JP3909971B2 - Partition panel connection device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、正面視矩形に形成したフレームの表裏両側にパネルを着脱自在に装着したタイプの間仕切パネルの複数を、平面視にて、L字状、T字状、十字状等に連結するための連結装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の間仕切パネルを平面視にて、L字状、T字状、十字状等に連結するための連結装置として、例えば特開平9−144168号公報では、各間仕切パネルにおける矩形のフレームの左右縦枠材の外側面に、上下全長にわたって延びる外向き開口の縦溝を形成し、更に、該各縦枠材の同じ高さ位置に、前記縦溝に嵌合する凸部を備えた連結ブロックを配置し、前記縦溝の底板を貫通するボルトにて前記連結ブロックに締着連結する一方、隣接する間仕切パネルと連結ブロックとの配置隅部及び間仕切パネルの配置されていない側面を覆うための上下長手のカバー体(化粧部材)を、前記上下の連結ブロックに跨がって配置するにあたり、各連結ブロックの外周に係合凹所を凹み形成する一方、カバー体には、前記係合凹所に係止するための係合爪を設けることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成によれば、各連結ブロックの形態が複雑になると共に、カバー体の断面形状も複雑になって製造コストが高くなると共に、カバー体と連結ブロックとの係合作業及び取り外す作業も困難になるという問題があった。
さらに、2つの間仕切パネルを直線状に連結するための連結金具は、前記連結ブロックを介して間仕切パネルを連結する際には、不用になり、部品として外す必要があるから、間仕切パネルの配置換え等に際して手間が掛かると共に、外した連結ブロックを紛失し易いという問題もあった。
【0004】
本発明は、これらの問題を解消した間仕切パネルの連結装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の本発明の間仕切パネルの連結装置は、左右両側部が縦枠体にて構成された間仕切パネルにおけるフレームを、連結ブロックを介して平面視L字状やT字状、十字状等に連結するための連結装置であって、前記各間仕切パネルにおけるフレームの適宜高さ位置にて複数箇所に前記連結ブロックを連結固定し、前記間仕切パネルの配置されていない側面及び/又は隣接する間仕切パネルと連結ブロックとの配置隅部を外側から覆う上下長手のカバー体は、少なくとも各連結ブロックの角部の2側面に対して交差するように内向きに屈曲させた係止片を備え、前記各係止片に切欠き形成された嵌合溝の上端縁が各連結ブロックの角部の上面に当接することにより、前記カバー体を前記上の連結ブロックの外周面及び角部と、下の連結ブロックの外周面及び角部との間に跨がって被嵌装着するように構成したものである。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の間仕切パネルの連結装置において、前記各フレームの厚さ方向にずれ不能に抱持固定される平面視略H型の抱持ブロック体を、前記フレームにおける縦枠体の外側端面には、前記連結ブロックが配置される高さ位置ごとに配置し、この抱持ブロック体を前記連結ブロックの外周側面の取付け部位に、フレームの内側から貫通させたボルトにて締着連結する構成としたものである。
【0007】
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の間仕切パネルの連結装置において、前記連結ブロックの一側面には、前記抱持ブロック体を介挿することなくフレームにおける縦枠体の外側端面に直接嵌合してボルト締着可能な嵌合支持部を備えたものである。
【0008】
【発明の奏する効果】
請求項1の発明によれば、上下長手のカバー体は、少なくとも各連結ブロックの角部の2側面に対して交差するように内向きに屈曲させた係止片を備え、前記各係止片に切欠き形成された嵌合溝の上端縁が各連結ブロックの角部の上面に当接するように構成されているので、前記各間仕切パネルにおけるフレームの適宜高さ位置にて連結する複数の連結ブロックと、その間の上下に長い隙間空間とを上下長手のカバー体により一体的に覆うことができると共に、これら平面視L字状やT字状、十字状等に連結のために間仕切パネルの配置されていない側面及び/又は隣接する間仕切パネルと連結ブロックとの配置隅部は、連結ブロックの外周面の外側から覆う上下長手のカバー体にて、前記上下の複数の連結ブロックの外周面及び角部との間に跨がって被嵌装着することで脱落不能となるから、従来のように連結ブロック側に係止するための凹所等を形成する必要がなく、連結ブロックもカバー体も形状が極めて簡単となるので製造コストを廉価にできるという効果を奏する。
【0009】
そして、請求項2に記載の発明によれば、各間仕切パネルのフレームの縦方向の部材に抱持ブロック体を取り付けたまま、連結ブロックに連結できる結果、複数の間仕切パネルの配置換えの作業が簡単且つ容易にできると共に抱持ブロック体を外さないから、当該抱持ブロック体を紛失することがないという効果を奏する。
【0010】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、連結ブロックのうち一側には、前記抱持ブロック体を介挿することなくフレームにおける縦枠体の外側端面に直接嵌合してボルト締着可能な嵌合支持部を備えたものであるから、複数の間仕切パネル同士を抱持ブロック体を介して連結していたものを、その抱持ブロック体が取りついていない側で連結ブロックと簡単に連結することができ、間仕切パネルの連結状態の解除、配置換えを別部品を必要とせず簡単にできるという効果を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を間仕切に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は3つの間仕切パネル1を平面視T字状に連結する場合の斜視図、図2は間仕切パネルの部品分解斜視図、図3は連結装置の一部切欠き平面図、図4(a)は連結ブロックの一部切欠き平面図、図4(b)は図4(a)のIVb −IVb 線矢視側面図、図4(c)は図4(a)のIVc −IVc 線矢視断面図、図5(a)は図4(a)のVa−Va線矢視断面図、図5(b)は図4(a)のVb−Vb線矢視側面図である。
【0012】
図2に示すように、間仕切パネル1は、鋼板の型材等からなる側面視矩形枠状のフレーム2の左右両側(表裏両面)にパネル3、3を着脱自在に装着でき、フレーム2の上端には図示しない笠木(天カバー)を備え、パネル3の下端と床面との間は巾木4にて塞いでいる。フレーム2は、一対の縦枠体5,5とその上下両端に固着した上下一対の横枠体6,6とで矩形に形成されている。なお、上下横枠体6,6の間に補強用の横桟を設けても良いし、逆に、一対の縦枠体5,5の間に補強用の縦桟を設けても良い。
【0013】
縦枠体5は、断面中空角状の芯材7と、該芯材7の左右両側とフレーム2の外側における間仕切パネル1の厚さ方向の側面とに被嵌してスポット溶接等にて固着した中空略矩形状の外側枠材8とにより構成されている。
フレーム2の外側において、当該間仕切パネル1(ひいてはフレーム2)の端面(厚さ方向の面)の略中央部には、前記外側枠材8に上下に連通する縦溝状の凹部9が凹み形成されている。そして、この縦溝状の凹部9は、一対の側部9a,9aと底部9bとからなるように形成されている。
【0014】
隣合ったフレーム2の縦枠体5,5同士を互いに密接させた状態で平面視一直線状に連結する実施形態においては、後述する抱持ブロック体10とボルト18を介して連結する。この場合、向き合う間仕切パネル1,1の厚さ方向の表裏両側の端面同士を当接させるように接合するものである。
なお、前記外側枠体8の両方の端面を含む角部には、それぞれ縦枠体5の上下長手方向に沿って一定間隔にてほぼ矩形状の縦長係合孔20を穿設し、この各縦長係合孔20には、棚板を支持するための棚用ブラケット21の基部に設けた係合爪を係止させるものである(図9参照)。
【0015】
また、フレーム2を平面視直線状に密接させたり、後述するように、平面視L字状、T字状もしくは十字状に連結するべき箇所の外側枠材8には、上下複数の箇所に、抱持ブロック体10が芯材7に向けて挿入可能な略矩形状の挿入孔11を形成する。この実施形態における挿入孔11は、前記凹部9における底部9bにのみ矩形状に穿設されている(図10及び図11参照)。
【0016】
図6、図10及び図11に示すように、この実施形態では、抱持ブロック体10は、連結する箇所の両芯材7,7の間に配置させる基部10aと、該基部10aの左右両端からそれぞれ突出する4つの抱持突起部10bとからなる平面視略H型に形成されており、この基部10aと一対の抱持突起部10b,10bとで両芯材7をフレーム2の厚さ方向にずれ不能に抱持することができるように構成されている。抱持ブロック体10における左右一対の抱持突起部10b,10bの内側間の寸法W1は、前記芯材7におけるフレーム2の厚さ方向の外側面間の寸法W1′にほぼ等しくなるように設定され、同じく左右一対の抱持突起部10b,10bの外側間の寸法W2は、前記挿入孔11の左右巾寸法W2′より小さい寸法であって、挿入孔11に出し入れするとき、抱持ブロック体10の左右外面が挿入孔11の左右側縁につかえないような隙間が形成できる程度である。また、抱持ブロック体10の縦方向寸法H1は、前記挿入孔11の縦方向寸法とほぼ同じできっちりと入る程度である。
【0017】
さらに、抱持ブロック体10の基部10aには、前記抱持突起部10bが突出する方向と平行状に、位置規制ボス部12,12が一体的に突設され、この各位置規制ボス部12が芯材7に穿設された位置決め孔13にきっちりと嵌合するように形成されている。そして、前記基部10aには、前記両位置規制ボス部12,12を貫通するように雌ねじ部14が穿設されている。なお、この位置規制ボス部12,12はなくても良い。
【0018】
連結する箇所にて抱持ブロック体10と対峙させて芯材7を挟む補強座体としての平面視コ字型の座金体15を配置することができる。この場合、縦枠体5の内側には、前記芯材7の側面と外側枠材8との連設部に前記座金体15の左右両側片が嵌まる係止孔19,19が穿設されている。また、前記芯材7とには、頭部に六角孔付きのボルト18の軸部を挿通させるための挿通孔16,17がそれぞれ穿設されている。なお、前記座金体15を省略して、ボルト18の頭部を芯材7の内面に直接当接するように芯材7に貫通挿入して抱持ブロック体10と螺着させても良い。
【0019】
また、図1に示すように、横枠体6の厚さ方向寸法より、外側枠体8の厚さ方向寸法が大きいことにより、フレーム2の両面に装着したパネル3,3の内面と横枠体6との間に上下方向に配線用コードの挿通のための隙間が形成でき、さらに、外側枠体8の上下方向中途部を適当な寸法だけ切欠いた切欠き部23を介して隣接するフレーム2に配線用コード引き出すことができる。
【0020】
次に、間仕切パネル1,1を直線状に連結する作業について説明すると、図1に示すように、隣接する2つのフレーム2,2のうち連結すべき箇所の縦枠体5,5の挿入孔11,11に前記抱持ブロック体10を挿入して、両芯材7,7の側面を抱持ブロック体10における左右一対の抱持突起部10b,10bにてフレーム2の厚さ方向にずれないように抱持させる。次いで、フレーム2の内径側より、それぞれ芯材7,7を抱えるように座金体15,15を嵌め入れ、この各座金体15側からボルト18の軸部を芯材7を貫通させて抱持ブロック体10の雌ねじ部14に締着するのである。これにより、各ボルト18は抱持ブロック体10と芯材7と座金体15との三者を締着するのであり、しかも、1つの抱持ブロック体10とその両側の2つの芯材7,7とを両側のボルト18,18にて締着するので、連結強度も強固になる。そして、抱持ブロック体10における左右一対の抱持突起部10b,10bにて芯材7をフレーム2の厚さ方向にずれ動くのを阻止できるから、隣接する間仕切パネル1,1を一直線状に配置することが簡単になる。さらに、抱持ブロック体10の基部10aから突出する位置規制ボス部12が芯材7の位置決め孔13に嵌合した場合には、両芯材7,7の一層位置ずれをなくすることができる。
【0021】
上述のように、縦枠体5の外側枠体8に穿設された挿入孔11を介して抱持ブロック体10を芯材7に抱持させるので、挿入孔11に抱持ブロック体10を挿入しているかぎり、抱持ブロック体10が脱落せず、また、抱持ブロック体10にて連結すべき芯材7がフレーム2ひいては間仕切パネル1の厚さ方向にずれず、ボルト18,18締着にて2つの芯材7,7と1つの抱持ブロック体10との三者を強固に連結できる。
【0022】
また、前記両芯材7,7を厚さ方向に抱持する補強用の座金体15を介してボルト18締結すると、座金体15にて締着時のボルト18の頭部の面圧を受け止めて、板厚さの薄い芯材7の塑性変形を簡単に防止することができる。
図4(a)〜図5(b)は、2つの間仕切パネル1を平面視でL字状に連結する場合や、3つの間仕切パネル1を平面視T字状に連結したり、4つの間仕切パネル1を平面視十字状に連結したりするための連結ブロック40を示す。
【0023】
連結ブロック40は、アルミダイキャスト製もしくは、ガラス短繊維強化プラスチック等にて形成したもので、図4(a)に示す連結ブロック40は、最大で4つの間仕切パネル1を平面視十字状に連結できるように、4方向に外側面を備える。
この連結ブロック40は、例えば図1に示すように、連結すべき間仕切パネル1の高さ方向に適宜間隔にて複数配置するものであり、前記抱持ブロック体10の取り付け高さ位置に対応して配置する。
【0024】
連結ブロック40は、平面視略矩形状の基板40aと、その4周辺にそれぞれ外向きに連設された4つ取り付け部、即ち、1つの第1取り付け部41と、他の3周辺にそれぞれ設ける同じ形状の3つの第2取り付け部42a,42b,42cとからなる。基板40aには、平面視で十字状のリブ43が、各取り付け部41、42a,42b,42cの背面につながるように設ける。さらに、基板40aの4箇所の角部には、平面視で略十字状で高さ寸法H3の補強リブ44が各周辺に突出するように一体的に設けられている。
【0025】
前記第1取り付け部41は、連結すべき間仕切パネル1の縦枠体5の端面に前記抱持ブロック10を介在させることなく、直接連結する箇所であって、前記抱持ブロック体10が取り付けられる間仕切パネル1の縦枠体5の挿入孔11に嵌合して、芯材7を抱持し、間仕切パネルの厚さ方向の位置ずれを規制するための一対の規制突起部45a,45bが一体的に備えられた嵌合支持部45により構成され、該嵌合支持部45は前記抱持ブロック体10の略半分の突出量に相当する量だけ、基板40aの周面から外向きに突出している。また、嵌合支持部45には、芯材7の内側から貫通させる前記ボルト18が螺着できる雌ねじ部46が設けられている(図4(a)、図5(a)及び図5(b)参照)。
【0026】
第2取り付け部42a,42b,42cは、連結すべき間仕切パネル1の縦枠体5の芯材7の所定高さ位置(挿入孔11の位置)に予めボルト18にて固定してある抱持ブロック体10の先端部(外側端部)を介して連結する箇所であって、下方に開放した筐部47の内側には、前記抱持ブロック体10の基部10aが対面して当接する支持板部48aと、基部10aの両側の一対の抱持突起部10b,10bが嵌まる縦長の一対の嵌合溝48b,48bとを備え、支持板部48aには、抱持ブロック体10の基部10aに横向きに穿設された貫通孔51に貫通する上下の取り付けボルト49,49のねじ部に螺着する雌ねじ部50、50が穿設されている(図4(a)、図4(b)、図4(c)、図5(a)及び図6参照)。
【0027】
これらの構成において、図1及び図3に示すように、3つの間仕切パネル1を連結ブロック40を介して平面視にてT字状に連結する場合、例えば、3つの間仕切パネル1が初めは一直線状に連結されていたものを一旦分解して、前記連結ブロック40を介して配置換えするときには、まず、各間仕切パネル1のフレーム2の一方の縦枠体5には抱持ブロック体10を取り付け、他方の縦枠体5からは抱持ブロック体10を外す。次いで、前記抱持ブロック体10を外した側の縦枠体5の端面(芯部材7の外面)に、前記連結ブロック40の一側の第1取り付け部41の嵌合支持部45の表面を当接させ、挿入孔11には対の規制突起部45a,45bを嵌め入れる。この状態で、芯材7の内側からボルト18を貫通させて嵌合支持部45における雌ねじ部46に螺合して密接連結させる。
【0028】
次いで、第2取り付け部42a,42bに対しては、他の間仕切パネル2,2の一方の縦枠体5に固定したままの抱持ブロック体10を貫通孔51,51に挿通した上下の取り付けボルト49を介して連結するのである。
そして、間仕切パネル1の連結に使用されなかった各連結ブロック40における外周側面と、平面視でほぼ直交するように隣接する間仕切パネル1,1と連結ブロック40の角部との配置隅部とを外側から覆い、且つ上下複数の連結ブロック40に跨がるように、縦長の第1カバー体52及び2つの第2カバー体54,54をそれぞれ脱落不能に被嵌装着させる。この場合、図3の3つの間仕切パネル1,1が連結されていない連結ブロック40の一側の直線状の周面と、その両角部とを覆うため、図12(a)に示すほぼ平板状の第1カバー体52は、広幅板部52aとその両端をほぼ直角に折り曲げた短片部52b,52bと、該各短片部52bの端部から連結ブロック40の基板40a方向にほぼ直角に向かうように屈曲形成された係止片52cとにより構成されている。さらに、この両係止片52c,52cには、各高さ位置の連結ブロック40における角部の補強リブ44、44の高さ寸法H3より若干上下に長い寸法H4の嵌合溝53,53を切欠き形成しておく。
【0029】
この縦長の第1カバー体52の左右両側の嵌合溝53,53を連結ブロック40の両角部の補強リブ43,43の箇所に嵌め入れると、自動的に上下複数の連結ブロック40の外周側面に広幅板部52aが接近する。そして、前記各嵌合溝53の上端縁が基板40aの角部の上面に当接することにより、第1カバー体52は脱落不能に被嵌装着できるのである(図7参照)。
【0030】
図3、図6に示す第2カバー体54は、連結ブロック40に対して相隣接する2つの間仕切パネル1が平面視で略直交するように配置された配置隅部に相当する連結ブロック40の角部を覆うもので、ほぼ直角に折り曲げた短片部54b,54bと、該各短片部54bの端部から連結ブロック40の基板40a方向にほぼ直角に向かうように屈曲形成された係止片54cとにより構成されている。この両係止片54c,54cには、各高さ位置の連結ブロック40における角部の補強リブ44、44の高さ寸法H3より若干上下に長い寸法H4の嵌合溝53,53を切欠き形成しておくことは、前記第1カバー体52の場合と同じである。
【0031】
このように、断面略L字状に形成された第2カバー体54も、左右両側の切欠きの嵌合溝53,53を連結ブロック40の両角部の補強リブ43,43の箇所に嵌め入れるだけで、当該嵌合溝53,53の上端縁が基板40aの角部の上面に当接することにより、第2カバー体54も脱落不能に被嵌装着できるのである。
【0032】
図8は、2つの間仕切パネル1,1を連結ブロック40を介して平面視でL字状に連結する実施形態を示し、この場合、間仕切パネルが連結されなかった連結ブロック40の外周面は平面視でL字状に大きく開放されているので、図12(b)に示す第3カバー体55を用いる。この第3カバー体55は平面視直角の2つの広幅板部55a,55aと、各広幅板部55a,55aの端部にほぼ直角に折り曲げた短片部55b,55bと、該各短片部55bの端部から連結ブロック40の基板40a方向にほぼ直角に向かうように屈曲形成された係止片55cとにより構成されており、この両係止片55c,55cには、各高さ位置の連結ブロック40における角部の補強リブ44、44の高さ寸法H3より若干上下に長い寸法H4の嵌合溝53,53を切欠き形成しておくことは、前記第1カバー体52の場合と同じである。
【0033】
また、2つの間仕切パネル1,1が平面視で直交するように交叉する配置隅部では、前記第2カバー体54を使用すれば良い。
これらの構成によれば、所定の縦長の第1カバー体52、もしくは第3カバー体55のいずれかと第2カバー体54とを組合せて使用することができると共に、各カバー体52,54,55の両短片部に対して屈曲させた係止片52c、54c、55cにおける嵌合溝53の上端縁にて連結ブロック40の基板40aの上面に係止するだけであるから、カバー体の屈曲構造が至極簡単で製造コストを廉価にでき、且つ、各カバー体5,54,55を連結ブロック40に対して着脱する作業も簡単となる。
【0034】
そして、本発明における連結ブロック40は、その一側の取り付け部(第1取り付け部41)では、間仕切パネル1の一方の縦枠体5から抱持ブロック体10を除去した状態で連結できる一方、他の3側面の第2取り付け部42aには、縦枠体5に抱持ブロック体10を装着したまま連結することができる結果、間仕切パネル1の分解作業や配置換え作業が至極容易にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3つの間仕切パネルを平面視T字状に連結する場合の斜視図である。
【図2】 間仕切パネルの部品斜視図である。
【図3】 間仕切パネルを平面視T字状に連結する場合の連結ブロックの箇所の一部切欠き平面図である。
【図4】 (a)は連結ブロックの一部切欠き平面図、(b)は図4(a)のIVb −IVb 線矢視側面図、(c)は図4(a)のIVc −IVc 線矢視断面図である。
【図5】 (a)は図4(a)のVa−Va線矢視断面図、(b)は図4(a)のVb−Vb線矢視側面図である。
【図6】 連結ブロックにおける第2取り付け部の一部切欠き拡大斜視図である。
【図7】 第1カバー体の被嵌装着箇所を示す連結ブロックの側面図である。
【図8】 2つの間仕切パネルを平面視L字状に連結する場合の連結ブロックの箇所の一部切欠き平面図である。
【図9】 間仕切パネルを直線状に連結する場合の縦枠体の接合部を示す拡大断面図である。
【図10】 間仕切パネルを直線状に連結する場合の抱持ブロック体の箇所の断面図である。
【図11】 図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】 (a)は平板状のカバー体の斜視図、(b)は平断面L字状のカバー体の斜視図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル
2 フレーム
3 パネル
5 縦枠体
6 横枠体
7 芯材
8 外側枠材
9 縦溝
10 抱持ブロック体
10a 基部
10b,10b 抱持突起部
11 挿入孔
14 雌ねじ部
18 ボルト
19 係止孔
40 連結ブロック
40a 基板
41 第1取り付け部
42a,42b,42c 第2取り付け部
44 補強リブ
45 嵌合支持部
45a,45b 規制突起部
47 筐部
48b 嵌合溝
49 取り付けボルト
52 第1カバー体
53 嵌合溝
54 第2カバー体
55 第3カバー体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is for connecting a plurality of partition panels of a type in which panels are detachably mounted on both front and back sides of a frame formed in a rectangular shape in front view, in a plan view, to an L shape, a T shape, a cross shape, etc. This relates to the structure of the connecting device.
[0002]
[Prior art]
As a connecting device for connecting a plurality of partition panels in an L shape, a T shape, a cross shape, etc. in plan view, for example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-144168, the left and right vertical sides of a rectangular frame in each partition panel On the outer surface of the frame member, there is formed a longitudinal groove having an outward opening extending over the entire length, and a connecting block having a convex portion that fits in the longitudinal groove at the same height position of each vertical frame member. The upper and lower sides are arranged and fastened and connected to the connecting block by bolts penetrating the bottom plate of the vertical groove, while covering the corners of the adjacent partition panel and the connecting block and the side surface where the partition panel is not arranged. In disposing a long cover body (decorative member) across the upper and lower connection blocks, an engagement recess is formed in the outer periphery of each connection block, while the cover body includes the engagement recess. To lock on It is disclosed that provide a claw.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
According to the conventional configuration, the shape of each connection block is complicated, the cross-sectional shape of the cover body is also complicated, the manufacturing cost is increased, and the engagement work and the removal work of the cover body and the connection block are also performed. There was a problem that became difficult.
Further, the connecting bracket for connecting the two partition panels in a straight line becomes unnecessary when connecting the partition panels via the connection block and needs to be removed as a part. In addition, there is a problem that it takes time and effort to easily remove the removed connecting block.
[0004]
The object of the present invention is to provide a partition panel connecting device that solves these problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the partition panel connecting device according to the first aspect of the present invention is an L-shaped plan view of the frame in the partition panel whose left and right side portions are constituted by vertical frames through a connecting block. Jo and T-shape, a coupling device for coupling in a cross shape or the like, the said connection block connected and fixed at a plurality of locations at appropriate height position of the frame in each partition panel is disposed in the partition panel The upper and lower longitudinal cover bodies that cover the outer side surfaces and / or the corners where the adjacent partition panels and connection blocks are arranged from the outside bend inward so as to intersect at least two side surfaces of the corners of each connection block. The upper end edge of the fitting groove formed in the notch in each of the locking pieces comes into contact with the upper surface of the corner of each of the connecting blocks, so that the cover body of the upper connecting block is provided. A peripheral surface, and the corner portion, which is constituted so as to be fitted for mounting astride between the outer peripheral surface and the corner portion of the connecting block below.
[0006]
Further, the invention described in claim 2 is a partitioning panel connecting device according to
[0007]
Further, the invention described in請Motomeko 3, in the coupling device of the partition panel according to claim 2, on one side of the connecting block, the vertical frame in the frame without interposing the retaining block body This is provided with a fitting support portion that can be directly fitted to the outer end face of the bolt and fastened with bolts.
[0008]
[Effects of the invention]
According to the first aspect of the present invention, the vertically long cover body includes the locking pieces bent inward so as to intersect at least two side surfaces of the corners of each connecting block, and each of the locking pieces. Since the upper end edge of the fitting groove formed in the notch is in contact with the upper surface of the corner of each connection block, a plurality of connections that connect at the appropriate height position of the frame in each partition panel A block and a vertically long gap between the blocks can be integrally covered with a vertically long cover body, and a partition panel is arranged for connection to an L shape, a T shape, a cross shape, etc. in plan view. The side surface and / or the corner between the adjacent partition panel and the connection block is a vertically long cover body covering from the outside of the outer periphery of the connection block, and the outer peripheral surfaces and corners of the upper and lower connection blocks. Between departments Since it is impossible to drop off by fitting it across, it is not necessary to form a recess or the like for locking to the connecting block side as in the past, and the shape of both the connecting block and the cover body is extremely simple As a result, the manufacturing cost can be reduced.
[0009]
And according to invention of Claim 2, as a result of being able to connect with a connection block, attaching the holding block body to the member of the vertical direction of the frame of each partition panel, the work of rearranging a plurality of partition panels is carried out. Since it is easy and easy and the holding block body is not removed, the holding block body is not lost.
[0010]
Furthermore, according to the invention described in
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment in which the present invention is applied to a partition will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view when three
[0012]
As shown in FIG. 2, the
[0013]
The
On the outer side of the frame 2, a
[0014]
In the embodiment in which the
In addition, at the corners including both end faces of the
[0015]
Further, the frame 2 is brought into close contact with a straight line in a plan view, or, as will be described later, the
[0016]
As shown in FIGS. 6, 10, and 11, in this embodiment, the holding
[0017]
Further, position restricting
[0018]
A
[0019]
Further, as shown in FIG. 1, the inner frame of the
[0020]
Next, the operation of connecting the
[0021]
As described above, the holding
[0022]
Further, when the
4 (a) to 5 (b) show a case where two
[0023]
The
For example, as shown in FIG. 1, a plurality of connection blocks 40 are arranged at appropriate intervals in the height direction of the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
In these configurations, as shown in FIGS. 1 and 3, when three
[0028]
Next, with respect to the
And the outer peripheral side surface in each
[0029]
When the
[0030]
The
[0031]
As described above, the
[0032]
FIG. 8 shows an embodiment in which two
[0033]
Further, the
According to these structures, either the predetermined vertically long
[0034]
And the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view when three partition panels are connected in a T shape in a plan view.
FIG. 2 is a component perspective view of a partition panel.
FIG. 3 is a partially cut-out plan view of a portion of a connection block when connecting partition panels in a T shape in plan view.
4A is a partially cutaway plan view of a connecting block, FIG. 4B is a side view taken along line IVb-IVb in FIG. 4A, and FIG. 4C is IVc-IVc in FIG. 4A. FIG.
5A is a cross-sectional view taken along the line Va-Va in FIG. 4A, and FIG. 5B is a side view taken along the line Vb-Vb in FIG. 4A.
FIG. 6 is an enlarged perspective view with a part cut away of a second attachment portion in a connection block.
FIG. 7 is a side view of a connecting block showing a fitting attachment location of the first cover body.
FIG. 8 is a partially cutaway plan view of a connection block when two partition panels are connected in an L shape in plan view.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view showing a joint portion of a vertical frame body when connecting partition panels linearly.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a portion of the holding block body when the partition panels are connected in a straight line.
11 is a cross-sectional view taken along line XI-XI in FIG.
12A is a perspective view of a flat cover body, and FIG. 12B is a perspective view of a L-shaped cover body having a flat cross section.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記各間仕切パネルにおけるフレームの適宜高さ位置にて複数箇所に前記連結ブロックを連結固定し、
前記間仕切パネルの配置されていない側面及び/又は隣接する間仕切パネルと連結ブロックとの配置隅部を外側から覆う上下長手のカバー体は、少なくとも各連結ブロックの角部の2側面に対して交差するように内向きに屈曲させた係止片を備え、
前記各係止片に切欠き形成された嵌合溝の上端縁が各連結ブロックの角部の上面に当接することにより、前記カバー体を前記上の連結ブロックの外周面及び角部と、下の連結ブロックの外周面及び角部との間に跨がって被嵌装着するように構成したことを特徴とする間仕切パネルの連結装置。A connecting device for connecting a frame in a partition panel whose left and right sides are configured by a vertical frame to a L-shape, a T-shape, a cross shape, etc. in plan view via a connection block,
The connection block is connected and fixed at a plurality of locations at appropriate height positions of the frame in each partition panel,
The vertically long cover body that covers the side surface where the partition panel is not disposed and / or the corner between the adjacent partition panel and the connection block from the outside intersects at least two side surfaces of the corners of each connection block. With a locking piece bent inward
The upper end edge of the fitting groove formed in the notch in each locking piece abuts on the upper surface of the corner portion of each connecting block, so that the cover body and the outer peripheral surface and corner portion of the upper connecting block are A partition panel connecting apparatus , wherein the connecting block is fitted and mounted between the outer peripheral surface and the corner of the connecting block .
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