推定部の推定結果に基づき、ショートパケット到着遅延の揺らぎを吸収する揺らぎ吸収制御部とを備えたことにより、伝送遅延を増大させず、かつ伝送すべき情報量を増大させることなく、揺らぎ吸収量を制御できるという効果がある。
【０１３２】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出し、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する最大値算出部とを備えたことにより、伝送遅延を増大させず、かつ伝送すべき情報量を増大させることなく、揺らぎ吸収量を制御できるという効果がある。
【０１３３】
この発明によれば、揺らぎ吸収制御部が、有音の先頭ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量から有音の先頭ショートパケットのショートパケット化時間を減算する減算部と、ネットワークの伝送遅延揺らぎ量と減算部の減算結果を加算して揺らぎ吸収量を求める加算部と、求められた揺らぎ吸収量の時間だけショートパケットを蓄積して出力する揺らぎ吸収バッファとを備えたことにより、伝送遅延を増大させず、かつ伝送すべき情報量を増大させることなく、揺らぎ吸収量を制御できるという効果がある。
【０１３４】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、所定時間内に受信したパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができるという効果がある。
【０１３５】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、受信した所定個数のパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができるという効果がある。
【０１３６】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、所定時間内に受信したパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されても、すばやく対応できるという効果がある。
【０１３７】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、受信した所定個数のパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されても、すばやく対応できるという効果がある。
【０１３８】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、所定時間内に受信したパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定時間を経過後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果がある。
【０１３９】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、受信した所定個数のパケットについて最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果がある。
【０１４０】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことにより、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果がある。
【０１４１】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、所定時間内に受信したショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができるという効果がある。
【０１４２】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、受信した所定個数のショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定個数のショートパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができるという効果がある。
【０１４３】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量がショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、所定時間内に受信したショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されても、すばやく対応できるという効果がある。
【０１４４】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、受信した所定個数のショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定個数のショートパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されても、すばやく対応できるという効果がある。
【０１４５】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、所定時間内に受信したショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定時間を経過後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果がある。
【０１４６】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、受信した所定個数のショートパケットについてショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、所定個数のパケットを受信後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことにより、一時的にＩＰパケット中に多重化されたショートパケットのショートパケット化時間が全て短いＩＰパケットが入力されても、正確なショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定することができ、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果がある。
【０１４７】
この発明によれば、パケット多重遅延揺らぎ量推定部が、ショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことにより、ショートパケット化時間が長いＩＰパケットが急激に入力されてもすばやく対応でき、ショートパケット化時間が短いＩＰパケットが急激に入力されても、より適切な揺らぎ吸収量の推定が可能となり、通話中の違和感を避けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の実施の形態１による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図である。
【図２】 この発明の実施の形態１による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部の内部構成を示すブロック図である。
【図３】 この発明の実施の形態１による音声パケット通信装置の揺らぎ吸収制御部の内部構成を示すブロック図である。
【図４】 この発明の実施の形態２による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部の内部構成を示すブロック図である。
【図５】 この発明の実施の形態２による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図６】 この発明の実施の形態３による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図７】 この発明の実施の形態４による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図８】 この発明の実施の形態５による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図９】 この発明の実施の形態６による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１０】 この発明の実施の形態７による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１１】 この発明の実施の形態８による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１２】 この発明の実施の形態９による音声パケット通信装置の構成を示すブロック図である。
【図１３】 この発明の実施の形態９による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部の内部構成を示すブロック図である。
【図１４】 この発明の実施の形態９による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１５】 この発明の実施の形態１０による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１６】 この発明の実施の形態１１による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１７】 この発明の実施の形態１２による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１８】 この発明の実施の形態１３による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図１９】 この発明の実施の形態１４による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図２０】 この発明の実施の形態１５による音声パケット通信装置のパケット多重遅延揺らぎ量推定部における出力データ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図２１】 従来の音声パケット通信装置の構成を示すブロック図である。
【図２２】 従来のパケットフォーマットを示す図である。
【図２３】 従来のパケットフォーマットを示す図である。
【図２４】 従来の音声パケット通信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
１ パケット分離部、２ ネットワーク遅延揺らぎ量推定部、３ ショートパケット分離部、４，４−１〜４−ｎ パケット多重遅延揺らぎ量推定部、５−１〜５−ｎ 揺らぎ吸収制御部、６−１〜６−ｎ 復号化部、１１，１１−１〜１１−ｎ ショートパケット化時間算出部、１２ 最大値算出部、１３ タイマ部、１４ 出力データ制御部、２１ ショートパケット化時間算出部、２２ 減算部、２３ 加算部、２４ 揺らぎ吸収バッファ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a voice packet communication apparatus for packetizing and transmitting a voice signal.
[0002]
[Prior art]
With the recent development of IP (Internet Protocol) communication, voice packet communication technology, which is a technology for transmitting telephone voice signals and facsimile signals in IP packets, has attracted attention. FIG. 21 is a block diagram showing the configuration of such a conventional voice packet communication device. This voice packet communication device accommodates, for example, telephone voice signals of a plurality of channels (number of channels = n) and transmits packets. It is.
[0003]
In FIG. 21, 101-1 to 101-n are encoding units for encoding a speech signal at a low bit rate, 102 is a packet assembling unit for packetizing a speech signal encoded at a low bit rate, and 103 is received from the transmission line side. A packet decomposing unit that inputs a packet and extracts a low bit rate encoded audio signal of each channel. 104-1 to 104-n are arrivals of low bit rate encoded audio signals input from the packet decomposing unit 103. Fluctuation absorbing buffers 105-1 to 105-n for absorbing delay fluctuations are decoding units for decoding a low bit rate encoded audio signal.
[0004]
Next, the operation will be described.
Encoding sections 101-1 to 101-n perform low bit rate encoding on the audio signals of the respective channels input from the terminal side, and output them to packet assembling section 102. The packet assembling unit 102 packetizes the low bit rate encoded speech signal (hereinafter referred to as encoded data) input from the encoding units 101-1 to 101-n and outputs the packet to the transmission path side.
[0005]
In voice packet communication, usually, only when the terminal-side input signal is voiced, the voice signal is often encoded with a low bit rate and packetized for transmission. This is a technique called silence compression, but the encoders 101-1 to 101-n detect the presence / absence of the input signal, encode only the speech signal at a low bit rate, and output it. Realized. Examples of such a voice encoding system having a silence compression function include ITU-T recommendation G.264. 729 Annex B and the CS-ACELP encoding method.
[0006]
The packet decomposing unit 103 receives and decomposes the packet from the transmission line side, and outputs encoded audio signals corresponding to the respective channels to the fluctuation absorbing buffers 104-1 to 104-n. The voice packet communication has a problem that the packet transmission time is likely to fluctuate. Therefore, the fluctuation absorbing buffers 104-1 to 104-n absorb arrival delay fluctuation of the input encoded voice signal and output the encoded voice signal to the decoding units 105-1 to 105-n at a constant speed. To do. Decoding sections 105-1 to 105-n decode the encoded audio signals input from fluctuation absorbing buffers 104-1 to 104-n and output the decoded audio signals to the terminal side.
[0007]
By the way, since the IP packet has a large packet header size, a packet format whose influence of overhead is small is used. However, in recent years, voice data for a plurality of channels is multiplexed in one packet. A transmission method has been proposed. As such a method, there is a packet format as shown in FIG. This figure is shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-122307, and a plurality of short packets are multiplexed in the payload of an IP packet, and each short packet has its channel number (call line number) added to voice data (SPP). ) And an identifier (encoding method identifier) indicating a speech encoding method, and a header (SPH).
[0008]
As a format substantially similar to this, there is a packet format as shown in FIG. This figure is shown in the 1999 IEICE General Conference B-7-91. In FIG. 23, the header of the IP packet is shown in detail, and is composed of an IP header 20 bytes, a UDP header 8 bytes, and an RTP header 8 bytes.
[0009]
Similarly to FIG. 22, short packets for a plurality of channels are multiplexed in the payload of this packet, and one short packet is composed of audio data for one channel and its short packet header. The short packet header consists of a channel identifier and a codec identifier. Which channel the short packet corresponds to by the channel identifier, and the coding method and coding speed of the audio data in the short packet by the codec identifier The short packet size is indicated. A packet in which short packets are multiplexed in this manner is called a layered packet or the like because smaller packets overlap each other, that is, is layered.
[0010]
As a short packet multiplexing method, a method in which an IP packet generation time interval is determined in advance, and encoded audio data of each channel generated during the generation time interval is converted into a short packet and multiplexed into one IP packet. A method in which the size of an IP packet is determined in advance, and when encoded audio data sufficient to satisfy the size is accumulated, the encoded audio data of each channel is converted into a short packet and multiplexed into one IP packet, etc. Exists. Furthermore, as a method combining both of these, either a predetermined IP packet generation time interval elapses or encoded voice data is accumulated for a predetermined IP packet size. When the condition is satisfied, there exists a method of encoding encoded voice data of each channel into a short packet and multiplexing it into one IP packet.
[0011]
Whichever of the various multiplexing methods listed here is used, the short packet to be multiplexed generally has a variable length. In the method of determining the IP packet generation interval, the length of the short packet cannot be fixed when silence compression is performed, and from silence to voice between one IP packet occurrence time and the next IP packet occurrence time. The size of the encoded voice data of the channel that has transitioned to is smaller than the size of the encoded voice data of the channel that was voiced from the beginning to the end, and the short packet length changes.
[0012]
Also, in the method of predetermining the IP packet size, the short packet length changes when the number of voiced channels changes. The change in the short packet length means that the waiting time until the encoded audio data is short-packeted and output changes, and this is due to the layered packetization that multiplexes and transmits such short packets. For example, multiplexing delay fluctuations due to multiplexing of short packets occur.
[0013]
On the other hand, transmission delay fluctuation also occurs in the IP packet network. This is the processing delay fluctuation of the router installed in the IP network, which changes according to the traffic load in the network. When the load is heavy, the fluctuation of the processing delay increases, resulting in IP packet transmission. Delay fluctuation increases. Therefore, when communication is performed using a packetized format (layered packet) as shown in FIG. 23, the transmission delay fluctuation of the short packet is superimposed on the transmission delay fluctuation in the IP packet network and the short packet multiplexing delay fluctuation. It will be a thing.
[0014]
As a fluctuation absorbing method provided in the voice packet communication apparatus, there are a method for setting a fixed fluctuation absorbing amount and a variable fluctuation absorbing method for changing the absorbing amount by observing or predicting a change in the fluctuation amount. Since the method of setting a fixed fluctuation absorption amount is a method of setting the worst value (maximum value) of the transmission delay fluctuation amount in advance, the transmission delay is always increased as a result. On the other hand, the variable fluctuation absorption method, when the transmission delay fluctuation amount is small, also reduces the fluctuation absorption amount, so it is possible to reduce the transmission delay and is superior to the absorption method that sets a fixed fluctuation amount. It can be said that it is a method.
[0015]
As a method of observing fluctuation absorption in the variable fluctuation absorption method, there is a method using a time stamp in the RTP header in the IP packet format shown in FIG. The time stamp is a record of the time when the voice packet communication device outputs the IP packet. When the time stamp in a certain IP packet is t1, the time when the IP packet is received is t1 ', the time stamp in another IP packet is t2, and the time when the IP packet is received is t2', | (t1- t2) − (t1′−t2 ′) | is the transmission delay fluctuation of these two packets. By observing this value, the amount of fluctuation in IP packet transmission delay can be known, and the amount of fluctuation absorption can be changed. However, with this method, it is impossible to know the multiplex delay fluctuation of the short packet, and some method is required.
[0016]
Conventionally, various techniques for absorbing fluctuations in variable-length packets have been studied as related to techniques for absorbing such multiplexed delay fluctuations. For example, FIG. 24 is a block diagram showing the configuration of the packet communication apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 3-191638. In the figure, 111 is a media determination circuit, 112 is a coder unit, 113 is a buffer, 114 is a packet assembly unit, 115 is a packet header identification unit, 116 is a packet decomposition unit, and 117 is a decoder unit.
[0017]
This publication discloses a fluctuation absorbing method for application to a packet communication apparatus in which a variable-length packet is generated because the input signal is packetized after being encoded at a different compression rate for each medium. In this method, the packet assembling unit 114 on the packet transmission side adds the compression method information of the next output packet notified from the media determination unit 111 to the header portion of the packet, thereby delaying the packet to be transmitted next. The packet header identifying unit 115 identifies the packet compression method information, sets the fluctuation absorption time according to the identification result, and notifies the packet decomposing unit 116 of the packet reproduction timing. This is to absorb fluctuation.
[0018]
Considering applying this method to delay fluctuation control by short packet multiplexing, the multiplexing delay of the next short packet to be output is embedded in the previous short packet header. It is impossible to know in advance how the delay changes. Therefore, after the IP packet to be transmitted next is generated, it is necessary to embed the multiplexing delay information in the short packet header in the IP packet generated before that, but this causes a very large processing delay on the transmission side. It gets bigger. Moreover, since it is necessary to increase the amount of information embedded in the short packet header, there is a problem that the overhead increases accordingly.
[0019]
Japanese Patent Laid-Open No. 2-63346 discloses a method for controlling fluctuation absorption in order to cope with a change in packet generation due to variable length coding of an image signal in a packet communication apparatus for transmitting image information. It is shown. In this method, the number of packets generated per frame of the encoded frame is generated in advance as a control packet, and the control packet is transmitted to the opposite device prior to actually transmitting the packet including the encoded data. On the receiving side, the amount of fluctuation absorption is controlled based on this control packet.
[0020]
Considering the application of this method to delay fluctuation control by short packet multiplexing, the multiplexing delay of the next output short packet is notified to the opposite device in advance using the control packet. When the multiplexing delay is determined, an IP packet in which the short packet is multiplexed has already been generated, and the output of the control packet and the next IP packet is almost simultaneous. To avoid this, after waiting for a certain period of time after outputting the control packet, an IP packet in which the actual short packet is multiplexed is output, but this causes a very large processing delay on the transmission side. . Further, there is a problem that the burden on the IP network becomes very large by outputting the control packet.
[0021]
Further, Japanese Patent Laid-Open No. 10-313315 discloses a technique for separately providing a fluctuation absorbing buffer for absorbing delay fluctuations in a network and a fluctuation absorbing buffer for absorbing multiplexed delay fluctuations. No method is disclosed for controlling the fluctuation absorption.
[0022]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional voice packet communication apparatus is configured as described above, in the voice packet communication apparatus that realizes voice communication using layered packets as shown in FIG. 23, the conventional technique controls the amount of fluctuation absorption. When the amount of delay fluctuation due to short packet multiplexing is appropriately obtained, the delay on the packet transmission side increases, the header information of the short packet increases, or the amount of information to be transmitted by outputting a control packet separately There has been a problem that increases.
Further, the conventional technique has a problem that a method for controlling an appropriate amount of fluctuation absorption is not provided.
[0023]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and realizes voice communication using layered packets that can control the fluctuation absorption amount without increasing the transmission delay and without increasing the amount of information to be transmitted. It is an object of the present invention to obtain a voice packet communication apparatus that performs the above-described process.
[0024]
[Means for Solving the Problems]
A voice packet communication apparatus according to the present invention includes a network delay fluctuation amount estimation unit that estimates a transmission delay fluctuation amount of a network, a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit that estimates a delay fluctuation amount of a short packet multiplexing process, and a network delay Based on the estimation results of the fluctuation amount estimation unit and the packet multiple delay fluctuation amount estimation unit, a fluctuation absorption control unit that absorbs fluctuations in the short packet arrival delay is provided.
[0025]
In the voice packet communication device according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. And a maximum value calculation unit that outputs the amount of delay fluctuation in the short packet multiplexing process.
[0026]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the fluctuation absorption control section includes a short packetization time calculation section for calculating a short packetization time of a voiced first short packet, and a voiced sound from a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. A subtractor that subtracts the short packetization time of the first short packet, an adder that calculates the amount of fluctuation absorption by adding the transmission delay fluctuation amount of the network and the subtraction result, and a short packet for the fluctuation absorption time. A fluctuation absorbing buffer for accumulating and outputting is provided.
[0027]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. The maximum value calculation unit and the maximum value for each packet calculated by the maximum value calculation unit for packets received within a predetermined time are held, and the maximum value held after the predetermined time has elapsed is short-circuited And an output data control unit that outputs the amount of delay fluctuation in the packet multiplexing process.
[0028]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. The maximum value calculation unit holds the largest maximum value among the maximum values for each packet calculated by the maximum value calculation unit for the predetermined number of received packets, and the maximum value held after receiving the predetermined number of packets. And an output data control unit that outputs the amount of delay fluctuation in the short packet multiplexing process.
[0029]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. When the delay fluctuation amount of the maximum value calculation unit and the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is processed by the short packet multiplexing processing. When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculation unit for the packet received within a predetermined time Holds the largest maximum value among the calculated maximum values for each packet, and shorts the maximum value held after a predetermined time. It is obtained and an output data control unit for outputting a delay fluctuation amount of the packet multiplexing process.
[0030]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. When the delay fluctuation amount of the maximum value calculation unit and the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is processed by the short packet multiplexing processing. When the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing processing is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculation unit calculates the predetermined number of packets received. The largest maximum value among the maximum values for each received packet is retained, and the maximum value retained after receiving a predetermined number of packets is It is obtained and an output data control unit for outputting a delay fluctuation amount of Yotopaketto multiplexing process.
[0031]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. When the delay fluctuation amount of the maximum value calculation unit and the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is processed by the short packet multiplexing processing. When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculation unit for the packet received within a predetermined time The largest maximum value among the calculated maximum values for each packet is held, and the short output currently output after a predetermined time has elapsed. When the maximum value is greater than the delay fluctuation amount of Tsu preparative multiplexing process is held, in which an output data control section to reduce the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process which is currently outputted.
[0032]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. When the delay fluctuation amount of the maximum value calculation unit and the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is processed by the short packet multiplexing processing. When the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing processing is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculation unit calculates the predetermined number of packets received. Holds the largest maximum value among the maximum values for each received packet, and after receiving a predetermined number of packets, When the maximum value is greater than the delay fluctuation amount of Topaketto multiplexing process is held, in which an output data control section to reduce the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process which is currently outputted.
[0033]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a maximum value of the calculated short packetization time. When the delay fluctuation amount of the maximum value calculation unit and the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is processed by the short packet multiplexing processing. If the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing process is greater than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing process is output. And an output data control unit for reducing the amount.
[0034]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a short packetization time for a short packet received within a predetermined time An output data control unit that holds the maximum value of the short packetization time calculated by the calculation unit and outputs the maximum value held after a predetermined time has elapsed as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. is there.
[0035]
In the voice packet communication apparatus according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and calculates a short packetization time for a predetermined number of received short packets. An output data control unit that holds the maximum value of the short packetization time calculated by the unit and outputs the maximum value held after receiving a predetermined number of short packets as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process Is.
[0036]
In the voice packet communication device according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit includes a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a delay fluctuation of a short packet multiplexing process that is currently output. When the amount is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and is currently output When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing processing being performed is greater than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculation unit calculated for the short packet received within a predetermined time Holds the maximum packetization time, It is obtained and an output data control unit for outputting a maximum value held in after the constant time as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process.
[0037]
In the voice packet communication device according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit includes a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a delay fluctuation of a short packet multiplexing process that is currently output. When the amount is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and is currently output When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing processing is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculation unit calculated by the short packetization time calculation unit for the predetermined number of short packets received Holds the maximum packetization time, It is obtained and an output data control unit for outputting a maximum value held after receiving a constant number of short packets as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process.
[0038]
In the voice packet communication device according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit includes a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a delay fluctuation of a short packet multiplexing process that is currently output. When the amount is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and is currently output When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing processing being performed is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculation unit calculates the short packet received within a predetermined time Holds the maximum short packetization time Output that decreases the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing process when the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing process is greater than the maximum value held after a predetermined time has elapsed And a data control unit.
[0039]
In the voice packet communication device according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit includes a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a delay fluctuation of a short packet multiplexing process that is currently output. When the amount is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and is currently output When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing processing is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculation unit calculated by the short packetization time calculation unit for the predetermined number of short packets received Holds the maximum packetization time, After receiving a fixed number of packets, if the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing process is greater than the maximum value held, the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing process is reduced. And an output data control unit.
[0040]
In the voice packet communication device according to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit includes a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a delay fluctuation of a short packet multiplexing process that is currently output. When the amount is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and is currently output When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing processing being performed is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the output for reducing the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing processing And a data control unit.
[0041]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below.
Embodiment 1 FIG.
1 is a block diagram showing a configuration of a voice packet communication apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. In the figure, 1 is a packet decomposing unit that extracts a payload portion of a received IP packet and outputs a multiplexed short packet. 2 is a transmission delay fluctuation amount of a network using a time stamp in an RTP header of the received IP packet. A network delay fluctuation estimation unit 3 for estimating the short packet separation unit 3 separates the multiplexed short packets.
[0042]
In FIG. 1, 4 is a packet multiplex delay fluctuation amount for estimating the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process based on the short packetization time calculated from the encoding rate included in the IP packet and the payload size of the short packet. Based on the estimation results of the network delay fluctuation estimation unit 2 and the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4, the estimation units 5-1 to 5-n absorb fluctuations in short packet arrival delay and output encoded data. Absorption control units 6-1 to 6-n are decoding units that decode the encoded data.
[0043]
Next, the operation will be described.
The packet decomposing unit 1 receives the IP packet having the format shown in FIG. 23, extracts the payload portion from which the IP header, UDP header, and RTP header have been removed, and outputs the payload portion to the short packet separating unit 3. The short packet separator 3 separates the multiplexed short packets input from the packet decomposer 1 and sends the short packets to the corresponding channel fluctuation absorption controllers 5-1 to 5-n based on the header information. Output.
[0044]
The network delay fluctuation amount estimation unit 2 estimates the transmission delay fluctuation amount of the network using the time stamp in the RTP header of the IP packet, and outputs the estimated value to the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n. . Specifically, every time an IP packet is received, the time stamp and the reception time in the IP packet are temporarily stored, and the time stamp t1, the reception time t1 ′ of the IP packet received one before, and the newly received IP | (T1-t2) − (t1′−t2 ′) | is calculated using the packet time stamp t2 and the reception time t2 ′. Since this calculated value indicates the transmission delay fluctuation of two consecutive IP packets, for example, this calculation is performed on the received IP packets for the past N packets, and the maximum value of these is obtained to determine the amount of transmission fluctuation of the network. Output as an estimated value.
[0045]
The packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 receives the short packet output from the short packet separation unit 3, estimates the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, and calculates the estimation result as the fluctuation absorption control units 5-1 to 5- output to n.
[0046]
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4. In the figure, 11-1 to 11-n are short packetization time calculation units, and 12 is a maximum value calculation unit. The short packetization time calculation units 11-1 to 11-n input short packets corresponding to channels 1 to n output from the short packet separation unit 3 every time an IP packet is received, and the short packet is obtained from the header information. The encoding rate of the encoded data and the payload size of the short packet are extracted, and the short packetization time is calculated based on the encoding rate and the payload size of the short packet.
[0047]
Here, assuming that the encoding rate is Vbit / s and the payload size is P bytes, the short packetization time Tsp is Tsp = P ÷ (8 × V). Note that short packets corresponding to all channels are not necessarily multiplexed in the received IP packet. However, when short packets of the corresponding channel are not output, the short packetization time calculation units 11-1 to 11-1 are used. 11-n maintains the calculated value output before that. The maximum value calculation unit 12 calculates and outputs the maximum value of each short packetization time input from the short packetization time calculation units 11-1 to 11-n.
[0048]
The fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n receive the estimated value of the network transmission delay fluctuation amount input from the network delay fluctuation amount estimation unit 2 and the short packet multiplexing process input from the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. After absorbing the short packet fluctuation input from the short packet separation unit 3 based on the estimated value of the delay fluctuation amount, the short packet header is removed and the encoded data is output to the decoding units 6-1 to 6-n. To do. Decoding units 6-1 to 6-n decode and output the encoded data input from fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n.
[0049]
FIG. 3 is a block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n. In the figure, 21 is a short packetization time calculation unit, 22 is a subtraction unit, 23 is an addition unit, and 24 is fluctuation absorption. It is a buffer. The short packet from the short packet separation unit 3 is input to the short packetization time calculation unit 21 and the fluctuation absorbing buffer 24. The short packetization time calculation unit 21 performs the same processing as the short packetization time calculation units 11-1 to 11-n of the packet multiple delay fluctuation estimation unit 4 illustrated in FIG. 2, and calculates the short packetization time. This is output to the subtractor 22.
[0050]
The subtraction unit 22 uses the short packet multiplexing processing delay fluctuation estimation value input from the packet multiplexing delay fluctuation amount estimation unit 4 and the short packet of the leading short bucket of the voice burst input from the short packetization time calculation unit 21. The subtraction time is subtracted, and the subtraction result is output to the adder 23. The addition unit 23 adds the estimated value of the transmission delay fluctuation of the network input from the network delay fluctuation estimation unit 2 and the value input from the subtraction unit 22 to obtain the fluctuation absorption amount, and this is obtained in the fluctuation absorption buffer 24. Output.
[0051]
The fluctuation absorbing buffer 24 is a first-in first-out (FIFO) buffer. After the input short packet is accumulated for a certain period of time, the payload part other than the short packet header part is read at a constant speed. Here, it is about how long the short packet is accumulated. However, only when the input short packet is the head data with sound, the fluctuation absorption amount from the adder 23 at this time is input and input. Short packets are accumulated for the fluctuation absorption time. After the fluctuation absorption time has elapsed, short-packet payload data, that is, encoded data is output at a constant rate thereafter.
[0052]
Here, the reason for subtracting the short packetization time from the estimated value of the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process is as follows. The estimated value of the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process calculated by the packet multiplexing delay fluctuation amount estimation unit 4 corresponds to the maximum delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. On the other hand, there are actually short packets that have a large transmission delay amount and small packets that are received, but the short packetization time is the time required to assemble the short packet, so there is a long short packetization time. The short packet at the beginning of the sound has a large transmission delay amount, and a very large fluctuation absorption time is not necessary for such a short packet. Conversely, a large fluctuation absorbing time is required for a voiced short packet with a short packetization time. Therefore, by subtracting the short packetization time from the estimated value of the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, which is the maximum delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, the optimum fluctuation for the delay fluctuation of the short packet multiplexing process is obtained. The amount of absorption can be determined.
[0053]
As described above, according to the first embodiment, the network delay fluctuation estimation unit 2 estimates the transmission delay fluctuation generated on the network based on the time stamp stored in the RTP header in the IP packet. The delay delay amount of the short packet multiplexing process is estimated by obtaining the maximum value of the short packetization time of the short packet received by the multiple delay fluctuation amount estimation unit 4, and the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n The value obtained by subtracting the short packetization time of the first short packet of the voice burst from the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process is added to the transmission delay fluctuation amount of the network estimated by the network delay fluctuation amount estimation unit 2. Because this is the amount of fluctuation absorption, the amount of information to be transmitted without increasing the transmission delay Without increasing, there is an advantage that it is possible to obtain a voice packet communication system for realizing the voice communication by layered packets that can control the fluctuation absorption.
[0054]
Embodiment 2. FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the second embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are respectively shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment. Is equivalent to FIG. 4 is a block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4 in the second embodiment. In FIG. 4, 13 is a timer unit, and 14 is an output data control unit.
[0055]
Whenever one IP packet is received, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 of the voice packet communication apparatus shown in the first embodiment converts a short packet from the short packets multiplexed in the IP packet. The one with the longest time is extracted, and this is used as an estimated value of the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. However, depending on the application form, there may be a case where the short packetization time of the multiplexed short packet is included in the IP packet. There is a possibility. In the second embodiment, a packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 corresponding to such a case is shown.
[0056]
Next, the operation will be described.
The short packetization time calculation units 11-1 to 11-n and the maximum value calculation unit 12 perform the same operation as the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 shown in FIG. The timer unit 13 counts up the time t output to the output data control unit 14 by 1 every fixed time, for example, every 1 ms. The output data control unit 14 determines the output value y based on the input value x from the maximum value calculation unit 12 and the time t from the timer unit 13.
[0057]
FIG. 5 is a flowchart showing a process flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, x is an input value from the maximum value calculation unit 12, t is a time from the timer unit 13, y is an output value from the output data control unit 14, and z is a condition in which there is an input value x from the maximum value calculation unit 12. In this case, the internal variable of the output data control unit 14 that is held as the maximum temporarily stored value, tp is the internal timer value and is also the internal variable of the output data control unit 14, and T is the output data control used for the determination condition in the update cycle. This is an internal constant of the unit 14.
[0058]
As shown in FIG. 5, this process is performed every time one IP packet is received. In step ST11, it is determined whether the input value x from the maximum value calculation unit 12 is larger than the internal variable z. If x is larger than z, the input value x is substituted into the internal variable z in step ST12. If x is not larger than z, the process proceeds to step ST13.
[0059]
In step ST13, it is determined whether the time t from the timer unit 13 is equal to or greater than T + tp. If t is less than T + tp, the process ends. If t is equal to or greater than T + tp, the output value y is internally stored in step ST14. Substitute variable z. In step ST15, the internal variable z is reset to 0. In step ST16, the time t is substituted for the internal variable tp, and the process is terminated.
[0060]
According to this series of processes, once the output value y is set, the output value y is maintained until the update period T milliseconds elapses, and the maximum value of the input value x in the meantime is obtained. Then, after elapse of the update cycle T milliseconds or more, the output value y is set to the maximum value of the input value x obtained so far. Therefore, even if an IP packet having a short packetization time that is temporarily multiplexed in an IP packet is all short, the output value y does not decrease.
[0061]
As described above, according to the second embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained, and the timer unit 13 and the output data control unit 14 are provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. Therefore, even when an IP packet with a short short packetization time that is temporarily multiplexed in an IP packet is all input, the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing process can be estimated. Is obtained.
[0062]
Embodiment 3 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the third embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment, respectively. Is equivalent to Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4 in the third embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 4 of the second embodiment.
[0063]
Next, the operation will be described.
FIG. 6 is a flowchart showing the processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, n is a received IP packet number counter value and an internal variable of the output data control unit 14, and N is a received IP packet number determination threshold value and an internal constant of the output data control unit 14. Other x, y, and z are the same as those shown in FIG. 5 of the second embodiment.
[0064]
When an IP packet is received, the received IP packet number counter value n is incremented by 1 in step ST21, and in step ST22, it is determined whether or not the input value x from the maximum value calculation unit 12 is larger than the internal variable z. If x is larger than z, x is substituted for z in step ST23, and if x is not larger than z, the process proceeds to step ST24.
[0065]
In step ST24, it is determined whether or not the received IP packet number counter value n is equal to the received IP packet number determination threshold value N. If n is not equal to N, the process ends. If n is equal to N, the process ends. Internal variable z is substituted for output value y, z is reset to 0 in step ST26, n is further reset to 0 in step ST27, and the process is terminated.
[0066]
According to this series of processes, once the output value y is set, the value is maintained until N IP packets are received thereafter, while the maximum value of the input value x is obtained. When N IP packets are received, the output value y is set to the maximum value of the input value x obtained so far. Therefore, even if an IP packet having a short packetization time for all the short packets multiplexed in the IP packet is temporarily input, the output value does not decrease.
[0067]
As described above, according to the third embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the output data control unit 14 is provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. Even if an IP packet having a short packetization time for all of the short packets multiplexed in the IP packet is input, the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing process can be estimated.
[0068]
Embodiment 4 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the fourth embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are respectively shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment. Is equivalent to Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 in the fourth embodiment is the same as FIG. 4 of the second embodiment.
[0069]
Next, the operation will be described.
FIG. 7 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, x, t, y, z, tp, and T are the same as those shown in FIG. 5 of the second embodiment.
[0070]
When the IP packet is received, in step ST31, it is determined whether or not the input value x from the maximum value calculation unit 12 is larger than the internal variable z. If x is larger than z, the internal value is determined in step ST32. When the input value x is substituted into the variable z and x is not larger than z, the process proceeds to step ST33.
[0071]
In step ST33, it is determined whether or not the input value x is larger than the current output value y. If x is larger than y, the input value x is substituted for the output value y in step ST34, and x is y. If not, the process proceeds to step ST35.
[0072]
In step ST35, it is determined whether or not the time t from the timer unit 13 is equal to or greater than T + tp. If the time t is less than T + tp, the process ends. If the time t is equal to or greater than T + tp, the process proceeds to step ST36. In step ST37, the internal variable z is substituted for the output value y. In step ST37, the internal variable z is reset to 0. In step ST38, the time t is substituted for the internal timer value tp, and the process ends.
[0073]
The flowchart shown in FIG. 7 is obtained by adding steps ST33 and ST34 to the flowchart shown in FIG. 5. If the input value x is larger than the current output value y, the output value y is immediately updated. , X can be quickly dealt with when it suddenly increases.
[0074]
According to this series of processes, once the output value y is set, the input value x is output until the input value x is smaller than the output value y until T milliseconds elapse. If it is larger than the value y, the input value x is substituted for the output value y, while the maximum value of the input value x in the meantime is obtained. When an IP packet is input after T milliseconds have elapsed, the output value y is set to the maximum value of the input value x obtained so far. Therefore, even if an IP packet having a short packetization time that is temporarily multiplexed in an IP packet is all short, the output value y does not decrease.
[0075]
As described above, according to the fourth embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the timer unit 13 and the output data control unit 14 are provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. Therefore, even if an IP packet having a short short packetization time that is temporarily multiplexed in an IP packet is all input, the amount of delay fluctuation in the short packet multiplexing process can be estimated accurately. Even if an IP packet having a long packetization time is suddenly input, an effect of being able to respond quickly is obtained.
[0076]
Embodiment 5 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the fifth embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are respectively shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment. Is equivalent to Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4 in the fifth embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 4 of the second embodiment.
[0077]
Next, the operation will be described.
FIG. 8 is a flowchart showing the processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, x, y, z, n and N are the same as those shown in FIG. 6 of the third embodiment.
[0078]
When an IP packet is received, the received IP packet number counter value n is incremented by 1 in step ST41. In step ST42, it is determined whether or not the input value x from the maximum value calculation unit 12 is larger than the internal variable z. If x is larger than z, the input value x is substituted into the internal variable z in step ST43. If x is not larger than z, the process proceeds to step ST44.
[0079]
In step ST44, it is determined whether or not the input value x is larger than the current output value y. If x is larger than y, the input value x is substituted for the output value y in step ST45, and x is y. If not, the process proceeds to step ST46.
[0080]
In step ST46, it is determined whether or not the received IP packet number counter value n is equal to the received IP packet number determination threshold N. If n is not equal to N, the process ends. If n is equal to N, step ST47 is reached. In step ST48, the internal variable z is substituted for the output value y. In step ST48, the internal variable z is reset to 0. In step ST49, the received IP packet number counter value n is reset to 0, and the process ends.
[0081]
The flowchart shown in FIG. 8 is obtained by adding steps ST44 and ST45 to the flowchart shown in FIG. 6. If the input value x is larger than the current output value y, the output value y is immediately updated. When the input value x increases rapidly, it can be quickly dealt with.
[0082]
As described above, according to the fifth embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the output data control unit 14 is provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. Even if an IP packet with a short packetization time of all short packets multiplexed in the IP packet is input, the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing process can be estimated, and the short packetization time is long. Even if a packet is suddenly input, it is possible to respond quickly.
[0083]
Embodiment 6 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the sixth embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are respectively shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment. Is equivalent to Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 in the sixth embodiment is equivalent to FIG. 4 of the second embodiment.
[0084]
Next, the operation will be described.
FIG. 9 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, α is a leak coefficient used when the output value y is decreased, and is an internal constant of the output data control unit 14. For example, a value slightly smaller than 1 between 0.9 and 1 is set for α. The other x, t, y, z, tp, and T are the same as those shown in FIG. 5 of the second embodiment.
[0085]
When the IP packet is received, in step ST51, it is determined whether or not the input value x from the maximum value calculation unit 12 is larger than the internal variable z. If x is larger than z, the internal value is determined in step ST52. If the input value x is substituted into the variable z and x is not larger than z, the process proceeds to step ST53.
[0086]
In step ST53, it is determined whether or not the input value x is larger than the current output value y. If x is larger than y, the input value x is substituted for the output value y in step ST54, and x is y. If not, the process proceeds to step ST55.
[0087]
In step ST55, it is determined whether or not the time t from the timer unit 13 is equal to or greater than T + tp. If the time t is less than T + tp, the process ends. If the time t is equal to or greater than T + tp, the process proceeds to step ST56. In step ST57, it is determined whether the output value y is larger than the internal variable z. If y is larger than z, α × y is substituted for the output value y in step ST57, and y is not larger than z. In that case, the process proceeds to step ST58. In step ST58, the time t is substituted for the internal timer value tp, and the process ends.
[0088]
The flowchart shown in FIG. 9 is obtained by changing steps ST36 and ST37 of the flowchart shown in FIG. 7 to steps ST56 and ST57, so that when the output value y is smaller than the current value, it is not suddenly reduced. ing. A sudden change in the amount of fluctuation absorption results in a sudden change in transmission delay, which may cause the caller to feel uncomfortable. This process can avoid this unpleasant feeling. On the other hand, if the amount of fluctuation absorption is increased, it is increased immediately, but even if the transmission delay increases sharply, the speech quality is higher than the voice interruption caused by the lack of fluctuation absorption. This is a measure for excellence.
[0089]
In the sixth embodiment, the current output value is multiplied by the leak coefficient α in step ST57 so that the output value y does not become abruptly smaller than the current value. However, a predetermined value is subtracted from the current output value. For example, a method of slightly reducing the current value may be used.
[0090]
As described above, according to the sixth embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained, and the timer unit 13 and the output data control unit 14 are provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimating unit 4. Therefore, even if an IP packet having a short short packetization time that is temporarily multiplexed in an IP packet is all input, the amount of delay fluctuation in the short packet multiplexing process can be estimated accurately. Even if an IP packet with a long packetization time is suddenly input, it can be quickly responded, and even if an IP packet with a short packetization time is shortly input, it is possible to estimate the amount of fluctuation absorption more appropriately, making it uncomfortable during a call. The effect that can be avoided is obtained.
[0091]
Embodiment 7 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the seventh embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are respectively shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment. Is equivalent to Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4 in the seventh embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 4 of the second embodiment.
[0092]
Next, the operation will be described.
FIG. 10 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, x, y, z, n, and N are the same as those shown in FIG. 6 of the third embodiment, and α is the same as that shown in FIG. 9 of the sixth embodiment.
[0093]
When an IP packet is received, the received IP packet number counter value n is incremented by 1 in step ST61, and in step ST62, it is determined whether or not the input value x from the maximum value calculation unit 12 is larger than the internal variable z. If x is larger than z, in step ST63, the input value x is substituted for the internal variable z. If x is not larger than z, the process proceeds to step ST64.
[0094]
In step ST64, it is determined whether or not the input value x is larger than the current output value y. If x is larger than y, the input value x is substituted for the output value y in step ST65, and x is y. If not, the process proceeds to step ST66.
[0095]
In step ST66, it is determined whether or not the received IP packet number counter value n is equal to the received IP packet number determination threshold value N. If n is not equal to N, the process is terminated, and if n is equal to N, In step ST67, it is determined whether or not the output value y is larger than the internal variable z. If y is larger than z, α × y is substituted for the output value y in step ST68. If y is not larger than z, the process proceeds to step ST69. In step ST69, the received IP packet number counter value n is reset to 0 and the process ends.
[0096]
The flowchart shown in FIG. 10 is obtained by changing steps ST47 and ST48 of the flowchart shown in FIG. 8 to steps ST67 and ST68. When the output value y is smaller than the current value, it is prevented from abruptly decreasing. ing. A sudden change in the amount of fluctuation absorption results in a sudden change in transmission delay, which may cause the caller to feel uncomfortable. This process can avoid this unpleasant feeling. On the other hand, if the amount of fluctuation absorption is increased, it is increased immediately, but even if the transmission delay increases sharply, the speech quality is higher than the voice interruption caused by the lack of fluctuation absorption. This is a measure for excellence.
[0097]
In the seventh embodiment, the current output value is multiplied by the leak coefficient α in step ST68 so that the output value y does not become abruptly smaller than the current value. However, a predetermined value is subtracted from the current output value. For example, a method of slightly reducing the current value may be used.
[0098]
As described above, according to the seventh embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained, and the output data control unit 14 is provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4, so that it is temporarily Even when an IP packet with a short packetization time of all short packets multiplexed in the IP packet is input, it is possible to estimate the amount of delay fluctuation in the accurate short packet multiplexing process, and the short packetization time is long. Even if an IP packet is suddenly input, it can be dealt with quickly, and even if an IP packet with a short short packetization time is suddenly input, it is possible to estimate a more appropriate fluctuation absorption amount and avoid a sense of incongruity during a call. The effect is obtained.
[0099]
Embodiment 8 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the eighth embodiment of the present invention and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n are respectively shown in FIGS. 1 and 3 of the first embodiment. Is equivalent to Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation unit 4 in the eighth embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 4 of the second embodiment.
[0100]
Next, the operation will be described.
FIG. 11 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. In the figure, x, y, α are the same as those shown in FIG. 10 of the seventh embodiment.
[0101]
When an IP packet is received, in step ST71, it is determined whether or not the input value x is larger than the current output value y. If x is not larger than y, in step ST72, y is set to α × y. When x is greater than y, the process ends in step ST73, substituting the input value x for the output value y.
[0102]
In this series of processing, if the input value x is larger than the output value y, the output value y is immediately replaced with the input value x, and the flow is similar to the flow shown so far. The maximum value of the input value x cannot be held until reception. However, the output value y is not suddenly reduced. In the flowchart shown in FIG. 11, the maximum value of the input value x cannot be held as in the flowcharts shown in FIGS. 5 to 10, but the process is simplified accordingly.
[0103]
In the eighth embodiment, the current output value is multiplied by the leak coefficient α in step ST72 so that the output value y does not become abruptly smaller than the current value. However, a predetermined value is subtracted from the current output value. For example, a method of slightly reducing the current value may be used.
[0104]
As described above, according to the eighth embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the output data control unit 14 is provided in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4. Even if an IP packet with a long time is abruptly input, it can be quickly handled, and even when an IP packet with a short packetization time is abruptly input, a more appropriate fluctuation absorption amount can be estimated, thereby avoiding a sense of incongruity during a call. The effect that it can be obtained.
[0105]
Embodiment 9 FIG.
FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of a voice packet communication apparatus according to Embodiment 9 of the present invention. In the figure, 4-1 to 4-n are packet multiplex delay fluctuation estimation units corresponding to channels 1 to n, and other packet decomposition unit 1, network delay fluctuation estimation unit 2, short packet separation unit 3, The fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n and the decoding units 6-1 to 6-n are the same as those in the voice packet communication apparatus shown in FIG. As shown in FIG. 12, in the ninth embodiment, packet multiplex delay fluctuation amount estimation units 4-1 to 4-n are provided for each channel.
[0106]
FIG. 13 is a block diagram showing an internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation amount estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, 11 is a short packetization time calculation unit, 13 is a timer unit, and 14 is an output data control unit. Compared to FIG. 4 of the second embodiment, the short packetization time calculation unit 11 is one, The maximum value calculation unit 12 is deleted. In addition, the block diagram which shows the internal structure of fluctuation absorption control part 5-1 to 5-n is equivalent to FIG. 3 of Embodiment 1. FIG.
[0107]
Next, the operation will be described.
The short packetization time calculation unit 11 in the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n performs the same operation as the short packet time calculation units 11-1 to 11-n shown in FIG. 4 of the second embodiment. The timer unit 13 performs the same operation as the timer unit 13 shown in FIG.
[0108]
FIG. 14 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, x, t, y, z, tp, and T are the same as those shown in FIG. 5 of the second embodiment. This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST111 to ST116 are the same as the processes of steps ST11 to ST16 shown in FIG. 5 of the second embodiment.
[0109]
As described above, the voice packet communication device shown in FIG. 12 performs almost the same processing as the voice packet communication device shown in FIG. 1, except that the packet multiplex delay fluctuation amount estimation units 4-1 to 4-n are different. A point provided for each channel and a point for estimating the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing processing are not for each IP packet reception but for each channel short packet reception. As the overall processing amount, compared with the voice packet communication apparatus shown in FIG. 1, the processing amount required for the estimation processing of the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing is increased by the amount of each channel, This configuration is effective when the processing amount of the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit 4 shown in FIG. 1 is tight.
[0110]
As described above, according to the ninth embodiment, the same effect as in the second embodiment can be obtained.
[0111]
Embodiment 10 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the tenth embodiment of the present invention is equivalent to FIG. 12 of the ninth embodiment, and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n is implemented. This is equivalent to FIG. Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n in the tenth embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 13 of the ninth embodiment.
[0112]
Next, the operation will be described.
FIG. 15 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, n is a received short packet number counter value, which is an internal variable of the output data control unit 14, and N is a received short packet number determination threshold value, which is an internal constant of the output data control unit 14. Other x, y, and z are the same as those shown in FIG. 5 of the second embodiment.
[0113]
This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST121 to ST127 are the same as the processes of steps ST21 to ST27 shown in FIG. 6 of the third embodiment.
[0114]
As described above, according to the tenth embodiment, the same effect as in the third embodiment can be obtained.
[0115]
Embodiment 11 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the eleventh embodiment of the present invention is equivalent to FIG. 12 of the ninth embodiment, and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n is implemented. This is equivalent to FIG. Further, the block diagram showing the internal configuration of packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n in the eleventh embodiment is the same as FIG. 13 in the ninth embodiment.
[0116]
Next, the operation will be described.
FIG. 16 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, x, t, y, z, tp, and T are the same as those shown in FIG. 5 of the second embodiment. This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST131 to ST138 are the same as the processes of steps ST31 to ST38 shown in FIG. 7 of the fourth embodiment.
[0117]
As described above, according to the eleventh embodiment, the same effect as in the fourth embodiment can be obtained.
[0118]
Embodiment 12 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the twelfth embodiment of the present invention is equivalent to FIG. 12 of the ninth embodiment, and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n is implemented. This is equivalent to FIG. Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n in the twelfth embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 13 of the ninth embodiment.
[0119]
Next, the operation will be described.
FIG. 17 is a flowchart showing a process flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, x, y, z, n, and N are the same as those shown in FIG. 15 of the tenth embodiment. This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST141 to ST149 are the same as the processes of steps ST41 to ST49 shown in FIG. 8 of the fifth embodiment.
[0120]
As described above, according to the twelfth embodiment, the same effect as in the fifth embodiment can be obtained.
[0121]
Embodiment 13 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the thirteenth embodiment of the present invention is equivalent to FIG. 12 of the ninth embodiment, and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n is implemented. This is equivalent to FIG. Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n in the thirteenth embodiment is the same as FIG. 13 in the ninth embodiment.
[0122]
Next, the operation will be described.
FIG. 18 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, x, t, y, z, α, tp, and T are the same as those shown in FIG. 9 of the sixth embodiment. This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST151 to ST158 are the same as the processes of steps ST51 to ST58 shown in FIG. 9 of the sixth embodiment.
[0123]
As described above, according to the thirteenth embodiment, the same effect as in the sixth embodiment can be obtained.
[0124]
Embodiment 14 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the fourteenth embodiment of the present invention is equivalent to FIG. 12 of the ninth embodiment, and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n is implemented. This is equivalent to FIG. Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n in the fourteenth embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 13 in the ninth embodiment.
[0125]
Next, the operation will be described.
FIG. 19 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, x, y, z, and α are the same as those shown in FIG. 10 of the seventh embodiment, and n and N are the same as those shown in FIG. 15 of the tenth embodiment. This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST161 to ST169 are the same as the processes of steps ST61 to ST69 shown in FIG. 10 of the seventh embodiment.
[0126]
As described above, according to the fourteenth embodiment, the same effect as in the seventh embodiment can be obtained.
[0127]
Embodiment 15 FIG.
The block diagram showing the configuration of the voice packet communication apparatus according to the fifteenth embodiment of the present invention is equivalent to FIG. 12 of the ninth embodiment, and the block diagram showing the internal configuration of the fluctuation absorption control units 5-1 to 5-n is implemented. This is equivalent to FIG. Further, the block diagram showing the internal configuration of the packet multiplex delay fluctuation estimation units 4-1 to 4-n in the fifteenth embodiment is obtained by deleting the timer unit 13 from FIG. 13 of the ninth embodiment.
[0128]
Next, the operation will be described.
FIG. 20 is a flowchart showing a processing flow of the output data control unit 14 in the packet multiplex delay fluctuation amount estimation units 4-1 to 4-n. In the figure, x, y, α are the same as those shown in FIG. 11 of the eighth embodiment. This process is performed every time one short packet is received, and the processes of steps ST171 to ST173 are the same as the processes of steps ST71 to ST73 shown in FIG.
[0129]
As described above, according to the fifteenth embodiment, the same effect as in the eighth embodiment can be obtained.
[0130]
In the first to fifteenth embodiments, IP packets based on the Internet protocol are used. However, the present invention can also be applied to packets other than IP packets.
[0131]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the network delay fluctuation amount estimation unit that estimates the transmission delay fluctuation amount of the network, the packet multiple delay fluctuation amount estimation unit that estimates the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, the network Based on the estimation results of the delay fluctuation amount estimation unit and the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit, a fluctuation absorption control unit that absorbs fluctuation of the short packet arrival delay is provided, so that transmission delay should not be increased and transmission should be performed. There is an effect that the fluctuation absorption amount can be controlled without increasing the amount of information.
[0132]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time calculation unit for calculating the short packetization time of the short packet, calculates the maximum value of the calculated short packetization time, By providing the maximum value calculation unit that outputs the amount of delay fluctuation in the conversion processing, there is an effect that the fluctuation absorption amount can be controlled without increasing the transmission delay and without increasing the amount of information to be transmitted.
[0133]
According to this invention, the fluctuation absorption control unit calculates a short packetization time calculation unit for calculating the short packetization time of the voiced first short packet, and the voiced first short packet from the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process. A subtractor that subtracts the short packetization time of the network, an adder that calculates the amount of fluctuation absorption by adding the transmission delay fluctuation amount of the network and the subtraction result, and accumulates short packets for the amount of fluctuation absorption time By providing the fluctuation absorbing buffer that outputs in this manner, there is an effect that the fluctuation absorbing amount can be controlled without increasing the transmission delay and without increasing the amount of information to be transmitted.
[0134]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time. And the maximum value for each packet calculated by the maximum value calculation unit for packets received within a predetermined time, and the shortest packet multiplexing process for the maximum value stored after a predetermined time Output data control unit that outputs as the amount of delay fluctuation of the IP packet, even if an IP packet with a short short packetization time temporarily multiplexed in an IP packet is input, an accurate short There is an effect that the delay fluctuation amount of the packet multiplexing process can be estimated.
[0135]
According to the present invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit includes a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time, a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time, and a reception The maximum value of the maximum value for each packet calculated by the maximum value calculation unit for the predetermined number of packets is held, and the maximum value held after receiving the predetermined number of packets is the delay of the short packet multiplexing process. By providing an output data control unit that outputs as a fluctuation amount, even if an IP packet with a short short packetization time is temporarily input, the short packet multiplexing is performed accurately. There is an effect that it is possible to estimate the delay fluctuation amount of the digitization processing.
[0136]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time. If the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum fluctuation value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. For each packet calculated by the maximum value calculation unit for packets received within a predetermined time when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit. The largest value among the maximum values is retained, and the maximum value retained after a predetermined time has elapsed By providing an output data control unit that outputs the amount of fluctuation, even if an IP packet with a short short packetization time of all short packets temporarily input into the IP packet is input, an accurate short packet The amount of delay fluctuation of the multiplexing process can be estimated, and there is an effect that even if an IP packet having a long short packetization time is suddenly input, it can be quickly handled.
[0137]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time. If the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum fluctuation value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. For each packet calculated by the maximum value calculation unit for a predetermined number of received packets when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit. Holds the largest maximum value among the maximum values, and short packet multiplexing of the maximum value held after receiving a predetermined number of packets By providing an output data control unit that outputs the amount of processing delay fluctuation, even if an IP packet with a short short packetization time temporarily multiplexed in an IP packet is all input correctly, The amount of delay fluctuation in the short packet multiplexing process can be estimated, and even when an IP packet having a long short packetization time is suddenly input, it is possible to respond quickly.
[0138]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time. If the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum fluctuation value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. For each packet calculated by the maximum value calculation unit for packets received within a predetermined time when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit. Holds the largest maximum value among the maximum values, and after a predetermined time elapses, the delay of the currently output short packet multiplexing process When the fluctuation amount is larger than the maximum value held, an output data control unit that reduces the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process that is currently output is temporarily multiplexed in the IP packet. Even when an IP packet with a short packetization time of all short packets is input, the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing process can be estimated, and an IP packet with a long short packetization time is abruptly Even if the packet is input, it can be dealt with quickly, and even if an IP packet with a short short packetization time is suddenly input, it is possible to estimate the amount of fluctuation absorption more appropriately, thereby avoiding a sense of incongruity during a call.
[0139]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time. If the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum fluctuation value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. For each packet calculated by the maximum value calculation unit for a predetermined number of received packets when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit. Holds the largest maximum value among the maximum values and multiplexes the short packets currently output after receiving a predetermined number of packets An output data control unit that reduces the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing processing when the delay fluctuation amount of the logic is larger than the retained maximum value, so that the IP packet is temporarily Even if an IP packet with a short packetization time of all of the short packets multiplexed therein is input, the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing processing can be estimated, and the short packetization time is long. Can be quickly dealt with even when a packet is suddenly input, and even when an IP packet with a short packetization time is short, it is possible to more appropriately estimate the amount of fluctuation absorption and avoid the sense of incongruity during a call. There is.
[0140]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates a short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a short packet, and a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time. If the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum fluctuation value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output is reduced. By providing an output data control unit, even if an IP packet with a long short packetization time is suddenly input, it can be quickly It can respond, even if short packetization period is inputted short IP packets rapidly, it is possible to estimate a more correct fluctuation absorption amount, there is an effect that it is possible to avoid discomfort during a call.
[0141]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time for the short packetization time, and the short packet calculated by the short packetization time calculation unit for the short packets received within the predetermined time. An output data control unit that holds the maximum value of the conversion time and outputs the maximum value held after a predetermined time as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, so that the IP packet temporarily Even when an IP packet having a short packetization time for all of the short packets multiplexed in a short time is input, there is an effect that it is possible to estimate the amount of delay fluctuation in the accurate short packet multiplexing process.
[0142]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time by the short packetization time calculation unit for calculating the short packetization time and the short packetization time calculation unit for the received predetermined number of short packets. An output data control unit that holds the maximum value of time and outputs the maximum value held after receiving a predetermined number of short packets as a delay fluctuation amount of short packet multiplexing processing, thereby temporarily Even if an IP packet having a short packetization time for all of the short packets multiplexed in the packet is input, there is an effect that the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing process can be estimated.
[0143]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time by the short packetization time calculation unit that calculates the short packetization time, and the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process that is currently output is the short packetization time. When the calculation time is shorter than the short packetization time calculated by the calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and the currently output short packet multiplexing When the amount of processing delay fluctuation is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for the short packets received within a predetermined time is set. Hold the maximum value held after a predetermined time And an output data control unit that outputs the amount of delay fluctuation in the short packet multiplexing process, even if an IP packet with a short short packetization time of all short packets temporarily input is input. Thus, it is possible to estimate the amount of delay fluctuation of the accurate short packet multiplexing process, and it is possible to respond quickly even when an IP packet having a long short packetization time is suddenly input.
[0144]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time by the short packetization time calculation unit that calculates the short packetization time, and the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process that is currently output is the short packetization time. When the calculation time is shorter than the short packetization time calculated by the calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and the currently output short packet multiplexing When the amount of processing delay fluctuation is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for the predetermined number of short packets received is calculated. And after receiving a specified number of short packets And an output data control unit that outputs the maximum value as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, so that the short packetization time of the short packet temporarily multiplexed in the IP packet is all short Even when an IP packet is input, the delay fluctuation amount of the accurate short packet multiplexing process can be estimated, and even when an IP packet having a long short packetization time is rapidly input, it is possible to respond quickly.
[0145]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time by the short packetization time calculation unit that calculates the short packetization time, and the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process that is currently output is the short packetization time. When the calculation time is shorter than the short packetization time calculated by the calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and the currently output short packet multiplexing The maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for a short packet received within a predetermined time when the amount of processing delay fluctuation is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit Is output after a predetermined time. And an output data control unit that reduces the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process that is currently output when the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process is larger than the retained maximum value. Even if the short packetization time of the short packet multiplexed in the IP packet is all input with an short IP packet, the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process can be estimated accurately, and the short packetization time can be estimated. Even if a long IP packet is suddenly input, it can be quickly handled. Even if an IP packet with a short packetization time is shortly input, it is possible to estimate the amount of fluctuation absorption more appropriately and avoid a sense of incongruity during a call. There is an effect that can be done.
[0146]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time by the short packetization time calculation unit that calculates the short packetization time, and the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process that is currently output is the short packetization time. When the calculation time is shorter than the short packetization time calculated by the calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and the currently output short packet multiplexing When the amount of processing delay fluctuation is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for the predetermined number of short packets received is calculated. Hold and receive the current number of packets after receiving them An output data control unit that reduces the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output when the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process is larger than the maximum value held. Even if an IP packet with a short packetization time of all short packets temporarily multiplexed in the IP packet is input, the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process can be estimated accurately. Even if an IP packet with a long conversion time is abruptly input, it can be quickly handled, and even if an IP packet with a short packetization time is abruptly input, it is possible to estimate the amount of fluctuation absorption more appropriately, so that a strange feeling during a call can be obtained There is an effect that can be avoided.
[0147]
According to this invention, the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit calculates the short packetization time by the short packetization time calculation unit that calculates the short packetization time, and the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process that is currently output is the short packetization time. When the calculation time is shorter than the short packetization time calculated by the calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is output as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing, and the currently output short packet multiplexing An output data control unit that reduces the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing process when the processing delay fluctuation amount is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit As a result, IP packets with a long short packet time are rapidly input. Also quickly cope with even short packetization period is short IP packets rapidly input, it is possible to estimate a more correct fluctuation absorption amount, there is an effect that it is possible to avoid discomfort during a call.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a voice packet communication apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of the voice packet communication device according to Embodiment 1 of the present invention;
FIG. 3 is a block diagram showing an internal configuration of a fluctuation absorption control unit of the voice packet communication apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 4 is a block diagram showing an internal configuration of a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 2 of the present invention;
FIG. 5 is a flowchart showing a processing flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 2 of the present invention;
FIG. 6 is a flowchart showing a processing flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 3 of the present invention;
FIG. 7 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 4 of the present invention;
FIG. 8 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 5 of the present invention;
FIG. 9 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 6 of the present invention;
FIG. 10 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 7 of the present invention;
FIG. 11 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to an eighth embodiment of the present invention;
FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of a voice packet communication device according to Embodiment 9 of the present invention.
FIG. 13 is a block diagram showing an internal configuration of a packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 9 of the present invention;
FIG. 14 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 9 of the present invention;
FIG. 15 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 10 of the present invention;
FIG. 16 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 11 of the present invention;
FIG. 17 is a flowchart showing a processing flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to a twelfth embodiment of the present invention;
FIG. 18 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to a thirteenth embodiment of the present invention;
FIG. 19 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 14 of the present invention;
FIG. 20 is a flowchart showing a process flow of an output data control unit in a packet multiple delay fluctuation amount estimation unit of a voice packet communication device according to Embodiment 15 of the present invention;
FIG. 21 is a block diagram showing a configuration of a conventional voice packet communication device.
FIG. 22 is a diagram illustrating a conventional packet format.
FIG. 23 is a diagram illustrating a conventional packet format.
FIG. 24 is a block diagram showing a configuration of a conventional voice packet communication device.
[Explanation of symbols]
1 packet separation unit, 2 network delay fluctuation amount estimation unit, 3 short packet separation unit, 4,4-1 to 4-n packet multiple delay fluctuation amount estimation unit, 5-1 to 5-n fluctuation absorption control unit, 6- 1-6-n decoding unit, 11, 11-1 to 11-n short packetization time calculation unit, 12 maximum value calculation unit, 13 timer unit, 14 output data control unit, 21 short packetization time calculation unit, 22 Subtraction unit, 23 addition unit, 24 fluctuation absorbing buffer.

Claims (17)

複数チャネルの音声信号を含むショートパケットを多重化して伝送されたパケットを受信する音声パケット通信装置において、
パケットに含まれるタイムスタンプに基づきネットワークの伝送遅延揺らぎ量を推定するネットワーク遅延揺らぎ量推定部と、
パケットに含まれる符号化速度とショートパケットのペイロードサイズにより算出されたショートパケット化時間に基づき、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を推定するパケット多重遅延揺らぎ量推定部と、
上記ネットワーク遅延揺らぎ量推定部と上記パケット多重遅延揺らぎ量推定部の推定結果に基づき、ショートパケット到着遅延の揺らぎを吸収する揺らぎ吸収制御部とを備えたことを特徴とする音声パケット通信装置。In a voice packet communication apparatus for receiving a packet transmitted by multiplexing short packets including voice signals of a plurality of channels,
A network delay fluctuation estimation unit that estimates a transmission delay fluctuation amount of the network based on a time stamp included in the packet;
A packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit that estimates a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process based on a short packetization time calculated from an encoding rate included in the packet and a payload size of the short packet;
A voice packet communication apparatus comprising: a fluctuation absorption control unit that absorbs fluctuations in short packet arrival delay based on estimation results of the network delay fluctuation amount estimation unit and the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出し、ショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する最大値算出部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
2. The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising: a maximum value calculation unit that calculates a maximum value of the calculated short packetization time and outputs the maximum value as a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. 揺らぎ吸収制御部は、
パケットに含まれる符号化速度と有音の先頭ショートパケットのペイロードサイズにより有音の先頭ショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
パケット多重遅延揺らぎ量推定部より出力されたショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量から上記ショートパケット化時間算出部により算出された有音の先頭ショートパケットのショートパケット化時間を減算する減算部と、
ネットワーク遅延揺らぎ量推定部より出力されたネットワークの伝送遅延揺らぎ量と上記減算部の減算結果を加算して揺らぎ吸収量を求める加算部と、
上記加算部により求められた揺らぎ吸収量の時間だけショートパケットを蓄積して出力する揺らぎ吸収バッファとを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The fluctuation absorption control unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time of a voiced first short packet according to a coding rate included in the packet and a payload size of the voiced first short packet;
A subtractor for subtracting the short packetization time of the voiced first short packet calculated by the short packetization time calculation unit from the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process output from the packet multiplex delay fluctuation amount estimation unit;
An addition unit for adding the transmission delay fluctuation amount of the network output from the network delay fluctuation amount estimation unit and the subtraction result of the subtraction unit to obtain the fluctuation absorption amount;
2. The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising a fluctuation absorbing buffer that accumulates and outputs a short packet for a time corresponding to a fluctuation absorbing amount obtained by the adding section. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
所定時間内に受信したパケットについて上記最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、上記所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
Holds the largest maximum value among the maximum values for each packet calculated by the maximum value calculation unit for packets received within a predetermined time, and short-packet multiplexing processing the maximum value held after the predetermined time elapses The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising: an output data control unit that outputs a delay fluctuation amount of パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
受信した所定個数のパケットについて上記最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、上記所定個数のパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
Holds the largest maximum value among the maximum values for each packet calculated by the maximum value calculation unit for a predetermined number of received packets, and short-packet multiplexing the maximum value stored after receiving the predetermined number of packets The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising an output data control unit that outputs the amount of processing delay fluctuation. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、上記最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、所定時間内に受信したパケットについて上記最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、上記所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculation unit calculates the packet received within a predetermined time. An output data control unit that holds the largest maximum value among the maximum values for each packet and outputs the maximum value held after the predetermined time has elapsed as a delay fluctuation amount of short packet multiplexing processing The voice packet communication apparatus according to claim 1. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、上記最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、受信した所定個数のパケットについて上記最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、上記所定個数のパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. The packet calculated by the maximum value calculation unit for a predetermined number of packets received when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit. An output data control unit that holds a maximum value among the maximum values for each and outputs the maximum value held after receiving the predetermined number of packets as a delay fluctuation amount of short packet multiplexing processing; The voice packet communication apparatus according to claim 1. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、上記最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、所定時間内に受信したパケットについて上記最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、上記所定時間を経過後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. When the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing process is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculation unit calculates the packet received within a predetermined time. Holds the largest maximum value among the maximum values for each packet, and when the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing process is greater than the retained maximum value after the predetermined time has elapsed, 2. The voice packet according to claim 1, further comprising an output data control unit for reducing a delay fluctuation amount of the output short packet multiplexing process. Door communication equipment. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、上記最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、受信した所定個数のパケットについて上記最大値算出部が算出したパケット毎の最大値の中で最も大きな最大値を保持し、上記所定個数のパケットを受信後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. The packet calculated by the maximum value calculation unit for a predetermined number of packets received when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit. When the largest maximum value among the maximum values is held, and after receiving the predetermined number of packets, the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing process is larger than the maximum value held, 2. An output data control unit for reducing a delay fluctuation amount of a currently output short packet multiplexing process. Voice packet communication device. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
パケットを受信する毎に、そのパケット内に多重化されているショートパケットのショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
算出されたショートパケット化時間の最大値を算出する最大値算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より小さい場合に、上記最大値算出部が算出した最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記最大値算出部が算出した最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit for calculating a short packetization time of a short packet multiplexed in the packet every time a packet is received;
A maximum value calculation unit for calculating the maximum value of the calculated short packetization time;
When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is smaller than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the maximum value calculated by the maximum value calculation unit is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. When the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the maximum value calculated by the maximum value calculation unit, the delay fluctuation amount of the currently output short packet multiplexing process is reduced. The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising an output data control unit. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
所定時間内に受信したショートパケットについて上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、上記所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
Holds the maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for a short packet received within a predetermined time, and sets the maximum value held after the predetermined time has elapsed as a delay of the short packet multiplexing process. 2. The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising an output data control unit that outputs the fluctuation amount. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
受信した所定個数のショートパケットについて上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、上記所定個数のショートパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
The maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for the predetermined number of short packets received is held, and the maximum value held after the predetermined number of short packets is received is subjected to short packet multiplexing processing The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising: an output data control unit that outputs a delay fluctuation amount of パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、所定時間内に受信したショートパケットについて上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、上記所定時間を経過後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
When the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is calculated. When the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit The short packetization time calculation unit calculated by the short packetization time calculation unit for the received short packet is held, and the maximum value held after the predetermined time has elapsed is used as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process. An output data control unit for outputting is provided. Motomeko 1 voice packet communication device according. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、受信した所定個数のショートパケットについて上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、上記所定個数のショートパケットを受信後に保持している最大値をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力する出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
When the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is calculated. This is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, and is received when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit. The maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for a predetermined number of short packets is held, and the maximum value held after the predetermined number of short packets is received is the delay of the short packet multiplexing process. And an output data control unit that outputs the amount of fluctuation Voice packet communication apparatus according to claim 1, wherein a. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、所定時間内に受信したショートパケットについて上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、上記所定時間を経過後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
When the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is calculated. Output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, and when the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, a predetermined time Holds the maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for the received short packet, and the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing currently output after the predetermined time has passed. If it is larger than the maximum value held, the currently output Voice packet communication apparatus according to claim 1, characterized in that an output data control section to reduce the delay fluctuation amount of Topaketto multiplexing process. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、受信した所定個数のショートパケットについて上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間の最大値を保持し、上記所定個数のパケットを受信後に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が保持している最大値より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
When the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is calculated. This is output as the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process, and is received when the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process currently output is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit. Holds the maximum value of the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit for a predetermined number of short packets, and after receiving the predetermined number of packets, the amount of delay fluctuation of the short packet multiplexing process currently output Is output if the value is greater than the maximum value held. Voice packet communication apparatus according to claim 1, characterized in that an output data control section to reduce the delay fluctuation amount of the short packet multiplexing process are. パケット多重遅延揺らぎ量推定部は、
ショートパケットを受信する毎にショートパケット化時間を算出するショートパケット化時間算出部と、
現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より小さい場合に、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間をショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量として出力し、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量が、上記ショートパケット化時間算出部が算出したショートパケット化時間より大きい場合に、現在出力しているショートパケット多重化処理の遅延揺らぎ量を減少させる出力データ制御部とを備えたことを特徴とする請求項１記載の音声パケット通信装置。The packet multiplex delay fluctuation estimation unit
A short packetization time calculation unit that calculates a short packetization time each time a short packet is received;
When the amount of delay fluctuation of the currently output short packet multiplexing processing is smaller than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit, the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit is calculated. Output as the amount of delay fluctuation of short packet multiplexing processing, and output when the amount of delay fluctuation of currently output short packet multiplexing processing is larger than the short packetization time calculated by the short packetization time calculation unit 2. The voice packet communication apparatus according to claim 1, further comprising an output data control unit that reduces a delay fluctuation amount of the short packet multiplexing processing.
JP2002119600A 2002-04-22 2002-04-22 Voice packet communication device Expired - Fee Related JP3910480B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002119600A JP3910480B2 (en) 2002-04-22 2002-04-22 Voice packet communication device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002119600A JP3910480B2 (en) 2002-04-22 2002-04-22 Voice packet communication device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003318973A JP2003318973A (en) 2003-11-07
JP3910480B2 true JP3910480B2 (en) 2007-04-25

Family

ID=29536114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002119600A Expired - Fee Related JP3910480B2 (en) 2002-04-22 2002-04-22 Voice packet communication device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3910480B2 (en)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4588518B2 (en) * 2005-04-11 2010-12-01 三菱電機株式会社 Packet multiplex transmission equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003318973A (en) 2003-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7711244B2 (en) Video/audio synchronizing apparatus
WO1990010993A1 (en) Video/audio multiplex transmission system
JP2002077233A (en) Real-time information receiving apparatus
KR100927898B1 (en) Media stream relay device and method
EP1501228A1 (en) Encoded packet transmission/reception method, device thereof, and program
JP3910480B2 (en) Voice packet communication device
US6970467B1 (en) Transfer scheme for speech and voice band signals and ISDN digital signals using reduced transmission bandwidth over ATM
KR100885139B1 (en) Method for processing encoded data in interconnecting different types of communication networks
JP4298262B2 (en) Video / audio synchronizer
JP4050961B2 (en) Packet-type voice communication terminal
JP4403103B2 (en) Voice signal packet communication method, multipoint mixing method, and system and apparatus using them
JP2648095B2 (en) Image encoding and decoding device
JP2002314596A (en) Packet communication system
JP4470345B2 (en) Data distribution apparatus and method, data distribution system
JPWO2003067792A1 (en) Digital line transmission equipment
WO2000052859A1 (en) Variable-length frame transmission device, and variable-length frame transmission method
JP2006279809A (en) Apparatus and method for voice reproducing
JP2000307654A (en) Voice packet transmitting system
JP3734696B2 (en) Silent compression speech coding / decoding device
JP2002252644A (en) Apparatus and method for communicating voice packet
JPH08279811A (en) Voice data converter
JPH02246432A (en) Video audio multiplex system
JPH02284544A (en) Sound packet transmission equipment and reception equipment
JPH02143636A (en) Voice packet transmission system
JP2956666B2 (en) Audio signal cellization method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100202

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees